JP5007663B2 - 業務管理システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、業務遂行者による業務の内容を管理し、その業務遂行の対価を請求するため
の技術に関する。
顧客の依頼に応じて書類を作成したり、各種の事例や情報データベースから抽出したり
するという具合に、情報処理端末を使用した業務を主とする職業においては、業務の遂行
の対価として顧客に請求する費用の請求額を決定するために、業務遂行者が従事した業務
の内容を詳細に管理しておく必要がある。例えば業務に対してどの程度の時間を要したか
ということや、業務を遂行するにあたり要したコスト等を把握し、これらの内容に基づい
て最終的な請求額を算出することになる。また、これ以外にも、顧客が、請求された費用
の詳細な内訳の開示を求めることもあり、業務管理の重要性は高い。そこで、特許文献1
には、従業員の業務内容、顧客情報、業務従事時間及びコストをシステムで管理すること
が開示されている。また、特許文献2には、コンピュータが業務情報を集計して、これを
本部機器に自動送信することが開示されている。また、特許文献3には、クライアントに
よって入力された勤怠や就業に関するデータをサーバで管理して集計することが開示され
ている。
特開2003−187040号公報 特開2006−344178号公報 特開2001−306773号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載の技術は、いずれも業務遂行者やシステムの管理
者が業務の内容やその報告を手作業で逐一入力する必要があるから、これらの業務遂行者
等にはは非常に大きな負担が強いられる。また、業務遂行者は頻繁にこの入力作業を行う
ことは難しく、所定期間(例えば1日〜数日間)毎に入力作業を行うことになるため、実
際の業務の遂行とその入力作業との間にタイムラグが発生するし、また入力内容を誤って
しまう危険性もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、業務遂行者に従来の
ような大きな負担を強いることなく、正確に業務内容を管理し、その対価を請求すること
にある。
上述した課題を解決するため、本発明の第1の構成に係る業務管理システムは、文書デ
ータが表す文書の属性を表す属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報取得
手段によって取得された属性情報から、前記文書データを用いた業務遂行の対価として発
生する費用の請求先を特定する属性情報を抽出し、抽出した属性情報に基づいて前記費用
の請求先を表す請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、業務遂行者が利用する業務
端末により前記文書データに対して実行された処理の内容を表す処理内容情報を取得し、
蓄積する処理内容情報蓄積手段と、前記処理内容蓄積手段により蓄積されている処理内容
情報に基づいて、業務遂行者により前記文書データに対して行われた業務の内容を特定す
る業務内容特定手段と、各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として発生する
費用との対応関係を記憶する費用対応関係記憶手段と、前記業務内容特定手段によって特
定された業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、
前記請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成する請求額情報生成手段と、前記請
求先情報生成手段によって生成された請求先情報と、前記請求額情報生成手段によって生
成された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段とを備えることを特徴とす
る業務管理システムを提供する。
本発明によれば、業務遂行者に従来のような大きな負担を強いることなく、正確に業務
内容を管理し、その対価を請求することができる。
また、本発明の第2の構成に係る業務管理システムは、業務遂行者が利用する業務端末
により文書データに対して実行された処理の内容を表す処理内容情報を蓄積する処理内容
情報蓄積手段と、各々の前記処理内容情報と、文書データを用いた業務遂行の対価として
発生する費用の請求先を表す請求先情報との対応関係を記憶する記憶手段と、前記処理内
容情報蓄積手段により蓄積されている処理内容情報から、前記費用の請求先を特定する処
理内容情報を抽出し、抽出した処理内容情報と前記記憶手段に記憶された対応関係とに基
づいて、前記請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、前記処理内容情報蓄積手段に
より蓄積されている処理内容情報に基づいて、業務遂行者により前記文書データに対して
行われた業務の内容を特定する業務内容特定手段と、各々の前記業務の内容と、当該業務
の遂行の対価として発生する費用との対応関係を記憶する費用対応関係記憶手段と、前記
業務内容特定手段によって特定された業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に記憶さ
れた対応関係とに基づいて、前記請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成する請
求額情報生成手段と、前記請求先情報生成手段によって生成された請求先情報と、前記請
求額情報生成手段によって生成された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手
段とを備えることを特徴とする業務管理システムを提供する。
本発明によれば、業務遂行者に従来のような大きな負担を強いることなく、正確に業務
内容を管理し、その対価を請求することができる。
本発明の業務管理システムにおいて、前記請求情報記憶手段は、前記請求先情報及び前
記請求額情報に、前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容を対応付けて記憶
することが好ましい。
この態様によれば、業務の内容と、請求先情報及び請求額情報とを対応付けて記憶する
ことができる。
また、本発明の業務管理システムにおいて、前記請求情報記憶手段に記憶されている内
容を、印刷出力、表示出力又は送信出力のうち少なくともいずれか1つによって出力する
出力手段を備えることを特徴とする。
この態様によれば、請求先情報および請求額情報を種々の形態で出力することができる
また、上記第1の構成に係る業務管理システムにおいて、前記費用対応関係記憶手段は
、前記費用に対応付けて前記属性情報を記憶しており、前記請求額情報生成手段は、前記
属性情報取得手段によって取得された属性情報と、前記費用対応関係記憶手段に記憶され
た前記費用及び前記属性情報の対応関係とに基づいて、前記請求額情報を生成するように
してもよい。
この態様によれば、属性情報に基づいて請求額情報を生成することができる。
また、上記第1の構成に係る業務管理システムにおいて、前記請求先情報生成手段は、
前記業務の内容と前記請求先情報との対応関係を記憶する記憶手段を備え、前記業務内容
特定手段によって特定された業務の内容と、前記記憶手段に記憶された対応関係とに基づ
いて、前記請求先情報を生成するようにしてもよい。
この態様によれば、業務の内容に基づいて、請求先情報を生成することができる。
また、上記第1の構成に係る業務管理システムにおいて、前記費用の請求先を特定する
属性情報は、各々の前記請求先に割り当てられた請求先識別情報、各々の業務に割り当て
られた業務識別情報、又は、各々の文書データに割り当てられた文書識別情報のうちの少
なくともいずれか1つを含むことを特徴とすることが好ましい。
この態様によれば、属性情報に基づいて請求先情報を生成することができる。
また、本発明の業務管理システムにおいて、前記業務内容特定手段によって特定される
業務の内容は、前記業務の名称若しくは種別、又は、業務遂行者が業務遂行に従事した時
間帯若しくは従事した期間のうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする。
この態様によれば、業務内容に基づいて、請求額情報を生成することができる。
また、本発明の業務管理システムにおいて、前記処理内容情報蓄積手段によって蓄積さ
れる処理内容情報は、前記業務端末における、文書データの読み出し処理、文書データに
基づく文書の表示処理、文書データに対する検索処理、文書データへのデータの書き込み
処理、文書データの外部装置への送信処理、文書データの記憶手段への記憶処理、又は、
文書データの内容の印刷処理のうちの少なくともいずれか1つに関する情報であることを
特徴とする。
この態様によれば、業務内容に基づいて請求額情報を生成することができる。
この業務管理システムにおいて、前記文書データの内容の印刷処理に関する処理内容情
報は、当該印刷処理を実行した印刷装置に割り当てられた装置識別情報又は当該印刷装置
の種別を表す装置種別情報を含んでおり、特定の印刷装置に割り当てられた前記装置識別
情報又は前記装置種別情報を記憶する記憶手段と、前記処理内容情報に含まれる前記装置
識別情報又は前記装置種別情報が、前記記憶手段によって記憶されている前記装置識別情
報又は前記装置種別情報である場合には、前記特定の印刷装置によって印刷処理されたこ
とを意味する識別情報を、前記請求額情報生成手段によって生成された請求額情報に対応
付けて記憶する識別情報記憶手段とを備えることを特徴とする。この態様によれば、業務
の遂行において、特定の印刷装置による印刷処理の実行に要する費用を求めることができ
る。
この態様によれば、業務の遂行において、特定の印刷装置による印刷処理の実行に要す
る費用を求めることができる。
また、本発明の業務管理システムにおいて、各業務遂行者に割り当てられた識別情報と
、前記各業務遂行者を認証するための認証情報とを対応付けて記憶する認証情報記憶手段
と、前記業務端末から業務遂行者の認証情報を取得する認証情報取得手段と、前記認証情
報取得手段が取得した認証情報と、前記認証情報記憶手段に記憶された認証情報とを照合
し、一致した認証情報に対応付けて前記認証情報記憶手段に記憶されている識別情報を特
定する認証手段とを備え、前記請求情報記憶手段は、前記認証手段によって特定された識
別情報に関連付けて、前記請求先情報および前記請求額情報を記憶するようにしてもよい

この態様によれば、業務遂行者を特定する識別情報と、請求先情報及び請求額情報とを
対応付けて記憶することができる。
また、本発明は、画像表示装置と印刷装置とを備え、前記画像表示装置は、文書データ
が表す文書を表示し、当該文書に対して業務遂行者に対して指示された処理を実行する処
理実行手段と、文書データが表す文書の属性を表す属性情報を取得する属性情報取得手段
と、前記属性情報取得手段によって取得された属性情報から、前記文書データを用いた業
務遂行の対価として発生する費用の請求先を特定する属性情報を抽出し、抽出した属性情
報に基づいて前記費用の請求先を表す請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、前記
処理実行手段によって前記文書データに対して実行された処理の内容を表す処理内容情報
を生成し、蓄積する処理内容情報蓄積手段と、前記処理内容蓄積手段により蓄積されてい
る処理内容情報に基づいて、前記文書データに対して行われた業務の内容を特定する業務
内容特定手段と、自装置が送信した内容を印刷出力することが許可された印刷装置に割り
当てられた識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記請求先情報と、前記業務内容特
定手段によって特定された業務の内容とを、前記識別情報記憶手段に記憶された前記識別
情報が割り当てられた印刷装置へ送信する送信手段とを有し、前記印刷装置は、前記画像
表示装置の前記送信手段によって送信された前記請求先情報と、前記業務の内容とを受信
する受信手段と、各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として発生する費用と
の対応関係を記憶する費用対応関係記憶手段と、前記受信手段が受信した前記業務の内容
と、前記費用対応関係記憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、前記受信手段が受信
した請求先情報が表す請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成する請求額情報生
成手段と、前記受信手段が受信した請求先情報と、前記請求額情報生成手段によって生成
された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段と、前記請求情報記憶手段に
記憶された請求先情報と前記請求額情報との内容を記録媒体に印刷する印刷手段とを有す
ることを特徴とする業務管理システムを提供する。
本発明によれば、業務遂行者に負担を強いることなく、正確に業務内容を管理し、所定
の印刷装置で、請求先情報及び請求額情報を印刷出力することができる。
また、本発明は、コンピュータを、文書データが表す文書の属性を表す属性情報を取得
する属性情報取得手段と、前記属性情報取得手段によって取得された属性情報から、前記
文書データを用いた業務遂行の対価として発生する費用の請求先を特定する属性情報を抽
出し、抽出した属性情報に基づいて前記費用の請求先を表す請求先情報を生成する請求先
情報生成手段と、業務遂行者が利用する業務端末により前記文書データに対して実行され
た処理の内容を表す処理内容情報を取得し、蓄積する処理内容情報蓄積手段と、前記処理
内容蓄積手段により蓄積されている処理内容情報に基づいて、業務遂行者により前記文書
データに対して行われた業務の内容を特定する業務内容特定手段と、各々の前記業務の内
容と、当該業務の遂行の対価として発生する費用との対応関係を記憶する費用対応関係記
憶手段と、前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容と、前記費用対応関係記
憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、前記請求先への費用の請求額を表す請求額情
報を生成する請求額情報生成手段と、前記請求先情報生成手段によって生成された請求先
情報と、前記請求額情報生成手段によって生成された請求額情報とを対応付けて記憶する
請求情報記憶手段として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、業務遂行者に従来のような大きな負担を強いることなく、正確に業務
内容を管理し、その対価を請求することができる。
また、本発明は、コンピュータを、業務遂行者が利用する業務端末により文書データに
対して実行された処理の内容を表す処理内容情報を蓄積する処理内容情報蓄積手段と、各
々の前記処理内容情報と、文書データを用いた業務遂行の対価として発生する費用の請求
先を表す請求先情報との対応関係を記憶する記憶手段と、前記処理内容情報蓄積手段によ
り蓄積されている処理内容情報から、前記費用の請求先を特定する処理内容情報を抽出し
、抽出した処理内容情報と前記記憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、前記請求先
情報を生成する請求先情報生成手段と、前記処理内容情報蓄積手段により蓄積されている
処理内容情報に基づいて、業務遂行者により前記文書データに対して行われた業務の内容
を特定する業務内容特定手段と、各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として
発生する費用との対応関係を記憶する費用対応関係記憶手段と、前記業務内容特定手段に
よって特定された業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に記憶された対応関係とに基
づいて、前記請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成する請求額情報生成手段と
、前記請求先情報生成手段によって生成された請求先情報と、前記請求額情報生成手段に
よって生成された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段として機能させる
ためのプログラムを提供する。
本発明によれば、業務遂行者に従来のような大きな負担を強いることなく、正確に業務
内容を管理し、その対価を請求することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下に説明する実施形態
においては、業務を遂行する従業員が複数所属する会社において、本実施形態に係る業務
管理システムを適用した場合について説明する。
(A)第1実施形態
(A−1)構成
図1は、業務管理システム1の概観を示す図である。同図に示すように、この業務管理
システム1は、画像表示装置100と、クライアント装置200と、サーバ装置300と
を備えている。画像表示装置100は、電子ペーパーなどと呼ばれる可搬型の表示装置で
あり、各従業員に対して1台ずつ割り当てられている。この画像表示装置100は、従業
員が電子文書を用いた業務を遂行するための業務端末である。クライアント装置200は
、例えばパーソナルコンピュータであり、各従業員に対して1台ずつ割り当てられている
。サーバ装置300は、従業員が業務を遂行するための多数の文書データを蓄積したり、
本システムにおける業務管理を統括したりするコンピュータ装置である。サーバ装置30
0は、このシステムに対する管理権限のある管理者によって管理される。画像表示装置1
00と、クライアント装置200と、サーバ装置300とは、必要に応じてUSB(Univ
ersal Serial Bus)ケーブル等の通信ケーブル500や、LAN(Local Area Network)
600を介して通信可能に接続されることにより、相互にデータの遣り取りを行うことが
できる。
図1に示すように、画像表示装置100の前面には、表示部100Dと、複数の操作キ
ー107aとが設けられている。表示部100Dは、画像を表示する記憶性表示体と、そ
の表面に設けられたタッチスクリーンとを備えている。操作キー107aは、従業員が表
示部100Dに表示させる文書データを指定したり、文書データを用いて各種業務を遂行
するために用いる操作子である。また、この画像表示装置100とともに利用者に用いら
れるものとして、ペン状のスタイラスペン100Sがある。このスタイラスペン100S
は、表示部100Dに表示された画像に対して、文字等を書き込むための操作子である。
このスタイラスペン100Sも、従業員が文書データを用いて各種業務を遂行するために
用いられる。
(A−2)画像表示装置100の構成
次に、画像表示装置100の構成について説明する。
図2は、画像表示装置100の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、画像表示装置100は、電源部101と、CPU102と、ROM
103と、RAM104と、フラッシュメモリ105と、通信部106と、操作部107
と、表示体コントローラ108と、記憶性表示体109と、タッチスクリーン110と、
タイマ111とを備える。電源部101は、バッテリと電力制御回路とを備え、画像表示
装置100の作動に要する電力を供給する。電源部101のバッテリは、例えばNi−C
d系電池やLiイオン系電池などの、充電可能な2次電池である。
CPU102は、ROM103やフラッシュメモリ105に記憶されたプログラムを実
行することにより、文書データに基づいて記憶性表示体109に文書を表示させたり、そ
の文書データに対して入力された文字や図形等を表すデータを、フラッシュメモリ105
に記憶させるなどの制御を行う。RAM104は、CPU102がプログラムを実行する
際に、CPU102のワークエリアとして機能する。フラッシュメモリ105は、書き換
え可能な記憶媒体であり、CPU102により実行されるプログラムとか、従業員が業務
を遂行するために用いる文書データを記憶している。さらに、このフラッシュメモリ10
5は、処理内容管理テーブル1051、業務内容管理テーブル1052及び業務種別特定
管理テーブル1053といった3種類のテーブルを記憶する。通信部106は、通信ケー
ブル経由で通信を行うインタフェースである。CPU102は、通信部106に差し込ま
れた通信ケーブルを介してクライアント装置200から送信されてくる文書データ等の各
種データを受信したり、クライアント装置に対して各種情報を送信したりする。操作部1
07は、前述した複数の操作キー107aを備え、それぞれの操作キーに応じた操作信号
をCPU102に出力する。
表示体コントローラ108は、記憶性表示体109を駆動する駆動回路である。この表
示体コントローラ108は、フラッシュメモリ105に記憶された画像情報に基づいて、
表示すべき画像に応じた駆動信号を記憶性表示体109に供給するとともに、記憶性表示
体109に供給する電力のオン・オフを制御する。記憶性表示体109は、記憶性液晶に
よる液晶層を有する表示体である。記憶性液晶とは、電圧を印加しなくても表示状態(す
なわち階調)を維持することが可能な液晶のことであり、例えばコレステリック液晶であ
る。タッチスクリーン110は、利用者から見て記憶性表示体109の前面に設けられた
透明のスクリーンであり、所定の微小領域毎に物体の接触の有無を感知するものである。
この微小領域は、記憶性表示体109の所定数の複数の画素(例えば、1×1画素や3×
3画素)にそれぞれ対応付けられている。タッチスクリーン110は、物体が接触してい
ることを示す感知信号を微小領域毎に出力し、CPU102に供給する。前述したように
、このタッチスクリーン110及び記憶性表示体109によって表示部100Dが構成さ
れている。タイマ111は、図示せぬクロックジェネレータから供給されるクロックに同
期して作動するリアルタイムクロックであり、計測した時刻を表す時刻情報をCPU10
2へ供給する。
ここで、フラッシュメモリ105に記憶されている内容を説明する。
(A−2−1)属性情報のデータ構造
フラッシュメモリ105に記憶されている文書データには、この文書データが表す文書
の属性を表す「属性情報」がヘッダ部分に埋め込まれることによって付加されている。
図3は、或る文書Aを表す文書データに付加される属性情報のデータ構造を示した図で
ある。同図に示すように、この属性情報には、業務遂行の対価として発生する費用の請求
先を特定するための情報として、「請求先ID」、「業務ID」および「文書ID」が含
まれている。「請求先ID」は、会社の取引先等の業務の依頼者であって、費用の請求先
の各々に割り当てられた識別情報である。よって、この請求先IDから費用の請求先を特
定することができるから、この請求先IDは費用の請求先を表す請求先情報である。同図
に示すように、文書Aにおいては、請求先IDは「○△株式会社」である。「業務ID」
は、各々の業務に割り当てられた識別情報である。文書Aにおいては、或る調査に関する
報告書を作成する業務である「調査報告書」としている。「文書ID」は、業務を遂行す
るための各々の文書データに割り当てられた識別情報である。ここでは、文書データのフ
ァイルパスそのものを文書IDとし、文書Aにおいて「AAA.doc」である。
(A−2−2)処理内容管理テーブル1051の構成
次に、図4は、処理内容管理テーブル1051の一例を示した図である。処理内容管理
テーブル1051には、画像表示装置100が文書データに対して実行した各処理の内容
が書き込まれるが、同図においては、文書を作成する業務が行われたときの内容の一例を
示している。
同図に示すように、この処理内容管理テーブル1051においては、「文書ID」と、
「処理内容ID」と、「処理開始時刻」と、「処理終了時刻」とが対応付けられている。
「文書ID」は、上述した属性情報に含まれる「文書ID」と同じであり、各処理が実行
される対象の文書データの文書IDを表している。「処理内容ID」は、画像表示装置1
00により文書データに対して実行される各々の処理の内容に割り当てられた識別情報で
あり、処理の内容を表す処理内容情報である。処理内容IDが割り当てられる処理内容と
して、ここでは、文書データの読み出し処理(処理内容ID「読み出し」とする。以下の
処理内容についても同じ。)、文書データに基づく文書の表示部100Dへの表示処理(
表示)、文書データに対する検索処理(検索)、文書データへのデータの書き込み処理(
書き込み)、文書データの外部装置への送信処理(送信)、文書データのフラッシュメモ
リ105への記憶処理(記憶)、及び、文書データに応じた内容を印刷出力させる印刷処
理(印刷)がある。「処理開始時刻」は、画像表示装置100によって各処理が開始され
た時刻を表し、「処理終了時刻」は各処理が終了された時刻を表す。
例えば、同図の第1行においては、文書ID「AAA.doc」が割り当てられた文書
データが読み出され、その処理開始時刻は「10:00:27」(午前10時00分27秒
)であり、その処理終了時刻は「10:00:27」であることを示している。また、同図
の第2行は、文書ID「AAA.doc」の文書データが、表示部100Dに表示され、
その処理開始時刻は「10:00:28」であり、その処理終了時刻(つまり、表示部10
0Dでの文書の表示が終了された時刻)は「13:42:50」であることを示している。
なお、「読み出し」、「書き込み」、「記憶」、「送信」および「印刷」は、処理自体
に要する時間は極めて短いから、処理開始時刻および処理終了時刻がほぼ一致している。
一方、「表示」や「検索」は、業務に応じて、その処理の開始から終了までに多くの時間
を要することがあるため、処理開始時刻および処理終了時刻との差が比較的大きくなるこ
とがある。
(A−2−3)業務内容管理テーブル1052の構成
次に、図5は、業務内容管理テーブル1052の一例を示した図である。この業務内容
管理テーブル1052には、従業員によって遂行された業務の内容に関する情報が書き込
まれる。具体的には、同図に示すように、この業務内容管理テーブル1052においては
、「文書ID」と、「業務種別ID」と、「業務遂行時間帯」と、「業務従事期間」とが
対応付けられている。「文書ID」は、上述した属性情報に含まれる「請求先ID」と同
じである。「業務種別ID」は、従業員によって遂行される各々の業務の種別に対して割
り当てられた識別情報である。ここでは、業務種別IDとして、「文書作成」および「リ
サーチ」を例示している。業務種別ID「文書作成」は、文書データに文字等のデータを
書き込むことにより文書を作成する業務に対応する。「リサーチ」は、データベース(外
部のサーバ装置等)に格納された情報群から特定のファイル(情報)を抽出する業務に対
応する。「業務遂行時間帯」は、従業員が業務を遂行した時間帯を表すものであり、ここ
では「日中」、「深夜」、「早朝」のうちのいずれかが割り当てられるとする。業務の時
間帯が異なることにより、単位時間あたりの費用単価が異なる。「業務従事期間」は、従
業員が実際に業務を遂行した期間(業務を開始した時刻から終了した時刻までの期間)を
表す。
例えば、同図の第1行においては、文書ID「AAA.doc」が割り当てられた文書
データに対し、業務遂行時間帯「日中」に、「5:00」(5時間)に亘って、従業員に
よって文書作成の業務が遂行されたことを示している。第2行においては、業務遂行時間
帯「深夜」に、「0:23」に亘って、従業員によってリサーチの業務が遂行されたこと
を示している。なお、第2行においては、フラッシュメモリ105内の文書データを用い
ていないので、文書IDのフィールドはブランクである。
(A−2−4)業務種別特定管理テーブル1053の構成
次に、図6は、業務種別特定管理テーブル1053の一例を示した図である。
この業務種別特定管理テーブル1053は、処理内容管理テーブル1051に書き込まれ
た各処理内容に基づいて、業務内容管理テーブル1052に書き込むべき業務種別IDを
特定するために用いられる。このような対応関係を設けることができるのは、画像表示装
置100が或る業務を遂行する際には、複数の内容の処理を、所定の順番に従って組み合
わせて実行することになるからである。すなわち、実行された処理に対応する処理内容I
Dとその処理がなされた順番を参照すれば、どのような内容の業務が従業員によってなさ
れたかを一意に特定することができる。
図6に示すように、この業務種別特定管理テーブル1053においては、「処理内容I
D」と「業務種別ID」とが対応付けられている。「処理内容ID」は、図4に示した処
理内容管理テーブル1051に書き込まれるものと同じで、「業務種別ID」は、図5に
示した業務内容管理テーブル1052に書き込まれるものと同じである。
同図の第1行において、処理内容ID「読み出し→表示→書き込み→記憶」に、業務種
別ID「文書作成」が対応付けられている。「→」は、各処理内容IDに対応する処理が
、矢印の順序に従って時系列的に行われることを意味する。従業員が文書作成の業務を行
うに際しては、画像表示装置100は、従業員による操作に応じて文書データをフラッシ
ュメモリ105から読み出し、これに応じた文書を表示部100Dに表示させ、従業員に
よる操作部107やスタイラスペン100Sの操作に応じてデータの書き込みを行い、文
書データをフラッシュメモリ105に記憶させる、という一連の処理を行う。したがって
、第1行に示すような対応関係を定義することができるのである。
また、第2行において、処理内容ID「表示→書き込み」に対応付けて、業務種別ID
「リサーチ」が対応付けられている。従業員がリサーチを行うに際しては、画像表示装置
100は、従業員による操作に応じて、リサーチ用のWebページ(ファイル)を通信部
106によってデータベースから受信し、これを表示部100Dに表示させ、入力フォー
ムに調査に関連するキーワード(データ)を書き込む、という一連の処理を行う。このリ
サーチにおいては、CPU102は、フラッシュメモリ105から文書データを読み出す
ことはなく、データをフラッシュメモリ105に記憶させることもない。このように文書
作成の業務とは処理内容が異なり、第2行に示すような対応関係を定義することができる
(A−3)クライアント装置200の構成
次に、クライアント装置200の構成について説明する。
図7は、クライアント装置200の構成を示すブロック図である。同図に示すように、
クライアント装置200は、制御部201と、記憶部202と、操作部203と、表示部
204と、通信部205とを備える。制御部201は、装置全体を制御するCPUや、作
業用のワークエリアを提供するRAMおよび各種制御プログラムを記憶するROMを備え
、制御プログラムに記述された手順に従って演算処理を行う。記憶部202は、制御部2
01によって実行されるコンピュータやその実行時に使用されるデータを記憶するための
記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。操作部203は、キーボード等の入
力装置またはボタン等の操作子を備え、利用者による操作を受け付けてこれを表す制御信
号を生成し、制御部201に供給する。表示部204は、液晶パネルなどを備え、制御部
201の制御の下で、クライアント装置200を操作するためのメニュー画面等を表示す
る。通信部205は、例えばモデム等を備える通信手段である。制御部201は、通信部
205を介して画像表示装置100から受信したデータを、サーバ装置300に送信した
り、サーバ装置300から受信したデータ(例えば業務遂行のための文書データ)を画像
表示装置100に送信する。すなわち、クライアント装置200は、画像表示装置100
とサーバ装置300との間でのデータの遣り取りを仲介する役割を担っている。
(A−4)サーバ装置300の構成
次に、サーバ装置300の構成について説明する。
図8は、サーバ装置300の構成を示すブロック図である。同図に示すように、サーバ
装置300は、制御部301と、記憶部302と、操作部303と、表示部304と、通
信部305とを備える。これらの各構成は、クライアント装置200と同様に、汎用のコ
ンピュータ装置が備えるものと同等であるから、以下では、このサーバ装置300におい
て特徴的な部分を中心に説明する。
サーバ装置300の記憶部302は、業務に用いる文書データの他に、請求情報管理テ
ーブル3021および請求額算出プログラムPを記憶する。この請求情報管理テーブル3
021には、画像表示装置100が有する属性情報および各テーブルの内容に応じて、費
用の請求先を表す情報と、請求額を表す情報とが書き込まれる。
図9は、請求情報管理テーブル3021の一例を示した図である。
同図に示すように、この請求情報管理テーブル3021においては、「請求先ID」と
、「文書ID」と、「業務種別ID」と、「業務遂行時間帯」と、「業務従事期間」と、
「請求額」とが対応付けられている。「文書ID」、「業務種別ID」、「業務遂行時間
帯」および「業務従事期間」のフィールドには、画像表示装置100からの送信内容に応
じた内容が書き込まれる。「請求額」のフィールドには、制御部301によって、請求情
報管理テーブル3021の各フィールドに書き込まれた内容と、請求額算出プログラムP
とに基づいて算出された請求額が書き込まれる。例えば、第1行は、請求先ID「オフィ
スABC」とし、文書ID「BBB.doc」、業務種別ID「文書作成」が割り当てら
れた文書データに対して、業務遂行時間帯「日中」に、「7:23」(7時間23分間)
に亘って業務が遂行され、この業務に対する請求額「¥135,000」が書き込まれて
いる。第2行についても同様に、各フィールドに請求先ID、業務内容および請求額が書
き込まれている。
請求額算出プログラムPは、請求情報管理テーブル3021への記述内容と、想定し得
る業務を遂行するにあたって要するコスト(例えば、人件費、交通費、用紙代等)等を考
慮したアルゴリズムに基づいて、適正な請求額が算出されるように生成されたものである
。より具体的には、この請求額算出プログラムには、業務の内容と、業務に対する請求額
との対応関係と、その対応関係に基づいて請求先への費用の請求額を算出するための手順
が記述されている。
(A−5)動作
次に、実施形態の動作について、適宜図面を参照しつつ説明する。ただし、以下の説明
において、画像表示装置100が動作する前においては、図4、図5および図9に示した
各テーブルの内容はブランクであるとする。
(A−5−1)画像表示装置100が業務内容を記憶するまでの動作
まず、従業員が画像表示装置100を用いて業務を遂行し、画像表示装置100が業務
内容を記憶するまでの動作について説明する。以下では、従業員が、文書Aを表す文書デ
ータ(図3に示したデータ構造の属性情報を有する)に対して、業務種別ID「文書作成
」に対応する業務を遂行する場合の動作を想定する。
図10は、画像表示装置100のCPU102が実行する処理の流れを示すフローチャ
ートである。ここでは、画像表示装置100は、クライアント装置200とは通信ケーブ
ルを介して接続されていないものとし、従業員は画像表示装置100を操作して業務を遂
行する。また、画像表示装置100のフラッシュメモリ105には、事前にサーバ装置3
00から取得された文書データが記憶されているとする。
まず、CPU102は、自装置を使用する従業員の認証を行う(ステップSA1)。こ
の認証には、パスワード認証や指紋認証等の周知の方法を用いることができ、この認証に
よって、CPU102は、業務を遂行する従業員を特定することができる。続いて、CP
U102は、従業員によって何らかの操作が行われ、操作部107から操作信号を受信す
るか、又はタッチスクリーン110から感知信号を受信するまで待機する(ステップSA
2;NO)。
そして、従業員によって操作部107が操作されると、CPU102はその操作内容に
応じた操作信号を受信し、操作があったと判断する(ステップSA2;YES)。ここで
は、文書作成を開始するべく、表示部100Dへの文書Aの表示を指示する操作があった
とすると、CPU102は、受信した操作信号に応じた制御を行う(ステップSA3)。
具体的には、CPU102は、フラッシュメモリ105に記憶された文書データを読み出
し、読み出した文書データを表示体コントローラ108に出力することによって表示部1
00Dに文書Aを表示させる。
続いて、CPU102は、この操作信号に応じた処理内容を処理内容管理テーブル10
51に書き込むことにより、このテーブル1051の内容を更新する(ステップSA4)
。ここでは、従業員の指示に応じて、CPU102は処理内容ID「読み出し」および「
表示」に対応する2つの処理を実行することになる。この更新により、図11(a)に示
すように、CPU102は処理内容管理テーブル1051の第1行に、処理内容ID「読
み出し」と、文書Aの属性情報に基づいた文書ID「AAA.doc」を書き込む。また
、CPU102は、処理開始時刻および処理終了時刻を表す時刻情報をタイマ111から
取得し、「10:00:27」を利用開始時間および利用終了時間のフィールドに書き込
む。続いて、CPU102は、第2行に、文書ID「AAA.doc」および処理内容I
D「表示」を書き込み、タイマ111から取得した時刻情報に基づいて、処理開始時刻「
10:00:28」を書き込む。文書の表示処理においては、表示終了が指示されるまで
はその状態が維持されるから、この時点では、処理内容ID「表示」に対応する処理終了
時刻のフィールドはブランクである。
続いて、CPU102は、この文書データの利用を終了したか否かを判断する(ステッ
プSA5)。「文書の利用の終了」とは、具体的には、従業員が文書を表示するウィンド
ウを閉じる操作を行って、これに応じてCPU102が表示部100Dへの文書の表示を
終了する処理を実行した場合をいう。ここでは、文書作成を開始したばかりで、その終了
の指示が従業員によって行われていないので、ステップSA5の判断結果は「NO」とな
り、CPU102はステップSA2に戻って、従業員による次の操作があるまで待機する
続いて、従業員によってスタイラスペン100Sが操作され、文書に文字を入力するべ
く、表示部100Dに表示されたキーボードの各キーを表すソフトボタンがタッチされる
と、CPU102は、タッチされた位置に対応する感知信号を受信する。従業員によって
指定された、例えば「a」という文字の書き込みが指示されたとすると、ステップSA3
において、CPU102は、「a」という文字を感知信号に対応する位置に書き込む、書
き込み処理を実行する。そして、ステップSA4において、CPU102は、処理内容管
理テーブル1051を更新する。具体的には、図11(b)に示したように、CPU10
2は処理内容管理テーブル1051の第3行に、文書ID「AAA.doc」、処理内容
ID「書き込み」を書き込み、タイマ111から取得した時刻情報に基づいて、処理開始
時刻および処理終了時刻「10:00:57」を書き込む。
以下同様にして、CPU102は処理ステップSA2〜SA5を繰り返し、従業員によ
る操作に応じて各制御を行うとともに、処理内容管理テーブル1051を更新していく。
そして、CPU102は、文書データをフラッシュメモリ105に記憶させ、文書の利用
の終了が指示されると(ステップSA5;YES)、ステップSA6に進む。この時点で
の処理内容管理テーブル1051は、図4に示した内容であるとする。
続いて、CPU102は、フラッシュメモリ105から業務種別特定管理テーブル10
53を読み出し、読み出したテーブル1053の内容と、処理内容管理テーブル1051
の内容とに基づいて、従業員によって遂行された業務の種別を特定する(ステップSA6
)。すなわち、1つの文書の利用が終了するたびに業務種別を特定することになる。図4
に示すように、ここでの処理内容管理テーブル1051には、時系列的に処理内容ID「
読み出し」→「表示」→「書き込み」→・・・→「記憶」という順で書き込まれている。
したがって、CPU102は、業務種別特定管理テーブル1053の第1行の内容に基づ
いて、従業員によって遂行された業務の業務種別IDは「文書作成」であると特定する。
続いて、CPU102は、ここで特定した業務種別IDと、処理内容管理テーブル10
51の内容とに基づいて、業務内容管理テーブル1052を更新して記憶する(ステップ
SA7)。ここでは、CPU102は、図12に示すように、特定した業務種別ID「文
書作成」と、タイマ111から取得した時刻情報に基づいた業務遂行時間帯「日中」とを
書き込む。業務従事時間帯は、文書の読み出しからその表示の終了までの期間であるから
、CPU102は、図4に示した処理内容管理テーブル1051に基づいて、「10:0
0:27」〜「13:42:50」までの期間として、業務従事期間「3:42」を書き
込む。そして、CPU102は、この業務内容管理テーブル1052をフラッシュメモリ
105に記憶させる。
以降、従業員の指示に応じて、画像表示装置100が文書を表示させるたびに、上記と
同様の処理ステップを実行する。
続いて、CPU102は、ステップSA6、7において業務内容管理テーブル1052
の更新のために用いた、処理内容管理テーブル1051の内容を消去する。業務内容を特
定するために用いた処理内容は、以降において使用することがないため、フラッシュメモ
リ105の記憶容量の節約の為にも、ここで消去することが好ましいのである。
なお、業務種別IDを特定するタイミングは、上記に限らず、例えば画像表示装置10
0の使用の終了時であってもよい。つまり、CPU102は、フラッシュメモリ105に
おいて、業務毎に処理内容管理テーブル1051の内容を、論理的又は物理的に分離して
管理しておき、従業員によって動作を終了する旨の操作が行われると、処理ステップSA
6、7と同じ処理を実行してから、電源を切るようにする。
(A−5−2)画像表示装置100がサーバ装置300に業務内容を送信するまでの動作
次に、画像表示装置100が業務内容をサーバ装置300に送信するまでの動作につい
て説明する。
ここで、図13は、業務管理システムが実行する処理の流れを示すシーケンス図である

例えば、従業員が業務を遂行していないときに、画像表示装置100内に蓄積した業務
内容に関する情報をクライアント装置200へ送信するために、従業員は、通信ケーブル
500を介して、画像表示装置100の通信部106と、クライアント装置200の通信
部106とを接続する。
そして、CPU102は、従業員による操作部107の操作によって業務内容の送信が
指示されると、まず、CPU102は属性情報から、費用を請求する請求先を特定するた
めの請求先IDを抽出(生成)する(ステップSB1)。そして、CPU102は、この
請求先IDと、業務内容管理テーブル1052に書き込まれた業務の内容(以下、単に「
業務内容」という)とを、クライアント装置200へ送信する(ステップSB2)。具体
的には、CPU102は、図3に示した文書Aの属性情報のうち、請求先ID「○△株式
会社」と、図12に示した業務内容管理テーブル1052に書き込まれた業務内容とを対
応付けて送信する。
クライアント装置200の制御部201は、画像表示装置100から請求先IDおよび
業務内容を受信すると、これらを対応付けて記憶部202に記憶しておく(ステップSB
3)。以降、制御部201は、画像表示装置100から業務内容を受信するたびにこれを
蓄積していく。これにより、クライアント装置200が記憶する内容が、図12に示した
業務内容管理テーブル1052と同じになったものとする。
続いて、制御部201は、請求先IDと、業務内容管理テーブル1052に書き込まれ
た業務内容とをサーバ装置300へ送信するか否かを判断する(ステップSB4)。例え
ば1週間に1度の所定の時期にこれを送信することが決まっていれば、それ以外の時期に
はステップSB4の判断結果は「NO」となり、請求先IDおよび業務内容を受信するた
びに、記憶部202に蓄積していく。また、業務内容管理テーブル1052の内容が更新
されるたびに送信することが決まっていれば、常に、ステップSB4の判断結果は「YE
S」となる。そして、クライアント装置200の制御部201が業務内容管理テーブル1
052の内容および請求先IDを送信すると判断すると(ステップSB4;YES)、通
信部205によってこれをサーバ装置300に送信する(ステップSB5)。
(A−5−3)サーバ装置300がクライアント装置200から業務内容を受信してから
の動作
次に、クライアント装置200から業務内容を受信してからのサーバ装置300の動作
について説明する。
図14は、サーバ装置300の制御部301が実行する処理の流れを示すフローチャー
トである。サーバ装置300の制御部301は、クライアント装置200から、請求先I
Dおよび業務内容を受信したと判断すると(ステップSC1;YES)、これを記憶部3
02の請求情報管理テーブル3021のそれぞれ対応するフィールドに書き込むことによ
って、テーブル3021の内容を更新する(ステップSC2)。ここでは、制御部301
は、図15(a)に示すような内容を請求情報管理テーブル3021に記述することにな
る。ただし、この時点では、「請求額」のフィールドはブランクである。
続いて、制御部301は、請求額を算出するか否かを判断する(ステップSC3)。制
御部301は、管理者によってその旨を指示する操作があるまで、もしくは所定の送信タ
イミングに達するまでは請求額の算出を行わないと判断する(ステップSC3;NO)。
この間は、制御部301は、ステップSC2の請求情報管理テーブル3021の更新のみ
を行うことになる。
そして、制御部301は、請求額を算出すると判断すると(ステップSC3;YES)
、請求額算出プログラムPを読み出し、これと請求情報管理テーブル3021の内容に基
づいて請求額を算出する(ステップSC4)。このとき、制御部301は、第1行の記述
内容に基づいて、例えば請求額「\125,000」を算出すると、これを請求額を表す請求額情
報として「請求額」のフィールドに書き込む。すなわち、請求情報管理テーブル3021
の内容は、図15(b)に示すようになる。そして、制御部301は、このようにして更
新した請求情報管理テーブル3021の内容を記憶しておく(ステップSC5)。
以降、管理者による操作に応じて、制御部301は請求情報管理テーブル3021の内
容に基づいて各請求先に送付する請求書を発行するべく、図示せぬ印刷装置にこの内容を
送信して印刷出力させる。また、制御部301は、表示部304にこの内容を表示させる
ための表示出力を行ってもよい。また、制御部301は、通信部305によって、メイン
サーバ等の他の請求金額を管理するシステムに、その内容を送信させる送信出力を行って
もよい。また、制御部301は、自装置にセットされたCD(Compact Disk)等の記録媒
体にその内容を格納してもよい。このように、制御部301は、請求情報管理テーブル3
021の内容を様々な目的に利用するために、種々の形態で出力することができる。
以上説明した第1実施形態によれば、従業員は、業務内容を入力するための操作を行わ
なくても、その業務の遂行に用いられた画像表示装置100が処理内容に基づいて業務種
別を特定し、業務の内容に関する情報を生成することができる。また、サーバ装置300
は、属性情報と業務内容とに基づいて、請求先、及び業務の対価として請求する費用の請
求額を特定することができる。また、従業員が業務内容を入力することが無いので、誤っ
て記録されることもない。したがって、この構成により、利用者に負担を強いることなく
、正確に業務内容を管理することができる。
(B)第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態においては、画像表示装置100が請求先IDおよび業務内容を送信
するときの送信先が上述した第1実施形態とは異なる。具体的には、本実施形態の業務管
理システムにおいては、クライアント装置200およびサーバ装置300に代えて、印刷
装置400が設けられており、その印刷装置に対して請求先IDおよび業務内容が送信さ
れる。その他の動作および装置構成については同様であるから、以下では、第1実施形態
とは異なる点を中心に説明する。
(B−1)構成
図16は、本実施形態に係る業務管理システム2の概観を示す図である。同図に示すよ
うに、この業務管理システム2は、画像表示装置100と、印刷装置400とを備えてい
る。画像表示装置100と印刷装置400とは、必要に応じてLAN600を介して通信
可能に接続されることにより、相互にデータの遣り取りを行うことができる。印刷装置4
00は、画像表示装置100から受信した業務の内容に関するデータを受信し、それに応
じた内容を記録用紙(記録媒体)に印刷する。
図17は、印刷装置400の構成を示したブロック図である。同図に示すように、印刷
装置400は、制御部401と、通信部402と,記憶部403と、操作部404と、印
刷部405とを備えている。制御部401と、通信部402と、記憶部403と、操作部
404とは、クライアント装置200やサーバ装置300と同等の構成を有する。印刷部
405は、請求情報管理テーブル3021の内容を記録用紙に印刷する。記憶部403は
、第1実施形態のサーバ装置300の記憶部302に記憶されていた請求情報管理テーブ
ル3021と、請求先への費用の請求額を算出するための請求額算出プログラムPと同じ
ものを記憶する。また、記憶部302は、自装置に割り当てられた識別情報である「装置
ID」、及び自装置に割り当てられた「復号鍵」を記憶する。「装置ID」は、印刷装置
400毎に異なるものが割り当てられている。
一方、画像表示装置100は、フラッシュメモリ105に、業務内容を送信することが
許可された印刷装置400の装置IDと、印刷装置400が記憶する復号鍵に対応する暗
号鍵を記憶する。この暗号方式は、共通鍵方式でも、公開鍵方式でもよい。
ここで、装置ID及び暗号鍵(復号鍵)を用いる理由について説明する。
この業務管理システム2において管理される業務内容には、社内でも特に機密性を有す
る情報が含まれていることが多く、何らかの原因により第3者に漏洩が起こってしまうと
、大きな問題に発展する虞があり、特に厳重な管理が要求される。したがって、画像表示
装置100がこれらの情報を出力する際には、予め決められた装置のみに送信を許可する
ようにしている。その具体的な手段として、画像表示装置100のフラッシュメモリ10
5には、請求先IDおよび暗号鍵が予め記憶されており、画像表示装置100は、自装置
が記憶している装置IDと一致する装置IDが割り当てられた印刷装置400のみに対し
て、請求先IDおよび業務内容を送信する。また、暗号化データを遣り取りするようにし
、さらに高度なセキュリティを確保している。
(B−2)動作
次に、業務管理システム2の動作について説明する。
図18は、業務管理システム2が実行する処理の流れを示すシーケンス図である。なお
、画像表示装置100が業務内容管理テーブル1052に業務内容を書き込み、送信する
までの動作は同じであるから、以下ではその説明を省略する。
まず、画像表示装置100のCPU102は、従業員による操作部107の操作に応じ
て、請求先IDおよび業務内容を、印刷装置400へ送信すると判断すると(ステップS
D1;YES)、通信部106によって、印刷装置400に対して装置IDの送信を要求
する要求信号を送信する(ステップSD2)。印刷装置400の制御部401は、通信部
402によって要求信号を受信すると、記憶部403に記憶された自装置に割り当てられ
た装置IDを読み出し、これを通信部402によって画像表示装置100に送信する(ス
テップSD3)。画像表示装置100のCPU102は、装置IDを受信すると、自装置
のフラッシュメモリ105に記憶されている装置IDと一致するか否かを判断する(ステ
ップSD4)。ここで、CPU102は、両者の装置IDが一致すると判断すると(ステ
ップSD4;YES)、請求先IDおよび業務内容を、暗号鍵を用いて暗号化し(ステッ
プSD5)、この暗号化データを印刷装置400に送信する(ステップSD6)。印刷装
置400の制御部401は、この暗号化データを受信すると、これを復号鍵で復号して(
ステップSD7)、請求情報管理テーブル3021の各々のフィールドに書き込み、請求
額算出プログラムPに基づいて請求額を算出する(ステップSD8)。そして、制御部4
01は、この請求情報管理テーブル3021に応じた内容を、印刷部405に印刷させる
(ステップSD9)。ここで印刷出力されるものは、例えば、請求先に送付される請求書
であったり、会社内部で管理する請求額を記載した明細書等である。
一方、ステップSD4において、CPU102は両者の装置IDが一致しないと判断す
ると(ステップSD4;NO)、業務内容管理テーブル1052の内容を送信しない。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果のほかに、画像表示装
置100の出力内容に応じて印刷装置400が印刷出力するので、システム構成がさらに
簡素化される。また、予め記憶している装置IDに基づいて業務内容の送信先を判断した
り、暗号化した状態で送信するので、セキュリティの観点からも優れている。
(C)変形例
なお、上記実施形態を次のように変形してもよい。具体的には、例えば以下のような変
形が挙げられる。これらの変形は、各々を適宜に組み合わせることも可能である。
(C−1)変形例1
実施形態では、サーバ装置300の制御部301は、費用の請求先を特定する属性情報
として「請求先ID」を用いていたが、この請求先ID以外の属性情報から費用の請求先
を特定するようにしてもよい。例えば文書IDを表す文字列の中に、請求先を特定し得る
ような文字列が含まれている場合には、この文書IDから費用の請求先を特定することが
可能である。また、業務IDを表す文字列の中に、請求先を特定し得るような文字列が含
まれている場合には、この業務IDから費用の請求先を特定することが可能である。
要するに、制御部301は、画像表示装置100から取得した属性情報から、費用の請
求先を特定するための属性情報を抽出し、抽出した属性情報に基づいて費用の請求先を表
す請求先情報を生成すればよい。この場合、画像表示装置100から取得した属性情報の
中に、費用の請求先を特定するための属性情報と、そうではない属性情報が含まれている
場合には、費用の請求先を特定するための属性情報を抽出すればよいし、また、画像表示
装置100から取得した属性情報の中に、費用の請求先を特定するための属性情報だけが
含まれている場合には、その属性情報を抽出すればよい。
よって、費用の請求先を特定するための属性情報は、請求先ID、文書ID又は業務I
Dのうち少なくともいずれか1つを含んでいることが望ましいが、これ以外の属性情報か
ら費用の請求先を特定するようにしてもよい。
(C−2)変形例2
上述した実施形態では、画像表示装置100は、業務内容管理テーブル1052に書き
込まれた業務内容を、請求額を特定するための情報として送信するとともに、文書データ
に付加された属性情報から抽出した請求先IDを送信し、サーバ装置300はこの請求先
IDを、請求情報管理テーブル3021に書き込んでいた。
これに対し、画像表示装置100が業務内容のみを送信して、サーバ装置300の制御
部301がこの業務内容から請求先を特定するようにしてもよい。例えば、会社における
業務の依頼者が1社のみであるとすれば、サーバ装置300が業務内容管理テーブル10
52の内容を受信したら、請求する費用が発生したことになり、これに応じて、制御部3
01は、その費用の請求先を特定することができる。また、依頼者毎に遂行する業務種別
が異なる場合にも、制御部301は、業務内容管理テーブル1052に書き込まれた業務
種別IDから、請求先を一意に特定することができる。
また、属性情報のみで請求額を特定できる場合もあり、この場合には、画像表示装置1
00は業務内容管理テーブル1052の内容を送信しなくてもよい。例えば、或る1種類
のみの業務を遂行する場合で、業務1件当りの請求額が一律に決まっている場合がある。
この場合、サーバ装置300の記憶部302には、属性情報と費用の請求額との対応関係
が記述されたプログラムが記憶されるようにし、制御部301は、このプログラムと業務
件数とに基づいて費用の請求額を算出する。
このように、業務内容管理テーブル1052の内容または属性情報のいずれか一方のみ
で、請求先IDおよび請求額を特定できるので、サーバ装置300は、適宜設定を変更し
て、画像表示装置100に送信させる内容を変更させてよい。
(C−3)変形例3
また、実施形態において、画像表示装置100は、請求先IDなどの、文書データの属
性情報から費用の請求先を特定していたが、これに代えて、処理内容IDから請求先を特
定してもよい。以下において、この態様について具体的に説明する。
例えば、フラッシュメモリ105の記憶領域において、費用の請求先毎に分類された格
納場所(すなわち、フォルダ)に、その請求先に関する文書データを格納するように決め
られているものとする。そして、各々のフォルダを識別する識別情報(フォルダID)と
、各々のフォルダ毎に決められた請求先IDとの対応関係がフラッシュメモリ105に予
め記憶されているとする。この構成において、画像表示装置100のCPU102は、文
書データが格納されているフォルダを特定し、特定したフォルダに対応する請求先IDを
特定することにより、各々の文書データについて費用の請求先を特定することができる。
例えば、文書データの読み出し先のフォルダから請求先を特定するために、本変形例の
画像表示装置100は、処理内容ID「読み出し」をさらに細分化し、文書データを読み
出す対象となるフォルダ毎に「読み出し」の処理内容IDを異ならせておく。例えば処理
内容IDに、実施形態における処理内容ID「読み出し」とともに、フォルダIDをも含
ませるようにする。例えばフォルダID「bankA-group」のフォルダから文書データを読
み出した場合、その処理内容IDは「読み出し(bankA-group)」となる。
続いて、本変形例の動作について、実施形態と異なる点について主に説明する。
従業員によって業務が遂行される際に、フラッシュメモリ105からの文書データの読
み出しが指示されると、CPU102は指示されたフォルダから文書データを読み出し、
フォルダに応じた処理内容IDを処理内容管理テーブル1051に書き込む(ステップS
A3,SA4)。そして、CPU102は処理ステップSA5〜SA7を実行する。ただ
し、CPU102はステップSA7の後においても、少なくとも処理内容管理テーブル1
051における、文書データの読み出しに関する処理内容IDを消去せずに蓄積する。続
いて、ステップSB1において、CPU102は、業務内容の送信が従業員によって指示
されると、処理内容管理テーブル1051に書き込まれた(蓄積された)処理内容IDか
ら、請求先を特定するために請求先IDを生成する。具体的には、処理内容IDが「読み
出し(bankA-group)」であれば、CPU102は、その処理内容ID「読み出し(bankA
-group)」から、費用の請求先を特定するためのフォルダIDに相当する「bankA-group
」を抽出する。そして、CPU102は、抽出したフォルダID「bankA-group」と、フ
ラッシュメモリ105に記憶されている、前述したフォルダIDと請求先IDとの対応関
係とに基づいて、請求先IDを特定することで請求先情報を生成する。この請求先IDの
生成に係る動作以外の動作は実施形態と同じであるから、以降、業務管理システムは、実
施形態と同じ処理を実行することになる。
また、CPU102が文書データをフラッシュメモリ105に記憶させる(処理内容I
D「記憶」)場合も同様に、処理内容ID「記憶」をフォルダID単位で細分化して記憶
しておき、請求先IDを生成する際にはこの処理内容IDから抽出したフォルダIDに基
づいて請求先IDを特定することで、請求先情報を生成することができる。
また、CPU102が文書データを外部装置(外部サーバ等)へ送信する送信処理(処
理内容ID「送信」)を実行する場合においては、請求先毎に送信先の装置が異なる場合
がある。この態様においては、CPU102は、文書データの送信アドレスを、請求先を
特定する情報(以下、「送信先ID」という)として抽出することができる。この場合、
処理内容ID「送信」を送信先ID単位で細分化して記憶しておき、フラッシュメモリ1
05には送信先IDと請求先IDとの対応関係を記憶させておく。CPU102が請求先
IDを生成するに際しては、送信先ID毎に分類された処理内容IDから送信先IDを抽
出し、抽出した送信先IDと、フラッシュメモリ105に記憶されている、前述した対応
関係とに基づいて、請求先IDを特定することで、請求先情報を生成する。
また、これらの場合において、処理内容ID「読み出し」、「記憶」、「送信」の処理
内容IDを請求先IDに応じて異ならせなくても、CPU102が読み出し先、格納先の
フォルダ又は送信アドレスをそれぞれ特定することができれば、請求先IDを特定するこ
とができる。よって、処理内容ID管理テーブルにおいて、処理内容IDに、請求先を特
定し得るようなフォルダIDや送信先IDを対応付ける構成であってもよい。
以上説明したように、画像表示装置100は、処置内容IDに基づいて請求先IDを特
定して請求先情報を生成することもでき、この態様においては、文書データに対して属性
情報が付加されていなくても、請求先を特定することができる。
(C−4)変形例4
上述した実施形態では、画像表示装置100のCPU102は、処理内容管理テーブル
1051に書き込まれた処理内容IDと、業務種別特定管理テーブル1053に書き込ま
れた処理内容IDとに基づいて業務種別IDを生成していた。これに対し、CPU102
は、さらに、処理内容管理テーブル1051に書き込まれている各処理内容の「処理開始
時間」や「処理終了時間」を用いてもよい。例えば、実施形態では、処理内容ID「読み
出し→表示」に対応する処理が行われると、業務種別ID「リサーチ」と特定していたが
、リサーチに対応する業務は、情報の抽出に多くの時間を要することも多いから、表示処
理の実行開始時間から実行終了時間までの期間が相当長くなる場合がある。したがって、
例えば、表示処理の期間が「20分以上」という条件を、業務種別特定管理テーブル10
53の「リサーチ」に更に対応付けて、CPU102がこの条件に基づいて業務種別ID
を特定してもよい。このようにすれば、同じ手順の処理を実行して遂行する業務が複数種
類あっても、各処理が実行されている期間に基づいてこれらを区別し、さらに精度良く業
務種別IDを特定することができる。また、業務種別によっては、各処理を実行した回数
等を定義してもよい。
(C−5)変形例5
サーバ装置300は、図9に示した構成の請求情報管理テーブル3021において、業
務を遂行した従業者を識別する識別情報(以下、「従業者ID」)をさらに対応付けても
よい。図10に示したように、ステップSA1において画像表示装置100は従業員の認
証を行うから、画像表示装置100は業務内容および請求先IDとともに、この認証によ
って特定した従業者IDも送信する。そして、サーバ装置300は、この従業員IDに応
じて業務遂行者を特定する。
このようにすれば、サーバ装置300は、従業員毎の売り上げ(請求額に相当)や、従
業員が遂行した業務内容を管理することができるから、費用の請求だけでなく、社内にお
ける査定や勤怠のチェック等の社内における業務管理においても有益である。
また、請求情報管理テーブル3021において、業務を遂行した年月日や、月単位の会
社全体での請求額、請求先毎の請求額等の内容を書き込むようにしてもよい。また、サー
バ装置300は、請求額を算出したら、請求先IDを残して、業務内容に関する記載のみ
を請求情報管理テーブル3021から消去してもよい。
(C−6)変形例6
画像表示装置100、クライアント装置200およびサーバ装置300のそれぞれが実
行する処理は、上述した実施形態の態様に限らない。
例えば、実施形態では、画像表示装置100のCPU102は、処理内容管理テーブル
1051と業務種別特定管理テーブル1053とに基づいて業務種別IDを特定していた
。これに対し、クライアント装置200が、記憶部202に業務種別特定管理テーブル1
053を記憶し、その制御部201が、画像表示装置100から受信した処理内容管理テ
ーブル1051の内容に基づいて業務種別IDを特定し、これをサーバ装置300へ送信
するようにしてもよい。もちろん、サーバ装置300が業務種別特定管理テーブル105
3を記憶しておき、業務種別IDを特定してもよい。
また、クライアント装置200が請求金額を算出してもよい。この場合、クライアント
装置200が記憶部202に請求額算出プログラムPおよび請求情報管理テーブル302
1を記憶しておき、これらに基づいて請求額を算出すればよい。このようにすれば、クラ
イアント装置200を操作するだけで、従業員は自身の売り上げ(請求額)を知ることが
できる。もちろん、画像表示装置100が請求額を算出してもよい。
(C−7)変形例7
また、前掲した処理内容IDや業務種別IDは一例に過ぎず、これら以外の処理内容I
Dや業務種別IDが設けられていてもよい。
例えば、実施形態で例示した処理内容である「読み出し」、「書き込み」、「記憶」、
「送信」および「印刷」のうち、少なくともいずれか1つを、処理内容として定義すれば
よい。
また、文書を作成する業務が複数種類ある場合には、請求額が各々の業務で異なる場合
もあるから、文書作成業務に対するIDをさらに細分化して設けてもよい。すなわち、業
務管理システムの利用目的等に応じて、これらは適宜、設計変更されるものである。
例えば、顧客の依頼に応じて、Webページやコンピュータプログラムを作成する業務
を遂行する会社であれば、例えば、文書データに対してハイパーリンクを設定する処理内
容ID「ハイパーリンクの設定」を設けておく。そして、画像表示装置が業務種別IDを
特定するに際しては、処理内容ID「読み出し」→「表示」→「書き込み」→「ハイパー
リンクの設定」→「記憶」であれば、Webページの作成業務と特定し、処理内容ID「
読み出し」→「表示」→「書き込み」→「記憶」であれば、プログラムの作成業務と特定
する、という具合である。
また、属性情報においても、請求先を特定することのできる情報を含んでいれば、実施
形態で示したすべての項目を含む必要はないし、これらと同義の情報を含む項目を設けて
おいてもよい。また、サーバ装置300は、請求先IDで請求先を特定するのではなく、
業務IDや文書IDに基づいて請求先を特定してもよく、この場合においても、上述した
ステップSB1、SB2において、画像表示装置100は属性情報から業務IDや文書I
Dを抽出して送信すればよい。
また、業務種別IDの代わりに、業務の名称が業務内容に含まれてもよく、この場合、
「業務種別ID」に代えて、「業務の名称」が業務内容管理テーブル1052に書き込ま
れることになる。
(C−8)変形例8
上述した第2実施形態では、画像表示装置100は、請求情報管理テーブル3021の
内容を、同じ会社内に設置された印刷装置400に印刷させていた。これに対し、印刷装
置が、従業員が自宅に所有するものである場合には、この印刷装置を第1実施形態の業務
管理システム1に適用することで、業務管理システムを以下に説明するような態様とする
こともできる。なお、この態様において、会社内に備えられる業務管理システムの構成は
第1実施形態における業務管理システム1と同じであるとし、第2実施形態と同等の構成
を有する印刷装置が、従業員の自宅に備えられているとする。
例えば従業員が自宅に画像表示装置100を持ち帰って業務を遂行する場合に、従業員
が業務を行った後に、業務に関する文書データの内容を、自宅にある従業員自身の印刷装
置に印刷させることがある。しかし、従業員自身が所有する印刷装置に印刷処理を行わせ
る場合、通常は用紙代やインクカートリッジ代等の、印刷に要する費用(以下、「印刷コ
スト」という)を従業員自身が負担せざるを得なかった。これでは、従業員が自宅での印
刷をためらってしまい、業務効率を悪化させてしまうという悪影響を与える虞がある。
そこで、本変形例に係る画像表示装置100は、特定の印刷装置、すなわち従業員が所
有する印刷装置に印刷処理(処理内容ID「印刷」)を実行させた際には、後でその旨が
分かるようにして処理内容IDを蓄積していく。そのために、本変形例では、第2実施形
態で述べた装置IDを利用する。具体的には、画像表示装置100のフラッシュメモリ1
05に、このような従業員所有の印刷装置に割り当てられた装置IDが予め記憶されてい
る。そして、処理内容ID「印刷」をさらに細分化し、印刷処理を実行させる装置が従業
員所有のものであるか否かに応じて、処理内容IDを異ならせる。つまり、実施形態にお
ける処理内容ID「印刷」に対して、従業員所有のものであるか否かを示す情報(所有I
D)がさらに含まれることになる。例えば、従業員所有の印刷装置によって印刷処理が行
われた場合の処理内容IDを「印刷−従業員」とし、会社等の、特定のもの以外の印刷装
置によって印刷処理が行われた場合の処理内容IDを「印刷−その他」とする。
続いて、本変形例の業務管理システムの動作について、第1実施形態と異なる点につい
て主に説明する。
ステップSA3において、CPU102は印刷装置に印刷処理を実行させる前、又は後
において、印刷装置から装置IDを取得する。そして、ステップSA4において、CPU
102は、取得した装置IDとフラッシュメモリ105に記憶されている装置IDとを比
較し、両者が一致するか否かに応じて、従業員所有の印刷装置によって印刷処理が行われ
たか否かを判定する。ここで、CPU102は、取得した装置IDと、フラッシュメモリ
105に記憶している装置IDとが一致すると判定した場合、従業員所有の印刷装置に印
刷処理を実行させることになるから、処理内容ID「印刷−従業員」を処理内容ID管理
テーブルに書き込む。このとき、CPU102は、各処理内容IDに対応する印刷処理に
おける印刷枚数も対応付けて、処理内容ID管理テーブルに書き込んでおく。一方、CP
U102が比較した装置IDどうしが一致しないと判定した場合には、従業員所有でない
印刷装置に印刷処理を行わせたことになるから、処理内容ID「印刷−その他」を処理内
容ID管理テーブルに書き込む。次いで、CPU102は処理ステップSA5〜SA7を
実行する。ただし、CPU102はステップSA7の後においても、少なくとも処理内容
管理テーブルにおける処理内容ID「印刷−従業員」に関する内容(印刷枚数)を消去せ
ずに、その内容を蓄積する。
業務内容の送信を従業員によって指示されると、ステップSB2において、画像表示装
置100のCPU102は、請求先IDや業務内容とともに、処理内容ID管理テーブル
において蓄積した処理内容ID「印刷−従業員」に対応する印刷処理の印刷枚数も送信す
る。そして、クライアント装置200はこれを受信すると、ステップSB5においてこれ
と同じ内容をサーバ装置300に対して送信する。サーバ装置300はこれらをクライア
ント装置200から受信すると、請求先IDおよび業務内容を請求情報管理テーブルに書
き込み、受信した処理内容ID「印刷−従業員」に対応する印刷枚数の累算枚数も記憶し
ておく。そして、サーバ装置300は、請求額情報を生成する際に、この印刷枚数と、所
定のアルゴリズム(例えば、印刷枚数に1枚当りの印刷コストを乗算する)に基づいて印
刷コストを算出し、これを特定(つまり、従業員所有)の印刷装置によって印刷処理が行
われたことを意味する識別情報として、請求情報管理テーブルの所定のフィールドに書き
込むことにより、請求額情報に対応付けて記憶させる。
この請求情報管理テーブルの内容を参照すれば、従業員自身が負担した印刷コストが分
かるので、管理者等は従業員に対して印刷コストの返還(相当額の支払い)を行うことが
できる。
また、この態様において、前述した特定の印刷装置によって印刷処理が行われたことを
意味する識別情報は、印刷処理を実行した印刷装置を識別し、従業員負担の印刷コストを
求めることに利用できればよいから、その内容は前掲したものに限らない。例えば、外部
装置が印刷コストを算出する構成において、印刷枚数そのものや、画像表示装置100に
蓄積された処理内容IDの数をその識別情報としてもよい。
また、従業員によって安易に自宅での印刷処理が行われると、文書データの内容の漏洩
が第3者に洩れてしまう虞があるので、第2実施形態と同じようにして、暗号化データの
遣り取りを行うことによって、セキュリティを確保することが好ましい。また、装置ID
に代えて、従業員によって印刷処理の実行が指示された場合に、画像表示装置100が指
定された印刷装置の種別に基づいて、印刷コストが従業員負担となるか否かを特定しても
よい。この場合にも、処理内容IDを装置の種別を表す装置種別情報によって異ならせれ
ばよいだけである。また、処理内容ID「印刷」を装置IDに応じて異ならせなくても、
CPU102が印刷処理を実行させる装置が従業員所有のものであるか否かを特定できれ
ばよいから、処理内容ID管理テーブルにおいて、処理内容ID「印刷」に装置IDを対
応付ける構成であってもよい。
この構成によれば、従業員が自宅で業務を遂行する際の課題であった印刷コストの自己
負担の問題を、本業務管理システムの機能を利用することによって解決することができる
(C−9)変形例9
上述した実施形態では、画像表示装置100と、クライアント装置200と、サーバ装
置300との間で通信を行うための通信路として、通信ケーブル500やLAN600の
有線の通信路を用いていたが、無線の通信路であるBluetooth(登録商標)、UWB(Ult
ra Wide Band)、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)80
2.11bなどでもよい要するに複数の装置間で情報の遣り取りを行うことができる通信
路であれば、本発明を適用可能である。
(C−10)変形例10
また、上述した実施形態では、業務端末として用いる画像表示装置100は可搬型の表
示装置であったが、デスクトップコンピュータやモバイルコンピュータ、その他の携帯通
信端末等の表示装置であってもよい。
上述した業務管理システム1,2において実行される各制御プログラムは、磁気テープ
、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD、DVD(
Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。
本発明の第1実施形態に係る業務管理システムの概観を示す図である。 画像表示装置の構成を示すブロック図である。 文書Aが表す文書データに付加される属性情報のデータ構造を示した図である。 処理内容管理テーブルの一例を示した図である。 業務内容管理テーブルの一例を示した図である。 業務種別特定管理テーブルの一例を示した図である。 クライアント装置の構成を示すブロック図である。 サーバ装置の構成を示すブロック図である。 請求情報管理テーブルの一例を示した図である。 画像表示装置のCPUが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 処理内容管理テーブルの一例を示した図である。 業務内容管理テーブルの一例を示した図である。 画像表示装置と、クライアント装置とが実行する処理の流れを示すシーケンス図である。 サーバ装置の制御部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 請求情報管理テーブルの一例を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る業務管理システムの概観を示す図である。 同実施形態に係る印刷装置の構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る業務管理システムが実行する処理の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
1,2…業務管理システム、100…画像表示装置、101…電源部、102…CPU、
103…ROM、104…RAM、105…フラッシュメモリ、1051…処理内容管理
テーブル、1052…業務内容管理テーブル、1053…業務種別特定管理テーブル、1
06…通信部、107…操作部、107a…操作キー、108…表示体コントローラ、1
09…記憶性表示体、110…タッチスクリーン、111…タイマ、200…クライアン
ト装置、201,301,401…制御部、202,302,403…記憶部、203,
303、404…操作部、204,304…表示部、205,305,402…通信部、
300…サーバ装置、3021…請求情報管理テーブル、400…印刷装置、405…印
刷部、500…通信ケーブル、600…LAN

Claims (14)

  1. 文書データが表す文書の属性を表す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記属性情報取得手段によって取得された属性情報から、前記文書データを用いた業務
    遂行の対価として発生する費用の請求先を特定する属性情報を抽出し、抽出した属性情報
    に基づいて前記費用の請求先を表す請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、
    業務遂行者が利用する業務端末により前記文書データに対して実行された処理の内容を
    表す処理内容情報を蓄積する処理内容情報蓄積手段と、
    前記処理内容情報蓄積手段により蓄積されている処理内容情報に基づいて、業務遂行者
    により前記文書データに対して行われた業務の内容を特定する業務内容特定手段と、
    各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として発生する費用との対応関係を記
    憶する費用対応関係記憶手段と、
    前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に
    記憶された対応関係とに基づいて、前記請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成
    する請求額情報生成手段と、
    前記請求先情報生成手段によって生成された請求先情報と、前記請求額情報生成手段に
    よって生成された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする業務管理システム。
  2. 業務遂行者が利用する業務端末により文書データに対して実行された処理の内容を表す
    処理内容情報を蓄積する処理内容情報蓄積手段と、
    各々の前記処理内容情報と、文書データを用いた業務遂行の対価として発生する費用の
    請求先を表す請求先情報との対応関係を記憶する記憶手段と、
    前記処理内容情報蓄積手段により蓄積されている処理内容情報から、前記費用の請求先
    を特定する処理内容情報を抽出し、抽出した処理内容情報と前記記憶手段に記憶された対
    応関係とに基づいて、前記請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、
    前記処理内容情報蓄積手段により蓄積されている処理内容情報に基づいて、業務遂行者
    により前記文書データに対して行われた業務の内容を特定する業務内容特定手段と、
    各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として発生する費用との対応関係を記
    憶する費用対応関係記憶手段と、
    前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に
    記憶された対応関係とに基づいて、前記請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成
    する請求額情報生成手段と、
    前記請求先情報生成手段によって生成された請求先情報と、前記請求額情報生成手段に
    よって生成された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする業務管理システム。
  3. 前記請求情報記憶手段は、前記請求先情報及び前記請求額情報に、前記業務内容特定手
    段によって特定された業務の内容を対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の業務管理システム。
  4. 前記請求情報記憶手段に記憶されている内容を、印刷出力、表示出力又は送信出力のう
    ち少なくともいずれか1つによって出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の業務管理システム。
  5. 前記費用対応関係記憶手段は、前記費用に対応付けて前記属性情報を記憶しており、
    前記請求額情報生成手段は、
    前記属性情報取得手段によって取得された属性情報と、前記費用対応関係記憶手段に記
    憶された前記費用及び前記属性情報の対応関係とに基づいて、前記請求額情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務管理システム。
  6. 前記請求先情報生成手段は、
    前記業務の内容と前記請求先情報との対応関係を記憶する記憶手段を備え、
    前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容と、前記記憶手段に記憶された対
    応関係とに基づいて、前記請求先情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務管理システム。
  7. 前記費用の請求先を特定する属性情報は、各々の前記請求先に割り当てられた請求先識
    別情報、各々の業務に割り当てられた業務識別情報、又は、各々の文書データに割り当て
    られた文書識別情報のうちの少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の業務管理システム。
  8. 前記業務内容特定手段によって特定される業務の内容は、前記業務の名称若しくは種別
    、又は、業務遂行者が業務遂行に従事した時間帯若しくは従事した期間のうち、少なくと
    もいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の業務管理システム。
  9. 前記処理内容情報蓄積手段によって蓄積される処理内容情報は、前記業務端末における
    、文書データの読み出し処理、文書データに基づく文書の表示処理、文書データに対する
    検索処理、文書データへのデータの書き込み処理、文書データの外部装置への送信処理、
    文書データの記憶手段への記憶処理、又は、文書データの内容の印刷処理のうちの少なく
    ともいずれか1つに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の業務管理システ
    ム。
  10. 前記文書データの内容の印刷処理に関する処理内容情報は、当該印刷処理を実行した印
    刷装置に割り当てられた装置識別情報又は当該印刷装置の種別を表す装置種別情報を含ん
    でおり、
    特定の印刷装置に割り当てられた前記装置識別情報又は前記装置種別情報を記憶する記
    憶手段と、
    前記処理内容情報に含まれる前記装置識別情報又は前記装置種別情報が、前記記憶手段
    によって記憶されている前記装置識別情報又は前記装置種別情報である場合には、前記特
    定の印刷装置によって印刷処理されたことを意味する識別情報を、前記請求額情報生成手
    段によって生成された請求額情報に対応付けて記憶する識別情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の業務管理システム。
  11. 各業務遂行者に割り当てられた識別情報と、前記各業務遂行者を認証するための認証情
    報とを対応付けて記憶する認証情報記憶手段と、
    前記業務端末から業務遂行者の認証情報を取得する認証情報取得手段と、
    前記認証情報取得手段が取得した認証情報と、前記認証情報記憶手段に記憶された認証
    情報とを照合し、一致した認証情報に対応付けて前記認証情報記憶手段に記憶されている
    識別情報を特定する認証手段と
    を備え、
    前記請求情報記憶手段は、前記認証手段によって特定された識別情報に関連付けて、前
    記請求先情報および前記請求額情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の業務管理システム。
  12. 画像表示装置と印刷装置とを備え、
    前記画像表示装置は、
    文書データが表す文書を表示し、当該文書に対して業務遂行者に指示された処理を実行
    する処理実行手段と、
    文書データが表す文書の属性を表す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記属性情報取得手段によって取得された属性情報から、前記文書データを用いた業務
    遂行の対価として発生する費用の請求先を特定する属性情報を抽出し、抽出した属性情報
    に基づいて前記費用の請求先を表す請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、
    前記処理実行手段によって前記文書データに対して実行された処理の内容を表す処理内
    容情報を蓄積する処理内容情報蓄積手段と、
    前記処理内容蓄積手段により蓄積されている処理内容情報に基づいて、前記文書データ
    に対して行われた業務の内容を特定する業務内容特定手段と、
    自装置が送信した内容を印刷出力することが許可された印刷装置に割り当てられた識別
    情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記請求先情報と、前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容とを、前記識
    別情報記憶手段に記憶された前記識別情報が割り当てられた印刷装置へ送信する送信手段
    とを有し、
    前記印刷装置は、
    前記画像表示装置の前記送信手段によって送信された前記請求先情報と、前記業務の内
    容とを受信する受信手段と、
    各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として発生する費用との対応関係を記
    憶する費用対応関係記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に記憶された対
    応関係とに基づいて、前記受信手段が受信した請求先情報が表す請求先への費用の請求額
    を表す請求額情報を生成する請求額情報生成手段と、
    前記受信手段が受信した請求先情報と、前記請求額情報生成手段によって生成された請
    求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段と、
    前記請求情報記憶手段に記憶された請求先情報と前記請求額情報との内容を記録媒体に
    印刷する印刷手段とを有する
    ことを特徴とする業務管理システム。
  13. コンピュータを、
    文書データが表す文書の属性を表す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記属性情報取得手段によって取得された属性情報から、前記文書データを用いた業務
    遂行の対価として発生する費用の請求先を特定する属性情報を抽出し、抽出した属性情報
    に基づいて前記費用の請求先を表す請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、
    業務遂行者が利用する業務端末により前記文書データに対して実行された処理の内容を
    表す処理内容情報を蓄積する処理内容情報蓄積手段と、
    前記処理内容情報蓄積手段により蓄積されている処理内容情報に基づいて、業務遂行者
    により前記文書データに対して行われた業務の内容を特定する業務内容特定手段と、
    各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として発生する費用との対応関係を記
    憶する費用対応関係記憶手段と、
    前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に
    記憶された対応関係とに基づいて、前記請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成
    する請求額情報生成手段と、
    前記請求先情報生成手段によって生成された請求先情報と、前記請求額情報生成手段に
    よって生成された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段と
    して機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、
    業務遂行者が利用する業務端末により文書データに対して実行された処理の内容を表す
    処理内容情報を蓄積する処理内容情報蓄積手段と、
    各々の前記処理内容情報と、文書データを用いた業務遂行の対価として発生する費用の
    請求先を表す請求先情報との対応関係を記憶する記憶手段と、
    前記処理内容情報蓄積手段により蓄積されている処理内容情報から、前記費用の請求先
    を特定する処理内容情報を抽出し、抽出した処理内容情報と前記記憶手段に記憶された対
    応関係とに基づいて、前記請求先情報を生成する請求先情報生成手段と、
    前記処理内容情報蓄積手段により蓄積されている処理内容情報に基づいて、業務遂行者
    により前記文書データに対して行われた業務の内容を特定する業務内容特定手段と、
    各々の前記業務の内容と、当該業務の遂行の対価として発生する費用との対応関係を記
    憶する費用対応関係記憶手段と、
    前記業務内容特定手段によって特定された業務の内容と、前記費用対応関係記憶手段に
    記憶された対応関係とに基づいて、前記請求先への費用の請求額を表す請求額情報を生成
    する請求額情報生成手段と、
    前記請求先情報生成手段によって生成された請求先情報と、前記請求額情報生成手段に
    よって生成された請求額情報とを対応付けて記憶する請求情報記憶手段と
    して機能させるためのプログラム。
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