JP5463747B2 - 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造 - Google Patents

受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5463747B2
JP5463747B2 JP2009142630A JP2009142630A JP5463747B2 JP 5463747 B2 JP5463747 B2 JP 5463747B2 JP 2009142630 A JP2009142630 A JP 2009142630A JP 2009142630 A JP2009142630 A JP 2009142630A JP 5463747 B2 JP5463747 B2 JP 5463747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
display
information
data area
display information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009142630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010288234A (ja
Inventor
一郎 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2009142630A priority Critical patent/JP5463747B2/ja
Priority to US12/800,413 priority patent/US20100315493A1/en
Priority to TW99118153A priority patent/TWI470993B/zh
Priority to EP20100165056 priority patent/EP2265032A3/en
Priority to KR20100053263A priority patent/KR20100134507A/ko
Priority to RU2010123366/07A priority patent/RU2010123366A/ru
Priority to CN201310470100.6A priority patent/CN103546738A/zh
Priority to CN2010102007187A priority patent/CN101924951A/zh
Priority to BRPI1001852-2A priority patent/BRPI1001852A2/pt
Publication of JP2010288234A publication Critical patent/JP2010288234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5463747B2 publication Critical patent/JP5463747B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/106Processing image signals
    • H04N13/172Processing image signals image signals comprising non-image signal components, e.g. headers or format information
    • H04N13/178Metadata, e.g. disparity information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/106Processing image signals
    • H04N13/161Encoding, multiplexing or demultiplexing different image signal components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/194Transmission of image signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/356Image reproducers having separate monoscopic and stereoscopic modes
    • H04N13/359Switching between monoscopic and stereoscopic modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造に関する。
従来、例えば下記の特許文献1には、2D画像と3D画像が混在して記憶された画像を再生する場合に、出力する画像が2D画像であるか3D画像であるかを制御信号により判別し、出力先の装置に応じて適切に画像を表示することが記載されている。また、特許文献2に記載されているように、番組に3D画像が含まれている場合、番組情報の他に、3D固有情報が入力され、EMTを作成する技術が知られている。
また、特許文献3には、3D画像情報には、3D画像であることを示す識別子を付加し、WEBサーバから画像情報を受信したパソコンでは、識別子により2D画像情報か3D画像情報かを識別する技術が記載されている。そして、特許文献3には、識別結果に応じて、2D−3D表示装置で2D表示状態と3D表示状態とを切り替えて表示し、2D画像と3D画像が混在するコンテンツでも、ダイナミックに立体画像に切り替えて表示する技術が記載されている。
特開2008−042645号公報 特開2005−006114号公報 特開2005−175566号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された技術では、3D画像を示す信号を受信側の装置で用いているが、単に3D画像であることを示す信号を受信側の装置に送るのみでは、受信装置側の機能に応じて3D画像と2D画像の表示を最適に制御することは困難である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、受信装置側の機能に応じて、3D映像と2D画像の映像表示を最適に行うことが可能な、新規かつ改良された受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得する映像信号取得部と、前記デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方に含まれる3D表示又は2D表示に関する表示情報を取得し、前記表示情報に基づいて前記映像信号による映像表示の処理を制御する制御部と、を備える、受信装置が提供される。
また、前記制御部は、中央演算処理ユニットを含み、前記中央演算処理ユニットは、前記システムデータエリアに含まれる前記表示情報に基づいて、前記映像表示に関わる各構成要素を制御するものであってもよい。
また、前記制御部は、前記映像信号をデコードするデコーダを含み、前記デコーダは、前記映像データエリアに含まれる前記表示情報に基づいて、デコード処理を制御するものであってもよい。
また、前記表示情報は、3D映像を放送中に2D映像に切り換えるための情報を含むものであってもよい。
また、前記表示情報は、3D映像を2D映像として表示するための情報を含むものであってもよい。
また、前記システムデータエリアに含まれる前記表示情報は、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報を含むものであってもよい。
また、前記切換タイミングに関する情報は、映像信号が3D映像と2D映像との間で切り換わるタイミングまでの所要時間を示す時間情報であってもよい。
また、前記切換タイミングに関する情報は、映像信号が3D映像と2D映像との間で切り換わるタイミングよりも以前に取得されるものであってもよい。
また、前記切換タイミングに関する情報は、映像信号が3D映像と2D映像との間で切り換わる時刻を示す時間情報であってもよい。
また、ユーザによる表示設定情報が入力される入力部を備え、前記制御部は、前記表示設定情報が入力された場合は、前記表示情報よりも前記表示設定情報を優先して前記映像信号による表示処理を制御するものであってもよい。
また、前記表示情報は、3D映像の方式のフォーマット情報を含むものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方に3D表示又は2D表示に関する表示情報を挿入する表示情報挿入部と、前記表示情報が挿入された前記デジタル放送信号を送出する送出部と、を備える、送信装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方に3D表示又は2D表示に関する表示情報を挿入する表示情報挿入部と、前記表示情報が挿入された前記デジタル放送信号を送出する送出部と、を有する送信装置と、前記デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得する映像信号取得部と、前記表示情報を取得し、前記表示情報に基づいて前記映像信号による映像表示の処理を制御する制御部と、を有する受信装置と、を備える通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得するステップと、前記デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方に含まれる、3D表示又は2D表示に関する表示情報を取得するステップと、前記表示情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御するステップと、を備える、表示制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得する手段、前記デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方に含まれる、3D表示又は2D表示に関する表示情報を取得する手段、前記表示情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、放送するコンテンツに係る映像信号とシステムデータとを含むデジタル放送信号のデータ構造であって、前記映像信号及び前記システムデータは3D表示又は2D表示に関する表示情報を含み、前記表示情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御する手段として受信装置を機能させるためのデジタル放送信号のデータ構造が提供される。
本発明によれば、受信装置側の機能に応じて、3D映像と2D画像の映像表示を最適に行うことが可能な受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る受信装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る送信装置の構成を示す模式図である。 3Dと2D間で表示を切り換える際に、高速切り換えを行う場合の処理を示すフローチャートである。 3Dと2D間で表示を切り換える際に、遷移時間を考慮して切り換えを行う場合の処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
(1)前提となる技術
(2)本実施形態に係るシステムの構成
(3)3D映像に関する情報について
(4)受信装置側での処理について
(5)3D情報を挿入したことによる効果
(6)受信装置における処理手順について
(1)前提となる技術
デジタル放送を行う場合、通常H.222 ISO/IEC IS 13818-1 Information Technology − Generic Coding of Moving Pictures and Associated Audio Information: Systemのトランスポートストリーム(Transport Stream)を使用して、ビデオ、オーディオ、EPGデータ等を送出し、受信装置はそれを受信して画像、音声、システムデータに分離して、画像、音声を表示する。
この仕組みを使って、3D(3次元;three dimensions)のコンテンツを表示する場合、現行の規格では映像(ビデオ)コンテンツのアスペクト比(Aspect ratio)、解像度(resolution)等の情報をトランスポートストリームの仕組みの中で送ることはできる。しかしながら、トランスポートストリームを使って3Dの情報を送る仕組みは存在しない。
受信装置側では、3Dの映像を受信した場合と2Dの映像を受信した場合とでは、処理を変更する必要があるが、3Dの映像を受信したとしても、その映像が3Dであることを理解することができない。このため、受信装置側では、3Dの映像データが送られているにも関わらず、3Dに適合した処理を行うことができず、3D映像の表示を適正に行うことができない事態が生じる。本実施形態に係るシステムは、受信した映像データが3Dデータであるか2Dデータであるかを自動判別し、受信装置が3Dの放送コンテンツを受信した時に、自動的に適切な制御を行うものである。
(2)本実施形態に係るシステムの構成
図1は、本実施形態に係る受信装置100の構成を示す模式図である。受信装置100は、例えば、デジタル放送信号によって受信したテレビ番組などのコンテンツを視聴するためのユーザ側の装置であり、受信した映像を表示画面上に表示し、音声を出力する。受信装置100は、例えば、サイド・バイ・サイド方式による3D映像と、通常の2D映像を受信して表示することができる。なお、後述するが、3D映像の方式については、サイド・バイ・サイド方式以外のものであってもよい。図1に示すように、受信装置100は、チューナ110、Demux120、ビデオデコーダ130、3Dプロセッサー140、LEDパネルブロック150、オーディオデコーダ160、スピーカー170、CPU180、入力部190を備える。
また、図2は、本実施形態に係る送信装置200の構成を示す模式図である。送信装置200は、放送局側の装置であり、デジタル放送信号によって番組のコンテンツや、これに関する情報等を受信装置100へ送信する。送信装置200は、例えば、上述の3D映像と、通常の2D映像を受信装置100へ送出することができる。図2に示すように、送信装置200は、ビデオエンコーダ210、オーディオエンコーダ220、システムデータジェネレータ(230、マルチプレクサ240、送出部250を備える。
本実施形態に係る通信システムは、図1に示す送信装置100と図2に示す受信装置200とが、有線または無線により接続されたものである。このように構成された本実施形態のシステムにおいて、送信装置200は、3D映像に関する情報(3D情報)を映像信号、音声信号、EPG情報等とともに送信する。受信装置100では、送信装置200から送られた3D情報に基づいて、受信装置100の各機能を制御する。
(3)3D映像に関する情報について
以下、送信装置200から送られる3D映像に関する情報について詳細に説明する。3D映像に関する代表的な情報としては、例えば以下のものが挙げられる。本実施形態に係るシステムでは、上記の情報を含む多種の情報をデジタル放送信号のフォーマットに挿入して、送信装置200から受信装置100へ送出する。受信装置100は、これらの情報を取得することで、3D映像または2D映像を適正に表示することができ、また2D映像と3D映像との間で映像が切り換えられた場合においても、切り換えに応じて3Dまたは2D映像を適正に表示することができる。
1.3D映像の方式(フォーマット)に関する情報
2.標準フォーマット(2D映像)から3D映像へ切り換える際、または3D映像から標準フォーマット(2D映像)へ切り換える際の切り換えポイント(切り換えタイミング)に関する情報
3.3D映像として送られる3Dコンテンツを、受信装置100側で2D映像として表示する際に、表示する映像に関する情報
そして、送信装置200から受信装置100へ3D映像に関する情報を送信するために、本実施形態では、3D情報をデジタル放送データの中の異なる2箇所に入れるようにしている。情報を入れる1つ目の箇所は、システムデータのエリア(以下、第1のエリアという場合がある)であり、例えば、H.222 ISO/IEC IS 13818-1 Information Technology − Generic Coding of Moving Picture and Associated Audio Information: Systemで定義されるトランスポートストリームのadaptation fieldまたはPES Packetとすることができる。より具体的には、Transport stream adaptation fieldで定義されるTransport_private_data_flagを立て、その後に定義されるTransport_private_dataのエリアに情報を挿入することができ、さらにPES Packetで定義されるPES extension flagを立て、その後に定義されるPES extensionの中に定義されるPES Private data Flagを立て、その後に定義されるPES Private dataのエリアに情報を挿入する事ができる。
情報を入れるもう1つの箇所は、ビデオデータエリア(以下、第1のエリアという場合がある)である。例えばMPEG2 video(H.222 ISO/IEC IS 13818-1 Information Technology − Generic Coding of Moving Picture and Associated Audio Information: Video)に挿入する場合、同フォーマットで定義されるpicture headerのUser dataエリアに入れることができる。また、シーケンスヘッダ、スライスヘッダ、またはマクロブロックヘッダに3D映像に関するデータを挿入しても良い。
なお、3D映像に関するデータが入る時は、3Dのコンテンツが表示される場合に限られ、2Dの表示の場合はこの情報は入れない。従って、受信装置100側では、デジタル放送信号データの中に3D映像に関するデータが挿入されていない場合は、受信している映像データが2D映像のデータであることを認識できる。
第1のエリアに挿入される情報は、送信装置200のシステムデータジェネレータ230において、システムデータの中に挿入される。また、第2のエリアに挿入される情報は、送信装置200のビデオエンコーダ210において、ビデオデータの中に挿入される。送信装置200のマルチプレクサ240は、システムデータジェネレータ230から入力されたシステムデータ、ビデオエンコーダ210から入力されたビデオデータ及びオーディオエンコーダ220から入力されたオーディオデータからデジタル放送信号のトランスポートストリームを生成し、送出部250へ送る。
受信装置100においては、第1のエリアに挿入された情報は、デマックス120で抽出され、CPU180に送られる。CPU180は、送られた3D映像に関する情報に基づいて受信装置100の各機能を制御する。また、第2のエリアに挿入された情報は、ビデオデコーダ130にて取得され、ビデオデコーダ130自身の機能を制御するために用いられる。また、ビデオデコーダ130にて取得された情報は、CPU180に送られて受信装置100の各機能が制御される他、3Dプロセッサー140にも送られて3Dプロセッサー140の機能が制御される。
以下、第1のエリア、第2のエリアに挿入する情報について詳細に説明する。先ず、第1のエリアとして、Transport_private_dataのエリアに挿入する情報について説明する。以下に示す3D情報(three_dimensional_information)は、Transport_private_dataのエリアに挿入する3D情報であり、Adaptation field 3D informationに挿入される。送信装置200においては、Adaptation field 3D informationはシステムデータジェネレータ230に入力され、システムデータとともにマルチプレクサ240へ入力されて、トランスポートストリームとして電波送出設備へ送られる。
[表1;Adaptation field 3D informationの内容]
three_dimensional_information () {
information_id 8 bslbf
data_length 8 uimsbf
reserved 3 bslbf
version_number 5 bslbf
three_dimension_format 8 bslbf
three_dimension_sub_format 8 bslbf
default_picture 3 bslbf
display_control 3 bslbf
transition_flag 1 bslbf
format_dependent_flag 1 bslbf
if(transition_flag == 1){
transition_type 2 bslbf
transition_timing 3 bslbf
if(transition_timing == 0x01){
transition_time 11 uimsbf
}
else{
reserved 11 bslbf
}
else{
reserved 16 bslbf
if(format_dependent_flag == 1){
for(i=0;i<N;i++){
format_dependent_data_byte 8 bslbf
}
}
以下、Adaptation field 3D informationについて詳細に説明する。three_dimensional_informationは、3D表示に関する情報であり、以下の情報を含む。
information_id
data_length
reserved
version_number
three_dimension_format
three_dimension_sub_format
default_picture, display_control
transition_flag, format_dependent_flag
なお、Adaptation field 3D informationには、three_dimensional_information以外の情報が含まれる場合があるため、ここでは、Adaptation field 3D informationの中に3D情報としてthree_dimensional_informationを定義している。
information_idは識別情報であり、Adaptation field 3D informationに記述された情報が3D情報(three_dimensional_information)であることを示すIDである。data_lengthはdata_length以降に続くデータの長さ(データバイト)を示す情報であり、three_dimensional_informationのデータバイト数を示す情報である。Reservedは予備のデータである。
version_numberはこの3D情報のバージョン番号を表している。表1に示されるAdaptation field 3D informationは、例えば1秒間に数回程度の頻度で送信装置200から受信装置100へ送られる。version_numberは、表1の情報の内容、すなわちthree_dimensional_informationが変更される度に1だけインクリメントされる。version_numberが前回送られたものと同じ場合、送られた3D情報は、前回と同一である。受信装置100側では、新たに受信した3D情報が前回受信した3D情報と同一のバージョン番号である場合、この3D情報は既に受信しているため、新たに受信した3D情報を無視する。バージョン番号が31に達すると、バージョン番号は0に戻る。
three_dimension_formatは、上述した3Dの方式を示す情報であり、以下のように定義される。
0x00 side by side
0x01 Frame packing
0x02 Line alternative
0x03 Field alternative
0x04-ff resesrved
three_dimension_formatが0x00の場合、3D方式がサイド・バイ・サイド(Side by Side)方式であることが示される。サイド・バイ・サイド方式は、1つの通常画面を左右で2つに分け、左側に左目用映像Lの表示信号を、右側に右目用映像Rの表示信号を送り、受信装置100側がその2つの画像を分け、各々の画像を水平方向に拡大する方式である。この他、上記のように、3D方式が、Frame packing方式、Line alternative方式、Field alternative方式等であることを指定することができる。
three_dimension_sub_formatは、three_dimension_formatで定義される各3D方式の中で、更に解像度、データ転送速度などの違いを示す情報である。例えば、three_dimension_sub_formatは、サイド・バイ・サイド方式(0x00)の場合、以下のように定義される。
three_dimension_sub_format(if three_diomention_format == 0x00)
0x00 half resolution, Left picture for Left
0x01 half resolution, Right picture for Left
0x02 full resolution, Left picture for Left
0x03 full resolution, Right picture for Left
0x04-ff reserved_future_use
default_pictureは、3D映像を受信装置側で2Dで表示する場合に、左右のいずれの映像で表示するかを指定する情報である。default_pictureは、例えば、サイド・バイ・サイド方式の場合、以下のように定義される。
0x00 not defined
0x01 left picture
0x02 right picture
0x03-07 reserved
上述の例では、サイド・バイ・サイド方式で3D映像を受信した受信装置100は、default_pictureが0x01に設定されている場合、左目用映像(left picture)のみを用いて映像を表示する。これにより、受信装置100は、3D映像を受信した場合に、2D映像の表示を行うことができる。
display_controlは、3Dコンテンツの表示の最中に、表示方式を規定するための情報であり、3D映像を表示している最中に、2Dの文字スーパー(字幕スーパー)などを挿入する際、3D映像表示のままでは文字データがうまく見れなくなってしまう事を回避する事を目的に用いられる。display_controlは、例えば以下のように定義される。
display_control
0x00 no requirement for display control.
0x01 2D display is required even in 3D video appears.
0x02 2D display is preferred
0x03-07 reserved
transition_flagは、2Dから3Dへの切り換え、または3Dから2Dへの切り換えを表す情報である。transition_flagは、例えば以下のように定義され、transition_flagが“0”のときは切り換えが行われず、transition_flagが“1”のときは切り換えが行われる。
Transition_flag
0 Transition not activated
1 Transition activated
format_dependent_flagは、付加的な情報が含まれるか否かを示すフラグであって、format_dependent_flagが“1”の場合、付加的な情報がAdaptation field 3D informationに存在することが示される。一方、format_dependent_flagが“0”の場合、付加的な情報がAdaptation field 3D informationに存在しないことが示される。format_dependent_flagを“1”にすることで、3Dフォーマットに応じて付加的な情報を入れることができる。
transition_flagが“1”のとき、transition_type及びtransition_timingの情報が示される。transition_typeは、例えば以下の4通りの情報として定義される。
transition_type
0x00
0x00が最初に、または2Dモードで現れたとき、2Dから3Dへのトランジッションが発生する。0x00が3Dモードで現れたとき、3Dから2Dへのトランジッションが発生する。この場合、トランジッションタイミングは2Dから3Dへの切り換えのみに適用される。3Dから2Dへのトランジッションには、迅速なトランジッションが要求される様な場合に使用することができる。
0x01 3Dから2Dへのトランジッションを表す
0X02 2Dから3Dへのトランジッションを表す
0X03 予備
transition_timingは、切り換え(transition)までのタイミング(時間)を示す情報であり、例えば以下のように定義される。
transition_timing
0x00 immediate transition
0x01 transition happened after time defined
0x02 transition happened 500 msec later
0x03 transition happened 1 sec later
0x04 transition happened 2 sec later
0x05-07 reserved_future_use
上記の例では、transition_timingが0x00のときは即座にトランジッションが行われ、0x01のときは所定時間後にトランジッションが行われる。また、transition_timingが0x02のときは、500[msec]後にトランジッションが行われる。また、transition_timingが0x03のときは、1[sec]後にトランジッションが行われ、transition_timingが0x04のときは、2[sec]後にトランジッションが行われる。0x05から0x07は予備のデータ領域とされる。
また、transition_timingが0x01のときは、トランジッションが発生する時間(transition_time)が11 uimsbfのデータとして定義され、このデータで表示される数値がトランジッションが発生するまでの時間[msec]に相当する。transition_timeは11ビットのデータであるため、最大で2048[msec]までの時間を指定することができる。transition_timingが0x01でない場合は、予備のデータ領域(11 bslbf)とされる。また、transition_flagが“0”のときは、予備のデータ領域(16 bslbf)とされる。
また、transition_timingとして絶対時間PCRを用いても良い。この場合、上記のAdaptation field 3D informationにおいて、transition_flagが“1”のときのデータ構成は以下の通りとなる。
if(transition_timing == 0x01){
reserved 2 bslbf
transition_time 33 uimsbf
}
else{
reserved 35 bslbf
}
この場合、transition_flagが“1”のときに、予備のデータ領域が2bslbf確保され、transition_timeは33 uimsbfのデータで絶対時間PCRとして示される。この場合、表1の12ビットが36ビットに拡張され、H.222 ISO/IEC IS 13818-1 Information Technology − Generic Coding of Moving Pictures and Associated Audio Information: System で規定されるprogram clock reference baseのフォーマットで、切り換える時間の値を入れることで、切り換え時間の絶対値を送ることが可能となる。
また、format_dependent_flagが“1”の場合、format_dependent_data_byte (8 bslbf)によって、データレングスの残りが規定され、3Dのフォーマットによっては付加する事が望ましい情報を挿入することができる。
以上説明したAdaptation field 3D informationは、H.222 ISO/IEC IS 13818-1 Information Technology − Generic Coding of Moving Picture and Associated Audio Information: Systemで定義されるTransport stream adaptation fieldで定義されるTransport_private_data_flagを立て、その後に定義されるTransport_private_dataのエリアに表1の情報を挿入する事で、3D情報を挿入する。またこの情報は、同規格のPES packetのPES extension flagを立てて、PES extensionの中に定義されるPES private data flagを立て、その後に定義されるPES Private dataのエリアに入れることができる。但し、この場合はprivate dataは128bit固定となるため、最初の40ビットに表1の情報を入れ、残りの88ビットはリザーブとして扱う。
以上説明した第1のエリアに3D情報を挿入する場合、システムデータエリアへの情報の挿入となるため、送信装置200側では、任意のタイミングで、テレビ番組編成上において必要となる3D情報を自由に挿入することができる。従って、上述したような文字スーパーなどの緊急情報も適宜に挿入し、受信装置で文字情報を適切に表示する様にすることが可能である。受信装置100側では、第1のエリアに挿入された3D情報は、システムレイヤー(デマックスレイヤー)で処理する情報となり、主としてCPU180がこれに基づいて処理を行う。
次に、ビデオデータエリアに挿入する情報について説明する。以下に示す情報は、MPEG2 videoに挿入する場合において、同フォーマットで定義されるpicture headerのUser dataエリアに入れる情報(Video field 3D information)である。送信装置200においては、Video field 3D informationはビデオエンコーダ210へ入力され、更にマルチプレクサ240へ入力されて、トランスポートストリームとして電波送出設備へ送られる。
[表2;Video field 3D informationの内容]
three_dimensional_information () {
information_id 8 bslbf
data_length 8 umisbf
three_dimension_format 8 bslbf
three_dimension_sub_format 8 bslbf
default_picture 2 bslbf
reserved 6 bslbf
}
Video field 3D informationのinformation_id, data_length, three_dimension_format,three_dimension_sub_format, default_picture, reservedが示す各情報は、Adaptation field 3D informationのものと同様である。但し、Video field 3D informationでは、ビットアサインが一部異なっている。
Video field 3D informationは、ビデオデータエリアに挿入する。例えばMPEG2 video(H.222 ISO/IEC IS 13818-1 Information Technology − Generic Coding of Moving Picture and Associated Audio Information: Video)に挿入する場合、同フォーマットで定義されるpicture header(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)のUser dataエリアに入れることができる。尚、表2の情報は、同フォーマットで定義されるsequence header(グループ・オブ・ピクチャ(GOP;Group of Picture)の先頭のヘッダ)のUser dataエリアに挿入できる。また、Slice headerのUser dataエリア、マクロブロックヘッダのUser dataエリアに挿入することもできる。
上記表2の3D情報は、ビデオデータとともにデマックス120からビデオデコーダ130へ送られる。Video field 3D Informationは3Dビデオのみに挿入され、通常のビデオ信号(2D)には挿入されないため、ビデオデコーダ130は、表2の3D情報に基づいて、3Dのデコード処理から2Dのデコード処理への切り換えを自動的かつ瞬時に行うことができ、また、2Dのデコード処理から3Dのデコード処理への切り換えを自動的かつ瞬時に行うことができる。また、ビデオデコーダ130は、three_dimension_format, three_dimension_sub_formatに含まれる3D方式に応じてデコード処理を瞬時に切り換える。従って、表2の3D情報は、特に3Dと2Dの表示切り換えを瞬時に実行できる受信装置100において有用である。なお、表2の3D情報は、送信装置200のビデオエンコーダ210にて、映像データの生成とともに挿入されるため、上述したような文字データなど、放送番組編成上で後から追加される情報については、表1の情報に挿入することがより好適である。
(4)受信装置側での処理について
以上のようにして、トランスポートストリーム中の2箇所に3Dに関する情報が挿入された状態で送信装置側から受信装置側へ映像が送られる。受信装置側では、3Dに関する情報を抽出して、受信装置の機能を制御する。
図1に示すように、MPEG2のトランスポートストリームはアンテナ195で受信されて、チューナ110にて周波数が選択されて、その後Demodulatorで処理され、トランスポートストリームに変換され、Demux120へ送られる。Demux120は、トランスポートストリームからビデオ(映像)データ(Video Data)、オーディオ(音声)データ(Audio Data)を分離するとともに、Adaptation field 3D informationを検出分離する。ビデオデータはビデオエンコーダ130へ送られ、オーディオデータはオーディオエンコーダ160へ送られる。また、Adaptation field 3D informationはCPU180へ送られる。CPU180は、Adaptation field 3D informationに基づいて、3Dから2Dまたは2Dから3Dへの切り換えを行う場合は、切り換えに応じて、ビデオデコーダ130、3Dプロセッサー140、LEDパネルブロック150、オーディオデコーダ160などの各構成要素を制御する。ビデオデコーダ130は、映像信号をデコードし、3Dプロセッサー140は、LEDパネルブロック150が適切に3D表示を行うために必要な処理を実施する。その後、LEDパネルブロック150は、3D表示、2D表示に応じた映像の表示を行う。また、オーディオデコーダ160は、デコードした音声情報をスピーカ170へ送る。
また、CPU180は、Adaptation field 3D informationに含まれるtransition_timeに基づいて、3Dと2Dを切り換えるタイミングを調整する。また、CPU180は、Adaptation field 3D informationに含まれるversion_numberに基づいて、Adaptation field 3D informationが更新されている事を検出し、3D⇔2Dの切り替えを行うか否かを判定する。また、CPU180は、three_dimension_format、three_dimension_sub_formatに基づいて3D表示の方式を決定し、これに基づいてビデオデコーダ130、3Dプロセッサー140、LEDパネルブロック150、オーディオデコーダ160などの各構成要素を制御する。
また、ビデオデコーダ130は、ビデオデータを受信すると、ビデオデータに含まれるVideo field 3D informationを抽出し、これに基づいて制御を変更する。例えば、ビデオデコーダ130は、three_dimension_formatに基づいて3D方式の設定を変更する処理を行う。また、ビデオデコーダ130で抽出されたVideo field 3D informationの情報は、CPU180に送られる。CPU180は、Video field 3D informationに基づいて、3Dプロセッサー140、LEDパネルブロック150、オーディオデコーダ160などの各構成要素を制御する。
ビデオデコーダ130が、受信した表2の情報に基づいて直接的にデコード処理を切り換えることができる場合、すなわち、受信装置100が高速切り換え可能な装置の場合、ビデオデコーダ130から3Dプロセッサー140へ直接3D情報を渡す。これにより、3Dプロセッサーは自動で3D表示処理を行うことができる。
また、受信装置100が高速切り換え可能な装置の場合、ビデオデコーダ130は3Dプロセッサー140へ直接3Dインフォメーションデータを渡す。この場合、3Dプロセッサー140は自動で3D表示処理を行うことができる。
以上のように構成された本実施形態の受信装置100において、ビデオデコーダ130及びCPU180は、表1及び表2に記載した、3D表示に関する3D表示情報を取得する機能を有する。また、ビデオデコーダ130及びCPU180は、3D表示情報に基づいて、デジタル放送信号の映像信号による映像表示の処理を制御する機能を有する。また、図1及び図2に示す各構成要素は、ハードウェア(回路)、または中央演算処理装置(CPU)とこれを機能させるためのプログラム(ソフトウェア)によって構成することができる。
(5)3D情報を挿入したことによる効果
上述したように、現行の技術では、3Dまたは2Dに関する情報を送る仕組みが無いため、受信装置側は3D映像であるか2D映像であるかを自動で判別して表示を行うことはできない。ここで、コンテンツを提供する放送側が受信装置100側に期待すると考えられる3Dまたは2Dの判別機能として、例えば以下の(A)〜(E)が挙げられる。本実施形態では、上記のような3D情報をデジタル放送信号の中の2箇所に挿入することによって、(A)〜(E)のいずれの場合にも対処することができる。
(A)コンテンツを提供する放送局側(送信装置200側)では、3Dコンテンツを流している途中でも、3Dから2D、またその逆のコンテンツへの切り換えを行う場合がある。例えば、3Dコンテンツを流している途中で、CM(Commercial Message)コンテンツを差し挟む場合がこれに該当する。CMが3Dの場合は、3Dコンテンツの表示が継続するため、表示の変化は不要であるが、通常、CMは2Dの表示方式として製作されるため、CMの提供者から送られたCMコンテンツを3Dに変換して受信装置100へ送ることは困難である。従って、3Dコンテンツを送信している最中にCMに移行する時は、放送側から送出される3D情報に3Dから2Dへの変化点(変化タイミング等の時間情報)の情報を入れることにより、受信装置が3Dから2Dへの切り換えを自動判別して、表示方式を自動的に切り換えることが望まれる。そして、CMが終了すると、再び3D表示へ戻すため、2D表示から3D表示への変化点の情報を受信装置側へ与える必要がある。
(B)また受信装置の機能として、3Dから2Dへ、または2Dから3Dへ表示を瞬時に切り換えられることが望まれるが、受信装置の構成上、この高速な切り換えに対応することが難しい場合が想定される。この場合、切り換えにある程度の時間を要することが考えられる。その場合、3D⇔2Dの切り換え情報をコンテンツの切り換えのポイント(タイミング)に挿入するのみでは、受信装置100側での切り換えが、放送側で期待するタイミングで実施されないことが想定される。そして、放送側で期待するタイミングよりも受信装置100側での切り換えが遅れてしまう事態が想定される。そして、受信装置100での切り換えが、放送側で想定していたタイミングよりも遅れてしまうと、切り換え直後のコンテンツの先頭部分が適正に表示されなくなることが想定される。
上記(A)と(B)については、通常、CMの画像は重要視されるため、CMの先頭が表示されるタイミングでは、受信装置100の機能が3D表示機能から2D表示機能に確実に切り換わっていることが望まれる。上述したように、表2の情報を使うことで、ビデオデコーダ130の機能を直接的に切り換えることができるため、3Dと2Dの表示切り換えを瞬時に実行できる受信装置100は、表2の情報を使って切り換え制御を行う。
また、表示切り換えの遷移に時間が必要となる受信装置100は、表1のtransition type、transition timing、transition timeの情報を使って、transitionが発生する前に切り換えの処理を終了するようにCPU180が制御する。切り換えに時間を要する受信装置100に対しては、送信側が期待するタイミングで受信装置100側での実際の表示切り換えが行われるように、送信装置200は、切り換えのタイミングよりも以前に切り換えポイントを指定する情報を受信装置100に通達する。これにより、切り換え時に、コンテンツの冒頭のデータが欠けてしまうような事態を確実に回避できる。この場合、送信装置200側は、transition type、transition timing、transition timeの情報に従い、遷移時間を要する受信装置100が所望する動作をする様に情報を設定する。なお、時間の設定は、所望する情報を多くの受信装置が遷移できる様に設定する事が望ましい。表1のtransition timingは、この情報を最初に受け取った時刻からカウントする。この情報は、遷移が完了するまでの間に複数回受け取る場合があるが、カウント値はリセットされない。また、transition_timeを送出側で時間をカウントして挿入することも可能である。
また、上述したように、transition_timeとして、PCR(Program Clock Reference)の絶対時間情報を入れることで、切り換え時間を指定することも可能である。この場合、受信装置100は、PCRで指定される時刻に基づいてトランジッションを行うことができる。
(C)送信側は、3Dコンテンツの送信中も、文字スーパーなどで緊急性の高い情報を表示する必要がある場合がある。例えば地震などの情報を文字スーパーで通達する場合がこれに該当する。この場合、文字情報を3Dとして表示できれば良いが、3Dコンテンツに対して3Dの文字スーパーを挿入する事は難しく、そのままでは文字が2重に見えてしまい、ユーザが文字を読み難くなる事態が想定される。
本実施形態では、(C)の場合、表1のdisplay controlの情報を設定することで、受信装置100が3D表示から2D表示に切り換えることを制御することができ、またこれを解除する制御を行うことができる。なお、この切り換えについては、ユーザーが文字スーパーによる表示を優先して認識することを望む場合、または文字スーパーの認識を望まない場合など、ユーザの要望に応じた設定ができるようにしている。ユーザは、あらかじめ受信装置100にユーザ設定をすることにより、表示をコントロールすることが可能である。ユーザ設定は、受信装置100の入力部190から入力され、CPU180へ送られる。このように、本実施形態では、3Dコンテンツの送出中であっても、3D情報の中に文字スーパーの文字を正しく見るために2Dに表示する旨の情報を挿入し、受信装置100がその情報に基づいて2D表示に自動で切り換えることが可能である。
なお、display controlの情報は表2には現れていないが、これは、表2の情報は、元々ビデオコンテンツの中に挿入する情報であることに起因する。(C)の場合のユースケースは、緊急情報の伝達など特殊用途により元々は3Dであるコンテンツを2Dに強制表示する目的であるため、ビデオコンテンツの中に挿入するのではなく、表1の情報のみで制御するようにしている。これにより、送信装置200側はきめ細かい情報を送出することができ、受信装置100の表示を柔軟に制御することが可能となる。
(D)次に、3Dコンテンツが、3Dの方式としてどの方式を使っているか、という情報も受信装置100側で表示を正しく行うために必要となる。例えば、3D方式が、サイド・バイ・サイド方式である場合、その方式であることを3D情報に挿入する。これにより、受信装置100は、送られた3D方式の情報に基づいて、デコード処理などを適正に行うことが可能となる。
具体的には、受信装置100は、上記表1または表2の3D情報に設定された、three dimention formatとthree dimention sub formatを取得することにより、正しく3D表示方式のフォーマットを判別し、適正な画像処理を行うことができる。なお、この情報は、表1と表2の2つの場所に同じものが入るが、受信装置100はいずれの情報に基づいて処理をしても構わない。
(E)3Dで映像を見続けると、目が疲れる等の理由により、ユーザーによっては、放送されているコンテンツが3Dコンテンツであっても、通常の2Dの表示で見たいという要求がある。この場合、例えば上述のサイド・バイ・サイド方式の場合は、L側の信号(左目用信号)か、R側の信号(右目用信号)のどちらかを選択して表示することにより、2Dの表示を実現することができる。そして、左目用映像(L)を表示すべきか右目用映像(R)を表示すべきかを送出側で指定することにより、2Dで見る場合の映像を指定することができる。
本実施形態では、表1と表2に設定されたdefault pictureの情報に従って、2Dの表示制御を行う。この情報も表1と表2の2つの場所に同じものが入るが、受信装置100はどちらの情報を処理しても構わない。
以上のように、デジタル放送信号中の2つのエリアに表1と表2の情報を入れることにより、受信装置100は、所望される上述の(A)〜(E)の動作を実現する事が可能となる。3Dに関する情報をデジタル放送の放送フォーマットに挿入することによって、受信側で必要な情報を通知し、受信側で所望の機能を実現することが可能である。なお、本実施形態では、Transport streamに例を絞って説明したが、デジタル放送で送出フォーマットとして使われる伝送方式は、表1、表2の情報が挿入できれば、限定されるものではない。また圧縮ビデオフォーマットとしてMPEG2 videoを例示したが、H.264等のビデオフォーマット等、ここで定義される情報を挿入できる全ての圧縮フォーマットに適用することができる。
(6)受信装置における処理手順について
次に、図3及び図4のフローチャートに基づいて、受信装置100における処理手順について説明する。図3は、3Dと2D間で表示を切り換える際に、遷移時間を考慮することなく高速切り換えを行う場合の処理を示している。図3の処理は、受信装置200が送信装置200から表示切り換えの指示を受けた後、直ぐに切り替えを実現できる機能(高速切換機能)を備えている場合に行われる。
先ず、ステップS10では、ユーザが選局を行い、選局された番組のコンテンツを受信する。なお、選局時の表示状態は2Dであるものとする。次に、ステップS12では、AF(Adaptation field 3D information)に3D情報が含まれているか否かを判定する。3D情報が含まれている場合は、ステップS14へ進み、3Dフォーマットを確認して切り換えの準備を行う。3Dフォーマットの確認は、上述したthree_dimension_format, three_dimension_sub_formatの情報に基づいて行う。一方、3D情報が含まれていない場合は、ステップS12で待機し、アイドル状態に戻る。
なお、受信装置が高速切換機能を備えている場合、基本的にはビデオデータ内の3D情報に基づいて表示切替を行うことができるため、ステップS12,S14の処理は省略しても良い。
ステップS14の後はステップS16へ進み、PESの中に3D情報が含まれているか否かを判定する。3D情報が含まれている場合は、ステップS18へ進む。一方、PESに3D情報が含まれていない場合は、ステップS16で待機する。ステップS18に進んだ場合、AF(Adaptation field 3D information)に3D情報が含まれ、且つPESにも3D情報が含まれているため、CPU180は3D表示を行うため、ビデオデコーダ130、3Dプロセッサー140、LEDパネルブロック150、オーディオデコーダ160等の構成要素を制御する。これにより、LEDパネルブロック150には3Dの映像が表示される。
次に、ステップS20では、3D表示中に新たに受信したAF(Adaptation field 3D
information)の情報に基づいて、バージョン番号(version_number)が変更されたか否かを判定し、バージョン番号が変更された場合は、ステップS22へ進む。バージョン番号が変更されていない場合はステップS20で待機する。ステップS22では、トランジッションフラグの値を確認し、フラグが“1”の場合はステップS24へ進む。一方、フラグが“0”の場合はステップS28へ進む。
なお、受信装置が高速切換機能を備えている場合、基本的にはビデオデータ内の3D情報に基づいて表示切替を行うことができるため、ステップS20,S22の処理は省略しても良い。
ステップS24に進んだ場合、トランジッションフラグの値が“1”であるため、CPU180は、3Dから2Dへの切り換えを行うことを認識する。そして、ステップS24において、新たに送られた情報について、実際にPESの中の3D情報が無くなった否かを判定する。PESの中の3D情報が無くなった場合は、ステップS26へ進み、2D表示に切り換える。
一方、3D情報が無くなっていない場合は、AF(Adaptation field 3D information)の情報では先行して2Dへの切り換えが指示されているが、PESの中の3D情報は未だ存在しているため、2Dへ切り換えるまでの遷移時間であると判断し、3D表示を継続した状態で待機する。
ステップS22からステップS28へ進んだ場合、トランジッションフラグが“0”であるため、2D表示への切り換えは行われない。しかし、この場合においても、例えば文字スーパーなどの緊急情報が2D表示される場合がある。このため、ステップS28では、display_controlが0x01または0x02であるか否かを判定し、display_controlが0x01または0x02である場合はステップS30へ進む。この場合、例えば文字スーパーなどの緊急情報を表示するため、2D表示に変更することが要求され、または推奨されているため、ステップS30では、ユーザ設定により2D表示への変更が許可されているか否かを確認する。そして、ユーザ設定により2D表示への変更が許可されている場合は、ステップS32へ進み、2D表示への切り換えを行う。一方、ステップS28においてdisplay_controlが0x01, 0x02のいずれでもない場合、またはステップS30においてユーザ設定が2D表示への変更を許可していない場合は、ステップS20へ戻り、3D表示を継続して行う。
ステップS32において2D表示に切り換えた後は、ステップS34へ進み、2D表示をしている最中に、AF(Adaptation field 3D information)の3D情報を受信し、バージョン番号が変更されたか否かを判定する。そして、バージョン番号が変更された場合は、3D表示が指示されているため、ステップS36へ進み、display_controlが0x00であるか否かを判定する。display_controlが0x00の場合は、文字スーパー等による緊急情報などの2D表示が指示されていないため、ステップS18へ戻り、3D表示への切り換えを行う。
一方、ステップS34でバージョン番号が変更されていない場合、またはステップS36でdisplay_controlが0x00の場合は、2D表示のままステップS34で待機する。
図4は、3Dと2D間で表示を切り換える際に、遷移時間を考慮して切り換えを行う場合の処理を示している。図4の処理は、受信装置100が高速切換機能を備えていない場合に有効である。
先ず、ステップS50では、ユーザが選局を行い、選局された番組のコンテンツを受信する。なお、選局時の表示状態は2Dであるものとする。次に、ステップS52では、AF(Adaptation field 3D information)に3D情報が含まれているか否かを判定する。3D情報が含まれている場合は、ステップS54へ進み、transition_flagが“1”であるか否かを判定する。
ステップS54でtransition_flagが“1”の場合は、ステップS56へ進む。この場合、CPU180は、3Dから2Dへの切り換えを行うことを認識し、ステップS56では、transition_typeが0x00または0x02であるか否かを判定する。そして、transition_typeが0x00または0x02の場合はステップS58へ進む。
ステップS58へ進んだ場合、transition_typeが0x00または0x02であるため、2Dから3Dへのトランジッションが発生する。このため、ステップS58では、transition_timingをチェックする。一方、ステップS56でtransition_typeが0x00または0x02でない場合は、2Dから3Dへのトランジッションが発生しないため、ステップS60へ進む。ステップS60では、バージョン番号が変更されたか否かを判定し、バージョン番号が変更された場合は、ステップS54へ戻る。また、バージョン番号が変更されていない場合はステップS60で待機する。
ステップS58の後はステップS62へ進み、ステップS58で確認したtransition_timingに基づいて、2D表示から3D表示へのトランジッションを行う。例えば、transition_timingが0x02の場合、3D情報を受信してから500[msec]後に2Dから3Dへの切り換えを行う。このとき、送信側では、500[msec]を考慮してAF(Adaptation field 3D information)中の3D情報を送出してから500[msec]後に3Dのビデオデータを送出する。これにより、受信装置では、ビデオデータが3Dに切り換わった瞬間から3D映像を表示することができる。
次に、ステップS64では、3D表示中に新たに受信したAF(Adaptation field 3D
information)の情報に基づいて、バージョン番号(version_number)が変更されたか否かを判定し、バージョン番号が変更された場合は、ステップS66へ進む。バージョン番号が変更されていない場合はステップS64で待機する。ステップS66では、トランジッションフラグの値を確認し、フラグが“1”の場合はステップS68へ進む。一方、フラグが“0”の場合はステップS72へ進む。
ステップS68に進んだ場合、トランジッションフラグの値が“1”であるため、CPU180は、3Dから2Dへの切り換えを行うことを認識する。そして、ステップS68において、新たに送られたAF(Adaptation field 3D information)の情報から、transition_typeが0x00または0x01であるか否かを判定する。ステップS68において、transition_typeが0x00または0x01の場合、3Dから2Dへのトランジッションが発生する。このため、ステップS69ではtransition_timingをチェックし、ステップS70へ進み、ステップS69で確認したtransitionに基づいて、3D表示から2D表示に切り換える。ステップS70の後はステップS52へ戻り、アイドル状態となる。
一方、ステップS68において、transition_typeが0x00, 0x01のいずれでもない場合は、3Dから2Dへのトランジッションは発生しないため、ステップS64へ戻る。
ステップS66からステップS72へ進んだ場合、トランジッションフラグが“0”であるため、2D表示への切り換えは行われない。しかし、この場合においても、例えば文字スーパーなどの緊急情報が2D表示される場合がある。このため、ステップS72では、display_controlが0x01または0x02であるか否かを判定し、display_controlが0x01または0x02である場合はステップS74へ進む。この場合、例えば文字スーパーなどの緊急情報を表示するため、2D表示に変更することが要求され、または推奨されているため、ステップS74では、ユーザ設定により2D表示への変更が許可されているか否かを確認する。そして、ユーザ設定により2D表示への変更が許可されている場合は、ステップS76へ進み、2D表示への切り換えを行う。一方、ステップS72においてdisplay_controlが0x01, 0x02のいずれでもない場合、またはステップS74においてユーザ設定が2D表示への変更を許可していない場合は、ステップS64へ戻り、3D表示を継続して行う。
ステップS76において2D表示に切り換えた後は、ステップS78へ進み、2D表示をしている最中に、AF(Adaptation field 3D information)の3D情報を受信し、バージョン番号が変更されたか否かを判定する。そして、バージョン番号が変更された場合は、3D表示が指示されているため、ステップS80へ進み、display_controlが0x00であるか否かを判定する。display_controlが0x00の場合は、文字スーパー等による緊急情報などの2D表示が指示されていないため、ステップS62へ戻り、3D表示への切り換えを行う。
一方、ステップS78でバージョン番号が変更されていない場合、またはステップS80でdisplay_controlが0x00ではない場合は、2D表示のままステップS78で待機する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 受信装置
120 デマックス
130 ビデオデコーダ
180 CPU
200 送信装置
210 ビデオエンコーダ
230 システムデータ生成部
250 送出部

Claims (15)

  1. デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得する映像信号取得部と、
    前記デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方又は少なくとも一方に含まれる3D表示又は2D表示に関する表示情報を取得し、前記システムデータエリアと前記映像データエリアの双方又は少なくとも一方に含まれる前記表示情報のうち、前記システムデータエリアに含まれる前記表示情報は、3D映像と2D映像との間の切り換えの遷移時間を考慮した、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報を含み、前記表示情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御する制御部と、
    を備える、受信装置。
  2. 前記制御部は、中央演算処理ユニットを含み、
    前記中央演算処理ユニットは、前記システムデータエリアに含まれる前記表示情報に基づいて、前記映像表示に関わる各構成要素を制御する、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記制御部は、前記映像信号をデコードするデコーダを含み、
    前記デコーダは、前記映像データエリアに含まれる前記表示情報に基づいて、デコード処理を制御する、請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記表示情報は、3D映像を放送中に2D映像に切り換えるための情報を含む、請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記表示情報は、3D映像を2D映像として表示するための情報を含む、請求項1に記載の受信装置。
  6. 前記切換タイミングに関する情報は、映像信号が3D映像と2D映像との間で切り換わるタイミングまでの所要時間を示す時間情報である、請求項1に記載の受信装置。
  7. 前記切換タイミングに関する情報は、映像信号が3D映像と2D映像との間で切り換わるタイミングよりも以前に取得される、請求項6に記載の受信装置。
  8. 前記切換タイミングに関する情報は、映像信号が3D映像と2D映像との間で切り換わる時刻を示す時間情報である、請求項1に記載の受信装置。
  9. ユーザによる表示設定情報が入力される入力部を備え、
    前記制御部は、前記表示設定情報が入力された場合は、前記表示情報よりも前記表示設定情報を優先して前記映像信号による表示処理を制御する、請求項1に記載の受信装置。
  10. 前記表示情報は、3D映像の方式のフォーマット情報を含む、請求項1に記載の受信装置。
  11. 受信側の装置の機能に応じてシステムデータエリアと映像データエリアに挿入された3D表示又は2D表示に関する表示情報を使用できるように、デジタル放送信号の前記システムデータエリアと前記映像データエリアの双方又は少なくとも一方に3D表示又は2D表示に関する表示情報であって、3D映像と2D映像との間の切り換えの遷移時間を考慮した、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報を含む前記表示情報を挿入する表示情報挿入部と、
    前記表示情報が挿入された前記デジタル放送信号を送出する送出部と、
    を備える、送信装置。
  12. 受信装置の機能に応じてシステムデータエリアと映像データエリアに挿入された3D表示又は2D表示に関する表示情報を使用できるように、デジタル放送信号の前記システムデータエリアと前記映像データエリアの双方又は少なくとも一方に3D表示又は2D表示に関する表示情報であって、前記受信装置における3D映像と2D映像との間の切り換えの遷移時間を考慮した、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報を含む前記表示情報を挿入する表示情報挿入部と、
    前記表示情報が挿入された前記デジタル放送信号を送出する送出部と、
    を有する送信装置と、
    前記デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得する映像信号取得部と、
    前記表示情報を取得し、前記システムデータエリアと前記映像データエリアの双方又は少なくとも一方に含まれる前記表示情報のうち、3D映像と2D映像との間の切り換えの遷移時間を考慮した、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御する制御部と、
    を有する受信装置と、
    を備える通信システム。
  13. デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得するステップと、
    前記デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方又は少なくとも一方に含まれる、3D表示又は2D表示に関する表示情報を取得するステップと、
    前記システムデータエリアと前記映像データエリアの双方又は少なくとも一方に含まれる前記表示情報のうち、前記システムデータエリアに含まれる前記表示情報は、3D映像と2D映像との間の切り換えの遷移時間を考慮した、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報を含み、前記表示情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御するステップと、
    を備える、表示制御方法。
  14. デジタル放送信号に含まれる映像信号を取得する手段、
    前記デジタル放送信号のシステムデータエリアと映像データエリアの双方又は少なくとも一方に含まれる、3D表示又は2D表示に関する表示情報を取得する手段、
    前記システムデータエリアと前記映像データエリアの双方又は少なくとも一方に含まれる前記表示情報のうち、前記システムデータエリアに含まれる前記表示情報は、3D映像と2D映像との間の切り換えの遷移時間を考慮した、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報を含み、前記表示情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御する手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  15. 放送するコンテンツに係る映像信号とシステムデータとを含むデジタル放送信号のデータ構造であって、
    前記映像信号及び前記システムデータは、受信装置の機能に応じて前記映像信号と前記システムデータの双方又は少なくとも一方に挿入された3D表示又は2D表示に関する表示情報を含み、前記システムデータに含まれる前記表示情報は、3D映像と2D映像との間の切り換えの遷移時間を考慮した、3D映像から2D映像への切換タイミング、または2D映像から3D映像への切換タイミングに関する情報を含み、
    前記表示情報に基づいて、前記映像信号による映像表示の処理を制御する手段として受信装置を機能させるためのデジタル放送信号のデータ構造。
JP2009142630A 2009-06-15 2009-06-15 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造 Expired - Fee Related JP5463747B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009142630A JP5463747B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造
US12/800,413 US20100315493A1 (en) 2009-06-15 2010-05-14 Receiving apparatus, transmitting apparatus, communication system, display control method, program, and data structure
TW99118153A TWI470993B (zh) 2009-06-15 2010-06-04 接收裝置,發射裝置,通訊系統,顯示控制方法,程式,及資料結構
KR20100053263A KR20100134507A (ko) 2009-06-15 2010-06-07 수신 장치, 송신 장치, 통신 시스템, 표시 제어 방법, 프로그램, 및 데이터 구조
EP20100165056 EP2265032A3 (en) 2009-06-15 2010-06-07 2D/3D video transmission apparatus
RU2010123366/07A RU2010123366A (ru) 2009-06-15 2010-06-08 Приемное устройство, передающее устройство, система связи, способ управления отображением, программа и структура данных
CN201310470100.6A CN103546738A (zh) 2009-06-15 2010-06-08 接收和发送装置、通信系统、显示控制方法
CN2010102007187A CN101924951A (zh) 2009-06-15 2010-06-08 接收和发送装置、通信系统、显示控制方法
BRPI1001852-2A BRPI1001852A2 (pt) 2009-06-15 2010-06-08 aparelhos de recepção e de transmissão, sistema de comunicação, método de controle de visualização, programa para fazer com que um computador funcione como um aparelho executando um procedimento, e, estrutura de dados para um sinal de radiodifusão digital

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009142630A JP5463747B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013245341A Division JP2014082769A (ja) 2013-11-27 2013-11-27 受信装置、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010288234A JP2010288234A (ja) 2010-12-24
JP5463747B2 true JP5463747B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=42262003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009142630A Expired - Fee Related JP5463747B2 (ja) 2009-06-15 2009-06-15 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20100315493A1 (ja)
EP (1) EP2265032A3 (ja)
JP (1) JP5463747B2 (ja)
KR (1) KR20100134507A (ja)
CN (2) CN103546738A (ja)
BR (1) BRPI1001852A2 (ja)
RU (1) RU2010123366A (ja)
TW (1) TWI470993B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101648455B1 (ko) 2009-04-07 2016-08-16 엘지전자 주식회사 방송 송신기, 방송 수신기 및 3d 비디오 데이터 처리 방법
JP5604827B2 (ja) * 2009-08-21 2014-10-15 ソニー株式会社 送信装置、受信装置、プログラム、及び通信システム
JP2012039340A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 受信装置および受信方法
EP2608547B1 (en) * 2010-08-17 2018-03-21 LG Electronics Inc. Apparatus and method for receiving digital broadcasting signal
KR101909032B1 (ko) * 2010-09-01 2018-10-17 엘지전자 주식회사 3d (3-dimentional) 방송 서비스를 위한 방송 신호 처리 방법 및 장치
KR20120058702A (ko) * 2010-11-27 2012-06-08 전자부품연구원 디지털 방송에서 서비스 호환 방식 전송 방법
KR20120058700A (ko) 2010-11-27 2012-06-08 전자부품연구원 디지털 방송의 전송 모드 제공 및 인지 방법
CA2829112C (en) * 2011-03-07 2016-10-04 Lg Electronics Inc. Method and device for transmitting/receiving digital broadcast signal
JP5092033B2 (ja) * 2011-03-28 2012-12-05 株式会社東芝 電子機器、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP5100859B2 (ja) 2011-04-25 2012-12-19 株式会社東芝 映像処理装置及び映像処理方法
KR20120126458A (ko) * 2011-05-11 2012-11-21 엘지전자 주식회사 방송 신호 처리 방법 및 그를 이용한 영상 표시 장치
CN102857770A (zh) * 2011-06-28 2013-01-02 冠捷投资有限公司 三维显示系统的显示芯片的运作方法
JPWO2013001784A1 (ja) * 2011-06-30 2015-02-23 パナソニック株式会社 信号処理装置、信号処理方法および映像再生装置
US20130169762A1 (en) * 2011-07-15 2013-07-04 Hitachi Consumer Electronics, Ltd. Receiving apparatus, receiving method and transmitting apparatus
CN102256160B (zh) * 2011-07-15 2014-06-04 深圳超多维光电子有限公司 一种立体图像处理设备及方法
JP2013031057A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Jvc Kenwood Corp 映像処理装置および映像処理方法
JP5815326B2 (ja) 2011-08-12 2015-11-17 ルネサスエレクトロニクス株式会社 動画像復号装置及び画像表示装置
KR101779181B1 (ko) * 2011-11-29 2017-09-18 한국전자통신연구원 3d 디지털방송 수신 장치 및 방법, 그리고 영상 모드 전환 장치 및 방법
JP5899910B2 (ja) * 2011-12-26 2016-04-06 株式会社Jvcケンウッド 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5720561B2 (ja) * 2011-12-26 2015-05-20 株式会社Jvcケンウッド 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
CN103763610B (zh) * 2013-12-27 2018-10-30 华为技术有限公司 一种远程桌面的重定向方法及装置
KR102535290B1 (ko) * 2015-09-01 2023-05-22 소니그룹주식회사 수신 장치, 송신 장치 및 데이터 처리 방법
CN108141641B (zh) * 2015-10-22 2020-09-22 三菱电机株式会社 视频配送装置、视频配送系统及视频配送方法
CN105609083B (zh) * 2015-12-31 2018-04-06 西安诺瓦电子科技有限公司 一种油价牌系统的显示控制方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6791599B1 (en) * 1997-09-19 2004-09-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Apparatus for driving liquid crystal shutter glasses and spatial transmission signal transmitting apparatus for liquid crystal shutter glasses
WO2003092303A1 (en) * 2002-04-25 2003-11-06 Sharp Kabushiki Kaisha Multimedia information generation method and multimedia information reproduction device
AU2003281138A1 (en) * 2002-07-16 2004-02-02 Electronics And Telecommunications Research Institute Apparatus and method for adapting 2d and 3d stereoscopic video signal
JP2004320559A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Sharp Corp 立体画像表示装置
JP4121888B2 (ja) * 2003-04-28 2008-07-23 シャープ株式会社 コンテンツ表示装置およびコンテンツ表示プログラム
JP2004357156A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Sharp Corp 映像受信装置および映像再生装置
JP4190357B2 (ja) * 2003-06-12 2008-12-03 シャープ株式会社 放送データ送信装置、放送データ送信方法および放送データ受信装置
JP4183587B2 (ja) * 2003-09-12 2008-11-19 シャープ株式会社 画像記録装置
JP2005094168A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Sharp Corp ファイル構造及びそれを用いる画像記録装置並びに画像再生装置
JP2005175566A (ja) 2003-12-08 2005-06-30 Shinichi Hirabayashi 立体表示システム
US20060184790A1 (en) * 2004-03-26 2006-08-17 Microsoft Corporation Protecting elementary stream content
KR100813961B1 (ko) * 2005-06-14 2008-03-14 삼성전자주식회사 영상 수신장치
KR100657322B1 (ko) * 2005-07-02 2006-12-14 삼성전자주식회사 로컬 3차원 비디오를 구현하기 위한 인코딩/디코딩 방법 및장치
KR100818933B1 (ko) * 2005-12-02 2008-04-04 한국전자통신연구원 디지털방송 기반 3차원 컨텐츠 서비스 제공 방법
US8493973B2 (en) * 2006-04-04 2013-07-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of and apparatus for transmitting digital broadcasting signal in advanced-VSB (A-VSB) system in which transport packet without adaptation field is provided at fixed location in data field slices
JP5055570B2 (ja) 2006-08-08 2012-10-24 株式会社ニコン カメラおよび画像表示装置並びに画像記憶装置
US20090147138A1 (en) * 2007-12-07 2009-06-11 George William Pawlowski Multi-View Display System and Method with Synchronized Views
KR20100102153A (ko) * 2007-12-14 2010-09-20 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 비디오 재생을 위한 3d 모드 선택 메커니즘
KR101472332B1 (ko) * 2008-04-15 2014-12-15 삼성전자주식회사 3차원 디지털 컨텐츠의 제공 방법, 수신 방법 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
KR20100134507A (ko) 2010-12-23
EP2265032A3 (en) 2013-01-09
CN103546738A (zh) 2014-01-29
JP2010288234A (ja) 2010-12-24
EP2265032A2 (en) 2010-12-22
BRPI1001852A2 (pt) 2011-07-05
TW201112737A (en) 2011-04-01
CN101924951A (zh) 2010-12-22
RU2010123366A (ru) 2011-12-20
TWI470993B (zh) 2015-01-21
US20100315493A1 (en) 2010-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5463747B2 (ja) 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造
JP5604827B2 (ja) 送信装置、受信装置、プログラム、及び通信システム
JP5543504B2 (ja) デジタル放送基盤の三次元静止映像サービス方法及び装置
JP4190357B2 (ja) 放送データ送信装置、放送データ送信方法および放送データ受信装置
WO2013061526A1 (ja) 放送受信装置、放送受信方法およびプログラム
JP4820592B2 (ja) 動映像ストリームに静止映像を同期化させる方法
WO2011062015A1 (ja) 画像送信方法、画像受信方法、画像送信装置、画像受信装置、及び画像伝送システム
JP2016523015A (ja) 信号送受信装置及び信号送受信装置の制御方法
US20110229106A1 (en) System for playback of ultra high resolution video using multiple displays
JP2011066871A (ja) コンテンツ伝送方法及び表示装置
JP2008067109A (ja) 映像出力装置及びその制御方法
EP1519580A2 (en) Method for transmitting and receiving audio in mosaic EPG service
WO2013021655A1 (ja) 受信再生装置、送信装置、受信再生方法、及び送信方法
JP5981915B2 (ja) 送信装置、受信再生装置、送信方法及び受信再生方法
JPWO2011089982A1 (ja) 受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラム
JP2014120809A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム
JP2002218502A (ja) 立体映像信号の伝送方法及び、そのシステム
JP2000078615A (ja) ディジタル放送受信機
CN114189737A (zh) 一种数字电视快速切台方法及数字电视
JP2014082769A (ja) 受信装置、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造
JP5092027B2 (ja) 映像信号処理モードの切替え装置及び切替え方法
JP2005072988A (ja) 放送受信機
JPH1118066A (ja) 映像データ送信方法および映像データ再生装置
WO2013172142A1 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
JP2008205575A (ja) 放送システム、表示装置及び放送システムの送受信表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130701

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131127

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20131205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140106

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees