JP5227665B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
この通信端末装置では、主回線モード及び副回線モードのいずれか一方の動作モードに設定されている場合、その設定中の動作モードの回線で使用される電話番号を宛先とする電話通信の発呼処理信号又は電話番号を宛先とするメッセージを受信すると、その受信した発呼処理信号に対して応答して電話通信を開始したり、受信したメッセージを保存したり出力したりすることができる。そして、主回線モード及び副回線モードのうち、設定中の動作モードとは異なる他方の動作モードの回線で使用される電話番号に対して発呼処理信号又はメッセージを受信したときには着信通知情報を出力する。この出力により、設定中の動作モードとは異なる他方の動作モードの回線で使用される電話番号に対して電話通信又はメッセージの受信があった旨を利用者に通知することができる。
また、前記通信端末装置において、前記主回線モード、前記副回線モード及び前記デュアルモードそれぞれに対する設定情報を記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、設定中の動作モードに対応する設定情報に基づいて制御してもよい。
また、前記通信端末装置において、前記設定情報は、前記主回線モード及び前記副回線モードそれぞれについて任意に設定可能なモード名称を含み、前記制御手段は、前記出力手段の画面に表示される画像の所定表示領域に、前記記憶手段に記憶されている前記モード名称を表示し、前記操作手段で新規なモード名称が入力されたときには、前記記憶手段に記憶されている前記モード名称を変更するように制御してもよい。
また、前記通信端末装置において、前記設定情報は、前記主回線モード及び前記副回線モードそれぞれについて任意に設定可能な着信動作条件を含み、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている、設定中の動作モードに対応する前記着信動作条件に基づいて、前記出力手段による着信動作を実行し、前記操作手段で新規な着信動作条件が入力されたときには、前記記憶手段に記憶されている前記着信動作条件を変更するように制御してもよい。
また、前記通信端末装置において、前記設定情報は、前記主回線モード及び前記副回線モードそれぞれについて任意に設定可能な壁紙の画像を含み、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている、設定中の動作モードに対応する前記壁紙を前記出力手段の画面に表示し、前記操作手段で新規な壁紙が指定されたときには、前記記憶手段に記憶されている前記壁紙の画像を変更するように制御してもよい。
また、前記通信端末装置において、前記設定情報は、前記デュアルモードが設定されているときに使用する回線の種類を含み、前記制御手段は、前記デュアルモードが設定されているときに、前記記憶手段に記憶されている回線を用いて通信を行い、前記操作手段で前記デュアルモード設定中の使用回線が指定されたときには、前記記憶手段に記憶されている、前記デュアルモード設定中の使用回線の設定を変更するように制御してもよい。
また、前記通信端末装置において、前記設定情報は、前記主回線モード及び前記副回線モードそれぞれについて任意に設定可能な着信拒否の情報を含み、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている、設定中の動作モードに対応する前記着信拒否の情報に基づいて着信拒否動作を実行し、前記操作手段で新規な着信拒否の情報が設定されたときには、前記記憶手段に記憶されている前記着信拒否の情報を変更するように制御してもよい。
また、前記通信端末装置において、前記主回線モード、前記副回線モード及び前記デュアルモードで使用する少なくとも通信相手先の電話番号を含むアドレス帳のデータを記憶するアドレス帳データ記憶手段を備え、前記アドレス帳に登録されている各通信相手先のデータは、その通信相手先のデータを使用する動作モードを識別するためのモード属性情報を含むものであってもよい。
図1は本発明の実施形態に係る通信端末装置で電話通信や各種メッセージのメール送受信が可能な通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図である。本実施形態の通信システムでは、複数の通信端末装置としての携帯電話機等の移動体通信端末であるユーザ端末装置(UE:User Equipment)10S,10Rから電話サービスやメール送受信等のメール通信サービスを利用することができる。
[MAIL FROMコマンドのフォーマット例]
MAIL<SP>FROM:<SP><0A0CDEFGHJK/TYPE=PLMN><CR><LF>
[RCPT TOコマンドのフォーマット例]
RCPT<SP>TO:<SP><0B0LMNOPQRS/TYPE=PLMN><CR><LF>
[主回線(A回線)のメールアドレスの場合のヘッダー例]
Content-Type: application/vnd.wap.mms-message
X-Wap-Application-Id: x-wap-application:mms.ua
[副回線(B回線)のメールアドレスの場合のヘッダー例]
Content-Type: application/vnd.zzz.mid2
X-Wap-Application-Id: x-yyy-zzz:mid2.ua
[NOOPコマンドのフォーマット例]
tag<SP>NOOP<SP><cmd>C-ID</cmd><ua-prof>URI</ua-prof><user-agent>UA</user-agent><mid>0A0CDEFGHJK</mid><CR><LF>
(1)移動体通信網20を介して発信側のユーザ端末装置10S等から送信対象のMMSメッセージを受信する手段。
(2)配信対象のMMSメッセージを受信側のユーザ端末装置10Rに送信する手段。
(3)複数の回線を使用可能なユーザ端末装置10S,10Rから、MMSメッセージの送信元に設定されたメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を受信する手段。
(4)ユーザ端末装置10S,10Rから当該ユーザ端末装置に対応するメールボックスについてメール関連処理(サーバ操作処理)を要求する処理要求を受信する手段。
(5)上記処理要求に対応するメール関連処理の結果を、当該処理要求を要求してきたユーザ端末装置に送信する手段。
(6)複数の回線を使用可能なユーザ端末装置10S,10Rからメール関連処理の処理対象のメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を受信する手段。
(7)発信側のユーザ端末装置10Sから、送信先が指定されたメールを受信する手段。
(8)発信側のユーザ端末装置10Sから受信したメールが、他の契約サイトで契約された副回線に対応するメールアドレスを送信元とするメールである場合、その受信したメールを当該他の契約サイトのメール処理システムに転送する手段。
(9)他の契約サイトにあるメール処理システムから転送されてきた、当該他の契約サイトで契約された副回線に対応するメールアドレスを送信元とするメールを受信する手段。
(10)発信側のユーザ端末装置10Sから、上記送信先が指定されたメールを送信するための接続情報を含むメール送信要求を受信する手段。
(11)発信側のユーザ端末装置10Sから、送信対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を識別可能な回線識別情報を受信する手段。
(12)受信側のユーザ端末装置10Rから、複数の回線のいずれかに対応するメールアドレスを送信先とするメールの取得処理を要求するメール取得要求を受信する手段。
(13)受信側のユーザ端末装置10Rから受信したメール取得要求が、他の契約サイトで主回線とは別に追加使用するように設定された副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールの取得処理を要求するものである場合、当該メールを上記他の契約サイトのメール処理システムから取得する手段。
(14)上記他の契約サイトのメール処理システムから取得した当該他の契約サイトの副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールを、上記メール取得要求を送信してきた受信側のユーザ端末装置10Rに送信する手段。
(15)受信側のユーザ端末装置10Rから、受信対象のメールの送信先として設定するメールアドレスに対応するメール送信先の回線を識別可能な回線識別情報を受信する手段。
(16)ユーザ端末装置10から、前記複数の回線のいずれかに対応するメールアドレスを送信先とするメールの転送処理を要求するサーバメール転送要求を受信する手段。
(17)上記ユーザ端末装置10から受信したサーバメール転送要求が、他の契約サイトで主回線とは別に追加使用するように設定された副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールの転送処理を要求するものである場合、当該メールを上記他の契約サイトのメール処理システムから取得する手段。
(18)上記他の契約サイトのメール処理システムから取得した上記副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールを、上記サーバメール転送要求を送信してきたユーザ端末装置が指定した転送先へメールを送信する手段。
(19)ユーザ端末装置から、上記サーバメール転送対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を識別可能な回線識別情報を受信する手段。
(1)メッセージ通信部920及びメッセージ格納管理部922との間でMMSメッセージを中継する手段。
(2)MMSメッセージや処理要求の受信のステータス情報やMMSメッセージの配信のステータス情報をMDMサーバ239に送る手段。
(3)MDMサーバ239から取得したMMSメッセージの送信又は配信のステータス情報に基づいて、MMSメッセージの着信通知や配信確認通知の送信処理を開始する手段。
(4)ユーザ端末装置から受信した回線識別情報に基づいてMMSメッセージや上記処理要求の送信元として設定された回線を判定する手段。
(5)CUR238から取得した加入者情報に基づいて、MMSメッセージや上記処理要求を送信してきたユーザ端末装置の利用者(加入者)について認証処理を実行する手段。
(6)上記処理要求に基づき、所定のメールアドレスついてメールボックスにおける指定のメール関連処理を実行するためのサーバ操作指令を、メッセージ格納管理部922に送信する手段。
(7)上記発信側のユーザ端末装置10Sから受信したメール送信要求に含まれる接続情報に基づいて、当該ユーザ端末装置10Sの加入者情報を取得し、当該ユーザ端末装置10Sを使用する加入者について認証処理を実行する手段。
(8)上記発信側のユーザ端末装置10Sから受信した回線識別情報に基づいて、送信対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を判定する手段。
(9)上記メール送信の回線が、主回線とは別に追加使用するように設定された副回線であると判定したとき、当該副回線についての加入者情報を取得し、当該副回線について認証処理を実行する手段。
(10)上記受信側のユーザ端末装置10Rから受信したメール取得要求に含まれる接続情報に基づいて、当該受信側のユーザ端末装置10Rの加入者情報を取得し、当該受信側のユーザ端末装置10Rを使用する加入者について認証処理を実行する手段。
(11)上記受信側のユーザ端末装置10Rから受信した回線識別情報に基づいて、受信対象のメールの送信先として設定するメールアドレスに対応するメール送信先の回線を判定する手段。
(12)上記ユーザ端末装置から受信したサーバメール転送要求に含まれる接続情報に基づいて、当該サーバメール転送要求を送信してきたユーザ端末装置の加入者情報を取得し、当該ユーザ端末装置を使用する加入者について認証処理を実行する手段。
(13)上記サーバメール転送要求を送信してきたユーザ端末装置から受信した回線識別情報に基づいて、サーバメール転送対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を判定する手段。
(1)メッセージ通信部920で受信したMMSメッセージを、メッセージ処理部921から受け取り、そのMMSメッセージの送信元の情報又は送信先の情報と対応付けてメールボックスに格納する手段。
(2)メッセージ処理部921から受信したメッセージ取得要求に基づいて、要求されたMMSメッセージをメールボックスから読み出し、メッセージ処理部921に送信する手段。
(3)メッセージ処理部921から受信したサーバ操作指令に基づいて、上記処理要求で要求された所定のメール関連処理を実行する手段。
(4)他の契約サイトのメール処理システムから転送されてきた、当該他の契約サイトで契約された副回線に対応するメールアドレスを送信元とする受信メールを、当該メールの送信先へ配信可能に一時的に記憶する手段。
(1)メッセージ処理部921から受けた着信通知開始指令及び関連するMMSメッセージの情報に基づいて、当該MMSメッセージの着信通知の送信データを生成する手段。
(2)上記着信通知の送信データに、その通知対象のMMSメッセージの送信先に対応する回線識別情報を付加する手段。
(3)メッセージ処理部921から受けた配信確認通知開始指令及び関連するMMSメッセージの情報に基づいて、当該MMSメッセージの配信確認通知の送信データを生成する手段。
(4)上記配信確認通知の送信データに、その通知対象のMMSメッセージの送信元に対応する回線識別情報を付加する手段。
(1)上記通知データ生成部923で回線識別情報を付加して生成した着信通知の送信データを、移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、着信通知対象のMMSメッセージの送信先に対応するユーザ端末装置に送信する手段。
(2)上記通知データ生成部923で回線識別情報を付加して生成した配信確認通知の送信データを、移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、配信確認通知対象のMMSメッセージの送信元に対応するユーザ端末装置に送信する手段。
(1)Multimedia Messaging Service Architecture Overview Version 1.2 (OMA-MMS-ARCH-v1_2-20030920-C)
(2)Multimedia Messaging Service Client Transactions Version 1.2 (OMA- MMS-CTR-v1_2-20030916-C)
(3)Multimedia Messaging Service Encapsulation Protocol Version 1.2 (OMA-MMS-ENC-v1_2-20030915-C)
(4)RFC2821(Simple Mail Transfer Protocol)
(5)RFC3501(INTERNET MESSAGE ACCESS PROTOCOL ? VERSION 4rev1)
なお、上記スピーカー18は、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカー(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカーとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカー及び外部出力用スピーカーを兼用するように一つのスピーカーで構成してもよい。
(1)MMSメッセージを送信する手段。
(2)当該ユーザ端末装置で使用可能な複数の回線のうち、送信対象のMMSメッセージの送信元に設定されたメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を送信する手段。
(3)移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、当該ユーザ端末装置10で使用可能な複数の回線のいずれかを送信先とするMMSメッセージの着信通知を受信する手段。
(4)上記着信通知に対応するMMSメッセージのメッセージ本体を受信する手段。
(5)移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、当該ユーザ端末装置10で使用可能な複数の回線のいずれかを送信元とするMMSメッセージの配信確認通知を受信する手段。
(6)当該ユーザ端末装置に対応するメールボックスについてメール関連処理(サーバ操作処理)を要求する処理要求を送信する手段。
(7)上記メール関連処理の処理対象のメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を送信する手段。
(8)上記処理要求で要求したメール関連処理の結果を受信する手段。
(9)電話通信の相手先のユーザ端末装置10に対して発呼する手段。
(10)電話通信の発信元のユーザ端末装置10からの発呼を着信する手段。
(11)メッセージ送信先のユーザ端末装置10に対してSMSメッセージを送信する手段。
(12)メッセージ発信元のユーザ端末装置10からのSMSメッセージを受信する手段。
(1)主回線のみ使用可能な主回線モード(Aモード:シングルモード)
(2)副回線のみ使用可能な副回線モード(Bモード:シングルモード)
(3)主回線及び副回線の2回線とも使用可能なモード(デュアルモード)
また、受信側のユーザ端末装置10Rの副回線宛に電話をかける場合は、発呼処理信号に設定される電話通信の着番号として、受信側のユーザ端末装置10Rの副回線の電話番号(例えば、080-2222-bbbb)がそのまま使用される。そして、受信側のユーザ端末装置10Rで受信される着呼信号には、発信側のユーザ端末装置10Sの電話番号に網側で上記副回線識別子が付加された発番号(例えば、090-1111-aaaa*1)が設定される。受信側のユーザ端末装置10Rでは、発番号に付加されている副回線識別子により副回線宛の電話であるとわかる。
(1)発信側のユーザ端末装置10Sの加入者情報をチェックする。
(2)着番号に付加されている副回線識別子(*1)と、装置内に備えているリスト内の情報とを照合する。
(3)発信側の主回線(A回線)の電話番号から副回線(B回線)の電話番号を検索し、交換機MSC224に送信する応答メッセージに設定する。
(4)応答メッセージに設定する着番号情報から副回線識別子(*1)を削除する。この削除により、副回線への電話の着信時に海外在圏(ローミング)した場合等において副回線識別子(*1)が他の電話網に送出されるのを防止することができる。また、電話網(特に海外の電話網)によっては、着番号情報に付加された副回線識別子(*1)が正しく受信側のユーザ端末装置10Rまで到達する保証が得られないため、着番号情報の副回線識別子(*1)を回線判定に用いないようにすることができる。
(1)受信側のユーザ端末装置10Rの加入者情報をチェックする。
(2)付加対象の副回線識別子(*1)と装置内に備えているリスト内の情報とを照合する。
(3)応答メッセージに設定する発番号情報に副回線識別子(*1)を付加する。
(4)受信側の副回線(B回線)の電話番号から主回線(A回線)の電話番号を検索し、関門交換機MSC225に送信する応答メッセージに設定する。
(1)発信側のユーザ端末装置10Sの加入者情報をチェックする。
(2)宛先アドレスの電話番号における副回線識別子(*1)の有無を確認する。
(3)発信側の主回線(A回線)の電話番号から副回線(B回線)の電話番号を検索し、SMSセンター250に送信するSMSメッセージに設定する。
(4)SMSメッセージに宛先アドレスとして設定する着番号情報から副回線識別子(*1)を削除する。この削除により、副回線へのSMSメッセージの受信時に海外在圏(ローミング)した場合等において副回線識別子(*1)が他の電話網に送出されるのを防止することができる。また、電話網(特に海外の電話網)によっては、着番号情報に付加された副回線識別子(*1)が正しく受信側のユーザ端末装置10Rまで到達する保証が得られないため、宛先アドレスの副回線識別子(*1)を回線判定に用いないようにすることができる。
<裏番号着信通知>
本実施形態のユーザ端末装置10は、上記シングルモード(主回線モード、副回線モード)のいずれかが設定されている場合に、設定されていない動作モードの回線で使用される電話番号(以下、「裏番号」という。)を宛先とする電話通信の発呼処理信号又は裏番号を宛先とするSMSメッセージを受信したとき、その受信があった旨を通知する着信通知情報を出力することができる。
ユーザ端末装置10は、主回線モードが設定された後、外部から電話通信の発呼処理信号を受信すると、主回線の電話番号に対する発呼か否か判断する(ステップ101〜103)。この判断は、例えば、外部から受信した呼設定メッセージ等の発呼処理信号に設定されている発信者側の電話番号(発番号)に所定の副回線識別子(*1)が付加されているか否かに基づいて行うことができる(図10参照)。より具体的には、副回線識別子(*1)が付加されている場合は、副回線(B回線)宛の発呼であると判断し、副回線識別子(*1)が付加されていない場合は、主回線(A回線)宛の発呼であると判断する。
本実施形態のユーザ端末装置10は、操作部に、主回線モード、副回線モード及びデュアルモードを切り替えるためのショートカットキーを有している。このショートカットキーの所定の操作により、上記動作モードの切替を指示する動作モード切替指示を生成するように制御される。ショートカットキーが操作されると、その操作で生成された動作モード切替指示に基づいて動作モードの切替処理を開始するように制御される。ショートカットキーの所定の操作としては、単なる押下のほか、長押しの操作であってもよい。また、ショートカットキーによる動作モードは、いわゆる待ち受け時のみ有効にしてもよい。
また、本実施形態のユーザ端末装置10では、主回線モード、副回線モード及びデュアルモードそれぞれに対して、動作モード名(アイコン、名称)を独自に設定したり変更したりできるようにしてもよい。このユーザが設定した動作モード名(アイコン、名称)は、表示部の各画面(音声発信画面、音声着信画面、発着信履歴、メール送信画面、メール受信画面、メールボックス等)の全てにおいて有効となる。上記動作モードのアイコン・名称の設定・変更は、主回線モード及び副回線モードについてのみ有効としてもよい。
また、本実施形態のユーザ端末装置10では、上記デュアルモードが設定されたときに、主回線(A回線)及び副回線(B回線)それぞれについて、電話通信、SMSメッセージ、MMSメッセージ(メール)などについて自動着信拒否を設定できるように構成してもよい。この着信拒否設定は、動作モードごとに設定できるようにしてもよい。
また、本実施形態のユーザ端末装置10では、上記主回線モード、副回線モード及びデュアルモードそれぞれにおいて、使用中の回線をユーザが視覚的に確認できるように、各動作モード設定中における表示(例えば、フォント、色)を、使用回線を識別可能に設定してもよい。この設定は、例えば、音声発信画面、音声着信画面、音声発着信履歴、メール送信画面、メール受信画面、メールボックス表示画面などで有効になる。
本実施形態のユーザ端末装置10において、設定中動作モードにかかわらずWEBアクセス等のパケット通信については主回線(A回線)でのみ行うことができるようにした場合、副回線モードでパケット接続を行う際に主回線(A回線)を使用する旨の確認画面を表示するようにしてもよい。
本実施形態のユーザ端末装置10では、主回線モード及び副回線モードそれぞれについて、着信通知動作(着信音、着信メッセージ、振動パターン)を異ならせるように制御してもよい。また、この動作モードごとの着信通知動作はユーザが設定・変更できるようにしてもよい。
本実施形態のユーザ端末装置10では、主回線モード及び副回線モードそれぞれについて、表示部の待ち受け画面等に表示する壁紙画像を異ならせるように制御してもよい。また、この動作モードごとの壁紙画像はユーザが設定・変更できるようにしてもよい。
本実施形態のユーザ端末装置10では、デュアルモードが設定されているときに使用する回線の種類(主回線、副回線)をユーザが設定できるようにしてもよい。このユーザ設定に基づいて、デュアルモード中にユーザ指定の回線を用いて電話通信、メッセージ通信などの通信が行われる。
本実施形態のユーザ端末装置10では、アドレス帳に登録されている各通信相手先のデータが、その通信相手先のデータを使用する動作モードを識別するためのモード属性情報を含むようにしてもよい。
宛先(TO:)[相川 翔;赤川 次郎;渡辺 謙] (複数選択)
10S 送信側のユーザ端末装置
10R 受信側のユーザ端末装置
20 移動体通信網
210 無線アクセスネットワーク
211 基地局
220 コアネットワーク
221 位置登録装置(HLR)
224 交換機(MSC)
225 関門交換機(GMSC)
230 IPネットワーク
231 メール処理システム(MMSC)
232 MMSリレー装置
233 MMSサーバ装置
233a メールボックス
237 プッシュ型の配信中継装置(PPGサーバ)
238 加入者情報データベース(CUR)
250 SMSC
260 サービス制御装置(SCP)
270 番号登録装置(FNR)
Claims (3)
- 同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置であって、
通信ネットワークを介して通信を行うための通信手段と、
画像又は音によって情報を出力する出力手段と、
利用者によって操作可能な操作手段と、
前記操作手段で入力された動作モード切替指示に基づいて、主回線のみ使用する主回線モードと、副回線のみ使用する副回線モードと、主回線及び副回線の2回線とも使用可能なデュアルモードとの間で、動作モードを切り替える動作モード切替手段と、
前記主回線モード及び前記副回線モードのいずれか一方の動作モードに設定されている場合に、他方の動作モードの回線で使用される電話番号を宛先とする電話通信の発呼処理信号又は該電話番号を宛先とするメッセージを受信したとき、前記他方の動作モードの回線で使用される電話番号に対して前記発呼処理信号又は前記メッセージの受信があった旨を通知する着信通知情報を出力するように制御する制御手段と、
前記主回線モード、前記副回線モード及び前記デュアルモードそれぞれに対する設定情報を記憶する記憶手段と、を備え、
前記設定情報は、前記主回線モード及び前記副回線モードそれぞれについて任意に設定可能なモード名称を含み、
前記制御手段は、設定中の動作モードに対応する設定情報に基づいて、前記出力手段の画面に表示される画像の所定表示領域に、前記記憶手段に記憶されている前記モード名称を表示し、前記操作手段で新規なモード名称が入力されたときには、前記記憶手段に記憶されている前記モード名称を変更するように制御することを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1の通信端末装置において、
前記操作手段は、前記動作モード切替指示を生成するように予め設定された所定の操作キーを備え、
前記動作モード切替手段は、前記所定の操作キーの操作で生成された前記動作モード切替指示に基づいて、前記動作モードの切替処理を開始することを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1又は2の通信端末装置において、
前記主回線モード、前記副回線モード及び前記デュアルモードで使用する少なくとも通信相手先の電話番号を含むアドレス帳のデータを記憶するアドレス帳データ記憶手段を備え、
前記アドレス帳に登録されている各通信相手先のデータは、その通信相手先のデータを使用する動作モードを識別するためのモード属性情報を含むことを特徴とする通信端末装置。
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