JP5180794B2 - Instrument display - Google Patents
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Description
この発明は、計器表示装置に関するものである。 The present invention relates to an instrument display device.
自動車などの車両には、車室内の前部に計器表示装置が取付けられている。この計器表示装置には、通常、運転情報などを表示するための文字板が備えられている(例えば、特許文献1参照)。 In vehicles such as automobiles, an instrument display device is attached to the front part of the passenger compartment. This instrument display device is usually provided with a dial for displaying operation information and the like (see, for example, Patent Document 1).
そして、このような計器表示装置には、夜間などに文字板を照明し得るようにするための文字板照明機能部が備えられている。 Such an instrument display device is provided with a dial illumination function unit for enabling the dial to be illuminated at night.
また、このような計器表示装置には、昼間や夜間などを問わず、必要な時に、文字板部分に警告灯等表示部を点灯表示し得るようにするための警告灯等点灯機能部が備えられている。
上記したような計器表示装置に対し、文字板として、立体表示文字板を用いることが、本願出願人によって検討されている。 The applicant of the present application has examined the use of a three-dimensional display dial as a dial for the instrument display device as described above.
この立体表示文字板は、透明基材の表面側に微細レンズ部を有すると共に、透明基材の裏面側に拡大表示用図柄部を有して、上記した微細レンズ部で拡大表示用図柄部を拡大して成る拡大図柄部を、透明基材の面から離れた位置に、視認させ得るように構成したものである。 This three-dimensional display dial plate has a fine lens portion on the front surface side of the transparent base material, and has an enlarged display design portion on the back surface side of the transparent base material, and the above-mentioned fine lens portion has the enlarged display design portion. An enlarged design portion formed by enlargement is configured to be visible at a position away from the surface of the transparent substrate.
しかし、文字板として、立体表示文字板を用いた場合、立体表示文字板に対して、上記した文字板照明機能部と、警告灯等点灯機能部とを、組込むのが困難になるという問題がある。 However, when a three-dimensional display dial is used as the dial, there is a problem that it becomes difficult to incorporate the above-described dial illumination function unit and a lighting function unit such as a warning lamp with respect to the three-dimensional display dial. is there.
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、文字板と、該文字板を照明可能な文字板照明機能部と、前記文字板部分に警告灯等表示部を点灯表示可能な警告灯等点灯機能部とを備えた計器表示装置において、前記文字板として、透明基材の表面側に微細レンズ部を有すると共に、透明基材の裏面側に拡大表示用図柄部を有して、微細レンズ部で拡大表示用図柄部を拡大して成る拡大図柄部を、透明基材の面から離れた位置に視認させ得るように構成した立体表示文字板が用いられ、前記文字板照明機能部が、該立体表示文字板の裏面側に当接配置された薄型の文字板照明用薄型導光板と、該文字板照明用薄型導光板を介して立体表示文字板を照明可能な文字板照明用光源とを備え、前記警告灯等点灯機能部が、文字板照明用薄型導光板の裏面側に当接配置された警告灯等表示板と、該警告灯等表示板に形成された前記警告灯等表示部を点灯表示可能な警告灯等点灯用光源とを備えたことを特徴としている。
In order to solve the above problems, the invention described in
請求項1の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、立体表示文字板は、微細レンズ部で拡大表示用図柄部を拡大して成る拡大図柄部を、透明基材の面から離れた位置に視認させることができる。このような立体表示文字板を用いることにより、高い立体感を有する計器表示装置を得ることが可能となる。また、立体表示文字板の裏面側に文字板照明用薄型導光板を当接配置することにより、文字板照明用光源によって立体表示文字板を、拡大図柄部ごと直接照明することができるようになる。しかも、立体表示文字板の裏面側に文字板照明用薄型導光板を直接当接配置しているので、警告灯等表示部とは無関係に、立体表示文字板を照明することができると共に、警告灯等表示部に対して、ほとんど影響を与えないようにすることができる。そして、立体表示文字板とは別に、独立した警告灯等表示板を設けることによって、立体表示文字板に対する上記照明と、警告灯等表示部の機能とを切り離して設けることが可能となる。そして、文字板照明用薄型導光板の裏面側に、警告灯等表示板を重ねて当接配置することにより、文字板照明用薄型導光板を透かして、立体表示文字板の拡大図柄部の部分に警告灯等表示部を重ねて点灯表示させるようにすることができる。この際、文字板照明用薄型導光板を薄型とすることにより、警告灯等表示部が、透明基材の面から近い位置に存在し、また、輪郭などのボケのない状態ではっきりと視認できるようにすることが可能となる。よって、文字板照明機能部と、警告灯等点灯機能部とをうまく両立させて組込むことが可能となる。
According to invention of
本発明は、主に、立体表示文字板を用いた場合に、文字板照明機能部と、警告灯等点灯機能部とをうまく両立させて組込むことができるようにすることを目的としている。 An object of the present invention is to make it possible to incorporate a dial illumination function unit and a lighting function unit such as a warning lamp in a well-balanced manner when a stereoscopic display dial is used.
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。 Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described together with illustrated examples.
図1〜図9は、この発明の実施例を示すものである。 1 to 9 show an embodiment of the present invention.
<構成>まず、構成について説明する。 <Configuration> First, the configuration will be described.
自動車などの車両には、車室内の前部に、図1〜図3(主に図1参照のこと)に示すような、計器表示装置1が取付けられている。なお、この場合、計器表示装置1は、速度計と回転計との2つの計器部2,3を一体的に備えた、二連メータとされている。但し、計器表示装置1の構成は、これに限るものではない。
An
このような計器表示装置1は、図2に示すように、特に図示しない樹脂製のハウジングに対して、電子基板5と、文字板6とを取付けた構成を備えている。文字板6は、電子基板5の上側(表面側)に、所要の間隔を有して平行に配置されている。なお、上記した二連メータの場合、電子基板5と、文字板6とは、上記した2つの計器部2,3によって共用されることになる。
As shown in FIG. 2, the
電子基板5の裏面側には、ムーブメント8が取付けられており、このムーブメント8の出力軸9は、電子基板5および文字板6にそれぞれ形成された軸孔11,12に対してほぼ面直状態で貫通配置されている。そして、この出力軸9を指針軸13として、文字板6の表面側に突出された指針軸13の先端に、指針14の基部(またはその近傍部分)が取付けられている。更に、指針軸13と指針14との取付部分には、この取付部分を隠し得るようにするための指針キャップ15が嵌着されている。指針14は、照明が可能なように、無色または有色の透明な樹脂によって形成されている。一方、指針キャップ15は、指針照明光が外部に漏れないようにするために、不透明な樹脂などによって形成されている。
A
このような計器表示装置1に対して、夜間などに指針14を照明し得るようにするための指針照明機能部16が設けられる。この指針照明機能部16として、電子基板5の表面側における、指針キャップ15の内側部分と対応する位置には、1個または複数個の指針照明用光源17が取付けられる。この指針照明用光源17には、LEDなどの省電力型の低輝度(長寿命)光源が使用される。そして、この指針照明用光源17の周囲には、指針キャップ15の外周部とほぼ対応させて、電子基板5から文字板6などに達する高さの、ほぼ円筒状をした指針照明用漏光防止壁18が設けられる。
A pointer
一方、文字板6は、図4に示すように、樹脂製の透明基材21と、この透明基材21の裏面側に形成された文字板意匠形成部22とを備えている。
On the other hand, as shown in FIG. 4, the
そして、上記した文字板意匠形成部22によって、図1に示すように、指針回動領域25と、指針回動領域25の外側の外部領域26とが画成されている。このうち指針回動領域25は、指針14が回動する範囲を示すものとして形成されている。そして、この場合、指針回動領域25は、更に、外周部分を構成する数値目盛表示部27と、数値目盛表示部27の内側部分を構成する中央領域部28とを有している。数値目盛表示部27は、所要の幅を有する帯状とされると共に、リング状とされている。この数値目盛表示部27は、帯状塗潰部分31と数値・目盛部32とを有している。また、中央領域部28は、ほぼ円形のものとされている。なお、指針回動領域25などの形状は、円形に限るものではなく、例えば、円形を部分的に切欠いた切欠円形状などとしても良い。
As shown in FIG. 1, the dial
そして、この計器表示装置1には、図2、図3に示すように、夜間などに文字板6を照明可能な文字板照明機能部35が備えられる。この文字板照明機能部35については、後述する。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
なお、この文字板照明機能部35によって数値目盛表示部27を照明するために、数値・目盛部32は、無印刷部または有色の透光性印刷部とされている。また、数値・目盛部32以外の帯状塗潰部分31は、暗色の不透光性印刷部とされている。
In order to illuminate the numerical
また、この計器表示装置1には、昼間や夜間などを問わず、必要な時に文字板6の部分に警告灯等表示部38を点灯表示可能な警告灯等点灯機能部39が備えられる。この警告灯等点灯機能部39については、後述する。
Further, the
なお、警告灯等には、警告灯や指示灯や表示灯などが含まれるものとする。 Note that warning lights and the like include warning lights, instruction lights, indicator lights, and the like.
このような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。 In contrast to such a basic configuration, in this embodiment, the following configuration is provided.
即ち、上記した文字板6として、図4に示すように、透明基材21の表面側に微細レンズ部41を有すると共に、透明基材21の裏面側に拡大表示用図柄部42(図5参照)を有して、微細レンズ部41で拡大表示用図柄部42を拡大して成る拡大図柄部43(図6参照)を、図7に示すように、透明基材21の面から離れた位置に視認させ得るように構成した立体表示文字板44が用いられる。
That is, as the
また、文字板照明機能部35として、図2、図3に示すように、立体表示文字板44の裏面側に当接配置された薄型の文字板照明用薄型導光板45と、文字板照明用薄型導光板45を介して立体表示文字板44を照明可能な文字板照明用光源46とが備えられる。
Further, as the dial
そして、警告灯等点灯機能部39として、文字板照明用薄型導光板45の裏面側に当接配置された警告灯等表示板48と、警告灯等表示板48に形成された警告灯等表示部38を点灯表示可能な警告灯等点灯用光源49とが備えられる。
As the warning lamp
この際、視認性を向上するために、警告灯等点灯機能部39は、指針回動領域25の中央領域部28に対して集中配置させるようにする。そのために、警告灯等点灯機能部39の警告灯等表示板48は、文字板照明機能部35の文字板照明用薄型導光板45の裏面側に重ねて設けられる(当接配置する)ようにする。
At this time, in order to improve the visibility, the
上記のより詳細な構成は、以下の通りである。 The above detailed configuration is as follows.
先ず、図4に示すように、「微細レンズ部41」は、例えば、多数のいわゆるマイクロレンズ51を有する微細レンズ群設置部として構成される。このマイクロレンズ51は、例えば、精密金型を用いて透明基材21に形成することが可能である。また、マイクロレンズ51は、例えば、透明樹脂を溶剤に溶かしたインクを、インクジェットプリンタを用いて噴射することにより、透明基材21に印刷形成することができる。この場合、噴射された透明樹脂は、表面張力によって自然に凸レンズとなる。
First, as shown in FIG. 4, the “
なお、微細レンズ部41が、凸レンズ状のマイクロレンズ51(マイクロ凸レンズ)の集合体である場合には、大雑把に言って、一枚の凸レンズに近いレンズ効果を得ることができる。但し、拡大表示用図柄部42に対する拡大効果は、拡大表示用図柄部42が、微細レンズ部41に対して(立体表示文字板44の面方向に)特定の位置関係となった時にのみ得られることになる。この特定の位置関係は、若干の範囲を有しており、この範囲内で微細レンズ部41による拡大倍率を変更することができる。この際、微細レンズ部41による拡大倍率が大きくなるに従い、図6、図7の拡大図柄部43は遠くに離れて見える傾向を有している。
Note that when the
なお、拡大表示用図柄部42が、微細レンズ部41に対して、上記した特定の位置関係から外れるほとんどの場合(以下、通常の位置関係という)には、拡大効果は得られなくなる(即ち、等倍にしか見えなくなる)。このように、上記した微細レンズ部41は、一枚の凸レンズとは異なった特性をも併有している。
It should be noted that in most cases where the enlarged
この場合、拡大図柄部43は、外部領域26および中央領域部28に対して発生させるようにしている。そして、数値目盛表示部27については、帯状塗潰部分31と数値・目盛部32とが等倍に視認されるように設定している。
In this case, the
そのために、例えば、透明基材21に対し、ほぼ全面に微細レンズ部41を設けると共に、数値目盛表示部27については、帯状塗潰部分31と数値・目盛部32とが微細レンズ部41に対して上記した特定の位置関係から外れる(通常の位置関係となる)ように形成し、また、外部領域26および中央領域部28については、拡大表示用図柄部42が微細レンズ部41に対して上記した特定の位置関係となるように形成する。
Therefore, for example, the
または、透明基材21の外部領域26および中央領域部28と対応する位置にのみ、それぞれ微細レンズ部41と拡大表示用図柄部42とを部分的に設けると共に、微細レンズ部41に対して拡大表示用図柄部42が上記した特定の位置関係となるようにしても良い。
Alternatively, the
図5に示す「拡大表示用図柄部42」は、透光性の印刷部で構成される。拡大表示用図柄部42は、文字板6の図柄として適していれば、どのような図柄であっても良い。但し、拡大表示用図柄部42は、文字板6の図柄となるので、余り目立ち過ぎないような色彩や色調のものとするのが好ましい。この場合には、例えば、淡色系の市松模様の微細パターンなどとされている。更に、拡大表示用図柄部42の裏面側にはベースカラー印刷層23が形成される。この場合、ベースカラー印刷層23は、表面側からの光(外光)に対する反射性と、裏面側からの光(照明光)に対する透過性とを有するミラー系インクなどによって形成するのが好ましい。このミラー系インクは、くすんだ銀色系のものなどとされる。拡大表示用図柄部42およびベースカラー印刷層23は、例えば、スクリーン印刷やオフセット印刷などによって印刷形成される。
The “enlarged
図6、図7に示す「拡大図柄部43」は、上記した拡大表示用図柄部42が、部分的に数十倍に拡大されたものとなる。上記したように、微細レンズ部41を、一枚の凸レンズに近いレンズ効果が得られるものとした場合、拡大図柄部43は、透明基材21の面よりも奥側に視認されることとなる(沈込拡大虚像)。
The “
図2、図3に示す「文字板照明用薄型導光板45」は、透明な樹脂によって構成されている。この文字板照明用薄型導光板45は、文字板照明を行う部分に対して設けられる。この場合、文字板照明は、指針回動領域25の中央領域部28と、外部領域26との両方で行われるようにしている。但し、警告灯等点灯機能部39が設けられる指針回動領域25の中央領域部28についてのみ図示するようにしている。なお、外部領域26については、特に図示していないが、中央領域部28とほぼ同様の構造を採用することができる。そして、この場合、文字板照明用薄型導光板45は、指針回動領域25と等しい大きさのほぼ円形状のものとされている。この文字板照明用薄型導光板45には、上記した指針照明用漏光防止壁18の内周とほぼ対応する大きさの貫通孔が形成されている。
The “thin
この文字板照明用薄型導光板45は、可能な限り薄いものを用いるのが好ましい。この場合には、厚さ0.3mm〜0.5mm程度の透明フィルムが用いられる。文字板照明用薄型導光板45の裏面側には、例えば、図8、図9に示すように、文字板照明用光源46からの光を透明基材21へ向けて反射するための反射部52が形成される。この場合、反射部52は、透明基材21を均等に照明させ得るようにするために、文字板照明用光源46に近いものは小さくなり、遠いものは大きくなるように、その大きさを調整するなどしている。
The thin
図2、図3の「文字板照明用光源46」には、LEDなどの省電力型の低輝度(長寿命)光源が使用される。文字板照明用光源46は、例えば、文字板照明用薄型導光板45の端面に、直接当接配置させるようにする。文字板照明用光源46は、例えば、図2に示すように、文字板照明用薄型導光板45の周縁部に延長部53を1箇所または数箇所設けて、この延長部に対して設置するようにしても良い。或いは、文字板照明用光源46は、図3に示すように、文字板照明用薄型導光板45の周縁部に、周方向に間隔を有して複数箇所設けるようにしても良い。なお、文字板照明用光源46が、立体表示文字板44と干渉するおそれがある場合には、文字板照明用薄型導光板45は、干渉が生じなくなる程度に、文字板照明用光源46が設けられる部分などを反対側へ折目が付かない程度に折り曲げるようにすることもできる。
2 and 3, a power-saving low-intensity (long-life) light source such as an LED is used for the “dial
「警告灯等表示板48」は、上記したように、立体表示文字板44とは別に独立して設けられると共に、この場合には、指針回動領域25の中央領域部28に設置される。そのため、警告灯等表示板48は、中央領域部28とほぼ同じ大きさの円板状のものとされている。この警告灯等表示板48には、上記した指針照明用漏光防止壁18の内周とほぼ対応する大きさの貫通孔が形成されている。
As described above, the “warning
そして、警告灯等表示板48は、図3に示すように、樹脂製の透明基材55と、この透明基材55の裏面側または表面側に形成された警告灯等意匠形成部56とによって構成されている。この警告灯等意匠形成部56は、上記した警告灯等表示部38と、この警告灯等表示部38以外の外側塗潰部分57とを備えている。
As shown in FIG. 3, the warning
「警告灯等表示部38」は、有孔の円板状をした警告灯等表示板48に対し、周方向に所定の間隔を有して複数形成されている。この警告灯等表示板48および警告灯等表示部38は、微細レンズ部41による拡大効果が得られないような位置関係(通常の位置関係)となるように設置される。よって、立体表示文字板44は、中央領域部28においては、実際には手前側に位置している拡大表示用図柄部42が、(立体表示文字板44よりも)奥側の位置に拡大された拡大図柄部43となって視認されると共に、点灯表示時に、実際には奥側に位置している警告灯等表示部38が、(手前側にある)立体表示文字板44の位置に等倍で視認されるものとなる。しかも、警告灯等表示部38は、拡大図柄部43に重なった状態で視認されることになる。
A plurality of “warning
警告灯等表示部38は、無印刷部としても、有色の透光性印刷部としても良い。また、外側塗潰部分57は、不透光性印刷部とし、更に、外部から見え難いようにするために、余り目立たない色彩を有するものなどとするのが好ましい。なお、外側塗潰部分57は、図3では、都合上、白地となっているが、これに限るものではない。
The warning
「警告灯等点灯用光源49」には、LEDなどの省電力型の低輝度(長寿命)光源が使用される。警告灯等点灯用光源49は、電子基板5の各警告灯等表示部38と対応する位置に対して、それぞれ独立して取付けるようにする。各警告灯等点灯用光源49の周囲には、図2に示すように、電子基板5から警告灯等表示板48に達する高さの警告灯等用漏光防止壁59がそれぞれ設けられる。なお、警告灯等用漏光防止壁59は、それぞれを別体に構成しても一体に構成しても良く、また、一体化した場合には、更に、指針照明用漏光防止壁18と一体に構成するようにしても良い。
As the “
<作用>次に、この実施例の作用について説明する。 <Operation> Next, the operation of this embodiment will be described.
ムーブメント8を駆動すると、指針軸13を介して指針14が回動される。これによって、指針14に数値目盛表示部27の数値・目盛部32を現示させることができる。
When the
昼間などの照明非点灯時には、立体表示文字板44では、数値目盛表示部27が、透明基材21の位置に等倍で視認される。また、指針回動領域25の中央領域部28と外部領域26とには、透明基材21よりも奥側の位置に拡大された拡大図柄部43が視認される。これによって、立体表示文字板44は、数値目盛表示部27と拡大図柄部43との間に高低差(または前後(奥行)方向の位置の差)を有する立体感の高いものとなる。なお、この状態では、警告灯等表示部38は、表示されていない。
When the illumination is not lit during the daytime or the like, the numerical
夜間などに、指針照明用光源17を点灯することによって、指針14を光らせることができる。同様に、文字板照明用光源46を点灯することによって、文字板照明用薄型導光板45を介して立体表示文字板44(少なくとも指針回動領域25)を照明することができる。この際、指針14は、その内部に、指針照明用光源17からの光が入射されることによって、それ自身が光るように照明される。また、数値目盛表示部27では、文字板照明用光源46からの光が、ベースカラー印刷層23および数値・目盛部32を透過することによって、数値・目盛部32が照明されることとなる。また、中央領域部28では、文字板照明用光源46からの光が、ベースカラー印刷層23および拡大表示用図柄部42を透過することによって、拡大図柄部43が光って見えることとなる。なお、この状態では、警告灯等表示部38は、表示されていない。また、外部領域26についても、同様にして、拡大図柄部43を光らせるようにすることが可能である。
The
そして、昼間や夜間などを問わず、必要な時に、警告灯等点灯用光源49を光らせることにより、警告灯等表示部38が点灯表示されて、立体表示文字板44の拡大図柄部43の部分に、実際に警告灯等表示部38が透けて見えるようになる。この際、中央領域部28では、警告灯等点灯用光源49からの光が、警告灯等表示板48の警告灯等表示部38、および、文字板照明用薄型導光板45、並びに、立体表示文字板44のベースカラー印刷層23と拡大表示用図柄部42とを透過することによって、警告灯等表示部38が照明される。この場合、警告灯等表示部38は、立体表示文字板44の位置にて等倍で視認される。なお、警告灯等表示部38には、拡大表示用図柄部42が重畳されているが、拡大表示用図柄部42は、上記したように、淡色系の微細パターンであるため、拡大表示用図柄部42が目立つようなことはない。反対に、警告灯等点灯用光源49を消すことにより、警告灯等表示部38が消灯して立体表示文字板44の拡大図柄部43の部分から見えなくなる。なお、上記は、複数存在している警告灯等表示部38ごとに、独立して行われることとなる。
Then, when necessary, the warning
そして、この実施例によれば、文字板6と、文字板6を照明可能な文字板照明機能部35と、文字板6の部分に警告灯等表示部38を点灯表示可能な警告灯等点灯機能部39とを備えた計器表示装置において、文字板6として、透明基材21の表面側に微細レンズ部41を有すると共に、透明基材21の裏面側に拡大表示用図柄部42を有して、微細レンズ部41で拡大表示用図柄部42を拡大して成る拡大図柄部43を、透明基材21の面から離れた位置に視認させ得るように構成した立体表示文字板44が用いられ、文字板照明機能部35が、立体表示文字板44の裏面側に当接配置された薄型の文字板照明用薄型導光板45と、文字板照明用薄型導光板45を介して立体表示文字板44を照明可能な文字板照明用光源46とを備え、警告灯等点灯機能部39が、文字板照明用薄型導光板45の裏面側に当接配置された警告灯等表示板48と、警告灯等表示板48に形成された警告灯等表示部38を点灯表示可能な警告灯等点灯用光源49とを備えたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。以下、箇条書きにする。
・立体表示文字板44は、微細レンズ部41で拡大表示用図柄部42を拡大して成る拡大図柄部43を、透明基材21の面から離れた位置に視認させることができる。
・このような立体表示文字板44を用いることにより、高い立体感を有する計器表示装置1を得ることが可能となる。
・また、立体表示文字板44の裏面側に文字板照明用薄型導光板45を当接配置することにより、文字板照明用光源46によって立体表示文字板44を、拡大図柄部43ごと直接照明することができるようになる。
・しかも、立体表示文字板44の裏面側に文字板照明用薄型導光板45を直接当接配置しているので、警告灯等表示部38とは無関係に、立体表示文字板44を照明することができると共に、警告灯等表示部38に対して、ほとんど影響を与えないようにすることができる。
・そして、立体表示文字板44とは別に、独立した警告灯等表示板48を設けることによって、立体表示文字板44に対する上記照明と、警告灯等表示部38の機能とを切り離して設けることが可能となる。
・そして、文字板照明用薄型導光板45の裏面側に、警告灯等表示板48を重ねて当接配置することにより、文字板照明用薄型導光板45を透かして、立体表示文字板44の拡大図柄部43の部分に重ねて警告灯等表示部38を点灯表示させるようにすることができる。
・この際、文字板照明用薄型導光板45を薄型とすることにより、警告灯等表示部38が、透明基材21の面から近い位置に存在し、また、輪郭などのボケのない状態ではっきりと視認できるようにすることが可能となる。
・よって、文字板照明機能部35と、警告灯等点灯機能部39とをうまく両立させて組込むことが可能となる。
According to this embodiment, the
The three-
-By using such a three-
Further, by placing the dial illumination thin
In addition, since the dial illumination thin
Further, by providing an independent warning
And, by placing the warning
At this time, the thin
Therefore, it is possible to incorporate the dial plate
以上が、この発明の実施例である。なお、文章中に「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。 The above is the embodiment of the present invention. In addition, when there is a term “etc.” in the sentence, it is used to mean that the equivalent is included. In addition, when there are terms such as “almost”, “about”, “degree”, etc., they are used in the sense that they include those in the range and accuracy recognized by common sense.
6 文字板
21 透明基材
35 文字板照明機能部
38 警告灯等表示部
39 警告灯等点灯機能部
41 微細レンズ部
42 拡大表示用図柄部
43 拡大図柄部
44 立体表示文字板
45 文字板照明用薄型導光板
46 文字板照明用光源
48 警告灯等表示板
49 警告灯等点灯用光源
6
Claims (1)
前記文字板として、透明基材の表面側に微細レンズ部を有すると共に、透明基材の裏面側に拡大表示用図柄部を有して、微細レンズ部で拡大表示用図柄部を拡大して成る拡大図柄部を、透明基材の面から離れた位置に視認させ得るように構成した立体表示文字板が用いられ、
前記文字板照明機能部が、該立体表示文字板の裏面側に当接配置された薄型の文字板照明用薄型導光板と、該文字板照明用薄型導光板を介して立体表示文字板を照明可能な文字板照明用光源とを備え、
前記警告灯等点灯機能部が、文字板照明用薄型導光板の裏面側に当接配置された警告灯等表示板と、該警告灯等表示板に形成された前記警告灯等表示部を点灯表示可能な警告灯等点灯用光源とを備えたことを特徴とする計器表示装置。 In a meter display device comprising a dial, a dial illumination function unit capable of illuminating the dial, and a lighting function unit such as a warning lamp capable of lighting and displaying a display unit such as a warning light on the dial part,
The dial plate has a fine lens portion on the front side of the transparent base material, and has an enlarged display design portion on the back side of the transparent base material, and the enlarged display design portion is enlarged by the fine lens portion. A three-dimensional display dial configured to be able to visually recognize the enlarged pattern portion at a position away from the surface of the transparent substrate is used,
The dial illuminating function unit illuminates the 3D display dial through the thin dial light guide plate for illuminating the dial plate, which is disposed in contact with the back side of the 3D display dial plate. With a possible dial illumination light source,
The warning light lighting function unit lights the warning light display plate disposed on the back side of the thin light guide plate for dial illumination, and the warning light display unit formed on the warning light display plate. An instrument display device comprising a lighting light source such as a warning light that can be displayed.
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