JP5401430B2 - 医療情報管理装置および医療情報管理方法 - Google Patents

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この発明は、データ処理技術に関し、特に、健康保険に加入している複数の加入者それぞれの医療に関する情報を管理する技術に関する。
健康保険に加入している複数の加入者について、各加入者の医療に関する情報(以下、「医療情報」とも呼ぶ。)を分析して、健康保険の事業者にとって有用な情報を抽出するサービスが提供されることがある。本出願人は、以下の特許文献1において、レセプトの情報を処理する際に、情報の有用性を確保しながら個人情報を保護することが可能なシステムを提案している。
国際公開第2004/084483号パンフレット
医療情報の効果的な分析のためには、1人の加入者に関する様々な種類の医療情報(レセプト・検診結果・アンケート等)を相互に対応づけた医療履歴が管理されることが望ましい。しかし、複数種の医療情報に記録された加入者の識別情報はそれぞれ異なることがあり、複数種の医療情報のそれぞれを1人の加入者へ適切に対応づけることが困難なことがあった。
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、健康保険の加入者と様々な種類の医療情報との対応づけを支援する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の医療情報管理装置は、健康保険に加入している複数の加入者それぞれの医療に関する情報を一括して保持する医療情報保持部と、健康保険の事業者により作成された台帳であって、複数の加入者それぞれに関する複数の属性の値が記録された基本台帳のデータを保持する台帳保持部と、複数の属性を組み合わせたパターンのうち基本台帳において加入者をユニークに識別するためのパターンを突合パターンとして決定するパターン決定部と、ある加入者の医療に関する情報を加入者医療情報として取得する医療情報取得部と、加入者医療情報に記録された加入者の属性のうち突合パターンの属性の値を参照し、基本台帳においてその属性値が設定された加入者を検索する加入者検索部と、加入者医療情報を、突合パターンの属性値が設定された加入者と対応づけて医療情報保持部へ格納する医療情報格納部と、を備える。
本発明の別の態様は、医療情報管理方法である。この方法は、健康保険の事業者により作成された台帳であって、その健康保険に加入している複数の加入者それぞれに関する複数の属性の値が記録された基本台帳のデータを参照して、複数の属性を組み合わせたパターンのうち基本台帳において加入者をユニークに識別するためのパターンを突合パターンとして決定するステップと、ある加入者の医療に関する情報を加入者医療情報として取得するステップと、加入者医療情報に記録された加入者の属性のうち突合パターンの属性の値を参照し、基本台帳においてその属性値が設定された加入者を検索するステップと、複数の加入者それぞれの医療に関する情報を一括して記憶する記憶装置に、突合パターンの属性値が設定された加入者と対応づけて加入者医療情報を格納するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、医療情報の分析を支援できる。
実施の形態の情報処理システムの構成を示す図である。 図1の基本台帳の構成例を示す図である。 医療情報の概要構成を示す図である。 図1の医療情報管理装置の機能構成を示すブロック図である。 組み合わせパターンの構成例を示す図である。 匿名化台帳の構成例を示す図である。 図7の(a)は医療履歴情報の全体構成例を示す図であり、図7の(b)は図7の(a)の医療履歴フィールドを詳細に示す図である。 医療情報管理装置の動作を示すフローチャートである。 図8のS12の台帳更新処理を詳細に示すフローチャートである。 図8のS16の医療履歴更新処理を詳細に示すフローチャートである。
実施の形態の構成を説明する前に概要を説明する。
健康保険の事業者にとって有用な情報を、健康保険に加入している個人(以下、「健保加入者」とも呼ぶ。)の医療情報から得るためには、様々な種類の医療情報が健保加入者と適切に対応づけられて、医療履歴として一元管理されることが望ましい。しかし、医療情報に記録された情報項目、特に健保加入者を識別するための属性項目は医療情報の種類により異なる。例えば、レセプトに記録された属性項目が、検診情報には記録されていないこともある。したがって、種々の医療情報を個々の健保加入者と適切に対応づけることは容易ではなかった。
そこで実施の形態の医療情報管理装置は、個々の医療情報を、健保加入者に関する属性情報を示す原本である基本台帳と照合して、対応づけるべき健保加入者をまず特定する。そして、基本台帳に記載された健保加入者の属性情報をキーとして、その健保加入者に関する複数種の医療情報を対応づけた医療履歴を設定する。これにより、フォーマットの異なる複数種の医療情報から、データマイニングの元データとなる医療履歴を正しく構築することができる。
また、基本台帳と医療情報のいずれかもしくは両方に誤りが含まれうるという現実を踏まえ、実施の形態の医療情報管理装置は、基本台帳および医療情報における誤りの存在を検出し、その旨を運用者等のユーザへ通知する。それとともに、医療情報をベストエフォートで健保加入者と対応づける。このように、実施の形態の医療情報管理装置は、様々な種類の医療情報と健保加入者との適切な対応づけを支援する。
図1は、実施の形態の情報処理システムの構成を示す。この情報処理システムには、健保組合装置12で総称される第1の健康保険組合(健保組合)装置12aおよび第2の健保組合装置12bと、医療情報管理装置10とが含まれる。医療情報管理装置10と健保組合装置12とは、LAN・WAN・インターネット等、公知の通信網を介して接続される。
健保組合装置12は、健保組合に設置された情報処理装置であり、医療情報管理装置10に対して基本台帳20を定期的に(例えば毎月1回)送信する。さらに、医療機関が健康保険組合に発行したレセプト22、健保加入者が受診した検診に関する検診情報24、健保加入者による回答が記載されたアンケート結果26等、各種の医療情報のデータを定期的にもしくは随時送信する。
医療情報管理装置10は、分析サービスを提供する情報分析企業に設置された情報処理装置であり、複数の健保加入者それぞれの医療情報を収集し、各健保加入者の医療履歴を一元的に管理する。そして、医療履歴を分析した結果である統計情報28のデータを健保組合装置12へ送信する。医療情報管理装置10の詳細な構成は後述する。
本実施の形態では、医療情報管理装置10は健保組合装置12とオンラインで接続されることとするが、変形例として、オフライン(例えば記録媒体や紙媒体)にて健保組合との情報交換が実現されてもよいことはもちろんである。例えば、基本台帳20や各種医療情報が記録された記録媒体が健保組合から情報分析企業へ提供されてもよい。医療情報管理装置10は、その記録媒体からデータを読み込んで健保加入者の医療履歴を構築・更新してもよい。そして、その医療履歴に対する統計情報28を別の記録媒体に出力してもよく、その別の記録媒体が情報分析企業から健保組合へ提供されてもよい。
図2は、図1の基本台帳20のデータ構造を示す。実施の形態の基本台帳20には、健保加入者を識別するための健保加入者の属性情報として、健康保険証(被保険者証)の記号・番号、健保加入者の漢字氏名・カナ氏名・生年月日・性別が少なくとも記録されることとする。
図3は、医療情報の概要構成を示す。医療情報には、健保加入者の属性情報(以下、「加入者属性」とも呼ぶ。)が記録される加入者属性フィールドと、内容フィールドとが含まれる。加入者属性フィールドには、記号・番号・漢字氏名・カナ氏名・生年月日・性別の少なくとも一部が記録される。例えば、レセプト22には記号・番号・漢字氏名・生年月日・性別が記録される一方で、アンケート結果26にはカナ氏名・生年・性別のみが記録されるかもしれない。内容フィールドには、レセプトの請求内容・検診結果・アンケート結果等が記録される。
図4は、図1の医療情報管理装置10の機能構成を示すブロック図である。医療情報管理装置10は、各種データを記憶する記憶領域であるデータ保持部30と、各種データ処理を実行するデータ処理部40とを備える。データ保持部30は、パターン保持部32と台帳保持部34と医療履歴保持部36とを含む。データ処理部40は、台帳取得部42と匿名化処理部44とパターン決定部46と台帳格納部48と医療情報取得部50と加入者検索部52と医療情報格納部54と医療履歴解析部56と解析結果提供部58とエラー処理部60とを含む。なお医療情報管理装置10は、各種の通信プロトコルで外部装置(例えば健保組合装置12)とデータを送受信する通信処理部(不図示)をさらに備える。
本明細書のブロック図において示される各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。例えば、図4の各機能ブロックは、ソフトウェアとして記録媒体に格納され、医療情報管理装置10のハードディスクにインストールされ、医療情報管理装置10のメインメモリに適宜読み出されてプロセッサにて実行されてもよい。
パターン保持部32は、基本台帳20に記録された加入者属性の組み合わせパターンを複数種保持する。図5は、組み合わせパターンの構成例を示す。14種類のパターンA〜Nのそれぞれには、基本台帳20に記録された複数の健保加入者の中から健保加入者をユニークに特定(抽出)した際の、その精度(信頼性)が高いと想定される順に高い優先順位が割り当てられる。基本的には、組み合わせる属性項目の数が多いほど、高い優先順位が割り当てられる。図5ではパターンAの優先順位が最も高く、パターンNの優先順位が最も低く設定されている。この優先順位は、情報分析企業の経験や知見に基づいて決定されてよく、医療情報管理装置10を使用した実験の結果に基づいて決定されてもよい。
図4に戻り、台帳保持部34は、基本台帳20に記録された加入者属性の少なくとも一部を、個々の健保加入者の特定が困難になるよう改変(以下、「匿名化」とも呼ぶ。)した匿名化台帳のデータを健保組合ごとに不揮発に保持する。図6は、匿名化台帳の構成例を示す。本実施の形態では、健保加入者の記号・番号・漢字氏名・カナ氏名が匿名化される。また台帳保持部34は、匿名化台帳において健保加入者をユニークに特定するために使用される属性情報の組み合わせパターン(以下、「突合パターン」とも呼ぶ。)のIDを、匿名化台帳と対応づけてさらに保持する。
図4に戻り、医療履歴保持部36は、複数の健保加入者それぞれの医療情報を、一連の期間に亘って集約した医療履歴情報を一括して不揮発に保持する。図7の(a)は、医療履歴情報の全体構成例を示す。医療履歴情報の各レコードには、匿名化された記号・番号・漢字氏名・カナ氏名と、匿名化の対象外である生年月日および性別とがキーとして記録され、そのキーと医療履歴とが対応づけて記録される。図7の(b)は、図7の(a)の医療履歴フィールドを詳細に示す。この医療履歴フィールドには、1人の健保加入者に関する複数の医療情報が時系列に逐次記録される。なお図7では図示しないが、健保組合ごとの医療履歴情報を識別可能なように、健保加入者個々の医療履歴情報には健保組合のIDが含まれてもよいことはもちろんである。
図4に戻り、台帳取得部42は、健保組合装置12から送信された基本台帳20のデータを取得する。匿名化処理部44は、基本台帳20に含まれる加入者属性のうち、記号・番号・漢字氏名・カナ氏名に対する匿名化処理を実行し、それらが匿名化された匿名化台帳を生成する。匿名化処理の詳細は後述する。
パターン決定部46は、匿名化台帳のデータを参照して、パターン保持部32に保持されたパターンA〜Nの中から、健保加入者をユニークに特定可能な突合パターンを決定する。本実施の形態では、2人以上の健保加入者が特定されることなく、1人の健保加入者のみが特定されるパターンを突合パターンとして決定する。変形例として、所定の確率以上(例えば95%以上)で健保加入者をユニークに特定可能なパターンを突合パターンとして決定してもよい。例えば、他の健保加入者とともに特定された健保加入者の割合が全体の5%以下となるパターンを突合パターンとして決定してもよい。
台帳格納部48は、匿名化台帳のデータを、その匿名化台帳に対して決定された突合パターンと対応づけて台帳保持部34へ格納する。医療情報取得部50は、健保組合装置12から送信された医療情報のデータを取得する。匿名化処理部44は、医療情報に記録された加入者属性に記号・番号・漢字氏名・カナ氏名の少なくともいずれかが含まれる場合、それらに対する匿名化処理を実行し、医療情報を匿名化した匿名化医療情報を生成する。
加入者検索部52は、台帳格納部48を参照して、医療情報の送信元である健保組合について設定された匿名化台帳と突合パターンとを特定する。そして、匿名化医療情報の属性項目にしたがって突合パターンの使用可否を判定する。例えば、突合パターンが図5のAおよびDであり、匿名化医療情報には匿名化漢字氏名・生年月日・性別のみが加入者属性として含まれる場合は、突合パターンDのみを使用可能と判定する。使用可能な突合パターンが存在する場合、加入者検索部52は、匿名化医療情報における加入者属性のうち突合パターンで指定される属性値(以下、「突合属性値」とも呼ぶ。)を特定して、匿名化台帳において全ての突合属性値が設定された健保加入者を検索する。言い換えれば、匿名化台帳に記録された健保加入者のレコードのうち、全ての突合属性値に合致する健保加入者のレコードを特定する。
使用可能な突合パターンが複数種存在する場合、加入者検索部52は、高い優先順位が付与された突合パターンを優先して使用する。言い換えれば、優先順位が高い順に突合パターンを使用する。加入者検索部52は、匿名化台帳において1人の健保加入者だけを特定した時点で検索処理を終了する。
医療情報格納部54は、突合属性値が設定された健保加入者の属性情報、ここでは匿名化記号・匿名化番号・匿名化漢字氏名・匿名化カナ氏名・生年月日・性別を匿名化台帳から取得し、それらをキーとして匿名化医療情報を医療履歴保持部36へ格納する。具体的には、図7で示す医療履歴フィールドに対して、図3で示す内容フィールドのデータを追加的に挿入する。
医療履歴解析部56は、医療情報格納部54に格納された情報に対するデータマイニングを実行する。例えば、健保加入者の医療履歴情報の集合に対して所定の統計的手法(回帰分析や多変量解析等)による解析処理を実行して、健保組合にとって有用な種々の情報を推定し、その推定結果を所定の外部装置(ディスプレイや記録媒体等)に出力してもよい。解析結果提供部58は、医療履歴解析部56による解析処理の結果を示すデータを健保組合装置12へ提供する。
エラー処理部60は、医療情報管理装置10における一連の処理においてエラーを検出し、そのエラーを医療情報管理装置10の運用者へ通知するための処理を実行する。具体的には、パターン決定部46の処理において1以上の突合パターンが決定されない場合、基本台帳20の内容が異常である旨をディスプレイやログファイルへ出力する。
また、エラー処理部60は、加入者検索部52における処理において健保加入者がユニークに特定されなかった場合、言い換えれば、健保加入者が1人も特定されなかった場合もしくは2人以上の健保加入者が特定された場合、基本台帳20もしくは医療情報の内容が異常である旨をディスプレイやログファイルへ出力する。例えば、基本台帳20もしくは医療情報の内容が異常である旨を出力すべきエラーリストへ、健保加入者の医療情報を追加的に出力してもよい。
また、エラー処理部60は、使用可能な突合パターンが複数種存在する場合において、相対的に高い優先順位が付与された突合パターンでは健保加入者をユニークに特定できなかった一方で、相対的に低い優先順位が付与された突合パターンでは健保加入者をユニークに特定できた場合、基本台帳20もしくは医療情報の内容が異常である旨をディスプレイやログファイルへ出力する。上述したように、所定のエラーリストに対して健保加入者の医療情報を追加的に出力してもよい。
ここで、匿名化処理部44における匿名化処理について詳細に説明する。匿名化処理部44は、匿名化すべき元データ(例えば基本台帳20に記録された漢字氏名や、医療情報に記録されたカナ氏名)をメインメモリに読み込む。匿名化処理部44は、置き換えや並び替え等の所定アルゴリズムにしたがって、元データから一意に生成されたデータであって、固定長300バイトの一次変換データを生成する。そして、所定の一方向関数(例えばハッシュ関数)に一次変換データを入力して得られた結果(例えばハッシュ値)を二次変換データとして生成する。最後に匿名化処理部44は、二次変換データを匿名化台帳や匿名化医療情報のデータ(例えば匿名化記号や匿名化漢字氏名)として設定するとともに、メインメモリ内の一次変換データを削除する。
以上の構成による動作を以下説明する。
図8は、医療情報管理装置10の動作を示すフローチャートである。健保組合装置12から医療情報管理装置10へ基本台帳20が送信されると、台帳取得部42は、その基本台帳20のデータをメインメモリに読み込む。このように、台帳取得部42が基本台帳20を取得すると(S10のY)、後述する台帳更新処理が実行される(S12)。台帳取得部42が基本台帳20を未取得であれば(S10のN)、S12はスキップされる。健保組合装置12から医療情報管理装置10へ健保加入者の医療情報が送信されると、医療情報取得部50は、その医療情報のデータをメインメモリに読み込む。このように、医療情報取得部50が医療情報を取得すると(S14のY)、後述する医療履歴更新処理が実行される(S16)。医療情報取得部50が基本台帳20を未取得であれば(S14のN)、S16はスキップされる。
医療履歴解析部56は、医療履歴の解析処理の開始契機を検出すると(S18のY)、医療履歴保持部36に格納された健保加入者の医療履歴を解析して、その解析結果をファイルへ出力する(S20)。解析結果提供部58は、医療履歴の解析結果を示すデータを健保組合装置12へ送信する(S22)。医療履歴の解析処理の開始契機が未検出であれば(S18のN)、S20およびS22はスキップされる。なお解析処理の開始契機は、例えば、予め定められた所定日時となったことでもよく、医療情報管理装置10の運用者からの開始指示を受け付けたことでもよく、健保組合装置12からの解析要求を受け付けたことでもよい。
図9は、図8のS12の台帳更新処理を詳細に示すフローチャートである。匿名化処理部44は、基本台帳20に記録された健保加入者の属性情報を匿名化することにより、匿名化台帳のデータを設定する(S30)。以下、組み合わせパターンループの処理においてS32〜S34が繰り返し実行される。このループ回数は、パターン保持部32に保持された組み合わせパターン数を上限とする。パターン決定部46は、組み合わせパターンのそれぞれにより匿名化台帳において健保加入者をユニークに特定できるか否かを判定する。健保加入者をユニークに特定できる場合(S32のY)、その組み合わせパターンを突合パターンとして決定する(S34)。健保加入者をユニークに特定できなければ(S32のN)、S34はスキップされる。この組み合わせパターンループにおいて1以上の突合パターンが決定された場合(S36のY)、台帳格納部48は、匿名化台帳のデータと1以上の突合パターンとを対応づけて台帳保持部34へ格納する(S38)。組み合わせパターンループにおいて1つの突合パターンも決定されなかった場合(S36のN)、エラー処理部60は、基本台帳20の内容が異常である旨を情報分析企業の担当者へ通知する(S40)。
図10は、図8のS16の医療履歴更新処理を詳細に示すフローチャートである。匿名化処理部44は、医療情報に記録された健保加入者の属性情報を匿名化することにより、匿名化医療情報のデータを設定する(S50)。以下、突合パターンループの処理においてS52〜S58が繰り返し実行される。このループ回数は、医療情報の送付元である健保組合の匿名化台帳と対応づけられた突合パターン数を上限とする。加入者検索部52は、匿名化医療情報に含まれる属性項目が突合パターンに適合する場合(S52のY)、検索試行回数をインクリメントするとともに(S54)、匿名化台帳において突合パターンの属性値に合致する健保加入者を検索する(S56)。
検索の結果、匿名化台帳から健保加入者がユニークに特定されなかった場合(S58のN)、次のループ処理が実行される。匿名化医療情報に含まれる属性項目が突合パターンに不適合であれば(S52のN)、S54〜S58はスキップされて次のループ処理が実行される。匿名化台帳から健保加入者がユニークに特定されることなく突合パターンループが終了すると、エラー処理部60は、健保加入者の医療情報を所定のエラーリストへ追加する(S60)。匿名化台帳から健保加入者がユニークに特定されると(S58のY)、突合パターンループを終了する。検索試行回数が2以上の場合(S62のY)、エラー処理部60は、健保加入者の医療情報を所定のエラーリストへ追加する。検索試行回数が1であれば(S62のN)、S64はスキップされる。医療情報格納部54は、検索により特定された健保加入者の医療履歴に対して、処理対象である医療情報(もしくは匿名化医療情報)の内容を追加する(S66)。
ここで、図2の基本台帳に対してレセプトを照合する例を示す。基本台帳に対する突合パターンはA・E・G・Hであり、レセプトに記録された加入者属性は記号「1」・番号「10」・漢字氏名「山田太郎」・生年月日「19700201」・性別「男」であることとする。この場合、パターンA・E・G・Hの順に突合パターンが使用されるが、いずれの照合においても生年月日が不一致となるため、全ての突合パターンで健保加入者をユニークに特定できずエラーリストが出力される。仮に、突合パターンにIが含まれる場合は、そこで基本台帳のレコードが特定されるため「山田太郎」の医療履歴が更新される。それとともに、低優先順位の突合パターンで特定されたためエラーリストも出力されることになる。
本実施の形態の医療情報管理装置10によれば、記録された加入者属性の項目が互いに異なる様々な種類の医療情報をまず基本台帳と照合することにより、医療情報を対応づけるべき健保加入者を精度よく決定できる。また、基本台帳には健保加入者の異動が反映されるため、転職により健保加入者の記号・番号が変わった場合や、結婚により健保加入者の苗字が変わった場合等にも対応できる。その結果、データマイニングの元データとなる健保加入者の医療履歴について、その正確性を高めることができる。
また、医療情報管理装置10によれば、基本台帳と医療情報の少なくとも一方に誤りが含まれる事態にも対応しやすくなる。具体的には、1つ以上の突合パターンが決定できない場合、言い換えれば、加入者属性の様々な組み合わせによっても所定割合以上の健保加入者をユニークに特定できない場合は、基本台帳の内容に誤りがある旨が運用者へ通知される。また、突合パターンのいずれを用いても健保加入者をユニークに特定できない場合、基本台帳もしくは医療情報の内容に誤りがある旨が運用者へ通知される。これにより、基本台帳や医療情報の修正が必要であることをユーザに認識させることができる。
また、突合パターンが複数種類決定された場合は優先順位が高い突合パターンが優先的に使用され、優先順位が高い突合パターンで健保加入者をユニークに特定できない場合でも優先順位が低い突合パターンで再検索される。これにより、基本台帳と医療情報の少なくとも一方に誤りが含まれても、正確性を可及的に維持しつつ、健保加入者をユニークに特定しやすくなる。さらに、優先順位が低い突合パターンで健保加入者をユニークに特定した場合、本来は優先順位が高い突合パターンで健保加入者をユニークに特定できるはずであるため、基本台帳もしくは医療情報の内容が誤っている旨が運用者へ通知される。
さらにまた、医療情報管理装置10によれば、台帳保持部34および医療履歴保持部36は、健保加入者を識別可能な属性情報をそのまま保持するのではなく、それらが匿名化されたデータを保持する。したがって、個人情報の漏洩を防止しやすくなり、個人情報保護を実現できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上記実施の形態では、加入者属性の組み合わせパターンの優先順位は予め定まっていることとした。変形例では、基本台帳から健保加入者をユニークに特定できる割合に応じて組み合わせパターンの優先順位が動的に決定されてもよい。例えば、パターン決定部46は、基本台帳から健保加入者をユニークに特定できる割合が高い組み合わせパターンほど高い優先順位を割り当ててもよい。そして、健保組合装置12から医療情報管理装置10へ新たな基本台帳のデータが提供される都度、その基本台帳(匿名化台帳)に対する組み合わせパターンの優先順位が新たに決定されてもよく、それまでの組み合わせパターンとその優先順位とが更新されてもよい。この変形例では、台帳保持部34において各突合パターンに対応づけてその優先順位が設定される。また、異なる基本台帳(匿名化台帳)に対して同じ組み合わせパターンが対応づけられた場合でも、それぞれの組み合わせパターンの優先順位は基本台帳(匿名化台帳)ごとに異なりうる。この変形例によれば、基本台帳のデータ特性に応じて、組み合わせパターンの優先順位を最適化することができる。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 医療情報管理装置、 12 健保組合装置、 20 基本台帳、 22 レセプト、 24 検診情報、 26 アンケート結果、 28 統計情報、 32 パターン保持部、 34 台帳保持部、 36 医療履歴保持部、 42 台帳取得部、 44 匿名化処理部、 46 パターン決定部、 48 台帳格納部、 50 医療情報取得部、 52 加入者検索部、 54 医療情報格納部、 56 医療履歴解析部、 58 解析結果提供部、 60 エラー処理部。

Claims (9)

  1. 健康保険に加入している複数の加入者それぞれの医療に関する情報を一括して保持する医療情報保持部と、
    前記健康保険の事業者により作成された台帳であって、前記複数の加入者それぞれに関する複数の属性の値が記録された基本台帳のデータを保持する台帳保持部と、
    前記複数の属性のうち2つ以上の属性を組み合わせた複数種の組み合わせパターンの中に、前記基本台帳に記録された複数の加入者の中から各加入者をユニークに識別可能な組み合わせパターンが存在する場合に、各加入者をユニークに識別可能な組み合わせパターンを突合パターンとして決定するパターン決定部と、
    ある加入者の医療に関する情報を加入者医療情報として取得する医療情報取得部と、
    前記加入者医療情報に記録された加入者の属性のうち前記突合パターンの属性の値を参照し、前記基本台帳においてその属性値が設定された加入者を検索する加入者検索部と、
    前記加入者医療情報を、前記突合パターンの属性値が設定された加入者と対応づけて前記医療情報保持部へ格納する医療情報格納部と、
    を備えることを特徴とする医療情報管理装置。
  2. 前記医療情報取得部は、医療機関が前記健康保険の事業者へ発行したレセプトのデータを前記加入者医療情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理装置。
  3. 前記加入者検索部は、前記基本台帳において1人の加入者を特定できなかった場合、前記基本台帳と前記加入者医療情報の少なくとも一方が誤っている旨を外部へ出力することを特徴とする請求項1または2に記載の医療情報管理装置。
  4. 前記パターン決定部は、加入者の特定において信頼性が高いと想定されるものほど高い優先順位が付与された複数種の組み合わせパターンから1以上の突合パターンを決定し、
    前記加入者検索部は、前記1以上の突合パターンのうち高い優先順位が付与された突合パターンを優先的に使用して加入者を検索することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の医療情報管理装置。
  5. 前記加入者検索部は、相対的に高い優先順位が付与された突合パターンでは1人の加入者を特定できない一方、相対的に低い優先順位が付与された突合パターンでは1人の加入者を特定できた場合、前記基本台帳と前記加入者医療情報の少なくとも一方が誤っている旨を外部へ出力することを特徴とする請求項4に記載の医療情報管理装置。
  6. 前記医療情報保持部は、加入者を識別可能な情報から一意に生成された情報であって、前記識別可能な情報とは異なる匿名情報をキーとして、加入者の医療に関する情報を保持し、
    前記医療情報格納部は、前記突合パターンの属性値が設定された加入者について、前記基本台帳におけるその加入者の属性値から生成された匿名情報をキーとして、前記加入者医療情報を前記医療情報保持部へ格納することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の医療情報管理装置。
  7. 前記医療情報保持部を参照して、前記複数の加入者それぞれの医療に関する情報の集合に対して所定の統計処理を実行し、その処理結果を外部へ出力する医療情報解析部をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の医療情報管理装置。
  8. 健康保険の事業者により作成された台帳であって、その健康保険に加入している複数の加入者それぞれに関する複数の属性の値が記録された基本台帳のデータを参照して、前記複数の属性のうち2つ以上の属性を組み合わせた複数種の組み合わせパターンの中に、前記基本台帳に記録された複数の加入者の中から各加入者をユニークに識別可能な組み合わせパターンが存在する場合に、各加入者をユニークに識別可能な組み合わせパターンを突合パターンとして決定するステップと、
    ある加入者の医療に関する情報を加入者医療情報として取得するステップと、
    前記加入者医療情報に記録された加入者の属性のうち前記突合パターンの属性の値を参照し、前記基本台帳においてその属性値が設定された加入者を検索するステップと、
    前記複数の加入者それぞれの医療に関する情報を一括して記憶する記憶装置に、前記突合パターンの属性値が設定された加入者と対応づけて前記加入者医療情報を格納するステップと、
    を備えることを特徴とする医療情報管理方法。
  9. 健康保険の事業者により作成された台帳であって、その健康保険に加入している複数の加入者それぞれに関する複数の属性の値が記録された基本台帳のデータを参照して、前記複数の属性のうち2つ以上の属性を組み合わせた複数種の組み合わせパターンの中に、前記基本台帳に記録された複数の加入者の中から各加入者をユニークに識別可能な組み合わせパターンが存在する場合に、各加入者をユニークに識別可能な組み合わせパターンを突合パターンとして決定する機能と、
    ある加入者の医療に関する情報を加入者医療情報として取得する機能と、
    前記加入者医療情報に記録された加入者の属性のうち前記突合パターンの属性の値を参照し、前記基本台帳においてその属性値が設定された加入者を検索する機能と、
    前記複数の加入者それぞれの医療に関する情報を一括して記憶する記憶装置に、前記突合パターンの属性値が設定された加入者と対応づけて前記加入者医療情報を格納する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
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