JP5270018B1 - システム及び手書き文書管理方法 - Google Patents

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    • G06V30/1423Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments the instrument generating sequences of position coordinates corresponding to handwriting

Abstract

【課題】配信対象の電子機器に応じて手書き文書データを提供できる情報処理装置を実現する。
【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、ネットワークを介して複数の電子機器と接続可能であり、文書受信手段、文書格納手段、文書検索手段及び文書送信手段を具備する。文書受信手段は、タッチスクリーンディスプレイを用いた手書き入力操作によって手書きされる、複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを第1電子機器から受信する。文書格納手段は、複数の手書き文書データが格納される記憶装置に前記受信した手書き文書データを追加する。文書検索手段は、第2電子機器による要求に応じて、前記記憶装置に格納された複数の手書き文書データから、前記要求に対応する第1手書き文書データを検索する。文書送信手段は、前記第1手書き文書データを前記第2電子機器に送信する。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、手書き文書を管理する情報処理装置及び該装置に適用される手書き文書管理方法に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器の多くは、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを備えている。ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されるメニュー又はオブジェクトを指などでタッチすることにより、これらメニュー又はオブジェクトに関連付けられた機能の実行を電子機器に指示することができる。
しかし、タッチスクリーンディスプレイを備える既存の電子機器の多くは、画像、音楽、他の各種メディアデータに対する操作性を追求したコンシューマ向け製品であり、会議、商談、商品開発などのビジネスシーンにおける利用については必ずしも適していない場合がある。このため、ビジネスシーンにおいては、手軽さや表現の自由度等から、紙やホワイトボードに議論の内容をまとめた文章や図、表等を手書きすることにより、参加者の間での認識の共有が図られている。この手書きされた情報は、会議のエビデンスとして保管したり、関係者に周知したりするために、電子化されることがある。また、参加者の手書きのメモのような個人のメモも、電子化して保管することへの需要が高まっている。
紙やホワイトボード等に手書きされた文書は、例えば、スキャナやカメラを用いて画像データに変換することができる。
特表2012−501586号公報
会議等の参加者は、手書きの文書に対応する画像データを、参加者それぞれが使用する電子機器を用いて閲覧する。しかし、参加者が使用する電子機器には、上述のように、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が想定される。そのため、各電子機器では、その電子機器が有する機能に応じた電子データを閲覧できることが期待される場合がある。また、ビジネスシーンにおいては、単に、手書きの文書に対応する画像データを提供できるだけでなく、人の発想活動の支援を可能にしたり、過去に作成した文書のような資料の再利用を容易にしたりするためのデータを提供することが期待される場合がある。
本発明は、配信対象の電子機器に応じて手書き文書データを提供できる情報処理装置及び文書管理方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、システムは、ネットワークを介して複数の電子機器と接続可能であり、受信手段、記憶装置、検索手段、及び送信手段を具備する。受信手段は、複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを、第1電子機器から受信する。記憶装置は、複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを記憶し、受信した手書き文書データをさらに記憶する。検索手段は、第2電子機器からの1以上のストロークデータを含む検索の要求に応じて、前記1以上のストロークデータに基づいて、前記記憶装置内の複数の手書き文書データから、第1手書き文書データを検索する。送信手段は、前記第2電子機器が手書き文書データを用いて手書き文書を表示する手書き文書表示機能を有する場合、前記第1手書き文書データを前記第2電子機器に送信し、前記第2電子機器が前記手書き文書表示機能を有しない場合、前記第1手書き文書データに対応する画像データを前記第2電子機器に送信する。
実施形態に係る情報処理装置(クラウドサーバ)と当該情報処理装置と連携する第1電子機器(手書き端末)及び第2電子機器(閲覧端末)とを含むクラウドサービスシステムの構成を示すブロック図。 図1の第1電子機器(手書き端末)の外観を示す斜視図。 図1の第1電子機器(手書き端末)のタッチスクリーンディスプレイ上に手書きされる手書き文書の例を示す図。 図1の第1電子機器(手書き端末)によって生成される、図3の手書き文書に対応する手書き文書データを説明するための図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される手書き文書管理プログラムの機能構成を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置によって用いられるユーザデータの一構成例を示す図。 同実施形態の情報処理装置によって用いられるアクセス権データの一構成例を示す図。 同実施形態の情報処理装置によって、図4の手書き文書データを用いて生成されるプレゼンテーション資料データの例を示す図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成の例を示すブロック図。 図1の第1電子機器(手書き端末)のシステム構成の例を示すブロック図。 図1の第2電子機器(閲覧端末)のシステム構成の例を示すブロック図。 図1の第1電子機器(手書き端末)によって実行されるアップロード処理の手順の例を示すフローチャート。 同実施形態の情報処理装置によって実行される手書き文書データ受信処理の手順の例を示すフローチャート。 図1の第2電子機器(閲覧端末)によって実行されるダウンロード処理の手順の例を示すフローチャート。 同実施形態の情報処理装置によって実行される手書き文書データ送信処理の手順の例を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、一実施形態に係る情報処理装置と、当該情報処理装置と連携する電子機器とを含むクラウドサービスシステムについて説明する。この情報処理装置は、例えば、サーバコンピュータ(以下、クラウドサーバとも称する)1として実現され得る。クラウドサーバ1は、オンラインストレージサービス、他の各種クラウドコンピューティングサービスを実行する。クラウドサーバ1は、手書き端末(第1電子機器)2Aや閲覧端末(第2電子機器)2B,2Cのような各種の電子機器と連携することができる。
手書き端末2Aは、例えば、ペン又は指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この手書き端末2Aは、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。また、閲覧端末2B,2Cは、手書き端末2Aを用いた手書き入力によって作成された手書き文書を閲覧するための電子機器である。この閲覧端末2B,2Cは、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。
クラウドサーバ1は、例えば、LANなどの通信デバイスを備えている。また、手書き端末2A及び閲覧端末2B,2Cは、例えば、無線LANなどの無線通信デバイスを備えている。したがって、クラウドサーバ1は、手書き端末2A及び閲覧端末2B,2Cとの通信を実行することができる。
手書き端末2Aは、ユーザによる手書き入力操作に応じて作成された、文字や図形を含む手書き文書のデータを、ネットワーク(例えば、インターネット)を介してクラウドサーバ1に送信して、クラウドサーバ1内のストレージ(例えば、ハードディスクドライブ(HDD))に記録することができる(アップロード)。クラウドサーバ1と手書き端末2Aとの間のセキュアな通信を確保するために、通信開始時には、クラウドサーバ1が手書き端末2Aを認証するようにしてもよい。この場合、手書き端末2Aの画面上に、ユーザに対してIDやパスワードの入力を促すダイアログを表示してもよいし、手書き端末2AのIDなどを自動的に手書き端末2Aからクラウドサーバ1に送信してもよい。
これにより、手書き端末2A上で作成された手書き文書データを、クラウドサーバ1で管理することが可能になる。
クラウドサーバ1は、クラウドサーバ1のストレージに記録されている手書き文書データを、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して閲覧端末2Bに送信する。例えば、クラウドサーバ1は、クラウドサーバ1のストレージに記録されている、手書き端末2Aによってアップロードされた手書き文書データを、閲覧端末2Bで閲覧できる形式に変換して閲覧端末2Bに送信する。閲覧端末2Bは、クラウドサーバ1によって送信された手書き文書データを受信し(ダウンロード)、その受信した手書き文書データに基づく手書き文書を、閲覧端末2Bのディスプレイの画面に表示することができる。
クラウドサーバ1は、さらに、クラウドサーバ1のストレージに記録されている手書き文書データを用いて新たなデータを生成して、閲覧端末2Cに送信することもできる。例えば、クラウドサーバ1は、クラウドサーバ1のストレージに記録されている、手書き端末2Aによってアップロードされた手書き文書データを用いて、その手書き文書に記載された文字や図形を認識し、ワードプロセッシングソフトウェア、プレゼンテーションソフトウェア、発想支援ツール(例えば、KJ法やマインドマップに基づく発想支援ツール)等の形式に変換して、閲覧端末2Cに送信する。閲覧端末2Cは、クラウドサーバ1によって新たに生成されたデータを受信し(ダウンロード)、その新たに生成されたデータに基づく情報を、閲覧端末2Cのディスプレイの画面に表示することができる。
クラウドサーバ1と閲覧端末2B,2Cとの間のセキュアな通信を確保するために、通信開始時には、クラウドサーバ1が閲覧端末2B,2Cを認証するようにしてもよい。この場合、閲覧端末2B,2Cの画面上に、ユーザに対してIDやパスワードの入力を促すダイアログを表示してもよいし、閲覧端末2B,2CのIDなどを自動的に閲覧端末2B,2Cからクラウドサーバ1に送信してもよい。なお、手書き端末2Aを閲覧端末2B,2Cとして用いることもできる。
図2は、手書き端末2Aの外観を示す斜視図である。以下では、この手書き端末2Aがタブレットコンピュータとして実現されていることを想定する。タブレットコンピュータ2Aは、タブレット又はストレートコンピュータとも称される携帯型電子機器であり、図2に示すように、本体20とタッチスクリーンディスプレイ206とを備える。タッチスクリーンディスプレイ206は、本体20の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体20は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ206には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペン又は指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサには、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ206に組み込まれていることを想定する。
デジタイザ及びタッチパネルタッチの各々は、フラットパネルディスプレイの画面を覆うように設けられる。このタッチスクリーンディスプレイ206は、指を使用した画面に対するタッチ操作のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作も検出することができる。ペン100は例えば電磁誘導ペンであってもよい。ユーザは、外部オブジェクト(ペン100又は指)を使用してタッチスクリーンディスプレイ206上で手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上の外部オブジェクト(ペン100又は指)の動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストロークの軌跡(筆跡)がリアルタイムに描画され、これによって各ストロークの軌跡が画面上に表示される。外部オブジェクトが画面に接触されている間の外部オブジェクトの動きの軌跡が1ストロークに相当する。手書きされた文字又は図形などに対応する多数のストロークの集合、つまり多数の軌跡(筆跡)の集合が手書き文書を構成する。
本実施形態では、この手書き文書は、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡の座標列とストローク間の順序関係を示す時系列情報を含む手書き文書データとして、例えば、手書き端末2A内の記憶媒体に保存される。この時系列情報の詳細は図4を参照して後述するが、この時系列情報は、概して、複数のストロークにそれぞれ対応する時系列のストロークデータの集合を意味する。各ストロークデータは、ある1つのストロークに対応し、このストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を含む。これらストロークデータの並びの順序は、ストロークそれぞれが手書きされた順序つまり筆順に相当する。
手書き端末2Aは、記憶媒体から既存の任意の時系列情報(手書き文書データ)を読み出し、この時系列情報に対応する手書き文書、つまりこの時系列情報によって示される複数のストロークそれぞれに対応する軌跡を画面上に表示することができる。さらに、手書き端末2Aは編集機能を有している。この編集機能は、「消しゴム」ツール、範囲指定ツール、及び他の各種ツール等を用いたユーザによる編集操作に応じて、表示中の手書き文書内の任意のストローク又は任意の手書き文字等を削除又は移動することができる。さらに、この編集機能は、幾つかの手書き操作の履歴を取り消す機能も含んでいる。
本実施形態では、時系列情報(手書き文書データ)は、1つ又は複数のページとして管理されうる。この場合、時系列情報(手書き文書データ)を1つの画面に収まる面積単位で区切ることによって、1つの画面に収まる時系列情報のまとまりを1つのページとして記録してもよい。あるいは、ページのサイズを可変できるようにしてもよい。この場合、ページのサイズは1つの画面のサイズよりも大きい面積に広げることができるので、画面のサイズよりも大きな面積の手書き文書を一つのページとして扱うことができる。1つのページ全体をディスプレイに同時に表示できない場合は、そのページを縮小してするようにしてもよいし、縦横スクロールによってページ内の表示対象部分を移動するようにしてもよい。
次いで、図3及び図4を参照して、ユーザによって手書きされたストローク(文字、マーク、図形、表など)と時系列情報との関係について説明する。図3は、ペン100などを使用してタッチスクリーンディスプレイ206上に手書きされる手書き文書(手書き文字列と図形)51の例を示している。
手書き文書51では、一旦手書きされた文字や図形などの上に、さらに別の文字や図形などが手書きされるというケースが多い。図3においては、例えば、「Current」の手書き文字列が「C」、「u」、「r」、「r」、「e」、「n」、「t」の順番で手書きされたことを想定する。
手書き文字「C」は、ペン100などを使用して手書きされた1つのストローク、つまり1つの軌跡によって表現される。最初に手書きされる「C」に対応するペン100の軌跡は例えば等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「C」に対応するストロークの時系列座標SD11、SD12、…SD1nが得られる。手書き文字「u」は、ペン100などを使用して手書きされた手書きされた1つのストローク、つまり1つの軌跡によって表現される。同様に、次に手書きされる「u」形状のペン100の軌跡もサンプリングされ、これによって「u」形状のストロークの時系列座標SD21、SD21、…SD2nが得られる。また、例えば、手書き文字「t」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。
図4は、図3の手書き文書51に対応する時系列情報を含む手書き文書データ204Aを示している。時系列情報は、複数のストロークデータSD1、SD2、…、SD7を含む。手書き文書データ204A内においては、これらストロークデータSD1、SD2、…、SD7は、筆跡順に、つまり複数のストロークが手書きされた順に時系列に並べられている。
手書き文書データ204Aにおいて、先頭のストロークデータSD1は、手書き文字「C」のストロークを示している。2番目のストロークデータSD2は、手書き文字「u」を構成するストロークを示している。3番目のストロークデータSD3は、手書き文字「r」を構成する1つのストロークを示している。4番目のストロークデータSD4は、手書き文字「r」を構成する1つのストロークを示している。5番目のストロークデータSD5は、手書き文字「e」を構成する1つのストロークを示している。6番目のストロークデータSD6は、手書き文字「n」を構成する1つのストロークを示している。7番目のストロークデータSD7は、手書き文字「t」の内の「-」を構成する1つのストロークを示している。
各ストロークデータは、1つのストロークに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり1つのストロークの軌跡上の複数の点それぞれに対応する複数の座標を含む。各ストロークデータにおいては、複数の座標はストロークが書かれた順に時系列に並べられている。例えば、手書き文字「C」に関しては、ストロークデータSD1は、手書き文字「C」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまりn個の座標データSD11、SD12、…SD1nを含む。ストロークデータSD2は、手書き文字「u」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列、つまりn個の座標データSD21、SD22、…SD2nを含む。なお、座標データの数nはストロークデータ毎に異なっていてもよい。
各座標データは、対応する軌跡内のある1点に対応するX座標及びY座標を示す。例えば、座標データSD11は、「C」形状のストロークの始点のX座標(X11)及びY座標(Y11)を示す。SD1nは、「C」形状のストロークの終点のX座標(X1n)及びY座標(Y1n)を示す。
さらに、各座標データは、その座標に対応する点が手書きされた時点に対応するタイムスタンプ情報Tを含んでいてもよい。手書きされた時点は、絶対時間(例えば、年月日時分秒)又はある時点を基準とした相対時間のいずれであってもよい。例えば、各ストロークデータに、ストロークが書き始められた絶対時間(例えば、年月日時分秒)をタイムスタンプ情報として付加し、さらに、ストロークデータ内の各座標データに、絶対時間との差分を示す相対時間をタイムスタンプ情報Tとして付加してもよい。
このように、各座標データにタイムスタンプ情報Tが追加された時系列情報を使用することにより、ストローク間の時間的関係をより精度よく表すことができる。さらに、各座標データには、筆圧を示す情報(Z)を追加してもよい。
次いで、図5を参照して、クラウドサーバ1の機能構成と、当該クラウドサーバ1と連携する手書き端末2A及び閲覧端末2B,2Cの機能構成とについて説明する。
まず、手書き端末2Aについて説明する。
手書き端末2Aは、手書き入力ディスプレイ(タッチスクリーンディスプレイ)206を用いた手書き入力に応じて手書き文書データ204Aを生成し、生成された手書き文書データ204Aをクラウドサーバ1にアップロードするための手書き文書作成プログラム202Bを実行する。手書き文書作成プログラム202Bは、手書き情報検出部22、手書き情報処理部23及び手書き情報送信部24を備える。
手書き情報検出部22は、手書き入力ディスプレイ206の画面上の外部オブジェクト(ペン100又は指)の動きの軌跡を検出する。手書き情報検出部22は、検出された軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を示すストロークデータを生成する。手書き情報検出部22は、生成されたストロークデータを手書き情報処理部23に出力する。なお、手書き情報検出部22は、手書き入力ディスプレイ206の画面に、ワードプロセッシングソフトウェアによって作成された文書や、プレゼンテーションソフトウェアによって作成されたスライド等が表示されているときに、その画面上での外部オブジェクトの動きの軌跡を検出して、ストロークデータを生成することもできる。
手書き情報処理部23は、手書き情報検出部22によって出力されたストロークデータを記憶装置204に保存する。手書き情報処理部23は、複数のストロークデータを所定の条件に基づいてまとめて、手書き文書データ204Aとして記憶装置204に保存することもできる。具体的には、手書き情報処理部23は、例えば、1以上のストロークデータを文字毎や図形毎の「ブロック」単位でまとめて保存する。また、手書き情報処理部23は、例えば、1以上のストロークデータを所定の面積(例えば、画面サイズ)毎の「ページ」単位でまとめて保存する。ストロークデータを所定の条件に基づいてまとめて保存する場合、手書き情報処理部23は、ストロークデータに「ブロック」や「ページ」の情報を付加した手書き文書データ204Aを生成して、記憶装置204に保存する。手書き情報処理部23は、手書き文書データ204Aを、ブロック間やページ間の関連を付加して保存することもできる。例えば、手書き情報処理部23は、あるブロック(又は、ストローク、ページ)に対応する手書き文書データ204Aを、別のブロック(又は、ストローク、ページ)に対応する手書き文書データ204Aと関連付けて保存する。また、手書き情報処理部23は、ワードプロセッシングソフトウェアによって作成された文書や、プレゼンテーションソフトウェアによって作成されたスライド等が表示された画面上での入力操作に基づく手書き文書データ204Aを、その文書(文書ファイル)やスライド(プレゼンテーション用ファイル)と関連付けて保存することもできる。
手書き情報処理部23は、さらに、生成された手書き文書データ204Aがクラウドサーバ1にアップロードされた際のアクセス権を設定するためのアクセス権データ(アクセス権データのエントリ)を生成してもよい。手書き情報処理部23は、例えば、ユーザによる指示に応じて、手書き文書データ204Aのためのアクセス権データを生成する。このアクセス権データは、例えば、閲覧が許可されるユーザ(又はコンピュータ)の範囲や、閲覧が許可されるデータの範囲(ブロック、ページ、ストローク等の範囲)、閲覧が許可される期間(公開期間)等を示す。
手書き情報処理部23は、生成された手書き文書データ204A(又は、ストロークデータ)及びアクセス権データと、記憶装置204に格納されたユーザデータ204B(ユーザデータのエントリ)とを手書き情報送信部24に出力する。このユーザデータ204Bは、手書き文書を作成したユーザに関する情報(例えば、ユーザ名、ユーザID等)、手書き文書に関するキーワード(タグ)等を含む。ユーザデータ204Bは、手書き入力操作時に、ユーザによって入力されてもよい。
手書き情報送信部24は、手書き情報処理部23によって出力された手書き文書データ204A、アクセス権データ及びユーザデータ204Bを、無線通信デバイス等を用いてクラウドサーバ1に送信する(アップロード)。
次いで、クラウドサーバ1について説明する。クラウドサーバ1は、手書き端末2Aによってアップロードされた手書き文書データ14Aを管理するための手書き文書管理プログラム12Bを実行する。手書き文書管理プログラム12Bは、手書き情報受信部41、手書き情報格納部42、特徴量抽出部43、要求受信部44、手書き文書検索部45、文書データ変換部46、及びデータ送信部47を備える。クラウドサーバ1は、上述のように、手書き端末2Aによって送信された手書き文書データをストレージに保存する機能と、保存された手書き文書データを閲覧端末2B,2Cに配信する機能とを有する。
まず、手書き端末2Aによって送信された手書き文書データをストレージに保存する機能について説明する。
手書き情報受信部41は、手書き端末2A(手書き情報送信部24)によって送信された手書き文書データ204A、アクセス権データ及びユーザデータ204Bを、通信デバイス等を用いて受信する。手書き情報受信部41は受信した手書き文書データ204A、アクセス権データ及びユーザデータ204Bを手書き情報格納部42に出力する。
手書き情報格納部42は、手書き情報受信部41によって出力された手書き文書データ204A、アクセス権データ及びユーザデータ204Bを記憶装置14に格納する。より具体的には、手書き情報格納部42は、手書き情報受信部41によって出力されたユーザデータ204Bのエントリを、記憶装置14に格納されたユーザデータ14Bに追加する。また、手書き情報格納部42は、手書き情報受信部41によって出力されたアクセス権データのエントリを、記憶装置14に格納されたアクセス権データ14Cに追加する。なお、手書き情報格納部42は、手書き端末2Aから、手書き文書データ204Aに対応するアクセス権データが送信されていない場合、手書き文書データ204Aに対する、アクセス権を設定するためのアクセス権データのエントリを生成して、記憶装置14に格納されたアクセス権データ14Cに追加してもよい。また、この記憶装置14は、クラウドサーバ1内に設けられてもよいし、クラウドサーバ1と連携するファイルサーバ等の他のコンピュータ内に設けられてもよい。
図6は、クラウドサーバ1によって用いられるユーザデータ14Bの一構成例を示す。ユーザデータ14Bは、手書き端末2A又は閲覧端末2B,2Cを使用してクラウドサーバ1にアクセスする、複数のユーザに対応する複数のエントリを含む。各エントリは、例えば、ユーザID及びユーザ名を含む。あるユーザに対応するエントリにおいて、「ユーザID」は、そのユーザに付与された識別情報を示す。「ユーザ名」は、そのユーザの名前を示す。
また、図7は、クラウドサーバ1によって用いられるアクセス権データ14Cの一構成例を示す。アクセス権データ14Cは、例えば、手書き文書データ14Aに対する複数のアクセス権設定に対応する複数のエントリを含む。各エントリは、例えば、データID、作成ユーザID、アクセスユーザID、及びアクセス範囲を含む。ある手書き文書データ14Aに対するアクセス権設定に対応するエントリにおいて、「データID」は、その手書き文書データ14Aに付与された識別情報を示す。「作成ユーザID」は、その手書き文書データ14Aを作成したユーザ(アカウント)のユーザIDを示す。「アクセスユーザID」は、その手書き文書データ14Aへのアクセスが許可されたユーザ(アカウント)のユーザIDを示す。「アクセス範囲」は、その手書き文書データ14Aの内、「アクセスユーザID」に示されたユーザIDを有するユーザに対して、アクセスが許可されたデータの範囲を示す。「アクセス範囲」には、例えば、その手書き文書データ14全体をアクセス可能であること(“all”)、その手書き文書データ14内の所定のページ(“page 1-3”)にアクセス可能であること、その手書き文書データ14内の所定のブロック(“block 1-10”)にアクセス可能であること等が設定される。このようにアクセス範囲が設定されることによって、例えば、ユーザ(アクセスユーザ)毎に、異なる見え方の手書き文書を提供することができる。なお、アクセス権データ14Cのエントリは、手書き文書データ14Aが公開される期間を含んでもよい。
手書き情報格納部42は、上述のユーザデータ14Bとアクセス権データ14Cとを用いて、手書き文書データ14Aを、当該手書き文書データ14Aを作成したユーザに関する情報と、当該手書き文書データ14Aに対するアクセス権に関する情報とに関連付けて保存する。
なお、手書き情報受信部41は、手書き端末2Aから受信した手書き文書データ104Aを特徴量抽出部43に出力してもよい。特徴量抽出部43は、手書き文書データ104Aに含まれるストロークデータを用いて特徴量を算出する。特徴量抽出部43は、例えば、ストロークデータである時系列の座標データ列を用いて、座標や時刻に関する特徴量を算出する。特徴量抽出部43は、手書き文書データ104Aを解析して、手書き文書に含まれる手書きの文字を文字コードに変換したり、手書きの図形を所定の図形オブジェクトに変換してもよい。特徴量抽出部43は、算出された特徴量を特徴量データ14Dとして記憶装置14に格納する。
次いで、クラウドサーバ1における、保存された手書き文書データを閲覧端末2B,2Cに配信する機能について説明する。
まず、要求受信部44は、閲覧端末2B,2C(要求送信部31)による、手書き文書データの配信要求を受信する。この配信要求は、例えば、閲覧端末2B,2Cに関する端末情報、閲覧端末2B,2Cを使用しているユーザに関するユーザ情報と、手書き文書データ14Aを検索するための検索キーとを含む。端末情報は、例えば、閲覧端末2B,2Cの識別情報(端末ID)、閲覧端末2B,2Cの機種を示す情報、閲覧端末2B,2C上で実行されるOSを示す情報、閲覧端末2B,2Cが手書き文書データ(ストロークデータ)を解析して手書き文書を表示する機能(以下、手書き文書表示機能とも称する)を有するか否かを示す情報、閲覧端末2B,2Cの画面サイズを示す情報等を含む。ユーザ情報は、ユーザIDやユーザ名等を含む。検索キーは、例えば、ストロークデータを含む。つまり、要求受信部44は、記憶装置14内の手書き文書データ14Aを検索するための、手書き文字列や手書き図形等に対応するストロークデータを検索キーとして受信する。配信要求は、さらに、クラウドサーバ1から要求元の閲覧端末2B,2Cに配信されるデータの形式を示すフォーマット情報を含んでもよい。フォーマット情報は、例えば、ファイル形式や、そのデータが利用されるアプリケーションプログラム(例えば、Word(登録商標)、PowerPoint(登録商標)、Excel(登録商標)、メーラプログラム)を示す。要求受信部44は、端末情報、ユーザ情報、検索キー、フォーマット情報等を、特徴量抽出部43、手書き文書検索部45及び文書データ変換部46に出力する。
特徴量抽出部43は、要求受信部44によって出力された検索キーを解析することによって、第1特徴量を抽出する。より具体的には、特徴量抽出部43は、検索キーに含まれるストロークデータ(時系列の座標データ列)を用いて、座標や時刻に基づく第1特徴量を算出する。同様に、特徴量抽出部43は、記憶装置14に格納された手書き文書データ14Aを解析することによって、手書き文書データ14Aに含まれるストロークデータを用いて、座標や時刻に基づく特徴量を算出する。特徴量抽出部43は、算出された手書き文書データ14Aの特徴量を、特徴量データ14Dとして記憶装置14に保存する。そして、特徴量抽出部43は、算出された検索キーの第1特徴量を手書き文書検索部45に出力する。なお、特徴量抽出部43は、手書き文書データ14Aの特徴量を、その手書き文書データ14Aが手書き端末2Aから受信されたこと、閲覧端末2B,2Cによる検索要求が受信されたこと等に応じて算出する。
手書き文書検索部45は、特徴量抽出部43によって出力された、検索キーの第1特徴量を用いて、記憶装置14に格納された手書き文書データ14Aを検索する。手書き文書検索部45は、例えば、記憶装置14に格納された手書き文書データ14Aに対応する特徴量データ14Dを用いて、検索キーの第1特徴量との類似度がしきい値以上である第2特徴量を有する手書き文書データ14Aを取得する。これにより、手書き文書検索部45は、例えば、記憶装置14に格納された手書き文書データ14Aから、検索キーに基づく手書き文書データの候補群、又は最も適切と推定される手書き文書データの候補を取得する。手書き文書検索部45は、各手書き文書データ14Aの閲覧回数や、手書き文書データ14Aの作成ユーザと要求元端末2B,2Cのユーザとの関連を考慮して、手書き文書データの候補を取得してもよい。手書き文書検索部45は、取得された手書き文書データの候補(候補群)を文書データ変換部46に出力する。
手書き文書検索部45は、さらに、アクセス権データ14Cを用いて、取得された手書き文書データの候補群それぞれに対するアクセスが要求元の閲覧端末2B,2C(又は、要求元の閲覧端末2B,2Cのユーザ)に許可されているか否かを判定してもよい。つまり、手書き文書検索部45は、手書き文書データの候補群を、要求元の閲覧端末2B,2Cによるアクセスが許可された候補に絞り込むことができる。この場合、手書き文書検索部45は、アクセス権に基づいて絞り込まれた手書き文書データの候補(候補群)を文書データ変換部46に出力する。
また、例えば、閲覧端末2B,2Cにタッチスクリーンディスプレイが設けられていない場合、閲覧端末2B,2Cからの検索要求に含まれる検索キーは、手書き文書データに含まれる文字列(又は、図形等)、手書き文書データの作成ユーザ、アクセスユーザ、作成時刻、アクセス時刻等が指定された検索条件であってもよい。その場合、手書き文書検索部45は、記憶装置14に格納された手書き文書データ14Aから、その検索条件を満たす(且つ、要求元の閲覧端末2B,2Cによるアクセスが許可された)手書き文書データを取得して、文書データ変換部46に出力する。
文書データ変換部46は、手書き文書検索部45によって出力された手書き文書データを、要求元端末2B,2Cによって要求された形式や、要求元端末2B,2Cに適した形式等に変換して、データ送信部47に出力する。
文書データ変換部46は、例えば、閲覧端末2B,2Cの端末情報が、当該閲覧端末2B,2Cが手書き文書表示機能を有しないことを示す場合、手書き文書検索部45によって出力された手書き文書データを、閲覧端末2B,2Cによって表示可能なフォーマットのデータ(例えば、イメージデータ)に変換する。なお、閲覧端末2B,2Cが手書き文書表示機能を有する場合、文書データ変換部46は、手書き文書検索部45によって出力された手書き文書データをそのままデータ送信部47に出力する。
また、文書データ変換部46は、端末情報に示される閲覧端末2B,2Cの画面サイズに基づいて、手書き文書検索部45によって出力された手書き文書データを、閲覧端末2B,2Cの画面サイズに応じた表示サイズに変換してもよい。
文書データ変換部46は、さらに、手書き文書検索部45によって出力された手書き文書データを用いて、新たなデータを生成することもできる。例えば、文書データ変換部46は、手書き文書に含まれる手書きの文字、図形、表等を認識して、手書き文書検索部45によって出力された手書き文書データを別のソフトウェア(アプリケーションプログラム)で利用可能な形式に変換する。文書データ変換部46は、手書き文書データを、例えばフォーマット情報に指定された形式に変換する。
より具体的には、文書データ変換部46は、変換対象の手書き文書データに含まれる時系列の複数のストロークデータをグループ化処理することによって得られる複数のブロック(手書きブロック)の各々を文字として認識することによって、これら複数のブロック内の手書き文字それぞれを文字コードに変換する。グループ化処理では、互いに近傍に位置し且つ連続的に手書きされたストロークにそれぞれ対応するストロークデータ同士が同一ブロックに分類されるように、時系列の複数のストロークデータがグループ化される。文書データ変換部46は、例えば、複数の文字それぞれの特徴を示す文字情報を予め保持しており、手書き文字と複数の文字それぞれとの間の類似度を算出する。そして、手書き文字は、この手書き文字に関する類似度が最も高い文字に対応する文字コードに変換される。
また、文書データ変換部46は、上述のグループ化処理によって得られる複数のブロック内の処理対象ブロックを、複数の図形オブジェクトの内の1つの図形オブジェクトに変換する。つまり、手書き文書内に含まれる手書きの図形は、PowerPointのようなプレゼンテーションのためのアプリケーションプログラムが扱うことが可能な図形オブジェクトに変換される。文書データ変換部46は、例えば、複数の図形オブジェクトそれぞれの特徴を示す図形情報を予め保持しており、手書き図形と複数の図形オブジェクトそれぞれとの間の類似度を算出する。そして、手書き図形は、この手書き図形に関する類似度が最も高い図形オブジェクトに変換される。
類似度の算出においては、手書き図形を必要に応じて回転、拡大、又は縮小してもよく、回転、拡大、又は縮小された後の手書き図形と複数の図形オブジェクトそれぞれとの間の類似度が求められる。そして、手書き図形に関する類似度が最も高い図形オブジェクトが選択され、この選択された図形オブジェクトは、手書き図形に対して施された回転、拡大、又は縮小の処理内容に基づいて変形される。この変形された図形オブジェクトが、手書き図形の代わりに表示される。
手書き文字間の類似度の計算方法としては、様々な方法を使用することができる。例えば各ストロークの座標列をベクトルとして扱ってもよい。この場合、比較対象のベクトル同士の類似度を計算するために、それら比較対象のベクトル間の内積を比較対象のベクトル間の類似度として算出してもよい。また他の例としては、各ストロークの軌跡を画像として扱い、比較対象の軌跡間の画像の重なりがもっとも多くなる部分の面積の大きさを上述の類似度として計算してもよい。さらに計算処理量を減らすための任意の工夫をしてもよい。また、手書き文字間の類似度の計算方法として、DP(Dynamic Programming)マッチングを使用してもよい。これにより、手書きで描いた図形を容易にPowerPoint等のペイント系の文書(アプリケーションデータ)に変換することができる。
文書データ変換部46は、さらに、上述のグループ化処理によって得られる複数のブロック内の処理対象ブロックが、幾つかの線状の軌跡の組み合わせを含む表形状であるか否かを認識する。処理対象ブロックが表形状であることが認識された場合、文書データ変換部46は、この処理対象ブロックを、認識された表形状の縦横の要素数と同じ縦横の要素数を有するテーブルオブジェクトに変換する。
手書き文書内に含まれる手書きの表は、Excelなどの表計算アプリケーションプログラムが扱うことが可能なテーブルオブジェクトに変換される。文書データ変換部46は、手書き文書内の縦横の線の組み合わせを認識し、それらの組み合わせが表を構成していることを認識する。テーブルオブジェクトへの変換処理において、手書きの表内の各手書き要素を手書きデータのままテーブルオブジェク内の要素に入力してもよい。あるいは、手書きの表内の各手書き要素を文字認識することによって得られる文字コードを、テーブルオブジェクト内の要素に入力してもよい。
文書データ変換部46は、例えば、予め保持された辞書データを用いて、認識された文字、図形、表から、悪意のある情報を取り除くこともできる。
上述の様々な変換処理は、手書き文書検索部45によって出力された手書き文書データに対して、いずれか一つの処理が施されてもよいし、複数の処理が適宜組み合わせて施されてもよい。
データ送信部47は、文書データ変換部46によって出力された手書き文書データ(又は、手書き文書データが所定の形式に変換されたデータ)を、要求元の閲覧端末2B,2Cに送信する。
次いで、閲覧端末2B,2Cについて説明する。
閲覧端末2B,2Cは、クラウドサーバ1からデータをダウンロードして、閲覧するための手書き文書閲覧プログラム212Bを実行する。手書き文書閲覧プログラム212Bは、要求送信部31、データ受信部32及び表示制御部33を備える。
要求送信部31は、例えばユーザによる要求に応じて、クラウドサーバ1に対して、手書き文書データの配信要求を送信する。配信要求は、クラウドサーバ1に関する説明で上述したように、閲覧端末2B,2Cに関する端末情報、閲覧端末2B,2Cを使用しているユーザに関するユーザ情報、手書き文書データ14Aを検索するための検索キー、閲覧端末2B,2Cに配信されるデータの形式を示すフォーマット情報等を含む。端末情報は、例えば、閲覧端末2B,2Cが手書き文書データ(ストロークデータ)を解析して手書き文書を表示する機能(手書き文書表示機能)を有するか否かを示す情報、閲覧端末2B,2Cの画面サイズを示す情報等を含む。ユーザ情報は、ユーザIDやユーザ名等を含む。
また、手書き入力ディスプレイを備える閲覧端末2B,2Cでは、手書き端末2Aと同様にして、手書き入力ディスプレイの画面上の外部オブジェクト(ペン又は指)の動きの軌跡が検出され、検出された軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を示すストロークデータが生成される。要求送信部31は、その生成されたストロークデータを検索キーとしてクラウドサーバ1に送信することができる。すなわち、手書き入力ディスプレイを備える閲覧端末2B,2Cでは、ユーザは、手書き入力ディスプレイを用いて、クラウドサーバ1に格納された手書き文書データ14Aを検索するための検索キーとして、手書きの文字列、図形、表等を入力することができる。一方、手書き入力ディスプレイが設けられていない閲覧端末2B,2Cでは、例えば、キーボード等を用いて入力された文字列が検索キーに設定される。
要求送信部31は、手書き文書データの作成ユーザ、アクセスユーザ、作成時刻、アクセス時刻等が指定された検索条件をさらに検索キーに設定してもよい。
また、要求送信部31は、クラウドサーバ1によって配信されるデータのファイル形式や、閲覧端末2B,2Cによって実行される(データが利用される)アプリケーションプログラム(例えば、Word、PowerPoint、Excel)を、フォーマット情報に設定する。
データ受信部32は、クラウドサーバ1によって配信要求に応じて配信されたデータを受信する(ダウンロード)。データ受信部32は、受信したデータを表示制御部33に出力する。データ受信部32は、受信したデータを記憶装置214に格納してもよい。
表示制御部33は、データ受信部32によって出力されたデータを用いて、ディスプレイ216の画面に手書き文書等を表示する。より具体的には、データ受信部32によって手書き文書データが出力されている場合(すなわち、閲覧端末2B,2Cが手書き文書表示機能を有する場合)、表示制御部33は、その手書き文書データに含まれる複数のストロークデータに対応する軌跡をディスプレイ216の画面に表示する。手書き文書表示機能を有する閲覧端末2B,2Cは、例えば、手書き文書データを取り扱うための専用のアプリケーションプログラムを有する端末である。
なお、手書き入力ディスプレイを備える閲覧端末2B,2Cでは、ユーザは、画面に表示された手書き文書にさらに、手書きの文字列、図、表等を追記することもできる。表示されたデータ上に、手書きの文字列、図形、表等がさらに入力されるとき、閲覧端末2B,2Cは、手書き端末2Aと同様にして、手書き入力ディスプレイの画面上の外部オブジェクト(ペン又は指)の動きの軌跡を検出し、検出された軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を示すストロークデータを生成し、元の手書き文書データに追加する。閲覧端末2B,2Cは、追加されたストロークデータを含む手書き文書データをクラウドサーバ1に送信(アップロード)する。これにより、閲覧端末2B,2Cで追記された手書き文書データをクラウドサーバ1に保存することができる。
また、データ受信部32によって、所定のファイル形式に変換されたデータ(変換後データ)が出力されている場合、表示制御部33は、そのファイル形式に関連付けられたアプリケーションプログラムに、そのデータを表示させる。例えば、JPEG等のイメージに変換されたデータが出力されている場合、表示制御部33は、そのイメージを表示可能な所定のアプリケーションプログラムを起動し、出力されたデータに対応するイメージを画面に表示させる。また、例えば、PowerPointのためのファイル形式(例えば、PPT)に変換されたデータが出力されている場合、表示制御部33は、PowerPointを起動し、出力されたデータに対応するスライド等を画面に表示させる。
なお、手書き入力ディスプレイを備える閲覧端末2B,2Cでは、ユーザは、画面に表示された変換後データ(画像、スライド等)に、さらに、手書きの文字列、図形、表等を入力することができる。表示された変換後データ上に、手書きの文字列、図形、表等がさらに入力されるとき、閲覧端末2B,2Cは、手書き端末2Aと同様にして、手書き入力ディスプレイの画面上の外部オブジェクト(ペン又は指)の動きの軌跡を検出し、検出された軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を示すストロークデータを含む手書き文書データを生成する。この手書き文書データは、画面に表示されている画像やスライド等の座標系に基づく座標データ系列(ストロークデータ)を含んでもよいし、画面に表示されている画像やスライド等との座標系の相対関係を示す情報を含んでもよい。そして、閲覧端末2B,2Cは、画面に表示されている画像やスライド等の変換後データ(すなわち、JPEGデータやPowerPointのデータ)と、生成された手書き文書データとを関連付けて、クラウドサーバ1にアップロードする。
クラウドサーバ1は、これら変換後データと手書き文書データとを関連付けて保存する。したがって、別の閲覧端末2B,2Cでは、クラウドサーバ1から変換後データと手書き文書データとのペアをダウンロードし、変換後データを用いた画像やスライド上に、手書き文書データを用いた手書き文書を、生成時と同じ位置に(すなわち、手書きしたユーザの意図した位置に)重ね合わせて表示することができる。
なお、表示制御部33は、表示しているデータの元となった手書き文書データ14Aの作成者や作成日時等の関連情報を表示することもできる。ユーザは、この表示により、表示されている文書(又は画像、スライド等)の作成者や作成日時を確認することができる。
以上の構成により、クラウドサーバ1は、閲覧端末2B,2Cが有する機能に依存することなく手書き文書データを提供することができる。クラウドサーバ1は、手書き端末2Aによって送信された手書き文書データをクラウドサーバ1内のストレージ14に格納する。そして、クラウドサーバ1は、閲覧端末2B,2Cによる要求に応じて、ストレージに格納された複数の手書き文書データ14Aの内の手書き文書データを、ネットワークを介して閲覧端末2B,2Cに送信する。これにより、あるユーザは、そのユーザ自身が作成した手書き文書データ14Aを閲覧(検索)できるだけでなく、自身が作成した手書き文書データ14Aを他のユーザに閲覧させることや、他のユーザが作成した手書き文書データ14Aを閲覧することもできる。また、アクセス権データ14Cを用いることによって、ユーザに応じて(例えば、知人、知らない人等に応じて)、閲覧の許可/不許可を制御することもできる。
上述のように、クラウドサーバ1において、手書き端末2Aで生成された手書き文書データが管理され、閲覧端末2B,2Cに提供されるので、各端末2A,2B,2Cにおけるローカルの処理負荷を低減することができる。
図8は、クラウドサーバ1によって、手書き文書データ14Aから変換されたデータの例を示す。ここでは、図3で示した手書き文書51に対応する手書き文書データ14Aが、プレゼンテーションソフトウェアで用いられるプレゼンテーション資料であるスライド52のデータに変換されることを想定する。
上述のように、クラウドサーバ1の文書データ変換部46は、手書き文書データ14Aに含まれる時系列順のストロークデータを用いて、手書き文書51に含まれる文字、記号、図形、表等を認識する。そして、文書データ変換部46は、手書きの文字、手書きの図形、手書きの表を、文字コード、図形オブジェクト、テーブルオブジェクトにそれぞれ変換し、プレゼンテーションソフトウェアで用いられるスライド52のデータに変換する。
次いで、図9は、クラウドサーバ1のシステム構成の例を示す。クラウドサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、主メモリ12、I/Oデバイス13、ハードディスクドライブ(HDD)14、グラフィクスコントローラ15、LCD(Liquid Crystal Display)16、及びLANコントローラ17等を備える。
CPU11は各種プログラムを実行するプロセッサである。CPU11は、各種演算処理を実行すると共に、クラウドサーバ1内の各部を制御する。
主メモリ12は、CPU11によって実行される、オペレーティングシステム(OS)12A、手書き文書管理プログラム12Bのような各種アプリケーションプログラム、及び各種データを格納するためのメインメモリである。主メモリ12には、例えばOS12A及び手書き文書管理プログラム12Bがロードされている。
I/Oデバイス13は、クラウドサーバ1に対するデータの入出力を実行するための各種入出力デバイスである。また、HDD14は、各種プログラムやデータを格納するための不揮発性の記憶装置である。HDD14に格納された各種プログラムやデータは、クラウドサーバ1内の各部による要求に応じて、主メモリ12へロードされる。主メモリ12にロードされる手書き文書管理プログラム12Bの動作は、図5等を参照して説明した通りである。
グラフィクスコントローラ15は、クラウドサーバ1のディスプレイモニタとして使用されるLCD16を制御する。このグラフィクスコントローラ15によって生成される表示信号はLCD16に送られる。グラフィクスコントローラ15及びLCD16を用いることにより、例えば、管理者による操作に応じた画面を表示することができる。
LANコントローラ17は、例えばEthernet(登録商標)規格の有線通信を実行する有線通信デバイスである。
図10は、手書き端末(第1電子機器)2Aのシステム構成の例を示す。手書き端末2Aは、CPU(Central Processing Unit)201、主メモリ202、ソリッドステートドライブ(SSD)204、グラフィクスコントローラ205、タッチスクリーンディスプレイ206、及び無線LANコントローラ207等を備える。
CPU201は各種プログラムを実行するプロセッサである。CPU201は、各種演算処理を実行すると共に、手書き端末2A内の各部を制御する。
主メモリ202は、CPU201によって実行される、オペレーティングシステム202A、手書き文書作成プログラム202Bのような各種アプリケーションプログラム、及び各種データを格納するためのメインメモリである。主メモリ202には、例えばOS202A及び手書き文書作成プログラム202Bがロードされている。
SSD204は、各種プログラムやデータを格納するための不揮発性の記憶装置である。SSD204に格納された各種プログラムやデータは、手書き端末2A内の各部による要求に応じて、主メモリ202へロードされる。主メモリ202にロードされる手書き文書作成プログラム202Bの動作は、図5等を参照して説明した通りである。
グラフィクスコントローラ205は、タッチスクリーンディスプレイ206に表示すべき表示信号を生成する。タッチスクリーンディスプレイ206には、フラットパネルディスプレイ206Aと、フラットパネルディスプレイ206Aの画面上のペン又は指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイ206Aは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル206B、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。
無線LANコントローラ207はIEEE 802.11規格に基づいて無線通信を実行するように構成されている。
図11は、閲覧端末(第2電子機器)2B,2Cのシステム構成の例を示す。閲覧端末2B,2Cは、CPU(Central Processing Unit)211、主メモリ212、ソリッドステートドライブ(SSD)214、グラフィクスコントローラ215、液晶表示装置(LCD)216、及び無線LANコントローラ217等を備える。
CPU211は各種プログラムを実行するプロセッサである。CPU211は、各種演算処理を実行すると共に、閲覧端末2B,2C内の各部を制御する。
主メモリ212は、CPU211によって実行される、オペレーティングシステム212A、手書き文書閲覧プログラム212Bのような各種アプリケーションプログラム、及び各種データを格納するためのメインメモリである。主メモリ212には、例えばOS212A及び手書き文書閲覧プログラム212Bがロードされている。
SSD214は、各種プログラムやデータを格納するための不揮発性の記憶装置である。SSD214に格納された各種プログラムやデータは、閲覧端末2B,2C内の各部による要求に応じて、主メモリ212へロードされる。主メモリ212にロードされる手書き文書閲覧プログラム212Bの動作は、図5等を参照して説明した通りである。
グラフィクスコントローラ215は、閲覧端末2B,2Cのディスプレイモニタとして使用されるLCD216を制御する。このグラフィクスコントローラ215によって生成される表示信号はLCD216に送られる。グラフィクスコントローラ215及びLCD216を用いることにより、例えば、クラウドサーバ1から受信した手書き文書、画像、スライド等を表示することができる。なお、閲覧端末2B,2Cは、手書き端末2Aに設けられたタッチスクリーンディスプレイ206と同様のタッチスクリーンディスプレイを備えてもよい。
無線LANコントローラ217はIEEE 802.11規格に基づいて無線通信を実行するように構成されている。
次いで、図12のフローチャートを参照して、手書き端末2Aによって実行されるアップロード処理の手順の例を示す。
まず、手書き情報検出部22は、手書き入力ディスプレイ(タッチスクリーンディスプレイ)206を用いた手書き入力操作が検出されたか否かを判定する(ブロックB11)。手書き入力操作が検出されていない場合(ブロックB11のNO)、ブロックB11に戻り、再度、手書き入力操作が検出されたか否かが判定される。
手書き入力操作が検出された場合(ブロックB11のYES)、手書き情報処理部23は、検出された手書き入力操作によって入力された軌跡に対応するストロークデータを含む手書き文書データ204Aを生成し、生成された手書き文書データ204Aを記憶装置204に保存する(ブロックB12)。また、手書き情報送信部24は、生成された手書き文書データ204Aをクラウドサーバ1にアップロードするか否かを判定する(ブロックB13)。手書き情報送信部24は、例えば、ユーザによって手書き文書データ204Aのアップロードを要求する操作があった場合、記憶装置204内の所定の領域(例えば、所定のディレクトリ)に手書き文書データ204Aが格納された場合等に、生成された手書き文書データ204Aをクラウドサーバ1にアップロードすると判定する。
手書き文書データ204Aをクラウドサーバ1にアップロードする場合(ブロックB13のYES)、手書き情報送信部24は、手書き文書データ204Aとユーザデータ204Bとをクラウドサーバ1に送信する(ブロックB14)。ユーザデータ204Bは、例えば、手書き入力操作を行ったユーザを示す情報(例えば、ユーザ名、ユーザID等)を含む。また、手書き情報送信部24は、さらに、手書き文書データ204Aに対するアクセス権を設定するためのアクセス権データをクラウドサーバ1に送信してもよい。
以上の処理により、手書き端末2Aに設けられた手書き入力ディスプレイ206を用いた手書き入力操作に応じて、手書き文書データ204Aが生成され、クラウドサーバ1にアップロードされる。
図13は、クラウドサーバ1によって実行される手書き文書データ受信処理の手順の例を示すフローチャートである。
まず、手書き情報受信部41は、手書き端末2Aによって送信された手書き文書データ204Aとユーザデータ204Bとを受信する(ブロックB21)。そして、手書き情報格納部23は、受信した手書き文書データ204Aとユーザデータ204Bとを関連付けて、記憶装置14に格納する(ブロックB22)。より具体的には、手書き情報格納部23は、記憶装置14に格納された手書き文書データ14Aに、受信した手書き文書データ204を追加する。手書き情報格納部23は、記憶装置14に格納されたユーザデータ14Bに、受信したユーザデータ204Bに対応するエントリを追加する。また、手書き情報格納部23は、手書き端末2Aによって送信されたアクセス権データに対応するエントリを、記憶装置に格納されたアクセス権データ14Cに追加することによって、格納(追加)された手書き文書データ204Aに対するアクセス権を設定してもよい。
以上の処理により、手書き端末2Aによって送信された手書き文書データ204Aを、クラウドサーバ1内の記憶装置14に格納することができる。
図14は、閲覧端末2B,2Cによって実行されるダウンロード処理の手順の例を示すフローチャートである。以下では、手書きデータを検索キーとする検索要求が閲覧端末2B,2Cからクラウドサーバ1に送信されることを想定する。
まず、要求送信部31は、クラウドサーバ1に対する手書き文書データの検索要求があるか否かを判定する(ブロックB31)。手書き文書データの検索要求がない場合(ブロックB31のNO)、ブロックB31に戻り、再度、手書き文書データの検索要求があるか否かが判定される。
クラウドサーバ1に対する手書き文書データの検索要求がある場合(ブロックB31のYES)、要求送信部31は、手書き文書データ14Aを検索するための検索キーとして用いられる、手書きデータを検出する(ブロックB32)。手書きデータは、手書き入力操作によって入力された軌跡に対応するストロークデータを含む。要求送信部31は、検出された手書きデータ(検索キー)をクラウドサーバ1に送信する(ブロックB33)。
次いで、データ受信部32は、クラウドサーバ1から、送信した手書きデータ(検索キー)に関連する手書き文書データ214Aを受信する(ブロックB34)。データ受信部32は、受信した手書き文書データ214Aを記憶装置214に格納する。表示制御部33は、受信した手書き文書データ214Aを用いて、ディスプレイ216に手書き文書を表示する(ブロックB35)。
以上の処理により、ユーザは、クラウドサーバ1からダウンロードされた、検索キーに対応する手書き文書データ214Aを閲覧することができる。クラウドサーバ1からダウンロードされるデータは、手書き文書データに限らず、閲覧端末2B,2Cに適した形式に変換されたデータ(例えば、イメージ、スライド等)であってもよい。
次いで、図15のフローチャートを参照して、クラウドサーバ1によって実行される手書き文書データ送信処理の手順の例について説明する。以下では、図14と同様に、手書きデータを検索キーとする検索要求が閲覧端末2B,2Cからクラウドサーバ1に送信されることを想定する。
まず、要求受信部44は、閲覧端末2B,2Cから、手書き文書データの検索要求を受信したか否かを判定する(ブロックB41)。手書き文書データの検索要求を受信していない場合(ブロックB41のNO)、ブロックB41に戻り、再度、手書き文書データの検索要求を受信したか否かが判定される。
手書き文書データの検索要求を受信している場合(ブロックB41のYES)、要求受信部44は、閲覧端末(すなわち、要求元端末)2B,2Cから、検索キーである手書きデータを受信する(ブロックB42)。特徴量抽出部43は、受信した手書きデータ(検索キー)を解析することによって、第1特徴量を抽出する(ブロックB43)。そして、手書き文書検索部45は、抽出された第1特徴量を用いて、記憶装置14に格納された手書き文書データ14Aを検索することによって、その第1特徴量に対応する手書き文書データを取得する(ブロックB44)。手書き文書検索部45は、例えば、検索キーの第1特徴量との類似度がしきい値以上である第2特徴量を有する手書き文書データを取得する。
次いで、手書き文書検索部45は、アクセス権データ14Cを用いて、要求元端末2B,2Cに対して、取得された手書き文書データへのアクセスが許可されているか否かを判定する(ブロックB45)。取得された手書き文書データへのアクセスが許可されていない場合(ブロックB45のNO)、処理を終了する。なお、手書き文書検索部45は、ブロックB44に戻り、アクセスが許可された別の手書き文書データを検索してもよい。
取得された手書き文書データへのアクセスが許可されている場合(ブロックB45のYES)、文書データ変換部46は、取得された手書き文書データを、要求元端末2B,2Cによって要求された形式や、要求元端末2B,2Cに適した形式等に変換する(ブロックB46)。具体的には、文書データ変換部46は、例えば、要求元端末2B,2Cが手書き文書データを表示する機能(すなわち、手書き文書データに含まれるストロークデータを用いて、対応する軌跡が描画された手書き文書を表示する機能)を有するか否かに応じて、取得された手書き文書データを変換する。要求元端末2B,2Cが手書き文書データを表示する機能を持たない場合、手書き文書データを、手書き文書データに含まれるストロークデータに対応する軌跡が描画された画像データに変換する。また、文書データ変換部46は、例えば、手書き文書データにストロークデータに対応する軌跡を分析することによって、文字、記号、表等のオブジェクトを認識し、ワードプロセッシングソフトウェアやプレゼンテーションソフトウェア、発想支援ツール等で用いられる形式(フォーマット)に変換する。
そして、データ送信部47は、変換された手書き文書データを要求元端末2B,2Cに送信する(ブロックB47)。
以上の処理により、クラウドサーバ1は、閲覧端末2B,2Cによる要求に応じて、手書き文書データを閲覧端末2B,2Cに送信することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、配信対象の電子機器に応じて手書き文書データを提供することができる。クラウドサーバ1は、手書き端末2Aによって送信された手書き文書データをクラウドサーバ1内のストレージ14に格納する。そして、クラウドサーバ1は、閲覧端末2B,2Cによる要求に応じて、ストレージに格納された複数の手書き文書データ14Aの内の手書き文書データを、閲覧端末2B,2Cに送信する。これにより、クラウドサーバ1は、例えば、閲覧端末2B,2Cが有する機能に依存することなく手書き文書データを提供することができる。
なお、図12から図15のフローチャートで説明した本実施形態の処理手順は全てソフトウェアによって実行することができる。このため、この処理手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…クラウドサーバ装置、12B…手書き文書管理プログラム、2A…手書き端末、2B,2C…閲覧端末、202B…手書き文書作成プログラム、212B…手書き文書閲覧プログラム、21…手書き入力ディスプレイ、22…手書き情報検出部、23…手書き情報処理部、24…手書き情報送信部、204…記憶装置、204A…手書き文書データ、204B…ユーザデータ、31…要求送信部、32…データ受信部、33…表示制御部、216…ディスプレイ、214…記憶装置、214A…手書き文書データ、41…手書き情報受信部、42…手書き情報格納部、43…特徴量抽出部、44…要求受信部、45…手書き文書検索部、46…文書データ変換部、47…データ送信部、14…記憶装置、14A…手書き文書データ、14B…ユーザデータ、14C…アクセス権データ、14D…特徴量データ。

Claims (9)

  1. ネットワークを介して複数の電子機器と接続可能なシステムであって、
    複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを、第1電子機器から受信する受信手段と、
    複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを記憶する記憶装置であって、受信した手書き文書データをさらに記憶する記憶装置と、
    第2電子機器からの1以上のストロークデータを含む検索の要求に応じて、前記1以上のストロークデータに基づいて、前記記憶装置内の複数の手書き文書データから、第1手書き文書データを検索する検索手段と、
    前記第2電子機器が手書き文書データを用いて手書き文書を表示する手書き文書表示機能を有する場合、前記第1手書き文書データを前記第2電子機器に送信し、前記第2電子機器が前記手書き文書表示機能を有しない場合、前記第1手書き文書データに対応する画像データを前記第2電子機器に送信する送信手段とを具備するシステム。
  2. 前記受信手段は、前記第2電子機器によって実行可能なアプリケーションプログラムで用いられるファイル形式を示す情報を受信し、
    前記送信手段は、前記第2電子機器によって実行可能なアプリケーションプログラムで用いられるファイル形式の第1手書き文書データを前記第2電子機器に送信する請求項記載のシステム。
  3. 前記受信手段は、前記第2電子機器内のディスプレイのサイズを示す情報を受信し、
    前記送信手段は、前記第2電子機器内のディスプレイのサイズに対応する第1手書き文書データを前記第2電子機器に送信する請求項記載のシステム。
  4. 前記記憶装置内の手書き文書データは、対応するストローク上の点に対応する座標データ系列を含む複数のストロークデータと、当該複数のストロークデータの手書きの順序を示す情報とを含む請求項1記載のシステム。
  5. 記要求は、前記1以上のストロークデータの手書きの順序を示す情報を含み、
    前記検索手段は、前記1以上のストロークデータと、前記1以上のストロークデータの手書きの順序とに基づいて、前記第1手書き文書データを検索する請求項記載のシステム。
  6. 前記検索手段は、前記1以上のストロークデータを用いて第1特徴量を算出し、前記第1特徴量との類似度がしきい値以上である第2特徴量を有する第1手書き文書データを検索する請求項記載のシステム。
  7. 前記送信手段は、前記第1手書き文書データの閲覧が前記第2電子機器に許可されている場合、前記第1手書き文書データまたは前記画像データを前記第2電子機器に送信する請求項1記載のシステム。
  8. ネットワークを介して複数の電子機器と接続可能なシステムによって手書き文書を管理するための手書き文書管理方法であって、
    複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを、第1電子機器から受信し、
    複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを記憶装置に記憶し、受信した手書き文書データを前記記憶装置にさらに記憶し、
    第2電子機器からの1以上のストロークデータを含む検索の要求に応じて、前記1以上のストロークデータに基づいて、前記記憶装置内の複数の手書き文書データから、第1手書き文書データを検索し、
    前記第2電子機器が手書き文書データを用いて手書き文書を表示する手書き文書表示機能を有する場合、前記第1手書き文書データを前記第2電子機器に送信し、前記第2電子機器が前記手書き文書表示機能を有しない場合、前記第1手書き文書データに対応する画像データを前記第2電子機器に送信する手書き文書管理方法。
  9. ネットワークを介して複数の電子機器と接続可能なコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記プログラムは、
    複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを、第1電子機器から受信する手順と、
    複数のストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書き文書データを記憶装置に記憶し、受信した手書き文書データを前記記憶装置にさらに記憶する手順と、
    第2電子機器からの1以上のストロークデータを含む検索の要求に応じて、前記1以上のストロークデータに基づいて、前記記憶装置内の複数の手書き文書データから、第1手書き文書データを検索する手順と、
    前記第2電子機器が手書き文書データを用いて手書き文書を表示する手書き文書表示機能を有する場合、前記第1手書き文書データを前記第2電子機器に送信し、前記第2電子機器が前記手書き文書表示機能を有しない場合、前記第1手書き文書データに対応する画像データを前記第2電子機器に送信する手順とを前記コンピュータに実行させるプログラム。
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