JP5350209B2 - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法に関し、特に、複数のチューナを有したデジタル放送受信装置においてフルセグ受信率の低下を防止することが可能なデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法に関する。
近年、テレビ放送はアナログ放送から、高画質・高音質な出力が可能であるとともに各種データの多重等が可能なデジタル放送に移行してきている。地上デジタル放送では、変調方式として移動体にも対応可能なOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が使用されており、据え置き型の装置だけでなく車載用の地上デジタル放送の受信装置も開発されてきている。
地上デジタル放送では、地上アナログ放送と同様に、地域ごとに放送局が存在し、チャンネル配置が地域ごとに異なっている。そのため、移動しながら放送を受信するときには県境等、放送地域をまたがって移動すると、受信していたチャンネルのままでは受信不可能になり、改めて選局することが必要となる。
このように電波受信状態の劣化は、車載用受信装置においては移動にともなってチャンネルの受信エリアから外れてしまうことにより発生する。
これに対し、例えば、特許文献1には、放送電波の受信状態が悪くなった場合に、同じ放送局の送信局周波数のみをスキャンすることにより他の送信局から放送電波を受信して同じ番組を継続して視聴する技術が記載されている。
また、特許文献2には、2つのチューナを備え、放送エリアの境界を越えて第1のチューナの受信レベルが低下したとき、第2のチューナが自動的にチャンネルスキャンを行い、受信可能な番組の情報を取得する技術が記載されている。
特開2007−259053号公報 特開2009−088824号公報
上記したように、県境など、受信エリアからはずれたときに、放送電波をスキャンして受信している放送が途切れないようにすることが行われている。
また、地上デジタル放送は6MHzの帯域幅を13個のセグメントに分割し、そのうちの1セグメント(ワンセグという)を携帯機器向けの放送に割り当てられている。12セグメントを用いるフルセグメント(フルセグという)地上デジタル放送受信機では高画質の放送が受信できるが、移動体で使用する場合、受信する電波の状態によって、フルセグ放送が受信できないときにはワンセグに切り替えて放送するようにしている。
近年、移動体においてもこのようなデジタルのフルセグ放送を安定して広範囲で受信可能にするように、4チューナ4アンテナの放送受信機が採用されるようになってきている。
しかし、4チューナ4アンテナのうちの一つのチューナは、通常、上記したような放送電波のスキャン用として使用されており、3つのチューナを用いてデジタル放送を受信しているため、4つのチューナを用いるときに比べてフルセグ放送を受信するフルセグ受信率が低下してしまう。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、フルセグ受信率の低下を防止するとともに特定地点における受信可能な放送電波の検出を可能にするデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、地上波デジタル放送を受信する複数のチューナと、自車両の現在位置を検出する自車位置検出手段と、エリアワンセグ放送の送信地点が格納された記憶手段と、前記チューナ、自車位置検出手段及び記憶手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数のチューナのすべてを使用してデジタル放送を受信している状態で、前記自車両が前記エリアワンセグ放送の送信地点から所定の範囲内に進入したときに、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とするデジタル放送受信装置が提供される。
この形態に係るデジタル放送受信装置において、さらに、施設の情報を含む地図データが格納された地図データベースを備え、前記エリアワンセグ放送の送信地点は、前記地図データに含まれる施設の情報から求めるようにしてもよく、ユーザが指定したジャンルと、前記施設の情報に含まれるエリアワンセグ放送のジャンルとが一致する場合に、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するようにしてもよく、さらに、表示手段を備え、前記制御手段は、受信可能なエリアワンセグ放送の送信電波を検出したとき、当該送信電波の送信局を前記表示手段に出力し、再びすべての前記複数のチューナを使用してデジタル放送を受信するようにしてもよい。
また、この形態に係るデジタル放送受信装置において、前記制御手段は、前記複数のチューナのうち一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能であるとき、当該一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するようにしてもよく、前記制御手段は、前記自車両がデジタル放送の送信エリア境界付近であるとき、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて視聴中の放送が受信可能な放送電波を検出するようにしてもよく、前記制御手段は、前記エリアワンセグの視聴可能領域から自車両が外れたとき、エリアワンセグ放送の視聴の直前に視聴していたデジタル放送を出力するようにしてもよい。
また、本発明の他の形態によれば、地上波デジタル放送を受信する複数のチューナを備えた車両に搭載された地上波デジタル放送受信装置におけるデジタル放送受信方法であって、エリアワンセグ放送の送信地点を取得するステップと、自車両の現在位置を取得するステップと、前記自車両の現在位置が前記エリアワンセグ放送の送信地点から所定の範囲内に進入したときに、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するステップと、を有することを特徴とするデジタル放送受信方法が提供される。
この形態に係るデジタル放送受信方法において、前記エリアワンセグ放送の送信地点は、前記地図データに含まれる施設の情報から求めるようにしてもよく、ユーザが指定したジャンルと、前記施設の情報に含まれるエリアワンセグ放送のジャンルとが一致する場合に、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するようにしてもよい。
また、この形態に係るデジタル放送受信方法において、前記受信可能な放送電波を検出するステップでは、受信可能なエリアワンセグ放送の放送電波を検出したとき、当該放送電波の送信局を表示手段に出力し、当該受信可能な放送電波を検出するステップの後に、再びすべての前記複数のチューナを使用してデジタル放送を受信するステップと、を有するようにしてもよく、前記受信可能な放送電波を検出するステップは、前記複数のチューナのうちから一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能か否かを判定するステップと、前記フルセグ受信が可能なとき、前記一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するステップと、を有するようにしてもよく、前記受信可能な放送電波を検出するステップでは、前記自車両がデジタル放送の送信エリア境界付近であるとき、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて視聴中の放送が受信可能な放送電波を検出するようにしてもよく、前記受信可能な放送電波を検出するステップの後に、前記エリアワンセグの視聴可能領域から自車両が外れたときに、エリアワンセグ放送の視聴の直前に視聴していたデジタル放送を出力するようにしてもよい。
本発明においては、複数のチューナを備えたデジタル放送受信装置において、高いフルセグ受信率を維持するためにすべてのチューナを使用している状態で、エリアワンセグ放送地域に近づいたときには、1つのチューナを放送電波の検出用に使用するようにしている。このように、通常はすべてのチューナを使用してデジタル放送を受信することによりフルセグ受信率の低下を防止することができる。
また、複数のチューナのうちの一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能であるときに、その除いた一つのチューナを用いて受信可能な放送電波の検出をするようにしている。これにより、エリアワンセグ放送の送信局を検出するときであっても、継続してフルセグ受信を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 エリアワンセグ放送の送信地点と自車位置との関係を示す図である。 エリアワンセグ放送受信要求メニューの一例を示す図である。 エリアワンセグ放送の送信電波検出処理の一例を示すフローチャートである。 受信状態悪化の場合の処理を含むエリアワンセグ放送の送信電波検出処理の一例を示すフローチャートである。 フルセグ優先判断処理を含むエリアワンセグ放送の送信電波検出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置100の構成を示すブロック図である。この図1に示すように、デジタル放送受信装置100は、アンテナ1a〜1dと、フロントエンド部18と、バックエンド(B/E)部5と、音声信号処理部19と、映像信号処理部20と、スピーカー11と、表示部12と、操作部14と、自車位置検出部16と、制御部13により構成されている。
フロントエンド部18は、チューナ2a〜2dと、OFDM復調部3a〜3dと、合成部4とで構成されている。
バックエンド部5は、TSデコーダ(不図示)と、MPEG(Moving Pictures Expert Group)オーディオデコーダ(不図示)と、MPEGビデオデコーダ(不図示)とにより構成されている。
音声信号処理部19は、オーディオDAC6と、電子ボリューム7と、音声増幅部8により構成されている。
映像信号処理部20は、ビデオDAC9と、ビデオプロセッサ10で構成されている。
本実施形態では、マルチチューナを対象とし、図1では4チューナ4アンテナの構成をしている。各アンテナ1a〜1d、チューナ2a〜2d、及びOFDM復調部3a〜3dはそれぞれ一つの系統で構成されている。
各チューナ2a〜2dは制御部13からの信号により指定された同一のチャンネルを選局し、各アンテナ1a〜1dを介して受信した放送信号を中間周波数信号IFに周波数変換し、A/Dコンバータ(不図示)を介してデジタル信号に変換する。デジタル変換された中間周波数信号IFは各OFDM復調部3a〜3dに入力される。
各OFDM復調部3a〜3dは、デジタル変換された中間周波数信号IFをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)復調し、各OFDM復調部3a〜3dで復調された信号は合成部4で受信電波の信号劣化が少ない部分を合成し、TS信号(受信情報と映像、音声、データ信号などの論理チャンネルが多重化された符号化信号)として出力する。
なお、各OFDM復調部3a〜3dは、変調信号のレベルや誤り率を検出して、これらの受信状態を示す情報(受信品質)を示す信号を制御部13に送出する。
また、合成部4では、例えばダイバーシティ受信技術を用い、各系統の受信信号に最大比合成技術などを適用して受信感度が向上するようにしている。
バックエンド部5に入力されたTS信号は、TSデコーダでデコードされて多重化された符号化信号から論理チャンネルを分離し、デコードされたビデオ信号はMPEGビデオデコーダで、また、デコードされたオーディオ信号はMPEGオーディオデコーダでそれぞれデコードされる。
オーディオ信号は、音声信号処理部19に入力され、オーディオDAC6でアナログ信号に変換された後、電子ボリューム7で音声信号の音質や音量を調整し、音声増幅部8で所定の音量に増幅してスピーカー11に供給する。
ビデオ信号は、映像信号処理部20に入力され、ビデオDAC9でアナログ信号に変換された後、ビデオプロセッサ10で映像信号を生成し、映像信号に基づいて表示部12に表示する。
操作部14には、デジタル放送受信装置100の操作に必要な操作ボタン等が設けられている。表示部12は、例えば液晶表示装置(LCD)で構成され、受信したデジタル放送の映像を表示する。また、種々の指示を入力するメニュー画面を表示する。表示部にタッチパネルを設け、ユーザからの指示を入力する場合には、操作部14として機能する。
記憶部15は、ハードディスクや半導体メモリで構成され、後述するように、エリアワンセグ放送を行っている地点の情報や、ユーザがエリアワンセグを視聴するか否かを示す情報等が保存される。
自車位置検出部16は、GPS装置16aと自立航法センサ16bが含まれている。GPS装置16aは、複数のGPS衛星から送られてくるGPS信号を受信して、車両の現在位置の経度、緯度等のGPSデータを生成して出力する。また、自立航法センサ16bは、車両回転角度を検出するジャイロ等の角度センサと、一定の走行距離毎にパルスを発生する走行距離センサとにより構成されている。
制御部13は、操作部14からの信号に応じてチューナ2a〜2dで受信するチャンネルを設定したり、バックエンド部5、音声信号処理部19、映像信号処理部20を制御する。
また、制御部13は、本実施形態に係る機能として、自車位置検出部16から取得した自車位置に応じて、一つのチューナを用いてエリアワンセグ放送の送信局を検出したり、デジタル放送の受信状況を検知して受信可能な送信局を検出したりする制御を行う。
このように構成されたデジタル放送受信装置100において、自車両がエリアワンセグの放送地点に近づいたとき、デジタル放送を受信していた複数のチューナのうちの1つのチューナを、エリアワンセグ放送の送信電波の検出用に使用する。エリアワンセグ放送の送信電波の検出が終了すれば、再びすべてのチューナをデジタル放送受信のために使用するとともに、エリアワンセグ放送の送信電波の情報を出力する。
以下に、このエリアワンセグ放送の送信電波検出処理について図2から図6を参照しながら説明する。
図2は、エリアワンセグ放送の送信地点と自車位置との関係を示した模式図である。図2では、エリアワンセグ放送を送信しているイベント会場等の送信地点P、及び、送信地点Pの放送を受信可能な放送地点Pから所定の第1の距離の範囲AR1と、第1の距離よりも遠い所定の第2の距離の範囲AR2を示している。また、送信地点Pの受信可能地域(AR1,AR2)を通る道路24を示している。
自車位置25aの自車両は、複数のチューナのすべてを使用してデジタル放送をフルセグ受信しているものとする。この状態で、自車両が自車位置25bに進行し、エリアワンセグの送信地点Pから所定の範囲AR2に進入したときに、複数のチューナのうちの一つのチューナを受信可能な放送電波を検出するために使用する。
ただし、エリアワンセグ放送の受信を希望していない場合には、車両がエリアワンセグ放送の地点に近づいたとしても、エリアワンセグ放送の送信電波の検出は行わず、継続してフルセグ受信状態のデジタル放送を受信する。
エリアワンセグ放送の送信地点は、地図データベース(不図示)に格納された施設の情報を含む地図データを基に取得したり、エリアワンセグ放送の情報を提供している種々のホームページからネットを介して取得し、予め、記憶部15にその情報を格納しておく。
地図データを基に取得する場合は、施設の情報にエリアワンセグ放送が行われる旨の情報が含まれているときには、その情報を基に抽出する。また、エリアワンセグ放送が行われると予測される施設、例えば、美術館、博物館、イベントが開催される施設などをエリアワンセグが放送される地点とみなし、記憶部15に格納してもよい。
なお、この地図データからの抽出処理は、誘導経路が探索された場合にはその誘導経路に沿った所定の範囲内に存在する施設を検索して記憶部15に格納するようにしてもよい。
また、エリアワンセグ放送地点の検出は、エリアワンセグ放送の視聴要求があったときに行うようにしてもよいし、定期的にそれらの情報を取得して記憶部15に格納するようにしてもよい。
図3は、表示部12に表示される、エリアワンセグ放送の視聴に関するメニュー画面の一例を示している。図3(a)は、エリアワンセグ放送の受信を希望するか否かを指定するエリアワンセグ視聴要求メニュー31の一例を示している。エリアワンセグ視聴要求メニュー31で「はい」ボタン32が選択されたとき、デジタル放送視聴モードをエリアワンセグ視聴モードに設定し、「いいえ」ボタン33が選択されたときは、デジタル放送視聴モードをエリアワンセグ非視聴モードに設定する。これらの視聴モードは記憶部15に格納しておく。
エリアワンセグ放送の視聴が要求された場合であっても、ユーザの好みに合わないエリアワンセグが検出された場合にはユーザにとっては不要であるだけでなく、検出のために一つのチューナを使用することでフルセグ受信率が低下してしまう。
そこで、図3(b)に示したように、ユーザの好みのジャンルを指定するようにして、そのジャンルのエリアワンセグ放送だけを検出するようにしている。図3(b)は、エリアワンセグ放送の視聴ジャンル選択メニュー34の一例である。ジャンルを指定することにより、希望するジャンルのエリアワンセグ放送を検出するようにする。図3(b)では、選択ジャンル36の一例として、音楽、スポーツ等があり、チェックボックス35にチェックすることによりユーザの好みのジャンルを指定する。
例えば、選択ジャンル36の一つの「美術」が選択されたとき、記憶部15に選択ジャンル「美術」を格納し、エリアワンセグ放送が行われる施設のうち、「美術館」又は「博物館」等の美術に関連する施設を抽出する。
本実施形態では、基本的にエリアワンセグ放送の受信要求があったときに、車両がエリアワンセグ放送地点に近づいたとき、複数のチューナのうちの一つのチューナを送信電波の検出用に使用するが、エリアワンセグ放送よりもフルセグ受信状態を維持したい場合も考えられる。
図3(c)は、フルセグ視聴を優先するか否かを指定するメニュー画面37の一例を示している。フルセグ視聴が優先されるときは、エリアワンセグ放送を行っている地点から所定範囲内に車両が進入したとき、一つのチューナを除いてもフルセグ受信が可能であれば、その一つのチューナを放送電波の検出用に使用して送信局を検出し、フルセグ受信ができなくなってしまう場合には、エリアワンセグ地点により近い範囲に車両が進入するまでエリアワンセグ放送の送信局の検出を行わないようにする。
次に、デジタル放送受信装置100の制御部13が行うエリアワンセグ放送の送信電波検出処理について図4のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本処理においては、複数のチューナのすべてを使用してデジタル放送を受信して視聴しているものとする。また、エリアワンセグ放送が行われている地点の情報は、予め記憶部15に格納されているものとする。
まず、図4のステップS11において、デジタル放送視聴モードを取得する。デジタル放送視聴モードは、エリアワンセグ放送を視聴するか否かを示すモードである。エリアワンセグ放送を受信するか否かを予めユーザに問い合わせて記憶部15に設定された情報を抽出する。なお、モードが設定されていない場合は、エリアワンセグ視聴モードとする。
次に、ステップS12において、エリアワンセグ放送の視聴要求があったか否かを判定する。視聴要求がある場合はステップS13に移行し、視聴要求がない場合は本処理は終了する。
次に、ステップS13において、エリアワンセグが放送されている地点を取得する。このエリアワンセグが放送されている地点は、地図データベースの情報や、情報センターなどから取得したイベントなどに関する情報を基に予め格納された記憶部15から抽出する。誘導経路が探索されているときは、その誘導経路沿いの所定の範囲に含まれる施設を抽出するようにしてもよい。
次のステップS14において、車両の現在位置を取得する。自車位置は、GPS装置16aによって受信したGPS信号を基に絶対位置を取得したり、自立航法センサ16bからの信号を基に検出する。
次のステップS15において、車両の現在位置がエリアワンセグ放送地点の所定の範囲内か否かを判定する。所定の範囲内になるまでステップS14に戻り、現在位置の検出を継続し、所定の範囲内に位置すると判定されればステップS16に移行する。
次のステップS16において、複数のチューナのうち1つのチューナを用いてエリアワンセグ放送を送信している送信局の検出を開始する。そして、送信局の検出に使用しているチューナ以外の複数のチューナを使用してデジタル放送を継続して受信する。送信周波数は、エリアワンセグに対応した範囲の周波数でスキャンして電界強度を検出し放送中か否かを検出する。送信局が検出されたときは、その送信局の情報を記憶部15に格納する。
この送信局の検出に使用する一つのチューナは、いずれのチューナでもよい。また、一つのチューナを除いて他のチューナを用いてデジタル放送を受信したとき、フルセグ受信が可能であれば、その除いた一つのチューナを検出用に使用するようにしてもよい。
なお、予めユーザの好みのジャンルが指定されている場合には、取得したエリアワンセグ放送の内容(ジャンル)を解析し、ユーザの好みにマッチしたエリアワンセグ放送の送信局が検出されたとき、その送信局の情報を記憶部15に格納する。
また、エリアワンセグ放送の送信局を検出している間は、すべてのチューナを使用してデジタル放送の受信を行うことができないため、フルセグ受信ができない場合もある。検出開始とともにフルセグ放送が受信できず、いきなりワンセグ放送に切り替わることでユーザに違和感を与えないように、エリアワンセグ地点に近づいたこと及び受信可能なエリアワンセグ放送の送信局の検出をしていることを表示画面に出力して通知するようにしてもよい。
次のステップS17において、検出が終了したか否かを判定する。検出が終了したときはステップS18に移行する。検出の終了とは、エリアワンセグ放送の送信周波数が検出されて終了する場合と、エリアワンセグ放送の送信周波数が検出されずに終了する場合とがある。エリアワンセグ放送の送信周波数が検出されない場合は、エリアワンセグ放送が行われる予定の地点ではあるが、その放送がされない日であったり、すでにその放送が終了している場合がある。
次のステップS18において、すべてのチューナを用いて視聴中のデジタル放送を再び受信する。
次のステップS19において、受信可能なエリアワンセグの送信局を記憶部15から抽出して出力画面に表示する。また、受信可能なエリアワンセグ放送が存在しないときは、その旨を表示する。この表示される送信局を選択可能にし、選択された場合にはそのエリアワンセグを受信して出力する。
その後、車両がエリアワンセグの放送領域から外れるときは、その旨を出力し、エリアワンセグ放送受信前に視聴していたデジタル放送の受信を再開する。
なお、ステップS16において、ユーザが指定したジャンル以外の場合も、送信局を検出してその送信局の情報を記憶部15に格納し、ステップS19でその送信局を表示するようにしてもよい。ただし、この場合には、ユーザの指定したジャンルとは異なることを併せて表示し、選択はユーザに委ねるようにする。
以上説明したように、本実施形態のデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法では、通常は複数のチューナを使用してデジタル放送を受信し、特定の地点(エリアワンセグ放送が行われている地点)に近づいたときにのみ複数のチューナのうちの一つのチューナを用いてエリアワンセグ等の放送局の検出を行うようにしている。これにより、フルセグ受信率の低下を防止することができる。
また、エリアワンセグの視聴要求がある場合であっても、放送内容をユーザの好みに応じたエリアワンセグの放送地点だけを検出するため、すべてのチューナを使用した高いフルセグ受信率を維持することが可能となる。
また、複数のチューナのうちの一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能であるときに、その除いた一つのチューナを用いて受信可能な放送電波の検出をするようにしている。これにより、エリアワンセグ放送の送信局を検出するときであっても、継続してフルセグ受信を行うことが可能となる。
次に、デジタル放送受信装置100の制御部13が行うデジタル放送の受信状態が悪化した場合の処理を含めたエリアワンセグ放送の送信電波検出処理について図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本処理においては、複数のチューナのすべてを使用してデジタル放送を受信して視聴しているものとする。また、エリアワンセグ放送が行われている地点の情報は、予め記憶部15に格納されているものとする。
まず、図5のステップS21において、デジタル放送視聴モードを取得する。デジタル放送視聴モードは、エリアワンセグ放送を視聴するか否かを示すモードである。エリアワンセグ放送を受信するか否かを予めユーザに問い合わせて記憶部15に設定された情報を抽出する。なお、モードが設定されていない場合は、エリアワンセグ視聴モードとする。
次に、ステップS22において、エリアワンセグ放送の視聴要求があったか否かを判定する。視聴要求がある場合はステップS23に移行し、視聴要求がない場合は本処理は終了する。
次に、ステップS23において、エリアワンセグが放送されている地点を取得する。このエリアワンセグが放送されている地点は、地図データベースの情報や、情報センターなどから取得したイベントなどに関する情報を基に予め格納された記憶部15から抽出する。誘導経路が探索されているときは、その誘導経路沿いの所定の範囲に含まれる施設を抽出するようにしてもよい。
次のステップS24において、車両の現在位置を取得する。自車位置は、GPS装置16aによって受信したGPS信号を基に絶対位置を取得したり、自立航法センサ16bからの信号を基に検出する。
次のステップS25において、デジタル放送の受信状態を取得する。制御部13は、フロントエンド部18又はバックエンド部5から受信品質を受け取る。例えば、受信品質の指標として電界強度を採用しているときは、各チューナから受信電界強度を取得して記憶部15に格納し、ビットエラーレートを採用しているときは、バックエンド部5からその情報を取得し、記憶部15に格納する。
受信状態の指標としては、他に、C/N比(搬送波電力対雑音電力比)やS/N比(信号電力対雑音電力比)等の情報を用いてもよい。
次のステップS26において、車両の現在位置がエリアワンセグ放送地点の所定の範囲内か否かを判定する。所定の範囲内に位置すると判定されたときはステップS28に移行し、所定の範囲でないと判定されたときは、ステップS27に移行する。
ステップS27では、デジタル放送の受信状態が悪化しているか否かを判定する。デジタル放送の受信状態はステップS25で取得し記憶部15に格納されたデータを基に判定する。例えば、受信品質としてチューナから取得する電界強度を採用している場合には、複数のチューナのうちのいずれかのチューナの受信電界強度が予め定めた所定の電界強度以下のとき、受信品質が劣化していると判定する。また、ビットエラーレートを受信品質の指標としている場合は、ビットエラーレートが所定の値以下のとき受信品質が劣化していると判定する。
受信状態が悪化しているときはステップS28に移行し、悪化していないときは、ステップS24に移行してすべてのチューナを使用したデジタル放送を受信しながら本処理を継続する。
次のステップS28において、複数のチューナのうち1つのチューナを用いてエリアワンセグ放送を放送している送信局の検出を開始する。そして、送信局の検出に使用しているチューナ以外の複数のチューナを使用してデジタル放送を継続して受信する。
また、デジタル放送の受信状態が悪化することにより本ステップに移行した場合には、エリアワンセグの送信局だけではなく、そのときに視聴している放送と同一の放送を送信している送信局の電波を検出する。送信局が検出されたときは、その送信局の情報を記憶部15に格納する。
このエリアワンセグ放送の送信局を検出する際に、エリアワンセグ地点に近づいたこと及び受信可能なエリアワンセグ放送局の検出をしていることを表示画面に出力して通知するようにしてもよい。また、県境等の送信エリア境界付近の場合は、その旨を表示画面に出力して通知するようにしてもよい。
次のステップS29において、検出が終了したか否かを判定する。検出が終了したときはステップS30に移行する。検出の終了とは、エリアワンセグ放送の送信周波数や視聴している放送と同一の放送の送信周波数が検出されて終了する場合と、それらの送信周波数が検出されずに終了する場合とがある。
次のステップS30において、すべてのチューナを用いて視聴中のデジタル放送を再び受信する。
次のステップS31において、受信可能な放送局を記憶部15から抽出して出力画面に表示する。この表示は、視聴中の表示画面の一部に表示するようにしてもよいし、画面全体に表示するようにしてもよい。この表示される放送局を選択可能にし、選択されたエリアワンセグを受信して出力する。
その後、車両がエリアワンセグの放送領域から外れるときは、その旨を出力し、エリアワンセグ放送受信前に視聴していたデジタル放送の受信を再開する。
以上図5のフローチャートを用いて説明したように、本実施形態のデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法では、通常は複数のチューナを使用してデジタル放送を受信し、エリアワンセグ放送が行われている特定の地点に近づいたときにのみ複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて送信局の検出をするだけでなく、受信状態が悪化した場合にはそれまで視聴していた放送と同一の放送を送信する送信局を検出するようにしている。このように、県境等の送信エリアの境界に車両が進行したときにのみ複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて送信局を検出するため、通常のデジタル放送のフルセグ受信率の低下を防止することができる。
次に、デジタル放送受信装置100の制御部13が行うフルセグ優先判断を含むエリアワンセグ放送の送信電波検出処理について図6のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本処理においては、複数のチューナのすべてを使用してデジタル放送を受信して視聴しているものとする。また、エリアワンセグ放送が行われている地点の情報は、予め記憶部15に格納されているものとする。また、エリアワンセグ放送を視聴するか否かを示すデジタル放送視聴モードは予めユーザがメニュー画面から指定し、そのモードが記憶部15に格納されているものとする。また、フルセグ視聴を優先するか否かの情報も記憶部15に格納されているものとする。
まず、図6のステップS41において、デジタル放送視聴モードを記憶部15から取得する。
次のステップS42において、エリアワンセグ放送の視聴要求があったか否かを判定する。視聴要求がある場合はステップS43に移行し、視聴要求がない場合、本処理は終了する。
次のステップS43において、エリアワンセグが放送されている地点を取得する。エリアワンセグが放送されている地点は、記憶部15から抽出する。誘導経路が探索されているときは、その誘導経路沿いの所定の範囲に含まれる施設を抽出するようにしてもよい。
次のステップS44において、フルセグ受信優先要求があったか否かを判定する。フルセグ受信優先とは、エリアワンセグ放送を受信可能な領域に進入した場合であっても、そのときに視聴しているデジタル放送をフルセグの状態で視聴することを優先するものである。すなわち、図2に示したように所定の範囲を、送信局からの距離が近い第1の所定の範囲AR1と、第1の所定の範囲より送信地点Pからの距離が遠い第2の所定の範囲AR2に分け、第1の範囲内に進入するまではデジタル放送の受信状態に応じてエリアワンセグ放送の放送局の検出を行うか否かを決定する。
フルセグ受信優先要求があった場合は、ステップS47に移行し、フルセグ受信優先要求がなかった場合は、ステップS45に移行する。
次のステップS45において、車両の現在位置を取得する。自車位置は、GPS装置16aによって受信したGPS信号を基に絶対位置を取得したり、自立航法センサ16bからの信号を基に検出する。
次のステップS46において、現在位置がエリアワンセグ放送地点の第2の所定の範囲AR2内か否かを判定する。第2の所定の範囲AR2内に進入するまで待機し、第2の所定の範囲AR2内に進入したときはステップS50に移行する。
一方、ステップS44において、フルセグ受信優先要求があった場合に移行するステップS47では、ステップS45と同様に車両の現在位置を取得する。
次のステップS48において、現在位置がエリアワンセグ放送地点の第2の所定の範囲AR2内であって、かつ、フルセグ受信が可能か否かを判定する。フルセグ受信が可能か否かは、チューナの電界強度を取得し、所定の電界強度以上であればフルセグ受信可能とする。特に、本処理では、複数のチューナのうちの一つのチューナを除いたとき、他のチューナによる電界強度を検出してその電界強度をもとにフルセグ受信可能か否かを判断する。
これらの条件を満たしたときはステップS50に移行し、条件を満たしていないときはステップS49に移行する。
次のステップS49において、現在位置がエリアワンセグ放送地点の第1の所定の範囲AR1内か否かを判定する。第1の所定の範囲AR1内でないときはステップS47に戻り処理を継続し、第1の所定の範囲AR1内のときはステップS50に移行する。
次のステップS50の特定地点の放送局取得処理は、図4のステップS16からステップS19までの処理と同様である。
その後、車両がエリアワンセグの放送領域から外れるときは、その旨を出力し、エリアワンセグ放送受信前に視聴していたデジタル放送の受信を再開する。
以上図6のフローチャートを用いて説明したように、本実施形態のデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法においては、エリアワンセグ放送の送信地点から所定の範囲を近い範囲と遠い範囲のように段階的に規定し、車両が遠い範囲に進入したときには、一つのチューナを除いた他のチューナによりフルセグ受信が可能なときに、除いた一つのチューナを用いてエリアワンセグ放送の送信局の検出をするようにし、近い範囲に車両が進入したときには、フルセグ受信が可能か否かにかかわらず、一つのチューナを用いてエリアワンセグ放送の送信局を検出するようにしている。
これにより、フルセグ受信状態を長時間維持することができ、フルセグ受信率の低下を防止することが可能となる。
100…デジタル放送受信装置、
1a〜1d…アンテナ、
2a〜2d…チューナ、
3a〜3d…OFDM復調部、
4…合成部、
5…バックエンド部、
11…スピーカー、
12…表示部、
13…制御部、
14…操作部、
15…記憶部、
16…GPS装置、
17…自立航法センサ。

Claims (18)

  1. 地上波デジタル放送を受信する複数のチューナと、
    自車両の現在位置を検出する自車位置検出手段と、
    エリアワンセグ放送の送信地点が格納された記憶手段と、
    前記チューナ、自車位置検出手段及び記憶手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記複数のチューナのすべてを使用してデジタル放送を受信している状態で、前記自車両が前記エリアワンセグ放送の送信地点から所定の範囲内に進入したときに、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. さらに、施設の情報を含む地図データが格納された地図データベースを備え、
    前記エリアワンセグ放送の送信地点は、前記地図データに含まれる施設の情報から求めることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. ユーザが指定したジャンルと、前記施設の情報に含まれるエリアワンセグ放送のジャンルとが一致する場合に、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. さらに、表示手段を備え、
    前記制御手段は、受信可能なエリアワンセグ放送の放送電波を検出したとき、当該放送電波の送信局を前記表示手段に出力し、再びすべての前記複数のチューナを使用してデジタル放送を受信することを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数のチューナのうち一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能であるとき、当該一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記制御手段は、前記自車両がデジタル放送の送信エリア境界付近であるとき、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて視聴中の放送が受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  7. 前記所定の範囲は、第1の所定の範囲と、前記エリアワンセグ放送の送信地点からの距離が前記第1の所定の範囲よりも遠い第2の所定の範囲とを有し、
    前記制御手段は、前記自車両が前記第2の所定の範囲に進入し、かつ、一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能であるとき、前記複数のチューナ のうち当該一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記制御手段は、前記自車両が前記第1の所定の範囲に進入したとき、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項7に記載のデジタル放送受信装置。
  9. 前記制御手段は、前記エリアワンセグの視聴可能領域から自車両が外れたとき、エリアワンセグ放送の視聴の直前に視聴していたデジタル放送を出力することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  10. 地上波デジタル放送を受信する複数のチューナを備えた車両に搭載された地上波デジタル放送受信装置におけるデジタル放送受信方法であって、
    エリアワンセグ放送の送信地点を取得するステップと、
    自車両の現在位置を取得するステップと、
    前記自車両の現在位置が前記エリアワンセグ放送の送信地点から所定の範囲内に進入したときに、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するステップと、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信方法。
  11. 前記エリアワンセグ放送の送信地点は、前記地図データに含まれる施設の情報から求めることを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信方法。
  12. ユーザが指定したジャンルと、前記施設の情報に含まれるエリアワンセグ放送のジャンルとが一致する場合に、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項11に記載のデジタル放送受信方法。
  13. 前記受信可能な放送電波を検出するステップでは、受信可能なエリアワンセグ放送の送信電波を検出したとき、当該送信電波の送信局を表示手段に出力し、
    当該受信可能な放送電波を検出するステップの後に、再びすべての前記複数のチューナを使用してデジタル放送を受信するステップと、
    を有することを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信方法。
  14. 前記受信可能な放送電波を検出するステップは、
    前記複数のチューナのうちから一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能か否かを判定するステップと、
    前記フルセグ受信が可能なとき、前記一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するステップと、
    を有することを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信方法。
  15. 前記受信可能な放送電波を検出するステップでは、
    前記自車両がデジタル放送の送信エリア境界付近であるとき、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて視聴中の放送が受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信方法。
  16. 前記所定の範囲は、第1の所定の範囲と、前記エリアワンセグ放送の送信地点からの距離が前記第1の所定の範囲よりも遠い第2の所定の範囲とを有し、
    前記受信可能な放送電波を検出するステップは、
    前記自車両が前記第2の所定の範囲に進入したとき、一つのチューナを除いたチューナでフルセグ受信が可能か否かを判定するステップと、
    前記フルセグ受信が可能なとき、前記複数のチューナのうちの前記一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出するステップと、
    を有することを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信方法。
  17. 前記受信可能な放送電波を検出するステップでは、
    前記自車両が前記第1の範囲に進入したとき、前記複数のチューナのうちの一つのチューナを用いて受信可能な放送電波を検出することを特徴とする請求項16に記載のデジタル放送受信方法。
  18. 前記受信可能な放送電波を検出するステップの後に、前記エリアワンセグの視聴可能領域から自車両が外れたときに、エリアワンセグ放送の視聴の直前に視聴していたデジタル放送を出力することを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信方法。
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