JP5400039B2 - 遠心分離によって食品液体を生成するためのカプセルおよび方法 - Google Patents

遠心分離によって食品液体を生成するためのカプセルおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5400039B2
JP5400039B2 JP2010510799A JP2010510799A JP5400039B2 JP 5400039 B2 JP5400039 B2 JP 5400039B2 JP 2010510799 A JP2010510799 A JP 2010510799A JP 2010510799 A JP2010510799 A JP 2010510799A JP 5400039 B2 JP5400039 B2 JP 5400039B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
liquid
wall
disposable capsule
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010510799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010528741A (ja
Inventor
アルフレッド ヨアキム,
ジャン−ポール デニサート,
アントワネ ライザー,
アレクサンドル ペレンテス,
Original Assignee
ネステク ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP07109579A external-priority patent/EP2000062B1/en
Application filed by ネステク ソシエテ アノニム filed Critical ネステク ソシエテ アノニム
Publication of JP2010528741A publication Critical patent/JP2010528741A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5400039B2 publication Critical patent/JP5400039B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/24Extraction of coffee; Coffee extracts; Making instant coffee
    • A23F5/26Extraction of water-soluble constituents
    • A23F5/262Extraction of water-soluble constituents the extraction liquid flows through a stationary bed of solid substances, e.g. in percolation columns
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/22Centrifuges for producing filtered coffee
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • A47J31/407Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea with ingredient-containing cartridges; Cartridge-perforating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8052Details of the outlet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8061Filters

Description

本発明は、一般的な態様では、容器内に収容される食品物質から、遠心力を使用して水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するためのカプセルシステムおよび方法に関する。
浸出コーヒーおよびコーヒー粉末から構成される混合物が遠心力によって分離される飲料生成は知られている。そのような混合物は、熱水およびコーヒー粉末を所定時間にわたって一緒にすることによって得られる。その後、スクリーン粉末材料が存在するスクリーンを通じて水が押し進められる。
既存のシステムは、例えば欧州特許第0367600B1号の場合のように、通常は機械の取り外し不能な部分である容器内にコーヒー粉末を配置することから構成される。そのような装置は多くの欠点を有する。第1に、コーヒー粉末を容器内に手作業で適切に投入しなければならない。第2に、遠心力を受けるコーヒー廃物が乾燥してしまい、容器の表面をこすることによってコーヒー廃物が除去されなければならない。その結果、コーヒー生成は、多くの手作業を要し、非常に時間がかかる。通常、コーヒー鮮度は様々である可能性もあり、これがカップ品質に影響を及ぼす可能性がある。これは、コーヒーが一般にバルクパッケージによってもたらされるからであり、あるいは、コーヒーが容器自体内で豆から挽かれるからである。
また、コーヒーの手作業の投入および浸出条件(例えば、遠心速度、容器サイズ)によっても、カップ品質には大いに幅がある可能性がある。
したがって、これらのシステムは、大きな商業的成功に到達するには至らなかった。
独国特許出願第102005007852号では、機械が取り外し可能なホルダを備え、上記ホルダ内には容器の開放したカップ形状部が配置される。他の部分すなわち蓋は、機械の駆動軸に取り付けられる。しかしながら、欠点は集中的な手作業である。他の欠点は、粉末の投入における制御の欠如およびコーヒー粉末の鮮度の制御の欠如に起因してコーヒーの品質を制御するのが困難なことである。
遠心力によってコーヒーを浸出するための他の装置は、国際公開第2006/112691号;仏国特許第2624364号;欧州特許第0367600号;英国特許第2253336号;仏国特許第2686007号;欧州特許第0749713号;独国特許第4240429号;欧州特許第0651963号;仏国特許第2726988号;独国特許第4439252号;欧州特許第0367600号;仏国特許第2132310号;仏国特許第2513106号;仏国特許第2487661号;独国特許第3529053号;仏国特許第2535597号;国際公開第2007/041954号;独国特許第3529204号;独国特許第3719962号;仏国特許第2685186号;独国特許第3241606号、および、米国特許4545296A号に記載されている。
しかしながら、コーヒーを浸出し、あるいは、他の食品物質を生成するための遠心力の作用は、高圧ポンプを使用する通常の浸出方法と比べて多くの利点を与える。例えば、“エスプレッソ”コーヒータイプの浸出方法では、供給されるコーヒー抽出物の抽出の質に影響を与える全てのパラメータを使いこなすことが非常に難しい。これらのパラメータは、一般に、圧力、圧力と共に減少する流量、流れ特性にも影響を与え且つ挽いたコーヒーの粒径に依存するコーヒー粉末の圧密度、温度、水流分布などである。
したがって、供給される食品液体の品質を制御するために、抽出パラメータを良好に更に独立に制御でき、そのため、抽出パラメータをより良く使いこなせるようになっている新規のカプセルプロセスおよび方法を提案する必要がある。
同時に、従来秘術の遠心コーヒー生成装置と比べて便利な食品液体生成方法であって、鮮度および容器内の物質の正確な用量などの重要な品質パラメータの高度な制御によって良好なカップ内品質を与える食品液体生成方法が必要である。
したがって、本発明は、装置内に取り外し可能に挿入できる使い捨てカプセル内に収容される食品物質から、水を上記カプセル内の上記物質に通すことにより液体食品を生成するための液体食品生成装置であって、カプセルにおける水注入ヘッドと、上記カプセルを装置内に保持するためのカプセルホルダとを備える液体食品生成装置において、
上記カプセルホルダに対する中心軸に沿って水を導入するようになっている上記水注入ヘッドの一部としての水注入器と、
上記カプセルホルダの上記中心軸と整列される回転軸(I)を中心とした遠心分離が行われるように上記カプセルホルダを駆動させるための手段と、
上記カプセルホルダの上記中心軸に対して相対的にオフセットされる位置に配置される少なくとも1つの液体供給出口を上記カプセルに設けるための少なくとも1つの開口手段と、
を備えることを特徴とする液体食品生成装置に関する。
1つの形態において、液体供給出口を設けるための上記開口手段は、少なくとも1つの穿孔部材および/または切断部材および/または焼成部材である。
特に、水注入ヘッドは、不動水注入器と、カプセルホルダに対する閉塞時にカプセルと係合するための回転係合部材とを備える。したがって、係合部材は、装置内でのカプセルの遠心分離中にカプセルホルダと共に回転する。
1つの形態において、液体供給出口の開口手段、例えば穿孔部材または他の手段は、水注入ヘッドの回転係合部材の一部となり得る。
別の想定し得る形態において、液体供給の開口手段、例えば穿孔部材または他の手段は、カプセルホルダの一部となり得る。
一形態において、開口手段は、上記中心軸周りの略円形経路に沿って配される一連の開口手段、例えば穿孔部材または他の手段を備える。
開口手段、例えば穿孔部材は、回転動作を装置からカプセルへ伝えることができるようにカプセルと係合する。
第1の形態において、開口部材、例えば穿孔部材は、カプセルの周囲での装置の閉塞中にカプセルの出口を穿孔するように装置内に配置できる。特に、開口部材は、カプセルの周囲での回転係合部材とカプセルホルダとの相対的な係合中または閉塞中にカプセルを開放するため、例えばカプセルに液体入口を穿孔するために、回転係合部材またはカプセルホルダに装着される。例えば、穿孔部材は、閉塞時にヘッドがカプセルに近づいてカプセルと係合する際にカプセルを穿孔するべく、水注入ヘッドの表面に対して十分に突出して配置される。
一連の穿孔部材は、カプセルの外周に少なくとも4つの小さい液体供給出口を形成するための少なくとも4つの部材を備えることが好ましい。穿孔部材を90度の間隔で配することができ、そのため、カプセルの周囲で均一な液体供給を行なうことができる。
穿孔部材は、カプセルと係合することができ、そのため、回転中に回転動作をカプセルへ伝える役目を果たす。
他の形態において、開口部材は、特定量の水がカプセル内に満たされた後にカプセルの液体供給出口を形成するように構成される。
カプセルは、アルミニウムおよび/または高分子材料から形成される穿孔可能な膜を備えてもよい。特に、穿孔可能な膜は10〜200ミクロンの厚さを有することができる。
本発明の想定し得る態様において、水注入器は、穿孔部材などの開口手段も備える。開口手段は、カプセルの中心で水を注入するための中空穿孔チューブとして配置される穿孔部材であってもよい。
水注入器の穿孔部材は、5mm未満の直径、好ましくは0.9〜2.9mmの直径を有する。実際に、カプセル内の圧力は中心から外周へ向かって増大する。中心での水の圧力は、ゼロに近いが、外側へ向かって徐々に増大し得る。したがって、小径の注入器は、カプセルの入口側の圧力を減少させるために小さい入口をカプセルに設ける。
カプセルホルダの駆動手段は、カプセルホルダに対して直接的に接続することができ、あるいは、カプセルホルダに対して間接的に接続することができる。カプセルホルダに対する直接的な接続は、回転モータとモータをカプセルホルダの底部に接続する駆動トランスミッションとを備える回転駆動アセンブリによって得ることができる。駆動トランスミッションは、モータ速度に応じてカプセルホルダに対する正確な伝送速度を与えるために、適切なギア減速器または増幅器を備えてもよい。カプセルホルダに対する間接的な接続は、水注入ヘッドからカプセルホルダへの回転動作の伝達によって得ることができる。この場合、回転駆動アセンブリの駆動トランスミッションは、水注入ヘッドの上側に対して、特にヘッドの回転係合部材に対して直接に接続される。
本発明の装置は、硬質材料、半硬質材料および/または柔軟材料から形成されるカプセルを受けてもよい。カプセルは、プラスチック、アルミニウム、セルロース系材料、または、他の生体分解性材料、および、これらの組み合わせなどの材料から形成されてもよい。カプセルは、穿孔可能な膜から形成される外周壁を有することが好ましい。膜は、浸出されるべき食品物質を受けるカップ形状本体を覆うシール蓋を形成することができる。
一形態では、カプセルの少なくとも1つの液体供給出口の開口手段の下流側にバルブ手段が配置される。バルブ手段は、環状閉塞リングと、カプセルの外周部、例えば縁部に対する閉塞時にリングと弾性的に係合するための弾性手段とを備えていてもよい。
また、本発明は、使い捨てカプセル内に収容される食品物質から、水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するための方法であって、
上記カプセルの中心で水を導入しつつ、上記カプセルを遠心回転駆動させるステップと、
水を上記物質に通して食品液体を形成するステップと、
上記カプセルの中心に対して外周へオフセットされる少なくとも1つの液体供給出口を上記カプセルに開口して、上記少なくとも1つの液体供給出口から上記液体を供給するステップと、
を備える方法に関する。
本方法の想定し得る態様において、少なくとも1つの液体供給出口は、装置内でカプセルを穿孔することによって得られる。したがって、カプセルは、保護された雰囲気状態で長期間にわたって保存され得る挽いたコーヒー、インスタントコーヒー、リーフティー、ココア、チョコレート、クリーム、甘味料、および、これらの組み合わせなどの原料を備える気密シールカプセルとなり得る。そのため、カプセルは使用時に装置内で開口される。
本方法の一態様によれば、少なくとも1つの液体供給出口は、カプセルのシール膜を穿孔することによって得られる。膜は、プラスチックおよび/または金属材料から形成できる。
本発明の一形態において、少なくとも1つの入口開口は、カプセルの機械的な穿孔作用によって、例えばカプセルに対して相対的に配置される装置の外部穿孔手段を用いて行なわれる。
この場合、穿孔は、カプセルが装置内に挿入されるときに、例えばカプセルの周囲で閉じる装置の作用によって行なわれる。
本方法によれば、5mm未満、好ましくは0.9〜2.9mmの開口を通じてカプセル内に水が導入される。前述したように、カプセルの入口側での液体の内圧を減少させることで、漏れの問題を回避するために、カプセルにおいては、十分に小さい水注入口が好ましい。
水は、カプセルの中心に水注入口を穿孔した後、カプセルの中心で導入されることが好ましい。
本発明の一態様によれば、カプセルから供給される食品液体は、流れ制限手段を介して通過される。流れ制限手段は、遠心分離中に少なくとも0.5barの相対圧力の圧力降下を与えるように構成することができる。流れ制限手段は、遠心分離中に好ましくは1〜6bar、最も好ましくは1.5〜4barの相対圧力の圧力降下を与えるように構成される。遠心力を受ける液体の流路内の流れ制限により、遠心力を受ける液体の解放を制御して、水とカプセル内の物質との相互作用を向上させることができるとともに、最終的に、制限部で形成される剪断応力および圧力解放によって液体に対して泡を与えることができる。特に、流れ制限手段により、囲繞部の外周で数バールの圧力を維持することができるとともに、液体の解放を遅らせることができる。
特に、カプセルから供給される液体は、遠心力を受ける液体によって特定の圧力がバルブに及ぼされるときにバルブを開いて開放する。また、バルブは、液体の流れを調整するとともに、カプセル内に設けられる小さい出口を小サイズの粒子、例えばコーヒー微粉によって特に比較的低い圧力値で塞ぐ危険を減らす。
バルブは、カプセルの一部であってもよく、あるいは、装置の一部であってもよい。
結果として、本発明のシステムは、食品液体の制御された解放を行なうことができる食品液体生成のための解決策を与える。例えば、液体の解放は、特定の圧力がバルブ手段に及ぼされるまで遅らせることができる。バルブ手段の開放の遅れは、水とカプセル内に収容される物質との間の相互作用を向上させることができ、カプセル内での流れ閉塞の危険を減らす。
例えばコーヒーの場合には、コーヒーおよびアロマ化合物の良好な抽出を得るために、水と挽いたコーヒー粒子との相互作用を最適化することが有益な場合がある。また、バルブ手段は、泡またはコーヒークレマの形成を向上させ得る制限を与える。
バルブ手段は、液体のための薄い環状積層通路を形成するために加圧液体の作用下でカプセルの係合部に対して相対的に移動する装置の少なくとも1つの係合部によって形成することができる。また、積層通路は、装置の壁に衝突する比較的高速の液体ジェットを形成することもできる。結果として、遠心分離中における比較的高速での装置の衝突面への液体の衝突およびバルブ手段の両方によって引き起こされる制限に起因して、比較的多量の泡を形成することができる。遠心力を受ける液体によってバルブ手段に及ぼされる圧力の大きさに応じて、バルブ手段によって引き起こされる制限の大きさが異なり得る。
可能な形態において、バルブ手段を、カプセル内の圧力の閾値で装置を通じた液体通路を選択的に開放するように較正、あるいは、調整することができる。
カプセルから供給される液体は、カプセル内に設けられるフィルタリング手段によって濾過することもできる。そのような形態は、装置が簡略化されるため、多くの利点を有しており、フィルタがカプセルと共に廃棄されるため、フィルタが洗浄を必要としない。
また、本発明は、カプセル内に収容される食品物質から、水を上記カプセル内に導入するとともに遠心力を使用して水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するための使い捨てカプセルであって、遠心分離中に回転軸に対応する上記カプセルの中心軸に対してカプセル内で外周へと遠心力を受ける食品液体を生成するための、使い捨てカプセルにおいて、
上壁および底壁と、
上記上壁と下壁とに接続する広がり側壁と、
所定量の食品物質を収容する囲繞部と、
を備える、使い捨てカプセルに関する。
好ましい形態において、広がり側壁は、上壁に対して80度未満の角度Cを成す。特に、広がり側壁は、上壁に対して50〜70度、より好ましくは約60度の角度Cを成す。
したがって、広がり側壁の角度は、カプセルの出口側で、すなわち、カプセルの上壁の環状外周部でカプセルからの液体抽出物の排出を促進するように決定されている。特に、約60度の角度は顕著な結果を示し、一方、85度の角度は粗悪な結果を示している(すなわち、コーヒーがカプセルから出てこない)。
上壁は、飲料の解放のために開放される専用の出口領域を備えることが好ましい。特に、出口領域は、上記壁の第1の専用の外周領域であってもよい。
また、上壁は、中央の領域であって且つ装置の水注入口手段によって穿孔される専用の第2の領域を備えていてもよい。例えば、中央領域は、穿孔可能な膜の円形領域である。上記第1および第2の穿孔可能領域の外側では、上壁を穿孔できなくてもよい。このため、上壁を補強して、外部穿孔手段による上壁、例えば膜の不測の穿孔を防止するべく、上壁の下側に内側蓋または皿部が設けられてもよい。
特に、上記外周出口領域は、飲料出口を設けるために穿孔される専用の穿孔可能な膜の一部である。穿孔される出口の数は、1〜20個、好ましくは3〜10個の範囲であってもよい。膜は、それが適した場所に適した数で水注入口および液体出口を形成するためのより多くの自由度を与えるという重要な利点を与える。
液体が遠心力を受けて(例えば、穿孔された)出口を通じて出る前に液体をカプセル内で濾過するため、フィルタ部がカプセル内に位置され、それにより、物質を収容するキャビティと、遠心力を受ける液体のための収集キャビティとが分離される。
カプセルを通じた液体の排出を促進するため、フィルタ部を広がり側壁に対して傾けることができる。特定の形態では、より大きな濾過領域の場合、フィルタ部が囲繞部の全厚にわたって延びることができる。例えば、フィルタ部は略円筒状を成すことができる。より具体的には、フィルタ部は、カプセルの内部蓋の一体延在部であってもよい。カプセルは、限られた数の部品で形成できるとともに、より経済的で且つより簡単な態様で組み付けることができる。異なる形態において、フィルタ部は上壁と略平行である。この場合、フィルタ部は、小さい隙間によって上壁から離間される。したがって、カプセルは、最適な量の物質をよりコンパクトにできるように形成されてもよい。
カプセルの好ましい構成によれば、液体収集キャビティが外周出口領域の下側に配置される。
より好ましくは、上壁および底壁は略円形表面を有する。したがって、カプセルは、その軸に沿って遠心力を受けるように飲料生成装置内に挿入され得る回転中心軸の形態を有する部材である。
上面が穿孔可能な膜であってもよい。下面は、側壁およびフランジ状周縁も備えるカップ形状本体の底部であってもよく、フランジ状周縁に対して穿孔可能な膜がシールされる。カップ形状本体はプラスチックおよび/またはアルミニウム材料から形成されるのが好ましい。
囲繞部は、物質が遠心分離プロセス中にカプセルの外周壁と逆の方向へ移動できるように、物質で部分的に満たされることが好ましい。物質の鮮度を保つため、カプセルの囲繞部内の自由容積は、保護ガスによって少なくとも部分的に満たされることが好ましい。適した保護ガスは例えば窒素である。また、自由容積は、カプセル内での物質の脱気後に物質からくるガスによっても部分的に占められ得る。挽いたコーヒーの場合、そのようなガスは二酸化炭素となり得る。
カプセルは、囲繞部の外周に配置される内部フィルタ部を備えることが好ましい。内部フィルタ部は、内部の穿孔された蓋および/または多孔質材料の部分であってもよい。カップ形状本体および内部蓋はカプセルの囲繞部を画定することができる。穿孔された蓋は、複数の径方向スロットを備える壁の外周部を有することが好ましい。カプセルの内側に上壁から離間して多孔質材料の帯を配置させることができる。例えば、蓋の穿孔された部分または多孔質の部分は、上壁から数ミリメートル、例えば1〜5mm離れて配置させることができる。上記部分は、上壁と平行に配置させること、あるいは、上壁に対して(例えば90度)傾けて配置させることができる。上記部分は、広がり側壁に対して平行ではなく、側壁と15度を超える角度、好ましくは45度を超える角度を成す。他の形態において、フィルタは、装置の一部となることができ、あるいは、穿刺可能な膜および穿孔部材によって形成できる。
また、カプセルは、穿刺可能な膜よりも下側に環状部を形成する収集凹部を備えることもできる。収集凹部は、フィルタ部を通過する遠心力を受ける液体を収集するように位置される。収集凹部は、数ミリメートルの深さ、例えば1〜5mmの深さ、および、数ミリメートルの幅、1〜5mmの幅であってもよい。また、凹部は、飲料生成装置の出口穿孔要素を適切にカプセル内に受け入れることができるための空間も形成する。
想定し得る形態において、カプセルは、カプセル内で水を案内するために上蓋から囲繞部の底部へ向けて延びる中央管状部を備える。より好ましくは、中央管状部は、遠心分離によって水を囲繞部へ向けて移動させることができるようにするため、底部へ向かって増大する断面を有する。
他の態様において、本発明は、カプセル内に収容される食品物質から、水を上記カプセル内に導入するとともに遠心力を使用して水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するための使い捨てカプセルであって、遠心分離中に回転軸に対応する上記カプセルの中心軸に対してカプセル内で外周へと遠心力を受ける食品液体を生成するための、使い捨てカプセルにおいて、
上壁および底壁と、
上記上壁と下壁とに接続する広がり側壁と、
所定量の食品物質を収容する囲繞部と、
を備え、
上記上壁は、液体の解放のための出口を設けるために穿孔可能な専用の外周出口領域を備える、使い捨てカプセルに関する。
カプセルの可能な別の手段において、本発明は、カプセル内に収容される食品物質から、水を上記カプセル内に導入するとともに遠心力を使用して水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するためのカプセルであって、遠心分離中に回転軸に対応する上記カプセルの中心軸に対してカプセル内で外周へと遠心力を受ける食品液体を生成するための、カプセルにおいて、
上壁および底壁と、
上記上壁と下壁とを接続する側壁と、
所定量の食品物質を収容する囲繞部と、
を備え、
上記側壁が円筒状であり、
上記側壁の少なくとも一部は、遠心力を受ける液体を解放するためのカプセルの出口側を形成し、
上記カプセルは、上記カプセルを気密態様でシールするための手段も備える、カプセルに関する。
カプセルの1つの特徴において、円筒側壁は、中実であり、外部穿孔手段によって穿孔されるようになっている。この場合、上壁、下壁、および、側壁は気密態様で接続される。
他の別の手段において、円筒側壁は、その外周に沿って間隔を隔てて設けられる出口開口と、開口を気密態様で覆うシール手段、例えば膜とを有する。出口開口は、側壁の横断正中面の周囲に設けられるのが好ましい。
カプセルは、液体が側壁の出口から解放される前に遠心力を受ける液体を濾過するためのフィルタ手段を備えていてもよい。
用語“円筒”は、+または−5度の許容範囲をもってカプセルの上壁に対して90度の角度を成す管状円形断面の側壁を網羅しようとするものである。
他の可能な実施形態において、本発明は、カプセル内に収容される食品物質から、水を上記カプセル内に導入するとともに遠心力を使用して水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するためのカプセルであって、遠心分離中に回転軸に対応する上記カプセルの中心軸に対してカプセル内で外周へと遠心力を受ける食品液体を生成するための、カプセルにおいて、
上壁および底壁と、
上記上壁と下壁とに接続する側壁と、
所定量の食品物質を収容する囲繞部と、
を備え、
上記側壁は、上記上壁および下壁に対するその接合部からカプセルの横正中面へ向けて増大する凸状断面を有し、
上記側壁の少なくとも一部は、遠心力を受ける液体を解放するためのカプセルの出口領域を形成する、カプセルに関する。
特定の構造では、側壁が壁の2つの円錐台部から形成され、円錐台部の大きい方の断面がカプセルの正中横断面へ向けて互いに接続する。
他の特定の構造において、側壁は、例えば放物断面、卵形断面、または、半円断面などの略湾曲凸断面から形成される。
他の特定の構造では、側壁が階段状断面から形成される。
そのような実施形態おいて、カプセルの出口領域は、側壁の凸断面の頂部の領域に設けられることが好ましい。
各円錐台部がそれと接続する上壁または下壁に対して成す角度は、85度未満であることが好ましい。
カプセルは、液体が側壁の出口から解放される前に遠心力を受ける液体を濾過するためのフィルタ手段を備えていてもよい。フィルタは、カプセルの内側の正中横断面に沿って側壁から離間するのが好ましい。フィルタは、上壁から下壁へと延びる円筒フィルタであってもよい。
他の可能な実施形態において、本発明は、カプセル内に収容される食品物質から、水を上記カプセル内に導入するとともに遠心力を使用して水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するためのカプセルであって、遠心分離中に回転軸に対応する上記カプセルの中心軸に対してカプセル内で外周へと遠心力を受ける食品液体を生成するための、カプセルにおいて、
上壁および底壁と、
上記上壁と下壁とに接続する側壁と、
所定量の食品物質を収容する囲繞部と、
を備え、
上記カプセルは、シール周縁で接続される2つの囲繞部材を備え、
シールされた周縁が、上記2つの部材の界面で流体の圧力の作用により開放するように構成される、カプセルに関する。
利点は、閉じられたカプセルをユーザの介入を伴うことなく開放できるという点である。他の利点は、開放を遅らせることができ、したがって、カプセル内での物質、例えば挽いたコーヒーと水との間の相互作用を向上させることができるという点である。カプセルを気密態様でシールすることもでき、また、カプセルは、カプセル内の物質の鮮度を向上させるために保護ガスを含むことができる。
特に、2つの囲繞部材は、横断正中面に沿ってシールされる2つの半棚体であってもよい。そのため、カプセルは、正中面に対して対称を成すことができるとともに、2つの可能な方向で使用することができる。なお、その点に関して、用語“上”および“下”は、実際の記述的理由のために使用されるが、保護範囲を狭めない。
2つの部材は、フランジ状周縁でヒートシールあるいは超音波シールされる柔軟な箔であってもよい。したがって、シールされた周縁は、上記周縁の方向で遠心力を受ける液体の圧力によって破壊あるいは剥離できる。加圧液体による開放は、カプセル内の液体の滞留時間を制御することができ、そのため、カプセル内での水と物質との相互作用を向上させる。時間遅延は、シールされた周縁のシール材料に依存する場合があるが、システムの動作パラメータ(すなわち、回転速度、水量)にも依存する。
なお、シールされた周縁は、液体でない加圧流体によって、例えば加圧ガスによって開放させることもできることに留意されたい。ガスのフラッシングは、出口を開放するために遠心動作前に行なわれてもよい。
本発明は、カプセル内に収容される食品物質から、水を上記カプセル内に導入するとともに遠心力を使用して水を上記物質に通すことにより食品液体を生成するための方法であって、遠心分離中に回転軸に対応する上記カプセルの中心軸に対してカプセル内で外周へと遠心力を受ける食品液体を生成するための方法において、
上記カプセルは、シール周縁で接続される2つの囲繞部材を備え、
上記カプセルが遠心飲料生成装置内に挿入され、
カプセルの上記シール周縁は、上記2つの部材の界面で流体の圧力の作用により開放される、方法に関する。
本方法によれば、流体の圧力は、遠心力を受ける液体である。
本方法によれば、シールされた周縁は、液体の解放のための出口を形成するために破壊されおよび/または剥離される。
シールされた周縁は、別個の出口を形成するように開放されてもよく、あるいは逆に、1つの連続した外周スロットを形成するように開放されてもよい。
出口の開放は、制御された隙間によって周縁から離間される飲料生成装置の係合面によって制御されるのが好ましい。
用語“食品液体”は、ここでは、広い意味を有しており、スープまたはソースなどの料理液体、コーヒー抽出物(挽いたコーヒーおよび/またはインスタントコーヒー粉末から得られる)、液体チョコレート、ミルク(粉末および/または液体濃縮物から得られる)、茶抽出物(インスタントティーおよび/またはリーフティーから得られる)などの飲料液体、あるいは、特殊調製粉乳などの栄養液体、および、これらの組み合わせを包含する。
本発明のカプセルは、従来技術の“開放”遠心システムを超える多くの利点、特に、
カプセル内の物質の保護によって得られる更に高品質な供給液体、
より均一な品質の供給液体、
驚くべきことに、より良好な(より安定した)コーヒーのためのクレマ、
供給されるべき液体の性質および/またはカプセル内の物質に対してカプセル技術を合わせることができる可能性による、より多くの飲料品種、
より利便性の良い動作、
より清浄な動作、
を与える。
用語“浸出する”または“浸出される”は、不完全に溶解できる物質(挽いたコーヒーまたはリーフティー)から液体を加圧下で抽出するという狭い意味で解釈されるべきではなく、抽出、煎じ出し、吸収、溶出、希釈、分散、混合、乳化、発泡などのプロセスを含む、食品物質と液体、好ましくは水との相互作用プロセスを包含するものとして広い意味で解釈されるべきである。
用語“穿孔する”は、その広い意味で解釈されるべきであり、カプセルの壁に貫通開口を設けるための機械的プロセスおよび/または熱的プロセスを含む。
“抽出歩留まり”は、抽出効率を反映しており、液体抽出物中の全固形分の重量をカプセル中の開始コーヒー原料(例えば、焙煎して挽いたコーヒー)の全重量で割ったものとして定義される。この値は一般にパーセンテージで表わされる。
平均粒径“D4,3”は、粒子のための分散剤としてのブタノールおよびMalvern(登録商標)光学機器を使用するレーザ回折法によって得られる挽いたコーヒーの平均体積直径を表わしている。
本発明の更なる特徴は、以下の図面の詳細な説明に現れる。
本発明のカプセルの上から見た斜視図である。 本発明のカプセルの下から見た斜視図である。 シール箔が除去されたカプセルの斜視図である。 本発明のカプセルの断面図である。 本発明のカプセルの上から見た蓋の斜視図である。 図4のカプセルの下から見た蓋の斜視図である。 本発明の飲料生成装置の斜視図である。 飲料生成モジュールの開放形態の斜視図である。 カプセルの周囲を閉じる閉塞形態における飲料生成モジュールのA−A線に沿う断面図である。 図9の図の拡大図である。 図9および図10のモジュールの水注入アセンブリの図である。 図9に類似するが本発明の他の実施形態における飲料生成モジュールの断面図である。 図12のモジュールの詳細図である。 本発明のカプセルの変形例の断面図である。 図14のカプセルの蓋の裏面から見た図である。 本発明の他の形態に係るカプセル(物質を内部に伴わない)の斜視断面図である。 図16のカプセルの断面図である。 更に他の実施形態に係るカプセルの断面図である。 明確にするために上側シール膜が除去された更に他の実施形態に係るカプセルの断面図である。 円筒カプセルに関する他の変形例の断面図である。 V形状側壁を有するカプセルに関する他の変形例の断面図である。 U形状側壁を有するカプセルに関する他の変形例の断面図である。 飲料生成装置における遠心分離中の図22のカプセルの詳細を示している。 図23の方向Aに沿う図22のカプセルの詳細を示している。 遠心分離中の図22〜図24のカプセルの上面図である。
図1および図2に示されるように、本発明の好ましいカプセル1は一般に皿状本体2を備えており、上記本体上に対してシール箔3がシールされる。シール箔3は、本体の外周縁4上にシール環状部5でシールされる。外周縁4は、外側へ延びて、例えば約2〜5mmの小さい環状部を形成することができる。皿状本体は底壁6と側壁7とを備え、側壁7は、底壁と対向する本体の大きな開放端の方向に広がることが好ましい。皿状本体は硬質または半硬質であることが好ましい。本体は、食品用プラスチック、例えばポリプロピレンから形成することができ、EVOH等またはアルミニウム合金またはプラスチックとアルミニウム合金との複合体などのガスバリア層を伴う。シール箔3は、バリア層またはアルミニウム合金またはプラスチックとアルミニウム合金との組み合わせも含むプラスチック積層体などの薄い材料から形成することができる。シール箔は、通常、例えば30〜250ミクロンの厚さを有する。シール箔部材は、本説明において後述するように、水注入口および飲料出口を形成するために穿孔することができる。
図3〜図6の実施形態に関して、本発明のカプセルは、皿状本体内に挿入される蓋8を形成する内側部材を備える。蓋8および本体2は、食品物質22を受けるための内部囲繞部14を協働して画定する。カプセルは、中心軸A周りに回転対称を成すことが好ましい。しかしながら、カプセルは、必ずしも軸A周りの円形断面を有さなくてもよく、正方形状または多角形状などの他の形状を成してもよいことに留意すべきである。蓋8が図5および図6に示されている。蓋は、中央部9と外周部10とを備えるプラスチックのディスクの形状を成すことができる。中央部は、略平坦を成すことができ、飲料生成装置の水注入部材の導入を可能にするための入口ポート11を備えていてもよい。蓋の内面12において、入口ポートは、囲繞部内の物質の完全な湿潤を確保し、それにより、例えば“乾燥粉末スポット”を残す危険を減らすために、本体の底部の方向へ向けて水が案内されることを確実にするのに役立つ管状入口部13によって延びることができる。入口ポートは、破壊可能あるいは穿刺可能な閉塞部品15によって閉じられることが好ましい。この部品は、囲繞部の物質が蓋の上面とシール箔との間の隙間を満たすことを防止する役目を果たす。蓋は、収集凹部16を含む外周部10を更に備える。収集凹部は、シール箔の方向で開放するU形状の横断面(図3)を成す。凹部は、蓋の外周で連続的に延びていることが好ましいが、例えば補強要素または壁によって分離されてもよい幾つかの不連続な凹状部に置き換えることができる。収集凹部は壁の内周部17を備えており、上記内周部には、囲繞部14と収集凹部16との間の流体連通部を形成する一連の出口開口18が設けられる。
カプセルは、その内部で液体が中心軸から外周部17へ向けて遠心力を受けることができる最適な容器を形成するように寸法付けられることが好ましい。特に、シール膜3によって形成される上壁は、カプセルの底壁6の幅“W”よりも大きい幅“W”を有する。例えば、Wは、幅Wの1.2〜2倍、最も好ましくはWの1.3〜1.8倍である。上壁と底壁との間の距離“T”はWの0.15〜1.0倍であることが好ましい。例えば、カプセルの囲繞部は、50〜120mmのW(直径)の上壁と、30〜80mmのW(直径)の下壁と、10〜50mmの厚さ“T”とを有する。側壁の広がり角度“C”は、上壁に対して80度未満、好ましくは50〜70度であることが好ましい。
また、出口開口は、囲繞部内の遠心力を受ける液体の流れの制限部も形成する。遠心力を受ける液体は、生成されるべき飲料のタイプに応じて寸法付けられ得る開口に通される。例えば、エスプレッソまたはリステロットコーヒー抽出物の場合には、ランゴまたは“アメリカーノ”コーヒー抽出物の場合よりも小さい開口を設けることが有益となり得る。同じ回転速度の場合、より小さい開口は、遠心力を受ける液体に対する高い抵抗を生み出し、それにより、遠心力を受ける液体がカプセル内により長くとどまる。結果として、水とコーヒー粒子との間の相互作用が更に高くなり、より多くの液体がコーヒー固形物中に含浸し得る。
この例に示されるように、開口は、壁の内周部17に間隔を隔てて配されるスロットまたは穴であってもよい。例えば、スロットの数は、5〜200個、好ましくは10から100個の範囲であってもよい。これらのスロットは、物質の統計的な平均粒径よりも小さい幅を有することが好ましい。例えば、スロットは、挽いたコーヒーである物質に関しては、500ミクロン未満、好ましくは400ミクロン未満、最も好ましくは50〜200ミクロン未満の幅を有する。スロットは、必要に応じて、中央部9あるいは凹部16の底部で延びていてもよい。スロットは、物質の統計的な平均粒径よりも小さい直径を有する断面の穴に置き換えることができる。
本説明において後述するように、シール箔を貫通して穿孔部材を導入することにより、カプセル内で生成される浸出液体のための出口を形成できるように、収集凹部16は例えば2〜10mmの深さの浅い外周環状溝を形成する。収集凹部は、それをシールするシール膜へ向けて上方へ開放している。収集凹部16は、皿状本体のシート部20上に当接する縁部を形成する外周部19を更に備える。外周部19は、ほぼぴったりと嵌め合う係合によってシート部20に係入することができる。本体の側壁の内面に沿って皿状本体の底部の方向に延びる更なるシール部21は、蓋とカプセルの本体の内面との間への液体の想定し得る浸入に抗する更なるシールを形成するために凹部から延びることができる。無論、収集凹部手段の形状は、本発明の範囲から逸脱することなく異なる形態をとることができる。例えば、(図13に示されるように)凹部16を皿状本体の側壁7および蓋8によって形成することができる。この場合には、外周部19を省くことができる。
図示のように、一連の出口開口、例えばスロット18は、中心軸Aに対して囲繞部の広がり部分あるいはその近傍に配置されるのが好ましい。したがって、遠心力を受けた液体は、本体の側壁の内面に沿って案内されて、蓋の内面12へと至り、その後、スロットを通り抜ける傾向がある。蓋8は、それが皿状本体の周縁にシールされるときに、シール箔3によって完全に閉じられる。想定し得る別の手段において、シール箔は、スロットの領域を含む収集凹部だけを覆うことができる。
蓋8は、例えば熱成形プラスチックまたは射出プラスチックから成る硬質または半硬質部材であってもよいことに留意すべきである。しかしながら、この部品は、本発明の範囲から逸脱することなく皿状本体の内面に対してシールされる柔軟な膜から形成することもできる。
また、フィルタ壁を蓋の内面12に当接させて囲繞部の内側に配置することもできることに留意することができる。フィルタ壁は、例えば、粒子サイズが非常に薄い物質のために、および/または、高い圧力降下を生み出すことによって遠心力を受ける液体の囲繞部からの解放を遅らせるために、改善された濾過を行なうことができる。フィルタ壁は、蓋の表面12上に接着される濾紙または薄いプラスチックフィルムであってもよい。
蓋は、皿状本体内に簡単に挿入することができ、あるいは、任意の適した接続手段に、例えば超音波溶着によって固定することができる。
本発明のカプセルおよび飲料生成装置を含むシステムが図7および図8に示され、ここで説明される。
このように、システムは、前述したカプセル1と、飲料生成装置23とを備える。装置はモジュール24を有しており、上記モジュール内にカプセルを挿入することができる。カプセルは浸出されるための食品物質を収容しており、また、カプセルは使用後にモジュールから除去されて処分される(例えば、有機および無機の原材料の廃棄あるいはリサイクルのため)。モジュール24は、水リザーバ25などの給水源と流体連通する。ポンプ26などの流体輸送手段がモジュールと給水源との間の流体回路27に設けられる。水がモジュール内に入る前に流体回路内で水を加熱するために温水器28が更に設けられる。リザーバからくる新鮮な水を加熱するために流体回路内に温水器を挿入することができ、あるいは、温水器が水リザーバ内にあってもよく、そのような場合には水リザーバが湯沸し器になる。無論、水をウォータープラグ接続部を介して家庭用給水源から直接に取り込むこともできる。
水を低圧または更には重力圧力で飲料生成モジュール24に供給することができる。例えば、モジュールの水注入口では、大気圧を上回る0〜2barの圧力を想定することができる。例えば、ウォータポンプは、遠心分離中に作動遠心速度で連続した水流(すなわち、カプセル内で遠心ポンプ作用に起因する流れ不足を伴うことなく)を供給するのに十分な水圧および流量を供給できる。ピストンポンプのような圧力ポンプが利用される場合には、2barよりも高い圧力の水を供給することもできる。
浸出モジュール24は、水注入サブアセンブリまたは水注入ヘッドとカプセルホルダを含む液体受けサブアセンブリとを主に構成する2つの主要なカプセル包囲サブアセンブリ29,30を備えることができる。2つのサブアセンブリは、装置内のカプセルのための位置決め心出し手段を形成する。
2つのサブアセンブリは、互いに閉じて、例えばバヨネット型接続システム31によってカプセルを内部に取り込む。液体受けサブアセンブリ30は、例えば、カプセルからくる遠心力を受ける液体をカップまたはグラスなどの給仕容器へと案内するためにサブアセンブリの側面で突出する液体ダクト32を備える。図8に示されるように、液体ダクトは、回転ドラム34によって形成されるカプセルホルダの周囲に配置される環状U−形状またはV−形状キャビティ63を形成する液体受け部33と連通し、回転ドラム34内にはカプセルが挿入される。本説明において後述するように、液体受け部は、ドラムと共に、液体を収集するための中間キャビティ63を形成する。液体受けサブアセンブリ30の下側には、カプセル受けドラム34をサブアセンブリの内側で回転駆動させるための手段が配置される。
駆動手段は、電力またはガス出力が供給され得る回転モータ40を備えることが好ましい。
水注入サブアセンブリは、上流側が水流体回路27と連通する水注入口35を備える水注入面を備える。
図9および図10に関して、回転ドラム34は、カプセルを受けるように相補的形状を成す内部キャビティ36を有する中空カプセルホルダとして形成される。回転ドラム34は、それ自体、ボールベアリングまたはニードルベアリングのような回転案内手段39によって液体受け部33の外側ベース38に対して回転関係に維持される回転シャフト37によって軸方向に延びる。したがって、回転ドラムは中央軸I周りに回転するようになっており、一方、受け部の外側ベース38は装置に対して固定される。液体受け部33は、例えばボルト44によってモータのハウジング43に固定することができる。ドラムの回転シャフト37とモータ40のシャフト42との間の接合部分には機械的カップリング41が配置される。
図10および図11に示される水注入サブアセンブリ29を考慮すると、水注入サブアセンブリ29は、装置の長手方向軸Iに対して固定される中心に配置される水注入器45を備える。水注入器は、水を注入口35からカプセルの囲繞部14の内側に突出するようになっている水排出口47へと輸送するための中心管状部材46を備える。水排出口は、カプセルの閉塞箔と蓋の管状入口13の最終的に破壊可能な部分とを貫通する穿刺穴を形成できる鋭利な管状チップなどの穿刺手段48から形成される。
水注入器の周囲にはカプセル回転係合部49が装着される。係合部49は、水注入器と、係合部49と注入器45との間に挿入されるボールベアリングまたはニードルベアリング50などの回転案内手段とを受けるための中心孔を有する。係合部は、係合部49のディスク形状係合壁55から突出する出口穿孔部材51,52,53,54を更に備える。穿孔部材は、カプセルのシール箔3に小さい穴をカットあるいは穿孔できる傾斜切断面を有する小さい円筒部であってもよい。穿孔部材は、壁55の外周に配置され、好ましくは、遠心力を受ける液体がカプセルから出て幾つかの液体の流れを形成するように幾つかの開口をカプセルに設けるべく均一に配される。無論、水注入器45がカプセルと共に回転要素となることができる。そのような場合には、水注入器を回転部品49に対して固定することができ、また、2つの部品が一緒に軸Iに沿って回転できる。
本発明の1つの態様によれば、水注入サブアセンブリ29は、装置から排出される液体の流れを制御するためのバルブシステム56を更に備える。バルブシステム56は、スプリングなどの弾性荷重手段58の力によって付勢される環状係合部57の形態を成してカプセル回転係合部49上に配置することができる。環状係合部57は、弾性荷重手段の力によって液体の流れを制限できるようにカプセルの外周縁4に対して閉塞力を加える押圧外周面59を含む。押圧外周面59は、局部領域でシール圧を増大するために円錐または“V”を形成することができる。係合部57は内部ベース部60を更に備える。そのため、弾性荷重手段58は、ベース部60と係合部49の抗力部61との間に位置される空間内に挿入される。したがって、休止位置では、バルブシステムの係合部57は、弾性手段58の圧縮作用によりカプセルの周縁で閉塞を保つ。
カプセル係合サブアセンブリ29は、2つのサブアセンブリがカプセルの周囲で互いに相対的に閉じられるときに液体受けサブアセンブリ30の内部環状チャンバ63内に突出するスカート管状部62を更に備えてもよい。このスカート管状部62は、バルブシステムを通過する遠心力を受ける加圧下の液体のための衝突壁を形成する。この管状部62はサブアセンブリ29に固定されるのが好ましい。上記サブアセンブリは、液体受けサブアセンブリ30に対する接続を容易にするための操作部64を更に備える。この操作部64は、把持のためのギザギザのある外周面を有することができる。操作部は、ネジ67によってサブアセンブリ29の固定ベースに固定することができる。
無論、この操作部は、レバー機構または同様の操作手段に置き換えることができる。
既に説明したように、2つのサブアセンブリ29,30の相対的な接続のために接続手段が設けられる。例えば、水注入サブアセンブリ29の管状面の側部には、液体受けサブアセンブリ30の管状面のサイドロック開口66と係合できる小さいピン65が設けられる。したがって、2つのサブアセンブリ間の接続は、ピンが長方形の開口66と係合できるようにするための回転角動作または螺旋閉塞動作によって行なうことができる。無論、このバヨネット型接続手段を置き換えるために他の接続手段を想起できる。例えば、ネジ切り手段または並進閉塞手段が当業者によって想起され得る。
本発明のカプセルシステムは、基本的に以下の原理にしたがって動作する。カプセル装置は、2つのサブアセンブリ29,30を互いに相対的に移動させることによって、例えばバヨネット型接続を外して2つのサブアセンブリ29,30を分離することによって開放される。その結果、食品物質、例えば所定用量の焙煎して挽いたコーヒーを収容する使い捨てのシールされたカプセル1を装置内に挿入すること、すなわち、回転ドラムのキャビティ36内に配置することができる。カプセルは、上記カプセルがシール箔3によって気密に閉じられる状態で装置内に配置することができる。その後、装置は、サブアセンブリ29が元のサブアセンブリ30に接続し直されて接続手段によってロックされることにより閉じられる。ロック位置において、カプセルは、カプセルのシール箔を貫通して穿孔する水注入器をカプセルの水注入口35を通じて導入することによって開放される。同時に、出口穿孔部材51〜54によってシール箔の外周に幾つかの液体出口が穿孔される。そのため、中心の水注入器45を介して水をカプセル内に導入することができる。水がカプセル内に導入される間にガスがカプセルから逃げることができるようにするため、注入サブアセンブリに通気穴を形成することができる。カプセルは、回転モータ40を作動させることにより回転駆動させることができる。遠心分離動作は、カプセル内への水注入が開始されると同時あるいはこの水注入動作が始まる少し後または前に開始することができる。
例えば、挽いたコーヒーを浸出する場合には、カプセルを回転させることによって遠心動作を開始する前に数秒間にわたって水がカプセル内を満たすことができれば有利な場合がある。この場合、液体が遠心力を受ける前に水がコーヒー中に適切に浸み込むことができ、それにより、コーヒー部分が乾燥したままとなるコーヒー領域を避けることができる。遠心分離は、カプセルの中心軸Aに整列されるのが好ましい装置の回転中心軸I周りでカプセルを回転させることによって行なわれる。回転速度は、好ましくは1000〜12000回転/分(rpm)、より好ましくは1500〜9000rpmである。浸出されるべき液体および/またはカプセル内の物質の性質にしたがって回転速度を設定するために、装置に制御ユニットを設けることができる。回転速度が高くなればなるほど、カプセルの外周壁により高い圧力が及ぼされるとともに、より多くの物質がカプセルの側壁に締め固められる。高速回転が固形物含有量の低いコーヒー抽出物の浸出を促進させることに留意することは重要である。これは、コーヒー層中の液体の滞留時間が短いからである。回転速度が低いと、高力価の(コーヒー固形物含有量が高い)コーヒーが得られる。これは、カプセル中の液体の滞留時間が長いからである。浸出は、水が物質を横切り、それにより、物質の抽出または部分分散あるいは全分散または溶出がなされることによってカプセル内で行なわれる。その結果、遠心力を受ける液体は、例えば蓋8を貫通してカプセルに設けられた複数の出口開口18を通過することができる。
遠心力の作用下で、コーヒー粉末などの物質はそれ自体が径方向に圧縮されてカプセルの囲繞部の外周壁7,17に締め固められる傾向がある。一方、水は、物質を貫通して流れるように押し進められる。これにより、物質が圧縮されて水によって念入りに湿潤される。カプセルの高速回転動作に起因して、遠心力はそれ自体が物質塊に対して均一に作用する。その結果、水分配も、カプセル内のコーヒーを通じてウォーターピストンを与えるために圧力ポンプを使用する通常の方法と比べて更に均一になる。結果として、適切に湿潤されない、したがって、適切に浸出されない、分散されない、あるいは、溶出されない領域をもたらし得る物質を通じた選択的な流路のリスクが低くなる。挽いたコーヒー粉末を用いる場合、カプセルの内部側壁に達する液体は液体抽出物である。この液体抽出物は、その後、カプセルの側壁の内面に沿って上方へ流される。カプセルの側壁7の広がりは、カプセル内の液体の開口の方向での上向きの流れを促進する。
カプセルの囲繞部のこれらの出口開口18は、カプセル内に蓄えられる物質に応じて寸法付けられる。小さい幅のスロットまたは小さい直径の穴などの小さい開口は、液体抽出物だけが開口を通過できるようにしつつ固体粒子をカプセルの囲繞部内に保持するためのフィルタリング機能を与える傾向がある。前述したように、開口は、水と物質との相互作用に影響を及ぼすとともに飲料の上面における泡またはクレマの形成に影響を及ぼす流れ制限部も形成できる。これらの穴は、剪断力を生み出して、結果として泡またはコーヒークレマを生成する十分な制限部も形成する。カプセル内に収容される一部のガスは、液体に捕捉される可能性があるとともに、流れ制限後の圧力解放に起因して多数の小さい泡を液中に形成する。
また、装置のバルブシステム56は、液体がカプセルから出るときに液体の圧力がバルブで増大するにつれて開放し始めることができる。したがって、水とカプセル内に収容された物質との間の十分な相互作用を可能にするために、バルブシステムによって開放前の特定の時間遅延を制御することができる。この制御される遅延は、遠心速度、弾性荷重手段によって及ぼされる力(すなわち、スプリング剛性)、物質および出口開口などによって生み出される圧力降下などの様々なパラメータに依存する。バルブシステムの開放は、バルブシステムの押圧面59がその内面で液圧が増大するときに上昇することによって起こる。なお、カプセルの周縁は、液体の圧力の作用下で屈曲するようにかなり柔軟にすることもできる。したがって、押圧面とカプセルとの間の相対的な動きは、バルブシステムの上流側の小さい隙間から液体が逃げるための小さい通路を形成する。比較的高い回転速度では、スカート部62の内面に衝突する液体の環状外周ジェットを形成することができる。液体は、液体受けサブアセンブリのキャビティ68を満たし始め、また、液体は、液体ダクト32を通じて流出して、下側に配置されるカップまたはグラス内に収集され得る。
図12および図13に示される本発明の他の形態では、同じあるいは同等の技術的手段を特定するために同じ参照符号が用いられている。この形態において、バルブシステム56は、水注入サブアセンブリ29の上側固定部61と締め付け面59を備える下側部材との間に挿入するゴム弾性Oリング69によって弾性荷重手段が得られるという点で異なる。Oリングは、バルブシステムの2つの凹状面70,71間で所定位置に維持される。先と同様に、浸出中、カプセル内の液体の圧力は、締め付け面59を押し上げて、カプセルの周縁4と締め付け面との間に環状通路を形成する傾向にある。締め付け面は、周縁に対して締め付け力の集中をもたらすことができる鋭利なチップまたはエッジを伴って形成することができる。無論、弾性荷重手段69および締め付け部材が同じ要素であることを想起できる。例えば、締め付け部材をゴム弾性材料から形成することができる。
図12および図13の形態において、水注入器は、穿刺手段を有さないカプセルの入口に接続できる簡単な水排出口であってもよい。この場合、カプセルは、それが装置内に挿入される前に予め開放される。すなわち、シール箔が剥離によって除去され、あるいは、カプセルが装置内に挿入される前に中心穴が穿孔される。更に、カプセルの上面に対して特定のシール圧を加えるシール手段72によって水注入器のシール係合を行なうことができる。したがって、水がカプセルの上面に沿って漏れてカプセルを迂回して液体出口を通じて直接に流出することが防止される。
本発明のカプセルは、図14および図15に示される実施形態などの様々な実施形態をとることができる。カプセルの一般的な構造は、濾紙、織濾過部または不織濾過部、あるいは、他のメッシュ膜または多孔質膜72によって出口開口が形成される点を除き、先の実施形態の場合と同じである。したがって、皿状本体2内に挿入される蓋8は、多孔質材料から成る周方向帯を備える。多孔質材料は、流れを制限して、例えば相対圧力が0.5〜4barの特定の圧力降下を生み出すとともに、固体粒子のフィルタリングをもたらす。特に、材料の孔のサイズは、コーヒー微粉、すなわち、90ミクロン程度の小さい粒径の粒子も保持するように選択することができる。多孔率は、200ミクロン未満であり、例えば2〜200ミクロンであることが好ましい。また、圧力降下は、多孔質帯の開放面全体が帯の表面の表面積全体の50%未満のときにも得られる。紙材料、織物材料、メッシュ材料、または、多孔質材料は、蓋に溶着あるいは結合され得る1または複数の帯から形成することができる。帯は、例えば0.5〜2cmの幅を有することができる。蓋は、外周フィルタ帯を通じて移動する遠心力を受ける液体を収集するための環状凹部16も備える。シール膜8は、気密態様で蓋を覆ってカプセルを閉じる。シール膜は、カプセルの本体のフランジ状の周縁4に対してシールすることが好ましい。蓋は、カプセル内で水を案内するためにカプセルの囲繞部内で延びる中心円錐部13を更に備えることができる。カプセルは、図14に示されるように休止して囲繞部の一部を占める挽いたコーヒーなどの原料22を有する。しかしながら、遠心分離中に、側壁7に作用してフィルタ帯72に抗する遠心作用によって原料が急速に移動されるのは明らかである。
囲繞部は、遠心分離中に物質が外周壁へと移動できるように十分大きくヘッドスペースを伴って形成されることが好ましい。物質の体積は、遠心分離前にカプセルの囲繞部の容積全体95%未満、より好ましくは容積全体の85%未満を占めることが好ましい。なお、物質は、囲繞部内で自由に流れることができる遊離粒子として、前述したカプセルのうちのいずれかの囲繞部内に配置することができる。別の手段として、物質を圧縮粒子塊として配置することができる。粒子塊が圧縮される場合には、粒子塊がトーラスの形状を有し、それにより、水が内側でトーラスの中心に浸入した後に遠心作用によってトーラスの外側へ移動できることが好ましい。上向きの遠心ベクトルに起因して、トーラスは、カプセルのフィルタ部分にうまく適合するように、例えば三角形断面を伴ってより広い上面とより狭い下面とを有するように形成されてもよい。
他の想定し得る形態では、フィルタリング機能を同様に与えるため、蓋が多孔質圧縮性材料によって満たされ得る凹部16を備える。例えば、材料がスポンジまたは織物であってもよい。
図16および図17によれば、本発明のシステムにおけるカプセルは、皿状本体2と多孔質壁80とから形成される囲繞部を備えていてもよい。皿状本体は、食品物質を格納するための主キャビティ82と、遠心分離プロセス中に多孔質壁80を横切る液体抽出物を受けるための外周凹部81とを備える。凹部81は、内縁83と外周縁84とによって画定される。多孔質壁80は、凹部81の内縁83に取り付けることができる。本体の外周縁84に気密箔膜86が取り付けられるのが好ましい。多孔質壁80と箔膜86との間に自由空間85を形成するために内縁が外周縁よりも下側に配置されるのが好ましい。多孔質壁を熱溶着または超音波溶着によって内縁83にシールすることができる。特定の隙間を残して液体を凹部へ移動させるため、内縁83が外周縁84よりも僅かに下側にあり、外周縁84上に外側膜86がシールされる。
多孔質壁80は、その全面にわたって、あるいは、壁の外周部のみに沿って開口(すなわち、孔)を有することができる。図16は、通常は開口を有する壁80の壁部分87を示しており、これに対し、中央部分88は開口が無い。
異なる形態では、壁80の2つの部分87,88が開口または孔を有する。
圧力は、様々なファクタ、特に、装置内でのカプセルの回転速度、壁の外周部分87の半径(特に、部分87での相対遠心力“g”を決定する)、および、開口のサイズに依存する。開口のサイズは1〜600ミクロンであることが好ましい。より好ましくは、開口のサイズは、カプセルのその中心軸に沿う遠心分離中に特定の圧力降下を引き起こす流れ制限手段を形成するように10〜200ミクロンである。多孔質壁の孔の全表面積は、上記壁の表面積全体の50%未満、最も好ましくは40%未満にすべきである。
図16および図17のカプセルは、物質を収容する囲繞部82内に水を注入するためにその中心89で穿孔することができる。結果として、外側箔86および内壁80の両方が穿孔される。カプセルは前述したように装置内に挿入される。カプセルは、例えば1000〜16000rpm、より好ましくは5000〜12000rpmの所定の速度で遠心回転駆動される。浸出または溶出プロセスは、水が物質を横切ることによって囲繞部内で行なわれる。遠心作用の結果として、食品液体は、壁の多孔質部分87(最終的には、部分88が多孔質の場合には、部分88も)を横切り、隙間85を介して、その後、環状凹部81を介して、囲繞部から流出する。液体は、凹部81よりも上側の箔に形成される穿孔穴を介してカプセルから流出できる。
図18は類似のカプセルを示しているが、内側多孔質壁80は、外側気密箔86に対してシールされ得る中央部880と、濾過された液体が凹部81へ向けて流れるための小さい空間を残しつつ箔86から離間する外周部870とを備える。この例では、外周部870が囲繞部の出口開口を備える。中央部880は、開口を有していてもよく、あるいは、開口が無くてもよい。この実施形態では、外側箔86および壁の内側部分880の両方が一緒にシールされているため、液体が外側箔86と壁の内側部分880との間を通ることができない。十分な圧力降下がカプセルの壁の部分870で引き起こされる場合には、必ずしも前述したバルブなどの更なる流れ制限手段を装置に設ける必要がない場合がある。この場合には、カプセルにおける流れ制限手段により、囲繞部内で十分な圧力を維持することができる。したがって、開口を通じた液体の解放を遅らせることにより、物質、例えば挽いたコーヒーと水との間の良好な相互作用を得ることができる。しかしながら、解放される液体の流量および圧力を良好に制御するためには、一般に外部バルブが好ましい。例えば、10〜200ミクロンの範囲内の孔を備える織高分子膜を備えるカプセルを用いると、クレマを伴う良好なエスプレッソタイプのコーヒーを生成することができる。
なお、制限手段、例えば開口を備えるカプセルの外周部は、図16〜図18の例の場合のように回転軸に対して略垂直に方向付けること、あるいは、図1〜図6の例の場合のように上記軸に対して傾けることができる。
図19には、明確にするために上側シール膜3が部分的に除去されたカプセルの他の実施形態が示されている。カプセルは、箔3によって形成される上壁と、皿状本体2によって形成される底壁6および側壁7とを備える。本体2と共に内部囲繞部を画定してフィルタ部をカプセル内に固定するために内部蓋810も設けられる。蓋810は、横皿830から延びる開口を有する円筒外周部820を備える。円筒部820は、物質を収容するキャビティ82をこのように本体2と上記部分820とによって画定される収集凹部160から分離するために、囲繞部のほぼ全厚Tにわたって延びる。壁の円筒部820は、壁の上記部分を貫通して間隔を隔てて配される一連の細長いスロット180を備える。スロットは垂直に配置されるが、水平方向または傾斜方向などの他の方向も想定し得る。また、スロットが部分的あるいは全体的に円形開口に置き換えられてもよい。また、円筒部は、例えば紙、織高分子または不織高分子から成るフィルタ膜またはマイクロフィルタ膜によって閉じられるより大きな開口を有することもできる。上皿810は、カップ形状本体2の上側内面と係合する支持リング840によって延びることができる。取り扱い中および輸送中に、上記リングによって蓋をカプセル内に正確に配置してカプセル内に固定することができる。皿810の外縁がリングの上縁の手前で終端するため、皿810とそのリング840との間には大きな環状凹部850が維持される。この場合、凹部850が膜3によって閉じられ、それにより、飲料生成装置の外部穿孔手段によって穿孔されるようになっている出口領域87が画定される。出口領域は、環形状を成してカプセルの外周で連続的に延びる。したがって、装置内でのカプセルの特定の角度方向にかかわらず、領域87の任意の環状位置で穿孔を行なうことができる。この領域87はカプセルの外周で連続的に穿孔できるため、必要に応じて多くの穿孔出口として機能するようにもくろんでもよい。また、皿810をリング840に接続するために、皿の外周には接続部860も配される。なお、水注入手段の導入のために、上壁3の第2の専用の穿孔可能領域890を設けることができる。このため、皿810は、中心穴あるいは破壊可能な部分を有して、硬質注入器が導入されるときにこの膜を容易に穿孔できるようになっている。したがって、蓋を単一の成形プラスチック部品の状態で製造できるため、カプセルの構造は特に簡単であって費用効率が高い。
図20〜図25は本発明に係るカプセルの他の変形例である。
例えば、図20のカプセルは、円筒側壁700と、いずれも側壁700に対してシールあるいは接続される上壁701および下壁702とを有する。カプセルは、ガスバリア特性を有する壁用の材料、例えばアルミニウムおよび/または適切なプラスチックを選択することによって気密性を有する。上壁および下壁は、上記材料に応じて柔軟または硬質となり得る。例えば、壁701は、側壁700および下壁702を形成する本体705の上縁703に溶着される柔軟なシール膜であってもよい。側壁700は、飲料生成装置内でカプセルの中心軸A周りで遠心力を受ける際の液体の解放のための出口704,706を備えていてもよい。随意的に、カプセルは、物質のためのキャビティ709を画定するフィルタ部708と、中央のキャビティに対して外周に配置される収集凹部710とを備えていてもよい。フィルタ部は、例えば、本体705の一体部分であってもよく、あるいは、カプセル内に加えられる部分、例えばフィルタ円筒体であってもよい。遠心力を受ける液体は、例えばカプセルの正中横断面の周囲に位置される円筒壁700の出口704,706を通過する。側壁700の周囲には間隔を隔てて一連の出口を配することができる。出口は、壁700に既に事前に形成されて気密シール膜711によって覆われてもよい。シール膜は、遠心浸出装置内に挿入される前に出口を露出させるためにユーザによって出口で穿孔され、カットされ、または、除去され得る、例えば剥離され得る、壁を取り囲む柔軟な帯であってもよい。出口のサイズは、液体の流れを制限するように十分小さくなり得る。
図21のカプセルは他の想定し得る実施形態である。カプセルは、上壁800と、下壁801と、上壁と下壁とを接続する側壁802とから形成されており、側壁は2つの円錐台部803,804から形成され、円錐台部の大きい方の断面部またはベースはカプセルの横断正中面Pへ向けて接続される。そのため、2つの円錐台部によって形成されるアセンブリが頂部805を形成し、上記頂部に飲料用の出口806を設けることができる。また、カプセル内にフィルタ部807を設けることができ、このフィルタ部も、物質を受けるためのキャビティ808と遠心力を受ける液体のための収集凹部809とを画定する。特定の構造の事柄として、フィルタ部は、例えば、壁800,801,802を形成する2つの半棚体850,851間に挿入される硬質管状部材となり得る。棚体850,851は成形プラスチックから形成することができる。フィルタ部は、成形プラスチックから、あるいは、プラスチック支持フレームと多孔質フィルタ膜との組み合わせなどの更に複合的な構造から形成することができる。棚体の接合部分には、例えば各棚体に形成される小さい径方向チャンネルによって出口806を形成することができる。チャンネルは、棚体のシール周縁852,853に周方向に角度間隔を隔てて配することができる。そのため、出口は、各棚体のチャンネルを位置合わせして、例えば棚体850,851を周縁852,853でヒートシールあるいは超音波シールあるいは接着結合することによって形成される。例えば、それぞれが約1〜10mmの断面を有する4〜10個の出口を設けることができる。カプセルの使用までカプセルの囲繞部を外気から保護された状態に維持するため、例えば棚体の頂部領域または周縁852,853を取り囲む帯を形成するシール保護膜854によって出口を閉じることができる。膜は、ユーザあるいは装置自体によって装置内での遠心動作直前に除去あるいは穿孔あるいはカットすることができる。
無論、カプセルは、本発明の範囲から逸脱することなく他の形状を有することができる。例えば、側壁は、階段状、すなわち、横断正中面(図示せず)の方向に徐々に増大する段差を伴う階段状に形成することができる。図22〜図25によれば、この実施形態に係るカプセルは、上壁900と、下壁901と、好ましくは外周シール縁903に沿って上壁と下壁とを接続する側壁902とを備える。シール縁は、それに抗して印加される液体の圧力の結果として開放するようになっている。図23に示される開放時には1つ以上の出口904が形成される。開放中の出口のサイズは、飲料生成装置の周縁の係合面905,906によって制御されてもよく、あるいは、カプセル自体の一部としての硬質流れ制御部材(図示せず)によって制御されてもよい。図23および図24に示されるように、シール縁は、カプセルから出る液体の作用によって係合面905,906に当接する2つのプライ907,908が開放する。面905,906の形態が出口の形状を決定する。例えば、制御された隙間によって離間される周縁全周にわたる平坦な連続する面905,906は、380度液体ジェットを飲料生成装置の衝突壁へ向けて分配するための連続する出口を形成する。逆に、制御されたサイズの別個の液体出口をカプセルのフランジ状周縁に形成できるように、係合面905,906のうちの少なくとも一方には、制御された深さの別個の径方向に向けられるチャンネル915が設けられてもよい。
面905,906は、回転速度に応じて出口の開放度を制御するように固定あるいはバネ付勢され得る。この実施形態に係るカプセルは、出口を形成するために破壊可能または開放可能な態様で上記90にシールされる硬質あるいは柔軟な棚体910,911から形成することができる。例えば、2つの棚体910,911は、アルミニウム層またはEVOHバリア層を伴う、あるいは、伴わない高分子から形成される気密柔軟箔であってもよい。物質913のための囲繞部と収集凹部914とを画定するためにカプセル内にフィルタ部912を挿入することができる。例えば、フィルタ部は、棚体の上壁と下壁とを離間させた状態に維持するための支持リングを形成できる多孔質管状部材であってもよい。
前述した形態のいずれかにおいて、流れ制限は、カプセル内および/または装置内の障害物によって、あるいは、液体のための曲がりくねった流路を形成する同様の構造によって得ること、あるいは、補完することができる。
本発明のシステムのカプセルは、通常のシステムを用いるよりも高い固形物含有量を伴う注目すべき浸出結果を与える。結果は、カプセル間で非常に再現性がある。驚くべきことに、クレマもかなり向上され、よりクリーミーで、より安定した厚い質感を伴う。
なお、制限手段の圧力降下は、カプセル内に加圧水を満たして、液体が制限手段すなわちバルブシステムを通過できる注入点で水の圧力を測定することから成る圧力測定試験によって測定することができる。

図1〜図6の実施形態に係るカプセルは、6.5gの挽いたコーヒーで満たされた。コーヒーは、260ミクロンの平均粒径(D4,3)で挽かれた。カプセルは数秒間にわたって予め湿潤された。約8000rpmでの遠心分離中、流量が約2g/秒に制御された。40gの量のコーヒー抽出物がエスプレッソカップに供給された。液体抽出物は、全固形分(TC)が約4%、歩留まりが約25%であった。上面のクレマの層は約5〜6mmであった。泡は、非常に細かい泡を伴って非常に濃密に見え、経時的に非常に安定していた。
無論、本発明は、以下の特許請求の範囲に含まれる多くの変形を包含し得る。

Claims (14)

  1. 内部に収容される食品物質から食品液体を生成するための使い捨てカプセルであり、水を当該使い捨てカプセル内に導入し、遠心力を使用して水を前記物質に通すことにより、遠心分離中に回転軸に対応する当該使い捨てカプセルの中心軸に対して当該使い捨てカプセル内で外周へと遠心力を受ける食品液体を生成する、使い捨てカプセルであって、
    上壁(3)および下壁(6)と、
    前記上壁と下壁とに接続する広がり側壁(7)と、
    所定量の食品物質を収容する囲繞部(14,82)と、
    を備え、
    前記上壁が、液体解放用の出口を設けるための専用の穿孔可能な外周出口領域(87)を備え、
    前記上壁は、中央の領域であって、液体食品生成装置の水注入口手段によって穿孔される専用の第2の領域を備え、
    前記外周出口領域及び前記第2の領域の外側で、前記上壁(3)は穿孔できないようにアレンジされ、前記上壁を補強して、前記上壁の不測の穿孔を防止するべく、前記上壁の下側に蓋又は皿部が設けられる、
    使い捨てカプセル。
  2. 前記広がり側壁が前記上壁に対して80度未満の角度を成す、請求項1に記載の使い捨てカプセル。
  3. 前記広がり側壁が前記上壁に対して50〜70度の角度を成す、請求項2に記載の使い捨てカプセル
  4. 内部蓋(8,810)又は皿部(830)が前記上壁(3)の下方に設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使い捨てカプセル
  5. 前記外周出口領域が、穿孔され且つ飲料出口を設けるための専用の穿孔可能な膜の一部である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨てカプセル。
  6. 物質を収容する前記囲繞部を、遠心力を受ける液体のための収集キャビティから分離するために、前記カプセル内にフィルタ部が配置されている、請求項1〜のいずれか一項に記載の使い捨てカプセル。
  7. 前記フィルタ部が前記広がり側壁に対して傾けられている、請求項に記載の使い捨てカプセル。
  8. 前記フィルタ部が前記囲繞部の全厚にわたって延びている、請求項に記載の使い捨てカプセル。
  9. 前記フィルタ部が略円筒状である、請求項に記載の使い捨てカプセル。
  10. 前記フィルタ部が前記上壁と略平行である、請求項に記載の使い捨てカプセル。
  11. 前記フィルタ部が小さい隙間によって前記上壁から離間されている、請求項10に記載の使い捨てカプセル。
  12. 前記収集キャビティが前記外周出口領域の下に配置されている、請求項11のいずれか一項に記載の使い捨てカプセル。
  13. 前記広がり側壁および前記下壁がフランジ状周縁を有するカップ形状本体を形成し、前記フランジ状周縁に対して膜がシールされる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の使い捨てカプセル。
  14. 前記物質が挽いたコーヒーである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の使い捨てカプセル。
JP2010510799A 2007-06-05 2008-06-05 遠心分離によって食品液体を生成するためのカプセルおよび方法 Expired - Fee Related JP5400039B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07109579A EP2000062B1 (en) 2007-06-05 2007-06-05 Method for preparing a beverage or liquid food and system using brewing centrifugal force
EP07109579.8 2007-06-05
EP07109580.6 2007-06-05
EP07109580 2007-06-05
EP08102148 2008-02-29
EP08102147 2008-02-29
EP08102148.7 2008-02-29
EP08102147.9 2008-02-29
PCT/EP2008/056968 WO2008148834A1 (en) 2007-06-05 2008-06-05 Capsule and method for preparing a food liquid by centrifugation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010528741A JP2010528741A (ja) 2010-08-26
JP5400039B2 true JP5400039B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=39731684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510799A Expired - Fee Related JP5400039B2 (ja) 2007-06-05 2008-06-05 遠心分離によって食品液体を生成するためのカプセルおよび方法

Country Status (18)

Country Link
US (3) US8986764B2 (ja)
EP (1) EP2152608B1 (ja)
JP (1) JP5400039B2 (ja)
KR (1) KR20100017635A (ja)
CN (1) CN101687592B (ja)
AU (1) AU2008258543B2 (ja)
BR (1) BRPI0812449B1 (ja)
CA (1) CA2689505C (ja)
DK (1) DK2152608T3 (ja)
ES (1) ES2401918T3 (ja)
HK (1) HK1138554A1 (ja)
IL (1) IL202162A (ja)
MX (1) MX2009013097A (ja)
PL (1) PL2152608T3 (ja)
PT (1) PT2152608E (ja)
RU (1) RU2474525C2 (ja)
WO (1) WO2008148834A1 (ja)
ZA (1) ZA201000002B (ja)

Families Citing this family (148)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8431175B2 (en) * 2007-06-05 2013-04-30 Nestec S.A. Method for preparing a beverage or food liquid and system using brewing centrifugal force
US8986764B2 (en) * 2007-06-05 2015-03-24 Nestec S.A. Capsule and method for preparing a food liquid by centrifugation
KR101482810B1 (ko) 2007-06-05 2015-01-14 네스텍 소시에테아노님 원심분리에 의해 용기에 담긴 액체 음식을 제조하기 위한 캡슐 시스템, 장치 및 방법
US8409646B2 (en) * 2007-06-05 2013-04-02 Nestec S.A. Single-use capsule for preparing a food liquid by centrifugation
JP5732252B2 (ja) 2007-06-05 2015-06-10 ネステク ソシエテ アノニム 浸出遠心力を利用して飲料または液体食品を生成するための方法およびシステム
US20160157660A1 (en) * 2007-07-13 2016-06-09 ARM Enterprises Brewing Material Container
US10722066B2 (en) * 2010-12-04 2020-07-28 Adrian Rivera Windowed single serving brewing material holder
US20160157659A1 (en) * 2007-07-13 2016-06-09 ARM Enterprises Brewing Material Container
US11832755B2 (en) * 2007-07-13 2023-12-05 Adrian Rivera Brewing material container for a beverage brewer
US8043645B2 (en) 2008-07-09 2011-10-25 Starbucks Corporation Method of making beverages with enhanced flavors and aromas
CA2734935C (en) 2008-09-02 2015-02-10 Nestec S.A. Controlled beverage production device using centrifugal forces
JP5368564B2 (ja) 2008-09-02 2013-12-18 ネステク ソシエテ アノニム 遠心分離によってカプセル内に含まれる液状食品を調製する方法およびこの方法に適したシステム
DK2378931T3 (da) 2008-12-09 2013-03-11 Nestec Sa Flydende næringsmiddel-tilberedningssystem til tilberedning af et flydende næringsmiddel ved centrifugering
DE102009007553B4 (de) * 2009-02-04 2011-06-22 coffeeaffairs GmbH, 81671 Kapsel für die Zubereitung einer Flüssigkeit, insbesondere eines Kaffeegetränks
SG175793A1 (en) * 2009-05-05 2011-12-29 Nestec Sa Capsule for preparing a nutritional product including a filter
PL2427067T3 (pl) * 2009-05-05 2013-05-31 Nestec Sa Kapsułka do wytwarzania produktu spożywczego zawierająca filtr, i sposób
SA110310345B1 (ar) * 2009-05-05 2013-12-30 Nestec Sa كبسولة لتحضير منتج التغذية يشمل مرشح مياه
ES2427735T3 (es) * 2009-08-10 2013-10-31 Tchibo Gmbh Cápsula de dosis y sistema con una máquina de preparación de infusiones y una cápsula de dosis
PL2592021T3 (pl) * 2009-08-19 2015-08-31 Nestec Sa Kapsułka do wytwarzania ekstraktu kawowego posiadająca strukturę ułatwiającą perforację dla wtrysku wody
US8658232B2 (en) * 2009-08-28 2014-02-25 Nestec S.A. Capsule system for the preparation of beverages by centrifugation
US9668604B2 (en) 2009-08-28 2017-06-06 Nestec S.A. Capsule system for the preparation of beverages by centrifugation
ITBO20100219A1 (it) * 2010-04-09 2011-10-10 Gino Rapparini Perfezionamenti ad un contenitore permeabile filtrante ottenuto per termoformatura partendo da nastro di materiale piano , contenente prodotti idrosolubili o da infusione atti ad ottenere bevande
US20160150909A1 (en) * 2009-10-30 2016-06-02 Adrian Rivera Apparatus for Tamping and Brewing a Brewing Beverage
JP2011160800A (ja) 2010-01-15 2011-08-25 Suntory Holdings Ltd コーヒー抽出液の製造方法
DK2528485T3 (en) 2010-01-29 2015-08-24 Nestec Sa CAPSULE AND SYSTEM FOR PRODUCING A DRINK FOR SPIN IN A beverage preparation device
PL2533672T3 (pl) * 2010-02-08 2016-03-31 Nestec Sa Sposób dostarczania napoju kawowego poprzez odwirowywanie w urządzeniu do wytwarzania napojów
EP2384996A1 (de) * 2010-05-04 2011-11-09 Luna Technology Systems LTS GmbH Kapsel für ein Extraktionsgut, Verfahren zu deren Herstellung, und Einrichtung zum Brühen von Kaffee
HUE031028T2 (en) * 2010-05-12 2017-06-28 Nestec Sa Capsules, assembly and method for making beverages by centrifugation
MA34262B1 (fr) * 2010-05-31 2013-05-02 Haremlik Gida Dekorasyon Ve Ekipmanlari Ticaret Sanayi Ltd Sirketi Capsule pour le versement d'une poudre dans un dispositif
PL3521208T3 (pl) * 2010-07-22 2020-08-10 K-Fee System Gmbh Kapsułka porcyjna z kodem kreskowym
CA2811252A1 (en) 2010-09-15 2012-03-22 Nestec S.A. Method for preparing a beverage from a capsule, capsule and beverage preparing system
US20150079240A1 (en) * 2010-11-09 2015-03-19 Gian Matteo Lo Foro Capsule based system for preparing and dispensing a beverage
PL2637951T3 (pl) * 2010-11-11 2016-08-31 Nestec Sa Kapsułka i system do przygotowywania produktu odżywczego
CN103228188B (zh) * 2010-11-30 2016-04-20 雀巢产品技术援助有限公司 用于在饮料生产设备中制备饮料的胶囊
CN102389260A (zh) * 2011-01-13 2012-03-28 九阳股份有限公司 饮品制备方法
AU2011355935B2 (en) * 2011-01-17 2016-08-11 Suntory Holdings Limited Beverage extraction device
JP2014507207A (ja) * 2011-01-24 2014-03-27 ネステク ソシエテ アノニム 遠心によって飲料を調製する為のカプセル及び方法
CA2824174C (en) * 2011-01-27 2017-10-03 Nestec S.A. Capsule for the preparation of a beverage by centrifugation and method of preparation using such capsule
ITBO20110101A1 (it) * 2011-03-02 2012-09-03 Macchiavelli Srl Capsula intercambiabile per la preparazione di una infusione di caffe', e procedimento per l'ottenimento di una infusione di tale caffe'
BR112013024832A2 (pt) * 2011-04-01 2016-12-20 Nestec Sa cápsula de bebida para preparar bebida por centrifugação em dispositivo de preparação de bebida
ITTO20110478A1 (it) * 2011-05-31 2012-12-01 Lavazza Luigi Spa Capsula, macchina, sistema e procedimento per la preparazione di bevande, in particolare di caffe' espresso
CN103796560B (zh) 2011-07-12 2016-10-19 雀巢产品技术援助有限公司 具有锁定件的枢转闭合的饮料配料保持器
EP2731480B1 (en) 2011-07-12 2018-04-04 Nestec S.A. Actuator for closing a beverage ingredient holder
JP2014520620A (ja) 2011-07-12 2014-08-25 ネステク ソシエテ アノニム 穴あけ器を備えた、旋回して閉鎖する飲料用原料ホルダ
CA2842145C (en) * 2011-08-09 2019-06-11 Nestec S.A. Centrifugal brewing machine with flow collecting assembly
ITBO20110524A1 (it) * 2011-09-14 2013-03-15 Macchiavelli Srl Metodo ed impianto per la preparazione di una bevanda
EP2779879B1 (en) * 2011-11-15 2016-03-16 Nestec S.A. Optical readable code support and capsule for preparing a beverage having such code support providing an enhanced readable optical signal
PT2775855T (pt) * 2012-02-14 2020-04-08 Solo Gelato Ltd Sistema e método para a preparação de produtos comestíveis arrefecidos
ITBO20120104A1 (it) * 2012-03-05 2013-09-06 Macchiavelli Srl Capsula intercambiabile per la preparazione di una infusione di un prodotto in polvere, e relativo procedimento per l'ottenimento di una tale infusione
CN104321265B (zh) 2012-03-26 2018-07-03 萨龙股份公司 用于饮料的舱盒和制造所述舱盒的方法
ITMO20120081A1 (it) * 2012-03-26 2013-09-27 Sarong Spa Capsula per bevande e relativo metodo di realizzazione
ITMO20120080A1 (it) * 2012-03-26 2013-09-27 Sarong Spa Capsula per bevande e relativo metodo di realizzazione
US20160206133A1 (en) * 2012-03-30 2016-07-21 ARM Enterprises Brewing Material Container
US9150347B2 (en) 2012-04-12 2015-10-06 Eugene Scheiber Cartridge containing brewable substance
EP2840943B1 (en) * 2012-04-25 2017-08-23 Nestec S.A. Method for the preparation of a beverage by centrifugation using a container
PT2850020E (pt) 2012-05-16 2016-06-24 Nestec Sa Cápsula de bebidas para extração centrífuga
FR2990835B1 (fr) * 2012-05-24 2016-02-19 Seb Sa Boite a infusion pour machine a boisson
USD753954S1 (en) 2012-08-24 2016-04-19 Eugene SCHREIBER Coffee filter
KR20150066554A (ko) * 2012-10-05 2015-06-16 네스텍 소시에테아노님 분사 방지 수단을 가진 음료 캡슐
RU2631840C2 (ru) * 2012-12-06 2017-09-26 Нестек С.А. Устройство для приготовления напитка центрифугированием
CA2888658C (en) * 2012-12-07 2015-11-17 2266170 Ontario Inc. Container with removable portion
JP2016504086A (ja) * 2012-12-14 2016-02-12 ペーエスエール・プロフィタブル・ストラトジ・ルドゥプロイモン・エスアーエールエル 飲み物を準備するためのカプセル
US9216854B2 (en) 2012-12-17 2015-12-22 Eugene SCHREIBER Cartridge containing brewable substance
PT2934247T (pt) 2012-12-20 2018-07-18 Nestle Sa Transmissão variável para fechar um suporte de recetáculo
PT2934246T (pt) 2012-12-20 2018-07-16 Nestle Sa Inclinação dupla para fechar um suporte de recetáculo
US11013364B2 (en) * 2013-02-01 2021-05-25 Adrian Rivera Brewing cartridge adapter
US9783361B2 (en) 2013-03-14 2017-10-10 Starbucks Corporation Stretchable beverage cartridges and methods
EP3003910B1 (en) * 2013-05-28 2017-06-21 Nestec S.A. A capsule for beverage preparation
ES2609653T3 (es) * 2013-06-24 2017-04-21 Nestec S.A. Una cápsula para preparar composiciones comestibles
PT107039B (pt) * 2013-07-04 2020-02-11 Novadelta Comercio E Ind De Cafes Lda Cápsula para produto edível e processo de utilização da referida cápsula
RU2651261C2 (ru) * 2013-07-10 2018-04-18 Нестек С.А. Капсула для приготовления напитка
GB201319227D0 (en) * 2013-10-31 2013-12-18 Gort Barten Leslie A Tea capsule
US20160270580A1 (en) * 2013-11-22 2016-09-22 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Device and method for brewing a beverage
US9278801B2 (en) * 2013-12-18 2016-03-08 Robert Gruder Beverage mixing cartridge and method of using same
US20150327718A1 (en) 2014-02-14 2015-11-19 Remington Designs, Llc Apparatuses and methods for solute extraction
AU2014383605A1 (en) * 2014-02-19 2016-06-23 Société des Produits Nestlé S.A. Method for preparing a long coffee with crema from a capsule in a centrifugal coffee machine, capsule and liquid coffee extract thereof
US10442610B2 (en) 2014-03-11 2019-10-15 Starbucks Corporation Pod-based restrictors and methods
US9439532B2 (en) 2014-03-11 2016-09-13 Starbucks Corporation Beverage production machines with multi-chambered basket units
US20150257586A1 (en) * 2014-03-11 2015-09-17 Starbucks Corporation Dba Starbucks Coffee Company Single-serve beverage production machine
US9504348B2 (en) 2014-03-11 2016-11-29 Starbucks Corporation Cartridge ejection systems and methods for single-serve beverage production machines
WO2015151072A1 (en) * 2014-04-04 2015-10-08 Macchiavelli S.R.L. Capsule for infusion products, in particular coffee powder
GB2525921B (en) 2014-05-09 2018-11-21 Douwe Egberts Bv Concentrate for milky beverages
EP3142525B1 (en) 2014-05-12 2018-04-11 Nestec S.A. Beverage brewing unit particularly for machines for preparing beverages from capsules
US10448780B2 (en) * 2014-05-12 2019-10-22 Societe Des Produits Nestle S.A. Beverage brewing unit particularly for machines for preparing beverages from capsules
USD731383S1 (en) * 2014-05-23 2015-06-09 Google Inc. Vehicle door
GB2527292A (en) * 2014-06-13 2015-12-23 Kraft Foods R&D Inc Cartridge for the preparation of beverages
US9327900B2 (en) 2014-09-09 2016-05-03 Keurig Green Mountain, Inc. Method and apparatus for cartridge-based carbonation of beverages
WO2016089326A1 (en) * 2014-12-03 2016-06-09 Arcelik Anonim Sirketi A beverage preparation machine and a capsule suitable to be used in beverage preparation machines
CN104957995A (zh) * 2014-12-04 2015-10-07 九阳股份有限公司 一种卧式旋转冲调饮品机的饮品制备方法
US9877495B2 (en) 2015-01-09 2018-01-30 Starbucks Corporation Method of making a sweetened soluble beverage product
US10004345B1 (en) * 2015-05-07 2018-06-26 Suresh Vukkisila Culinary dish formed of palm leaf and removable cover
DK3134332T3 (da) * 2015-05-15 2019-08-26 Douwe Egberts Bv Kapsel, system til tilberedning af en drikkelig drikkevare ud fra en sådan kapsel og anvendelse af en sådan kapsel i en drikkevaretilberedningsindretning
US10602874B2 (en) 2015-06-16 2020-03-31 Starbucks Corporation Dba Starbucks Coffee Company Beverage preparation systems with brew chamber access mechanisms
US10342377B2 (en) 2015-06-16 2019-07-09 Starbucks Corporation Beverage preparation systems with adaptable brew chambers
US9968217B2 (en) 2015-06-16 2018-05-15 Starbucks Corporation Beverage preparation systems with brew chamber securing mechanisms
LU93172B1 (fr) * 2015-08-13 2017-09-25 Brain Corp S A Capsule pour la préparation d'une boisson
LU92810B1 (fr) * 2015-09-01 2017-03-01 Brain Corp S A Capsule à fond scellé pour la préparation d'une boisson
CN108024652B (zh) 2015-09-18 2020-12-04 雀巢产品有限公司 从胶囊保持器中取出胶囊
EP3370584A1 (en) 2015-11-05 2018-09-12 Nestec S.A. Centrifugal pumping and foaming device
ITUA20161783A1 (it) * 2016-03-17 2017-09-17 De Longhi Appliances Srl Filtro smontabile a doppia parete per macchina da caffè con elemento serrante
ES2775518T3 (es) * 2016-03-22 2020-07-27 Muehlemann Ip Gmbh Cápsula de extracción
US20230180963A1 (en) * 2016-06-23 2023-06-15 Adrian Rivera Brewing Machine Cleaner
ES2791948T5 (es) * 2016-07-19 2024-03-26 Delica Ag Cápsula para la preparación de un alimento líquido
BR112019008836A2 (pt) 2016-11-09 2019-07-09 Pepsico Inc conjuntos de fabricação de bebida carbonatada, métodos, e sistemas
USD864707S1 (en) * 2017-04-12 2019-10-29 Gruppo Gimoka S.R.L. Single-serve beverage capsule
JP1643129S (ja) * 2018-06-28 2019-10-07
JP1643001S (ja) * 2018-06-28 2019-10-07
US20210251419A1 (en) 2018-08-09 2021-08-19 Societe Des Produits Nestle S.A. Easily insertable cup support
CN113573617A (zh) 2019-04-05 2021-10-29 雀巢产品有限公司 具有热优化架构的饮料制备装置
CN113950274A (zh) 2019-06-20 2022-01-18 雀巢产品有限公司 具有简单的多热量调节的饮料制备装置
CN114845605A (zh) 2019-12-16 2022-08-02 雀巢产品有限公司 具有可分离饮料加工单元的饮料机器
US20230020168A1 (en) 2019-12-16 2023-01-19 Societe Des Produits Nestle S.A. Beverage machine with an off-set actuator
CN114745993A (zh) 2019-12-16 2022-07-12 雀巢产品有限公司 具有简单水驱动的饮料机器
AU2020405955A1 (en) 2019-12-16 2022-05-12 Société des Produits Nestlé SA Beverage machine with actuated water supply valve
EP4076097A1 (en) 2019-12-16 2022-10-26 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage machine with beverage collector
EP4076099A1 (en) 2019-12-16 2022-10-26 Société des Produits Nestlé S.A. Fluid line external to outside beverage machine housing
CN114786545A (zh) 2019-12-16 2022-07-22 雀巢产品有限公司 不经热调节型饮料制备机器
WO2021122499A1 (en) 2019-12-16 2021-06-24 Société des Produits Nestlé SA Beverage machine with separable fluid module
EP4076104A1 (en) 2019-12-16 2022-10-26 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage machine carriable single-handed
EP4076102A1 (en) 2019-12-16 2022-10-26 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage machine with visible beverage management
CN115209770A (zh) 2020-03-24 2022-10-18 雀巢产品有限公司 具有方便电源管理的饮料制备机器
US11805934B1 (en) * 2020-10-21 2023-11-07 Adrian Rivera Brewing material lid and container for a beverage brewer
AU2022312117A1 (en) 2021-07-16 2023-12-14 Societe Des Produits Nestle S.A. Beverage or foodstuff preparation system
CA3220945A1 (en) 2021-07-16 2023-01-19 Alfred Yoakim Beverage or foodstuff preparation system
BR112023027335A2 (pt) 2021-07-16 2024-03-12 Nestle Sa Sistema de preparação de bebidas ou alimentos
CA3220908A1 (en) 2021-07-16 2023-01-19 Alfred Yoakim Container, beverage or foodstuff preparation system, use of said container and method of forming a container
TW202319009A (zh) 2021-09-22 2023-05-16 瑞士商雀巢製品股份有限公司 飲料或食物製備系統
TW202329858A (zh) 2021-09-30 2023-08-01 瑞士商雀巢製品股份有限公司 飲料或食物製備系統
TW202327498A (zh) 2021-09-30 2023-07-16 瑞士商雀巢製品股份有限公司 飲料或食物製備系統
TW202329857A (zh) 2021-09-30 2023-08-01 瑞士商雀巢製品股份有限公司 飲料或食物製備系統
TW202315822A (zh) 2021-09-30 2023-04-16 瑞士商雀巢製品股份有限公司 飲料或食物製備系統
TW202322735A (zh) 2021-09-30 2023-06-16 瑞士商雀巢製品股份有限公司 飲料或食物容器及製備系統
WO2023057612A1 (en) 2021-10-08 2023-04-13 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation machine with simple ergonomic opening-closure
WO2023061991A1 (en) 2021-10-13 2023-04-20 Société des Produits Nestlé S.A. Ergonomic beverage machine
USD1012610S1 (en) * 2021-11-24 2024-01-30 Caffe' Pascucci Torrefazione Spa Capsule wrapping
TW202329860A (zh) 2021-12-01 2023-08-01 瑞士商雀巢製品股份有限公司 飲料或食物容器及製備系統
WO2023118248A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation by centrifugation with reliable capsule transfer
WO2023118247A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation with simple capsule transfer
WO2023118094A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage or foodstuff preparation system
WO2023118249A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation by stable capsule centrifugation
WO2023118244A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation with a stable outlet valve
WO2023118245A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation with compact conditioning chamber
WO2023118246A1 (en) 2021-12-22 2023-06-29 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage preparation with a flexible outlet valve
WO2023187183A1 (en) 2022-03-31 2023-10-05 Société des Produits Nestlé S.A. Container for use with a machine for preparing a beverage and/or foodstuff, system, use, and methods of encoding and reading preparation information
WO2023198821A1 (en) 2022-04-14 2023-10-19 Société des Produits Nestlé S.A. Centrifugal beverage chamber with closure fastener
WO2023198819A1 (en) 2022-04-14 2023-10-19 Société des Produits Nestlé S.A. Centrifugal chamber with capsule opening elements
WO2023198823A1 (en) 2022-04-14 2023-10-19 Société des Produits Nestlé S.A. Centrifugal chamber with capsule positioning guide
WO2024023021A1 (en) 2022-07-25 2024-02-01 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage or foodstuff container and preparation system

Family Cites Families (153)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2899886A (en) 1959-08-18 rodth
US239659A (en) 1881-04-05 Vania
US1963476A (en) 1932-04-15 1934-06-19 Alva T Smith Coffee extractor
US2778739A (en) 1954-07-16 1957-01-22 Sealpak Corp Package for beverage infusion material
AT197553B (de) 1956-02-25 1958-05-10 Philips Nv Vorrichtung zum Bereiten von Kaffeefiltrat
US2952202A (en) 1956-03-05 1960-09-13 Frank J Renner Apparatus for making coffee
DE1135635B (de) 1958-01-15 1962-08-30 Piero Gennari Maschine zur Herstellung von Kaffeegetraenk
US3233535A (en) 1962-12-27 1966-02-08 Havajava Mfg Company Centrifugal coffee brewer
GB1247854A (en) 1967-10-26 1971-09-29 Ditchburn Organisation Ltd A method and apparatus for infusing tea, coffee and the like
US3654852A (en) * 1970-04-22 1972-04-11 Jose Rosan Sr Apparatus and method for extracting the essence from a food substance by controlled agitation
DE2151920A1 (de) 1971-04-03 1973-04-26 Guenther Hultsch Kaffeemaschine mit mahlvorrichtung
FR2132310B1 (ja) 1971-04-03 1975-06-20 Hultsch Guenther
US3812773A (en) 1971-04-03 1974-05-28 G Hultsch Coffee making machine with grinding device and centrifuge drum
BE778159A (nl) 1972-01-18 1972-05-16 Veken Germaine V D Verpakking voor capsules voor het maken van aftreksels.
JPS5532567B2 (ja) 1973-06-19 1980-08-26
DE2428188C3 (de) 1973-07-09 1979-01-25 Cailliot, Serge Leon Louis, Neuillysur-Seine Kaffeemaschine mit absenkbarem Zentrifugierbehälter
US3985069A (en) 1973-12-03 1976-10-12 Cavalluzzi Frank J Coffee beverage drip brewer
DE2524610A1 (de) 1975-06-03 1976-12-23 Manfred Dipl Ing Meyer Kaffeemaschine und verfahren zur zubereitung von kaffee
CH605293A5 (ja) 1976-12-17 1978-09-29 Nestle Sa
DE3029546C2 (de) 1980-08-04 1984-02-16 Bosch-Siemens Hausgeräte GmbH, 7000 Stuttgart Elektrische Kaffeemaschine mit einem Kaffeefilter in Form einer Zentrifugentrommel
AU553564B2 (en) 1980-12-27 1986-07-24 Kataoka Bussan K.K. Filter assembly for coffee maker
US4426919A (en) 1981-07-06 1984-01-24 Robert S. Smith Automatic brewing apparatus
AT391257B (de) 1981-09-22 1990-09-10 Bosch Siemens Hausgeraete Elektrische kaffeemaschine mit einem zentrifugalfilter
AT387138B (de) 1981-09-22 1988-12-12 Bosch Siemens Hausgeraete Kaffeemaschine, insbesondere elektrische kaffeemaschine, mit einem zentrifugalfiler
DE3137651A1 (de) 1981-09-22 1983-04-14 Bosch-Siemens Hausgeräte GmbH, 7000 Stuttgart Auslauf fuer einen getraenkebereiter
BE894031A (fr) 1982-08-04 1983-02-04 Guerin A Dispositif permettant d'obtenir l'effet d'extraction par filtration pour la preparation d'un breuvage (cafe, the...)
IT1164338B (it) 1982-08-20 1987-04-08 Bosch Siemens Hausgeraete Macchina da caffe' elettrica con un filtro centrifugo
JPS5982817A (ja) 1982-08-20 1984-05-14 ボツシユシ−メンス・ハウスゲレ−テ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 遠心フイルタを持つた電気式コ−ヒ−メ−カ−
DE3241606A1 (de) 1982-08-27 1984-03-01 Bosch-Siemens Hausgeräte GmbH, 7000 Stuttgart Elektrische kaffeemaschine mit einem zentrifugalfilter
DE3241562A1 (de) 1982-11-10 1984-05-24 Bosch-Siemens Hausgeräte GmbH, 7000 Stuttgart Elektrische kaffeemaschine mit einem zentrifugalfilter
US4545296A (en) 1984-06-19 1985-10-08 Ben Shmuel Sonja Centrifugal apparatus for making coffee
DE3529053A1 (de) 1985-08-13 1987-02-19 Bosch Siemens Hausgeraete Elektrische kaffeemaschine mit einem zentrifugalfilter
DE3529204A1 (de) 1985-08-14 1987-02-26 Bosch Siemens Hausgeraete Elektrische kaffeemaschine mit einem zentrifugalfilter
CH668544A5 (fr) 1986-04-24 1989-01-13 Nestle Sa Dispositif d'extraction de cafe de cartouches.
CH668545A5 (fr) 1986-06-27 1989-01-13 Nestle Sa Procede d'extraction de cartouches fermees pour la preparation de boissons.
DE3623952A1 (de) * 1986-07-16 1988-01-28 Erich H Dipl Ing Woltermann Filter zum portionierten aufbruehen von kaffee oder tee
JPS6334581U (ja) 1986-08-20 1988-03-05
DE3719962C1 (en) 1987-06-15 1988-06-01 Samaro Eng & Handel Electric coffee machine having a centrifugal filter
FR2617389B1 (fr) 1987-06-30 1991-05-24 Desaltera Cartouche filtrante et machine pour la preparation d'une boisson expresse
DE8716337U1 (ja) 1987-12-10 1989-04-06 Bosch-Siemens Hausgeraete Gmbh, 8000 Muenchen, De
US4962693A (en) 1988-11-02 1990-10-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Centrifugal brewing type coffee maker
JP2731186B2 (ja) 1988-11-02 1998-03-25 株式会社東芝 飲料抽出器
GB2227405A (en) 1988-11-25 1990-08-01 Sankey Vending Ltd Apparatus for preparing an infusion
JPH02189114A (ja) 1989-01-17 1990-07-25 Toshiba Corp コーヒー抽出器
US5047252A (en) 1989-02-22 1991-09-10 Nestec S.A. Beverage infusion device and method
GB2253336A (en) 1991-03-08 1992-09-09 Sankey Vending Ltd Apparatus for preparing an infusion
TW199884B (ja) 1991-05-08 1993-02-11 Sociere Des Produits Nestle S A
ATE146749T1 (de) 1991-07-05 1997-01-15 Nestle Sa Stabile kaffeekassette und verfahren zu ihrer herstellung
EP0521186B1 (fr) * 1991-07-05 1994-11-30 Societe Des Produits Nestle S.A. Emballage souple ouvert et procédé de fabrication
DK0521187T3 (da) 1991-07-05 1996-03-18 Nestle Sa Indretning til ekstraktion af patroner der kan tilpasses til alle espressomaskiner
US5265517A (en) 1991-10-09 1993-11-30 Industria Columbiana De Electronicos Y Electrodomesticos, Incelt S.A. Of Carrera Method and apparatus for brewing coffee
FR2685186B1 (fr) 1991-12-23 1995-03-17 Seb Sa Cellule d'extraction pour machine a boisson chaude du type machine a cafe par exemple.
FR2686007B1 (fr) 1992-01-10 1995-04-14 Seb Sa Machine mixte pour la preparation de boissons chaudes telle qu'une cafetiere mixte.
US5240722A (en) 1992-05-06 1993-08-31 Panagiotis Louridas Prepared package for making a hot beverage
US6068871A (en) * 1992-07-06 2000-05-30 Nestec S.A. Beverage preparation from a substance compacted into a cake and contained in a sachet
ATE171352T1 (de) 1992-07-20 1998-10-15 Nestle Sa Verfahren und vorrichtung zur extraktion undurchlässiger, verformbarer portionspackungen
US5325765A (en) 1992-09-16 1994-07-05 Keurig, Inc. Beverage filter cartridge
JP2973730B2 (ja) 1992-09-22 1999-11-08 松下電器産業株式会社 蛍光ランプ点灯装置
DE4240429A1 (de) 1992-12-02 1994-06-09 Braun Ag Maschine zur Zubereitung eines heißen Getränks, insbesondere Espressomaschine
IT1263761B (it) 1993-01-19 1996-08-29 Dispositivo per la produzione di vapore schiumante,particolarmente per apparecchiature per la produzione di bevande calde
FR2712163B1 (fr) 1993-11-09 1996-01-12 Seb Sa Cellule d'extraction de type centrifuge pour une machine de préparation de boisson chaude comportant un joint d'étanchéité déformable.
US5566605A (en) 1993-11-09 1996-10-22 Seb S.A. Centrifugal type extraction cell having a deformable sealing joint for a hot beverage preparation machine
DK0735837T3 (da) 1993-12-20 2004-03-08 Cie Mediterraneenne Des Cafes Automatisk maskine til fremstilling af varme drikke
DE4439252A1 (de) 1994-11-03 1996-05-09 Stemme Otto Filtereinrichtung zum Zubereiten von Kaffee- und/oder Teegetränken
DE4441026A1 (de) 1994-11-17 1996-05-23 Bosch Siemens Hausgeraete Zentrifugenfilter einer elektrischen Kaffeemaschine
US5773067A (en) 1994-12-23 1998-06-30 Societe Agricole De Produits De Base Method for production of metered amounts of drinks, especially coffee
IT235629Y1 (it) 1995-05-19 2000-07-12 Vado Giovanni Antonio Apparecchio di dimensioni contenute per la separazione centrifuga.
NL1000655C2 (nl) 1995-06-23 1996-12-24 Sara Lee De Nv Inrichting voor het bereiden van een drank door middel van extractie van een basismateriaal.
DE69615001T2 (de) 1996-05-10 2002-03-21 Nestle Sa Geschlossene Patrone mit Zonen verminderter Dicke
US6007853A (en) * 1997-03-07 1999-12-28 Dbf, Inc. Disposable beverage infuser
JP2000262405A (ja) 1999-03-18 2000-09-26 Soc Prod Nestle Sa 飲料抽出用密封カートリッジ
US7017775B2 (en) 1999-08-10 2006-03-28 S.C. Johnson & Son, Inc. Container lid including venting and denesting features, and container having such a lid
JP2001061663A (ja) 1999-08-24 2001-03-13 Toyo Seikan Kaisha Ltd 飲料調製用密封容器
US6607762B2 (en) * 2000-02-18 2003-08-19 Keurig, Incorporated Disposable single serve beverage filter cartridge
TWI236360B (en) 2000-06-30 2005-07-21 Nestle Sa Capsule cage
CH707774B1 (de) 2000-08-31 2014-09-30 Pasta E Sughi Sa Verfahren zum Fertigstellen von vorgefertigten Speisen.
PT1190959E (pt) 2000-09-26 2004-06-30 Nestle Sa Pacote fechado para confeccao de uma bebida previsto para ser extraido sob pressao
EP1203554A1 (fr) 2000-11-03 2002-05-08 Societe Des Produits Nestle S.A. Dispositif pour l'extraction d'une substance alimentaire contenue dans un élément de recharge
US6895479B2 (en) 2000-11-15 2005-05-17 Texas Instruments Incorporated Multicore DSP device having shared program memory with conditional write protection
EP1208782B1 (fr) 2000-11-28 2004-08-25 Societe Des Produits Nestle S.A. Dispositif de percolation
US6736049B2 (en) 2000-12-11 2004-05-18 Gilson, Inc. High pressure low volume pump
JP2002189115A (ja) 2000-12-20 2002-07-05 Canon Inc カラーフィルタ製造装置及びこれを用いた製造方法
US6777007B2 (en) * 2002-07-06 2004-08-17 Edward Z. Cai Pod and method for making fluid comestible
KR100406995B1 (ko) * 2001-06-14 2003-11-28 삼성전자주식회사 팩시밀리의 원고 이송장치
JP2003144973A (ja) 2001-11-09 2003-05-20 Horyo Corp 遠心分離装置
ES2595037T5 (es) 2002-01-16 2020-05-05 Nestle Sa Cápsula cerrada con un medio de apertura
US6786134B2 (en) 2002-02-07 2004-09-07 The Coca-Cola Company Coffee and tea dispenser
US20050188854A1 (en) 2002-02-07 2005-09-01 The Coca-Cola Co. Coffee and tea dispenser
US6729753B2 (en) 2002-04-03 2004-05-04 Nestec S.A. Mixing device for reconstituting dehydrated food particles
US7770512B2 (en) 2002-05-01 2010-08-10 Courtesy Products, Llc Disposable brew basket for electric coffee maker
FR2842092B1 (fr) 2002-07-12 2004-12-24 Seb Sa Machine a cafe fonctionnant avec des doses
AU2002349820B2 (en) 2002-10-03 2009-08-27 Tuttoespresso S.R.L. Dispensing assembly for preparing beverages from soluble products
ITTO20021031A1 (it) 2002-11-29 2004-05-30 Elbi Int Spa Dispositivo per l'erogazione di almeno un agente di
GB2397498B (en) 2003-01-24 2006-01-04 Kraft Foods R & D Inc Cartridge and method for the preparation of beverages
US7297148B2 (en) * 2003-05-22 2007-11-20 Bruce Waxman Surgical safety procedure and apparatus
US20060196364A1 (en) 2003-07-22 2006-09-07 The Coca-Cola Company Coffee & Tea Pod
US8327754B2 (en) 2003-07-22 2012-12-11 The Coca-Cola Company Coffee and tea pod
EP1510159A1 (fr) * 2003-08-25 2005-03-02 Nestec S.A. Procédé de préparation d'un produit alimentaire
US7074445B2 (en) 2003-10-30 2006-07-11 Frito-Lay North America, Inc. Method for adhering large seasoning bits to a food substrate
ITCO20030012U1 (it) * 2003-12-29 2005-06-30 Ilenaig Sas Di Giannelli Giuseppe Capsula condensati bevande
DE102004002005A1 (de) * 2004-01-14 2005-08-11 Schifferle, René Portionskapsel mit gemahlenem Kaffee zur Herstellung eines Kaffeegetränks
GB2411106B (en) 2004-02-17 2006-11-22 Kraft Foods R & D Inc Cartridge for the preparation of beverages
MY138658A (en) 2004-02-20 2009-07-31 Nestec Sa System for dispensing short and long coffee beverages
EP1609398A1 (fr) 2004-06-25 2005-12-28 Nestec S.A. Procédé d'amélioration de la production de mousse lors de la préparation de boissons à partir d'une cartouche et dispositif pour sa mise en oeuvre
ITTO20040441A1 (it) 2004-06-29 2004-09-29 Sgl Italia Srl Metodo e dispositivo di infusione per la realizzazione selettiva di un caffe'di tipo "americano" e di tipo "espresso" a partire da una stessa capsula contenente polvere di caffe'.
US20060003075A1 (en) 2004-07-02 2006-01-05 Meador Keith J Method and apparatus for preparing a beverage
BRPI0512773A (pt) 2004-07-02 2008-04-08 Big Drum Iberica recipiente dosador para alimentos viscosos
GB2416480B (en) 2004-07-27 2007-12-27 Kraft Foods R & D Inc A system for the preparation of beverages
ES2277184T3 (es) 2004-10-25 2007-07-01 Nestec S.A. Capsula con medios de cierre hermetico.
DE102004056224A1 (de) 2004-11-19 2006-05-24 Tchibo Gmbh System mit einer Kaffeemaschine und einer Portionskapsel
NZ556021A (en) 2005-02-07 2011-01-28 Nestec Sa Device for preparing a drink from a capsule by injection of a pressurized fluid and capsule-holder adapted therefore
DE102005007852A1 (de) * 2005-02-21 2006-08-31 Wiesauplast Kunststoff Und Formenbau Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur Zubereitung eines Brühgetränks mit einem Zentrifugalfilter
DE102005016297A1 (de) * 2005-04-08 2006-10-12 Tchibo Gmbh Portionskapsel
ATE537740T1 (de) 2005-04-22 2012-01-15 Coffee Innovation Group B V Kaffeezubereitungsvorrichtung
EP1749464A1 (en) 2005-08-01 2007-02-07 Saeco IPR Limited Control panel for an automatic machine for preparing hot beverages and automatic machine comprising such a control panel
WO2007041954A1 (en) 2005-10-11 2007-04-19 Zhiping Li Coffee maker
PT1774878E (pt) 2005-10-14 2008-02-19 Nestec Sa Método de preparação de uma bebida a partir de uma cápsula
ES2311931T3 (es) * 2005-10-14 2009-02-16 Nestec S.A. Capsula para la preparacion de una bebida.
EP1963175B1 (en) * 2005-12-05 2015-07-29 Robert A. Morvillo Method and apparatus for controlling a marine vessel
ITBO20060041A1 (it) 2006-01-26 2007-07-27 Aroma System S R L Confezione filtrante per prodotti da infusione.
FR2896703B1 (fr) 2006-01-27 2008-07-25 Oreal Procede depreparation d'une composition cosmetique, ensemble et recharge pour la mise en oeuvre d'un tel procede
FR2897047B1 (fr) * 2006-02-07 2008-05-02 Cie Mediterraneenne Des Cafes Conditionnement pour substance a infuser
SE531266C2 (sv) 2006-02-15 2009-02-03 Emstone Ab Expansionsanordning för riktad kilformig spräckning av sten, berg, betong eller liknande material
ATE505984T1 (de) 2006-03-28 2011-05-15 Tuttoespresso Srl Verfahren und vorrichtung zur zubereitung eines getränks unter gesteuertem druck
US20080014860A1 (en) 2006-07-14 2008-01-17 Lynn Byron Heitman Method and apparatus for eliminating register boxes, improving penetration sealing, improving airflow and reducing the labor costs to install ceiling registers
US7964230B2 (en) * 2006-08-04 2011-06-21 The Coca-Cola Company Method of sealing a pod for dispersible materials
PL1894853T3 (pl) * 2006-08-30 2013-04-30 Nestec Sa Kapsułka do wytwarzania napoju
WO2008064305A2 (en) 2006-11-22 2008-05-29 Osum Oil Sands Corp. Recovery of bitumen by hydraulic excavation
EP1944248B1 (de) 2007-01-15 2017-12-13 Swiss Caffe Asia Ltd. Kapsel, Mittel zum Penetrieren des Bodens einer Kapsel und Vorrichtung für die Zubereitung eines Getränks
PL1980501T3 (pl) 2007-04-13 2010-06-30 Caffitaly System Spa Kapsułka do przygotowywania napojów
US8431175B2 (en) 2007-06-05 2013-04-30 Nestec S.A. Method for preparing a beverage or food liquid and system using brewing centrifugal force
US8409646B2 (en) 2007-06-05 2013-04-02 Nestec S.A. Single-use capsule for preparing a food liquid by centrifugation
KR101482810B1 (ko) 2007-06-05 2015-01-14 네스텍 소시에테아노님 원심분리에 의해 용기에 담긴 액체 음식을 제조하기 위한 캡슐 시스템, 장치 및 방법
US8986764B2 (en) * 2007-06-05 2015-03-24 Nestec S.A. Capsule and method for preparing a food liquid by centrifugation
JP5732252B2 (ja) 2007-06-05 2015-06-10 ネステク ソシエテ アノニム 浸出遠心力を利用して飲料または液体食品を生成するための方法およびシステム
ES2346702T3 (es) 2007-06-05 2010-10-19 Nestec S.A. Metodo para preparar una bebida o alimento liquido empleando la fuerza centrifuga de la fabricacion de la infusion.
DE102007026633B4 (de) 2007-06-06 2009-04-02 Atotech Deutschland Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum elektrolytischen Behandeln von plattenförmiger Ware
JP5082676B2 (ja) 2007-08-23 2012-11-28 株式会社サタケ 光学式穀物選別機
US20100303965A1 (en) 2007-09-03 2010-12-02 Alain Mariller Cartridge for preparing a beverage
EP2259705B1 (en) 2008-02-29 2011-12-14 Nestec S.A. Method and system for preparing a liquid extract from a cell using centrifugal forces
JP5529760B2 (ja) 2008-02-29 2014-06-25 ネステク ソシエテ アノニム 遠心によって飲料を生成するための装置および方法
CA2714957C (en) 2008-04-30 2016-09-06 Nestec S.A. Sealed capsule for containing beverage ingredients and having an inlet-side membrane
CA2730156A1 (en) 2008-07-08 2010-01-14 Nestec S.A. Portion-controlled nutrition system and method using capsules
US8151694B2 (en) 2008-08-01 2012-04-10 Keurig, Incorporated Beverage forming apparatus with centrifugal pump
JP5368564B2 (ja) 2008-09-02 2013-12-18 ネステク ソシエテ アノニム 遠心分離によってカプセル内に含まれる液状食品を調製する方法およびこの方法に適したシステム
CA2734935C (en) 2008-09-02 2015-02-10 Nestec S.A. Controlled beverage production device using centrifugal forces
WO2010038213A2 (fr) 2008-10-03 2010-04-08 Ethical Coffee Company Sa Capsule pour la preparation d'une boisson et dispositif
CN102186747B (zh) 2008-10-08 2013-06-05 艾斯克咖啡有限公司 用于制备饮料的容器
DK2378931T3 (da) 2008-12-09 2013-03-11 Nestec Sa Flydende næringsmiddel-tilberedningssystem til tilberedning af et flydende næringsmiddel ved centrifugering
US8069767B2 (en) * 2009-05-19 2011-12-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Gun mount and ejection system
PL2592021T3 (pl) 2009-08-19 2015-08-31 Nestec Sa Kapsułka do wytwarzania ekstraktu kawowego posiadająca strukturę ułatwiającą perforację dla wtrysku wody
US8658232B2 (en) 2009-08-28 2014-02-25 Nestec S.A. Capsule system for the preparation of beverages by centrifugation
US8361527B2 (en) 2010-09-02 2013-01-29 Keurig, Incorporated Beverage cartridge

Also Published As

Publication number Publication date
US20100203198A1 (en) 2010-08-12
EP2152608A1 (en) 2010-02-17
DK2152608T3 (da) 2013-01-28
ES2401918T3 (es) 2013-04-25
AU2008258543A1 (en) 2008-12-11
PL2152608T3 (pl) 2013-05-31
BRPI0812449B1 (pt) 2018-09-25
RU2009149168A (ru) 2011-07-20
US9968111B2 (en) 2018-05-15
RU2474525C2 (ru) 2013-02-10
EP2152608B1 (en) 2012-12-26
JP2010528741A (ja) 2010-08-26
US8986764B2 (en) 2015-03-24
CA2689505A1 (en) 2008-12-11
PT2152608E (pt) 2013-01-24
BRPI0812449A2 (pt) 2015-03-31
US20150151905A1 (en) 2015-06-04
CA2689505C (en) 2015-11-24
HK1138554A1 (en) 2010-08-27
MX2009013097A (es) 2010-01-15
KR20100017635A (ko) 2010-02-16
AU2008258543B2 (en) 2014-04-10
IL202162A (en) 2014-09-30
CN101687592B (zh) 2011-07-20
US9731892B2 (en) 2017-08-15
ZA201000002B (en) 2013-06-26
CN101687592A (zh) 2010-03-31
US20170142995A1 (en) 2017-05-25
WO2008148834A1 (en) 2008-12-11
IL202162A0 (en) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5400039B2 (ja) 遠心分離によって食品液体を生成するためのカプセルおよび方法
JP5400038B2 (ja) カプセル内に収容された食品液体を遠心分離によって生成するための方法および方法に適合する装置
JP5349465B2 (ja) 遠心分離によって食品液体を生成するための使い捨てカプセル
JP5918843B2 (ja) 浸出遠心力を利用して飲料または液体食品を生成するための方法およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5400039

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350