JP5235251B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

十分な数の履歴を取得することができないユーザに対しても、適切な広告を決定する。情報処理装置は、取得された要求ユーザを識別するユーザ識別情報に対応するユーザの所定の行為の履歴の数を履歴記憶手段から取得する。情報処理装置は、取得されたユーザの所定の行為の履歴の数が閾値未満である場合に、履歴記憶手段から、配信要求に含まれるページ識別情報を履歴に含むユーザと異なる他のユーザのユーザ識別情報を取得する。情報処理装置は、履歴記憶手段から、他のユーザのユーザ識別情報を含む他のユーザの所定の行為の履歴を取得する。情報処理装置は、取得された他のユーザの所定の行為の履歴に基づいて、広告を決定する。

Description

本発明は、ユーザによる行為の履歴に基づいて、ユーザに提示される広告を決定する情報処理装置及び情報処理方法の技術分野に関する。
従来、ウェブページ等に表示される広告を、広告の提供対象となるユーザごとに決定するするシステムにおいては、例えば、提示対象のユーザによる行為の履歴に基づいて広告が決定される。例えば、特許文献1には、ウェブページの閲覧履歴に基づいてユーザの興味分野を推定し、ユーザの興味分野に広告分野が関連する広告を選択する技術が開示されている。
特開2011−003155号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、十分な数の履歴が記録されていないユーザに対して、適切な広告を決定することができない。
本発明は、十分な数の履歴を取得することができないユーザに対しても、適切な広告を決定することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、閲覧されるウェブページを識別するページ識別情報と、広告の配信を要求する要求ユーザを識別するユーザ識別情報と、を含む配信要求を取得する配信要求取得手段と、前記取得された要求ユーザを識別するユーザ識別情報に対応するユーザの所定の行為の履歴の数を、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて、少なくとも閲覧されたウェブページを識別するページ識別情報を記憶する履歴記憶手段から取得する数取得手段と、前記数取得手段により取得された前記ユーザの所定の行為の履歴の数が閾値未満である場合に、前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記ユーザと異なる他のユーザのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む他のユーザの所定の行為の履歴を取得する行為履歴取得手段と、前記行為履歴取得手段により取得された前記他のユーザの所定の行為の履歴に基づいて、前記広告を決定する広告決定手段と、を備える。
この発明によれば、要求ユーザの履歴の数が閾値未満である場合、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧した他のユーザが特定され、特定された他のユーザの履歴が、広告の決定に用いられる。そのため、十分な数の履歴を取得することができないユーザに対しても、適切な広告を決定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのうち、前記履歴記憶手段に記憶された前記履歴の数が所定数以上であるユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得することを特徴とする。
この発明によれば、履歴の数が所定数以上である他のユーザの履歴が広告の決定に用いられる。或る程度以上の数の履歴があるユーザについては、そのユーザの興味傾向を適切に特定することができる蓋然性がある。そのため、興味傾向を適切に特定することができる蓋然性がある他のユーザの履歴に基づいて、広告が決定されるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記ウェブページの閲覧時刻とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザのユーザ識別情報のうち、現時点から所定時間の範囲に含まれる前記閲覧時刻に対応する前記ユーザ識別情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを、現時点から所定時間の範囲内に閲覧した他のユーザの履歴が、広告の決定に用いられる。従って、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧したときから他のユーザの興味傾向が変化していない蓋然性を高めることができるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記ウェブページの閲覧時刻とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザのユーザ識別情報及び閲覧時刻を取得し、前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴のうち、前記閲覧時刻が前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記閲覧時刻から近い順に所定数の前記履歴を取得することを特徴とする。
この発明によれば、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧したときから、閲覧時刻が近い順に所定数までのウェブページの閲覧履歴が、広告の決定に用いられる。そのため、広告の決定に用いられる閲覧履歴が、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧したときから他のユーザの興味傾向が変化していない状態の閲覧履歴である蓋然性が高くなる。従って、要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向の閲覧履歴が広告の決定に用いられる蓋然性が高くなるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記ウェブページの閲覧時刻とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザの前記ユーザ識別情報及び閲覧時刻を取得し、前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴のうち、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記閲覧時刻から所定時間の範囲に含まれる前記閲覧時刻を含む前記履歴を取得することを特徴とする。
この発明によれば、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧したときから、閲覧時刻が所定時間内にあるウェブページの閲覧履歴が、広告の決定に用いられる。そのため、広告の決定に用いられる閲覧履歴が、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧したときから他のユーザの興味傾向が変化していない状態の閲覧履歴である蓋然性が高くなる。従って、要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向の閲覧履歴が広告の決定に用いられる蓋然性が高くなるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記閲覧されたウェブページを検索する際に用いられた語とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザのユーザ識別情報及び語を取得し、前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴のうち、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記語を含む前記履歴を取得することを特徴とする。
この発明によれば、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧する前にそのウェブページを検索するために他のユーザが指定した語と同じ語を他のユーザが指定することにより検索されたウェブページの閲覧履歴が、広告の決定に用いられる。同じ語で検索された複数のウェブページは、他のユーザが同じ興味を持って検索して閲覧した蓋然性がある。従って、要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向の閲覧履歴が広告の決定に用いられる蓋然性が高くなるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が前記閾値未満であり、且つ、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴の数が所定数以上である場合、前記取得された履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする。
この発明によれば、1以上の他のユーザの履歴の数が所定数以上である場合に、他のユーザの履歴が広告の決定に用いられる。そのため、1以上の他のユーザ全体の興味傾向を適切に特定することができる蓋然性があるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記行為履歴取得手段は、前記ユーザ識別情報と前記所定の行為の対象とされた取引対象が属する区分を識別する区分識別情報とを含む前記履歴を記憶する前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得し、前記行為履歴取得手段により取得された1以上の前記履歴に含まれる前記区分識別情報が示す1以上の前記区分のうち何れかの前記区分への前記所定の行為の偏り度を算出する算出手段を更に備え、前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が前記閾値未満であり、且つ、前記算出手段により算出された前記偏り度が第2閾値以上である場合、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする。
この発明によれば、1以上の他のユーザの行為の対象とされた1以上の区分のうち或る区分に行為の対象が偏っている場合に、他のユーザの履歴に基づいて広告が決定される。従って、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧するユーザは特定の対象に興味を持つ傾向があると判断される場合に、他のユーザの履歴に基づいて広告を決定することができるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報処理装置において、前記第2閾値を決定する第2閾値決定手段であり、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴の数が少ないほど前記第2閾値を小さくする第2閾値決定手段を更に備え、前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が前記閾値未満であり、且つ、前記算出手段により算出された前記偏り度が前記第2閾値決定手段により決定された前記第2閾値以上である場合、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする。
この発明によれば、他のユーザの履歴の数が少ないほど、或る区分に行為の対象が偏っていると判定される偏り度が小さくなる。そのため、履歴の数が少ないために偏り度が本来の偏り度より小さくなっても、他のユーザの履歴に基づいて広告を決定することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記行為履歴取得手段は、前記ユーザ識別情報と前記所定の行為の対象とされた取引対象が属する区分を識別する区分識別情報とを含む前記履歴を記憶する前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得し、前記行為履歴取得手段により取得された1以上の前記履歴に含まれる前記区分識別情報が示す1以上の前記区分のうち何れかの前記区分への前記所定の行為の偏り度を算出する算出手段と、前記閾値を決定する閾値決定手段であり、前記算出手段により算出された前記偏り度が大きいほど前記前記閾値を大きくする閾値決定手段と、を更に備え、前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が、前記閾値決定手段により決定された前記閾値未満である場合、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする。
この発明によれば、或る区分に行為の対象が偏っているほど、要求ユーザの履歴の数として、他のユーザの履歴に基づいて広告を決定すると判断される数の上限が高くなる。そのため、他のユーザの履歴に基づいて適切に決定された広告が配信される機会を増やすことができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記行為履歴取得手段は、配信された広告に対するユーザの行為の前記履歴を記憶する前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得することを特徴とする。
この発明によれば、配信された広告の効果に対する他のユーザの行為の履歴に基づいて高校が決定される。配信された広告に対するユーザの行為の履歴は、ユーザの興味傾向を強く示している蓋然性がある。そのため、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
請求項12に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、閲覧されるウェブページを識別するページ識別情報と、広告の配信を要求する要求ユーザを識別するユーザ識別情報と、を含む配信要求を取得する配信要求取得ステップと、前記取得された要求ユーザを識別するユーザ識別情報に対応するユーザの所定の行為の履歴の数を、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて、少なくとも閲覧されたウェブページを識別するページ識別情報を記憶する履歴記憶手段から取得する数取得ステップと、前記数取得ステップにより取得された前記ユーザの所定の行為の履歴の数が閾値未満である場合に、前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記ユーザと異なる他のユーザのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得ステップと、前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む他のユーザの所定の行為の履歴を取得する行為履歴取得ステップと、前記行為履歴取得ステップにより取得された前記他のユーザの所定の行為の履歴に基づいて、前記広告を決定する広告決定ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、コンピュータを、閲覧されるウェブページを識別するページ識別情報と、広告の配信を要求する要求ユーザを識別するユーザ識別情報と、を含む配信要求を取得する配信要求取得手段、前記取得された要求ユーザを識別するユーザ識別情報に対応するユーザの所定の行為の履歴の数を、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて、少なくとも閲覧されたウェブページを識別するページ識別情報を記憶する履歴記憶手段から取得する数取得手段、前記数取得手段により取得された前記ユーザの所定の行為の履歴の数が閾値未満である場合に、前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記ユーザと異なる他のユーザのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段、前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む他のユーザの所定の行為の履歴を取得する行為履歴取得手段、及び、前記行為履歴取得手段により取得された前記他のユーザの所定の行為の履歴に基づいて、前記広告を決定する広告決定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、要求ユーザの履歴の数が閾値未満である場合、要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧した他のユーザが特定され、特定された他のユーザの履歴が、広告の決定に用いられる。そのため、十分な数の履歴を取得することができないユーザに対しても、適切な広告を決定することができる。
一実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。 一実施形態における情報処理システムの処理概要の一例を示すシーケンス図である。 一実施形態に係る広告提供サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。 (a)は、広告DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、クリック履歴DB12bに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、成功履歴DB12cに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、商品情報DB3aに登録される内容の一例を示す図であり、(e)は、閲覧履歴3bに登録される内容の一例を示す図であり、(f)は、会員情報DB5aに登録される内容の一例を示す図である。 一実施形態に係る広告提供サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。 一実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の広告配信処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の他ユーザ履歴取得処理における処理例を示すフローチャートである。 (a)は、広告DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、閲覧履歴DB3bに登録される内容の一例を示す図である。 一実施形態に係る広告提供サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。 一実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の広告配信処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の他ユーザ履歴取得処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の広告配信処理における処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報処理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.第1実施形態]
[1−1.情報処理システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報処理システムSの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システムSは、広告提供サーバ1、情報提供サーバ2、電子商店街サーバ3、ウェブ検索サーバ4、会員情報サーバ5及び複数のユーザ端末6を含んで構成されている。広告提供サーバ1、情報提供サーバ2、電子商店街サーバ3、ウェブ検索サーバ4、会員情報サーバ5及び複数のユーザ端末6は、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
広告提供サーバ1、情報提供サーバ2、電子商店街サーバ3、ウェブ検索サーバ4及び会員情報サーバ5は、例えば、或る総合サイトに関する各種処理を実行するサーバ装置群である。総合サイトは、様々なウェブサイトを含む。ユーザは、総合サイトを利用することにより、様々なサービスを受けることができる。広告提供サーバ1、情報提供サーバ2、電子商店街サーバ3、ウェブ検索サーバ4及び会員情報サーバ5は、ネットワークNLを介して互いに通信可能になっている。ネットワークNLは、例えば、総合サイト専用のネットワークである。各サーバは、他のサーバと通信することにより、他のサーバが備えるデータベースにアクセスすることができる。なお、一部のサーバ装置は、総合サイトに属していなくてもよい。
広告提供サーバ1は、ユーザに対して広告を提供するためのサーバ装置である。例えば、電子商店街で販売される商品の広告が提供される。例えば、ユーザ端末3の画面にウェブページが表示されるとき、ウェブページの中に広告が表示される。ウェブページのHTML(HyperText Markup Language)文書には、広告を表示させるためのパーツが埋め込まれる。このパーツを、広告表示パーツという。広告表示パーツは、例えば、マークアップ言語やスクリプト言語等で記述されている。例えば、ウェブサイトの管理者が広告表示パーツを埋め込んでもよい。また、例えば、ウェブサイトがCGM(Consumer Generated Media)である場合、情報を提供するユーザが、そのユーザが管理するウェブページに広告表示パーツを埋め込んでもよい。広告提供サーバ1は、広告DB12aを備える。「DB」は、データベースの略語である。広告DB12aには、広告コンテンツが登録される。広告コンテンツは、広告を表示するためのデータである。例えば、広告コンテンツは、画像データ、動画データ、RIA(Rich Internet Application)等であってもよい。また、広告コンテンツは、複数種類のデータを含んでもよい。広告表示パーツが埋め込まれたウェブページを受信したユーザ端末6からの要求に応じて、広告提供サーバ1は、広告コンテンツをユーザ端末6へ送信する。ウェブページに表示された広告をユーザが選択すると、ユーザ端末6の画面には、広告に対応する商品の商品ページが表示される。商品ページは、商品に関する詳細な情報が表示されるウェブページである。商品ページは、電子商店街で販売される商品ごとに存在する。ユーザは、商品ページにおいて購入を選択することにより、商品ページに情報が表示された商品を購入することができる。
情報提供サーバ2は、ユーザに情報を提供するためのウェブサイトを構成するウェブページを配信するサーバ装置である。このウェブサイトは、如何なるウェブサイトであってもよい。情報提供サーバ2は、例えば、ウェブサイトごとに複数台設置されてもよい。情報提供サーバ2が提供するウェブページのうち少なくとも一部のウェブページに、広告表示パーツが埋め込まれている。
電子商店街サーバ3は、商品の購入が可能な電子商店街に関する各種処理を実行するサーバ装置である。ユーザは、電子商店街を利用することにより、所望の店舗から所望の商品を購入することができる。商品は、本発明における取引対象の一例である。電子商店街サーバ3は、ユーザ端末6からのリクエストに応じて、例えば、電子商店街のウェブページを送信したり、商品の検索や購入等に関する処理を行ったりする。例えば、電子商店街サーバ3は、ユーザにより入力された検索ワードに基づいて、商品を検索する。検索ワードは、本発明における語の一例である。電子商店街サーバ3は、商品情報DB3a及び閲覧履歴DB3bを備える。商品情報DB3aには、電子商店街で販売される商品の情報が登録される。閲覧履歴DB3bには、情報提供サーバ2が提供するウェブページの閲覧履歴及び電子商店街サーバ3が提供する商品ページの閲覧履歴が登録される。閲覧履歴は、閲覧したユーザのユーザIDに対応付けて登録される。ユーザIDは、総合サイトに会員登録しているユーザの識別情報である。閲覧履歴は、本発明における所定の行為の履歴の一例である。ユーザIDは、本発明におけるユーザ識別情報の一例である。情報提供サーバ2及び電子商店街サーバ3のそれぞれが、閲覧履歴を閲覧履歴DB3bに登録する。なお、情報提供サーバ2も閲覧履歴DBを備えてもよい。そして、情報提供サーバ2が備える閲覧履歴DBに、情報提供サーバ2が提供するウェブページの閲覧履歴が登録されてもよい。また、情報提供サーバ2と電子商店街サーバ3とが同一のサーバ装置であってもよい。
ウェブ検索サーバ4は、ウェブページを検索するための検索サイトに関する各種処理を実行するサーバ装置である。ウェブ検索サーバ4は、サーチエンジンの機能を有する。例えば、ウェブ検索サーバ4は、ユーザにより入力された検索ワードを含むウェブページを検索する。ウェブ検索サーバ4が検索可能なウェブページは、総合サイトに属するウェブページに限られない。
会員情報サーバ5は、総合サイトに会員登録しているユーザの情報を管理する。また、会員情報サーバ5は、総合サイトへのユーザのログイン認証を実行する。会員情報サーバ5は、会員情報DB5aを備える。会員情報DB5aは、総合サイトに会員登録しているユーザに関する情報が登録される。ユーザは、ユーザ端末6を操作してユーザID及びパスワードを入力することにより、総合サイトにログインする。
ログイン中にユーザ端末6が例えば情報提供サーバ2や電子商店街サーバ3などの総合サイトのサーバ装置へリクエストを送信するとき、ユーザ端末6は、ユーザIDをクッキーとして送信する。そのため、各サーバ装置は、ユーザ端末6からユーザIDを取得することができる。なお、ユーザ端末6は、ユーザIDの代わりに、ユーザIDと関連付けられたセッション情報を送信してもよい。セッション情報は、本発明におけるユーザ識別情報の一例である。一方、ユーザがログインしていない場合、各サーバ装置はユーザ端末6からユーザIDを取得することができない。例えば、電子商店街サーバ3は、ユーザIDを取得することができないので、商品ページの閲覧履歴をユーザIDに対応付けて登録することができない。その場合、電子商店街サーバ3は、商品ページの閲覧履歴をクッキーとしてユーザ端末6に保存させる。クッキーには、所定数の閲覧履歴を登録することができる。例えば、クッキーには、最大10個までの閲覧履歴を登録することができるようになっていてもよい。電子商店街サーバ3は、ユーザがログインした後、クッキーに含まれる閲覧履歴を、ユーザIDに対応付けて閲覧履歴DB3bに登録する。
ユーザ端末6は、総合サイトを利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末6は、ユーザからの操作に基づいて各サーバ装置にアクセスすることにより、サーバ装置からウェブページを受信して表示する。また、ユーザ端末3は、広告提供サーバ1から広告コンテンツを受信し、広告コンテンツを用いて広告を表示する。ユーザ端末6には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ユーザ端末6としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機等が用いられる。
[1−2.広告の選択]
次に、広告提供サーバ1による広告の選択方法について、図2を用いて説明する。広告提供サーバ1は、ユーザ端末6から広告の要求があったとき、ユーザ端末6を利用するユーザによる商品ページの閲覧履歴に基づいて、ユーザに提供する広告を決定する。これにより、広告提供サーバ1は、ユーザの興味に応じた広告を提供することができる。よって、電子商店街における商品の購入を促進することができる。広告の提供対象となるユーザを、「広告要求ユーザ」という。閲覧履歴に基づく広告の選択方法として、広告提供サーバ1は、様々な方法を用いることができる。例えば、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザが最も良く情報を閲覧したジャンルの商品の広告を選択してもよい。
しかしながら、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴が全く登録されていないと、広告提供サーバ1は、広告を選択することができない。このとき、広告提供サーバ1が、例えばランダムに広告を選択したとする。その場合、選択された広告が広告要求ユーザの興味に合致しない蓋然性がある。そのため、商品の購入の促進の効果が低くなる。広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴が少ない場合、広告提供サーバ1は、広告を選択することができる。しかしながら、履歴が少ないと、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの興味の傾向を適切に特定することができないことがあるかもしれない。
そこで、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴の数が、予め設定された閾値未満である場合、他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて、広告を選択する。他のユーザとは、広告要求ユーザ以外のユーザである。商品ページの閲覧履歴の数の閾値を、「第1閲覧数閾値」という。第1閲覧数閾値は、本発明における閾値の一例である。
図2は、本実施形態における情報処理システムの処理概要の一例を示すシーケンス図である。図2に示すように、広告要求ユーザの操作に基づいて、ユーザ端末6が、或るウェブページWのリクエストを情報提供サーバ2へ送信する(ステップS1)。これに応じて、情報提供サーバ2は、ウェブページWのHTML文書をユーザ端末6へ送信する(ステップS2)。ユーザ端末6は、受信したHTML文書に基づいて、ウェブページWを表示する(ステップS3)。
ウェブページWのHTML文書が広告表示パーツを含む場合、ユーザ端末6は、広告提供サーバ1へ広告リクエストを送信する(ステップS4)。広告リクエストは、広告の配信の要求を示すメッセージである。広告リクエストは、広告要求ユーザのユーザIDをクッキーとして含むとともに、ウェブページWの識別情報を含む。ウェブページWの識別情報は、例えば、ウェブページWのURL(Uniform Resource Locator)であってもよい。広告リクエストは、本発明における広告の配信要求の一例である。URLは、本発明におけるページ識別情報の一例である。ユーザ端末6からの広告リクエストの送信の基となった広告表示パーツが埋め込まれていたウェブページを、「対象ページ」という。図2の例では、ウェブページWが対象ページである。
広告リクエストを受信した広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴を、閲覧履歴DB3bから取得する(ステップS5)。広告要求ユーザがログイン中ではない場合、広告提供サーバ1は、広告リクエストとともにユーザ端末6から送信されたクッキーから、商品ページの閲覧履歴を取得する。
次いで、広告提供サーバ1は、取得された商品ページの閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であるか否かを判定する。第1閲覧数閾値は、例えば、広告提供サーバ1の管理者により予め任意の値に設定される。例えば、管理者は、第1閲覧数閾値として、クッキーに登録可能な閲覧履歴の最大数を設定してもよい。あるいは、管理者は、第1閲覧数閾値として、例えば1を設定してもよい。
広告提供サーバ1は、閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値以上であると判定した場合には、取得した広告要求ユーザの閲覧履歴に基づいて広告を選択する。一方、広告提供サーバ1は、閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であると判定したとする(ステップS6)。この場合、広告提供サーバ1は、他のユーザのウェブページWの閲覧履歴を、閲覧履歴DB3bから取得する(ステップS7)。この処理が行われる理由は、広告要求ユーザの興味傾向と同じような興味傾向を有する他のユーザを特定するためである。広告要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧したことがある他のユーザの興味傾向は、広告要求ユーザの興味傾向と似ている蓋然性がある。つまり、同一のウェブページを閲覧したユーザ同士は、互いに同一の興味傾向を有する蓋然性がある。
次いで、広告提供サーバ1は、他のユーザのウェブページWの閲覧履歴から、他のユーザのユーザIDを取得する(ステップS8)。これにより、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの興味傾向と同様の興味傾向を有する蓋然性がある他のユーザを特定する。特定された他のユーザが複数存在する場合、他のユーザ同士は、互いに同一の興味傾向を有する蓋然性がある。
次いで、広告提供サーバ1は、特定した他のユーザごとに、他のユーザの商品ページの閲覧履歴を、閲覧履歴DB3bから取得する(ステップS9)。取得された閲覧履歴は、他のユーザの総合的な興味の傾向を表していると考えることができる。
次いで、広告提供サーバ1は、取得した他のユーザの商品ページの閲覧履歴について、所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS10)。判定内容については後述する。
次いで、広告提供サーバ1は、所定の条件を満たす閲覧履歴に基づいて、広告を選択する(ステップS11)。閲覧履歴に基づく広告の選択方法として、広告提供サーバ1は、様々な方法を用いることができる。例えば、広告提供サーバ1は、他のユーザが最も多く閲覧した商品ページの商品の広告を選択してもよい。ステップS11で選択される広告は、広告要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向を有する蓋然性がある他のユーザの総合的な興味の傾向に基づいて選択されることになる。従って、選択された広告は、広告要求ユーザの興味傾向に合致する蓋然性が高い。
次いで、広告提供サーバ1は、選択した広告の広告コンテンツを広告DB12aから取得する。そして、広告提供サーバ1は、取得した広告コンテンツをユーザ端末6へ送信する(ステップS12)。ユーザ端末6は、取得した広告コンテンツに基づいて、ウェブページW内に広告を表示する(ステップS13)。これにより、広告提供サーバ1は、十分な数の閲覧履歴を取得することができないユーザに対しても、適切な広告を選択することができる。
広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であったとしても、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴の数が、第1閲覧数閾値とは異なる閾値以上である場合、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて広告を選択するとともに、他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて広告を選択してもよい。広告要求ユーザの履歴が少ないながらも登録されている場合、広告要求ユーザの履歴を広告の選択に活かすことができる。それとともに、補完的に他のユーザの履歴を広告の選択に用いることで、より適切な広告を広告要求ユーザに提示することができる。このときの閾値を、「第2閲覧数閾値」という。第2閲覧数閾値は、例えば、広告提供サーバ1の管理者により予め任意の値に設定される。基本的に、第2閲覧数閾値は、第2閲覧数閾値≦第1閲覧数閾値を満たす。例えば、管理者は、第2閲覧数閾値として1を設定してもよい。第2閲覧数閾値<第1閲覧数閾値である場合、複数の広告が選択されることがある。この場合、広告提供サーバ1は、複数の広告を配信してもよいし、何れか1つの広告を配信してもよい。
広告要求ユーザに提供される広告をより適切なものとするため、広告提供サーバ1は、広告の選択に用いる他のユーザの商品ページの閲覧履歴を限定することができる。以下に、限定方法について説明する。
(1)商品ページの閲覧履歴の利用対象とする他のユーザを限定
(1−1)商品ページの閲覧履歴の数
或る他のユーザについて、取得される商品ページの閲覧履歴の数が多いほど、そのユーザの興味傾向を適切に判断することができる蓋然性がある。そこで、広告提供サーバ1は、他のユーザのそれぞれについて、取得した商品ページの閲覧履歴の数をカウントする。そして、広告提供サーバ1は、閲覧履歴の数が、閾値以上である他のユーザの商品ページの閲覧履歴のみを、広告の選択に利用してもよい。このときの閾値を、「第3閲覧数閾値」という。第3閲覧数閾値は、例えば、広告提供サーバ1の管理者により予め任意の値に設定される。
(1−2)対象ページの閲覧時期
広告要求ユーザが閲覧した対象ページを閲覧した他のユーザは、広告要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向を有する蓋然性がある。しかしながら、他のユーザが対象ページを閲覧した時期が、広告要求ユーザが対象ページを閲覧する時期と離れている場合がある。その場合、広告要求ユーザが対象ページを閲覧する頃には、他のユーザの興味傾向が変化しているかもしれない。すると、他のユーザの興味傾向が広告要求ユーザの興味傾向に合致しないことがある。そこで、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザのユーザ端末6から広告リクエストを受信したときから所定時間前までの間に対象ページを閲覧した他のユーザの商品ページの閲覧履歴のみを、広告の選択に利用してもよい。
(2)他のユーザの商品ページの閲覧履歴を限定
(2−1)対象ページの閲覧時刻と商品ページの閲覧時刻との関係(その1)
ユーザは、同時期に複数のウェブページを閲覧することがある。このとき、ユーザは、何らかの目的を持って、その目的に応じたウェブページを次々と閲覧したのかもしれない。あるいは、ユーザは、興味の赴くままにウェブページを次々と閲覧したのかもしれない。電子商店街の場合、ユーザは、商品を購入するために、複数の商品ページを閲覧することにより複数の商品を比較検討するかもしれない。このようなときに閲覧された一連のウェブページは、そのときのユーザの興味の対象として、互いに関連するウェブページである蓋然性がある。これは、情報提供サーバ2により配信されるウェブページと商品ページとの関係においても同様である。そこで、広告提供サーバ1は、他のユーザが対象ページを閲覧した日時から、その他のユーザによる閲覧日時が近い順に、所定数の商品ページの閲覧履歴のみを、広告の選択に利用してもよい。このとき、広告提供サーバ1は、対象ページの閲覧日時の前か後ろかに関係なく、閲覧日時が近い順に所定数の商品ページの閲覧履歴を用いてもよい。あるいは、広告提供サーバ1は、対象ページの閲覧日時の前後それぞれ又は一方について、閲覧日時が近い順に所定数の商品ページの閲覧履歴を用いてもよい。
(2−2)対象ページの閲覧時刻と商品ページの閲覧時刻との関係(その2)
広告提供サーバ1は、他のユーザが対象ページを閲覧した日時から、前後それぞれ所定時間以内にその他のユーザが閲覧した商品ページの閲覧履歴のみを、広告の選択に利用してもよい。その理由は、上記(2−1)の場合と同様である。
(2−3)対象ページを検索するための他のユーザが指定した検索ワード
ユーザが目的や興味に応じたウェブページを探すとき、ユーザは検索サイトでウェブページを検索することがある。このとき、ユーザは、検索条件として検索ワードを入力する。検索結果の一覧からユーザが所望のウェブページを選択することにより、ユーザ端末6にウェブページが表示される。また、ユーザが商品を探すとき、電子商店街で商品を検索する。このとき、ユーザは、検索条件として検索ワードを入力する。検索結果の一覧からユーザが所望の商品を選択することにより、ユーザ端末6に商品ページが表示される。検索条件として入力される検索ワードは、検索時のユーザの興味を表している蓋然性がある。従って、同一の検索ワードで検索され、且つ、ユーザにより閲覧されたウェブページと商品ページとは、ユーザが同じ興味を持って閲覧したウェブページである蓋然性がある。そこで、広告提供サーバ1は、他のユーザの商品ページの閲覧履歴のうち、対象ページを検索するために他のユーザが指定した検索ワードと同じ検索ワードで検索された商品ページの閲覧履歴のみを、広告の選択に利用してもよい。
なお、ユーザが検索条件として、複数の検索ワードを指定する場合がある。この場合、広告提供サーバ1は、例えば、全ての検索ワードが一致する閲覧履歴のみを利用してもよいし、少なくとも1つの検索ワードが一致する閲覧履歴を用いてもよい。
(3)他のユーザの商品ページの閲覧履歴の総数
広告提供サーバ1は、特定した他のユーザ全員の商品ページの閲覧履歴の総数が閾値以上である場合にのみ、他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて、広告を選択してもよい。その理由は、上記(1−1)の場合と同様である。このときの閾値を、「第4閲覧数閾値」という。第4閲覧数閾値は、第4閲覧数閾値>第3閲覧数閾値を満たす。第4閲覧数閾値は、例えば、広告提供サーバ1の管理者により予め任意の値に設定される。例えば、管理者は、第3閲覧数閾値を100とし、第4閲覧数閾値を1万としてもよい。
広告提供サーバ1は、これまでに述べた閲覧履歴の限定方法を全て用いてもよいし、一部の方法のみを用いてもよい。あるいは、広告提供サーバ1は、広告の選択に用いる履歴を全く限定しなくてもよい。
[1−3.各サーバ装置の構成]
[1−3−1.広告提供サーバの構成]
次に、広告提供サーバ1の構成について、図3乃至図5を用いて説明する。
図3は、本実施形態に係る広告提供サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、広告提供サーバ1は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワークNWやネットワークNLに接続して、ユーザ端末6や他のサーバ装置等との通信状態を制御するようになっている。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。記憶部12は、本発明における履歴記憶手段の一例である。この記憶部12には、広告DB12a、クリック履歴DB12b、成功履歴DB12c等のデータベースが構築されている。
図4(a)は、広告DB12aに登録される内容の一例を示す図である。広告DB12aには、広告コンテンツが登録される。具体的に、広告DB12aには、広告ID、店舗ID、商品ID及び広告コンテンツ等が、広告コンテンツごとに対応付けて登録される。広告IDは、広告の識別情報である。店舗IDは、広告に対応する商品を販売する店舗の識別情報である。商品IDは、広告に対応する商品に対して店舗が付与した識別情報である。店舗IDと商品IDとの組み合わせにより、電子商店街において一意に商品を特定することができる。
図4(b)は、クリック履歴DB12bに登録される内容の一例を示す図である。クリック履歴DB12bには、ウェブページに表示された広告に対するユーザの選択操作の履歴が、クリック履歴として登録される。具体的に、クリック履歴DB12bには、クリック日時、ユーザID及び広告ID等が、広告が選択されるごとに対応付けて登録される。クリック日時は、広告が選択された日時である。ユーザIDは、広告を選択したユーザを示す。広告IDは、選択された広告を示す。表示された広告をユーザが選択したということは、ユーザが広告又は広告に対応する商品に興味を持ったことを示す。従って、クリック履歴は、配信された広告に対するユーザの行為の履歴の一例である。広告IDは、広告DB12aにおいて店舗ID及び商品IDに対応付けられている。店舗IDと商品IDとの組み合わせにより、広告に対応する商品の商品ページのURLを特定することができる。従って、クリック履歴DB12bに登録された広告IDは、広告に対する操作によってユーザに閲覧された商品ページを識別する情報の一例である。
図4(c)は、成功履歴DB12cに登録される内容の一例を示す図である。成功履歴DB12cには、ユーザが広告を選択した後でその広告に対応する商品をユーザが購入した履歴が、成功履歴として登録される。具体的に、成功履歴DB12cには、購入日時、ユーザID、広告ID、店舗ID及び商品ID等が、広告の成果として商品が購入されるごとに登録される。購入日時は、商品が購入された日時である。ユーザIDは、購入したユーザを示す。広告IDは、購入された商品に対応する広告を示す。店舗ID及び商品IDの組み合わせは、購入された商品を示す。成功履歴は、広告の成果の現れの履歴である。従って、成功履歴は、配信された広告に対するユーザの行為の履歴の一例である。成功履歴DB12cに登録された広告ID、及び、店舗IDと商品IDとの組み合わせのそれぞれは、広告に対する操作によってユーザに閲覧された商品ページを識別する情報の一例である。
次に、記憶部12に記憶されるその他の情報について説明する。記憶部12には、ウェブページを表示するためのHTML文書、XML(Extensible Markup Language)文書、画像データ、テキストデータ、電子文書等の各種データが記憶されている。また、記憶部12には、各種の閾値、設定値が記憶されている。
また、記憶部12には、オペレーティングシステム、WWW(World Wide Web)サーバプログラム、DBMS(Database Management System)、広告管理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。広告管理プログラムは、広告の選択等に関する各種の処理を実行するためのプログラムである。広告管理プログラムは、本発明における情報処理プログラムの一例である。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしてもよいし、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
入出力インターフェース13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
図5は、本実施形態に係る広告提供サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部14は、CPU14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。そして、システム制御部14は、CPU14aが、各種プログラムを読み出し実行することにより、図5に示すように、広告リクエスト取得部141、広告要求ユーザ履歴取得部142、履歴数判定部143、他者ユーザID取得部144、他ユーザ履歴取得部145、広告選択部146及び広告配信部147として機能する。広告リクエスト取得部141は、本発明における配信要求取得手段の一例である。履歴数判定部143は、本発明における数取得手段の一例である。他者ユーザID取得部144は、本発明におけるユーザ識別情報取得手段の一例である。他ユーザ履歴取得部145は、本発明における行為履歴取得手段の一例である。広告選択部146は、本発明における広告決定手段の一例である。
広告リクエスト取得部141は、ユーザ端末6から送信されてきた広告リクエストを通信部11を介して取得する。広告要求ユーザ履歴取得部142は、広告リクエストに含まれるユーザIDが設定された閲覧履歴を、閲覧履歴DB3bから取得する。履歴数判定部143は、広告要求ユーザ履歴取得部142により取得された閲覧履歴の数をカウントすることにより、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴の数を取得する。そして、履歴数判定部143は、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であるか否かを判定する。他者ユーザID取得部144は、広告リクエストに含まれるURLに対応する他のユーザのユーザIDを、閲覧履歴DB3bから取得する。具体的に、他者ユーザID取得部144は、広告リクエストに含まれるURLが設定された閲覧履歴を閲覧履歴DB3bから取得する。そして、他者ユーザID取得部144は、取得した閲覧履歴から、ユーザIDを取得する。他ユーザ履歴取得部145は、他者ユーザID取得部144により取得された他のユーザのユーザIDを含む商品ページの閲覧履歴を、閲覧履歴DB3bから取得する。このとき、他ユーザ履歴取得部145は、広告の選択に利用する閲覧履歴の限定を行う。広告選択部146は、他ユーザ履歴取得部145により取得された閲覧履歴に基づいて、広告を選択する。広告配信部147は、広告選択部146に選択された広告の広告コンテンツを、通信部11を介してユーザ端末6へ送信する。
なお、広告提供サーバ1が、複数のサーバ装置で構成されてもよい。例えば、広告の選択を行うサーバ装置、広告コンテンツをユーザ端末6へ送信するサーバ装置、及びデータベースを管理するサーバ装置等が、互いにLAN等で接続されてもよい。
[1−3−2.情報提供サーバ、電子商店街サーバ、ウェブ検索サーバ、会員情報サーバの構成]
情報提供サーバ2、電子商店街サーバ3、ウェブ検索サーバ4及び会員情報サーバ5は、それぞれCPU等を有する制御部、ネットワークNWやネットワークNLを介してユーザ端末6や他のサーバ装置との通信を制御するための通信部、各種プログラムやデータを記憶する記憶部等を備える。
電子商店街サーバ3の記憶部には、商品情報DB3a、閲覧履歴3b等のデータベースが構築されている。電子商店街サーバ3の記憶部は、本発明における履歴記憶手段の一例である。図4(d)は、商品情報DB3aに登録される内容の一例を示す図である。商品情報DB3aには、電子商店街で販売されている商品に関する商品情報が登録される。商品情報は、店舗により登録される情報である。具体的に、商品情報DB3aには、店舗ID、商品ID、ジャンルID、商品名、商品画像のURL、商品説明、商品価格等が、店舗が販売する商品ごとに対応付けて登録される。ジャンルIDは、商品が属するジャンルの識別情報である。電子商店街では、商品のジャンルが木構造で階層的に定義されている。最上層のジャンルとして、例えば、レディースファッション、パソコン・周辺機器、食品等がある。レディースファッションの1つ下位の階層のジャンルとして、例えば、アウター、ワンピース、トップス等がある。商品情報DB3aには、基本的に最下層のジャンルのジャンルIDが登録される。
図4(e)は、閲覧履歴3bに登録される内容の一例を示す図である。閲覧履歴3bには、閲覧履歴が登録される。具体的に、閲覧履歴3bには、閲覧日時、ユーザID、URL及び検索ワード等が対応付けて登録される。情報提供サーバ2は、ユーザ端末6からウェブページのリクエストを受信するごとに閲覧履歴を登録する。電子商店街サーバ3は、ユーザ端末6から商品ページのリクエストを受信するごとに閲覧履歴を登録する。閲覧日時は、ウェブページが閲覧された日時である。ユーザIDは、ウェブページを閲覧したユーザを示す。URLは、閲覧されたウェブページを示す。URLから、閲覧されたウェブページが、情報提供サーバ2から提供されるウェブページか、電子商店街サーバ3から提供される商品ページかを判断することができる。商品ページのURLから、対応する商品の店舗ID及び商品IDを特定することができる。検索ワードは、ユーザIDが示すユーザが、URLが示すウェブページを検索するために、検索サイト又は電子商店街で指定した検索ワードである。
なお、ユーザ端末6に保存されるクッキーに含まれる閲覧履歴には、例えば、閲覧日時、URL及び検索ワードが設定される。
図4(f)は、会員情報DB5aに登録される内容の一例を示す図である。会員情報DB5aには、総合サイトに会員登録しているユーザに関する会員情報が登録される。具体的に、会員情報DB5aには、ユーザID、パスワード、ニックネーム、氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス等のユーザの属性が、ユーザごとに対応付けて登録される。
[1−4.情報処理システムの動作]
次に、情報処理システムSの動作について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の広告配信処理における処理例を示すフローチャートである。ユーザ端末6が広告表示パーツを含むHTML文書を情報提供サーバ2から受信することにより、ユーザ端末6は、広告リクエストを広告提供サーバ1へ送信する。広告リクエストは、対象ページのURLを含む。広告要求ユーザが総合サイトにログイン中である場合、広告リクエストは、更に広告要求ユーザのユーザIDを含む。広告配信処理は、広告リクエスト取得部141が広告リクエストを取得したときに開始される。
図6に示すように、広告要求ユーザ履歴取得部142は、広告要求ユーザがログイン中であるか否かを判定する(ステップS31)。広告要求ユーザ履歴取得部142は、広告リクエストにユーザIDが含まれているかを調べることにより、ログイン中であるか否かを判定することができる。広告要求ユーザ履歴取得部142は、ログイン中であると判定した場合には(ステップS31:YES)、ステップS32に進む。一方、広告要求ユーザ履歴取得部142は、ログイン中ではないと判定した場合には(ステップS31:NO)、ステップS33に進む。
ステップS32において、広告要求ユーザ履歴取得部142は、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴を取得する。具体的に、広告要求ユーザ履歴取得部142は、広告リクエストに含まれるユーザIDを含む商品ページの閲覧履歴を閲覧履歴DB3bから検索して取得する。次いで、広告要求ユーザ履歴取得部142は、ステップS34に進む。ステップS33において、広告要求ユーザ履歴取得部142は、広告リクエストに含まれるクッキーから、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴を取得する。あるいは、広告要求ユーザ履歴取得部142は、広告リクエストに含まれるクッキーに基づいて、閲覧履歴DB3bから広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴を取得してもよい。例えば、クッキーには閲覧履歴を識別する識別情報が登録され、閲覧履歴の実体は識別情報に対応付けて閲覧履歴DB3bに登録されるような仕組みになっている場合である。次いで、広告要求ユーザ履歴取得部142は、ステップS34に進む。
ステップS34において、履歴数判定部143は、取得された閲覧履歴の数が第2閲覧数閾値以上であるか否かを判定する。このとき、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第2閲覧数閾値以上であると判定した場合には(ステップS34:YES)、ステップS35に進む。一方、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第2閲覧数閾値未満であると判定した場合には(ステップS34:NO)、ステップS36に進む。
ステップS35において、広告選択部146は、取得した広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて、広告を選択する。次いで、広告選択部146は、ステップS36に進む。
ステップS36において、履歴数判定部143は、取得された閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であるか否かを判定する。このとき、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であると判定した場合には(ステップS36:YES)、ステップS37に進む。一方、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値以上であると判定した場合には(ステップS36:NO)、ステップS41に進む。
ステップS37において、他者ユーザID取得部144は、他のユーザの対象ページの閲覧履歴を取得する。具体的に、他者ユーザID取得部144は、広告リクエストに含まれるURLを含む閲覧履歴のうち、閲覧日時が現時点から所定時間の範囲に含まれる閲覧履歴を、閲覧履歴DB3bから検索して取得する。次いで、他者ユーザID取得部144は、他ユーザ履歴取得処理を実行する。(ステップS38)。
図7は、本実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の他ユーザ履歴取得処理における処理例を示すフローチャートである。
図7に示すように、他者ユーザID取得部144は、取得した他のユーザの対象ページの閲覧履歴のそれぞれから、ユーザIDを取得する(ステップS51)。このとき、他者ユーザID取得部144は、広告要求ユーザのユーザIDを、取得対象から除外してもよい。また、同一のユーザIDが複数取得された場合、他者ユーザID取得部144は、同一のユーザIDを1つのユーザIDとする。次いで、他ユーザ履歴取得部145は、閲覧履歴から取得されたユーザIDのうち1つを選択する(ステップS52)。次いで、他ユーザ履歴取得部145は、選択されたユーザIDを含む商品ページの閲覧履歴を、閲覧履歴DB3bから検索する(ステップS53)。
次いで、他ユーザ履歴取得部145は、選択したユーザIDを含む対象ページの閲覧履歴の閲覧日時と、ステップS53で検索された商品ページの閲覧履歴の閲覧日時とを比較する。そして、他ユーザ履歴取得部145は、選択したユーザIDを含む対象ページの閲覧日時から近い閲覧日時の順に、ステップS53で検索された商品ページの閲覧履歴の中から所定数の閲覧履歴を取得する(ステップS54)。
次いで、他ユーザ履歴取得部145は、ステップS53で検索された商品ページの閲覧履歴の中から、選択したユーザIDを含む対象ページの閲覧日時から前後所定時間の範囲に閲覧日時が含まれる商品ページの閲覧履歴を取得する(ステップS55)。
次いで、他ユーザ履歴取得部145は、選択したユーザIDを含む対象ページの閲覧履歴から検索ワードを取得する。そして、他ユーザ履歴取得部145は、取得した検索ワードと一致する検索ワードを含む閲覧履歴を、ステップS53で検索された商品ページの閲覧履歴の中から取得する(ステップS56)。そして、他ユーザ履歴取得部145は、ステップS54〜S56での閲覧履歴の取得結果をマージする。このときに同一の閲覧履歴が複数ある場合、他ユーザ履歴取得部145は、同一の閲覧履歴を1つの閲覧履歴とする。
次いで、他ユーザ履歴取得部145は、マージされた閲覧履歴の数が第3閾値以上であるか否かを判定する(ステップS57)。このとき、他ユーザ履歴取得部145は、閲覧履歴の数が第3閾値以上であると判定した場合には(ステップS57:YES)、ステップS58に進む。一方、他ユーザ履歴取得部145は、閲覧履歴の数が第3閾値未満であると判定した場合には(ステップS57:NO)、ステップS59に進む。
ステップS58において、他ユーザ履歴取得部145は、マージされた閲覧履歴を履歴リストに登録する。次いで、他ユーザ履歴取得部145は、ステップS59に進む。履歴リストは、広告の選択に用いられる履歴のリストである。履歴リストは、例えば、一時的に用いられるリストである。広告の選択が終わった後、履歴リストは削除されてもよい。履歴リストは如何なる場所に記憶されてもよい。
ステップS59において、他ユーザ履歴取得部145は、ステップS51で取得されたユーザIDの中にまだ選択していないユーザIDがあるか否かを判定する。このとき、他ユーザ履歴取得部145は、まだ選択していないユーザIDがあると判定した場合には(ステップS59:YES)、ステップS60に進む。ステップS60において、他ユーザ履歴取得部145は、まだ選択していないユーザIDのうち1つを選択する。次いで、他ユーザ履歴取得部145は、ステップS53に進む。一方、他ユーザ履歴取得部145は、全てのユーザIDを選択したと判定した場合には(ステップS59:YES)、他ユーザ履歴取得処理を終了させる。
図7の例では、他ユーザ履歴取得部145は、他のユーザの商品ページの閲覧履歴の限定方法として、上記(2−1)〜(2―3)のうち少なくとも1つの条件を満たす閲覧履歴を取得している。しかしながら、他ユーザ履歴取得部145は、例えば、上記(2−1)〜(2―3)の全ての条件を満たす閲覧履歴のみを取得してもよい。
他ユーザ履歴取得処理が終わると、図6に示すように、履歴数判定部143は、履歴リストに登録された閲覧履歴の数が第4閲覧数閾値以上であるか否かを判定する(ステップS39)。このとき、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第4閲覧数閾値以上であると判定した場合には(ステップS39:YES)、ステップS40に進む。一方、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第4閲覧数閾値未満であると判定した場合には(ステップS39:NO)、ステップS41に進む。
ステップS40において、広告選択部146は、履歴リストに登録された他のユーザの閲覧履歴に基づいて、広告コンテンツを選択する。例えば、広告選択部146は、履歴リストに登録された各閲覧履歴から店舗ID及び商品IDの組み合わせを取得し、最も数が多い店舗ID及び商品IDの組み合わせが示す商品に対応する広告を選択してもよい。次いで、広告選択部146は、ステップS43に進む。
ステップS41において、広告選択部146は、広告要求ユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて広告コンテンツが選択されたか否かを判定する。つまり、広告選択部146は、ステップS35が実行されたか否かを判定する。このときき、広告選択部146は、広告コンテンツが選択されたと判定した場合には(ステップS41:YES)、ステップS43に進む。一方、広告選択部146は、広告コンテンツが選択されなかったと判定した場合には(ステップS41:NO)、ステップS42に進む。ステップS42において、広告選択部146は、所定の条件に基づいて、広告を選択する。例えば、広告選択部146は、ランダムに広告を選択してもよい。次いで、広告選択部146は、ステップS43に進む。
ステップS43において、広告配信部147は、選択された広告の広告コンテンツを広告DB12aから取得し、広告コンテンツをユーザ端末6へ送信する。そして、広告配信部147は、広告配信処理を終了させる。
[1−5.変形例]
広告提供サーバ1は、他のユーザの所定の行為の履歴として、クリック履歴や成功履歴(購入履歴)に基づいて、広告を選択してもよい。この場合、図7に示す他ユーザ履歴取得処理のステップS53において、システム制御部14は、選択されたユーザIDを含むクリック履歴又は成功履歴を検索する。また、システム制御部14は、ステップS54〜S56を実行しなくてもよい。
広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの所定の行為の履歴として、クリック履歴や成功履歴を取得してもよい。この場合、システム制御部14は、図6に示す広告配信処理のステップS32において、広告リクエストに含まれるユーザIDを含むクリック履歴又は成功履歴を取得する。
クリック履歴や成功履歴が用いられる場合、第1〜第4閲覧数閾値等の履歴の数に関する設定値は、閲覧履歴が用いられる場合の設定値と異なっていてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、閲覧されるウェブページのURLと広告要求ユーザのユーザIDとを含む広告リクエストを取得し、取得された広告リクエストに含まれるユーザIDに対応するユーザの所定の行為の履歴の数を、ユーザIDに対応付けて少なくとも閲覧されたウェブページのURLを記憶する電子商店街サーバ3の記憶部に構築された閲覧履歴DB3bから取得し、取得された広告要求ユーザの履歴の数が第1閲覧数閾値未満である場合、閲覧履歴DB3bから、広告リクエストに含まれるURLを履歴に含む広告要求ユーザと異なる他のユーザのユーザIDを取得し、閲覧履歴DB3bから、他のユーザのユーザIDを含む履歴を取得し、取得された他のユーザの履歴に基づいて広告を決定する。そのため、広告要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向を有する蓋然性がある他のユーザの履歴に基づいて広告が決定されるので、十分な数の履歴を取得することができないユーザに対しても、適切な広告を決定することができる。
また、システム制御部14が、他のユーザのうち、閲覧履歴DB3bに記憶された商品ページの閲覧履歴の数が第3閲覧数閾値以上であるユーザのユーザIDを含む商品ページの閲覧履歴を取得する。そのため、興味傾向を適切に特定することができる蓋然性がある他のユーザの履歴に基づいて、広告が決定されるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、URLとユーザIDとウェブページの閲覧時刻とを対応付けてウェブページの閲覧履歴として記憶する閲覧履歴DB3bから、広告リクエストに含まれるURLを履歴に含む他のユーザのユーザIDのうち、現時点から所定時間の範囲に含まれる閲覧時刻に対応するユーザIDを取得する。そのため、広告要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧したときから他のユーザの興味傾向が変化しない蓋然性を高めることができるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、URLとユーザIDとウェブページの閲覧時刻とを対応付けてウェブページの閲覧履歴として記憶する閲覧履歴DB3bから、広告リクエストに含まれるURLを履歴に含む他のユーザのユーザID及び閲覧時刻を取得し、他のユーザのユーザIDを含む履歴のうち、閲覧時刻が、ウェブページの閲覧履歴から取得された閲覧時刻から近い順に所定数の閲覧履歴を取得する。そのため、広告要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向の商品ページの閲覧履歴が広告の決定に用いられる蓋然性が高くなるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、URLとユーザIDとウェブページの閲覧時刻とを対応付けてウェブページの閲覧履歴として記憶する閲覧履歴DB3bから、広告リクエストに含まれるURLを履歴に含む他のユーザのユーザID及び閲覧時刻を取得し、他のユーザのユーザIDを含む履歴のうち、ウェブページの閲覧履歴から取得された閲覧時刻から所定時間の範囲に含まれる閲覧時刻を含む履歴を取得する。そのため、広告要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向の商品ページの閲覧履歴が広告の決定に用いられる蓋然性が高くなるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、URLとユーザIDと閲覧されたウェブページの検索に用いられた検索ワードとを対応付けてウェブページの閲覧履歴として記憶する閲覧履歴DB3bから、広告リクエストに含まれるURLを履歴に含む他のユーザのユーザID及び検索ワードを取得し、他のユーザのユーザIDを含む閲覧履歴のうち、ウェブページの閲覧履歴から取得された検索ワードを含む閲覧履歴を取得する。そのため、広告要求ユーザの興味傾向と同じ興味傾向の商品ページの閲覧履歴が広告の決定に用いられる蓋然性が高くなるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、広告要求ユーザの閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であり、且つ、他のユーザの履歴の総数が第4閲覧数閾値以上である場合、取得された他のユーザの履歴に基づいて広告を決定する。そのため、1以上の他のユーザ全体の興味傾向を適切に特定することができる蓋然性があるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、配信された広告に対するユーザの行為の履歴を記憶する閲覧履歴DB3bから、ウェブページの閲覧履歴から取得されたユーザIDを含む履歴を取得する。そのため、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について、図8乃至図11を用いて説明する。第2実施形態においては、広告提供サーバ1が、他のユーザの閲覧履歴に基づいて、ジャンルを選択し、選択されたジャンルに属する商品の広告を選択する。なお、ジャンルは、本発明における区分の一例である。区分は、例えば、カテゴリー、分類、ジャンル等であってもよい。
また、広告提供サーバ1は、他のユーザの商品ページの閲覧履歴から、他のユーザが商品ページを閲覧した商品のジャンルの偏り度を算出する。そして、広告提供サーバ1は、偏り度に基づいて、他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて広告を選択するか否かを判定する。偏り度とは、商品がユーザの所定の行為の対象とされた1つ以上のジャンルのうち、行為の対象とされた回数が最も多い何れかのジャンルに行為が集中した度合いである。例えば、ジャンルC1〜C10の中で、他のユーザにより商品ページが閲覧されたジャンルが、ジャンルC1〜C3であるとする。ここで、ジャンルC1〜C3について、商品ページの閲覧回数がそれぞれ1000回であった場合、ジャンルC1〜C3のうち何れのジャンルについても閲覧が集中していない。従って、偏り度は最低となる。一方、ジャンルC1の商品ページの閲覧回数が1万回であって、ジャンルC2及びC3の商品ページの閲覧回数がそれぞれ100回である場合、ジャンルC1に対して閲覧が集中している(偏っている)。従って、偏り度が大きい。
上述したように、他のユーザの商品ページの閲覧履歴は、他のユーザの総合的な興味の傾向を表していると考えられるから、場合によっては興味の範囲が広がってしまうことがあるかもしれない。例えば、或るユーザはジャンルC1に興味を持ち、或るユーザはジャンルC2に興味を持ち、或るユーザはジャンルC3に興味を持っていると、ジャンルC1〜C3の間で閲覧回数に差が現れない。ジャンル間で閲覧回数に差がない場合、ジャンルC1〜C3の中から最も適切なジャンルを選択することは難しい。一方、閲覧回数が特定のジャンルに集中していれば、他のユーザが、その特定のジャンルに興味がある蓋然性は高い。つまり、対象ページを閲覧するユーザは、商品ページの閲覧が集中しているジャンルに興味を持っていると推測される。対象ページを閲覧するユーザの中には、広告要求ユーザも含まれる。従って、広告提供サーバ1は、閲覧回数が集中しているジャンルに属する商品の広告を選択すればよい。そこで、広告提供サーバ1は、偏り度を算出し、偏り度が閾値以上である場合にのみ、他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて広告を選択してもよい。このときに用いられる閾値を、「第1偏り閾値」という。第1偏り閾値は、本発明における第2閾値の一例である。
広告提供サーバ1は、偏り度として、例えば、分散や標準偏差を用いてもよい。例えば、広告提供サーバ1は、取得された他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて、他のユーザに商品ページが閲覧された各ジャンルについて、閲覧回数をカウントする。そして、広告提供サーバ1は、閲覧回数の平均値を計算し、各ジャンルについて、ジャンルの閲覧回数と閲覧回数の平均値との差を計算する。広告提供サーバ1は、それぞれ計算した差を二乗して足し合わせる。分散又は標準偏差が大きいほど、閲覧回数のばらつきが大きい。従って、分散又は標準偏差が大きいほど、何れかのジャンルに閲覧が偏っている度合いが大きい。つまり、分散又は標準偏差が大きいほど、偏り度が大きい。
広告提供サーバ1は、偏り度として、例えば、閲覧割合を用いてもよい。例えば、広告提供サーバ1は、他のユーザに商品ページが閲覧された各ジャンルについて、閲覧回数をカウントする。そして、広告提供サーバ1は、各ジャンルの閲覧回数を、取得された他のユーザの商品ページの閲覧履歴の総数で割ることにより、各ジャンルの閲覧割合を算出する。そして、広告提供サーバ1は、算出された閲覧割合の中で最も大きい割合が第1偏り閾値以上である場合に、他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて広告を選択する。また、広告提供サーバ1は、偏り度として、例えば、エントロピーを用いてもよい。この場合、エントロピーが小さいほど偏り度が大きい。
第1偏り閾値は、例えば、広告提供サーバ1の管理者により予め任意の値に設定されてもよい。あるいは、広告提供サーバ1が、取得された他のユーザの商品ページの閲覧履歴の数に応じて、第1偏り閾値を決定してもよい。閲覧履歴の数が多いほど、算出される偏り度は、本来の偏り度の値に収束していくと考えられる。一方、閲覧履歴の数が少ないと、算出される偏り度にばらつきが生じることがあるかもしれない。そこで、広告提供サーバ1が、閲覧履歴の数が多いほど、第1偏り閾値を大きくする。その理由は、閲覧履歴の数が少ないために算出された偏り度が本来の偏り度よりも小さくなっても、本来の偏り度が大きい可能性がある場合について、他のユーザの商品ページの閲覧履歴に基づいて広告を選択するためである。そのため、広告提供サーバ1は、閲覧履歴の数が、偏り度が本来の偏り度に或る程度収束していると思われる数以上になった場合には、第1偏り閾値を大きくしなくてもよい。
ところで、情報提供サーバ2から配信されるウェブページは、通常、特定のジャンルには関連付けられてはいない。しかしながら、広告提供サーバ1は、広告の選択に用いられる商品ページの閲覧履歴を用いることにより、ウェブページとジャンルとを関連付けることができる。具体的に、広告提供サーバ1は、他のユーザの商品ページの閲覧履歴を取得して、偏り度を算出するとともに、閲覧回数が最も多いジャンルを特定する。特定されたジャンル及び算出された偏り度は、対象ページを閲覧した他のユーザの総合的な興味の傾向を表している蓋然性がある。つまり、特定されたジャンルは、他のユーザが最も興味を持つジャンルであり、偏り度は、特定されたジャンルに対する他のユーザの興味の度合いである。従って、対象ページは、特定されたジャンルに関連する蓋然性がある。そこで、広告提供サーバ1は、特定されたジャンルのジャンルID及び算出された偏り度を、広告要求ユーザの対象ページの閲覧履歴の中に登録する。あるいは、広告提供サーバ1は、対象ページの全ての閲覧履歴の中に、ジャンルID及び偏り度を登録してもよい。ジャンルIDを含むウェブページの閲覧履歴は、商品ページの閲覧履歴と同様に、広告の選択に用いることができる。ただし、偏り度が低い場合、対象ページに関連付けられたジャンルは、対象ページとの関連性が低いと考えられる。そのため、広告提供サーバ1は、偏り度が閾値以上である閲覧履歴のみを、広告の選択に用いてもよい。このときの閾値を、「第2偏り閾値」という。第2偏り閾値は、例えば、広告提供サーバ1の管理者により予め任意の値に設定される。
図8(a)は、広告DB12aに登録される内容の一例を示す図である。図8(b)は、閲覧履歴DB3bに登録される内容の一例を示す図である。図8(a)に示すように、本実施形態の広告DB12aは、図4(a)に示す広告DB12aと比較して、ジャンルIDが、登録される情報として追加されている。ジャンルIDは、広告に対応する商品が属するジャンルを示す。図8(b)に示すように、本実施形態の閲覧履歴DB3bは、図4(e)に示す閲覧履歴DB3bと比較して、ジャンルID及び偏り度が、登録される情報として追加されている。情報提供サーバ2が提供するウェブページの閲覧履歴の中には、ジャンルID及び偏り度が登録されている閲覧履歴と、ジャンルID及び偏り度が登録されていない閲覧履歴とがある。商品ページの閲覧履歴には偏り度は登録されない。各データベースには、総合サイトの管理者が予め決定した階層のジャンルのジャンルIDが登録される。例えば、管理者は、ジャンルの複数の階層のうち適切と思われる階層を決定する。
なお、広告DB12aには、ジャンルIDが登録されなくてもよい。また、閲覧履歴DB3bに登録される商品ページの閲覧履歴には、ジャンルIDは登録されなくてもよい。その理由は、広告ID又は商品ページのURLから、ジャンルを特定することができるからである。広告ID又は商品ページのURLから、店舗ID及び商品IDの特定が可能である。商品情報DB3aには、店舗ID及び商品IDに対応付けて、最下位層のジャンルのジャンルIDが対応付けられている。最下位層のジャンルのジャンルIDから、管理者が予め決定した階層のジャンルのジャンルIDを特定することができる。従って、広告ID及び商品ページのURLは、それぞれ本発明における区分を識別する情報の一例である。
図9は、本実施形態に係る広告提供サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。図9に示すように、本実施形態においては、図5に示す機能ブロックと比較して、偏り度算出部148が追加されている。偏り度算出部148は、本発明における算出手段の一例である。偏り度算出部148は、他ユーザ履歴取得部145により取得された閲覧履歴に基づいて、偏り度を算出する。
図10は、本実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の広告配信処理における処理例を示すフローチャートである。図10において、図6と同様の処理については同様の符号が付されている。図10に示すように、ステップS31〜S37の後、他者ユーザID取得部144は、他ユーザ履歴取得処理を実行する。(ステップS38)。
図11は、本実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の他ユーザ履歴取得処理における処理例を示すフローチャートである。図11において、図7と同様の処理については同様の符号が付されている。図11に示すように、ステップS51〜S53の後、他ユーザ履歴取得部145は、閲覧履歴DB3bから、情報提供サーバから提供されるウェブページの閲覧履歴のうち、選択されたユーザIDを含むとともに、ジャンルIDを含む閲覧履歴を検索する(ステップS81)。次いで、他ユーザ履歴取得部145は、検索された閲覧履歴の中から、偏り度が第2偏り閾値以上である閲覧履歴を抽出する(ステップS82)。次いで、他ユーザ履歴取得部145は、ステップS54〜S60を実行する。ステップS54〜S58において、他ユーザ履歴取得部145は、ステップS53で検索された商品ページの閲覧履歴と、ステップS82で抽出されたウェブページの閲覧履歴とを用いて処理を行う。
他ユーザ履歴取得処理が終わると、図10に示すように、偏り度算出部148は、履歴リストに登録された閲覧履歴に基づいて、偏り度を算出する(ステップS71)。各閲覧履歴に含まれるジャンルIDから、商品ページやウェブページが閲覧されたジャンルを特定することができる。偏り度の算出方法は既に説明されているので、詳細な処理内容の説明は省略する。
次いで、偏り度算出部148は、閲覧回数が最も多いジャンルのジャンルID及び偏り度を、閲覧履歴DB3bに登録されている広告要求ユーザの対象ページの閲覧履歴に登録する(ステップS72)。情報提供サーバ2がユーザ端末6から対象ページのリクエストを受信したときに、閲覧履歴DB3bに閲覧履歴が登録される。従って、偏り度算出部148は、広告要求ユーザのユーザID及び対象ページのURLを含む閲覧履歴のうち、閲覧日時が最新の閲覧履歴に、ジャンルID及び偏り度を登録すればよい。
次いで、偏り度算出部148は、履歴リストに登録された閲覧履歴の数に応じて、第1偏り閾値を決定する(ステップS73)。次いで、偏り度算出部148は、偏り度が第1偏り閾値以上であるか否かを判定する(ステップS74)。このとき、偏り度算出部148は、偏り度が第1偏り閾値以上であると判定した場合には(ステップS74:YES)、ステップS75に進む。一方、偏り度算出部148は、偏り度が第1偏り閾値未満であると判定した場合には(ステップS74:NO)、ステップS41に進む。
ステップS75において、広告選択部146は、履歴リストに登録された閲覧履歴に基づいて、ジャンルを決定する。例えば、広告選択部146は、閲覧回数が最も多いジャンルを決定してもよい。次いで、広告選択部146は、決定したジャンルに基づいて、広告を選択する(ステップS176)。例えば、広告選択部146は、決定したジャンルに属する商品の広告の中からランダムに広告を選択してもよい。次いで、広告選択部146は、ステップS43に進む。
[変形例]
第2実施形態においても、広告提供サーバ1は、他のユーザの所定の行為の履歴として、クリック履歴や成功履歴に基づいて、広告を選択してもよい。クリック履歴や成功履歴が用いられる場合、第1〜第4閲覧数閾値等の履歴の数に関する設定値は、閲覧履歴が用いられる場合の設定値と異なっていてもよい。クリック履歴12b及び成功履歴12cには、対応する商品が属するジャンルのジャンルIDが登録されてもよい。システム制御部14は、図10に示す広告配信処理のステップS72を実行しなくてもよい。また、システム制御部14は、図11に示す他ユーザ履歴取得処理のステップS81及びS82を実行しなくてもよい。また、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの所定の行為の履歴として、クリック履歴や成功履歴を取得してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、ユーザIDと所定の行為の対象とされた商品が属するジャンルのジャンルIDとを含む履歴を記憶する閲覧履歴DB3bから、他のユーザのユーザIDを含む履歴を取得し、取得された1以上の履歴に含まれるジャンル情報が示す1以上のジャンルのうち何れかのジャンルへの所定の行為の偏り度を算出し、広告要求ユーザの履歴の数が第1閲覧数閾値未満であり、且つ、算出された偏り度が第1偏り閾値以上である場合、取得された他のユーザの履歴に基づいて広告を決定する。そのため、広告要求ユーザが閲覧するウェブページと同じウェブページを閲覧するユーザは特定の対象に興味を持つ傾向があると判断される場合に、他のユーザの履歴に基づいて広告を決定することができるので、適切な広告を決定することができる蓋然性を高めることができる。
また、システム制御部14が、取得された他のユーザの履歴の数が少ないほど第1偏り閾値を小さくして決定し、広告要求ユーザの履歴の数が第1閲覧数閾値未満であり、且つ、算出された偏り度が、決定された第1偏り閾値以上である場合、取得された他のユーザの履歴に基づいて広告を決定する。そのため、履歴の数が少ないために偏り度が本来の偏り度より小さくなっても、他のユーザの履歴に基づいて広告を決定することができる。
[3.第3実施形態]
次に、第3実施形態について、図12を用いて説明する。第3実施形態においては、広告提供サーバ1が、他のユーザの閲覧履歴に基づいて、ジャンルを選択し、選択されたジャンルに属する商品の広告を選択する。また、広告提供サーバ1は、ジャンルの偏り度に応じて、第1閲覧数閾値を決定する。他のユーザの閲覧履歴に基づいて算出された偏り度が大きいほど、対象ページを閲覧したユーザの総合的な興味傾向が偏っている蓋然性がある。興味傾向が偏っているほど、対象ページを閲覧した他のユーザの総合的な興味傾向が、広告要求ユーザの興味傾向と合致する蓋然性が高いと考えられる。そこで、広告提供サーバ1は、ジャンルの偏り度が大きいほど、第1閲覧数閾値を大きくしてもよい。例えば、第1閲覧数閾値に100が設定されていたとする。広告要求ユーザの閲覧履歴の数が100であれば、広告提供サーバ1は、他のユーザの閲覧履歴を用いずに、広告要求ユーザの閲覧履歴を用いて適切な広告を選択すると考えられる。しかしながら、偏り度が大きい場合は、他のユーザの閲覧履歴を用いて適切な広告を選択することができる蓋然性がある。適切な広告を選択することが可能であれば、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの閲覧履歴の数が100より多い場合であっても、他のユーザの閲覧履歴を用いて広告を選択してもよい。
図12は、本実施形態に係る広告提供サーバ1のシステム制御部14の広告配信処理における処理例を示すフローチャートである。図12において、図10と同様の処理については同様の符号が付されている。図12に示すように、ステップS31〜S35が実行される。ステップS34において、閲覧履歴の数が第2閲覧数閾値以上であると判定された場合(ステップS34:YES)、及び、ステップS35の後、ステップS37、S38、S71及びS72が実行される。閲覧履歴の数が第2閲覧数閾値未満であると判定された場合(ステップS34:NO)、ステップS37、S38、S71及びS72が実行される。なお、他ユーザ履歴取得処理の内容は、第2実施形態の場合と同様である。
ステップS72の後、履歴数判定部143は、算出された偏り度に応じて、第1閲覧数閾値を決定する(ステップS91)。次いで、履歴数判定部143は、ステップS32又はS33で取得された閲覧履歴の数が、決定された第1閲覧数閾値未満であるか否かを判定する(ステップS92)。このとき、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値未満であると判定した場合には(ステップS92:YES)、ステップS75に進む。そして、ステップS71、S76及びS43が実行される。一方、履歴数判定部143は、閲覧履歴の数が第1閲覧数閾値以上であると判定した場合には(ステップS92:NO)、ステップS41に進む。
なお、第3実施形態においても、第2実施形態と同様に、広告提供サーバ1は、他のユーザの所定の行為の履歴として、クリック履歴や成功履歴に基づいて、広告を選択してもよい。また、広告提供サーバ1は、広告要求ユーザの所定の行為の履歴として、クリック履歴や成功履歴を取得してもよい。また、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせることもできる。
以上説明したように、システム制御部14が、ユーザIDと所定の行為の対象とされた商品が属するジャンルのジャンルIDとを含む履歴を記憶する閲覧履歴DB3bから、他のユーザのユーザIDを含む履歴を取得し、取得された他のユーザの1以上の履歴に含まれるジャンルIDが示す1以上のジャンルのうち何れかのジャンルへの所定の行為の偏り度を算出し、算出された偏り度が大きいほど第1閲覧数閾値を大きくして決定し、広告要求ユーザの履歴の数が、決定された第1閲覧数閾値未満である場合、取得された他のユーザの履歴に基づいて広告を決定する。そのため、他のユーザの履歴に基づいて適切に決定された広告が配信される機会を増やすことができる。
なお、上記各実施形態においては、本発明におけるユーザの所定の行為の履歴が、閲覧履歴やクリック履歴、成功履歴に適用されていた。しかしながら、本発明の履歴は、ユーザの何らかの行為の履歴であって、ユーザに適した広告を決定することができる履歴に対して適用することができる。また、複数種類の履歴に基づいて広告が決定されてもよい。
また、本発明における取引対象が、商品と異なるものに適用されてもよい。例えば、取引対象は、商取引の目的となりうるものであればよい。従って、広告の対象は、商品に限られない。また、広告の対象とされる取引対象の取引が行われるウェブサイトは、電子商店街に限られない。取引対象は、例えば、サービスであってもよい。
また、上記各実施形態においては、広告提供サーバ1が属する総合サイトに情報提供サーバ2が属していた。しかしながら、情報提供サーバ2は、広告提供サーバ1が属する総合サイトに属していなくてもよい。この場合、情報提供サーバ2は、例えば、情報提供サーバ2が提供するウェブページの閲覧履歴が登録される閲覧履歴DBを備える。この場合、情報提供サーバ2から提供されるウェブページの閲覧履歴は、例えばツールバープログラムを用いて閲覧履歴DB3bに登録される。ツールバープログラムは、例えば、ブラウザの機能を拡張するためのアドオンとしてインストールされる。ツールバープログラムは、例えば、検索サイトでウェブページを検索するためのプログラムである。ツールバープログラムは、例えば、ウェブ検索サーバ4等からダウンロード可能である。ユーザの操作によりユーザ端末3がブラウザを起動すると、ブラウザのウインドウにツールバーが表示される。ツールバー内の入力欄にユーザが検索ワードを入力することにより、検索ワードに基づいてウェブ検索サーバ4がウェブページを検索する。そして、ブラウザのウインドウには、ウェブページの検索結果が表示される。検索結果の中から何れかのウェブページのリンクをユーザが選択すると、選択されたリンクに対応するウェブページが表示される。このとき、ユーザ端末3は、ツールバープログラムに従って、選択されたリンクに対応するウェブページのURL及びユーザIDを電子商店街サーバ3へ送信する。電子商店街サーバ3は、受信したURL及びユーザIDを含む閲覧履歴を閲覧履歴DB3bに登録する。
1 広告提供サーバ
2 情報提供サーバ
3 電子商店街サーバ
3a 商品情報DB
3b 閲覧履歴DB
4 ウェブ検索サーバ
5 会員情報サーバ
5a 会員情報DB
6 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
12a 広告DB
12b クリック履歴DB
12c 成功情報DB
13 入出力インターフェース
14 システム制御部
14a CPU
14b ROM
14c RAM
15 システムバス
141 広告リクエスト取得部
142 広告要求ユーザ履歴取得部
143 履歴数判定部
144 他者ユーザID取得部
145 他ユーザ履歴取得部
146 広告選択部
147 広告配信部
148 偏り度算出部
NW、NL ネットワーク
S 情報処理システム

Claims (13)

  1. 閲覧されるウェブページを識別するページ識別情報と、広告の配信を要求する要求ユーザを識別するユーザ識別情報と、を含む配信要求を取得する配信要求取得手段と、
    前記取得された要求ユーザを識別するユーザ識別情報に対応するユーザの所定の行為の履歴の数を、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて、少なくとも閲覧されたウェブページを識別するページ識別情報を記憶する履歴記憶手段から取得する数取得手段と、
    前記数取得手段により取得された前記ユーザの所定の行為の履歴の数が閾値未満である場合に、前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記ユーザと異なる他のユーザのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む他のユーザの所定の行為の履歴を取得する行為履歴取得手段と、
    前記行為履歴取得手段により取得された前記他のユーザの所定の行為の履歴に基づいて、前記広告を決定する広告決定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのうち、前記履歴記憶手段に記憶された前記履歴の数が所定数以上であるユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記ウェブページの閲覧時刻とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザのユーザ識別情報のうち、現時点から所定時間の範囲に含まれる前記閲覧時刻に対応する前記ユーザ識別情報を取得することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記ウェブページの閲覧時刻とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザのユーザ識別情報及び閲覧時刻を取得し、
    前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴のうち、前記閲覧時刻が前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記閲覧時刻から近い順に所定数の前記履歴を取得することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記ウェブページの閲覧時刻とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザの前記ユーザ識別情報及び閲覧時刻を取得し、
    前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴のうち、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記閲覧時刻から所定時間の範囲に含まれる前記閲覧時刻を含む前記履歴を取得することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ識別情報取得手段は、前記ページ識別情報と前記ユーザ識別情報と前記閲覧されたウェブページを検索する際に用いられた語とを対応付けて記憶する前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記他のユーザのユーザ識別情報及び語を取得し、
    前記行為履歴取得手段は、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴のうち、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記語を含む前記履歴を取得することを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が前記閾値未満であり、且つ、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴の数が所定数以上である場合、前記取得された履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記行為履歴取得手段は、前記ユーザ識別情報と前記所定の行為の対象とされた取引対象が属する区分を識別する区分識別情報とを含む前記履歴を記憶する前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得し、
    前記行為履歴取得手段により取得された1以上の前記履歴に含まれる前記区分識別情報が示す1以上の前記区分のうち何れかの前記区分への前記所定の行為の偏り度を算出する算出手段を更に備え、
    前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が前記閾値未満であり、且つ、前記算出手段により算出された前記偏り度が第2閾値以上である場合、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置において、
    前記第2閾値を決定する第2閾値決定手段であり、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴の数が少ないほど前記第2閾値を小さくする第2閾値決定手段を更に備え、
    前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が前記閾値未満であり、且つ、前記算出手段により算出された前記偏り度が前記第2閾値決定手段により決定された前記第2閾値以上である場合、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記行為履歴取得手段は、前記ユーザ識別情報と前記所定の行為の対象とされた取引対象が属する区分を識別する区分識別情報とを含む前記履歴を記憶する前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得し、
    前記行為履歴取得手段により取得された1以上の前記履歴に含まれる前記区分識別情報が示す1以上の前記区分のうち何れかの前記区分への前記所定の行為の偏り度を算出する算出手段と、
    前記閾値を決定する閾値決定手段であり、前記算出手段により算出された前記偏り度が大きいほど前記前記閾値を大きくする閾値決定手段と、
    を更に備え、
    前記広告決定手段は、前記数取得手段により取得された前記数が、前記閾値決定手段により決定された前記閾値未満である場合、前記行為履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて前記広告を決定することを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記行為履歴取得手段は、配信された広告に対するユーザの行為の前記履歴を記憶する前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む前記履歴を取得することを特徴とする情報処理装置。
  12. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    閲覧されるウェブページを識別するページ識別情報と、広告の配信を要求する要求ユーザを識別するユーザ識別情報と、を含む配信要求を取得する配信要求取得ステップと、
    前記取得された要求ユーザを識別するユーザ識別情報に対応するユーザの所定の行為の履歴の数を、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて、少なくとも閲覧されたウェブページを識別するページ識別情報を記憶する履歴記憶手段から取得する数取得ステップと、
    前記数取得ステップにより取得された前記ユーザの所定の行為の履歴の数が閾値未満である場合に、前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記ユーザと異なる他のユーザのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得ステップと、
    前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む他のユーザの所定の行為の履歴を取得する行為履歴取得ステップと、
    前記行為履歴取得ステップにより取得された前記他のユーザの所定の行為の履歴に基づいて、前記広告を決定する広告決定ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. コンピュータを、
    閲覧されるウェブページを識別するページ識別情報と、広告の配信を要求する要求ユーザを識別するユーザ識別情報と、を含む配信要求を取得する配信要求取得手段、
    前記取得された要求ユーザを識別するユーザ識別情報に対応するユーザの所定の行為の履歴の数を、ユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて、少なくとも閲覧されたウェブページを識別するページ識別情報を記憶する履歴記憶手段から取得する数取得手段、
    前記数取得手段により取得された前記ユーザの所定の行為の履歴の数が閾値未満である場合に、前記履歴記憶手段から、前記配信要求に含まれる前記ページ識別情報を履歴に含む前記ユーザと異なる他のユーザのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段、
    前記履歴記憶手段から、前記他のユーザのユーザ識別情報を含む他のユーザの所定の行為の履歴を取得する行為履歴取得手段、及び、
    前記行為履歴取得手段により取得された前記他のユーザの所定の行為の履歴に基づいて、前記広告を決定する広告決定手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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