JP5223493B2 - 情報通信システムとその認証プログラム - Google Patents

情報通信システムとその認証プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5223493B2
JP5223493B2 JP2008166860A JP2008166860A JP5223493B2 JP 5223493 B2 JP5223493 B2 JP 5223493B2 JP 2008166860 A JP2008166860 A JP 2008166860A JP 2008166860 A JP2008166860 A JP 2008166860A JP 5223493 B2 JP5223493 B2 JP 5223493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
option card
information communication
authentication
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008166860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010009268A (ja
Inventor
昭則 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2008166860A priority Critical patent/JP5223493B2/ja
Publication of JP2010009268A publication Critical patent/JP2010009268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5223493B2 publication Critical patent/JP5223493B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Description

この発明は情報通信装置とそのオプションカードとからなる情報通信システムに関し、特に情報通信装置とそのオプションカードとの間の認証に関する。
情報通信装置にオプションカードを接続することが知られている。オプションカードはCPUとメモリ及び情報通信装置との接続インターフェースを備えたコンピュータで、例えばページプリンタでのPDLソフトウェア、あるいは文書管理装置での文書管理ソフトウェアなどを、オプション機能として提供する。オプション機能の提供に関するオプション契約は、通常は情報処理装置とオプションカードとの組み合わせ単位でなされるので、オプション契約の範囲内の機能を、情報通信装置とオプションカードとの正しい組み合わせの範囲で、提供する必要がある。
オプション機能の提供について、特許文献1:JP1995-191940AはICカードに使用可能なソフトウェアあるいはハードウェアの範囲を記載し、ICカードを計算機に装着して使用することを提案している。ただし特許文献1のシステムではオプションカードが無く、提供するソフトウェア及びハードウェアは計算機内に存在し、オプションカードと計算機との相互認証がなされていない。
JP1995-191940A
この発明の課題は、情報通信装置とオプションカードの正しい組み合わせに対して、所定の範囲でオプションカードがオプション機能を提供するようにすることにある。
この発明の情報通信システムは、情報通信装置と、該情報通信装置に接続されてオプション機能を提供するオプションカードとを備えた情報通信システムであって、
情報通信装置とオプションカードとに各々セキュアメモリを設け、
各セキュアメモリに認証データを記憶させると共に、少なくとも一方のセキュアメモリに、オプションカードからの提供が許可されているオプション機能を示すデータを記憶させ、ここで前記認証データは、少なくともオプションカードのユニークIDのデータと、オプションカードから提供可能なオプション機能の種類のデータとに基づき、かつこれらのデータの双方に依存するように、情報通信装置により生成されて、オプションカードへ送出されたデータであり、
オプションカードに、前記認証データを用いて相手方を認証する認証部を設けることにより、
情報通信装置とオプションカードの電源投入時に、情報通信装置から相手方へ前記認証データを送出して前記認証部により認証し、前記提供が許可されている機能の範囲で、オプションカード機能をオプションカードから情報通信装置に提供する。
この発明のオプションカードの認証プログラムは、情報通信装置と、該情報通信装置に接続されてオプション機能を提供するオプションカードとを備えた情報通信システムのための認証プログラムであって、
情報通信装置とオプションカードとは各々セキュアメモリを備え、
前記認証プログラムは、前記情報通信装置と前記オプションカードとにより、
各セキュアメモリに認証データを記憶させる機能と
少なくとも一方のセキュアメモリに、オプションカードからの提供が許可されているオプション機能を示すデータを記憶させる機能と、
情報通信装置に、少なくともオプションカードのユニークIDのデータと、オプションカードからの提供が許可されているオプション機能の種類のデータとに基づき、かつこれらのデータの双方に依存するように、前記認証データを生成して、オプションカードへ送出させる機能と、
情報通信装置とオプションカードの電源投入時に、情報通信装置から相手方へ前記認証データを送出させる機能と、
オプションカードに設けた認証部により、前記認証データを認証する機能と、
該認証に基づいて、前記提供が許可されている機能の範囲で、オプションカード機能をオプションカードから情報通信装置に提供する機能とを、実現させる。
この発明では、例えばオプションカードから情報通信装置へ認証データを送出し、情報通信装置側の認証部で認証する。これによって、情報通信装置側では正しいオプションカードが接続されていることを認証できる。オプションカード側では情報通信装置を認証していないので、例えば情報通信装置が入れ替わっているなどの可能性がある。しかし周到な不正が行われる場合を除いて、情報通信装置を入れ替える際に、認証用のデータを取得しセキュアメモリに書き込むことは難しい。従って、周到な不正を除き、情報通信装置とオプションカードとが正しく組み合わせられていることを認証できる。これらのことは、情報通信装置からオプションカードへ認証データを送出し、オプションカード側で認証する場合も同様である。
オプションカードから提供が許可されている機能の範囲は、少なくとも情報通信装置かオプションカードかのセキュアメモリに記憶されている。従って、許可されていない機能が提供されることはない。また提供が許可されている機能を示すデータ及び認証データはセキュアメモリに記憶されているので、書き換えによって不正を行うことは困難である。
情報通信装置とオプションカードとが互いに相手方を認証することにより、正しい組み合わせであることを、より確実に認証するためには、各セキュアメモリに2組の認証データを記憶させると共に、情報通信装置とオプションカードの双方に認証部を設ける。そして電源投入時に、情報通信装置とオプションカードとの間で2組の認証データを交換して、情報通信装置はオプションカードを認証し、オプションカードは情報通信装置を認証する。
認証データは、情報通信装置とオプションカードとの組み合わせ毎に生成することが好ましい。これによって、情報通信装置とオプションカードとの組み合わせが変更された際に、誤って認証に成功する確率をより小さくできる。このためには、情報通信装置のセキュアメモリに、情報通信装置を特定するデータを記憶させると共に、オプションカードのセキュアメモリに、オプションカードを特定するデータを記憶させる。そして認証前に、情報通信装置を特定するデータとオプションカードを特定するデータとにより、2組の認証データを生成し、これらの認証データを互いに記憶する。また提供が許可されているオプション機能を示すデータをオプションカード側のセキュアメモリに記憶し、情報通信装置へ送出する。これらによって情報通信装置とオプションカードとのパートナー関係を確立する。以降は、電源投入時等に2組の認証データにより、情報通信装置とオプションカードとの組み合わせを確認すると、情報通信装置とオプションカードとの正しい組み合わせに対し、許可された範囲でオプション機能を提供できる。
この明細書で情報通信システムに関する記載は、そのままオプションカードの認証プログラムにも当てはまる。この明細書の用語は、公知技術を参酌して広く解釈する。認証は、電源を投入する都度行っても、あるいは最初の電源投入時に認証を行い、以降は2回の電源投入に対し1回などの割合で行っても良い。またオプションカードの着脱を検出できる場合、電源投入時以外にも、オプションカードが着脱された際に認証しても良い。あるいはまた、電源投入時に加えて、本体もしくはオプションカードがリセットされた際などに認証を行っても良い。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図9に、実施例を示す。各図において、2は複合機で、単なるプリンタ、文書管理装置、その他のサーバ、あるいはパーソナルコンピュータなどでもよい。4はバス、5はCPU、6はROM、7はRAMである。8はプリント部で、カラーでもモノクロでもよく、10はオプションカードで、オプション機能を複合機2に提供し、一般に複合機2の使用者と製造者等のライセンスにより提供する範囲よりも、広い範囲の機能を実行可能である。オプションカード10は、例えばPDL(Page Description Language)でのPDLデータからラスターデータへの変換、あるいは文書管理装置での文書管理機能、各種のアプリケーション、などを提供する。
12はモデムで、NCU13を介して公衆電話回線網に接続され、G3ファクシミリの送受信などを行う。ネットワークインターフェースボード14は、図示しないLANなどのネットワークとの間のインターフェースで、スキャナ部15は画像データをスキャンし、画像のコピー、画像データの送出、ファクシミリ送信などに利用する。セキュアメモリ16は、少なくとも外部からの書き換えが困難で、好ましくは外部からの読み出しも困難なメモリである。セキュアメモリ16へのアクセスはパスワードあるいはその他の認証データにより制限され、書き込み及び読み出しには暗号化などの手順が施されて、アクセスが困難にしてある。17は操作部で、複合機2の操作を行うと共に、LCDパネル18により、複合機2の操作に関する表示を行う。
20はオプションカード認証部で、オプションカード10を認証する。オプションカード認証部20は外部メディアインターフェース21を備え、セキュリティ機能を備えた外部メディア22を接続する。また外部メディア22は特別の権限のあるオペレータ以外には読み出し及び書き換えが不能で、オペレータ認証部23によりオペレータを認証して、外部メディア22からのデータの読み出し及び書き換えを許可する。なお外部メディア22のデータは、オプションカード認証部20がパートナー関係の確立及び認証に用いる場合は、読み出し自在である。オプションリスト24はオプションカード10の認証に必要な種々の雑データを記憶し、例えば複合機2がサポートするオプションカード10のリストなどを記憶し、例えば後述のaデータに対し、自機が対応するオプションカードであるかどうかのデータなどを記憶する。認証プログラムの記憶媒体25は、オプションカードの認証プログラム中で、複合機2により実行されるべき部分をROM6に供給する。
図2にオプションカード10の構成を示すと、30はバス、31はCPU,32はROM、33はRAMである。そしてオプションカード10と複合機2は、それぞれ一種のコンピュータである。またROM32あるいはRAM33に、認証プログラムの記憶媒体40から、オプションカードの認証プログラム中で、オプションカード10により実行されるべき部分を供給して記憶させる。34は外部メディアインターフェースで、外部メディア35からのデータの読み出しと書き換えとを行う。なお外部メディア35へのオペレータ等のアクセスは、複合機2側のオペレータ認証部23により制限されている。また36はセキュアメモリで、外部からの読み出し及び書き換えが困難なメモリである。バスインターフェース37はオプションカード10と複合機2側のバス4とを接続し、認証部38は複合機2側からの認証データにより、複合機2を認証すると共に、外部メディア35を認証する。認証プログラムは、ネットワークインターフェースボード14を介して、搬送波により複合機2及びオプションカード10に供給しても良い。
図3に、実施例での認証用データとそれぞれの記憶場所とを示す。なお図3等では複合機2を本体ということがある。オプションカード側の外部メディア35には、aデータとしてオプションカードのユニークIDなどを記載し、bデータとしてライセンス機能の範囲を記載する。また外部メディア35には廃棄済みのメディアであることを示すフラグをセットする欄を設け、他に、パートナー関係を確立済みであることを示す欄、あるいは書き換えの記録を示す欄などを設けても良い。オプションカードのユニークIDのaデータは、オプションカード10をユニークに特定できるデータで、例えば機種番号と製造ロット番号及びロット内の個別の番号などを組み合わせたものである。またライセンスする機能の範囲を示すbデータには、オプションカード10が複合機2(本体)に提供するオプション機能の範囲が記載されている。なおオプションカード10には、特にライセンスが無くても提供する機能が実装されていることがあり、この種の機能はオプションカード10の認証と無関係に提供される。
オプションカードの通常メモリ、例えばRAM33には、aデータに対応するオプションカードのユニークIDが記載されており、これはオプションカードの製造時に記憶させ、あるいは複合機2とのパートナー関係の確立時に記憶させる。なおaデータをセキュアメモリ36に記憶させてもよく、またaデータを暗号化したものを、外部メディア35あるいはRAM33等に記憶しても良い。さらにオプションカードのセキュアメモリ36には、外部メディア35からbデータが書き込まれる。
複合機本体側の外部メディア22にはAデータとして、複合機本体のユニークIDが記憶され、また複合機本体がサポートする機能の範囲がBデータとして記載されている。サポートするとは、複合機本体が対応可能であることを意味し、ライセンスするとは機能の提供が許諾されていることをいう。複合機本体のユニークIDは、例えば機種番号と製造ロット番号及びロット内の個別の番号などを組み合わせたもので、複合機本体をユニークに特定する。さらに外部メディア22には、廃棄済みであることを示すフラグをセットする欄を設け、他にパートナー関係を確立済みであることを示す欄、あるいは書き換えの履歴を示す欄などを設けても良い。本体側のセキュアメモリ16あるいは通常メモリに、Aデータがパートナー関係の確立時に、もしくは製造時に書き込まれる。そして外部メディア22からBデータが書き込まれ、パートナー関係の確立過程で、セキュアメモリ16に(E,C,D)のデータが書き込まれ、セキュアメモリ36には(e,c,d)のデータが書き込まれる。
オプションカード側のデータを説明すると、eデータはセキュアメモリ16から送出され、Bデータと実質的に同じデータで、cデータは本体側から送出されたAデータ及びBデータから認証部38で生成されたデータで、AデータとBデータの双方に依存するものである。dデータはCデータと同じデータで、オプションカードが複合機を認証するのに用いるデータである。本体側のセキュアメモリ16のEデータは、オプションカード側のbデータからオプションカード認証部20が生成したデータで、ライセンスする機能の範囲を示し、bデータと同じデータでも良い。Cデータはオプションカード側の(a,b)のデータから生成したもので、(a,b)の2つのデータに依存するものである。Dデータは、オプションカード側から送出されたcデータと、例えば同じデータである。
セキュアメモリ16,36間で(a,b)のデータと(A,B)のデータを交換することにより、データ(e,c,d)と、データ(E,C,D)を生成して記憶することを、パートナー関係の確立という。これらのうちで実際の認証に用いるデータは、(c,d)のデータと(C,D)の2組のデータである。また外部メディア35,22を、オプションカード10及び複合機本体で認証するためのデータは、aデータとAデータである。オプションカードが提供する機能の範囲は、bデータとEデータとに記憶される。そしてオプションカード認証部20により提供する機能をこの範囲に制限し、あるいはオプションカード10側の認証部38により提供する機能を制限する。さらにライセンス範囲の変更などにより、外部メディア22,35が交換された場合、廃棄済みフラグがセットされる。廃棄済みフラグがセットされた外部メディア22,35は、複合機2及びオプションカード10では使用できない。
またオプションカード10あるいは複合機2から引き抜かれた外部メディア35,22が、他のオプションカードあるいは他の複合機などで使用されることを、aデータ及びAデータ以外の手法で防止するため、外部メディア35,22にパートナー関係を確立済みかどうかを示すフラグ、あるいは書き換えの履歴を示す欄などを設けても良い。
図4,図5に、実施例でのパートナー関係の確立手順と、電源投入時の認証手順とを示す。図4はパートナー関係の確立過程から始まり、複合機本体にオプションカードをセットすると共に、複合機本体及びオプションカードに外部メディアをセットする。またオペレータは、オプションカード及び複合機の通常メモリなどに、aデータやAデータあるいはこれらに対応するデータを書き込む。次いで、オプションカード側では、外部メディアのaデータが、通常メモリなどに記載されたaデータと整合するかどうかをチェックする。同様に本体側でも、外部メディアのAデータが、通常メモリなどに記載されたAデータと整合するかをチェックする。
次いでオプションカードはaデータを本体側に送出し、本体側ではオプションリスト24などを用いて、自機がサポートできるタイプのオプションカードかどうかを判定し、サポートできる場合、Aデータをオプションカードに送出する。オプションカード側では、受信したAデータ中の機種を示す部分などから、自機に対応する複合機本体かどうかを判定し、対応する場合、bデータを送信する。なおここまでの段階でエラーが生じている場合、エラーコードを交換する。
bデータは、外部メディアからオプションカードのセキュアメモリに転送されたデータで、複合機本体側では受信したbデータを、例えばそのままEデータとして、セキュアメモリに記憶する。また複合機側では、本体側に接続した外部メディアから得たBデータをオプションカード側に送信し、オプションカード側ではBデータをeデータとして、セキュアメモリに記憶する。オプションカード側では、受信したBデータ(eデータ)が、自機と対応するものかどうかをチェックし、このチェックは省略しても良い。次にAデータとaデータから、cデータを生成し、複合機本体側に送出し、複合機本体側ではDデータとしてセキュアメモリに記憶する。また複合機本体側では、Cデータを、aデータとbデータから生成し、オプションカード側に送出する。オプションカード側では、Cデータをdデータとしてセキュアメモリに記憶する。そしてこの後、オプションカード側からcデータを送出し、複合機本体側のDデータと一致するかどうか、また複合機本体側から送出したCデータがオプションカードのdデータと一致するかなどをチェックし、パートナー関係を確立する。
以上の手続では、Cデータ及びcデータをパートナー関係の確立時に発生させたが、予め外部メディアに書き込んだものを用いても良い。ただしパートナー関係の確立時にCデータ及びcデータを生成すると、複合機本体とオプションカードとの組み合わせ毎の認証データとなり、より確実な認証ができる。
図4の後半と図5とに、パートナー関係の確立後の認証手順を示し、この手順は例えば電源を投入する都度実行する。また図4,図5には示さないが、外部メディア22,35が複合機2及びオプションカード10にセットされていることを確認するため、電源投入時に外部メディア22,35からAデータ及びaデータを読み出し、通常メモリ7,33あるいはセキュアメモリ16,36等に記憶しているデータと、一致するかどうかをチェックする。
電源投入時にオプションカードと複合機本体との間でcデータとCデータを交換し(ステップ1)、本体側ではc=Dが成立するかどうかをチェックし(ステップ2)、オプションカード側ではd=Cが成立するかどうかをチェックする(ステップ3)。これらのいずれかが成立しない場合、複合機本体のLCDパネル18などに、オプションカードと本体との組み合わせが不適切であることなどを表示し、オプション機能を停止させた状態で、複合機本体を動作させる(ステップ4,ステップ5)。なおここでライセンスの有無にかかわらず、オプションカードから提供すべき機能があれば、このような機能を提供する。またステップ2,ステップ3のいずれも認証に成功した場合、パートナー関係を再構築し、bデータ及びEデータとして認めた範囲で、オプションカードからオプション機能を提供する(ステップ6)。
以上の処理をまとめると、図6のようになる。オプションカード10のセキュアメモリに外部メディア35からaデータ、bデータを供給して記憶し、複合機本体のセキュアメモリに外部メディア22からAデータ、Bデータを供給して記憶する。複合機本体とオプションカードとが互いに整合するかどうかをチェックすると共に、bデータを用いてライセンスの範囲を確認する。次にcデータとCデータとを生成し、これらを互いに交換してDデータ及びdデータとして記憶する。以上によってパートナー関係を確立し、以降は例えば電源を投入する都度、2組の認証用のデータ(Cデータとcデータ)とを交換し、オプションカードは本体側を認証し、本件側はオプションカード側を認証する。これらのため、オプションカードと本体との正しい組み合わせに対してのみ認証が成功し、ライセンスの範囲は、bデータ及びEデータにより、オプションカードと複合機本体にそれぞれ記憶されている。
図7は第1の参考例を示し、ここではパートナー関係の確立時にはbデータもBデータも交換しない。そしてパートナー関係を確立した後の電源投入時に、オプションカードと本体とが互いに相手方を認証する際に、オプションカードから本体側にbデータを送出して、ライセンスされている機能の範囲を通知する。図8,図9は、変形例と及び第2の参考例を示し、図8(変形例)では本体側でCデータを生成してオプションカード10側に送出して、dデータとすることにより、パートナー関係を確立する。そして電源投入時などの認証時には、本体側からCデータを送出して、オプションカード10側で複合機本体を認証する。図6の実施例との相違点は、cデータ及びDデータを用いて、本体側でオプションカードを認証する手順を省略していることである。このようにすると、オプションカード10が別の複合機本体に付け替えられている場合に、複合機本体側ではパートナー関係を確立した相手方であるかどうかを確認できない。しかしながら複合機本体が入れ替わっているにもかかわらず、正しいCデータが本体側に記憶されていることは考えにくいので、複合機本体とオプションカードとの組み合わせの認証が可能である。
図9は図8と同様の参考例で、図8との相違点はCデータを生成する代わりに、cデータを生成して、複合機本体側でDデータを記憶する点である。この場合、オプションカード側ではパートナー関係を確立した本体が用いられているかどうかを認証できないが、異なる複合機本体でcデータとDデータが一致する確率は小さい。
実施例では、外部メディアから(a,b),(A,B)のデータをオプションカード及び複合機本体に供給したが、これらのデータを最初からオプションカード及び複合機本体のセキュアメモリに記憶させておいてもよい。ただしオプションカードの製造時にbデータを予想してセキュアメモリに書き込むことは困難であり、またパートナー関係の確立時にオペレータがセキュアメモリにこれらのデータを書き込むよりも、外部メディアから供給する方が容易である。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) オプションカードと複合機本体とが互いに相手方を認証できるので、例えばオプションカードを複合機本体から取り外し、別の複合機本体にセットすると検出できる。
(2) オプションカードから提供する機能の範囲を、bデータ及びEデータによりライセンスされた範囲に限定できる。
実施例の複合機のブロック図 実施例でのオプションカードのブロック図 実施例で用いる認証データを示す図 実施例でのパートナー関係の確立手順と電源投入時の認証手順を示す図 実施例での認証手順を示す図 実施例でのパートナー関係の確立と認証の手順の概略図 参考例でのパートナー関係の確立と認証の手順の概略図 変形例でのパートナー関係の確立と認証の手順の概略図 第2の参考例でのパートナー関係の確立と認証の手順の概略図
符号の説明
2 複合機
4,30 バス
5,31 CPU
6,32 ROM
7,33 RAM
8 プリント部
10 オプションカード
12 モデム
13 NCU
14 ネットワークインターフェースボード
15 スキャナ部
16,36 セキュアメモリ
17 操作部
18 LCDパネル
20 オプションカード認証部
21,34 外部メディアインターフェース
22,35 外部メディア
23 オペレータ認証部
24 オプションリスト
25,40 認証プログラムの記憶媒体
37 バスインターフェース
38 認証部

Claims (2)

  1. 情報通信装置と、該情報通信装置に接続されてオプション機能を提供するオプションカードとを備えた情報通信システムであって、
    情報通信装置とオプションカードとに各々セキュアメモリを設け、
    各セキュアメモリに認証データを記憶させると共に、少なくとも一方のセキュアメモリに、オプションカードからの提供が許可されているオプション機能を示すデータを記憶させ、ここで前記認証データは、少なくともオプションカードのユニークIDのデータと、オプションカードから提供可能なオプション機能の種類のデータとに基づき、かつこれらのデータの双方に依存するように、情報通信装置により生成されて、オプションカードへ送出されたデータであり、
    オプションカードに、前記認証データを用いて相手方を認証する認証部を設けることにより、
    情報通信装置とオプションカードの電源投入時に、情報通信装置から相手方へ前記認証データを送出して前記認証部により認証し、前記提供が許可されている機能の範囲で、オプションカード機能をオプションカードから情報通信装置に提供するようにしたことを特徴とする、情報通信システム。
  2. 情報通信装置と、該情報通信装置に接続されてオプション機能を提供するオプションカードとを備えた情報通信システムのための認証プログラムであって、
    情報通信装置とオプションカードとは各々セキュアメモリを備え、
    前記認証プログラムは、前記情報通信装置と前記オプションカードとにより、
    各セキュアメモリに認証データを記憶させる機能と
    少なくとも一方のセキュアメモリに、オプションカードからの提供が許可されているオプション機能を示すデータを記憶させる機能と、
    情報通信装置に、少なくともオプションカードのユニークIDのデータと、オプションカードからの提供が許可されているオプション機能の種類のデータとに基づき、かつこれらのデータの双方に依存するように、前記認証データを生成して、オプションカードへ送出させる機能と、
    情報通信装置とオプションカードの電源投入時に、情報通信装置から相手方へ前記認証データを送出させる機能と、
    オプションカードに設けた認証部により、前記認証データを認証する機能と、
    該認証に基づいて、前記提供が許可されている機能の範囲で、オプションカード機能をオプションカードから情報通信装置に提供する機能とを、
    実現させることを特徴とする、認証プログラム。
JP2008166860A 2008-06-26 2008-06-26 情報通信システムとその認証プログラム Expired - Fee Related JP5223493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008166860A JP5223493B2 (ja) 2008-06-26 2008-06-26 情報通信システムとその認証プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008166860A JP5223493B2 (ja) 2008-06-26 2008-06-26 情報通信システムとその認証プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010009268A JP2010009268A (ja) 2010-01-14
JP5223493B2 true JP5223493B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=41589696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008166860A Expired - Fee Related JP5223493B2 (ja) 2008-06-26 2008-06-26 情報通信システムとその認証プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5223493B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5170550B2 (ja) * 2008-08-11 2013-03-27 村田機械株式会社 情報通信システムとその認証プログラム
JP2012212405A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Kddi Corp アプリケーション認証システム、アプリケーション認証方法およびプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4843187B2 (ja) * 2002-07-22 2011-12-21 株式会社リコー 画像形成装置
JP4409992B2 (ja) * 2003-03-19 2010-02-03 株式会社リコー 画像形成装置、プログラム更新方法、及び更新用記憶媒体
JP4704233B2 (ja) * 2005-03-04 2011-06-15 株式会社リコー 情報処理装置及びその制御方法
JP4848190B2 (ja) * 2006-02-08 2011-12-28 株式会社リコー アプリケーション実行装置、アプリケーション実行方法及びアプリケーション実行プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010009268A (ja) 2010-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4555175B2 (ja) 審査装置、通信システム、審査方法、プログラム及び記録媒体
US7584351B2 (en) Method of transferring digital certificate,apparatus for transferring digital certificate, and system, program, and recording medium for transferring digital certificate
JP5521764B2 (ja) 情報処理装置、認証システム、認証方法、認証プログラム及び記録媒体
US8707025B2 (en) Communication apparatus mediating communication between instruments
US8341398B2 (en) Communication system, network device and program
US8433214B2 (en) Image forming system, user authenticating method thereof, and control method thereof
JP4526809B2 (ja) 通信装置の製造方法及び製造システム
JP2008078762A (ja) 複合機
JP2007041966A (ja) デバイス管理用プログラム及びデバイス管理装置
JP2010074431A (ja) 外部認証を用いた認証機能連携機器、認証機能連携システム及び認証機能連携プログラム
JP2007328663A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP5223493B2 (ja) 情報通信システムとその認証プログラム
US20070074028A1 (en) Image forming apparatus
JP2008022525A (ja) 通信システム、端末装置及びその制御方法
JP2004326210A (ja) メモリカード及びサーバ
CN117021770A (zh) 一种基于双安全芯片的打印机耗材鉴别方法及系统
JP5170550B2 (ja) 情報通信システムとその認証プログラム
JP2006279831A (ja) 無線接続設定システム、無線端末、および接続データ出力装置
JP5223488B2 (ja) 情報通信システムとその認証プログラム
JP2008003782A (ja) 認証装置および端末装置のプログラムおよび画像形成装置および端末装置の制御方法および画像形成装置の制御方法
JP4919335B2 (ja) セキュリティ印刷処理装置
JP5218901B2 (ja) 情報通信システムとその認証プログラム
JP4397344B2 (ja) 機能提供装置及び画像処理システム
JP4753418B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US20060209338A1 (en) Communication system, communication device, and communication method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5223493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees