JP4967913B2 - 通信システムと通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2つの通信装置の間で情報を通信するための技術に関する。特に、一方の通信装置のステータスに関するステータス情報を他方の通信装置に通信するための技術に関する。
例えば、下記の特許文献1には、プリンタのステータス情報(消耗品の残量に関する情報)をプリンタから端末装置に通信するシステムが開示されている。端末装置は、ステータス要求コマンドをプリンタに定期的に送信する。プリンタは、ステータス要求コマンドを受信する毎に、自身のステータス情報を端末装置に送信する。
特開2006−235755号公報
上記の特許文献1の技術では、プリンタは、ステータス要求コマンドを受信する毎に、ステータス情報を端末装置に送信する。即ち、プリンタは、前回のステータス要求コマンドから今回のステータス要求コマンドまでの間に自身のステータスが変化していない場合でも、ステータス要求コマンドに応じてステータス情報を必ず送信する。この場合、端末装置が既に取得しているステータス情報がプリンタから端末装置に再び送信されることになる。プリンタと端末装置の間のネットワークの負荷の観点から見ると、このような不要な情報が送信されるのは好ましいことではない。
本明細書によって開示される技術は、上記した実情に鑑みて創作されたものであり、不要なステータス情報が送信される事象が発生することを従来よりも低減させることで、ネットワークの負荷を軽減させることができる技術を提供する。
本明細書によって開示される一つの技術は、第1通信装置とその第1通信装置に通信可能に接続されている第2通信装置とを備える通信システムである。この「通信装置」という用語は、最も広義に解釈されるものであり、情報を通信することができるあらゆる装置を含む概念である。通信装置の一例としては、パーソナルコンピュータ、サーバ、プリンタ、スキャナ、複合機、携帯端末等を挙げることができる。
上記の第1通信装置は、第1記憶手段と第1送信手段と第1受信手段と情報出力手段と第1更新手段とを有する。
第1記憶手段は、識別情報を記憶する。この「識別情報」は、どのような形式の情報であってもよい。例えば、数字、アルファベット、又は、それらの組合せを識別情報として採用してもよい。
第1送信手段は、第1記憶手段に記憶されている識別情報を第2通信装置に送信する。第1送信手段が識別情報を送信するタイミングは、特に限定されない。例えば、第1送信手段は、ユーザから所定の操作が加えられた場合に、識別情報を送信してもよい。また、例えば、第1送信手段は、定期的に識別情報を送信してもよい。
第1受信手段は、第2通信装置から送信された組合せ情報(第2通信装置のステータス情報と識別情報とが対応づけられた情報)を受信する。
情報出力手段は、第1受信手段によって受信された組合せ情報に含まれるステータス情報を出力する。この「出力」という用語は、表示すること、印刷すること、別のデバイスに送信すること等を含む概念である。また、この「出力」という用語は、受信された組合せ情報に含まれるステータス情報をそのままの形式で出力することのみを意味しているのではなく、そのステータス情報を加工することによって作成された情報を出力することも含む概念である。
第1更新手段は、第1受信手段によって受信された組合せ情報に含まれる識別情報が記憶されるように、第1記憶手段の記憶内容を更新する。この「更新」という用語は、第1記憶手段に記憶されている識別情報を消去して新たな識別情報を記憶させることのみを意味するのではなく、第1記憶手段に複数個の識別情報を累積的に記憶させることも含む概念である。第1記憶手段に複数個の識別情報が記憶される場合、上記の第1送信手段は、第1記憶手段に記憶されている最新の識別情報を第2通信装置に送信する。
上記の第2通信装置は、ステータス情報取得手段と第2記憶手段と第2更新手段と第2受信手段と判断手段と第2送信手段と送信制御手段とを有する。
ステータス情報取得手段は、第2通信装置のステータスに関するステータス情報を取得する。
第2記憶手段は、ステータス情報と識別情報とを含む組合せ情報を記憶する。
第2更新手段は、ステータス情報取得手段によって取得された最新のステータス情報と新たな識別情報とを含む最新の組合せ情報が記憶されるように、第2記憶手段の記憶内容を更新する。この「更新」という用語は、第2記憶手段に記憶されている組合せ情報を消去して新しい組合せ情報を記憶させることのみを意味するのではなく、第2記憶手段に複数個の組合せ情報を累積的に記憶させることも含む概念である。即ち、第2記憶手段は、最新の1つの組合せ情報のみを記憶してもよいし、複数個の組合せ情報を累積的に記憶してもよい。また、第2記憶手段の記憶内容が更新されるタイミングは、特に限定されない。例えば、第2記憶手段の記憶内容は、定期的に更新されてもよい。また、例えば、後述するように、第2通信装置のステータスが変化する毎に第2記憶手段の記憶内容が更新されてもよい。
第2受信手段は、第1通信装置から送信された識別情報を受信する。
判断手段は、第2受信手段によって受信された識別情報が第2記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断する。
第2送信手段は、受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報を第1通信装置に送信する。
送信制御手段は、受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致すると判断手段によって判断された場合に、第2送信手段が組合せ情報を第1通信装置に送信することを禁止する。
上記の通信システムでは、第2通信装置は、最新のステータス情報と識別情報とを含む最新の組合せ情報を記憶する。例えば、第2通信装置は、ステータス情報「S」と識別情報「003」とを含む最新の組合せ情報を記憶する。一方において、第1通信装置は、過去に受信された識別情報(例えば「002」)を記憶する。第1通信装置は、この識別情報「002」を第2通信装置に送信する。この場合、第2通信装置では、受信された識別情報「002」と最新の組合せ情報に含まれる識別情報「003」とが一致しないと判断される。これにより、第2通信装置は、ステータス情報「S」と識別情報「003」とを含む最新の組合せ情報を第1通信装置に送信する。第1通信装置は、最新のステータス情報「S」を取得することができ、それを出力することができる。ユーザは、第2通信装置の最新のステータス情報「S」を知ることができる。また、この場合、第1通信装置は、識別情報「003」を記憶する。第2通信装置の記憶内容が更新されない状態で第1通信装置から第2通信装置に識別情報「003」が送信されると、第2通信装置では、受信された識別情報「003」と最新の組合せ情報に含まれる識別情報「003」とが一致すると判断される。この場合、ステータス情報「S」と識別情報「003」が第1通信装置に送信されることが禁止される。このために、第2通信装置から第1通信装置に不要なステータス情報が送信されない。よって、ネットワークの負荷を軽減させることができる。
なお、上記の第2記憶手段は、様々な形式で組合せ情報を記憶することができる。上述したように、第2記憶手段は、最新の1個の組合せ情報のみを記憶してもよいし、複数個の組合せ情報を累積的に記憶してもよい。後者の場合、以下のような組合せ情報が記憶される可能性がある。即ち、第1組合せ情報(ステータス情報「S1」と識別情報「001」)と、それより新しい第2組合せ情報(ステータス情報「S2」と識別情報「002」)と、最新の第3組合せ情報(ステータス情報「S1」と識別情報「003」)とが記憶される可能性がある。この場合、第2通信装置は、第1通信装置から送信された識別情報「002」を受信した場合に、第3組合せ情報を第1通信装置に送信することになる。一方において、第2通信装置は、第1通信装置から送信された識別情報「001」を受信した場合に、第3組合せ情報を第1通信装置に送信してもよいが、送信しなくてもよい。第1組合せ情報に含まれるステータス情報「S1」と、第3組合せ情報に含まれるステータス情報「S1」とが一致するからである。この場合、第2通信装置(第2送信手段)は、最新の識別情報「003」のみを第1通信装置に送信してもよい。このように第2送信手段が機能する場合も、第2送信手段が組合せ情報を送信することに等しい。
上述したように、上記の通信システムでは、第2更新手段が第2記憶手段の記憶内容を更新するタイミングは特に限定されない。しかしながら、更新タイミングを以下のように設定することが好ましい。ステータス情報取得手段は、第2通信装置のステータスが変化した場合に、変化後のステータス情報を取得してもよい。この場合、第2更新手段は、変化後のステータス情報がステータス情報取得手段によって取得される毎に、第2記憶手段の記憶内容を更新してもよい。
この構成によると、第2通信装置のステータスが変化することを契機に第2記憶手段の記憶内容が更新されることになる。即ち、第2通信装置のステータスが変化しない間は、第2記憶手段の記憶内容が更新されない。
上記のステータス情報取得手段は、1種類のみのステータス情報を取得してもよい。一方において、ステータス情報取得手段は、複数種類のステータスのそれぞれについてステータス情報を取得してもよい。この場合、第2記憶手段は、全ての種類のステータス情報と識別情報とを含む複数個の組合せ情報を累積的に記憶してもよい。メモリの使用量を低減するために、以下の構成を採用してもよい。
即ち、第2記憶手段は、全ての種類のステータス情報と識別情報とを含む全種類組合せ情報と、1種類のステータス情報と識別情報とを含む差分組合せ情報とを記憶することが可能であってもよい。この場合、第2更新手段は、複数種類のステータスのいずれかについて変化後のステータス情報がステータス情報取得手段によって取得される毎に、変化した種類の変化後のステータス情報と新たな識別情報とを含む差分組合せ情報を第2記憶手段に記憶させてもよい。
例えば、ステータス情報取得手段が、種類「T1」と種類「T2」のそれぞれのステータス情報を取得するものとする。この場合、第2記憶手段は、種類「T1」のステータス情報「ST1」と、種類「T2」のステータス情報「ST2」と、識別情報(例えば「006」)とを含む全種類組合せ情報を記憶する。この状態から種類「T1」のステータス情報「ST1」が「ST1’」に変化した場合、第2記憶手段は、種類「T1」のステータス情報「ST1’」と、識別情報(例えば「007」)とを含む差分組合せ情報を記憶することになる。このように差分組合せ情報を記憶するようにすると、複数個の全ての組合せ情報のそれぞれに全ての種類のステータス情報が含まれることがないために、メモリの使用量を低減することができる。なお、1個の全種類組合せ情報と複数個の差分組合せ情報を第2記憶手段が記憶する構成の場合、以下の技術を採用して第2記憶手段の記憶内容を更新してもよい。
即ち、第2更新手段は、複数種類のステータスのいずれかについて変化後のステータス情報がステータス情報取得手段によって取得される毎に、以下の処理を実行してもよい。
(1)第2記憶手段に記憶されている全種類組合せ情報と最も古い差分組合せ情報とに基づいて、全ての種類のステータス情報と、当該最も古い差分組合せ情報に含まれる識別情報とを含む新しい全種類組合せ情報を作成する。
(2)第2記憶手段に記憶されている全種類組合せ情報と最も古い差分組合せ情報とを第2記憶手段から消去する。
(3)上記(1)で作成された新しい全種類組合せ情報を第2記憶手段に記憶させる。
(4)変化した種類の変化後のステータス情報と新たな識別情報とを含む差分組合せ情報を第2記憶手段に記憶させる。
このようにすると、最新の複数回のステータス変化に対応する複数個の組合せ情報を第2記憶手段に記憶させることができる。
第2記憶手段が複数個の差分組合せ情報を記憶する構成の場合、判断手段は、受信された識別情報が第2記憶手段に記憶されている最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断してもよい。この場合、第2送信手段は、受信された識別情報が最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、第2記憶手段の記憶内容から最新の全ての種類のステータス情報を特定し、特定されたステータス情報と最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報とを含む組合せ情報を第1通信装置に送信してもよい。即ち、毎回、全ての種類のステータス情報が第1通信装置に送信されるようにしてもよい。
一方において、以下の構成を採用してもよい。即ち、第2通信装置は、受信された識別情報が最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、当該受信された識別情報を含む差分組合せ情報が第2記憶手段に記憶されてから当該最新の差分組合せ情報が第2記憶手段に記憶されるまでの間に変化した種類の変化後のステータス情報を特定する特定手段をさらに有していてもよい。第2送信手段は、受信された識別情報が最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、特定手段で特定されたステータス情報と当該最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報とを含む組合せ情報を第1通信装置に送信してもよい。
この構成によると、第1通信装置が過去に取得した最新のステータス情報と第2通信装置の最新のステータス情報との差分のみが第1通信装置に送信される。このために、第2通信装置から第1通信装置に送信される情報量を低減させることができる。第1通信装置と第2通信装置の間のネットワークの負荷をより低減させることができる。
上記の第2通信装置は、以下のように構成されてもよい。即ち、第2通信装置は、上記の判断手段に代えて、以下のステータス判断手段を有していてもよい。ステータス判断手段は、第2受信手段によって受信された識別情報に対応するステータス情報が第2記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するのか否かを判断する。この場合、第2送信手段は、受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致しないとステータス判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報を第1通信装置に送信する。また、送信制御手段は、受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するとステータス判断手段によって判断された場合に、第2送信手段が組合せ情報を第1通信装置に送信することを禁止する。
この通信システムによっても、不要なステータス情報が送信される事象が発生することを従来よりも低減させることができる。
なお、上記の通信システムの場合、以下の構成を採用してもよい。即ち、第2通信装置は、第2受信手段によって受信された識別情報が第2記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断する識別情報判断手段をさらに有していてもよい。この場合、第2送信手段は、受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと識別情報判断手段によって判断され、かつ、受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するとステータス判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報に含まれる識別情報のみを第1通信装置に送信してもよい。この場合、第1受信手段は、第2通信装置から送信された識別情報を受信してもよい。第1更新手段は、第1受信手段によって受信された識別情報が記憶されるように、第1記憶手段の記憶内容を更新してもよい。
上記の第1通信装置は、それ単体でも有用である。第1通信装置の単体は、別の通信装置(上記の第2通信装置)に通信可能に接続される通信装置であり、上記の各手段(第1記憶手段、第1送信手段、第1受信手段、情報出力手段、第1更新手段)を有する。この通信装置のためのコンピュータプログラムも有用である。このコンピュータプログラムは、通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各工程を実行させる。
(1)通信装置が有する記憶手段に記憶されている識別情報を別の通信装置に送信する送信工程。
(2)上記の別の通信装置から送信された組合せ情報に含まれるステータス情報を出力する情報出力工程。
(3)上記の別の通信装置から送信された組合せ情報に含まれる識別情報が記憶されるように、上記の記憶手段の記憶内容を更新する更新工程。
このコンピュータプログラムを利用すると、上記の第1通信装置として機能する通信装置を構築することができる。
また、上記の第2通信装置は、それ単体でも有用である。第2通信装置の単体は、別の通信装置(上記の第1通信装置)に通信可能に接続される通信装置であり、上記の各手段(ステータス情報取得手段、第2記憶手段、第2更新手段、第2受信手段、判断手段(又はステータス判断手段)、第2送信手段、送信制御手段)を有する。
この通信装置を利用すると、不要なステータス情報が送信される事象が発生することを従来よりも低減させることができる通信システムを構築することができる。また、上記の第2通信装置として機能する通信装置を構築することができるコンピュータプログラムも有用である。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の主要な特徴をまとめておく。
(形態1)第1通信装置の第1記憶手段は、識別情報とステータス情報を記憶する。第1通信装置の第1更新手段は、第1受信手段によって受信された組合せ情報に含まれる識別情報とステータス情報とが記憶されるように、第1記憶手段の記憶内容を更新する。
(形態2)第2通信装置の第2記憶手段は、ステータス情報と識別情報とを含む複数個の組合せ情報を記憶する。第2記憶手段は、複数個の全種類組合せ情報を記憶してもよいし、1個の全種類組合せ情報と複数個の差分組合せ情報とを記憶してもよい。この場合、第2通信装置は、受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、当該受信された識別情報を含む組合せ情報が第2記憶手段に記憶されてから当該最新の組合せ情報が第2記憶手段に記憶されるまでに変化した種類の変化後のステータス情報を特定し、特定されたステータス情報と最新の組合せ情報に含まれる識別情報とを含む組合せ情報を第1通信装置に送信する。上記の「特定」は、以下のようにして実行されてもよい。即ち、第2通信装置は、(1)上記の受信された識別情報を含む組合せ情報が第2記憶手段に記憶された際の全種類のステータス情報を特定し、(2)上記の最新の組合せ情報が第2記憶手段に記憶された際の全種類のステータス情報を特定し、(3)上記の(1)で特定された全種類のステータス情報と上記の(2)で特定された全種類のステータス情報との間の差分を特定する。
(形態3)第2通信装置は、プリンタである。なお、この「プリンタ」という用語は、少なくとも印刷機能を有することを意味しており、他の機能をさらに有するデバイス(例えば複合機)を排除するものではない。
(形態4)第2通信装置のステータス情報は、印刷に使用される消耗品(例えばインクやトナー)の量に関する情報を含む。ステータス情報は、印刷に使用される用紙サイズに関する情報を含む。ステータス情報は、プリンタの筐体に対するカバー部材の状態(開状態と閉状態)に関する情報を含む。
図面を参照して実施例を説明する。図1は、本実施例のプリンタシステム2を示す。プリンタシステム2は、プリンタ10とPC(パーソナルコンピュータ)50を備える。なお、図1では、1つのPC50のみが示されている。しかしながら、実際には複数のPC50が存在する。複数のPC50がプリンタ10に通信可能に接続されている。
(プリンタの構成)
プリンタ10は、印刷部12と給紙トレイ14とカバー部材16とインクカートリッジ18と表示部20と操作部22とユニット収容部30とセンサ群32と制御部34とROM36とステータスメモリ38と入出力インターフェイス40等を有する。印刷部12は、インクジェットタイプの印刷装置である。印刷部12は、インクカートリッジ18に収容されているインクを利用して、給紙トレイ14に収容されている印刷用紙に印刷する。給紙トレイ14は、複数種類(例えばA4、B5、ハガキ)の印刷用紙を同時に収容することができる。カバー部材16は、図示省略の筐体に対して開閉する。カバー部材16が筐体に対して開かれた状態では、インクカートリッジ18を交換することができる。また、カバー部材16が筐体に対して開かれた状態では、筐体内の各装置のメンテナンスを実行することができる。本実施例では、4色のインク(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))が利用されて印刷される。このために、異なる色のインクを収容している4つのインクカートリッジ18が存在する。
表示部20は、様々な情報を表示することができる。操作部22は、複数のキーによって構成されている。ユーザは、操作部22を操作することによって、様々な情報や指示をプリンタ10に入力することができる。ユニット収容部30は、図示省略の両面印刷ユニットを着脱可能に収容することができる。両面印刷ユニットがユニット収容部30に収容された状態では、プリンタ10は、印刷用紙の両面に印刷することができる。両面印刷ユニットがユニット収容部30に収容されていない状態では、プリンタ10は、印刷用紙の片面のみに印刷することができる。
センサ群32は、様々な構成部材のステータスを検出する。各センサ32の検出結果は、制御部34に送信される。具体的には、センサ32と制御部34の間の電圧値を変化させたり、センサ32と制御部34の間の通電のON/OFFを切換えたりすることによって、センサ32の検出結果が制御部34に送信される。センサ群32の具体的な構成について以下に説明する。
(1)センサ群32は、インクカートリッジ18のインク残量を検出するインク残量検出センサを含んでいる。本実施例では、4つのインクカートリッジ18が存在する。このために、4つのインク残量検出センサが設けられている。インク残量検出センサは、新品のインクカートリッジ18のインク残量を100%として、10%単位でインク残量を検出することができる。例えば、新品のインクカートリッジ18が存在する場合、インク残量検出センサは、「100」を示す検出結果を制御部34に送信する。また、新品のインクカートリッジ18から0〜9%のインクが消費された状態でも、インク残量検出センサは、「100」を示す検出結果を制御部34に送信する。新品のインクカートリッジ18から10〜19%のインクが消費された状態では、インク残量検出センサは、「90」を示す検出結果を制御部34に送信する。これにより、制御部34は、各インクカートリッジ18のインク残量に関するステータス情報(以下では「インクステータス情報」と呼ぶ)を取得することができる。
(2)センサ群32は、給紙トレイ14に収容されている印刷用紙の種類(サイズ)を検出する用紙検出センサを含んでいる。用紙検出センサは、例えばA4サイズの印刷用紙のみが給紙トレイ14に収容されている状態では、「A4」を示す検出結果を制御部34に送信する。また、用紙検出センサは、例えばA4サイズとB5サイズの印刷用紙が給紙トレイ14に収容されている状態では、「A4,B5」を示す検出結果を制御部34に送信する。これにより、制御部34は、給紙トレイ14に収容されている印刷用紙の種類に関するステータス情報(以下では「用紙ステータス情報」と呼ぶ)を取得することができる。
(3)センサ群32は、カバー部材16の開閉状態を検出するカバー検出センサを含んでいる。カバー検出センサは、カバー部材16が開かれている状態では、「開」を示す検出結果を制御部34に送信する(例えば通電をONする)。また、カバー検出センサは、カバー部材16が閉じられている状態では、「閉」を示す検出結果を制御部34に送信する(例えば通電をOFFする)。これにより、制御部34は、カバー部材16の開閉に関するステータス情報(以下では「カバーステータス情報」と呼ぶ)を取得することができる。
(4)センサ群32は、両面印刷ユニットがユニット収容部30に収容されているのか否かを検出するユニット検出センサを含んでいる。ユニット検出センサは、両面印刷ユニットがユニット収容部30に収容されている状態では、「収容状態」を示す検出結果を制御部34に送信する(例えば通電をONする)。また、ユニット検出センサは、両面印刷ユニットがユニット収容部30に収容されていない状態では、「非収容状態」を示す検出結果を制御部34に送信する(例えば通電をOFFする)。これにより、制御部34は、両面印刷ユニットに関するステータス情報(以下では「両面印刷ステータス情報」と呼ぶ)を取得することができる。
制御部34は、ROM36に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。これにより、印刷部12や表示部20が制御される。また、制御部34は、ステータスメモリ38の記憶内容を更新することもできる。ROM36は、制御部34によって実行される各種のプログラムを記憶している。ステータスメモリ38は、プリンタ10のステータス情報を記憶することができる。ステータスメモリ38の記憶内容については後で詳しく説明する。入出力インターフェイス40は、PC50の入出力インターフェイス62に接続されている。プリンタ10は、入出力インターフェイス40を介してPC50と通信可能である。
(ステータスメモリの記憶内容)
ステータスメモリ38の記憶内容について説明する。図2は、ステータスメモリ38の記憶内容の一例を示す。ステータスメモリ38は、複数個の組合せ情報102〜107を記憶することが可能である。本実施例では、ステータスメモリ38は、最大で6個の組合せ情報102〜107を記憶することができる。各組合せ情報102〜107は、ステータス番号80とステータス情報82とが対応づけられたものである。各組合せ情報102〜107は、異なるステータス番号80を有する。本実施例では、ステータス番号80が大きくなるほど、新しい情報になる。即ち、図2では、組合せ情報102(ステータス番号「5002」)が最も古い情報であり、組合せ情報107(ステータス番号「5007」)が最も新しい情報である。
組合せ情報102のステータス情報82は、インクステータス情報とカバーステータス情報と用紙ステータス情報と両面印刷ステータス情報とを含んでいる。即ち、組合せ情報102のステータス情報82は、センサ群32が検出することが可能である全ての種類のステータス情報を含んでいる。これに対し、他の組合せ情報103〜107のステータス情報82は、1種類のステータス情報のみを含んでいる。以下では、全ての種類のステータス情報を含む組合せ情報(図2の例では組合せ情報102)のことを「全種類組合せ情報」と呼ぶことがある。また、1種類のステータス情報のみを含む組合せ情報(図2の例では組合せ情報103〜107)のことを「差分組合せ情報」と呼ぶことがある。
インクステータス情報は、各インクカートリッジ18のインク残量に関するステータス情報である。例えば、組合せ情報102のインクステータス情報は、シアンが90%であり、マゼンタが90%であり、イエローが90%であり、ブラックが10%であることを意味する。カバーステータス情報は、カバー部材16の開閉に関するステータス情報を示す。例えば、組合せ情報102のカバーステータス情報は、カバー部材16が閉じられていることを意味する。用紙ステータス情報は、給紙トレイ14に収容されている印刷用紙の種類に関するステータス情報を示す。例えば、組合せ情報102の用紙ステータス情報は、給紙トレイ14にA4サイズの印刷用紙が収容されていることを意味する。両面印刷ステータス情報は、両面印刷ユニットに関するステータス情報を示す。例えば、組合せ情報102の両面印刷ステータス情報は、ユニット収容部30に両面印刷ユニットが収容されており、両面印刷が可能であることを意味する。
いずれかの種類のステータスが変化する毎に、ステータスメモリ38の記憶内容が更新される。例えば、図3は、図2の状態から更新された後のステータスメモリ38の記憶内容の一例を示す。この図3の例では、組合せ情報102が消去されており、組合せ情報103のステータス情報82が更新されている。また、組合せ情報108が新たに記憶されている。この状態からさらにステータスが変化すると、組合せ情報103が消去され、組合せ情報104のステータス情報82が更新される。さらに、組合せ情報109が新たに記憶される。ステータスメモリ38の記憶内容がどのようにして更新されていくのかについては、後で詳しく説明する。
(PCの構成)
PC50は、制御部52とROM54とメモリ56と表示部58と操作部60と入出力インターフェイス62を備える。制御部52は、ROM54に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。これにより、表示部58等が制御される。ROM54は、制御部52によって実行される各種のプログラムを記憶している。メモリ56は、様々な情報を記憶することができる。例えば、メモリ56は、制御部52が処理を実行する過程で生成される各種のデータを記憶することができる。また、本実施例のメモリ56は、ステータス番号80とステータス情報82とを対応づけて記憶することができる。図4は、メモリ56の記憶内容の一例を示す。メモリ56によって記憶されるステータス情報82は、全種類のステータス情報を含んでいる。
表示部58は、様々な情報を表示することができる。操作部60は、マウスやキーボードによって構成されている。ユーザは、操作部60を操作することによって、様々な情報や指示をPC50に入力することができる。入出力インターフェイス62は、プリンタ10の入出力インターフェイス40に接続されている。PC50は、入出力インターフェイス62を介してプリンタ10と通信可能である。
PC50のユーザは、操作部60を操作することによって、プリンタ10のプロパティ(ステータス)を表示するようにPC50に指示することができる。図5は、この指示が入力された場合に表示部58に表示されるウィンドウ120の一例を示す。ウィンドウ120は、用紙ステータス表示領域122と、両面印刷ステータス表示領域124と、インクステータス表示領域126と、カバーステータス表示領域128等を有する。ウィンドウ120がどのようにして表示されるのかについては、後で詳しく説明する。
(PCが実行する処理)
続いて、PC50が実行する処理の内容について説明する。この処理は、PC50の制御部52によって実行される。図6は、制御部52によって実行される処理のフローチャートを示す。このフローチャートでは、本明細書によって開示される技術にあまり関連しない処理が図示省略されている。
制御部52は、プリンタプロパティウィンドウ120(図5参照)を表示するようにユーザから指示されることを監視している(S10)。ここでYESの場合、制御部52は、ステータス要求コマンドをプリンタ10に送信する(S12)。このステータス要求コマンドは、メモリ56に記憶されているステータス番号を含んでいる。例えば、図4に示される情報がメモリ56に記憶されている場合、S12では、ステータス番号「5007」を含むステータス要求コマンドがプリンタ10に送信される。
次いで、制御部52は、プリンタ10からのレスポンスを監視する(S14)。詳しくは後述するが、プリンタ10からのレスポンスは、以下の3つの形式のいずれかである。
(1)「OK」のレスポンス。
(2)ステータス番号のみを含むレスポンス。
(3)ステータス番号とステータス情報を含むレスポンス。なお、このレスポンスのステータス情報は、全種類のステータス情報(インクステータス情報、カバーステータス情報、用紙ステータス情報、両面印刷ステータス情報)を含む場合と、それより少ない種類(1種類から3種類のいずれか)のステータス情報を含む場合とがある。
「OK」のレスポンスが受信された場合、S14でYESと判断される。この場合、S16がスキップされる。一方において、ステータス番号のみを含むレスポンスが受信された場合、又は、ステータス番号とステータス情報を含むレスポンスが受信された場合、S14でNOと判断される。この場合、制御部52は、レスポンスに基づいてメモリ56の記憶内容を更新する(S16)。例えば、ステータス番号のみを含むレスポンスが受信された場合、制御部52は、メモリ56のステータス番号80を受信されたステータス番号に更新する。例えば、ステータス番号「5009」のみを含むレスポンスが受信された場合、制御部52は、図4のステータス番号「5007」を消去し、ステータス番号「5009」を記憶させる。また、例えば、ステータス番号とステータス情報を含むレスポンスが受信された場合、制御部52は、メモリ56のステータス番号80を受信されたステータス番号に更新するとともに、メモリ56のステータス情報82を受信されたステータス情報に更新する。
上述したように、レスポンスに含まれるステータス情報は、全種類のステータス情報を含む場合と、それより少ない種類のステータス情報を含む場合とがある。前者の場合、制御部52は、メモリ56のステータス情報82に含まれる全種類のステータス情報を消去し、受信された全種類のステータス情報をメモリ56に記憶させる。一方において、後者の場合、制御部52は、メモリ56のステータス情報82の中から受信された種類のステータス情報のみを消去し、受信された種類のステータス情報をメモリ56に記憶させる。例えば、インクステータス情報のみが受信された場合、制御部52は、メモリ56のステータス情報82の中からインクステータス情報のみを消去し、受信されたインクステータス情報をメモリ56に記憶させる。
続いて、制御部52は、メモリ56の記憶内容を読み出す。制御部52は、読み出された記憶内容に基づいて、プリンタプロパティウィンドウ120(図5参照)を表示部58に表示する(S18)。制御部52は、メモリ56に記憶されている各種類のステータス情報に基づいて、各表示領域122,124,126,128を作成する。例えば、制御部52は、メモリ56に記憶されている用紙ステータス情報に基づいて、用紙ステータス表示領域122を作成する。図4の例の場合、メモリ56に記憶されている用紙ステータス情報は、「A4」と「ハガキ」である。この場合、図5に示されるように、制御部52は、「A4」と「ハガキ」の印刷用紙が存在することを示す用紙ステータス表示領域122を作成する。プリンタプロパティウィンドウ120が表示されるために、ユーザは、プリンタ10のステータスを知ることができる。次いで、制御部52は、プリンタプロパティウィンドウ120に対するユーザの操作に応じた処理を実行する(S20)。例えば、制御部52は、プリンタプロパティウィンドウ120に含まれる各ボタン130,132,134(図5参照)のクリック操作に応じた処理を実行する。
(プリンタが実行する処理)
続いて、プリンタ10が実行する処理の内容について説明する。この処理は、プリンタ10の制御部34によって実行される。図7と図8は、制御部34によって実行される処理のフローチャートを示す。このフローチャートでは、本明細書によって開示される技術にあまり関連しない処理が図示省略されている。
制御部34は、プリンタ10のステータスが変化することを監視している(S30)。センサ群32からの検出結果に変化があった場合に、S30でYESと判断される。例えば、ブラックインクのためのインク残量検出センサの検出結果が「100」から「90」に変化すると、S30でYESと判断される。S30でYESの場合、制御部34は、ステータスメモリ38に記憶されている全種類組合せ情報と最古の差分組合せ情報とに基づいて新しい全種類組合せ情報を作成する(S32)。例えば、図2の例の場合、制御部34は、全種類組合せ情報102と最古の差分組合せ情報103とに基づいて新しい全種類組合せ情報を作成する。この場合、全種類組合せ情報102のインクステータス情報(C90,M90,Y90,K10)を差分組合せ情報103のインクステータス情報(C90,M90,Y90,K0)に変更する。全種類組合せ情報102の他の種類のステータス情報(カバーステータス情報、用紙ステータス情報、両面印刷ステータス情報)は変更されない。これにより、新しいステータス情報が作成されたことになる。この新しいステータス情報には、最古の差分組合せ情報103のステータス番号「5003」が対応づけられる。これにより、新しい全種類組合せ情報が完成する。
次いで、制御部34は、ステータスメモリ38に記憶されている全種類組合せ情報と最古の差分組合せ情報を消去する(S34)。例えば、図2の例の場合、制御部34は、全種類組合せ情報102と最古の差分組合せ情報103を消去する。続いて、制御部34は、S32で作成された新しい全種類組合せ情報をステータスメモリ38に記憶させる(S36)。上記の例の場合、図3の符号103で示される全種類組合せ情報がステータスメモリ38に記憶されることになる。
次いで、制御部34は、ステータス変化に応じた新しい差分組合せ情報を作成し、作成された新しい差分組合せ情報をステータスメモリ38に記憶させる。この新しい差分組合せ情報には、最新の差分組合せ情報のステータス番号から1つインクリメントされたステータス番号が与えられる。このステータス番号に対して、ステータスが変化した種類の変化後のステータス情報が対応づけられる。これにより、新しい差分組合せ情報が完成する。例えば、図2の例の場合、最新の差分組合せ情報107のステータス番号は「5007」である。この場合、新しい差分組合せ情報には、ステータス番号「5008」が与えられる。また、図2のステータスメモリ38が存在する状況においてカバー部材16が開かれた場合、カバー部材16が開かれたことを示すカバーステータス情報(カバーオープン)がステータス番号「5008」に対応づけられる。これにより、新しい差分組合せ情報108が完成する。図3には、ステータスメモリ38に新しい差分組合せ情報108が記憶されている様子が示されている。
制御部34は、PC50からのコマンドを受信することを監視している(S40)。PC50からの何らかのコマンドが受信された場合に、S40でYESと判断される。S40でYESの場合、制御部34は、受信されたコマンドがステータス要求コマンドであるのか否かを判断する(S42)。ここでNOの場合、制御部34は、受信されたコマンドに応じた処理を実行する(S44)。一方において、S42でYESの場合、図8のS50に進む。
S50では、制御部34は、ステータス要求コマンドに含まれるステータス番号と、ステータスメモリ38に記憶されている最新の差分組合せ情報のステータス番号とを比較する。制御部34は、ステータス要求コマンドに含まれるステータス番号と最新の差分組合せ情報のステータス番号とが一致するのか否かを判断する。例えば、図2の状態のステータスメモリ38の場合、最新の差分組合せ情報107のステータス番号は「5007」である。この状況においてステータス要求コマンドに含まれるステータス番号が「5007」である場合、S50でYESと判断される。この場合、制御部34は、「OK」のレスポンスをPC50に送信する(S52)。ここでは、ステータス番号やステータス情報は送信されない。
一方において、ステータス要求コマンドに含まれるステータス番号と最新の差分組合せ情報のステータス番号とが一致しない場合、S50でNOと判断される。この場合、制御部34は、ステータス要求コマンドに含まれるステータス番号がステータスメモリ38に存在するのか否かを判断する(S54)。例えば、図2の状態のステータスメモリ38の場合、「5002」〜「5007」のステータス番号が存在する。この状況においてステータス要求コマンドに含まれるステータス番号が「5001」以下の番号である場合、S54でNOと判断される。この場合、制御部34は、ステータスメモリ38に含まれる各組合せ情報に基づいて、最新の全種類のステータス情報を導き出す(S56)。この処理は、古い組合せ情報から新しい組合せ情報に向かってステータス情報を順に変更することによって実行される。例えば、図2の例の場合、制御部34は、全種類組合せ情報102のステータス情報に含まれるインクステータス情報を差分組合せ情報103のインクステータス情報に変更することによって、新しい全種類のステータス情報を作成する。次いで、制御部34は、作成された全種類のステータス情報に含まれるカバーステータス情報を差分組合せ情報104のカバーステータス情報に変更することによって、新しい全種類のステータス情報を作成する。制御部34は、この処理を最新の差分組合せ情報107まで繰り返すことによって、最新の全種類のステータス情報を作成することができる。制御部34は、S56で作成された最新の全種類のステータス情報をPC50に送信する(S58)。ここでは、最新の差分組合せ情報のステータス番号(図2の例では「5007」)もPC50に送信される。
ステータス要求コマンドに含まれるステータス番号がステータスメモリ38に存在する場合、S54でYESと判断される。例えば、図3の状態のステータスメモリ38の場合、「5003」〜「5008」のステータス番号が存在する。この状況においてステータス要求コマンドに含まれるステータス番号が「5003」〜「5007」のいずれかである場合、S54でYESと判断される。なお、ステータス要求コマンドに含まれるステータス番号が「5008」である場合は、S50でYESと判断されており、S54が実行されない。S54でYESの場合、制御部34は、ステータス要求コマンドに含まれるステータス番号がステータスメモリ38に記憶された時点での全種類のステータス情報を導き出す(S62)。例えば、図3の状態のステータスメモリ38が存在する状況においてステータス要求コマンドに含まれるステータス番号が「5007」である場合、制御部34は、ステータスメモリ38に含まれる組合せ情報103〜107に基づいて、全種類のステータス情報を導き出す。この例の場合、「C90,M90,Y90,K100」のインクステータス情報と、「カバークローズ」のカバーステータス情報と、「A4,ハガキ」の用紙ステータス情報と、「両面印刷」の両面印刷ステータス情報とが導き出される。
次いで、制御部34は、最新の全種類のステータス情報を導き出す(S64)。例えば、図3の状態のステータスメモリ38の場合、制御部34は、ステータスメモリ38に含まれる全ての組合せ情報103〜108に基づいて、最新の全種類のステータス情報を導き出す。この例の場合、「C90,M90,Y90,K100」のインクステータス情報と、「カバーオープン」のカバーステータス情報と、「A4,ハガキ」の用紙ステータス情報と、「両面印刷」の両面印刷ステータス情報とが導き出される。続いて、制御部34は、S62で作成された全種類のステータス情報とS64で作成された全種類のステータス情報とが一致するのか否かを判断する(S66)。上記の例の場合、S62で作成されたステータス情報ではカバーステータス情報が「カバークローズ」であり、S64で作成されたステータス情報ではカバーステータス情報が「カバーオープン」である。この場合、S66でNOと判断される。この場合、制御部34は、S62で作成された全種類のステータス情報とS64で作成された全種類のステータス情報との差分(S64で作成された全種類のステータス情報にプライオリティがある)のステータス情報をPC50に送信する(S68)。上記の例の場合、「カバーオープン」のカバーステータス情報がPC50に送信される。ここでは、他の種類のステータス情報は送信されない。なお、S68では、最新の差分組合せ情報のステータス番号(図3の例では「5008」)もPC50に送信される。一方において、S66でYESの場合、制御部34は、最新の差分組合せ情報のステータス番号(図3の例では「5008」)をPC50に送信する(S70)。ここでは、ステータス情報は送信されない。
上記の実施例によると、プリンタ10のステータスが変化する毎にステータスメモリ38の記憶内容が更新される。プリンタ10のステータスが変化していないにもかかわらず、ステータスメモリ38の記憶内容が更新されることはない。ステータスメモリ38は、6個の組合せ情報を累積的に記憶することができる。ステータスメモリ38では、1個の全種類組合せ情報以外は、ステータスが変化した種類の変化後のステータス情報のみを含む差分組合せ情報が記憶される。このために、ステータスメモリ38の記憶容量は少なくて済む。
PC50は、過去に受信された最新のステータス番号を記憶している。PC50は、このステータス番号をプリンタ10に送信する(図6のS12)。この場合、プリンタ10は、受信されたステータス番号と最新の差分組合せ情報に含まれるステータス番号とが一致するのか否かを判断する(図8のS50)。受信されたステータス番号と最新の差分組合せ情報に含まれるステータス番号が一致しない場合、プリンタ10は、最新の組合せ情報(全種類のステータス情報又はそれより少ない種類のステータス情報)をPC50に送信する(図8のS58,S68)。PC50は、最新のステータス情報を取得することができ、最新のステータス情報を表示することができる。ユーザは、プリンタ10の最新のステータス情報を知ることができる。なお、受信されたステータス番号と最新の差分組合せ情報に含まれるステータス番号が一致しない場合であっても、PC50が現在記憶しているステータス情報がプリンタ10の最新のステータス情報に一致する場合は、プリンタ10からPC50にステータス情報が送信されない(最新のステータス番号のみが送信される;図8のS70)。このために、プリンタ10とPC50の間のネットワークの通信負荷を低減させることができる。
プリンタ10のステータスメモリ38が更新されていない状態でPC50からプリンタ10にステータス番号が送信されると、プリンタ10では、受信されたステータス番号と最新の差分組合せ情報に含まれるステータス番号とが一致すると判断される。この場合、「OK」のレスポンスのみがPC50に送信され、ステータス番号やステータス情報がPC50に送信されることが禁止される。このために、プリンタ10からPC50に不要なステータス情報が送信されない。本実施例のプリンタシステム2を利用すると、プリンタ10からPC50に不要なステータス情報が送信される事象が発生しない。プリンタ10とPC50の間のネットワークの通信負荷を低減させることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)ステータスメモリ38は、1個の最新の組合せ情報(全種類のステータス情報を含む)のみを記憶するようにしてもよい。この場合、図8のS50でNOと判断されると、プリンタ10は、ステータスメモリ38に記憶されている最新の組合せ情報をPC50に送信する。この場合、図8のS54以降の処理は実行されない。なお、この場合、PC50は、ステータス情報を継続して記憶しなくてもよい(ステータス番号のみを記憶していてもよい)。
(2)ステータスメモリ38に記憶されている全ての組合せ情報のそれぞれが、全種類のステータス情報を含むようにしてもよい。例えば、図2の例の場合、組合せ情報103は、インクステータス情報のみならず、他の3種類のステータス情報(これらは組合せ情報102から得られる)を含むようにしてもよい。
(3)上記の実施例では、プリンタ10は、ステータスが変化することをトリガとしてステータスメモリ38の記憶内容を更新する。しかしながら、プリンタ10は、他の条件をトリガとしてステータスメモリ38の記憶内容を更新してもよい。例えば、所定時間毎にステータスメモリ38の記憶内容を更新してもよい。この場合、プリンタ10は、前回の更新からステータスが変化していない場合に、ステータスメモリ38の記憶内容を更新しないようにしてもよい。
(4)上記の実施例では、プリンタ10のステータス情報として、インクステータス情報とカバーステータス情報と用紙ステータス情報と両面印刷ステータス情報を採用している。しかしながら、これら以外のステータス情報を採用してもよい。例えば、印刷枚数に関するステータス情報、ペーパージャムの有無に関するステータス情報、メンテナンス回数に関するステータス情報等を採用してもよい。また、例えば、プリンタ10を何台のPCがデフォルトプリンタとして設定しているのかを示すステータス情報を採用してもよい。他にも様々なステータス情報を採用することができる。
(5)上記の実施例では、プリンタ10のステータスをPC50のユーザに提供するためのプリンタシステム2が構築されている。しかしながら、複数のプリンタ10のステータスを管理装置(PC)が管理するシステムにも、上記の実施例の技術を採用することができる。例えば、管理装置は、複数のプリンタのそれぞれについて、プリンタを特定するID(例えばMACアドレス)とステータス番号とを対応づけて記憶している。管理装置は、所定時間毎に、各プリンタに向けてそのプリンタに対応づけられているステータス番号を送信する。これにより、管理装置は、各プリンタの最新のステータスを取得することができる。
(6)各組合せ情報のステータス番号は、ランダムに決定されるものであってもよい(ただし同じ番号は使用しない方が好ましい)。各組合せ情報の記憶順序をプリンタ10が特定することができるのであれば(例えば各組合せ情報の並んでいる順序によって記憶順序を特定することができる)、この手法を採用してもよい。また、ステータス番号の代わりに、他の形式の識別情報(例えばアルファベット等)を利用してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
プリンタシステムの構成を示す。 ステータスメモリの記憶内容の一例を示す。 ステータスメモリの記憶内容の一例を示す。 PCのメモリの記憶内容の一例を示す。 プリンタプロパティウィンドウの一例を示す。 PCが実行するフローチャートを示す。 プリンタが実行するフローチャートを示す。 図7の続きのフローチャートを示す。
符号の説明
10:プリンタ
34:制御部
38:ステータスメモリ
50:PC
56:メモリ
58:表示部

Claims (8)

  1. 第1通信装置と、その第1通信装置に通信可能に接続されている第2通信装置とを備える通信システムであり、
    第1通信装置は、
    識別情報を記憶する第1記憶手段と、
    第1記憶手段に記憶されている識別情報を第2通信装置に送信する第1送信手段と、
    第2通信装置から送信された組合せ情報を受信する第1受信手段と、
    第1受信手段によって受信された組合せ情報に含まれるステータス情報を出力する情報出力手段と、
    第1受信手段によって受信された組合せ情報に含まれる識別情報が記憶されるように、第1記憶手段の記憶内容を更新する第1更新手段とを有し、
    第2通信装置は、
    第2通信装置のステータスに関するステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    ステータス情報と識別情報とを含む組合せ情報を記憶する第2記憶手段と、
    ステータス情報取得手段によって取得された最新のステータス情報と新たな識別情報とを含む最新の組合せ情報が記憶されるように、第2記憶手段の記憶内容を更新する第2更新手段と、
    第1通信装置から送信された識別情報を受信する第2受信手段と、
    第2受信手段によって受信された識別情報が第2記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断する判断手段と、
    受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報を第1通信装置に送信する第2送信手段と、
    受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致すると判断手段によって判断された場合に、第2送信手段が組合せ情報を第1通信装置に送信することを禁止する送信制御手段とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. ステータス情報取得手段は、ステータスが変化した場合に、変化後のステータス情報を取得し、
    第2更新手段は、変化後のステータス情報がステータス情報取得手段によって取得される毎に、第2記憶手段の記憶内容を更新する
    ことを特徴とする請求項1の通信システム。
  3. ステータス情報取得手段は、複数種類のステータスのそれぞれについてステータス情報を取得し、
    第2記憶手段は、全ての種類のステータス情報と識別情報とを含む全種類組合せ情報と、1種類のステータス情報と識別情報とを含む差分組合せ情報とを記憶することが可能であり、
    第2更新手段は、前記複数種類のステータスのいずれかについて変化後のステータス情報がステータス情報取得手段によって取得される毎に、変化した種類の変化後のステータス情報と新たな識別情報とを含む差分組合せ情報を第2記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項2の通信システム。
  4. 第2記憶手段は、1個の全種類組合せ情報と複数個の差分組合せ情報とを記憶することが可能であり、
    第2更新手段は、前記複数種類のステータスのいずれかについて変化後のステータス情報がステータス情報取得手段によって取得される毎に、
    (1)第2記憶手段に記憶されている全種類組合せ情報と最も古い差分組合せ情報とに基づいて、全ての種類のステータス情報と、当該最も古い差分組合せ情報に含まれる識別情報とを含む新しい全種類組合せ情報を作成し、
    (2)第2記憶手段に記憶されている全種類組合せ情報と前記最も古い差分組合せ情報とを第2記憶手段から消去し、
    (3)上記(1)で作成された新しい全種類組合せ情報を第2記憶手段に記憶させ、
    (4)変化した種類の変化後のステータス情報と新たな識別情報とを含む差分組合せ情報を第2記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項3の通信システム。
  5. 判断手段は、受信された識別情報が第2記憶手段に記憶されている最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断し、
    第2通信装置は、受信された識別情報が最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、当該受信された識別情報を含む差分組合せ情報が第2記憶手段に記憶されてから当該最新の差分組合せ情報が第2記憶手段に記憶されるまでの間に変化した種類の変化後のステータス情報を特定する特定手段をさらに有し、
    第2送信手段は、受信された識別情報が最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、特定手段で特定されたステータス情報と、当該最新の差分組合せ情報に含まれる識別情報とを含む組合せ情報を第1通信装置に送信する
    ことを特徴とする請求項4の通信システム。
  6. 第1通信装置と、その第1通信装置に通信可能に接続されている第2通信装置とを備える通信システムであり、
    第1通信装置は、
    識別情報を記憶する第1記憶手段と、
    第1記憶手段に記憶されている識別情報を第2通信装置に送信する第1送信手段と、
    第2通信装置から送信された組合せ情報を受信する第1受信手段と、
    第1受信手段によって受信された組合せ情報に含まれるステータス情報を出力する情報出力手段と、
    第1受信手段によって受信された組合せ情報に含まれる識別情報が記憶されるように、第1記憶手段の記憶内容を更新する第1更新手段とを有し、
    第2通信装置は、
    第2通信装置のステータスに関するステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    ステータス情報と識別情報とを含む複数個の組合せ情報を記憶する第2記憶手段と、
    ステータス情報取得手段によって取得された最新のステータス情報と新たな識別情報とを含む最新の組合せ情報が記憶されるように、第2記憶手段の記憶内容を更新する第2更新手段と、
    第1通信装置から送信された識別情報を受信する第2受信手段と、
    第2受信手段によって受信された識別情報が第2記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断する識別情報判断手段と、
    第2受信手段によって受信された識別情報に対応するステータス情報が第2記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するのか否かを判断するステータス判断手段と、
    受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致しないとステータス判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報を第1通信装置に送信する第2送信手段と、
    受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するとステータス判断手段によって判断された場合に、第2送信手段が組合せ情報を第1通信装置に送信することを禁止する送信制御手段とを有し、
    第2送信手段は、受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと識別情報判断手段によって判断され、かつ、受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するとステータス判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報に含まれる識別情報のみを第1通信装置に送信し、
    第1受信手段は、第2通信装置から送信された識別情報を受信し、
    第1更新手段は、第1受信手段によって受信された識別情報が記憶されるように、第1記憶手段の記憶内容を更新する
    ことを特徴とする通信システム。
  7. 別の通信装置に通信可能に接続される通信装置であり、
    自身のステータスに関するステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    ステータス情報と識別情報とを含む組合せ情報を記憶する記憶手段と、
    ステータス情報取得手段によって取得された最新のステータス情報と新たな識別情報とを含む最新の組合せ情報が記憶されるように、記憶手段の記憶内容を更新する更新手段と、
    前記別の通信装置から送信された識別情報を受信する受信手段と、
    受信手段によって受信された識別情報が記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断する判断手段と、
    受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報を前記別の通信装置に送信する送信手段と、
    受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致すると判断手段によって判断された場合に、送信手段が組合せ情報を前記別の通信装置に送信することを禁止する送信制御手段と
    を備える通信装置。
  8. 別の通信装置に通信可能に接続される通信装置であり、
    自身のステータスに関するステータス情報を取得するステータス情報取得手段と、
    ステータス情報と識別情報とを含む複数個の組合せ情報を記憶する記憶手段と、
    ステータス情報取得手段によって取得された最新のステータス情報と新たな識別情報とを含む最新の組合せ情報が記憶されるように、記憶手段の記憶内容を更新する更新手段と、
    前記別の通信装置から送信された識別情報を受信する受信手段と、
    受信手段によって受信された識別情報が記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致するのか否かを判断する識別情報判断手段と、
    受信手段によって受信された識別情報に対応するステータス情報が記憶手段に記憶されている最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するのか否かを判断するステータス判断手段と、
    受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致しないとステータス判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報を前記別の通信装置に送信する送信手段と、
    受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するとステータス判断手段によって判断された場合に、送信手段が組合せ情報を前記別の通信装置に送信することを禁止する送信制御手段と
    を備え
    送信手段は、受信された識別情報が最新の組合せ情報に含まれる識別情報に一致しないと識別情報判断手段によって判断され、かつ、受信された識別情報に対応するステータス情報が最新の組合せ情報に含まれるステータス情報に一致するとステータス判断手段によって判断された場合に、当該最新の組合せ情報に含まれる識別情報のみを前記別の通信装置に送信する
    ことを特徴とする通信装置。
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