JP4975530B2 - Leg device - Google Patents
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Description
本発明は、伸縮自在の脚装置に関し、特に、先端に固定対象物を取付て、前記固定対象物を所定高さに保持することができる脚装置に関するものである。 The present invention relates to a telescopic leg device, and more particularly to a leg device capable of holding a fixed object at a tip and holding the fixed object at a predetermined height.
従来、この種の脚装置としては、基管柱と、該基管柱に対して逐次外径を小さくした中管柱を逐次上下移動可能に遊嵌した伸縮支柱が開示されている(例えば、特許文献1)。この伸縮支柱は、中管柱の上部に滑車を付設し、一端を中管柱の下部に固定したワイヤーロープを滑車に掛け渡すと共に、他端を基管柱下部に固定している。 Conventionally, as this type of leg device, there is disclosed a telescopic column in which a base tube column and a middle tube column having a sequentially reduced outer diameter with respect to the base tube column are loosely fitted so as to be sequentially movable up and down (for example, Patent Document 1). The telescopic column has a pulley attached to the upper portion of the middle tube column, a wire rope having one end fixed to the lower portion of the middle tube column is hung on the pulley, and the other end is fixed to the lower portion of the base tube column.
そして、伸縮支柱の内部には、中管柱、滑車、及び、伸縮支柱の上端に取付る固定対象物の重量を支える反発力を備えたガスダンパーを装備している。これにより、特許文献1に係る伸縮支柱では、それぞれの中管柱を小さな力で直接上げ下げすることができるという、優れた効果を発揮する。
しかしながら、上記特許文献1では、ガスダンパーの反発力は、予め、中管柱、滑車、及び、伸縮支柱の上端に取付る固定対象物の合計重量を支えるように選択されているので、合計重量が変った場合には、ガスダンパーの反発力と、合計重量とのバランスが崩れることとなる。そうすると、例えば、合計重量が大きくなった場合には、中管柱を直接上げる力を大きくする必要があるという問題があった。一方、合計重量が小さくなった場合には、中管柱が急に飛び出してしまうという懸念がある。従って、上記特許文献1の伸縮支柱では、ガスダンパーの反発力と、中管柱、滑車、及び、伸縮支柱の上端に取り付ける固定対象物の合計重量とのバランスが崩れることによって操作性が悪くなるという問題があった。
However, in
そこで本発明は上記した問題点に鑑み、容易に取り扱うことができる脚装置を提供することを目的とする。 In view of the above-described problems, an object of the present invention is to provide a leg device that can be easily handled.
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、第1の管柱と、前記第1の管柱より外径を小さくした第2の管柱と、前記第2の管柱より外径を小さくした第3の管柱とを備え、前記第1の管柱に第2の管柱を内挿し、さらに、前記第2の管柱に第3の管柱を内挿し、ウィンチ機構により伸縮自在とした脚装置において、前記第2の管柱は、外管柱と、前記外管柱に対し一体的に設けた内管柱とを有し、前記ウィンチ機構は、前記第2の管柱に連結され、巻き上げ可能に設けられた第1のワイヤと、前記第1の管柱の底部と前記第3の管柱の内面とを連結した第2のワイヤと、前記内管柱に設けられ前記第2のワイヤを係回した移動滑車とを有することを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
また、請求項1に係る発明は、前記第3の管柱の先端に設けられる固定対象物と外部電源とを電気的に接続するカールコードと、前記カールコードを脚装置の中央に保持する伸縮支持部材とを備えることを特徴とする。 According to a first aspect of the present invention, there is provided a curl cord for electrically connecting a fixed object provided at a tip of the third tube column and an external power source, and an expansion / contraction for holding the curl cord at the center of the leg device. And a support member.
また、請求項1に係る発明は、前記伸縮支持部材は、上方へ行くに従って逐次外形を小さくした複数の筒体を備え、下端が前記第1の管柱に取付けられると共に、上端が前記第3の管柱に取付けられ、前記カールコードは、前記伸縮支持部材を中心として前記伸縮支持部材の外側に螺旋状に設けたことを特徴とする。
In the invention according to
また、請求項2に係る発明は、前記第1のワイヤが切断された場合に、前記第2の管柱の落下をロックするストッパー機構を備えることを特徴とする。
Further, the invention according to
また、請求項3に係る発明は、前記ストッパー機構は、ストッパー解除部と、ストッパー部とを備え、前記ストッパー部は、ガイド体とストッパー体と、前記ストッパー体を前記ガイド体と前記第2の管柱との間に押し付ける付勢手段とを備えることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, the stopper mechanism includes a stopper release portion and a stopper portion. The stopper portion includes a guide body, a stopper body, the stopper body, the guide body, and the second body. And an urging means for pressing between the tube pillars.
本発明の請求項1記載の脚装置によれば、固定対象物の重量に係らず、小さな力で脚装置を伸長させることができるので、容易に取り扱うことができる。 According to the leg device of the first aspect of the present invention, the leg device can be extended with a small force regardless of the weight of the fixed object, and therefore can be handled easily.
また、請求項1に記載の脚装置によれば、カールコードを鉛直方向の中央に保持することができる。
Moreover, according to the leg apparatus of
また、請求項1に記載の脚装置によれば、収縮させる際、カールコードの伸縮支持部材への挟み込みを防止できるので、カールコードの損傷を防いで、長期間使用することができる。 Further, according to the leg device of the first aspect , the curl cord can be prevented from being caught in the expansion / contraction support member when contracted, so that the curl cord is prevented from being damaged and can be used for a long time.
また、請求項2に記載の脚装置によれば、管柱の落下を防止することができる。
Moreover, according to the leg apparatus of
また、請求項3に記載の脚装置によれば、第1のワイヤが切断された場合に、第2の管柱の高さ方向の位置関係によらず、ロックすることができる。従って、素早く第2の管柱の落下を止めることができる。
Moreover, according to the leg apparatus of
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
1.第1実施形態
(1)全体構成
図1に示す脚装置1は、固定対象物としての照明装置2、外部電源としての電源装置3、及び、基台としての搬送装置4とからなる投光機5に用いられる。この投光機5は、脚装置1の先端に照明装置2を装着し、該脚装置1及び電源装置3を搬送装置4に取付固定して構成される。これにより、投光機5は、全体として、適当な場所に移動した上で、脚装置1によって、所定高さに保持された照明装置2に、電源装置3から電力を供給して、周囲に光を供給し得る。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1. First Embodiment (1) Overall Configuration A
このよう構成される投光機5において、本発明に係る脚装置1は、先端を鉛直方向上方に向けた状態で基端が搬送装置4に固定され、伸縮することによって、照明装置2を所定高さに保持し得るように構成されている。本実施形態では、脚装置1は、伸縮自在に構成されたマスト6と、該マスト6を伸縮させるウィンチ機構7とを備える。
In the
前記マスト6は、3本の矩形の管柱で構成され、搬送装置4に固定される第1の管柱8と、前記第1の管柱8より外径を小さくした第2の管柱9と、前記第2の管柱9より外径を小さくした第3の管柱10とを備える。そして、マスト6は、前記第1の管柱8に第2の管柱9を内挿し、さらに、前記第2の管柱9に第3の管柱10を内挿して伸縮自在に構成されている。第3の管柱10の上端には、第3の管柱10に対し上下動可能に設けられた取付杆11が設けられており、該取付杆11に前記照明装置2が着脱自在に装着されている。
The
これにより、脚装置1は、先端に取り付ける照明装置2の重量によらず、ウィンチ機構7によって小さな力でマスト6を伸縮できるように構成されている。
(2)ウィンチ機構及び伸縮支持部材の構成
図2に示すように、脚装置1は、マスト6、ウィンチ機構7、及び、伸縮支持部材15を備える。
Thereby, the
(2) Configuration of Winch Mechanism and Stretch Support Member As shown in FIG. 2, the
ウィンチ機構7は、ウィンチ16、第1のワイヤ17、第1の滑車18、第2のワイヤ19、及び移動滑車としての第2の滑車20を備える。
The
ウィンチ16は、本体21と、該本体21に軸支された巻き上げ軸22と、該巻き上げ軸22を回動させるハンドル23とを備え、前記本体21が第1の管柱8の外表面に固定されている。第1の管柱8の下端は、底板部14で閉塞されている。
The
第1のワイヤ17は、第1の管柱8の上端部分に設けた第1の滑車18に上側から係回され、一端17aが前記ウィンチ16の巻き上げ軸22に連結されており、他端17bが第2の管柱9の下端側の外周に連結されている。
The
第2の管柱9は、外管柱25と内管柱26とを備える。外管柱25と内管柱26とは、略同じ長さに形成され、同心円状に配置された状態で、下端9aにおいて連結部材27で一体化されている。内管柱26の上部には第2の滑車20が設けられている。
The
連結部材27は、外管柱25と内管柱26との間に配置され、外管柱25の内周と内管柱26の外周とに溶接などにより固定され、外管柱25と内管柱26とを一体化している。この連結部材27には、第2のワイヤ19を連通するワイヤ挿通穴28が設けられている。
The connecting
第2のワイヤ19は、第2の滑車20に上側から係回され、一端19aが、第2の管柱9の連結部材27に設けた前記ワイヤ挿通穴28に挿通されて前記第1の管柱8の底板部14に連結されており、他端19bが、第3の管柱10の下端側の内面に連結されている。第3の管柱10は、上端の開口が天板部29で閉塞されており、該天板部29の下側の内周に支持部30が設けられている。
The
伸縮支持部材15は、一端15aが第1の管柱8の底板部14に固定されており、他端15bが第3の管柱10の支持部30に固定されている。これにより、伸縮支持部材15は、マスト6の伸縮に連動して伸縮する。この伸縮支持部材15には、マスト6の上端に設置される照明装置2と電源装置3とを電気的に接続するカールコード31が、伸縮支持部材15を中心として伸縮支持部材15の外側に螺旋状に配置される。このカールコード31は、底板部14及び支持部30に形成したカールコード挿通穴32a,32bを介して、それぞれ電源装置3及び照明装置2に接続される。
The
図3に示すように、伸縮支持部材15は、アルミニウムで形成された3本の筒体で構成され、第1の管柱8に固定される第1の筒体35と、前記第1の筒体35より外径を小さくした第2の筒体36と、前記第2の筒体36より外径を小さくした第3の筒体37とを備える。そして、伸縮支持部材15は、前記第1の筒体35の上端35aに第2の筒体36を下端36aから内挿し、さらに、前記第2の筒体36の上端36bに第3の筒体37を下端37aから内挿している。第1の筒体35の下端35b、及び第3の筒体37の上端37bには、取付ネジが設けられている。
As shown in FIG. 3, the expansion /
このように構成された第1の筒体35、第2の筒体36、及び第3の筒体37には、係止部40,41,42,43が設けられている。係止部は、第1の筒体35に対して第2の筒体36、及び第2の筒体36に対して第3の筒体37がそれぞれ抜け落ちないように構成されると共に、各筒体同士を円滑に摺動させ得るように構成されている。本実施形態では、この係止部40,41,42,43は、黄銅で形成された筒状の部材で構成されており、第1係止部40、第2係止部41、第3係止部42、及び、第4係止部43からなる。
The first
第1の筒体35には、上端35aの内側に第1係止部40が嵌合されている。第2の筒体36には、下端36aの外側に第2係止部41が、上端36bの内側に第3係止部42がそれぞれ嵌合されている。また、第3の筒体37には、下端37aの外側に第4係止部43が嵌合されている。
A
上記第1係止部40は、第2の筒体36の外周に摺動し、第2係止部41に当接し得るように構成されている。また、上記第2係止部41は、第1の筒体35の内周に摺動し、第1係止部40に当接し、第2の筒体36が第1の筒体35より抜け落ちることを防止している。
The
第3係止部42は、第3の筒体37の外周に摺動し、第4係止部43に当接し得るように構成されている。また、第4係止部43は、第2の筒体36の内周に摺動し、第3係止部42に当接することにより、第3の筒体37が第2の筒体36から抜け落ちることを防止している。
(3)作用及び効果
次に上記のように構成した脚装置1の作用及び効果について説明する。本実施形態に係る脚装置1を備えた投光機5は、搬送装置4によって、設置場所に移動され、該設置場所において、脚装置1を伸長させることにより、照明装置2を所定高さに保持する。従って、マスト6が収縮した状態(図2)から、マスト6が伸長した状態(図4)に移行する場合について、最初に説明する。
The
(3) Operation and Effect Next, the operation and effect of the
収縮したマスト6を伸長させるには、ハンドル23を一方向へ回動させ第1のワイヤ17の一端17aを巻き上げる。第1のワイヤ17の他端17bは、第1の管柱8の上側に設けた第1の滑車18を介して第2の管柱9の下側へ連結されている。従って、第1のワイヤ17がウィンチ16によって巻き上げられることにより、第2の管柱9が上昇する。これにより第2の管柱9が第1の管柱8に対し上昇することとなる。
In order to extend the contracted
第2の管柱9が第1の管柱8に対し上昇すると、同時に、第2の管柱9の内管柱26に設けた第2の滑車20と、第1の管柱8の底板部14との距離が長くなる。そうすると、第2の滑車20と、第3の管柱10の下部に連結した他端19bと、の間の第2のワイヤ19が巻き上げられることなるので、第3の管柱10が上昇する。これにより第3の管柱10が第2の管柱9に対し上昇することとなる。このとき、第2の滑車20は、第2のワイヤ19の動きに連動して上方向に移動するので、いわゆる動滑車として機能する。従って、本実施形態に係る脚装置1では、従来の定滑車式マストに対してウィンチ16の巻き上げ回数が半分の巻上げでマスト6を伸長させることができる(図4)。
When the second
このようにして、脚装置1では、ハンドル23を回動させてウィンチ16で第1のワイヤ17を巻き上げるだけで、第2の管柱9及び第3の管柱10を引き上げ、マスト6を伸長させることができる。従って、本実施形態に係る脚装置1では、照明装置2の重量に関わらず、マスト6を伸長させることができるので、容易に取り扱うことができる。
In this manner, in the
因みに、従来の脚装置1としての伸縮支柱、例えば、特許文献1の図11に示す伸縮支柱は、台座に垂直に固定する第1の管柱8としての基管柱に、該基管柱に対して逐次内径を小さくした第2の管柱9及び第3の管柱10としての中管柱を逐次上下摺動可能に遊嵌し、前記基管柱と中管柱の各々の上部内周面に滑車を付設し、中管柱に一端を固定したワイヤーロープを滑車に掛け渡すと共にその他端を基管柱に固定し、且つ、中管柱に一端を固定したワイヤーロープを滑車に掛け渡すと共に他端をウィンチに固定して構成されている。
Incidentally, the telescopic strut as the
このような従来の伸縮支柱によれば、基管柱、中管柱の上部内周面にある滑車が上下動するための切り欠きが必要となる。従って、従来の伸縮支柱は、支柱としての強度が低下するばかりか、支柱を伸ばした状態においてその切り欠きが露呈するため、内部に雨水や埃、塵等が侵入しやすく故障や汚損の原因となり、しかも見栄えも悪いという問題があった。また、切り欠きと、降下してくるマストとの間に指を挟む危険があった。 According to such a conventional telescopic support column, a notch is required for the pulley on the upper inner peripheral surface of the base tube column and the middle tube column to move up and down. Therefore, the conventional telescopic strut not only reduces the strength of the strut, but also exposes the notch when the strut is extended, causing rainwater, dust, dust, etc. to easily enter the interior, causing failure and contamination. Moreover, there was a problem that it looked bad. There was also a risk of pinching a finger between the notch and the descending mast.
これに対し、本実施形態に係る脚装置1では、第2の管柱9を外管柱25と内管柱26とで構成し、前記内管柱26に第2の滑車20を設け、第2のワイヤ19の一端19aを第1の管柱8の底板部14に連結すると共に、他端19bを第2の滑車20を介して第3の管柱10の下部に連結した。これにより、脚装置1は、上下動する第2の滑車20及び第2のワイヤ19を第3の管柱10の内側に配置する構成とした。従って、本実施形態に係る脚装置1によれば、従来のように第2の管柱9及び第3の管柱10に切り欠きを設ける必要がないので、強度を確保できるだけでなく、内部に雨水などが侵入することを防止することができる。
On the other hand, in the
また、従来の伸縮支柱によれば、中管柱同士の間に滑車を設けていたため、中管柱同士の間に大きな隙間を形成する必要があった。このため、照明装置などの荷重に対する強度を確保するため、中管柱を太くするには、隙間の分、余計に下側の中管柱を大きくする必要があり、無駄が生じていた。 In addition, according to the conventional telescopic strut, since the pulley is provided between the middle tube columns, it is necessary to form a large gap between the middle tube columns. For this reason, in order to secure the strength against the load of the lighting device or the like, in order to increase the thickness of the middle tube column, it is necessary to enlarge the lower middle tube column by an amount corresponding to the gap, resulting in waste.
これに対し、本実施形態に係る脚装置1では、第2の管柱9を外管柱25と内管柱26とで構成し、前記内管柱26に第2の滑車20を設けたから、第2の管柱9と第3の管柱10との間に余計な隙間を形成する必要がない。従って、必要な強度に応じてマスト6を設計することができるので、マスト6の小型化を実現することができる。
On the other hand, in the
上記のように、マスト6が伸長すると同時に、伸縮支持部材15も連動して伸長する。すなわち、マスト6が伸長し、第3の管柱10が引き上げられると、第3の管柱10に設けた支持部30に他端15bを固定した伸縮支持部材15の第3の筒体37が、同時に引き上げられる。このとき、第3の筒体37は、第4係止部43が第2の筒体36の内周に摺動すると共に、第3の筒体37の外側が第3係止部42に摺動しながら、第4係止部43が第3係止部42に当接するまで上方へ移動する。
As described above, at the same time that the
第4係止部43が第3係止部42に当接すると、第2の筒体36が引き上げられる。このとき、第2の筒体36は、第2係止部41が第1の筒体35の内周に摺動すると共に、第2の筒体36の外側が第1係止部40に摺動しながら、第2係止部41が第1係止部40に当接するまで上方へ移動する。このようにして、伸縮支持部材15は、マスト6の伸長に連動して伸長する。
When the
また、第3の筒体37が上方へ移動すると、支持部30に挿通されているカールコード31も伸長する。ここで、カールコード31は、伸縮支持部材15を中心として伸縮支持部材15の外側に螺旋状に設けられており、しかも、伸縮支持部材15はマスト6の伸長に連動して伸長するので、伸縮支持部材15によって伸縮支持部材15を中心とした位置に保持される。従って、脚装置1は、マスト6を伸長させる際、及びマスト6を伸長させた状態で使用する際において、カールコード31の絡まりや、第1の管柱8、第2の管柱9、及び、第3の管柱10の間にカールコード31が挟まれるのを防止することができる。
Further, when the third
この状態において、図示しない電源スイッチをオンにすることによって、電源装置3から電力が供給され、ファンによって供給された空気でバルーン7が膨らむと同時に、電球が点灯する。このようにして、脚装置1は、所定高さに照明装置2を保持し、周囲に光を供給し得る。
In this state, when a power switch (not shown) is turned on, power is supplied from the
次いで、マスト6が伸長した状態(図4)から、収縮した状態(図2)に移行する場合について説明する。伸長したマスト6を収縮させるには、ハンドル23を他方向へ回動させ第1のワイヤ17を繰り出す。第1のワイヤ17がウィンチ16によって繰り出されることにより、第2の管柱9が下降する。これにより第2の管柱9が第1の管柱8に対し収縮することとなる。
Next, the case where the
第2の管柱9が第1の管柱8に対し収縮すると、同時に、第2の管柱9の内管柱26に設けた第2の滑車20と、第1の管柱8の底板部14との距離が短くなる。そうすると、第2の滑車20と、第3の管柱10の下部に連結した他端19bと、の間に第2のワイヤ19が繰り出されることとなるので、第3の筒体37が下降する。これにより、第3の管柱10が第2の管柱9に対し収縮することとなる。この場合も、第2の滑車20は、第2のワイヤ19の動きに連動して下方向に移動するので、いわゆる動滑車として機能し、マスト6を収縮させることができる。
When the
また、マスト6の収縮に連動して伸縮支持部材15も収縮する。このとき、第3の筒体37は、第4係止部43が第2の筒体36の内周に摺動すると共に、第3の筒体37の外側が第3係止部42に摺動しながら、下方へ移動する。また、第2の筒体36は、第2係止部41が第1の筒体35の内周に摺動すると共に、第2の筒体36の外側が第1係止部40に摺動しながら、下方へ移動する。このようにして、伸縮支持部材15は、マスト6の収縮に連動して収縮する。
Further, the
また、第3の筒体37が下方へ移動すると、支持部30に挿通されているカールコード31も収縮する。ここで、カールコード31は、伸縮支持部材15を中心として螺旋状に設けられており、しかも、伸縮支持部材15はマスト6の収縮に連動して収縮するので、伸縮支持部材15を中心とした位置に保持される。さらに、伸縮支持部材15は、前記第1の筒体35の上端に第2の筒体36を下端から内挿し、さらに、前記第2の筒体36の上端に第3の筒体37を下端から内挿して構成した。すなわち、伸縮支持部材15は、上方へ行くに従って逐次外径が小さくなるように構成した。これにより、伸縮支持部材15は収縮する際に、第1の筒体35と第2の筒体36、及び、第2の筒体36と第3の筒体37との間の摺動部にカールコード31が挟まれることを防止できる。従って、脚装置1は、マスト6を収縮させる際、カールコード31の伸縮支持部材15への挟み込みを防止できるので、カールコード31の損傷を防いで、長期間使用することができる。
Further, when the
また、マスト6は、第1の筒体35、第2の筒体36、及び第3の筒体37の摺動する部分に設けた係止部40,41,42,43を黄銅で構成した。これにより、マスト6を伸縮する際における、摺動する部分のかじりを防止できる。従って、脚装置1は、マスト6を円滑に伸縮させることができる。
2.第2実施形態
(1)ストッパー機構の構成
次に本実施形態に係るストッパー機構の構成について図を参照して説明する。尚、上記した第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、簡単のため説明を省略する。
Further, the
2. Second Embodiment (1) Configuration of Stopper Mechanism Next, the configuration of the stopper mechanism according to the present embodiment will be described with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected about the structure similar to above-described 1st Embodiment, and description is abbreviate | omitted for simplicity.
図5に示す脚装置50は、照明装置2、電源装置3、及び、搬送装置4とからなる投光機5に用いられる。本実施形態では、脚装置50は、伸縮自在に構成されたマスト6と、該マスト6を伸縮させるウィンチ機構7と、ストッパー機構51とを備える。
A
ストッパー機構51は、ウィンチ16の上方に設けられ、ウィンチ機構7の第1のワイヤ17が切断された際、マスト6の急激な落下を防止し得るように構成されている。
The
これにより、脚装置50は、先端に照明装置2を取り付けた状態で、ウィンチ機構7によってマスト6を伸縮できると共に、ストッパー機構51によって第1のワイヤ17が切断された場合でもマスト6の急激な落下を防止することができる。
As a result, the
図6に示すように、ストッパー機構51は、ベース52と、該ベース52に設けられたストッパー解除部53及びストッパー部54を備える。このストッパー機構51は、通常の使用時にはストッパー解除部53によりストッパー部54によるロックを解除し、マスト6を伸縮可能とすると共に、第1のワイヤ17が切断された非常時にはストッパー部54によって第2の管柱9をロックして、マスト6の落下を確実に防止し得るように構成されている。
As shown in FIG. 6, the
ベース52は、略矩形の板状部材からなり、鉛直方向に長い矩形の設置穴55が形成されている。また、ベース52は複数の六角ボルト56によって、第1の管柱8の側面に固定される。
The
ストッパー解除部53は、解除部本体57、カム58、第1の滑車18、前記カム58と前記第1の滑車18とを同軸上に軸支する第1の支軸59、及び、リンク60を備え、カム58によってリンク60がストッパー部54のロックを解除し得るように構成されている。尚、第1の滑車18には、上記したように第1のワイヤ17が上側から係回されている。第1のワイヤ17は、本図には図示しないが、一端17aがウィンチ16に連結されており、他端が第2の管柱9に連結されており、通常の使用時においては引っ張りの力が、はたらいている。
The
解除部本体57は、カム58、及び、第1の滑車18を同軸上で軸支すると共に上下動可能に支持し、回動自在に支持したリンク60をカム58の回動に連動して回動し得るように構成されている。
The release portion
本実施形態では、解除部本体57は、チャネル形の部材で構成され、開口を前記ベース52の設置穴55に向けてベース52の下方に溶接などにより固定されている。そして、解除部本体57は、前記ベース52に対し平行となる水平軸を回転中心する前記第1の支軸59、第2の支軸61、及び第3の支軸62を備える。これら第1の支軸59、第2の支軸61、及び第3の支軸62は、解除部本体57の一対の側壁63において、回動自在に支持されている。
In the present embodiment, the release portion
解除部本体57の一対の側壁63には、長円形状の第1の長穴64が鉛直方向と平行に形成されており、前記第1の支軸59が水平に挿通されている。また、側壁63の外面63aには、前記第1の長穴64の上方に第1係止片65がそれぞれ突設されている。
An oblong first
解除部本体57には、前記第1の長穴64の下方であってベース52に対し外側となる位置に、前記第2の支軸61が設けられている。さらに、解除部本体57には、第1の長穴64より上方であって、ベース52に対し外側となる位置に前記第3の支軸62が設けられている。
The release portion
第1の支軸59は、カム58及び第1の滑車18を解除部本体57内に配置した状態で第1の長穴64に挿通されている。従って、カム58及び第1の滑車18は第1の支軸59によって同軸上に軸支されている。この第1の支軸59の両端側には、第1の支軸59の円周を一周するように形成した係止溝66が設けられており、第1の付勢手段67の一端67aが係止されている。この第1の付勢手段67の他端67bは、前記第1係止片65に係止されている。第1の付勢手段67は、第1の滑車18、及び、カム58を軸支した第1の支軸59を上方へ引上げる付勢力を発生し得るように、予め選定されている。この第1の付勢手段67により、第1の支軸59は上方へ付勢されている。尚、第1の付勢手段67は、例えば、コイルバネを用いることができる。
The
第1の支軸59に挿通されたカム58は、角をR処理した略二等辺三角形状からなり、中心付近に前記第1の長穴64と実質的に同形状の第2の長穴68が形成されている。このように構成されたカム58は、頂角58aをベース52側に向けた状態で、下方に配置される底角の一方58bで前記第2の支軸61によって軸支される。カム58に形成された第2の長穴68は、上記のように第2の支軸61に軸支された状態で、上方から下方へいくに従ってベース52に対して外側に直線的に傾くように形成されている。
The
リンク60は、基端から先端に向かって上方へ緩やかにフック状に湾曲する形状に形成され、基端において第3の支軸62によって軸支されている。このときリンク60は、リンク60の下面60aにおいて、上方に配置されるカム58の底角の他方58cを構成する底辺以外の辺(以下、接触辺という)58sと接触している。また、リンク60の先端には、平坦な先端面60bが形成されている。
The
ストッパー部54は、ガイド体71、ストッパー体としての鋼球72、第2係止片73、及び、第2の付勢手段74を備え、鋼球72を第2の管柱9に押し付け得るように構成されている。
The
ガイド体71は、鋼球72をベース52側へ誘導するように構成されている。本実施形態では、ガイド体71は、チャネル形の部材で構成され、開口を前記ベース52の設置穴55に向けて、ベース52の前記ストッパー解除部53に対して上方に溶接などにより固定されている。また、ガイド体71は、上方から下方へ向かってベース52側へ傾斜するガイド面75を有する。鋼球72は、このガイド体71の上端開口71aから挿入される。このガイド体71に挿入された鋼球72は、ガイド体71の下端開口71bにおいて、リンク60の先端面60bで鉛直方向に保持される。
The
第2係止片73は、Tの字形に形成された板状部材からなり、足部75をガイド体71の上端開口71aに向かって下方へ突出させた状態で、設置穴55の上端に設けられている。この第2係止片73は、足部75がガイド面75と平行に形成されており、第2の付勢手段74をガイド面75と平行に下方へ支持し得るように構成されている。すなわち、第2の付勢手段74は、一端74aを第2係止片73の足部76に挿入し、他端74bを鋼球72に当接させた状態で、ガイド体71に装填される。
The
このように構成されたストッパー解除部53とストッパー部54とは、解除部本体57に形成された第1の長穴64の下端64bとカム58に形成された第2の長穴68の下端68bとを高さ方向に一致させた状態で、カム58を第1の支軸59に軸支し、かつ、該カム58の回動位置において鋼球72を押し上げ得る位置にリンク60が設けられている。
The
図7に示すように、鋼球72は、第2の付勢手段74で下方へ付勢されていると共に、リンク60で下方から保持されている。該リンク60に接しているカム58は、第1の滑車18と共に第1の支軸59によって軸支されている。
As shown in FIG. 7, the
また、第1の支軸59は、両側において、第1の付勢手段67によって上方へ付勢されている。一方、第1のワイヤ17には引っ張りの力が働いているので、該第1のワイヤ17を上側から係回した第1の滑車18には、下方向の力がはたらいている。従って、該第1の滑車18を軸支している第1の支軸59には、上記第1の付勢手段67による上方への付勢力の他に、第1のワイヤ17の引っ張りの力による下方向への力が生じている。通常の使用時において、上記第1の付勢手段67による上方への付勢力より、第1のワイヤ17の引っ張りの力による下方向への力が大きくなるように、第1の付勢手段67が選択される。
The
さらに、第1の支軸59は、解除部本体57に形成した第1の長穴64を移動する。カム58は、第1の支軸59の動きに連動して第2の支軸61を回転中心として回動し得る。
(2)作用及び効果
次に上記のように構成した脚装置50の作用及び効果について説明する。尚、マスト6の伸縮については、上記第1実施形態と同様であるので、説明を省略し、ストッパー機構51の作用及び効果について以下、説明することとする。
Further, the
(2) Operation and Effect Next, the operation and effect of the
図8を参照して、先ず、ストッパー解除部53によって、ストッパー部54のロックが解除されている場合について説明する。この場合、第1のワイヤ17は切断されておらず、マスト6は、通常通り、ウィンチ16で第1のワイヤ17を巻き上げ、繰り出しを行うことにより、伸縮し得る。このように第1のワイヤ17が切断されていない状態においては、第1の滑車18には、第1のワイヤ17を通じて、第1の管柱8を除くマスト6や、照明装置2の重量などによる下方向への力が生じる(図8中矢印A)。同様に、前記下方向の力は、第1の滑車18を軸支している第1の支軸59にも作用する。
With reference to FIG. 8, the case where the
一方、上記したように第1の支軸59には、第1の付勢手段67により、上方への付勢力が作用しているが、その付勢力は、第1の支軸59、第1の滑車18、及び、カム58を上方へ引上げ得るように選択されている。従って、第1のワイヤ17が切断されていないこの場合、第1の支軸59に生じる力は、下方への力の方が大きくなる。かかる下方の力によって、第1の支軸59は、解除部本体57に形成された第1の長穴64に誘導され、第1の長穴64の下端64bまで移動する。
On the other hand, as described above, an upward urging force is applied to the
同時に、第1の支軸59は、カム58に形成した第2の長穴68内を第2の長穴68の下端68bまで移動する。そうすると、カム58は、第2の支軸61が第2の長穴68よりベース52に対し外側に形成されているから、第2の支軸61を回転中心としてベース52側へ回動する(図8中矢印B)。このようにして、第1の支軸59は、カム58を強制的にベース52側へ回動させる。
At the same time, the
カム58がベース52側へ回動すると、接触辺58sに押され、リンク60は、第3の支軸62を回転中心として上方へ(図8中矢印C)回動し、の先端面60bが第2の付勢手段74による付勢力に対抗して、鋼球72を上方へ(図8中矢印D)押し上げる。このようにして、ストッパー解除部53は鋼球72と第2の管柱9表面との間に隙間を形成し、マスト6を伸縮させ得る状態とする。
When the
次に、図9を参照して、第1のワイヤ17が切断された場合に、ストッパー部54がマスト6をロックする様子について説明する。通常、第1のワイヤ17が切断されると、第2の管柱9は、自重によって自由落下する。尚、第2の管柱9が落下すると、本図には図示しないが、第2のワイヤ19が第2の滑車20を介して第3の管柱10に接続されているので、第3の管柱10も落下することとなる。
Next, how the
一方、第1のワイヤ17が切断されると、第1の滑車18には、自重以外に下方向の力が生じない。従って、第1の支軸59には、第1の支軸59、第1の滑車18、及び、カム58の重量分の力が生じる。第1の付勢手段67は、第1の滑車18、及び、カム58を軸支した第1の支軸59を上方へ引上げる付勢力を発生し得るように予め選定されている。従って、第1のワイヤ17が切断されたこの場合、第1の支軸59に生じる力は、上方への力の方が大きくなる。かかる上方の力によって、第1の支軸59は、第1の長穴64に誘導され、第1の長穴64の上端64aまで移動する。
On the other hand, when the
同時に、第1の支軸59は、カム58に形成した第2の長穴68内を第2の長穴68の上端68aまで移動する。カム58に形成された第2の長穴68は、第2の支軸61に軸支された状態で、上方から下方へいくに従ってベース52に対して外側に直線的に傾くように形成されているから、第2の支軸61を回転中心としてベース52に対し外側へ回動する(図9中矢印B)。このようにして、第1の支軸59は、カム58を強制的にベース52に対し外側へ回動させる。
At the same time, the
カム58がベース52に対し外側へ回動すると、リンク60の下面60aと接触している接触辺58sの接触部分の高さが相対的に低くなるので、リンク60が第3の支軸62を回転中心として下方へ(図9中矢印C)回動する。そうすると、鋼球72は、下方からの支持がなくなるので、自重と第2の付勢手段74による付勢力によって下方へ移動する。ここで、ガイド面75は、方から下方へ向かってベース52側へ傾斜しており、さらに、第2の付勢手段74は、第2係止片73によってガイド面75に平行な付勢力を鋼球72に付与し得るように構成されているから、鋼球72はガイド面75と第2の管柱9との間に押し付けられる。そうすると、第2の管柱9は、鋼球72との間に生じる摩擦力により、制止される。第2の管柱9が制止されると、本図には図示しないが、第2のワイヤ19が第2の滑車20を介して第3の管柱10に作用するので、第3の管柱10も制止される。このようにしてストッパー機構51は、第1のワイヤ17が切断された場合において、第2の管柱9及び第3の管柱10の急激な落下を防止することができる。
When the
因みに従来のストッパー機構としては、基管柱と、該基管柱に対して逐次外径を小さくした中管柱を逐次上下移動可能に遊嵌した伸縮支柱の落下防止機構が開示されている(例えば、特許第2773852号公報)。この伸縮支柱は、最小径の中管柱に一端を固定したワイヤーロープを上記管柱の適所に設けた滑車に掛け渡し、そのワイヤーロープの他端を巻き上げることでそれぞれの中管柱を上昇させるように構成されている。 Incidentally, as a conventional stopper mechanism, there has been disclosed a fall prevention mechanism for a telescopic column in which a base tube column and a middle tube column with a sequentially reduced outer diameter are loosely fitted to the base tube column so as to be successively movable up and down ( For example, Japanese Patent No. 2773852. This telescopic strut is a wire rope with one end fixed to the middle tube pillar with the smallest diameter. The wire rope is passed over a pulley provided at the appropriate position of the tube pillar, and the other end of the wire rope is wound up to raise each middle tube pillar. It is configured as follows.
落下防止機構は、上記管柱に設けた任意の滑車をその回転軸と共に上下動可能な移動滑車とすると共に、この移動滑車の近傍に設けられた回動可能な係止爪と、移動滑車を有する管柱が遊嵌する管柱に設けた係合部とを備える。これにより、落下防止機構では、ワイヤーロープが切れる等した場合、係止爪を確実に突出させ、係合部に係合して管柱の落下を防止することができる、という優れた効果を発揮する。 The fall prevention mechanism uses an arbitrary pulley provided on the tube column as a movable pulley that can move up and down together with the rotation shaft thereof, a rotatable locking claw provided in the vicinity of the movable pulley, and a movable pulley. And an engaging portion provided on the tube column in which the tube column is loosely fitted. Thereby, in the fall prevention mechanism, when the wire rope is cut, the locking claw is reliably protruded, and it is possible to engage with the engaging portion to prevent the pipe column from falling. To do.
しかしながら、上記従来の落下防止機構では、係止爪と係合部との係合により管柱を制止させるので、衝撃荷重により係止爪及び係合部が変形するという問題があった。係止爪及び係合部が変形した場合には、部品を交換する必要があり、係合部が変形した場合には、管柱そのものを交換する必要があるので、大掛かりな修理が必要であった。 However, the conventional drop prevention mechanism has a problem that the locking claw and the engaging portion are deformed by an impact load because the tube column is restrained by the engagement between the locking claw and the engaging portion. When the locking claw and the engaging part are deformed, it is necessary to replace the parts. When the engaging part is deformed, it is necessary to replace the tube column itself. It was.
これに対し本実施形態に係るストッパー機構51では、鋼球72をカバー体と第2の管柱9との間に押し込むことで、鋼球72を挟んで、ガイド体71と第2の管柱9との間に摩擦力を生じさせ、該摩擦力により第2の管柱9の落下を制止するように構成した。これにより、ストッパー機構51では、第2の管柱9の落下を制止するに際し、鋼球72及び第2の管柱9が変形することがない。従って、従来のように部品交換をする必要がないので、長期間使用することができる。
On the other hand, in the
しかも、従来の落下防止機構では、管柱を制止する高さ方向の位置は、係合部の位置に依存していた。従って、従来の落下防止機構では、ワイヤが切断された場合であっても、係止爪に対し係合部の位置がずれていた場合には、素早く管柱を制止することが困難であるという懸念があった。 And in the conventional fall prevention mechanism, the position of the height direction which stops a pipe pillar was dependent on the position of the engaging part. Therefore, in the conventional fall prevention mechanism, even when the wire is cut, it is difficult to quickly stop the tube column if the position of the engaging portion is shifted with respect to the locking claw. There was concern.
これに対し、本実施形態に係るストッパー機構51では、鋼球72をカバー体と第2の管柱9との間に押し込むことで、第2の管柱9を制止させることができるので、第1のワイヤ17が切断された場合に、高さ方向の位置によらず、第2の管柱9を制止させることができる。従って、素早く第2の管柱9の落下を止めることができる。
On the other hand, in the
また、ストッパー機構51では、摩擦力によって第2の管柱9を制止させるので、従来のように第2の管柱に係合部を設ける必要がない。従って、本実施形態に係る脚装置では、マストを製作する場合の製造工数を低減することができる。
Further, in the
また、ストッパー機構51では、従来のように第2の管柱9に係合部を設ける必要がないので、強度を確保できるだけでなく、内部に雨水などが侵入することを防止することができ、見栄えをよくすることができる。
Further, in the
また、本実施形態では、第2の管柱9と第3の管柱10とは、第2のワイヤ19で連結されているので、第1のワイヤ17が切断された場合であっても、第2の管柱9の落下を制止すれば、同時に第3の管柱10をも制止することができる。
3.変形例
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記した実施形態では、基台は、搬送装置4とした場合について説明したが、本発明はこれに限らず、展開可能な三脚としてもよい。
In the present embodiment, since the
3. Modifications The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made within the scope of the gist of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the case where the base is the transfer device 4 has been described. However, the present invention is not limited thereto, and may be a deployable tripod.
また、上記した実施形態では、固定対象物は、照明装置2とした場合について説明したが、本発明はこれに限らず、カメラや、スピーカに適用してもよい。
In the above-described embodiment, the case where the fixed object is the
また、上記した実施形態では、照明装置2は、バルーンを備えるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、スポットライトとしてもよい。
In the above-described embodiment, the
また、上記した実施形態では、マスト6は3本の矩形の管柱で構成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、円形の管柱で構成してもよい。
In the above-described embodiment, the case where the
また、上記した第1の実施形態では、伸縮支持部材15は、アルミニウムで構成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ステンレスなど、他の材料で構成してもよい。
Further, in the first embodiment described above, the case where the expansion /
また、上記した第2の実施形態では、第1の付勢手段67は、コイルバネを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、弾性ゴムを用いてもよい。 In the second embodiment described above, the first urging means 67 has been described using a coil spring. However, the present invention is not limited to this, and an elastic rubber may be used.
また、上記した第2の実施形態では、第2の付勢手段74は、コイルバネを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、弾性ゴムを用いてもよい。 In the second embodiment described above, the second biasing means 74 has been described using a coil spring. However, the present invention is not limited to this, and an elastic rubber may be used.
また、上記した第2の実施形態では、ストッパー体として鋼球72を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、円筒形状、円錐形状、楔形状などとしてもよい。
In the above-described second embodiment, the case where the
また、上記した第2の実施形態に係るストッパー機構51は、3本の管柱を備えるマスト6に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、2本、4本、5本などのマスト6に適用することもできる。
Moreover, although the case where the
また、上記した第2の実施形態に係るストッパー機構51は、第1の管柱8に対し第2の管柱9を制止し得る位置に設けたが、本発明はこれに限らず、他の管柱を制止し得る位置に設けることとしてもよい。
In addition, the
1 脚装置
2 照明装置(固定対象物)
3 電源装置(外部電源)
7 ウィンチ機構
8 第1の管柱
9 第2の管柱
10 第3の管柱
15 伸縮支持部材
17 第1のワイヤ
19 第2のワイヤ
20 第2の滑車(移動滑車)
25 外管柱
26 内管柱
31 カールコード
35 第1の筒体(筒体)
36 第2の筒体(筒体)
37 第3の筒体(筒体)
51 ストッパー機構
53 ストッパー解除部
54 ストッパー部
71 ガイド体
72 鋼球(ストッパー体)
74 第2の付勢手段(付勢手段)
1
3 Power supply (external power supply)
7
10 Third pipe column
15 Telescopic support member
17 First wire
19 Second wire
20 Second pulley (moving pulley)
25 Outer tube column
26 Inner pipe pillar
31 Curl code
35 First cylinder (cylinder)
36 Second cylinder (cylinder)
37 Third cylinder (cylinder)
51 Stopper mechanism
53 Stopper release part
54 Stopper
71 Guide body
72 Steel balls (stopper body)
74 Second biasing means (biasing means)
Claims (3)
前記第1の管柱より外径を小さくした第2の管柱と、
前記第2の管柱より外径を小さくした第3の管柱とを備え、
前記第1の管柱に第2の管柱を内挿し、さらに、前記第2の管柱に第3の管柱を内挿し、
ウィンチ機構により伸縮自在とした脚装置において、
前記第2の管柱は、外管柱と、前記外管柱に対し一体的に設けた内管柱とを有し、
前記ウィンチ機構は、
前記第2の管柱に連結され、巻き上げ可能に設けられた第1のワイヤと、
前記第1の管柱の底部と前記第3の管柱の内面とを連結した第2のワイヤと、
前記内管柱に設けられ前記第2のワイヤを係回した移動滑車と、
前記第3の管柱の先端に設けられる固定対象物と外部電源とを電気的に接続するカールコードと、
前記カールコードを脚装置の中央に保持する伸縮支持部材と
を有し、
前記伸縮支持部材は、
上方へ行くに従って逐次外形を小さくした複数の筒体を備え、
下端が前記第1の管柱に取付けられると共に、上端が前記第3の管柱に取付けられ、
前記カールコードは、前記伸縮支持部材を中心として前記伸縮支持部材の外側に螺旋状に設けたことを特徴とする脚装置。 A first tubular column;
A second tube column having an outer diameter smaller than that of the first tube column;
A third tube column having an outer diameter smaller than that of the second tube column,
Inserting a second tube column in the first tube column, further inserting a third tube column in the second tube column;
In a leg device that can be extended and contracted by a winch mechanism,
The second pipe column has an outer tube column and an inner tube column provided integrally with the outer tube column,
The winch mechanism is
A first wire connected to the second tube column and provided so as to be wound up;
A second wire connecting the bottom of the first tube column and the inner surface of the third tube column;
A movable pulley provided on the inner pipe column and entangled with the second wire ;
A curl cord for electrically connecting an object to be fixed and an external power source provided at the tip of the third tube pillar;
The curl cord have a <br/> the elastic support member for holding the center of the leg unit,
The telescopic support member is
It has a plurality of cylinders that gradually reduce the outer shape as you go upward,
A lower end is attached to the first tube post and an upper end is attached to the third tube post;
The leg device according to claim 1, wherein the curl cord is spirally provided outside the expansion / contraction support member with the expansion / contraction support member as a center .
前記ストッパー部は、
ガイド体とストッパー体と、
前記ストッパー体を前記ガイド体と前記第2の管柱との間に押し付ける付勢手段と
を備えることを特徴とする請求項2記載の脚装置。 The stopper mechanism includes a stopper release portion and a stopper portion,
The stopper part is
A guide body and a stopper body,
Leg system according to claim 2, further comprising a biasing means for pressing between the stopper member and the guide member and the second tubular column.
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