JP5065832B2 - 光伝送システムおよびオペレーティング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送システムおよび光分岐挿入多重装置に係り、特に光信号と電気信号とを統一的に管理する光伝送システムおよび光分岐挿入多重装置に関する。
特許文献1および特許文献2は、光伝送ネットワークにおいて、伝送装置から上位装置に挙げる警報について、誤警報、無駄な警報等を抑止する技術を開示している。
また、特許文献3は、伝送路の異常を検知した装置がこの障害の発生した伝送路に収容される全てのパスについて、パスの番号とパスの障害内容を示す警報を書き込んだ警報情報ブロックを作成し、隣接する装置に向けて送信することを開示している。
さらに、非特許文献1は、OADMシステムとADMシステムとを、それぞれ異なるエリアで運用することを開示している。すなわち、OADMシステムのパス管理では、λパスのみを管理対象とし、ADMシステムのパス管理では、IF盤間の電気パス(SDH)のみを管理対象とし、λパスと電気パスの両方を関連付けて管理することは記載されていない。
特開2002−262316号公報 特許第3578745号公報 特許第2593553号公報 森川、外2名、「国内向け光伝送システムにおけるOPSの現状と次世代ネットワークの展開」、FUJITSU vol57 2006年7月 PP.409−414
OADMノードにADMトランスポンダが実装された光伝送システムのオペレーションでは、λパスとポートパスの管理が必要となる。ここで、λパスとは、トランスポンダ間で終端しているが、光伝送システムを周回するパスである。また、ポートパスとはポートで終端されたパスである。
ADMトランスポンダでは、クライアントのポート単位で、トランスポンダ内でのAdd/Drop/Throughを設定し、任意ノードの任意ポート同士を接続して、主信号の導通が可能である。λパスとADMトランスポンダの入出力ポートの対応が固定的でないため、どのλパス障害により、どの入出力ポートの障害となるのかを速やかに特定できない。このため、WDMセクションに障害が発生した場合、λパスに警報が発生するが、λパス警報により、どの入出力ポートに影響があるのか不明である。
理論上、ポートパス数は、ノード数×波長多重数×ADMトランスポンダの提供ポート数となる。例えば、12ノード構成、80波長、4ポートをサポートするシステムの場合、ポートパス数は、3840本と膨大になる。管理するパスの本数、および、パス開通時の選択肢(使用波長、使用ポート)の増加により、ユーザによるパス管理、障害管理も複雑化する。
仮に、OADMノードからOpSに対し、ポートパスの障害を検知可能とし、警報を通知したとしても、ポートパス数が多いため、多量に警報が発生してしまう。警報を送信する監視チャネルは帯域が細いため、警報転送での遅延が発生する。かつ監視チャネルが占有されることで、監視チャネルにおける他の制御パケットの転送にも影響する。
上述した課題は、複数のADMトランスポンダを実装した複数の光分岐挿入多重装置と、これらの光分岐挿入多重装置を管理するオペレーティング装置とからなり、 前記オペレーティング装置は、複数のADMトランスポンダのコンフィギュレーション情報に基づいて、λパスを設定する手段と、指定された2台の前記光分岐挿入多重装置の指定された2台のADMトランスポンダの入出力ポートを接続するポートパスについて、前記λパス中の空きタイムスロットを検索する手段と、少なくとも前記指定された2台のADMトランスポンダの入出力ポートに対し、AddまたはDrop設定する手段とから構成された光伝送システムにより、達成できる。
また、TDM信号のタイムスロットを交換するクロスコネクトを備えた第1および第2のADMトランスポンダと、光信号の分岐または挿入もしくは通過を制御する光スイッチとからなり、通過させる光信号は、第1のADMトランスポンダと第2のADMトランスポンダとの間について光スイッチを介さず送受信される光分岐挿入多重装置により、達成できる。
λパスの障害に対応して、OpSにおいて、障害となるポートパスを把握することが可能となる。また、λパスを一本の仮想リングとして扱うことで、ユーザにとって、分かりやすく、シンプルなパス管理を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
まず、図1を参照して、光伝送システムの全体構成を説明する。ここで、図1は光伝送システムのブロック図である。図1において、光伝送システム500は、光波長多重(DDWM:Dense Wavelength Division Multiplexing)のリング網を構成し、4台のOADM(Optical Add/Drop Multiplexer)ノード100間は局間光ファイバ103により接続されている。
OADMノード100は、OADM部101と2台のADMトランスポンダ102が実装され、破線で示すλ(lambda)パス200、および実線で示すポートパス201が開通されている。なお、ADMトランスポンダ102のポートに入出力されるクライアント信号には、GbE信号、STM−64/OC−192、STM−16/OC−48等が収容されるが、ここでは、GbEとして説明する。
光伝送システム500は、主回線とは別に監視制御専用のOSC(Optical Supervisory Channel)機能を有しており、OpS(Operating System)1とOADMノード100は、DCN(Data Communication Network)2に接続されたOADMノード100−A、100−Bをゲートウェイとして、論理的にネットワーク接続される。このOSCを用いてOpS1は、TL1コマンド等を使い、遠隔にてOADMノード100の監視制御を行う。
図2を参照して、OADMノードの詳細な構成を説明する。ここで、図2はOADMノードのブロック図である。図2において、OADMノード100は、光増幅部108、光分岐挿入機能部106、IF部105、装置内監視制御部104から構成される。光増幅部108は、波長多重信号光を局間伝送可能な信号光強度に一括増幅する光アンプ109を有する。光分岐挿入機能部106は、光増幅部108より受信した波長多重信号光を分離し、任意の波長について分岐、挿入もしくは通過後、再度、波長多重を行い、光増幅部108に送信する光スイッチ107を有する。
IF部105は、1波長毎にWestとEastでペア構成のADMトランスポンダ102を有する。ADMトランスポンダ102は、ポートより受信したGbE信号を波長多重するために適正な信号フォーマット、信号光強度、信号光波長に変換し、光分岐挿入機能部106へ送信する。IF部105は、また、光分岐挿入機能部106で分離した任意の波長を、外部端局装置と接続するために適正な信号フォーマット、信号光強度、信号光波長に変換し、ポートへ送信する。
装置内監視制御部104は、光増幅部108、光分岐挿入機能部106、IF部105で検出した警報、イベント通知を収集し、その結果をOpS1へ通知する。また、OpS1からの制御により装置設定を行う。
図3を参照して、ADMトランスポンダの詳細な構成を説明する。ここで、図3はペアのADMトランスポンダのブロック図である。図3において、クライアント信号としてWestとEast方向で、それぞれGbE信号をNチャネル(本実施例では4chとする)受信し、また、スルーパス用にお互いを接続するポートを有する。ADMトランスポンダ102は、4台のクライアント信号処理部110、クロスコネクト111、OTN生成112、OTN終端113、フレーム生成114、フレーム終端115、Line光モジュール116、他系光モジュール117から構成される。
クライアント信号処理部110は、ポートより受信した信号を光/電気変換し、等化増幅、および外部端局装置に送信するための信号光波長、信号光強度に変換し、クロスコネクト111へ送出する。クライアント信号処理部110は、また、クロスコネクト111から受信した信号を電気/光変換し、ポートへ送出する。クロスコネクト111は、ポートからのGbE信号と、ラインWest/EastからのGbE信号のチャネル入替え(タイムスロット変換)を行う。
OTN生成112は、クライアント信号処理部110からの信号にOTNフレームへのマッピングを行い、Line光モジュール116へ送信する。OTN終端113は、OTNフレームのデマッピングを行いクライアント信号処理部110へ送信する。
Line光モジュール116は、OTNフレーム信号を、波長多重するための信号光波長、信号光強度に変換しOADM部101へ送信する。また、OADM部101より分岐された信号を光/電気変換を行う。
フレーム生成114は、スルーパス用信号のフレームを生成する。フレーム終端115は、スルーパス用信号のフレーム終端を行う。他系光モジュール117は、スルーパス用信号の光/電気変換、電気/光変換を行う。
図3において、ADMトランスポンダ102(West)の矢印202は、Addパスである。また、矢印203は、Dropパスである。さらに、ADMトランスポンダ102(West)からADMトランスポンダ102(East)へ抜ける矢印204はThroughパスである。
図4を参照して、ADMトランスポンダに収容される各ポートと、ライン側(高速)信号のタイムスロットとの関係を説明する。ここで、図4は、ADMトランスポンダに収容される各ポートと、ライン側(高速)信号のタイムスロットとの関係を説明するブロック図である。図4において、ペアのADMトランスポンダ102には、それぞれ局間光ファイバ103が接続され、ADMトランスポンダ102間は、ADMトランスポンダ間接続光ファイバが接続されている。光信号は、左から右に伝達されている。局間光ファイバ103の端面のTS#1〜TS#8は、タイムスロット番号である。したがって、TS#1の信号は、ADMトランスポンダ102でタイムスロットの変更を受けずにThroughしてTS#1で送出されている。一方、TS#2の信号は、いずれかのADMトランスポンダ102でタイムスロットの変更(TS#2→TS#3)を受けてThroughしてTS#3で送出されている。
また、TS#5およびTS#6の信号は、それぞれポート2およびポート1へDropされている。一方、ポート4からの信号は、TS#4へADDされている。
OpS1は、各OADMノード100に対し、Add/Drop/Through設定を制御することで、ポートパス201の設定を行う。
図5を参照して、λパス管理テーブルを説明する。ここで、図5は、λパス管理テーブルを説明する図である。図5において、λパス管理テーブル60は、仮想リングID61、トポロジ62、トポロジタイプ63とから構成される。仮想リングID61にはλパスのIDを記録する。トポロジ62には始点ノードから順に接続されたノード名をとトランスポンダの番号方向ごとの使用波長を記録する。なお、トポロジタイプ63がリングのとき、時計回りにノードを記録する。なお、ここでは、OADMノード100−Aを、単にノードAと記載している(以下、同様)。また、トポロジタイプ63にはトポロジタイプ(リング/非リング)を記録する。
次に、OpS1からおこなわれるλパス200とポートパス201開通の処理について説明する。OpS1は、PC/WS等の一般的な情報処理装置であり、パス管理用のソフトウエアがインストールされ、ユーザより起動される。
初めに、OpS1にてパス管理を実現するまでの初期手順について説明する。各OADMノード100にて、局間光ファイバ103の接続、ADMトランスポンダ102のパッケージ実装、装置内ファイバ接続等、ハード接続がおこなわれた後、ユーザはOpS1に対して、リングを構成するOADMノード100の接続順を時計回り方向に登録する。また、その際に各OADMノード100で実装したADMトランスポンダ102に対してAdd/Drop可能な波長を登録する。
図6を参照して、ユーザが登録するコンフィギュレーション情報を説明する。ここで、図6は、コンフィグレーション情報を説明する図である。図6において、コンフィグレーション情報画面70は、CUI(Character User Interface)であり、「# ノードトポロジ(中略)topology=」までを、表示して、「nodeA,(中略),nodeD」の入力をまず受け付ける。次に、「# ノード名=トラポン番号:(中略)nodeA=」と表示して、「1:(East)λ1(West)λ2,」等の入力受け付ける。なお、ここで「:(コロン)」の前の「1」は、トランスポンダ(トラポン)番号である。これらの情報をもとに、OpS1は、波長毎に開通可能なλパス200のトポロジを把握する。
初期設定完了後、λパス200の開通をおこなう。OpS1では、該当の波長を持つADMトランスポンダ102同士で、Add/Dropできるように、一本の仮想リングとしてλパス200を開通する。
具体的には、以下の処理にてλパス200を開通する。
(1)ユーザに、開通するλパス200の波長と、仮想リングを識別するためのIDを指定させる。(リング内の特定の区間でλパス200を開通する場合は、リング内の時計回り、反時計回りを指定する。)
(2)OpS1は、(1)で指定された波長に設定されたADMトランスポンダ102の搭載ノードをコンフィギュレーション情報より検索する。
(3)OpS1は、ADMトランスポンダ102搭載有無で以下の処理を行う:
−(2)が搭載されたノード:(1)で指定された波長に対応する光スイッチ107に対してAdd/Drop設定を行う。
−(2)が搭載されていないノード:(1)で指定された波長に対応する光スイッチに対してThrough設定を行う。
(4)OpS1は、開通したλパス200の情報として、仮想リングID、Add/Drop可能なADMノードのトポロジとノード区間の使用波長、トポロジタイプをλパス管理テーブル(図5のフィールド61〜63)に登録する。
ユーザはこのλパス開通処理(1)〜(4)を多重可能な波長数回、繰り返しおこなう。
上述した手順で、リング内でADMトランスポンダ102を搭載した複数のOADMノード100に対してAdd/Dropを設定する。また、リング上の特定の区間内でADMトランスポンダ102を搭載した複数のOADMノード100に対してもAdd/Dropの設定ができる。
図7を参照して、OpSが実施するλパス開通処理を説明する。ここで、図7はλパス開通処理のフローチャートである。図7において、OpS1は、まず開通するλパスの波長と仮想リングIDを取得する(S181)。コンフィギュレーション情報を参照して、OpS1は、トポロジ上の各ノードについて、指定波長のADMトランスポンダの搭載有無を確認する(S182)。OpS1は、ADMトランスポンダ搭載ノードか判定する(S183)。搭載ノードのとき(Yes)、OpS1は、該当ノードの光スイッチに対してAdd/Droppを設定し、ステップ186に遷移する。ステップ183で非搭載ノードのとき(No)、OpS1は、該当ノードの光スイッチに対してThroughを設定し、ステップ186に遷移する。
ステップ186で、OpS1は、トポロジ上の全てのノードについて、設定済みか判定する。Noならば、OpS1は、ステップ182に遷移する。ステップ186でYesならば、λパス管理テーブルに仮想リングID、Add/Drop可能なノード名、ノード区間の使用波長およびトポロジタイプを登録する。OpS1は、他のλパスの開通処理を実施するか確認し(S188)、Yesならステップ181に戻り、Noなら終了する。
図8を参照して、λパス開通前後のスイッチの設定を説明する。ここで、図8はλパス開通前後のスイッチの設定を説明する図である。また、図8は、λ1の波長のパスユーザよりλ2の波長が指定され、λパス200を開通したときの各OADM部101の光スイッチ107の状態変化である。図8において、波長λ2のλパス200は、OADMノードCにてThrough設定が行われ、OADMノードA、B、DにてAdd/Drop可能なλパスである。
そして、OpS1では、開通した仮想リングに対して、図9に示すポート開通ダイアログと図10に示す仮想リング画面を表示することで、ユーザに対しλパス200、ポートパス201の管理、監視を実現させる。
図9を参照して、ポートパス開通ダイアログを説明する。ここで、図9は、ポートパス開通ダイアログ画面である。図9において、ポートパス開通ダイアログ画面80は、仮想リングID入力部91、始点ノード名入力部92、終点ノード名入力部93、ポートパス名入力部94、経路(West(反時計)/East(時計))入力部95、始点ノードポート番号入力部96、終点ノードポート番号入力部97、開通ボタン98、キャンセルボタン99とから、構成される。ユーザは、仮想リングID入力部91にVR1、始点ノード名入力部92にnodeA、始点ノードポート番号入力部96にWest1、終点ノード名入力部93にnodeD、終点ノードポート番号入力部97にEast1、ポートパス名入力部94にA−D−1、経路入力部95にWest回りと入力し、開通ボタン98を押すことで、ポートパスを開通させる。
OpS1は、指定された情報に基づき、各OADMノード100間の空きタイムスロットを検索し、Add、Drop、Through設定をおこない、ポートパス201を開通する。OpS1は、ポートパス開通に伴い、後述するポート管理テーブル50、タイムスロット管理テーブル80、ポートパス管理テーブル40、警報検出点テーブル30を更新し、リソースの管理をおこなう。
図10を参照して、仮想リング画面を説明する。ここで、図10は、仮想リング画面である。図10において、仮想リング画面80は、λパス200とポートバス201の開通状態を表示するフィールド81と、開通したポートパス201の詳細情報を表示するフィールド82で構成する。
フィールド81には、接続されたOADMノード100をアイコン83で表示し、各アイコンにはノード名、West/East方向を付与する。また、ポートパスの経路84と使用ポート番号も付与する。なお、仮想リング画面には、Add/Drop可能なOADMノード100のみでトポロジを表示する形態と、Add/Drop不可能な(Through設定した)OADMノード100も含めて表示する形態のどちらでもよい。
次に、OpS1におけるポートパス201の開通処理について説明する。
以下、図11ないし図14を参照して、OpS1で管理するテーブルについて説明する。ここで、図11はポート管理テーブルを説明する図である。図12はタイムスロット管理テーブルを説明する図である。図13はポートパス管理テーブルを説明する図である。図14は警報検出点テーブルを説明する図である。
図11において、ポート管理テーブル50は、OADMノード名51、ADMトランスポンダ(West)52、ADMトランスポンダ(East)53で構成されている。ポート管理テーブル50は、仮想リング毎に各OADMノード100のADMトランスポンダ102のポート空き状態を管理するテーブルである。ADMトランスポンダ(West)52、ADMトランスポンダ(East)53において、使用中のポートには、使用しているポートパス名をセットする。
図12において、タイムスロット管理テーブル80は、タイムスロット81、区間82で構成される。タイムスロット管理テーブル80は、仮想リング毎にノード区間のタイムスロットの空き状態を管理するテーブルである。区間82において、使用中のタイムスロットには、使用しているポートのパス名をセットする。なお、仮想リングのノード区間については、λパス管理テーブル60に登録されたトポロジ情報から参照できる。
図13において、ポートパス管理テーブル40は、ポートパス名41、仮想リングID42、始点43、終点44、経路45、経由ノード46で構成される。始点43および終点44は、それぞれノードとポート番号を記載する。ポートパス管理テーブル40は、開通したポートパス201の情報を管理する。
図14において、警報検出点テーブル30は、キー31、対応するポートパス32から構成される。キー31は、さらにノード、発生箇所、詳細発生箇所から構成される、警報検出点テーブル30は、各OADMノード100からの警報発生時、影響するポートパス201を参照するためのテーブルである。警報検出点テーブル30は、図5を用いて説明した仮想リング管理テーブル60のトランスポンダ情報から生成する。なお、警報検出点テーブル30の詳細については、後述する。
OpS1は、ポートパス開通要求時、指定された仮想リングIDからタイムスロット管理テーブル80を参照し、各ノード区間の空きタイムスロットを検索する。ここでは、タイムスロット番号の昇順に空き状態を検索し、使用タイムスロットを決定する。
そして、OpS1は、始点OADMノード100、終点OADMノード100では、ADMトランスポンダ102をAdd/Drop設定に、中継OADMノード100では、Through設定にすることで、ポートパス201を開通する。
開通後、OpS1は、ポート管理テーブル40、タイムスロット管理テーブル80の該当リソースに対してポートパス名をセットし使用中とする。また、OpS1は、ポートパス管理テーブルと、警報検出点テーブルに開通したポートパス201の情報を登録する。
OpS1は、これらのテーブルを参照、更新することで、空きリソースの検索、開通したポートパス201の情報、警報発生時のポートパス201への影響を把握する。
次に、図15および図16を用いて、障害時に発生する警報について説明する。ここで、図15は障害箇所に参照番号を付与する図である。図16は警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブルを説明する図である。
図15において、時計回りの片方向λパスについて、障害発生の可能性のある箇所に、吹き出しで参照番号(301〜328)を付与した。
図16において、警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブル20は、障害箇所21、警報発生箇所22、ポートパス23とから構成される。図15の障害箇所(301〜328)で、ファイバを抜去した時に、それぞれのOADMノード100にて発生する警報の内容を示したものが警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブル20である。また、ポートパス23は、図15に示す3本のポートパス201が生成された状態で、各障害におけるポートパス201への影響(断/導通)を示す。
装置内監視制御部104は、装置内の障害を検知し、原因警報をOpS1へ通知する。また、故障がOchレイヤの故障を伴う場合は、原因警報だけではなく、波及警報もOpS1へ通知する。
原因警報としては、以下がある。図16において、ADMトランスポンダ102のクライアント信号入力断(障害箇所305、312、319、326)で、PMD−LOS−Receiveが発生する。ADMトランスポンダ102と光スイッチ107間の信号断(障害箇所303、306、310、313、317、320、324、327)で、EQP−Add−THR−<波長番号>Lが発生する。光スイッチ107から光アンプ109に向かう信号断(障害箇所307、314、321、328)で、EQP−TA_INが発生する。光アンプ109間の信号断(障害箇所301、308、315、322)で、OTS−LOS−Receiveが発生する。
光アンプ109から光スイッチ107に向かう信号断(障害箇所302、309、316、323)で、EQP−RA_REFが発生する。ADMトランスポンダ102間の信号断(障害箇所304、311、318、325)で、EQP−THR−INが発生する。
また、光アンプ109間の入力信号断(障害箇所301、308、315、322)に起因して、LOSのBackward警報として、上流ノードにて、OTS−BDI−Receiveが発生する。
さらに、波及警報として、OTNの終端側のノードにて、OCH−FDI−P−Receiveが発生する。また、そのFDIのBackward警報として、上流ノードよりOTU−BDI−Receive、ODU−BDI−Receiveが発生する。
最後に、図17および図18を参照して、警報発生から関連するポートパス障害の検知方法について説明する。ここで、図17はλパス障害を説明するブロック図である。図18は障害が発生した仮想リング画面である。
図17において、破線で示すλパス200が開通され、そのλパス200を用いて実線で示す3本のポートパス201が開通されている。この状態でnodeDからnodeAに向かうWDM区間で、×で示す障害が発生したとする。
この場合、nodeAから、OTS−LOS−Receiveの原因警報と、OCH−FDI−P−Receiveの波及警報がOpS1に通知される。また、nodeDから、LOSのBackward警報として、OTS−BDI−Receive警報と、FDIのBackward警報として、OTU−BDI−Receive、ODU−BDI−Receiveが発生する。
OpS1は、受信した警報をもとに、影響のあるポートパス201を検索し、障害の状態を仮想リング画面上に反映させる。具体的には、OpS1は、以下の処理にてポートパス201の障害を検索する。
OpS1は、図14に示すADMトランスポンダ102の警報検出点テーブル30を保持している。警報検出点テーブル30には、各OADMノード100上の障害箇所、警報内容に応じて、影響するポートパス201のリストを登録されている。
なお、故障がOchレイヤの故障を伴う場合は、原因警報だけではなく波及警報もOpS1へ通知されることから、光スイッチ107や光アンプ109の警報はテーブルに保持せずADMトランスポンダ102の警報検出点のみを登録すれば良い。
OpS1は、ポートパス201を開通する毎に、ポートパス201が経由する警報検出点すべてについてポートパス情報を追加登録する。これにより、各警報検出点で警報を検出した場合には、この警報検出点テーブル30を用いて警報をポートパス201に対応付けることができる。
図17は、図15の障害箇所301で警報が発生したケースを示している。この場合の発生警報は、図16の障害箇所201のフィールドが「301」のレコードに対応する
(1)nodeAの光アンプ109(West)のOTS−LOS−Receive、
(2)nodeDの光アンプ109(East)のOTS−BDI−Receive、
(3)nodeAのADMトランスポンダ102(West)のOCH−FDI−P−Receive、
(4)nodeDのADMトランスポンダ102(East)のOTU−BDI−ReceiveおよびODU−BDI−Receive、
の各警報である。
図14で説明した警報検出点テーブル30に含まれている警報検出点は、
(1)nodeAのADMトランスポンダ102(West)のOCH−FDI−P−Receive、
(2)nodeDのADMトランスポンダ102(East)のOTU−BDI−Receive、ODU−BDI−Receive
である。
図14Aを参照すれば、nodeAのADMトランスポンダ102(West)のOTN終端で検出する波及警報OCH−FDI−P−Receiveに対応するポートパス名はA−D−1とB−D−2であることが分かる。
また、図14Bを参照すれば、nodeDのADMトランスポンダ102(East)のOTN終端で検出するBackward警報OTU−BDI−Receive、ODU−BDI−Receiveに対応するポートパス名もA−D−1とB−D−2であることが分かる。
このように、OpS1は、警報検出点テーブル30を用いて警報とポートパス201の対応付けを行い、図18に示す通り、λパス断の区間と、断となったポートパスを明示する。ここでは、障害を示すアイコン171、172(×印)の大きさを変えて付与することで、λパス200の障害(大きい×)とポートパス201の障害(小さい×)を視覚的に区別できるようになる。
なお、パスの線の色や形を変える等して明示する形態でもよい。また、原因警報、波及警報、Backward警報の表示を変えるなどして原因がより分かりやすいようにしても良い。
本実施例に拠れば、λパスの障害に対応して、障害となるポートパスを把握することが可能となる。また、λパスを一本の仮想リングとして扱うことで、ユーザにとって、分かりやすく、シンプルなパス管理を提供できる。さらに、OpSにて、ポートパスの障害を検出し、ユーザに通知することで、DCN、OSCおよびOADMノード内監視制御部の負荷を低減できる。
光伝送システムのブロック図である。 OADMノードのブロック図である。 ADMトランスポンダのブロック図である。 ADMトランスポンダに収容される各ポートと、ライン側(高速)信号のタイムスロットとの関係を説明するブロック図である。 λパス管理テーブルを説明する図である。 コンフィグレーション情報を説明する図である。 λパス開通処理のフローチャートである。 λパス開通前後のスイッチの設定を説明する図である。 ポートパス開通ダイアログ画面である。 仮想リング画面である。 ポート管理テーブルを説明する図である。 タイムスロット管理テーブルを説明する図である。 ポートパス管理テーブルを説明する図である。 警報検出点テーブルを説明する図である(その1)。 警報検出点テーブルを説明する図である(その2)。 障害箇所に参照番号を付与する図である。 警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブルを説明する図である(その1)。 警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブルを説明する図である(その2)。 警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブルを説明する図である(その3)。 警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブルを説明する図である(その4)。 λパス障害を説明するブロック図である。 障害が発生した仮想リング画面である。
符号の説明
1…OpS、2…DCN、20…警報発生箇所−ポートパス状態対応テーブル、30…警報検出点テーブル、40…ポートパス管理テーブル、50…ポート管理テーブル、60…λパス管理テーブル、70…コンフィグレーション情報画面、80…タイムスロット管理テーブル、100…OADMノード、101…OADM部、102…ADMトランスポンダ、103…局間光ファイバ、104…装置内監視制御部、105…IF部、106…光分岐挿入機能部、107…光スイッチ、108…光増幅部、200…λパス、201…ポートパス、500…光伝送システム。

Claims (4)

  1. 複数のADMトランスポンダを実装した複数の光分岐挿入多重装置と、これらの光分岐挿入多重装置を管理するオペレーティング装置とからなる光伝送システムにおいて、
    前記オペレーティング装置は、
    前記複数のADMトランスポンダのコンフィギュレーション情報に基づいて、λパスを設定する手段と、
    指定された2台の前記光分岐挿入多重装置の指定された2台のADMトランスポンダの入出力ポートを接続するポートパスについて、前記λパス中の空きタイムスロットまたは空きリソースを検索する手段と、
    少なくとも前記指定された2台のADMトランスポンダの入出力ポートに対し、AddまたはDrop設定する手段と、を含んで構成されていることを特徴とする光伝送システム。
  2. 請求項1に記載の光伝送システムであって、
    前記オペレーティング装置は、λパスの障害時に、当該λパスを通るポートパスを検索し、当該ポートパスの表示を行う手段をさらに備えたことを特徴とする光伝送システム。
  3. 請求項1に記載の光伝送システムであって、
    前記ポートパスを通る信号が
    両端で終端され、
    一端で終端され、他端で通過され、
    前記両端で通過され、
    のいずれかであることを特徴とする光伝送システム。
  4. 複数のADMトランスポンダを実装した複数の光分岐挿入多重装置を管理する手段と、
    前記複数のADMトランスポンダのコンフィグレーション情報に基づいて、前記光分岐挿入多重装置に対してλパスを設定する手段と、
    指定された2台の光分岐挿入多重装置の指定された2台のADMトランスポンダの入出力ポートを接続するポートパスについて、前記λパス中の空きタイムスロットまたは空きリソースを検索する手段と、
    少なくとも前記指定された2台のADMトランスポンダの入出力ポートに対し、AddまたはDropを設定する手段と、を含んで構成されていることを特徴とするオペレーティング装置。
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