JP5415136B2 - 携帯式コンピュータおよびコンピュータ・プログラム - Google Patents

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Description

本発明は携帯式コンピュータに接続される外部表示装置の利便性を向上する技術に関し、さらに詳細には、接続される外部表示装置のピクセル・サイズを認識して内部ディスプレイと外部ディスプレイに対する設定を変える技術に関する。
ノートブック型携帯式コンピュータ(以下、ノートPCという。)は、モバイル環境では筐体の本体に内蔵された内部ディスプレイを使用する。しかし、内部ディスプレイは画面サイズが小さいため作業性が十分に良好であるとはいえない。これを補うために、ノートPCでは筐体に取り付けられた外部端子に独立した外部ディスプレイを接続して利用することができるようになっている。内部ディスプレイと外部ディスプレイを同時に利用するいわゆるデュアル・ディスプレイの環境では、外部ディスプレイと内部ディスプレイに同一の画面を表示する同時表示モード(クローン・モードまたはミラー・モードともいう。)と、外部ディスプレイと内部ディスプレイを1つのデスクトップ画面として扱い、相互にウインドウの移動を可能にする拡張表示モード(エキスパンション・モードともいう。)という表示方式が採用されている。
同時表示モードでは、VRAM(Video Random Access Memory)に展開された1つの画像イメージが外部ディスプレイと内部ディスプレイに表示される。ディスプレイの最大のピクセル・サイズは、画面サイズに一致する。通常画像イメージのピクセル・サイズは、内部ディスプレイの画面サイズに一致するように生成される。したがって、外部ディスプレイのピクセル・サイズが内部ディスプレイのピクセル・サイズよりも大きい場合は、外部ディスプレイにはその画面サイズよりも小さい画像が表示される。このとき、外部ディスプレイのピクセル・サイズと画像イメージのピクセル・サイズとの比率に応じて画像イメージを補正することも可能であるが、補正された画像は外部ディスプレイのピクセル・サイズに合致した画像に比べて鮮明さを失う。
また外部ディスプレイはノートPC本体に対して着脱されるため、内部ディスプレイがプライマリ・ディスプレイに設定され、外部ディスプレイがセカンダリ・ディスプレイに設定される。アプリケーション・プログラムがウインドウを作成するために呼び出すAPIに設定する引数の1つであるウインドウの表示位置は、プライマリ・ディスプレイの表示領域の左上隅を原点座標にしているため、通常の引数の設定では最初のウインドウがプライマリ・ディスプレイに表示される。
特許文献1は、コンピュータに接続される複数のディスプレイ・デバイスに対し、好ましくは色数、解像度及び同期周波数に関する情報、パワーマネージメント機能および/またはスクリーンセーバ機能に関する情報、ならびに、どちらをプライマリの表示装置にするかに関する情報のうちのいずれか1つを少なくとも含んだ設定情報をプロファイルとして格納しておき、プロファイルの選択により複数のディスプレイ・デバイスに各種設定を同時に行うことにより、表示機能に関する設定および設定の切り替えを簡易に行う技術を開示する。
国際公開2003−093967号公報
近年、NetBook(登録商標)またはUMPC(Ultra-Mobile PC)といわれる、インターネットへの接続を主目的とする簡素な機能のノートPCが開発されてきている。UMPCは、従来のノートPCとPDAの中間的な機能を備えているが、従来のノートPCに比べて実装するハードウエアおよびソフトウエアを簡素化し、またその機能を低くして廉価で提供することを特徴としている。以後本明細書において、従来の機能を備えたノートPCに対して、簡素な機能を備えたノートPCをUMPCということにする。一方、UMPCにもWindows(登録商標)やLinux(登録商標)といったOSが搭載され、さまざまなアプリケーション・プログラム(以下、単にアプリケーションという。)を使用することができる。
そして、ユーザはUMPCをデスクトップ・コンピュータに近い状態で使用したいと望む場合がある。UMPCの筐体に内蔵されている内部ディスプレイは、その画面サイズまたは最大のピクセル・サイズが小さいためデスクトップ画面に同時に多くのウインドウを開いて作業をするのには適さない。UMPCにはUSB端子が標準的に装備され、さまざまなUSBデバイスを接続することができる。USBデバイスとしては外部ディスプレイも提供されているので、外部ディスプレイ端子が設けられていないUMPCにも外部ディスプレイを接続することが可能になる。
USBデバイスの1つとして、USBポート・リプリケータ(Port Replicator)という機能拡張装置がある。USBポート・リプリケータを机上において常時複数の周辺装置を接続しておけば、UMPCをオフィス環境で使用するときにUMPCのUSB端子にUSBポート・リプリケータを接続するだけで、複数の周辺装置の利用が可能になる。UMPCに接続される外部ディスプレイは、内部ディスプレイの狭い作業範囲を補うために使用されるので、内部ディスプレイよりも画面サイズまたは最大のピクセル・サイズが大きい場合が多い。ピクセル・サイズの大きな外部ディスプレイがUMPCに接続される場合には、拡張表示モードのときにユーザは各アプリケーションの最初のウインドウが表示されるディスプレイを外部ディスプレイにするために、外部ディスプレイをプライマリ・ディスプレイとして使用したいという希望がある。
また、同時表示モードのときには、外部ディスプレイにそのピクセル・サイズに応じた大きな画像を表示したいという希望がある。このようにピクセル・サイズの大きい外部ディスプレイが接続されたときに外部ディスプレイを主画面として使用するためには、表示モードに応じてプライマリ・ディスプレイの設定を変更したり、VRAMに展開する画像イメージのピクセル・サイズを変更したりする必要がある。また、UMPCをモバイル環境で使用する前には、内部ディスプレイを主画面として使用するためにその設定を元に戻しておく必要がある。これらの操作をUSBポート・リプリケータの着脱のたびに手動で行うことはユーザにとって負担になる。
そこで、本発明の目的は、携帯式コンピュータに接続された外部ディスプレイの利便性を向上することにある。さらに本発明の目的は、携帯式コンピュータにピクセル・サイズの大きい外部ディスプレイを接続する際のユーザの負担を軽減することにある。
本発明にかかる携帯式コンピュータは、筐体に内部ディスプレイが取り付けられ、外部端子に外部ディスプレイの接続が可能なように構成されている。外部端子と外部ディスプレイとのインターフェースは特に限定する必要がない。また、外部ディスプレイに画像イメージを転送するビデオ・チップは、携帯式コンピュータに内蔵していても、また、携帯式コンピュータの外部に設けていてもよい。本発明は、外部端子と外部ディスプレイの接続が頻繁に着脱される環境下で特に効果を発揮する。
携帯式コンピュータは、外部ディスプレイの接続を検出したことに応答して外部ディスプレイのピクセル・サイズと内部ディスプレイのピクセル・サイズとを比較する。そして、同時表示モードまたは拡張表示モードのいずれかに表示モードを決定する。外部ディスプレイの方が内部ディスプレイよりもピクセル・サイズが大きい場合は、同時表示モードであっても拡張表示モードであってもユーザは、外部ディスプレイを主画面として使用した方が便利である。したがって、拡張表示モードでの表示を決定し、かつ外部ディスプレイのピクセル・サイズの方が内部ディスプレイのピクセル・サイズより大きい場合には、携帯式コンピュータは外部ディスプレイをプライマリ・ディスプレイに設定する。
よって、アプリケーションが作成した最初に表示するウインドウは外部ディスプレイにすることができるため、ユーザは内部ディスプレイから主画面である外部ディスプレイまでのドラッグ操作によるウインドウの移動をする必要がなくなる。このとき外部ディスプレイに設定するピクセル・サイズを外部ディスプレイのピクセル・サイズにする操作をしてもよい。この操作を加えることで、外部ディスプレイが接続されたときにシステムが外部ディスプレイの識別子からピクセル・サイズを読み取ることができない場合でも、確実に外部ディスプレイのピクセル・サイズを設定することができる。
同時表示モードでの表示を決定した場合には、携帯式コンピュータは内部ディスプレイに設定するピクセル・サイズを内部ディスプレイのピクセル・サイズを越え外部ディスプレイのピクセル・サイズ以下にすることが望ましい。こうすることで、外部ディスプレイには、内部ディスプレイのピクセル・サイズ以上の画面を表示することができ、表示領域が拡大する。好ましくは、内部ディスプレイに設定するピクセル・サイズが外部ディスプレイのピクセル・サイズに一致するようにすると、画像をディスプレイの画面サイズに一致させるための補正をすることによる画質の低下を防ぐことができる。
また、同時表示モードのときに外部ディスプレイをプライマリ・ディスプレイに設定するようにしてもよい。こうすることで、ツール・バーも外部ディスプレイに表示されるため、外部ディスプレイでの作業性が向上する。また、同時表示モードのときに内部ディスプレイには、画像イメージの一部だけが画面サイズの中に表示されるいわゆるパンニング・モードで表示させるようにすると、ビデオ・チップの負担を軽減させることができ、機能の低いビデオ・チップを採用することができる。表示モードを決定するときには、ユーザが表示モードを選択するための画面を内部ディスプレイに表示するようにしてもよいし、あらかじめ、表示モードの設定をディフォルト値として保管しておいてユーザの介在をしないですべての設定をするようにしてもよい。外部ディスプレイは、グラフィックス・プロセッシング・ユニットを内蔵したUSBポート・リプリケータを経由して携帯式コンピュータに接続することができる。この場合、外部ディスプレイは頻繁に携帯式コンピュータに対して着脱されるが、ディスプレイの設定に関するユーザの負担は少ない。外部ディスプレイの接続が携帯式コンピュータから外れたことを検出した場合には、接続が外れる直前の表示モードを携帯式コンピュータが認識して、認識した表示モードに応じて携帯式コンピュータをモバイル環境で使用する状態に復帰させるため、その後は内部ディスプレイを支障なく使用することができる。
本発明により、携帯式コンピュータに接続された外部ディスプレイの利便性を向上することができた。さらに本発明により、携帯式コンピュータにピクセル・サイズの大きい外部ディスプレイを接続する際のユーザの負担を軽減することができた。
携帯式コンピュータ(UMPC)がUSBポート・リプリケータに接続されるときの様子を示す概略の構成を示すブロック図である。 本発明にかかるディスプレイの設定方法を実現するソフトウエアの構成を示す図である。 USBポート・リプリケータが接続されたときのディスプレイの設定をする手順を示すフローチャートである。 USBポート・リプリケータが外されたときのディスプレイの設定を復帰する手順を示すフローチャートである 同時表示モードでの画像イメージの表示方法を説明する図である。 拡張表示モードでの画像イメージの表示方法を説明する図である。
図1は、UMPC10がUSBポート・リプリケータ51に接続されるときの様子を示す概略の構成を示すブロック図である。UMPC10は、中央演算処理装置(CPU)11、メイン・メモリ13、ハードディスク・ドライブ(HDD)15、ビデオ・チップ19、入出力デバイス21、USBコントローラ23、およびBIOS ROM27がシステム・バス17に接続されている。ビデオ・チップ19には、VRAM20とUMPC10の筐体に内蔵された内部ディスプレイである液晶表示装置(LCD)21が接続されている。ビデオ・チップ19は、CPU11が実行するプログラムによる描画命令に基づいてビット・マップ形式にした画像イメージを作成してVRAM20に記憶し、そのデータを水平同期信号、垂直同期信号、およびクロック信号とともにLCD21に送る。LCD21はSVGA規格に適合し、横×縦の最大のピクセル・サイズ(最大解像度ともいう。)が800×600ドットである。
HDD15には、図2に示す本実施の形態に関わるプログラムが格納されている。USBコントローラ23には、USB端子25が接続されている。なお、これらのUMPC10の構成は、HDD27に格納されるプログラムを除いて周知である。USB端子25には、さまざまなUSBデバイスを接続することができるが、図1では、USBポート・リプリケータ51が接続されている。USBポート・リプリケータ51にはUMPC10の周辺装置として、スピーカ55、マイクロフォン57、外部ディスプレイであるLCD59、およびキーボードまたはマウスなどのUSBデバイス61が接続されている。
USBポート・リプリケータ51の内部には、USBのプロトコルを変換するコンバータおよび各周辺装置を制御するコントローラが設けられているが、図1では本発明の説明に必要なビデオ・チップ53とVRAM54だけを示している。ビデオ・チップ53は、ビデオ・チップ19と同様に、CPU11が実行するプログラムによる描画命令に基づいてビット・マップ形式にした画像イメージを作成してVRAM54に記憶し、そのデータを水平同期信号、垂直同期信号、およびクロック信号とともにLCD59に送る。LCD59はXGA規格に適合し、横×縦のピクセル・サイズが1024×768ドットでLCD19より大きい。
なお、図1は本実施の形態を説明するために、本実施の形態に関連する主要なハードウエアの構成および接続関係を簡略化して記載したに過ぎないものである。ここまでの説明で言及した以外にも、UMPC10を構成するには多くのデバイスが使われる。しかしそれらは当業者には周知であるので、ここでは詳しく言及しない。図で記載した複数のブロックを1個の集積回路もしくは装置としたり、逆に1個のブロックを複数の集積回路もしくは装置に分割して構成したりすることも、当業者が任意に選択することができる範囲においては本発明の範囲に含まれる。また、各々のデバイスの間を接続するバスおよびインターフェースなどの種類はあくまで一例に過ぎず、それら以外の接続であっても当業者が任意に選択することができる範囲においては本発明の範囲に含まれる。
図2は、本発明にかかるディスプレイの設定方法を実現するソフトウエアの構成を示す図である。ディスプレイ操作アプリケーション(以下、操作プログラムという。)101は、ディスプレイの設定を行う中心的な機能を担うためにOS105上で動作するイベント・ドリブン型のプログラムである。操作プログラム101は、OS105のシステム・キューからディスプレイの設定に関連するイベントを受け取り、ビデオ・チップ19またはビデオ・チップ53に対してプライマリ・ディスプレイの設定をしたり、ユーザに表示モードの設定をするための画面を提供したり、ビデオ・チップ19、53にピクセル・サイズの設定をしたりする。操作プログラム101は、OS105が実行されているときは、メイン・メモリ13に常駐している。
ここでプライマリ・ディスプレイとは、1つのコンピュータ・システムに複数のディスプレイが接続されたときに、電源投入後BIOSが動作している状態を表示したり、画面の下側にツール・バーを表示したり、アプリケーション・プログラムがAPIを呼び出してウインドウを表示するときの座標の基準を与えたりするディスプレイである。プライマリ・ディスプレイは、複数のディスプレイの中から選択された1つのディスプレイにだけ設定され、その他のディスプレイは複数存在してもすべてセカンダリ・ディスプレイとして扱われる。UMPC10にプライマリ・ディスプレイとセカンダリ・ディスプレイが存在するときは、2つのディスプレイに対して同時表示モードまたは拡張表示モードのいずれかで画像を表示することができる。
OS105は本発明において特に限定する必要はないが、本実施の形態ではWindows(登録商標)を例にして説明する。ビデオ・ドライバ107は、LCD59から識別情報(EDID)を取得してビデオ・チップ53にピクセル・サイズ、ビット深度、およびリフレッシュ・レートなどを設定したり、OS105とビデオ・チップ53との間のデータ転送を制御したりするプログラムである。USBポート・ドライバ109は、USB端子25に接続されたUSBデバイスを認識してUSBコントローラ23を設定したり、OS105とUSBポート・リプリケータ51との間のデータ転送を制御したりするプログラムである。ビデオ・ドライバ111は、ビデオ・チップ19およびLCD21に関してビデオ・ドライバ107と同様の機能を実現する。
ビデオBIOS113は、ビデオ・チップ19を同時表示モードに設定したり、UMPC10の電源が起動されてOS105が動作を開始するまでの間にLCD21に対する表示をしたりするプログラムである。なお、図2に示したソフトウエアは、ビデオBIOS113を除いてHDD15に格納されている。ビデオBIOS113は、ビデオ・チップ19の中のROMに格納されている。
[設定手順]
図3は、USBポート・リプリケータ51が接続されたときのディスプレイの設定をする手順を示すフローチャートである。図5は、同時表示モードでの画像イメージの表示方法を説明する図で、図6は拡張表示モードでの画像イメージの表示方法を説明する図である。ブロック201では、UMPC10がモバイル環境で動作している。UMPC10の電源を起動する際には、BIOS ROM27に格納されたシステムBIOSがLCD21をプライマリに設定しておりOS105はLCD21に画面を表示することができる。ビデオ・ドライバ111は、LCD21のEEPROMに格納されたEDID(Extended display identification data)を取得してビデオ・チップ19がサポートする値と比較しビデオ・チップ19にピクセル・サイズ、ビット深度、輝度およびリフレッシュ・レートなどの構成情報を設定する。LCD21に対する構成情報は、OS105のレジストリに記憶される。ビデオ・ドライバ111は、ビデオ・チップ19をLCD21のピクセル・サイズに等しい800×600ドットに設定する。OS105は、ディスプレイの表示領域が800×600ドットであると認識して、そのピクセル・サイズの画像イメージを生成するようにビデオ・ドライバ111に描画命令をするため、LCD21には画像イメージと画面サイズが一致した画像が表示される。
ブロック203でUMPC10がモバイル環境からオフィス環境に移行し、LCD59が接続されたUSBポート・リプリケータ51がUSB端子25に接続される。プラグ・アンド・プレイの機能によりUSB端子25への接続を認識したUSBポート・ドライバ109とOS105は、USBポート・リプリケータ51からコンフィグレーション情報を取得してUSBコントローラ23を設定し、UMPC10とUSBポート・リプリケータ51との通信を確立させる。その後、ビデオ・チップ53がその出力ポートにLCD59が接続されていることを検出すると、ビデオ・ドライバ107はLCD59からEDIDを取得し、ビデオ・チップ53がサポートする値と比較してビデオ・チップ53にピクセル・サイズ、ビット深度、輝度およびリフレッシュ・レートなどの構成情報を設定する。LCD59に対する構成情報は、OS105のレジストリに記憶される。
ここでは、ビデオ・ドライバ107は、ビデオ・チップ53をLCD59のピクセル・サイズと同一の1024×768ドットに設定する。そして、ビデオ・ドライバ107は、OS105および操作プログラム101に新たなディスプレイが接続されたことを通知する。OS105は、ビデオ・ドライバ107、111にエニュメレーション・リクエストを発行して、現在接続されているLCD59、LCD21のEDIDを取得する。ブロック205では、操作プログラム101がOS105からLCD59、21のEDIDを取得して2つのディスプレイのピクセル・サイズを比較する。
ブロック207で、操作プログラム101がLCD21のピクセル・サイズがLCD59のピクセル・サイズよりも大きいと判断したときは、ブロック208に移行する。この場合は、ユーザはLCD51を主画面として利用する必要性がないのでUMPC10は周知の手順で同時表示モードまたは拡張表示モードで動作する。ブロック207で、操作プログラム101がLCD59のピクセル・サイズがLCD21のピクセル・サイズよりも大きいと判断したときは、ブロック209に移行する。
ブロック209では、操作プログラム101はピクセル・サイズの大きいLCD59を主画面として利用するために、LCD21にポップ・アップ画面を表示してユーザにLCD59の表示モードを選択させる。ポップ・アップ画面には、LCD59、21のピクセル・サイズの設定、プライマリ・ディスプレイの設定、表示モードの設定のためのラジオ・ボタンや入力ウインドウなどを含んでいる。ユーザがポップ・アップ画面に対して同時表示モードを選択したときは、ブロック211で操作プログラム101は、OS105からAPIを呼び出してビデオ・チップ19に設定するピクセル・サイズをLCD59のピクセル・サイズに等しい1024×768ドットに変更するように要求する。APIとしてはWindows(登録商標)のChangeDisplaySettingExを利用したり、あるいはIHV(independent hardware vendor)が提供するディスプレイの設定を変更するAPIなどを利用したりすることができる。
OS105は、ビデオ・ドライバ111を通じてビデオ・チップ19のピクセル・サイズを1024×768ドットに設定し、レジストリにビデオ・チップ19のピクセル・サイズを記憶する。ビデオ・チップ19のピクセル・サイズが800×600ドットから1024×768ドットに変更されると、OS105はLCD21に画像を表示する際には、LCD21の表示領域が変更後の大きさ(1024×768ドット)であると認識して図5(A)に示すようにVRAM20にその大きさのメモリ空間を確保して画像イメージ301を生成するようにビデオ・ドライバ111に描画命令を送る。CPU11からの描画命令に対してビデオ・チップ19はVRAM20に画像イメージ301を生成し、VRAM20から読み出した画像イメージ301を所定の駆動クロックでLCD21に送る。図5(A)に示すように画像イメージ301はLCD21のピクセル・サイズよりも大きいため、LCD21には画像イメージ301のなかでLCD21のピクセル・サイズまたは画面サイズに相当する画像307だけが表示され、残りの画像305はLCD21の表示領域から外れる。
LCD21の表示領域から外れた画像305は、入力デバイス21によりカーソル・キーやポインティング・デバイスのスクロール操作によりLCD21で表示することができる。このように画像イメージの一部の画像だけを狭い画面サイズのディスプレイに表示する方法をパンニング・モード(Panning Mode)という。ブロック213では、操作プログラム101はOS105およびビデオ・ドライバ111を通じてビデオBIOS113に同時表示モードに変更するように通知する。通知を受けたビデオBIOS113は、ビデオ・チップ19を同時表示モードに設定し、OS105は設定された表示モードをレジストリに記憶する。同時表示モードでは、プライマリ・ディスプレイであるLCD21に供給する画像イメージ301が、ビデオ・チップ19によりVRAM20からUSBコントローラ23を通じてVRAM54に転送され、ビデオ・チップ53によりVRAM54からセカンダリ・ディスプレイであるLCD59に供給される。
よって、LCD21とLCD59は同一の画像イメージ301に対する画像307と画像303をそれぞれ表示することになる。画像イメージ301のピクセル・サイズとLCD59のピクセル・サイズは一致しているため、LCD59にはその画面サイズに一致した画像303が表示される。このような操作により同時表示モードにおいてユーザは、LCD59のピクセル・サイズで形成された画面全体の広い作業領域にウインドウを表示して作業をすることができる。LCD21では、画像305がパンニング・モードで表示されるためユーザは作業しにくいが、LCD59を主画面として使用することで全体的な作業性は向上する。
なお、この実施例ではLCD21にはパンニング・モードで表示しているが、画像イメージ301を一旦LCD21のピクセル・サイズに合致するように縮小補正してから表示することもできる。ただし、ビデオ・チップ19の負担が大きくなったりVRAM20の容量が増大したりするので、UMPC10の場合はパンニング・モードでの表示が望ましい。同時表示モードのときにブロック211でビデオ・チップ19に設定するピクセル・サイズを変更しなかった場合は、図5(B)のように、LCD21のピクセル・サイズに一致した画像イメージ311がVRAM20に展開されるため、LCD21には画像315がLCD21の画面サイズに一致した状態で表示される。
しかし、LCD59に表示される画像311は、LCD59の画面サイズよりも小さくなる。画像311をLCD59の画面サイズに一致させるために、画像イメージ311を拡大補正した場合は画像の鮮明さが失われてしまう。ブロック211とブロック213はいずれを先に実行してもよいが、ブロック211を先に実行しておいた方がLCD59に画像が表示された瞬間からその画面サイズに一致し、かつ鮮明な画像を表示することができる。ブロック211でOS105は、必ずしもビデオ・チップ19に設定するピクセル・サイズをLCD59のピクセル・サイズに一致させる必要はなく、ビデオ・チップ19に設定するピクセル・サイズをLCD21のピクセル・サイズを越えLCD59のピクセル・サイズ以下に設定することでもよい。
ブロック209でユーザがポップ・アップ画面に対して拡張表示モードを選択したときはブロック215に移行し、操作プログラム101はOS105に表示モードを拡張表示モードに変更するように通知する。OS105はレジストリに変更された表示モードを記憶し、それ以後、LCD29とLCD59の表示領域をそれぞれのピクセル・サイズを合計した値として一体的に認識して、画像を表示する際には、その表示領域に応じた画像イメージ351、353を生成するようにビデオ・ドライバ111、107に描画命令を送る。このときピクセル・サイズは、ブロック201でビデオ・チップ19が800×600ドットに設定され、ブロック203でビデオ・チップ53が1024×768ドットに設定されている。
図6には、ビデオ・チップ53により生成された画像イメージ351がVRAM54に記憶され、ビデオ・チップ19により生成された画像イメージ353がVRAM20に記憶されている。画像イメージ351のピクセル・サイズはLCD59のピクセル・サイズに一致しており、画像イメージ353のピクセル・サイズはLCD21のピクセル・サイズに一致しているため、LCD59、21にはそれぞれその画面サイズに一致した画像355、357が表示される。ブロック217では、操作プログラム101は、OS105からAPIを呼び出してLCD59をプライマリ・ディスプレイに設定する。OS105は、プライマリ・ディスプレイの設定情報をレジストリに記憶する。
以後、OS105は、LCD59にツール・バーを表示しアプリケーションがウインドウを作成するためにOS105から呼び出すCreateWindowというAPIに設定する引数となるウインドウの表示位置は、LCD59の表示領域の左上隅が座標原点として計算される。したがって、アプリケーションが新たに作成したウインドウは、LCD59に表示されるようになる。LCD21がプライマリ・ディスプレイに設定された状態が維持されている場合には、アプリケーションが作成したウインドウは最初にLCD21に表示され、ユーザが作業領域の広いLCD59に表示させるためにはその都度ドラッグ操作をする必要があるが、本実施の形態によればそのような不便さが解消される。なお、アプリケーションによっては、ドラッグ操作により移動されたウインドウの位置を記憶しておき次回新たなウインドウを生成するときには、最後のウインドウの位置に表示することができるものもあるが、多くのアプリケーションは新たに生成するウインドウの表示位置をプライマリ・ディスプレイの座標原点を基準にして指定する。
LCD59のピクセル・サイズは、ブロック203でビデオ・チップ53に設定されているが、一部のディスプレイではビデオ・ドライバ107がそのEDIDからピクセル・サイズを読みとれない場合がある。その場合は操作プログラム101にEDIDに対応するピクセル・サイズを登録しておき、ブロック219で操作プログラム101は、OS105からAPIを呼び出してビデオ・チップ53に設定するピクセル・サイズをLCD59のピクセル・サイズに等しい1024×768ドットに変更するように要求する。なお、操作プログラム101に登録するピクセル・サイズは、LCD21のピクセル・サイズよりも大きくする必要はあるが必ずしもLCD59のピクセル・サイズに一致させる必要はない。ブロック221では、USBポート・リプリケータ51が接続されたときの同時表示モードまたは拡張表示モードのいずれかに対する設定が終了する。
図4は、図3の設定が終了した後に、USBポート・リプリケータ51がUSBコネクタ25から外されたときの復帰の手順を示すフローチャートである。ブロック251でUSBポート・リプリケータ51が突然外されたり、ユーザの操作によりUSBポート・リプリケータ51の正規の手順に基づく離脱が行われたりすると、ビデオ・ドライバ107はOS105を通じて操作プログラム101にそれを通知する。ブロック253で操作プログラム101は、USBポート・リプリケータ51が外される直前におけるUMPC10の表示モードを確認する。
ブロック255で直前の表示モードが同時表示モードであった場合は、ブロック257に移行して操作プログラム101はOS105からAPIを呼び出してビデオ・チップ19に設定するピクセル・サイズをLCD21のピクセル・サイズに等しい800×600ドットに変更するように要求してブロック261に移行する。OS105は、ビデオ・ドライバ111を通じてビデオ・チップ19のピクセル・サイズを800×600ドットに設定し、レジストリに記憶する。以後図5(B)に示すように、VRAM20にはLCD21の画面サイズに一致した画像イメージ311が生成され、画像315のように表示される。
ブロック255で直前の表示モードが拡張表示モードであった場合は、ブロック259に移行して、操作プログラム101はOS105からAPIを呼び出してLCD21をプライマリ・ディスプレイに設定する。OS105は、プライマリ・ディスプレイの設定情報をレジストリに記憶してブロック261に移行する。USBポート・リプリケータ51が接続された状態でUMPC10の電源がオフになったときは、システムBIOSにはLCD21がプライマリ・ディスプレイとして設定されているので、POST(Power Of Self Test)の間はLCD21に画面が表示され、OS105が動作してさらに操作プログラム101が動作すると、図3に示した手順が実行されて新たにディスプレイの設定が行われる。
図3の手順においては、同時表示モードのときにはLCD21をプライマリ・ディスプレイに維持したが、LCD59をプライマリ・ディスプレイに設定してもよい。こうすることでユーザはツール・バーが主たる画面であるLCD59に表示されるのでウインドウの操作が便利になる。図3のブロック209では、ポップ・アップ画面を表示してユーザにディスプレイの設定操作をさせたが、これにもかかわらず、表示モードの設定をあらかじめディフォルトで決めておき、ユーザの操作を経ないでディスプレイの設定を完了できるようにしてもよい。あるいは、操作プログラム101がUMPC10の電源が遮断される直前の前回設定された状態を毎回記憶しておき、次回はその設定を再現するようにしてもよい。
また、LCD59がビデオ・チップ53を内蔵したUSBポート・リプリケータ51を経由してUMPC10に接続される例を説明したが、本発明は、UMPC10に2つのデータ・ストリームを出力することができるデュアル・モードのビデオ・チップを実装して、VGA(Video Graphics Array )、DVI(Digital Visual Interface)、DP(DisplayPort)などのインターフェースを通じて接続される外部ディスプレイに対して適用することもできる。また、ビデオ・チップが内蔵された外部ディスプレイに適用することもできる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
10…携帯式コンピュータ(UMPC)
51…USBポート・リプリケータ
301、311、351、353…画像イメージ
303、305、313、315、355、357…画像

Claims (10)

  1. 筐体に取り付けられた内部ディスプレイを備え、外部ディスプレイの接続が可能な携帯式コンピュータに、
    前記外部ディスプレイが接続されたことを検出するステップと、
    前記外部ディスプレイの接続を検出したことに応答して前記外部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数と前記内部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数とを比較するステップと、
    同時表示モードまたは拡張表示モードのいずれかに表示モードを決定するステップと、
    前記拡張表示モードでの表示を決定し、かつ前記外部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数の方が前記内部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数より大きい場合に前記外部ディスプレイをプライマリ・ディスプレイに設定するステップと
    を有する処理を実行させるコンピュータ・プログラム。
  2. 前記処理が、
    前記外部ディスプレイに設定する論理的な縦方向と横方向のピクセル数を前記外部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数にするステップを有する請求項1に記載のコンピュータ・プログラム。
  3. 前記処理が、
    前記同時表示モードでの表示を決定し、かつ前記外部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数の方が前記内部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数より大きい場合に前記内部ディスプレイに設定する論理的な縦方向と横方向のピクセル数を前記内部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数を越え前記外部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数以下にするステップを有する請求項1に記載のコンピュータ・プログラム。
  4. 前記外部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数以下にするステップが、前記内部ディスプレイに設定する前記論理的な縦方向と横方向のピクセル数を前記外部ディスプレイの縦方向と横方向のピクセル数に一致させるステップを含む請求項3に記載のコンピュータ・プログラム。
  5. 前記処理が、
    前記同時表示モードでの表示を決定したときに、前記内部ディスプレイに、画像イメージの一部だけ表示するパンニング・モードで表示させるステップを有する請求項3または請求項4に記載のコンピュータ・プログラム。
  6. 前記同時表示モードでの表示を決定したときに、前記外部ディスプレイをプライマリ・ディスプレイに設定するステップを有する請求項3から請求項5のいずれかに記載のコンピュータ・プログラム。
  7. 前記表示モードを決定するステップが、ユーザが表示モードを選択するための画面を前記内部ディスプレイに表示するステップを含む請求項1から請求項6のいずれかに記載のコンピュータ・プログラム。
  8. 前記外部ディスプレイがグラフィックス・プロセッシング・ユニットを内蔵したUSBポート・リプリケータを経由して前記携帯式コンピュータに接続されている請求項1から請求項7のいずれかに記載のコンピュータ・プログラム。
  9. 前記処理が、
    前記外部ディスプレイの接続が前記携帯式コンピュータから外れたことを検出するステップと、
    接続が外れる直前の前記携帯式コンピュータの表示モードを認識するステップと、
    前記認識した表示モードに応じて前記携帯式コンピュータをモバイル環境で使用する状態に復帰するステップと
    を有する請求項1から請求項8のいずれかに記載のコンピュータ・プログラム。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載のコンピュータ・プログラムを格納した記録媒体を搭載した携帯式コンピュータ。
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