JP5076881B2 - 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法 - Google Patents

伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5076881B2
JP5076881B2 JP2007334547A JP2007334547A JP5076881B2 JP 5076881 B2 JP5076881 B2 JP 5076881B2 JP 2007334547 A JP2007334547 A JP 2007334547A JP 2007334547 A JP2007334547 A JP 2007334547A JP 5076881 B2 JP5076881 B2 JP 5076881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
circuit
transmission characteristic
reception
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007334547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009159257A (ja
Inventor
大太 鍔本
誠 須和田
均 除村
正喜 登坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007334547A priority Critical patent/JP5076881B2/ja
Priority to US12/186,043 priority patent/US8000662B2/en
Priority to EP08162271A priority patent/EP2075970A2/en
Publication of JP2009159257A publication Critical patent/JP2009159257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5076881B2 publication Critical patent/JP5076881B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03878Line equalisers; line build-out devices
    • H04L25/03885Line equalisers; line build-out devices adaptive

Description

本発明は伝送路を介して送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整装置、回路基板および伝送特性調整方法に係り、特に、信号伝送系の受信素子入力における波形品質の劣化を、多相CLKを用いて測定した時間軸方向のウィンドウ幅を指標として監視し、その結果を用いて伝送特性の調整を行う伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法に関するものである。
近年、信号伝送の高速化に伴い、そのマージン(波形マージン)は小さくなる傾向にあり、設計、評価段階だけでなく、装置上で適所ごとに逐次伝送特性を調整する必要性が高まってきている。
これに対して従来から提供されている技術は、エラー率を監視しながら、任意の回路要素を調整して伝送特性を調整する方式を採用している。例えば参考文献として、下記特許文献が挙げられる。
特開2003−032187号公報
しかしながら、エラー率を監視しながら、回路要素を調整することになると、ある程度のエラー率を許容せざるを得ず、従って、従来の技術ではある程度のエラー率を許容することができるシステムにしか適用することができないという問題点がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、エラーを起こす前に回路調整を行うことができ、エラーを生じることがなくて、伝送特性の信頼性の高い伝送特性調整装置、そのような伝送特性調整装置を組み込んだ回路基板、及び伝送特性調整方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、この伝送特性調整装置は、伝送路を介する送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整装置であって、多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断する判断部と、前記判断部の判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出するウィンドウ検出部と、前記ウィンドウ検出部により検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する回路要素設定部とを備える。
また、この回路基板は、伝送路を介して送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整装置を有する回路基板であって、前記伝送特性調整装置は、多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断する判断部と、前記判断部の判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出するウィンドウ検出部と、前記ウィンドウ検出部により検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する回路要素設定部とを備える。
また、この伝送特性調整方法は、伝送路を介する送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整方法であって、多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断し、前記判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出し、前記検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する。
本発明によれば、検出された時間軸方向のウィンドウ幅の変動に基づいて、設定の評価を行い、その評価結果に応じて伝送特性を調整することができ、常に信頼性高い伝送を行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における全体構成を示すブロック図である。この実施の形態は送信素子100と受信素子200とこれらの間に設けられる伝送路300とを備えて構成される。
送信素子100は、内部処理回路101とその処理結果を伝送路に出力する出力バッファ102を備えている。
また受信素子200は、イコライザ201A,201Bと入力バッファ202A,202Bとを有する二つの受信系RA,RBと経路切り替え回路203と内部処理回路204とを備える。
そして、二つの受信系RA,RBのうちの一つの受信系RBは、多相クロックを発生する多相クロック発生器205と、時間軸ウィンドウ幅を検出する時間軸ウィンドウ幅監視回路(時間軸ウィンドウ幅検出部)206と、時間軸ウィンドウ幅監視回路206により検出されたウィンドウ幅の変動を検出し該変動に基づいて、ウィンドウ幅に影響を与える回路要素(ここではイコライザ201B)の設定値についての評価を行い、該評価結果に基づいてイコライザ201B(回路要素の設定値)を調整する回路要素調整回路(回路要素調整部)207を備える。
以下これらについて詳述する。伝送路300は、送信素子100と受信素子200を接続する線路であり、具体的にはプリント配線板、Cableなどにより構成される。
イコライザ201A,201Bは、伝送路で損失する高周波成分を受信素子200側で補償する回路である。
多相クロック発生器205は、1周期を任意数で分割した時間幅ずつ位相を変動させたCLKを発生する。
時間軸ウィンドウ幅監視回路206は、入力されるデータを多相CLKから供給されたそれぞれの位相のCLKで確定し、隣り合う位相の論理が異なる部分をデータ変化点として認識することにより、時間軸上のウィンドウ幅を測定する。なお、時間軸ウィンドウ幅監視回路206は、ウィンドウ幅の測定とともに、その変動を監視するものであってもよい。
回路要素調整回路207は、時間軸ウィンドウ幅監視回路206により測定されたウィンドウ幅の変動を検出し、該変動に基づいてイコライザ201Bの設定値を評価し、該評価結果に基づいて、イコライザ201Bの設定値を変更調整する。この調整は時間軸ウィンドウの幅が最大になるように行う。なお、本実施の形態においては、回路要素調整回路207にウィンドウ幅の変動の検出機能を設けたが、上述のように、時間軸ウィンドウ幅監視回路206に設けるようにしても良い。
以下、実施の形態1の全体動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(データ変化点の検出:S1)
データ変化点を検出する方式は一般的なクロック・リカバリ回路で採用されている方式とする。具体的なプロセスを以下に説明する。
(第1ステップ)多相クロックの発生
図3に示すように、外部から入力された、または内部でもっている基準となるクロック信号を元に、任意の値だけ位相がずれたクロックを発生させる。発生させる本数はクロックの周期を位相ずれの値で割った数とする。
(第2ステップ)各位相クロックでの論理確定
図4に示すように、前項(第1ステップ)で発生した多相クロックのそれぞれで受信データを確定する。
(第3ステップ)隣接位相間で論理が異なる部分を検出
図5に示すように、前項(第2ステップ)で確定した論理を調べ、隣り合う位相で論理が異なる部分を検出する。図の例では「CLK1」と「CLK2」の間がそれにあたる。これをデータの変化点とみなす。このとき、変化点の抽出は複数ビットのデータにおける変化点の平均値をとることとする。
(時間軸ウィンドウ幅の算出:S2)
図6に示すように、前項の手法(S1)によって、データ変化点を検出し、検出されたデータ変化点同士の時間間隔を測定することにより時間軸ウィンドウ幅を得ることができる。
(時間軸ウィンドウ幅の変動監視:S3)
図7に示すように、時間軸ウィンドウ幅監視回路206は、一定の周期でウィンドウ幅を監視し、ウィンドウ幅に変動があった場合は(S3,Y)、回路要素の調整(S4)に進む。変動がない場合は(S3,N)、ステップS1に戻る。ウィンドウ幅の監視は前回測定との差分に対して任意の基準値を設定することによって実現する。
(回路要素の調整:S4)
回路要素の調整は、以下の手順で行われる。図8は動作概要を示すブロック図であり、図9は回路要素の調整動作を示すフローチャートである。
イコライザ回路の高周波成分に関する増幅量(以降イコライザ量と表現する)の設定を初期値「0」に設定し(S4−1)、時間軸ウィンドウ幅を測定する(S4−2)。次に、イコライザ量の設定を次の増加方向段階に変更し(S4−3)、時間軸ウィンドウ幅を測定する(S4−4)。
以上のステップ(S4−3)、(S4−4)の処理を全ての設定値について実施し(S4−5)、ウィンドウ幅が最大となる設定を検出し、これを採用値とする(S4−6)。
(設定の反映:S5)
前項(S4)で検出した設定を回路に反映する。
このとき設定変更に伴うエラーを生じないように回路を制御する必要がある。この機能を図10に示す動作概念図の経路切り替え回路に持たせる。具体的な手順を図11に従って説明する。
まず、抽出した設定を図10に示すSub系RBに反映する(S5−1)。次に、Sub系の設定切り替え時のエラーが収まったことを、Sub系とMain系の受信データの相異(一致)により検出する(S5−2)。このデータの相異を確認する回路の具体例としては排他的論理和の利用があげられる。データの相異を確認するためには数ミリ秒程度の監視が必要となる。この監視に必要な時間が送受信データの何倍に相当するかを計算し、その結果をカウンタで計測することによって、所望の一致(相異)監視時間を得る。この構成回路の一例を図12に示す。
図12には、Main系とSub系の受信データを入力する排他的論理和回路221と、その出力を一致を監視するための周期計算回路222で指示される周期にわたり、カウントするカウンタ223と、そのカウンタ223のカウント値に基づいてMain系とSub系を切替えるセレクタ224とを備えて構成される。
そして、Main系とSub系の一致が確認されると(S5−2)、受信データとしてSub系を選択する(S5−3)。そして、Sub系の設定をMain系に反映し(S5−4)、Main系の設定切り替え時のエラーが収まったことを、Sub系とMain系の受信データの一致により確認すると(S5−5)、受信データとしてMain系を選択する(S5−6)。
実施の形態2.
実施の形態1では伝送特性を制御する回路要素、即ち回路要素設定回路207が調整する回路要素としてイコライザを採用しているが、送信素子100、および受信素子200を制御することによって、同様の効果を得ることができる。
例えば実施の形態2として、図13に示すように伝送路の両端である送信素子100の出力バッファ102の出力側と受信素子200の入力バッファ202A,202Bの入力側とに設けられる内蔵終端抵抗131,231A,231Bの値を変更制御することによっても、実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
実施の形態3.
また、実施の形態3においては、回路要素の設定として、送信素子100Aの送信系を冗長化することもできる。上述した実施の形態1では、受信素子側のみで冗長回路が構成されているため、送信側の回路要素を調節することができない。
そこで、図14に示すように、送信素子100A内におけるデータ送信系を冗長に備えることによって、受信素子側から伝送されてくる制御信号によって、プリエンファシス量、振幅、およびデータ送信系の切り替えを行いながら伝送特性を調整することによって、同様の効果を得ることができる。
図14では、送信素子内に複数(二つ)のデータ送信系TA,TBを備えるとともに、これら送信系のそれぞれが出力バッファ102A,102Bとプリエンファシス設定回路105A,105Bを有する。そして、これら送信系を受信素子200側の回路要素設定回路207からの制御信号により切替える経路切り替え回路106を備えている。
実施の形態4.
実施の形態1では、信号伝送系をMainとSunの2系統にわけ、回路要素の調整についてはSub側にその機能をもたせている。この構成によれば、図15(a)に示すように、設定の切り替え時にMain→Sub→Mainという手順になり2回の切り替えが必要となる。これに対し、図15(b)に示すように、信号伝送系の2重化を完全に対称な形態にすることによって、MainとSubという区別がなくなり、回路の切り替えを信号伝送系(1)→信号伝送系(2)と1回に減少させることができる。
実施の形態5.
実施の形態1では、図16(a)に示すように、ウィンドウ幅監視系を含むSub系をそれぞれのチェンネルに持たせることになるが、これを図16(b)に示すように複数のデータ伝送系で共有することにより回路規模を小さくすることができる。なお、共有は時分割方式とする。
実施の形態6.
実施の形態3では、送信素子の冗長化について説明した。これは図17(a)に示すように、送信素子側の回路要素を制御する手段として主信号の伝送路300aと別に、受信素子から送信素子へ制御信号を送付するための伝送路300bを付加している。このため、専用の信号Pinを送信素子、受信素子、コネクタに用意する必要があり、実装効率を悪化させることとなる。
これに対し、図17(b)に示すように、受信素子200に制御信号搬送波を生成して主信号の配線に重畳する制御信号搬送波生成回路371を設けると共に、送信素子100に主信号に重畳された制御信号搬送波を受信する制御信号搬送波受信回路171を設け、受信素子200側からの制御信号を差動データ伝送系に同相で重畳して伝送することにより、送受信データへの影響なく、かつ、制御信号用伝送路を追加することなく、送信素子への制御信号伝送を実現できる。
実施の形態7.
実施の形態1では、図18(a)に示すように、伝送特性を制御する回路要素としてイコライザを採用しているが、図18(b)に示すように、送信素子100、または受信素子200のPLL261に供給する電源の電源フィルタを構成する回路部品(定数可変のインダクタンス、コンデンサ、抵抗)262の定数を制御することによっても、同様の効果を得ることができる。実施の形態11では、このようにジッタ周波数耐性を調整する。
信号伝送系においてジッタによるエラーが発生する場合、その原因となるジッタ周波数は限定されることが多い。そして、そのジッタはPLL261の電源供給系に混入する雑音によって生じる場合が多い。よって、PLL261への電源供給端子の内部に可変素子(コンデンサ、またはインダクタンス)262を作りこみ、この内部素子と外部に作成した外部電源フィルタ(フィルタ回路)263の合成で決まるフィルタの特性を変化させることのよって原因となるジッタを抑制することができる。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、結果を確認しながら伝送特性の調整を図る事が可能となり、またマージンの測定をデジタル回路で構成しているのでLSIへの適用が容易になる。よって、信号伝送の品質改善に寄与することができるという効果を奏する。
以上に説明したように、実施の形態によれば、伝送の結果を確認しながら伝送特性の調整を図る事が可能となり、また時間軸ウィンドウ幅の測定をデジタル回路で構成しているのでLSIへの適用が容易になる。よって、信号伝送の品質改善に寄与することができるという効果を奏する。
以上、本実施の形態によれば、以下の付記で示す技術的思想が開示されている。
(付記1) 伝送路を介する送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整装置であって、
多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断する判断部と、
前記判断部の判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出するウィンドウ検出部と、
前記ウィンドウ検出部により検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する回路要素設定部と、
を備える伝送特性調整装置。
(付記2) 付記1に記載の伝送特性調整装置において、
前記回路要素設定部は、前記伝送路の終端に設けられる内蔵終端抵抗を変更することにより伝送特性を調整する伝送特性調整装置。
(付記3) 付記1に記載の伝送特性調整装置において、
前記受信素子内に複数のデータ受信系を備えてなり、前記回路要素設定部は、前記評価結果に基づいて、前記データ受信系を切替えることにより伝送特性を調整する伝送特性調整装置。
(付記4) 付記1に記載の伝送特性調整装置において、
前記送信素子内に複数のデータ送信系を備えてなり、前記回路要素設定部は、前記評価結果に基づいて、前記複数のデータ送信系を切替えることにより伝送特性を調整する伝送特性調整装置。
(付記5) 付記1に記載の伝送特性調整装置であって、
前記伝送特定調整装置は、前記受信素子内に設けられる複数の受信系のそれぞれに設けられる伝送特性調整装置。
(付記6) 付記1に記載の伝送特性調整装置であって、
前記ウィンドウ検出部及び前記回路要素設定部は、前記受信素子内に設けられる複数の受信系に対して共用されるように設けられる伝送特性調整装置。
(付記7) 付記1に記載の伝送特性調整装置において、
前記回路要素設定部は、前記送信素子、または前記受信素子のPLLに供給する電源の電源フィルタを構成するインダクタンス、コンデンサ、及び抵抗のうちの少なくともいずれか一つの定数を変更することによって、ジッタ周波数耐性の調整を行う伝送特性調整装置。
(付記8) 付記4に記載の伝送特性調整装置において、
前記回路要素設定部は、前記送信素子側へ送信する設定用の制御信号を、変調して差動データ伝送系に同相で重畳して伝送する伝送特性調整装置。
(付記9) 伝送路を介して送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整装置を有する回路基板であって、
前記伝送特性調整装置は、
多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断する判断部と、
前記判断部の判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出するウィンドウ検出部と、
前記ウィンドウ検出部により検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する回路要素設定部と、
を備える回路基板。
(付記10) 付記9に記載の回路基板において、
前記回路要素設定部は、前記伝送路の終端に設けられる内蔵終端抵抗を変更することにより伝送特性を調整する回路基板。
(付記11) 付記9に記載の回路基板において、
前記受信素子内に複数のデータ受信系を備えてなり、前記回路要素設定部は、前記評価結果に基づいて、前記データ受信系を切替えることにより伝送特性を調整する回路基板。
(付記12) 付記9に記載の回路基板において、
前記送信素子内に複数のデータ送信系を備えてなり、前記回路要素設定部は、前記評価結果に基づいて、前記複数のデータ送信系を切替えることにより伝送特性を調整する回路基板。
(付記13) 付記9に記載の回路基板において、
前記ウィンドウ検出部及び前記回路要素設定部は、前記受信素子内に設けられる複数の受信系に対して共用されるように設けられる回路基板。
(付記14) 付記9に記載の回路基板において、
前記回路要素設定部は、前記送信素子、または前記受信素子のPLLに供給する電源の電源フィルタを構成するインダクタンス、コンデンサ、及び抵抗のうちの少なくともいずれか一つの定数を変更することによって、ジッタ周波数耐性の調整を行う回路基板。
(付記15) 伝送路を介する送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整方法であって、
多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断し、
前記判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出し、
前記検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する
伝送特性調整方法。
(付記16) 付記15に記載の伝送特性調整方法において、
前記伝送路の終端に設けられる内蔵終端抵抗を変更することにより伝送特性を調整する伝送特性調整方法。
(付記17) 付記15に記載の伝送特性調整方法において、
前記受信素子内に複数のデータ受信系を備えてなり、前記評価結果に基づいて、前記データ受信系を切替えることにより伝送特性を調整する伝送特性調整方法。
(付記18) 付記15に記載の伝送特性調整方法において、
前記送信素子内に複数のデータ送信系を備えてなり、前記評価結果に基づいて、前記複数のデータ送信系を切替えることにより伝送特性を調整する伝送特性調整方法。
(付記19) 付記15に記載の伝送特性調整方法において、
前記送信素子、または前記受信素子のPLLに供給する電源の電源フィルタを構成するインダクタンス、コンデンサ、及び抵抗のうちの少なくともいずれか一つの定数を変更することによって、ジッタ周波数耐性の調整を行う伝送特性調整方法。
(付記20) 付記18に記載の伝送特性調整方法において、
前記送信素子側へ送信される設定用の制御信号は、変調されて差動データ伝送系に同相で重畳されて伝送される伝送特性調整方法。
本発明の実施の形態1を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1の全体動作を示すフローチャートである。 多相クロックの発生を説明する概念図である。 各位相クロックでの論理確定動作を示す概念図である。 隣接位相間で論理値の変化検出動作を示す概念図である。 時間軸ウィンドウ幅の算出動作を示す概念図である。 時間軸ウィンドウ幅の変動監視動作を示す概念図である。 回路要素の調整動作を示す概念図である。 回路要素の調整動作を示すフローチャートである。 調整された設定値の反映動作を示す概念図である。 経路切り替え動作を示すフローチャートである。 データの一致(相異)監視回路を示すブロック図である。 実施の形態2における内臓終端抵抗の制御の調整動作を示す概念図である。 実施の形態3における送信素子の冗長化を示すブロック図である。 実施の形態4における信号伝送系の2重化を示すブロック図である。 実施の形態5における時間軸ウィンドウ幅監視系の共有を示すブロック図である。 実施の形態6における主信号伝送系への制御信号の重畳を示す概念図である。 実施の形態7における電源フィルタ定数の調整動作を示すブロック図である。
符号の説明
100 送信素子、101 内部処理回路、102 出力バッファ、200 受信素子、201A,201B イコライザ、202A,202B 入力バッファ、203 経路切り替え回路、204 内部処理回路、205 多相クロック発生器、206 時間軸ウィンドウ幅監視回路、207 回路要素調整回路、RA,RB 受信系。

Claims (7)

  1. 伝送路を介する送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整装置であって、
    多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出するウィンドウ検出部と、
    前記ウィンドウ検出部により検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する回路要素設定部とを備え、
    前記送信素子内に複数のデータ送信系を備えてなり、前記回路要素設定部は、前記評価結果に基づいて、前記複数のデータ送信系を切替えることにより伝送特性を調整する伝送特性調整装置。
  2. 請求項1に記載の伝送特性調整装置において、
    前記受信素子内に複数のデータ受信系を備えてなり、前記回路要素設定部は、前記評価結果に基づいて、前記データ受信系を切替えることにより伝送特性を調整する伝送特性調整装置。
  3. 請求項1に記載の伝送特性調整装置であって、
    前記伝送特定調整装置は、前記受信素子内に設けられる複数の受信系のそれぞれに設けられる伝送特性調整装置。
  4. 請求項1に記載の伝送特性調整装置であって、
    前記ウィンドウ検出部及び前記回路要素設定部は、前記受信素子内に設けられる複数の受信系に対して共用されるように設けられる伝送特性調整装置。
  5. 請求項に記載の伝送特性調整装置において、
    前記回路要素設定部は、前記送信素子側へ送信する設定用の制御信号を、変調して差動データ伝送系に同相で重畳して伝送する伝送特性調整装置。
  6. 伝送路を介して送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整装置を有する回路基板であって、
    前記伝送特性調整装置は、
    多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出するウィンドウ検出部と、
    前記ウィンドウ検出部により検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて、前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更する回路要素設定部とを備え、
    前記送信素子内に複数のデータ送信系を備えてなり、前記回路要素設定部は、前記評価結果に基づいて、前記複数のデータ送信系を切替えることにより伝送特性を調整する回路基板。
  7. 伝送路を介する送信素子と受信素子との間での伝送特性を調整する伝送特性調整方法であって、
    多相クロックの各位相により、確定されたデータについての相異の有無を判断し、
    前記判断結果と前記多相クロックの位相に基づいて、受信データの時間軸方向のウィンドウ幅を検出し、
    前記検出されたウィンドウ幅の変動に基づいて、受信波形に影響を及ぼす前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値について評価し、該評価結果に基づいて前記送信素子又は前記受信素子の回路要素の設定値を変更し、前記評価結果に基づいて前記送信素子内に備えられた複数のデータ送信系を切替えることにより伝送特性を調整する伝送特性調整方法。
JP2007334547A 2007-12-26 2007-12-26 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法 Expired - Fee Related JP5076881B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007334547A JP5076881B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法
US12/186,043 US8000662B2 (en) 2007-12-26 2008-08-05 Transmission characteristic adjustment device, circuit substrate, and transmission characteristic adjustment method
EP08162271A EP2075970A2 (en) 2007-12-26 2008-08-12 Transmission characteristic adjustment device, circuit substrate, and transmission characteristic adjustment method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007334547A JP5076881B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009159257A JP2009159257A (ja) 2009-07-16
JP5076881B2 true JP5076881B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=40532597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007334547A Expired - Fee Related JP5076881B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8000662B2 (ja)
EP (1) EP2075970A2 (ja)
JP (1) JP5076881B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103718359B (zh) 2011-10-21 2016-08-17 松下知识产权经营株式会社 碱性电池
JP6241129B2 (ja) * 2013-08-19 2017-12-06 富士ゼロックス株式会社 伝送装置、画像形成装置、及び制御プログラム

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3806804A (en) * 1965-06-11 1974-04-23 Martin Marietta Corp Radio telephone system having automatic channel selection
JPH0417432A (ja) 1990-05-11 1992-01-22 Nec Corp アイパターン評価装置
JP3846918B2 (ja) 1994-08-02 2006-11-15 富士通株式会社 光伝送システム、光多重伝送システム及びその周辺技術
JP2679654B2 (ja) * 1994-12-16 1997-11-19 日本電気株式会社 調歩同期信号のパルス幅歪補正装置
JPH09294093A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Oki Electric Ind Co Ltd 局内回線終端盤の等化回路
JP2993559B2 (ja) * 1997-03-31 1999-12-20 日本電気株式会社 位相同期回路
JPH11275031A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Fujitsu Ltd 光伝送装置
DE60029687T2 (de) * 1999-06-22 2007-10-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Symboltaktsynchronisierung in Mehrträgerempfängern
US6731683B1 (en) * 2000-10-02 2004-05-04 Lsi Logic Corporation Serial data communication receiver having adaptive equalization
JP2002184125A (ja) * 2000-12-08 2002-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル信号再生装置
JP3731505B2 (ja) 2001-07-18 2006-01-05 日本電気株式会社 光受信装置、光データ信号の波形最適化方法及び光データ信号の波形最適化プログラム
JP4190840B2 (ja) 2002-09-09 2008-12-03 Necエンジニアリング株式会社 光受信器
US7126378B2 (en) * 2003-12-17 2006-10-24 Rambus, Inc. High speed signaling system with adaptive transmit pre-emphasis
US8111640B2 (en) * 2005-06-22 2012-02-07 Knox Michael E Antenna feed network for full duplex communication
US20090028074A1 (en) * 2005-06-22 2009-01-29 Knox Michael E Antenna feed network for full duplex communication
US7529300B2 (en) * 2005-07-26 2009-05-05 Cubic Corporation Shaped-offset quadrature amplitude modulation methods and apparatus
JP4845092B2 (ja) * 2005-08-19 2011-12-28 富士通株式会社 通信機能を有する装置、送信器自動調整方法、システム及びプログラム
US7555276B2 (en) * 2005-12-19 2009-06-30 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Devices, methods, and computer program products for controlling power transfer to an antenna in a wireless mobile terminal
US7764935B2 (en) * 2006-12-21 2010-07-27 Nokia Corporation Phase and power calibration in active antennas
JP5163544B2 (ja) * 2009-03-04 2013-03-13 株式会社村田製作所 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8000662B2 (en) 2011-08-16
EP2075970A2 (en) 2009-07-01
US20090167452A1 (en) 2009-07-02
JP2009159257A (ja) 2009-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009159256A (ja) 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法
US7940873B2 (en) Data reproduction circuit
EP1723534B1 (en) Data sampling clock edge placement training for high speed gpu-memory interface
US7756232B2 (en) Clock and data recovery circuit
US7266169B2 (en) Phase interpolater and applications thereof
US7539242B2 (en) Semiconductor integrated circuit device and method of testing the same
EP2991260A1 (en) Method for performing data sampling control in an electronic device, and associated apparatus
CN101523834B (zh) 时钟数据恢复装置
US8023605B2 (en) Oversampling circuit and oversampling method
US7995646B2 (en) Communication test circuit, communication interface circuit, and communication test method
US20210049952A1 (en) Light-emitting diode driving apparatus
US11349459B2 (en) Multiple adjacent slicewise layout of voltage-controlled oscillator
US9584228B2 (en) Clock control circuit and transmitter
US6389090B2 (en) Digital clock/data signal recovery method and apparatus
JP5076881B2 (ja) 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法
US8514920B2 (en) Methods and apparatus for pseudo asynchronous testing of receive path in serializer/deserializer devices
KR100513385B1 (ko) 선형 위상 검출기를 이용한 클럭 및 데이터 복원 장치 및 그 방법
JPH02168308A (ja) クロック信号供給装置
US9484967B1 (en) Method for duty cycle distortion detection through decision feedback equalizer taps

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees