JP5287738B2 - 情報入力装置、画像形成装置、位置判断方法、及び位置判断プログラム - Google Patents

情報入力装置、画像形成装置、位置判断方法、及び位置判断プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報入力装置、画像形成装置、位置判断方法、及び位置判断プログラムに関し、特に、画像形成機構への操作情報の入力に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置においては、上述した様々な機能に対応した情報入力のために操作部が設けられる。従来、数字やアルファベットの入力や、上記プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機等の各機構の切り替えを行う操作部であるスイッチ部は、タクトキー方式が用いられることが一般的である。
しかしながら、近年の画像処理装置の多機能化によって、実装すべき操作機能も増大するため、設けるべきタクトキーの数が増大しており、その結果、ユーザにとって装置の操作が煩雑になる。また、装置においてタクトキーを配置可能なスペースは限られている。他方、限られたタクトキーのみで、全ての操作を実現する場合、夫々のキーに割り当てる操作が増大し、やはりユーザにとって装置の操作が煩雑になる。
他方、操作部の他の態様として、タッチパネルが用いられることがある。タッチパネルとは、情報の表示画面と情報の入力部となる操作部とが一体に構成されたものであり、表示画面上を指や専用のペンなどでタッチすることにより、情報を入力する。タッチパネルにおいては、表示画面の表示を異なる画面に切り替えることにより、情報の入力画面として様々な画面を実現することができる。
このようなタッチパネルにおいて、限られた表示画面上で多様な情報入力部を構成するため、指又は専用のペンなどの接触によりオンとなるスイッチをセンサとして格子状に多数配置し、表示される画面を変えることによって、夫々の画面に応じた情報が入力される例が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このように、タッチパネルにおいては、表示画面の表示を異なる画面に切り替えることにより、情報の入力画面として様々な画面を実現することができるため、上記スイッチ部をタッチパネルにて構成することにより、操作性の課題や実装スペースの課題を解決することができるようになった。
しかしながら、特許文献1に開示された方法によるタッチパネルでは、センサとしてのスイッチの配置位置でタッチされた位置を検出するため、スイッチとスイッチの間を接触した場合にはそのタッチされた位置を正確に検知することが出来ない。つまり、センサ上ではなく、センサ4つで囲まれる面内を指又は専用のペンで接触した場合には、タッチされた位置の違いを判別することができない。タッチされた位置の検出精度を向上させるためには、センサの配置間隔を細かくする必要がある。その場合、必要となるセンサの数が増え、高コストになると言った問題があった。
尚、このような課題は、スイッチ部をタッチパネルによって構成する場合に限らず、画像処理装置のメインの操作画面に適用されるタッチパネルにおいても同様に課題となり得る。また、画像処理装置の操作部に限らず、携帯電話やPDA(Personal Data Assistant)等の携帯型の情報処理装置等、表示画面と一体化された情報入力装置を有する機器であれば、同様に課題となり得る。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、表示画面と一体化された情報入力装置において、センサ数を増やすことなく、タッチされた位置の検出精度を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、開示の情報処理装置は、操作情報を表示する表示画面と、該表示画面の前面において静電容量を計測可能な複数のセンサを近傍の3つのセンサが正三角形の各頂点となるように千鳥状に配置したセンサ部とが一体に構成され、該表示画面上を所定手段でタッチすることによって該操作情報が入力されるタッチパネルと、前記センサ部を構成する前記複数のセンサのうち隣接する3つのセンサによって形成される正三角形の領域において、該3つの各センサの静電容量の検知レベルに応じて、前記所定手段でタッチされた前記表示画面上の位置を判断する位置判断手段とを備えるように構成される。また、画像形成装置がこのような情報入力装置を備えるようにしてもよい。
更に、上記課題を解決するために、タッチパネル上の操作により操作情報が入力されるコンピュータを有する情報入力装置において、該コンピュータが操作された該タッチパネル上の位置を判断する位置判断方法であって、前記情報入力装置において、前記操作情報を表示する表示画面と、該表示画面の前面において静電容量を計測可能な複数のセンサを近傍の3つのセンサが正三角形の各頂点となるように千鳥状に配置したセンサ部とが前記タッチパネルに一体に構成され、前記コンピュータが、閾値以上の検知レベルとなるセンサを検知することによって、前記表示画面がタッチされ前記操作情報の入力が行われたと判断する入力判断手順と、前記閾値以上の検知レベルが検知された一のセンサに対して、隣接するセンサの検知レベルを該閾値と比較する閾値比較手順と、前記閾値比較手順による比較結果に基づいて、前記一のセンサの検知レベルと、隣接する2つのセンサの検知レベルとに応じて、前記タッチされた前記表示画面上の位置を判断する位置判断手順と、を実行するように構成してもよい。
また、上記課題を解決するために、タッチパネル上の操作により操作情報が入力されるコンピュータを有する情報入力装置において、該コンピュータに操作された該タッチパネル上の位置を判断させるコンピュータ実行可能な位置判断プログラムであって、閾値以上の検知レベルとなるセンサを検知することによって、前記操作情報を表示した表示画面がタッチされ該操作情報の入力が行われたと判断する入力判断手順と、前記閾値以上の検知レベルが検知された一のセンサに対して、隣接するセンサの検知レベルを該閾値と比較する閾値比較手順と、前記閾値比較手順による比較結果に基づいて、前記一のセンサの検知レベルと、隣接する2つのセンサの検知レベルとに応じて、前記タッチされた前記表示画面上の位置を判断する位置判断手順と、を前記コンピュータに実行させるように構成してもよい。
本発明によれば、情報の表示画面と、該表示画面の前面に複数のセンサを配置したセンサ部とが一体に構成され、該表示画面上をタッチすることによって該情報が入力される情報入力装置において、センサ数を増やすことなく、タッチされた位置の検出精度を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るディスプレイパネルの外観を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係るディスプレイパネルの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る操作情報処理部が記憶している操作位置対応情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るスイッチディスプレイを模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態に係るセンサの配列を示す上面図である。 本発明の実施形態に係るセンサの配列を示す上面図である。 静電物のタッチ位置と静電容量レベルとの対応を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るセンサと静電物との位置関係及びセンサによる検知信号を示す図である。 本発明の実施形態に係るセンサと静電物との位置関係及びセンサによる検知信号を示す図である。 本発明の実施形態に係るセンサと静電物との位置関係及びセンサによる検知信号を示す図である。 本発明の実施形態に係るセンサと静電物との位置関係及びセンサによる検知信号を示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチ位置の判断動作を示すフローチャートである。 図14のステップS1307で検知される領域を例示する図である。 図14のステップS1308で検知される領域を例示する図である。 図14のステップS1309で検知される領域を例示する図である。 本実施例における3つのセンサによるタッチ位置の検出精度に相当するセンサの格子状の配置例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、情報の入力装置として表示画面と一体化された情報入力装置を有する画像形成装置を例として説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等の情報処理端末と同様の構成に加えて、画像形成を実行するエンジンを有する。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、エンジン40、HDD(Hard Disk Drive)50及びI/F60がバス90を介して接続されている。また、I/F60にはLCD(Liquid Crystal Display)70及び操作部80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。エンジン40は、画像形成装置1において実際に画像形成を実行する機構である。
HDD50は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。I/F60は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD70は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部80は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。特に、本実施形態においては、LCD70と操作部80とが一体に構成される。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD50若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Document Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ディスプレイパネル104、給紙テーブル105、プリントエンジン106、排紙トレイ107及びネットワークI/F108を有する。
また、コントローラ100は、主制御部111、エンジン制御部112、入出力制御部113、画像処理部114及び操作表示制御部115を有する。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット102、プリントエンジン106を有する複合機として構成されている。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル104は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。上述したように、ディスプレイパネル104は、図1に示すLCD70及び操作部80によって構成される。
ネットワークI/F108は、画像形成装置1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD50や光学ディスク等の不揮発性記録媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部111は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部112は、プリントエンジン106やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。また、エンジン制御部112は、画像形成装置1内部を搬送される用紙が2枚以上重なって搬送された状態(以降、重送とする)を検知し、次回の用紙搬送における重送の発生を抑制する処理を行う。エンジン制御部112の詳細な機能については後に詳述する。
入出力制御部113は、ネットワークI/F108を介して入力される信号や命令を主制御部111に入力する。また、主制御部111は、入出力制御部113を制御し、ネットワークI/F108を介して他の機器にアクセスする。
画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、入力された印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、印刷ジョブに含まれる印刷情報とは、PC等の情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって画像形成装置1が認識可能な形式に変換された画像情報である。
また、画像処理部114は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像形成装置1に格納され若しくはネットワークを介して接続されたファイルサーバ等に保存される情報である。操作表示制御部115は、ディスプレイパネル104と主制御部111との間で情報の送受信を行う。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部113がネットワークI/F108を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部113は、受信した印刷ジョブを主制御部111に転送する。主制御部111は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部114を制御して、印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成させる。
画像処理部114によって描画情報が生成されると、エンジン制御部112は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル105から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。即ち、プリントエンジン106が画像形成部として機能する。プリントエンジン106の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン106によって画像形成が施された文書は排紙トレイ107に排紙される。
画像形成装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル104の操作若しくはネットワークI/F108を介して外部のPC等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部115若しくは入出力制御部113が主制御部111にスキャン実行信号を転送する。主制御部111は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部112を制御する。
エンジン制御部112は、ADF101を駆動し、ADF101にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット102に搬送する。また、エンジン制御部112は、スキャナユニット102を駆動し、ADF101から搬送される原稿を撮像する。また、ADF101に原稿がセットされておらず、スキャナユニット102に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット102は、エンジン制御部112の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット102が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット102に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に操作し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部112は、スキャナユニット102が生成した撮像情報を画像処理部114に転送する。画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、エンジン制御部112から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部114が生成した画像情報はHDD50の画像形成装置1に装着された記憶媒体に保存される。
画像処理部114によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD50等に格納され若しくは入出力制御部113及びネットワークI/F108を介して外部の装置に送信される。即ち、ADF101及びエンジン制御部112が画像入力部として機能する。
また、画像形成装置1が複写(コピー)機として動作する場合は、エンジン制御部112がスキャナユニット102から受信した撮像情報若しくは画像処理部114が生成した画像情報に基づき、画像処理部114が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部112がプリントエンジン106を駆動する。
このような画像形成装置1において、ディスプレイパネル104の構成が本実施形態に係る要旨となる。以下、図面を参照して本実施形態に係るディスプレイパネル104について説明する。図3は、本実施形態に係るディスプレイパネル104の外観を示す正面図である。図3に示すように、本実施形態に係るディスプレイパネル104は、メインディスプレイ41、スイッチディスプレイ42、スピーカ43及びスタートキー44を含む。
メインディスプレイ41は、ディスプレイパネル104において主となるタッチパネルであり、コピー、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等、選択された機能に応じたユーザインタフェースが構成される。スイッチディスプレイ42は、ディスプレイパネル104においてメインディスプレイ41のサブとして設けられるタッチパネルであり、数字やアルファベットの入力並びに、上記各機能の切り替えを行うユーザインタフェースが構成される。
スピーカ43は、音声を出力する出力部であり、エラー警告や盲目/弱視/色弱などの非健常者への補助のために設けられる。スタートキー44は、上記各機能のいずれにおいても処理の実行を命令するためのボタンとなるキーであり、タクトキーにより構成される。スタートキー44は、例えば、画像形成装置1がスキャナとして機能する場合、スキャン処理の実行を命令するためのボタンとなる。
尚、ディスプレイパネル104も、図1において説明したハードウェア構成と同様の構成を有し、ROM30やHDD50若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより構成されるソフトウェア制御部とハードウェアとの組み合わせによって構成される。
次に、本実施形態に係るディスプレイパネル104の機能構成について、図4に示す。図4に示すように、本実施形態に係るディスプレイパネル104は、メインディスプレイ41、スイッチディスプレイ42、スピーカ43及びスタートキー44に加えて、コントローラ45及び本体I/F46を含む。
コントローラ45は、ディスプレイパネル104の動作を制御する制御部であり、操作位置判断部451と、表示制御部452と、記憶部453aを有する操作情報処理部453とを含む。操作位置判断部451は、スイッチディスプレイ42に対してユーザが操作した位置、即ち、タッチした位置を判定する。
表示制御部452は、メインディスプレイ41及びスイッチディスプレイ42の表示を制御する。操作情報処理部453は、操作位置判断部451が判定した操作位置に応じて、入力されるべき情報を処理する。図5に、操作情報処理部453が保持している情報を示す。
図5に示すように、操作情報処理部453は、スイッチディスプレイ42の操作画面に係る操作位置対応情報453bを記憶部453aに記憶している。即ち、操作情報処理部453が、操作位置対応情報記憶部として機能する。操作位置対応情報453bは、表示部422に表示される操作画面を構成する各部品画像の配置位置を示す位置情報と、各部品画像の位置情報に対応して入力される操作情報とを関連付けたテーブルである。部品画像は、例えば、英数字、文字列、特定操作を表すアイコン等を示す画像である。
本実施形態に係る位置情報は、"Xa11,Ya11−Xb11,Yb11"のように、操作画面における部品画像の座標情報として記憶されている。図5に示す操作位置対応情報453bでは、例えば、画面ID「001」の部品画像ID「001」で特定される部品画像は、画面ID「001」で特定される操作画面において位置情報「Xa11,Ya11−Xb11,Yb11」で指定される位置に配置されていることを示している。また、ユーザが画面ID「001」の操作画面上でタッチした位置がこの位置情報の範囲である場合に操作情報「1」が入力されたと判断することを示している。
このような操作位置対応情報453bを参照することによって、操作情報処理部453は、操作位置判断部451が判定した操作位置を含む操作画面における位置情報を特定し、その位置情報に対応する入力されるべき操作情報を取得する。即ち、操作情報処理部453が、操作情報取得部として機能する。
尚、図5に示す画面IDとは、スイッチディスプレイ42の表示部422に表示されている画面を識別するIDである。本実施形態に係るスイッチディスプレイ42は、表示部422に表示する画面を切り替えることにより、様々な入力インタフェースを構成可能な情報入力装置として機能する。従って、操作位置対応情報453bにおいては、夫々の操作画面毎に、操作画面における部品画像の配置位置を示す位置情報と、その部品画像がタッチされることによって入力される操作情報とが対応して記憶されている。尚、部品画像IDとは、夫々の画面に構成される部品画像を識別するIDである。
この他、コントローラ45は、スピーカ43及びスタートキー44を制御する機能や、画像形成装置1のコントローラ100との通信インタフェースである本体I/F46との情報をやりとりする機能を含む。コントローラ45は、上述したように、RAM20にロードされたプログラムに従ってCPU10が動作することにより、構成される。
スイッチディスプレイ42は、センサ部421、表示部422、切替部423及び変換部424を含む。表示部422は、スイッチディスプレイ42において画面となる構成であり、LCD等によって実現される。センサ部421は、静電容量を計測するための一般的なセンサであり、表示部422によって構成される画面の前面において静電容量を計測可能なように配置されている。センサ部421は、複数のセンサによって構成され、夫々が静電容量を計測し、計測結果に応じた信号を出力する。センサ部421は、図1に示す情報入力を行うための操作部80に相当し、スイッチディスプレイ42に表示部422と一体に構成される。
切替部423は、センサ部421に含まれる複数のセンサのうちいずれか1つを選択し、選択したセンサの出力信号を変換部424に入力するセレクタである。変換部424は、切替部423から入力された信号をA/D(Analog-to-Digital)変換し、コントローラ45、即ち、CPUが処理可能な情報形式にする。
変換部424によって変換され、生成された情報は、コントローラ45の操作位置判断部451に入力される。操作位置判断部451は、後述する処理によってユーザによって操作された位置を判断する。コントローラ45は、操作位置判断部451による判断結果に応じた命令を取得し、その後の処理を実行する。
コントローラ45が実行するその後の処理としては、例えば、メインディスプレイ41、スイッチディスプレイ42の表示内容の変更有無を判断し、表示制御部452にメインディスプレイ41、スイッチディスプレイ42の表示内容を変更させる処理である。その他、ユーザによって入力された情報が画像形成装置1の動作命令である場合、コントローラ45は、その動作命令を本体I/F46を介して画像形成装置1のコントローラ100に入力する。
また上述の操作入力手段にあわせて一般的な音声による操作説明処理を組み合わせ、スピーカ43より出力することにより、盲目/弱視/色弱などの非健常者への補助も可能となる。
次に、スイッチディスプレイ42について、更に詳細に説明する。図6は、スイッチディスプレイ42の断面図である。図6に示すように、表示部422は、透明基板422aと表示パネル422bとによって構成される。透明基板422aは、ガラスやアクリル板等の透明な基板で構成され、スイッチディスプレイ42においてユーザがタッチするタッチ面となる。
表示パネル422bは、スイッチディスプレイ42において操作画面を表示するための表示部である。本実施形態に係る表示パネル422bは、LCDによって構成される。表示パネル422bの構成としては、LCDの他、書き替え可能なシール体や、カラーフィルタや電子ペーパー等を用いることができる。尚、表示パネル422bとしてLCDを用いる場合等、バックライトが必要な場合は、後述するセンサ基板421a上に設けられる。
表示部422の内部には、センサ部421が設けられている。センサ部421は、センサ基板421a上に複数のセンサ421bが実装されて構成されている。この複数のセンサ421bが、静電容量を計測する。尚、上述した切替部423は、図6に示す複数のセンサ421bのいずれかを選択し、出力信号を取得する。センサ421bは、パターニングによって生成することが可能であるため、センサ部421を容易且つ安価で製造することが可能である。
次に、基盤421a上のセンサ421bの配置について、図7を参照して説明する。図7は、センサ基板421a上における複数のセンサ421bの配置状態を示す図であり、センサ部421においてセンサ基板421aの基板面を正面から見た図である。図7に示すX1、X2、X3・・・及びY1、Y2、Y3・・・は、切替部423が各センサ421bのいずれかを選択する際の方向を示している。
図7に示すように、本実施形態に係るセンサ部421においては、近傍に配置された3つのセンサ421bが正三角形の各頂点となるように、複数のセンサ421bがセンサ基板421a上に千鳥状に配置されている。図7においては、センサ基板421aの一部を示しているが、センサ421bは、図7に示すような配置形態により、スイッチディスプレイ42の表示面の全面、即ち、透明基板の422aの前面にわたって配置されている。これにより、スイッチディスプレイ42において、センサ部421がユーザによってタッチされた透明基板422a上の位置を3つのセンサ421bで検知することが可能になる。
図8は、センサ部421による操作検知の態様を模式的に示す図である。図8に示すように、ユーザの指やタッチペン等の静電物2が透明基板422aに接触すると、その接触した位置の近傍に配置されたセンサ421bによる静電容量の検知結果が変化し、それによってユーザによる操作が検知される。図8の例においては、複数のセンサ421bのうち、A、B及びCのセンサが静電容量の変化を検知した場合の例を示している。
センサ421bは、継続的に静電容量を観測しており、切替部423が夫々のセンサ421bを切り替えて静電容量の検知結果を取得する。切替部423によって取得された静電容量の値は、変換部424による変換を経て操作位置判断部451に入力され、操作位置判断部451が操作位置を判定する。
スイッチディスプレイ42は、装置稼働時、切替部423によってセンサ421bを切り替えながら、静電容量を取得している。例えば、切替部423は、まずは、図8に示す(X1、Y1)の位置のセンサ421bの出力信号を取得し、変換部424に入力する。次に、切替部423は、出力信号を取得する対象のセンサを(X1、Y2)の位置のセンサに切り替え、同様に出力信号を取得して変換部424に入力する。このような処理を繰り返すことにより、センサ基板421a上に実装された全センサ421bの出力信号が変換部424によって変換され、操作位置判断部451によって処理される。
静電物2のタッチ位置と静電容量レベルとの対応について、図9(a)及び図9(b)で説明する。図9(a)は、静電物のタッチ位置と静電容量レベルとの対応を説明するための図である。図9(b)は、静電容量レベルの例を示す図である。図9(a)において、本実施例では、3つのセンサA、B及びCで静電物のタッチ位置を検出するための基準となる静電容量レベルについて、センサAを対象とした場合について説明する。
先ず、静電容量レベルL1は、正三角形を形成する頂点となるセンサA、B及びCにおいて、センサAに対して対辺となるセンサB及びCを結ぶ直線の中点9aにおいて静電物2が接触したことを検知するための静電容量を示し、静電物2のスイッチディスプレイ42への接触を検知するための閾値となる。
次に、静電容量レベルL2は、センサA、B及びCによって形成される正三角形の中心9bにおいて静電物2が接触したことを検知するための静電容量を示す。
また、静電容量レベルL3は、センサAの真上で静電物2が接触したことを検知するための静電容量を示す。
図9(b)で示すように、基準となる静電容量レベルL1、L2及びL3は、L1<L2<L3となる。静電容量レベルL2は、中心9bにおける静電容量であるから、3つのセンサA、B、Cの静電容量が略同一である場合にタッチ位置が中心9bであることを検知できる。また、静電容量レベルL3は、閾値(静電容量レベルL1)を越えたセンサAに対して、周囲のセンサB、Cで閾値(静電容量レベルL1)を越えるセンサを検知しなかった場合にタッチ位置がセンサAの真上であることを検知できる。従って、少なくとも閾値として静電容量レベルL1の情報を操作位置判断部451に設けておけばよい。
センサAの検知レベルが静電容量レベルL2から静電容量レベルL3の範囲である場合、図9(a)におけるセンサAから中心9bまでの距離を半径とする範囲を検知することができる。
また、センサAの検知レベルが静電容量レベルL1から静電容量レベルL2の範囲である場合、図9(a)におけるセンサAに対して、交点9aまでの距離を半径とする範囲と上述の中心9bまでの距離を半径とする範囲との差分の範囲を検知することができる。
他センサB及びCについても同様である。このような関係に基づいて、3つのセンサA、B及びCで形成される正三角形の領域で静電物2のタッチ位置を検出する方法について以下に例示する。
次に、3つのセンサに対するタッチ位置と、3つのセンサによる静電容量の検知結果との関係の例を示す。先ず、タッチ位置がセンサAの真上である場合について説明する。図10(a)は、タッチ位置が3つのセンサのうちの1つであるセンサAの真上である場合の例を示す図である。この場合、図10(b)に示すように、センサAの検知レベルDaが静電容量レベルL3より高くなり、センサB、Cの検知レベルDb、Dcが閾値(静電容量レベルL1)以下の低い値で略同一の検知レベルとなる。尚、図10(b)に示す検知レベルは、変換部424によって変換され、操作位置判断部451に入力される情報である。
このように設定された静電容量レベルL1、L2及びL3により、操作位置判断部451は、検知レベルが接触を検知するための閾値となる静電容量レベルL1を超えているセンサの検知レベルに基づいて静電物2のタッチ位置を判断する。図10(b)に示すように、1つのセンサAのみ検知レベルが閾値を越えていると判断された場合、各センサの検知レベルと閾値との大小関係は、検知レベルDa>閾値(静電容量レベルL1)>検知レベルDb=検知レベルDcである。この場合、操作位置判断部451は、センサAの真上がタッチされたことを認識する。
次に、タッチ位置がセンサAの近傍である場合について説明する。図11(a)は、タッチ位置が3つのセンサのうちの1つであるセンサAの真上ではないが、センサAから中心9bまでの距離内の近傍である場合の例を示す図である。この場合、図11(b)に示すように、センサAの検知レベルDaが静電容量レベルL3以下であるが静電容量レベルL2より高くなると共に、センサB、Cの検知レベルDb、Dcでは静電容量レベルL2より低いながらも上述した閾値(静電容量レベルL1)を超えた検知レベルとなる。
図11(b)に示すように、タッチ位置がセンサAの真上を外れてセンサAから中心9bまでの距離内で他のセンサB、Cに近づいている場合、それら他のセンサB、Cの検知レベルDb、Dcが静電容量レベルL2以下であるが上記閾値(静電容量レベルL1)を超える。これにより、図11(a)の状態において、操作位置判断部451は、センサA、B、Cのすべてにおいて入力有りと判断する。
図11(b)の例においては、センサA、B、Cのすべてにおいて入力有りと判断されているが、その検知レベルDa、Db、Dcと閾値(静電容量レベルL1)との大小関係は、検知レベルDa>検知レベルDb=検知レベルDc>閾値(静電容量レベルL1)である。この場合、操作位置判断部451は、センサA、B、Cによって囲まれたエリアであって、センサAの近傍の位置がタッチされたことを認識する。
尚、操作位置判断部451は、検知レベルA、B、Cの値に基づき、詳細なタッチ位置を判断する。図11(b)の場合、検知レベルDb、Dcは略同一の値であるため、センサB、C夫々の位置からタッチ位置までの距離は同一であると判断される。また、センサA、B、Cの検知レベルDa、Db、Dcに応じて、センサAからタッチ位置までの距離が判断される。
次に、タッチ位置がセンサA、B、Cの中心である場合について説明する。図12(a)は、タッチ位置がセンサA、B、Cの中心である場合の例を示す図である。この場合、図12(b)に示すように、センサA、B、Cの検知レベルDa、Db、Dcは、略同一で閾値を超えた値となる。
図11(b)において説明したように、上述した閾値は、タッチ位置がセンサAの真上を外れて他のセンサB、Cに近づいている場合、それら他のセンサB、Cの検知レベルDb、Dcが上記閾値を超える。従って、図12(a)の状態においても、図12(b)に示すように、各センサA、B、Cの検知レベルDa、Db、Dcは閾値を超え、静電容量レベルL2を超えた略同一の値となる。これにより、図12(a)の状態において、操作位置判断部451は、センサA、B、Cのすべてにおいて入力有りと判断する。
図12(b)の例においては、センサA、B、Cのすべてにおいて入力有りと判断されているが、その検知レベルDa、Db、Dcと閾値との大小関係は、検知レベルDa=検知レベルDb=検知レベルDc>閾値(静電容量レベルL1)である。この場合、操作位置判断部451は、センサA、B、Cによって囲まれたエリアであって、センサA、B、Cの中心の位置がタッチされたことを認識する。
尚、上述したように、操作位置判断部451は、検知レベルA、B、Cの値に基づき、詳細なタッチ位置を判断する。図12(b)の場合、検知レベルDa、Db、Dcは略同一の値であるため、センサA、B、C夫々の位置からタッチ位置までの距離は略同一であると判断される。
更に、タッチ位置がセンサAに対して対辺のセンサB、Cの中間点である場合について説明する。図13(a)は、タッチ位置がセンサB、Cの中間に位置する場合の例を示す図である。この場合、図13(b)に示すように、センサAの検知レベルDaは略閾値となり、センサB、Cの検知レベルDb、Dcは閾値を越えて略同一の検知レベルとなる。その検知レベルDa、Db、Dcと閾値(静電容量レベルL1)との大小関係は、検知レベルDa=検知レベルDb>検知レベルDc>閾値である。この場合、操作位置判断部451は、センサAとセンサBとの中間地点がタッチされたことを認識する。
次に、本実施形態に係るディスプレイパネル104におけるスイッチディスプレイ42のタッチ位置の判断動作について説明する。図14は、本実施形態に係るタッチ位置の判断動作を示すフローチャートである。まず、切替部423によって選択されているセンサ421bの検知信号が変換部424によって変換され、操作位置判断部451に入力されることにより、操作位置判断部451が対象センサの検知レベルを取得する(S1301)。
操作位置判断部451は、検知レベルを取得すると、取得した検知レベルと設定された閾値の値とを比較する(S1302)。S1302の比較の結果、取得した検知レベルが設定された閾値未満であれば(S1302/NO)、操作位置判断部451は、S1301からの処理を繰り返す。
他方、S1302の比較の結果、取得した検知レベルが設定された閾値以上である場合(S1302/YES)、操作位置判断部451は、対象のセンサ421bにおいて入力有りと判断する(S1303)。1つのセンサ421bについて入力有りと判断されると、操作位置判断部451は、そのセンサ421bに隣接して配置されている他のセンサ421bによる検知レベルを取得し、設定された閾値と比較する(S1304)。
図7に示すように、1つのセンサ421bに隣接するセンサ421bは、6つあるため、S1304において、操作位置判断部451は、6つのセンサ421bの検知レベルを取得する。S1304の比較の結果、S1303において入力有りと判定されたセンサ421bを含めて合計3つのセンサ421bの検知レベルが閾値以上である場合(S1305/YES)、次に、操作位置判断部451は、上記3つのセンサ421bの検知レベルの値を互いに比較する(S1306)。
S1306の結果、3つのセンサ421bの検知レベルの値が互いに同一である場合(S1306/YES)、操作位置判断部451は、図12(a)及び図12(b)において説明したように、3つのセンサ421bで形成される正三角形の中心点がタッチ位置であると判断し(S1307)、処理を終了する。
S1306の結果、3つのセンサ421bの検知レベルの値が同一ではない場合(S1306/NO)、操作位置判断部451は、図11(a)、図11(b)、図13(a)、及び図13(b)において説明したように、3つのセンサ421bの検知レベルの関係に基づき、タッチ位置を判断し(S1308)、処理を終了する。
他方、S1304の比較の結果、S1303において入力有りと判定されたセンサ421bの検知レベルのみ、又は隣接するセンサ421の1つを含めて合計2つのセンサ421bの検知レベルが閾値以上である場合(S1305/NO)、操作位置判断部451は、更に、隣接するセンサ421bの1つで閾値以上であるか否かを判断する(ステップS1305−4)。隣接するセンサ421の1つを含めて合計2つのセンサ421bの検知レベルが閾値以上である場合(ステップS1305−4/YES)、上述したステップS1308を実行し、処理を終了する。
ステップS1305−4の結果、S1303において入力有りと判定されたセンサ421bの検知レベルのみが閾値以上である場合(ステップS1305−4/NO)、図10(a)及び図10(b)において説明したように、操作位置判断部451は、S1303において入力有りと判定されたセンサ421bの真上がタッチ位置であると判断し(S1309)、処理を終了する。
このような処理により、本実施形態に係るスイッチディスプレイ42におけるタッチ位置の判断動作が完了する。
上述したように、切替部423は、複数のセンサ421bの夫々から順次出力信号を取得し、変換部424に入力しており、変換部424は、切替部423から入力された出力信号を変換して検知レベルの情報として操作位置判断部451に送信している。1つのセンサ421bの検知レベルが操作位置判断部451に入力されてから次のセンサ421bの検知レベルが操作位置判断部451に入力されるまでのスパンは、例えば1μsec〜1msecである。このような処理が、図13のS1302において、検知レベルが閾値以上と判断されるまで、各センサ421bについて順番に繰り返される。そして、あるセンサ421bについてS1303に示すように、入力有りと判定されると、そのセンサ421bが対象センサとして認識され、S1304以降の処理が実行される。
以下に、図14で説明した処理で検知できる領域について説明する。図15は、図14のステップS1307で検知される領域を例示する図である。図15において、ステップS1306においてセンサA、B、Cの検知レベルが略同一であると判断された場合、図14のステップS1307によって、センサA、B、Cで形成される正三角形の中心領域R0がタッチ位置であると判断される。
図16は、図14のステップS1308で検知される領域を例示する図である。図16(a)において、ステップS1305−4においてセンサA、B、Cのうち2つの検知レベルが閾値以上であると判断した場合であって、ステップS1308において検知レベルが閾値以上である2つのセンサの検知レベルの大小関係によって、タッチ位置が検知される領域Rab、Rbc、Rcaが示されている。
領域Rabは、センサA、Bを結ぶ直線であり、センサCの検知レベルが閾値未満であって、閾値以上であるセンサA、Bの検知レベルの大小関係によってタッチ位置が判断される領域である。センサA、Bの検知レベルが略同一である場合、センサA、Bを結ぶ直線(領域Rab)の中心がタッチ位置であると判断される。
領域Rbcは、センサB、Cを結ぶ直線であり、センサAの検知レベルが閾値未満であって、閾値以上であるセンサB、Cの検知レベルの大小関係によってタッチ位置が判断される領域である。センサB、Cの検知レベルが略同一である場合、センサB、Cを結ぶ直線(領域Rbc)の中心がタッチ位置であると判断される。
領域Rcaは、センサA、Cを結ぶ直線であり、センサBの検知レベルが閾値未満であって、閾値以上であるセンサA、Cの検知レベルの大小関係によってタッチ位置が判断される領域である。センサA、Cの検知レベルが略同一である場合、センサA、Cを結ぶ直線(領域Rca)の中心がタッチ位置であると判断される。
図16(b)において、ステップS1306においてセンサA、B、Cの検知レベルが全て閾値以上であるが略同一でないと判断した場合であって、ステップS1308において2つのセンサの検知レベルが略同一である場合に、他の1のセンサの検知レベルの大きさによって、タッチ位置が検知される領域Ra、領域Rb、Rcが示されている。
領域Raは、センサAから対辺への中線であり、センサB、Cの検知レベルが略同一であって、センサAの検知レベルの大きさによってタッチ位置が判断される領域である。
領域Rbは、センサBから対辺への中線であり、センサA、Cの検知レベルが略同一であって、センサBの検知レベルの大きさによってタッチ位置が判断される領域である。
領域Rcは、センサCから対辺への中線であり、センサA、Bの検知レベルが略同一であって、センサCの検知レベルの大きさによってタッチ位置が判断される領域である。
図16(c)において、ステップS1306においてセンサA、B、Cの検知レベルが全て閾値以上であるが略同一でないと判断した場合であって、ステップS1308において3つのセンサの検知レベルDa、Db、Dcの大小関係によって、タッチ位置が検知される領域S1、S2、S3、S4、S5、S6が示されている。
領域S1は、Da>Dc>Dbの検知レベルの大小関係におけるタッチ位置の領域である。領域S2は、Da>Db>Dcの検知レベルの大小関係におけるタッチ位置の領域である。
領域S3は、Db>Da>Dcの検知レベルの大小関係におけるタッチ位置の領域である。領域S4は、Da>Dc>Daの検知レベルの大小関係におけるタッチ位置の領域である。
領域S5は、Dc>Db>Daの検知レベルの大小関係におけるタッチ位置の領域である。領域S6は、Dc>Da>Dbの検知レベルの大小関係におけるタッチ位置の領域である。
図17は、図14のステップS1309で検知される領域を例示する図である。図17において、ステップS1305−4においてセンサA、B、Cのうち2つの検知レベルが閾値未満であると判断した場合であって、ステップS1309において対象センサの真上であると判断した場合の領域Sa、Sb、Scが示されている。
領域Saは、センサAの真上の領域であり、センサAの検出レベルのみ閾値以上である場合にタッチ位置として判断される領域である。
領域Sbは、センサBの真上の領域であり、センサBの検出レベルのみ閾値以上である場合にタッチ位置として判断される領域である。
領域Scは、センサCの真上の領域であり、センサCの検出レベルのみ閾値以上である場合にタッチ位置として判断される領域である。
このように、本実施例では、3つのセンサの検知レベルに応じて、図15から図17に示す合計16の領域に分けて、タッチ位置を特定することができる。一方、従来のように格子状にセンサを配置させて、このようなセンサ間のタッチ位置を特定するためには、例えば、図18に示すように多くのセンサを必要とする。
図18は、本実施例における3つのセンサによるタッチ位置の検出精度に相当するセンサの格子状の配置例を示す図である。図18に示すセンサの格子状の配置では、少なくとも本実施例における3つのセンサの真上、3つのセンサを頂点とする各辺の中点、3つのセンサで形成される領域内を検出するための配置を例示している。この配置例において、本実施例の3つのセンサに対して、13個のセンサが必要とされる。
本実施例では、16の領域のうち、特に、図16(a)、図16(b)、図16(c)に示す各領域では、2又は3のセンサの検知レベルの比較によって、タッチ位置の検出精度を改善することができる。
以上説明したように、本実施形態おいては、スイッチディスプレイ42のように、表示画面と一体化された情報入力装置において、センサ数を増やすことなく、タッチ位置の検出精度を向上させることが可能となる。
本実施形態においては、複数のセンサ421bが連動してユーザによるタッチ位置を判断するところ、図9にも示すとおり、夫々のセンサ421bの配置間隔は、例えばユーザの指の太さよりも広い間隔とすることができる。その場合であっても、3つのセンサによって囲まれる範囲において、図15から図17に示す合計16の領域に分けて、タッチ位置を特定することができる。従って、少ないセンサ421bの実装数で高精度なタッチ位置の判定を行うことが可能であり、上記課題を解決することができる。
尚、上記実施形態においては、図7に示すように、各センサ421bが千鳥状に配置され、3つのセンサ421bが正三角形の各頂点となるように配置されている場合が説明されている。従って、本実施形態においては、図8等においても説明した通り、3つのセンサ421bによってタッチされた位置が判断される。
この他、各センサ421bが正方形の格子を構成するように配置しても良い。この場合であっても、上述したように、3つのセンサ421bによってタッチされた位置を判断することができるし、4つのセンサ421bによってタッチされた位置を判断することもできる。
また、上記実施形態においては、センサ421bの検知信号を変換部424が変換することにより生成された検知レベルに対して閾値を設け、その閾値との比較によって入力有無の判定を行う場合が例として説明されている。
また、上記閾値の設定により、入力有りと判定されるセンサは、上述したように、最大でも3つとなる。これにより、図13のS1306、1308の処理等、操作位置判断部451によるタッチされた位置の判断において参照すべきパラメータは最大でも3つとなり、処理を簡略化することが可能となる。
この他、上記閾値の設定を、例えば、センサ出力が定常状態、即ち、何も操作が行われていない状態であるか否かを判断するための値とすることもできる。この場合、操作位置判断部451は、定常状態から変化のあったセンサの検知レベルを参照して、タッチされた位置を判断する。
また、上記実施形態においては、ユーザによって"タッチされた位置"の判断を例として説明したが、上述したように、センサ421bは、静電容量を計測するセンサであり、透明基板422aにタッチされずとも、ユーザが指を近づけただけで、静電容量の変化を検知することが可能である。従って、操作位置判断部451は、タッチされた位置の判断に限らず、操作位置の判断を行うこともできる。
更に、近傍に配置される3つのセンサの静電容量の検知レベルに応じて、3つのセンサが正三角形の頂点となる領域内においてタッチ位置を特定することができるため、図5に示す操作位置対応情報453bにおける位置情報を、部品画像の形状に応じた情報とすることができる。例えば、部品画像が円形であれば、その中心座標と半径とを位置情報として与え、その位置情報によって形成される円形領域とすることができる。又は、複数の形状を組み合わせて位置情報としてもよい。従って、部品画像の形状に柔軟性を持たせることができると共に、その形状に応じた情報を位置情報とすることができるため、部品画像の形状に応じたタッチ位置の検出を高精度に行うことができる。
1 画像形成装置、
2 静電物、
10 CPU、
20 RAM、
30 ROM、
40 エンジン、
41 メインディスプレイ、
42 スイッチディスプレイ、
43 スピーカ、
44 スタートキー、
45 コントローラ、
46 本体I/F、
50 HDD、
60 I/F、
70 LCD、
80 操作部、
90 バス、
100 コントローラ、
101 ADF、
102 スキャナユニット、
103 排紙トレイ、
104 ディスプレイパネル、
105 給紙テーブル、
106 プリントエンジン、
107 排紙トレイ、
108 ネットワークI/F、
111 主制御部、
112 エンジン制御部、
113 入出力制御部、
114 画像処理部、
115 操作表示制御部、
421 センサ部、
421a センサ基板、
421b センサ、
422 表示部、
422a 透明基板、
422b 表示パネル、
423 切替部、
424 変換部、
451 操作位置判断部、
452 表示制御部、
453 操作情報処理部
特開2002−182835号公報

Claims (14)

  1. 操作情報を表示する表示画面と、該表示画面の前面において静電容量を計測可能な複数のセンサを近傍の3つのセンサが正三角形の各頂点となるように千鳥状に配置したセンサ部とが一体に構成され、該表示画面上を所定手段でタッチすることによって該操作情報が入力されるタッチパネルと、
    前記センサ部を構成する前記複数のセンサのうち隣接する3つのセンサによって形成される正三角形の領域において、該3つの各センサの静電容量の検知レベルに応じて、前記所定手段でタッチされた前記表示画面上の位置を判断する位置判断手段と
    を備えることを特徴とする情報入力装置。
  2. 前記位置判断手段は、
    前記隣接する3つの各センサの前記静電容量が検知され、該隣接する3つのセンサの検知レベルが略同一である場合、該3つのセンサの中央が前記タッチされた位置であると判断する中央位置判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。
  3. 前記位置判断手段は、
    前記隣接する3つの各センサの前記静電容量が検知され、該隣接する3つのセンサの少なくとも1つが他センサと異なる検知レベルである場合、該3つのセンサの検知レベルの比較結果に応じて、該隣接する3つのセンサ間における前記タッチされた位置を判断する第1のセンサ間位置判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の情報入力装置。
  4. 前記位置判断手段は、
    前記隣接する3つのセンサのうち2つの各センサの前記静電容量が検知された場合、該2つのセンサの検知レベルの比較結果に応じて、該隣接する2つのセンサ間における前記タッチされた位置を判断する第2のセンサ間位置判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の情報入力装置。
  5. 前記位置判断手段は、
    前記隣接する3つのセンサのうち1つのセンサの前記静電容量が検知された場合、該センサの真上が前記タッチされた位置であると判断する真上位置判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の情報入力装置。
  6. 前記隣接する3つのセンサによって形成される正三角形において、頂点としてのセンサの配置位置からの中線と対辺とが交わる交点でタッチされた際に検出される静電容量を閾値とし、該閾値以上の検知レベルとなるセンサを検知した場合に前記表示画面がタッチされ前記情報の入力が行われたと判断する入力判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の情報入力装置。
  7. 前記閾値以上の検知レベルが検知された一のセンサに対して、隣接するセンサの検知レベルを該閾値と比較する閾値比較手段を更に備えることを特徴とする請求項6記載の情報入力装置。
  8. 前記表示画面の表示を構成する各部品画像に該部品画像の位置を示す位置情報と該部品画像を指定することによって入力される操作情報とを対応付けた操作位置対応情報を記憶した記憶領域を備え、該操作位置対応情報を参照することによって、前記位置判断手段によって判断されたタッチされた位置を含む該位置情報を特定し、該位置情報に対応付けられた該操作情報を入力する操作情報処理手段を、更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の情報入力装置。
  9. 前記タッチパネルは、
    前記センサ部に配置された前記複数のセンサの一つを選択的に切り替えて該センサが計測した静電容量の値を取得する切替手段と、
    前記切替手段によって取得した前記静電容量をデジタル値に変換する変換手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の情報入力装置。
  10. タッチパネル上の操作により操作情報が入力される情報入力装置を備えた画像形成装置であって、
    前記情報入力装置は、
    前記タッチパネルに、前記操作情報を表示する表示画面と、該表示画面の前面において静電容量を計測可能な複数のセンサを近傍の3つのセンサが正三角形の各頂点となるように千鳥状に配置したセンサ部とを一体に構成し、
    前記センサ部を構成する前記複数のセンサのうち隣接する3つのセンサによって形成される正三角形の領域において、該3つの各センサの静電容量の検知レベルに応じて、所定手段でタッチされた前記表示画面上の位置を判断する位置判断手段を
    更に備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. タッチパネル上の操作により操作情報が入力されるコンピュータを有する情報入力装置において、該コンピュータが操作された該タッチパネル上の位置を判断する位置判断方法であって、
    前記情報入力装置において、前記操作情報を表示する表示画面と、該表示画面の前面において静電容量を計測可能な複数のセンサを近傍の3つのセンサが正三角形の各頂点となるように千鳥状に配置したセンサ部とが前記タッチパネルに一体に構成され、
    前記コンピュータが、
    閾値以上の検知レベルとなるセンサを検知することによって、前記表示画面がタッチされ前記操作情報の入力が行われたと判断する入力判断手順と、
    前記閾値以上の検知レベルが検知された一のセンサに対して、隣接するセンサの検知レベルを該閾値と比較する閾値比較手順と、
    前記閾値比較手順による比較結果に基づいて、前記一のセンサの検知レベルと、隣接する2つのセンサの検知レベルとに応じて、前記タッチされた前記表示画面上の位置を判断する位置判断手順と、
    を実行することを特徴とする位置判断方法。
  12. 前記閾値は、前記隣接する3つのセンサによって形成される正三角形において、頂点としてのセンサの配置位置からの中線と対辺とが交わる交点でタッチされた際に検出される静電容量であることを特徴とする請求項11記載の位置判断方法。
  13. タッチパネル上の操作により操作情報が入力されるコンピュータを有する情報入力装置において、該コンピュータに操作された該タッチパネル上の位置を判断させるコンピュータ実行可能な位置判断プログラムであって、
    閾値以上の検知レベルとなるセンサを検知することによって、前記操作情報を表示した表示画面がタッチされ該操作情報の入力が行われたと判断する入力判断手順と、
    前記閾値以上の検知レベルが検知された一のセンサに対して、隣接するセンサの検知レベルを該閾値と比較する閾値比較手順と、
    前記閾値比較手順による比較結果に基づいて、前記一のセンサの検知レベルと、隣接する2つのセンサの検知レベルとに応じて、前記タッチされた前記表示画面上の位置を判断する位置判断手順と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする位置判断プログラム。
  14. 前記閾値は、前記隣接する3つのセンサによって形成される正三角形において、頂点としてのセンサの配置位置からの中線と対辺とが交わる交点でタッチされた際に検出される静電容量であることを特徴とする請求項13記載の位置判断プログラム。
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