JP5352208B2 - 日報作成方法、サーバ、情報処理端末、日報作成システムおよび日報プログラム - Google Patents

日報作成方法、サーバ、情報処理端末、日報作成システムおよび日報プログラム Download PDF

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Description

本発明は、日報を自動で作成する日報作成システムに関するものである。
会社組織などにおいては、一般に、上司への報告や記録のために日報を作成することが行われる。特に、会計事務所のように多くの顧問先を抱え、会計の期末処理,年末調整,税務申告、といった締切期限がある業務形態においては、個々の担当者の業務の進捗管理は重要で、管理方法の一つとして、担当者毎の業務日報が利用されている。しかしながら、通常の業務に比して優先度が低い、繁忙期には作成のための時間の確保が難しい、などの理由から作成が徹底されないことが多い。また、業務が多岐に渡る、担当するクライアントが多数に上る、などといったケースでは、1日の作業内容を思い出して記録すること自体が負担であった。
これに対して、下記特許文献1には、アクティブウインドウとなっているアプリケーションプログラムが表示している文書の名称を、現在遂行している業務の名称と関連付けて業務履歴テーブルにログ記録し、業務履歴テーブルから取得した業務ログと、スケジューラテーブルから取得したスケジュール記録とを合併処理することで、業務記録(日報)を作成する発明が記載されている。
特開2008−97555号公報
しかしながら、上記従来の技術では、各アプリケーションプログラムが表示した文書の名称が、日報を作成する元となる情報であるため、あくまでオペレータが使用した文書名称に関する日報を生成することができるに留まり、詳細な作業内容を記録することが難しく、正確さに欠ける、といった問題があった。また、現在遂行している業務の記録をとるにあたって随時ユーザの入力や判断が必要であるため、ユーザの負担が大きい、といった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、特に、会計事務所のように、顧問先向けの書類を作成するために、主に、会計や税務に係る特定の業務アプリケーションプログラムを利用して業務を遂行する環境において、ユーザに負担を与えることなく正確な日報を作成可能とする日報作成システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、ジョブ実行記録を管理するサーバと、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムにおける日報作成方法であって、前記情報処理端末が、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、所定のタイミングで前記サーバに送信するジョブ実行記録送信ステップと、前記サーバが、前記ジョブ実行記録送信ステップにおいて送信されたジョブ実行記録を受信し、前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録登録ステップと、前記サーバが、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成し管理する情報処理端末と、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムにおける日報作成方法であって、前記情報処理端末が、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録登録ステップと、前記情報処理端末が、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、ジョブ実行記録を管理するサーバと、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムの、前記サーバにおける日報作成方法であって、前記情報処理端末から、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を受信し、前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録登録ステップと、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成し管理する情報処理端末と、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムの、前記情報処理端末における日報作成方法であって、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録登録ステップと、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成方法は、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成ステップでは、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名およびジョブ名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成方法は、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、当該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成ステップでは、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名、ジョブ名称および作業名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成方法は、前記ジョブ実行記録には、アプリケーションプログラムにおいて出力された帳票の情報である帳票名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成ステップでは、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名および帳票名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成方法は、前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録が含まれ、前記日報データ作成ステップでは、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、ことを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、前記ジョブ実行記録を管理するサーバと、を備える日報自動作成システムの、前記サーバであって、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、前記情報処理端末から、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を受信する通信手段と、前記ジョブ実行記録を前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録管理手段と、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるサーバは、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名およびジョブ名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるサーバは、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、当該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名、ジョブ名称および作業名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるサーバは、前記ジョブ実行記録には、アプリケーションプログラムにおいて出力された帳票の情報である帳票名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名および帳票名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるサーバは、前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録を含ませ、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、ことを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成し管理する情報処理端末であって、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録作成手段と、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成管理手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる情報処理端末は、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成管理手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名およびジョブ名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる情報処理端末は、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、当該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成管理手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名、ジョブ名称および作業名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる情報処理端末は、前記ジョブ実行記録には、アプリケーションプログラムにおいて出力された帳票の情報である帳票名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成管理手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名および帳票名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる情報処理端末は、前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録を含ませ、前記日報データ作成管理手段は、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、ことを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、ジョブ実行記録を管理するサーバと、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶する日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムであって、前記情報処理端末は、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、所定のタイミングで前記サーバに送信するジョブ実行記録送信手段、を備え、前記サーバは、前記情報処理端末から前記ジョブ実行記録を受信する通信手段と、前記ジョブ実行記録を前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録管理手段と、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成し管理する情報処理端末と、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムであって、前記情報処理装置は、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録作成手段と、日報を作成する旨の要求を検知した場合に、当該要求にしたがって前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成管理手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成システムは、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名およびジョブ名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成システムは、前記ジョブ実行記録には、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称、当該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名、ジョブ名称および作業名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成システムは、前記ジョブ実行記録には、アプリケーションプログラムにおいて出力された帳票の情報である帳票名称、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報を含ませることとし、前記日報を作成する旨の要求では、ユーザおよび年月日が指定され、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索し、当該検索の結果をクライアント名および帳票名称によって集約することにより日報データを作成する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる日報作成システムは、前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録を含ませ、前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、ことを特徴とする。
また、本発明は、請求項3に記載の日報作成方法を計算機に実行させることを特徴とする。
また、本発明は、請求項4に記載の日報作成方法を計算機に実行させることを特徴とする。
本発明にかかる日報作成システムは、ユーザに負担をかけることなく、正確な日報が作成できるという効果を奏する。特に、会計事務所のように、顧問先向けの書類を作成するために、主に、会計や税務に係る特定の業務アプリケーションプログラムを利用して業務を遂行する環境において、当該業務アプリケーションプログラムを使用していく中で、ユーザが意識することなく忠実に業務内容を反映した日報を生成することができる。また、担当者毎にどの顧問先のどの業務(ジョブ名称)を行なったか、さらには、その業務(ジョブ名称)の中で、どういった作業(作業名称)を行なったか(たとえば、申告書の作成を行なったか、作成した申告書や帳表の印刷まで行なったか)を把握でき、または、どの顧問先の、何の帳表に取り掛かっているかを把握できる。したがって、多くの顧問先を抱え、会計の期末処理や、年末調整や税務申告といった締切期限の管理が必要な会計事務所のような業務形態において、顧問先向けの会計関係の文書や税務の申告書類等に漏れがないかどうか、また、各書類の締切期限に向けて各担当者が効率的に作業を進めているかどうかについて容易に把握可能となるので、各担当者の業務内容の把握や分析を多角的に行なうことができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる日報作成システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる日報作成システムの構成例を示す図である。図に示すように、この日報自動作成システムは、担当者端末1と、サーバ2と、管理者端末3とを備え、担当者端末1,サーバ2,管理者端末3は、LANなどのネットワーク4で接続されている。ここで、担当者端末1は、社員や所員などの担当者が使用する端末であって、図1では代表的に担当者端末1のみを示しているが、複数台が接続されてもよい。サーバ2は、日報データや日報に関するデータなどを管理するサーバである。管理者端末3は、管理者が使用する端末であって、日報の自動作成や管理などを行う。
図2は、担当者端末1の内部構成例を示すブロック図である。図2に示すように、担当者端末1は、記憶部10と、制御部13と、ネットワーク4との間でデータを送受信する通信部18と、ユーザからの入力インタフェースである入力部19と、ユーザへの出力インタフェースである出力部20とを備える。記憶部10は、各種アプリケーションプログラムや日報プログラムなどを記憶するプログラム格納部11、および作業領域であるワーク領域12を備える。また、制御部13は、担当者端末1全体を管理する端末管理部14と、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーションプログラム実行部15と、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが作成したジョブ実行記録をサーバ2に対して登録するジョブ実行記録作成部16と、サーバ2から取得した日報データを表示および編集する日報表示編集部17と、を備える。なお、日報プログラムは、たとえば、汎用的なブラウザ機能を有するアプリケーションである。
図3は、サーバ2の内部構成例を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ2は、記憶部30と、制御部36と、ネットワーク4との間でデータを送受信する通信部42とを備える。記憶部30は、各種アプリケーションプログラムや日報プログラムなどを記憶するプログラム格納部31と、作業領域であるワーク領域32と、ジョブ実行記録を記憶するジョブ実行記録DB33と、日報データを記憶する日報データDB34と、日報管理データを記憶する日報作成管理DB35とを備える。また、制御部36は、サーバ2全体を管理するサーバ管理部37と、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーションプログラム実行部38と、ジョブ実行記録をジョブ実行記録DB33に登録するジョブ実行記録管理部39と、ジョブ実行記録から日報データを作成する日報データ作成部40と、日報データを表示および編集する日報表示編集部41と、を備える。
本実施例では、日報データDB34は、「担当者」,「年月日」,「顧問先」,「件名」,「備考」といった項目を備える。また、進捗率や工数といった他の項目を備えてもよい。なお、ジョブ実行記録DB33の項目については後述する。
図4は、管理者端末3の内部構成例を示すブロック図である。図4に示すように、管理者端末3は、記憶部50と、制御部52と、ネットワーク4との間でデータを送受信する通信部55と、ユーザからの入力インタフェースである入力部56と、ユーザへの出力インタフェースである出力部57とを備える。記憶部50は、各種アプリケーションおよび日報プログラムを記憶するプログラム格納部51を備える。また、制御部52は、管理者端末3全体を管理する端末管理部53と、日報データを表示および編集する日報表示編集部54とを備える。なお、日報プログラムは、サーバ2に対し日報作成指示コマンドなどを送信する機能などを備え、特定目的のために用意されたプログラムのほか、たとえば、ブラウザ機能を有する汎用的なアプリケーションであってもよい。
この日報自動作成システムでは、ユーザ操作に基づいて、アプリケーションが、ジョブ実行記録を作成する機能を有する。言い換えれば、担当者端末1におけるジョブ実行記録は、当該機能を有するアプリケーションの実行を契機として生成される。担当者端末1の各アプリケーションプログラムは、所定のコマンドが実行された場合にジョブ実行記録を作成する。なお、以下の記載は、アプリケーション自身がジョブ実行記録を作成することを中心に説明するが、これに限られず、他の方法でジョブ実行記録を作成してもよい。
たとえば、担当者端末1におけるシステムのバックグラウンド処理として、デーモンプログラムをシステム起動直後からメインメモリに常駐させ、デーモンプログラムが、ファイルアクセス(HDDなどの記憶装置からのアプリケーションプログラムのメインメモリへのロード処理(アプリケーションプログラムの起動)、アプリケーションプログラムが生成したファイルへのアクセスなど),プリンタなどの入出力装置への入出力処理(印刷)、アプリケーションプログラムの終了コマンドの実行、等のアプリケーションに係るジョブ実行の状態を監視し、別途記憶部に格納されたジョブ実行記録の記録対象となるジョブを管理するテーブルを参照して、所定のジョブが実行された場合に、ジョブ実行記録を作成し、記録するようにしてもよい。
また、サーバと端末でシステムを構成する場合には、サーバ2などの他の端末が、ジョブ実行記録の記録対象となるジョブ実行記録を管理するテーブルまたはファイルなどを保持し、担当者端末1は、自身が起動するとこのテーブルなどをダウンロードして利用する。そして、担当者端末1の、たとえばジョブ実行記録作成部16は、当該テーブルなどに登録された所定のジョブが実行された場合に、ジョブ実行記録を作成し、ワーク領域12に保存する。なお、上記テーブルなどは、担当者端末1が保持してもよい。
なお、図2に示す上記担当者端末1は、本実施例における日報自動作成機能を実現可能な一般的な計算機システムであり、たとえば、制御部13,端末管理部14,アプリケーションプログラム実行部15,ジョブ実行記録作成部16,日報表示編集部17がCPUを含む制御ユニットとして動作し、記憶部10がRAM,ROM等を含むメモリユニットの一部として動作する。また、この計算機システムは、上記制御ユニットおよびメモリユニット,通信部18,入力部19,出力部20の他にさらに、たとえば、CD−ROMドライブユニット,ディスクユニット,外部I/Fユニット等を備え、これらすべてのユニットは、それぞれシステムバスを介して接続されている。
上記制御ユニットは、本実施例の日報自動作成機能を実現するための処理を実行する。メモリユニットは、制御ユニットが実行すべきプログラム(実施例の日報自動作成機能を実現する専用ソフトウェア),処理の過程で得られたデータ等を記憶する。また、出力部20は、CRTやLCD(液晶表示パネル)等で構成され、計算機システムの使用者に対して各種画面を表示する。入力部19は、たとえば、キーボード,マウス等で構成され、計算機システムの使用者が各種情報の入力を行うために使用する。また、ここでは、一例として、本実施例の日報自動作成機能を実現するための処理を記述したプログラムが、端末にプレインストールされる態様や、インターネット等を経由したダウンロード態様のほか、CD−ROMに格納されて提供される。
また、図3に示す上記サーバ2は、本実施例における日報自動作成機能を実現可能な一般的な計算機システムであり、たとえば、制御部36,アプリケーションプログラム実行部38,ジョブ実行記録管理部39,日報データ作成部40,日報表示編集部41がCPUを含む制御ユニットとして動作し、記憶部30がRAM,ROM等を含むメモリユニットの一部として動作する。また、この計算機システムは、上記制御ユニットおよびメモリユニット,通信部42の他にさらに、たとえば、表示ユニット,入力ユニット,CD−ROMドライブユニット,ディスクユニット,外部I/Fユニット等を備え、これらすべてのユニットは、それぞれシステムバスを介して接続されている。
上記制御ユニットは、本実施例の日報自動作成機能を実現するための処理を実行する。メモリユニットは、制御ユニットが実行すべきプログラム(実施例の日報自動作成機能を実現する専用ソフトウェア),処理の過程で得られたデータ等を記憶する。また、表示ユニットは、CRTやLCD(液晶表示パネル)等で構成され、計算機システムの使用者に対して各種画面を表示する。入力ユニットは、たとえば、キーボード,マウス等で構成され、計算機システムの使用者が各種情報の入力を行うために使用する。また、ここでは、一例として、本実施例の日報自動作成機能を実現するための処理を記述したプログラムが、プレインストールの態様や、インターネット等を経由したダウンロード態様のほか、CD−ROMに格納されて提供される。
また、図4に示す上記管理者端末3は、本実施例における日報自動作成機能を実現可能な一般的な計算機システムであり、たとえば、制御部52,端末管理部53,日報表示編集部54がCPUを含む制御ユニットとして動作し、記憶部50がRAM,ROM等を含むメモリユニットの一部として動作する。また、この計算機システムは、上記制御ユニットおよびメモリユニット,通信部55,入力部56,出力部57の他にさらに、たとえば、CD−ROMドライブユニット,ディスクユニット,外部I/Fユニット等を備え、これらすべてのユニットは、それぞれシステムバスを介して接続されている。
上記制御ユニットは、本実施例の日報自動作成機能を実現するための処理を実行する。メモリユニットは、制御ユニットが実行すべきプログラム(実施例の日報自動作成機能を実現する専用ソフトウェア),処理の過程で得られたデータ等を記憶する。また、表示ユニットは、CRTやLCD(液晶表示パネル)等で構成され、計算機システムの使用者に対して各種画面を表示する。入力ユニットは、たとえば、キーボード,マウス等で構成され、計算機システムの使用者が各種情報の入力を行うために使用する。また、ここでは、一例として、本実施例の日報自動作成機能を実現するための処理を記述したプログラムが、CD−ROMに格納されて提供される。
以上の構成において、図2,図3および図4の計算機システムでは、まず、CD−ROMドライブユニットにセットされたCD−ROMからプログラムがディスクユニットにインストールされる。そして、計算機システムを立ち上げるときにディスクユニットから読み出されたプログラムが、メモリユニットに格納される。この状態で、制御ユニットは、メモリユニットに格納されたプログラムにしたがって、本実施例に示す処理を実行する。このプログラムは、上記計算機システム内で常駐プログラムとして動作する。なお、上記では、CD−ROMにてプログラムを提供しているが、このプログラムを提供する記録媒体は、これに限定されることなく、システムを構成するコンピュータに応じて、DVD等、どのようなメディアであってもよい。あるいは、プレインストールの態様や、インターネット等を経由したダウンロード態様でプログラムを提供してもよい。
つづいて、以上のように構成された日報自動作成システムにおける動作について説明する。以下では、上記日報自動作成システムが会計事務所などに設置される場合を想定し、使用されるアプリケーションプログラムは、主に会計や税務の業務アプリケーションを想定するがこれに限られるものではない。まず、担当者端末1におけるジョブ実行記録の取得について説明する。図5は、ジョブ実行記録の作成処理を説明するフローチャートである。なお、各アプリケーションプログラムには、ジョブ実行記録の対象となるコマンドが予め登録されているとする。
まず、ユーザによるアプリケーション選択画面(図示せず)などの選択指示に基づいて、アプリケーションプログラム実行部15によって、アプリケーションプログラム(ジョブ)が起動された場合(ステップS1)、アプリケーションプログラムが、ジョブ実行記録を作成し、作成したジョブ実行記録を、ワーク領域12内に確保した領域に書き込む(ステップS2)。そして、ユーザ操作を契機として実行されたアプリケーションプログラムのコマンド実行(データ入力処理,帳票出力処理など)をモニタする(ステップS3)。そして、コマンド実行を検知した場合(ステップS3:Yes)、アプリケーションプログラムは、そのコマンドがジョブ実行記録対象であるか否かを判定する(ステップS4)。一方、コマンド実行を検知しない場合(ステップS3:No)、ステップS3の処理を繰り返す。そして、検知したコマンドがジョブ実行記録対象であった場合(ステップS4:Yes)、アプリケーションプログラムは、ジョブ実行記録の作成を行う(ステップS5)。一方、検知したコマンドがジョブ実行記録対象でない場合(ステップS4:No)、ジョブ実行記録の作成を行わない。ジョブ実行記録の対象となるコマンドは、日報として把握したい作業内容のレベルに合わせて決めておく。なお、対象コマンドにはアプリケーションプログラムの「終了」が含まれる。
ここで、ジョブ実行記録の内容について説明する。ジョブ実行記録は、日報データを作成できる項目を備えるならば、どのようなものでもよい。図6は、ジョブ実行記録のデータ例を示す図である。このデータ例では、ジョブ実行記録の各データは、「担当者名」,「年月日」,「時刻」,「顧問先名称」,「決算年月日」,「処理年度」,「ジョブ名称」,「作業名称」,「帳票名称」,「実行ステイタス」といったデータ項目を備える。「担当者名」は、担当者端末1にログインしたユーザの名前であり、たとえば、ユーザ情報として記憶部30などに格納されている情報を利用する。この場合、担当者端末にログインしたユーザと、アプリケーションを起動して操作したユーザとが異なる場合には、ユーザ情報の不一致といった不都合も生じ得るが、たとえば、会計事務所においては、ユーザ毎に端末(担当者端末)が割り振られる運用が主であり、特に問題は生じない。厳密なユーザの同一性を確保したい場合には、アプリケーションプログラムの起動の際に、ユーザIDおよびパスワードの入力を求めることとする。「年月日」および「時刻」は、各データが作成されたタイミングのシステム年月日および時刻である。「顧問先名称」は、クライアント名であって、この場合は、自会計事務所が顧問先となっているクライアントの会社などである。「決算年月日」は、当該クライアントの決算年月日である。「処理年度」は、アプリケーションプログラムの実行によって処理された会計年度である。「ジョブ名称」は、アプリケーションプログラムの名称である。「作業名称」は、アプリケーションプログラムのメニュー(機能)である。「帳票名称」は、アプリケーションプログラムにおいて出力される帳票の名称である。「実行ステイタス」は、アプリケーションプログラムの実行状況を表し、たとえば「開始」や「終了」がある。したがって、本実施例のジョブ実行記録DB33は、少なくとも上記のジョブ実行記録の項目のいくつかを備える。
なお、「担当者名」は、たとえば、担当者端末1へログインしたユーザのログインIDなどを用いて、人事マスタ(図示せず)などから取得できる。また、「顧問先名称」,「決算年月日」,「処理年度」は、会計業務アプリケーションを用いて会計処理を行う場合に必須入力(または選択入力)項目であるので、アプリケーションプログラムが記録管理している。「ジョブ名称」としては、アプリケーションプログラム自身の名称を取得する。「作業名称」としては、選択されているメニュー(機能)に対応したテキストを取得する。以上のようにして、アプリケーションプログラムが作成したジョブ実行記録は、ワーク領域12に保存される。
図5の説明に戻り、アプリケーションプログラムは、つづけて、ステップS4で検知したコマンドが、プログラムの「終了」を示すコマンドであるか否かを判定する(ステップS6)。「終了」コマンドであると判定した場合(ステップS6:Yes)、アプリケーションプログラムは自身を終了させ、図5の処理を終了する。一方、「終了」コマンドではないと判定した場合(ステップS6:No)、そのコマンドに該当する処理を実行する(ステップS7)。以後、ステップS6の判定がYesとなるまでの間、すなわち、アプリケーションプログラムが実行中の間は、ステップS3〜ステップS7の処理を繰り返す。各アプリケーションプログラムは、以上のようにしてジョブ実行記録を作成する。
ワーク領域12に保存されたジョブ実行記録は、ジョブ実行記録作成部16が、所定のタイミングで読み出し、通信部18を介してサーバ2へ送信する。所定のタイミングとしては、アプリケーションプログラムが終了した場合,所定の一定時間が経過した場合,担当者端末1のシャットダウンが操作された場合,担当者端末1の起動が操作された場合、などが考えられるが、日報を作成するために支障がなければどのようなタイミングでもよい。
サーバ2の通信部42は、担当者端末1から送信されたジョブ実行記録を受信すると、このジョブ実行記録を制御部36のサーバ管理部37に出力する。サーバ管理部37は、ジョブ実行記録をジョブ実行記録管理部39に出力する。ジョブ実行記録管理部39は、受信したジョブ実行記録を、ジョブ実行記録DB33に保存する。ジョブ実行記録は、担当者端末が複数台接続される場合は、複数担当者について収集され保存される。
つぎに、日報自動作成システムにおける日報作成に関する動作について説明する。まず、日報の作成状況の管理について説明する。図7は、サーバ2が保持する日報作成管理DB35のデータ例を示す図であって、ここでは、担当者Aについて示している。日報作成管理DB35は、日報に関するステイタスを管理する。図7に示すように、日報作成管理DB35は、たとえば、「担当者名」,「年月日」,「日報作成ステイタス」,「承認ステイタス」といった項目を備える。担当者名は、日報作成の対象となる担当者の名前である。年月日は、システム日付である。日報作成ステイタスは、日報の作成状況を示すステイタスであって、たとえば、「完了」(作成済),「未」(未作成),「対象外」(休暇など)がある。なお、「対象外」については、出退勤管理DB(図示せず)などからデータを取得する。承認ステイタスは、担当者の上位者や経営者である管理者によってその日報が承認されたかどうかを示すステイタスであって、たとえば、「完了」(承認済),「未」(未承認)がある。
つづいて、日報作成の動作について説明する。管理者が、管理者端末3の入力部56を用いて日報プログラムを起動すると、日報表示編集部54は、通信部55を介してサーバ2に日報自動作成画面を要求する。サーバ管理部37を介してこれを受けたサーバ2の日報データ作成部40は、日報作成管理DB35内のデータに基づいて日報自動作成画面(より具体的には管理者端末3で日報自動作成画面を表示するための画面情報)を生成し、サーバ管理部37および通信部42を介して、管理者端末3に送信する。管理者端末3の日報表示編集部54は、通信部55および端末管理部53を介して日報自動作成画面を受信し、これを出力部57に表示させる。
図8は、日報自動作成画面の一例を示す図である。図8に示すように、日報自動作成画面には、各担当者についてカレンダー状に日報作成管理DB35の日報作成ステイタスが表示される。日報作成ステイタスが「完了」または「対象外」以外の日付の欄にはチェックボックスが表示され、管理者がチェックボックスを選択して画面上部の「選択作成」のボタンを押下すると、選択した担当者および年月日に該当する日報が自動作成される。また、各担当者について1つチェックボックスが表示され、管理者が担当者のチェックボックスを選択して、画面上部の「選択作成」のボタンを押下すると、選択した担当者についての日報作成ステイタスが「未」である全ての年月日について、日報が自動作成される。また、チェックボックスを選択せず、画面上部の「一括作成」のボタンを押下すると、全ての担当者についての日報作成ステイタスが「未」である全ての年月日について、日報が自動作成される。
なお、ここでは、日報自動作成画面に対して管理者が操作を行うことで日報の自動作成を行う場合について示しているが、他のやり方で作成してもよい。たとえば、日次バッチで、毎日午前6時に全ての担当者について前日分の日報を自動作成する、などである。
管理者が、上記日報自動作成画面においていずれかの作成ボタンを押下すると、管理者端末3の日報表示編集部54は、日報作成を要求するメッセージに選択された内容を含め、通信部55を介してサーバ2へ送信する。ここでは、一例として、担当者“A”の“2008年9月10日”の欄がチェックされ、選択作成ボタンが押下されたとする。サーバ2の日報データ作成部40は、サーバ管理部37および通信部42を介して作成要求メッセージを受信すると、メッセージにしたがって日報を作成する。
以下、日報作成の動作について、具体的なデータを用いながら詳細に説明する。日報で管理したい内容によっては、ジョブ実行記録からデータを抽出するにあたり、様々な集約条件が設定されうる。以下に、いくつかの集約条件のパターン(設定例)を挙げて説明する。なお、ここでは、集約条件は、サーバ2において予め設定されていることとする。
(1)[集約条件1:顧問先名称][集約条件2:ジョブ名称]
まず、集約条件として「顧問先名称」および「ジョブ名称」が設定される場合を説明する。図9は、設定例(1)の場合の日報作成処理を説明するフローチャートである。サーバ2の日報データ作成部40は、日報作成要求メッセージから、選択された内容(担当者=A,年月日=2008年9月10日)を取得し、担当者=“A”を検索条件1、年月日=“2008/09/10”を検索条件2とする。そして、ジョブ実行記録DB33にアクセスし(ステップS11)、ジョブ実行記録DB33から、検索条件1および検索条件2に合致するログを全て取得する(ステップS12)。そして、取得したデータをワーク領域32に一時記録する(ステップS13)。つぎに、一時記録したログを、集約条件1および集約条件2によって集約することで、日報データを作成する(ステップS14)。
図10は、検索条件2(2008/09/10)に該当する日のジョブ実行記録である。ここでは、ジョブ実行記録は、全担当者について時系列で保存されている。このジョブ実行記録から、担当者=“A”であるログのみを抽出したものが、ステップS12で取得するデータとなる。そして、集約条件1:「顧問先名称」,集約条件2:「ジョブ名称」であるので、ステップS12で取得するデータの中で顧問先名称およびジョブ名称の各項目について所定の情報が格納されている(スペースでない)データについて、顧問先名称およびジョブ名称を抽出する。さらに、顧問先名称およびジョブ名称が同じであるデータが複数件抽出された場合は、これらを1件に集約する。
ステップS12で取得するデータの中で、顧問先名称およびジョブ名称の各項目について所定の情報が格納されているデータは、ログID#が2,5,8,12〜20、のログである。これらのログを、顧問先名称およびジョブ名称によって集約する。この場合、ログID#2,#5,#8は重複がなく、ログID#13,14,17〜20は1件に集約でき(顧問先名称:甲,ジョブ名称:所得税確定申告書)、ログID#15,16,は1件に集約できる(顧問先名称:乙,ジョブ名称:所得税確定申告書)。このようにしてステップS14のデータが得られる。図11は、図10のジョブ実行記録に基づいて得られる日報データの一例を示す図である。図11のデータは、データ項目として顧問先および件名を備える。日報データ作成部40は、ジョブ実行記録の顧問先名称を「顧問先」に、ジョブ名称を「件名」にセットし、担当者および年月日を加えた日報データを作成する。
サーバ2の日報データ作成部40は、得られた日報データを、日報データDB34に登録する(ステップS15)。さらに、日報データ作成部40は、日報作成管理DB35における(担当者=A,年月日=2008年9月10日)のデータの、「日報作成ステイタス」を「完了」に更新する(ステップS16)。また、日報データ作成部40は、選択された内容について日報を作成した旨のメッセージを、通信部42を介して管理者端末3に送信する。管理者端末3の日報表示編集部54は、このメッセージを受信すると、表示中の日報自動作成画面の該当する欄(担当者A,2008/9/10)について、表示を「完了」に更新するとともに日報を作成した旨のメッセージをステイタスバーなどに表示させる。これにより、管理者は、選択作成した日報の作成が完了したことがわかる。また、作成された日報によれば、担当者の作業内容の概要が見て取れる。
(2)[集約条件1:顧問先名称][集約条件2:ジョブ名称][集約条件3:作業名称]
つぎに、集約条件として「顧問先名称」および「ジョブ名称」に加え、「作業内容」が設定される場合を説明する。図12は、設定例(2)の場合の日報作成処理を説明するフローチャートである。サーバ2の日報データ作成部40は、上述同様、日報作成要求メッセージから、選択された内容(担当者=A,年月日=2008年9月10日)を取得し、担当者=“A”を検索条件1、年月日=“2008/09/10”を検索条件2とする。そして、上述同様、ステップS11〜13の処理を行う。つぎに、一時記録したデータを、集約条件1,集約条件2および集約条件3によって集約することで、日報データを作成する(ステップS17)。
ジョブ実行記録としては、既出の図10のデータ例を用いる。集約条件1:「顧問先名称」,集約条件2:「ジョブ名称」,集約条件3:「作業名称」であるので、ステップS12で取得するデータの中で顧問先名称,ジョブ名称および作業名称の各項目について所定の情報が格納されている(スペースでない)ログについて、顧問先名称,ジョブ名称および作業名称を抽出する。さらに、顧問先名称,ジョブ名称および作業名称が同じであるデータが複数件抽出された場合は、これらを1件に集約する。
ステップS12で取得するデータの中で、顧問先名称,ジョブ名称および作業名称の各項目について所定の情報が格納されているログは、ログID#が2,5,8,13〜20、のログである。これらのログを、顧問先名称,ジョブ名称および作業名称によって集約する。この場合、ログID#2,5,8は重複がなく、ログID#13および14は1件に集約でき(顧問先名称:甲,ジョブ名称:所得税確定申告書,作業名称:申告者の登録)、ログID#15および16は1件に集約できる(顧問先名称:乙,ジョブ名称:所得税確定申告書,作業名称:申告者の登録)、などのように、集約条件の設定例(1)と同様の集約処理を行う。このようにしてステップS14のデータが得られる。図13は、図10のジョブ実行記録に基づいて得られるデータの一例を示す図である。図13のデータは、データ項目として顧問先および件名を備える。日報データ作成部40は、ジョブ実行記録の顧問先名称を「顧問先」に、ジョブ名称および作業名称を「件名」にセットし、担当者および年月日を加えた日報データを作成する。
その後、上述のステップS15およびS16の処理が行われる。また、管理者端末3において表示中の日報自動作成画面の該当する欄の更新なども同様に行われる。これにより、管理者は、選択作成した日報の作成が完了したことがわかる。なお、作成された日報によれば、担当者の作業内容が設定例(1)の場合よりも詳細にみてとれる。
(3)[集約条件1:顧問先名称][集約条件4:帳票名称]
つぎに、集約条件として「顧問先名称」および「帳票名称」が設定される場合を説明する。図14は、設定例(3)の場合の日報作成処理を説明するフローチャートである。サーバ2の日報データ作成部40は、上述同様、日報作成要求メッセージから、選択された内容(担当者=A,年月日=2008年9月10日)を取得し、担当者=“A”を検索条件1、年月日=“2008/09/10”を検索条件2とする。そして、上述同様、ステップS11〜13の処理を行う。つぎに、一時記録したデータを、集約条件1および集約条件4によって集約することで、データを作成する(ステップS18)。
ジョブ実行記録としては、既出の図10のデータ例を用いる。集約条件1:「顧問先名称」,集約条件4:「帳票名称」であるので、ステップS12で取得するデータの中で顧問先名称および帳票名称の各項目について所定の情報が格納されている(スペースでない)ログについて、顧問先名称および帳票名称を抽出する。さらに、顧問先名称および帳票名称が同じであるデータが複数件抽出された場合は、これらを1件に集約する。
ステップS12で取得するデータの中で、顧問先名称および帳票名称の各項目について所定の情報が格納されているログは、ログID#が5,8,18,19、のログである。これらのログを、顧問先名称および帳票名称によって集約する。この場合、全てのログに重複がないので集約処理は必要ない。このようにしてステップS14のデータが得られる。図15は、図10のジョブ実行記録に基づいて得られる日報データの一例を示す図である。図15のデータは、データ項目として顧問先および件名を備える。日報データ作成部40は、ジョブ実行記録の顧問先名称を「顧問先」に、帳票名称を「件名」にセットし、担当者および年月日を加えた日報データを作成する。
その後、上述のステップS15およびS16の処理が行われる。また、管理者端末3において表示中の日報自動作成画面の該当する欄の更新なども同様に行われる。これにより、管理者は、選択作成した日報の作成が完了したことがわかる。なお、この場合、日報によって、帳票印刷がなされた帳票名称を知ることができるので、担当者の作業内容に加えて進捗状況もみてとれる。
このような日報作成動作によって、日報の自動作成が行われる。これにより、ユーザに日報作成に関する様々な負担をかけることなく、正確な日報が作成できる。
以上のようにして作成された日報は、担当者端末1から参照/編集可能である。たとえば、担当者Aが、担当者端末1の入力部19を操作して日報プログラムに対し日報の表示を要求すると、これを検知した日報表示編集部17は、担当者Aの日報を要求するメッセージをサーバ2に送信する。このメッセージを受信したサーバ2の日報表示編集部41は、日報データDB34から担当者Aの日報データを全て取得し、取得した日報データを、通信部42を介して担当者端末1に送信する。日報データを受信した担当者端末1の日報表示編集部17は、日報表示画面を生成し、出力部20に出力する。
図16−1は、日報表示画面の一例を示す概略図(その1)である。図16−1の画面では、担当者Aの、2008年9月10日の日報として、上述の設定例(1)の場合に作成された図11のデータを用いた。この画面例では、表示対象年月日および担当者が選択可能であるが、ここでは、日報を要求したユーザが担当者Aであるため、担当者「A」のみの固定表示(変更不可)である。日報の内容は表形式で示され、各カラムは、ここでは、画面上部の「編集」ボタンを押下することで、編集,追加および削除が可能である。なお、カラムは、一部のみ編集可としてもよい。また、備考欄を用いて、日報に追記ができる。日報データDB34が、進捗率や工数といった項目を備える場合は、その欄が表示される。
図16−1の日報表示画面において、担当者が編集などを行って「確定」ボタンを押下した場合、担当者端末1の日報表示編集部17は、編集後の日報データをサーバ2へ送信する。これを受けたサーバ2の日報表示編集部41は、受信した内容にしたがって日報データDB34を更新する。以上のように、会計事務所において、各担当者の顧問先向けの業務処理は、主に会計事務所向けシステムを用いて行なわれるので、会計事務所向けシステムのジョブ実行記録を生成記録し、所定のジョブ実行記録を利用することで日報を自動的に生成することが可能となり、担当者は、日報作成時に既に作業内容が入力された日報を入手できるので、少ない作業で日報を完成できる。また、作業内容の概要が示されるので、担当者自身で作業を思い出す労力も削減できる。これにより、担当者の負担を大幅に軽減でき、かつ、日報の内容を正確にすることができる。
また、日報は、管理者端末3から参照/編集可能である。管理者が、管理者端末3の入力部56を操作して日報プログラムに対し日報の表示を要求すると、これを検知した日報表示編集部54は、全ての担当者の日報を要求するメッセージをサーバ2に送信する。このメッセージを受信したサーバ2の日報表示編集部41は、日報データDB34から全ての担当者の日報データを取得し、取得した日報データを、通信部42を介して管理者端末3に送信する。日報データを受信した管理者端末3の日報表示編集部54は、日報表示画面を生成し、出力部57に出力する。
図16−2は、日報表示画面の一例を示す概略図(その2)である。管理者端末3において出力される日報表示画面は、上述の図16−1と比較すると、全担当者を選択表示できる(変更可)点、画面上部に「承認」ボタンがある点、図7で示した「承認ステイタス」が表示される点、が異なる。ここでは、担当者Aの2008年9月10日の日報は未承認となっている。管理者が、日報の内容を確認して、管理者端末3において日報表示画面上部の「承認」ボタンを押下した場合、管理者端末3の日報表示編集部54は、日報データを特定する情報(担当者および年月日)とともに日報を承認した旨を含めたメッセージを、サーバ2へ送信する。これを受けたサーバ2の日報表示編集部41は、受信した内容にしたがって日報作成管理DB35を更新する。具体的には、既出の図7における「承認ステイタス」を、「済」に更新する。なお、管理者は、上位者コメントを入れるなど、適宜編集も可能である。
[変形例]
なお、本実施例では、会計事務所内などのネットワークに固定的に接続された端末である担当者端末1について説明したが、モバイル端末などが接続された場合も、担当者端末1と同様の動作が可能である。その場合、サーバ2へのジョブ実行記録の送信は、たとえば、モバイル端末がネットワーク4に接続されたことを契機として実行される。
また、上記実施例では、管理者端末3から、日報作成の指示や日報の編集・承認などを行うこととしたが、サーバ2に対して直接これらの処理を行ってもよい。
また、上記実施例では、設定された集約条件にしたがい「顧問先」および「件名」を備えた日報データを作成したが、これらの項目に加えて、作業時間を算出することとしてもよい。この場合、日報データDB34は、「作業時間」の項目をさらに備える。図17は、作業時間を含む日報作成の動作を説明するフローチャートである。ここでは、上記実施例における設定例(1)と同様の検索条件および集約条件を例に説明する。すなわち、[検索条件1:担当者A][検索条件2:2008年9月10日]であり、[集約条件1:顧問先名称][集約条件2:ジョブ名称]である。
サーバ2の日報データ作成部40は、上述同様、ステップS11〜S13の処理を行い、ジョブ実行記録DB33から検索条件1および検索条件2に合致するデータを取得する。そして、このデータを集約条件1および集約条件2によって集約しつつ、作業時間を算出する(ステップS19)。以下、詳細を、既出の図10のジョブ実行記録を例にとり説明する。
まず、集約条件1および集約条件2に所定の情報が格納されているログを特定する。図10では、たとえば、ログID#5やログID#13といったログが該当する。ここで、ログID#5を例にとると、その1件前の担当者Aについてのログは、ログID#4であって、ログID#4は開始ログである。したがって、ログID#4の「時刻」の値と、ログID#5の「時刻」の値との差を算出する。これにより、ログID#4でコマンドが実行された時刻(“試算表”アプリの開始)から、ログID#5でコマンドが実行された時刻(“試算表”アプリにおいて“印刷”を実行)までの経過時間が得られる。さらに、ログID#5の1件後の、担当者Aについてのログは、ログID#6であって、ログID#6は終了ログである。したがって、ログID#5の「時刻」の値と、ログID#6の「時刻」の値との差を算出する。これにより、ログID#5でコマンドが実行された時刻(“試算表”アプリにおいて“印刷”を実行)から、ログID#6でコマンドが実行された時刻(“試算表”アプリの終了)までの経過時間が得られる。以上により、ログID#5の“株式会社○△□建設”“試算表”についての作業時間は、(ログID#4の時刻〜ログID#5の時刻)+(ログID#5の時刻〜ログID#6の時刻)、となる。これをおおよその作業時間とみなすことができる。
また、ログID#13を例にとると、ログID#13のその1件前の担当者Aについてのログは、ログID#12であって、ログID#12は開始ログである。したがって、ログID#12の「時刻」とログID#13の「時刻」の差分を算出する。また、ログID#13の1件後の、担当者Aについてのログは、ログID#14であって、ログID#14は通常のログである。したがって、ログID#13の「時刻」とログID#14の「時刻」の差分を算出し、上記の算出結果に加算する。一方、ログID#13の2件後の、担当者Aについてのログは、ログID#15であるが、ログID#15は顧問先名称が集約条件1と異なるため、時刻の算出は行わない。以上により、ログID#13の“甲”“所得税確定申告書”についての作業時間は、(ログID#12の時刻〜ログID#13の時刻)+(ログID#13の時刻〜ログID#14の時刻)、となる。
以上のようにして、集約条件1および集約条件2に所定の情報が格納されている全てのログについて、作業時間を算出する。これにより、[集約条件1:顧問先名称][集約条件2:ジョブ名称]の組合せについての作業時間が、時系列的に得られる。そして、この時点でデータが重複して得られた場合、すなわち、同一の顧問先名称およびジョブ名称について同日に複数回の作業を行っていた場合は、作業時間をサマリしてデータを集約する。
図18は、同一の集約条件に対する複数の作業データ例のサマリを示す図である。図18に示すように、顧問先:“株式会社○△□建設”,件名:“会計データ入力”であるデータが2つ存在する。したがって、1件目のデータの作業時間に対して残りのデータの作業時間をサマリし、1件目以外のデータを削除する。
これにより、作業時間を含む日報を作成でき、担当者の作業状況をより詳細に把握できる。なお、上記では、集約条件に合致するログについて作業時間を算出することとしたが、作業時間を算出する代わりに、前後の、集約条件に合致しないログのコマンド実行時間から時刻を得て、開始時刻および終了時刻としてもよい。この場合、同一の集約条件(たとえば、顧問先名称およびジョブ名称)について同日に複数回の作業を行っていた場合は、作業時間をサマリせず、そのまま日報データとする。
また、上記実施例では、担当者端末1,サーバ2および管理者端末3を備えることとしたが、他のネットワーク構成であってもよい。図19は、日報自動作成システムの別の構成例を示す図である。図19に示すように、この日報自動作成システムは、担当者端末1の代わりに担当者端末1Bを備え、また、サーバ2を備えていない。
図20は、担当者端末1Bの内部構成を示すブロック図である。担当者端末1Bは、担当者端末1と比較すると、さらに、記憶部10内にジョブ実行記録DB33,日報データDB34,日報作成管理DB35を備え、制御部13内に日報データ作成管理部60を備える点が異なる。すなわち、担当者端末1Bは、担当者端末1およびサーバ2の機能を併せて有する。
担当者端末1Bのジョブ実行記録生成管理部16は、アプリケーションプログラムによって記録されたログを、サーバではなく、自身内のジョブ実行記録DB33内に保持する。日報データ作成管理部60は、管理者端末3からの指示にしたがい、ジョブ実行記録DB33のジョブ実行記録に基づいて日報データを作成し、日報データDB34に保存する。また、日報表示編集部17は、担当者端末1の入力部19または通信部18を介した管理者端末3からの指示により、日報データDB34または日報作成管理DB35からデータを取得して、日報自動作成画面などを表示させ、また、更新された内容を日報データDB34または日報作成管理DB35に反映させる。
このような構成にすることで、サーバが不要となり、システムが簡易に設計できる。
以上のように、本発明にかかる日報作成システムは、ネットワーク上でアプリケーションソフトを使用することが多い場合に有用であり、特に、ユーザに負担を与えることなく日報を作成するに適している。
本発明にかかる日報自動作成システムの構成例を示す図である。 担当者端末の内部構成例を示すブロック図である サーバの内部構成例を示すブロック図である。 管理者端末の内部構成例を示すブロック図である。 ジョブ実行記録の作成処理を説明するフローチャートである。 ジョブ実行記録のデータ例を示す図である。 サーバが保持する日報作成管理DBのデータ例を示す図である。 日報自動作成画面の一例を示す図である。 設定例(1)の場合の日報作成処理を説明するフローチャートである。 検索条件2(2008/09/10)に該当する日のジョブ実行記録を示す図である。 図10のジョブ実行記録に基づいて得られるデータの一例を示す図である。 設定例(2)の場合の日報作成処理を説明するフローチャートである。 図10のジョブ実行記録に基づいて得られるデータの一例を示す図である。 設定例(3)の場合の日報作成処理を説明するフローチャートである。 図10のジョブ実行記録に基づいて得られる日報データの一例を示す図である。 日報表示画面の一例を示す概略図(その1)である。 日報表示画面の一例を示す概略図(その2)である。 作業時間を含む日報作成の動作を説明するフローチャートである。 同一の集約条件に対する複数の作業データ例のサマリを示す図である。 日報自動作成システムの別の構成例を示す図である。 担当者端末の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1B 担当者端末
2 サーバ
3 管理者端末
4 ネットワーク
10 記憶部
11 プログラム格納部
12 ワーク領域
13 制御部
14 端末管理部
15 アプリケーションプログラム実行部
16 ジョブ実行記録作成部
17 日報表示編集部
18 通信部
19 入力部
20 出力部
30 記憶部
31 プログラム格納部
32 ワーク領域
33 ジョブ実行記録DB
34 日報データDB
35 日報作成管理DB
36 制御部
37 サーバ管理部
38 アプリケーションプログラム実行部
39 ジョブ実行記録管理部
40 日報データ作成部
41 日報表示編集部
42 通信部
50 記憶部
51 プログラム格納部
52 制御部
53 端末管理部
54 日報表示編集部
55 通信部
56 入力部
57 出力部
60 日報データ作成管理部

Claims (18)

  1. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、ジョブ実行記録を管理するサーバと、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムにおける日報作成方法であって、
    前記ジョブ実行記録は、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有し、
    前記情報処理端末が、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、所定のタイミングで前記サーバに送信するジョブ実行記録送信ステップと、
    前記サーバが、前記ジョブ実行記録送信ステップにおいて送信されたジョブ実行記録を受信し、前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録登録ステップと、
    前記サーバが、日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、
    を含むことを特徴とする日報作成方法。
  2. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成記録し管理する情報処理端末と、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムにおける日報作成方法であって、
    前記ジョブ実行記録は、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有し、
    前記情報処理端末が、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録登録ステップと、
    前記情報処理端末が、日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、
    を含むことを特徴とする日報作成方法。
  3. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、ジョブ実行記録を管理するサーバと、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムの、前記サーバにおける日報作成方法であって、
    前記ジョブ実行記録は、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有し、
    前記情報処理端末から、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を受信し、前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録登録ステップと、
    日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、
    を含むことを特徴とする日報作成方法。
  4. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成し管理する情報処理端末と、
    ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報自動作成システムの、前記情報処理端末における日報作成方法であって、
    前記ジョブ実行記録は、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有し、
    アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録登録ステップと、
    日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成ステップと、
    を含むことを特徴とする日報作成方法。
  5. 前記日報データ作成ステップは、前記日報を作成する旨の要求として、ユーザが指定されるとともに、日報データが未だ作成されていない年月日の日報データを作成する旨の指示を受け付けると、前記日報データが未だ作成されていない年月日および前記ユーザに合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、前記日報データを作成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の日報作成方法。
  6. 前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録が含まれ、
    前記日報データ作成ステップでは、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の日報作成方法。
  7. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、前記ジョブ実行記録を管理するサーバと、を備える日報自動作成システムの、前記サーバであって、
    処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有するジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、
    日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、
    前記情報処理端末から、アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を受信する通信手段と、
    前記ジョブ実行記録を前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録登録手段と、
    日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  8. 前記日報データ作成手段は、前記日報を作成する旨の要求として、ユーザが指定されるとともに、日報データが未だ作成されていない年月日の日報データを作成する旨の指示を受け付けると、前記日報データが未だ作成されていない年月日および前記ユーザに合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、前記日報データを作成することを特徴とする請求項7に記載のサーバ。
  9. 前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録を含ませ、
    前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のサーバ。
  10. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成し管理する情報処理端末であって、
    処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有するジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、
    日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、
    アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録登録手段と、
    日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理端末。
  11. 前記日報データ作成手段は、前記日報を作成する旨の要求として、ユーザが指定されるとともに、日報データが未だ作成されていない年月日の日報データを作成する旨の指示を受け付けると、前記日報データが未だ作成されていない年月日および前記ユーザに合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、前記日報データを作成することを特徴とする請求項10に記載の情報処理端末
  12. 前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録を含ませ、
    前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理端末。
  13. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成する情報処理端末と、ジョブ実行記録を管理するサーバと、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶する日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムであって、
    前記ジョブ実行記録は、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有し、
    前記情報処理端末は、
    アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、所定のタイミングで前記サーバに送信するジョブ実行記録送信手段、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記情報処理端末から前記ジョブ実行記録を受信する通信手段と、
    前記ジョブ実行記録を前記ジョブ実行記録記憶手段に記憶させるジョブ実行記録登録手段と、
    日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成手段と、
    を備えることを特徴とする日報作成システム。
  14. 会計事務所において、税務会計処理用のアプリケーションプログラムを利用して、各クライアント向けの業務を遂行する際に、ユーザ操作に基づいてアプリケーションプログラムが実行したジョブの記録であるジョブ実行記録を生成し管理する情報処理端末と、ジョブ実行記録を記憶するためのジョブ実行記録記憶手段と、日報データを記憶するための日報データ記憶手段と、を備える日報作成システムであって、
    前記ジョブ実行記録は、処理対象であるクライアント名、ジョブを実行した年月日の情報およびユーザの情報が含まれ、また、前記クライアント名が区別された上で、実行されたアプリケーションプログラムの情報であるジョブ名称と、該アプリケーションプログラムにおいて実行されたコマンドの情報である作業名称と、該作業の対象として出力された帳票の情報である帳票名称とが階層的な構成を有し、
    前記情報処理端末は、
    アプリケーションプログラムの実行によって生成されたジョブ実行記録を、前記ジョブ実行記録記憶手段に蓄積させるジョブ実行記録登録手段と、
    日報を作成する旨の要求として、ユーザおよび年月日が指定された場合に、前記ジョブ実行記録から前記ユーザおよび年月日に合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、当該ジョブ実行記録における前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに集約し、前記クライアント名ごとに、かつ、前記ジョブ名称、前記作業の名称、または、前記帳票の名称ごとに、日報データを作成し、当該日報データを前記日報データ記憶手段に記憶させる日報データ作成手段と、
    を備えることを特徴とする日報作成システム。
  15. 前記日報データ作成手段は、前記日報を作成する旨の要求として、ユーザが指定されるとともに、日報データが未だ作成されていない年月日の日報データを作成する旨の指示を受け付けると、前記日報データが未だ作成されていない年月日および前記ユーザに合致するデータを検索して前記ジョブ実行記録記憶手段からジョブ実行記録を取得し、前記日報データを作成することを特徴とする請求項13または14に記載の日報作成システム
  16. 前記ジョブ実行記録には、さらに、アプリケーションプログラムの起動および終了の時刻に関する操作記録を含ませ、
    前記日報データ作成手段は、前記ジョブ実行記録を集約するにあたってさらに各集約結果についての作業時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項13、14または15に記載の日報作成システム。
  17. 請求項3に記載の日報作成方法を計算機に実行させることを特徴とする日報プログラム。
  18. 請求項4に記載の日報作成方法を計算機に実行させることを特徴とする日報プログラム。
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