JP5396032B2 - 拡張カテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、例えば血管等の体腔内に生じた狭窄部を治療するために用いる拡張カテーテルに関するものである。
従来より、血管内の狭窄部を治療する手段として、拡張体付きカテーテルを用いて狭窄部を拡張し、血流の改善を図るという経皮的経管式冠状動脈血管形成術(Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty:PTCA)が行われている。このような拡張体付きカテーテルとして、例えば特許文献1には、狭窄部を拡張するために収縮または折り畳みが可能な拡張体と、拡張体の外側を覆うようにして設けられた薬液透過性の透過膜とを備えているバルーンカテーテルが記載されている。このバルーンカテーテルは、拡張体によって狭窄部を拡張する機能から独立した薬液投与機能を有している。したがって、拡張体を膨張させる動作とは独立して、望ましい部位で透過膜から薬液を投与することができ、狭窄部をより効果的に治療することができる。
しかしながら、透過膜は常に透過性を有していることから、透過膜の内側の薬液と血流とが完全に隔絶されていないために薬液が漏出し、望ましい部位においてのみ薬液を投与することが困難であるという問題があった。また、透過膜と拡張体の間に隙間が設けられるため、収縮や折り畳みによってラッピングした際の径が大きくなってしまうという問題があった。
特開平7−136283号公報
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、望ましい部位においてのみ薬液を投与することができ、かつラッピング時の拡張体の径を小さくすることが可能な拡張カテーテルを提供することを目的とする。
上記目的は、下記(1)〜(7)に記載の発明により達成される。
(1)体腔内の狭窄部を拡張する拡張カテーテルであって、第1のルーメンおよび第2のルーメンが形成されたチューブ本体と、前記チューブ本体の先端部に設けられ、互いに密着する内層および外層を備えた少なくとも2層の多層構造であり、収縮または折り畳み可能な拡張体と、を有し、前記外層は、エラストマー材料からなり、前記内層は、前記外層よりも剛性が高く、前記内層の内部に前記第1のルーメンが連通し、前記外層には前記内層と接する側から供給される薬剤を外側へ放出する放出機能が設けられ、前記第2のルーメンからの流体圧力により前記内層および外層の間が剥離して当該2層間が前記第2のルーメンと連通し、前記拡張体には、前記内層および外層の間を部分的に接着し、前記剥離の際にも接着を維持する接着層が設けられていることを特徴とする拡張カテーテル。
)前記接着層は、前記内層および外層を構成するポリマーアロイにより形成されることを特徴とする上記()に記載の拡張カテーテル。
)前記放出機能は、前記外層に設けられる少なくとも1つの薄肉部であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の拡張カテーテル。
)前記第2のルーメンは環状断面で形成され、前記外層の外周面が、前記第2のルーメンの外周面と固着され、前記内層の内周面が、前記第2のルーメンの内周面と固着されることを特徴とする上記(1)〜()のいずれか1つに記載の拡張カテーテル。
上記(1)に記載の発明によれば、外層に薬剤を外側へ放出する放出機能が設けられ、内層と外層が密着して形成されており、第2のルーメンからの流体圧力により内層および外層の間が剥離して2層間が第2のルーメンと連通する構造となっているため、内層と外層の間を剥離させるまでは薬液が外層から漏出せず、望ましい部位においてのみ薬液を投与することができる。また、内層と外層が密着して形成されているため、ラッピング時の拡張体の径を小さくすることが可能である。また、外層がエラストマー材料からなるため、外層が膨張しやすく、さらに内層と外層の間での距離を良好に生じさせることができる。また、内層は、外層よりも剛性が高いため、内層と外層の間に圧力が作用した際にも、狭窄部を拡張している状態を維持しやすい。また、拡張体に内層および外層の間を部分的に接着し、剥離の際にも接着を維持する接着層が設けられるため、外層の過度な拡がりを抑制し、外層の適切な拡張状態を良好に実現するとともに、薬液の流路を確保できる。
また、上記()に記載の発明によれば、接着層は、内層および外層を構成する材料のポリマーアロイにより形成されるため、内層と外層の両方と堅固に接着し、内層と外層の間が剥離する際にも、接着層の部位において接着状態を維持することができる。
また、上記()に記載の発明によれば、放出機能は、外層に設けられる少なくとも1つの薄肉部であるため、薄肉部が貫通するまで薬液の放出を抑制でき、望ましい部位においてのみ薬液を投与することができる。
また、上記()に記載の発明によれば、外層の外周面が、第2のルーメンの外周面と固着され、内層の内周面が、第2のルーメンの内周面と固着されるため、第2のルーメンに供給される薬液の圧力により、内層と外層の間の剥離を良好に生じさせることができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る拡張カテーテルの側面図、図2は、図1に示すカテーテルの先端部の拡大縦断面図、図3は、図1に示すカテーテルの基端部の拡大縦断面図、図4は、図2のIV−IV線に沿う拡大横断面図、図5は、図2のV−V線に沿う拡大横断面図、図6は、図2のVI−VI線に沿う拡大横断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る拡張カテーテル1は、ガイドワイヤー17が手元から先端まで挿通するOTW(over the wire)構造であり、チューブ本体2と、チューブ本体2の基端に固着されたハブ10とを有している。拡張カテーテル1は、図2〜図6に示すように、チューブ本体2と、チューブ本体2の先端部に設けられ、チューブ本体2に形成された第1のルーメン3に連通し、膨張可能でかつ収縮または折り畳み可能な拡張体6とを有している。拡張体6は、互いに密着した内層8と外層7を含む多層構造となっている。
チューブ本体2は、外管21、中管22および内管23を有している。
外管21は、先端および後端が開口した管状体であり、図2,3,5および6に示すように、中管22の外側に同軸的に形成され、中管22の先端と同じ位置かあるいは、後退した位置に先端を有している。外管21の構成材料としては、ある程度の可撓性を有する材料により形成されるのが好ましく、そのような材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が使用できる。
中管22は、先端および後端が開口した管状体であり、図2,3,5および6に示すように、内管23の外側に同軸的に形成され、内管23の先端部より後退した位置に先端を有している。
中管22の構成材料としては、上記外管21と同様に、ある程度の可撓性を有する材料とするのが好ましい。
内管23は、先端および後端が開口した管状体であり、図2に示すように、その先端部が外管21および中管22より突出して配置されている。
内管23の構成材料としては、上記外管21および中管22と同様の材料、もしくは、例えばステンレス鋼、ステンレス延伸性合金、Ni−Ti合金などの、各種金属材料が使用できる。
そして、中管22と内管23との間には、第1のルーメン3が環状に形成されており、外管21と中管22との間には、第2のルーメン4が環状に形成されている。さらに、内管23の内部は、チューブ本体2の先端で開口する第3のルーメン5となっている。
拡張体6は、拡張させない状態では、チューブ本体2(図示の例では、内管23)の外周に収縮または折り畳まれた状態となることができるものである。そして、拡張体6は、血管の狭窄部Xを拡張させるものであり、拡張を容易に行えるように、図2および図4に示すように、少なくとも一部が略円筒状になっているほぼ同一径の略円筒部分6aを有している。なお、この略円筒部分6aは、完全な円筒でなくてもよく、例えば多角柱状であってもよい。
拡張体6の先端部は内管23の先端部に接着剤または熱融着等により液密に固着されている。さらに拡張体6の基端部は、内層8の内周面が中管22の先端部の外周面に同様に固着され、外層7の外周面が外管21の先端部の内側面に同様に固着されている。したがって、外層7および内層8は、環状の断面で形成される第2のルーメン4の外周面および内周面の各々に固着されるため、第2のルーメン4に供給される薬液の圧力により、内層8と外層7の間の剥離を良好に生じさせることができる。そして、この外層7と内層8との間は、密着して形成されている。この外層7と内層8には、その間が剥離した際に、第2のルーメン4と連通する空間が形成され、第2のルーメン4を介してこの空間内に薬液を注入可能となる。
この拡張体6の内部は、第1のルーメン3と連通しており、この第1のルーメン3を介して、拡張用流体を流入可能となっている。そして、拡張体6は、この拡張用流体の流入により膨張し、また、流入した拡張用流体を排出することにより収縮または折り畳まれた状態となる。
内層8の構成材料としては、膨張させた際に破裂しないよう高耐圧性であり、かつ弾性率の高い2軸延伸が可能な結晶性材料であることが好ましく、例えばポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、高密度ポリエチレン等が好適に使用できる。
拡張体6の大きさとしては、拡張されたときの略円筒部分6aの外径が1.0〜30mm、好ましくは1.0〜10.0mmであり、長さが5〜50mm、好ましくは10〜40mmであり、拡張体6全体の長さが10〜70mm、好ましくは15〜60mmである。本実施形態では、外層7が内層8と密着して形成されるため、拡張体6の厚さおよび径を小さくすることができる。これにより、ラッピング時の外径を小さくすることができ、カテーテルとしての性能に優れている。
外層7は、拡張体6の略円筒部分6aの一部を構成する略円筒部分7aを有している。そして、外層7は、略円筒部分7aに、複数の薄肉部24(放出機能)が設けられる。薄肉部24は、外周面から外層7を完全に貫通させずに所定深さの微小孔25で形成されている。なお、薄肉部24は、溝の形態で形成したり、または内周面側から形成されてもよい。
外層7と内層8との間には、基端側から先端側へ延びる複数本のストライプ状の接着層26が形成される。また、拡張体6の先端部において、外層7と内層8との間に、全周にわたって設けられる先端部接着層27が形成されている。接着層26および先端部接着層27は、外層7と内層8の間が剥離する際にも、外層7と内層8の間の接着状態を維持することができる。前述の微小孔25は、外層7の接着層26と接する位置と異なる部位に形成されている。なお、先端部接着層27により外層7と内層8の間を接着するのではなく、外層7を内管23の外周面に直接接着してもよい。
内層8は、内層8と外層7の間に圧力が作用する際にも、狭窄部Xを拡張している状態を維持できるように、外層7よりも剛性が高いことが好ましい。
外層7の材料としては、エキシマレーザーによる加工性が良好であり、かつ柔軟な材料であることが好ましく、例えばエステルのセグメントに芳香族を含むポリエステルエラストマーやポリスチレンエラストマーが挙げられる。このような材料を用いれば、エキシマレーザーによって、微小孔25を容易に形成することができる。
内層8および外層7の材料の組み合わせは、融点および構造式が異なる異種材料であることが好ましく、これにより、密着部に圧力を作用させることで内層8と外層7の間を容易に剥離させることが可能となる。
接着層26,27の材料としては、内層材料と外層材料のポリマーアロイであることが好ましい。このようにすれば、内層8および外層7のそれぞれとの間で強固に接着することが可能であり、外層7と内層8の間が剥離する際にも、外層7と内層8の間の接着状態を確実に維持することができる。なお、接着層26,27の材料は、ポリマーアロイでなくても、剥離の際に外層7と内層8の間の接着状態を維持できるものであれば、特に限定されない。
また、外層7に用いられる薬液透過性材料としては、微小孔が予め貫通した材料を用いることも可能であり、例えば、半透膜、不織布、織布、メッシュ、多孔質膜等を適用できる。なお、これらの材料で構成された略円筒部分7aの厚さ等は、略円筒部分7aとしても柔軟性を損なわない程度とされる。
このように構成することにより、薬液は外層7のうち略円筒部分7aのみを透過するため、狭窄部X以外の領域に放出される薬液の量を少なくでき、患部の治療を効果的に行うことができるとともに、拡張体6(内層8)の拡張時に、その拡張圧が薬液に伝わり、薬液が狭窄部Xに向かって勢い良く押し出されるため、薬液を狭窄部Xに良好に浸透させることができる。
なお、外層7および内層8は必ずしもその全体が同一の材料で構成されているものに限定されず、異なる材料からなる部分を若干設けることも差し支えない。
また、外層7および外管21の外面には、体腔内への挿入を良好に行えるように、例えば、セルロース系高分子物質(ヒドロキシプロピルセルロース等)、ポリエチレンオキサイド系高分子物質(ポリエチレングリコール)、無水マレイン酸系高分子物質(例えば、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体のような無水マレイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物質(例えば、メチルアクリルアミド−グリシジルメタクリレート共重合体)、水溶性ナイロン(例えば、東レ社製のAQ−ナイロン P−70)等の親水性(または水溶性)高分子物質を被覆してもよい。これにより、チューブ本体2の外面が血液または生理食塩水等に接触したときに、摩擦係数が減少して潤滑性が付与され、チューブ本体2の摺動性が一段と向上する。
微小孔25の径としては、50〜200μm程度であり、500〜1000μm程度の間隔を開けて設けられるが、これらの条件に限定されない。また、微小孔25の形成位置としては、外層7の全体としても、あるいは外層7の一部のみとしてもよいが、外層7が略円筒部分7aを有する場合は、略円筒部分7aに設けることが好ましい。これにより、薬液を狭窄部Xに密接した位置から効果的に投与できる。
また、このような微小孔25の形成は、例えば、形成された外層7にエキシマレーザーを照射することにより容易に行うことができる。
内管23の外周面の拡張体6に内包される所定箇所、好ましくは、拡張体の略円筒部分6aの中央に対応する箇所には、X線不透過マーカー9が巻装されている。
X線不透過マーカー9は、X線不透過材料で構成され、コイル状に形成されている。なお、このマーカー9は、例えば円筒状としてもよい。X線不透過材料としては、白金、金、タングステン、イリジウムまたはそれらの合金であることが好ましく、さらに、白金、金、白金−イリジウム合金であることがより好ましい。このような材料で構成することにより、X線透視下で鮮明な造影像を得ることができるので、拡張体6の略円筒部6aの位置をX線透視下で容易に確認することができる。
なお、所望により、外管21、中管22および内管23に、それぞれ、血管の屈曲部におけるカテーテルの折れ曲がりを防止し、さらに血管内の高度の屈曲に対するカテーテルの追随性を高めるために、ステンレス、弾性金属、超弾性合金、形状記憶合金、アモルファス合金等の金属、さらには、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成繊維などの、剛性の高い材料よりなるブレード線または線状体を網目状またはコイル状に形成した剛性付与体を設けてもよい。
ハブ10は、第1の開口部14を有する外管ハブ11と、第2の開口部15を有する中管ハブ12と、第3の開口部16を有する内管ハブ13とから構成されており、外管ハブ11、中管ハブ12および内管ハブ13は、この順に固着されている。
外管21は、外管ハブ11の内側に固着されている。この固着する手段としては、接着剤による接着、熱融着、止具(図示せず)による固定等が挙げられる。そして、第1の開口部14は、第2のルーメン4に連通しており、薬液を第2のルーメン4および内層8と外層7との間に導入するための薬液注入ポートとして機能する。
中管22は、中管ハブ12の内側に外管21と同様に固着されている。そして、第2の開口部15は、第1のルーメン3に連通しており、拡張体6を拡張するための拡張用流体を第1のルーメン3に導入し、かつ第1のルーメン3より排出するためのポートとして機能する。
内管23は、内管ハブ13の内側に外管21および中管22と同様に固着されている。そして、第3の開口部16は、第3のルーメン5に連通しており、第3のルーメン5にガイドワイヤー17を挿通するためのガイドワイヤーポートとして機能する。
外管ハブ11、中管ハブ12および内管ハブ13の構成材料としては、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が好適に使用できる。
なお、このような分岐ハブを設ける代わりに、第1のルーメン3、第2のルーメン4および第3のルーメン5のそれぞれに、例えば後端に開口部を形成するポート部材を有するチューブを液密に取り付けるようにしてもよい。
また、外管21、中管22および内管23には、それぞれ、その基端部外側に、チューブ本体2のねじれや折れ曲がりを防止するための補強チューブ(図示せず)を設けてもよい。そのようなチューブの設置により、チューブ本体2の折れ曲がりやねじれによる第1のルーメン3、第2のルーメン4および第3のルーメン5の閉塞が防止される。
補強チューブとしては、例えば架橋ポリオレフィン、シリコーンゴム等の各種樹脂によるチューブ体、またはステンレス等の金属のような硬質の材料で構成されたコイル状のもの、あるいはそれらを組み合わせたものが挙げられる。
次に、本実施形態に係る薬液投与用カテーテルの作用を、図1〜図6に示すカテーテルにより冠状動脈血管に発生した狭窄部を治療する場合を例に説明する。図7は、外層と内層が剥離した際のカテーテルの先端部の拡大縦断面図、図8は、図7のVIII−VIII線に沿う拡大横断面図、図9は、薄肉部が貫通した際のカテーテルの先端部の拡大縦断面図である。また、図10、図11および図12は、本実施形態に係るカテーテルの使用状態を示す説明図である。
まず、血管の狭窄部Xを治療する前に、拡張体6、第1のルーメン3および第2のルーメン4内の空気をできる限り抜き取り、拡張体6および第2のルーメン4内を造影剤等の液体に、かつ、第1のルーメン3内を狭窄部Xを治療するための薬液で置換しておく。この時、拡張体6は、図10に示すように、収縮または折り畳まれた状態となっている。
次に、患者の血管に、例えばセルジンガー法によりシースを留置し、第3のルーメン5内にガイドワイヤー17が5〜50mm程度突出するように挿通された状態のチューブ本体2の先端部をシースの内腔より血管内へ挿入する。続いて、X線透視下で、マーカー9の位置を視認しつつ、チューブ本体2およびガイドワイヤー17の先端の位置を確認しながら、ガイドワイヤー17を先行させてカテーテル1を進行させ、図10のように、カテーテル1を狭窄部Xへ到達させる。
次に、チューブ本体2の先端部が狭窄部Xに位置した状態で、外管ハブ11の第1の開口部14より薬液を所定値以上の圧力Pで所定量注入し、第2のルーメン4を通じて薬液を送り込む。これにより、図7,8に示すように、拡張体6の外層7と内層8が直接的に接している部位において、層間接着性が低いために剥離が生じ、外層7と内層8の間に生じた隙間に薬液が流入する。このとき、外層7がエラストマー材料により形成されているため、外層7が膨張しやすく、剥離が生じやすい。なお、拡張体6の先端部においては、外層7と内層8との間が、全周にわたって層間接着性の高い先端部接着層27により液密に固定されているため、先端部から薬液が流出しない。さらに、外層7と内層8の間に、層間接着性の高いストライプ状の接着層26が設けられているため、外層7が拡張した際にも、外層7と内層8の間の接着状態が部分的に維持される。これにより、外層7の過度な拡がりを抑制し、外層7の適切な拡張状態を良好に実現するとともに、薬液の流路を確保できる。すなわち、接着層26の長さや幅、本数(周方向の本数および延長方向の分割数など)等を的確に設定することで、状況に応じた外層7の望ましい拡張状態を実現できる。
この後、さらに薬液の圧力を上昇させて所定値以上の圧力Pとすると、図9に示すように、周囲よりも強度の弱い薄肉部24が圧力によって貫通し、微小孔25を介して流体が血管内へ流出する。このように、薄肉部24を貫通させる圧力Pが、外層7と内層8の間を剥離させる圧力Pよりも高く設定されることで、剥離と貫通を個別に制御できる。すなわち、剥離が完全に完了しないうちに既に剥離した部位の薄肉部24が貫通すると、薬液の流出部位が偏ってしまう可能性があるが、本実施形態によれば、外層7と内層8の剥離が終了した後に薄肉部24を貫通させることができるため、薬液の流出部位を均一にすることが可能となる。薄肉部24が貫通する圧力は、薄肉部24(微小孔25)の大きさ、深さ、形状等を調整することで、適宜設定することが可能である。なお、必ずしも、薄肉部24を貫通させる圧力Pが、外層7と内層8の間を剥離させる圧力Pよりも高く設定されていなくてもよい。さらには、外層7に薄肉部24ではなく、始めから貫通した貫通孔を設けていてもよい。
次に、中管ハブ12の第2の開口部15より、シリンジ等を用いて例えば造影剤のような拡張用流体を所定量注入し、第1のルーメン3を通じて拡張体6(内層8)の内部に拡張用流体を送り込み、拡張体6を膨張させる。これにより、図11に示すように、薬液は外層7を介してその外側へ浸出し、狭窄部X付近に充満し、さらに、拡張体6の拡張圧も加わって、狭窄部Xに良好に浸透する。
そして、拡張体6の膨張が進行すると、拡張体6は狭窄部Xに達し、図12に示すように、狭窄部Xを拡張する。この時、狭窄部X付近に充満していた薬液は、拡張体6の拡張によって狭窄部Xに押し付けられ、これにより、薬液は狭窄部Xにさらに良好に浸透する。
そして、この間に、拡張体6の拡張圧の制御と薬液注入量の制御は独立して行われるため、狭窄の程度によって拡張圧および狭窄部Xへの薬液投与量を所望に調整することが容易にできる。
なお、薬液の投与および拡張体6の膨張は、先ず拡張体6を膨張し、その後薬液を第1の開口部14を介して注入しても、あるいはこの逆の順序で行ってもよく、望ましい順序に適宜設定できる。
狭窄部Xを拡張した後は、拡張用流体を第2の開口部15より吸引して排出し、拡張体6を収縮または折り畳まれた状態とする。その後、シースを介して血管よりチューブ本体2を抜去し、手技を終了する。
なお、薬液の投与は、この拡張用流体の排出の際に行ってもよい。また、拡張用流体の排出と同時に薬液の開口部14からの注入を停止してもよい。
<第2実施形態>
図13は、本発明の第2実施形態に係る拡張カテーテルの側面図、図14は、図13に示すカテーテルの先端部の拡大縦断面図、図15は、図13に示すカテーテルの基端部の拡大縦断面図、図16は、図14のXVI−XVI線に沿う拡大横断面図、図17は、図14のXVII−XVII線に沿う拡大横断面図である。なお、第1実施形態と同一の機能を有する部位には同一の符号を付し、重複を避けるため説明を省略する。
図13に示すように、第2実施形態に係る拡張カテーテル31は、ガイドワイヤー17が先端側においてのみ挿通するRx(Rapid Exchange)構造であり、チューブ本体32と、チューブ本体32の基端に固着されたハブ40とを有している。
拡張カテーテル31は、図14〜図17に示すように、チューブ本体32と、チューブ本体32の先端部に設けられ、チューブ本体32に形成された第1のルーメン33に連通し、膨張可能でかつ収縮または折り畳み可能な拡張体6とを有している。第2実施形態に係る拡張カテーテル31の拡張体6の構成については、第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。
チューブ本体32は、先端側の拡張体6と連結する部位では、第1実施形態と同様に、外管36、中管37および内管38とからなるコアキシャルルーメンの3層構造となっている。中管37と内管38との間には、第1のルーメン33が環状に形成されており、外管36と中管37との間には、第2のルーメン34が環状に形成されている。さらに、内管38の内部は、チューブ本体32の先端で開口する第3のルーメン35となっている。
また、チューブ本体32は、拡張体6と連結する部位よりも手元側で、外管36および中管37が一体となる主管39が形成され、第1のルーメン33と第2のルーメン34が並列に伸びるマルチルーメン構造となっている。第1のルーメン33の内部には、同軸的に内管38が設けられ、内管38の内部に形成される第3のルーメン35は、主管39の延長方向の中央部において、側方に開口している。この開口部45は、第3のルーメン35にガイドワイヤー17を挿通するためのガイドワイヤーポートとして機能する。
主管39の手元側は、第1のルーメン33および第2のルーメン34が開口して、ハブ40と固着されている。主管39とハブ40を固着する手段としては、接着剤による接着、熱融着、止具(図示せず)による固定等が挙げられる。
外管36、中管37および主管39の構成材料としては、第1実施形態の外管21、中管22と同様の材料を使用できる。
内管38の構成材料としては、第1実施形態の内管23と同様の材料を使用できる。
ハブ40は、第1の開口部41および第2の開口部42を有している。そして、第1の開口部41は、第2のルーメン34に連通しており、薬液を第2のルーメン34および内層8と外層7との間に導入するための薬液注入ポートとして機能する。
第2の開口部42は、第1のルーメン33に連通しており、拡張体6を拡張するための拡張用流体を第1のルーメン33に導入し、かつ第1のルーメン33より排出するためのポートとして機能する。
ハブ40の構成材料としては、第1実施形態のハブ10と同様の材料を使用できる。
主管39には、その基端部外側に、チューブ本体32のねじれや折れ曲がりを防止するための補強チューブ(図示せず)を設けてもよい。そのようなチューブの設置により、チューブ本体32の折れ曲がりやねじれによる第1のルーメン33、第2のルーメン34の閉塞が防止される。
なお、第2実施形態に係る拡張カテーテル31の作用については、チューブ本体32のガイドワイヤー17の挿入位置が異なる以外は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々改変することができる。例えば、本発明は血管内への適用に限定されず、尿管用、胆管用、卵管用、肝管用等種々の用途に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る拡張カテーテルの側面図である。 図1に示すカテーテルの先端部の拡大縦断面図である。 図1に示すカテーテルの基端部の拡大縦断面図である。 図2のIV−IV線に沿う拡大横断面図である。 図2のV−V線に沿う拡大横断面図である。 図2のVI−VI線に沿う拡大横断面図である。 外層と内層が剥離した際のカテーテルの先端部の拡大縦断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う拡大横断面図である。 薄肉部が貫通した際のカテーテルの先端部の拡大縦断面図である。 本実施形態に係るカテーテルの使用状態を示す説明図である。 本実施形態に係るカテーテルの使用状態を示す説明図である。 本実施形態に係るカテーテルの使用状態を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る拡張カテーテルの側面図である。 図13に示すカテーテルの先端部の拡大縦断面図である。 図13に示すカテーテルの基端部の拡大縦断面図である。 図14のXVI−XVI線に沿う拡大横断面図である。 図14のXVII−XVII線に沿う拡大横断面図である。
符号の説明
1,31 拡張カテーテル、
2,32 チューブ本体、
3,33 第1のルーメン、
4,34 第2のルーメン、
5,35 第3のルーメン、
6 拡張体、
7 外層、
8 内層、
17 ガイドワイヤー、
24 薄肉部、
26 接着層、
X 狭窄部。

Claims (4)

  1. 体腔内の狭窄部を拡張する拡張カテーテルであって、
    第1のルーメンおよび第2のルーメンが形成されたチューブ本体と、
    前記チューブ本体の先端部に設けられ、互いに密着する内層および外層を備えた少なくとも2層の多層構造であり、収縮または折り畳み可能な拡張体と、を有し、
    前記外層は、エラストマー材料からなり、
    前記内層は、前記外層よりも剛性が高く、
    前記内層の内部に前記第1のルーメンが連通し、前記外層には前記内層と接する側から供給される薬剤を外側へ放出する放出機能が設けられ、前記第2のルーメンからの流体圧力により前記内層および外層の間が剥離して当該2層間が前記第2のルーメンと連通し、
    前記拡張体には、前記内層および外層の間を部分的に接着し、前記剥離の際にも接着を維持する接着層が設けられていることを特徴とする拡張カテーテル。
  2. 前記接着層は、前記内層および外層を構成する材料のポリマーアロイにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の拡張カテーテル。
  3. 前記放出機能は、前記外層に設けられる少なくとも1つの薄肉部であることを特徴とする請求項1または2に記載の拡張カテーテル。
  4. 前記第2のルーメンは環状断面で形成され、前記外層の外周面が、前記第2のルーメンの外周面と固着され、前記内層の内周面が、前記第2のルーメンの内周面と固着されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の拡張カテーテル。
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