JP5423489B2 - 構成情報管理装置、構成情報管理装置の辞書生成方法及び構成情報管理装置の辞書生成プログラム - Google Patents

構成情報管理装置、構成情報管理装置の辞書生成方法及び構成情報管理装置の辞書生成プログラム Download PDF

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本発明は、構成情報管理装置、構成情報管理装置の辞書生成方法及び構成情報管理装置の辞書生成プログラムに関する。
近年、異なる業務システム間の連携統合によるマルチベンダー化や、異なるシステム間の情報交換等のオープン化が進み、ITシステムは、サーバ台数の増加やストレージ容量の増大と相まって大規模化・複雑化している。このため、運用コストが増大しているだけでなく、人的ミスによるシステム停止やサービス品質低下が大きな問題となっている。そこで、こうした問題を解決するため、サーバ、ストレージやアプリケーション等といったITシステムの構成情報の管理が重要となっている。
例えば、データセンタの運用においては、サーバ管理、ネットワーク管理、サービス管理や資産管理等の管理業務に最適化された運用管理ミドルウェアが存在する。また、各運用管理ミドルウェアは、固有のデータベースを有し、それぞれの業務に関する構成情報をデータベースに登録する。このように、運用管理ミドルウェアは、構成情報を他のデータベースと独立して管理するため、アクセス方法や管理される構成情報のスキーマが運用管理ミドルウェア毎に異なる場合があり、各運用管理ミドルウェア間で連携をとる場合には人的な作業を要するのが実情である。
そこで、複数の運用管理ミドルウェアに散在する各種の構成情報を仮想的に統合する統合構成管理データベース(Federated Configuration Management Database:FCMDB)と称するデータベースを備えた構成情報管理装置が知られている。FCMDBは、各運用管理ミドルウェアの持つ構成情報を仮想的に統合する。FCMDBの統合する運用管理ミドルウェアは、管理データリポジトリ(Management Data Repository:MDR)と呼ばれる。図16は、FCMDBシステムの構成を示す説明図である。図16に示すFCMDBシステム300は、複数のMDR301、FCMDB302及びクライアント端末304を有し、MDR301及びFCMDB302間をネットワーク303経由で通信接続する。
各MDR301は、例えば、ITシステム内に存在する機器等の構成要素に関する属性要素を構成要素種別毎に管理する。更に、各MDR301は、管理するデータの構成要素種別及びデータ量が異なることは勿論のこと、自分のローカルIDに対応付けて属性要素等の各種情報を管理している。例えば、MDR301Aでは、設計情報を管理し、MDR301Bでは、製品情報を管理し、MDR301Cでは、性能情報を管理し、MDR301Dでは、構成情報を管理する。
また、FCMDB302は、複数のMDR301に分散して管理される同一対象の構成情報を統合して管理する。具体的には、FCMDB302は、ITシステムを構成する機器、ソフトウェア、データログ等の構成要素(Configuration Item:CI)を管理する。例えば、FCMDB302で管理するCI「C」とは、MDR301Aで管理する設計情報C’’、MDR301Cで管理する性能情報C^、MDR301Dで管理するC’の構成情報を統合したものである。
その結果、システム管理者等のオペレータは、バッチの適用作業やハードウェアの保守作業等のシステム運用に関わる様々な状況下で、FCMDB302を使用して仮想的に統合された構成情報を参照し、ITシステム全体の構成を容易に管理把握できる。
図17は、FCMDBシステム300のデータ統合の原理を示す説明図である。図17の例では、MDR301Aは、同一CIの属性要素として“サーバ”、“ID:WebServer1”及び“S/N:XYZ123”を管理している。尚、属性要素は、属性名及び属性値を有し、属性名は、例えば“ID”及び“S/N”に相当し、属性値は、例えば、“WebServer1”及び“XYZ123”に相当する。また、MDR301Bは、同一CIの属性要素として“サーバ”、“ID:192.168.0.1”、“製番:XYZ123”を管理している。尚、属性名は、例えば“ID”及び“製番”に相当し、属性値は、例えば、“192.168.0.1”及び“XYZ123”に相当する。更に、MDR301Cは、同一CIの属性要素として“ホスト”、“ID:hostnameX”及び“SERNO:XYZ123”を管理している。尚、属性名は、例えば、“ID”及び“SERNO”に相当し、属性値は、例えば、“hostnameX”及び“XYZ123”に相当する。更に、MDR301Dは、同一CIの属性要素として“ノード”、“ID:192.168.0.1”及び“SN:XYZ123”を管理している。尚、属性名は、例えば“ID”及び“SN”に相当し、属性値は、例えば、“192.168.0.1”及び“XYZ123”に相当する。つまり、各MDR301は、同一CIの属性要素であるにも関わらず、異なるCI種別で管理している。
そこで、FCMDB302では、各MDR301で管理する同一CIの属性要素を共通形式に変換する。更に、FCMDB302は、MDR301毎に異なるローカルIDで管理する属性要素からユニークな属性値を有する共通プロパティをキーにして、同一CIの属性要素を認定するリコンサイル処理を実行する。尚、共通プロパティとは、ユニークな属性値“XYZ123”を有する、例えば、製造番号を示す“S/N:XYZ123”、“製番:XYZ123”、“SERNO:XYZ123”及び “SN:XYZ123”に相当する。
FCMDB302は、MDR301毎に異なるローカルIDで管理する複数の属性要素から製造番号の共通プロパティをキーにして同一CIの属性要素を認定し、各MDR301で分散管理する同一CIの属性要素を統合して管理する。
また、同一CI内でも、a−XML形式及びb−XML形式等の複数スキーマの情報を統合管理する際、リコンサイル処理を実行するために、スキーマ間の情報、例えば、属性要素を対応付ける共通プロパティ等の辞書情報を作成する必要がある。
特開2007−179146号公報 特開2006−99236号公報 "CMDB Federation (CMDBf)" Committee Draft Version1.0、[online]、2007年10月22日、CMDB Federation Working Group、[平成20年1月23日検索]、インターネット<URL:http://cmdbf.org/schema/1-0-0/CMDBf%20v1.0.pdf>
しかしながら、上記従来の辞書情報を作成する方法としては、複数スキーマに精通した熟練者のオペレータが手作業で同義の属性要素等の情報を探し、複数スキーマ間の属性要素同士の同義性を定義した辞書情報を作成する必要がある。その結果、このような従来の方法では、複数スキーマ間の属性要素同士の辞書情報を作成する際のオペレータ側の作業負担が極めて大きい。
開示の技術は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、オペレータ側の作業負担を大幅に軽減しながら、複数スキーマ間の辞書情報を自動生成できる構成情報管理装置、その辞書生成方法及び辞書生成プログラムを提供することにある。
本願の開示する構成情報管理装置は、一つの態様において、異なるスキーマで記述された属性要素を含む構成要素を管理するデータ管理部と、前記データ管理部によって管理された構成要素毎に、同一構成要素の内、異なるスキーマの各属性要素の対応関係に基づき、スキーマ間の属性要素を特定し、スキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として前記データ管理部から検索する辞書候補検索部と、前記辞書候補検索部によって検索された辞書候補に基づき、異なるスキーマ間の各属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を生成する辞書生成部と、前記辞書生成部によって生成された前記辞書情報を管理する辞書管理部とを有する。
本願の開示する構成情報管理装置の一態様では、オペレータ側の作業負担を大幅に軽減しながら、複数スキーマ間の辞書情報を自動生成できるという効果を奏する。
図1は、実施例1の構成情報管理装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施例2のFCMDBシステムの構成を示すブロック図である。 図3は、FCMDBの構成を示すブロック図である。 図4は、データ管理部に管理中のCIデータの一例を示す説明図である。 図5は、辞書管理部のテーブル内容の一例を示す説明図である。 図6は、CI種別リスト管理部のテーブル内容の一例を示す説明図である。 図7は、辞書候補管理部のテーブル内容の一例を示す説明図である。 図8は、辞書候補検索部の動作の一例を示す説明図である。 図9は、履歴同期カウンタ部の動作の一例を示す説明図である。 図10は、履歴同期カウンタ部の動作の一例を示す説明図である。 図11は、辞書候補選定部の動作の一例を示す説明図である。 図12は、辞書生成処理に関わる辞書登録処理部の処理動作を示すフローチャートである。 図13は、辞書候補登録処理に関わる辞書登録処理部の処理動作を示すフローチャートである。 図14は、辞書登録処理に関わる辞書候補選定部の処理動作を示すフローチャートである。 図15は、辞書生成プログラムを実行するコンピュータを示す説明図である。 図16は、FCMDBシステムの構成を示す説明図である。 図17は、FCMDBシステムのデータ統合の原理を示す説明図である。
以下に、本願の開示する構成情報管理装置、その辞書生成方法及び辞書生成プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本実施例の内容により、本発明の技術思想が限定されるものではない。
図1は、実施例1の構成情報管理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す構成情報管理装置100は、データ管理部101、辞書候補検索部102、辞書生成部103及び辞書管理部104を有する。データ管理部101は、異なるスキーマで記述された属性要素を含む構成要素を管理する。
辞書候補検索部102は、データ管理部101によって管理された構成要素毎に、同一構成要素の内、異なるスキーマの各属性要素の対応関係に基づき、スキーマ間の属性要素を特定する。更に、辞書候補検索部102は、スキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補としてデータ管理部101から検索する。尚、各属性要素の対応関係とは、例えば、異なるスキーマの各属性要素の辞書候補を生成する上での基になる属性要素の組合せに相当する。
辞書生成部103は、辞書候補検索部102によって検索された辞書候補に基づき、異なるスキーマ間の各属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を生成する。辞書管理部104は、辞書生成部103によって生成された辞書情報を管理する。
実施例1では、データ管理部101から異なるスキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として検索する。更に、実施例1では、検索された辞書候補に基づき、異なるスキーマ間の各属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を自動的に生成し、この辞書情報を辞書管理部104に管理する。その結果、実施例1では、複数スキーマ間の辞書情報を生成する際のオペレータ側の作業負担を大幅に軽減しながら、高精度な辞書情報を提供できる。
次に、実施例2の統合構成管理データベース(Federating Configuration Management Data Base:FCMDB)システムについて説明する。図2は、実施例2のFCMDBシステムの構成を示すブロック図である。図2に示すFCMDBシステム1は、複数の管理データリポジトリ(Management Data Repository:MDR)2、FCMDB3及びクライアント端末4を有し、MDR2及びFCMDB3間をネットワーク5経由で通信接続する。
MDR2は、構成情報を構成する構成要素(Configuration Item:CI)及び、CI毎に属性要素を管理する。CIは、例えば、サーバ、ストレージやソフトウェア等のITシステムを構成する要素に相当する。属性要素は、属性名及び属性値を有し、属性名は、例えば、IPアドレス名、シリアル番号やドメイン名等に相当し、属性値は、例えば、IPアドレス値、シリアル番号値及びドメイン名自体等に相当する。MDR2では、異なるスキーマで記述されたCIや属性要素等のデータを管理している。
FCMDB3は、複数のMDR2のデータを仮想的に統合し、CI単位でリコンサイル及び統合し、これらデータを管理する。また、FCMDB3は、クライアント端末4から検索対象の構成情報の検索要求を検出すると、この検索対象の構成情報を検索し、その検索結果をクライアント端末4に提供する。そして、クライアント端末4は、その検索結果を表示画面上に画面表示する。
図3は、FCMDB3の構成を示すブロック図である。図3に示すFCMDB3は、登録要求受付部11、登録処理部12、データ管理部13、運用履歴管理部14、検索要求受付部15及び検索処理部16を有する。登録要求受付部11は、ネットワーク5と接続し、MDR2からのデータ登録要求を受け付ける。登録処理部12は、データ登録要求を検出すると、MDR2からのデータをデータ管理部13に登録する。データ管理部13は、各MDR2のCI及び属性要素を仮想的に管理する。
図4は、データ管理部13に管理中のCIデータの一例を示す説明図である。図4に示すCIデータは、同一CIデータ内にa−XML形式で記述された複数の属性要素及び、b−XML形式で記述された属性要素を含んでいる。尚、当然ながら、例えば、a−XML形式やb−XML形式等の単一XML形式で記述されたCIデータもあることは言うまでもない。
運用履歴管理部14は、データ管理部13内のCIや属性要素の運用履歴を日時単位で管理する。検索要求受付部15は、ネットワーク5と接続し、各MDR2又はクライアント端末4からのデータ検索要求を受け付ける。検索処理部16は、データ検索要求を検出すると、検索対象のデータをデータ管理部13から検索する。
更に、FCMDB3は、辞書登録要求受付部17、辞書登録処理部18、辞書管理部19及び辞書提示部20を有する。辞書登録要求受付部17は、ネットワーク5と接続し、各MDR2又はクライアント端末4からの辞書登録要求を受け付ける。辞書登録処理部18は、辞書登録要求を検出すると、例えば、手作業で入力した辞書情報を辞書管理部19に登録する。
辞書管理部19は、例えば、a−XML形式で記述された属性要素の属性名及びb−XML形式で記述された属性要素の属性名を対応付けて、その同義性を定義する辞書情報を管理する。図5は、辞書管理部19のテーブル内容の一例を示す説明図である。
図5に示す辞書管理部19は、識別ID19A毎に、a−XML形式の属性要素に関わる属性名19B及びb−XML形式の属性要素に関わる属性名19Cを辞書情報として管理する。尚、FCMDB3は、同一CIデータ内の異なるXML形式で記述された属性要素をデータ管理部13内に管理している。従って、FCMDB3は、辞書管理部19で管理中の辞書情報に基づき、例えば、a−XML形式の属性名19Bの“Server/@nickname”とb−XML形式の属性名19Cの“Server/@name”とが同義と認識できる。また、辞書提示部20は、辞書管理部19に管理された辞書情報をクライアント端末4の表示画面上に提示する。
更に、FCMDB3は、辞書定義要素管理部21、CI種別リスト管理部22及び辞書候補管理部23、バスライン24を有する。辞書定義要素管理部21は、CI種別毎に少なくとも1個以上の辞書定義要素を管理する。尚、辞書定義要素は、例えば、a−XML形式で記述された属性要素及びb−XML形式で記述された属性要素同士の対応関係を定義した属性名の組合せの共通プロパティ(Identifying Property)に相当する。更に、辞書定義要素は、異なるXML形式で記述された属性要素の属性名同士の同義性を推定する辞書候補の検索に利用する。尚、本実施例では、例えば、CI種別が“Server”の場合に、a−XML形式の属性名“Server/@ipaddr”及びb−XML形式の属性名“Server/@ip_address”の組合せを辞書定義要素としている。
CI種別リスト管理部22は、データ管理部13に管理中のCIデータのCI種別を管理する。図6は、CI種別リスト管理部22のテーブル内容の一例を示す説明図である。図6に示すCI種別リスト管理部22は、識別ID22A毎に、例えば、“Server”、“Switch”及び“Storage”等のCI種別22Bを管理する。
辞書候補管理部23は、辞書情報を生成する際の基礎となる辞書候補を管理する。図7は、辞書候補管理部23のテーブル内容の一例を示す説明図である。図7に示す辞書候補管理部23は、識別ID23A毎に、a−XML形式で記述された属性要素の属性名23B、b−XML形式で記述された属性要素の属性名23C、履歴一致数23D及び履歴判定件数23Eを管理する。尚、辞書候補は、同一CIデータ内の同一属性値に対応するa−XML形式で記述された属性要素の属性名及びb−XML形式で記述された属性要素の属性名の組合せに相当し、これら属性名同士の同義性を推定した属性名の組合せである。履歴一致数23Dは、辞書候補内の属性要素同士の運用履歴に対するデータ同期ありの回数に相当する。履歴判定件数23Eは、辞書候補内の各属性要素の運用履歴でのデータ同期の有無を判定した件数に相当する。
バスライン24は、登録処理部12、データ管理部13、運用履歴管理部14、検索処理部16、辞書登録処理部18、辞書管理部19、辞書定義要素管理部21、辞書候補管理部23及びCI種別リスト管理部22間のデータ伝送路を構成する。
更に、辞書登録処理部18は、辞書候補検索部31及び辞書生成部32を有する。辞書候補検索部31は、辞書定義要素管理部21に管理した辞書定義要素の異なるXML形式間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として、データ管理部13から検索する。図8は、辞書候補検索部31の動作の一例を示す説明図である。尚、辞書定義要素は、a−XML形式の属性名“Server/@ipaddr”及びb−XML形式の属性名“Server/@ip_address”の組合せに相当する。
辞書候補検索部31は、データ管理部13に管理中の同一CIデータ内の属性要素がa−XML形式及びb−XML形式で記述されている場合に、辞書定義要素を利用して、a−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素に特定する。更に、辞書候補検索部31は、a−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素間で同一属性値に対応する属性名の組合せを検索する。例えば、辞書候補検索部31は、図8に示すように、属性値“web01”の属性名“Server/@nickname”及び“Server/@name”を検索し、属性値“2GHz”の属性名“Server/cpu”及び“Server/processor”を検索する。また、辞書候補検索部31は、属性値“x86”の属性名“Server/cpu/@type”及び“Server/processor/@cputype”を検索し、属性値“web01”の属性名“Server/@nickname”及び“Server/description”等を検索する。
更に、辞書候補検索部31は、同一属性値に対応する属性要素の属性名の組合せを検索すると、各属性要素のソース情報をMDR2から取得する。尚、ソース情報とは、例えば、本属性要素の配信元であるMDR2の識別情報や配信方式等に相当する。そして、辞書候補検索部31は、各属性要素のソース情報が同一条件に合致した場合に、これら属性要素の属性名の組合せを辞書候補とする。そして、辞書候補検索部31は、データ管理部13から辞書候補を順次検索し、これら順次検索した辞書候補を辞書候補管理部23に順次登録する。つまり、辞書候補検索部31は、CIデータ1件毎に辞書候補を順次検索し、これら順次検索した辞書候補を辞書候補管理部23に順次登録することで、FCMDB3内の全CIデータに対する辞書候補を辞書候補管理部23に順次登録する。
また、辞書生成部32は、履歴同期カウンタ部34及び辞書候補選定部35を有する。履歴同期カウンタ部34は、辞書候補検索部13にて辞書候補を検索すると、辞書候補内の属性要素の運用履歴を運用履歴管理部14から取得する。更に、履歴同期カウンタ部34は、辞書候補の各属性要素の運用履歴同士を比較し、その運用履歴内にデータ同期があるか否かを判定する。図9は、履歴同期カウンタ部34の動作の一例を示す説明図である。尚、説明の便宜上、運用履歴は、例えば、現在日時から1日前に相当する。
履歴同期カウンタ部34は、“Server/@nickname”及び“Server/@name”の辞書候補を検索すると、現在日時から1日前の“Server/@nickname”の運用履歴及び“Server/@name”の運用履歴を運用履歴管理部14から取得する。履歴同期カウンタ部34は、現在日時から1日前の“Server/@nickname”の運用履歴及び“Server/@name”の運用履歴を比較し、データ同期があるか否かを判定する。
この際、履歴同期カウンタ部34は、運用履歴のデータ同期の有無を判定する際に、辞書候補に対応する履歴判定件数を+1インクリメントし、辞書候補管理部23内の辞書候補に対応する履歴判定件数を更新する。履歴同期カウンタ部34は、1日前の“Server/@nickname”及び“Server/@name”の運用履歴が空データのため、データ同期があると判断する。履歴同期カウンタ部34は、データ同期ありと判断すると、この辞書候補に対応する履歴一致数を+1インクリメントし、辞書候補管理部23内の辞書候補に対応する履歴一致数を更新する。更に、履歴同期カウンタ部34は、CIデータ1件毎に辞書候補内の属性要素同士の運用履歴に関わるデータ同期の有無を順次判定し、辞書候補管理部23内の辞書候補に対応する履歴一致数及び履歴判定件数を順次更新する。尚、図10は、履歴同期カウンタ部の動作の一例を示す説明図である。
つまり、履歴同期カウンタ部34では、図10に示すように、次のCIデータの1日前の“Server/@nickname”及び“Server/@name”の運用履歴を判定するため、履歴判定件数を+1インクリメントし、履歴判定件数を“2”に更新する。更に、履歴同期カウンタ部34は、“Server/@nickname”及び“Server/@name”の運用履歴の属性値“app01”が同一のため、データ同期があると判断し、履歴一致数を+1インクリメントし、その履歴一致数を“2”に更新する。
辞書候補選定部35は、評価値算出部35A及び評価値判定部35Bを有する。評価値算出部35Aは、辞書候補管理部23に管理中の辞書候補毎の履歴一致数及び履歴判定件数に基づき、(履歴一致数÷履歴判定件数)の数式で辞書候補毎の評価値を算出する。図11は、辞書候補選定部35の動作の一例を示す説明図である。
評価値判定部35Bは、FCMDB3内の全てのCIデータの辞書候補の履歴一致数や履歴判定件数の更新が完了すると、辞書候補管理部23に管理中の辞書候補の内、評価値が最高の辞書候補を抽出する。更に、評価値判定部35Bは、評価値が最高の辞書候補が抽出されると、その辞書候補の評価値が所定閾値、例えば、0.5以上であるか否かを判定する。辞書候補選定部35は、評価値判定部35Bにて辞書候補の評価値が所定閾値以上の場合に、当該辞書候補を辞書対象の辞書候補として選定する。そして、辞書生成部32は、辞書候補選定部35にて選定された辞書候補に基づき辞書情報を生成し、この生成した辞書情報を辞書管理部19に登録する。
更に、辞書候補選定部35は、辞書対象の辞書候補を選定すると、当該辞書候補の属性要素を含む辞書候補を辞書候補管理部23から削除する。辞書候補選定部35は、図11に示すように、辞書対象の辞書候補として“Server/@nickname”及び“Server/@name”を選定したので、“Server/@nickname”を含む辞書候補“Server/@nickname”及び“Server/description”を辞書候補管理部23から削除する。
次に、実施例2のFCMDBシステム1の動作について説明する。図12は、辞書生成処理に関わる辞書登録処理部18の処理動作を示すフローチャートである。図12に示す辞書生成処理は、データ管理部13に管理中の同一CI内部のa−XML形式及びb−XML形式で記述された属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を生成し、この生成した辞書情報を辞書管理部19に登録する処理である。
図12において辞書登録処理部18は、CI種別リスト管理部22から1個のCI種別を指定する(ステップS11)。辞書登録処理部18は、CI種別を指定すると、データ管理部13内に該当CI種別の未取得のCIデータがあるか否かを判定する(ステップS12)。辞書登録処理部18は、該当CI種別の未取得のCIデータがある場合に(ステップS12肯定)、未取得の1件分のCIデータをデータ管理部13から取得する(ステップS13)。辞書登録処理部18は、未取得の1件分のCIデータを取得すると、CIデータ内に複数のXML形式の記述があるか否かを判定する(ステップS14)。
辞書登録処理部18は、CIデータ内に複数のXML形式の記述がある場合に(ステップS14肯定)、運用履歴管理部14から同一CIデータの運用履歴を取得する(ステップS15)。尚、運用履歴は、現在日時から所定タイミング時点、例えば、1日前の運用履歴に相当する。更に、辞書生成部32は、同一CIデータの運用履歴を取得すると、後述する図13に示すCIデータ1件分の辞書候補登録処理を実行する(ステップS16)。
辞書登録処理部18は、辞書候補登録処理実行後、データ管理部13内に該当CI種別の未取得のCIデータがあるか否かを判定すべく、ステップS12に移行する。また、辞書登録処理部18は、該当CI種別の未取得のCIデータがない場合に(ステップS12否定)、CI種別リスト管理部22内に未指定のCI種別があるか否かを判定する(ステップS17)。
辞書登録処理部18は、未指定のCI種別がある場合に(ステップS17肯定)、未指定のCI種別を指定すべく、ステップS11に移行する。また、辞書登録処理部18は、未指定のCI種別がない場合に(ステップS17否定)、後述する図14に示す辞書登録処理を実行する(ステップS18)。辞書提示部20は、辞書登録処理実行後、生成した辞書情報をクライアント端末4の表示画面上に提示出力し(ステップS19)、図12に示す処理動作を終了する。尚、オペレータは、表示画面上の提示内容を見て、辞書情報の内容を認識できる。
また、辞書登録処理部18は、該当CIデータ内に複数のXML形式の記述がない場合に(ステップS14否定)、次の未取得のCI種別があるか否かを判定すべく、ステップS12に移行する。
図12に示す辞書生成処理では、FCMDB3内の各CI種別のCIデータを1件ずつ取得して各CIデータ内の辞書候補を登録する辞書候補登録処理を実行する。その結果、オペレータは、FCMDB3内の全CI種別の全CIデータの辞書候補を自動取得できる。
更に、辞書生成処理では、全CI種別の全CIデータの辞書候補の登録が完了すると、これら辞書候補に基づき辞書情報を選定登録する辞書登録処理を実行する。その結果、オペレータは、FCMDB3内の全CI種別の全CIデータの辞書情報を自動取得できる。
更に、辞書生成処理では、辞書情報をクライアント端末4の表示画面上に画面表示する。その結果、オペレータは、FCMDB3内の辞書情報を表示画面上で認識できる。
次に、図12に示すステップS16の辞書候補登録処理について説明する。図13は、辞書候補登録処理に関わる辞書登録処理部18の処理動作を示すフローチャートである。図13に示す辞書候補登録処理は、CIデータ1件分の複数の属性要素からa−XML形式及びb−XML形式間で属性名を同義と推定する辞書候補を検索し、辞書候補に対応した履歴一致数及び履歴判定件数を辞書候補管理部23内に登録更新する処理である。
図13において辞書登録処理部18内の辞書候補検索部31は、比較対象のa−XML形式の1件分の属性要素を取得し(ステップS31)、次に、b−XML形式の1件分の属性要素を取得する(ステップS32)。辞書候補検索部31は、ステップS31で取得したa−XML形式の属性要素及びステップS32で取得したb−XML形式の属性要素同士の属性値が同一であるか否かを判定する(ステップS33)。尚、辞書候補検索部31は、a−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素のソース情報を各MDR2から取得し、各属性要素のソース情報が比較関数で同一条件に合致した場合に、比較関数で属性要素同士の属性値が同一であるか否かを判定する。
辞書候補検索部31は、a−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素同士の属性値が同一である場合に(ステップS33肯定)、これら属性要素の属性名同士の組合せを辞書候補として辞書候補管理部23に登録する(ステップS34)。
辞書登録処理部18内の辞書生成部32は、辞書候補を辞書候補管理部23に登録すると、当該辞書候補に対応する辞書候補管理部23内の履歴判定件数を+1インクリメントする(ステップS35)。更に、辞書生成部32内の履歴同期カウンタ部34は、図12に示すステップS15で取得した辞書候補の各属性要素に関わる同一タイミング時点の運用履歴、例えば、1日前の運用履歴を参照する(ステップS36)。
履歴同期カウンタ部34は、比較対象の辞書候補の属性要素同士の1日前の運用履歴を比較し、比較関数で属性要素同士の運用履歴内にデータ同期があるか否かを判定する(ステップS37)。履歴同期カウンタ部34は、辞書候補の属性要素同士の運用履歴内にデータ同期がある場合に(ステップS37肯定)、辞書候補管理部23内の当該辞書候補に対応する履歴一致数を+1インクリメントする(ステップS38)。更に、辞書候補検索部31は、辞書候補に対応する履歴一致数を+1インクリメントすると、データ管理部13内に未取得のb−XML形式の属性要素があるか否かを判定する(ステップS39)。
辞書候補検索部31は、未取得のb−XML形式の属性要素がある場合に(ステップS39肯定)、次のb−XML形式の属性要素を取得すべく、ステップS32に移行する。つまり、辞書候補検索部31は、比較対象のa−XML形式の1件の属性要素に対して1件のb−XML形式の属性要素を順次比較することになる。
更に、辞書候補検索部31は、未取得のb−XML形式の属性要素がない場合に(ステップS39否定)、未取得の比較対象のa−XML形式の属性要素があるか否かを判定する(ステップS40)。
辞書候補検索部31は、未取得の比較対象のa−XML形式の属性要素がある場合に(ステップS40肯定)、次の比較対象のa−XML形式の属性要素を取得すべく、ステップS31に移行する。辞書候補検索部31は、未取得の比較対象のa−XML形式の属性要素がない場合に(ステップS40否定)、CIデータ1件分の全ての属性要素に対する辞書候補を検索する処理が完了したものと判断し、図13に示す処理動作を終了する。また、履歴同期カウンタ部34は、属性要素同士の運用履歴内にデータ同期がない場合に(ステップS37否定)、未取得のb−XML形式の属性要素があるか否かを判定すべく、ステップS39に移行する。また、辞書候補検索部31は、a−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素同士の属性値が同一でない場合に(ステップS33否定)、ステップS39に移行する。
図13に示す辞書候補登録処理では、CIデータ1件分の全属性要素に対してa−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素が同義と推定する辞書候補を検索し、この辞書候補の履歴一致数及び履歴判定件数を辞書候補管理部23に登録する。その結果、オペレータは、CIデータ1件分の辞書候補、履歴一致数及び履歴判定件数を自動的に辞書候補管理部23に登録できる。
次に、図12に示すステップS18の辞書登録処理について説明する。図14は、辞書登録処理に関わる辞書候補選定部35の処理動作を示すフローチャートである。図14に示す辞書登録処理では、辞書候補管理部23内に登録中の全辞書候補から所定条件に応じた辞書対象の辞書候補を選定し、この選定した辞書候補を辞書情報として辞書管理部19に登録する処理である。
辞書候補選定部35内の評価値算出部35Aは、辞書候補管理部23に管理中の辞書候補毎に履歴一致数及び履歴判定件数を抽出し、履歴一致数÷履歴判定件数の数式に基づき、辞書候補毎の評価値を順次算出する。
図14において辞書候補選定部35内の評価値判定部35Bは、辞書候補管理部23に管理中の複数の辞書候補の内、最高評価値の辞書候補を抽出する(ステップS51)。評価値判定部35Bは、この最高評価値の辞書候補の評価値が所定閾値、例えば、0.5以上であるか否かを判定する(ステップS52)。評価値判定部35Bは、辞書候補の評価値が所定閾値以上の場合に(ステップS52肯定)、この辞書候補を辞書対象の辞書候補として選定し、この辞書候補を辞書情報として辞書管理部19に登録する(ステップS53)。
また、辞書候補選定部35は、辞書対象の辞書候補として選定されると、図11に示すように、該当辞書候補の属性要素を含む辞書候補を辞書候補管理部23から削除する(ステップS54)。更に、辞書候補選定部35は、辞書対象の辞書候補として選定した辞書候補を除いて、最高評価値の辞書候補が辞書候補管理部23内にあるか否かを判定する(ステップS55)。
辞書候補選定部35は、最高評価値の辞書候補が辞書候補管理部23内にある場合に(ステップS55肯定)、最高評価値の辞書候補を抽出すべく、ステップS51に移行する。また、辞書候補選定部35は、最高評価値の辞書候補が辞書候補管理部23内にない場合に(ステップS55否定)、図14に示す処理動作を終了する。また、辞書候補選定部35は、最高評価値の辞書候補の評価値が所定閾値以上でない場合に(ステップS52否定)、残りの辞書候補の評価値の比較判定を実行することなく、図14に示す処理動作を終了する。
図14に示す辞書登録処理では、辞書候補管理部23に管理中の辞書候補の内、最高評価値の辞書候補を抽出し、この抽出した辞書候補の評価値が所定閾値以上の場合に、この辞書候補を辞書情報として辞書管理部19内に順次登録する。その結果、オペレータは、複数の辞書候補からa−XML形式及びb−XML形式の属性要素の同義性を定義する辞書情報を生成し、この生成した辞書情報を辞書管理部19に登録できる。
更に、辞書登録処理では、辞書候補管理部23に管理中の辞書候補から辞書情報を選定する際に、辞書候補の履歴一致数及び履歴判定件数に基づき評価値を算出し、この評価値を使用して辞書候補から辞書情報を選定する。その結果、オペレータは、高精度な辞書情報を辞書管理部19に登録できる。
実施例2では、辞書定義要素のa−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として順次検索する。更に、実施例2では、順次検索した辞書候補に基づき、a−XML形式の属性要素及びb−XML形式の属性要素を同義と定義する辞書情報を辞書管理部19内に登録する。その結果、オペレータは、1個の辞書定義要素を利用して、同一CIデータ内の辞書情報を自動的に生成できるため、辞書情報を作成する際の作業負担を大幅に軽減できる。更に、実施例2では、FCMDB3上に複数スキーマで記述された属性要素を仮想的に管理されたとしても、複数スキーマ間の属性要素の同義性を定義する辞書情報を使用して、複数スキーマ間の属性要素のリコンサイルが円滑に行える。
更に、実施例2では、辞書生成部32によって生成された辞書情報をクライアント端末4の表示画面上に提示するので、オペレータは、生成された辞書情報を表示画面上で認識できる。
更に、実施例2では、辞書候補管理部23に管理中の辞書候補毎に、当該辞書候補内の各属性要素の同一タイミング時点の運用履歴を取得し、各属性要素の運用履歴を比較してデータ同期があるか否かを判定する。実施例2では、辞書候補管理部23の履歴一致数及び履歴判定件数に基づき辞書対象の辞書候補を選定する評価値を算出するようにしたので、過去履歴を加味した高精度の辞書情報を自動的に生成できる。
更に、実施例2では、辞書候補検索部31を通じて同一属性値に対応した属性要素同士の属性名の組合せを検索すると、これら属性要素のソース情報をMDR2から取得し、ソース情報が同一条件に合致した場合に、属性要素の属性名の組合せを辞書候補とする。その結果、ソース情報を加味して高精度の辞書候補を自動的に検索できる。
更に、実施例2では、辞書候補管理部23から最高の評価値の辞書候補を抽出し、抽出した辞書候補の評価値が所定閾値以上の場合に、当該辞書候補を辞書対象の辞書候補に選定し、この選定した辞書候補を辞書情報として辞書管理部19に登録する。その結果、過去履歴を加味した高精度の辞書情報を迅速に生成できる。
更に、実施例2では、辞書対象の辞書候補を選定すると、この辞書対象の辞書候補の属性要素を含む辞書候補を辞書候補管理部23から削除する。その結果、実施例2では、辞書候補の絞込みを図りながら、辞書候補の選定の処理速度の高速化を図る共に、辞書情報の重複生成を確実に防止できる。
尚、上記実施例2では、辞書候補の属性要素間の運用履歴を比較する際に過去1日前を運用履歴とし、その運用履歴同士を比較するようにしたが、過去1日に限定するものではなく、過去2日前、過去3日前のように運用履歴の設定回数を複数に設定しても良い。その結果、運用履歴の比較回数が増えることで、過去履歴を加味した、より高精度な評価値を算出して、更に高精度な辞書情報を提供できる。
更に、上記実施例2では、辞書候補の属性要素間の運用履歴を比較する際に属性要素の属性値種別に関係なく、一律の過去1日前の運用履歴で比較するようにしたが、属性要素の属性値種別に応じて運用履歴の設定回数や設定時刻を変えて比較しても良い。例えば、属性要素がCPUの場合は属性値種別の階層パターンが複雑になるため、過去1日前の1回の履歴比較だけでなく、過去1日前の3時間間隔で8回の履歴比較を実行するようにしても良い。
また、上記実施例2では、辞書管理部19内に辞書情報を登録すると、辞書情報をクライアント端末4の表示画面上に提示するようにしたが、辞書候補管理部23内に登録中の辞書候補の段階で、これら辞書候補、履歴一致数及び履歴判定件数を表示画面上に提示するようにしても良い。
上記実施例2では、異なるスキーマの各属性要素の対応関係、すなわち辞書定義要素に基づき、スキーマ間の属性要素を特定するようにしたが、これに限定するものでなく、スキーマを識別する要素に基づき、スキーマ間の属性要素を特定するようにしても良い。
また、本実施例において説明した各処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともできる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図15を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図15は、辞書生成プログラムを実行するコンピュータを示す説明図である。
同図に示すように、辞書生成プログラムとしてのコンピュータ200は、HDD(Hard Disk Drive)210、RAM220、ROM230及びCPU240をバス250で接続して構成される。
そして、ROM230には、上記の実施例と同様の機能を発揮するデータ管理プログラム231、辞書候補検索プログラム232、辞書生成プログラム233及び辞書管理プログラム234が予め記憶されている。尚、プログラム231〜234については、図1に示した構成情報管理装置100の各構成部位と同様、適宜統合又は分散してもよい。
そして、CPU240が、これらのプログラム231〜234をROM230から読み出して実行する。その結果、各プログラム231〜234は、データ管理プロセス241、辞書候補検索プロセス242、辞書生成プロセス243及び辞書管理プロセス244として機能する。各プロセス241〜244は、図1に示したデータ管理部101、辞書候補検索部102、辞書生成部103及び辞書管理部104に夫々対応する。
また、HDD210には、図15に示すように、異なるスキーマで記述された属性要素を含む構成要素、辞書定義要素、辞書候補及び辞書情報が管理されることになる。つまり、コンピュータ200内のCPU240は、辞書定義要素の異なるスキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として検索する。更に、CPU240は、検索された辞書候補に基づき、異なるスキーマ間の各属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を生成し、生成された辞書情報をHDD210に管理する。その結果、複数スキーマ間の辞書情報を生成する際のオペレータ側の作業負担を大幅に軽減しながら、高精度な辞書情報を提供できる。
3 FCMDB
13 データ管理部
14 運用履歴管理部
18 辞書登録処理部
19 辞書管理部
20 辞書提示部
21 辞書定義要素管理部
23 辞書候補管理部
31 辞書候補検索部
32 辞書生成部
34 履歴同期カウンタ部
35 辞書候補選定部
35A 評価値算出部
35B 評価値判定部
100 構成情報管理装置
101 データ管理部
102 辞書候補検索部
103 辞書生成部
104 辞書管理部

Claims (11)

  1. 異なるスキーマで記述された属性要素を含む構成要素を管理するデータ管理部と、
    前記データ管理部によって管理された構成要素毎に、同一構成要素の内、異なるスキーマの各属性要素の対応関係に基づき、スキーマ間の属性要素を特定し、スキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として前記データ管理部から検索する辞書候補検索部と、
    前記辞書候補検索部によって検索された辞書候補に基づき、異なるスキーマ間の各属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を生成する辞書生成部と、
    前記辞書生成部によって生成された前記辞書情報を管理する辞書管理部と
    を有することを特徴とする構成情報管理装置。
  2. 前記辞書候補検索部は、
    前記構成要素毎に、同一構成要素の内、スキーマ間の属性要素を特定し、異なるスキーマの各属性要素の対応関係を定義した、少なくとも1組以上の属性要素の組合せを辞書定義要素として管理し、この辞書定義要素に基づき、スキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として前記データ管理部から検索することを特徴とする請求項1記載の構成情報管理装置。
  3. 前記辞書生成部によって生成された前記辞書情報を表示画面上に提示する辞書提示部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の構成情報管理装置。
  4. 前記属性要素のソース情報を取得するソース情報取得部を有し、
    前記辞書候補検索部は、
    前記辞書定義要素の異なるスキーマ間で同一属性値に対応した属性要素の属性名の組合せを検索すると、前記ソース情報取得部にて同一属性値に対応した属性要素のソース情報を取得し、当該辞書候補の各属性要素のソース情報が同一条件に合致した場合に、これら属性要素の組合せを前記辞書候補として検索することを特徴とする請求項2又は3記載の構成情報管理装置。
  5. 前記データ管理部内の前記構成要素及び前記属性要素の運用履歴を管理する運用履歴管理部と、
    前記辞書候補検索部によって検索された前記辞書候補を管理する辞書候補管理部と
    を有し、
    前記辞書生成部は、
    前記辞書候補管理部に管理中の辞書候補毎に、当該辞書候補内の各属性要素の同一タイミング時点の運用履歴を前記運用履歴管理部から取得し、各属性要素の運用履歴にデータ同期があるか否かを判定し、データ同期がある場合に当該辞書候補に対応する履歴同期回数をカウントする履歴同期カウンタ部と、
    前記辞書候補毎の履歴同期回数に基づき、前記辞書候補管理部に管理中の辞書候補から辞書対象の辞書候補を選定する辞書候補選定部と
    を有し、
    前記辞書候補選定部にて選定された前記辞書対象の辞書候補に基づき、前記辞書情報を生成することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の構成情報管理装置。
  6. 前記履歴同期カウンタ部は、
    設定操作に応じて、前記運用履歴のタイミング時点の設定又は前記運用履歴の設定回数の設定を変更可能にしたことを特徴とする請求項5記載の構成情報管理装置。
  7. 前記履歴同期カウンタ部は、
    判定対象の属性要素の種別に応じて、前記運用履歴のタイミング時点の設定又は前記運用履歴の設定回数の設定を変更可能にしたことを特徴とする請求項5記載の構成情報管理装置。
  8. 前記辞書候補選定部は、
    前記辞書候補毎の履歴同期回数に基づき、前記辞書候補毎の評価値を算出する評価値算出部と、
    前記辞書候補管理部に管理中の前記辞書候補の内、前記辞書候補の評価値が最高の評価値の辞書候補を選定し、当該辞書候補の評価値が所定閾値以上であるか否かを判定する評価値判定部と
    を有し、
    前記評価値判定部にて前記辞書候補の評価値が所定閾値以上である場合に、当該辞書候補を前記辞書対象の辞書候補として選定することを特徴とする請求項5〜7の何れか一つに記載の構成情報管理装置。
  9. 前記辞書候補選定部は、
    前記辞書候補管理部に管理中の辞書候補の内、前記辞書対象の辞書候補として選定されると、この辞書候補の属性要素の属性名を含む辞書候補を前記辞書候補管理部から削除することを特徴とする請求項5〜8の何れか一つに記載の構成情報管理装置。
  10. 異なるスキーマで記述された属性要素を含む構成要素をデータ管理部に管理するデータ管理ステップと、
    前記データ管理部によって管理された構成要素毎に、同一構成要素の内、異なるスキーマの各属性要素の対応関係に基づき、スキーマ間の属性要素を特定し、スキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として前記データ管理部から検索する辞書候補検索ステップと、
    前記辞書候補検索ステップによって検索された辞書候補に基づき、異なるスキーマ間の各属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を生成する辞書生成ステップと、
    前記辞書生成ステップによって生成された前記辞書情報を辞書管理部に管理する辞書管理ステップと
    を含むことを特徴とする構成情報管理装置の辞書生成方法。
  11. 異なるスキーマで記述された属性要素を含む構成要素をデータ管理部に管理するデータ管理手順と、
    前記データ管理部によって管理された構成要素毎に、同一構成要素の内、異なるスキーマの各属性要素の対応関係に基づき、スキーマ間の属性要素を特定し、スキーマ間の各属性要素で同一属性値に対応した属性名の組合せを辞書候補として前記データ管理部から検索する辞書候補検索手順と、
    前記辞書候補検索手順によって検索された辞書候補に基づき、異なるスキーマ間の各属性要素の属性名の同義性を定義する辞書情報を生成する辞書生成手順と、
    前記辞書生成手順によって生成された前記辞書情報を辞書管理部に管理する辞書管理手順と
    を含むコンピュータプログラムをコンピュータに実行させることを特徴とする構成情報管理装置の辞書生成プログラム。
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