JP5032538B2 - 伝送路応答推定器 - Google Patents

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Description

本発明は、放送および無線通信の受信システムにおける伝送路応答推定器に関する。
一般的に、放送システム及び無線通信システムでは、送信局から送信された無線信号は、受信機に到達する間に地形や建造物などによって反射、散乱、回折され、複数の無線信号となって受信機に到達する。受信機が、これら複数の経路を辿った同じ無線信号を受信した場合、これらが互い合成された信号となるため、信号波形が歪んでしまうことがある。この現象は一般的にマルチパスと呼ばれており、各々の無線信号が辿った経路はマルチパス伝送路と呼ばれている。
そこで、受信機では、波形が歪んでしまった受信信号から、送信局から送信された無線信号の原波形を再生する処理が行われる。この処理は一般的に等化処理と呼ばれている。
一般にマルチパス伝送路で発生する歪み成分は、インパルスを入力信号としたときのフィルタ応答として表すことができ、この伝送路応答を精度良く推定することが、受信機の等化処理の精度向上につながる。この伝送路応答は一般的に遅延プロファイルと呼ばれている。
従来、無線通信システムの受信機における伝送路応答推定器は、受信信号に含まれる既知信号系列を参照信号として使用し、受信信号と参照信号との複素時間相関を求めることによって、遅延プロファイルを算出する方法が知られている(例えば非特許文献1参照)。
また、無線システムによっては、既知信号系列として、特定の符号系列(例えばPN(Pseudo random noise)系列など)を用い、その特定の符号系列の前後に巡回拡張して前置符号と後置符号とが挿入された信号系列が用いられる場合がある。
ここで、例えば、信号フレームが上述の巡回拡張された既知信号系列(以降、フレームヘッダ)と信号データ(以降、フレームボディ)とから成り、この信号フレームが連続的または断続的に配置されている無線システムを想定する。この信号フレームに対して、上述した非特許文献1に示すような伝送路応答推定器を用いて遅延プロファイルを算出すると、以下のような成分によって伝送路応答推定精度が劣化してしまう。
(1)フレームヘッダと参照信号との相互相関による劣化成分
(2)フレームボディと参照信号との相互相関による劣化成分
劣化成分(1)は、フレームヘッダと参照信号との複素時間相関をとった場合に原理的に生じる劣化成分である。対策としては非特許文献2において提案されており、劣化の原因である相互相関成分があらかじめ予測できることを利用し、伝送路応答から差し引くことで劣化成分をキャンセルしている。
劣化成分(2)は、フレームヘッダ長と比較して遅延時間が長いマルチパスを受信した場合にフレームボディと参照信号との相互相関が大きくなり顕著な問題となる。対策としては非特許文献2において対策が提案されており、一度復調した信号データを再変調してフレームボディを生成し、受信信号フレームからフレームボディ成分をキャンセルすることで、劣化を抑制している。
しかし、これらの対策方法に共通する問題として、算出した複素時間相関からマルチパスと劣化成分を区別する際、電力が比較的高いマルチパスは容易に区別可能だが、電力が比較的低いマルチパスが存在した際にはその区別が困難となる。比較的電力の低いマルチパスを区別する方法として例えば、所定の閾値以上の電力をマルチパスと判定する場合、閾値を高く設定するとマルチパスを見逃す可能性があり、逆に閾値を低く設定すると劣化成分をマルチパスと誤判定する可能性が生じる。従って、このような区別方法では、結果として伝送路応答推定精度が劣化してしまうことが問題となる。
佐藤拓朗、「CDMA技術の基礎から応用まで」、株式会社リアライズ社、第1章、1.11節 Guanghui Liu etc,"ITD-DFE Based Channel Estimation and Equalization in TDS-OFDM Recevers",IEEE Transactions on Consumer Electronics, Vol.53, No.2, MAY 2007
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、比較的電力の低いマルチパスが存在する環境下においても高精度な伝送路応答推定が可能な伝送路応答推定器を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、特定の符号系列が巡回拡張された既知パターン信号が周期的に挿入された構成のフレームが連続的あるいは断続的に配置された信号を受信する無線システムの受信機に使用される伝送路応答推定器であって、前記信号と、前記信号との相関特性の優劣に関して各々相反する特性を持つ既知パターン信号の一部または全部との時間相関を算出する複数の相関部と、前記相関特性の既知パターンの一部である優良な期間において、各々の前記相関部の出力のいずれかに有効な遅延波が有るか否かを判定し、その期間を各々の相関出力から抽出するための選択期間を示す制御信号を出力する解析部と、前記解析部の出力をもとに前記複数の相関部の出力を選択または結合したものを遅延プロファイルとして出力する遅延プロファイル生成部とを具備したことを特徴とする伝送路応答推定器が提供される。
本発明の他の態様によれば、特定の符号系列が巡回拡張された既知パターン信号が周期的に挿入された構成のフレームが連続的あるいは断続的に配置された信号を受信する無線システムの受信機に使用される伝送路応答推定器であって、前記信号と、前記信号との相関特性の優劣に関して各々相反する特性を持つ既知パターン信号の一部または全部との時間相関を算出する複数の相関部と、等化出力から得られる品質データが良好な値になるように、前記相関特性の既知パターンの一部である優良な期間において、各々の前記相関部の出力のいずれかに有効な遅延波が有るか否かを判定し、その期間を動的に、各々の相関出力から抽出するための選択期間を変更する制御信号を出力する解析部と、前記解析部の出力をもとに前記複数の相関部の出力を選択または結合したものを遅延プロファイルとして出力する遅延プロファイル生成部と、前記遅延プロファイル生成部の出力をもとに前記信号を位相振幅等化する等化部と、前記等化部の出力の品質を測定し、得られた品質データを前記解析部へ供給する品質測定部とを具備したことを特徴とする伝送路応答推定器が提供される。
本発明によれば、比較的電力の低いマルチパスが存在する環境下においても高精度な伝送路応答推定が可能な伝送路応答推定器を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る伝送路応答推定器を示すブロック図。 図1における解析部の構成の一例を示すブロック図。 特定の符号系列が巡回拡張された特定の既知パターン信号が周期的に挿入されたフレームの構成を説明する図。 マルチパスのない主波のみの受信信号に対して、PN255とPN420の2種類の異なった符号長の参照信号で複素時間相関をとるときの様子を示す図。 図4の主波のみの受信信号に対して、相関計算を行った結果の相関波形を示す図。 マルチパスのない主波のみの受信信号に対して参照信号PN420の符号長でのスライディング相関を行った場合における、電力ピーク発生のタイミングと、フレームボディのデータを全て0としたときに生ずる劣化成分(1)を示す図。 マルチパスのない主波のみの受信信号に対して参照信号PN420の符号長でのスライディング相関を行った場合における、フレームヘッダのデータを全て0としたときに生ずる劣化成分(2)を示す図。 マルチパスのない主波のみの受信信号に対して参照信号PN255の符号長でのスライディング相関を行った場合における、電力ピーク発生のタイミング及びフラット期間の生成を示す図。 受信信号として主波と遅延波1と遅延波2のマルチパスを含む場合における、2種類の異なった符号長の参照信号PN420,PN255で複素時間相関をとるときの様子を示す図。 図9のようなマルチパスを含む受信信号に対して相関計算を行った場合の相関波形を示す図。 マルチパスを含む受信信号に対して参照信号PN255による相関検出を行った場合における図10の相関波形を、主波,遅延波1及び遅延波2の各成分波形に分けて示した図。 PN420相関とPN255相関の2つの相関波形の特徴を生かし、好適な相関波形を生成する方法を説明する図。 本発明の第2の実施形態に係る伝送路応答推定器を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施の形態に係る伝送路応答推定器の構成を示している。
本第1の実施形態は、特定の符号系列が巡回拡張された特定の既知パターン信号が周期的に挿入されたフレーム構成を有する無線システムの受信機に適用した例である。
図1において、伝送路応答推定器10は、受信信号と、符号長の異なる複数(図では2つ)の既知パターン信号である参照信号1,2との時間相関を算出する複数(図では2つ)の相関部11,12と、2つの相関部11,12の出力から各々の好適な選択期間を示す制御信号を出力する解析部13と、解析部13からの制御信号をもとに2つの相関部11,12の出力を適応的に選択または結合したものを遅延プロファイルとして出力する遅延プロファイル生成部14と、を備えている。
受信信号は、図3を参照して後述するが、既知パターン信号が周期的に挿入された構成の信号フレーム(以降、単にフレーム)で構成されている。受信信号は相関部11と相関部12に供給される。相関部11は、受信信号と参照信号1との複素時間相関を計算し、相関値を正規化する。正規化された相関値は解析部13と遅延プロファイル生成部14に供給される。同様に、相関部2は、受信信号と参照信号2との複素時間相関を計算し、相関値を正規化する。ここで、参照信号1と参照信号2とは異なる符号長を有した既知パターン信号である。なお、相関部11,12における正規化は、相関部11,12それぞれから出力される2種類の相関波形における共通の相関信号(受信信号のうちの主波に対する相関値或いは同一の遅延波に対する相関値)の電力レベルを同一とするために行うものである。相関部11,12からの正規化した2つの相関値は解析部13と遅延プロファイル生成部14とに供給される。
解析部13では、前段の相関部11,12から得た2種類の相関値の電力量を演算し、演算されたそれぞれの電力量が閾値を越えたか否かを判定することによって、有効な遅延波の存在の有無と有効な遅延波がある場合はそれら遅延波の時間位置を検出することにより、2種類の相関値のそれぞれから利用好適な相関出力を抽出するための選択期間を示す制御信号を出力する。
遅延プロファイル生成部14は、解析部13からの制御信号を元に、相関部11,12から出力される2種類の相関値を選択または結合し、利用好適な期間の遅延プロファイルを組み合わせた最終的な遅延プロファイルを出力する。
図2は図1における解析部13の構成の一例を示している。
図2において、解析部13は、電力演算部131と、電力演算部132と、有効遅延波判定部133と、制御部134とを備えている。
電力演算部131は、相関部11から出力される時間相関値を入力し、その電力量を演算する。
電力演算部132は、相関部12から出力される時間相関値を入力し、その電力量を演算する。
有効遅延波判定部133は、電力演算部131及び電力演算部132から得られる後述のフラット期間における第1,第2の相関出力のいずれか一方又は両方の電力量が閾値を超えたか否かを判定することによって、少なくとも1つの相関波形のフラット期間に遅延波として有効な大きさの遅延波が有るか否かを判定する。
ここで、フラット期間は、後述の図8で説明しているように、主波(又は遅延波)のフレームヘッダのPN系列の先頭に相関したことを示す電力ピークが立つが、このピークを中心にフレームヘッダの先頭から前置符号(A)と、前述の後置符号(B)と同じ符号列(B’)とを加えた時間長の末尾までに相当する期間として求めることができる。
制御部134は、有効遅延波判定部133による判定結果から、相関部11,12からの2種類の相関値のそれぞれから利用好適な期間を示す制御信号を出力するものであって、有効遅延波判定部133が遅延波無しと判定したときは、制御信号として相関計算範囲における全ての期間に例えばハイレベルのみを出力し、有効遅延波判定部133が遅延波有りと判定したときは、相関計算範囲におけるフラット期間には制御信号としてローレベルを出力し、かつフラット期間以外に対応する期間には制御信号としてハイレベルを出力する。ここで、相関計算範囲とは、謂わばスライディング量なので、相関演算して1シンボル分の値を求めた回数、つまり波形の長さがそれに当たる。また、制御信号のハイレベルは、後述する遅延プロファイル生成部14で相関部11からの第1の相関出力を選択することに対応し、制御信号のローレベルは、遅延プロファイル生成部14で相関部12からの第2の相関出力を選択することに対応する。
上記のように構成された解析部13では、相関部11,12から出力される相関信号のフラット期間における電力量を演算し、そのフラット期間に遅延波として有効な遅延波が有るか無しかを判定し、その判定結果に基づいて制御信号を出力して遅延プロファイル生成部14を制御する。そして、解析部13は、遅延波無しと判定すれば、相関部11からの相関波形のみを遅延プロファイルとして選択して出力するように遅延プロファイル生成部14を制御する一方、遅延波有りと判定すれば、相関部12からその相関波形のフラット期間の波形を選択し、かつ相関部11からはその相関波形における前述のフラット期間以外に対応する期間の波形を選択して出力するように遅延プロファイル生成部14を制御する。
遅延プロファイル生成部14は、解析部13の制御信号によって、相関計算範囲において、相関部11からの第1の相関信号を選択するか、相関部12からの第2の相関信号を選択するかの謂わばセレクタとして動作する。
このように構成された伝送路応答推定器において、精度よく伝送路応答を推定する方法を、図3乃至図9を参照して説明する。
図3は、特定の符号系列が巡回拡張された既知パターン信号が周期的に挿入された構成のフレームが連続的に配置された信号を示している。なお、このようなフレームが断続的に配置されていてもよい。
まず、図3を参照して、特定の符号系列が巡回拡張された既知パターン信号が周期的に挿入されたフレーム構成を説明する。
図3に示すように、フレームは、フレームヘッダと、フレームボディから構成されている。フレームヘッダは、特定の符号系列(例えばPN系列のM系列など)の前後に巡回拡張して前置符号(cyclic prefix)と後置符号(cyclic postfix)とが挿入された既知パターン信号で形成されている。
具体的には、フレームヘッダは、前置符号A(82シンボル)と、所定の符号系列であるPN系列(255シンボル。以降、PN255と記す)と、後置符号B(83シンボル)とで構成される。フレームヘッダの長さはこれらの和の符号長となり、82+255+83=420シンボル(以降、PN420と記す)となる。ここで、前置符号AはPN255の末尾系列A’(82シンボル)と同じ符号列であり、後置符号BはPN255の先頭系列B'(83シンボル)と同じ符号列で構成されている。
フレームボディは、例えばトランスポートストリーム(TS)などの信号データで形成されている。
次に、図3に示すような特定の符号系列が巡回拡張されたフレームヘッダが挿入されたフレームが連続的あるいは断続的に配置された構成の受信信号において、伝送路応答を推定するために複素時間相関を計算する方法を説明する。なお、図3に示すようなフレーム構成は、中華人民共和国(以下、中国)の地上デジタル放送の方式として使われている。
図4は、マルチパスを含まない主波のみの受信信号に対して、2種類の異なった符号長の参照信号PN255とPN420で複素時間相関を算出するときの様子を示している。ここでは、参照信号を受信信号に対して例えばシンボルごとに1つずつずらして相関関係を算出していくスライディング相関によって複素時間相関を計算している例を示している。
PN420の符号長で複素時間相関を計算する場合は、受信信号の主波のフレームヘッダの先頭よりも420シンボル前のタイミングから、主波のフレームヘッダ(420シンボル)の末尾まで計算する。この期間が相関計算範囲である。なお、この複素時間相関の範囲はこれに限らず、もっと広い範囲にとってもよい。例えば、主波のフレームヘッダの先頭よりも420シンボル以上前のタイミングから、主波のフレームヘッダの末尾を越えた時間位置までの広い範囲であってもよい。PN255の符号長で複素時間相関を計算する場合は、受信信号のフレームヘッダの主波の先頭よりも255シンボル前のタイミングから、主波のフレームヘッダ(420シンボル)の末尾まで計算する。この期間が相関計算範囲である。なお、この複素時間相関の範囲についてもこれに限らず、もっと広い範囲にとってもよい。例えば、主波のフレームヘッダの先頭よりも255シンボル以上前のタイミングから、主波のフレームヘッダの末尾を越えた時間位置までの広い範囲であってもよい。
図5(a)及び(b)は図4のようなマルチパスを含まない主波のみの受信信号に対して、上記のような相関計算を行った結果である相関出力の波形(以降、相関波形)を示している。
ただし、実際には図5(a)及び(b)は前置符号と後置符号によって、非特許文献2で述べられているような擬似ピークが存在する波形になる。図5(a)はPN420の相関波形を示し、図5(b)はPN255の相関波形を示している。擬似ピークとは、例えば図4で主波に対してPN420でシンボル単位でスライディング相関を実行していく過程で、PN420の符号列A(=A’)と符号列B(=B’)の連続した符号列の組が、主波のフレームヘッダ内の符号列A(=A’)と符号列B(=B’)の符号列の組と部分的に相関がとれた(AとB’の組と、A’とBの組とが一致、即ち部分一致した)場合に、小さいレベルの電力ピークが立つことを意味している。この擬似ピークは、図4で説明した相関計算によれば、参照信号PN420と受信信号のフレームヘッダとが完全に相関がとれた場合に生じる電力ピークを中心にその前後に1つずつに発生することになる。なお、本発明の実施形態を実施するに当たっては、擬似ピークの存在は問題とならないため、説明を容易にするために図5(a)及び(b)、図10(a)及び(b)等の図面では擬似ピークを省略して簡略化した記載としている。
以下に、図5(a)及び(b)の相関波形の特徴を説明する。図5(a)及び(b)は図4のような主波のみの受信信号に対する相関波形を示している。
図5(a)及び(b)において縦軸は電力を、横軸は遅延シンボル時間を表している。図5(a)に示すPN420の符号長の場合は420+420=840シンボルの相関値が得られ、図5(b)に示すPN255の符号長の場合は420+255=675シンボルの相関値が得られる。PN420の840シンボル期間、及びPN255の675シンボル期間は、参照信号1及び2の各符号長での相関計算範囲である。なお、相関計算範囲はPN420相関,PN255相関のそれぞれの場合について840シンボル,675シンボルに限定されず、もっと広い範囲にとってもよいことは、前述した通りである。ここで、図5(a)に示すPN420相関波形のピーク電力をpeak_420と表し、ピーク以外のノイジーな期間(以降、ノイズ期間)の最大電力値をnoisy_420と表す。
また、図5(b)に示すPN255相関波形についてもpeak_255及びnoisy_255を同様に示す。PN255相関波形の特徴として、前述した前置符号と後置符号によって、ピークの前82シンボルからピークの後83シンボルまで一定値になる期間が存在する。この一定値の期間をフラット期間(flat期間)と表し、この電力値をflat_255と表す。このフラット期間については図8で説明している。
この時、フラット期間においてはpeak_420/noisy_420 < peak_255/flat_255となり、PN255の方がピークが際立つ。それ以外の期間に関しては、PN420,PN255の相関検出の区間積分回数がPN420相関の方が多いため、peak_420/noisy_420 > peak_255/noisy_255となり、PN420の方がピークが際立つと言える。ここで区間積分回数とは、相関波形における1シンボル分の値を求める時に相関演算で演算する積分範囲を意味し、この場合参照信号の長さ(420又は255)がそれに当たる。よって、フラット期間とそれ以外の期間とでPN420相関波形とPN255相関波形を切り替えると最大の相関計算範囲に亘ってピークが際立った好適な相関波形を得ることが可能となる。
図6は主波のみの受信信号に対して参照信号PN420の符号長でのスライディング相関を行った場合における、ピーク発生タイミングと、フレームボディのデータを全て0としたときに生ずる劣化成分(1)を示している。
主波に対してPN420相関をとると、フレームヘッダ(巡回拡張PN系列)以外のフレームボディのデータが全て0であった場合にもPN420相関がとれた(完全一致した)時点ではピークpeak_420が立つがそれ以外のタイミング(フレームヘッダとPN420が互いに一部重なった状態)では振幅の小さなノイズ成分である劣化成分波形noisy_420が劣化成分(1)として出力される。ピークpeak_420が立つタイミングは、参照信号PN420が主波のフレームのフレームヘッダと完全に一致した状態におけるフレームヘッダの先頭位置のタイミングである。
図6では、劣化成分波形noisy_420については、フレームヘッダと参照信号PN420との相互相関による劣化成分(1)が生ずる。フレームヘッダと参照信号PN420との相互相関による劣化成分(1)は、フレームヘッダに対して参照信号PN420が少しでもずれると、相関がなくなり劣化成分noisy_420として発生する。
図7は主波のみの受信信号に対して参照信号PN420の符号長でのスライディング相関を行った場合における、フレームヘッダのデータを全て0としたときに生ずる劣化成分(2)を示している。
主波に対してPN420相関をとると、フレームボディの信号データは有するがフレームヘッダのデータが全て0であった場合には、参照信号PN420とフレームヘッダの時間長が完全一致した時点では相関値が瞬時0となるが少しでもその一致がずれると互いに相互相関がない部分が生じる結果、振幅の小さなノイズ成分である劣化成分波形noisy_420が劣化成分(2)として出力される。
図7では、フレームボディと参照信号PN420との相互相関による劣化成分(2)は、フレームヘッダに対して参照信号PN420が1シンボルでも外れて、参照信号PN420の少なくとも一部が信号データの有るフレームボディ領域内にスライドした状態になったときに、互いに相互相関がない部分が生じるので劣化成分(2)としてのnoisy_420が発生する。
このように、図6のようなフレームボディが0の場合は、noisy_420に含まれるのは相互相関による劣化成分(1)だけであり、図7のようなフレームヘッダが0の場合は、noisy_420に含まれるのは相互相関による劣化成分(2)だけである。本来は、フレームボディには信号データがあり、フレームヘッダにも既知の信号系列として特定の符号系列があるので、劣化成分波形noisy_420には、フレームヘッダと参照信号PN420との相互相関による劣化成分(1)と、フレームボディと参照信号PN420との相互相関による劣化成分(2)とが含まれることになる。
図8は主波のみの受信信号に対して参照信号PN255の符号長でのスライディング相関を行った場合における、ピーク発生タイミング及びフラット期間の生成を示している。同時に、参照信号PN420の符号長でのピーク発生タイミングも示してある。
主波に対してPN255相関をとると、スライディング相関を行っていくときに主波の巡回拡張PN系列(フレームヘッダに相当)の範囲にPN255系列(図4参照)が入っている期間は、相関が完全に一致しているとき以外は相関が完全には一致していないがPN255系列と同じ系列成分を含んだフレームヘッダ期間内にあるときは、相関はあるがぴったり同じではないという状態にあり、この状態では、相関が完全に一致したときの電力ピークpeak_255に対してその両側にフラット期間flat_255が生じる。フラット期間flat_255以外の期間は相関がとれていない期間となり、劣化成分noisy_255が生成される期間となっている。一方、参照信号PN420による相関検出の場合は相関が完全に一致するところしかなく、フラットになる期間はなく、相関が少しでもずれると劣化成分noisy_420が生成される期間となっている。
図9は、受信信号として主波と遅延波1と遅延波2のマルチパスを含む場合における、PN420とPN255の2種類の異なった符号長で複素時間相関をとるときの様子を示している。
図10(a)及び(b)は、図9のようなマルチパスを含む受信信号に対して相関計算を行った場合の相関波形を示している。図10(a)はPN420相関波形を示し、図10(b)はPN225相関波形を示している。以下に、この時のPN420相関波形と、PN255相関波形の特徴を比較する。
まず、遅延波1に注目すると、図10(a)に示すPN420相関波形の遅延波1は主波と遅延波2のノイズ期間の影響を受け歪んでいる。一方、図10(b)に示すPN255相関波形の遅延波1は、主波のフラット期間に当たるため、遅延波2のノイズ期間だけの影響を受けている。
次に遅延波2に注目すると、図10(a)に示すPN420相関波形の遅延波2は主波と遅延波1のノイズ期間の影響を受け歪んでいるが、複素時間相関の区間積分回数が多いためピークを認識できる電力量がある。一方、図10(b)に示すPN255相関波形の遅延波2も主波と遅延波1のノイズ期間の影響を受け歪んでおり、さらに複素時間相関の区間積分回数が少ないためこの場合、ピークを認識することは困難である。
図11は、マルチパスを含む受信信号に対して参照信号PN255による相関検出を行った場合における相関波形(図10(b)参照)を、主波,遅延波1及び遅延波2の3つの相関波形に分解して示したものである。従って、図11に示すPN255相関による主波,遅延波1及び遅延波2の3つの相関波形を合体したものが、図10(b)のPN255相関波形となる。
以上のようなPN420とPN255 の相関波形の特徴を生かし、好適な相関波形を生成する方法を図12(a)〜(f)を参照して説明する。
まず、受信信号に対して、PN420を参照信号とした複素時間相関をとり、図12(a)に示すようにPN420相関波形を算出する。また同様に、PN255を参照信号とし、図12(b))に示すようにPN255相関波形(b)を算出する。
次に、図12(a)のPN420相関波形と図12(b)のPN255相関波形を正規化することにより、それぞれの相関波形は図12(c)及び図12(d)のようになる。正規化する方法として例えば、PN420相関波形をPN255相関波形に正規化する場合には、PN420相関波形の全値に対しpeak_255/peak_420を掛けることで正規化することができる。または、複素時間相関の区間積分回数の比(255/420)を掛け合わせることでも正規化が可能である。正規化する方法はこれに限らない。
次にフラット期間に遅延波が含まれているか否かをチェックする。フラット期間に所定の電力閾値を超える遅延波があるかどうかで判定しても良いし、フラット期間の総電力量で判定しても良い。
この判定でフラット期間に遅延波が存在すると判定した場合は、フラット期間(図12(d)に示すγ期間)は図12(f)に示すように図12(d)のPN255相関波形から抽出し、フラット期間以外の期間(図12(c)に示すα、β期間)は図12(e)に示すように図12(c)のPN420相関波形から抽出する。ここで判定をせずに定常的にフラット期間は図12(d)のPN255相関波形から抽出し、それ以外の期間は図12(c)のPN420相関波形から抽出するようにしてもよい。
最後に図12(e)の波形と図12(f) の波形を結合し、最終的な遅延プロファイルを得る。
以上のように、2種類の相関波形の有効な特徴を活用することで、最終的に好適な遅延プロファイルを得ることができる。
本実施形態では、2種類の異なった符号長の参照信号としての既知パターン信号で複素時間相関をとった例を述べたが、2種類に限らず、複数種類の異なった符号長の既知パターン信号から求めてもよい。また、複数の相関部を用意する必要はなく、1つの相関部で複数の異なった符号長の複素時間相関を計算することで、回路規模を削減する構成としてもよい。
さらに、以上のようにして得た遅延プロファイルのうち、電力が所定の閾値を超えない遅延波をノイズと見なし0として、S/Nを改善してもよいし、また先述した非特許文献2に述べられているような方法で擬似ピークを除去する構成としてもよい。
第1の実施形態によれば、比較的電力の低いマルチパスが存在する環境下においても伝送路応答の推定精度を向上させることができ、高精度な伝送路応答推定器を実現することが可能となる。
[第2の実施形態]
図13は、第2の実施形態にかかる伝送路応答推定器の構成を示している。図13において図1との同一の構成要素には同一符号を付して説明する。
第1の実施形態では、解析部13にて電力量によって相関波形のフラット期間における遅延波の有無を判定し、その判定結果に基づいて複数の相関部の出力から利用好適な相関出力の選択期間を決定していた。
この第2の実施形態では、等化後の復調S/Nを判定基準として、復調S/Nが好適になるように、動的に相関波形の選択期間を制御することが第1の実施形態と異なる。
図13に示すように、この第2の実施形態の伝送路応答推定器は、第1の実施形態に加えて、等化部15と、品質測定部16とを備える。解析部13Aは、品質測定部16からの品質データが入力され、この品質データが好適(良好な値)になるように、複数の相関部11,12の出力から動的に、相関出力を抽出するための選択期間を変更する制御信号を出力する。
等化部15は、遅延プロファイル生成部14から出力される遅延プロファイルを元に、受信信号のフレームボディを振幅位相等化する。等化結果は品質測定部16に供給される。
品質測定部16は、例えばS/N測定部で構成されており、等化部15の等化結果を元に基準シンボルからのユークリッド距離を算出し、それを積分するなどして、現在の等化結果の品質をS/Nとして算出する。算出したS/Nは解析部13Aにフィードバックする。
解析部13Aは、品質測定部16より品質データとして供給されるS/Nが好適になるように、S/Nに応じて複数の相関部11,12の出力から各々の好適な選択期間を示す制御信号を遅延プロファイル生成部14に出力し、動的に相関部11,12からの相関波形の選択期間を変更制御する。
ここで、S/Nに応じて動的に相関部11,12からの相関波形の選択期間を変更制御するとは、S/Nに応じて、相関部11,12からの相関出力1,2の一方を選択してもよく、このとき相関出力2を選択した場合は、その選択後にさらにフラット期間の時間幅をS/Nに応じて動的に変更させてもよい。また、相関計算範囲において、S/Nに応じて、相関部11,12からの相関出力1,2の両方を選択してもよく、その場合には各相関出力から各々の好適な選択期間を変更、即ち相関出力2を抽出するための選択期間としてフラット期間の時間幅をS/Nに応じて動的に変更させてもよい。
よって、第2の実施形態にかかる伝送路応答推定器10Aは、電力レベルの低い遅延波をも検出して、より高精度に遅延プロファイルを生成することができる。
本実施形態では、解析部13AにS/Nだけが入力される例を示したが、第1の実施形態のように相関波形の電力を算出した結果と、品質データとしてのS/Nとの組み合わせによって、相関波形の選択期間を決定してもよい。
また、上記実施形態では、品質測定部16の品質データとしてS/Nについて述べたが、等化後の復調データの誤り率を品質データとして用いて、誤り率に応じて動的に相関波形の選択期間を決定してもよい。
第2の実施形態によれば、より高い精度で遅延プロファイルを生成できるので、高精度な伝送路応答推定が可能となる。
10,10A…伝送路応答推定器
11,12…相関部
13,13A…解析部
14…遅延プロファイル生成部
15…等化部
16…品質測定部

Claims (4)

  1. 特定の符号系列が巡回拡張された既知パターン信号が周期的に挿入された構成のフレームが連続的あるいは断続的に配置された信号を受信する無線システムの受信機に使用される伝送路応答推定器であって、
    前記信号と、前記信号との相関特性の優劣に関して各々相反する特性を持つ既知パターン信号の一部または全部との時間相関を算出する複数の相関部と、
    前記相関特性の既知パターンの一部である優良な期間において、各々の前記相関部の出力のいずれかに有効な遅延波が有るか否かを判定し、その期間を各々の相関出力から抽出するための選択期間を示す制御信号を出力する解析部と、
    前記解析部の出力をもとに前記複数の相関部の出力を選択または結合したものを遅延プロファイルとして出力する遅延プロファイル生成部と、
    を具備したことを特徴とする伝送路応答推定器。
  2. 前記解析部は、前記複数の相関部の出力から所定の期間の総電力が所定の閾値を超えるあるいは所定の電力を超える遅延波の有無を元に選択期間を示す制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の伝送路応答推定器。
  3. 前記遅延プロファイル生成部は、所定の閾値を超えない電力を有する遅延波を0にする、あるいは、前記複数の相関部の相関演算によって生じる擬似遅延波を抑圧することを特徴とする請求項1に記載の伝送路応答推定器。
  4. 特定の符号系列が巡回拡張された既知パターン信号が周期的に挿入された構成のフレームが連続的あるいは断続的に配置された信号を受信する無線システムの受信機に使用される伝送路応答推定器であって、
    前記信号と、前記信号との相関特性の優劣に関して各々相反する特性を持つ既知パターン信号の一部または全部との時間相関を算出する複数の相関部と、
    等化出力から得られる品質データが良好な値になるように、前記相関特性の既知パターンの一部である優良な期間において、各々の前記相関部の出力のいずれかに有効な遅延波が有るか否かを判定し、その期間を動的に、各々の相関出力から抽出するための選択期間を変更する制御信号を出力する解析部と、
    前記解析部の出力をもとに前記複数の相関部の出力を選択または結合したものを遅延プロファイルとして出力する遅延プロファイル生成部と、
    前記遅延プロファイル生成部の出力をもとに、前記信号を位相振幅等化する等化部と、
    前記等化部の出力の品質を測定し、得られた品質データを前記解析部へ供給する品質測定部と、
    を具備したことを特徴とする伝送路応答推定器。
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