JP5529285B2 - 3次元の画像を表示可能な画像表示機器、および、画像の表示を制御するための表示制御装置 - Google Patents
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Description
この開示は、3次元の画像を表示可能な画像表示機器、および、画像の表示を制御するための表示制御装置の制御に関する。
携帯電話機、テレビジョン受像装置、モニター装置その他の画像表示端末には、3次元で画像を表示できる端末もある。3次元で画像を表示すると、クロストークが発生する場合がある。
クロストークの改善に関し、たとえば、特開2000−004455号公報(特許文献1)は、「3D立体ディスプレイで要求される画像インターレースを効率的に実現することができて、3D立体ディスプレイの駆動を簡略化することができる立体ディスプレイコントローラ」を開示している([要約]の[課題])。
また、特開2009−251098号公報(特許文献2)は、「クロストークによる2重像の発生を抑制する」技術を開示している([要約]の[課題])。
しかしながら、いずれの特許文献にも開示された技術は、すべての画素に対してクロストークを抑制する処理を行なう。そのため、画像のコントラストや輝度が低下する場合があった。
したがって、画像のコントラストや輝度を低下させることなくクロストークが抑制されることが必要とされている。他の局面において、表示装置において画像のコントラストや輝度を低下させることなくクロストークが抑制されることが必要とされている。
ある実施の形態に従う画像表示機器は、3次元表示が可能な表示装置と、左目用の画像データと、右目用の画像データとを保持するためのメモリと、左目用の画像データと、右目用の画像データとの差に基づいて視差部分を特定するように構成された視差判定部と、左目用の画像データと右目用の画像データとに基づいて、画像を表示するデータを生成するための画像プロセッサとを備える。画像プロセッサは、特定された視差部分について、クロストークの補正処理を実行することにより、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、左目用の画像データと右目用の画像データとの差が予め定められた値よりも大きい画素について、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、左目用の画像データから左目用の差に基づく輝度を差し引くことにより、左目用の表示データを生成し、右目用の画像データから右目用の差に基づく輝度を差し引くことにより、右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、左目用に予め定められた輝度を左目用の表示データに加算することにより左目用の表示データを生成し、右目用に予め定められた輝度を右目用の表示データに加算することにより右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、メモリは、表示装置の表示領域を構成する複数のサブ領域の各々について予め定められた補正係数を格納するように構成されている。画像プロセッサは、補正係数を用いて輝度を補正することにより、各サブ領域ごとに、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、画像のR成分、G成分、B成分ごとに定められた係数を用いて、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
他の実施の形態に従うと、視差バリアを形成することにより3次元の画像を表示可能な表示装置に接続されて、表示装置による画像の表示を制御するための表示制御装置が提供される。表示装置は、液晶表示装置と、液晶表示装置に光を供給するバックライトと、視差バリアを形成するための形成手段とを備えている。表示制御装置は、表示装置との間で制御信号を通信するように構成された通信回路と、左目用の画像データと、右目用の画像データとを保持するためのメモリと、左目用の画像データと、右目用の画像データとの差に基づいて視差部分を特定するように構成された視差判定部と、左目用の画像データと右目用の画像データとに基づいて、画像を表示するデータを生成するように構成された画像プロセッサとを備える。画像プロセッサは、特定された視差部分について、クロストークの補正処理を実行することにより、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、左目用の画像データと右目用の画像データとの差が予め定められた値よりも大きい画素について、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、左目用の画像データから左目用の差に基づく輝度を差し引くことにより、左目用の表示データを生成し、右目用の画像データから右目用の差に基づく輝度を差し引くことにより、右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、左目用に予め定められた輝度を左目用の表示データに加算することにより左目用の表示データを生成し、右目用に予め定められた輝度を右目用の表示データに加算することにより右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、メモリは、表示装置の表示領域を構成する複数のサブ領域の各々について予め定められた補正係数を格納するように構成されている。画像プロセッサは、補正係数を用いて輝度を補正することにより、各サブ領域ごとに、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
好ましくは、画像プロセッサは、画像のR成分、G成分、B成分ごとに定められた係数を用いて、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている。
ある局面に従う画像表示端末によると、画像のコントラストや輝度を低下させることなくクロストークが抑制される。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、本実施の形態では、携帯電話機100が例示されるが、本発明に係る技術思想の適用は、これに限られない。その他の携帯通信端末、たとえば、PDA、電子辞書その他の情報処理端末、または、テレビジョン受像装置、モニタ装置その他の画像表示装置であって、少なくとも、視差バリア方式を用いた3次元表示が可能なディスプレイ装置を有する装置であれば、本発明に係る技術思想を適用することができる。
また、他の局面において、ディスプレイ装置を内蔵しない機器であって、画像を出力する装置、たとえば、ハードディスク記録再生装置、ブルーレイディスク記録再生装置等にも適用され得る。この場合、当該機器と、当該機器に接続される外部表示装置(たとえば、視差バリアを用いて3次元表示可能なテレビ)との組み合わせによって、本発明に係る技術思想が適用される。この場合、機器は、外部表示装置に映像信号を送出するときに、外部表示装置の視差バリアの形成を制御するための信号を合わせて送る。この場合、当該技術思想は、具体的には、たとえば、画像表示制御回路として実現される。あるいは、他の局面においては、当該機器に含まれるプロセッサが、制御のためのプログラムを実行することにより、ハードウェアとソフトウェアとの協働として実現される。
図1を参照して、携帯電話機100は、筐体110,120と、二軸ヒンジ130とを備える。二軸ヒンジ130は、筐体120に対して筐体110を、二軸方向に動くように構成されている。二軸のうちの1つは、筐体110と筐体120との開閉のためのものであり、他の1つは、筐体110を長手方向の回転軸を中心に筐体120に対して回転させるためのヒンジである。
携帯電話機100は、さらに、スピーカ140と、タッチパネル式のディスプレイ150と、複数のボタン160と、マイク170とを備える。スピーカ140は、筐体110に取り付けられている。タッチパネル式のディスプレイ150は、筐体110に取り付けられている。ディスプレイ150は、液晶タイプ、有機EL(Electro luminescence)タイプその他の表示装置である。携帯電話機100が開かれた状態(「第1の状態」ともいう)であるとき、ディスプレイ150は、二軸ヒンジ130によって、複数のボタン160が配置されている面と同じ方向および背面の方向のいずれをも向くように構成されている。
複数のボタン160は、携帯電話機100に対する命令の入力を受け付けるスイッチとして構成されている。ある局面において、ボタン160は、物理的なキーとして実現されるが、他の局面において、複数のボタン160の一部又は全部が、ソフトウェアキーとして実現されてもよい。
図2を参照して、本実施の形態に係る携帯電話機100は、折り畳まれたときに、ディスプレイ150を携帯電話機100の外側を向くようにも構成されている。すなわち、図1に示される状態で筐体110が二軸ヒンジ130に対して長手方向に180°回転される。さらに、筐体110は、二軸ヒンジ130の他の一軸を中心に回転される。その後、筐体110と筐体120とが閉じられる。そうすると、図2に示されるように、ディスプレイ150が携帯電話機100の外側に現われ、ボタン160はその内側に隠される。
なお、本実施の形態においては、携帯電話機100は折畳式であるが、他の局面において、1つの筐体が他の筐体に対して摺動するように構成されたスライド式であってもよい。また、さらに他の局面においては、タブレット式あるはストレート式の端末装置が適用されてもよい。
図3を参照して、本実施の形態に係る携帯電話機100のハードウェア構成について説明する。図3は、携帯電話機100のハードウェア構成の表わすブロック図である。携帯電話機100は、図1に示される構成に加えて、通信装置302と、チューナ304と、アンテナ306,308と、CPU(Central Processing Unit)310と、測位処理部312と、測位信号受信フロントエンド部314と、GPS(Global Positioning System)アンテナ316と、カメラ320と、フラッシュメモリ344と、RAM(Random Access Memory)346と、ROM(Read Only Memory)348と、音声信号処理回路370と、LED(Light Emitting Diode)376と、メモリカード駆動装置380と、データ通信I/F(Interface)378と、バイブレータ384とを備える。メモリカード駆動装置380には、メモリカード382が装着され得る。
アンテナ306は、ワンセグ放送波を受信する。チューナ304は、CPU310の命令に従って番組を選局し、映像信号および音声信号をCPU310に伝送する。
アンテナ308によって受信された信号は、通信装置302によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU310に送られる。CPU310は、携帯電話機100に対して与えられる命令に基づいて携帯電話機100の動作を制御するための処理を実行する。CPU310は、通信装置302から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路370に送出する。音声信号処理回路370は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ140に送出する。スピーカ140は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク170は、携帯電話機100に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路370に対して送出する。音声信号処理回路370は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU310に対して送出する。CPU310は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置302に対して送出する。通信装置302は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ308に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリ344は、CPU310から送られるデータを格納する。また、CPU310は、フラッシュメモリ344に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM346は、ボタン160に対して行なわれた操作に基づいてCPU310によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM348は、携帯電話機100に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU310は、ROM348から当該プログラムまたはデータを読み出し、携帯電話機100の動作を制御する。
メモリカード駆動装置380は、メモリカード382に格納されているデータを読み出し、CPU310に送出する。逆にメモリカード駆動装置380は、CPU310によって出力されるデータを、メモリカード382の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路370は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図3に示される例では、CPU310と音声信号処理回路370とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU310と音声信号処理回路370とが一体として構成されていてもよい。
ディスプレイ150は、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネルの機構は特に限られない。ディスプレイ150は、CPU310から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ344が格納している静止画、動画、音楽ファイルの属性(当該ファイルの名前、演奏者、演奏時間など)を表示する。
LED376は、CPU310からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。データ通信I/F378は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。データ通信I/F378は、CPU310から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信I/F378は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU310に対して送出する。
バイブレータ384は、CPU310から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
GPSアンテナ316は、GPS衛星から発信される信号を受信し、受信した信号を測位信号受信フロントエンド部314に送出する。測位信号受信フロントエンド部314は、少なくとも3つ(望ましくは4つ以上)のGSP衛星から受信した各信号に基づいてパターンマッチングを行ない、各信号に含まれるコードパターンと携帯電話機100が保持するコードパターンとが一致した場合に、その信号を測位処理部312に送出する。
測位処理部312は、その信号を用いて、測位処理を実行し、当該信号を受信した携帯電話機100の位置を算出する。CPU310は、その算出結果をディスプレイ150に表示する。
ある局面において、CPU310は、画像処理部として、特定された視差部分について、クロストークの補正処理を実行することにより、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成する。
他の局面において、CPU310は、画像処理部として、左目用の画像データと右目用の画像データとの差が予め定められた値よりも大きい画素について、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成する。ここで、予め定められた値とは、たとえば、視差が生じ、クロストーク処理が必要であると判定される値をいう。この値は、表示装置によって異なるが、たとえば、隣り合うデータの差が50以上の値であれば視差があると判定してもよい。
他の局面において、CPU310は、画像処理部として、左目用の画像データから左目用の差に基づく輝度を差し引くことにより、左目用の表示データを生成し、右目用の画像データから右目用の差に基づく輝度を差し引くことにより、右目用の表示データを生成する。
他の局面において、CPU310は、画像処理部として、左目用に予め定められた輝度を左目用の表示データに加算することにより左目用の表示データを生成し、右目用に予め定められた輝度を右目用の表示データに加算することにより右目用の表示データを生成する。ここで、左目用に予め定められた輝度、および、右目用に予め定められた輝度とは、たとえば、クロストーク量によって求められる輝度である。たとえば、クロストーク量が1%の場合には1%の輝度を加算することで、低階調用の画像を表示する領域であってもクロストーク処理を行うことができる。
他の局面において、フラッシュメモリ344は、表示装置の表示領域を構成する複数のサブ領域の各々について予め定められた補正係数を格納するように構成されている。CPU310は、画像処理部として、補正係数を用いて輝度を補正することにより、各サブ領域ごとに、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成する。ここで、予め定められた補正係数とは、たとえば、クロストーク量によって求められる係数である。たとえば、クロストーク量が1%の場合には1%の輝度に相当する係数を用いて輝度を補正することで、本来出力されるべき輝度となる。
CPU310は、画像処理部として、画像のR成分、G成分、B成分ごとに定められた係数を用いて、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成する。ここで、予め定められた係数とは、クロストーク量によって求められる係数である。たとえば、クロストーク量が1%の場合には係数を1%とすることで漏れてくるクロストークを相殺し、本来出力されるべき輝度となる。
図4を参照して、本実施の形態に係るクロストークについて説明する。状態401は、右目用のデータにおけるクロストークを説明するための図である。状態402は、左目用のデータにおけるクロストークを説明するための図である。
状態401に示されるように、右目用のデータが用いられることにより、領域400,410,430,420が形成される。同様に、状態401に示されるように、左目用のデータが用いられると、たとえば、領域450,460,470,480が生成される。
視差バリア方式を用いた3D画像表示装置では、左目用のデータと右目用のデータを交互に櫛状に配置した画像を表示することで、左目には左目用のデータのみが、右目には右目用のデータのみが視認され、ユーザは3D立体画像を認識する。上記右目用のデータおよび上記左目用のデータを交互に櫛状に配置した場合には、領域400と領域450が隣あって配置される画像となり、隣接するデータの差が大きな領域となる。同様に、領域420と領域470が隣あって配置される画像となり、隣接するデータの差が大きくなる。この領域400と領域450、及び領域420と領域470におけるデータの差が予め定められた差よりも大きい場合には、クロストークが生じる。
図5は、ディスプレイ150における複数の領域の構成を表わす図である。ディスプレイ150は、前述のように複数の画素からなり、当該複数の画素は、画像を表示するための領域を構成する。たとえば、ディスプレイ150において、領域510〜560が水平方向に形成される。ここで、領域550〜560は、それぞれ概念的に示されるものであって、特定の画素が特定の領域に対応することを意図しているわけではない。
このような場合、たとえばディスプレイ150の仮想的な中心線570を考えると、中心線570の左側にある領域510〜530は、それぞれ、当該領域の左側にある領域を構成する画素による影響を受ける。一方、中心線570の右側にある領域540〜560は、当該領域の右側にある領域を構成する画素によるクロストークの影響を受ける。
図6を参照して、左側の領域におけるクロストーク、および、右側の領域におけるクロストークについてさらに説明する。図6は、ディスプレイ150を構成する液晶パネル610と視差バリア620との配置を表わす図である。このうち、状態601は、携帯電話機100のユーザがディスプレイ150の左側を見る態様を表わす。状態602は、携帯電話機100のユーザがディスプレイ150の右側を見る態様を表わす。
状態601に示されるように、位置630にいるユーザが、視差バリア620を介して液晶パネル610によって表示される画像を見るとき、たとえば領域612の画像を見た場合でも、隣接する領域611の画素による画像が認識される。同様に、領域614の画像に加えて、領域613の画素による画像が、位置630にあるユーザに視認される。この場合、液晶パネル610に対する視線の傾きの違いにより、領域612が視認される場合の領域611からのクロストーク量よりも、領域614が視認される場合の領域613からのクロストーク量が多くなる。したがって、ディスプレイ装置の左側にある画素については、左の領域についてクロストークを補正するための係数を、当該領域の右にある領域についてのクロストークを補正するための係数よりも大きくすることにより、隣接する領域からの影響を適切に抑制することができる。
ここで、仮に、ユーザが位置640にある場合には、視線が液晶パネル610となす交差角が異なる。交差角は、位置630にある場合の交差角よりも大きくなる。あるいは、ユーザが位置630よりも離れている場合にも、交差角は、位置630における交差角a,bよりも大きくなる。このような場合には、左にある領域からの影響が小さくなる。したがって、クロストークを補正するための係数としては、ユーザと携帯電話機100との距離を計測し、その距離に応じて、当該係数を変更するようにしてもよい。この場合、距離の計測は、測距センサが用いられる。たとえば、ディスプレイ150が配置される面にカメラ320が配置されている場合に、カメラ320を用いてユーザを撮影して、当該撮影結果から得られる特徴量と、予め標準の距離で撮影された画像から得られる特徴量とを比較して、そのときの距離を算出してもよい。
逆に、状態602に示されるように、位置650にいるユーザが、視差バリア620を介して液晶パネル610によって表示される画像を見るとき、たとえば領域615の画像を見た場合でも、右にある領域616の画素による画像が認識される。同様に、領域617の画像に加えて、右にある領域618の画素による画像が、位置650にあるユーザに視認される。この場合、液晶パネル610に対する視線の傾きの違いにより、領域615が視認される場合の領域616からのクロストーク量よりも、領域617が視認される場合の領域618からのクロストーク量が多くなる。したがって、ディスプレイ装置の右側にある画素については、右の領域についてクロストークを補正するための係数を、当該領域の左にある領域についてのクロストークを補正するための係数よりも大きくすることにより、隣接する領域からの影響を適切に抑制することができる。
図7は、縦3D液晶タイプの画素の配列を表わす図である。ディスプレイ150は、R、G、Bの各々についての画素を複数有している。ここで、図7に示されるように、RGBの1つのまとまりをライン710,720,730,740とする。この場合、たとえば、ライン720に含まれる画素に対しては、左に隣接するライン710の画素711(すなわちB成分に対応する画素)の成分と、右に隣接するライン730における画素731のR成分の影響を受けることになる。したがって、画像のR成分、G成分、B成分ごとに定められた係数を用いてクロストーク処理を行うことで、隣接する画素からの影響を適切に抑制することができる。
図8を参照して、本実施の形態における描画とクロストーク処理の方向について説明する。図8は、縦3D液晶における各方向を表わす図である。ディスプレイ150は、画像を描画するとき、方向810、811、812のように描写する。すなわち、まず左側から右側に走査し、その走査の後その次のラインに移動して同様の方向に描画処理を実行する。この場合、本実施の形態によれば、クロストークの処理は、方向820の方向に沿って行なわれる。すなわち、水平方向に沿う描画の方向810と同様の方向でクロストーク処理が行なわれる。
また、本実施の形態に係る携帯電話機100によれば、3D表示のためのデータに対して、クロストーク処理を実行する。すなわち、縦3D液晶タイプの場合には、画面描画の方向とクロストーク処理の方向とが一致するため、2ピクセル分のバッファでクロストークが目立つ場所(隣り合うデータの差が大きい箇所)を判定することができる。
図9を参照して、本実施の形態に係る携帯電話機100の構成についてさらに説明する。図9は、CPU310における構成を詳細に表わす図である。CPU310は、1ピクセルバッファ910,920と、視差判定部930と、領域判定部940と、係数保持部950と、画像処理部960とを含む。1ピクセルバッファ910と視差判定部930とは、RAM346に接続されている。1ピクセルバッファ910の出力は、1ピクセルバッファ920の入力と、視差判定部930の入力と、画像処理部960の入力とにそれぞれ接続されている。1ピクセルバッファ920の出力は、視差判定部930の入力と、画像処理部960の入力とにそれぞれ接続されている。
視差判定部930の入力は、RAM346の出力と、1ピクセルバッファ910の出力と、1ピクセルバッファ920の出力とにそれぞれ接続されている。視差判定部930の出力は、画像処理部960の入力に接続されている。画像処理部960の出力は、ディスプレイ150に接続される。
1ピクセルバッファ910,920は、それぞれ、RAM346に格納されている画像データのうち、1画素分のデータを保持する。視差判定部930は、1ピクセルバッファ910,920にそれぞれ格納されている各データと、RAM346から読み出されたデータとに基づいて、左目用の画像データと右目用の画像データとに基づく視差が存在するか否かを判定する。
画像処理部960は、左目用の画像データと、右目用の画像データとに基づいて画像を表示するためのデータを生成する。より詳しくは、画像処理部960は、左目用の画像データと右目用の画像データとの差が予め定められた値よりも大きい画素について、当該左目用の画像データから左目用のデータにおける差に基づく輝度を差し引き、さらに右目用の画像データから、当該右目用のデータの差に基づく輝度を差し引くことにより、左目用の表示データと右目用の表示データとをそれぞれ生成する。
たとえば、画像処理部960は、以下のような式を用いて、クロストーク処理を実行する。
左目用の画像データ=(L+G−R*X%)+R*X%
右目用の画像データ=(R+G−L*X%)+L*X%
ここで、L、Rは、当該領域において本来出力されるべき輝度を表わす。
+R*X%の項、および+L*X%の項は、隣接する領域から漏れる輝度を表わす。
“−R*X%”の項、および、“−L*X%”の項は、予め控除すべき漏れ量を表わす。+Gの項は、低階調用の画像を表示する領域について、控除すべき漏れ量が本来出力されるべき輝度よりも大きい場合でもクロストーク処理できるようにするために加算される輝度値を表わす。
左目用の画像データ=(L+G−R*X%)+R*X%
右目用の画像データ=(R+G−L*X%)+L*X%
ここで、L、Rは、当該領域において本来出力されるべき輝度を表わす。
+R*X%の項、および+L*X%の項は、隣接する領域から漏れる輝度を表わす。
“−R*X%”の項、および、“−L*X%”の項は、予め控除すべき漏れ量を表わす。+Gの項は、低階調用の画像を表示する領域について、控除すべき漏れ量が本来出力されるべき輝度よりも大きい場合でもクロストーク処理できるようにするために加算される輝度値を表わす。
他の局面において、画像処理部960は、左目用について予め定められた輝度を、左目用の表示データに加算することにより、左目用の表示データを生成する。画像処理部960は、同様に、右目用について予め定められた輝度を、当該右目用の表示データに加算することにより、右目用の表示データを生成する。
領域判定部940は、RAM346に格納されている画像データと、ディスプレイ150の使用を表わすデータとに基づいて、クロストークを抑制するための処理が必要な領域であるか否かを判定する。たとえば、領域判定部940は、視差が画面のどの領域に存在しているのかを検出する。この検出は、たとえば、左目用のデータと、右目用のデータとの差に基づいて行なわれる。
係数保持部950は、ディスプレイ150の表示領域を構成する複数の領域の各々について予め定められた係数を有している。この係数は、クロストークが目立つ場合に当該クロストークを抑制するために考慮すべき輝度を算出するために予め定められたものである。この係数は、ある局面において、クロストーク量によって求められる輝度で、たとえば、クロストーク量が1%の場合には1%の輝度を加算することで、低階調用の画像を表示する領域であってもクロストーク処理を行うことができる。
図10を参照して、横3D液晶におけるクロストーク処理について説明する。図10は、縦長のディスプレイ150を横方向に置いた場合における画素の構成を表わす図である。
図10に示されるように、ディスプレイ150は、複数の画素線を含む。この場合、ライン1010、1020、1030、1040の各々は、R成分、G成分、B成分についてそれぞれ隣接するラインの成分と同じである。したがって、クロストーク処理を行なう場合には、R成分、G成分、B成分のそれぞれで前述のような処理を実行すればよい。
図11を参照して、横3D液晶における描画の方向とクロストーク処理の方向とについて説明する。図11は、ディスプレイ150におけるこれらの方向を表わす図である。描画の方向は、たとえば方向1110,1120,1130のように行なわれる。このとき、クロストーク処理は、方向1140に沿って行なわれる。
ディスプレイ150が横3D液晶タイプの場合には、画面描画の方向とクロストーク処理の方向とが異なるため、隣り合う箇所のデータを参照するためには、2ライン分のバッファがあればよい。
図12を参照して、本実施の形態に係る携帯電話機100の構成についてさらに説明する。図12は、横3D液晶を有する携帯電話機100に含まれるCPU310の構成を表わす図である。CPU310は、1ラインバッファ1210,1220と、視差判定部930と、領域判定部940と、係数保持部950と、画像処理部960とを備える。1ラインバッファ1210,1220の入力は、RAM346に接続されている。視差判定部930の入力は、RAM346、1ラインバッファ1210,1220の各出力に接続されている。領域判定部940の出力は、係数保持部950の入力に接続されている。画像処理部960は、RAM346から読み出されたデータと、1ラインバッファ1210,1220からの各出力と、視差判定部930の出力と、係数保持部950との出力とに基づいて、画像データを用いてクロストーク処理を実行する。
<変形例>
次に、上記の実施の形態の変形例について説明する。上述のとおり、本実施の形態に係る技術思想の適用は、携帯電話機その他の端末に限られない。すなわち、上記の実施の形態では、2次元と3次元との表示を切り替えを制御するための制御装置(CPU310)と、視差バリアを形成することにより3次元の画像を表示できる表示装置(ディスプレイ150)とが、一つの装置(携帯電話機100)に含まれていた。しかしながら、当該制御装置と表示装置とは、別個の装置に含まれていてもよい。
次に、上記の実施の形態の変形例について説明する。上述のとおり、本実施の形態に係る技術思想の適用は、携帯電話機その他の端末に限られない。すなわち、上記の実施の形態では、2次元と3次元との表示を切り替えを制御するための制御装置(CPU310)と、視差バリアを形成することにより3次元の画像を表示できる表示装置(ディスプレイ150)とが、一つの装置(携帯電話機100)に含まれていた。しかしながら、当該制御装置と表示装置とは、別個の装置に含まれていてもよい。
そこで、図13を参照して、本実施の形態の変形例に係る画像再生装置1900について説明する。図13は、画像再生装置1900と3次元表示装置190とを表わす図である。画像再生装置1900は、たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)プレイヤー、DVDレコーダ、BD(Blu-ray Disc)プレイヤー、BDレコーダ、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、画像制御回路として実現される。また、3次元表示装置1990は、3次元表示が可能なテレビ、PC(Personal Computer)モニタその他の表示装置である。
本変形例に従う画像再生装置1900は、チューナ304と、CPU310と、RAM346と、ROM348と、音声信号処理回路370と、メモリカード駆動装置380と、赤外線通信装置1902と、ディスク駆動装置1920と、HDD1944と、モニタ1950と、音声出力1940と、音声入力1970と、データ通信I/F1978とを備える。なお、図3に示される構成と同じハードウェアには、同一の参照符号を付してある。したがって、それらの説明は繰り返さない。
赤外線通信装置1902は、画像再生装置1900の動作を制御するための赤外線信号を受信する。なお、他の局面において、制御信号の通信は、赤外線通信に代えて、ブルートゥースその他の信号が用いられてもよい。
ディスク駆動装置1920は、光ディスク1922の装着を受け付ける。光ディスク1922は、DVD、BDその他のディスクである。光ディスク1922は、3次元表示のためのデータを格納しており、ディスク駆動装置1920によって読み出される。HDD1944は、画像データを格納している。
音声入力1970は、画像再生装置1900の外部から音声信号の入力を受け付けるためのインターフェイスである。音声出力1940は、画像再生装置1900の外部(たとえば、テレビ、ヘッドフォン等)に対して音声を出力するためのインターフェイスである。
モニタ1950は、画像再生装置1900の筐体の前面に配置され、画像再生装置1900の動作状態を表示する。
データ通信I/F1978は、3次元表示装置1990その他の表示装置との間で制御信号を通信する。ある局面において、データ通信I/F1978は、たとえば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)であるが、その他の通信規格が用いられてもよい。ある局面において、データ通信I/F1978は、2次元と3次元との表示の切り替えを制御するための信号を、3次元表示装置1990に送出する。
3次元表示装置1990は、データ通信I/F1991と、CPU1992と、液晶ディスプレイ1993とを備える。データ通信I/F1991は、データ通信装置1978と同様に、制御信号を通信する。ある局面では、データ通信装置1991は、液晶ディスプレイ1993による画像の表示を、2次元表示と3次元表示との間で切り替えを制御するための信号を、データ通信I/F1978から受信する。
CPU1992は、データ通信I/F1991から送られる制御信号に基づいて、液晶ディスプレイ1993による視差バリアの形成を制御する。この制御の態様は、前述の実施の形態に示したとおりである。
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話機100または本変形例に係る画像再生装置1900は、すべての画素に対してクロストークを抑制するための処理を行なわずに、クロストークが発生する場所のみを対象として処理を実行する。したがって、画面全体のコントラストまたは輝度の低下を防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る技術思想は、携帯電話機、PDA端末、モニタ装置、テレビジョン受像装置その他の画像表示端末であって、視差バリア方式を用いて3次元表示可能な画像表示端末に適用することができる。
100 携帯電話機、110,120 筐体、130 二軸ヒンジ、140 スピーカ、150 ディスプレイ装置、160 ボタン、170 マイク、304 チューナ、306,308 アンテナ、316 GPSアンテナ、320 カメラ、382 メモリカード。
Claims (10)
- 画像表示機器であって、
3次元表示が可能な表示装置と、
左目用の画像データと、右目用の画像データとを保持するためのメモリと、
前記左目用の画像データと、前記右目用の画像データとの差に基づいて視差部分を特定するように構成された視差判定部と、
前記左目用の画像データと前記右目用の画像データとに基づいて、画像を表示するデータを生成するための画像プロセッサとを備え、
前記画像プロセッサは、前記特定された視差部分について、クロストークの補正処理を実行することにより、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されており、
前記画像プロセッサは、
クロストーク量に基づき定められる輝度であって、左目用に予め定められた輝度を前記左目用の表示データに加算することにより左目用の表示データを生成し、
クロストーク量に基づき定められる輝度であって、右目用に予め定められた輝度を前記右目用の表示データに加算することにより右目用の表示データを生成するように構成されている、画像表示機器。 - 前記画像プロセッサは、前記左目用の画像データと前記右目用の画像データとの差が予め定められた値よりも大きい画素について、前記左目用の表示データおよび前記右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項1に記載の画像表示機器。
- 前記画像プロセッサは、前記左目用の画像データから前記左目用の前記差に基づく輝度を差し引くことにより、左目用の表示データを生成し、前記右目用の画像データから前記右目用の前記差に基づく輝度を差し引くことにより、右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項1または2に記載の画像表示機器。
- 前記メモリは、前記表示装置の表示領域を構成する複数のサブ領域の各々について予め定められた補正係数を格納するように構成されており、
前記画像プロセッサは、前記補正係数を用いて輝度を補正することにより、各前記サブ領域ごとに、前記左目用の表示データおよび前記右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項1から3のいずれかに記載の画像表示機器。 - 前記画像プロセッサは、画像のR成分、G成分、B成分ごとに定められた係数を用いて、前記左目用の表示データおよび前記右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項1から4のいずれかに記載の画像表示機器。
- 視差バリアを形成することにより3次元の画像を表示可能な表示装置に接続されて、前記表示装置による画像の表示を制御するための表示制御装置であって、前記表示装置は、液晶表示装置と、前記液晶表示装置に光を供給するバックライトと、視差バリアを形成するための形成手段とを備えており、
前記表示制御装置は、
前記表示装置との間で制御信号を通信するように構成された通信回路と、
左目用の画像データと、右目用の画像データとを保持するためのメモリと、
前記左目用の画像データと、前記右目用の画像データとの差に基づいて視差部分を特定するように構成された視差判定部と、
前記左目用の画像データと前記右目用の画像データとに基づいて、画像を表示するデータを生成するように構成された画像プロセッサとを備え、
前記画像プロセッサは、前記特定された視差部分について、クロストーク量に基づき求められる、左目用に予め定められた輝度を前記左目用の表示データに加算し、および/またはクロストーク量に基づき求められる、右目用に予め定められた輝度を前記右目用の表示データに加算してクロストークの補正処理を実行することにより、左目用の表示データおよび右目用の表示データを生成するように構成されている、表示制御装置。 - 前記画像プロセッサは、前記左目用の画像データと前記右目用の画像データとの差が予め定められた値よりも大きい画素について、前記左目用の表示データおよび前記右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項6に記載の表示制御装置。
- 前記画像プロセッサは、
前記左目用の画像データから前記左目用の前記差に基づく輝度を差し引くことにより、左目用の表示データを生成し、
前記右目用の画像データから前記右目用の前記差に基づく輝度を差し引くことにより、右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項6または7に記載の表示制御装置。 - 前記メモリは、前記表示装置の表示領域を構成する複数のサブ領域の各々について予め定められた補正係数を格納するように構成されており、
前記画像プロセッサは、前記補正係数を用いて輝度を補正することにより、各前記サブ領域ごとに、前記左目用の表示データおよび前記右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項6から8のいずれかに記載の表示制御装置。 - 前記画像プロセッサは、画像のR成分、G成分、B成分ごとに定められた係数を用いて、前記左目用の表示データおよび前記右目用の表示データを生成するように構成されている、請求項6から9のいずれかに記載の表示制御装置。
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