JP5262510B2 - 配信速度制御装置および配信速度制御方法 - Google Patents

配信速度制御装置および配信速度制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5262510B2
JP5262510B2 JP2008244847A JP2008244847A JP5262510B2 JP 5262510 B2 JP5262510 B2 JP 5262510B2 JP 2008244847 A JP2008244847 A JP 2008244847A JP 2008244847 A JP2008244847 A JP 2008244847A JP 5262510 B2 JP5262510 B2 JP 5262510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
information
communication environment
mobile terminal
position information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008244847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010081103A (ja
Inventor
雅彦 藤原
隆雄 大井
優 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008244847A priority Critical patent/JP5262510B2/ja
Publication of JP2010081103A publication Critical patent/JP2010081103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5262510B2 publication Critical patent/JP5262510B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

この発明は、コンテンツの配信速度を調整する配信速度制御装置および配信速度制御方法に関する。
従来より、通信可能な基地局を介して移動端末に対してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバがある。このコンテンツ配信サーバは、コンテンツを配信するときに、各基地局の中から、コンテンツ配信先の移動端末(以下では、配信先端末と記載する)が属する基地局を特定する。そして、特定された基地局に応じた配信速度でコンテンツを配信することで、配信先端末へのコンテンツの配信速度を調整する。
なお、上記した技術に関連する技術として、特許文献1には、基地局が生成するカバーエリア(セルとも言う)内にある移動端末の数に応じてメッセージの配信を制御する技術が開示されている。また、特許文献2には、ハンドオーバーに関する技術が開示されている。
特開2004−15440号公報 特開2007−215238号公報
ところで、従来のコンテンツ配信サーバには、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスを発生させることがあるという課題があった。すなわち、従来のコンテンツ配信サーバは、配信先端末の属する基地局に応じた配信速度でコンテンツを配信する。そのため、従来のコンテンツ配信サーバでは、例えば、通信環境状態が悪い位置にある配信先端末に対してコンテンツを配信する場合に、配信先端末の受信速度以上の配信速度でコンテンツを配信してしまうことがある。そして、従来のコンテンツ配信サーバには、コンテンツをスムーズに配信できない結果、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスを発生させることがあるという課題があった。
そこで、配信速度制御装置および配信速度制御方法は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、コンテンツをスムーズに配信して、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制することが可能な配信速度制御装置および配信速度制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の配信速度制御装置は、コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集部と、前記通信環境情報収集部によって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成部と、コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成部により生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定部と、前記エリア特定部によって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する配信速度調整部とを有することを要する。
また、開示の配信速度制御方法は、コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集ステップと、前記通信環境情報収集ステップによって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成ステップと、コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定ステップと、前記エリア特定ステップによって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する配信速度調整ステップとを含むことを要する。
開示の配信速度制御装置および配信速度制御方法によれば、コンテンツをスムーズに配信して、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る配信速度制御装置および配信速度制御方法の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、コンテンツ配信サーバから配信されるコンテンツの配信速度を調整する配信速度制御装置を実施例として説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る配信速度制御装置の概要、配信速度制御装置の構成、配信速度制御装置による処理の流れを順に説明し、最後に実施例1の効果を説明する。
[実施例1に係る配信速度制御装置の概要]
まず、図1および図2を用いて実施例1に係る配信速度制御装置の概要を説明する。図1および図2は、実施例1に係る配信速度制御装置の概要を説明するための図である。実施例1に係る配信速度制御装置は、コンテンツ配信サーバからコンテンツ配信先の移動端末(以下では、配信先端末と記載する)に対して配信されるコンテンツの配信速度を調整することを概要とし、特に、配信先端末に対してコンテンツをスムーズに配信して、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制する。
すなわち、実施例1に係る配信速度制御装置は、図1に示すように、コンテンツ配信サーバと、各基地局との間に配置される。このようなネットワーク構成の下、配信速度制御装置は、コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集し、図2に示すように、コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成する。
そして、配信速度制御装置は、配信先端末の位置情報に基づいて、生成されたエリアの中から、コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定し、特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する。
例えば、実施例1に係る配信速度制御装置は、図2の(1)に示すように、通信環境状態が良いエリア「A−1」に属する配信先端末へのコンテンツ配信速度を速く調整する。また、実施例1に係る配信速度制御装置は、図2の(2)に示すように、通信環境状態が悪いエリア「A−2」に属する配信先端末へのコンテンツ配信速度を遅く調整する。
このようなことから、実施例1に係る配信速度制御装置は、コンテンツをスムーズに配信して、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制することが可能である。
[配信速度制御装置の構成]
次に、図3、図4および図5を用いて、図1および図2で説明した配信速度制御装置の構成を説明する。図3は、配信速度制御装置の構成を示すブロック図である。図4は、エリア情報記憶部に記憶される情報の一例を示した図である。図5は、エリア生成部による処理の一例を説明するための図である。
図3に示すように、配信速度制御装置10は、エリア情報記憶部11と、通信環境情報収集部12と、エリア生成部13と、エリア特定部14と、配信速度調整部15とを有する。なお、通信環境情報収集部12は、位置情報収集部ともいう。また、エリア生成部13は、エリア中心位置情報特定部もしくはエリア半径情報算出部ともいう。
このうち、エリア情報記憶部11は、移動端末を管理するための端末管理テーブルと、エリアの中心の位置を示したエリア中心位置情報と、各エリアの半径の長さを示したエリア半径情報とを記憶するエリア管理テーブルとを記憶する。具体的に一例をあげて説明すると、エリア情報記憶部11は、図4の(a)に示すように、各移動端末を識別するための端末識別情報と、位置情報(例えば、緯度および経度)と、移動端末の通信環境状態を示す通信環境情報(例えば、コンテンツの受信速度や電波強度、コンテンツの受信レベルなど)とを対応付けた端末管理テーブルを記憶する。
また、エリア情報記憶部11は、図4の(b)に示すように、エリア中心位置情報と、エリアを識別するためのエリア識別子と、エリア半径情報と、通信環境情報とを対応付けたエリア管理テーブルを記憶する。なお、レベル「A」は、受信速度が1Mbps以上の通信環境状態に対応するものとし、レベル「B」は、受信速度が100kbps以上の通信環境状態に対応するものとし、レベル「C」は、受信速度が100kbps未満の通信環境状態に対応するものとする。
通信環境情報収集部12は、コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する。また、通信環境情報収集部12は、前回配信先端末から位置情報を収集してから予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、配信先端末から位置情報を収集する。具体的には、通信環境情報収集部12は、定期的に各移動端末から送信されるGPS(グローバルポジショニングシステム)情報やRTCP(RTP Control Protocol)受信者レポートを受け付けて、端末識別情報、位置情報および通信環境情報を収集する。
そして、通信環境情報収集部12は、端末管理テーブルから収集された端末識別情報に対応する位置情報および通信環境情報を読み出し、位置情報や通信環境情報に変化があるか否かを判定する。つまり、通信環境情報収集部12は、収集された位置情報および通信環境情報が端末管理テーブルに記憶されている位置情報および通信環境情報に一致しているか否かを判定する。ここで、通信環境情報収集部12は、位置情報もしくは通信環境情報が一致していない場合には、端末管理テーブルに記憶されている位置情報および通信環境情報を収集した位置情報および通信環境情報に更新する。
また、通信環境情報収集部12は、予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに配信先端末から送信される位置情報を受け付けて、配信先端末の位置情報を収集する。
エリア生成部13は、収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成する。具体的には、エリア生成部13は、端末管理テーブルに記憶されている位置情報もしくは通信環境情報が更新されるごとに、エリア管理テーブルに記憶されている各エリア中心位置情報の中から、収集された位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報を特定する。
続いて、エリア生成部13は、特定されたエリア中心位置情報と、通信環境情報収集部12によって現に収集された位置情報とを用いて、現に収集された位置情報が示す位置と、特定されたエリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さをエリア半径情報として算出する。そして、エリア生成部13は、現に収集された位置情報が示す位置を中心に、特定されたエリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、位置情報および通信環境情報の情報収集元の移動端末の通信環境状態に応じて区分けするエリアとして、新たなエリアを生成する。
以下では、エリア生成部13による処理の一例を、図5を用いて説明する。なお、前提として、端末識別情報「1〜4」に対応する各移動端末それぞれから、位置情報および通信環境情報を収集しており、図5の(A)に示すようなエリア「1〜4」が既に生成されているものとする。
ここで、例えば、端末識別情報「5」に対応する移動端末「5」から位置情報および通信環境情報が収集されて、端末管理テーブルに格納されたものとする。このとき、エリア生成部13は、エリア管理テーブルを参照して、移動端末「5」の位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報がエリア「4」に対応していることを特定する。次に、エリア生成部13は、エリア「4」のエリア中心位置情報と、移動端末「5」の位置情報とを用いて、移動端末「5」の位置情報が示す位置と、エリア「4」のエリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さをエリア半径情報として算出する。
次に、エリア生成部13は、移動端末「5」の位置情報が示す位置を中心に、エリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、移動端末「5」の通信環境情報が示す通信環境状態に応じて区分けする新たなエリアとして、エリア「5」を生成する(図5の(B)参照)。そして、エリア生成部13は、エリア「5」のエリア識別子(例えば、「A-115」)と、エリア半径情報と、移動端末「5」の通信環境情報とを対応付けてエリア管理テーブルに格納する。続いて、エリア生成部13は、移動端末「5」の位置情報をエリア「5」のエリア中心位置情報としてエリア管理テーブルに格納する。
なお、エリア生成部13は、図5の(B)に示すように、複数のエリアが重なる場合には、通信環境状態が悪い方のエリアを優先させたエリアを生成するものとする。また、エリア生成部13は、通信環境状態が同じエリアが重なる場合には、エリアを統合するものとする。
また、例えば、端末識別情報「3」に対応する移動端末「3」から位置情報および通信環境情報が再び収集されて、端末管理テーブルに記憶されている移動端末「3」の位置情報および通信環境情報が更新されたものとする。このとき、エリア生成部13は、エリア「5」を生成したときと同様に、エリア「3´」を生成する(図5の(C)参照)。そして、エリア生成部13は、エリア「3´」のエリア識別子と、エリア半径情報と、移動端末「3」の通信環境情報とを対応付けてエリア管理テーブルに格納する。続いて、エリア生成部13は、移動端末「3」の位置情報をエリア「3´」のエリア中心位置情報としてエリア管理テーブルに格納する。なお、エリア「3」は、他の新規エリアによって上書きされるまで、エリアとして残るものとする。
また、例えば、エリア「2」が端末識別情報「2」に対応する移動端末「2」から収集された位置情報および通信環境情報を用いて生成されているエリアであるものとする。そして、端末識別情報「2」に対応する移動端末「2」から位置情報および通信環境情報が再び収集されて、端末管理テーブルに記憶されている移動端末「2」の通信環境情報だけが更新されたものとする。このとき、エリア生成部13は、エリア管理テーブルに記憶されている、エリア「2」のエリア識別子に対応する通信環境情報を移動端末「2」から収集した通信環境情報に更新することでエリア「2」を上書きする(図5の(D)参照)。
図3の説明に戻ると、エリア特定部14は、コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、エリア生成部13により生成されたエリアの中から、配信先端末が属するエリアを特定する。具体的には、エリア特定部14は、通信環境情報収集部12によって配信先端末の位置情報が収集されると、エリア管理テーブルを参照して、配信先端末が属するエリアを特定する。例えば、エリア特定部14は、エリア管理テーブルに記憶されているエリア中心位置情報が示す位置と、配信先端末の位置情報により示される位置との間の距離をエリア識別子ごとに算出する。そして、エリア特定部14は、配信先端末が属するエリアのエリア識別子として、算出結果がエリア半径情報未満であるエリア識別子を特定する。
配信速度調整部15は、エリア特定部14によって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する。具体的には、配信速度調整部15は、エリア特定部14によって特定されたエリアのエリア識別子に対応する通信環境情報が示す通信環境状態に応じて、コンテンツ配信サーバから配信されたコンテンツの配信速度を調整する。なお、配信速度調整部15は、エリア特定部14によって複数のエリアが同時に特定された場合に、特定された各エリアの中で最も悪い通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する。
[配信速度制御装置による処理]
次に、図6および図7を用いて、配信速度制御装置10による処理を説明する。図6は、配信速度制御装置によるエリア生成処理の流れを示すフローチャート図である。図7は、配信速度制御装置による配信速度調整処理の流れを示すフローチャート図である。なお、配信速度制御装置10によるエリア生成処理および配信速度調整処理は、配信速度制御装置10の駆動の停止とともに終了する。
(エリア生成処理)
図6に示すように、通信環境情報収集部12は、各移動端末から位置情報および通信環境情報を受け付けると(ステップS101肯定)、端末管理テーブルに記憶されている位置情報および通信環境情報に一致しているか否かを判定する(ステップS102)。ここで、一致していない場合には(ステップS102否定)、通信環境情報収集部12は、端末管理テーブルに記憶されている位置情報もしくは通信環境情報を更新する(ステップS103)。
続いて、エリア生成部13は、エリアを生成し(ステップS104)、通信環境情報収集部12は、位置情報および通信環境情報の受信を待機する(ステップS101否定)。一方では、一致している場合には(ステップS102肯定)、通信環境情報収集部12は、位置情報および通信環境情報の受信を待機する(ステップS101否定)。
(配信速度調整処理)
図7に示すように、配信先端末の位置情報が受け付けられると(ステップS201肯定)、エリア特定部14は、配信先端末が属するエリアを特定する(ステップS202)。続いて、配信速度調整部15は、特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツの配信速度を調整し(ステップS203)、エリア特定部14は、再び配信先端末の位置情報が収集されることを待機する(ステップS201否定)。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、配信先端末に対してコンテンツをスムーズに配信して、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制することが可能である。例えば、実施例1によれば、通信環境状態が悪いエリアに属する配信先端末へのコンテンツ配信速度を遅く調整するので、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制することが可能である。
また、実施例1によれば、基地局のカバーエリア(セル)よりも小さなエリアを生成することができるので、精度良くコンテンツの配信速度を調整することができる。
また、実施例1によれば、通信環境状態の変化に動的に応じたエリアを生成するので、精度良くコンテンツの配信速度を調整することができる。
また、実施例1によれば、仮に、通信環境状態が悪いエリアと、通信環境状態が良いエリアの両方に配信先端末が属する場合であっても、通信環境状態が悪い方のエリアの通信環境状態に応じてコンテンツ配信速度を調整するので、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制することが可能である。
また、実施例1によれば、仮に、配信先端末の通信環境を収集できない場合であっても、配信先端末が属するエリアを特定することができる。
ところで、コンテンツの受信中に配信先端末が通信環境の良いエリアから悪いエリアに移動することや、逆に、通信環境の悪いエリアから良いエリアに移動することがある。そこで、実施例2では、配信先端末の移動先エリアを予測してコンテンツの配信速度を再調整する場合を説明する。なお、以下の実施例2では、配信速度制御装置10の構成、配信速度制御装置10による処理および実施例2の効果を説明する。
[配信速度制御装置の構成]
実施例2に係る配信速度制御装置10の構成は、図8に示すように、移動先エリア予測部16をさらに有する他は、実施例1に係る配信速度制御装置10と以下に説明する点が異なる。図8は、実施例2に係る配信速度制御装置の構成を示すブロック図である。
すなわち、移動先エリア予測部16は、通信環境情報収集部12により配信先端末の位置情報が収集された場合に、現に収集された配信先端末の位置情報と、前回収集された配信先端末の位置情報とを用いて、配信先端末の移動先エリアを予測する。具体的には、移動先エリア予測部16は、配信先端末の位置情報が収集されると、配信先端末が移動中であるか否かを判定する。言い換えると、移動先エリア予測部16は、現に収集された配信先端末の位置情報が前回収集された配信先端末の位置情報に一致するか否かを判定する。
ここで、移動先エリア予測部16は、移動中であると判定すると、現に収集された配信先端末の位置情報と、前回収集された配信先端末の位置情報とを用いて、配信先端末の移動先エリアを予測する。例えば、移動先エリア予測部16は、移動中であると判定すると、現に収集された配信先端末の位置情報が示す位置と、前回収集された配信先端末の位置情報が示す位置との間の距離を算出する。続いて、移動先エリア予測部16は、前回配信先端末の位置情報が収集されてから、再び配信先端末の位置情報が収集されるまでの間に経過した経過時間を算出する。
次に、移動先エリア予測部16は、算出された距離、経過時間および配信先端末の位置情報を用いて、所定の時間が経過した後の配信先端末の位置に対応する位置情報を算出する。そして、移動先エリア予測部16は、算出された位置情報と、エリア管理テーブルに記憶されているエリア中心位置情報と、エリア半径情報とを用いて、配信先端末の移動先エリアを予測する。
配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16によって予測された移動先エリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整する。具体的には、配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16によって予測された移動先エリアの方が現在属するエリアよりも良い通信環境状態に対応している場合には、配信先端末が移動先エリアに属した直後にコンテンツの配信速度を速く再調整する(図9の(A)参照)。
また、配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16によって予測された移動先エリアの方が現在属するエリアよりも悪い通信環境状態に対応している場合には、配信先端末が移動先エリアに属する直前にコンテンツの配信速度を遅く再調整する(図9の(B)参照)。なお、図9は、配信速度調整部による処理を説明するための図である。なお、算出された位置情報がどのエリアにも含まれないため、移動先エリア予測部16が移動先エリアを予測できない場合には、配信速度調整部15は、コンテンツの配信速度の再調整を実行しないものとする。
例えば、配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16によって予測された移動先エリアが、配信先端末が現在属するエリアに一致しているか否か(言い換えると、配信先端末がエリアを跨ぐ移動を行うか否か)を判定する。ここで、配信速度調整部15は、エリアを跨ぐ移動を行うものと判定すると、現に収集された配信先端末の位置情報、前回収集された配信先端末の位置情報および配信先端末の位置情報が再び収集されるまでの経過時間を用いて、配信先端末の移動速度を算出する。続いて、配信速度調整部15は、配信先端末の移動速度を用いて、配信先端末がエリアを跨ぐタイミングを算出する。
そして、配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16によって予測された移動先エリアの方が配信先端末が現在属するエリアよりも良い通信環境状態に対応している場合には、エリアを跨ぐタイミングに到達した直後にコンテンツの配信速度を速く再調整する。また、配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16によって予測された移動先エリアの方が配信先端末が現在属するエリアよりも悪い通信環境状態に対応している場合には、エリアを跨ぐタイミングに到達する直前にコンテンツの配信速度を遅く再調整する。
また、配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16により移動中でないと判定された場合や、エリアを跨ぐ移動を行わないものと判定した場合には、配信先端末が現在属するエリアに対応する通信環境状態に応じてコンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整する。
[配信速度制御装置による処理]
次に、図10を用いて、配信速度制御装置10による処理を説明する。図10は、実施例2に係る配信速度制御装置による配信速度調整処理の流れを示すフローチャート図である。図10に示すように、配信先端末の位置情報が収集されると(ステップS301肯定)、移動先エリア予測部16は、配信先端末が移動中であるか否かを判定する(ステップS302)。ここで、移動先エリア予測部16により移動中でないと判定されると(ステップS302否定)、配信速度調整部15は、配信先端末が現在属するエリアに対応する通信環境状態に応じてコンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整する(ステップS306)。
一方では、移動中であると判定すると(ステップS302肯定)、移動先エリア予測部16は、現に収集された配信先端末の位置情報と、前回収集された配信先端末の位置情報とを用いて、配信先端末の移動先エリアを予測する(ステップS303)。続いて、配信速度調整部15は、配信先端末がエリアを跨ぐ移動を行うか否かを判定する(ステップS304)。ここで、配信先端末がエリアを跨ぐ移動を行わないと判定されると(ステップS304否定)、配信速度調整部15は、配信先端末が現在属するエリアに対応する通信環境状態に応じてコンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整する(ステップS306)。
一方では、配信先端末がエリアを跨ぐ移動を行うものと判定すると(ステップS304肯定)、移動先エリア予測部16は、配信先端末がエリアを跨ぐタイミングを算出する(ステップS305)。続いて、配信速度調整部15は、移動先エリア予測部16によって予測された移動先エリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整する(ステップS306)。そして、移動先エリア予測部16は、再び配信先端末の位置情報が収集されることを待機する(ステップS301否定)。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、配信先端末がコンテンツの受信中に移動した場合であっても移動先エリアの通信環境状態に応じてコンテンツの配信速度を調整するので、コンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスの発生を抑制することが可能である。
また、実施例2によれば、配信先端末がエリアを跨ぐタイミングに合わせてコンテンツの配信速度を調整するので、精度よくコンテンツの配信遅延やコンテンツの配信ロスを抑制することが可能である。
さて、これまで実施例1および実施例2について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例3として、他の実施例を説明する。
例えば、実施例1では、配信速度制御装置10は、定期的に各移動端末から送信される位置情報および通信環境情報を収集する場合を説明したが、三角法やGPSを通じて各移動端末の位置情報および通信環境情報を能動的に収集するようにしてもよい。また、配信速度制御装置10は、各移動端末に位置情報および通信環境情報を送信させる要求を行うようにしてもよい。
また、配信速度制御装置10は、一定の時間が経過するごとに、端末管理テーブルを参照して、エリアを再編成するようにしてもよい。また、配信速度制御装置10は、配信先端末が属するエリアに対応する通信環境状態を監視して、通信環境状態の変動に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整するようにしてもよい。
また、エリア生成部13によるエリアの生成方法は、実施例1で説明した方法に限定されるものではない。例えば、エリア生成部13は、図11の(A)に示すように、各移動端末の位置情報を中心に予め設定されるエリア半径のエリアを生成する。続いて、エリア生成部13は、図11の(B)および(C)に示すように、既に生成されているエリアを優先させつつ、各移動端末の位置情報を中心として前回よりもエリア半径が大きいエリアを生成する。このようにすれば、例えば、コンテンツ配信圏内にある移動端末の数が少ない場合であっても、エリア間の間隙を無くすことができる。
また、配信速度制御装置10により生成したエリアに関するデータおよびエリア生成方法を、他の事業分野(例えば、アンテナ設置計画やトラフィック管理)に活用してもよい。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図4に示した位置情報など)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図3および図8に図示した配信速度制御装置10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、通信環境情報収集部12を、位置情報を収集する構成要素と、通信環境情報を収集する構成要素とに分散して構成するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、配信速度制御装置10にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記の実施例1〜2で説明した配信速度制御装置10の各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。
そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例1で説明した配信速度制御装置10と同様の機能を有する配信速度制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、配信速度制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図12に示すように、配信速度制御装置10としてのコンピュータ110は、入力部120、ROM130、CPU140、HDD150、RAM160および出力部170をバス180などで接続して構成される。
ROM130には、上記の実施例1に示した配信速度制御装置10と同様の機能を発揮する配信速度制御プログラム、つまり、図12に示すように通信環境情報収集プログラム131と、エリア生成プログラム132と、エリア特定プログラム133と、配信速度調整プログラム134とが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム131〜プログラム134については、図3に示した配信速度制御装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム131〜プログラム134をROM130から読み出して実行することで、図12に示すように、プログラム131〜プログラム134は、通信環境情報収集プロセス141と、エリア生成プロセス142と、エリア特定プロセス143と、配信速度調整プロセス144として機能するようになる。なお、プロセス141〜プロセス144は、図3に示した、通信環境情報収集部12と、エリア生成部13と、エリア特定部14と、配信速度調整部15とにそれぞれ対応する。また、CPU140は、RAM160に格納されたエリアデータ161に基づいて処理を実行する。なお、エリアデータ161は、図3に示したエリア情報記憶部11に記憶される情報に対応する。
なお、上記した各プログラム131〜プログラム134については、必ずしも最初からROM130に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
なお、上記の実施例1で説明した配信速度制御装置10により、以下のような配信速度制御方法が実現される。すなわち、コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集ステップ(図6のステップS101に相当する)と、前記通信環境情報収集ステップによって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成ステップ(図6のステップS104に相当する)と、コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定ステップ(図7のステップS202に相当する)と、前記エリア特定ステップによって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する配信速度調整ステップ(図7のステップS203に相当する)と、を含む配信速度制御方法が実現される。
以上の実施例1〜3を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集部と、前記通信環境情報収集部によって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成部と、コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成部により生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定部と、前記エリア特定部によって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する配信速度調整部とを有する配信速度制御装置。
(付記2)前回コンテンツ配信先の移動端末より位置情報を収集してから予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、コンテンツ配信先の移動端末から位置情報を収集する位置情報収集部と、前記位置情報収集部によりコンテンツ配信先の移動端末の位置情報が収集された場合に、当該位置情報と、前記位置情報収集部により前回収集された位置情報とを用いて、コンテンツ配信先の移動端末の移動先エリアを予測する移動先エリア予測部をさらに有し、前記配信速度調整部は、前記移動先エリア予測部によって予測された移動先エリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整する付記1に記載の配信速度制御装置。
(付記3)前記配信速度調整部は、前記移動先エリア予測部によって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも良い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属した直後にコンテンツの配信速度を速く再調整し、前記移動先エリア予測部によって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも悪い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属する直前にコンテンツの配信速度を遅く再調整する付記2に記載の配信速度制御装置。
(付記4)前記エリア生成部により生成されたエリアの中心の位置を示したエリア中心位置情報と、各エリアの半径の長さを示したエリア半径情報とを記憶するエリア情報記憶部と、前記通信環境情報収集部によって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、前記エリア情報記憶部に記憶されている各エリア中心位置情報の中から、収集された位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報を特定するエリア中心位置情報特定部と、前記エリア中心位置情報特定部によって特定されたエリア中心位置情報と、前記通信環境情報収集部によって収集された位置情報とを用いて、当該位置情報が示す位置と、前記エリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さを前記エリア半径情報として算出するエリア半径情報算出部とをさらに有し、前記エリア生成部は、前記通信環境情報収集部によって収集された位置情報が示す位置を中心に前記エリア半径情報算出部によって算出されたエリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、前記通信環境情報収集部による情報収集元の移動端末の通信環境状態に応じて区分けするエリアとして、新たなエリアを生成する付記1〜3のいずれか1つに記載の配信速度制御装置。
(付記5)前記配信速度調整部は、前記エリア特定部によって複数のエリアが同時に特定された場合に、特定された各エリアの中で最も悪い通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する付記4に記載の配信速度制御装置。
(付記6)前記通信環境情報収集部は、移動端末より位置情報および通信環境情報を収集してから予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、コンテンツ配信先の移動端末から位置情報を収集し、前記エリア生成部は、前記通信環境情報収集部によって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、新たなるエリアを生成する付記1〜5のいずれか1つに記載の配信速度制御装置。
(付記7)前記通信環境情報収集部によって収集された位置情報および通信環境情報を対応付けて記憶部に格納する通信環境情報格納部をさらに有し、前記エリア生成部は、予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、前記通信環境情報格納部によって記憶部に格納された位置情報および通信環境情報を用いてエリアを生成する付記1〜6のいずれか1つに記載の配信速度制御装置。
(付記8)コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集ステップと、前記通信環境情報収集ステップによって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成ステップと、コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定ステップと、前記エリア特定ステップによって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する配信速度調整ステップとを含む配信速度制御方法。
(付記9)前回コンテンツ配信先の移動端末より位置情報を収集してから予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、コンテンツ配信先の移動端末から位置情報を収集する位置情報収集ステップと、前記位置情報収集ステップによりコンテンツ配信先の移動端末の位置情報が収集された場合に、当該位置情報と、前記位置情報収集ステップにより前回収集された位置情報とを用いて、コンテンツ配信先の移動端末の移動先エリアを予測する移動先エリア予測ステップをさらに含み、前記配信速度調整ステップは、前記移動先エリア予測ステップによって予測された移動先エリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を再調整する付記8に記載の配信速度制御方法。
(付記10)前記配信速度調整ステップは、前記移動先エリア予測ステップによって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも良い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属した直後にコンテンツの配信速度を速く再調整し、前記移動先エリア予測ステップによって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも悪い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属する直前にコンテンツの配信速度を遅く再調整する付記9に記載の配信速度制御方法。
(付記11)前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中心の位置を示したエリア中心位置情報と、各エリアの半径の長さを示したエリア半径情報とを記憶部に格納するエリア情報記憶ステップと、前記環境情報収集ステップによって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、前記エリア情報記憶ステップにより記憶部に記憶されている各エリア中心位置情報の中から、収集された位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報を特定するエリア中心位置情報特定ステップと、前記エリア中心位置情報特定ステップによって特定されたエリア中心位置情報と、前記環境情報収集ステップによって収集された位置情報とを用いて、当該位置情報が示す位置と、前記エリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さを前記エリア半径情報として算出するエリア半径情報算出ステップとをさらに有し、前記エリア生成ステップは、前記環境情報収集ステップによって収集された位置情報が示す位置を中心に前記エリア半径情報算出ステップによって算出されたエリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、前記位置情報収集ステップによる情報収集元の移動端末の通信環境状態に応じて区分けするエリアとして、新たなエリアを生成する付記8〜10のいずれか1つに記載の配信速度制御方法。
(付記12)前記配信速度調整ステップは、前記エリア特定ステップによって複数のエリアが同時に特定された場合に、特定された各エリアの中で最も悪い通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する付記11に記載の配信速度制御方法。
(付記13)前記環境情報収集ステップは、移動端末より位置情報および通信環境情報を収集してから予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、コンテンツ配信先の移動端末から位置情報を収集し、前記エリア生成ステップは、前記通信環境情報収集部によって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、新たなるエリアを生成する付記8〜12のいずれか1つに記載の配信速度制御方法。
(付記14)前記環境情報収集ステップによって収集された位置情報および通信環境情報を対応付けて記憶部に格納する通信環境情報格納ステップをさらに含み、前記エリア生成ステップは、予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、前記通信環境情報格納ステップによって記憶部に格納された位置情報および通信環境情報を用いてエリアを生成する付記8〜13のいずれか1つに記載の配信速度制御方法。
実施例1に係る配信速度制御装置の概要を説明するための図である。 実施例1に係る配信速度制御装置の概要を説明するための図である。 配信速度制御装置の構成を示すブロック図である。 エリア情報記憶部に記憶される情報の一例を示した図である。 エリア生成部による処理の一例を説明するための図である。 配信速度制御装置によるエリア生成処理の流れを示すフローチャート図である。 配信速度制御装置による配信速度調整処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例2に係る配信速度制御装置の構成を示すブロック図である。 配信速度調整部による処理を説明するための図である。 実施例2に係る配信速度制御装置による配信速度調整処理の流れを示すフローチャート図である。 エリア生成部による処理の一例を説明するための図である。 配信速度制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 配信速度制御装置
11 エリア情報記憶部
12 通信環境情報収集部
13 エリア生成部
14 エリア特定部
15 配信速度調整部
16 移動先エリア予測部
110 コンピュータ
120 入力部
130 ROM(Read Only Memory)
131 通信環境情報収集プログラム
132 エリア生成プログラム
133 エリア特定プログラム
134 配信速度調整プログラム
140 CPU(Central Processing Unit)
141 通信環境情報収集プロセス
142 エリア生成プロセス
143 エリア特定プロセス
144 配信速度調整プロセス
150 HDD(Hard disk drive)
160 RAM(Random Access Memory)
161 エリアデータ
170 出力部
180 バス

Claims (6)

  1. コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集部と、
    前記通信環境情報収集部によって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成部と、
    コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成部により生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定部と、
    前回コンテンツ配信先の移動端末より位置情報を収集してから予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、コンテンツ配信先の移動端末から位置情報を収集する位置情報収集部と、
    前記位置情報収集部によりコンテンツ配信先の移動端末の位置情報が収集された場合に、当該位置情報と、前記位置情報収集部により前回収集された位置情報とを用いて、コンテンツ配信先の移動端末の移動先エリアを予測する移動先エリア予測部と、
    前記エリア特定部によって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整するとともに、前記移動先エリア予測部によって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも良い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属した直後にコンテンツの配信速度を速く再調整し、前記移動先エリア予測部によって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも悪い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属する直前にコンテンツの配信速度を遅く再調整する配信速度調整部と、
    を有する配信速度制御装置。
  2. 前記エリア生成部により生成されたエリアの中心の位置を示したエリア中心位置情報と、各エリアの半径の長さを示したエリア半径情報とを記憶するエリア情報記憶部と、
    前記通信環境情報収集部によって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、前記エリア情報記憶部に記憶されている各エリア中心位置情報の中から、収集された位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報を特定するエリア中心位置情報特定部と、
    前記エリア中心位置情報特定部によって特定されたエリア中心位置情報と、前記通信環境情報収集部によって収集された位置情報とを用いて、当該位置情報が示す位置と、前記エリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さを前記エリア半径情報として算出するエリア半径情報算出部とをさらに有し、
    前記エリア生成部は、前記通信環境情報収集部によって収集された位置情報が示す位置を中心に前記エリア半径情報算出部によって算出されたエリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、前記通信環境情報収集部による情報収集元の移動端末の通信環境状態に応じて区分けするエリアとして、新たなエリアを生成する請求項に記載の配信速度制御装置。
  3. コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集部と、
    前記通信環境情報収集部によって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成部と、
    コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成部により生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定部と、
    前記エリア特定部によって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する配信速度調整部と、
    前記エリア生成部により生成されたエリアの中心の位置を示したエリア中心位置情報と、各エリアの半径の長さを示したエリア半径情報とを記憶するエリア情報記憶部と、
    前記通信環境情報収集部によって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、前記エリア情報記憶部に記憶されている各エリア中心位置情報の中から、収集された位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報を特定するエリア中心位置情報特定部と、
    前記エリア中心位置情報特定部によって特定されたエリア中心位置情報と、前記通信環境情報収集部によって収集された位置情報とを用いて、当該位置情報が示す位置と、前記エリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さを前記エリア半径情報として算出するエリア半径情報算出部とを有し、
    前記エリア生成部は、前記通信環境情報収集部によって収集された位置情報が示す位置を中心に前記エリア半径情報算出部によって算出されたエリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、前記通信環境情報収集部による情報収集元の移動端末の通信環境状態に応じて区分けするエリアとして、新たなエリアを生成する配信速度制御装置。
  4. コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集ステップと、
    前記通信環境情報収集ステップによって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成ステップと、
    コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定ステップと、
    前回コンテンツ配信先の移動端末より位置情報を収集してから予め設定されている所定の経過時間が経過するたびに、コンテンツ配信先の移動端末から位置情報を収集する位置情報収集ステップと、
    前記位置情報収集ステップによりコンテンツ配信先の移動端末の位置情報が収集された場合に、当該位置情報と、前記位置情報収集ステップにより前回収集された位置情報とを用いて、コンテンツ配信先の移動端末の移動先エリアを予測する移動先エリア予測ステップと、
    前記エリア特定ステップによって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整するとともに、前記移動先エリア予測ステップによって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも良い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属した直後にコンテンツの配信速度を速く再調整し、前記移動先エリア予測ステップによって予測された移動先エリアの方がコンテンツ配信先の移動端末が現在属するエリアよりも悪い通信環境状態に対応している場合には、コンテンツ配信先の移動端末が移動先エリアに属する直前にコンテンツの配信速度を遅く再調整する配信速度調整ステップと、
    を含む配信速度制御方法。
  5. 前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中心の位置を示したエリア中心位置情報と、各エリアの半径の長さを示したエリア半径情報とを記憶部に格納するエリア情報記憶ステップと、
    前記通信環境情報収集ステップによって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、前記エリア情報記憶ステップにより記憶部に記憶されている各エリア中心位置情報の中から、収集された位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報を特定するエリア中心位置情報特定ステップと、
    前記エリア中心位置情報特定ステップによって特定されたエリア中心位置情報と、前記環境情報収集ステップによって収集された位置情報とを用いて、当該位置情報が示す位置と、前記エリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さを前記エリア半径情報として算出するエリア半径情報算出ステップとをさらに含み、
    前記エリア生成ステップは、前記通信環境情報収集ステップによって収集された位置情報が示す位置を中心に前記エリア半径情報算出ステップによって算出されたエリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、前記通信環境情報収集ステップによる情報収集元の移動端末の通信環境状態に応じて区分けするエリアとして、新たなエリアを生成する請求項に記載の配信速度制御方法。
  6. コンテンツ配信圏内にある各移動端末から位置情報および通信環境情報を収集する通信環境情報収集ステップと、
    前記通信環境情報収集ステップによって収集された移動端末の位置情報および通信環境情報を用いて、前記コンテンツ配信圏内を移動端末の通信環境状態に応じて区分けした複数のエリアを生成するエリア生成ステップと、
    コンテンツ配信先の移動端末の位置情報に基づいて、前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中から、前記コンテンツ配信先の移動端末が属するエリアを特定するエリア特定ステップと、
    前記エリア特定ステップによって特定されたエリアに対応する通信環境状態に応じて、コンテンツ配信先へのコンテンツ配信速度を調整する配信速度調整ステップと、
    前記エリア生成ステップにより生成されたエリアの中心の位置を示したエリア中心位置情報と、各エリアの半径の長さを示したエリア半径情報とを記憶部に格納するエリア情報記憶ステップと、
    前記通信環境情報収集ステップによって位置情報および通信環境情報が収集されるごとに、前記エリア情報記憶ステップにより記憶部に記憶されている各エリア中心位置情報の中から、収集された位置情報と最も近い位置関係にあるエリア中心位置情報を特定するエリア中心位置情報特定ステップと、
    前記エリア中心位置情報特定ステップによって特定されたエリア中心位置情報と、前記環境情報収集ステップによって収集された位置情報とを用いて、当該位置情報が示す位置と、前記エリア中心位置情報が示す位置とを結ぶ線分の半分の長さを前記エリア半径情報として算出するエリア半径情報算出ステップとを含み、
    前記エリア生成ステップは、前記通信環境情報収集ステップによって収集された位置情報が示す位置を中心に前記エリア半径情報算出ステップによって算出されたエリア半径情報を半径として描かれる円の内側を、前記通信環境情報収集ステップによる情報収集元の移動端末の通信環境状態に応じて区分けするエリアとして、新たなエリアを生成する配信速度制御方法。
JP2008244847A 2008-09-24 2008-09-24 配信速度制御装置および配信速度制御方法 Expired - Fee Related JP5262510B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008244847A JP5262510B2 (ja) 2008-09-24 2008-09-24 配信速度制御装置および配信速度制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008244847A JP5262510B2 (ja) 2008-09-24 2008-09-24 配信速度制御装置および配信速度制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010081103A JP2010081103A (ja) 2010-04-08
JP5262510B2 true JP5262510B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=42211081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008244847A Expired - Fee Related JP5262510B2 (ja) 2008-09-24 2008-09-24 配信速度制御装置および配信速度制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5262510B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6481339B2 (ja) * 2014-11-12 2019-03-13 富士ゼロックス株式会社 帯域幅予測装置、帯域幅予測システム、帯域幅予測プログラム、帯域幅予測方法、及び記録媒体
JP6640067B2 (ja) * 2016-11-28 2020-02-05 日本電信電話株式会社 配信制御装置、配信制御方法及びプログラム
JP6998020B2 (ja) 2017-09-22 2022-02-10 株式会社Nttドコモ 通信品質調整システム
JP7033955B2 (ja) * 2018-02-26 2022-03-11 株式会社日立製作所 移動体端末の通信を制御する制御局及び制御方法
WO2024024113A1 (ja) * 2022-07-29 2024-02-01 日本電信電話株式会社 制御装置、制御システム、制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004064538A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Kyocera Corp 通信制御装置、通信制御方法、無線通信システム、及び携帯端末
JP2005006131A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Mitsubishi Electric Corp 適切帯域設定データ送信移動端末、適切帯域設定装置及び適切帯域設定送受信システム
JP4641791B2 (ja) * 2004-12-15 2011-03-02 パイオニア株式会社 遠隔再生システム、遠隔再生方法およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010081103A (ja) 2010-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2901333B1 (en) Predictive precaching of data based on context
US10671634B2 (en) Adjusting push notifications based on location proximity
US8793397B2 (en) Pushing notifications based on location proximity
US9775001B2 (en) Method and system of providing data service according to a user's future location
US11496598B2 (en) Caching data at network processing nodes based on device location
US20160295578A1 (en) Distributed Computing in a Wireless Communication System
JP5696541B2 (ja) 通信制御装置及び方法並びに無線通信システム
TW201633054A (zh) 資訊採集和處理方法、客戶端及伺服器
WO2015070625A1 (zh) 一种网络数据传输方法、装置及系统
JP5262510B2 (ja) 配信速度制御装置および配信速度制御方法
US20150094054A1 (en) Dropped call warning and prevention methods
Komnios et al. Cost-effective multi-mode offloading with peer-assisted communications
JP2016100606A (ja) 無線通信システム、無線端末および無線通信方法
JP6203005B2 (ja) 通信装置
Lee et al. User-centric offloading to WLAN in WLAN/3G vehicular networks
CN108702584A (zh) 业务优化处理方法、设备及系统
US20190132411A1 (en) Method and system for cache placement of base station and a corresponding base station
KR20170103286A (ko) 컨텐츠 제공 및 캐싱 방법, 이를 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록매체
WO2020104022A1 (en) A method and apparatus for abstracting network resources to support end user mobility
US11234038B2 (en) Method and apparatus for location based broadcast channel selection and update for mobile devices
Yue et al. Cooperative content downloading in hybrid VANETs: 3G/4G or RSUs downloading
JP5920111B2 (ja) 通信制御装置、通信システム及び通信方法
WO2023202315A1 (zh) 基站调度方法、装置、系统、设备、介质及产品
Weninger et al. Data Prefetching in Smart Systems
Zhao Energy-efficient Delay-tolerant Cognitive Radio Networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees