JP4957825B2 - 撮像装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラや撮像機能を有する携帯電話などの撮像装置、及びプログラムに関する。
デジタルカメラや、撮像機能を有する携帯電話などにおいては、撮像画角の限界はレンズの焦点距離、撮像素子のサイズなど、装置本体が備えるハードスペックに依存している。
したがって、パノラマ撮影など、ハードスペックを越えるような広角画像を取得する場合は、一定方向に撮像装置を動かしながら連写し、得られた複数の画像を合成することで広角画像を生成する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−027312号公報
しかしながら、上述した特許文献1の場合、一方向に画角を広げるケースにおいては有効だが、二方向に広げるような広角画像を生成しようとすると、連写中にどの方向を撮影すべきなのかの把握が困難であり、且つ、連写によって得られた全ての画像を記録しなければならず、パノラマ合成に不適切な画像あったとしても記録する必要があり、たくさんのメモリ容量が必要になるという問題があった。
そこで本発明は、容易に、かつ効率的に広角画像の生成に必要な画像を得ることができる撮像装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明は、第1の画角で撮像する撮像手段と、前記撮像手段により所定の周期で連続した撮像を行う撮像制御手段と、前記撮像制御手段による複数回の撮像によって得られた複数の画像を合成することにより前記第1の画角よりも広い第2の画角の画像を生成するために、前記第1の画角で撮像すべき複数の領域を設定する設定手段と、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、前記設定手段により設定された複数の領域のいずれかに適した撮像画像であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、適した撮像画像であると判断された場合に、該当領域に対応付けて、その撮像画像を記録手段に記録する記録制御手段と、を備え、前記判断手段は、既に記録手段に記録された撮像画像が存在する場合に、更に前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、該既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域により適した撮像画像であるか否かを判断することを特徴とする撮像装置である。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1に記載の撮像装置において、前記記録手段は、前記判断手段によって、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域により適した撮像画像であると判断された場合に、既に記録された撮像画像を、より適した撮像画像に更新しながら記録する、ことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項2に記載の撮像装置において、前記記録手段は、前記判断手段により、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域に、適していない撮像画像であると判断された場合に、該適していない撮像画像を破棄する、ことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置において、表示手段と、前記設定手段により設定された複数の領域を示す情報を、前記表示手段に表示する第1の表示制御手段とを更に備えることを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項4に記載の撮像装置において、前記第1の表示制御手段は、前記複数の領域のうち、いずれか1つの領域を示す情報として目印を表示し、該目印に対応する領域に対して、前記記録手段に適切な撮像画像が記録されると、前記目印を前記複数の領域のうち、前記記録手段に適切な撮像画像が記録されていない他の領域に表示する、ことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項4に記載の撮像装置において、前記第1の表示制御手段は、前記複数の領域の各々を示す情報として複数の目印を表示し、該複数の目印のいずれかに対応する領域に対して、前記記録手段に適切な撮像画像が記録されると、その領域に対応する目印の表示形態を変更する、ことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置において、前記撮像手段により順次で取り込まれる画像を、プレビュー画像として前記表示手段に表示する際に、前記基準画像の撮像位置を基準として、そのときの撮像方向に対応する位置に表示する第2の表示制御手段を更に備えることを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載の撮像装置において、前記判断手段は、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、前記設定手段により設定された複数の領域と略一致する領域を撮像した撮像画像であるか否かに基づいて、前記設定手段により設定された複数の領域のいずれかに適した撮像画像であるか否かを判断することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の撮像装置において、前記記録手段に記録された最も適切な複数の撮像画像を、合成して前記第1の画角よりも広い第2の画角の合成画像を生成する合成手段を更に備えたことを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項10記載の発明は、第1の画角で撮像する撮像手段と画像を記録するメモリを備える撮像装置のコンピュータを、前記撮像手段により所定の周期で連続した撮像を行う撮像制御手段と、前記撮像制御手段による複数回の撮像によって得られた複数の画像を合成することにより前記第1の画角よりも広い第2の画角の画像を生成するために、前記第1の画角で撮像すべき複数の領域を設定する設定手段と、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、前記設定手段により設定された複数の領域のいずれかに適した撮像画像であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記複数の領域のいずれかに適した撮像画像であると判断された場合に、該当領域に対応付けて、その撮像画像を前記メモリに記録する記録制御手段として機能させ、前記判断手段は、既に前記メモリに記録され画像が存在する場合に、更に前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域により適した撮像画像であるか否かを判断するように機能させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、容易に、かつ効率的に広角画像の生成に必要な画像を得ることができるという利点が得られる。
本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラ1の広角撮像モードを説明するための概念図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラ1における、レンズの画角と広角撮像モードで得られる合成画像との関係を示す概念図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラ1の広角撮像モードにおけるユーザ操作を説明するための模式図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作、及び画像表示部の表示例を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を示す概念図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラの動作、及び画像表示部の表示例を示す模式図である。 本第3実施形態によるデジタルカメラの動作、及び画像表示部の表示例を示す模式図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラの動作、及び画像表示部の表示例を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラの動作、及び画像表示部の表示例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、デジタルカメラ1は、撮像レンズ2、レンズ駆動部3、絞り兼用シャッタ4、CCD5、TG(Timing
Generator)6、ユニット回路7、画像処理部8、CPU11、DRAM12、メモリ13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、キー入力部16、カードI/F17、及びメモリ・カード18を備えている。
撮像レンズ2は、フォーカスレンズ、ズームレンズなどを含み、レンズ駆動部3が接続されている。レンズ駆動部3は、撮像レンズ2を構成するフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるモータと、CPU11からの制御信号に従ってフォーカスモータ、ズームモータを駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU11から送られてくる制御信号に従って絞り4を動作させる。該絞り4は、撮像レンズ2から入ってくる光の量を制御する。CCD(撮像素子)5は、撮像レンズ2、絞り4を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路7に出力する。また、CCD5は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号に従って駆動される。
ユニット回路7は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated
Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic
Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されている。CCD5の撮像信号は、ユニット回路7を経てデジタル信号として画像処理部8に送られる。なお、ユニット回路7は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号に従って駆動される。
画像処理部8は、ユニット回路7から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やM−JPEG形式又はMPEG形式の圧縮・伸張)の処理、複数の撮像画像を合成する処理などを行う。なお、画像処理部8は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号に従って駆動される。
CPU11は、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。特に、本第1実施形態では、CPU11は、所定の周期(時間間隔)で複数枚の画像を連写し、撮像した複数の画像を、一部が重複するように(例えば、αブレンドを用いて)合成していき、広角で撮像したような1枚の合成画像を生成すべく各部を制御する。なお、画像合成の詳細については後述する。
DRAM12は、CCD5によって撮像された後、CPU11に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU11のワーキングメモリとして使用される。メモリ13は、CPU11によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU11は、このプログラムに従って処理を行う。フラッシュメモリ14や、メモリ・カード18は、CCD5によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。
画像表示部15は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮像待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ14や、メモリ・カード23から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。また、本第1実施形態では、広角撮像モードにおいて、連写される複数の画像を順次合成した合成画像や、ユーザに対して、デジタルカメラ1の撮像方向を誘導する目印などを表示する。キー入力部16は、シャッタSW、ズームSW、モードキー、SETキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。カードI/F17には、デジタルカメラ1本体の図示しないカードスロットを介してメモリ・カード18が着脱自在に装着されている。
図2は、本第1実施形態によるデジタルカメラ1の広角撮像モードを説明するための概念図である。例えば、デジタルカメラ1で、図2に示すような景色を撮像する場合を想定する。撮像しようとする景色は、当該デジタルカメラ1の撮像系の画角Sに比べ、より広い画角を有する。したがって、一度の撮像では、所望する景色を全て撮像することができない。
なお、以下の説明では、撮像範囲や、撮像画角などを明確にするために、図2の景色を図3に示すように図式化して説明する。図3において、デジタルカメラ1の撮像系の画角Sに対して、画角S1が最終的に生成する広画角の画像のサイズ(画角)であり、その外側は、撮像されたとしても最終的な画像としては残さない領域外である。
本第1実施形態では、メモリ(DRAM12)上に画像書き込み用の配列を確保する。これを便宜上、本第1実施形態では、キャンバスと呼ぶ。本第1実施形態では、広角撮像モードにおいて撮像した最初の撮像画像を基準画像(図3の画角Sの画像に相当)とし、該基準画像の縦横を、例えば、それぞれ2倍の大きさとし(図3の撮像領域S1)、キャンバスの中心に基準画像を貼り付ける。なお、キャンバスの大きさは、縦横2倍以外でもよい。
また、基準画像は、必ずしもキャンバスの中心でなくてもよく、例えば、左上隅や、右上隅などでもよい。そして、撮像した複数の画像を、基準画像(または合成画像)と一部が重複するように位置合わせして合成し、キャンバスに上書きしていく。位置合わせの方法としては、例えば、ブロックマッチングなどの手法が考えられる。また、上書きをする場合には、投射変換などを行い、αブレンドなどの手法を用いて重ね合わせを行う方法が考えられる。
図4は、本第1実施形態によるデジタルカメラ1の広角撮像モードにおけるユーザ操作を説明するための模式図である。上述したように、一度の撮像では、所望する景色を全て撮像できないので、ユーザが、所望する景色に対して、例えば、中央部でシャッタSWを押下(半押し→全押し)すると、デジタルカメラ1では、所定の周期(時間間隔)で広画角の合成画像を得るための画像を撮像していく。ユーザは、広画角の合成画像を得るために必要とされる全ての画像を撮像するために、図示の矢印で示すように、円を描くようにデジタルカメラ1の撮像方向を変えるべく動かす必要がある。しかしながら、ユーザにとっては、どのようにデジタルカメラ1を動かしたらよいか、あるいは必要とされる画像が確実に得られているのかが分かりにくい。
また、ユーザがデジタルカメラ1の撮像方向を所望する景色を網羅するように動かしている間に、所定の周期(時間間隔)で連写するだけでは、画像が重複したり、不足したりするため、広画角の画像を合成するために必要とされる画像を得るためには、大量の画像を保存しておかなければならず、メモリ容量を圧迫してしまう。
そこで、本第1実施形態では、広画角の画像を得るために、上記キャンバスに予め複数の撮像領域を設定しておき、所定の周期(時間間隔)での連写中、設定された撮像領域に対して、より適切な画像が保存された場合に、その適切な1つの画像のみを画像合成に用いる画像として残し、それ以外の画像(最も近接した画像以外)は撮像されたとしても破棄するように動作を制御する。そして、全ての撮像領域に対する画像を撮像した後、撮像した複数の画像を、一部が重複するように合成することで広画角の画像を取得するようにしている。
このように本第1実施形態では、設定された複数の撮像領域のそれぞれに対して、最も適切な1つの画像(設定された撮像領域に最も近接した画像)のみを保存しておけばよく、大量の画像を保存しておくための容量を有するメモリを必要としない。すなわち、広画角の画像を得るための最小限のメモリ容量で実現することが可能となる。
また、設定された複数の撮像領域のそれぞれに対して、適切な1つの画像のみを保存し、それ以外を破棄するので、広画角の画像を合成するために必要となる画像が得られるまで何枚でも画像の撮像を続けることが可能となる。この結果、広画角の画像を完全に網羅する画像を得るまで撮像を続ければよいので、広画角の画像の精度を向上させることが可能となる。また、大量の画像を保存する必要がないので、1つ1つの画像をより高解像度で撮像することできるため、広画角の画像の画質を向上させることが可能となる。
また、本第1実施形態では、広角撮像モード中は、現在、デジタルカメラ1の現在の撮像方向でCCD5に結像した画像を、プレビュー画像(低解像度)として画像表示部15にスルー表示するとともに、設定された撮像領域に対してより適切な画像として保存される撮像画像(高解像度)から縮小画像(低解像度)を生成し、基準画像(または合成画像:何れも縮小画像)と一部が重複するように合成し、該縮小画像による合成画像を画像表示部15に表示するようになっている。このように、広角撮像モード中、プレビュー画像(低解像度)として画像表示部15にスルー表示するとともに、画像合成した縮小画像を画像表示部15に表示するようにしたので、ユーザは、どの方向にデジタルカメラを向けたらよいかを容易に認識することができる。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。
図5は、本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。また、図6(a)〜(d)は、本第1実施形態によるデジタルカメラの表示例を示す模式図である。また、図7(a)〜(d)は、本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を示す概念図である。
なお、以下で説明する処理が動作している間、デジタルカメラ1では、CCD5に結像した画像を、所定の時間間隔(数十フレーム/秒)で取り込み、プレビュー画像(低解像度)として画像表示部15にスルー表示している。
また、画像表示部15でのプレビュー画像の表示位置は、通常の撮像であれば、画像表示部15の中心とプレビュー画像の中心とが一致するが(撮像方向の被写体像が画像表示部の中央に表示されるが)、本第1実施形態による広角撮像モードでは、基準画像の撮像位置を基準とし、デジタルカメラ1の撮像方向に応じて、画像表示部15の画面上でのプレビュー画像の位置を移動させるようになっている。
例えば、基準画像を撮像後に、ユーザがデジタルカメラ1の撮像方向を(基準画像撮像位置に対して)右方向に移動させると、画像表示部15の画面上で、プレビュー画像も基準画像に対して右方向に移動し、ユーザが撮像方向を左方向に移動させると、プレビュー画像も基準画像に対して左方向に移動することになる。上下方向の移動の場合も同様である。以下、このようなプレビュー画像の位置制御を前提として広画角の撮像・生成について説明する。
また、連写撮像モードの初期処理として、図7(a)に示すように、広画角の画像に必要とされる必要画像枚数に応じて、予めキャンバスに撮像領域を設定する。図7(a)に示す例では、基準画像を除いて、キャンバスを8つの撮像領域R1〜R8に分割し、それぞれの撮像領域R1〜R8の中心位置(丸印)を設定する。
まず、CPU11は、シャッタSWが半押しされたか否かを判断し(ステップS10)、シャッタSWが半押しされない場合には、ステップS10を繰り返し実行する。一方、シャッタSWが半押しされると、AF(オートフォーカス)処理を実行し(ステップS12)、シャッタSWが全押しされたか否かを判断する(ステップS14)。シャッタSWが全押しされない場合には、ステップS10、S12を繰り返し実行する。
一方、シャッタSWが全押しされると、まず、1枚目の撮像画像(高解像度)を基準画像として撮像してDRAM12に保存し(ステップS16)、図6(a)に示すように、画像表示部15の中央に上記基準画像30の縮小画像を表示する(ステップS18)。
その後、ユーザは、図4に示す矢印のように、円を描くようにデジタルカメラ1の撮像方向を変えるべく動かす。例えば、ユーザが、デジタルカメラ1の撮像方向を左側に向けるように動かすと、図6(b)に示すように、プレビュー画像31も基準画像30に対して左方向に移動することになる。
次に、デジタルカメラ1では、画像(高解像度)を撮像して取り込み(ステップS20)、重ね合わせ用画像位置を計算する(ステップS22)。重ね合わせ用画像位置の計算とは、例えば、撮像画像の中心位置(座標)を算出するとともに、該撮像画像と基準画像(または合成画像)との一部が重複するように位置合わせして、該撮像画像のキャンバス内における位置(あるいは基準画像に対する相対位置)などを算出することを意味する。
次に、上記撮像画像Pの中心位置が一番近い撮像領域を特定し(ステップS24)、該撮像画像Pの中心と特定した撮像領域の中心との距離dPを算出し(ステップS26)、当該撮像領域に対して既に撮像画像が保存されているか否かを判断する(ステップS28)。そして、撮像画像がまだ保存されていない場合、すなわち、上記撮像画像Pが当該撮像領域に対して最初の撮像画像である場合には、当該撮像領域に対応させて撮像画像Pを、その距離情報dPとともにDRAM12に保存(上書き)する(ステップS32)。
例えば、図6(b)に示す状態の場合には、図7(b)に示すように、撮像画像31の中心位置は、撮像領域R1の中心に最も近いので、該撮像領域R1が一番近い領域として特定されることになる。この場合、該撮像領域R1には、撮像画像がまだ保存されていないので、該撮像領域R1に対応させて、撮像画像31が距離情報dP1とともにDRAM12に保存される。
次に、撮像画像Pを縮小し、ブランク部分に上書きする(ステップS34)。つまり、撮像画像Pと基準画像(または合成画像)との一部が重複するように合成し、キャンバスに上書きする。次に、該合成画像を画像表示部15に表示する(ステップS38)。
例えば、図6(b)に示す例では、撮像画像31と基準画像30との一部が重複するように合成され、該合成画像40が画像表示部15に表示される。
次に、連写撮像モードが終了したか否か(通常、シャッタSWが離されるなど、ユーザ操作により連写撮像モードを終了する)を判断し(ステップS40)、連写撮像モードが終了していない場合には、ステップS20に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS28において、当該撮像領域に対して撮像画像が保存されている場合には、撮像画像Pの距離dPが、保存されている撮像画像の距離dPより小さいか否かを判断する(ステップS30)。そして、撮像画像Pの距離dPが、保存されている撮像画像の距離dPより小さい場合には、保存されている撮像画像に比べ、撮像画像Pの方が当該撮像領域により近いので、すなわち、撮像画像Pの方がより適しているので、ステップS32で、当該撮像領域に対応させて、撮像画像P、距離情報dPをDRAM12に保存(上書き)する。
例えば、図6(b)に示す状態から、図6(c)に示すように、ユーザが更に左側にデジタルカメラ1の撮像方向を移動させると、撮像画像32が撮像されることになる。この場合、該撮像領域R1には、既に撮像画像31、及びその距離情報dP1が保存されている。
撮像画像32の中心と領域R1の中心との距離dP2は、既に保存されている撮像画像31の距離dP1より小さい。このため、当該撮像領域R1に対応させて、撮像画像32が距離情報dP2とともにDRAM12に保存される。すなわち、先に保存された撮像画像31、距離情報dP1に上書きされることになる。
その後、ステップS34で、撮像画像Pを縮小し、ブランク部分に上書き、つまり、撮像画像Pと基準画像(または合成画像)との一部が重複するように合成し、ステップS38で、該合成画像を画像表示部15に表示する。図6(c)に示す例では、上記撮像画像32と基準画像30との一部が重複するように合成され、合成画像41が画像表示部15に表示される。そして、連写撮像モードが終了していない場合には、ステップS20に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、撮像画像Pの距離dPが既に保存されている撮像画像の距離dPより大きい場合(ステップS30のNO)には、保存されている撮像画像に比べ撮像画像Pは適していないと判断し、当該撮像画像P、距離情報dPを破棄する(ステップS36)。したがって、この場合、既に保存されている撮像画像がDRAM12にそのまま残ることになる。その後、ステップS38で、合成画像を画像表示部15に表示し、連写撮像モードが終了していない場合には、ステップS20に戻り、上述した処理を繰り返す。
例えば、図6(c)に示す状態から、図6(d)に示すように、ユーザが右側にデジタルカメラ1の撮像方向を移動させると、撮像画像33が撮像されることになる。この場合、既に撮像画像32が保存されており、図7(d)に示すように、撮像画像33の距離dP3は、該撮像画像32の距離dP2より大であるので、撮像画像33、及びその距離情報dP3は破棄され、既に保存されている撮像画像32が撮像領域R1の画像としてそのままDRAM12に残ることになる。
その後、全ての撮像領域R1〜R8に対して同様の処理が繰り返される。そして、ユーザ指示により連写撮像モードが終了すると、撮像領域毎に保存した複数の撮像画像を、一部が重複するように位置合わせして合成し、最終的に、図2に示すような広画角の画像を生成する(ステップS42)。
上述した第1実施形態によれば、キャンバスに予め複数の撮像領域を設定しておき、所定の周期(時間間隔)での連写中、設定された撮像領域のそれぞれに対して、より適切な1つの撮像画像のみを画像合成に用いる画像として残すように更新記録を繰り返し、それ以外の画像(最も近接した画像以外)は撮像されたとしても破棄するようにしたので、メモリ容量を圧迫することなく、すなわち、広画角の画像を得るための最小限のメモリ容量で、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる複数の画像を効率的に撮像することができる。
また、設定された撮像領域のそれぞれに対して、1つの撮像画像のみを保存し、それ以外を破棄するので、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる画像が得られるまで何枚でも画像の撮像を続けることができる。この結果、広画角の画像の精度を向上させることができるとともに、より高解像度で撮像することできるので、広画角の画像の画質を向上させることができる。
また、本第1実施形態では、広角撮像モード中は、リアルタイムで、現在、デジタルカメラ1の現在の撮像方向でCCD5に結像した画像を、プレビュー画像(低解像度)として画像表示部15にスルー表示するとともに、画像合成した縮小画像を画像表示部15に表示するようにしたので、ユーザは、次にどの方向にデジタルカメラ1を向けたらよいかが容易に確認することができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態では、広角撮像モードにおいて、ユーザによりシャッタSWを押下されると、デジタルカメラ1をどちらの方向に向けたらよいかを示す目印を画像表示部15に表示することで、ユーザに対してデジタルカメラ1の撮像方向を誘導するようになっている。
より具体的には、予めキャンバスのブランク部分を複数の撮像領域に分割し、広角撮像モード中は、所定の順番で、分割した撮像領域の中心位置に目印(例えば、白色)を表示するとともに、デジタルカメラ1が向いている方向のプレビュー画像の中心に中心位置を示す目印(例えば、黄色)を表示する。
ユーザは、プレビュー画像の中心に表示されている中心位置を示す目印(例えば、黄色)を、撮像領域の中心に表示されている目印(例えば、白色)に近づけるように、デジタルカメラ1の撮像方向を移動させればよい。
デジタルカメラ1では、前述した第1実施形態と同様に、広角撮像モードでは、所定の周期(時間間隔)で連写しているが、設定された撮像領域に対して、より近い1つの画像のみを画像合成に用いる画像として残し、それ以外の画像(最近接画像以外)は撮像されたとしても破棄する。
そして、ある撮像領域において、該撮像領域の中心と保存された撮像画像の中心との距離が所定の閾値以下になった場合には、その撮像領域に対する撮像画像が得られたと判断し、次の撮像領域の中心に目印を移動表示する。これを全ての撮像領域に対して、順次、行うことにより、広画角の画像を生成するために必要とされる複数の撮像画像(高画質画像)を保存していく。なお、デジタルカメラ1の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。
図8、及び図9は、本第2実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。また、図10(a)〜(d)は、本第2実施形態によるデジタルカメラの動作、及び画像表示部の表示例を示す模式図である。
まず、CPU11は、シャッタSWが半押しされたか否かを判断し(ステップS50)、シャッタSWが半押しされない場合には、ステップS50を繰り返し実行する。一方、シャッタSWが半押しされると、AF(オートフォーカス)処理を実行し(ステップS52)、シャッタSWが全押しされたか否かを判断する(ステップS54)。シャッタSWが全押しされない場合には、ステップS50、S52を繰り返し実行する。
一方、シャッタSWが全押しされると、まず、1枚目の撮像画像(高解像度)を基準画像として撮像してDRAM12に保存し(ステップS56)、図10(a)に示すように、画像表示部15の中央に上記基準画像の縮小画像30を表示する(ステップS58)。次に、CPU11は、予め設定した複数の撮像領域のうち、いずれか1つの撮像領域を目標の撮像領域として設定し(ステップS60)、画像表示部15に目標の撮像領域Riを示す目印Mi(i=1、2、…、8)を表示する(ステップS62)。
次に、デジタルカメラ1では、画像を撮像して取り込み(ステップS64)、重ね合わせ用画像位置を計算する(ステップS66)。重ね合わせ用画像位置の計算とは、例えば、撮像画像の中心位置(座標)を算出するとともに、該撮像画像と基準画像(または合成画像)との一部が重複するように位置合わせして、該撮像画像のキャンバス内における位置(あるいは基準画像に対する相対位置)などを算出することを意味する。
次に、図10(a)、(b)に示すように、撮像画像の中心に目印CMを表示する(ステップS68)。ユーザは、現在スルー表示されているプレビュー画像の中心を示す目印MCが目印M1の方向に近づくように、デジタルカメラ1の撮像方向を移動させる。ユーザがデジタルカメラ1の撮像方向を目印M1の方向(左方向)に移動させると、図10(b)に示すように、プレビュー画像31も基準画像30に対して左方向に移動することになる。
次に、上記撮像画像Pの中心位置が一番近い撮像領域を特定し(ステップS70)、撮像画像Pの中心と特定した撮像領域の中心との距離dPを算出し(ステップS72)、当該領域に対して既に撮像画像が保存されているか否かを判断する(ステップS74)。そして、まだ、撮像画像が保存されていない場合、すなわち、上記撮像画像Pが当該撮像領域に対して最初の撮像画像である場合には、当該撮像領域に対応させて撮像画像Pを、その距離情報dPとともにDRAM12に保存(上書き)する(ステップS78)。
例えば、図10(b)に示すように、撮像画像31の中心位置は、撮像領域R1の中心(画像表示部15上では目印M1)に最も近いので、撮像領域R1が一番近い撮像領域として特定されることになる。この場合、まだ、撮像画像が保存されていないので、当該撮像領域R1に対応させて、撮像画像31が距離情報dP1とともにDRAM12に保存される。
次に、撮像画像を縮小し、ブランク部分に上書きする(ステップS80)。つまり、撮像画像Pと基準画像(または合成画像)との一部が重複するように合成し、キャンバスに上書きする。次に、該合成画像を画像表示部15に表示する(ステップS84)。例えば、図10(b)に示す例では、撮像画像31と基準画像30との一部が重複するように合成され、該合成画像40が画像表示部15に表示される。
次に、撮像画像Pの距離dPが所定の閾値以下であるか否を判断する(ステップS86)。そして、撮像画像Pの距離dPが所定の閾値より大である場合には、当該領域に対してより適切な画像が撮像される可能性があるので、ステップS64に戻り、次の撮像画像に対して、上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS74において、当該領域に対して撮像画像が保存されている場合には、撮像画像Pの距離dPが、保存されている撮像画像の距離dPより小さいか否かを判断する(ステップS76)。そして、撮像画像Pの距離dPが、保存されている撮像画像の距離dPより小さい場合には、保存されている画像に比べ、撮像画像Pがより適切な画像であるので、ステップS78で、当該撮像領域に対応させて、撮像画像P、距離情報dPをDRAM12に保存(上書き)する。
例えば、図10(b)に示す状態から、図10(c)に示すように、ユーザが更に左側にデジタルカメラ1の撮像方向を移動させると、撮像画像32が撮像されることになる。この場合、目印M1に対応する該撮像領域R1には、既に撮像画像31、及びその距離情報dP1が保存されている。
撮像画像32の中心と撮像領域R1の中心との距離dP2は、既に保存されている撮像画像31の距離dP1より小さい。このため、撮像画像32の方が、保存されている撮像画像31に比べ、より適切であると判断され、当該撮像領域R1に対応させて、撮像画像32が距離情報dP2とともにDRAM12に保存される。すなわち、先に保存された撮像画像31、距離情報dP1に上書きされることになる。
その後、ステップS80で、撮像画像Pを縮小し、撮像画像Pと基準画像(または合成画像)との一部が重複するように合成し、ステップS84で、該合成画像を画像表示部15に表示する。図10(c)に示す例では、上記撮像画像32と基準画像30との一部が重複するように合成され、合成画像41が画像表示部15に表示される。
一方、撮像画像Pの距離dPが既に保存されている撮像画像の距離dPより大きい場合には、当該撮像画像P、距離情報dPを破棄する(ステップS82)。この場合、既に保存されている撮像画像がDRAM12にそのまま残ることになる。その後、ステップS84で、合成画像を画像表示部15に表示する。
また、上述した連写中に、保存された撮像画像の距離dPが所定の閾値以下であるか否かを判断する(ステップS86)。そして、撮像画像の距離dPが所定の閾値以下になると、当該撮像領域に対しては、十分に適切な撮像画像が保存されたと判断し、必要画像全てを取得したか否かを判断する(ステップS88)。そして、必要画像全てを取得していない場合には、ステップS60に戻り、図10(d)に示すように、複数の撮像領域のうち、次の撮像領域R2を目標領域として設定し、ステップS62で、該撮像領域を示す目印M2を画像表示部15に表示する。以下、撮像領域R2(目印M2)に対して同様の処理を繰り返す。
そして、必要画像全てを取得すると、撮像領域毎に保存した複数の撮像画像を、一部が重複するように位置合わせして合成し、最終的に、図2に示すような広画角の画像を生成する(ステップS90)。
上述した第2実施形態によれば、キャンバスに予め複数の撮像領域を設定しておき、所定の周期(時間間隔)での連写中、設定された撮像領域に対して、より適切な1つの画像のみを画像合成に用いる画像として残し、それ以外の画像(最も近接した画像以外)は撮像されたとしても破棄するようにしたので、メモリ容量を圧迫することなく、すなわち、広画角の画像を得るための最小限のメモリ容量で、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる複数の画像を効率的に撮像することができる。
また、ある設定された撮像領域に対しては、1つの画像のみを保存し、それ以外を破棄するので、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる画像が得られるまで何枚でも画像の撮像を続けることができる。この結果、広画角の画像の精度を向上させることができるとともに、より高解像度で撮像することできるので、広画角の画像の画質を向上させることができる。
また、広角撮像モード中は、リアルタイムで、合成画像を画像表示部15に表示するとともに、撮像すべき領域を示す目印Mを表示するようにしたので、ユーザは、目印Mを追いかけるようにデジタルカメラ1を動かせば、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる複数の画像を、容易に、かつ効率的に撮像することができ、広画角の画像を容易に生成することができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本第3実施形態では、予めキャンバスのブランク部分を複数の撮像領域に分割し、広角撮像モード中は、各撮像領域の中心位置に、予め複数の目印(例えば、白色)を画像表示部15に表示するとともに、デジタルカメラ1が向いている方向のプレビュー画像の中心に中心位置を示す目印(例えば、黄色)を表示する。
ユーザは、プレビュー画像の中心に表示されている中心位置を示す目印(例えば、黄色)を、撮像領域の中心位置に表示されている目印(例えば、白色)に近づけるように、デジタルカメラ1の撮像方向を順次移動させればよい。
デジタルカメラ1では、前述した第1、2実施形態と同様に、広角撮像モードでは、所定の周期(時間間隔)で連写しているが、設定された撮像領域に対して、より適切な1つの画像のみを画像合成に用いる画像として残し、それ以外の画像(最も近接した画像以外)は撮像されたとしても破棄する。
そして、ある撮像領域において、該撮像領域の中心と保存された撮像画像の中心との距離dPが所定の閾値以下になった場合には、その撮像領域に対する撮像画像が得られたと判断し、その撮像領域の中心を示す目印の色を変更する。これを全ての撮像領域に対して、順次、行うことにより、広画角の画像を生成するために必要とされる複数の撮像画像(高画質画像)を保存していく。なお、デジタルカメラ1の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。
図11、及び図12は、本第3実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。図13(a)〜(d)は、本第3実施形態によるデジタルカメラ1の動作、及び画像表示部の表示例を示す模式図である。
まず、CPU11は、シャッタSWが半押しされたか否かを判断し(ステップS100)、シャッタSWが半押しされない場合には、ステップS100を繰り返し実行する。一方、シャッタSWが半押しされると、AF(オートフォーカス)処理を実行し(ステップS102)、シャッタSWが全押しされたか否かを判断する(ステップS104)。シャッタSWが全押しされない場合には、ステップS100、S102を繰り返し実行する。
一方、シャッタSWが全押しされると、まず、1枚目の撮像画像(高解像度)を基準画像として撮像して保存し(ステップS106)、図13(a)に示すように、画像表示部15の中央に上記基準画像の縮小画像を表示する(ステップS108)。次に、CPU11は、図13(a)に示すように、予め設定した複数の撮像領域を示す目印M1〜M8(例えば、白色)を表示する(ステップS110)。
次に、デジタルカメラ1では、画像を撮像して取り込み(ステップS112)、重ね合わせ用画像位置を計算する(ステップS114)。重ね合わせ用画像位置の計算とは、例えば、撮像画像の中心位置(座標)を算出するとともに、該撮像画像と基準画像(または合成画像)との一部が重複するように位置合わせして、該撮像画像のキャンバス内における位置(あるいは基準画像に対する相対位置)などを算出することを意味する。
次に、図13(a)、(b)に示すように、撮像画像の中心に目印(例えば、黄色)CMを表示する(ステップS116)。ユーザは、目印M1〜M8を確認すると、例えば、現在スルー表示されているプレビュー画像の中心を示す目印MCが目印M1の方向に近づくように、デジタルカメラ1の撮像方向を移動させる。ユーザがデジタルカメラ1の撮像方向を目印M1の方向(左方向)に移動させると、図13(b)に示すように、プレビュー画像31も基準画像30に対して左方向に移動することになる。
次に、上記撮像画像Pの中心位置が一番近い撮像領域を特定し(ステップS118)、撮像画像Pの中心と特定した撮像領域の中心との距離dPを算出し(ステップS120)、当該撮像領域に対して既に撮像画像が保存されているか否かを判断する(ステップS122)。そして、まだ、撮像画像が保存されていない場合、すなわち、上記撮像画像Pが当該撮像領域に対して最初の撮像画像の場合には、当該撮像領域に対応させて撮像画像Pを、その距離情報dPとともにDRAM12に保存(上書き)する(ステップS126)。
例えば、図13(b)に示すように、撮像画像31の中心位置は、撮像領域R1の中心(画像表示部15上では目印M1)に最も近いので、撮像領域R1が一番近い撮像領域として特定されることになる。この場合、まだ、撮像画像が保存されていないので、当該撮像領域R1に対応させて、撮像画像31が距離情報dP1とともにDRAM12に保存される。
次に、撮像画像Pを縮小し、ブランク部分に上書きする(ステップS128)。つまり、撮像画像Pと基準画像(または合成画像)との一部が重複するように合成し、キャンバスに上書きする。次に、該合成画像を画像表示部15に表示する(ステップS132)。
例えば、図13(b)に示す例では、撮像画像31と基準画像30との一部が重複するように合成され、該合成画像40が画像表示部15に表示される。
次に、撮像画像Pの距離dPが所定の閾値以下であるか否を判断する(ステップS134)。そして、撮像画像Pの距離dPが所定の閾値より大である場合には、当該撮像領域に対してより適切な画像が撮像される可能性があるので、ステップS112に戻り、次の撮像画像に対して、上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS122において、当該撮像領域に対して撮像画像が保存されている場合には、撮像画像Pの距離dPが、保存されている撮像画像の距離dPより小さいか否かを判断する(ステップS124)。そして、撮像画像Pの距離dPが、保存されている撮像画像の距離dPより小さい場合には、保存されている画像に比べ、撮像画像Pの方がより適切な画像であるので、ステップS126で、当該撮像領域に対応させて、撮像画像P、距離情報dPをDRAM12に保存(上書き)する。
一方、撮像画像Pの距離dPが既に保存されている撮像画像の距離dPより大きい場合には、当該撮像画像P、距離情報dPを破棄する(ステップS130)。この場合、既に保存されている撮像画像がDRAM12にそのまま残ることになる。その後、ステップS132で、合成画像を画像表示部15に表示する。
また、保存された撮像画像の距離dPが所定の閾値以下になると、当該撮像領域に対して十分に適切な画像が保存されたと判断し、該当撮像領域を示す目印Miの色を緑色に変更し(ステップS136)、必要画像全てを取得したか否かを判断する(ステップS138)。図13(c)に示す例では、撮像領域R1を示す目印M1を緑色に変更する。そして、必要画像全てを取得していない場合には、ステップS112に戻り、次の撮像領域に対して、上述した処理を繰り返す。
すなわち、ユーザは、目印M1が緑色に変わると、図13(c)に示すように、プレビュー画像の中心を示す目印CMが次の目印M2に近づくように、デジタルカメラ1を動かす(撮像方向を変える)ことになる。そして、目印M2との距離dPが所定の閾値以下になる撮像画像が保存されると、図13(d)に示すように、該当目印M2の色を変更し、その縮小画像を基準画像(または合成画像)に合成し、合成画像42を画像表示部15に表示する。この動作を全ての目印M1〜M8の色を緑色に変えるまで続ける。ユーザは、画像表示部15に表示されている目印M1〜M8を追いかけるようにデジタルカメラ1を動かせばよい。
そして、必要画像全てを取得すると、撮像領域毎に保存した複数の撮像画像を、一部が重複するように位置合わせして合成し、最終的に、図2に示すような広画角の画像を生成する(ステップS140)。
上述した第3実施形態によれば、キャンバスに予め複数の撮像領域を設定しておき、所定の周期(時間間隔)での連写中、設定された撮像領域のぞれぞれに対して、より適切な1つの画像のみを画像合成に用いる画像として残し、それ以外の画像(最も近接した画像以外)は撮像されたとしても破棄するようにしたので、メモリ容量を圧迫することなく、すなわち、広画角の画像を得るための最小限のメモリ容量で、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる複数の画像を効率的に撮像することができる。
また、設定された撮像領域のそれぞれに対して1つの画像のみを保存し、それ以外を破棄するので、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる画像が得られるまで何枚でも画像の撮像を続けることができる。この結果、広画角の画像の精度を向上させることができるとともに、より高解像度で撮像することできるので、広画角の画像の画質を向上させることができる。
また、広角撮像モード中は、リアルタイムで、合成画像を画像表示部15に表示するとともに、撮像すべき領域を示す目印Mを表示するとともに、撮像済みの目印と未撮像部分の目印とを異なる色としたので、ユーザは、目印Mを追いかけるようにデジタルカメラ1を動かせば、一度の撮像では得られない広画角の画像を生成するために必要とされる複数の画像を、容易に、かつ効率的に撮像することができ、広画角の画像を容易に生成することができる。
なお、上述した第1、第2、第3実施形態では、デジタルカメラ1の移動(撮像方向の変更)は、基準画像に対する撮像画像の相対的な位置関係によって判断するようにしたが、低解像度のプレビュー画像で行うようにしてもよい。
また、これに加えて、加速度センサなど、直接、デジタルカメラ1の移動を検出可能なセンサ手段を補助的に用いるようにしてもよい。このようなセンサ手段を用いることで、特に、撮像画像や、プレビュー画像の位置を正確に取得することができない被写体像、例えば、コントラスト上の特徴を持たない被写体像を撮像する場合に、加速度センサなどで検出したデジタルカメラ1の動きに基づいて、基準画像に対する撮像画像や、プレビュー画像の位置を特定することができる。
また、撮像領域を示す目印Mは、上述した色以外でもよい。また、点滅等の視覚効果を伴っていてもよいし、形状も点以外の星型や、ハート形などでもよい。特に、撮像領域に対して撮像画像が保存された場合、該当目印の色を変更するのではなく、形状を変化させるようにしてもよい。あるいは、撮像領域に対して撮像画像を保存した後に、該当目印を消去するようにしてもよい。
また、上述した第1乃至第3実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラについて説明したが、これに限らず、撮像機能を有する電子機器であれば、例えば、携帯電話などにも適用可能である。
1 デジタルカメラ
2 撮像レンズ
3 レンズ駆動部
4 絞り兼用シャッタ
5 CCD
6 TG
7 ユニット回路
8 画像処理部
11 CPU
12 DRAM
13 メモリ
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 キー入力部
17 カードI/F
18 メモリ・カード

Claims (10)

  1. 第1の画角で撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により所定の周期で連続した撮像を行う撮像制御手段と、
    前記撮像制御手段による複数回の撮像によって得られた複数の画像を合成することにより前記第1の画角よりも広い第2の画角の画像を生成するために、前記第1の画角で撮像すべき複数の領域を設定する設定手段と、
    前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、前記設定手段により設定された複数の領域のいずれかに適した撮像画像であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、適した撮像画像であると判断された場合に、該当領域に対応付けて、その撮像画像を記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備え、
    前記判断手段は、既に記録手段に記録された撮像画像が存在する場合に、更に前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、該既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域により適した撮像画像であるか否かを判断することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録手段は、
    前記判断手段によって、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域により適した撮像画像であると判断された場合に、既に記録された撮像画像を、より適した撮像画像に更新しながら記録する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録手段は、
    前記判断手段により、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域に、適していない撮像画像であると判断された場合に、該適していない撮像画像を破棄する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 表示手段と、
    前記設定手段により設定された複数の領域を示す情報を、前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第1の表示制御手段は、前記複数の領域のうち、いずれか1つの領域を示す情報として目印を表示し、該目印に対応する領域に対して、前記記録手段に適切な撮像画像が記録されると、前記目印を前記複数の領域のうち、前記記録手段に適切な撮像画像が記録されていない他の領域に表示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の表示制御手段は、前記複数の領域の各々を示す情報として複数の目印を表示し、該複数の目印のいずれかに対応する領域に対して、前記記録手段に適切な撮像画像が記録されると、その領域に対応する目印の表示形態を変更する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像手段により順次で取り込まれる画像を、プレビュー画像として前記表示手段に表示する際に、前記基準画像の撮像位置を基準として、そのときの撮像方向に対応する位置に表示する第2の表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記判断手段は、前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、前記設定手段により設定された複数の領域と略一致する領域を撮像した撮像画像であるか否かに基づいて、前記設定手段により設定された複数の領域のいずれかに適した撮像画像であるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記記録手段に記録された最も適切な複数の撮像画像を、合成して前記第1の画角よりも広い第2の画角の合成画像を生成する合成手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 第1の画角で撮像する撮像手段と画像を記録するメモリを備える撮像装置のコンピュータを、
    前記撮像手段により所定の周期で連続した撮像を行う撮像制御手段と、
    前記撮像制御手段による複数回の撮像によって得られた複数の画像を合成することにより前記第1の画角よりも広い第2の画角の画像を生成するために、前記第1の画角で撮像すべき複数の領域を設定する設定手段と、
    前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、前記設定手段により設定された複数の領域のいずれかに適した撮像画像であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記複数の領域のいずれかに適した撮像画像であると判断された場合に、該当領域に対応付けて、その撮像画像を前記メモリに記録する記録制御手段
    として機能させ、
    前記判断手段は、既に前記メモリに記録され画像が存在する場合に、更に前記撮像制御手段により順次撮像される撮像画像が、既に記録された撮像画像と比べて、この記録された撮像画像と対応付けて記録されている領域により適した撮像画像であるか否かを判断するように機能させることを特徴とするプログラム。

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