JP4911152B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、キーボードを備えた電子機器に関する。
近年、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、およびラップトップ型のパーソナルコンピュータなどといった携帯型の電子機器が広く用いられている。携帯型の電子機器は、処理の高速化や多機能化に加えて、装置の小型化・軽量化が強く要求されている。この要求に対し、電子機器は、薄型で軽量な液晶パネルを使った表示装置を採用している。また、電子機器に内蔵される電子部品は、小型化や高性能化が進められている。しかし、必要な性能を維持したまま電子部品を小型化・軽量化するのには限界がある。このため、近年では、筐体や操作子などの材質や、筐体内に各種部品を固定する構造などを工夫することによって、電子機器の小型化・軽量化が図られている。
筐体などを軽量化する1つの工夫は、電子部品を保護している筐体やカバーなどのうち、不要な部分を省くことである。例えば、キーボードを備えた電子機器は、ハードディスクなどといった精密な電子部品にキーボードが接触してしまわないように、電子部品の上方に、その上にキーボードが載せられるキーボード支持用の板金を備えている。電子機器を軽量化するためには、板金に代えてリブなどを用いてキーボードを筐体に固定することが好ましいと考えられる。しかし、キーボードは比較的重いうえ、ユーザのキー操作時に上から押圧される。よって、板金が省かれると、キートップを下方から支える支持力がなくなるため、キーボードの強度が不足する。また、ユーザがキーを押したときの操作感(クリック感)に物足りなさを感じてしまう。
この点に関し、特許文献1は、キーボードを受ける受け板に開口を設け、その開口からハードディスクドライブのブランケットの一部を露出させて、受け板およびブランケット上にキーボードを搭載する技術を開示している。この技術は、板金の一部を省くことができるとともに、ハードディスクドライブのブランケットによってキーボードを固定する強度をある程度維持できる。
特開2001−14062号公報
近年では、さらなる電子機器の軽量化のため、キーボードの受け板は、板金ではなく軽量なプラスチックなどが採用される。このような電子機器では、ハードディスクドライブのブランケットのみでは、キーボードを支える支持力が不十分であり、さらにキーボードの固定強度を向上させる工夫が必要である。
上記事情に鑑み、本件開示の電子機器の課題は、キーボードを支える支持力を維持して、装置を軽量化することにある。
上記目的を達成する電子機器の基本形態は、
端縁に、嵌合面が外側を向いたコネクタが搭載されるとともに、コネクタを補強する金属部材を備えた回路基板と、
回路基板を収容し、上面にキーボード配置用の第1の開口が形成されるとともに側面に回路基板に搭載されたコネクタ嵌合面に対面した、相手コネクタとの嵌合用の第2の開口を有する筐体と、
第1の開口から外部に現れた、上面に複数のキーが配置されたキーボードとを備え、
上記金属部材が、コネクタを補強するとともに、キーボードの下にまで延在してキーボード下面の一部を支持するものであることを特徴とする。
従来から、コネクタには、コネクタの補強と静電気による不具合を防止する目的で、金属部材が装着されていることが一般的である。この電子機器の基本形態によると、コネクタに装着された金属部材の一部がキーボードの下にまで延在してキーボードの下面を支持するため、キーボードの下面全体を支持する板金を設ける必要がなく、キーボードを支える支持力を維持して、装置を軽量化することができる。また、コネクタの金属部材がキーボードと接触することによって、キーボードを確実に導通させることができるという利点もある。
以上説明したように、電子機器の基本形態によると、キーボードを支える支持力を維持して、装置を軽量化することができる。
以下、図面を参照して、上記説明した基本形態に対する具体的な実施形態を説明する。
図1は、上述した電子機器の具体的な第1実施形態であるパーソナルコンピュータ10の外観図である。
パーソナルコンピュータ10は、本体ユニット20と表示ユニット30とを備えている。表示ユニット30は、ヒンジ部40によって本体ユニット20に対して開閉自在に連結されている。図1には、表示ユニット30が開かれた状態のパーソナルコンピュータ10を前方から見た図が示されている。
本体ユニット20は、各種情報処理を実行するためのものである。本体ユニット20は、本体筐体21の内部にCPUやハードディスク装置などを収容している。本体筐体21は、その上面に、キーボード22、トラックパッド23、左クリックボタン24、および右クリックボタン25等を備える。本体筐体21は、さらに、左クリックボタン24と右クリックボタン25との間に、指先がなぞられることによって指紋認証を行うための指紋センサ26を備える。
表示ユニット30は、本体ユニット20で実行された情報処理結果を表示するためのものである。表示ユニット30は、表示筐体31の内部に、前面に表示画面32が広がった薄型の液晶パネルや、液晶パネル用の制御回路や、通信用のアンテナなどを収容している。
図2は、表示ユニット30を閉じた状態におけるパーソナルコンピュータ10の外観図である。
本体ユニット20に対して表示ユニット30が閉じられると、図2に示すように、表示画面32が内側に隠蔽される。この状態では、ユーザは、表示画面32の汚れや破損を回避して、パーソナルコンピュータ10をコンパクトに持ち運ぶことができる。
図3は、パーソナルコンピュータ10の背面および一側面を示す図である。
本体ユニット20は、その背面に、放熱用の空気吹出口220と、コネクタ嵌合用のコネクタ開口221a,222aを備える。それらコネクタ開口221a,222aからLANケーブル用のコネクタ221と、USB用のコネクタ222が露出している。また、本体ユニット20は、その一側面に、拡張カード装填口210と、モデム用のコネクタ223などを備える。拡張カード装填口210は、LANカードなどの機能拡張用の拡張カードを装填するためのものである。尚、本体ユニット20は、図3で示す側面と対向する側面に、CDやDVD等の光ディスクを装填するための不図示の光ディスク装填口などを備える。
図4は、パーソナルコンピュータ10の底面を示す図である。
本体ユニット20の本体筐体21は、上面にキーボード22(図1参照)が嵌め込まれる。また、本体筐体21は、キーボード22の裏面側に回路基板が固定された上部筐体211と、上部筐体211に装着される下カバー212とで構成されている。また、本体筐体21は、電池装着口231、ディスク装着口241、およびフィルタ装着口251を備える。電池装着口231は、電池パックが挿入される。ディスク装着口241は、ハードディスクドライブが挿入される。フィルタ装着口251は、ダストフィルタ252が装着される。ディスク装着口241にはディスクカバー242が装着される。電池装着口231には電池カバー232が装着されている。
パーソナルコンピュータ10は、基本的には以上のように構成されている。
続いて、このパーソナルコンピュータ10の各部について細かく説明する。
(ハードディスクドライブを装着するディスク装着口の構成)
まずは、ハードディスクドライブが装着されるディスク装着口241と本体筐体21内の構成について説明する。
このパーソナルコンピュータ10は、
回路基板と、
回路基板を内蔵し、底部に回路基板の一方の面の一部領域を覗かせる開口と締結用の穴とが形成された筐体と、
開口内に装着されて筐体内に収容される電子部品と、
締結用の穴に挿入されて筐体を固定する締結部材とを備え、
筐体が、開口全周に亘り開口周縁から回路基板に向かって延在した、開口内に落下した締結部材の、筐体内部への進入を防止するリブを有するという特徴がある。
図5は、本体筐体21からディスク装着口241用のディスクカバー242を取り外した状態を示す図である。
ディスク装着口241には、ハードディスクドライブユニット310が嵌め込まれている。ハードディスクドライブユニット310は、ディスク装着口241に装填された後、複数のネジ312で本体筐体21に固定される。ハードディスクドライブユニット310は、ハードディスクドライブ320とハードディスクドライブを本体筐体21に固定する取付部材330を含む。ハードディスクドライブユニット310が本体筐体21に固定された後、図4に示すディスクカバー242が本体筐体21に取り付けられる。本体筐体21は、上述した筐体の一例に相当する。ディスク装着口241は、上述した開口の一例に相当する。ネジ312は、上述した締結部材の一例に相当する。ハードディスクドライブユニット310は、上述した電子部品の一例に相当する。
図6は、図5に示すディスク装着口241からハードディスクドライブユニット310を取り外した状態を示す図である。図7は、ハードディスクドライブユニット310を示す図である。
図6に示すように、ハードディスクドライブユニット310が装着されていない状態では、本体筐体21のディスク装着口241から回路基板400の一部が露出している。ハードディスクドライブユニット310は、上述のように、ハードディスクドライブ320と取付部材330を含む。図7に示すように、取付部材330は、その側面部に設けられた穴を貫通してハードディスクドライブ320の側面に設けられたネジ穴に締結されるネジによってハードディスクドライブ320に取り付けられる。取付部材330は、ハードディスクドライブ320の長手方向の両端に板部331、332を備える。板部331は、複数の穴311を備えている。本体筐体21は、板部331の複数の穴311それぞれに対応する位置にネジ穴411を備える。図5に示すネジ312が取付部材330の穴311を貫通して本体筐体21のネジ穴411に締結されることにより、ハードディスクドライブユニット310が本体筐体21に固定される。回路基板400は、上述した回路基板の一例にあたり、本体筐体21のネジ穴411は、上述した締結用の穴の一例に相当する。
また、本体筐体21は、ディスク装着口241の縁が回路基板400に向けて延在したリブ412を備えている。
また、下カバー212に設けられた穴413は、その穴413と図10に示す回路基板400の穴414を貫通して上部筐体211に設けられた穴に締結されるネジによって、下カバー212を上部筐体211に取り付けるためのものである。
取付部材330は、上述のように、その一端である板部311がネジ312によって本体筐体21に固定され、他端である板部332はディスクカバー242に押圧されて本体筐体21に固定される。
図8は、下カバー212の裏面側を示す図であり、図9は、下カバー212におけるディスク装着口241付近の拡大図である。
図8および図9に示すように、リブ412は、ディスク装着口241の全周に亘って下カバー212に形成されている。このリブ412は、回路基板400に向けて延びているため、ディスク装着口241と本体筐体21内部とを連結する空間を狭めることとなる。リブ412は、上述したリブの一例に相当する。
図10は、下カバー212が取り外された状態の上部筐体211を示す図である。
図10に示すように、上部筐体211に回路基板400が嵌め込まれる。回路基板400上の、ハードディスクドライブユニット310が装着される位置Pに並べて、各種電子部品で発生した熱を放熱する放熱部材430と、空気を送り込むファン420が回路基板400上に配置されている。すなわち、放熱部材430およびファン420は、ハードディスクドライブユニット310との間にリブ412を挟む位置に配置されている。
図11は、図6に示すディスク装着口241からハードディスクドライブユニット310を取り外した状態における、ディスク装着口241付近の拡大図である。
図11に示すように、リブ412はディスク装着口241の縁から回路基板400に向かって延びている。ネジ312がディスク装着口241内に落下してしまっても、リブ412によってネジ312の本体筐体21の内部への進入が阻止される。これにより、作業者はすぐにネジを見つけて拾うことができる。
ここで、上記電子部品は、ハードディスクドライブであることが好ましい。
ハードディスクドライブ320は出荷後にも着脱されることが想定されるため、本体筐体21にディスク装着口241を設けて、そのディスク装着口241に挿入された後でネジ止めされる。このため、パーソナルコンピュータ10の製造時や修理時などにネジ312がディスク装着口241に落ちやすい。しかし、本実施形態は、リブ412によって本体筐体21内にネジ312が入り込んでしまう不具合の発生を防止し、本体筐体21を分解してネジ312を探すような作業効率の低下を招くことを防止できる。
また、上記回路基板と上記リブとの間に隙間を有することが好ましく、上記電子部品との間にリブを挟んだ位置に、隙間を通って流れる空気流を形成するファンを備えることはさらに好ましい。
本実施形態においては、図11に示すように、リブ412と回路基板400との間に隙間Sが設けられている。ハードディスクドライブ320は、パーソナルコンピュータ10に搭載される電子部品の中でも発熱しやすい。本実施形態は、ハードディスクドライブ320で発熱した熱を含む空気を隙間Sを通して流し、図10に示すファン420によって放熱部材430に誘導して本体筐体21外に排気する。これにより、本実施形態は効率良い放熱を実現している。
本実施形態では、締結部材の一例としてネジの説明をしているが、圧入ピンなどの他種類の部材であってもよい。
以上で、ディスク装着口241の構成の説明を終了する。
(キーボードの装着方法)
続いて、キーボード22を本体筐体21に装着する方法について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、
長辺が左右に延びて上面に複数のキーが配置され、左右両端部を除く部分において長辺から突出したリブを有するキーボードと、
キーボードの左右両端部下面を支持する支持部と、
キーボードの前記リブを固定する固定部とを有し、
支持部が、キーボード左右両端部下面を、キーボード下面が下に凸となるように持ち上げた状態に支持するものであるという特徴を有している。
図12は、パーソナルコンピュータ10の、キーボード22付近の拡大図である。
本体筐体21の上部筐体211は、上面に開口511を備える。その開口511内にキーボード22が装着されている。キーボード22は、上述したキーボードの一例に相当する。
図13は、パーソナルコンピュータ10から取り外した状態のキーボード22を示す図である。図14は、キーボード22を取り外した状態の本体ユニット20を示す図である。
キーボード22は、大略折り曲げ可能な柔らかい樹脂で形成されており、シートとそのシート上に所定の配列で配置された複数のキー22aで構成されている。また、キーボード22は、最下面に補強のための肉薄な金属板を備える。また、キーボード22は、キーボード22の前側と後側の周縁の、左右両端を除く中央部分に、複数のリブ22bを備える。この複数のリブ22bは、本体ユニット20の上部筐体211にキーボード22を取り付けるために利用される。このリブ22bは上述したリブの一例に相当する。
また、図14に示すように、上部筐体211は、上面に開口511を備える。その開口511にキーボード22を固定するための搭載板501が固定されている。搭載板501は、キーボード22のリブ22bが固定されるリブ穴541を備える。また、搭載板501は、各種電子部品とキーボード22とを仕切るプラスチック製の仕切部分530と、仕切部分530の左右両端に着脱可能に取り付けられた金属製の支持部分520とで構成されている。リブ穴541は、上述した固定部の一例にあたり、支持部分520は、上述した支持部の一例に相当する。
ここで、上記支持部が金属材料からなるものであることは好ましい。また、上記支持部が上記キーボードの、下面の支持部により支持された左右両端部よりも中央寄りの部分を支持する第2の支持部を有することも好ましい。
本実施形態は、搭載板501の中央部分をプラスチック製の仕切部分530で構成することによって、パーソナルコンピュータ10を軽量化している。また、本実施形態は、搭載板501の左右両端部分を金属製の支持部分520で構成することによって、キーボード22の支持強度を高めてキー押下時の良好なクリック感を実現している。仕切部分530は、上述した第2の支持部の一例に相当する。
ここで、一旦、図14の説明を中断し、上部筐体211および支持部分520の構成について詳しく説明する。
図15は、上部筐体211の、支持部分520付近の拡大図である。
仕切部分530は、キーボード22のリブ22bが固定されるリブ穴541を備えている。また、仕切部分530は、複数の開口531a,531bも備えている。また、支持部分520は、リブ穴541の配列方向における最端のリブ穴541よりもさらに端部分に、上方向に突出する複数の突起521を備える。
図16は、支持部分520を示す図である。図17は、支持部分520が取り付けられた状態の上部筐体の裏面側を示す図である。
支持部分520は、筐体固定部523と、ヒンジ固定部522とを備える。筐体固定部523は、上部筐体211に固定される。ヒンジ固定部522は、ヒンジ40に固定される。図17に示すように、支持部分520は、ヒンジ固定部522がヒンジ40と接続され、ヒンジ40から遠ざかる方向に広がっている。このように、本実施形態は、金属製の支持部分520とヒンジ40とを接続することによって、ヒンジ40と上部筐体211とを固定する別の金属部品を不要とし、部品点数を抑えつつヒンジ40の固定強度を高めている。
図14に戻って説明する。
図14に示すように、搭載板501は、軽量で柔らかい仕切部分530の左右両端に金属製の支持部分520を取り付けた構造である。さらに、搭載板501は、仕切部分530に設けられた複数の開口531a,531b,531c,531d,531e,531fから、光ディスクドライブ810、光ディスクドライブ810用の保持部材811、回路基板400、コネクタ補強部材820、およびファン420などの一部が露出している。
図18は、搭載板501上にキーボード22が装着された状態を示す概念図である。
図18(A)は、搭載板501およびキーボード22を上方から見た図を示す。図18(A)に示すように、キーボード22のリブ22bが仕切部分530のリブ穴541に挿入されることによって、キーボード22が搭載板501上に装着される。キーボード22は弾性を有しているため、リブ22bがリブ穴541に固定されかつ支持部分520の突起521によってキーボード22の左右両端側が上方向に押し上げられることによって、キーボード22の中央部分が下方向に押し付けられる。このように、本実施形態は、キーボード22の弾性力を利用してキーボード22の中央部分を搭載板501に押し付けてキーボード22の浮きを抑えている。これにより、本実施形態は、キーボード打鍵時のキーの沈み動作を防止し、長期にわたって良好なキー操作感を提供する。
ここで、上記支持部が、支持部上面に、キーボードの短辺方向に並ぶ複数の突起を有し、キーボードの左右両端部下面を、複数の突起で持上げた状態に支持するものであることは好ましい。
キーボード22の両端を複数の突起521で押し上げることによって、キーボード22と金属製の支持部分520との接点を増やすことができ、キーボード22を確実に導通することができる。
ここで、キーボード22の左右両端側を押し上げてキーボード下面が下に凸となるように支持する別の方法について説明する。
図18(B)(C)(D)には、図18(A)とは別のバージョンにおける搭載板およびキーボードの断面図が示されている。
上記支持部が、支持部上面に、キーボードの短辺方向に延びるリブを有し、キーボードの左右両端部下面を、リブで持ち上げた状態に支持するものであってもよい。
図18(B)では、支持部分520に、複数の突起521に替えて奥行方向(キーボード22の短辺方向)に延びるリブ521´が設けられており、リブ521´によってキーボード22の左右両端が持ち上げられている。このように、支持部分520に奥行方向に延びるリブ521´を形成することによって、キーボード22の左右両端を確実に持ち上げることができる。
図18(C)では、プラスチック製の仕切部分530_2上に金属製の支持部分520_2が載せられた搭載板501_2が適用されている。支持部分520_2には突起が設けられていないが、支持部分520_2が仕切部分530_2に対して段差を形成しており、この段差によってキーボード22の左右両端が押し上げられている。このように、搭載板501_2の、キーボード22の左右両端に対向する部分に段差を設けることによっても、キーボード22の撓みを防止することができる。
また、上記支持部が、支持部上面に、キーボードの中央部側から左右両端に向かって上り斜面に形成され、キーボードの左右両端部下面を、上り斜面でキーボードの左右両端部を持ち上げた状態に支持することも好ましい。
図18(D)では、搭載板501_3がプラスチック製の仕切部分530_3のみで構成されているが、その仕切部分530_3がキーボード22の中央部側から左右両端に向かって上り斜面に形成されている。このように、上り斜面を使ってキーボード22の左右両端側を押し上げるものであってもよい。
以上で、キーボードの装着方法の説明を終了する。
(コネクタ補強部材)
続いて、図14にも示すコネクタ補強部材820について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、
端縁に、嵌合面が外側を向いたコネクタが搭載されるとともに、コネクタを補強する金属部材を備えた回路基板と、
回路基板を収容し、上面にキーボード配置用の第1の開口が形成されるとともに側面に回路基板に搭載されたコネクタ嵌合面に対面した、相手コネクタとの嵌合用の第2の開口を有する筐体と、
第1の開口から外部に現れた、上面に複数のキーが配置されたキーボードとを備え、
金属部材が、コネクタを補強するとともに、キーボードの下にまで延在してキーボード下面の一部を支持するものであるという特徴がある。
図19は、図3にも示すコネクタ221,222が取り付けられた回路基板400の第1面(下面)を示す図である。
コネクタ221,222は、嵌合面を外側に向けて、回路基板400の第1面(下面)側に装着されている。また、コネクタ221,222には、静電気による不具合を防止するとともにコネクタ221,222を補強するためのコネクタ補強部材820が取り付けられている。コネクタ221,222は、図3に示すコネクタ嵌合用のコネクタ開口221a,222a内に嵌め込まれる。コネクタ221,222は、上述したコネクタの一例に相当する。コネクタ補強部材820は、上述した金属部材の一例に相当する。コネクタ嵌合用のコネクタ開口221a,222aは、上述した第2の開口の一例に相当する。図14に示すキーボード22配置用の開口511は、上述した第1の開口の一例に相当する。
図20は、図19に示す回路基板400の第2面(上面)を示す図である。
図20に示すように、コネクタ補強部材820は、回路基板400の第1面(下面)側から回り込んで第2面(上面)側に広がっている。回路基板400は、この第2面側を上にして本体筐体21に装着される。その結果、図14に示すように、回路基板400がキーボード22の下面と対面する位置に配置され、搭載板501に設けられた開口531fからコネクタ補強部材820の一部が露出する。
ここで、上記コネクタは、回路基板の、筐体底面側を向いた第1面に搭載されたものであり、
上記金属部材は、第1面側においてコネクタを補強するとともに、回路基板の第2面側に回り込んで延在して前記キーボードを支持するものであるという形態は好ましく、
上記金属部材の、キーボード下面に対面した部分を露出させる開口を有し、キーボード下面を載せ前記キーボードを金属部材と共同して支持する搭載部材を備えたという形態も好ましい。
図14に示す状態でキーボード22が搭載板501上に装着されると、開口531fから露出したコネクタ補強部材820がキーボード22の下面と接触する。このように、コネクタ221,222を補強するコネクタ補強部材820がキーボード22の下にまで延在してキーボード22の下面を支持する。そのため、本実施形態は、部品を増やさずにキーボード22の支持力を向上させることができ、良好なキークリック感を提供することができる。また、金属製のコネクタ補強部材820がキーボード22と接触することによって、キーボード22を確実に導通させることができる。
以上で、コネクタ補強部材の説明を終了する。
(光ディスクドライブ)
続いて、図14にも示す光ディスクドライブ810について説明する。
図21は、本体筐体21に収容された光ディスクドライブ810を示す図である。
光ディスクドライブ810に金属製の保持部材811が取り付けられている。その保持部材811が本体筐体21の下カバー212に固定されることによって、下カバー212に装着される。
図22は、光ディスクドライブ810を示す図である。図23は、保持部材811を示す図である。図24は、保持部材811が装着された光ディスクドライブ810を示す図である。
光ディスクドライブ810は、薄板形状を有している。保持部材811は、側面部811a、上面部811cおよび固定部811bとを有している。側面部811aは、光ディスクドライブ611の側面を保持する。上面部811cは、光ディスクドライブ611の上面を保持する。固定部811bは、下カバー212に固定される。光ディスクドライブ810に保持部材811が装着されると、保持部材811の上面部811cが光ディスクドライブ810の上面に回り込んで広がる。
図25は、図21に示す光ディスクドライブ810を斜め方向から見た図である。
光ディスクドライブ810を本体筐体21の下カバー212に装着すると、保持部材811の上面部811cが光ディスクドライブ810の上面よりも上方に位置する。図25に示す状態で下カバー212に上部筐体211が装着され、さらにキーボード22が搭載板501上に装着される。これにより、図14に示すように、開口531bから露出した保持部材811がキーボード22の下面を支持するため、キーボード22の固定強度を向上させることができる。
以上で、光ディスクドライブの説明を終了する。
(拡張カード装填口)
続いて、図3にも示す拡張カード装填口210の構造について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、
回路基板と、
回路基板が収容され側面にカード挿入口が設けられた筐体と、
回路基板上に固定されるとともに、回路基板の、カード挿入口側の側縁よりも回路基板中央側に離れた位置に、カード挿入口に向いたカード受入口を有し、カード挿入口から挿入されてきたカードをカード受入口から受け入れて保持するカード保持部とを備え、
筐体が、カード挿入口から筐体内部に、カード受入口に近接した位置まで延び、カード挿入口に挿入されたカードをカード受入口に案内する案内リブとを有するという特徴がある。
図26は、下カバー212を外した状態における上部筐体211の、拡張カード装填口210付近を示す図である。
拡張カード装填口210は、上部筐体211の側面に設けられている。拡張カードは、拡張カード装填口210から挿入され、回路基板400に沿って平行に装着される。拡張カード装填口210は、上述したカード挿入口の一例に相当する。
図27は、回路基板400の、拡張カード保持部材が取り付けられた上面側を示す図であり、図28は、拡張カード保持部材を斜め下方向から見た図である。
図27に示すように、拡張カード保持部材610は、カード受入口611を上部筐体211の拡張カード装填口210に向けて回路基板400上に固定されている。カード受入口611は、上述したカード受入口の一例に相当する。拡張カード保持部材610は、上述したカード保持部の一例に相当する。また、図28に示すように、拡張カード保持部材610と回路基板400との間に隙間Sが設けられている。その隙間wを利用して、回路基板400における拡張カード保持部材610の搭載領域に処理チップ400a(図27参照)を搭載している。
ここで、上記カード保持部は、カードを、基板との間に隙間を空けて保持するものであることが好ましい。
拡張カード保持部材610と回路基板400との間に隙間Sをあけて、その隙間に処理チップ400aを搭載することによって、装置全体を小型化することができる。
また、図28に示すように、拡張カード保持部材610は、回路基板400の縁Qよりも内側に入った位置に配置されており、カード受入口611と拡張カード装填口210との間が離れている。
図29は、従来、拡張カードを装填する際に発生していた不具合を説明するための図である。
図28に示すように、カード受入口611と拡張カード装填口210との間に距離があけられている場合、拡張カード装填口210からカード受入口611まで案内されない。そのため、拡張カードが拡張カード装填口210から斜めに入り込んでしまうことがある。その結果、図29に示すように、拡張カード620がカード受入口611に進入せず拡張カード保持部材610と回路基板400との間の隙間に入り込んでしまうことがある。このように隙間に入り込んだ拡張カードは、引っ掛かってしまって抜けなくなってしまう恐れがある。本実施形態では、拡張カード装填口210に挿入された拡張カード620をカード受入口611まで案内する案内リブ630(図30参照)を設けることによって、このような不具合を防止する。
図30は、回路基板400が取り外された状態の上部筐体211の拡張カード装填口210付近を外側から見た図である。図31は、拡張カード装填口210を内側から見た図である。
図30および図31に示すように、上部筐体211は、拡張カード装填口210から筐体内部に向けて延びた案内リブ630を備える。この案内リブ630は、拡張カード装填口210の回路基板400に近い側の縁から拡張カード保持部材610のカード受入口611と近接した位置まで延びている。
図32は、本実施形態において拡張カード620を挿入する様子を示す図である。図33は、拡張カード保持部610に装着された拡張カード620を示す図である。
本実施形態においては、拡張カード装填口210に挿入された拡張カード620は、案内リブ630によってカード受入口611にまで案内され、拡張カード保持部610によって回路基板400と平行に保持される。このため、拡張カード620が斜めに入り込んでしまって拡張カード保持部材610と回路基板400との間の隙間S(図28参照)に引っ掛かってしまう不具合を防止し、拡張カード620を容易に正しく装着することができる。また、筐体自体に案内リブ630が形成されているため、部品の増加による大型化やコストの上昇も抑えることができる。
ここで、上記カード保持部は、カードを基板と平行に保持するものであり、
上記案内リブは、カード保持部に保持されたカードと基板との間に延在するものであることは好ましい。
案内リブ630が拡張カード装填口210の回路基板400に近い側に形成されることによって、案内リブ630は拡張カード保持部材610に保持された拡張カード620と回路基板400との間に位置することとなる。このような構成によって、案内リブ630が図28に示す隙間Sへの通路を塞ぐため、拡張カード620が隙間Sに入り込んでしまう不具合をさらに確実に防止することができる。
以上で、拡張カード装填口210の構造の説明を終了する。
(ダストフィルタの取付構造)
続いて、図4にも示すダストフィルタ252の取付構造について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、
電子機器において、
第1面に空気吹出口が形成されるとともに、第1面に交わって広がる第2面にフィルタ装着口が設けられた筐体と、
筐体内部に配置された発熱電子部品と、
筐体内部の、フィルタ装着口よりも空気吹出口寄りに配置され、フィルタ装着口側に空気流入口を有するとともに空気吹出口側に空気流出口を有し、発熱電子部品から熱を受け取り空気流入口から流入した空気に放熱して空気流出口から流出させる放熱部材と、
フィルタ装着口から筐体内に挿入されて空気流入口前面に配置され、空気中の塵埃の、空気流入口からの流入を一部阻止するフィルタ部材と、
筐体内の、放熱部材との間にフィルタ部材を挟んだ位置に配置され、筐体内の空気を空気流入口に送り込むファンとを備え、
フィルタ部材が、
空気流入口前面に配置され複数の通気口を形成するフィルタ部と、
フィルタ部の、フィルタ装着口側から見たときの筐体内部先端側において、フィルタ部の先端を支持する先端支持部と、
フィルタ部のフィルタ装着口側においてフィルタ部の後端を支持するとともにフィルタ装着口を塞ぐ蓋部とを有し、
フィルタ部材がフィルタ装着口から挿入されたときに先端支持部が空気流入口前面を通過し先端支持部が空気流入口から外れた位置で先端支持部を受けるフィルタ受部を有し、
フィルタ部材が、先端支持部がフィルタ受部に支持された状態で蓋部がフィルタ装着口を塞ぐ寸法を有するという特徴を有している。
図34は、図4に示すパーソナルコンピュータ10の底面の、フィルタ装着口251付近の拡大図である。図35は、ダストフィルタ252を示す図である。
図34に示すように、パーソナルコンピュータ10の本体筐体21は、背面側に空気吹出口220を備える。また、本体筐体21は、底面にダストフィルタ252が挿入されるフィルタ装着口251を備える。空気吹出口220は、上述した空気吹出口の一例に相当する。フィルタ装着口251は、上述したフィルタ装着口の一例に相当する。
また、図35に示すように、ダストフィルタ252は、蓋部710、先端支持部720および複数の板部材730とを備える。蓋部710は、取手710aを有する。先端支持部720は、フィルタ装着口251に差し込まれる。複数の板部材730は、蓋部710と先端支持部720との間で互いに平行に並び、複数の通気口Qを形成している。図34に示すフィルタ装着口251にダストフィルタ252が装着されると、フィルタ装着口251が蓋部710によって塞がれる。ダストフィルタ252は、上述したフィルタ部材の一例に相当する。複数の板部材730は、上述したフィルタ部の一例に相当する。先端支持部720は、上述した先端支持部の一例に相当する。蓋部710は、上述した蓋部の一例に相当する。
図36は、ダストフィルタ252を取り外した状態におけるフィルタ装着口251を示す図である。
フィルタ装着口251からダストフィルタ252を取り外すと、フィルタ装着口251から、図10に示す放熱部材430を構成する放熱フィン431(図37参照)の一部が露出する。
図37は、本体筐体21内のフィルタ装着口251に対応する部分の拡大図である。図38は、ダストフィルタ252を装着した状態を示す図である。
本体筐体21内には、フィルタ装着口251に対応するフィルタ取付位置Pよりも空気吹出口220側に配置された放熱部材430と、放熱部材430よりも本体筐体21の内側に配置されたファン420が備えられている。放熱部材430は、フィルタ装着口251に対応するフィルタ取付位置Pよりも空気吹出口220側に配置されている。ファン420は、放熱部材430よりも本体筐体21の内側に配置されている。放熱部材430とファン420は支持体910によって連結されている。支持体910は、フィルタ取付位置Pに、ダストフィルタ252の先端支持部720が装着されるフィルタ受部911を備えている。
放熱部材430は、空気流入口431aと空気流出口431bとが形成されている。空気流入口431aは、並べて配置された複数の放熱フィン431を備え、ファン420から送られてきた空気を流入するものである。空気流出口431bは、本体筐体21の空気吹出口220と対向する。放熱部材430は、上述した放熱部材の一例に相当する。ファン420は、上述したファンの一例に相当する。空気流入口431aは、上述した空気流入口の一例に相当する。空気流出口431bは、上述した空気流出口の一例に相当する。
図38に示すように、ダストフィルタ252は、先端支持部720がフィルタ受部911に嵌め込まれることによって、ファン420と放熱部材430の空気流入口431aとの間に配置される。
ファン420から送られてきた空気は、ダストフィルタ252の複数の板部材730によって形成された通気口Qを通って放熱部材430の空気流入口431aに達する。各種電子部品で発生した熱は、ヒートシンク433によって吸熱され、空気流入口431aから流入した空気に伝熱される。吸熱した空気は、放熱フィン431それぞれに挟まれた空間を通過し、空気吹出口220から筐体外に排気される。
図39は、支持体910によって連結された放熱部材430とファン420を示す図である。
図39に示すように、支持体910は、フィルタ受部911が、放熱部材430の放熱フィン431の下端よりも下がった溝状に形成されている。このフィルタ受部911にダストフィルタ252の先端支持部720が嵌め込まれる。
ここで、上記放熱部材と上記ファンとの双方を支持し、フィルタ受部が形成された支持体を備え、
上記フィルタ受部が、先端支持部を受け入れる溝形状に形成されているという形態は好ましい。
放熱部材430とファン420との双方を支持している支持体910に溝を形成することによって、フィルタ受部911を容易に形成することができる。支持体910は、上述した支持体の一例に相当する。
図40は、パーソナルコンピュータ10を、放熱部材430およびファン420が搭載された付近で切断したときの断面図である。
図40は、パーソナルコンピュータ10の底面を上にした状態を示している。図40に示すように、フィルタ受部911にダストフィルタ252の先端支持部720が入り込むことによって、ダストフィルタ252の複数の板部材730が放熱部材430の放熱フィン431よりも下側に位置している。また、ダストフィルタ252の複数の板部材730は、放熱部材430の放熱フィン431よりも長く形成されている。
ここで、上記放熱部材は、空気流入口と空気流出口との双方に端面が並ぶように配列された複数の放熱フィンを有し、
上記フィルタ部は、蓋部と先端支持部との間に互いに平行に延び、放熱フィンの配列間隔よりも広い間隔で配列された複数の部材からなることが好ましい。
このような構成によって、空気流入口への塵埃の進入を効率よく防止することができるとともに、ダストフィルタ252による空気の流れの遮断を抑えることができる。
図41は、ダストフィルタ252および放熱フィン431を空気流入口431a側から見たときの図である。
図41に示すように、ダストフィルタ252の複数の板部材730の配列間隔W2は、放熱フィン431の配列間隔W1よりも広い。また、放熱フィン431の両端よりもダストフィルタ252の複数の板部材730が外側に位置しているため、放熱フィン431によって構成される空気の流路が、ダストフィルタ252の蓋部710や先端支持部720によって阻害されない。ファン420によって送られてきた空気は、ダストフィルタ252の複数の板部材730の隙間を通って空気流入口431aにまで達し、空気流出口431bを経て空気吹出口220から排気される。このように、ダストフィルタ252による空気の流れの遮断が抑えられるため、ダストフィルタ252を装着することによる放熱効率の低下を抑えて、空気流入口431aに塵埃が入り込む不具合を防止することができる。
ここで、上記では、電子機器の一例としてパーソナルコンピュータが示されているが、この電子機器は、ノートブック型コンピュータ、PDA、ゲーム機、テレビ、および携帯電話機などであってもよい。
また、上記では、複数の板部材が平行に配列されたダストフィルタについて説明したが、フィルタ部材のフィルタ部は、例えば網目状に形成されたものであってもよい。
電子機器の具体的な第1実施形態であるパーソナルコンピュータの外観図である。 表示ユニットを閉じた状態におけるパーソナルコンピュータの外観図である。 パーソナルコンピュータの背面および一側面を示す図である。 パーソナルコンピュータの底面を示す図である。 本体筐体からディスク装着口用のカバーを取り外した状態を示す図である。 図5に示すディスク装着口からハードディスクドライブを取り外した状態を示す図である。 ハードディスクドライブを示す図である。 下カバーの裏面側を示す図である。 下カバーにおけるディスク装着口付近の拡大図である。 下カバーが取り外された状態の上部筐体を示す図である。 図6に示すディスク装着口からハードディスクドライブを取り外した状態における、ディスク装着口付近の拡大図である。 パーソナルコンピュータの、キーボード付近の拡大図である。 パーソナルコンピュータから取り外した状態のキーボードを示す図である。 キーボードを取り外した状態の本体ユニットを示す図である。 上部筐体の、支持部分付近の拡大図である。 支持部分を示す図である。 支持部分が取り付けられた状態の上部筐体の裏面側を示す図である。 搭載板上にキーボードが装着された状態を示す概念図である。 図3にも示すコネクタが取り付けられた回路基板の第1面(下面)を示す図である。 図19に示す回路基板の第2面(上面)を示す図である。 本体筐体に収容された光ディスクドライブを示す図である。 光ディスクドライブを示す図である。 保持部材を示す図である。 保持部材が装着された光ディスクドライブを示す図である。 図21に示す光ディスクドライブを斜め方向から見た図である。 下カバーを外した状態における上部筐体の、拡張カード装填口付近を示す図である。 回路基板の、拡張カード保持部材が取り付けられた上面側を示す図である。 拡張カード保持部材を斜め下方向から見た図である。 従来、拡張カードを装填する際に発生していた不具合を説明するための図である。 回路基板が取り外された状態の上部筐体の拡張カード装填口付近を外側から見た図である。 拡張カード装填口を内側から見た図である。 本実施形態において拡張カードを挿入する様子を示す図である。 拡張カード保持部に装着された拡張カードを示す図である。 図4に示すパーソナルコンピュータの底面の、フィルタ装着口付近の拡大図である。 ダストフィルタを示す図である。 ダストフィルタを取り外した状態におけるフィルタ装着口を示す図である。 本体筐体内のフィルタ装着口に対応する部分の拡大図である。 ダストフィルタを装着した状態を示す図である。 支持体によって連結された放熱部材とファンを示す図である。 パーソナルコンピュータを、放熱部材およびファンが搭載された付近で切断したときの断面図である。 ダストフィルタおよび放熱フィンを空気流入口側から見たときの図である。
符号の説明
10 パーソナルコンピュータ
20 本体ユニット
21 本体筐体
22 キーボード
22a キー
22b リブ
23 トラックパッド
24 左クリックボタン
25 右クリックボタン
26 指紋センサ
30 表示ユニット
31 表示筐体
32 表示画面
40 ヒンジ部
210 拡張カード装填口
211 上部筐体
212 下カバー
220 空気吹出口
221,222,223 コネクタ
221a,222a コネクタ開口
231 電池装着口
232 電池カバー
241 ディスク装着口
242 ディスクカバー
251 フィルタ装着口
252 ダストフィルタ
310 ハードディスクドライブユニット
311 穴
312 ネジ
400 回路基板
400a 処理チップ
411 ネジ穴
412 リブ
420 ファン
430 放熱部材
431 放熱フィン
431a 空気流入口
431b 空気流出口
501 搭載板
511 開口
520 支持部分
521 突起
522 ヒンジ固定部
523 筐体固定部
530 仕切部分
531a,531b,531c,531d,531e,531f 開口
541 リブ穴
610 拡張カード保持部材
611 カード受入口
620 拡張カード
630 案内リブ
710 蓋部
710a 取手
720 先端支持部
730 板部材
810 光ディスクドライブ
811 保持部材
811a 側面部
811b 固定部
811c 上面部
820 コネクタ補強部材
910 支持体
911 フィルタ受部

Claims (4)

  1. 端縁に、嵌合面が外側を向いたコネクタが搭載されるとともに、該コネクタを補強する金属部材を備えた回路基板と、
    前記回路基板を収容し、上面にキーボード配置用の第1の開口が形成されるとともに側面に該回路基板に搭載されたコネクタ嵌合面に対面した、相手コネクタとの嵌合用の第2の開口を有する筐体と、
    前記第1の開口から外部に現れた、上面に複数のキーが配置されたキーボードとを備え、
    前記金属部材が、前記コネクタを補強するとともに、前記キーボードの下にまで延在して該キーボード下面の一部を支持するものであることを特徴とする電子機器。
  2. 前記金属部材の、前記キーボード下面に対面した部分を露出させる開口を有し、該キーボード下面を載せ前記キーボードを該金属部材と共同して支持する搭載部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記コネクタは、前記回路基板の、前記筐体底面側を向いた第1面に搭載されたものであり、
    前記金属部材は、前記第1面側において前記コネクタを補強するとともに、前記回路基板の第2面側に回り込んで延在して前記キーボードを支持するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 表示パネルと、該表示パネルを保持し前記筐体に開閉自在に連結される第2筐体とをさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載の電子機器。
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