JP5393826B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電潜像を形成するための光ビームを照射する光源の駆動電流を、光ビームの光量を示す周期性のパルス信号を平滑して生成されたアナログ信号を基にして生成する技術に関する。
電子写真方式による画像の形成は、画像データで示される画像の静電潜像を感光体ドラムに形成する工程、その静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する工程、トナー画像を用紙に転写する工程、及び、用紙に転写されたトナー画像を用紙に定着する工程を含む。
静電潜像を形成する工程では、光源を発光制御することにより光源から照射された光ビームを、ポリゴンミラーで偏向して、回転する感光体ドラムに主走査ラインを描画することを繰り返して、感光体ドラムに静電潜像を形成する。
光源の駆動電流の大きさを固定にして主走査ラインを感光体ドラムに描画すると、感光体ドラムに照射された光ビームの光量(言い換えれば、強度)は、感光体ドラム上の位置に応じて異なる。この原因として、感光体ドラムとポリゴンミラーとの距離が、感光体ドラムの中央部と両端部とで異なること(ポリゴンミラーと感光体ドラムの中央部との距離は、ポリゴンミラーと感光体ドラムの両端部との距離より短い)や、ポリゴンミラーと感光体ドラムとの間に配置された集光レンズの光学特性等が挙げられる。
感光体ドラムに照射された光ビームの光量が、感光体ドラム上の位置に応じて異なると、画像の濃度にムラが生じる。
そこで、感光体ドラムに照射された光ビームの光量が、感光体ドラム上で一定になるように、主走査中に光源の駆動電流の大きさを調整している。例えば、主走査ラインを複数のブロック(言い換えれば、エリア)に分割し、光源に照射させる光ビームの光量をエリア毎に示すPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、このPWM信号を平滑して、光ビームの光量に対応する大きさのアナログ信号を生成し、このアナログ信号を基にして光源の駆動電流の大きさを調整する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
エリア間ではPWM信号のデューティー比(つまり、光ビームの光量)が切り替えられるので、画質に影響が及ぶことがある(例えば、画像の濃度ムラ)。この影響を低減するために、エリアの分割位置を主走査ライン毎に変更して、画像の濃度ムラを拡散する技術(例えば、特許文献2参照)や、PWM信号の出力幅をきめ細かく設定して、光強度設定値を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2011−25502号公報 特開2009−262344号公報 特開2005−262509号公報
ブロック間では光ビームの光量を切り替える制御がされる。光ビームの光量を急激に変化させると、画像のうちブロック間に相当する領域の画質(以下、ブロック間の画質)が低下することがある。
ブロック間での光ビームの光量の急激な変化は、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある事象の一つであり、このような事象として他に、例えば、アナログ信号のリップルや現像特性γがある。アナログ信号のリップルとはPWM信号を平滑してアナログ信号を生成すると、PWM信号の周期に対応して、アナログ信号に発生するリップルのことである。現像特性γとは光ビームの光量の変化と画像の濃度の変化とが比例関係でなく、対数関係になることである。
形成される画像の状態に応じて、ブロック間での光ビームの光量の急激な変化の抑制を優先させたい場合があり、アナログ信号のリップルの影響の抑制を優先させたい場合もあり、また、現像特性γの影響の抑制を優先させたい場合もある。このように、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象について、対処する事象を、形成される画像の状態に応じて、選択できれば便利である。
本発明の目的は、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象について、対処する事象を選択できる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明に係る画像形成装置は、感光体と、光ビームを照射する光源を含み、前記光源が照射した前記光ビームを主走査方向に走査させて前記感光体に主走査ラインを描画する露光部と、周期性のパルス信号を生成するパルス生成部と、前記パルス生成部が生成した前記パルス信号を平滑して、アナログ信号を生成する平滑部と、前記平滑部が生成した前記アナログ信号を基にして、前記光源の駆動電流を生成する駆動電流生成部と、前記主走査ラインを複数のブロックに分割し、各ブロックに照射される前記光ビームの光量を予め記憶する光量記憶部と、前記複数のブロックでのブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象のそれぞれに対処するために用いられ、前記ブロック間に前記光ビームを照射するときの前記アナログ信号の値の変化をそれぞれ表した複数の変化データについて、前記ブロック間毎に設定された前記複数の変化データを予め記憶する変化データ記憶部と、前記複数の事象から選択された事象に対処するための変化データを、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データから選択し、前記ブロック間においては、選択した変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成、及び、前記各ブロックにおいては、前記光量記憶部に記憶されている前記各ブロックに照射される光ビームの光量を示す前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する照射制御部と、を備える。
本発明は、静電潜像を形成するための光ビームを照射する光源の駆動電流について、光ビームの光量を示す周期性のパルス信号を平滑して生成されたアナログ信号を基にして生成する技術を前提とする。
本発明に係る画像形成装置では、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象(例えば、光ビームの光量の急激な変化、アナログ信号のリップル、現像特性γ)のそれぞれに対処するために用いられる複数の変化データについて、ブロック間毎に設定された複数の変化データが、変化データ記憶部に予め記憶している。変化データとはブロック間に光ビームを照射するときのアナログ信号の値の変化を表したデータである。アナログ信号の値の変化は、光ビームの光量の変化と対応している。
本発明に係る画像形成装置では、複数の事象から選択された事象に対処するための変化データを、複数の変化データから選択する。サービスマンやユーザーが画像形成装置の操作部を操作して変化データを選択することができ、また、画像形成装置が自動的に選択することもできる。例えば、光ビームの光量の急激な変化に対処することを優先する場合、ブロック間での光ビームの光量の変化を示すグラフの傾きが一定となる変化データを選択する。また、アナログ信号のリップルに対処することを優先する場合、それぞれの主走査ラインの描画において、複数の変化データの中から変化データをランダムに選択する。
そして、本発明に係る画像形成装置では、ブロック間において、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ信号が得られるパルス信号を生成する。例えば、PWM信号であれば、デューティー比を調整することにより、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ信号を生成する。
以上より、本発明に係る画像形成装置によれば、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象について、対処する事象を選択することができる。
上記構成において、前記照射制御部は、前記複数の事象から選択された事象が前記アナログ信号に発生するリップルの場合、それぞれの前記主走査ラインの描画において、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データのいずれかをランダムに選択し、選択した変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する。
この構成によれば、アナログ信号のリップルの影響に対処することができる。
上記構成において、前記複数の変化データには、前記ブロック間において前記光ビームの光量の変化と画像の濃度の変化とを比例させる補正用の変化データが含まれ、前記照射制御部は、前記複数の事象から選択された事象が前記光ビームの光量の変化と画像の濃度の変化との関係を示す現像特性γの場合、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データのうち、前記補正用の変化データを選択し、選択した前記補正用の変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する。
この構成によれば、現像特性γを補正することにより、現像特性γの影響に対処することができる。
上記構成において、前記複数の事象から対処する事象を選択する操作の入力を受け付ける受付部を備え、前記照射制御部は、前記受付部で選択が受け付けられた事象に対処するための変化データを、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データから選択し、前記ブロック間においては、選択した変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する。
この構成によれば、画像形成装置で印刷される画像を基にして、サービスマンやユーザーが複数の事象から対処すべき事象を選択することができる。
本発明に係る画像形成装置の他の態様は、感光体と、光ビームを照射する光源を含み、前記光源が照射した前記光ビームを主走査方向に走査させて前記感光体に主走査ラインを描画する露光部と、周期性のパルス信号を生成するパルス生成部と、前記パルス生成部が生成した前記パルス信号を平滑して、アナログ信号を生成する平滑部と、前記平滑部が生成した前記アナログ信号を基にして、前記光源の駆動電流を生成する駆動電流生成部と、前記主走査ラインを複数のブロックに分割し、各ブロックに照射される前記光ビームの光量を予め記憶する光量記憶部と、前記複数のブロックでのブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象のそれぞれに対処するために用いられ、前記ブロック間に前記光ビームを照射するときの前記アナログ信号の値の変化をそれぞれ表した複数の変化データについて、前記ブロック間毎に設定された前記複数の変化データを予め記憶する変化データ記憶部と、を備え、前記複数の変化データには、前記アナログ信号の値の変化を示すグラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなる第1の変化データ、前記グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなる第2の変化データ、前記グラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなり、再び小さくなる第3の変化データ、及び、前記グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなり、再び大きくなる第4の変化データが含まれ、さらに、前記複数の事象から選択された事象に対処するための変化データを、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データから選択し、前記ブロック間においては、選択した変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成、及び、前記各ブロックにおいては、前記光量記憶部に記憶されている前記各ブロックに照射される光ビームの光量を示す前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する照射制御部を備える。
本発明によれば、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象について、対処する事象を選択できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造の概略を示す図である。 図1に示す画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置に備えられる露光部を構成する光学部品の配置関係を示す図である。 光源の駆動電流を生成する駆動電流生成装置の構成を示すブロック図である。 光量とブロックとの関係の一例を示す図である。 N番目、N+1番目、N+2番目のブロックに光ビームを照射するときのアナログ電圧の一例を示すグラフである。 デューティー比が50%のPWM信号とアナログ電圧との関係を表すグラフである。 副走査方向に沿って延びる筋状のノイズが現れている画像の拡大図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造の概略を示す図である。画像形成装置1は例えば、コピー、プリンター、スキャナー及びファクシミリーの機能を有するデジタル複合機に適用することができる。画像形成装置1は装置本体100、装置本体100の上に配置された原稿読取部200、原稿読取部200の上に配置された原稿給送部300及び装置本体100の上部前面に配置された操作部400を備える。
原稿給送部300は自動原稿送り装置として機能し、原稿載置部301に置かれた複数枚の原稿を連続的に原稿読取部200に送ることができる。
原稿読取部200は露光ランプ等を搭載したキャリッジ201、ガラス等の透明部材により構成された原稿台203、不図示のCCD(Charge Coupled Device)センサー及び原稿読取スリット205を備える。原稿台203に載置された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿台203の長手方向に移動させながらCCDセンサーにより原稿を読み取る。これに対して、原稿給送部300から給送された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿読取スリット205と対向する位置に移動させて、原稿給送部300から送られてきた原稿を、原稿読取スリット205を通してCCDセンサーにより読み取る。CCDセンサーは読み取った原稿を画像データとして出力する。
装置本体100は用紙貯留部101、画像形成部103及び定着部105を備える。用紙貯留部101は装置本体100の最下部に配置されており、用紙の束を貯留することができる用紙トレイ107を備える。用紙トレイ107に貯留された用紙の束において、最上位の用紙がピックアップローラー109の駆動により、用紙搬送路111へ向けて送出される。用紙は用紙搬送路111を通って、画像形成部103へ搬送される。
画像形成部103は搬送されてきた用紙にトナー画像を形成する。画像形成部103は感光体ドラム113、露光部115、現像部117及び転写部119を備える。露光部115は画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリー受信の画像データ等)に対応して変調された光を生成し、一様に帯電された感光体ドラム113の周面に照射する。これにより、感光体ドラム113の周面には画像データに対応する静電潜像が形成される。この状態で感光体ドラム113の周面に現像部117からトナーを供給することにより、周面には画像データに対応するトナー画像が形成される。このトナー画像は転写部119によって先ほど説明した用紙貯留部101から搬送されてきた用紙に転写される。
トナー画像が転写された用紙は定着部105に送られる。定着部105において、トナー画像と用紙に熱と圧力が加えられて、トナー画像は用紙に定着される。用紙はスタックトレイ121又は排紙トレイ123に排紙される。
操作部400は操作キー部401と表示部403を備える。表示部403はタッチパネル機能を有しており、ソフトキーを含む画面が表示される。ユーザーは画面を見ながらソフトキーを操作することによって、コピー等の機能の実行に必要な設定等をする。
操作キー部401にはハードキーからなる操作キーが設けられている。具体的にはスタートキー405、テンキー407、ストップキー409、リセットキー411、コピー、プリンター、スキャナー及びファクシミリーを切り換えるための機能切換キー413等が設けられている。
スタートキー405はコピー、ファクシミリー送信等の動作を開始させるキーである。テンキー407はコピー部数、ファクシミリー番号等の数字を入力するキーである。ストップキー409はコピー動作等を途中で中止させるキーである。リセットキー411は設定された内容を初期設定状態に戻すキーである。
機能切換キー413はコピーキー及び送信キー等を備えており、コピー機能、送信機能等を相互に切り替えるキーである。コピーキーを操作すれば、コピーの初期画面が表示部403に表示される。送信キーを操作すれば、ファクシミリー送信及びメール送信の初期画面が表示部403に表示される。
図2は、図1に示す画像形成装置1の構成を示すブロック図である。画像形成装置1は装置本体100、原稿読取部200、原稿給送部300、操作部400、制御部500及び通信部600がバスによって相互に接続された構成を有する。装置本体100、原稿読取部200、原稿給送部300及び操作部400に関しては既に説明したので、説明を省略する。
制御部500はCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び画像メモリー等を備える。CPUは画像形成装置1を動作させるために必要な制御を、装置本体100等の画像形成装置1の上記構成要素に対して実行する。ROMは画像形成装置1の動作の制御に必要なソフトウェアを記憶している。RAMはソフトウェアの実行時に発生するデータの一時的な記憶及びアプリケーションソフトの記憶等に利用される。画像メモリーは画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリー受信の画像データ等)を一時的に記憶する。
通信部600はファクシミリー通信部601及びネットワークI/F部603を備える。ファクシミリー通信部601は相手先ファクシミリーとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)及びファクシミリー通信用の信号を変復調する変復調回路を備える。ファクシミリー通信部601は電話回線605に接続される。
ネットワークI/F部603はLAN(Local Area Network)607に接続される。ネットワークI/F部603はLAN607に接続されたパソコン等の端末装置との間で通信を実行するための通信インターフェイス回路である。
露光部115について詳細に説明する。図3は、露光部115を構成する光学部品の配置関係を示す図である。露光部115は光源31、ポリゴンミラー10及び二つの走査レンズ33,35等を備える。光源31は例えば、レーザーダイオードであり、光ビームLBを照射する。
光源31とポリゴンミラー10との光路上には、コリメーターレンズ37及びシリンドリカルレンズ39が配置されている。コリメーターレンズ37は光源31から照射された光ビームLBを平行光にする。シリンドリカルレンズ39は平行光にされた光ビームLBを線状に集光する。線状に集光された光ビームLBはポリゴンミラー10に入射される。
ポリゴンミラー10と感光体ドラム113との光路上には、走査レンズ33と走査レンズ35が配置されている。ポリゴンミラー10の偏向面に入射された光ビームLBは、その偏向面で反射、偏向されて、走査レンズ33,35により感光体ドラム113に結像される。すなわち、光ビームLBを感光体ドラム113に走査することにより、感光体ドラム113に静電潜像が形成される。
露光部115はさらに、BDレンズ41及びBDセンサー43を備える。感光体ドラム113の一方の側部113aから他方の側部113bへ向けて、光ビームLBが感光体ドラム113を走査し、有効走査範囲Rを超えた光ビームLBは、BDレンズ41で集光されてBDセンサー43で受光される。BD(Beam Detect)センサー43は、光ビームLBを受光すると、感光体ドラム113に走査(主走査)を開始する基準となるBD信号を生成する。
以上説明したように、露光部115は光ビームLBを照射する光源31を含み、光源31が照射した光ビームLBを主走査方向に走査させて感光体ドラム113(感光体の一例)に主走査ラインを描画する。
本実施形態では、パルス信号を基にして光源31の駆動電流が生成される。図4は、光源31の駆動電流S3を生成する駆動電流生成装置10の構成を示すブロック図である。駆動電流生成装置10はパルス生成部11、平滑部12、LDドライバー回路13、光量記憶部21、変化データ記憶部22及び照射制御部23等を備える。
パルス生成部11は周期性のパルス信号S1を生成する。パルス生成部11は例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)により実現される。周期性のパルス信号S1として、例えば、PWM信号やPDM(Pulse Density Modulation)信号が用いることができる。PDM信号とは一定のパルス幅のパルスが出力される密度(間隔)が可変の信号である。本実施形態では、パルス生成部11で生成されるパルス信号S1がPWM信号を例にして説明する。PWM信号のデューティー比を用いて光源31に照射させる光ビームLBの光量が示される。
平滑部12はCRフィルターからなるローパスフィルターにより構成され、パルス生成部11が生成したパルス信号S1を平滑して、アナログ電圧S2(アナログ信号)を生成する。アナログ電圧S2は光源31に照射させる光ビームLBの光量を示している。
アナログ電圧S2はLDドライバー回路13に送られる。LDドライバー回路13には用紙に印刷する画像を示す画像データ信号が入力される。LDドライバー回路13はアナログ電圧S2及び画像データ信号を利用して、光源31の駆動電流S3を生成する制御及び光源31の点灯制御を実行する。
LDドライバー回路13は比較部14と駆動電流生成部15とを備える。平滑部12で生成されたアナログ電圧S2は、比較部14の一方の入力部に入力されて、駆動電流生成部15に送られる。駆動電流生成部15はアナログ電圧S2を用いて光源31の駆動電流S3を生成する。
光源31は駆動電流S3により点灯されて光ビームLBを照射する。光ビームLBは感光体ドラム113に照射される他に、フォトダイオードからなる受光部16で受光される。受光部16から出力された信号は、比較部14の他方の入力部に入力される。
光源31であるレーザーダイオードのアノードは、受光部16であるフォトダイオードのカソードと接続される。これらのアノードとカソードは、電源と接続される。
比較部14及び駆動電流生成部15により、光量制御部20(APC部)が構成される。光量制御部20は、有効画像期間で光源31に照射させる光ビームLBの光量が、パルス生成部11に生成させるパルス信号S1が示す光ビームLBの光量と一致するように、APC期間において駆動電流S3の大きさを自動制御(APC)する。有効画像期間とは、光ビームLBが感光体ドラム113上の有効走査範囲Rに走査され、感光体ドラム113に描画された主走査ラインが有効画像として扱われる期間をいう。
光量記憶部21、変化データ記憶部22、照射制御部23、受付部24及び乱数生成部25は、制御部500により実行される機能ブロックである。
光量記憶部21は主走査ラインを複数のブロックに分割し、各ブロックに照射される光ビームLBの光量を予め記憶する。図5は、光量とブロックとの関係の一例を示す図である。縦軸は光量を示し、横軸は主走査方向の位置を示している。ブロック数が64を例に説明する。
64個のブロックが、1番目のブロック(block1)から順番に主走査方向に沿って並んでいる。ブロック毎に光ビームLBの光量が定められている。1番目のブロックから33番目のブロック(block33)に向かうにしたがって、光量が段階的に小さくされ、33番目のブロックから64番目のブロック(block64)に向かうにしたがって、光量が段階的に大きくされている。言い換えれば、図3に示す感光体ドラム113の一方の側部113aから中央に向かうにしたがって、光量が段階的に小さくされ、中央から他方の側部113bに向かうにしたがって、光量が段階的に大きくされている。
1番目のブロックから33番目のブロックに向かうにしたがって、光量が段階的に小さくなる態様を説明した。しかしながら、途中のブロックで光量が、一度、大きくなり、次のブロックで光量が再び小さくなる態様もありうる。同様に、33番目のブロックから64番目のブロックに向かうにしたがって、光量が段階的に大きくなる態様を説明した。しかしながら、途中のブロックで光量が一度、小さくなり、次のブロックで光量が再び大きくなる態様もありうる。
図4の説明に戻る。変化データ記憶部22はブロック間毎に設定された複数の変化データを予め記憶している。ブロック数が64であれば、1番目と2番目のブロック間用に設定された複数の変化データ、2番目と3番目のブロック間用に設定された複数の変化データ、・・・、63番目と64番目のブロック間用に設定された複数の変化データが、それぞれ記憶されている。
複数の変化データとは、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象(例えば、光ビームLBの光量の急激な変化、アナログ電圧S2のリップル、現像特性γ)のそれぞれに対処するために用いられ、ブロック間に光ビームLBを照射するときのアナログ電圧S2の変化をそれぞれ表したデータである。
変化データについて詳細に説明する。図6は、N番目、N+1番目、N+2番目のブロックに光ビームLBを照射するときのアナログ電圧S2の一例を示すグラフである。縦軸がアナログ電圧S2を示し、横軸が主走査方向の位置を示している。アナログ電圧S2の変化は、光ビームLBの光量の変化と対応しており、縦軸は光ビームLBの光量の変化と言い換えることができる。
N番目のブロックに光ビームLBを照射するときのアナログ電圧S2の目標値をV0、N+1番目のブロックに光ビームLBを照射するときのアナログ電圧S2の目標値をV1、N+2番目のブロックに光ビームLBを照射するときのアナログ電圧S2の目標値をV2とする。V0<V2<V1とする。
変化データ記憶部22はN番目のブロックでの目標値V0からN+1番目のブロックでの目標値V1に上げるために、N番目とN+1番目のブロック間に設定された五つの変化データ(1)〜(5)を記憶している。変化データ(1)によれば、アナログ電圧S2の変化を示すグラフの傾きが一定である。変化データ(2)によれば、グラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなる。変化データ(3)によれば、グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなる。変化データ(4)によれば、グラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなり、再び小さくなる。変化データ(5)によれば、グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなり、再び大きくなる。
これらのグラフの傾きは、パルス信号S1であるPWM信号のデューティー比を調整することにより実現できる。例えば、変化データ(2)であれば、PWM信号のデューティー比を最初は小さくして、途中から大きくする。
同じ主走査方向の位置において、変化データ(2)の値と変化データ(3)の値とを加算して二で割った値が、変化データ(1)の値となる。同様に、同じ主走査方向の位置において、変化データ(4)の値と変化データ(5)の値とを加算して二で割った値が、変化データ(1)の値となる。
また、変化データ記憶部22はN+1番目のブロックでの目標値V1からN+2番目のブロックでの目標値V2に下げるために、N+1番目とN+2番目のブロック間に設定された五つの変化データ(6)〜(10)を記憶している。
変化データ(6)によれば、アナログ電圧S2の変化を示すグラフの傾きが一定である。変化データ(7)によれば、グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなる。変化データ(8)によれば、グラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなる。変化データ(9)によれば、グラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなり、再び小さくなる。変化データ(10)によれば、グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなり、再び大きくなる。
同じ主走査方向の位置において、変化データ(7)の値と変化データ(8)の値とを加算して二で割った値が、変化データ(6)の値となる。同様に、同じ主走査方向の位置において、変化データ(9)の値と変化データ(10)の値とを加算して二で割った値が、変化データ(6)の値となる。
グラフの傾きが大きくなるにしたがって、光ビームLBの光量の変化量が大きくなる。例えば、ブロック間での光ビームLBの光量の急激な変化に対処することを優先する場合、照射制御部23は5つの変化データの中からグラフの傾きが一定である変化データを選択する。従って、N番目とN+1番目のブロック間では変化データ(1)を選択し、N+1番目とN+2番目のブロック間では変化データ(6)を選択する。なぜなら、変化データ(2)〜(5)によるグラフのいずれも、変化データ(1)によるグラフよりも、傾きが大きい箇所を有するからである。同様に、変化データ(7)〜(10)によるグラフのいずれも、変化データ(6)によるグラフよりも、傾きが大きい箇所を有するからである。
現像特性γに対処することを優先する場合、N番目とN+1番目のブロック間において、現像特性γのグラフの傾きが例えば、変化データ(4)のグラフの傾きと同様の場合、照射制御部23は五つの変化データの中から変化データ(5)を選択する。これにより、N番目とN+1番目のブロック間において、光量の変化と画像の濃度変化とを比例させることが可能となる。N+1番目とN+2番目のブロック間において、現像特性γのグラフの傾きが例えば、変化データ(9)のグラフの傾きと同様の場合、照射制御部23は五つの変化データの中から変化データ(10)を選択する。これにより、N+1番目とN+2番目のブロック間において、光量の変化と画像の濃度変化とを比例させることが可能となる。この場合、変化データ(5)及び変化データ(10)は、ブロック間において光ビームLBの光量の変化と画像の濃度の変化とを比例させる補正用の変化データとなる。
変化データ(3)及び変化データ(8)によれば、N+1番目のブロック内でグラフの傾きを小さくできる。何らかの理由で、N+1番目のブロック内で光量の変化をできるだけ小さくしたい場合、照射制御部23はN番目のブロックとN+1番目のブロック間では変化データ(3)を選択し、N+1番目とN+2番目のブロック間では変化データ(8)を選択する。
アナログ電圧S2のリップルに対処することを優先する場合、照射制御部23は主走査ライン毎に、N番目とN+1番目のブロック間では、変化データ(1)〜(5)をランダムに選択し、N+1番目とN+2番目のブロック間では、変化データ(6)〜(10)をランダムに選択する。これにより、アナログ電圧S2のリップルの影響を低減できる。これについて説明する。
まず、パルス生成部11で生成されるパルス信号S1であるPWM信号と平滑部12で生成されるアナログ電圧S2との関係を説明する。図7は、この関係を表すグラフである。グラフの横軸は時間を示し、グラフの縦軸はアナログ電圧S2の値を示している。パルス生成部11が生成するPWM信号のデューティー比は、50パーセントとする。
パルス生成部11がPWM信号の生成を開始すると、PWM信号の生成開始からアナログ電圧S2が0Vから徐々に大きくなって、1.0Vに到達する。アナログ電圧S2にはPWM信号の周期に対応してリップルが発生している。
本発明者によれば、パルス信号S1(PWM信号)の周波数を同じにして各主走査ラインを描画すると、アナログ電圧S2に発生するリップルの影響により、副走査方向に沿って延びる筋状のノイズが画像に現れる場合があることを見いだした。図8は、副走査方向に沿って延びる筋状のノイズが現れている画像の拡大図である。縦筋がノイズである。同じ周波数のパルス信号S1を用いることにより、パルス信号S1の変化のパターンが同じになる。このため、各主走査ラインにおいてリップルの主走査方向の位置が揃い、その結果、リップルが副走査方向に沿って揃う。これによりノイズが生じると思われる。
ブロック間においても、各主走査ラインの描画に同じ変化データを選択すると、そのノイズが発生する可能性がある。そこで、各主走査ラインの描画において、5つの変化データをランダムに選択すれば、各主走査ラインのブロック間ではアナログ電圧S2に発生するリップルの主走査方向の位置が揃わないようにすることができる。よって、ブロック間ではリップルが副走査方向に沿って揃うことを避けることができるので、リップルの影響により、ブロック間において、副走査方向に沿って延びる筋状のノイズが画像に現れることを防止することができる。
図4の説明に戻る。照射制御部23は複数の事象から選択された事象に対処するための変化データを、変化データ記憶部22に記憶されている複数の変化データから選択する。照射制御部23はブロック間において、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ電圧S2が得られるパルス信号S1の生成、及び、各ブロックにおいては、光量記憶部21に記憶されている各ブロックに照射される光ビームLBの光量を示すパルス信号S1の生成を、パルス生成部11に命令する。
例えば、照射制御部23は、複数の事象から選択された事象がアナログ電圧S2に発生するリップルの場合、それぞれの主走査ラインの描画において、変化データ記憶部22に記憶されている複数の変化データのいずれかをランダムに選択し、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ電圧S2が得られるパルス信号S1の生成を、パルス生成部11に命令する。複数の変化データのランダム選択には、乱数生成部25が利用される。
乱数生成部25にはBD信号が入力される。乱数生成部25はBD信号が入力される毎に乱数を生成し、生成した乱数を照射制御部23に送る。乱数には変化データ記憶部22に記憶されている五つの変化データのいずれかが割り当てられており、照射制御部23はその乱数が割り当てられた変化データを、変化データ記憶部22に記憶されている五つの変化データの中から選択する。このように、照射制御部23は、各主走査ラインの描画において、変化データ記憶部22に記憶されている五つの変化データをランダムに選択する。
また、例えば、照射制御部23は、複数の事象から選択された事象が光ビームLBの光量の変化と画像の濃度の変化との関係を示す現像特性γの場合、変化データ記憶部22に記憶されている複数の変化データのうち、補正用の変化データを選択し、選択した補正用の変化データで表される値の変化を示すアナログ電圧S2が得られるパルス信号S1の生成を、パルス生成部11に命令する。
受付部24は操作部400が操作されて、複数の事象から対処する事象を選択する入力がされると、その入力を受け付ける。照射制御部23は受付部24で選択が受け付けられた事象に対処するための変化データを、変化データ記憶部22に記憶されている複数の変化データから選択し、ブロック間においては、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ電圧S2が得られるパルス信号S1の生成を、パルス生成部11に命令する。
本実施形態の主な効果を説明する。本実施形態に係る画像形成装置1では、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象のそれぞれに対処するために用いられる複数の変化データについて、ブロック間毎に設定された複数の変化データが、変化データ記憶部22に予め記憶している。変化データとはブロック間に光ビームLBを照射するときのアナログ電圧S2の値の変化を表したデータである。アナログ電圧S2の変化は、光ビームLBの光量の変化と対応している。
本実施形態に係る画像形成装置1では、複数の事象から選択された事象に対処するための変化データを、複数の変化データから選択する。サービスマンやユーザーが画像形成装置1の操作部400を操作して変化データを選択することができ、また、画像形成装置1が自動的に選択することもできる。例えば、光ビームLBの光量の急激な変化に対処することを優先する場合、ブロック間での光ビームLBの光量の変化を示すグラフの傾きが一定となる変化データを選択する。また、アナログ電圧S2のリップルに対処することを優先する場合、主走査ラインの描画毎に複数の変化データをランダムに選択する。
そして、本実施形態に係る画像形成装置1では、ブロック間において、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ電圧S2が得られるパルス信号S1を生成する。例えば、PWM信号であれば、デューティー比を調整することにより、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ電圧S2を生成する。例えば、アナログ電圧S2(言い換えれば、光ビームLBの光量)を示すグラフの傾きを、最初は小さくして、途中から大きくする場合、PWM信号のデューティー比を最初は小さくして、途中から大きくする。
以上より、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、ブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象について、対処する事象を選択することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、複数の事象から対処する事象を選択する操作の入力を受け付ける受付部24を備え、照射制御部23は、受付部24で選択が受け付けられた事象に対処するための変化データを、複数の変化データから選択し、ブロック間においては、選択した変化データで表される値の変化を示すアナログ電圧S2が得られるパルス信号S1の生成を命令する。よって、画像形成装置1で印刷される画像を基にして、サービスマンやユーザーが複数の事象から対処すべき事象を選択することができる。
1 画像形成装置
10 駆動電流生成装置
31 光源
113 感光体ドラム(感光体の一例)
115 露光部
S1 パルス信号
S2 アナログ電圧(アナログ信号の一例)
S3 駆動電流

Claims (3)

  1. 感光体と、
    光ビームを照射する光源を含み、前記光源が照射した前記光ビームを主走査方向に走査させて前記感光体に主走査ラインを描画する露光部と、
    周期性のパルス信号を生成するパルス生成部と、
    前記パルス生成部が生成した前記パルス信号を平滑して、アナログ信号を生成する平滑部と、
    前記平滑部が生成した前記アナログ信号を基にして、前記光源の駆動電流を生成する駆動電流生成部と、
    前記主走査ラインを複数のブロックに分割し、各ブロックに照射される前記光ビームの光量を予め記憶する光量記憶部と、
    前記複数のブロックでのブロック間の画質に影響を及ぼすおそれがある複数の事象のそれぞれに対処するために用いられ、前記ブロック間に前記光ビームを照射するときの前記アナログ信号の値の変化をそれぞれ表した複数の変化データについて、前記ブロック間毎に設定された前記複数の変化データを予め記憶する変化データ記憶部と、を備え、
    前記複数の変化データには、前記アナログ信号の値の変化を示すグラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなる第1の変化データ、前記グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなる第2の変化データ、前記グラフの傾きが最初は小さく、途中から大きくなり、再び小さくなる第3の変化データ、及び、前記グラフの傾きが最初は大きく、途中から小さくなり、再び大きくなる第4の変化データが含まれ、
    さらに、
    前記複数の事象から選択された事象に対処するための変化データを、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データから選択し、前記ブロック間においては、選択した変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成、及び、前記各ブロックにおいては、前記光量記憶部に記憶されている前記各ブロックに照射される光ビームの光量を示す前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する照射制御部備える画像形成装置。
  2. 前記第1の変化データから前記第4の変化データの中には、前記ブロック間において前記光ビームの光量の変化と画像の濃度の変化とを比例させる補正用の変化データが含まれ、
    前記照射制御部は、前記複数の事象から選択された事象が前記光ビームの光量の変化と画像の濃度の変化との関係を示す現像特性γの場合、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データのうち、前記補正用の変化データを選択し、選択した前記補正用の変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の事象から対処する事象を選択する操作の入力を受け付ける受付部を備え、
    前記照射制御部は、前記受付部で選択が受け付けられた事象に対処するための変化データを、前記変化データ記憶部に記憶されている前記複数の変化データから選択し、前記ブロック間においては、選択した変化データで表される値の変化を示す前記アナログ信号が得られる前記パルス信号の生成を、前記パルス生成部に命令する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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