JP5334173B2 - Data transfer system and retry control method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、データ転送システム及び、該システムにおけるリトライ制御方法に関する。 The present invention relates to a data transfer system and a retry control method in the system.
下記特許文献1には、第1のバスと第2のバスとの間にデータバッファ部が接続されたデータ転送システムが開示されている。第1のバスからデータバッファ部のバッファメモリにデータを書き込み、バッファメモリからそのデータを読み出して第2のバスに送信することにより、第1のバスから第2のバスへデータが転送される。第2のバスからのリトライ要求が発生した場合には、データバッファ部内で保持しておいたそのデータをバッファメモリに再び書き込むことにより、そのデータがバッファメモリから再び読み出されて第2のバスに送信される。
また、下記特許文献2には、高速バスと低速バスとの間にバスブリッジが接続されたデータ転送システムが開示されている。低速バスがビジー状態の時に高速バスから低速バスへのリードアクセス要求が発生した場合には、バスブリッジは、高速バスのマスタ機器に対してリトライ要求を送出するとともに、アクセスアドレスを記憶する。そして、低速バスのビジー状態が解消されると、バスブリッジは低速バスの機器に対してアクセスアドレスを書き込み、高速バスのマスタ機器はリトライ時に一度のアクセスでリード動作を実行する。 Patent Document 2 below discloses a data transfer system in which a bus bridge is connected between a high-speed bus and a low-speed bus. If a read access request from the high-speed bus to the low-speed bus occurs when the low-speed bus is busy, the bus bridge sends a retry request to the master device of the high-speed bus and stores the access address. When the busy state of the low-speed bus is resolved, the bus bridge writes an access address to the low-speed bus device, and the master device of the high-speed bus executes a read operation with one access at the time of retry.
また、下記特許文献3には、リトライ処理を実行可能なライブラリ装置が開示されている。リトライ処理が不成功である場合、計測手段は、そのリトライ処理に要した時間(実質リトライ動作時間)を計測する。また、比較手段は、その実質リトライ動作時間と所定のリトライ総和時間とを比較する。そして、実質リトライ動作時間がリトライ総和時間以下である場合にはリトライ処理が続行され、一方、実質リトライ動作時間がリトライ総和時間より大きい場合には、上位装置に対してタイムアウトが通知される。 Patent Document 3 below discloses a library apparatus capable of executing a retry process. If the retry process is unsuccessful, the measuring means measures the time required for the retry process (actual retry operation time). The comparison means compares the substantial retry operation time with a predetermined total retry time. When the actual retry operation time is equal to or less than the total retry time, the retry process is continued. On the other hand, when the actual retry operation time is larger than the total retry time, a timeout is notified to the host device.
上記特許文献1〜3に開示されているように、何らかの処理が不成功である場合にその処理のリトライ処理を実行する制御は広く知られている。しかしながら、リトライ処理を実行すると、本来の処理(リトライ処理ではない通常の処理)を実行するための時間がリトライ処理によって削減される。従って、リトライ処理の頻度が多くなると削減される時間も多くなるため、本来の処理に関する性能の低下を引き起こす。
As disclosed in the
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、リトライ処理の発生頻度を低減することによって性能の低下を抑制することが可能な、データ転送システム及び該システムにおけるリトライ制御方法を得ることを目的とするものである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and to obtain a data transfer system and a retry control method in the system capable of suppressing a decrease in performance by reducing the frequency of occurrence of retry processing. It is the purpose.
本発明に係るデータ転送システムは、第1のデータ処理装置と、前記第1のデータ処理
装置から送信されたデータを受信する第2のデータ処理装置とを備え、前記第1のデータ処理装置は、送信すべきデータを格納する送信バッファと、前記送信バッファからのデータの読み出しを制御する読み出し制御部とを有し、前記第2のデータ処理装置は、受信したデータを格納する受信バッファと、前記受信バッファがビジー状態であることによりデータを受信できない場合に、前記第1のデータ処理装置に対してデータ送信のリトライを要求する、リトライ制御部とを有し、前記読み出し制御部は、リトライ要求の発生間隔に応じた基準時間を求め、当該基準時間に基づいて前記送信バッファからのデータの読み出しを制御することを特徴とするものである。
A data transfer system according to the present invention includes a first data processing device and a second data processing device that receives data transmitted from the first data processing device, and the first data processing device includes: A transmission buffer for storing data to be transmitted; and a read control unit for controlling reading of data from the transmission buffer; the second data processing device includes a reception buffer for storing received data; A retry control unit that requests the first data processing device to retry data transmission when data cannot be received because the reception buffer is busy, and the read control unit A reference time corresponding to a request generation interval is obtained, and reading of data from the transmission buffer is controlled based on the reference time. Than is.
また、本発明に係るリトライ制御方法は、(A)第1のデータ処理装置が有する送信バッファに格納されているデータを読み出して第2のデータ処理装置に送信するステップと、(B)前記第2のデータ処理装置が有する受信バッファがビジー状態であることによりデータを受信できない場合に、前記第2のデータ処理装置から前記第1のデータ処理装置に対してデータ送信のリトライを要求するステップと、(C)リトライ要求の発生間隔に応じた基準時間を求めるステップと、(D)前記基準時間に基づいて前記送信バッファからのデータの読み出しを制御するステップとを備えることを特徴とするものである。 In the retry control method according to the present invention, (A) a step of reading data stored in a transmission buffer included in the first data processing device and transmitting the data to a second data processing device; Requesting data transmission retry from the second data processing device to the first data processing device when data cannot be received because the reception buffer of the second data processing device is busy; , (C) obtaining a reference time corresponding to the generation interval of retry requests, and (D) controlling the reading of data from the transmission buffer based on the reference time. is there.
本発明によれば、リトライ処理の発生頻度を低減することによって性能の低下を抑制することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to suppress a decrease in performance by reducing the frequency of retry processing.
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In addition, the element which attached | subjected the same code | symbol in different drawing shall show the same or corresponding element.
図1,2は、本発明の実施の形態に係るデータ転送システムの構成を示すブロック図である。図1,2に示すように、本実施の形態に係るデータ転送システムは、LSI等のデータ処理装置1,2と、これらを接続する配線10,20とを備えて構成されている。配線10は、データ処理装置1の出力端子151とデータ処理装置2の入力端子252とを接続する。配線20は、データ処理装置2の出力端子251とデータ処理装置1の入力端子152とを接続する。
1 and 2 are block diagrams showing the configuration of the data transfer system according to the embodiment of the present invention. As shown in FIGS. 1 and 2, the data transfer system according to the present embodiment includes
図1の接続関係で示すように、データ処理装置1は、送信データ保持手段100、リトライバッファ101、セレクタ102、送信同期化バッファ103、送信ビジー制御手段104、リトライ要求検出手段105、判定手段106、リトライ回数保持手段107、リトライ間隔保持手段108、タイマ109、リード制御手段110、受信同期化バッファ111、受信ビジー制御手段112、リトライ要求生成手段113、リトライ実行手段114、及び受信データ保持手段115を備えて構成されている。また、図1において破線で示すように、データ処理装置1は、所定の周波数のクロックCLK1に基づいて動作するクロックドメイン(以下「CLK1ドメイン」と称す)と、それとは異なる周波数のクロックCLK2に基づいて動作するクロックドメイン(以下「CLK2ドメイン」と称す)とに分割されている。
As shown in the connection relationship of FIG. 1, the
送信データ保持手段100は、送信すべきデータを保持し、送信ビジー制御手段104
からデータ抑止要求を受けていない場合に、保持しているデータを出力する。リトライバッファ101は、送信データ保持手段100から入力されたデータを保持し、リトライ実行手段114からリトライ実行要求を受けた場合に、保持しているデータを出力する。セレクタ102は、送信データ保持手段100からの出力データ、リトライバッファ101からの出力データ、及びリトライ要求生成手段113からの出力データのうち、一つを選択して出力する。
Transmission data holding means 100 holds data to be transmitted, and transmission busy control means 104.
If the data suppression request is not received from, the stored data is output. The
送信同期化バッファ103は、セレクタ102から入力されたデータを格納し、CLK1ドメインからCLK2ドメインへの同期化を行った後に、リード制御手段110からのリード要求に基づいてデータを読み出して出力する。送信ビジー制御手段104は、送信同期化バッファ103のビジー管理を行う。送信同期化バッファ103から出力されたデータは、出力端子151及び配線10を介して、データ処理装置2に向けて送信される。つまり、送信同期化バッファ103は、データ処理装置2に向けて送信すべきデータを格納する送信バッファとして機能する。
The
リトライ要求検出手段105は、データ処理装置2から配線20及び入力端子152を介して受信したリトライ要求を検出する。リトライ回数保持手段107は、リトライ要求検出手段105がリトライ要求を検出すると、自身のカウンタをインクリメントし、そのカウンタの値を保持する。リトライ間隔保持手段108は、リトライ要求検出手段105がリトライ要求を検出すると、その検出時点でのタイマ109の値を保持する。リード制御手段110は、リトライ回数保持手段107及びリトライ間隔保持手段108がそれぞれ保持している値に基づいて、送信同期化バッファ103のリード制御を行う。つまり、リード制御手段110は、送信同期化バッファ103からのデータの読み出しを制御する読み出し制御部として機能する。
The retry
判定手段106は、データ処理装置2から配線20及び入力端子152を介して受信したデータと、受信ビジー制御手段112の出力とに基づいて、受信同期化バッファ111にデータを格納可能か否か判定する。そして、受信同期化バッファ111がビジー状態であると判定した場合には、データに所定のビジーフラグを付加して出力する。一方、受信同期化バッファ111がビジー状態でないと判定した場合には、ビジーフラグを付加することなくデータを出力する。
The
受信同期化バッファ111は、判定手段106から入力されたデータを格納し、CLK2ドメインからCLK1ドメインへの同期化を行った後にデータを出力する。つまり、受信同期化バッファ111は、データ処理装置2から受信したデータを格納する受信バッファとして機能する。受信ビジー制御手段112は、受信同期化バッファ111のビジー管理を行う。リトライ要求生成手段113は、受信同期化バッファ111から出力されたデータにビジーフラグが付加されている場合に、データ処理装置2に対してそのデータの再送信を要求するためのリトライ要求を生成する。つまり、リトライ要求生成手段113は、データ処理装置2に対してデータ送信のリトライを要求するリトライ制御部として機能する。
The reception synchronization buffer 111 stores the data input from the
リトライ実行手段114は、受信同期化バッファ111の出力がリトライ要求である場合に、リトライバッファ101に対してリトライ処理の開始を要求する。受信データ保持手段115は、受信同期化バッファ111から出力されたデータのうち、リトライ要求や、ビジーフラグが付加されているデータを除く、通常のデータを格納する。
The
データ処理装置2は、データ処理装置1と同様の構成を有している。図2の接続関係で示すように、データ処理装置2は、送信データ保持手段200、リトライバッファ201、セレクタ202、送信同期化バッファ203、送信ビジー制御手段204、リトライ要
求検出手段205、判定手段206、リトライ回数保持手段207、リトライ間隔保持手段208、タイマ209、リード制御手段210、受信同期化バッファ211、受信ビジー制御手段212、リトライ要求生成手段213、リトライ実行手段214、及び受信データ保持手段215を備えて構成されている。また、図2において破線で示すように、データ処理装置2は、CLK1ドメインとCLK2ドメインとに分割されている。
The data processing device 2 has the same configuration as the
送信データ保持手段200は、送信すべきデータを保持し、送信ビジー制御手段204からデータ抑止要求を受けていない場合に、保持しているデータを出力する。リトライバッファ201は、送信データ保持手段200から入力されたデータを保持し、リトライ実行手段214からリトライ実行要求を受けた場合に、保持しているデータを出力する。セレクタ202は、送信データ保持手段200からの出力データ、リトライバッファ201からの出力データ、及びリトライ要求生成手段213からの出力データのうち、一つを選択して出力する。
The transmission
送信同期化バッファ203は、セレクタ202から入力されたデータを格納し、CLK1ドメインからCLK2ドメインへの同期化を行った後に、リード制御手段210からのリード要求に基づいてデータを読み出して出力する。送信ビジー制御手段204は、送信同期化バッファ203のビジー管理を行う。送信同期化バッファ203から出力されたデータは、出力端子251及び配線20を介して、データ処理装置1に向けて送信される。つまり、送信同期化バッファ203は、データ処理装置1に向けて送信すべきデータを格納する送信バッファとして機能する。
The
リトライ要求検出手段205は、データ処理装置1から配線10及び入力端子252を介して受信したリトライ要求を検出する。リトライ回数保持手段207は、リトライ要求検出手段205がリトライ要求を検出すると、自身のカウンタをインクリメントし、そのカウンタの値を保持する。リトライ間隔保持手段208は、リトライ要求検出手段205がリトライ要求を検出すると、その検出時点でのタイマ209の値を保持する。リード制御手段210は、リトライ回数保持手段207及びリトライ間隔保持手段208がそれぞれ保持している値に基づいて、送信同期化バッファ203のリード制御を行う。つまり、リード制御手段210は、送信同期化バッファ203からのデータの読み出しを制御する読み出し制御部として機能する。
The retry
判定手段206は、データ処理装置1から配線10及び入力端子252を介して受信したデータと、受信ビジー制御手段212の出力とに基づいて、受信同期化バッファ211にデータを格納可能か否か判定する。そして、受信同期化バッファ211がビジー状態であると判定した場合には、データに所定のビジーフラグを付加して出力する。一方、受信同期化バッファ211がビジー状態でないと判定した場合には、ビジーフラグを付加することなくデータを出力する。
The
受信同期化バッファ211は、判定手段206から入力されたデータを格納し、CLK2ドメインからCLK1ドメインへの同期化を行った後にデータを出力する。つまり、受信同期化バッファ211は、データ処理装置1から受信したデータを格納する受信バッファとして機能する。受信ビジー制御手段212は、受信同期化バッファ211のビジー管理を行う。リトライ要求生成手段213は、受信同期化バッファ211から出力されたデータにビジーフラグが付加されている場合に、データ処理装置1に対してそのデータの再送信を要求するためのリトライ要求を生成する。つまり、リトライ要求生成手段213は、データ処理装置1に対してデータ送信のリトライを要求するリトライ制御部として機能する。
The
リトライ実行手段214は、受信同期化バッファ211の出力がリトライ要求である場
合に、リトライバッファ201に対してリトライ処理の開始を要求する。受信データ保持手段215は、受信同期化バッファ211から出力されたデータのうち、リトライ要求や、ビジーフラグが付加されているデータを除く、通常のデータを格納する。
The retry
以下、受信同期化バッファ211がビジー状態であるときにデータ処理装置1からデータ処理装置2に向けてデータが送信された場合の動作について説明する。つまり以下の例では、データ処理装置1が送信側LSIとなり、データ処理装置2が受信側LSIとなる。なお、データ処理装置1とデータ処理装置2とは同様の構成を有しているため、以下の説明とは逆の処理を行うことにより、データ処理装置2からデータ処理装置1に向けてデータを送信することも可能である。
Hereinafter, an operation when data is transmitted from the
図2を参照して、データ処理装置1から送信されたデータは、配線10及び入力端子252を介して判定手段206に入力される。判定手段206は、データ処理装置1から入力されたデータの種別と、受信ビジー制御手段212から入力されたビジー信号とに基づいて、受信同期化バッファ211がビジー状態であると判定すると、そのデータにビジーフラグを付加した後に受信同期化バッファ211に入力する。また、判定手段206は、リトライ処理によってそのデータのリトライデータが後にデータ処理装置1から再入力されるまで、そのデータに続いてデータ処理装置1から入力される後続のデータを廃棄する。つまり、受信同期化バッファ211へのデータの格納を抑止する。このように、判定手段206において後続データを廃棄することにより、受信同期化バッファ211への後続データの上書き処理を回避することができる。
Referring to FIG. 2, the data transmitted from
受信同期化バッファ211は、判定手段206から入力されたビジーフラグ付きのデータを格納し、CLK2ドメインからCLK1ドメインへの同期化を行った後に、そのビジーフラグ付きのデータを出力する。
The
受信同期化バッファ211から出力されたビジーフラグ付きのデータは、受信データ保持手段215には格納されず、リトライ要求生成手段213に入力される。リトライ要求生成手段213は、入力されたビジーフラグ付きのデータに基づいて、リトライバッファ101のリードポインタ等の必要な情報を含むリトライ要求のコマンドを生成して出力する。リトライ要求生成手段213から出力されたリトライ要求は、セレクタ202を介して送信同期化バッファ203に入力される。
The data with the busy flag output from the
送信同期化バッファ203は、セレクタ202から入力されたリトライ要求を格納し、CLK1ドメインからCLK2ドメインへの同期化を行った後に出力する。送信同期化バッファ203から出力されたリトライ要求は、出力端子251及び配線20を介して、データ処理装置1に向けて送信される。
The
図1を参照して、リトライ要求検出手段105は、データ処理装置2から配線20及び入力端子152を介して受信した1回目のリトライ要求を検出する。リトライ回数保持手段107は、リトライ要求検出手段105が1回目のリトライ要求を検出すると、自身のカウンタをリセットした後、そのカウンタの値を「1」だけインクリメントし、そのカウンタの値を保持する。また、リトライ間隔保持手段108は、リトライ要求検出手段105が1回目のリトライ要求を検出すると、タイマ109をリセットした後、その検出時点でのタイマ109の値(1回目のリトライ要求の検出の場合はリセットにより例えば「0」となる)を保持する。その後、タイマ109は、経過時間のカウント動作を開始する。
With reference to FIG. 1, the retry
また、データ処理装置2から配線20及び入力端子152を介して受信したリトライ要求は、判定手段106に入力される。判定手段106は、受信同期化バッファ111がビジー状態でなければ、そのリトライ要求を受信同期化バッファ111に入力する。受信同
期化バッファ111は、判定手段106から入力されたリトライ要求を格納し、CLK2ドメインからCLK1ドメインへの同期化を行った後に、そのリトライ要求を出力する。
A retry request received from the data processing device 2 via the
受信同期化バッファ111から出力されたリトライ要求は、受信データ保持手段115には格納されず、リトライ実行手段114に入力される。リトライ実行手段114は、リトライ要求を受け付けると、リトライ要求の中からリードポインタ等の情報を抽出して、その情報をリトライバッファ101に入力する。リトライバッファ101は、リトライ実行手段114から入力された情報に基づいて、リトライ処理の対象のデータを読み出して出力する。
The retry request output from the reception synchronization buffer 111 is not stored in the reception
リトライバッファ101から出力されたデータ(「リトライデータ」と称す)は、セレクタ102を介して送信同期化バッファ103に入力される。送信同期化バッファ103は、セレクタ102から入力されたリトライデータを格納し、CLK1ドメインからCLK2ドメインへの同期化を行った後に出力する。送信同期化バッファ103から出力されたリトライデータは、出力端子151及び配線10を介して、データ処理装置2に向けて送信される。
Data output from the retry buffer 101 (referred to as “retry data”) is input to the
図2を参照して、データ処理装置1から送信されたリトライデータは、判定手段206に入力される。判定手段206は、入力されたデータがリトライデータの先頭であると判定すると、受信同期化バッファ211へのデータ格納の抑止を解除する。これにより、リトライデータは判定手段206から受信同期化バッファ211に格納される。受信同期化バッファ211は、判定手段206から入力されたリトライデータを、CLK2ドメインからCLK1ドメインへの同期化を行った後に出力する。受信同期化バッファ211から出力されたリトライデータは、受信データ保持手段215に格納される。
Referring to FIG. 2, the retry data transmitted from
データ処理装置1からデータ処理装置2へのデータの送信が続けられることによってリトライ処理の必要が再び生じると、上記と同様に、データ処理装置2からデータ処理装置1へのリトライ要求の送信と、データ処理装置1からデータ処理装置2へのリトライデータの送信とが実行される。
When the transmission of data from the
図1を参照して、リトライ回数保持手段107は、リトライ要求検出手段105がリトライ要求を検出する度に、自身のカウンタ値を「1」だけインクリメントし、そのカウンタ値を保持する。ここで、リトライ回数保持手段107及びリトライ間隔保持手段108には、カウンタ値に関する所定のしきい値(以下「しきい値X」と称す)が予め設定されている。リトライ回数保持手段107は、カウンタ値がしきい値Xに到達すると、その旨を示す信号をリトライ間隔保持手段108に入力する。リトライ間隔保持手段108は、リトライ回数保持手段107からその信号が入力されると、タイマ109の動作を停止し、その時点でのタイマ109の値をしきい値Xで除算する。これにより、リトライ要求の発生間隔の平均値が求められる。リトライ間隔保持手段108は、求めた平均値(望ましくはそれより数パーセント小さい値)を、リトライ間隔に関する基準時間として設定し記憶する。基準時間の設定が完了すると、リトライ回数保持手段107のカウンタ値はリセットされる。また、タイマ109の値もリセットされ、タイマ109は経過時間のカウント動作を「0」から再開する。
Referring to FIG. 1, every time retry request detecting means 105 detects a retry request, retry number holding means 107 increments its own counter value by “1” and holds the counter value. Here, a predetermined threshold value (hereinafter referred to as “threshold value X”) relating to the counter value is set in advance in the retry count holding means 107 and the retry interval holding means 108. When the counter value reaches the threshold value X, the retry
リード制御手段110は、タイマ109の値が、リトライ間隔保持手段108に記憶されている基準時間に到達すると、たとえ送信同期化バッファ103に送信データが存在している場合であっても、送信同期化バッファ103からの送信データの読み出しを一定時間(例えば読み出しの1サイクルに相当する時間)だけ休止する。そして、その一定時間が経過すると、タイマ109の値をリセットするとともに、送信同期化バッファ103からの送信データの読み出しを再開する。以降は同様の動作を繰り返すことにより、送信同
期化バッファ103からの送信データの読み出しが開始されてから基準時間が経過する度に、送信データの読み出しを一時的に休止する。
When the value of the
また、リード制御手段110は、基準時間が設定された以降の動作におけるリトライ要求の発生状況に応じて、リトライ間隔保持手段108に記憶されている基準時間を更新することが可能である。基準時間を更新することにより、リトライ要求の発生状況に応じた適切な運用が可能となる。
In addition, the
例えば、リトライ回数保持手段107には、カウンタ値に関する所定のしきい値(以下「しきい値Y」と称す)が予め設定されている。リトライ回数保持手段107は、基準時間が設定された以降の動作においても、リトライ要求検出手段105がリトライ要求を検出する度に、自身のカウンタ値を「1」だけインクリメントし、そのカウンタ値を保持する。リトライ回数保持手段107は、カウンタ値がしきい値Yに到達すると、その旨を示す信号をリード制御手段110に入力する。一例として、リード制御手段110は、基準時間が設定されてから、リトライ回数保持手段107よりその信号を受けるまでの経過時間に応じて、その経過時間が比較的長い場合には基準時間を現在値よりわずかに小さい値に更新し、その経過時間が比較的短い場合には基準時間を現在値より大幅に小さい値に更新する。
For example, a predetermined threshold value (hereinafter referred to as “threshold value Y”) relating to the counter value is preset in the retry count holding means 107. The retry count holding means 107 increments its own counter value by “1” every time the retry request detecting means 105 detects a retry request even in the operation after the reference time is set, and holds the counter value. To do. When the counter value reaches the threshold value Y, the retry
また例えば、リトライ要求検出手段105には、経過時間に関する所定のしきい値(以下「しきい値Z」と称す)が予め設定されている。リトライ要求検出手段105は、基準時間が設定された以降の動作において、しきい値Zに相当する時間が経過してもリトライ要求を検出しない場合には、その旨を示す信号をリード制御手段110に入力する。リード制御手段110は、リトライ要求検出手段105からその信号を受けると、基準時間を現在値より所定時間(例えば1サイクルに相当する時間)だけ大きい値に更新する。
Further, for example, the retry request detecting means 105 is preset with a predetermined threshold relating to elapsed time (hereinafter referred to as “threshold Z”). If the retry
このように本実施の形態に係るデータ転送システムによれば、データ処理装置1は、送信すべきデータを格納する送信同期化バッファ103(送信バッファ)と、送信同期化バッファ103からのデータの読み出しを制御するリード制御手段110(読み出し制御部)とを備える。また、データ処理装置2は、受信したデータを格納する受信同期化バッファ211(受信バッファ)と、受信同期化バッファ211がビジー状態であることによりデータを受信できない場合に、データ処理装置1に対してデータ送信のリトライを要求するリトライ要求生成手段213(リトライ制御部)とを有する。そして、リード制御手段110は、リトライ要求の発生間隔に応じた基準時間を求め、当該基準時間に基づいて送信同期化バッファ103からのデータの読み出しを制御する。具体的には、送信同期化バッファ103からのデータの読み出しを開始してから基準時間が経過した時点で、送信同期化バッファ103からのデータの読み出しを一時的に休止する。これにより、データ処理装置1からデータ処理装置2へのデータの送信も一時的に休止され、その間に受信同期化バッファ211は処理を進めることができるため、データ処理装置2においてリトライ要求が発生する頻度を低減することができる。その結果、本来の処理(リトライ処理ではない通常の処理)を実行するための時間がリトライ処理によって削減される削減量を低減できるため、本来の処理に関する性能の低下を抑制することが可能となる。
As described above, according to the data transfer system according to the present embodiment, the
1,2 データ処理装置
103 送信同期化バッファ
105 リトライ要求検出手段
107 リトライ回数保持手段
108 リトライ間隔保持手段
109 タイマ
110 リード制御手段
206 判定手段
211 受信同期化バッファ
213 リトライ要求生成手段
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記第1のデータ処理装置から送信されたデータを受信する第2のデータ処理装置と
を備え、
前記第1のデータ処理装置は、
送信すべきデータを格納する送信バッファと、
前記送信バッファからのデータの読み出しを制御する読み出し制御部と
を有し、
前記第2のデータ処理装置は、
受信したデータを格納する受信バッファと、
前記受信バッファがビジー状態であることによりデータを受信できない場合に、前記第1のデータ処理装置に対してデータ送信のリトライを要求する、リトライ制御部と
を有し、
前記読み出し制御部は、リトライ要求の発生間隔に応じた基準時間を求め、前記送信バッファからのデータの読み出しを開始してから、求めた前記基準時間が経過した時点で、前記送信バッファからのデータの読み出しを一時的に休止する、データ転送システム。 A first data processing device;
A second data processing device for receiving data transmitted from the first data processing device,
The first data processing device includes:
A transmission buffer for storing data to be transmitted;
A read control unit that controls reading of data from the transmission buffer;
The second data processing device includes:
A receive buffer to store the received data;
A retry control unit that requests the first data processing device to retry data transmission when the reception buffer is in a busy state and cannot receive data;
The read control unit obtains a reference time corresponding to a retry request generation interval, starts reading data from the transmission buffer, and when the obtained reference time has elapsed, the data from the transmission buffer Data transfer system that temporarily stops reading data.
(B)前記第2のデータ処理装置が有する受信バッファがビジー状態であることによりデータを受信できない場合に、前記第2のデータ処理装置から前記第1のデータ処理装置に対してデータ送信のリトライを要求するステップと、
(C)リトライ要求の発生間隔に応じた基準時間を求めるステップと、
(D)前記送信バッファからのデータの読み出しを開始してから、求めた前記基準時間が経過した時点で、前記送信バッファからのデータの読み出しを一時的に休止するステップと
を備える、リトライ制御方法。
(A) reading the data stored in the transmission buffer of the first data processing device and transmitting it to the second data processing device;
(B) Retrying data transmission from the second data processing device to the first data processing device when data cannot be received because the reception buffer of the second data processing device is busy. Requesting, and
(C) obtaining a reference time according to the generation interval of the retry request;
(D) a retry control method comprising: temporarily stopping reading of data from the transmission buffer when the obtained reference time has elapsed after starting reading of data from the transmission buffer .
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