JP5168708B2 - シャワー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャワー装置に係り、特に、給水された水を水膜状に吐水するシャワー装置に関する。
従来から、キッチン用の湯水混合栓等に使用されるシャワー装置においては、使用者がシャワー装置から吐水された水を利用してシンク内で食器洗いや手洗い等の洗浄作業を行っている際に、シャワー装置から吐水された水が食器皿等の洗浄対象物やシンク等の表面に当って飛散して周囲を濡らしてしまう、いわゆる「水撥ね」を防ぐことが従来から要請された課題となっている。
このような水撥ねを防ぐことを目的とした従来のシャワー装置として、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載されているように、シャワーヘッドの吐水部において、シャワー吐水が行われる複数の散水孔全体を取り囲むように、環状の吐水孔を設けることによって、シャワー吐水の周囲に環状の水膜を形成するようにしたものが知られている。これらの従来のシャワー装置では、散水孔から吐水されるシャワー吐水が、例えば洗浄すべき食器皿等に当って外側へ飛散しようとする水撥ねが生じると、シャワー吐水の周囲に形成される水膜がその水撥ねを遮断して吸収するようになっている。
また、特許文献3に記載されているシャワー装置では、そのシャワーヘッドの吐水部において、複数の散水孔が形成された散水板の周囲に多孔質の筒壁を配置し、この多孔質の筒壁を通過した吐水が、散水板から吐水されるシャワー吐水の周囲を流れることによって水撥ねを吸収するようになっている。
特開平4−367754号公報 実公平7−42518号公報 実公昭60−27182号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2に記載された従来のシャワー装置においては、シャワー吐水の周囲に水膜が形成される際、この水膜はシャワーヘッドの吐水面に対してほぼ直交する方向に吐水される。このため、これらシャワー吐水と水膜吐水との間隔も小さく、吐水の流量が少ないと水膜が吐水直後にしぼんでシャワー吐水とまとまってしまい、これらのまとまった吐水が食器皿等の洗浄対象物に当ったときの水撥ねを防ぐことができないという問題がある。
また、上述した特許文献3に記載された従来のシャワー装置についても、多孔質の筒壁を通過した吐水は、流量や流速等が大きい勢いのある吐水でない限り、散水板から吐水されるシャワー吐水と合流してしまうため、これらの合流した吐水が食器皿等の洗浄対象物に当ったときの水撥ねを防ぐことができないという問題がある。さらに、多孔質の筒壁を通過した吐水は、その通過時に空気が混入して泡沫状の吐水となるため、途切れやすく、水撥ねを防ぐことができないという問題がある。
そこで、本発明は、従来技術の課題を解決するためになされたものであり、複数の散水孔から吐水されるシャワー吐水の周囲に水膜を吐水することにより水撥ねを防ぐシャワー装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、シャワー吐水の周囲に形成される水膜のしぼみを低減させて水膜の広がりと長さを適切に維持するシャワー装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、給水された水を吐水するシャワー装置であって、シャワーヘッド本体と、このシャワーヘッド本体の下流側に設けられた吐水ユニットであって、上記シャワーヘッド本体に接続されるケーシングと、このケーシング内に配置された環状部材と、この環状部材に固定され複数の散水孔を備えた散水部材と、を備えた上記吐水ユニットと、を有し、上記吐水ユニットのケーシングの内周部と上記環状部材の外周部は互いに対向し、これらの下端部がその下方に向かって角度を付けて広がる環状流路を形成し、上記内周部又は上記外周部には、上記環状流路から流出して形成される水膜が収縮するのを規制する水膜収縮規制手段が設けられ、この水膜収縮規制手段は、上記ケーシング又は上記環状部材のテーパ部に設けられ且つ上記水膜の一部分を分断する突起部によって構成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明のシャワー装置においては、シャワーヘッド本体に給水された水は、吐水ユニットの複数の散水孔から散水されると同時に、吐水ユニットのケーシングの内周部の下端部と環状部材の外周部の下端部が形成する環状流路を流れる。特に、環状流路から流出した水は、複数の散水孔から散水されるシャワー吐水の周囲を取り囲んでその下端が所定の広がりをもつような水膜を形成する。また、水膜が環状流路から流出する際、吐水ユニットのケーシングの内周部又は環状部材の外周部に設けられた水膜収縮規制手段を通過することにより、複数の散水孔から散水されるシャワー吐水の周囲を取り囲む水膜が収縮するのを規制することができ、水膜のしぼみを低減させて水膜吐水の広がりと長さを適切に維持することができる。さらに、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明において、吐水ユニットのケーシングの内周部の下端部及び環状部材の外周部の下端部の各々は、その下方に向かって所定のテーパ角度でテーパ状に広がるテーパ部を備え、これらのテーパ部によって環状流路が形成されていることが好ましい。
このように構成された本発明のシャワー装置においては、ケーシングのテーパ部と環状部材のテーパ部によって形成された環状流路から流出する水膜は、複数の散水孔から散水されるシャワー吐水の周囲を取り囲み、水膜の下部の広がりを広がり過ぎず且つしぼみ過ぎないように使用上適切な広がりと長さに設定することができる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明において、水膜収縮規制手段は、ケーシング又は環状部材のテーパ部に形成された縦方向に延びる複数の溝部によって構成されていてもよい。
このように構成された本発明のシャワー装置においては、環状流路を流れる水膜は、同時に溝部を通過することによって拡散する方向に吐水されるため、この水膜のしぼみを低減させて水膜吐水の広がりと長さを適切に維持することができる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明において、水膜収縮規制手段は、ケーシング又は環状部材のテーパ部に沿って環状流路の一部分を通水可能に狭めるように突出して配置された突出部によって構成されていてもよい。
このように構成された本発明のシャワー装置においては、環状流路の一部分を通水可能に狭めることにより、環状流路の他の部分における流量を環状流路の一部分における流量よりも増やすことができ、環状流路内の流量の配分を変えた状態でシャワー吐水の周囲に水膜を形成することができる。また、突出部によって狭められた環状流路を通過して吐水された水膜においては、その流量が環状流路の他の分から吐水される水膜の流量よりも小さく、水膜の厚さも薄くなるため、その吐水途中ではスリット状の吐水形態となる。したがって、このスリット状の吐水形態によって、水膜全体をしぼませようとする表面張力が弱められ、水膜吐水の広がりと長さを適切に維持することができる。さらに、吐水ユニット全体の流量としては少ない流量で水膜吐水を行うことができ、節水効果が期待できる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明において、テーパ部のテーパ角度は、15°〜40°であることが好ましい。
このように構成された本発明のシャワー装置においては、環状流路から流出する水膜の下部の広がりを広がり過ぎず且つしぼみ過ぎないように使用上適切に設定することができる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明において、吐水ユニットのケーシングの内周部の下端部と環状部材の外周部の下端部は、その下方に向かって曲面状に広がる曲面部を備え、これらの曲面部によって環状流路が形成されていることが好ましい。
このように構成された本発明のシャワー装置においては、ケーシングの曲面部と環状部材の曲面部によって形成された環状流路から流出する水膜は、複数の散水孔から散水されるシャワー吐水の周囲を取り囲み、水膜の下部の広がりを比較的広く設定することができる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明において、環状部材は、環状流路を開閉するようにケーシングに対して摺動可能に構成されていることが好ましい。
このように構成された本発明のシャワー装置においては、吐水目的に応じて環状部材をケーシングに対して摺動させることにより環状流路を開閉することができる。また、環状流路を閉鎖した場合には、吐水ユニットの複数の散水孔からシャワー吐水のみを行うことができ、環状流路を開放した場合には、吐水ユニットの複数の散水孔からのシャワー吐水と環状流路からの水膜吐水を同時に行うことができる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明のシャワー装置によれば、複数の散水孔から吐水されるシャワー吐水の周囲に水膜を吐水することにより水撥ねを防ぐことができる。また、シャワー吐水の周囲に形成される水膜のしぼみを低減させて水膜の広がりと長さを適切に維持することができる。
以下、添付図面を参照して本発明のシャワー装置の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるシャワー装置を示す概略斜視図である。図1に示すように、本実施形態のシャワー装置1は、水栓本体(図示せず)側から供給された水又は湯水が流れるシャワーヘッド本体2と、このシャワーヘッド本体2の下流側に配置され、その下端に複数の散水孔4が形成された吐水ユニット6とを有する。
図2は、本実施形態のシャワー装置の吐水ユニットを示す正面斜視断面図である。図2に示すように、本実施形態のシャワー装置1の吐水ユニット6は、吐水ユニット6の外枠を形成するケーシング8と、このケーシング8の内部に同軸に設けられた環状部材10と、下端部が環状部材10の下端側内周部に固定されかつ複数の散水孔4を含む散水板12を備えた散水部材14を有する。
また、散水部材14の中心軸16はケーシング8の中心軸と同軸に且つ軸方向に延びており、その上端部はねじ(図示せず)等によってケーシング8に固定されている。さらに、散水部材14の中心軸16の中間部に位置し且つ環状部材10の内側の所定箇所には、整流網18が散水板12と対向するように配置されている。
また、ケーシング8の上部には複数の給水孔20が形成され、ケーシング8の下端部は、ケーシング8の半径方向外方に向かって斜め下方にテーパ状に広がるケーシングテーパ部22を備えている。
さらに、ケーシング8の内周部と環状部材10の外周部との間には所定間隔の隙間が形成されている。また、環状部材10の下端部は、ケーシングテーパ部22と対向して所定間隔の隙間を形成するように、環状部材10の半径方向外方に向かって斜め下方にテーパ状に広がる環状部材テーパ部24を備えている。
また、本実施形態のシャワー装置1の吐水ユニット6は、これらのケーシング8の内周部と環状部材10の外周部との間、及びケーシングテーパ部22と環状部材テーパ部24との間に形成された隙間によって、ケーシング8の内周面及び環状部材10の外周面の全周に沿って環状の流路26(以下「環状流路26」と呼ぶ)を形成している。
また、シャワーヘッド本体2内を通過して吐水ユニット6に流入する水又は湯水は、ケーシング8の複数の給水孔20を通過し、ケーシング8の内部においてそのまま下方に向かって流れて整流網18を通過する水と、ケーシング8の内周面と環状部材10の外周面との間の隙間である環状流路26内に流れ込む水とに分流されるように構成されている。さらに、整流網18を通過した水は、散水板12の各散水孔4を通過してシャワー状の吐水28(以下「シャワー吐水28」と呼ぶ)として吐水されるようになっている。一方、環状流路26内を通過した水は、環状流路26の吐水口となる出口部30から水膜状の吐水32(以下「水膜吐水32」と呼ぶ)として吐水されるようになっている。
図3は、本実施形態のシャワー装置の吐水ユニットの環状部材を斜め背面側から見た斜視図である。ここで、図3では、ケーシング8の一部を破線で示し、環状部材10の外周面に沿って流れて環状流路26の出口部30から流出する水膜吐水32を概略的に示し、その流れの方向を実線矢印で示している。
図3に示すように、環状部材10の後部に対応する環状部材テーパ部24の後部24aには、水膜収縮規制手段である突起34が設けられ、この突起34は、下端部から上端部にかけて先細り形状となっている。また、環状部材10の外周面(環状流路26)に沿って流れる水膜が突起34に差し掛かると、水が突起34の両側に差し向けられて水膜が分断され、全体的にほぼ釣鐘状に形成された水膜吐水32の一部分に水膜の存在しないスリット部36が形成されるようになっている。
なお、突起34については、環状部材テーパ部24の後部24aに設ける代わりに、この環状部材テーパ部24の後部24aに対向する位置にあるケーシングテーパ部22の後部に設けてもよい。
また、上述した環状流路26の出口部30の間隔、すなわち、ケーシングテーパ部22のテーパ面と環状部材テーパ部24のテーパ面との間隔d1は、出口部30から吐水される水膜吐水32の厚さが0.3mm〜0.5mmになるように0.3mm〜0.5mmに設定するのが好ましい。
さらに、ケーシングテーパ部22及び環状部材テーパ部24の各テーパ面がケーシング8及び環状部材10の円筒面に対して傾くテーパ角度α(図2参照)については、吐水ユニット6に供給される水の流量を8L/min(通常台所作業で使われる適正流量)において、水膜吐水32のしぼみを低減させて水膜吐水32の広がりと長さを適切に維持することができるように、15°〜40°に設定するのが好ましく、とくに台所での使い勝手を考えた場合、25°〜35°に設定するのが最も好ましい。
つぎに、上述した本実施形態のシャワー装置1の作用について説明する。
水栓(図示せず)側からシャワーヘッド本体2に供給された水又は湯水は、シャワーヘッド本体2内を通過して吐水ユニット6に流入し、ケーシング8の複数の給水孔20を通過する。これらの給水孔20を通過した水は、ケーシング8の内部においてそのまま下方に向かって流れて整流網18を通過する水と、ケーシング8の内周面と環状部材10の外周面との間の隙間である環状流路26内に流れ込む水とに分流される。
また、整流網18を通過した水は散水板12の各散水孔4を通過してシャワー吐水28として吐水され、これと同時に、環状流路26内を通過した水が、環状流路26の吐水口となる出口部30から水膜吐水32として吐水される。特に、環状流路26から流出した水膜吐水32は、各散水孔4から吐水されているシャワー吐水28の周囲を取り囲み、その下端が所定の広がりをもたせるように全体的にほぼ釣鐘状の水膜体が形成される。
さらに、水膜吐水32が環状流路26から流出する際、環状部材10の後部に対応する環状部材テーパ部24の一箇所に設けられた突起34を通過することにより、水膜が突起34の両側に差し向けられて分断され、全体的にほぼ釣鐘状に形成された水膜吐水32の背面側の一部分に水膜の存在しないスリット部36が形成される。このスリット部36が形成されることにより、ほぼ釣鐘形状の水膜吐水32を収縮させてしぼませようとする水膜自体の表面張力が弱められ、水膜吐水32がしぼむことなく、その横方向の広がりの大きさと縦方向の長さが維持される。
また、吐水ユニット6の下端から所定距離下方の位置で吐水ユニット6から吐水されるシャワー吐水28と水膜吐水32に食器皿等の洗浄対象物を配置したとき、シャワー吐水28は洗浄対象物に当って水撥ねするが、この水撥ねは、シャワー吐水28の周囲を取り囲む水膜吐水32に遮られて吸収される。また、この水撥ねを吸収した水膜吐水32は、食器皿等の洗浄対象物に接触しても水撥ねすることなく、この洗浄対象物にまとわりつくように流れる。
参考として、環状部材テーパ部24のテーパ角度αを任意に設定して吐水ユニット6に供給される水の流量を通常台所作業で使われる適正流量(8L/min)に設定して水膜吐水32を試みたところ、環状部材テーパ部24のテーパ角度αが15°未満に設定した場合については、水膜収縮規制手段である突起34を設けても水膜吐水32のしぼみが著しく、水膜吐水32とシャワー吐水28が合流して、水膜吐水32の広がりと長さを適切に維持することができず、水撥ねも防ぐこともできないことが明らかとなった。また、環状部材テーパ部24のテーパ角度αが40°よりも大きく設定した場合については、水膜吐水32が広がり過ぎてシンク(図示せず)内に収まりきれない場合があることが明らかとなった。これらの結果から、環状部材テーパ部24のテーパ角度αについては、15°〜40°に設定するのが好ましいことが明らかとなった。
上述した本発明の第1実施形態のシャワー装置1によれば、吐水ユニット6のケーシング8の内周面及び環状部材10の外周面の全周に沿って環状流路26が形成され、特に、ケーシングテーパ部22と環状部材テーパ部24との間に形成される環状流路26においては、半径方向外方に向かって斜め下方にテーパ状に形成されているため、環状流路26から吐水されてほぼ釣鐘状に形成される水膜吐水32が、複数の散水孔4から散水されるシャワー吐水28の周囲を取り囲むことができる。また、水膜吐水32の広がりを広がり過ぎず且つしぼみ過ぎないように使用上適切な広がりと長さに設定することができる。さらに、シャワー吐水28によって乗じた水撥ねを水膜吐水32によって遮断すると共に吸収して水撥ねが周囲へ飛散するのを防ぐことができる。
また、本実施形態のシャワー装置1によれば、吐水ユニット6の環状流路26から水膜吐水32が流出する際、吐水ユニット6の環状部材10の環状部材テーパ部24に設けられた突起34を通過し、水膜吐水32の一部を分断してスリット部36を形成することにより、水膜吐水32の表面張力による収縮を規制することができ、水膜吐水32のしぼみを低減させてその横方向の広がりと縦方向の長さを適切に維持することができる。さらに、このシャワー吐水28の周囲に形成される水膜吐水32は、シャワー吐水28が洗浄対象物に接触して生じた水撥ねを遮断して吸収し、洗浄対象物に接触してもまとわりつくような吐水であるため、洗浄時の水撥ねを防ぐことができる。
つぎに、本発明の第2実施形態によるシャワー装置について説明する。
図4は、本実施形態のシャワー装置の吐水ユニットを示す正面断面図である。ここで、図4において、第1実施形態のシャワー装置1の部分と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態のシャワー装置40の構成においては、その吐水ユニット42のケーシング44及び環状部材46について、これらの下端部が半径方向外方に向かって斜め下方にテーパ状に広がるケーシングテーパ部48及び環状部材テーパ部50をそれぞれ備えている点で、第1実施形態のシャワー装置1の吐水ユニット6におけるケーシング8及び環状部材10と共通しているが、環状部材46の環状部材テーパ部50の具体的な構成が、第1実施形態のシャワー装置1における突起34が設けられた環状部材テーパ部24の構成と異なっている。さらに、本実施形態のシャワー装置においては、環状部材46が、散水板12を含む散水部材52と共にケーシング44に対して上下方向に摺動可能に構成されている点についても、環状部材10及び散水部材14がケーシング8に対して環状流路26が常に形成されるように所定位置に固定されている第1実施形態のシャワー装置1の構成と異なっている。
また、図5は、本実施形態のシャワー装置における吐水ユニットの環状部材を示す斜視図である。さらに、図6(a)は本実施形態のシャワー装置における吐水ユニットの環状部材がケーシングに対して基準位置にある状態を示す部分拡大断面図であり、図6(b)は本実施形態のシャワー装置における吐水ユニットの環状部材がケーシングに対して上限位置まで摺動した状態を示すケーシングテーパ部と環状部材テーパ部を示す部分拡大断面図である。
図4〜図6(a)及び(b)に示すように、環状部材46は、環状部材テーパ部50のテーパ面50aに沿って縦方向に延びる縦溝54が円周方向に等間隔に複数配置されている。なお、各縦溝54の深さδは、大きくなるほど水膜収縮の規制効果も大きくなるが反面、シャワー感が強くなり水撥ねも大きくなるため、適切な水膜を維持するためには0.3mm〜0.8mmに設定するのが好ましい。
また、図6(a)に示すように、環状部材46が、その下面がケーシング44の下面と面一となる基準位置にある状態では、ケーシングテーパ部48のテーパ面48aと環状部材テーパ部50のテーパ面50aとの間に所定間隔d2の環状流路56が形成され、縦溝54の部分については溝の深さδを考慮すると、所定間隔d2+δが形成されるようになっている。
一方、図6(b)に示すように、環状部材46が、ケーシング44に対して基準位置から上限位置まで摺動した状態では、ケーシングテーパ部48のテーパ面48aと環状部材テーパ部50のテーパ面50aとが密着し、図6(a)に示す環状流路56が閉鎖され、その間隔d2は0となり、縦溝54の部分についてのみ、その深さδに相当する隙間が形成されるようになっている。
上述した本実施形態によるシャワー装置40においては、吐水ユニット42のケーシング44内に流入した水又は湯水についてシャワー吐水と水膜吐水を同時に行う場合、環状部材46をその下面がケーシング44の下面と面一となる基準位置に設定する。このとき、ケーシング44内の水は、整流網18を通過して各散水孔4からシャワー吐水として吐水される。またこれと同時に、ケーシングテーパ部48と環状部材テーパ部50との間に形成される環状流路56及び環状部材テーパ部50の縦溝54(所定間隔d2+δ)を通過してシャワー吐水を取り囲むように全体的にほぼ釣鐘状の水膜吐水として吐水される。
一方、吐水ユニット42のケーシング44内に流入した水又は湯水についてシャワー吐水のみを行う場合には、環状部材46を散水部材52と共にケーシング44に対して基準位置から上方に摺動させて上限位置に設定する。このとき、ケーシングテーパ部48のテーパ面48aと環状部材テーパ部50のテーパ面50aとが密着し、環状流路56が閉鎖されるため、ケーシング44内の水は、整流網18を通過して各散水孔4からシャワー吐水として吐水されると同時に、ケーシングテーパ部48のテーパ面48aと環状部材テーパ部50の各縦溝54との隙間(所定間隔δ)を流れた水が全周にわたってシャワー状となって吐水される。
上述した本実施形態によるシャワー装置40によれば、吐水ユニット42のケーシング44内に流入した水又は湯水についてシャワー吐水と水膜吐水を同時に行う場合、環状流路56を流れる水膜は、環状部材テーパ部50に円周方向に等間隔に複数配置された縦溝54を通過することによって拡散する方向に吐水されるため、シャワー吐水の周囲に形成される水膜のしぼみを低減させ、その広がりと縦方向の長さを適切に維持することができる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜吐水によって水撥ねを防ぐことができる。
なお、上述した本実施形態によるシャワー装置40においては、一例として、縦溝54を環状部材テーパ部50のテーパ面50aに沿って円周方向に複数配置した形態について説明したが、このような形態に限定されず、他の形態についても適用可能である。例えば、他の形態のシャワー装置として、縦溝54については、環状部材テーパ部50のテーパ面50aに配置する代わりに、環状部材テーパ部50と対向するケーシングテーパ部48のテーパ面48aに沿って円周方向に複数配置してもよい。
つぎに、本発明の第3実施形態によるシャワー装置について説明する。
図7は本実施形態のシャワー装置の吐水ユニットにおける環状部材を斜め背面側から見た、図3と同様な斜視図である。ここで、図7では、ケーシングの一部を破線で示し、環状部材の外周面に沿って流れて環状流路の出口部から流出する水膜吐水を概略的に示し、その流れの方向を実線矢印で示している。
図7に示すように、本実施形態のシャワー装置60の構成では、その吐水ユニット62のケーシング64が第1実施形態のシャワー装置1の吐水ユニット6におけるケーシング8と同じ構成となっており、環状部材66の構成のみが第1実施形態の環状部材10と異なる構成となっている。また、図7では、環状部材66に固定され且つシャワー吐水を行う散水部材(図示せず)については、第1実施形態の散水部材14と同じ構成であるため省略している。
ケーシング64のケーシングテーパ部68と環状部材66の環状部材テーパ部70には、そのテーパ面70aに沿って環状流路72が形成されている。また、環状部材テーパ部70のテーパ面70aの背面側の一部分については、テーパ面70aの円周方向に沿って環状流路72の流路断面の一部分を正面側の環状流路72の流路断面よりも狭めるように薄板状に突出した水膜収縮規制突出部74がその表面上を通水可能に配置されている。
上述した本実施形態のシャワー装置60によれば、環状部材66の環状部材テーパ部70の背面側に配置された水膜収縮規制突出部74が環状流路72の背面側の流路断面一部分を正面側の環状流路72の流路断面よりも狭めるように配置されているため、正面側でシャワー装置60を使用する使用者側に位置する環状流路72の正面側の流量を背面側の流量よりも増やすことができ、これらの環状流路72内の正面側と背面側の互いの流量の配分を変えた状態で、シャワー吐水の周囲に水膜を形成することができる。
また、水膜収縮規制突出部74によって狭められた背面側の環状流路72内についても水膜収縮規制突出部74の表面上を水が流れて水膜が形成されるが、この水膜収縮規制突出部74によって環状流路72の背面側の流量が正面側の流量に比べて少なくなるため、この水膜収縮規制突出部74を通過して形成された水膜は、正面側に形成される水膜に比べて薄くなる。このことによって、水膜収縮規制突出部74の環状流路72から流出した背面側の吐水途中には、スリット状の吐水形態となるスリット部76が形成され、このスリット部76により、水膜全体をしぼませようとする表面張力が弱められ、水膜吐水の広がりと長さを適切に維持することができる。
さらに、水膜収縮規制突出部74により、吐水ユニット62の環状流路72の全体流量としては少ない流量で水膜吐水を行うことができ、節水効果が期待できる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
なお、上述した本実施形態によるシャワー装置60においては、一例として、水膜収縮規制突出部74を環状部材テーパ部70のテーパ面70aの背面側の一部分に配置した形態について説明したが、このような形態に限定されず、他の形態についても適用可能である。例えば、他の形態のシャワー装置として、水膜収縮規制突出部74については、環状部材テーパ部70のテーパ面70aの背面側の一部分に沿って配置する代わりに、環状部材テーパ部70の背面側部分と対向するケーシングテーパ部68のテーパ面に円周方向に沿って部分的に配置してもよい。
つぎに、本発明の第4実施形態によるシャワー装置について説明する。
図8は、本実施形態のシャワー装置の吐水ユニットを示す正面断面図である。ここで、図8において、第1実施形態のシャワー装置の部分と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態のシャワー装置80の構成では、その吐水ユニット82のケーシング84と環状部材86の各下端部のみが、第1実施形態のケーシング8と環状部材10の各下端部であるケーシングテーパ部22及び環状部材テーパ部24と異なる構成となっている。すなわち、ケーシング84の内周部の下端部と環状部材86の外周部の下端部は、その上方から下方に向かって曲面状に広がるように形成されるケーシング曲面部88と環状部材曲面部90をそれぞれ備え、これらの曲面部88,90が所定の間隔で対向して配置されることによって環状流路92が形成されている。
上述した本実施形態のシャワー装置80によれば、吐水ユニット82におけるケーシング曲面部88と環状部材曲面部90によって形成された環状流路92から流出する水膜は、複数の散水孔4から散水されるシャワー吐水の周囲を取り囲み、水膜吐水の下部の広がりを比較的広く設定することができる。また、このシャワー吐水の周囲に形成される水膜によって水撥ねを防ぐことができる。
本発明の第1実施形態によるシャワー装置を示す概略斜視図である。 本発明の第1実施形態のシャワー装置の吐水ユニットを示す正面斜視断面図である。 本発明の第1実施形態のシャワー装置の吐水ユニットの環状部材を斜め背面側から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態のシャワー装置の吐水ユニットを示す正面断面図である。 本発明の第2実施形態のシャワー装置における吐水ユニットの環状部材を示す斜視図である。 図6(a)は本発明の第2実施形態のシャワー装置における吐水ユニットの環状部材がケーシングに対して基準位置にある状態を示す部分拡大断面図であり、図6(b)は本発明の第2実施形態のシャワー装置における吐水ユニットの環状部材がケーシングに対して上限位置まで摺動した状態を示すケーシングテーパ部と環状部材テーパ部を示す部分拡大断面図である。 本発明の第3実施形態のシャワー装置の吐水ユニットにおける環状部材を斜め背面側から見た、図3と同様な斜視図である。 本発明の第4実施形態のシャワー装置の吐水ユニットを示す正面断面図である。
符号の説明
1,40,60,80 シャワー装置
2 シャワーヘッド本体
4 散水孔
6,42,62,82 吐水ユニット
8,44,64,84 ケーシング
10,46,66,86 環状部材
12 散水板
14,52 散水部材
16 散水部材の中心軸
18 整流網
20 給水孔
22,48,68 ケーシングテーパ部
24,50,70 環状部材テーパ部
26,56,72,92 環状流路
28 シャワー吐水
30 環状流路の出口部
32 水膜吐水
34 突起
36,76 スリット部
54 縦溝
74 水膜収縮規制突出部
88 ケーシング曲面部
90 環状部材曲面部

Claims (7)

  1. 給水された水を吐水するシャワー装置であって、
    シャワーヘッド本体と、
    このシャワーヘッド本体の下流側に設けられた吐水ユニットであって、上記シャワーヘッド本体に接続されるケーシングと、このケーシング内に配置された環状部材と、この環状部材に固定され複数の散水孔を備えた散水部材と、を備えた上記吐水ユニットと、を有し、
    上記吐水ユニットのケーシングの内周部と上記環状部材の外周部は互いに対向し、これらの下端部がその下方に向かって角度を付けて広がる環状流路を形成し、上記内周部又は上記外周部には、上記環状流路から流出して形成される水膜が収縮するのを規制する水膜収縮規制手段が設けられ、この水膜収縮規制手段は、上記ケーシング又は上記環状部材のテーパ部に設けられ且つ上記水膜の一部分を分断する突起部によって構成されていることを特徴とするシャワー装置。
  2. 上記吐水ユニットのケーシングの内周部の下端部及び上記環状部材の外周部の下端部の各々は、その下方に向かって所定のテーパ角度でテーパ状に広がるテーパ部を備え、これらのテーパ部によって環状流路が形成されている請求項1記載のシャワー装置。
  3. 上記水膜収縮規制手段は、上記ケーシング又は上記環状部材のテーパ部に形成された縦方向に延びる複数の溝部によって構成されている請求項1又は2に記載のシャワー装置。
  4. 上記水膜収縮規制手段は、上記ケーシング又は上記環状部材のテーパ部に沿って上記環状流路の一部分を通水可能に狭めるように突出して配置された突出部によって構成されている請求項1又は2に記載のシャワー装置。
  5. 上記テーパ部のテーパ角度は、15°〜40°である請求項2乃至の何れか1項に記載のシャワー装置。
  6. 上記吐水ユニットのケーシングの内周部の下端部と上記環状部材の外周部の下端部は、その下方に向かって曲面状に広がる曲面部を備え、これらの曲面部によって環状流路が形成されている請求項1記載のシャワー装置。
  7. 上記環状部材は、上記環状流路を開閉するように上記ケーシングに対して摺動可能に構成されている請求項2又はに記載のシャワー装置。
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