JP5309349B2 - 包装袋のガス濃度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、包装袋を損傷することなく内部の特定ガスの濃度を測定する装置に関する。
被包装物、特に食品の場合には、保存期間、賞味期限を長くするために、包装時に袋内に残留する空気を排除して窒素、二酸化炭素等の不活性ガスを充填するガス置換包装が行われている。例えば、特許文献1には、包装袋に被包装物を投入すると共に包装袋に挿入したノズルから不活性ガスを充填して不活性ガスと袋内の空気との置換作用を行なう不活性ガス充填方法が開示されている。
包装済みの製品たる包装袋内に残存する酸素濃度については、酸素濃度計に備えられた注射針を包装袋に刺し込んで少量(約2cc〜15cc程度)のガスを吸引し、そのガスをセンサーによって分析することにより測定が行なわれている。
ところが、検査に用いる製品(包装袋)は、上記注射針の孔が必ず開いてしまって製品として市場に流通させることができないことから、検査後に廃棄しなければならない。勿論、製品の全数検査をすることは要しないので、ロット毎に抜き取り検査が行なわれている。その抜き取り検査についても、検査数を増やせば測定に要する作業時間も多くなり、その上経済的な損失も増加するという不都合があった。
特許第3742042号公報
本発明の目的は、包装袋を損傷することなく内部の特定ガスの濃度を測定することが可能なガス濃度測定装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、ガス置換して包装された包装袋内の特定ガスの濃度を測定するガス濃度測定装置であって、
特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、その発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とからなるレーザー式ガス濃度計を備え、
前記発信器を備えた主ヘッドと、主ヘッドに対向するように配置されて前記受信器を備えた副ヘッドとを相対的に接近及び離隔自在に設け、主ヘッド及び副ヘッドの前面に夫々固定された弾力性を有するパッドには、前記レーザー光を通過させる中央穴と該中央穴を囲むように配置された複数個の吸引穴又は環状吸引穴を設け、その中央穴に連通する第1経路内を第1真空手段によって負圧に保持すると共に当該中央穴内に不活性ガスを吹き込むように設け、他方の吸引穴に連通する第2経路内を第2真空手段によって負圧に保持するように設け、主ヘッドのパッドと副ヘッドのパッドによって包装袋の主ヘッド側の表面部と副ヘッド側の裏面部を夫々吸着した状態で当該袋内の特定ガスの濃度を測定するように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、ガス置換して包装された包装袋内の特定ガスの濃度を測定するガス濃度測定装置であって、
特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、その発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とからなるレーザー式ガス濃度計を備え、
前記発信器を備えた主ヘッドと、主ヘッドに対向するように配置されて前記受信器を備えた副ヘッドとを相対的に接近及び離隔自在に設け、主ヘッド及び副ヘッドの前面に夫々固定された弾力性を有するパッドには、前記レーザー光を通過させる中央穴と該中央穴を囲むように配置された複数個の吸引穴又は環状吸引穴を設け、その中央穴に連通する第1経路内を第1真空手段によって負圧に保持し、他方の吸引穴に連通する第2経路内を第2真空手段によって負圧に保持するように設け、主ヘッドのパッドと副ヘッドのパッドによって包装袋の主ヘッド側の表面部と副ヘッド側の裏面部を夫々吸着した状態で当該袋内の特定ガスの濃度を測定するように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は請求項2に記載の包装袋のガス濃度測定装置において、前記第1経路及び第2経路内を単独の真空手段によって負圧に保持するように設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項4に記載した発明は、ガス置換して包装された包装袋内の特定ガスの濃度を測定するガス濃度測定装置であって、
特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、その発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とからなるレーザー式ガス濃度計を備え、
前記発信器を備えた主ヘッドと、主ヘッドに対向するように配置されて前記受信器を備えた副ヘッドとを相対的に接近及び離隔自在に設け、主ヘッド及び副ヘッドの前面に夫々固定された弾力性を有するパッドには、前記レーザー光を通過させる透孔を設け、その透孔に連通する経路内を真空手段によって負圧に保持すると共に当該透孔内に不活性ガスを吹き込むように設け、主ヘッドのパッドと副ヘッドのパッドによって包装袋の主ヘッド側の表面部と副ヘッド側の裏面部を夫々吸着した状態で当該袋内の特定ガスの濃度を測定するように構成したことを特徴とするものである。
(請求項1及び請求項2の発明)
この包装袋のガス濃度測定装置は、主ヘッド及び副ヘッドに夫々固定されたパッドによって包装袋の主ヘッド側の表面部と副ヘッド側の裏面部を皺が生じないように夫々吸着して内部の特定ガス濃度をレーザー式ガス濃度計により測定するように設けられ、酸素等の特定ガスの濃度を高い精度で測定することができる。加えて、包装袋の全数について当該袋を一切損傷することなく迅速に測定することができ、製品の品質の向上を図ることができる。特に、請求項1の発明では、レーザー光の通路に窒素ガスを吹き込むことにより当該通路内の残存酸素率がほぼ0%となるため、高精度の測定を行なうことができる。
(請求項3の発明)
この包装袋のガス濃度測定装置は、パッドの中央穴に連通する第1経路及び吸引穴に連通する第2経路内を単独の真空手段によって負圧に保持するように設けており、小型化を図ることができると共に特定ガスの濃度測定を簡易に行なう場合に適する。
(請求項4の発明)
この包装袋のガス濃度測定装置は、パッドの透孔に連通する経路内を真空手段によって負圧に保持すると共に当該透孔内に不活性ガスを吹き込むように設けており、小型化を図ることができると共に特定ガスの濃度測定を簡易に行なう場合に適する。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る包装袋のガス濃度測定装置の正面図、図2は本発明装置に備えたレーザー式ガス濃度計の説明図、図3は主ヘッドの正面図、図4は主ヘッドの側面図、図5は図3のA−A線断面図、図6は図3のB−B線断面図、図7は主ヘッドと副ヘッドに係る真空回路図、図8は主ヘッドの第2実施態様を示す正面図、図9は図8のC−C線断面図、図10は主ヘッドの第3実施態様を示す正面図である。
本発明に係る包装袋のガス濃度測定装置Gは、窒素、二酸化炭素等の不活性ガスによりガス置換をして包装された包装袋内の特定ガスである酸素濃度をレーザー式ガス濃度計Mによって測定するものである。このガス濃度測定装置Gは、単独の測定装置として使用され、又はロータリー式ガス充填包装機等の包装機の検査工程に設置することが可能である。この実施形態では、単独の測定装置Gの場合について説明する。
図1に示すように、このガス濃度測定装置Gの機台1上に固定されたブラケット2の背面には、後記レーザー式ガス濃度計Mの発信器76を取り付けている。そして、ブラケット2の前面には、その発信器76から発振されるレーザー光を通過させると共に測定時に包装袋の表面部(若しくは裏面部)を吸着する主ヘッド5が取り付けられている。
図3、図4において、発信器76を備えた主ヘッド5は、弾力性を有する四角形状のパッド6を前面に固定した前部ブロック10と後部ブロック18とが光透過性フィルタ(図示せず)を挟んで一体状に設けられている。パッド6には、レーザー光を通過させる中央穴7と該中央穴7を中心にして囲むように等角度間隔に配置した複数個の、ここでは6個の吸引穴8を設けている。前部ブロック10には、中央穴7と同心に配置した通し穴10aと、その通し穴10aに連通するポート11、12が設けられている。また、前部ブロック10には、各吸引穴8に臨むように配置された環状溝10bと、その環状溝10bに連通するポート13が設けられている。14はポート11に、15はポート12に、16はポート13に夫々取り付けられた配管継手である。
後部ブロック18には、前記パッド6の中央穴7と同心に配置された大径の段付穴19を設け、その段付穴19に連通するポート20,21が設けられている。
受信器78を備えた副ヘッド25は、機台1上に固定されたシリンダ装置26の移動部材27に主ヘッド5に対向するように固定されている。そして、副ヘッド25は、シリンダ装置26の作動によって主ヘッド5に対して接近及び離隔自在に設けられている。
副ヘッド25には、主ヘッド5の場合と同様、弾力性を有するパッド30を前面に固定した前部ブロック35と後部ブロック40とが一体状に設けられている。
なお、副ヘッド25の構造については、受信器78を除いて主ヘッド5の構造と同じであることから、詳しい説明を省略する。
つぎに、主ヘッド5と副ヘッド25に係る真空回路図について説明する。
図7において、主ヘッド5のパッド6に設けた中央穴7に連通する第1経路45には、流量調整弁46、圧力計47を介して第1真空手段としての真空ポンプ48が設けられている。他方、パッド6の吸引穴8に連通する第2経路50には、流量調整弁51、圧力計52を介して第2真空手段としての真空ポンプ53が設けられている。
主ヘッド5の中央穴7(通し穴10a)に連通する第3経路55には、流量調整弁56、流量計57、フィルタレギュレータ58を介して窒素ガスを充填したタンク59が設けられている。因みに、窒素ガスを中央穴7の近くに吹き込むのは、第1経路45内の残存酸素率をほぼ0%に近づけるためである。また、後部ブロック18のポート20、ポート21に窒素ガスを供給する配管を接続して段付穴19に窒素ガスを吹き込むように設けている。レーザー光の通路である段付穴19→通し穴10a→中央穴7に窒素ガスを供給することにより、当該通路内の残存酸素率をほぼ0%とすることができるため高精度の測定が可能である。
なお、前部ブロック35と後部ブロック40との間には光透過性フィルタ(図示せず)を介装しており、第1経路45に流入する空気や窒素ガスが段付穴19側へ進入しないように設けられている。
しかして、中央穴7に連通する第1経路45は真空ポンプ48によって負圧に保持され、吸引穴8に連通する第2経路50は真空ポンプ53によって負圧に保持される。真空ポンプ48,53を第1経路45、第2経路50に夫々備えて第2経路50の真空度を第1経路45よりも高く設定可能に設けることにより、吸着する包装袋に皺を可及的に発生しないように設けている。
なお、副ヘッド25についても、主ヘッド5と同様、パッド30の中央穴31に連通する第1経路45内を真空ポンプ48によって負圧に保持し、他方の吸引穴32に連通する第2経路50内を真空ポンプ53によって負圧に保持するように設けられている。また、第3経路55を設けて窒素ガスを中央穴31の近くに吹き込む点についても同じである。
この実施形態では、第1経路45を真空ポンプ48、第2経路50を真空ポンプ53によって負圧に保持するように設けているが、第1経路及び第2経路内を単独の真空手段によって負圧に保持するように設けることもできる(請求項3の発明)。この場合、測定精度が低下することは避けられないが、測定を簡易に行なうことができると共に装置の小型化を図ることができる利点がある。
第2実施態様の主ヘッド61を図8に示す。この主ヘッド61のパッド62には、レーザー光を通過させる中央穴63と、その中央穴63を中心にして囲むように配置された環状吸引穴64を設けている。環状吸引穴64の形状については、円形状に限らず、多角形に設けることもできる。主ヘッド61の他の構成については、先に述べた主ヘッド5の構成と同じであるので、説明を省略する。また、副ヘッド(図示せず)についても、先に述べた副ヘッド25の構成と同様に構成される。
第3実施態様の主ヘッド66を図10に示す。この主ヘッド66のパッド67には、レーザー光を通過させる1個の透孔68が中心部に設けられている。透孔68に連通する経路内は、図示しない真空ポンプ(真空手段)によって負圧に保持されると共にポート69から透孔68内に不活性ガスを吹き込むように設けられる。
上記主ヘッド66を用いる形式の包装袋のガス濃度測定装置は、特定ガスの濃度測定を簡易に行なう場合に適する構造であり、小型化を図ることができる(請求項4の発明)。
レーザー式ガス濃度計Mは、半導体レーザーを光源とする赤外線吸収分光法を利用するもので、測定対象の分子に固有周波数の光を与えると光エネルギーを吸収しこれを測定することによりガス濃度の表示を行なうものである。図2に示すように、レーザー式ガス濃度計Mは、レーザー発生部70とレーザー受光部80とからなる。
レーザー発生部70は、特定波長のレーザー光を発生させてファイバーケーブル75を介して測定ガスに照射する機能を有し、レーザーダイオードに安定電源を供給する電源ユニット71、レーザーダイオードから出力されるレーザー光の波長、その強度を安定するための冷却器ユニット72、冷却器ユニット72の冷却器の温度を一定にするための温度コントローラ73から構成されている。
レーザー受光部80は、ファイバーケーブル82を介して測定ガスにより吸収されたレーザー光の強度を測定してその強度からガス濃度を出力させる機能を有し、上記レーザー発生部70から照射されたレーザー光が測定ガスを通過して吸収されたレーザー光を測定して酸素濃度に変換して表示を行なう計測・表示ユニット81で構成されている。
76は特定波長のレーザー光を照射する発信器である。酸素ガスの場合、波長(固有周波数)については、760〜770nmの範囲から選択される。78は発信器76から発振されるレーザー光を受光する受信器であり、図2に示す反射プリズムを用いる場合もある。77は発信器76から照射され測定ガスを透過して反射プリズムを経てキャッチしたレーザー光を電流に変換して計測・表示ユニット81に出力する検出部である。
つぎに、本発明に係る包装袋のガス濃度測定装置Gの作用について述べる。
(1)単独の測定装置Gの場合には、作業者の押しボタン操作により測定対象の包装袋bの表面部を主ヘッド5側に、裏面部を副ヘッド25側にして両ヘッド間に当該袋bをセットし、包装袋bの上端を当該装置Gに備える一対のグリップgによって保持させる。
(2)(1)の状態にて、副ヘッド25がシリンダ装置26の作動によって主ヘッド5に対して接近する。第1経路45及び第2経路50内は真空ポンプ48、真空ポンプ53の作動により所定圧力で負圧に保持されているので、主ヘッド5のパッド6と副ヘッド25のパッド30により包装袋bの表面部と裏面部が皺を生じないように夫々吸着される。
(3)(2)の状態において、レーザー発生部70により発生した特定波長のレーザー光が発信器76から発振されファイバーケーブル75を介して測定ガスに照射される。
(4)発信器76から発振されたレーザー光が測定ガスを通過して受信器78にて受光され、吸収されたレーザー光を測定して酸素濃度に変換した値が計測・表示ユニット81に表示される。
(5)測定が終了すると真空ポンプ48及び真空ポンプ53の作動を停止し、パッド6とパッド30による袋の吸着作用が解除される。ついで、副ヘッド25がシリンダ装置26の作動によって主ヘッド5から離れて元の待機位置に戻る。
(6)作業者の押しボタン操作によりグリップgの保持動作を解除すれば、包装袋bを取り出すことができる。
本発明に係る包装袋のガス濃度測定装置の正面図 本発明装置に備えたレーザー式ガス濃度計の説明図 主ヘッドの正面図 主ヘッドの側面図 図3のA−A線断面図 図3のB−B線断面図 主ヘッドと副ヘッドに係る真空回路図 主ヘッドの第2実施態様を示す正面図 図8のC−C線断面図 主ヘッドの第3実施態様を示す正面図
G・・・本発明に係る包装袋のガス濃度測定装置
b・・・包装袋
5・・・主ヘッド
6・・・パッド
7・・・中央穴
8・・・吸引穴
25・・・副ヘッド
30・・・パッド
45・・・第1経路
48・・・真空ポンプ(第1真空手段)
50・・・第2経路
53・・・真空ポンプ(第2真空手段)
61・・・第2実施態様の主ヘッド
62・・・パッド
63・・・中央穴
64・・・環状吸引穴
66・・・第3実施態様の主ヘッド
67・・・パッド
68・・・透孔
M・・・レーザー式ガス濃度計
70・・・レーザー発生部
80・・・レーザー受光部
76・・・発信器
78・・・受信器

Claims (4)

  1. ガス置換して包装された包装袋内の特定ガスの濃度を測定するガス濃度測定装置であって、
    特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、その発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とからなるレーザー式ガス濃度計を備え、
    前記発信器を備えた主ヘッドと、主ヘッドに対向するように配置されて前記受信器を備えた副ヘッドとを相対的に接近及び離隔自在に設け、主ヘッド及び副ヘッドの前面に夫々固定された弾力性を有するパッドには、前記レーザー光を通過させる中央穴と該中央穴を囲むように配置された複数個の吸引穴又は環状吸引穴を設け、その中央穴に連通する第1経路内を第1真空手段によって負圧に保持すると共に当該中央穴内に不活性ガスを吹き込むように設け、他方の吸引穴に連通する第2経路内を第2真空手段によって負圧に保持するように設け、主ヘッドのパッドと副ヘッドのパッドによって包装袋の主ヘッド側の表面部と副ヘッド側の裏面部を夫々吸着した状態で当該袋内の特定ガスの濃度を測定するように構成したことを特徴とする包装袋のガス濃度測定装置。
  2. ガス置換して包装された包装袋内の特定ガスの濃度を測定するガス濃度測定装置であって、
    特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、その発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とからなるレーザー式ガス濃度計を備え、
    前記発信器を備えた主ヘッドと、主ヘッドに対向するように配置されて前記受信器を備えた副ヘッドとを相対的に接近及び離隔自在に設け、主ヘッド及び副ヘッドの前面に夫々固定された弾力性を有するパッドには、前記レーザー光を通過させる中央穴と該中央穴を囲むように配置された複数個の吸引穴又は環状吸引穴を設け、その中央穴に連通する第1経路内を第1真空手段によって負圧に保持し、他方の吸引穴に連通する第2経路内を第2真空手段によって負圧に保持するように設け、主ヘッドのパッドと副ヘッドのパッドによって包装袋の主ヘッド側の表面部と副ヘッド側の裏面部を夫々吸着した状態で当該袋内の特定ガスの濃度を測定するように構成したことを特徴とする包装袋のガス濃度測定装置。
  3. 前記第1経路及び第2経路内を単独の真空手段によって負圧に保持するように設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装袋のガス濃度測定装置。
  4. ガス置換して包装された包装袋内の特定ガスの濃度を測定するガス濃度測定装置であって、
    特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、その発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とからなるレーザー式ガス濃度計を備え、
    前記発信器を備えた主ヘッドと、主ヘッドに対向するように配置されて前記受信器を備えた副ヘッドとを相対的に接近及び離隔自在に設け、主ヘッド及び副ヘッドの前面に夫々固定された弾力性を有するパッドには、前記レーザー光を通過させる透孔を設け、その透孔に連通する経路内を真空手段によって負圧に保持すると共に当該透孔内に不活性ガスを吹き込むように設け、主ヘッドのパッドと副ヘッドのパッドによって包装袋の主ヘッド側の表面部と副ヘッド側の裏面部を夫々吸着した状態で当該袋内の特定ガスの濃度を測定するように構成したことを特徴とする包装袋のガス濃度測定装置。
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