JP5053808B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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本発明は、複数の品種(種類)の被計量物を計量する組合せ秤に関する。
従来、複数の品種の被計量物を計量する組合せ秤として、複数の品種の被計量物をミックスした全体の重量が所定重量範囲内となるように計量する、所謂ミックス計量を行う組合せ秤がある(例えば、特許文献1参照)。
図9(a)は、従来の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、図9(b)は、同組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図である。
この従来の組合せ秤では、例えば円状に列設された計量ホッパ14の下方に1つの集合シュート16が配置されている。例えば3品種の被計量物をミックスして排出する場合、複数の計量ホッパ14を各品種に対応するグループGA、GB、GCに分けて、各グループGA、GB、GCの計量ホッパ14には、それぞれのグループに対応する品種の被計量物が分散フィーダ1からリニアフィーダ2及び供給ホッパ3を介して供給される。そして、グループGA、GB、GCごとに(品種ごとに)被計量物の重量の組合せ計量を行うとともに、全品種を合わせた全体重量についても組合せ計量を行うことにより、全ての品種の各々について排出すべき計量ホッパ14の組合せを求める。この組合せに選択された計量ホッパ14から同時に被計量物が排出され、この排出された被計量物は、集合シュート16を滑り落ち、集合シュート16の排出口16eから、例えば包装機等へ投入される。
特開平7−198466号公報
上記従来の組合せ秤では、集合シュート16を1つのみ備えた構成であるため、同一の複数品種からなる被計量物を順次排出できるだけであり、バラエティーに富んだ複数の異なる被計量物を排出することはできない。
また、生産性(例えば、単位時間当たりの被計量物の排出回数)の向上を図るために、例えば、計量ホッパ14から集合シュート16へ排出する被計量物の排出サイクルを1計量サイクル時間の1/2等に短縮するように構成する手法がある。しかしながら、集合シュート16を1つのみ備えた構成であるので、集合シュート16上で先に排出された被計量物と次に排出された被計量物との間隔が十分とれなくなると、包装機等の動作に支障をきたすこととなり、排出サイクルを短縮して生産性の向上を図るのには限界がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、バラエティーに富んだ複数の異なる被計量物を排出することができるとともに、生産性の向上をより図ることができる組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の組合せ秤は、被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される1つ以上の第1のグループにグループ分けされるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、いずれか1つの前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのうち少なくとも2つのグループに対して互いに異なる品種の被計量物が供給されて、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのなかに、複数の品種の被計量物が供給されるグループと、1つの品種の被計量物のみが供給されるグループとが存在するよう構成され、さらに、それぞれ前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる1つ以上の内側シュートと、それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのうち、前記複数の品種の被計量物が供給されるグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定し、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのうち、前記1つの品種の被計量物のみが供給されるグループに対して、供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えている。
この構成によれば、集合シュートとして1つ以上の内側シュートと複数の外側シュートを有し、これらそれぞれのシュートに対応する組合せ用ホッパのグループ(第1、第2のグループ)のうち少なくとも2つのグループに対して互いに異なる品種の被計量物が供給され、各グループに対して排出組合せを求めてそれぞれのシュートへ被計量物を排出させるように構成されているので、それぞれのシュートから、例えば、品種の異なる被計量物及び異なる複数の品種が混合された被計量物等、バラエティーに富んだ複数の異なる被計量物を排出することができる。また、1つ以上の内側シュートと複数の外側シュートのそれぞれのシュートに対応するグループに対して排出組合せが求められて被計量物が排出されるので、1つの集合シュートのみを有する従来構成と比べて、生産性の向上をより図ることができる。
また、前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が1個であり、少なくとも2つの前記第2のグループの各々に対して、互いに異なる1つの品種の被計量物または少なくとも1つの品種が異なる複数の品種の被計量物が供給されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、複数の外側シュートからそれぞれ1つの品種の被計量物または複数の品種が混合された被計量物を排出し、1つの内側シュートから全ての品種が混合された被計量物を排出することができる。
また、前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が1個であり、全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる1つの品種の被計量物が供給されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、複数の外側シュートからそれぞれ異なる1品種の被計量物を排出し、1つの内側シュートから全ての品種が混合された被計量物を排出することができる。
また、本発明の組合せ秤は、被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される1つの第1のグループに定められるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる複数の品種の被計量物が供給されて、前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれが、複数の品種の被計量物が供給されるグループとなるよう構成され、さらに、前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる1つの内側シュートと、それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれのグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えている。
この構成によれば、複数の外側シュートからそれぞれ異なる複数の品種が混合された被計量物を排出し、1つの内側シュートから全ての品種が混合された被計量物を排出することができる。
また、前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が複数個であり、少なくとも2つの前記第1のグループまたは少なくとも2つの前記第2のグループの各々に対して、互いに異なる1つの品種の被計量物または少なくとも1つの品種が異なる複数の品種の被計量物が供給されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、複数の外側シュート及び内側シュートのそれぞれのシュートから、例えば、品種の異なる被計量物及び異なる複数の品種が混合された被計量物等、バラエティーに富んだ複数の異なる被計量物を排出することができる。
また、前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が複数個であり、それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの全部または一部を含むようにグループ分けされており、全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる1つの品種の被計量物が供給されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、複数の外側シュートからそれぞれ異なる1品種の被計量物を排出し、複数の内側シュートからそれぞれ複数の品種が混合された被計量物を排出することができる。
また、前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が複数個であり、それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含み、かつ、それぞれの前記第2のグループが互いに隣接する2つの前記第1のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含むようにグループ分けされており、全ての前記第1のグループの各々に対して互いに異なる1つの品種の被計量物が供給されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、複数の外側シュートからそれぞれ複数の品種が混合された被計量物を排出し、複数の内側シュートからそれぞれ異なる1品種の被計量物を排出することができる。
また、本発明の組合せ秤は、被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第1のグループにグループ分けされるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、いずれか1つの前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、さらに、それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの全部または一部を含むようにグループ分けされており、各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる複数の品種の被計量物が供給されて、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれが、複数の品種の被計量物が供給されるグループとなるよう構成され、さらに、それぞれ前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の内側シュートと、それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれのグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えている。
この構成によれば、複数の外側シュート及び内側シュートから互いに異なる複数の品種が混合された被計量物を排出することができる。
また、本発明の組合せ秤は、被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第1のグループにグループ分けされるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、いずれか1つの前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、さらに、それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含み、かつ、それぞれの前記第2のグループが互いに隣接する2つの前記第1のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含むようにグループ分けされており、各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第1のグループの各々に対して互いに異なる複数の品種の被計量物が供給されて、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれが、複数の品種の被計量物が供給されるグループとなるよう構成され、さらに、それぞれ前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の内側シュートと、それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれのグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えている。
この構成によれば、複数の外側シュート及び内側シュートから互いに異なる複数の品種が混合された被計量物を排出することができる。
また、前記制御手段は、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれのグループに対する前記排出組合せを、それぞれの前記排出組合せに同一の前記組合せ用ホッパが含まれないように決定するように前記組合せ処理を行った後、前記組合せ処理により決定した全ての前記排出組合せの組合せ用ホッパに対して同時に被計量物を排出させるように前記排出処理を行うように構成されていてもよい。
この構成によれば、それぞれの排出組合せに選択されている組合せ用ホッパから、全ての内側シュート及び外側シュートへ同時に被計量物を排出することができる。
さらに、前記制御手段は、前記組合せ処理と前記排出処理とからなる一連の処理を繰り返し行い、連続するn回(nは所定の複数)の前記組合せ処理において、後から行う前記組合せ処理はそれ以前の前記組合せ処理により決定される前記排出組合せに属していない前記組合せ用ホッパの組合せからなる排出組合せを決定するように構成されていてもよい。
この構成によれば、1計量サイクル時間内にn回の組合せ処理を行い、全ての内側シュート及び外側シュートへ被計量物をそれぞれn回ずつ排出することができ、さらなる生産量の向上を図ることが可能になる。例えば、nは2、3等の値である。
また、前記制御手段は、それぞれの前記第1のグループ及びそれぞれの前記第2のグループに対して順次、前記排出組合せを決定するとともに、前記決定する順番に前記排出組合せの組合せ用ホッパに対して被計量物を排出させるように構成されていてもよい。
この構成によれば、排出組合せが決定される順番に、その排出組合せに選択されている組合せ用ホッパから、内側シュート及び外側シュートのそれぞれのシュートへ順番に被計量物を排出することができる。
また、それぞれの前記内側シュートの排出口に、この排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、排出するための第1の集合ホッパが設けられるとともに、それぞれの前記外側シュートの排出口に、この排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、排出するための第2の集合ホッパが設けられていてもよい。
この構成によれば、第1及び第2の集合ホッパから例えば包装機へ一塊になった状態で被計量物を排出することができ、包装機が包装動作を行いやすくなる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、バラエティーに富んだ被計量物を排出することができるとともに、生産性の向上をより図ることができる組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態では、集合シュートとして、1つの内側シュートと複数の外側シュートとを有する構成について、以下の第1〜第3構成例にて説明し、集合シュートとして、複数の内側シュートと複数の外側シュートとを有する構成について、以下の第4〜第8構成例にて説明する。
〔第1構成例〕
まず、第1構成例について説明する。図1(a)は、本発明の実施の形態の第1構成例の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、図1(b)は、同組合せ秤の集合シュート(1つの内側シュート及び2つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図1(c)は、同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。
この組合せ秤は、図1(a)に示すように、装置中央に配設されたセンター基体(ボディ)15の上部に、外部の供給装置から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ1が設けられている。分散フィーダ1の周囲には、分散フィーダ1から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ3に送りこむための複数のリニアフィーダ2が設けられている。各リニアフィーダ2の下方には、供給ホッパ3、計量ホッパ4がそれぞれ対応して設けられ、複数の供給ホッパ3及び計量ホッパ4はそれぞれセンター基体15の周囲に円状に配置されている。分散フィーダ1、リニアフィーダ2、供給ホッパ3及び計量ホッパ4は、センター基体15に取り付けられている。また、各計量ホッパ4には、計量ホッパ4内の被計量物の重量を計測するロードセル等の重量センサ41が取り付けられ、各重量センサ41による計測値は制御部20へ出力される。
円状に列設された計量ホッパ4の下方には、略逆円錐台形状の内側シュート5が配設されるとともに、内側シュート5の周囲に上部開口が同心円状で、かつ2分割された2つの外側シュート6a、6bが配設されている。各計量ホッパ4は、その下方の内側シュート5と外側シュート6a、6bとへ選択的に被計量物を排出可能なようにゲートが設けられた構成である。すなわち、各計量ホッパ4には、内側シュート5へ被計量物を排出するためのゲートと、外側シュート6a、6bへ被計量物を排出するためのゲートとが設けられている。なお、図1(a)中の円21内に、計量ホッパ4の実物に近い形状と、内側シュートへ被計量物を排出するための第1ゲート22及び外側シュートへ被計量物を排出するための第2ゲート23とを模式的に示す。
また、内側シュート5の下部排出口5eには被計量物を一旦貯留した後、排出するための集合ホッパ7が配設されている。同様に、外側シュート6a、6bのそれぞれの下部排出口6ae、6beにも集合ホッパ8a、8bが配設されている。
この組合せ秤の下方には、例えば図示されない3台の包装機あるいは被計量物の投入口を3つ有する包装機が配置されており、3つの集合ホッパ7、8a、8bから排出される被計量物は、それぞれ異なる包装機投入口へ投入され、包装機でそれぞれ袋詰めされながら包装される。なお、図1(a)に鎖線で示した下部シュート9は、本実施の形態では、設けられていないものとする。
第1構成例では、一例として2つの品種(A、B)の被計量物を計量する組合せ秤を示し、ここでは、グループG1の計量ホッパ4には品種Aの被計量物が供給され、グループG2の計量ホッパ4には品種Bの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図1(c)に示すように、分散フィーダ1上に、異なる品種の被計量物が混ざらないようにするための仕切り板10が配設され、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって2つの領域1a、1bに区画されている。外部の供給装置から、一方の領域1aに品種Aの被計量物が供給され、他方の領域1bに品種Bの被計量物が供給される。分散フィーダ1の領域1aに供給された品種Aの被計量物は、リニアフィーダ2及び供給ホッパ3を介してグループG1の計量ホッパ4に供給される。同様に、分散フィーダ1の領域1bに供給された品種Bの被計量物は、リニアフィーダ2及び供給ホッパ3を介してグループG2の計量ホッパ4に供給される。
制御部20は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、組合せ秤全体の動作を制御する。また、制御部20では、後述する組合せ処理を行うことにより、各々のシュート(5、6a、6b)に対して、被計量物を排出すべき計量ホッパ4の組合せである排出組合せを決定する。
以上のように構成された組合せ秤の動作について説明する。
外部の供給装置から分散フィーダ1へ供給された被計量物は、分散フィーダ1から各リニアフィーダ2を介し各供給ホッパ3へ供給され、各供給ホッパ3から各計量ホッパ4へ被計量物が投入される。後述の組合せ処理が行われて、各々の排出組合せに選択されている計量ホッパ4から被計量物が排出される。被計量物が排出されて空になった計量ホッパ4へは供給ホッパ3から被計量物が投入される。同様に、空になった供給ホッパ3へはリニアフィーダ2から被計量物が供給される。
組合せ処理について説明する。計量ホッパ4へ被計量物が投入され、重量センサ41により計量ホッパ4内の被計量物の重量の計測が行われると、制御部20は、計量ホッパ4の計量値(重量センサ41による計量ホッパ4内の被計量物の重量の計測値)に基づいて組合せ処理を行う。ここで、グループG1は、一方の外側シュート6aに対応する計量ホッパ4のグループであり、グループG1の計量ホッパ4には、品種Aの被計量物が供給される。また、グループG2は、他方の外側シュート6bに対応する計量ホッパ4のグループであり、グループG2の計量ホッパ4には、品種Bの被計量物が供給される。また、全ての計量ホッパ4からなるグループ(G1+G2)は、内側シュート5の上方に配置されて内側シュート5に対応する計量ホッパ4のグループである。したがって、各計量ホッパ4は、ある1つの外側シュートに対応するグループと、1つの内側シュートに対応するグループとの2つのグループに属する。グループG1、G2の各グループ内の計量ホッパ4の個数は、例えば9〜10個にすればよい。
この第1構成例の組合せ処理では、外側シュート6aに対応するグループG1の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aへ被計量物を排出すべき計量ホッパ4の組合せ(外側シュート6aに対する排出組合せ)を求め、外側シュート6bに対応するグループG2の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bへ被計量物を排出すべき計量ホッパ4の組合せ(外側シュート6bに対する排出組合せ)を求め、内側シュート5に対応するグループ(G1+G2)の計量ホッパ4のなかから、内側シュート5へ被計量物を排出すべき計量ホッパ4の組合せ(内側シュート5に対する排出組合せ)を求める。したがって、この組合せ処理では、品種Aの被計量物が供給されるグループG1の計量ホッパ4の中から外側シュート6aに対する排出組合せを求める単品種組合せ処理と、品種Bの被計量物が供給されるグループG2の計量ホッパ4の中から外側シュート6bに対する排出組合せを求める単品種組合せ処理と、品種A,Bの被計量物が供給されるグループ(G1+G2)の計量ホッパ4の中から内側シュート5に対する排出組合せを求める複数品種組合せ処理とが行われる。
一般的に、第1品種〜第N品種のN個の品種のミックス計量(複数品種組合せ処理)を行う際には、例えば、第1品種〜第N品種の各品種の目標重量値(品種別目標重量値)及びその目標重量値に対する許容範囲(品種別許容範囲)と、全品種合計の目標重量値(組合せ目標重量値)及びその目標重量値に対する許容範囲(所定重量範囲)とを予め決めておく。各品種の品種別目標重量値は、それらの全品種についての合計が、組合せ目標重量値に等しいように決められている。
複数品種組合せ処理では、各品種について被計量物の重量値の組合せの合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる計量ホッパ4の組合せを1つ求めて排出組合せに決定する。なお、品種別組合せ重量値は、それぞれの品種ごとに、重量センサ41により計測される計量ホッパ4内の被計量物の重量値に基づいて組合せ演算を行うことにより、上記重量値を種々に組合せて求められる、重量値の組合せの合計が品種別組合せ重量値である。
この複数品種組合せ処理による排出組合せを求める方法については様々あるが、どの方法を用いてもよい。ここでは、排出組合せを求める方法の一例を説明する。まず、第1品種について第1品種の品種別許容範囲内にあり、かつ第1品種の品種別目標重量値との差の絶対値が最も小さい品種別組合せ重量値を求める。次に、第1品種について求めた品種別組合せ重量値と第1品種の品種別目標重量値との差を補償するように第2品種の品種別目標重量値を補正し、第2品種について第2品種の品種別許容範囲内にあり、かつ補正後の第2品種の品種別目標重量値との差の絶対値が最も小さい品種別組合せ重量値を求める。この第2品種についての品種別組合せ重量値を求める処理と同様の処理を以下、繰り返すことにより、N個の全ての品種についてそれぞれの品種別組合せ重量値を求める。ここで、最後(N番目)に求める第N品種の品種別組合せ重量値は、それを含む全ての品種についての品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内の値となるように求められる。そして、各品種について求めた品種別組合せ重量値に対応する計量ホッパ4の組合せを排出組合せとする。
また、単品種組合せ処理では、被計量物の重量値の組合せの合計である組合せ重量値が組合せ目標重量値に対する許容範囲(所定重量範囲)内の値になる計量ホッパ4の組合せを1つ求めて排出組合せに決定する。所定重量範囲内になる計量ホッパ4の組合せが複数ある場合には、組合せ目標重量値との差の絶対値が最も小さい組合せ重量値を1つ求め、その組合せ重量値に対応する計量ホッパ4の組合せを排出組合せに決定する。
本実施の形態における各構成例において、組合せ処理は制御部20によって行われる。制御部20が複数品種組合せ処理を行う構成の場合には、複数品種組合せ処理を行うための各品種の品種別目標重量値及び品種別許容範囲、組合せ目標重量値及びそれに対する許容範囲(所定重量範囲)等が予め制御部20に記憶されており、制御部20が単品種組合せ処理を行う構成の場合には、単品種組合せ処理を行うための組合せ目標重量値及びそれに対する許容範囲(所定重量範囲)等が予め制御部20に記憶されている。
なお、複数品種組合せ処理における品種別目標重量値及び品種別許容範囲と、複数品種組合せ処理及び単品種組合せ処理における組合せ目標重量値及びそれに対する許容範囲(所定重量範囲)とは、求める排出組合せごとに定められて制御部20に記憶されている。
本構成例における組合せ処理では、各シュート(5、6a、6b)に対応する計量ホッパ4のグループごとに、前述のように排出組合せを決定する。
この第1構成例の場合、まず、単品種組合せ処理によって、外側シュート6aに対応するグループG1の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aに対する排出組合せを決定するとともに、外側シュート6bに対応するグループG2の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bに対する排出組合せを決定する。
次に、複数品種組合せ処理によって、内側シュート5に対応するグループ(G1+G2)の計量ホッパ4から、先に求めた外側シュート6aに対する排出組合せの計量ホッパ4と外側シュート6bに対する排出組合せの計量ホッパ4とを除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5に対する排出組合せを決定する。この内側シュート5に対する排出組合せを求める際は、品種Aの被計量物が供給されるグループG1から外側シュート6aに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから前述のように品種Aの品種別組合せ重量値が1つ求められ、品種Bの被計量物が供給されるグループG2から外側シュート6bに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから前述のように品種Bの品種別組合せ重量値が1つ求められ、それらの品種別組合せ重量値に対応する計量ホッパ4の組合せが排出組合せとなる。
以上の組合せ処理によって、各々のシュート(5、6a、6b)に対する3組の排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、外側シュート6aへは品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bへは品種Bの被計量物が排出される。また、内側シュート5へは品種Aと品種Bの両方の被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7、8a、8bに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7、8a、8bから同時に排出される。それぞれの集合ホッパ7、8a、8bから排出された被計量物は、各々の包装機投入口へ投入されて袋詰めされる。
この第1構成例では、外側シュート6aから集合ホッパ8aを介して品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bから集合ホッパ8bを介して品種Bの被計量物が排出され、内側シュート5から集合ホッパ7を介して2つの品種A、Bの混合被計量物が排出される。
図2は、本実施の形態の第1構成例の組合せ秤の集合ホッパ及び計量ホッパのゲートの開閉動作の一例を示すタイミングチャートである。
1計量サイクル時間Trは、例えば、直前の計量サイクルにおける組合せ処理により排出組合せが決定された直後から、その排出組合せに選択されている計量ホッパ4から被計量物が排出され、次にその排出組合せの計量ホッパ4に被計量物が投入され、その重量センサ41の安定時間が経過して被計量物の重量を計量後に、上記排出組合せの計量ホッパ4を含む複数の計量ホッパ4の計量値を用いて最も早く行われる組合せ処理が行われ、その組合せ処理により排出組合せが決定されるまでに要する時間である。
ここで、第1構成例では、1回の組合せ処理によって全てのシュート(5、6a、6b)に対する3組の排出組合せが決定されることは前述の通りである。
図2の例では、計量ホッパによる排出サイクル時間Td1及び集合ホッパによる排出サイクル時間Td2は、1計量サイクル時間Trと同じであり、包装サイクル時間Tp1に等しい。
この第1構成例では、Tr時間ごとに、3組の排出組合せを決定する組合せ処理が行われるとともに、その組合せ処理で決定された3組の排出組合せの計量ホッパ4から同時に被計量物の排出が行われる。また、Tr時間ごとに、3つの集合ホッパ7、8a、8bから同時に被計量物の排出が行われる。これにより、1計量サイクル時間Tr内に3組の排出組合せの被計量物が包装機へ投入される。
制御部20は、例えば包装機から投入指令信号が入力されると、その投入指令信号に応答して3つの集合ホッパ7、8a、8bのゲートを同時に開いて被計量物を包装機へ排出させる(時刻t1、t2、t3、・・・)。この図2の例では、集合ホッパ7、8a、8bと計量ホッパ4とのそれぞれのゲートの開動作のタイミングを同じにしているが、異なるようにしてもよい。
この図2の場合、例えば、時刻t1で、第1、第2ゲート22、23が開かれて3組の排出組合せの計量ホッパ4から各シュート5、6a、6bへ排出された被計量物は、時刻t2までの間に集合ホッパ7、8a、8bに集められて保持され、時刻t2で集合ホッパ7、8a、8bのゲートが開いて包装機へ排出される。
以上のように動作させることにより、1計量サイクル時間Trごとに、3つの包装機投入口へそれぞれ1回ずつ被計量物が排出され、生産性(組合せ秤から包装機への総排出回数)の向上を図ることができる。
なお、上記の図2は、いわゆるシングルシフト動作を行う場合の例であり、組合せ処理、3組の排出組合せの計量ホッパ4からの排出、及び集合ホッパ7、8a、8bからの排出を、Tr時間ごとに行うようにしたが、計量ホッパ4等の個数を増やして、Tr/n時間(nは複数)ごとに行うように構成してもよい。例えば、n=2の場合はダブルシフト動作を行う構成であり、この場合には、Tr/2時間ごとに、3組の排出組合せを同時に決定する組合せ処理が行われるとともに、その組合せ処理で決定された3組の排出組合せの計量ホッパ4から同時に被計量物の排出が行われる。また、Tr/2時間ごとに、3つの集合ホッパ7、8a、8bから同時に被計量物の排出が行われる。これにより、1計量サイクル時間Tr内に6組の排出組合せの被計量物が包装機へ投入される。
〔第2構成例〕
次に第2構成例について説明する。図3(a)は、本発明の実施の形態の第2構成例の組合せ秤の集合シュート(1つの内側シュート及び3つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図3(b)は、同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。
この第2構成例は、前述の第1構成例が2つの外側シュートを有する構成であったのに対して、3つの外側シュート6a、6b、6cを有する構成である。また、各外側シュート6a、6b、6cに対応する計量ホッパ4のグループG1、G2、G3には、それぞれ異なる品種の被計量物が供給されるようにした構成である。なお、第1構成例の場合と同様、各外側シュート6a、6b、6cの排出口6ae、6be、6ceには集合ホッパ8a、8b、8cが配設されている。この組合せ秤の下方には、例えば図示されない4台の包装機あるいは被計量物の投入口を4つ有する包装機が配置されており、4つの集合ホッパ7、8a、8b、8cから排出される被計量物は、それぞれ異なる包装機投入口へ投入され、包装機でそれぞれ袋詰めされながら包装される。
この第2構成例では、グループG1の計量ホッパ4には品種Aの被計量物が供給され、グループG2の計量ホッパ4には品種Bの被計量物が供給され、グループG3の計量ホッパ4には品種Cの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図3(b)に示すように、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって3つの領域1a〜1cに区画され、外部の供給装置から領域1aに品種Aの被計量物が供給され、領域1bに品種Bの被計量物が供給され、領域1cに品種Cの被計量物が供給される。
上記以外の構成については、第1構成例の場合と同様であり、その説明を省略する。
この第2構成例における組合せ処理では、例えば、第1構成例の場合と同様にして、各シュート(5、6a、6b、6c)に対する排出組合せを決定する。
この第2構成例の場合、まず、単品種組合せ処理によって、外側シュート6aに対応するグループG1の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aに対する排出組合せを決定し、外側シュート6bに対応するグループG2の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bに対する排出組合せを決定し、外側シュート6cに対応するグループG3の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6cに対する排出組合せを決定する。
次に、複数品種組合せ処理によって、内側シュート5に対応するグループ(G1+G2+G3)の計量ホッパ4から、先に求めた3つの外側シュート6a、6b、6cのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5に対する排出組合せを決定する。
以上の組合せ処理によって、各々のシュート(5、6a、6b、6c)に対する排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、外側シュート6aへは品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bへは品種Bの被計量物が排出され、外側シュート6cへは品種Cの被計量物が排出される。また、内側シュート5へは3つの品種A、B、Cの被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7、8a、8b、8cに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7、8a、8b、8cから同時に排出される。この第2構成例における動作のタイミングは、前述の第1構成例の場合と同様にすればよい。
この第2構成例では、外側シュート6aから集合ホッパ8aを介して品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bから集合ホッパ8bを介して品種Bの被計量物が排出され、外側シュート6cから集合ホッパ8cを介して品種Cの被計量物が排出され、内側シュート5から集合ホッパ7を介して3つの品種A、B、Cの混合被計量物が排出される。
〔第3構成例〕
次に第3構成例について説明する。図4(a)は、本発明の実施の形態の第3構成例の組合せ秤の集合シュート(1つの内側シュート及び2つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図4(b)は、同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。
前述の第1構成例では、外部の供給装置から2つの品種(A、B)の被計量物が供給され、外側シュート6a、6bに対してはそれぞれ異なる1つの品種の被計量物が排出され、内側シュート5に対しては供給される全ての品種(A、B)の被計量物が排出されるように構成されていたが、この第3構成例では、外部の供給装置から4つの品種(A〜D)の被計量物が供給され、外側シュート6a、6bに対してはそれぞれ異なる2つの品種の被計量物が排出され、内側シュート5に対しては供給される全ての品種(A〜D)の被計量物が排出されるように構成されている。
この第3構成例では、グループG1の計量ホッパ4には品種Aの被計量物が供給され、グループG2の計量ホッパ4には品種Bの被計量物が供給され、グループG3の計量ホッパ4には品種Cの被計量物が供給され、グループG4の計量ホッパ4には品種Dの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図4(b)に示すように、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって4つの領域1a〜1dに区画され、外部の供給装置から領域1aに品種Aの被計量物が供給され、領域1bに品種Bの被計量物が供給され、領域1cに品種Cの被計量物が供給され、領域1dに品種Dの被計量物が供給される。
上記以外の構成については、第1構成例の場合と同様であり、その説明を省略する。
この第3構成例における組合せ処理では、内側シュート5及び外側シュート6a、6bのそれぞれに対する全ての排出組合せを複数品種組合せ処理によって決定する。
この第3構成例の場合、まず、複数品種組合せ処理によって、外側シュート6aに対応するグループ(G1+G2)の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aに対する排出組合せを決定し、外側シュート6bに対応するグループ(G3+G4)の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bに対する排出組合せを決定する。ここで、外側シュート6aに対する排出組合せを求める際は、品種Aの被計量物が供給されるグループG1から前述のように品種Aの品種別組合せ重量値が1つ求められ、品種Bの被計量物が供給されるグループG2から前述のように品種Bの品種別組合せ重量値が1つ求められ、それらの品種別組合せ重量値に対応する計量ホッパ4の組合せが排出組合せとなる。外側シュート6bに対する排出組合せも同様であり、品種Cの被計量物が供給されるグループG3から前述のように品種Cの品種別組合せ重量値が1つ求められ、品種Dの被計量物が供給されるグループG4から前述のように品種Dの品種別組合せ重量値が1つ求められ、それらの品種別組合せ重量値に対応する計量ホッパ4の組合せが排出組合せとなる。
次に、複数品種組合せ処理によって、内側シュート5に対応するグループ(G1+G2+G3+G4)の計量ホッパ4から、先に求めた2つの外側シュート6a、6bのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5に対する排出組合せを決定する。
以上の組合せ処理によって、各々のシュート(5、6a、6b)に対する排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、外側シュート6aへは2つの品種A、Bの被計量物が排出され、外側シュート6bへは2つの品種C、Dの被計量物が排出される。また、内側シュート5へは4つの品種A〜Dの被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7、8a、8bに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7、8a、8bから同時に排出される。この第3構成例における動作のタイミングは、前述の第1構成例の場合と同様にすればよい。
この第3構成例では、外側シュート6aから集合ホッパ8aを介して2つの品種A、Bの混合被計量物が排出され、外側シュート6bから集合ホッパ8bを介して2つの品種C、Dの混合被計量物が排出され、内側シュート5から集合ホッパ7を介して4つの品種A〜Dの混合被計量物が排出される。
なお、第3構成例では、第1構成例において、2つの外側シュート6a、6bのそれぞれへ排出する被計量物を異なる品種の混合被計量物となるように構成したが、第2構成例においても、同様にして、3つの外側シュート6a、6b、6cのそれぞれへ排出する被計量物を異なる品種の混合被計量物となるように構成することもできる。
すなわち、少なくとも2つの外側シュートのそれぞれに対応する計量ホッパのグループに、互いに異なる複数の品種の被計量物を供給するように構成することにより、複数の異なる混合被計量物を排出することができる。
以上に述べた第1〜第3の構成例では、複数の品種の被計量物が供給され、それぞれ排出経路となる3つ以上のシュート(内側及び外側シュート)を有し、これらそれぞれのシュートから排出される被計量物が異なり、バラエティーに富んだ被計量物を排出することができる。また、それぞれのシュートに対応する計量ホッパ4のグループに対して排出組合せが求められて被計量物が排出されるので、1つの集合シュートのみを有する従来構成と比べて、生産性の向上をより図ることができる。
なお、上記第1〜第3構成例では、組合せ処理において、外側シュートのそれぞれに対する排出組合せを決定した後、内側シュートに対する排出組合せを決定するようにしたが、内側シュートに対する排出組合せを決定した後で、外側シュートのそれぞれに対する排出組合せを決定するようにしてもよい。
また、上記第1〜第3構成例では、内側シュートが1つの場合に、外側シュートが2つあるいは3つに分割された構成について説明したが、外側シュートが4つ以上に分割された構成とすることも可能である。
上述の第1〜第3構成例では、内側シュートが1つである場合について説明したが、後述の第4〜第8構成例では、内側シュートが複数に分割された構成について説明する。
〔第4、第5構成例〕
次に第4、第5構成例について説明する。図5(a)は、本発明の実施の形態の第4、第5構成例の組合せ秤の集合シュート(2つの内側シュート及び2つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図5(b)は、第4構成例の組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図であり、図5(c)は、第5構成例の組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。
この第4、第5構成例において、集合シュート及び計量ホッパの上方の構成は、図示していないが、第1構成例の場合と同様であり、図1(a)に示されるように、各計量ホッパ4に対応して供給ホッパ3及びリニアフィーダ2が設けられ、上部中央に分散フィーダ1が設けられており、第1構成例の場合と同様に各計量ホッパ4に被計量物が供給される。
前述の第1構成例の場合は、内側の集合シュートが1つであったが、第4、第5構成例では、内側の集合シュートとして2分割されてなる内側シュート5a、5bを有する構成である。内側シュート5a、5bのそれぞれの下部排出口5ae、5beには、被計量物を一旦貯留した後、排出するための集合ホッパ7a、7bが配設されている。また、外側シュート6a、6bのそれぞれの下部排出口6ae、6beに集合ホッパ8a、8bが配設されているのは、図1(b)に示す第1構成例の場合と同様である。
この組合せ秤の下方には、例えば図示されない4台の包装機あるいは被計量物の投入口を4つ有する包装機が配置されており、4つの集合ホッパ7a、7b、8a、8bから排出される被計量物は、それぞれ異なる包装機投入口へ投入され、包装機でそれぞれ袋詰めされながら包装される。
以上に述べた構成は第4構成例及び第5構成例に共通である。
まず、第4構成例について、図5(a)及び図5(b)を参照して説明する。
この第4構成例では、2つの品種(A、B)の被計量物を計量する組合せ秤を示し、ここでは、グループG1及びグループG2の計量ホッパ4には品種Aの被計量物が供給され、グループG3及びグループG4の計量ホッパ4には品種Bの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図5(b)に示すように、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって2つの領域1a、1bに区画されており、外部の供給装置から、領域1aに品種Aの被計量物が供給され、領域1bに品種Bの被計量物が供給される。分散フィーダ1の領域1aに供給された品種Aの被計量物は、リニアフィーダ2及び供給ホッパ3を介してグループG1及びグループG2の計量ホッパ4に供給される。同様に、分散フィーダ1の領域1bに供給された品種Bの被計量物は、リニアフィーダ2及び供給ホッパ3を介してグループG3及びグループG4の計量ホッパ4に供給される。
この第4構成例における制御部20(図1(a)参照)による組合せ処理では、第1構成例の場合と同様にして、各シュート(5a、5b、6a、6b)に対応する計量ホッパ4のグループごとに、排出組合せを決定する。
この第4構成例の場合、内側シュート5a、5bのそれぞれに対する排出組合せを決定した後、外側シュート6a、6bのそれぞれに対する排出組合せを決定する。
まず、複数品種組合せ処理によって、内側シュート5aに対応するグループ(G1+G4)の計量ホッパ4のなかから、内側シュート5aに対する排出組合せを決定するとともに、内側シュート5bに対応するグループ(G2+G3)の計量ホッパ4のなかから、内側シュート5bに対する排出組合せを決定する。
次に、単品種組合せ処理によって、外側シュート6aに対応するグループ(G1+G2)の計量ホッパ4から、先に求めた2つの内側シュート5a、5bのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aに対する排出組合せを決定し、外側シュート6bに対応するグループ(G3+G4)の計量ホッパ4から、先に求めた2つの内側シュート5a、5bのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bに対する排出組合せを決定する。
以上の組合せ処理によって、各々のシュート(5a、5b、6a、6b)に対する排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、外側シュート6aへは1つの品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bへは1つの品種Bの被計量物が排出される。また、内側シュート5a、5bへは2つの品種A、Bの被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7a、7b、8a、8bに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7a、7b、8a、8bから同時に排出される。この第4構成例における動作のタイミングは、前述の第1構成例の場合と同様にすればよい。
この第4構成例では、外側シュート6aから集合ホッパ8aを介して品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bから集合ホッパ8bを介して品種Bの被計量物が排出され、内側シュート5a、5bから集合ホッパ7a、7bを介して2つの品種A、Bの混合被計量物が排出される。
次に、第5構成例について、図5(a)及び図5(c)を参照して説明する。
この第5構成例では、2つの品種(A、B)の被計量物を計量する組合せ秤を示し、ここでは、グループG1及びグループG4の計量ホッパ4には品種Aの被計量物が供給され、グループG2及びグループG3の計量ホッパ4には品種Bの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図5(c)に示すように、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって2つの領域1a、1bに区画されており、外部の供給装置から、領域1aに品種Aの被計量物が供給され、領域1bに品種Bの被計量物が供給される。分散フィーダ1の領域1aに供給された品種Aの被計量物は、リニアフィーダ2及び供給ホッパ3を介してグループG1及びグループG4の計量ホッパ4に供給される。同様に、分散フィーダ1の領域1bに供給された品種Bの被計量物は、リニアフィーダ2及び供給ホッパ3を介してグループG2及びグループG3の計量ホッパ4に供給される。
この第5構成例における制御部20(図1(a)参照)による組合せ処理では、第1構成例の場合と同様にして、各シュート(5a、5b、6a、6b)に対応する計量ホッパ4のグループごとに、排出組合せを決定する。
この第5構成例の場合、外側シュート6a、6bのそれぞれに対する排出組合せを決定した後、内側シュート5a、5bのそれぞれに対する排出組合せを決定する。
まず、複数品種組合せ処理によって、外側シュート6aに対応するグループ(G1+G2)の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aに対する排出組合せを決定するとともに、外側シュート6bに対応するグループ(G3+G4)の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bに対する排出組合せを決定する。
次に、単品種組合せ処理によって、内側シュート5aに対応するグループ(G1+G4)の計量ホッパ4から、先に求めた2つの外側シュート6a、6bのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5aに対する排出組合せを決定し、内側シュート5bに対応するグループ(G2+G3)の計量ホッパ4から、先に求めた2つの外側シュート6a、6bのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5bに対する排出組合せを決定する。
以上の組合せ処理によって、各々のシュート(5a、5b、6a、6b)に対する排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、内側シュート5aへは1つの品種Aの被計量物が排出され、内側シュート5bへは1つの品種Bの被計量物が排出される。また、外側シュート6a、6bへは2つの品種A、Bの被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7a、7b、8a、8bに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7a、7b、8a、8bから同時に排出される。この第5構成例における動作のタイミングは、前述の第1構成例の場合と同様にすればよい。
この第5構成例では、内側シュート5aから集合ホッパ7aを介して品種Aの被計量物が排出され、内側シュート5bから集合ホッパ7bを介して品種Bの被計量物が排出され、外側シュート6a、6bから集合ホッパ8a、8bを介して2つの品種A、Bの混合被計量物が排出される。
〔第6構成例〕
次に第6構成例について説明する。図6(a)は、本発明の実施の形態の第6構成例の組合せ秤の集合シュート(2つの内側シュート及び4つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図6(b)は同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。
この第6構成例では、内側の集合シュートとして2分割されてなる内側シュート5a、5bを有するとともに、外側の集合シュートとして4分割されてなる外側シュート6a、6b、6c、6dを有する構成である。内側シュート5a、5bのそれぞれの下部排出口5ae、5beには、被計量物を一旦貯留した後、排出するための集合ホッパ7a、7bが配設されている。また、外側シュート6a、6b、6c、6dのそれぞれの下部排出口6ae、6be、6ce、6deにも同様の集合ホッパ8a、8b、8c、8dが配設されている。
この組合せ秤の下方には、例えば図示されない6台の包装機あるいは被計量物の投入口を6つ有する包装機が配置されており、6つの集合ホッパ7a、7b、8a〜8dから排出される被計量物は、それぞれ異なる包装機投入口へ投入され、包装機でそれぞれ袋詰めされながら包装される。
この第6構成例では、グループG1の計量ホッパ4には品種Aの被計量物が供給され、グループG2の計量ホッパ4には品種Bの被計量物が供給され、グループG3の計量ホッパ4には品種Cの被計量物が供給され、グループG4の計量ホッパ4には品種Dの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図6(b)に示すように、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって4つの領域1a〜1dに区画され、外部の供給装置から領域1aに品種Aの被計量物が供給され、領域1bに品種Bの被計量物が供給され、領域1cに品種Cの被計量物が供給され、領域1dに品種Dの被計量物が供給される。
上記以外の構成については、第1構成例の場合と同様であり、その説明を省略する。
この第6構成例における組合せ処理では、例えば、第1構成例の場合と同様にして、各シュート(5a、5b、6a〜6d)に対する排出組合せを決定する。
この第6構成例の場合、まず、単品種組合せ処理によって、外側シュート6aに対応するグループG1の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aに対する排出組合せを決定し、外側シュート6bに対応するグループG2の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bに対する排出組合せを決定し、外側シュート6cに対応するグループG3の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6cに対する排出組合せを決定し、外側シュート6dに対応するグループG4の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6dに対する排出組合せを決定する。
次に、複数品種組合せ処理によって、内側シュート5aに対応するグループ(G1+G2)の計量ホッパ4から、先に求めた2つの外側シュート6a、6bのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5aに対する排出組合せを決定し、内側シュート5bに対応するグループ(G3+G4)の計量ホッパ4から、先に求めた2つの外側シュート6c、6dのそれぞれに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5bに対する排出組合せを決定する。
なお、組合せ処理において、内側シュート5a、5bのそれぞれに対する排出組合せを決定した後、外側シュート6a〜6dのそれぞれに対する排出組合せを決定するようにしてもよい。
以上の組合せ処理によって、各々のシュート(5a、5b、6a〜6d)に対する排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、外側シュート6aへは品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bへは品種Bの被計量物が排出され、外側シュート6cへは品種Cの被計量物が排出され、外側シュート6dへは品種Dの被計量物が排出される。また、内側シュート5aへは2つの品種A、Bの被計量物が排出され、内側シュート5bへは2つの品種C、Dの被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7a、7b、8a〜8dに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7a、7b、8a〜8dから同時に排出される。この第6構成例における動作のタイミングは、前述の第1構成例の場合と同様にすればよい。
この第6構成例では、外側シュート6aから集合ホッパ8aを介して品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6bから集合ホッパ8bを介して品種Bの被計量物が排出され、外側シュート6cから集合ホッパ8cを介して品種Cの被計量物が排出され、外側シュート6dから集合ホッパ8dを介して品種Dの被計量物が排出され、内側シュート5aから集合ホッパ7aを介して2つの品種A、Bの混合被計量物が排出され、内側シュート5bから集合ホッパ7bを介して2つの品種C、Dの混合被計量物が排出される。
なお、図6(a)において、グループG1、G4に同一の品種Aの被計量物を供給し、グループG2、G3に同一の品種Bの被計量物を供給するように構成することも可能である。この場合、外側シュート6a、6dへは品種Aの被計量物が排出され、外側シュート6b、6cへは品種Bの被計量物が排出される。また、内側シュート5a、5bへは2つの品種A、Bの被計量物が排出される。
〔第7構成例〕
次に第7構成例について説明する。図7(a)は、本発明の実施の形態の第7構成例の組合せ秤の集合シュート(3つの内側シュート及び3つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図7(b)は同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。
この第7構成例では、内側の集合シュートとして3分割されてなる内側シュート5a、5b、5cを有するとともに、外側の集合シュートとして3分割されてなる外側シュート6a、6b、6cを有する構成である。内側シュート5a、5b、5cのそれぞれの下部排出口5ae、5be、5ceには、被計量物を一旦貯留した後、排出するための集合ホッパ7a、7b、7bが配設されている。また、外側シュート6a、6b、6cのそれぞれの下部排出口6ae、6be、6ceにも同様の集合ホッパ8a、8b、8cが配設されている。
この組合せ秤の下方には、例えば図示されない6台の包装機あるいは被計量物の投入口を6つ有する包装機が配置されており、6つの集合ホッパ7a〜7c、8a〜8cから排出される被計量物は、それぞれ異なる包装機投入口へ投入され、包装機でそれぞれ袋詰めされながら包装される。
この第7構成例では、グループG1の計量ホッパ4には品種Aの被計量物が供給され、グループG2の計量ホッパ4には品種Bの被計量物が供給され、グループG3の計量ホッパ4には品種Cの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図7(b)に示すように、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって3つの領域1a〜1cに区画され、外部の供給装置から領域1aに品種Aの被計量物が供給され、領域1bに品種Bの被計量物が供給され、領域1cに品種Cの被計量物が供給される。
上記以外の構成については、第1構成例の場合と同様であり、その説明を省略する。
この第7構成例における組合せ処理では、単品種組合せ処理によって各シュート(5a〜5c、6a〜6c)に対する排出組合せを決定する。
この第7構成例の場合、まず、単品種組合せ処理によって、外側シュート6aに対応するグループG1の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6aに対する排出組合せを決定し、外側シュート6bに対応するグループG2の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6bに対する排出組合せを決定し、外側シュート6cに対応するグループG3の計量ホッパ4のなかから、外側シュート6cに対する排出組合せを決定する。
次に、単品種組合せ処理によって、内側シュート5aに対応するグループG1の計量ホッパ4から、先に求めた外側シュート6aに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5aに対する排出組合せを決定し、内側シュート5bに対応するグループG2の計量ホッパ4から、先に求めた外側シュート6bに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5bに対する排出組合せを決定し、内側シュート5cに対応するグループG3の計量ホッパ4から、先に求めた外側シュート6cに対する排出組合せの計量ホッパ4を除いた計量ホッパ4のなかから、内側シュート5cに対する排出組合せを決定する。
なお、組合せ処理において、内側シュート5a〜5cのそれぞれに対する排出組合せを決定した後、外側シュート6a〜6cのそれぞれに対する排出組合せを決定するようにしてもよい。あるいは、グループG1〜G3の各グループについて、2つの排出組合せを同時に求め、いずれか一方を内側シュートに対する排出組合せに決定し、他方を外側シュートに対する排出組合せに決定するようにしてもよい。例えば、グループG1については、グループG1の中から2つの排出組合せを同時に求め、いずれか一方を内側シュート5aに対する排出組合せに決定し、他方を外側シュート6aに対する排出組合せに決定するようにすればよい。グループG2、G3についても同様である。
以上の組合せ処理によって、各々のシュート(5a〜5c、6a〜6c)に対する排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、内側シュート5a及び外側シュート6aへは品種Aの被計量物が排出され、内側シュート5b及び外側シュート6bへは品種Bの被計量物が排出され、内側シュート5c及び外側シュート6cへは品種Cの被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7a〜7c、8a〜8cに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7a〜7c、8a〜8cから同時に排出される。この第7構成例における動作のタイミングは、前述の第1構成例の場合と同様にすればよい。
この第7構成例では、内側及び外側シュート5a、6aから集合ホッパ7a、8aを介して品種Aの被計量物が排出され、内側及び外側シュート5b、6bから集合ホッパ7b、8bを介して品種Bの被計量物が排出され、内側及び外側シュート5c、6cから集合ホッパ7c、8cを介して品種Cの被計量物が排出される。
〔第8構成例〕
次に第8構成例について説明する。図8(a)は、本発明の実施の形態の第8構成例の組合せ秤の集合シュート(2つの内側シュート及び4つの外側シュート)及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、図8(b)は同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。
この第8構成例では、第6構成例において、外側シュート6a〜6dに対応する計量ホッパのグループG1〜G4(図6(a))のそれぞれが、異なる品種の被計量物が供給される複数の品種グループからなるようにした構成である。
この第8構成例では、8つの品種グループG11〜G18のそれぞれの計量ホッパ4には、それぞれ異なる品種A〜Hの被計量物が供給されるように構成されている。その構成として、図8(b)に示すように、分散フィーダ1上の領域が仕切り板10によって8つの領域1a〜1hに区画され、外部の供給装置から、領域1aに品種Aの被計量物が供給され、領域1bに品種Bの被計量物が供給され、領域1cに品種Cの被計量物が供給され、領域1dに品種Dの被計量物が供給され、領域1eに品種Eの被計量物が供給され、領域1fに品種Fの被計量物が供給され、領域1gに品種Gの被計量物が供給され、領域1hに品種Hの被計量物が供給される。
そして、外側シュート6aには2つの品種グループG11、G12の計量ホッパ4が対応し、外側シュート6bには2つの品種グループG13、G14の計量ホッパ4が対応し、外側シュート6cには2つの品種グループG15、G16の計量ホッパ4が対応し、外側シュート6dには2つの品種グループG17、G18の計量ホッパ4が対応している。
上記以外の構成については、第6構成例の場合と同様であり、その説明を省略する。
この第8構成例における組合せ処理では、複数品種組合せ処理によって、各シュート(5a、5b、6a〜6d)に対する排出組合せを求める。ここでは、外側シュート6a〜6dのそれぞれに対する排出組合せを求めた後、内側シュート5a、5bのそれぞれに対する排出組合せを求めるようにしてもよいし、その逆でもよい。
そして、組合せ処理によって、各々のシュート(5a、5b、6a〜6d)に対する排出組合せを求めた後、それぞれの排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。その結果、外側シュート6aへは2つの品種A、Bの被計量物が排出され、外側シュート6bへは2つの品種C、Dの被計量物が排出され、外側シュート6cへは2つの品種E、Fの被計量物が排出され、外側シュート6dへは2つの品種G、Hの被計量物が排出される。また、内側シュート5aへは4つの品種A、B、C、Dの被計量物が排出され、内側シュート5bへは4つの品種E、F、G、Hの被計量物が排出される。これらの排出された被計量物は、一旦、それぞれの集合ホッパ7a、7b、8a〜8dに貯留された後、所定のタイミングで(例えば包装機からの投入指令信号に応答して)、集合ホッパ7a、7b、8a〜8dから同時に排出される。この第8構成例における動作のタイミングは、前述の第1構成例の場合と同様にすればよい。
この第8構成例では、外側シュート6aから集合ホッパ8aを介して2つの品種A、Bの混合被計量物が排出され、外側シュート6bから集合ホッパ8bを介して2つの品種C,Dの混合被計量物が排出され、外側シュート6cから集合ホッパ8cを介して2つの品種E,Fの混合被計量物が排出され、外側シュート6dから集合ホッパ8dを介して2つの品種G,Hの混合被計量物が排出され、内側シュート5aから集合ホッパ7aを介して4つの品種A〜Dの混合被計量物が排出され、内側シュート5bから集合ホッパ7bを介して4つの品種E〜Hの混合被計量物が排出される。
なお、図8(a)において、グループG11、G18に同一の品種Aの被計量物を供給し、グループG12、G17に同一の品種Bの被計量物を供給し、グループG13、G16に同一の品種Cの被計量物を供給し、グループG14、G15に同一の品種Dの被計量物を供給するように構成することも可能である。この場合、外側シュート6a、6dへは2つの品種A、Bの被計量物が排出され、外側シュート6b、6cへは2つの品種C、Dの被計量物が排出される。また、内側シュート5a、5bへは4つの品種A、B、C、Dの被計量物が排出される。
すなわち、少なくとも2つの外側シュートに対応する計量ホッパのグループに、異なる組合せの複数の品種を供給するように構成することにより、異なる複数の混合被計量物を排出することができる。
なお、上記の第8構成例では、第6構成例(図6(a))において、内側シュート及び外側シュートから異なる複数の混合被計量物を排出するように構成したが、第4、第5構成例(図5(a))及び第7構成例(図7(a))においても、同様にして、内側シュート及び外側シュートから異なる複数の混合被計量物を排出するように構成することもできる。
以上に述べた第4〜第8の構成例においても、第1〜第3の構成例同様、複数の品種の被計量物が供給され、それぞれ排出経路となる3つ以上のシュート(内側及び外側シュート)を有し、これらそれぞれのシュートから排出される被計量物が異なり、バラエティーに富んだ被計量物を排出することができる。また、それぞれのシュートに対応する計量ホッパ4のグループに対して排出組合せが求められて被計量物が排出されるので、1つの集合シュートのみを有する従来構成と比べて、生産性の向上をより図ることができる。また、内側の集合シュートが複数に分割された複数の内側シュートを有することにより、シュート数すなわち排出組合せの個数を増加するように構成することが容易になり、よりバラエティーに富んだ被計量物を排出することができる。
なお、図1の構成や図7の構成のように、内側シュートと外側シュートとの個数が異なり、ある1つの内側シュートに複数の外側シュートが対応する場合には、外側シュートに対する排出組合せを決定した後、内側シュートに対する排出組合せを決定することが好ましい。逆に、ある1つの外側シュートに複数の内側シュートが対応する場合には、内側シュートに対する排出組合せを決定した後、外側シュートに対する排出組合せを決定することが好ましい。
なお、上記実施の形態では、外側シュートを複数有する構成について述べた。上記実施の形態のように、組合せ秤から複数の異なる被計量物を排出させるための構成としては、少なくとも3つのシュートが必要であり、例えば、2つの内側シュートと1つの外側シュートとを有する構成も考えられるが、この場合、内側シュート及び外側シュートの構造が非常に複雑になるため、好ましくない。したがって、本実施の形態のように、集合シュートとして、1つ以上の内側シュートと複数の外側シュートを有する構成とすることが好ましい。
また、上記実施の形態では、内側及び外側シュートの下部排出口に集合ホッパを設けているが、組合せ秤から排出される被計量物を受け入れる包装機等の動作に支障をきたさなければ集合ホッパを設けない構成も可能である。この場合、計量ホッパから排出された被計量物は、内側及び外側シュートの各々のシュートの排出口から、直接、例えば包装機投入口へ投入される。
また、上記実施の形態において、組合せ秤の下方に配置される包装機の種類は特に限定されない。例えば、樹脂製フィルムを成形することにより複数の包装容器を連続的に形成して搬送し、それらの包装容器に組合せ秤から排出される被計量物が投入された後、包装容器に蓋部分のシールを行うように構成された包装機であってもよい。
また、上記実施の形態では、それぞれの内側シュート及びそれぞれの外側シュートに対する排出組合せを全て求めて、全ての排出組合せに選択されている計量ホッパ4から同時に排出するようにしたが、これに限られない。例えば、それぞれのシュートに対する排出組合せを順次決定するとともに、決定する順番に排出組合せに選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるように構成してもよい。例えば、図1の構成において、外側シュート6aに対する排出組合せを決定して外側シュート6aへ被計量物を排出させ、次に、外側シュート6bに対する排出組合せを決定して外側シュート6bへ被計量物を排出させ、次に、内側シュート5に対する排出組合せを決定して内側シュート5へ被計量物を排出させるという動作を繰り返すようにしてもよい。そして被計量物が排出されるシュートの順番に対応して、集合ホッパ8a、集合ホッパ8b、集合ホッパ7の順番に、各集合ホッパから被計量物を排出させるようにすればよい。この場合、例えば、Tr/k(kは内側シュート及び外側シュートの総個数であり、図1の構成の場合は、3である)時間ごとに、3つのうちの1つのシュートに対する排出組合せを求める組合せ処理、その排出組合せの計量ホッパ4からの排出、及び同シュートに対応する集合ホッパからの排出を行うことにより、1計量サイクル時間Tr内に3組の排出組合せの被計量物を包装機等へ排出することができる。また、この場合、集合ホッパ7、8a、8bの下方に1つの下部シュート9(図1(a))を設けて、3つの集合ホッパ7、8a、8bから順番に排出される被計量物を下部シュート9の排出口9eから例えば1つの包装機投入口へ投入するように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、組合せ演算の対象となるホッパ(組合せ用ホッパ)として2方向へ排出可能な計量ホッパ4を用いた構成を示したが、種々変更が可能である。一例を挙げれば、それぞれの計量ホッパに対応して計量ホッパの下方に、それぞれ対応する計量ホッパから計量済みの被計量物が供給されるメモリホッパを配設し、計量ホッパは、対応するメモリホッパへのみ被計量物を排出可能であり、メモリホッパが2方向へ排出可能であるように構成してもよい。この場合、組合せ演算の対象となる組合せ用ホッパはメモリホッパである。
また、上記実施の形態において、制御部20は、必ずしも単独の制御装置で構成される必要はなく、複数の制御装置が分散配置されていて、それらが協働して組合せ秤の動作を制御するよう構成されていてもよい。
本発明の組合せ秤は、複数の品種の被計量物を計量する組合せ秤として有用である。
(a)は、本発明の実施の形態の第1構成例の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、(b)は、同組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(c)は、同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。 本発明の実施の形態の第1構成例の組合せ秤の集合ホッパ及び計量ホッパのゲートの開閉動作の一例を示すタイミングチャートである。 (a)は、本発明の実施の形態の第2構成例の組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(b)は、同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。 (a)は、本発明の実施の形態の第3構成例の組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(b)は、同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。 (a)は、本発明の実施の形態の第4、第5構成例の組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(b)は、第4構成例の組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図であり、(c)は、第5構成例の組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。 (a)は、本発明の実施の形態の第6構成例の組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(b)は同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。 (a)は、本発明の実施の形態の第7構成例の組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(b)は同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。 (a)は、本発明の実施の形態の第8構成例の組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図であり、(b)は同組合せ秤の分散フィーダを上方から視た概略模式図である。 (a)は、従来の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、(b)は、同組合せ秤の集合シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図である。
符号の説明
1 分散フィーダ
2 リニアフィーダ
3 供給ホッパ
4 計量ホッパ
5a〜5c 内側シュート
6a〜6d 外側シュート
7a〜7c、8a〜8d 集合ホッパ
20 制御部

Claims (10)

  1. 被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、
    前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される1つ以上の第1のグループにグループ分けされるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、いずれか1つの前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、
    各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのうち少なくとも2つのグループに対して互いに異なる品種の被計量物が供給されて、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのなかに、複数の品種の被計量物が供給されるグループと、1つの品種の被計量物のみが供給されるグループとが存在するよう構成され、
    さらに、
    それぞれ前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる1つ以上の内側シュートと、
    それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、
    全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのうち、前記複数の品種の被計量物が供給されるグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定し、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのうち、前記1つの品種の被計量物のみが供給されるグループに対して、供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えた組合せ秤。
  2. 前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が1個であり、
    少なくとも2つの前記第2のグループの各々に対して、互いに異なる1つの品種の被計量物または少なくとも1つの品種が異なる複数の品種の被計量物が供給されるように構成された請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が1個であり、
    全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる1つの品種の被計量物が供給されるように構成された請求項1に記載の組合せ秤。
  4. 被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、
    前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される1つの第1のグループに定められるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、
    各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる複数の品種の被計量物が供給されて、前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれが、複数の品種の被計量物が供給されるグループとなるよう構成され、
    さらに、
    前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる1つの内側シュートと、
    それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、
    前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれのグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えた組合せ秤。
  5. 前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が複数個であり、
    少なくとも2つの前記第1のグループまたは少なくとも2つの前記第2のグループの各々に対して、互いに異なる1つの品種の被計量物または少なくとも1つの品種が異なる複数の品種の被計量物が供給されるように構成された請求項1に記載の組合せ秤。
  6. 前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が複数個であり、
    それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの全部または一部を含むようにグループ分けされており、
    全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる1つの品種の被計量物が供給されるように構成された請求項1に記載の組合せ秤。
  7. 前記第1のグループの個数及び前記内側シュートの個数が複数個であり、
    それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含み、かつ、それぞれの前記第2のグループが互いに隣接する2つの前記第1のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含むようにグループ分けされており、
    全ての前記第1のグループの各々に対して互いに異なる1つの品種の被計量物が供給されるように構成された請求項1に記載の組合せ秤。
  8. 被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、
    前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第1のグループにグループ分けされるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、いずれか1つの前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、さらに、それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの全部または一部を含むようにグループ分けされており、
    各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第2のグループの各々に対して互いに異なる複数の品種の被計量物が供給されて、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれが、複数の品種の被計量物が供給されるグループとなるよう構成され、
    さらに、
    それぞれ前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の内側シュートと、
    それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、
    全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれのグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えた組合せ秤。
  9. 被計量物が供給される複数の組合せ用ホッパが円状に列設されてなり、各々の前記組合せ用ホッパが、前記列設形状である円の内側方向と外側方向の2方向へ被計量物を選択的に排出可能なように構成される組合せ用ホッパ群を備え、
    前記組合せ用ホッパ群が、前記内側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第1のグループにグループ分けされるとともに、前記組合せ用ホッパ群が、前記外側方向へ被計量物を排出すべき排出組合せの前記組合せ用ホッパが選択される複数の第2のグループにグループ分けされ、かつ、各々の前記組合せ用ホッパが、いずれか1つの前記第1のグループと、いずれか1つの前記第2のグループとの両方のグループに属するように前記組合せ用ホッパ群のグループ分けがなされており、さらに、それぞれの前記第1のグループが互いに隣接する2つの前記第2のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含み、かつ、それぞれの前記第2のグループが互いに隣接する2つの前記第1のグループに属する組合せ用ホッパの一部を含むようにグループ分けされており、
    各々の前記組合せ用ホッパには1つの品種の被計量物が供給され、かつ、全ての前記第1のグループの各々に対して互いに異なる複数の品種の被計量物が供給されて、全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれが、複数の品種の被計量物が供給されるグループとなるよう構成され、
    さらに、
    それぞれ前記第1のグループの下方に配設され、前記第1のグループの前記組合せ用ホッパから前記内側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の内側シュートと、
    それぞれ前記第2のグループの下方に配設され、前記第2のグループの前記組合せ用ホッパから前記外側方向へ排出される被計量物を集合させて下部の排出口から排出させる複数の外側シュートと、
    全ての前記第1のグループ及び全ての前記第2のグループのそれぞれのグループに対して、それぞれの品種について供給されている被計量物の重量値を組み合わせた合計である品種別組合せ重量値が品種別許容範囲内になり、かつ、全ての品種についての前記品種別組合せ重量値の合計が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ求めて前記排出組合せに決定する組合せ処理と、前記第1のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記内側方向へ被計量物を排出させるとともに、前記第2のグループに対して決定された前記排出組合せの前記組合せ用ホッパに対して前記外側方向へ被計量物を排出させる排出処理とを行う制御手段とを備えた組合せ秤。
  10. それぞれの前記内側シュートの排出口に、この排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、排出するための第1の集合ホッパが設けられるとともに、それぞれの前記外側シュートの排出口に、この排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、排出するための第2の集合ホッパが設けられた請求項1に記載の組合せ秤。
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