JP5169259B2 - サーバ装置切り替えプログラム、サーバ装置及びサーバ装置切り替え方法 - Google Patents

サーバ装置切り替えプログラム、サーバ装置及びサーバ装置切り替え方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5169259B2
JP5169259B2 JP2008021584A JP2008021584A JP5169259B2 JP 5169259 B2 JP5169259 B2 JP 5169259B2 JP 2008021584 A JP2008021584 A JP 2008021584A JP 2008021584 A JP2008021584 A JP 2008021584A JP 5169259 B2 JP5169259 B2 JP 5169259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server device
content
server
information
access
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008021584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009181462A (ja
Inventor
健 佐野
正明 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008021584A priority Critical patent/JP5169259B2/ja
Publication of JP2009181462A publication Critical patent/JP2009181462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5169259B2 publication Critical patent/JP5169259B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

この発明は、階層的に他のサーバと接続されたサーバの負荷に応じて、接続を切り替えるサーバ接続切り替えプログラム、キャッシュサーバ、コンテンツサーバおよびサーバ接続切り替え方法に関する。
従来より、ネットワーク中に存在する複数のキャッシュサーバが論理的に多段に接続し、階層的な木構造を形成することで、コンテンツサーバとキャッシュサーバの負荷分散する技術が知られている。このような技術に対して、異なる管理元のサーバ間でもサーバが互いにネゴシエーションすることで接続を切り替え、負荷の偏りを解消する手法が開示されている(特許文献1参照)。
具体的には、接続を切り替える処理として、負荷が高いキャッシュサーバが、切り替え先を検索する際に、切り替え先候補のサーバの負荷が閾値以下であれば、そのサーバを切り替え先として選択し、切り替えを行う。
特開2007−257357号公報
ところで、上記した特許文献1の技術では、切り替え先候補のサーバの負荷が閾値以下であれば、そのサーバを切り替え先として選択するので、図20に示すように、切り替え先の上位に位置するサーバに対する負荷の増加量については全く考慮されていないという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、切り替え先を検索する際、切り替え先となるサーバが接続可否を判断するだけではなく、その上位サーバへの負荷増加分を最小化するように最適な接続先を選択することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このプログラムは、負荷が所定の閾値を超えた場合に、切り替え対象となるコンテンツの情報、アクセス頻度、および現在の上位サーバへの負荷と切り替えを行った場合の上位サーバへの負荷との差分を示す負荷差分情報を含んだ接続先切り替え要求を上位サーバに対して送信する接続先切り替え要求送信手順と、前記接続先切り替え要求送信手順によって送信された接続先切り替え要求を受信した場合に、前記負荷差分を計算する旨の要求であり、前記コンテンツの情報および前記アクセス頻度を含んだ接続先検索要求を下位サーバに対して送信する接続先検索要求送信手順と、前記接続先検索要求送信手順によって送信された前記接続先検索要求を受信した場合に、要求に含まれる前記コンテンツの情報および前記アクセス頻度を用いて、新たにサーバからの要求を受け付けた場合の負荷を計算し、接続可否を判定する下位接続可否判定手順と、前記下位接続可否判定手順によって接続可であると判定された場合には、上位サーバへの負荷差分を計算し、当該負荷差分を含んだ応答を前記接続先検索要求を送信した上位サーバに送信する応答送信手順と、前記応答送信手順によって前記応答を受信した場合に、当該応答したサーバの中から負荷差分が最も小さいサーバを切り替え先とし、前記接続切り替え要求に含まれる負荷差分を用いて切り替え発生後の自身に対する負荷を計算して接続可否を判定する上位接続可否判定手順と、前記上位接続可否判定手順によって接続可であると判定された場合には、前記接続先切り替え要求を送信したサーバに対して、前記切り替え先を通知する切り替え先通知手順と、をコンピュータに実行させることを要件とする。
開示の装置は、切り替え先となるサーバの上位サーバへの負荷増加分を考慮して接続切り替えを行うので、上記した主たる特徴のごとく、切り替え先を検索する際、切り替え先となるサーバが接続可否を判断するだけではなく、その上位サーバへの負荷増加分を最小化するように最適な接続先を選択することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るサーバ接続切り替えプログラム、キャッシュサーバ、コンテンツサーバおよびサーバ接続切り替え方法の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムの概要および特徴、キャッシュサーバ切替システムの構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムの概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムの概要および特徴を説明するための図である。
実施例1のキャッシュサーバ切替システム1では、階層的に他のサーバと接続されたサーバの負荷に応じて、接続を切り替えることを概要とする。そして、このキャッシュサーバ切替システム1では、上位サーバへの負荷増加分を最小化するように最適な接続先を選択する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、図1に示すように、キャッシュサーバ切替システム1のキャッシュサーバAは、負荷の値(例えば、単位時間当たりのアクセス数や単位時間当たりのアクセスコンテンツサイズ)が所定の閾値を超えた場合に、切り替え対象となるコンテンツの情報、アクセス頻度(更新周期)、および現在の上位サーバへの負荷と切り替えを行った場合の上位サーバへの負荷との差分を示す負荷差分情報(参照負荷差分)を含んだ接続先切り替え要求を上位サーバ(図1の例では、コンテンツサーバS)に対して送信する(図1の(1)参照)。
そして、コンテンツサーバSは、送信された接続先切り替え要求を受信した場合に、負荷差分を計算する旨の要求であり、コンテンツの情報およびアクセス頻度を含んだ接続先検索要求を下位サーバ(図1の例では、キャッシュサーバB、C)に対して送信する(図1の(2)参照)。
続いて、キャッシュサーバB、Cは、送信された接続先検索要求を受信した場合に、要求に含まれるコンテンツの情報およびアクセス頻度を用いて、新たにサーバからの要求を受け付けた場合の負荷を計算し、接続可否を判定する。その結果、接続可であると判定したキャッシュサーバCは、上位サーバへの負荷差分を計算し、当該負荷差分を含んだ応答をコンテンツサーバSに送信する(図1の(3)参照)。
そして、コンテンツサーバSは、応答を受信した場合に、当該応答したサーバの中から負荷差分が最も小さいサーバを切り替え先とし、接続切り替え要求に含まれる負荷差分を用いて切り替え発生後の自身に対する負荷を計算して接続可否を判定する。その結果、コンテンツサーバSは、接続可であると判定された場合には、接続先切り替え要求を送信したキャッシュサーバAに対して、切り替え先を通知する(図1の(4)参照)。
その後、キャッシュサーバAは、切り替え対象(図1の例では、キャッシュサーバE)に対して切り替え先(図1の例では、キャッシュサーバC)を通知する(図1の(5)参照)。そして、キャッシュサーバEは、接続要求をキャッシュサーバCに対して行う(図1の(6)参照)。
このように、キャッシュサーバ切替システムは、切り替え先となるサーバの上位サーバへの負荷増加分を考慮して接続切り替えを行うので、上記した主たる特徴のごとく、切り替え先を検索する際、切り替え先となるサーバが接続可否を判断するだけではなく、その上位サーバへの負荷増加分を最小化するように最適な接続先を選択することが可能である。
[キャッシュサーバ切替システムの構成]
次に、図2を用いて、図1に示したキャッシュサーバ切替システム1の構成を説明する。図2は、実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムのネットワーク構成例を示すブロック図である。
図2に例示すように、このキャッシュサーバ切替システム1は、コンテンツサーバ20、複数のキャッシュサーバ10、複数のクライアントがそれぞれ階層的に接続されて成るネットワークである。図2の例を用いて具体的に説明すると、コンテンツサーバ20に直接接続されたキャッシュサーバ10は、下位のサーバとしてキャッシュサーバ10A1〜10Anに接続される。そして、キャッシュサーバ10は、上位のコンテンツサーバ20に対して所定のアクセス頻度(例えば、10秒に1回)で、アクセスするとともに、下位のキャッシュサーバ10A1〜10Anから所定のアクセス頻度(例えば、10秒に1回)で、アクセスを受け付ける。
[キャッシュサーバの構成]
次に、図3〜図5を用いて、図1に示したキャッシュサーバ10の構成を説明する。図3は、実施例1に係るキャッシュサーバ10の構成を示すブロック図であり、図4は、接続情報管理DBが保持する情報を説明するための図であり、図5は、被接続情報管理DBが保持する情報を説明するための図である。
図3に示すように、キャッシュサーバ10は、通信管理部11、メッセージ制御部12、接続情報管理部13、接続情報管理DB(データベース)13a、被接続情報管理部14、被接続情報管理DB14a、負荷情報管理部15、負荷差分計算部16を備え、バス等を介して他の装置と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
通信管理部11は、他の装置からコンテンツサーバ宛の通信を受信し、メッセージ制御部12に渡す。また、通信管理部11は、メッセージ制御部12からの要求を受け、メッセージを送信する。メッセージ制御部12は、各機能からの要求を契機にそれぞれの場合で必要な処理を決定し、各機能の処理を振り分ける。
接続情報管理部13は、各コンテンツに対する接続先の情報、およびアクセス頻度を管理する。接続情報管理部13は、これらの情報を接続情報管理データベース13aに記憶させる。
接続情報管理DB13aは、各コンテンツに対する接続先の情報とアクセス頻度とが対応付けられた接続サーバ情報テーブルを記憶する。具体的には、接続情報管理DB13aは、図4に例示するように、接続サーバ情報テーブルには、コンテンツの情報と、そのコンテンツの取得先である上位のキャッシュサーバの情報、およびコンテンツのアクセス頻度が保持される。
被接続情報管理部14は、下位に接続するキャッシュサーバから参照されている各コンテンツの情報を管理する。被接続情報管理部14は、これらの情報を被接続情報管理データベース14aに記憶させる。
被接続情報管理DB14aは、下位に接続するキャッシュサーバと参照されている各コンテンツの情報とが対応付けられた被接続キャッシュサーバ情報テーブルを記憶する。具体的には、被接続情報管理DB14aは、図5に例示するように、被接続キャッシュサーバ情報テーブルには、コンテンツの情報と、そのコンテンツの取得元であるキャッシュサーバの情報、およびコンテンツのアクセス頻度が保持される。
負荷情報管理部15は、接続情報管理部13、および被接続情報管理部14から接続情報管理DB13aおよび被接続情報管理DB14aの情報を取得し、負荷値を計算し、予め設定された閾値を越えると下位キャッシュサーバの接続先切り替えを行う。
負荷差分計算部16は、接続先切り替え要求を送信する際、または接続先検索要求を受信した際に切り替え発生後の上位サーバに対する負荷差分を計算する。また、負荷差分計算部16は、切り替え先検索要求に対する応答の中から負荷差分が最小となる下位サーバを判定し、また、自身の負荷状態から接続可否を判定する。また、負荷差分計算部16は、サーバの情報、または接続不可能であることを通知する。
[コンテンツサーバの構成]
次に、図6を用いて、図1に示したコンテンツサーバ20の構成を説明する。図6は、実施例1に係るコンテンツサーバの構成を示すブロック図である。同図に示すように、キャッシュサーバ10と比較して、コンテンツサーバ20は、接続情報管理部および負荷差分計算部を備えていない。つまり、コンテンツサーバ20は、最上位のサーバであり、接続される上位サーバがないからである。以下にキャッシュサーバ10と異なる各部についてのみ処理を説明し、キャッシュサーバ10と同様の処理を行う各部については説明を省略する。
負荷情報管理部24は、切り替え先検索要求に対する応答の中から負荷差分が最小となる下位サーバを判定し、また、自身の負荷状態から接続可否を判定する。また、負荷情報管理部24は、サーバの情報、または接続不可能であることを通知する。
[キャッシュサーバ切替システム1による処理]
次に、図7〜図19を用いて、実施例1に係るキャッシュサーバ切替システム1による処理を説明する。図7〜図9は、実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムによる全体の処理の流れを示すシーケンス図である。図7は、接続先サーバ切り替え処理において、切り替え可能である場合の処理の流れを説明し、図8は、接続先サーバ切り替え処理において、切り替え先が全て接続不可である場合の処理の流れを説明し、図9は、接続先サーバ切り替え処理において、上位サーバが切り替え不可である場合の処理の流れを説明する。なお、図7に示すキャッシュサーバA、B1〜Bnは、コンテンツサーバに対して直接接続される下位のキャッシュサーバであり、キャッシュサーバCは、キャッシュサーバAに対して直接接続される下位のキャッシュサーバである。
同図に示すように、キャッシュサーバAは、負荷が閾値を超えると(ステップS101)、下位に接続するキャッシュサーバの中から切り替えの対象となるサーバを選択し(ステップS102)、コンテンツ情報、アクセス頻度および負荷差分の情報を用いて接続先切り替え要求を接続している上位のコンテンツサーバSに対して送信する(ステップS103)。なお、より詳しい処理については図7を用いて後に説明する。
そして、コンテンツサーバSは、コンテンツ情報、アクセス頻度を用いて接続先検索要求を接続している下位のキャッシュサーバB1〜Bnに対して送信処理(後に図11を用いて詳述)を行う(ステップS104)。
続いて、キャッシュサーバB1〜Bnは、接続先検索要求に含まれるコンテンツ情報とアクセス頻度を用いて接続可否判断を行い、接続可である場合は切り替え後の負荷差分を計算(後に図12を用いて詳述)し(ステップS105)、接続可であることと負荷差分の値をコンテンツサーバSに対して応答として返す(ステップS106)。
その後、コンテンツサーバSは、接続先検索要求に対する応答を全て受信する、または、要求送信後、一定時間が経過すると、切り替え先の判定処理(後に図15および図16を用いて詳述)を行う。また、コンテンツサーバSは、受信した接続先切り替え要求に含まれる負荷差分と切り替え先として選択されたサーバからの応答に含まれる負荷差分を用いて自身の切り替え可否判断を行う(ステップS107)。
その結果、コンテンツサーバSは、切り替え可である場合は切り替え可であることと、切り替え先を含む応答をキャッシュサーバAに対して送信する(ステップS108)。接続先切り替え要求に対する応答を受信した下位キャッシュサーバAは、応答に含まれる接続先の情報をステップS102で選択された切り替え対象のサーバ(図の例では、キャッシュサーバC)へ通知する(ステップS109)。
そして、キャッシュサーバAの下位に接続するキャッシュサーバCは、通知された切り替え先に対してコンテンツの情報とアクセス頻度を用いて接続要求を行う(ステップS110)。続いて、切り替え先のキャッシュサーバB1は、接続要求に対する応答をキャッシュサーバCに対して送信する(ステップS111)。接続要求に対する応答を受信したキャッシュサーバCは、切り替え先通知に対する応答をキャッシュサーバAに対して送信する(ステップS112)。
次に、図8を用いて、接続先サーバ切り替え処理において、切り替え先が全て接続不可である場合の処理の流れを説明する。なお、図7と同様の処理については説明を省略する。同図に示すように、キャッシュサーバB1〜Bnは、図7と同様に、接続先検索要求に含まれるコンテンツ情報とアクセス頻度を用いて接続可否判断を行った結果(ステップS205)、接続不可である場合には、接続不可であることをコンテンツサーバSに対して応答として返す(ステップS206)。
コンテンツサーバSは、接続先検索要求に対する応答を全て受信する、または要求送信後、一定時間が経過すると、切り替え先の判定を行う(ステップS207)。その結果、全ての応答が接続不可であった場合には、切り替え不可であることを応答としてキャッシュサーバAに対して送信する(ステップS208)。
そして、接続先切り替え要求に対して切り替え不可である応答を受信した下位キャッシュサーバAは、異なるキャッシュサーバ、異なるコンテンツを切り替えの対象として再度接続切り替え要求を行う(ステップS209)。
次に、図9を用いて、接続先サーバ切り替え処理において、上位サーバが切り替え不可である場合の処理の流れを説明する。なお、図7と同様の処理については説明を省略する。同図に示すように、キャッシュサーバB1〜Bnは、図7と同様に、接続先検索要求に含まれるコンテンツ情報とアクセス頻度を用いて接続可否判断を行った結果、接続可である場合には切り替え後の負荷差分を計算し(ステップS305)、接続可であることと負荷差分の値をコンテンツサーバSに対して応答として返す(ステップS306)。
そして、コンテンツサーバSは、接続先検索要求に対する応答を全て受信する、または要求送信後、一定時間が経過すると、切り替え先の判定を行う。また、コンテンツサーバSは、受信した接続先切り替え要求に含まれる負荷差分と切り替え先として選択されたサーバからの応答に含まれる負荷差分を用いて自身の切り替え可否判断を行い(ステップS307)、切り替え不可である場合はその応答をキャッシュサーバAに対して送信する(ステップS308)。
続いて、接続先切り替え要求に対して切り替え不可である応答を受信した下位キャッシュサーバAは、異なるキャッシュサーバ、異なるコンテンツを切り替えの対象として再度接続切り替え要求を行う(ステップS309)。
次に、図10を用いてキャッシュサーバの負荷が閾値を超えた場合のキャッシュサーバの処理の流れを説明する。図10は、キャッシュサーバの負荷が閾値を超えた場合のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図10で説明するキャッシュサーバの処理は、図7におけるキャッシュサーバAのステップS101、102の処理に対応する。
同図に示すように、コンテンツ参照要求を受信すると(ステップS401)、通信管理部はそのメッセージをメッセージ制御部に渡す(ステップS402)。そして、メッセージ制御部は、被接続情報管理機能にコンテンツ参照の情報を渡す(ステップS403)。
続いて、被接続情報管理部は、被接続情報管理DBを更新し(ステップS404)、メッセージ制御部に対して応答を返す(ステップS405)。そして、メッセージ制御部は、負荷情報管理部に対して負荷値を計算するように指示する(ステップS407)。
その後、負荷情報管理部は、接続情報管理部および被接続情報管理部から各データベースの情報を取得する(ステップS408、409)。また、負荷情報管理部は、負荷値を計算し、計算負荷値が予め設定された閾値を超えているか判定し(ステップS410)、超えている場合には、メッセージ制御部に対して接続先切り替え要求を送信するように指示する(ステップS411)。
そして、メッセージ制御部は、被接続情報管理部から切り替え対象となるコンテンツの情報、アクセス頻度を取得し(ステップS412〜414)、接続情報管理部から上位に接続するサーバの情報を取得する(ステップS415〜417)。
続いて、メッセージ制御部は、切り替え対象となるコンテンツの情報、アクセス頻度の情報を負荷差分計算部に渡し、負荷差分の計算を指示する(ステップS418)。そして、負荷差分計算部は、負荷差分を計算し(ステップS419)、その値をメッセージ制御部に返す(ステップS420)。そして、メッセージ制御部は、通信管理部に対してコンテンツの情報、アクセス頻度、負荷差分を含む接続先切り替え要求を渡す。その後、通信管理部は、接続先切り替え要求を上位のサーバに対して送信する(ステップS421)。
次に、図11を用いて下位キャッシュサーバからの接続先切り替え要求受信時のキャッシュサーバの処理の流れを説明する。図11は、下位キャッシュサーバからの接続先切り替え要求受信時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図11で説明するキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理は、図7におけるコンテンツサーバSのステップS103、104の処理に対応する。
同図に示すように、接続先切り替え要求を受信すると、通信管理部は、そのメッセージをメッセージ制御部に渡す(ステップS501)。そして、メッセージ制御部は、要求に含まれる負荷差分を負荷情報管理部に渡す(ステップS502)。
さらに、メッセージ制御部は、被接続情報管理部から下位に接続するキャッシュサーバの情報を取得し(ステップS503〜505)、それぞれに対するコンテンツの情報、アクセス頻度を含む接続先検索要求を通信管理部に渡す(ステップS506)。その後、通信管理部は、下位に接続するキャッシュサーバに対して接続先検索要求を送信する。
次に、図12および図13を用いて接続する上位のサーバからの接続先検索要求受信時のキャッシュサーバの処理の流れを説明する。図12は、接続する上位のサーバからの接続先検索要求受信時のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図であり、図13は、キャッシュサーバ接続可否判断処理および負荷差分算出処理を説明するフローチャートである。なお、図12で説明するキャッシュサーバの処理は、図7におけるキャッシュサーバB1〜BnのステップS104〜106の処理に対応する。
同図に示すように、接続先検索要求を受信すると、通信管理部は、そのメッセージをメッセージ制御部に渡す(ステップS601)。そして、メッセージ制御部は、要求に含まれるコンテンツの情報とアクセス頻度を負荷情報管理機能に渡し、接続可否の判断を指示する(ステップS602)。
負荷情報管理部は、接続情報管理部、および被接続情報管理部から各データベースの情報を取得し(ステップS603〜605)、メッセージ制御部から受信したコンテンツの情報とアクセス頻度を用いて接続可否の判断(後に図13を用いて詳述)を行い(ステップS606)、判断の結果をメッセージ制御部に渡す(ステップS607)。
接続可否の結果を受信したメッセージ制御部は、接続可である場合に接続先検索要求に含まれるコンテンツの情報とアクセス頻度を負荷差分計算機能部に渡し、負荷差分の計算を指示する(ステップS608)。なお、接続不可である場合には接続負荷である情報を含む応答を通信管理部に渡す。
そして、負荷差分計算部は、コンテンツの情報を用いて接続情報管理部から情報を取得し(ステップS609〜611)、負荷差分を計算し(ステップS612)、その値をメッセージ制御部に渡す(ステップS613)。続いて、メッセージ制御部は、接続可である情報と負荷差分の値を含む応答を通信管理部へ渡す(ステップS614)。その後、通信管理部は、応答を接続先検索要求の送信元へ送信する。
ここで、図13を用いて、上記ステップS606のキャッシュサーバ接続可否判断処理および負荷差分算出処理を説明する。同図に示すように、キャッシュサーバ10は、接続先検索要求に含まれるアクセス頻度aと既存の負荷bを用いて切り替え発生後の負荷値(a+b)を算出する(ステップS701)。
そして、キャッシュサーバ10は、算出された値(a+b)が閾値を超えていないか判定する(ステップS702)。その結果、キャッシュサーバは、負荷値が閾値を超えている場合には(ステップS702否定)、切り替え不可となり、応答としてNGが返ることになる(ステップS703)。
一方、キャッシュサーバ10は、負荷値が閾値を超えていない場合には(ステップS702肯定)、接続先検索要求に含まれるコンテンツ情報から該当するコンテンツを保持しているかを判定する(ステップS704)。キャッシュサーバ10は、保持していない場合には(ステップS704否定)、負荷差分がaとなり、応答としてOKと負荷差分の値aが返ることになる(ステップS705)。一方、キャッシュサーバ10は、コンテンツを保持している場合には(ステップS704肯定)、負荷差分の算出を行う(ステップS706)。
具体的には、キャッシュサーバ10は、負荷差分を算出するために、コンテンツに対する既存の負荷(アクセス頻度)と新たに接続する負荷(アクセス頻度)を比べ、大きい値から既存の負荷の値を引く。この値が負荷差分となる。つまり、既存の負荷と新たに接続する負荷が同じ場合、負荷差分は0となる。
次に、図14を用いて接続先検索要求に対する応答受信時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理の流れを説明する。図14は、接続先検索要求に対する応答受信時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図14で説明するキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理は、図7におけるコンテンツサーバSのステップS106の処理に対応する。
接続先検索要求に対する応答を受信すると、通信管理部は、そのメッセージをメッセージ制御部に渡す(ステップS801)。そして、メッセージ制御部は、応答に含まれる切り替え可否の結果と負荷差分の値(切り替え可の場合のみ)を負荷情報管理部に渡す(ステップS802)。
次に、図15〜図17を用いて、切り替え先判定時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理の流れを説明する。図15は、切り替え先判定時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の動作例(接続先検索要求に対する応答を全て受信した場合)を示すシーケンス図であり、図16は、切り替え先判定時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の動作例(接続先検索要求送信後、設定されたタイムアウト時間が経過した場合)を示すシーケンス図であり、図17は、接続先選択処理および接続切り替え可否判定処理を説明するフローチャートである。なお、図15および図16で説明するキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理は、図7におけるコンテンツサーバSのステップS107の処理に対応する。
図15に示すように、接続先検索要求に対する応答を受信すると、通信管理部は、そのメッセージをメッセージ制御機能に渡す(ステップS901)。メッセージ制御部は、応答に含まれる切り替え可否の結果と負荷差分の値(切り替え可の場合のみ)と応答を全て受信したことを負荷情報管理部へ渡す(ステップS902)。
負荷情報管理部は、受信済みの負荷差分の値から最小のものを判定し、その値と接続先切り替え要求受信時に取得していた負荷差分の値を用いて自身の切り替え可否を判定処理(後に、図17を用いて詳述)を行う(ステップS903)。判定の結果、負荷情報管理部は、切り替え可である場合は切り替え先のサーバ情報をメッセージ制御機能へ渡す(ステップS904)。なお、負荷情報管理部は、切り替え不可である場合は不可である情報をメッセージ制御機能へ渡す。
そして、メッセージ制御部は、判定の結果を通信管理機能へ渡す(ステップS905)。続いて、通信管理部は、接続先切り替え要求の送信元へ判定の結果を含む応答を送信する。
また、図16を用いて、接続先検索要求送信後、接続先検索要求に対する応答を全て受信せずに、設定されたタイムアウト時間が経過した場合を説明する。図16に示すように、キャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)は、接続先検索要求を送信後、設定されたタイムアウト時間が経過すると(ステップS1001)、メッセージ制御部が負荷情報管理部に対して切り替え先の判定を指示する(ステップS1002)。その後、図15と同様に、負荷差分の値を用いて自身の切り替え可否を判定し、判定の結果を通信管理機能へ渡す(ステップS1003〜1004)。
ここで、図17を用いて、上記ステップS903、1003の接続先(切り替え先)選択処理および接続切り替え可否判定処理を説明する。同図に示すように、キャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)は、接続先検索要求の応答に含まれる負荷差分値(ここではaとb)を用いて負荷差分値が最小となる切り替え先(ここではサーバC、負荷差分値a)を判定する(ステップS1101)。
そして、キャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)は、判定された負荷差分値(a)と既存の負荷値(s)、および接続先切り替え要求に含まれていた負荷差分閾値(t)を用いて切り替え後の自身の負荷値を算出する(ステップS1102)。続いて、キャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)は、算出された負荷値が閾値を超えていないか判定し(ステップS1103)、算出された負荷値が閾値を超えていない場合には(ステップS1103肯定)、応答としてOKと切り替え先のサーバ情報(c)が返ることになる(ステップS1105)。一方、キャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)は、算出された負荷値が閾値を超えている場合には(ステップS1103否定)、応答としてNGが返る(ステップS1104)。
次に、図18を用いて、接続先切り替え要求に対する応答受信時のキャッシュサーバの処理の流れを説明する。図18は、接続先切り替え要求に対する応答受信時のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図18で説明するキャッシュサーバの処理は、図7におけるキャッシュサーバAのステップS109の処理に対応する。
コンテンツサーバ(または上位のキャッシュサーバ)から接続先切り替え要求に対する応答を受信すると、通信管理部は、そのメッセージをメッセージ制御部に渡す(ステップS1201)。そして、メッセージ制御部は、応答に含まれるサーバの情報を含む接続先通知と切り替え対象となっているコンテンツの情報と下位のキャッシュサーバの情報を通信管理部に渡す(ステップS1202)。その後、通信管理部は、接続先通知を切り替え対象となっている下位のキャッシュサーバへ送信する。
次に、図19を用いて、接続先通知受信時のキャッシュサーバの処理の流れを説明する。図19は、接続先通知受信時のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図19で説明するキャッシュサーバの処理は、図7におけるキャッシュサーバCのステップS110の処理に対応する。
上位のキャッシュサーバから接続先通知を受信すると、通信管理部は、そのメッセージをメッセージ制御部に渡す(ステップS1301)。そして、メッセージ制御部は、通知に含まれるコンテンツの情報と接続先サーバの情報を接続情報管理部に渡す(ステップS1302)。そして、接続情報管理部は、受け取った情報から接続情報管理DBを更新し(ステップS1303)、コンテンツの情報とアクセス頻度の情報を含む応答をメッセージ制御部に返す(ステップS1304)。
メッセージ制御部は、コンテンツの情報とアクセス頻度の情報を含む接続要求と接続先のサーバの情報を通信管理部へ渡す(ステップS1305)。そして、通信管理部は、接続先のサーバへ接続要求を送信する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、キャッシュサーバ切替システムは、切り替え先となるサーバの上位サーバへの負荷増加分を考慮して接続切り替えを行うので、上記した主たる特徴のごとく、切り替え先を検索する際、切り替え先となるサーバが接続可否を判断するだけではなく、その上位サーバへの負荷増加分を最小化するように最適な接続先を選択することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(2)プログラム
なお、本実施例で説明したサーバ接続切り替え方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明に係るサーバ接続切り替えプログラム、キャッシュサーバ、コンテンツサーバおよびサーバ接続切り替え方法は、階層的に他のサーバと接続されたサーバの負荷に応じて、接続を切り替える場合に有用であり、特に、上位サーバへの負荷増加分を最小化するように最適な接続先を選択することに適する。
実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムのネットワーク構成例を示すブロック図である。 実施例1に係るキャッシュサーバの構成を示すブロック図である。 接続情報管理DBが保持する情報を説明するための図である。 被接続情報管理DBが保持する情報を説明するための図である。 実施例1に係るコンテンツサーバの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムによる全体の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムによる全体の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例1に係るキャッシュサーバ切替システムによる全体の処理の流れを示すシーケンス図である。 キャッシュサーバの負荷が閾値を超えた場合のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図である。 下位キャッシュサーバからの接続先切り替え要求受信時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理の流れを示すシーケンス図である。 接続する上位のサーバからの接続先検索要求受信時のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図である。 キャッシュサーバ接続可否判断処理および負荷差分算出処理を説明するフローチャートである。 接続先検索要求に対する応答受信時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の処理の流れを示すシーケンス図である。 切り替え先判定時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の動作例(接続先検索要求に対する応答を全て受信した場合)を示すシーケンス図である。 切り替え先判定時のキャッシュサーバ(または、コンテンツサーバ)の動作例(接続先検索要求送信後、設定されたタイムアウト時間が経過した場合)を示すシーケンス図である。 接続先選択処理および接続切り替え可否判定処理を説明するフローチャートである。 接続先切り替え要求に対する応答受信時のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図である。 接続先通知受信時のキャッシュサーバの処理の流れを示すシーケンス図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
10 キャッシュサーバ
11 通信管理部
12 メッセージ制御部
13 接続情報管理部
13a 接続情報管理DB
14 被接続情報管理部
14a 被接続情報管理DB
15 負荷情報管理部
16 負荷差分計算部
20 コンテンツサーバ

Claims (8)

  1. コンテンツの配信のために木構造を構成するように接続され、前記木構造において上位に接続される上位のサーバ装置又は下位に接続される下位のサーバ装置を含む他のサーバ装置とアクセスするサーバ装置群の1つであるコンピュータに実行させるサーバ装置切り替えプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    コンテンツ毎にコンテンツの識別情報、該コンテンツの配信のための自装置と、他のサーバ装置との単位時間当たりのアクセス数、並びに、該他のサーバ装置と接続するための接続情報を対応付けたコンテンツ情報を管理部にて管理し、
    下位のサーバ装置から、該下位のサーバ装置のアクセス負荷軽減のために該下位のサーバ装置に代って前記木構造においてコンテンツの配信を中継するサーバ装置の切り替えに係るサーバ装置の変更要求を受信した場合に、受信した変更要求が含むコンテンツの識別情報、該コンテンツの配信のために該下位のサーバ装置が他のサーバ装置とアクセスする単位時間当たりのアクセス数を含めた検索要求を、自装置と前記木構造において下位に接続される該変更要求を送信した下位のサーバ装置とは異なる他の下位のサーバ装置に対して送信し、
    下位のサーバ装置から前記検索要求に対する検索応答を受信した場合に、少なくとも1つの検索応答が不可を示す情報でないとき、該検索応答が含む第1のアクセス差数のうちの最小数及び前記管理部にて管理する上位及び下位のサーバ装置とのアクセスに係るコンテンツの識別情報に対応するアクセス数の合計値と、前記変更要求が含むアクセス数との差を第2のアクセス差数として算出し、該第2のアクセス差数が第1の閾値を超えるか否かを判定し、
    前記第2のアクセス差数が前記第1の閾値を超えないと判定した場合に、受信した検索応答が含む第1のアクセス差数のうちの最小数を送信した下位のサーバ装置にアクセスするための接続情報を含めた前記変更要求に対する変更応答を、前記変更要求を送信した下位のサーバ装置に対して送信する
    処理を実行させることを特徴とするサーバ装置切り替えプログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記管理部にて管理する上位及び下位のサーバ装置とのアクセス数の合計数が第2の閾値を超えた場合に、前記管理部にて管理するコンテンツ情報の中からコンテンツ情報を選択し、
    選択したコンテンツ情報が含むコンテンツの識別情報、アクセス数を含めた前記サーバ装置の変更要求を、該コンテンツ情報が含む接続情報に対応する上位のサーバ装置に対して送信し、
    上位のサーバ装置から前記検索要求を受信した場合に、該検索要求が含むアクセス数と、前記管理部にて管理する上位及び下位のサーバ装置とのアクセスに係るコンテンツの識別情報に対応するアクセス数との和をアクセス合計数として算出し、該アクセス合計数が第3の閾値を超えるか否かを判定し、
    前記アクセス合計数が前記第3の閾値を超えないと判定した場合に、前記検索要求が含むアクセス数と、前記管理部にて管理するアクセス数との正の差を第1のアクセス差数として算出し、該第1のアクセス差数を含めた検索応答を、前記検索要求を送信した上位のサーバ装置に対して送信する
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置切り替えプログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    上位のサーバ装置から前記サーバの変更要求に対する変更応答を受信した場合に、該変更応答が不可を示す情報でないとき、該変更要求が含むコンテンツの識別情報と、該変更応答が含む接続情報とを含めた通知情報を、該変更要求を送信した下位のサーバ装置に対して通知し、
    上位のサーバ装置から前記通知情報を受信した場合に、該通知情報が含む前記接続情報で、前記管理部にて管理する該通知情報が含むコンテンツの識別情報に対応する自装置の上位のサーバ装置とアクセスするための接続情報を更新する
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置切り替えプログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    上位のサーバ装置から前記サーバ装置の変更要求に対する変更応答を受信した場合に、該変更応答が不可を示す情報である、又は、前記検索要求に対する全ての検索応答が不可を示す情報である場合に、前記管理部にて管理するコンテンツ情報の中から前回までに選択したコンテンツ情報とは異なるコンテンツ情報を再選択し、
    再選択したコンテンツ情報が含むコンテンツの識別情報、アクセス数、並びに、接続情報を含めたサーバ装置の変更要求を、該コンテンツ情報が含む接続情報に対応するサーバ装置に対して送信する
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項2又は3に記載のサーバ装置切り替えプログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    上位のサーバ装置にアクセスすることにより配信されたコンテンツをキャッシュするキャッシュ部に、上位のサーバ装置からの前記検索要求が含むコンテンツの識別情報に対応するコンテンツがキャッシュされている場合に、前記第1のアクセス差数を算出し、前記第1のアクセス差数を含めた検索応答を、前記検索要求を送信したサーバ装置に対して送信する
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項2、3又は4に記載のサーバ装置切り替えプログラム。
  6. コンテンツの配信のために木構造を構成するように接続され、前記木構造において上位に接続される上位のサーバ装置又は下位に接続される下位のサーバ装置を含む他のサーバ装置とアクセスするサーバ装置群の1つであるサーバ装置であって、
    コンテンツ毎にコンテンツの識別情報、該コンテンツの配信のための自装置と、他のサーバ装置との単位時間当たりのアクセス数、並びに、該他のサーバ装置と接続するための接続情報を対応付けたコンテンツ情報を管理する管理部と、
    下位のサーバ装置から、該下位のサーバ装置のアクセス負荷軽減のために該下位のサーバ装置に代って前記木構造においてコンテンツの配信を中継するサーバ装置の切り替えに係るサーバ装置の変更要求を受信した場合に、受信した変更要求が含むコンテンツの識別情報、該コンテンツの配信のために該下位のサーバ装置が他のサーバ装置とアクセスする単位時間当たりのアクセス数を含めた検索要求を、前記木構造において自装置の下位に接続される該変更要求を送信した下位のサーバ装置とは異なる他の下位のサーバ装置に対して送信する検索要求送信部と、
    下位のサーバ装置から前記検索要求に対する検索応答を受信した場合に、少なくとも1つの検索応答が不可を示す情報でないとき、該検索応答が含む第1のアクセス差数のうちの最小数及び前記管理部にて管理する上位及び下位のサーバ装置とのアクセスに係るコンテンツの識別情報に対応するアクセス数の合計値と、前記変更要求が含むアクセス数との差を第2のアクセス差数として算出し、該第2のアクセス差数が第1の閾値を超えるか否かを判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部により前記第2のアクセス差数が前記第1の閾値を超えないと判定された場合に、受信した検索応答が含む第1のアクセス差数のうちの最小数を送信した下位のサーバ装置にアクセスするための接続情報を含めた前記変更要求に対する変更応答を、前記変更要求を送信した下位のサーバ装置に対して送信する変更応答送信部と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  7. 前記管理部にて管理するアクセス数の合計数が第2の閾値を超えた場合に、前記管理部にて管理するコンテンツ情報の中からコンテンツ情報を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたコンテンツ情報が含むコンテンツの識別情報、アクセス数、並びに、接続情報を含めたサーバ装置の変更要求を、該コンテンツ情報が含む接続情報に対応する上位のサーバ装置に対して送信する変更要求送信部と、
    上位のサーバ装置から前記検索要求を受信した場合に、該検索要求が含むアクセス数と、前記管理部にて管理する上位及び下位のサーバ装置とのアクセスに係るコンテンツの識別情報に対応するアクセス数との和をアクセス合計数として算出し、該アクセス合計数が第3の閾値を超えるか否かを判定する第2の判定部と、
    前記第2の判定部により前記アクセス合計数が前記第3の閾値を超えないと判定された場合に、前記検索要求が含むアクセス数と、前記管理部にて管理するアクセス数との正の差を第1のアクセス差数として算出し、該第1のアクセス差数を含めた検索応答を、前記検索要求を送信した上位のサーバ装置に対して送信する検索応答送信部と
    を備えることを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. コンテンツの配信のために木構造を構成するように接続され、前記木構造において上位に接続される上位のサーバ装置又は下位に接続される下位のサーバ装置を含む他のサーバ装置とアクセスするサーバ装置群の1つであるサーバ装置が実行するサーバ装置切り替え方法であって、
    コンテンツ毎にコンテンツの識別情報、該コンテンツの配信のための自装置と、他のサーバ装置との単位時間当たりのアクセス数、並びに、該他のサーバ装置と接続するための接続情報を対応付けたコンテンツ情報を管理部にて管理し、
    下位のサーバ装置から、該下位のサーバ装置のアクセス負荷軽減のために該下位のサーバ装置に代って前記木構造においてコンテンツの配信を中継するサーバ装置の切り替えに係るサーバ装置の変更要求を受信した場合に、受信した変更要求が含むコンテンツの識別情報、該コンテンツの配信のために該下位のサーバ装置が他のサーバ装置とアクセスする単位時間当たりのアクセス数を含めた検索要求を、前記木構造において自装置の下位に接続される該変更要求を送信した下位のサーバ装置とは異なる他の下位のサーバ装置に対して送信し、
    下位のサーバ装置から前記検索要求に対する検索応答を受信した場合に、少なくとも1つの検索応答が不可を示す情報でないとき、該検索応答が含む第1のアクセス差数のうちの最小数及び前記管理部にて管理する上位及び下位のサーバ装置とのアクセスに係るコンテンツの識別情報に対応するアクセス数の合計値と、前記変更要求が含むアクセス数との差を第2のアクセス差数として算出し、該第2のアクセス差数が第1の閾値を超えるか否かを判定し、
    前記第2のアクセス差数が前記第1の閾値を超えないと判定した場合に、受信した検索応答が含む第1のアクセス差数のうちの最小数を送信した下位のサーバ装置にアクセスするための接続情報を含めた前記変更要求に対する変更応答を、前記変更要求を送信した下位のサーバ装置に対して送信する
    ことを特徴とするサーバ装置切り替え方法。
JP2008021584A 2008-01-31 2008-01-31 サーバ装置切り替えプログラム、サーバ装置及びサーバ装置切り替え方法 Expired - Fee Related JP5169259B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008021584A JP5169259B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 サーバ装置切り替えプログラム、サーバ装置及びサーバ装置切り替え方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008021584A JP5169259B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 サーバ装置切り替えプログラム、サーバ装置及びサーバ装置切り替え方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009181462A JP2009181462A (ja) 2009-08-13
JP5169259B2 true JP5169259B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=41035373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008021584A Expired - Fee Related JP5169259B2 (ja) 2008-01-31 2008-01-31 サーバ装置切り替えプログラム、サーバ装置及びサーバ装置切り替え方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5169259B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6646532B2 (ja) * 2016-06-21 2020-02-14 株式会社日立製作所 チケット情報処理方法及びチケット情報処理システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3385166B2 (ja) * 1996-10-09 2003-03-10 日本電信電話株式会社 データ伝送システム
JP3463803B2 (ja) * 1999-11-09 2003-11-05 松下電器産業株式会社 クラスタサーバ装置
JP2006171822A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンテンツ配信方法
JP2007183714A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ配信システム、中継サーバ及び中継管理サーバ
JP2007257357A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Fujitsu Ltd サーバおよび接続先サーバ切替制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009181462A (ja) 2009-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2016280163B2 (en) Managing dynamic IP address assignments
US8495013B2 (en) Distributed storage system and method for storing objects based on locations
US9407703B2 (en) Connection management system, and a method for linking connection management server in thin client system
EP3206378B1 (en) Smb2 scaleout
JP6214922B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および学習プログラム
AU2015370268B2 (en) System and method for discovering a lan synchronization candidate for a synchronized content management system
JP5701398B2 (ja) 計算機システム、データ管理方法及びプログラム
JP2006259824A (ja) ストレージシステム、及び情報処理システム
US20130007091A1 (en) Methods and apparatuses for storing shared data files in distributed file systems
CN113168402A (zh) 管理数据资源
JP2006146663A (ja) セッション情報管理方法、セッション情報管理システム、セッション情報管理サーバおよびそのプログラム
US9544371B1 (en) Method to discover multiple paths to disk devices cluster wide
JP5169259B2 (ja) サーバ装置切り替えプログラム、サーバ装置及びサーバ装置切り替え方法
CN110611688B (zh) 用于查找节点的方法、电子设备和计算机程序产品
US20090094599A1 (en) System and method for optimized targeting in a large scale system
JP2014215839A (ja) 検索システム、情報処理装置および検索方法
JP2005149274A (ja) 情報処理システム、管理装置、論理デバイス選択方法及びプログラム
Ramya et al. Enhanced multi-controller placements in SDN
JP2007328736A (ja) リソース検索システム
JP2021149461A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
US9270548B2 (en) System and method for data transfer of object properties
JP2009199331A (ja) ファイル管理装置、ファイル管理方法およびそのコンピュータ・プログラム
JPWO2008126838A1 (ja) 情報・サービス提供システム、情報共有システムおよびこれらの方法
KR101799835B1 (ko) 클라우드 기반의 동적 작업 관리 시스템 및 방법
JP6473425B2 (ja) ノードおよびデータ配置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5169259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees