JP5213217B2 - 情報提供装置および方法、プログラム、情報処理装置、並びに情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は情報提供装置および方法、プログラム、情報処理装置、並びに情報処理システムに関し、特に、動画像の内容に対応する情報を提供できるようにした情報提供装置および方法、プログラム、情報処理装置、並びに情報処理システムに関する。
従来、動画像を表示しながら、その動画像に関係する広告を表示することが提案されている。
例えば、予めコンテンツ配信装置内のコンテンツ−広告処理部の番組編成データ生成手段等で作成される番組編成に応じた広告枠情報を広告提供者である広告提供装置に提示し、この広告提供装置の広告提供者が広告枠情報を参照し、広告を入れる広告枠の購入決定情報を取得することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−242372号公報(図25)
しかしながら、従来、動画像とその動画像の内容に関係する広告とは同時に表示されるので、広告の効果が薄かった。
すなわち、ユーザが商品に興味を持つにはある程度の長さの時間が必要である。動画像と広告が同時に表示されると、動画像に商品が表示され始めたときに、ユーザがその商品に興味を持つことは少なく、その広告の表示は無駄になってしまう。また、ある程度の長さの時間において商品の動画像が表示されてから動画像が切り替わり、同時にその商品の広告が消えてしまうと、ユーザが商品に興味を持ったときには、その商品の広告が消えてしまうことになり、その商品の広告を見ることはできなくなってしまう。
このように、動画像とその動画像の内容に関係する広告とが同時に表示されると、ユーザが興味を持った商品の情報を取得する機会が少なくなる。
広告を長い時間表示させることも考えられるが、広告を表示する領域の大きさは有限であるから、あまりにも長い時間、広告を表示させると、他の商品の広告を表示させることができなくなり、無駄が生じる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができるようにするものである。
本発明の第1の側面の情報提供装置は、ネットワークを介して通信する通信部を有する情報提供装置であって、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、前記動画像を再生する情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第1の送信制御手段と、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第2の送信制御手段と、前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第3の送信制御手段とを備える。
このようにすることで、前記情報処理装置において、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
前記第1の送信制御手段には、前記情報処理装置において選択された前記商品の画像を含む前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記情報処理装置において選択された前記商品の画像を含む前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させ、前記第3の送信制御手段には、前記商品の画像を含む前記動画像の再生が終了した前記商品を特定する情報を記憶している前記情報処理装置からの、前記商品の画像を含む前記動画像の再生が終了した前記商品の広告を表示させる前記第1の広告データの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像を含む前記動画像の再生が終了した前記商品の広告を表示させる前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
第3の送信制御手段には、予め記憶している前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
この場合、前記情報処理装置からの要求があってから、複雑な処理を必要とせず、迅速に、前記第1の広告データを送信させることができる。
情報提供装置には、前記商品に関するデータである商品データを格納しているデータベースから、前記第1の広告データとして前記商品データを取得する取得手段をさらに設け、前記第3の送信制御手段には、取得された前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
この場合、前記第1の広告データを予め作成しておく手間を省くことができ、前記第1の広告データを記憶しておくための記憶空間が必要とされない。さらに、動画像が早送りされたり、スキップされたりなどしても、動画像に表示されていた商品の広告を確実に表示させる前記第1の広告データを送信させることができる。
前記第3の送信制御手段には、前記商品を販売するページのアドレスを示すアドレスデータを含む前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
このようにすることで、前記情報処理装置は簡単に前記商品を販売するページのデータを要求することができる。従って、前記情報処理装置のユーザは、複雑な手間をかけることなく、広告の前記商品を購入することができるようになる。
前記第3の送信制御手段には、前記商品を販売するページにリンクされているオブジェクトであって、そのページにアクセスするためのオブジェクトを表示させる前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
前記第3の送信制御手段には、前記商品の静止画像のデータを含む前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
この場合、前記情報処理装置は、前記商品の静止画像を表示することができ、前記情報処理装置のユーザは、静止画像によって前記商品を確認してから、広告の前記商品を購入することができるようになる。
前記第3の送信制御手段には、前記動画像において前記商品の画像が表示されようとするその前記商品の広告を表示させるためのデータである第2の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
このようにすることで、動画像に表示されている前記商品の広告を表示させることができ、前記情報処理装置のユーザがその前記商品に興味をもった時点で即座に前記商品を購入することができるようになる。
前記第3の送信制御手段には、前記第2の広告データ、および前記動画像において前記商品の画像が表示されようとするその前記商品の1つ前に画像が表示されていた前記商品の前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
前記第1の広告データおよび前記第2の広告データを記憶しておいて、記憶している前記第1の広告データおよび前記第2の広告データを用いて広告を表示させるようにすれば、多数の商品についての動画像が表示された場合でも、多数の商品についての広告データをいちいち重複して送信する必要がなくなる。
前記第3の送信制御手段には、前記動画像データの方式と同じ方式の前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
このようにすることで、前記情報処理装置において、前記動画像データと前記第1の広告データとを1つのプログラムで扱うなど、より簡単に処理を行うことができる。
前記第1の送信制御手段には、予め定められた順序および時間で前記商品が示される前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記通信部からの送信を制御し、前記第2の送信制御手段には、前記商品が示される前記順序とその時間に応じた前記時刻を示す前記時刻データの前記通信部からの送信を制御させることができる。
前記第1の送信制御手段には、順位付けされた前記商品が、その順位の順に示される前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記通信部からの送信を制御させることができる。
前記第3の送信制御手段には、前記動画像においてその画像が表示されている前記商品の順位の前の順位の前記商品の前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
本発明の第1の側面の情報提供方法は、ネットワークを介して通信する通信部を有する情報提供装置の情報提供方法であって、第1の送信制御手段は、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、前記動画像を再生する情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、第2の送信制御手段は、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、第3の送信制御手段は、前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御するステップを含む。
このようにすることで、前記情報処理装置において、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
本発明の第1の側面のプログラムは、ネットワークを介して通信する通信部を有するコンピュータに、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、前記動画像を再生する情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御するステップを含む処理を行わせる。
このようにすることで、前記情報処理装置において、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、ネットワークを介して通信する通信部を有する情報処理装置であって、情報提供装置から送信されてきて前記通信部で受信した動画像データであって、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データから前記動画像を再生する再生手段と、前記情報提供装置から送信されてきて前記通信部で受信した時刻データであって、前記動画像データに対応し、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データで示される時刻と、再生されている前記動画像における時刻とを比較することによって、前記時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定する判定手段と、前記時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を表示させるデータである広告データの送信を要求する指令の前記情報提供装置への前記通信部からの送信を制御する送信制御手段と、前記情報提供装置から送信されてきた前記広告データであって、前記通信部で受信した前記広告データにより、表示装置への前記商品の広告の表示を制御する表示制御手段とを備える。
このようにすることで、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
本発明の第3の側面の情報処理システムは、ネットワークを介して通信する第1の通信部を有する情報提供装置と前記ネットワークを介して通信する第2の通信部を有する情報処理装置とからなる情報処理システムであって、前記情報提供装置の第1の送信制御手段が、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データの、前記動画像を再生する前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、前記情報提供装置の第2の送信制御手段が、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、前記情報処理装置の再生手段が、前記情報提供装置から送信されてきて前記第2の通信部で受信した前記動画像データから前記動画像を再生し、前記情報処理装置の判定手段が、前記情報提供装置から送信されてきて前記第2の通信部で受信した前記時刻データで示される時刻と、再生されている前記動画像における時刻とを比較することによって、前記時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定し、前記情報処理装置の第3の送信制御手段が、前記時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を表示させるデータである広告データの送信を要求する指令の前記情報提供装置への前記第2の通信部からの送信を制御し、前記情報提供装置の第4の送信制御手段が、前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記広告データの前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、前記情報処理装置の表示制御手段が、前記情報提供装置から送信されてきた前記広告データであって、前記第2の通信部で受信した前記広告データにより、表示装置への前記商品の広告の表示を制御する。
このようにすることで、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
情報処理システムの情報処理装置には、複数の前記商品のそれぞれの広告の配置を決定する決定手段をさらに設けることができる。
本発明の第1の側面においては、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、動画像を再生する情報処理装置への通信部からの送信が制御され、動画像において商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、動画像データに対応する時刻データの情報処理装置への通信部からの送信が制御され、情報処理装置で再生されている動画像における時刻と時刻データで示される時刻とを比較することによって時刻データで示される時刻が経過したと判定した情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、商品の画像が表示されていたその商品の広告を情報処理装置に表示させるデータである広告データの情報処理装置への通信部からの送信が制御される。
本発明の第2の側面においては、情報提供装置から送信されてきて通信部で受信した動画像データであって、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データから動画像が再生され、情報提供装置から送信されてきて通信部で受信した時刻データであって、動画像データに対応し、動画像において商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データで示される時刻と、再生されている動画像における時刻とを比較することによって、時刻データで示される時刻が経過したか否かが判定され、時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、商品の画像が表示されていたその商品の広告を表示させるデータである広告データの送信を要求する指令の情報提供装置への通信部からの送信が制御され、情報提供装置から送信されてきた広告データであって、通信部で受信した広告データにより、表示装置への商品の広告の表示が制御される。
本発明の第3の側面においては、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データの、動画像を再生する情報処理装置への第1の通信部からの送信が制御され、動画像において商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、動画像データに対応する時刻データの情報処理装置への第1の通信部からの送信が制御され、情報提供装置から送信されてきて第2の通信部で受信した動画像データから動画像が再生され、情報提供装置から送信されてきて第2の通信部で受信した時刻データで示される時刻と、再生されている動画像における時刻とを比較することによって、時刻データで示される時刻が経過したか否かが判定され、時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、商品の画像が表示されていたその商品の広告を表示させるデータである広告データの送信を要求する指令の情報提供装置への第2の通信部からの送信が制御され、情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、広告データの情報処理装置への第1の通信部からの送信が制御され、情報提供装置から送信されてきた広告データであって、第2の通信部で受信した広告データにより、表示装置への商品の広告の表示が制御される。
以上のように、本発明の第1の側面によれば、情報処理装置に広告を表示させることができる。
また、本発明の第1の側面によれば、情報処理装置に、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
さらに、本発明の第2の側面によれば、広告を表示させることができる。
本発明の第2の側面によれば、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
さらにまた、本発明の第3の側面によれば、広告を表示させることができる。
また、本発明の第3の側面によれば、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の第1の側面の情報提供装置(例えば、図1のサーバ11)は、ネットワークを介して通信する通信部を有する情報提供装置であって、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データ(例えば、図18の動画像データ312)の、前記動画像を再生する情報処理装置(例えば、図1のパーソナルコンピュータ12−1)への前記通信部からの送信を制御する第1の送信制御手段(例えば、図18の動画像データ提供プログラム311を実行する図2のCPU31)と、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データ(例えば、図18のタイムラインファイル314)の前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第2の送信制御手段(例えば、図18のタイムラインファイル提供プログラム313を実行する図2のCPU31)と、前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第3の送信制御手段(例えば、図18の商品情報提供プログラム315を実行する図2のCPU31)とを備える。
情報提供装置には、前記商品に関するデータである商品データを格納しているデータベース(例えば、図18の商品データベース302)から、前記第1の広告データとして前記商品データを取得する取得手段(例えば、図18の商品情報取得プログラム316を実行する図2のCPU31)をさらに設け、前記第3の送信制御手段には、取得された前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御させることができる。
本発明の第1の側面の情報提供方法および本発明の第1の側面のプログラムがコンピュータに行わせる処理は、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、前記動画像を再生する情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し(例えば、図11のステップS2002)、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し(例えば、図11のステップS2002)、前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する(例えば、図11のステップS2004)ステップを含む。
本発明の第2の側面の情報処理装置(例えば、図1のパーソナルコンピュータ12−1)は、ネットワークを介して通信する通信部を有する情報処理装置であって、情報提供装置(例えば、図1のサーバ11)から送信されてきて前記通信部で受信した動画像データであって、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データ(例えば、図4の動画像データ92)から前記動画像を再生する再生手段(例えば、図7の動画像再生プログラム121を実行する図3のCPU51)と、前記情報提供装置から送信されてきて前記通信部で受信した時刻データであって、前記動画像データに対応し、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データ(例えば、図4のタイムラインファイル94)で示される時刻と、再生されている前記動画像における時刻とを比較することによって、前記時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定する判定手段(例えば、図7の動画像再生時刻判定プログラム122を実行する図3のCPU51)と、前記時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を表示させるデータである広告データ(例えば、図4の商品情報96)の送信を要求する指令の前記情報提供装置への前記通信部からの送信を制御する送信制御手段(例えば、図7の商品情報要求プログラム123を実行する図3のCPU51)と、前記情報提供装置から送信されてきた前記広告データであって、前記通信部で受信した前記広告データにより、表示装置への前記商品の広告の表示を制御する表示制御手段(例えば、図7のブラウザプログラム111を実行する図3のCPU51)とを備える。
本発明の第3の側面の情報処理システム(例えば、図1のサーバ11およびパーソナルコンピュータ12−1からなる情報処理システム)は、情報提供装置の第1の送信制御手段(例えば、図18の動画像データ提供プログラム311を実行する図2のCPU31)が、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データ(例えば、図18の動画像データ312)の、前記動画像を再生する前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、前記情報提供装置の第2の送信制御手段(例えば、図18のタイムラインファイル提供プログラム313を実行する図2のCPU31)が、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データ(例えば、図18のタイムラインファイル314)の前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、前記情報処理装置の再生手段(例えば、図7の動画像再生プログラム121を実行する図3のCPU51)が、前記情報提供装置から送信されてきて前記第2の通信部で受信した前記動画像データから前記動画像を再生し、前記情報処理装置の判定手段(例えば、図7の動画像再生時刻判定プログラム122を実行する図3のCPU51)が、前記情報提供装置から送信されてきて前記第2の通信部で受信した前記時刻データで示される時刻と、再生されている前記動画像における時刻とを比較することによって、前記時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定し、前記情報処理装置の第3の送信制御手段(例えば、図7の商品情報要求プログラム123を実行する図3のCPU51)が、前記時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を表示させるデータである広告データの送信を要求する指令の前記情報提供装置への前記第2の通信部からの送信を制御し、前記情報提供装置の第4の送信制御手段(例えば、図18の商品情報提供プログラム315を実行する図2のCPU31)が、前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記広告データの前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、前記情報処理装置の表示制御手段(例えば、図7のブラウザプログラム111を実行する図3のCPU51)が、前記情報提供装置から送信されてきた前記広告データであって、前記第2の通信部で受信した前記広告データにより、表示装置への前記商品の広告の表示を制御する。
情報処理システムには、複数の前記商品のそれぞれの広告の配置を決定する決定手段(例えば、図20の商品情報配置決定プログラム355を実行する図3のCPU51)をさらに設けることができる。
図1は、本発明の一実施の形態の情報処理システムの構成の例を示す図である。情報処理システムの一例は、情報提供装置の一例であるサーバ11と情報処理装置の一例であるパーソナルコンピュータ12−1とからなる。または、情報処理システムの他の例は、情報処理装置の他の例である、パーソナルコンピュータ12−2、テレビジョン受像機14、または携帯電話機15のいずれかとサーバ11とからなる。
サーバ11、パーソナルコンピュータ12−1、パーソナルコンピュータ12−2、テレビジョン受像機14、および携帯電話機15は、ネットワーク13を介して相互に接続されている。
サーバ11は、例えば、いわゆるWebサーバとして構成され、パーソナルコンピュータ12−1、パーソナルコンピュータ12−2、テレビジョン受像機14、または携帯電話機15に各種のデータを提供する。パーソナルコンピュータ12−1、パーソナルコンピュータ12−2、テレビジョン受像機14、または携帯電話機15は、例えば、いわゆるWebブラウザを実行するクライアントとして構成され、サーバ11から提供された各種のデータを処理する。
サーバ11は、ネットワーク13を介して、パーソナルコンピュータ12−1、パーソナルコンピュータ12−2、テレビジョン受像機14、または携帯電話機15に、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データを送信する。
なお、ここに言う動画像に含まれる商品の画像は、商品の外観または内部などを示す画像に限らず、商品に関係する画像であれば良く、例えば、商品の外観が現れないが、商品を説明している人物の画像であったり、原料や効果または製造工程などを示す画像でもよい。
例えば、サーバ11は、ネットワーク13を介して、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のいずれかに、その販売数量または販売金額などによって順位付けされた商品が、順位付けの順に紹介される動画像を表示させるためのデータである動画像データを送信する。
より具体的には、例えば、サーバ11は、ランク付けされた商品(例えば、トップテンの商品)が、ランクの低いものからランクの順(降順)に紹介される動画像(いわゆる、カウントダウンにより紹介される動画像)を表示させるためのデータである動画像データを送信する。
例えば、動画像データの方式(規格)は、アドビシステムズ社によるFlashとされる。
また、サーバ11は、ネットワーク13を介して、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のいずれかに、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すデータであるタイムラインファイルを送信する。タイムラインファイルは、時刻データの一例である。
さらに、サーバ11は、タイムラインファイルで示される時刻が経過した場合の、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のいずれかからの要求に対し、要求してきたパーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のいずれかに、ネットワーク13を介して、動画像の内容に関する情報を表示させるための情報(データ)を送信する。例えば、サーバ11は、タイムラインファイルで示される時刻が経過した場合の、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のいずれかからの要求に対し、要求してきたパーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のいずれかに、ネットワーク13を介して、商品の画像が表示されていたその商品の広告を表示させるための商品情報を送信する。商品情報は、広告データの一例である。
パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データから動画像を再生する。パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すタイムラインファイルと、動画像における時刻とを比較することによって、タイムラインファイルで示される時刻が経過したか否かを判定する。
そして、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、タイムラインファイルで示される時刻が経過したと判定された場合、表示されていた動画像の内容に関する情報を表示させるための情報(データ)を提供するサーバ11に提供を要求する。パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、サーバ11から提供された情報(データ)により、動画像の内容に関する情報を表示させる。
例えば、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、タイムラインファイルで示される時刻が経過したと判定された場合、商品の画像が表示されていたその商品の広告を表示させるための商品情報を提供するサーバ11に提供を要求する。そして例えば、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、サーバ11から提供された商品情報により、商品の広告を表示させる。
すなわち、パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、動画像の時間に同期して、動画像に表示されていた商品に関する情報を表示する。パーソナルコンピュータ12−1乃至携帯電話機15のそれぞれは、動画像の内容が変化すると、動画像の内容に合わせて表示している情報を変化させる。
このようにすることで、表示されている動画像の内容に対して、所望のタイミングで、その内容に関する情報を表示させることができる。例えば、商品の画像を含む動画像が表示され、動画像において商品の画像が表示されると、その画像が表示されようとするとき、その画像の表示が終了したとき、または、その画像が表示されてから所望の時間が経過したとき、その商品の広告を表示することができる。
従って、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
ネットワーク13は、有線または無線の汎用回線または専用回線などからなるネットワークであり、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、またはWAN(Wide Area Network)などである。
以下、パーソナルコンピュータ12−1およびパーソナルコンピュータ12−2を個々に区別する必要がないとき、単に、パーソナルコンピュータ12と称する。
また、以下、サーバ11とパーソナルコンピュータ12とからなる情報処理システムを例に説明する。
図2は、サーバ11のハードウェアの構成例を示すブロック図である。
サーバ11において、CPU(Central Processing Unit)31,ROM(Read Only Memory)32,RAM(Random Access Memory)33は、バス34により相互に接続されている。
バス34には、さらに、入出力インタフェース35が接続されている。入出力インタフェース35には、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部36、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部37、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア39を駆動するドライブ38が接続されている。
以上のように構成されるサーバ11では、CPU31が、例えば、記憶部36に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース35及びバス34を介して、RAM33にロードして実行することにより、後述する一連の処理が行われる。
サーバ11(CPU31)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア39に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク若しくはインターネットなどのネットワーク13またはデジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア39をドライブ38に装着することにより、入出力インタフェース35を介して、記憶部36に記憶することで、サーバ11にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部37で受信し、記憶部36に記憶することで、サーバ11にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM32や記憶部36にあらかじめ記憶しておくことで、サーバ11にあらかじめインストールしておくことができる。
図3は、パーソナルコンピュータ12のハードウェアの構成例を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ12において、CPU51,ROM52,RAM53は、バス54により相互に接続されている。
バス54には、さらに、入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部56、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部57、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部58、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部59、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア61を駆動するドライブ60が接続されている。
以上のように構成されるパーソナルコンピュータ12では、CPU51が、例えば、記憶部58に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース55及びバス54を介して、RAM53にロードして実行することにより、後述する一連の処理が行われる。
パーソナルコンピュータ12(CPU51)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM,DVD等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア61に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク若しくはインターネットなどのネットワーク13またはデジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア61をドライブ60に装着することにより、入出力インタフェース55を介して、記憶部58に記憶することで、パーソナルコンピュータ12にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部59で受信し、記憶部58に記憶することで、パーソナルコンピュータ12にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM52や記憶部58にあらかじめ記憶しておくことで、パーソナルコンピュータ12にあらかじめインストールしておくことができる。
次に、サーバ11およびパーソナルコンピュータ12において実行されるプログラムについて説明する。
図4は、サーバ11において実行されるサーバプログラム81の構成の例を示すブロック図である。
サーバプログラム81は、例えば、Apache HTTP Serverまたは米マイクロソフト社製のInternet Information Servicesなどの、いわゆるWebサーバプログラムに、各種の機能を追加したプログラムである。サーバプログラム81は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に規定される手順に基づいて、パーソナルコンピュータ12のブラウザプログラムに、画像などの各種のオブジェクトが含まれるHTML(Hypertext Markup Language)方式などのドキュメントを提供する。
サーバプログラム81は、動画像データ提供プログラム91、動画像データ92、タイムラインファイル提供プログラム93、タイムラインファイル94、商品情報提供プログラム95、商品情報96、および購入処理プログラム97を含む。
動画像データ提供プログラム91は、ネットワーク13を介した、パーソナルコンピュータ12への動画像データ92の送信を制御する。
動画像データ92は、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである。動画像データ92は、複数の商品についてのそれぞれの画像を時間に沿って表示させる。例えば、動画像データ92は、複数の商品のうちのいずれか1つを説明する画像が、所定の長さの時間で表示されるように、複数の商品のそれぞれの画像を順に表示させる。
例えば、動画像データ92は、アドビシステムズ社の動画像を取り扱う規格であるFlashに準拠した方式のデータとされる。
より具体的には、動画像データ92および商品情報96を、Flashに準拠した方式のデータとし、後述するブラウザプログラムの動画像再生プログラムをFlashに準拠した方式のプログラムとして、この動画像再生プログラムが、動画像データ92から動画像を再生して動画像を表示させ、これと並列に、商品情報96から商品の情報を表示させるようにすることができる。
なお、1つの動画像データ92を、1つの商品についての画像を所定の時間で表示させるものとし、複数の商品のそれぞれについて、複数の動画像データ92がそれぞれ用意されるようにしてもよい。この場合、複数の動画像データ92のそれぞれには、予め定められた順序で再生されるとき、連続した時刻を示すタイムスタンプが付加され、動画像データ提供プログラム91は、その予め決められた順序で、複数の動画像データ92を送信する。
タイムラインファイル提供プログラム93は、ネットワーク13を介した、パーソナルコンピュータ12への、動画像データ92から再生される動画像において商品の画像が表示される時刻を示すタイムラインファイル94の送信を制御する。タイムラインファイル94は、時刻データの一例である。
図5は、タイムラインファイル94の例を示す図である。図5に示されるタイムラインファイル94は、動画像再生時刻として、動画像データ92から再生される動画像において個々の商品の画像が再生(商品に関する動画像が再生)される時刻を示す。例えば、タイムラインファイル94は、いわゆるタイムライン制御のためのファイルであり、アドビシステムズ社の、Flashに使用されるプログラミング言語であるActionScriptの機能を利用して、タイムラインファイルの内容に基づいて、更新(商品連動コンテンツ枠の取得)が行われる。
すなわち、図5に示されるタイムラインファイル94は、動画像再生時刻として、最初の商品の画像に対して、動画像の再生の開始の時刻である0分と再生を開始してから1分後の時刻である1分とを示し、2番目の商品の画像に対して、動画像の再生を開始してから1分後の時刻である1分と再生を開始してから2分後の時刻である2分とを示している。さらに、タイムラインファイル94は、動画像再生時刻として、3番目の商品の画像に対して、動画像の再生を開始してから2分後の時刻である2分と再生を開始してから3分後の時刻である3分とを示し、4番目の商品の画像に対して、動画像の再生を開始してから3分後の時刻である3分と再生を開始してから4分後の時刻である4分とを示している。
従って、図5に示されるタイムラインファイル94によって、動画像データ92から再生される動画像で、動画像における0分から動画像における1分までの1分間において、最初の商品の画像が表示され、動画像における1分から動画像における2分までの1分間において、2番目の商品の画像が表示され、動画像における2分から動画像における3分までの1分間において、3番目の商品の画像が表示され、動画像における3分から動画像における4分までの1分間において、4番目の商品の画像が表示されることがわかる。
さらに、図5に示されるタイムラインファイル94は、フレーム1として、動画像データ92から再生される動画像に表示される個々の商品の商品情報96の名前を示す。すなわち、図5に示されるタイムラインファイル94は、フレーム1として、動画像の再生の開始の時刻である0分と再生を開始してから1分後の時刻である1分とに対して、001.HTMLである商品情報96の名前を示し、動画像の再生を開始してから1分後の時刻である1分と再生を開始してから2分後の時刻である2分とに対して、002.HTMLである商品情報96の名前を示す。さらに、図5に示されるタイムラインファイル94は、フレーム1として、動画像の再生を開始してから2分後の時刻である2分と再生を開始してから3分後の時刻である3分とに対して、003.HTMLである商品情報96の名前を示し、動画像の再生を開始してから3分後の時刻である3分と再生を開始してから4分後の時刻である4分とに対して、004.HTMLである商品情報96の名前を示す。
ここで、フレーム1は、Flashに準拠した方式のプログラムによって表示される動画像の枠(例えば、後述する図8の動画像再生枠)と商品の情報を表示させる枠(例えば、後述する図8の商品連動コンテンツ枠)のうち、商品の情報を表示させる枠を示す。
この場合、001.HTMLである商品情報96は、最初の商品の広告を表示するためのものとされ、002.HTMLである商品情報96は、最初の商品と2番目の商品との広告を表示するためのものとされる。また、003.HTMLである商品情報96は、最初の商品と2番目の商品と3番目の商品との広告を表示するためのものとされ、004.HTMLである商品情報96は、最初の商品と2番目の商品と3番目の商品と4番目の商品との広告を表示するためのものとされる。
図5に示されるタイムラインファイル94を用いることにより、動画像における0分から動画像における1分までの1分間において、001.HTMLである商品情報96によって、最初の商品の広告が表示され、動画像における1分から動画像における2分までの1分間において、002.HTMLである商品情報96によって、最初の商品と2番目の商品との広告が表示される。同様に、図5に示されるタイムラインファイル94を用いることにより、動画像における2分から動画像における3分までの1分間において、003.HTMLである商品情報96によって、最初の商品と2番目の商品と3番目の商品との広告が表示され、動画像における3分から動画像における4分までの1分間において、004.HTMLである商品情報96によって、最初の商品と2番目の商品と3番目の商品と4番目の商品との広告が表示される。
タイムラインファイル94を用いることにより、動画像の再生の時刻に対して、所望のタイミングで、動画像に表示されている商品に関する情報を表示させることができる。
図4に戻って、商品情報提供プログラム95は、商品に関する情報である商品情報96のパーソナルコンピュータ12への送信を制御する。
より詳しく説明すると、商品情報提供プログラム95は、タイムラインファイル94で示される時刻が経過した場合のパーソナルコンピュータ12からの要求に対し、動画像データ92から再生される動画像に商品の画像が表示されていたその商品の広告を表示させるためのデータである商品情報96のパーソナルコンピュータ12への送信を制御する。
商品情報96は、商品に関する情報である。言い換えれば、商品情報96は、商品に関するコンテンツである。商品情報96は、広告データの一例であり、例えば、商品の広告を表示させるためのデータである。
例えば、商品情報96は、ページ(ウェブページ)上で他のウェブサイトまたはページを紹介する役割を有する画像(アイコン)をページに表示させる。すなわち、商品情報96は、商品に関係するページにリンクされ、そのページにアクセスするためのボタンなどのオブジェクトをページに表示させる。
図6は、商品情報96の例を示す図である。商品情報96は、1または複数の商品の情報を示す。商品情報96には、期間のデータ、商品関連のデータ、およびその他のデータが含まれる。
1つの商品情報96には、1つの期間のデータが含まれる。1つの商品情報96には、商品毎に、1または複数の商品関連のデータおよびその他のデータが含まれる。
商品情報96の期間のデータは、商品のランク付けの情報が集計された期間であるランキング集計期間を示す。
商品関連のデータは、商品についてのデータである。商品関連のデータには、さらに、商品の静止画像である商品画像、商品の名称である商品名、商品が販売される店舗の名称である店舗名およびその店舗のアドレスを示すリンク、その商品が販売されるページのアドレスを示す商品ページへのリンク、商品の購入者や使用者などによるその商品についての感想などが掲載されているページのアドレスを示す口コミページへのリンク、並びに商品を購入したユーザのセグメンテーションを示す購入分布チャートへのリンクが含まれる。
なお、購入分布チャートへのリンクは、例えば、その商品の順位が1位である場合のみ、商品関連のデータに含まれるようにしてもよい。
商品情報96には、その他のデータとして、商品がファッション分野の商品である場合、コスメティック分野のページへのリンクが含まれ、商品がコスメティック分野の商品である場合、ファッション分野のページへのリンクが含まれる。さらに、商品情報96には、その他のデータとして、過去に商品が紹介されたページへのリンク、すなわち、各該当バックナンバーページへのリンクが含まれる。
なお、例えば、商品情報96の方式(規格)は、HTMLの方式に準拠した、動画像、静止画像、テキスト、音声、またはリンクなどのデータとすることができる。
また、これに限らず、商品情報96は、動画像に適した方式、静止画像に適した方式、テキストに適した方式、音声に適した方式、リンクなどのデータに適した方式など、内容に応じた各種の方式とするようにしてもよい。
以上のように商品情報96を構成することで、商品情報96に含まれる、期間のデータ、商品関連のデータ、およびその他のデータがパーソナルコンピュータ12において表示されるか、またはこれらのデータを用いたオブジェクトがパーソナルコンピュータ12において出力される。
図4に戻り、購入処理プログラム97は、パーソナルコンピュータ12からの要求に応じて、ユーザが所望する商品の購入の処理を実行する。
なお、動画像データ提供プログラム91、タイムラインファイル提供プログラム93、商品情報提供プログラム95、および購入処理プログラム97は、それぞれ、サーバプログラム81とは別のプログラムとして、個々に実行されるようにしてもよい。
また、動画像データ92、タイムラインファイル94、および商品情報96は、サーバプログラム81の外部に、例えば、データベースなどに格納するようにしてもよい。
次に、図7を参照して、パーソナルコンピュータ12において実行されるブラウザプログラム111について説明する。
ブラウザプログラム111は、World Wide Webでハイパーテキストのリンクを辿りながらウェブページを表示させる、いわゆるWebブラウザのプログラムである。ブラウザプログラム111は、HTTPに規定される手順に基づいて、サーバプログラム81などのウェブサーバから、画像などの各種のオブジェクトが含まれるHTML方式のドキュメントを取得し、画像を表示したり、音声を出力したりするなど各種のオブジェクトを出力する。
例えば、ブラウザプログラム111は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、動画像データ92およびタイムラインファイル94を含む、HTML方式のドキュメントであるページのデータの受信を制御する。
ブラウザプログラム111は、動画像再生プログラム121、動画像再生時刻判定プログラム122、および商品情報要求プログラム123を含む。
動画像再生プログラム121は、受信された動画像データ92から、商品の画像を含む動画像を再生する。動画像再生プログラム121は、再生された動画像の表示を制御する。
また、動画像再生プログラム121は、商品情報96によって、商品の情報を表示させる。
動画像再生時刻判定プログラム122は、受信されたタイムラインファイル94と、動画像における時刻とを比較することによって、タイムラインファイル94で示される時刻が経過したか否かを判定する。
商品情報要求プログラム123は、タイムラインファイル94で示される時刻が経過したと判定された場合、サーバ11に商品情報96の提供を要求する。
なお、動画像再生プログラム121、動画像再生時刻判定プログラム122、および商品情報要求プログラム123は、それぞれ、ブラウザプログラム111とは別のプログラムとして、個々に実行されるようにしてもよい。
図8は、ブラウザプログラム111を実行するパーソナルコンピュータ12のディスプレイである出力部57に表示される画像の例を示す図である。図8に示される画像は、1つのウィンドウに表示される。この画像を表示させるためのデータであるページのデータは、例えば、HTML方式の1つのドキュメントとして記述されている。
図8に示される画像の最上部には、ウィンドウの横方向を横断するように画面/サービスヘッダが表示され、画面/サービスヘッダの下側には、ウィンドウの横方向を横断するようにコンテンツインクルード枠上が表示される。
画面/サービスヘッダには、この画像を表示させるためのデータを提供する者のページのトップページや、主要なサービスのトップページなどにリンクされているオブジェクトなどが配置される。
図9に示されるように、コンテンツインクルード枠上には、動画像を提供するページのうちのトップページにアクセスするためのオブジェクト(図9中の無料動画TOPと記載されているボタン)、球団の動画像を提供するページにアクセスするためのオブジェクト(図9中の球団TVと記載されているボタン)、いわゆるインフォマーシャル方式の通信販売テレビジョン番組を提供するページにアクセスするためのオブジェクト(図9中の市場TVショッピングと記載されているボタン)、およびマーケティングエンターティメント雑誌の内容に応じた番組を提供するページにアクセスするためのオブジェクト(図9中のマーケティングエンターティメント雑誌チャンネルと記載されているボタン)などが配置される。
これらのオブジェクトの下には、例えば、ランキングTVなどのこのページのタイトルが配置される。
コンテンツインクルード枠上に、動画像を提供する他のページにアクセスするためのオブジェクトを配置することにより、関連する商品の売り上げや他のページをユーザが閲覧する確率を上げることができ、広告の効果が向上し、さらに、他のサービスの利用の誘導を図ることができる。
そして、コンテンツインクルード枠上の下側には、ウィンドウの横方向を横断するように、商品検索ボックスが表示される。
図10は、商品検索ボックスの例を示す図である。
商品検索ボックスには、検索したい商品のジャンルを選択するためのフィールド、検索キーワードを入力するためのフィールド、および検索の実行を指示するためのボタンが配置され、さらに、販売店のページを一覧するページにアクセスするためのオブジェクトおよび商品を販売するページを一覧するページにアクセスするためのオブジェクトなども配置される。
商品検索ボックスによって、ユーザは所望の商品またはサービスを簡単に検索することができるようになり、ユーザにより長い時間ページを閲覧させることができるようになる。
図8に戻り、さらに、商品検索ボックスに対して左下側の領域に、動画像再生枠が配置され、商品検索ボックスに対して右下側の領域に、商品連動コンテンツ枠が配置されて、商品検索ボックスより下側の領域を2分割するように、動画像再生枠と商品連動コンテンツ枠とが表示される。
動画像再生枠には、動画像データ92による、商品の画像を含む動画像が表示される。
商品連動コンテンツ枠には、商品情報96による、動画像再生枠の動画像として商品の画像が表示されていたその商品についての情報が表示される。例えば、商品連動コンテンツ枠には、動画像再生枠の動画像として商品の画像が表示されていたその商品の広告が表示される。商品連動コンテンツ枠に表示される広告は、商品を販売するページにリンクされ、そのページにアクセスするためのオブジェクトを含む。
動画像再生枠の下側には、動画像再生枠と同じ幅の動画像再生コントロール枠が表示される。動画像再生枠と動画像再生コントロール枠とを合わせた高さは、商品連動コンテンツ枠の高さと同じとされる。
動画像再生コントロール枠には、動画像再生枠に表示される動画像の再生、再生の停止、早送り、巻き戻しなどを指示するオブジェクトが配置される。
動画像再生コントロール枠と商品連動コンテンツ枠とのさらに下側には、ウィンドウの横方向を横断するように、コンテンツインクルード枠下が表示される。コンテンツインクルード枠下は、いわゆるバナー広告枠である。
例えば、コンテンツインクルード枠下には、球団のトピックスや球団の動画像を提供するページにアクセスするためのオブジェクト、通信販売テレビジョン番組のおすすめ商品や通信販売テレビジョン番組を提供するページにアクセスするためのオブジェクト、およびマーケティングエンターティメント雑誌の記事の一部やマーケティングエンターティメント雑誌の内容に応じた番組を提供するページにアクセスするためのオブジェクトなどが配置される。
コンテンツインクルード枠下のさらに下側には、ウィンドウの横方向を横断するように、サービスフッタが表示される。サービスフッタには、コピーライトが表示されたり、会社の案内や方針、問い合わせ窓口などのページにアクセスするためのオブジェクトが配置される。
なお、動画像は、ユーザからの選択によって、別のウィンドウに表示させるようにしてもよい。
次に、図11のフローチャートを参照して、サーバプログラム81を実行するサーバ11およびブラウザプログラム111を実行するパーソナルコンピュータ12による、商品の情報の表示の処理を説明する。
ステップS1001において、ブラウザプログラム111は、ネットワーク13を介して、HTTPに規定される手順に基づいてページのデータを要求する(所定のURL(Uniform Resource Locator)の方式で示されるアドレスに対するアクセスリクエストを送信する)。すなわち、例えば、ステップS1001において、ブラウザプログラム111は、ネットワークインタフェースである通信部59に、ネットワーク13を介して、ページのデータの要求の指令をサーバ11宛に送信させる。
パーソナルコンピュータ12からページのデータが要求されると、サーバプログラム81は、ステップS2001において、要求を受け付けて、ステップS2002において、動画像データ92、タイムラインファイル94、および動画像の始めの商品の情報であって、その商品を購入させるページ(以下、商品の販売ページと称する)にアクセスするためのオブジェクトを含む情報を表示させるための商品情報96が含まれる、ページのデータを送信させる。
ここで、商品の販売ページなど、所定のページにリンクされ、そのページにアクセスするためのオブジェクトは、例えば、ボタン、テキスト、またはメニューなどである。以下、同様である。
例えば、ステップS2001において、サーバプログラム81は、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12から送信されてくる、ページのデータの要求の指令を、ネットワークインタフェースである通信部37に受信させる。そして、ステップS2002において、ページのデータが要求されたサーバプログラム81は、ネットワークインタフェースである通信部37に、ネットワーク13を介して、動画像データ92、タイムラインファイル94、および商品情報96が含まれる、ページのデータをパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
すなわち、この場合、サーバプログラム81の動画像データ提供プログラム91は、動画像データ92のパーソナルコンピュータ12への送信を制御し、タイムラインファイル提供プログラム93は、タイムラインファイル94のパーソナルコンピュータ12への送信を制御し、商品情報提供プログラム95は、動画像において商品の画像が表示されようとするその商品の広告を表示させるための商品情報96のパーソナルコンピュータ12への送信を制御する。
ステップS1002において、ブラウザプログラム111は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、ページのデータを受信する。
ステップS1003において、ブラウザプログラム111は、ディスプレイである出力部57に、動画像の始めの商品の情報であって、その商品の販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報が配置されているページを表示させる。例えば、図8乃至図10を参照して説明した構成の画像の全部が、ディスプレイである出力部57にウィンドウとして表示される。
より詳細には、ブラウザプログラム111の動画像再生プログラム121は、ディスプレイである出力部57に、動画像に始めに表示される商品の広告(静止画)を表示させる。例えば、商品の広告は、図8の商品連動コンテンツ枠に表示される。このとき、図8の動画像再生枠においては、その領域だけが確保される(その枠だけが表示される)。
ステップS1004において、ブラウザプログラム111の動画像再生プログラム121は、ページのデータに含まれる動画像データ92からの動画像の再生を開始し、ディスプレイである出力部57への、再生された動画像の表示を開始させる。例えば、再生された動画像は、図8の動画像再生枠に表示される。
ステップS1005において、ブラウザプログラム111の動画像再生時刻判定プログラム122は、始めの商品の動画像の再生が終了する時刻であるか否かを判定する。すなわち、ステップS1005において、動画像再生時刻判定プログラム122は、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すタイムラインファイル94と、動画像における時刻とを比較することによって、タイムラインファイル94で示される時刻が経過したか否かを判定する。
より具体的には、例えば、図5で示されるように、タイムラインファイル94に、動画像再生時刻として、最初の商品の画像に対して、動画像の再生の開始の時刻である0分と再生を開始してから1分後の時刻である1分とが示されている場合、動画像再生時刻判定プログラム122は、動画像における時刻と再生を開始してから1分後の時刻である1分とを比較し、タイムラインファイル94で示される時刻である1分が経過したか否かを判定する。
ステップS1005において、始めの商品の動画像の再生が終了する時刻でないと判定された場合、始めの商品の動画像の再生が終了する時刻になるまで、手続きはステップS1005に戻り、判定の処理が繰り返される。ステップS1005において、始めの商品の動画像の再生が終了する時刻であると判定された場合、手続きはステップS1006に進む。
ステップS1006において、ブラウザプログラム111の商品情報要求プログラム123は、ネットワーク13を介してサーバ11に、タイムラインファイル94に示される動画像の再生時刻に応じた、動画像の再生が終了した商品と動画像が再生されている商品との情報であって、それぞれの販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報を表示させるための商品情報96を要求する。すなわち、商品情報要求プログラム123は、ネットワークインタフェースである通信部59に、ネットワーク13を介して、動画像の再生が終了した商品と動画像が再生されている商品の広告を表示させるための広告データを要求する指令をサーバ11宛に送信させる。
この場合、第1の例として、商品情報要求プログラム123は、タイムラインファイル94から、商品の動画像の再生が終了する時刻に対する、商品情報96の名前を読み出して、ネットワーク13を介してサーバ11に、読み出した名前の商品情報96を要求する。
具体的には、例えば、タイムラインファイル94で示される時刻である1分が経過したと判定された場合、商品情報要求プログラム123は、タイムラインファイル94から、動画像の再生の開始の時刻である0分と再生を開始してから1分後の時刻である1分とに対してフレーム1として配置されている001.HTMLである商品情報96の名前を読み出す。そして、商品情報要求プログラム123は、ネットワーク13を介してサーバ11に、001.HTMLである商品情報96を要求する(すなわち、001.HTMLのページデータをリクエストする)。
また、第2の例として、商品情報要求プログラム123は、サーバ11に、商品の動画像の再生が終了する時刻を送信させると共に、商品情報96を要求するようにしてもよい。
さらに、第3の例として、商品情報要求プログラム123は、サーバ11に、商品情報96の名前などを特定しないで、単に商品情報96を要求するようにしてもよい。
パーソナルコンピュータ12から商品の広告を表示させるための商品情報96が要求されると、ステップS2003において、サーバプログラム81の商品情報提供プログラム95は、パーソナルコンピュータ12からの要求を受け付ける。ステップS2004において、商品情報提供プログラム95は、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12に、動画像の再生が終了した商品と動画像が再生されている商品との情報を表示させるための商品情報96を送信させる。すなわち、商品情報提供プログラム95は、ネットワークインタフェースである通信部37に、ネットワーク13を介して、商品情報96をパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
上述のステップS1006の第1の例の場合、例えば、パーソナルコンピュータ12から特定の名前の商品情報96が要求された場合、商品情報提供プログラム95は、通信部37に、その特定の名前の商品情報96をパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
また、ステップS1006の第2の例の場合、例えば、パーソナルコンピュータ12から、商品の動画像の再生の終了する時刻が送信されると共に、商品情報96が要求された場合、商品情報提供プログラム95は、サーバプログラム81内のタイムラインファイル94を参照して、商品の動画像の再生が終了する時刻に対する、商品情報96の名前を特定し、通信部37に、その名前の商品情報96をパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
さらにまた、ステップS1006の第3の例の場合、例えば、パーソナルコンピュータ12から、商品情報96の名前が特定されることなく、単に商品情報96が要求された場合、商品情報提供プログラム95は、サーバプログラム81内のタイムラインファイル94を参照して、要求に付されているタイムスタンプで示される時刻に対する、商品情報96の名前を特定し、通信部37に、その名前の商品情報96をパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
また、商品情報提供プログラム95は、ステップS2002で送信した動画像データ92に対応付けられると共に、予め送信の順序が決められている商品情報96を、その順序に従って通信部37にパーソナルコンピュータ12宛に送信させるようにしてもよい。
ステップS1007において、ブラウザプログラム111の商品情報要求プログラム123は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、動画像の再生が終了した商品と動画像が再生されている商品の情報を表示させるための商品情報96を受信させる。すなわち、商品情報要求プログラム123は、ネットワークインタフェースである通信部59に、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる商品情報96を受信させる。
そして、ステップS1008において、ブラウザプログラム111の動画像再生プログラム121は、動画像の再生が終了した商品と動画像が再生されている商品との情報であって、それぞれの販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報を、ディスプレイである出力部57に表示させる。例えば、ステップS1008において、ブラウザプログラム111は、商品連動コンテンツ枠に、動画像の再生が終了した商品と動画像が再生されている商品との広告を表示させる。
図12は、ステップS1008において、図8の商品連動コンテンツ枠に表示させられる、商品の広告の例を示す図である。図12に示される商品の広告の例は、ランク付けされた商品の動画像が降順に表示される場合、5位以下から2位までの商品の動画像の表示が終了し、1位の商品の動画像が図8の動画像再生枠に表示させられているときのものである。
図12で示されるように、商品連動コンテンツ枠の中の右上には、商品情報96に含まれている、商品のランク付けの情報が集計された期間を示すランキング集計期間が表示される。ランキング集計期間として、”集計期間”の文字と共に、集計が開始された日の日付(曜日を含む)と、集計が終了した日の日付(曜日を含む)とが表示される。
ランキング集計期間の下側には、商品連動コンテンツ枠の横方向を横断するように、動画像に表示されている商品の商品名と、その商品名の商品が動画像に今表示されていることを示す”On Air”の文字とが表示される。
そして、その下側には、商品連動コンテンツ枠の横方向を横断するように、現在動画像が表示されている商品の広告である、1位にランク付けされた商品(以下、1位商品と称する)の広告が表示される。
1位商品の広告の中の左上には、1位商品のランク付けが1位であることを示す”1”の文字および1位であることを強調する図形が配置され、1位商品の広告の左半分には、簡単な説明が付されている1位商品の静止画像が配置される。1位商品の静止画像には、1位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに1位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンが配置されている。
さらに、1位商品の広告の右半分には、上から順に、1位商品の商品名、1位商品を販売している店舗の名称、1位商品の金額(価格)がテキストで表示される。さらにまた、1位商品の広告の右半分の下側には、1位商品のレビュー(ユーザまたは評論家による評価)のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の1位商品の広告の中の、”レビューを見る”の文字が付されたボタン)、および1位商品を購入したユーザのセグメンテーションを示す購入分布チャートのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の1位商品の広告の中の、”どんな人が買ってるの”の文字が付されたボタン)が配置される。
商品連動コンテンツ枠の1位商品の広告より下の領域は、左右上下に4つの領域に分割され、左上の領域に、2位にランク付けされた商品(以下、2位商品と称する)の広告が表示され、右上の領域に、3位にランク付けされた商品(以下、3位商品と称する)の広告が表示され、左下の領域に、4位にランク付けされた商品(以下、4位商品と称する)の広告が表示され、右下の領域に、5位にランク付けされた商品(以下、5位商品と称する)の広告が表示される。
1位商品の広告に対して左下側に配置される2位商品の広告の中の左上には、2位商品のランク付けが2位であることを示す”2”の文字および2位であることを強調する図形が配置される。2位商品の広告の左半分には、簡単な説明が付されている2位商品の静止画像が配置される。2位商品の静止画像には、2位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに2位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンが配置されている。
さらに、2位商品の広告の右半分には、上から順に、2位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに2位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の2位商品の広告の中の、”詳細&購入”の文字が付されたボタン)、2位商品のレビューのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の2位商品の広告の中の、”レビュー”の文字が付されたボタン)、2位商品が販売される店舗のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の2位商品の広告の中の、”店舗はこちら”の文字が付されたボタン)、および2位商品を購入したユーザのセグメンテーションを示す購入分布チャート(1位商品の広告の中の”どんな人が買ってるの”の文字が付されたボタンでアクセスされるページの購入分布チャートと同様の2位商品についての購入分布チャート)のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の2位商品の広告の中の、”購入分布チャート”の文字が付されたボタン)が配置される。
1位商品の広告に対して右下側であって、2位商品の広告に対して右側に配置される3位商品の広告の中の左上には、3位商品のランク付けが3位であることを示す”3”の文字および3位であることを強調する図形が配置される。3位商品の広告の左半分には、簡単な説明が付されている3位商品の静止画像が配置される。3位商品の静止画像には、3位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに3位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンが配置されている。
さらに、3位商品の広告の右半分には、上から順に、3位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに3位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の3位商品の広告の中の、”詳細&購入”の文字が付されたボタン)、3位商品のレビューのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の3位商品の広告の中の、”レビュー”の文字が付されたボタン)、3位商品が販売される店舗のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の3位商品の広告の中の、”店舗はこちら”の文字が付されたボタン)、および3位商品を購入したユーザのセグメンテーションを示す購入分布チャート(1位商品の広告の中の”どんな人が買ってるの”の文字が付されたボタンでアクセスされるページの購入分布チャートと同様の3位商品についての購入分布チャート)のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図12中の3位商品の広告の中の、”購入分布チャート”の文字が付されたボタン)が配置される。
2位商品の広告に対して下側に配置される4位商品の広告の中の左上には、4位商品のランク付けが4位であることを示す”4”の文字が配置される。4位商品の広告には、簡単な説明が付されている4位商品の静止画像が配置される。4位商品の静止画像には、4位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに4位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンが配置されている。
3位商品の広告に対して下側に配置される5位商品の広告の中の左上には、5位商品のランク付けが5位であることを示す”5”の文字が配置される。5位商品の広告には、簡単な説明が付されている5位商品の静止画像が配置される。5位商品の静止画像には、5位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに5位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンが配置されている。
さらに、商品連動コンテンツ枠の中の左下には、”[Quick Link] ”および”ランキング市場はこちら”の文字と共に、ランク付けされた商品の一覧が表示されるページにアクセスするためのオブジェクトであるボタンが配置されている。
図13は、ステップS1008において、図8の商品連動コンテンツ枠に表示させられる、商品の広告の他の例を示す図である。図13に示される商品の広告の例は、ランク付けされた商品の動画像が降順に表示される場合、所定の順位から2位までの商品の動画像の表示が終了し、1位の商品の動画像が図8の動画像再生枠に表示させられているときのものである。
図13で示されるように、商品連動コンテンツ枠の中の右上には、商品情報96に含まれている、商品のランク付けの情報が集計された期間を示すランキング集計期間が表示される。ランキング集計期間として、”集計期間”の文字と共に、集計が開始された日の日付(曜日を含む)と、集計が終了した日の日付(曜日を含む)とが表示される。
ランキング集計期間の下側には、商品連動コンテンツ枠の横方向を横断するように、動画像に表示されている商品の商品名と、その商品名の商品が動画像に今表示されていることを示す”On Air”の文字とが表示される。
そして、その下側には、商品連動コンテンツ枠の横方向を横断するように、現在動画像が表示されている、1位商品の広告が表示される。
1位商品の広告の中の左上には、1位商品のランク付けが1位であることを示す”1”の文字および1位であることを強調する図形が配置され、1位商品の広告の左半分には、簡単な説明が付されている1位商品の静止画像が配置される。1位商品の静止画像には、1位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに1位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンが配置されている。
さらに、1位商品の広告の右半分には、上から順に、1位商品の詳細を説明するページであって、ユーザに1位商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図13中の1位商品の広告の中の、”詳細&購入”の文字が付されたボタン)、1位商品のレビューのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図13中の1位商品の広告の中の、”レビューを見る”の文字が付されたボタン)、1位商品が販売される店舗のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図13中の1位商品の広告の中の、”店舗はこちら”の文字が付されたボタン)、および1位商品を購入したユーザのセグメンテーションを示す購入分布チャートのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン(図13中の1位商品の広告の中の、”どんな人が買ってるの?”の文字が付されたボタン)が配置される。
さらにまた、1位商品の広告の中の下側には、1位商品の金額(価格)と1位商品を販売している店舗の名称とが上下に並ぶようにテキストで表示される。
商品連動コンテンツ枠の中の1位商品の広告に対して下の領域、すなわち、現在動画像が表示されている商品の広告より下の領域には、ユーザの操作によって左右にスクロールされることにより、既に動画像が表示された商品、すなわち、例えば、所定の順位の商品の広告から2位までの商品の広告の中から、所望の商品の広告が表示される。
現在動画像が表示されている商品の広告に対して下の領域の中の左側には、広告を左側にスクロールさせるためのオブジェクトであるボタンが配置され、この領域の中の右側には、広告を右側にスクロールさせるためのオブジェクトであるボタンが配置されている。
この2つのボタンが操作されると、この2つのボタンの間に、所望の商品の広告が表示されることになる。
スクロールされる広告の中の左上には、簡単な説明が付されている商品の静止画像であって、商品の詳細を説明し、ユーザに商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンを重ねた静止画像が配置される。スクロールされる広告の中の左下には、その商品に付されたランクおよびその商品の商品名が配置される。
さらに、この広告の右半分には、商品についての各種のオブジェクトが配置される。例えば、商品の詳細を説明するページであって、ユーザに商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン、商品のレビューのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン、商品が販売される店舗のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン、および商品を購入したユーザのセグメンテーションを示す購入分布チャートのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタンなどが配置される。
さらに、商品連動コンテンツ枠の中の左下には、”[Quick Link] ”および”ランキング市場はこちら”の文字と共に、ランク付けされた商品の一覧が表示されるページにアクセスするためのオブジェクトであるボタンが配置されている。
図12または図13に示される商品連動コンテンツ枠における表示から、ユーザは、簡単に、所望の商品の購入ページをアクセスすることができる。また、ユーザは、所望の商品について、簡単に、情報を取得することができるようになる。
図11に戻り、ステップS1009において、ブラウザプログラム111の動画像再生時刻判定プログラム122は、1つの商品の動画像の再生が終了する時刻であるか否かを判定する。すなわち、ステップS1009において、動画像再生時刻判定プログラム122は、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すタイムラインファイル94と、動画像における時刻とを比較することによって、タイムラインファイル94で示される時刻が経過したか否かを判定する。
より具体的には、タイムラインファイル94に示される時刻であって、前回、動画像における時刻と比較された時刻の次の時刻と、動画像の再生における時刻とが比較されることによって、タイムラインファイル94で示される時刻が経過したか否かが判定される。
例えば、前回の比較の処理において、図5で示されるように、タイムラインファイル94の再生を開始してから1分後の時刻である1分と動画像における時刻とが比較された場合、今回の比較の処理において、タイムラインファイル94に示される、再生を開始してから1分後の時刻である1分の次の時刻である、再生を開始してから2分後の時刻である2分と、動画像における時刻とが比較されることによって、タイムラインファイル94で示される時刻が経過したか否かが判定される。
ステップS1009において、1つの商品の動画像の再生が終了する時刻でないと判定された場合、1つの商品の動画像の再生が終了する時刻になるまで、手続きはステップS1009に戻り、判定の処理が繰り返される。ステップS1009において、1つの商品の動画像の再生が終了する時刻であると判定された場合、手続きはステップS1010に進む。
ステップS1010において、ブラウザプログラム111の動画像再生プログラム121は、全ての動画像の再生が終了したか否かを判定し、全ての動画像の再生が終了していないと判定された場合、次の商品の動画像が再生されるので、手続きは、ステップS1006に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS1010において、全ての動画像の再生が終了したと判定された場合、次の商品の動画像が再生されることはなく、これ以上広告の表示を更新する必要はないので(例えば、10位から1位までの商品に関する動画像の再生と広告の表示が終了したので)、商品の情報の表示の処理は終了する。
このように、商品の画像が動画像として表示された後、商品の広告が表示されるので、ユーザが商品の動画像を見ることによって、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができるようになる。
なお、始めの商品または1つの商品の動画像データの再生が終了する時刻であるか否かが判定され、動画像の再生が終了する時刻であると判定された場合、商品情報96が要求されると説明したが、これに限らず、商品の画像の切り替わりの基準となる時刻に商品情報96が要求されれば良い。例えば、始めの商品または1つの商品の範囲の動画像データ92の受信が終了する時刻であるか否かが判定され、動画像データ92の受信が終了する時刻であると判定された場合、商品情報96が要求されるようにしてもよい。
次に、商品連動コンテンツ枠に図12で示される商品の広告が表示されている場合に、その広告の中に配置されているボタンであって、商品の販売ページにアクセスするためのオブジェクトであるボタンがクリックされたときに実行される、商品の購入の処理について説明する。
図14は、サーバプログラム81を実行するサーバ11およびブラウザプログラム111を実行するパーソナルコンピュータ12による、商品の購入の処理を説明するフローチャートである。
ステップS1101において、ブラウザプログラム111は、ネットワーク13を介して、ページ閲覧中にリンクのボタンがクリックされた、商品の販売ページのデータをサーバ11に要求する。ステップS2101において、サーバプログラム81は、ネットワーク13を介したパーソナルコンピュータ12からの要求を受け付ける。
ステップS2102において、サーバプログラム81は、ネットワーク13を介して、商品の販売ページのデータをパーソナルコンピュータ12に送信させる。ステップS1102において、ブラウザプログラム111は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、商品の販売ページのデータを受信させる。
ステップS1103において、ブラウザプログラム111は、購入の前の段階で購入しようとする商品の記憶を指示するボタン、いわゆる買い物カゴのボタンがクリックされたか否かを判定する。ステップS1103において、買い物カゴのボタンがクリックされていないと判定された場合、手続きは、ステップS1103に戻り、判定の処理を繰り返す。
ステップS1103において、買い物カゴのボタンがクリックされたと判定された場合、手続きはステップS1104に進み、ブラウザプログラム111は、ユーザを特定する情報を含むcookieと買い物カゴに入れることが選択された商品を特定する情報とを、ネットワーク13を介してサーバ11に送信させる。このcookieは、予め(例えば、商品の情報の表示の処理を実行する前に)ユーザがサイトにログインしたときに、サーバプログラム81から送信されてきたものであって、ブラウザプログラム111によって管理されている記憶部58の記憶領域に保持されていたものである。
ステップS2103において、サーバプログラム81は、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12から送信されてくる、ユーザを特定する情報を含むcookieと買い物カゴに入れることが選択された商品を特定する情報とを受信させる。
すなわち、例えば、ステップS1104において、ブラウザプログラム111は、ネットワークインタフェースである通信部59に、ネットワーク13を介して、ユーザを特定する情報を含むcookieと買い物カゴに入れることが選択された商品を特定する情報とをサーバ11宛に送信させると、ステップS2103において、サーバプログラム81は、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12から送信されてくる、ユーザを特定する情報を含むcookieと買い物カゴに入れることが選択された商品を特定する情報とを、ネットワークインタフェースである通信部37に受信させる。
なお、ログインまたはユーザの登録の処理が実行されていない場合、ステップS1104において、買い物カゴに入れることが選択された商品を特定する情報だけが、パーソナルコンピュータ12からネットワーク13を介してサーバ11に送信され、ステップS2103において、その情報が受信される。
ステップS2104において、サーバプログラム81は、例えば、CGI(Common Gateway Interface)アプリケーションにより、選択された商品を特定する情報をcookieに格納させるように、cookieを更新する。例えば、ステップS2104において、サーバプログラム81は、POSTメソッドによりパラメータなどとして送信されてきた、選択された商品を特定する情報を、CGIアプリケーションにより、cookieに格納させる。または、例えば、サーバプログラム81は、いわゆるサーバサイドスクリプトにより、選択された商品を特定する情報をcookieに格納させる。
ステップS2105において、サーバプログラム81は、更新され、選択された商品を特定する情報が格納されたcookieを、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
ステップS1105において、ブラウザプログラム111は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてきた、更新されたcookieを受信させる。ステップS1106において、ブラウザプログラム111は、受信したcookieをその内部(記憶部58の管理している記憶領域)に記憶する。
なお、ステップS1103乃至ステップS1106およびステップS2103乃至ステップS2105の処理が繰り返されることにより、購入を希望する複数の商品のそれぞれを特定する情報がcookieに格納される。
ステップS1107において、ブラウザプログラム111は、購入を指示する、いわゆる購入のボタンがクリックされたか否かを判定する。ステップS1107において、購入のボタンがクリックされていないと判定された場合、手続きは、ステップS1107に戻り、判定の処理を繰り返す。
ステップS1107において、購入のボタンがクリックされたと判定された場合、手続きはステップS1108に進み、ブラウザプログラム111は、選択された商品を特定する情報とユーザを特定する情報とを含むcookieを、ネットワーク13を介してサーバ11に送信させる。
ステップS2106において、サーバプログラム81は、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12から送信されてくる、選択された商品を特定する情報とユーザを特定する情報とを含むcookieを受信させる。
ステップS2107において、サーバプログラム81の購入処理プログラム97は、cookieを確認し、買い物カゴに入れられた商品の購入処理を実行して、商品の購入の処理は終了する。
購入処理によって、ページを提供している者は、ユーザの商品の購入(売買)の契約の申込みを承諾したことになる。これ以後、ページを提供している者は、ユーザに商品を引き渡し、ユーザは、ページを提供している者に、商品の代金を支払うことになる。
なお、ログインまたはユーザの登録の処理が実行されていない場合、ステップS2107の前に、ユーザの氏名や住所など、ユーザを特定する情報の入力がパーソナルコンピュータ12において求められ、入力されたユーザを特定する情報がパーソナルコンピュータ12からサーバ11に送信される。
このように、ユーザは、所望の商品を購入することができる。
次に、サーバプログラムおよびブラウザプログラムの他の例について説明する。図4乃至図14を参照して説明した例において、ブラウザプログラム111が動画像の再生の時刻の経過を判定するようにしたが、次に説明する例においては、サーバプログラムによって動画像データの送信の時刻の経過が判定される。
図15は、サーバ11において実行されるサーバプログラム201の構成の例を示すブロック図である。サーバプログラム201は、Webサーバプログラムに、各種の機能を追加したプログラムである。サーバプログラム201は、HTTPに規定される手順に基づいて、パーソナルコンピュータ12のブラウザプログラムに、画像などの各種のオブジェクトが含まれるHTML方式のドキュメントを提供する。
サーバプログラム201は、動画像データ提供プログラム211、動画像データ212、動画像送信時刻判定プログラム213、タイムラインファイル214、商品情報提供プログラム215、商品情報216、および購入処理プログラム217を含む。
動画像データ提供プログラム211は、動画像データ提供プログラム91と同様に、ネットワーク13を介した、パーソナルコンピュータ12への、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データ212の送信を制御する。
動画像データ212は、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである。1つの動画像データ212は、複数の商品のうちの1つの商品の画像を時間に沿って表示させる。
すなわち、複数の動画像データ212が用意され、それぞれの動画像データ212が、1つの商品についての画像を所定の時間で表示させるものとされ、複数の商品のそれぞれについて、複数の動画像データ212がそれぞれ用意される。この場合、複数の動画像データ212のそれぞれには、予め定められた順序で再生されるとき、連続した時刻を示すタイムスタンプが付加され、その予め決められた順序で、複数の動画像データ92が送信される。
なお、動画像データ212は、複数の商品のうちのいずれか1つを説明する画像が、所定の長さの時間で表示されるように、複数の商品の画像を1つのデータで、複数の商品のそれぞれの画像を順に表示させるものとしてもよい。
例えば、動画像データ212は、動画像データ92と同様に、アドビシステムズ社の動画像を取り扱う規格であるFlashに準拠した方式のデータとされる。
動画像送信時刻判定プログラム213は、商品の画像を表示させる動画像データ212が送信される時刻を示すタイムラインファイル214と動画像データの送信における時刻とを比較することによって、タイムラインファイル214で示される時刻が経過したか否かを判定する。
タイムラインファイル214は、個々の商品の画像を表示させる動画像データ212の送信が終了する時刻を示す。タイムラインファイル214は、時刻データの一例である。例えば、タイムラインファイル214は、タイムラインファイル94と同様に構成される。但し、タイムラインファイル214において、タイムラインファイル94の場合の動画像再生時刻に代えて、それぞれの動画像データ212が送信される時刻(送信が終了する時刻)を示す動画像送信時刻が記述される。
なお、タイムラインファイル214に、動画像送信時刻に対応させて、送信する動画像データ212を特定する情報を配置するようにしてもよい。この場合、動画像データ提供プログラム211は、タイムラインファイル214によって特定される動画像データ212の送信を制御する。
商品情報提供プログラム215は、動画像送信時刻判定プログラム213において、タイムラインファイル214で示される時刻が経過したと判定された場合、商品の画像を表示させる動画像データ212が送信されたその商品の広告を表示させるためのデータである商品情報216のパーソナルコンピュータ12への送信を制御する。
商品情報216は、広告データの一例であり、商品情報96と同様に構成され、商品の広告を表示させるためのデータである。
購入処理プログラム217は、購入処理プログラム97と同様に、パーソナルコンピュータ12からの要求に応じて、ユーザが所望する商品の購入の処理を実行する。
図16は、パーソナルコンピュータ12において実行されるブラウザプログラム231の構成の例を示すブロック図である。
ブラウザプログラム231は、いわゆるWebブラウザのプログラムである。ブラウザプログラム231は、HTTPに規定される手順に基づいて、サーバプログラム201などのウェブサーバから、画像などの各種のオブジェクトが含まれるHTML方式のドキュメントを取得し、画像を表示したり、音声を出力したりするなど各種のオブジェクトを出力する。
例えば、ブラウザプログラム231は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、動画像データ212を含む、HTML方式のドキュメントであるページのデータの受信を制御する。
ブラウザプログラム231は、動画像再生プログラム241を含む。動画像再生プログラム241は、受信された動画像データ212から、商品の画像を含む動画像を再生する。動画像再生プログラム241は、再生された動画像の表示を制御する。
また、動画像再生プログラム241は、商品情報216によって、商品の情報を表示させる。
図17は、サーバプログラム201を実行するサーバ11およびブラウザプログラム231を実行するパーソナルコンピュータ12による、商品の情報の表示の処理を説明するフローチャートである。なお、以下、動画像データ212は、1つの商品についての画像を所定の時間で表示させるものであり、複数の商品のそれぞれについて、複数の動画像データ212がそれぞれ用意され、予め決められた順に送信されるものとして説明する。
ステップS1201において、ブラウザプログラム231は、ネットワーク13を介して、HTTPに規定される手順に基づいてページのデータを要求する。
パーソナルコンピュータ12からページのデータが要求されると、ステップS2201において、サーバプログラム201は、要求を受け付ける。そして、ステップS2202において、サーバプログラム201は、動画像の始めの商品の情報であって、その商品の販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報を表示させるための商品情報216および動画像データ212が含まれる、ページのデータを送信させる。
ステップS1202において、ブラウザプログラム231は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、ページのデータを受信する。
ステップS1203において、ブラウザプログラム231は、ディスプレイである出力部57に、動画像の始めの商品の情報であって、その商品の販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報が配置されているページを表示させる。例えば、図8乃至図10を参照して説明した構成の画像が、ディスプレイである出力部57に表示される。すなわち、ブラウザプログラム231は、ディスプレイである出力部57に、動画像の始めの商品の広告を表示させる。
より詳細には、ブラウザプログラム231の動画像再生プログラム241は、ディスプレイである出力部57に、動画像の始めの商品の広告を表示させる。例えば、商品の広告は、図8の商品連動コンテンツ枠に表示される。
ステップS1204において、ブラウザプログラム231の動画像再生プログラム241は、ページのデータに含まれる動画像データ212からの動画像の再生を開始し、ディスプレイである出力部57への、再生された動画像の表示を開始させる。例えば、再生された動画像は、図8の動画像再生枠に表示される。
ステップS2203において、サーバプログラム201の動画像送信時刻判定プログラム213は、1つの商品についての動画像データ212の送信が終了する時刻であるか否かを判定する。すなわち、ステップS2203において、動画像送信時刻判定プログラム213は、個々の商品の画像を表示させる動画像データ212が送信される時刻を示すタイムラインファイル214と、動画像データ212の送信における時刻とを比較することによって、タイムラインファイル214で示される時刻が経過したか否かを判定する。
ステップS2203において、1つの商品についての動画像データ212の送信が終了する時刻でないと判定された場合、1つの商品についての動画像データ212の送信が終了する時刻になるまで、手続きはステップS2203に戻り、判定の処理が繰り返される。ステップS2203において、1つの商品についての動画像データ212の送信が終了する時刻であると判定された場合、手続きはステップS2204に進む。
ステップS2204において、サーバプログラム201の商品情報提供プログラム215は、動画像データ212の送信の時刻に応じて、動画像データ212の送信が終了した商品と動画像データ212を送信している商品との情報であって、それぞれの販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報を表示させるための商品情報216をネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12に送信させる。
ステップS1205において、ブラウザプログラム231は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、動画像データ212の受信が終了した商品と動画像データ212を受信している商品との情報を表示させるための商品情報216を受信させる。すなわち、ブラウザプログラム231は、ネットワークインタフェースである通信部59に、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる商品情報216を受信させる。
そして、ステップS1206において、ブラウザプログラム231の動画像再生プログラム241は、動画像データ212の受信が終了した商品と動画像データ212を受信している商品との情報であって、それぞれの販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報を表示させる。すなわち、ステップS1206において、ブラウザプログラム231の動画像再生プログラム241は、商品連動コンテンツ枠に、動画像データ212の受信が終了した商品と動画像データ212を受信している商品との広告を表示させる。
例えば、ブラウザプログラム231は、図12または図13を参照して説明したように、商品の広告を表示させる。
ステップS2205において、サーバプログラム201の動画像データ提供プログラム211は、全ての動画像データ212の送信が終了したか否かを判定し、全ての動画像データ212の送信が終了していないと判定された場合、次の商品の動画像データ212が送信されるので、手続きは、ステップS2203に戻り、サーバプログラム201によって、ステップS2203、ステップS2204、およびステップS2205が繰り返され、ブラウザプログラム231によって、ステップS1205およびステップS1206が繰り返される。
一方、ステップS2205において、全ての動画像データ212の送信が終了したと判定された場合、次の商品の商品情報216を送信する必要はないので、商品の情報の表示の処理は終了する。
このように、商品の動画像のデータが送信された後、商品の広告が表示されるので、ユーザが商品の動画像を見ることによって、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができるようになる。
この場合、パーソナルコンピュータ12における処理がより簡単になり、パーソナルコンピュータ12に要求される能力がより少なくてすみ、よって、より多くの数のパーソナルコンピュータ12に動画像と共に商品の情報を表示させることができる。
なお、動画像データ212は、複数の商品のうちのいずれか1つを説明する画像が、所定の長さの時間で表示されるように、複数の商品のそれぞれの画像を順に表示させるものである場合、ステップS2203において、サーバプログラム201の動画像送信時刻判定プログラム213は、ひとつの商品についての動画像データ212の部分の送信が終了する時刻であるか否かを判定する。
また、商品情報216を動画像のデータとして、動画像データ212の送信に同期させて、商品情報216を送信するようにしてもよい。この場合、ステップS2203およびステップS2205を省略することができる。
次に、サーバプログラムおよびブラウザプログラムのさらに他の例について説明する。図4乃至図17を参照して説明した例において、再生される商品の動画像の順番(商品の順番)が予め定められていたが、ユーザが、再生される商品の動画像の順番を自由に指定できるようにした場合の例を以下に説明する。この例において、サーバ11には、商品のデータを格納した商品データベースが構築され、サーバ11は、商品データベースから商品のデータを商品情報として読み出して、読み出された商品情報をパーソナルコンピュータ12に提供する。
図18は、サーバ11において実行されるサーバプログラム301および商品データベース302の構成の例を示すブロック図である。
サーバプログラム301は、Webサーバプログラムに、各種の機能を追加したプログラムである。サーバプログラム301は、HTTPに規定される手順に基づいて、パーソナルコンピュータ12のブラウザプログラムに、画像などの各種のオブジェクトが含まれるHTML方式のドキュメントを提供する。
商品データベース302は、記憶部36などの所定の記憶領域に商品のデータを格納し、外部からの要求に応じて格納している商品のデータを読み出す。
図19は、商品データベース302に格納されている商品のデータ(レコード)の例を示す図である。商品データベース302には、商品の名前を示すデータである商品名、商品を販売している店舗を特定するデータである店舗ID(identification)、商品を特定するデータである商品ID、および商品の価格を示すデータである商品価格、商品を説明する文のデータである商品説明文が格納される。
さらに、商品データベース302には、商品を販売するページのアドレスを示すデータである商品ページアドレス、商品の画像の有り無しを示す商品画像有り無しフラグ、商品の画像が有る場合に商品の画像が掲載されているページのアドレスを示すデータである商品画像ページアドレス、商品が販売できるか否かを示す販売可能フラグ、いわゆる内税か外税かを示す消費税フラグ、送料が別途必要か否かを示す送料フラグ、クレジットカードを利用して支払いができるか否かを示すクレジットカード利用可能フラグが格納される。
さらにまた、商品データベース302には、商品を販売する販売店が優良な販売店として表彰されたか否かを示すショップオブザイヤーフラグ、アフィリエイトを利用する場合の利率を示すデータであるアフィリエイト利用利率、商品の販売を開始する時刻を示すデータである販売開始時刻、商品の販売を終了する時刻を示すデータである販売終了時刻、評論家または商品を購入したユーザによる商品の評価の件数を示すデータであるレビュー件数、その評価の平均を示すデータであるレビュー平均、商品を購入したユーザのセグメンテーションを示すデータである購入分布データなどが格納されている。
サーバプログラム301は、動画像データ提供プログラム311、動画像データ312、タイムラインファイル提供プログラム313、タイムラインファイル314、商品情報提供プログラム315、商品情報取得プログラム316、および購入処理プログラム317を含む。
動画像データ提供プログラム311は、動画像データ提供プログラム91と同様に、ネットワーク13を介した、パーソナルコンピュータ12への動画像データ312の送信を制御する。
動画像データ312は、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである。動画像データ312は、1つの商品についての画像を所定の時間で表示させる。サーバ11には、複数の商品のそれぞれの画像を表示させる複数の動画像データ312が格納されている。
例えば、動画像データ提供プログラム311は、予め定めた順序で、複数の動画像データ312を順に、ネットワーク13を介して、パーソナルコンピュータ12に送信させる。
例えば、動画像データ312は、動画像データ92と同様に、アドビシステムズ社の動画像を取り扱う規格であるFlashに準拠した方式のデータとされる。
なお、複数の商品のそれぞれの画像を表示させる複数の動画像データ312には、予め定められた順序で再生される場合、連続した時刻を示すようにタイムスタンプが付加されている。
タイムラインファイル提供プログラム313は、タイムラインファイル提供プログラム93と同様に、ネットワーク13を介した、パーソナルコンピュータ12への、動画像データ312から再生される動画像において商品の画像が表示される時刻を示すタイムラインファイル314の送信を制御する。
タイムラインファイル314は、時刻データの一例である。例えば、タイムラインファイル314は、タイムラインファイル94と同様に構成される。
商品情報提供プログラム315は、商品情報提供プログラム95と同様に、タイムラインファイル314で示される時刻が経過した場合のパーソナルコンピュータ12からの要求に対し、動画像データ312から再生される動画像に商品の画像が表示されたその商品の情報(広告を含む)を表示させるためのデータである商品情報のパーソナルコンピュータ12への送信を制御する。商品情報提供プログラム315は、商品情報96と同様の商品情報の送信を制御する。
例えば、商品情報提供プログラム315は、動画像が再生されている商品のより大きい画像を含む商品情報と、動画像の再生が終了した商品のより小さい画像を含む商品情報とのパーソナルコンピュータ12への送信を制御する。
商品情報取得プログラム316は、パーソナルコンピュータ12からの要求に対し、商品に関するデータである商品データを格納している商品データベース302から、商品情報として商品のデータを取得する。すなわち、商品情報取得プログラム316は、商品データベース302から、広告データとして商品データを取得する。
購入処理プログラム317は、購入処理プログラム97と同様に、パーソナルコンピュータ12からの要求に応じて、ユーザが所望する商品の購入の処理を実行する。
図20は、パーソナルコンピュータ12において実行されるブラウザプログラム341の構成を説明するブロック図である。ブラウザプログラム341は、いわゆるWebブラウザのプログラムである。ブラウザプログラム341は、HTTPに規定される手順に基づいて、サーバプログラム301などのウェブサーバから、画像などの各種のオブジェクトが含まれるHTML方式のドキュメントを取得し、画像を表示したり、音声を出力したりするなど各種のオブジェクトを出力する。
例えば、ブラウザプログラム341は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、動画像データ312およびタイムラインファイル314を含む、HTML方式のドキュメントであるページのデータの受信を制御する。
ブラウザプログラム341は、動画像再生プログラム351、動画像再生時刻判定プログラム352、商品情報要求プログラム353、商品情報選択プログラム354、および商品情報配置決定プログラム355を含む。
動画像再生プログラム351は、動画像再生プログラム121と同様に、受信された動画像データ312から、商品の画像を含む動画像を再生する。動画像再生プログラム351は、再生された動画像の表示を制御する。
また、動画像再生プログラム351は、サーバ11から送信されてきた商品情報によって、商品の情報を表示させる。
動画像再生時刻判定プログラム352は、動画像再生時刻判定プログラム122と同様に、受信されたタイムラインファイル314と、動画像における時刻とを比較することによって、タイムラインファイル314で示される時刻が経過したか否かを判定する。
商品情報要求プログラム353は、商品情報要求プログラム123と同様に、タイムラインファイル314で示される時刻が経過したと判定された場合、サーバ11に商品情報の提供を要求する。
商品情報選択プログラム354は、サーバ12から供給された商品情報の中から、情報の表示に用いる商品情報を選択する。例えば、商品情報選択プログラム354は、サーバ12から供給された商品情報の中から、動画像が再生されている商品と、動画像が再生された商品のうち、商品の動画像が再生された時点からの現在までの時間がより短い、予め定めた数の商品とについての商品情報を選択する。
例えば、商品情報選択プログラム354は、その商品の動画像の全部が最後まで再生された商品のうち、所定の数の商品についての商品情報を選択する。また、例えば、商品情報選択プログラム354は、その商品の動画像の一部が少しでも再生された商品のうち、所定の数の商品についての商品情報を選択する。
さらに例えば、ユーザが商品を販売するページを閲覧した場合、ユーザが商品を販売するページを閲覧したことを記憶しておいて、商品情報選択プログラム354は、販売するページを閲覧した商品の商品情報を、優先的に選択するようにしてもよい。
商品情報配置決定プログラム355は、選択された商品情報による商品の情報の配置を決定する。
例えば、商品情報配置決定プログラム355は、動画像が再生されている商品の情報を、動画像が再生された商品の情報に比較して、より大きく表示するように情報の配置を決定する。また、例えば、商品情報配置決定プログラム355は、動画像が再生された商品の情報を、商品の動画像が再生された時点からの現在までの時間が短い順に並べるように、情報の配置を決定する。
図21は、ブラウザプログラム341を実行するパーソナルコンピュータ12のディスプレイである出力部57に表示される画像の例を示す図である。図21に示される画像を表示させるためのデータは、例えば、HTML方式の1つのドキュメントとして記述されており、その中に、フラッシュやJAVA(登録商標)スクリプトなどが利用されている。
図8に示す場合と同様に、ウィンドウの最上部には、ウィンドウの横方向を横断するように画面/サービスヘッダが表示され、画面/サービスヘッダの下側には、ウィンドウの横方向を横断するようにコンテンツインクルード枠上が表示され、コンテンツインクルード枠上の下側には、ウィンドウの横方向を横断するように、商品検索ボックスが表示される。
コンテンツインクルード枠上は、例えば、図9に示されるように構成され、商品検索ボックスは、例えば、図10に示されるように構成される。
商品検索ボックスに対して左下側の領域に、動画像再生枠が配置され、商品検索ボックスに対して右下側の領域に、商品ランキング表示枠が配置されて、商品検索ボックスの下側の領域を2分割するように、動画像再生枠と商品ランキング表示枠とが表示される。
動画像再生枠には、動画像データ312による、商品の画像を含む動画像が表示される。
商品ランキング表示枠には、商品のランクと、そのランクの商品の名前とが表示されている、そのランクの商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンが、ランクの順に配置されている。例えば、図21に示されるように、1位から10位までのランクの商品について、それぞれのランクの商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンが、ランクの順に配置されている。
動画像が再生されている商品の動画像の再生を指示するオブジェクトは強調表示される。例えば、図21に示されるように、5位のランクの商品についての動画像が再生されている場合、5位にランク付けされた商品の動画像の再生を指示するオブジェクトの輪郭が太く表示される。オブジェクトの強調表示として、反転表示、他のオブジェクトの色と色違いの表示、文字を大きくする表示、文字を太くする表示、または、点滅表示などを採用することができる。
また、既に動画像の再生が完了した商品の動画像の再生を指示するオブジェクトは、動画像が再生されている商品の動画像の再生を指示するオブジェクトの強調表示の方式と異なる方式で強調表示される。例えば、図21に示されるように、10位のランクの商品についての動画像の再生および9位のランクの商品についての動画像の再生が完了している場合、10位にランク付けされた商品の動画像の再生を指示するオブジェクトおよび9位にランク付けされた商品の動画像の再生を指示するオブジェクトは、他のオブジェクトの色と色違いで表示される。
動画像再生枠の下側には、動画像再生枠と同じ幅の動画像再生コントロール枠が表示される。動画像再生枠と動画像再生コントロール枠とを合わせた高さは、商品ランキング表示枠の高さと同じとされる。
動画像再生コントロール枠には、動画像再生枠に表示される動画像の再生、再生の停止、早送り、巻き戻しなどを指示するオブジェクトが配置される。
動画像再生コントロール枠と商品ランキング表示枠との下側には、ウィンドウの横方向を横断するように、商品連動コンテンツ枠が表示される。
商品連動コンテンツ枠の中の左側には、動画像再生枠に現在動画像が表示されている商品の情報(広告)が表示される。商品連動コンテンツ枠の中の、現在動画像が表示されている商品の情報(広告)の右側には、過去に動画像が表示された商品の情報(広告)が表示される。現在動画像が表示されている商品の情報(広告)の大きさは、過去に動画像が表示された商品の情報(広告)の大きさに比較して、大きくされる。
例えば、動画像再生枠に、10位にランク付けされた商品の動画像が表示され、次に、9位にランク付けされた商品の動画像が表示され、その後、商品ランキング表示枠の、5位にランク付けされた商品の動画像の再生を指示するオブジェクトがクリックされて、5位にランク付けされた商品の動画像が動画像再生枠に表示されている場合、商品連動コンテンツ枠の中の左側には、動画像再生枠に現在動画像が表示されている5位商品の情報(広告)が表示され、商品連動コンテンツ枠において、5位にランク付けされた商品の情報(広告)の右側には、過去に動画像が表示された9位にランク付けされた商品の情報(広告)と、10位にランク付けされた商品の情報(広告)とが表示される。
5位にランク付けされた商品の情報(広告)、9位にランク付けされた商品の情報(広告)、および10位にランク付けされた商品の情報(広告)には、それぞれ、ランク付けを示す文字、商品の静止画像、商品の詳細を説明するページであって、ユーザに商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン、商品のレビューのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン、商品が販売される店舗のページにアクセスするためのオブジェクトであるボタン、および商品を購入したユーザのセグメンテーションを示す購入分布チャートのページにアクセスするためのオブジェクトであるボタンが配置される。
なお、商品の静止画像には、その商品を購入させるページにアクセスするためのオブジェクトである透明なボタンが重ねて配置されている。
次に、図22のフローチャートを参照して、サーバプログラム301を実行するサーバ11およびブラウザプログラム341を実行するパーソナルコンピュータ12による、ページの表示の処理を説明する。
ステップS1301において、ブラウザプログラム341は、ネットワーク13を介して、HTTPに規定される手順に基づいてページのデータを要求する。
パーソナルコンピュータ12からページのデータが要求されると、サーバプログラム301は、ステップS2301において、要求を受け付けて、ステップS2302において、動画像データ312、タイムラインファイル314、および動画像の始めの商品の情報であって、その商品の販売ページにアクセスするためのオブジェクト(例えば、ボタンなど)を含む情報を表示させるための商品情報が含まれる、ページのデータを送信させる。
例えば、ステップS2301において、サーバプログラム301は、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12から送信されてくる、ページのデータの要求の指令を、ネットワークインタフェースである通信部37に受信させる。そして、ステップS2302において、ページのデータが要求されたサーバプログラム301は、ネットワークインタフェースである通信部37に、ネットワーク13を介して、動画像データ312、タイムラインファイル314、および商品情報が含まれる、ページのデータをパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
なお、ステップS2302においてパーソナルコンピュータ12宛に送信される商品情報は、サーバプログラム301内部に予め記憶しておくようにしても、商品情報取得プログラム316が、商品データベース302から、商品情報としての商品のデータを読み出すことにより、取得するようにしてもよい。
ステップS1302において、ブラウザプログラム341は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、ページのデータを受信する。
ステップS1303において、ブラウザプログラム341は、ディスプレイである出力部57に、動画像の始めの商品の情報であって、その商品の販売ページにアクセスするためのオブジェクト(ボタンなど)を含む情報が配置されているページを表示させる。例えば、図21を参照して説明した構成の画像が、ディスプレイである出力部57に表示される。すなわち、ブラウザプログラム341は、ディスプレイである出力部57に、動画像の始めの商品の広告を表示させる。
ステップS1304において、ブラウザプログラム341の動画像再生プログラム351は、ページのデータに含まれる動画像データ312からの動画像の再生を開始し、ディスプレイである出力部57への、再生された動画像の表示を開始させる。例えば、再生された動画像は、図21の動画像再生枠に表示される。
次に、商品ランキング表示枠の、所定のランクの商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンがクリックされた場合に実行される、サーバプログラム301を実行するサーバ11およびブラウザプログラム341を実行するパーソナルコンピュータ12による、動画像データの伝送の処理を図23のフローチャートを参照して説明する。すなわち、図23のフローチャートを用いて、図21の動画像再生枠に表示される動画像データの伝送の処理を説明する。
ステップS1401において、ブラウザプログラム341は、ネットワーク13を介して、商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンがクリックされるか、または1つの商品の動画像データ92の再生が終了する(終了しそうになる)と、選択された商品の動画像データ312を要求する。
例えば、商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンがクリックされると、ステップS1401において、ブラウザプログラム341は、ネットワークインタフェースである通信部59に、ネットワーク13を介して、ボタンがクリックされて選択された商品の動画像データ312の要求の指令をサーバ11宛に送信させる。例えば、10位の商品の動画像データ92の再生が終了する(終了しそうになる)と、ステップS1401において、ブラウザプログラム341は、ネットワークインタフェースである通信部59に、ネットワーク13を介して、再生が終了した(終了しそうになった)10位の商品の動画像データ312の次の9位の商品の動画像データ312の要求の指令をサーバ11宛に送信させる。
パーソナルコンピュータ12から選択された商品の動画像データ312が要求されると、サーバプログラム301は、ステップS2401において、要求を受け付けて、ステップS2402において、選択された商品の動画像データ312を送信させる。
ステップS1402において、ブラウザプログラム341は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてくる、選択された商品の動画像データ312を受信させる。
ステップS1403において、ブラウザプログラム341の動画像再生プログラム351は、ステップS1402で受信した、選択された商品の動画像データ312によって、選択された商品の動画像の再生を開始し、ディスプレイである出力部57への、再生された動画像の表示を開始させ、動画像データの伝送の処理は終了する。例えば、再生された動画像は、図21の動画像再生枠に表示される。
このように、商品ランキング表示枠の、所望の商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンがクリックされると、その商品の動画像が表示される。
また、所望の商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンがクリックされない場合、予め決められた順序で、商品の動画像が表示される。
なお、パーソナルコンピュータ12からの要求がなくとも、動画像データ提供プログラム311が、予め定めた順序で、複数の動画像データ312を順に、ネットワーク13を介して、パーソナルコンピュータ12に送信させるようにしてもよい。
次に、図24のフローチャートを参照して、サーバプログラム301を実行するサーバ11およびブラウザプログラム341を実行するパーソナルコンピュータ12による、商品の情報の表示の処理を説明する。すなわち、図24のフローチャートを用いて、図21の商品連動コンテンツ枠に表示される商品情報についての処理を説明する。
ステップS1501において、ブラウザプログラム341の動画像再生時刻判定プログラム352は、次の商品の動画像の再生が開始されたか否かを判定する。
例えば、ステップS1501において、動画像再生時刻判定プログラム352は、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すタイムラインファイル314と、動画像における時刻とを比較することによって、タイムラインファイル314で示される時刻が経過したかにより、次の商品の動画像の再生が開始されたか否かを判定する。また、例えば、動画像再生時刻判定プログラム352は、商品ランキング表示枠の、所望の商品の動画像の再生を指示するオブジェクトであるボタンがクリックされて、図23を参照して説明した動画像データの伝送の処理が実行されたか否かにより、次の商品の動画像の再生が開始されたか否かを判定する。
ステップS1501において、次の商品の動画像の再生が開始されていないと判定された場合、手続きはステップS1501に戻り、次の商品の動画像の再生が開始されるまでステップS1501の判定の処理が繰り返される。
ステップS1501において、次の商品の動画像の再生が開始されたと判定された場合、手続きは、ステップS1502に進む。ステップS1502において、ブラウザプログラム341の商品情報要求プログラム353は、動画像の再生が終了した商品を特定する情報および動画像を再生している商品を特定する情報を記憶する。
例えば、ステップS1502において、商品情報要求プログラム353は、動画像データ312のヘッダなどに格納されている商品を特定する情報を動画像データ312から抽出し、その商品を特定する情報を、動画像の再生が終了した商品を特定する情報または動画像を再生している商品を特定する情報として記憶する。
また、例えば、ステップS1502において、商品情報要求プログラム353は、ステップS1302で受信するか、または後述するステップS1504で受信した商品情報に含まれる商品名を、動画像の再生が終了した商品を特定する情報または動画像を再生している商品を特定する情報として記憶する。
これらの処理により、例えば、動画像の再生が終了した10位の商品を特定する情報と、動画像を再生している9位の商品を特定する情報とが記憶される。
ステップS1503において、ブラウザプログラム341の商品情報要求プログラム353は、動画像が再生されている商品と動画像でひとつ前に再生された商品との情報であって、それぞれの販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報を表示させるための商品情報を、ネットワーク13を介してサーバ11に要求する。
例えば、商品情報要求プログラム353は、動画像が再生されている商品の商品名(9位の商品の商品名)、および動画像でひとつ前に再生された商品の商品名(10位の商品の商品名)を、商品情報を要求する指令と共に、サーバ11に送信させる。
なお、商品情報を要求する場合、要求する商品情報で示される商品が特定されれば良く、例えば、動画像が再生されている商品の商品名および店舗名、並びに動画像でひとつ前に再生された商品の商品名および店舗名が、商品情報を要求する指令と共に、サーバ11に送信されるようにしても、動画像が再生されている商品を特定するための商品ID、および動画像でひとつ前に再生された商品を特定するための商品IDが、商品情報を要求する指令と共に、サーバ11に送信されるようにしてもよい。
ステップS2501において、サーバプログラム301の商品情報提供プログラム315は、ネットワーク13を介したパーソナルコンピュータ12からの要求を受け付ける。パーソナルコンピュータ12からの要求を受け付けた商品情報提供プログラム315は、それを商品情報取得プログラム316に通知するので、ステップS2502において、サーバプログラム301の商品情報取得プログラム316は、動画像が再生されている商品と動画像でひとつ前に再生された商品との情報を表示させるための商品情報を商品データベース302から取得する。
すなわち、例えば、商品情報取得プログラム316は、商品データベース302に、商品名、商品名および店舗名、または商品IDなど、商品を特定する情報を通知して、特定された商品のデータを読み出させ、読み出させた商品のデータを商品情報として取得する。
商品情報取得プログラム316は、取得した商品情報を商品情報提供プログラム315に供給する。
なお、例えば、商品情報取得プログラム316は、商品データベース302に読み出させた商品のデータから、Flashの方式である商品情報であって、静止画像を表示させる商品情報を生成し、生成した商品情報を商品情報提供プログラム315に供給するようにしてもよい。
この場合、動画像が再生されている商品については、より大きく商品の情報を表示させる商品情報を生成し、動画像でひとつ前に再生された商品については、より小さく商品の情報を表示させる商品情報を生成するようにしてもよい。
ステップS2503において、商品情報提供プログラム315は、取得された商品情報を、ネットワーク13を介してパーソナルコンピュータ12宛に送信させる。
ステップS1504において、ブラウザプログラム341の商品情報要求プログラム353は、ネットワーク13を介してサーバ11から送信されてきた商品情報を受信させる。
ステップS1505において、ブラウザプログラム341の商品情報選択プログラム354は、ステップS1302、または繰り返し実行されるステップS1504のうちの今回のステップS1504若しくは過去に実行されたステップS1504において受信した、動画像の再生が終了した商品の商品情報の中から、表示に用いる商品情報を選択する。
ステップS1506において、ブラウザプログラム341の商品情報配置決定プログラム355は、ステップS1505で選択された商品情報で表示される、動画像の再生が終了した商品の情報の配置を決定する。
例えば、商品情報配置決定プログラム355は、動画像が再生されている商品の情報(例えば、9位の商品の情報)に比較して、動画像が再生された商品の情報(例えば、10位の商品の情報)を、より小さく表示するように情報の配置を決定する。
また、例えば、商品情報配置決定プログラム355は、動画像が再生された商品の情報を、商品の動画像が再生された時点からの現在までの時間が短い順に並べるように、情報の配置を決定する。
より具体的には、例えば、10位の商品の動画像の再生、9位の商品の動画像の再生、8位の商品の動画像の再生、および7位の商品の動画像の再生が順に完了し、6位の商品の動画像が再生されている場合、8位の商品の商品情報と7位の商品の商品情報とが選択され、6位の商品の情報を基準として、6位の商品の情報の近傍に7位の商品の情報が配置され、さらに、7位の商品の情報の次に8位の商品の情報が配置される。
ステップS1507において、ブラウザプログラム341は、商品情報が選択された商品と、動画像が再生されている商品との情報であって、それぞれの販売ページにアクセスするためのオブジェクトを含む情報を、ディスプレイである出力部57に表示させる。例えば、ステップS1507において、ブラウザプログラム341は、図21に示される商品連動コンテンツ枠に、動画像の再生が終了した商品と動画像が再生されている商品との広告を表示させる。
このようにすることで、順に再生される予定であった商品の動画像が途中でスキップされても、これまでに動画像が再生された商品の情報が確実に表示される。すなわち、これまでに動画像が再生された商品が販売されるページにアクセスするためのオブジェクトが確実に表示される。
ステップS1508において、ブラウザプログラム341の動画像再生時刻判定プログラム352は、ステップS1501と同様に、次の商品の動画像の再生が開始されたか否かを判定する。
ステップS1508において、次の商品の動画像の再生が開始されていないと判定された場合、手続きはステップS1508に戻り、ステップS1508の判定の処理が繰り返される。
ステップS1508において、次の商品の動画像の再生が開始されたと判定された場合、手続きは、ステップS1509に進む。ステップS1509において、ブラウザプログラム341の商品情報要求プログラム353は、動画像の再生が終了した商品を特定する情報および動画像を再生している商品を特定する情報を記憶する。
ステップS1510において、ブラウザプログラム341の動画像再生プログラム351は、全ての動画像の再生が終了したか否かを判定し、全ての動画像の再生が終了していないと判定された場合、次の商品の動画像が再生されるので、手続きは、ステップS1503に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS1510において、全ての動画像の再生が終了したと判定された場合、次の商品の動画像が再生されることはないので、商品の情報の表示の処理は終了する。
このように、商品の画像が動画像として表示されているときにその商品の広告が表示さえることに加えて、さらに、商品の画像が動画像として表示された後であっても、その商品の広告が表示されるので、ユーザが商品の動画像を見ることによって、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
さらに、商品ランキング表示枠の所望のボタンがクリックされて、そのボタンに対応する商品の動画像が再生され、途中のランクの商品の動画像の再生がスキップされても、これまでに動画像が再生された商品の広告が確実に表示される。動画像の再生がスキップされた商品の広告は表示されない。すなわち、これまでに動画像が再生された商品が販売されるページにアクセスするためのオブジェクトが表示されることになり、ユーザは、興味を持った商品を簡単に購入することができる。
特に、ユーザが、いくつか商品の動画像を順に見た後に、やはり前に見た商品の方がよかったと考えるような場合であっても、ユーザに複雑な操作が要求されることなく、簡単に、その良かったと思う商品を簡単に購入できるようになる。
また、商品情報をその都度取得するので、動画像のデータである商品情報を予め用意しておく場合に比較して、記憶しなければならない商品情報のデータ量をより少なくすることができる。
以上のように、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
以上、サーバ11とパーソナルコンピュータ12とからなる情報処理システムを例に説明したが、サーバ11とテレビジョン受像機14とからなる情報処理システム、またはサーバ11と携帯電話機15とからなる情報処理システムにおいても上述した一連の処理を実行させることができる。
例えば、サーバ11とテレビジョン受像機14とからなる情報処理システムにおいては、いわゆる地上波を介した放送若しくは衛星放送(CS(Communications Satellite)放送を含む)などのデジタル放送またはいわゆるインターネットテレビジョン放送など、放送または通信により動画像データを伝送し、インターネット、LAN、汎用回線、または専用回線により商品情報を伝送するようにしてもよい。
この場合、ドラマや映画などの動画像データを伝送し、ドラマや映画の各シーンで用いられる商品の商品情報を伝送するようにすることができる。
さらにまた、本発明は、DVDなどの光ディスクを再生するプレーヤをイーサネット(登録商標)などのネットワークに接続して、そのプレーヤに、光ディスクを再生させている場合、光ディスクによる動画像のサイドに、動画像に連動する連動広告を表示させるときにも適用できる。
さらに、商品に限らず、サービス(役務)の動画像を表示させて、サービス(役務)の情報(広告)を表示させるようにしてもよい。
また、ブラウザプログラムが、順にサーバプログラムから商品情報を受け取って、受け取った商品情報によって、商品の情報を表示させると説明したが、ブラウザプログラムが、商品情報の全部をサーバプログラムから予め受け取って、時間の経過に応じて、商品の情報を表示させるようにしてもよい。
このように、複数の商品の動画像を順に表示させるようにすれば、動画像に表示された商品のそれぞれの情報が順に表示されるので、複数の商品をより効率的に販売することができる。
なお、動画像データ92、動画像データ212、および動画像データ312のそれぞれは、それぞれデータの全ての受信が終わる前に再生が実行される、いわゆるストリームの方式であっても、データの全ての受信が終わるのを待って再生が実行される方式であってもよい。
さらに、商品またはサービス(役務)の情報は、その広告に限定されるものではなく、単なる、商品またはサービス(役務)の情報であってもよい。
このように、動画像に同期して、動画像の内容に対する情報を表示するようにした場合には、ユーザがより興味を持つと予測される情報を表示することができる。
また、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データから動画像を再生する情報処理装置への、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すデータである時刻データの送信を制御し、時刻データで示される時刻が経過した場合の情報処理装置からの要求に対し、商品の画像が表示されたその商品の広告を表示させるためのデータである広告データの情報処理装置への送信を制御するようにした場合には、情報処理装置に、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
さらに、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データから動画像を再生し、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すデータである時刻データと、動画像における時刻とを比較することによって、時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定し、時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、商品の画像が表示されたその商品の広告を表示させるためのデータである広告データを提供する情報提供装置に提供を要求し、情報提供装置から提供された広告データにより、商品の広告の表示を制御するようにした場合には、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
さらにまた、動画像を表示させるためのデータである動画像データから動画像を再生し、動画像において商品の画像が表示される時刻を示すデータである時刻データと動画像における時刻とを比較するか、または商品の画像を表示させる動画像データが送信される時刻を示すデータである時刻データと動画像データの送信における時刻とを比較することによって、時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定し、時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、商品の画像が表示されたその商品の広告または商品の画像を表示させる動画像データが送信されたその商品の広告の表示を制御するようにした場合には、動画像として表示される商品にユーザが興味を持ったと予測される時点から、より長い時間、その商品の広告を表示させることができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施の形態の情報処理システムの構成の例を示す図である。 サーバ11のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータ12のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 サーバプログラム81の構成の例を示すブロック図である。 タイムラインファイル94の例を示す図である。 商品情報96の例を示す図である。 ブラウザプログラム111の構成の例を示すブロック図である。 ディスプレイである出力部57に表示される画像の例を示す図である。 コンテンツインクルード枠上の例を示す図である。 商品検索ボックスの例を示す図である。 商品の情報の表示の処理を説明するフローチャートである。 商品の情報の例を示す図である。 商品の情報の他の例を示す図である。 商品の購入の処理を説明するフローチャートである。 サーバプログラム201の構成の例を示すブロック図である。 ブラウザプログラム231の構成の例を示すブロック図である。 商品の情報の表示の他の処理を説明するフローチャートである。 サーバプログラム301および商品データベース302の構成の例を示すブロック図である。 商品データベース302に格納されている商品のデータの例を示す図である。 ブラウザプログラム341の構成を説明するブロック図である。 ディスプレイである出力部57に表示される画像の例を示す図である。 ページの表示の処理を説明するフローチャートである。 動画像データの伝送の処理を説明するフローチャートである。 商品の情報の表示のさらに他の処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
11 サーバ, 12−1,12−2,12 パーソナルコンピュータ, 13 ネットワーク, 14 テレビジョン受像機, 15 携帯電話機, 31 CPU, 32 ROM, 33 RAM, 36 記憶部, 37 通信部, 39 リムーバブルメディア, 51 CPU, 52 ROM, 53 RAM, 58 記憶部, 59 通信部, 61 リムーバブルメディア, 81 サーバプログラム, 91 動画像データ提供プログラム, 92 動画像データ, 93 タイムラインファイル提供プログラム, 94 タイムラインファイル, 95 商品情報提供プログラム, 96 商品情報, 97 購入処理プログラム, 111 ブラウザプログラム, 121 動画像再生プログラム, 122 動画像再生時刻判定プログラム, 123 商品情報要求プログラム, 201 サーバプログラム, 211 動画像データ提供プログラム, 212 動画像データ, 213 動画像送信時刻判定プログラム, 214 タイムラインファイル, 215 商品情報提供プログラム, 216 商品情報, 217 購入処理プログラム, 231 ブラウザプログラム, 241 動画像再生プログラム, 301 サーバプログラム, 302 商品データベース, 311 動画像データ提供プログラム, 312 動画像データ, 313 タイムラインファイル提供プログラム, 314 タイムラインファイル, 315 商品情報提供プログラム, 316 商品情報取得プログラム, 317 購入処理プログラム, 341 ブラウザプログラム, 351 動画像再生プログラム, 352 動画像再生時刻判定プログラム, 353 商品情報要求プログラム, 354 商品情報選択プログラム, 355 商品情報配置決定プログラム

Claims (18)

  1. ネットワークを介して通信する通信部を有する情報提供装置において、
    商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、前記動画像を再生する情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第1の送信制御手段と、
    前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第2の送信制御手段と、
    前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する第3の送信制御手段と
    を備える情報提供装置。
  2. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記第1の送信制御手段は、前記情報処理装置において選択された前記商品の画像を含む前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記情報処理装置において選択された前記商品の画像を含む前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、
    前記第3の送信制御手段は、前記商品の画像を含む前記動画像の再生が終了した前記商品を特定する情報を記憶している前記情報処理装置からの、前記商品の画像を含む前記動画像の再生が終了した前記商品の広告を表示させる前記第1の広告データの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像を含む前記動画像の再生が終了した前記商品の広告を表示させる前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  3. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    第3の送信制御手段は、予め記憶している前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  4. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記商品に関するデータである商品データを格納しているデータベースから、前記第1の広告データとして前記商品データを取得する取得手段をさらに備え、
    前記第3の送信制御手段は、取得された前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  5. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記第3の送信制御手段は、前記商品を販売するページのアドレスを示すアドレスデータを含む前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  6. 請求項5に記載の情報提供装置において、
    前記第3の送信制御手段は、前記商品を販売するページにリンクされているオブジェクトであって、そのページにアクセスするためのオブジェクトを表示させる前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  7. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記第3の送信制御手段は、前記商品の静止画像のデータを含む前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  8. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記第3の送信制御手段は、前記動画像において前記商品の画像が表示されようとするその前記商品の広告を表示させるためのデータである第2の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  9. 請求項8に記載の情報提供装置において、
    前記第3の送信制御手段は、前記第2の広告データ、および前記動画像において前記商品の画像が表示されようとするその前記商品の1つ前に画像が表示されていた前記商品の前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  10. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記第3の送信制御手段は、前記動画像データの方式と同じ方式の前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  11. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記第1の送信制御手段は、予め定められた順序および時間で前記商品が示される前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記通信部からの送信を制御し、
    前記第2の送信制御手段は、前記商品が示される前記順序とその時間に応じた前記時刻を示す前記時刻データの前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  12. 請求項11に記載の情報提供装置において、
    前記第1の送信制御手段は、順位付けされた前記商品が、その順位の順に示される前記動画像を表示させるための前記動画像データの前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  13. 請求項12に記載の情報提供装置において、
    前記第3の送信制御手段は、前記動画像においてその画像が表示されている前記商品の順位の前の順位の前記商品の前記第1の広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    情報提供装置。
  14. ネットワークを介して通信する通信部を有する情報提供装置の情報提供方法において、
    第1の送信制御手段は、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、前記動画像を再生する情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、
    第2の送信制御手段は、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、
    第3の送信制御手段は、前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    ステップを含む情報提供方法。
  15. ネットワークを介して通信する通信部を有するコンピュータに、
    商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データの、前記動画像を再生する情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、
    前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御し、
    前記情報処理装置で再生されている前記動画像における時刻と前記時刻データで示される時刻とを比較することによって前記時刻データで示される時刻が経過したと判定した前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を前記情報処理装置に表示させるデータである広告データの前記情報処理装置への前記通信部からの送信を制御する
    ステップを含む処理を行わせるプログラム。
  16. ネットワークを介して通信する通信部を有する情報処理装置において、
    情報提供装置から送信されてきて前記通信部で受信した動画像データであって、商品の画像を含む動画像を表示させるための動画像データから前記動画像を再生する再生手段と、
    前記情報提供装置から送信されてきて前記通信部で受信した時刻データであって、前記動画像データに対応し、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データで示される時刻と、再生されている前記動画像における時刻とを比較することによって、前記時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定する判定手段と、
    前記時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を表示させるデータである広告データの送信を要求する指令の前記情報提供装置への前記通信部からの送信を制御する送信制御手段と、
    前記情報提供装置から送信されてきた前記広告データであって、前記通信部で受信した前記広告データにより、表示装置への前記商品の広告の表示を制御する表示制御手段と
    を備える情報処理装置。
  17. ネットワークを介して通信する第1の通信部を有する情報提供装置と前記ネットワークを介して通信する第2の通信部を有する情報処理装置とからなる情報処理システムにおいて、
    前記情報提供装置の第1の送信制御手段は、商品の画像を含む動画像を表示させるためのデータである動画像データの、前記動画像を再生する前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、
    前記情報提供装置の第2の送信制御手段は、前記動画像において前記商品の画像の表示が終了する時刻を示す時刻データであって、前記動画像データに対応する時刻データの前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、
    前記情報処理装置の再生手段は、前記情報提供装置から送信されてきて前記第2の通信部で受信した前記動画像データから前記動画像を再生し、
    前記情報処理装置の判定手段は、前記情報提供装置から送信されてきて前記第2の通信部で受信した前記時刻データで示される時刻と、再生されている前記動画像における時刻とを比較することによって、前記時刻データで示される時刻が経過したか否かを判定し、
    前記情報処理装置の第3の送信制御手段は、前記時刻データで示される時刻が経過したと判定された場合、前記商品の画像が表示されていたその前記商品の広告を表示させるデータである広告データの送信を要求する指令の前記情報提供装置への前記第2の通信部からの送信を制御し、
    前記情報提供装置の第4の送信制御手段は、前記情報処理装置からの送信の要求の指令に対し、前記広告データの前記情報処理装置への前記第1の通信部からの送信を制御し、
    前記情報処理装置の表示制御手段は、前記情報提供装置から送信されてきた前記広告データであって、前記第2の通信部で受信した前記広告データにより、表示装置への前記商品の広告の表示を制御する
    情報処理システム。
  18. 請求項17に記載の情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、複数の前記商品のそれぞれの広告の配置を決定する決定手段をさらに備える
    情報処理システム。
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