JP4853277B2 - 自律移動装置群制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、搬送等を行う複数台の自律移動装置の制御を行う自律移動装置群制御システムに関する。
従来から、複数の機器と、これらの機器に対して物品を供給または回収するために移動する複数台の自律移動装置と、これらの自律移動装置の運行を監視して制御する中央制御装置を備えたシステムがある。このようなシステムにおいて、自律移動装置が一所に密集して互いにその移動を妨げないようにして、搬送効率の低下を防止することが望まれる。
そこで、無人搬送車などの移動体による搬送効率を高めるために、無人搬送車が活動する領域内に、無人搬送車をまんべんなく割り当てるようにして、搬送効率の保持を図る移動体割当システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数のエリアの各エリアに、必要な無人搬送車を管理するコントローラを備えることにより、エリアに必要な台数分の無人搬送車を移動させることにより搬送の効率化を図るシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−39929号公報 特開2004−227059号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示されるようなシステムにおいては、無人搬送車をまんべんなく配置することが目的であり、搬送業務の忙しいエリアへ無人搬送車を移動させることができなく、また、特許文献2に示されるようなシステムにおいては、1つのエリアに無人搬送車が密集し、かえって搬送の効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、簡単な構成により、搬送業務の忙しい場所へは多くの自律移動装置を移動させ、かつ、搬送能力の低下につながる自律移動装置の一所への密集を回避して、自律移動装置の有効活用を図ると共に効率的な搬送を実現できる自律移動装置群制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、所定の領域内に配置された複数の機器に対して物品を供給または回収するために障害物を回避しながら自律移動する複数の自律移動装置と、前記自律移動装置に前記供給または回収の動作指示を行う中央制御装置と、を備えた自律移動装置群制御システムにおいて、前記所定の領域は、複数のサブ領域を有して構成され、前記中央制御装置は、前記機器のうちの目標とする機器である目標機器に前記自律移動装置のいずれかを指定して前記供給または回収の動作指示を行う動作指示部と、前記各サブ領域内に存在する前記自律移動装置の台数を取得する装置台数取得部と、前記サブ領域に同時に存在できる前記自律移動装置の最大台数を記憶するための記憶部と、を備え、前記サブ領域は、自律移動装置が他の自律移動装置の移動を妨げないで存在できる領域がある場合に、その領域を外した領域を当該サブ領域内の特定領域として設定され、前記装置台数取得部は、前記特定領域が設定されているサブ領域では、その特定領域内における自律移動装置の台数のみを当該サブ領域内の自律移動装置の台数とし、前記動作指示部は、前記目標機器に前記自律移動装置を指定する際に、前記装置台数取得部によって取得した自律移動装置の台数と前記記憶部に予め記憶した前記最大台数とを比較して、前記目標機器の存在するサブ領域にさらに自律移動装置の台数増が可能な場合に、前記目標機器に対して当該サブ領域内に存在しない自律移動装置を指定して前記動作指示を行うことを可能とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の自律移動装置群制御システムにおいて、前記最大台数は、前記サブ領域内に存在する機器の数に応じて定めるものである。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自律移動装置群制御システムにおいて、前記動作指示部は、前記最大台数を超えることになる自律移動装置に対して、所定の条件のもとで前記動作指示を行うものである。
請求項の発明は、請求項に記載の自律移動装置群制御システムにおいて、前記所定の条件は、最大台数を超えることになる前記自律移動装置に対する動作指示に続いて行う次の動作指示が、当該自律移動装置を指定した目標機器の存在するサブ領域から当該自律移動装置を退出させる動作指示となる条件のものである。
請求項の発明は、請求項に記載の自律移動装置群制御システムにおいて、前記所定の条件は、最大台数を超えることになる前記自律移動装置とは別の自律移動装置が、前記目標機器の存在するサブ領域から他のサブ領域に向けて移動中という条件のものである。
請求項1の発明によれば、サブ領域に同時に存在できる自律移動装置の最大台数を超えないように自律移動装置が動作指示されるので、複数の自律移動装置が集中してお互いの動作が干渉するというような搬送能力の低下につながる自律移動装置の一所への密集を回避して効率的な搬送を実現できる。また、例えば、サブ領域内に自律移動装置があまり行き来しない充電装置などが配置されていて混雑しない領域がある場合に、そのような混雑しない領域を外した領域をサブ領域の特定領域として設定し、その特定領域における自律移動装置の台数を当該サブ領域内の自律移動装置の台数とすることにより、各サブ領域の状況に即した台数を取得することができるので、効率的な搬送を実現できる。
請求項2の発明によれば、物品を供給または回収する自律移動装置の数を機器の台数に応じて調整できるので、例えば、少ない機器しか存在しないサブ領域に対しては少ない最大台数とすることにより自律移動装置の有効活用を図ることができる。
請求項の発明によれば、最大台数を超える場合でも実質的に問題がない場合については柔軟に対応できるので、高い搬送効率を維持できる。
請求項の発明によれば、サブ領域から退出することが予定されている自律移動装置を最大台数を超えてサブ領域に移動させるので、その自律移動装置は特定の時間だけサブ領域に台数超過して存在することになり、搬送効率の低下につながるような混雑や干渉を引き起こすことなく効率的な搬送を実現できる。
請求項の発明によれば、最大台数を超えて複数の自律移動装置が滞在するのは、特定の時間だけに限定されるので、搬送効率の低下をきたすことなく、効率的な搬送を実現できる。
以下、本発明の実施形態に係る自律移動装置群制御システムについて、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る自律移動装置群制御システムの構成例と作業領域の例を示し、図2は同制御システムの構成概念を示す。自律移動装置群制御システム1は、所定の領域A内に配置された複数の機器2に対して物品を供給または回収するために障害物を回避しながら自律移動する複数の自律移動装置3と、自律移動装置3に供給または回収の動作指示を行う中央制御装置4と、を備えている。
所定の領域Aは、複数のサブ領域、例えば、図1に示す例では、3つのサブ領域SA1,SA2,SA3を有して構成されており、各サブ領域の内側向きの矢印を添えて示されている機器2は、搬送物を搬出する機器(搬送物を引き渡す機器)である。また、外側向きの矢印を添えて示されている機器2は、搬送物を搬入する機器(搬送物を受け取る機器)である。
また、領域Aは自律移動装置3の移動する作業領域であって、各サブ領域SA1,SA2,SA3には、それぞれのサブ領域内に進入可能な自律移動装置3の最大台数Mxが設定されている。サブ領域SA1,SA2では、それぞれ最大台数Mx=3であり、サブ領域SA3では、最大台数Mx=2である。
中央制御装置4は、搬送業務の忙しい場所へは多くの自律移動装置3を移動させるが、その際に、各サブ領域に設定された最大台数Mxを参照して、搬送能力の低下につながる自律移動装置の一所への密集を回避して、自律移動装置3の有効活用を図ると共に効率的な搬送を実現する。
そこで、図1の場合、中央制御装置4は、サブ領域SA1のサブ領域内の最大台数Mx=3に対してサブ領域SA1内の台数が3台であるので、サブ領域SA1への自律移動装置3の進入を制限する。従って、サブ領域SA2から、サブ領域SA1に向かう、破線矢印aで示されるような自律移動装置3の移動は、このような、中央制御装置4による自律移動装置3の台数分布を調整する機能によって、禁止される。
次に、機器2、自律移動装置3、および中央制御装置4の詳細を図3、図4、図5を参照して説明する。
(機器2)
機器2は、図3に示すように、中央制御装置4と通信をするための通信手段21と、搬送物を受け渡しする搬送物受け渡し手段22と、搬送物の搬出の要求または、搬送物を搬入または搬出する要求を生成する搬入出要求生成手段23と、取り扱う搬入出物品などを特定するために必要な機器2の種別を設定する種別設定手段24を備えている。
搬送物受け渡し手段22は、自律移動装置3との搬送物の受け渡しを行う搬送物受け渡し部22aと、自律移動装置3との通信を行うための通信部22bと、を備えている。機器2の構成は、ここに示したような構成に限定されるものではなく、中央制御装置4が機器2の物品の搬出または搬入の要求および種別の情報が判断できる構成であり、自律移動装置3が搬送物の受け渡しを行える構成であればよい。
機器2は、自律移動装置3によって搬送されてきた搬送物(物品)に対して、加工、塗装、梱包、検査、測定などの何らかの処理を施して、再度、搬送物として、自律移動装置3に引き渡す。
機器2は、搬送物を受け入れる(搬入する)準備ができると、搬入または搬出の要求を生成する搬入出要求生成手段23により、「搬入要求」を通信手段21を用いて、中央制御装置4に通知する。また、機器2は、搬送物を渡す(搬出する)準備ができると、搬入出要求生成手段23により、「搬出要求」を通信手段21を用いて、中央制御装置4に通知する。機器2の搬送物受け渡し手段22は、通信手段21により自律移動装置3との通信を開始すると、予め設定されたルールに基づいて、搬送物受け渡し部22aを動作させ、これにより搬送物の受け渡しを行う。
(自律移動装置3)
自律移動装置3は、図4に示すように、中央制御装置4と通信をするための通信手段31と、外部環境を認識する環境認識手段32と、走行するための走行手段33と、目的地が指令された際に、目的地までの経路を生成して障害物を回避しつつ目的地まで自律移動するように走行手段33を制御する走行制御手段34と、走行手段33の駆動源および各部の電源とされる電池33aと、搬送物の受け渡しを行う搬送物受け渡し手段35と、自律移動装置3の動作を設定する動作設定手段36と、を備えている。
走行制御手段34は、各種パラメータや地図情報などを記憶する第1記憶部34aと、機器2や充電装置の所在地などの目的地が指示された際に地図情報に基づいて移動経路を生成する経路生成部34bと、環境認識手段32から得られる情報に基づいて障害物を検出する障害物検出部34cと、自律移動装置3の現在場所(自己位置)を取得する位置情報取得部34dと、走行手段33を制御する走行制御部34eと、を備えて構成されている。
第1記憶部34aに記憶された地図情報(地図)には、稼働領域における自己位置認識のための標識情報や、次に述べる経路生成部34bが移動経路を生成するために用いるノード情報などが含まれている。ノードは、自律移動装置2の稼働領域に定義されて分布している多数の目標点であり、例えば、移動可能な移動路の曲がり角がノードとされ、広い走行領域に分布配置された格子点などがノードとされる。各ノードの座標値、ノード間が一方通行なのか双方通行なのかなどの情報、各ノード間の相互の接続関係などがノード情報として設定されて定義されている。
経路生成部34bは、地図情報に含まれるノード情報を用いて、現在地から目的地までの移動経路を生成する。ここで、経路生成部34bによる、ノード情報を用いた移動経路の生成の概要を説明する(以下に示す移動経路の生成の詳細については、例えば、特開2005−050105号公報参照)。
上述のノード情報は、各ノード間の相互の接続関係の他に、ノード間を移動するために必要なコスト(距離、時間、エネルギなどの評価値)情報などが設定されて定義されている。経路生成部34bは、現在地から、目的地までの移動経路を生成する際に、移動経路の最適化や移動効率の基本概念として、移動コストの概念を用いる。移動コストは、2点間を移動するのに要する、時間やエネルギなどで見積もることができる。最も一般的なコストとして、2点間の直線距離、又は直線距離の和を用いることができる。しかしながら、自律移動装置3の機能に応じて、移動コストの概念は異なるものとなる。
自律移動装置3は、障害物を回避したりするためや、移動コストを最少とするために移動経路を見直しながら進むので、移動中の各時点において移動経路を再生成することがある。経路生成部34bによって生成される移動経路は、第1記憶部34aに記憶された地図情報に予め定められたノードをたどるように、つまりノードを経由するように生成される。
障害物検出部34cは、環境認識手段32が備えた、例えば、レーザレーダや超音波センサ、撮像装置などで得た情報から、障害物の自律移動装置3に対する位置を得る。その情報は、衝突回避や障害物回避を行うため走行制御部34eや経路生成部34bで参照され、走行速度変更や移動経路変更が行われる。
位置情報取得部34dは、例えば、ジャイロを内蔵したり、走行手段33の車輪にエンコーダを取り付けたりして、これらの出力する加速度情報や車輪の回転数情報などから、移動距離や回転角度を積算することにより自己位置や姿勢(自律移動装置2の位置や進行方向)を求めて、地図上の自己位置を取得する。また、環境認識手段32が検出した標識を地図上で確認することにより自己位置を補正できる。
搬送物受け渡し手段35は、機器2と搬送物の受け渡しを行う搬送物受け渡し部35aと、機器2との通信を行う通信部35bと、を備えて構成されている。
動作設定手段36は、一連の動作設定を行う動作設定部36aと、一連の動作などを記憶しておく第2記憶部36bと、を備えて構成されている。
自律移動装置3は、中央制御装置4からの動作指示を、通信手段31を用いて取得する。指示を受けた自律移動装置3は、動作設定手段36の動作設定部36aによって動作のシナリオを設定し、第2記憶部36bに記憶し、その後、動作のシナリオに従って動作する。この動作のシナリオは、上述の経路生成部34bによって生成された、現在地から目的地までの移動経路に、移動中の移動速度や目的地で行う動作の条件などを付加したものである。従って、走行手段33を制御する手順や、自律移動装置3の動作の手順は、全てこのシナリオによって規定されており、走行制御手段34と搬送物受け渡し手段35とは、シナリオの内容に沿って制御される。つまり、自律移動装置3は、自ら生成したシナリオに従って自律移動し、搬入や搬出の受け渡し動作などを行う。
自律移動装置3が中央制御装置4から受ける動作指示は、例えば、「目的地への移動、搬送物の受け渡し」などである。このような動作指示を取得した動作設定部36aは、走行制御手段34に対して、目的地までの移動を指示する。目的地は、例えば、搬送物の受け渡しを要求している機器2の所在地の他に、充電装置の位置や、待機位置の場合もある。自律移動装置3が、搬送物受け渡しの動作指示を受けている場合には、目的地、すなわち目標機器2の所在地に到着後、動作設定部36aは、搬送物受け渡し手段35に、搬送物受け渡しを指示する。
搬送物受け渡し手段35は、搬送物受け渡しの指示を取得すると通信部35bを用いて機器2の通信部22bとの通信を行い、予め設定されたルールに基づいて、搬送物受け渡し部35aを動作させ、これにより、搬送物の受け渡しを行う。搬送物受け渡しが終了した後、自律移動装置3は、「待機中」となり、新たな動作指示受付可能な状態となる。
(中央制御装置4)
中央制御装置4は、図5に示すように、複数の機器2との通信、および、複数の自律移動装置3との通信を行うための通信手段41と、動作指示手段42と、を備えて構成されている。
動作指示手段42は、各種パラメータの記憶、自律移動装置3の情報、機器2の情報、および地図情報、サブ領域に同時に存在できる自律移動装置3の最大台数Mxなど記憶する記憶部13と、各サブ領域SA1などの設定を行うサブ領域設定部10と、サブ領域SA1などに存在する自律移動装置3の台数を取得する装置台数取得部12と、機器2のうちの目標とする機器2(以下目標機器という)に自律移動装置3のいずれかを指定して供給または回収の動作指示を行って各自律移動装置3の移動先を決定する動作指示部11と、を備えている。
上述の動作指示部11は、目標機器に自律移動装置3を指定する際に、装置台数取得部12によって取得した自律移動装置3の台数と記憶部13に予め記憶した最大台数Mxとを比較して、目標機器の存在するサブ領域にさらに自律移動装置3の台数増が可能な場合に、目標機器2に対して当該サブ領域内に存在しない自律移動装置3を指定して動作指示を行うことができる。通常は、例えば、目標機器の存在するサブ領域内に新たな動作指示受付可能な状態にある待機中の自律移動装置3がある場合は、当該サブ領域内のその自律移動装置3を指定することができる。
中央制御装置4は、図6に示すように、通信手段21,31,41を用いて、機器2、および、自律移動装置3との通信を行う。機器2から中央制御装置4へは、「状態、搬出要求、搬入要求」などの情報が送信される。
また、自律移動装置3から中央制御装置4へは、「状態、座標、搬送物」などの情報が送信される。中央制御装置4から自律移動装置3へは、「行先指示」などの情報が送信される。
(動作説明)
次に、図7のフローチャートを参照して、自律移動装置群制御システム1におけるシステム制御の一連の流れを説明する。このシステム制御は、中央制御装置4、特に、その動作指示手段42によって行われる。中央制御装置4は、システム制御のため、装置起動後から装置終了まで、所定の制御周期のもとで、各処理モジュールM1〜M5の処理を繰り返す。なお、本実施形態の以下の動作説明、および、その後に説明する第2の実施形態と第3の実施形態においては、目標機器2の存在するサブ領域内に新たな動作指示受付可能な状態の自律移動装置3がない場合に、当該サブ領域の外から当該サブ領域の内部に自律移動装置3を移動させる場合に注目して動作説明を行っている。
情報取得モジュールM1は、機器2と自律移動装置3の情報を取得するモジュールである。サブ領域設定モジュールM2は、得られた情報からサブ領域を設定するモジュールである。装置台数取得モジュールM3は、サブ領域内の自律移動装置台数をカウントするモジュールである。
動作指示モジュールM4は、得られた情報、設定されたサブ領域に基づいて自律移動装置3への動作指示を与えるモジュールである。終了判定モジュールM5は、繰り返し処理の終了如何を判定して処理を終了するモジュールである。以下、各モジュールM1〜M5の動作説明をする。
(情報取得モジュールM1)
中央制御装置4の動作指示手段42は、情報取得モジュールM1における処理を行い、その処理中に、機器2、および自律移動装置3との間で通信手段41を用いて通信を行い、それぞれの情報を取得する(図6参照)。機器2から取得する情報は、「状態、搬送要求、搬入要求」などである。
「状態」は、機器2の状態を表し、「稼動中、停止中、異常」などである。また、「搬送要求」は、機器2が搬送物の搬出準備を完了しているときに出され、「搬入要求」は、機器2が搬送物を搬入する準備を完了しているときに出される。
自律移動装置3から取得する情報は、「状態、座標、搬送物」などである。
「状態」は、自律移動装置3の状態を表し、「停止、待機中、移動中、作業中」などであり、それぞれ、「停止」は、動作不能な状態を示し、「待機中」は、中央制御装置4からの指示により移動可能な状態を示し、「移動中」は、自律移動装置3が移動している状態を示し、「作業中」は、機器2と搬送物の受け渡しを行っている状態を示す。なお、「待機中」には、搬送物を搭載することなく、いわゆる空車の状態で回収動作の指示待ち状態となっている待機中の他に、搬送物を受け取って搭載した状態で、供給動作の指示を待っている待機中を含めることができる。
「座標」は、自律移動装置3の移動領域に設定された座標系における自律移動装置3の現在位置の座標である。「搬送物」は、自律移動装置3の搬送状態を表し、「搬送物搭載有無」や「搬送物の種類」などの情報である。
(サブ領域設定モジュールM2)
サブ領域設定モジュールM2における処理を、図8,図9(a)(b)を参照して説明する。中央制御装置4のサブ領域設定部10は、このモジュールM2において、サブ領域設定の処理を行う。各サブ領域は、「サブ領域の範囲」「サブ領域内最大台数」の2つの情報を決定することにより設定される。ここでの処理は、図9(a)に示されるように予め記憶部13に記憶されたサブ領域の座標情報を読み込むことにより、後段のモジュールM3,M4で用いる情報の準備をすることである。
各サブ領域SA1などは、自律移動装置群制御システム1における各機器の稼働計画(システムの作業計画)に基づいて、設定されて記憶部13に記憶されている。例えば、サブ領域SA1は、8台の機器2を含むように領域設定されている。各「サブ領域の範囲」が、四角形であり、その2頂点の座標によって決定される場合、図9(a)に示すa欄のサブ領域1は、図8におけるサブ領域SA1に対応し、b欄の座標1(x1s、y1s)は点P1の座標に対応し、c欄の座標2(x1e,y1e)は点Q1の座標に対応する。
また、「サブ領域内最大台数Mx」は、図9(b)に示すように、d欄の「サブ領域内の機器の台数」に対応して設定された、e欄の台数によって決定される。図9(b)の対応関係は、例えば、各サブ領域に共通に用いられる。この場合、d欄の「サブ領域内の機器の台数」は、サブ領域内で現在稼働中の機器2の台数である。そこで、図8におけるサブ領域SA1の8台の機器2が全て稼働中の場合、図9(b)から、最大台数Mx=4と設定される。
上述のように、物品を供給または回収する自律移動装置3のサブ領域内最大台数Mxを、機器2の台数に応じて調整することにより、少ない機器しか存在しないサブ領域に対しては少ない最大台数Mxを設定して自律移動装置3の有効活用を図ることができる。なお、各機器2のそれぞれの処理能力を考慮して最大台数Mxを設定することもできる。
(装置台数取得モジュールM3)
装置台数取得モジュールM3における処理を、図10を参照して説明する。中央制御装置4の装置台数取得部12は、このモジュールM3における処理によって、上述のモジュールM2によって設定された各サブ領域内に存在する自律移動装置3の台数を取得する。この台数は、例えば、各自律移動装置3の「座標」情報を参照することによって、求められる。
図10におけるサブ領域SA4には、7台の機器2と、1台の充電装置6、および充電装置6の周辺に確保された充電用領域7が設定されている。また、サブ領域SA5には、8台の機器2と、1台の充電装置6、その周辺に確保された充電用領域7、および、待機領域8が設定されている。
ここで、上述の充電用領域7や待機領域8は、自律移動装置3があまり行き来しない領域であって、混雑しない領域であるとする。このような場合、装置台数取得部12は、そのような混雑しない領域を外した領域をサブ領域の特定領域として設定し、その特定領域における自律移動装置3の台数を当該サブ領域内の自律移動装置の台数とする。そこで、サブ領域SA4では3台、サブ領域SA5では2台、サブ領域SA6では1台が、自律移動装置3の台数として取得される。
このように、充電装置6や待機領域8を、予め他の自律移動装置3の移動を阻害しない場所に設定することにより、サブ領域内に存在する自律移動装置3の数が最大台数Mxを超えていても、高い搬送効率を維持して搬送することができる。つまり、サブ領域内に自律移動装置3があまり行き来しない充電装置6などが配置されていて混雑しない領域がある場合に、そのような混雑しない領域を外した領域をサブ領域の特定領域として設定し、その特定領域における自律移動装置3の台数を当該サブ領域内の自律移動装置3の台数とすることにより、他の自律移動装置3の移動を妨げない領域にいる自律移動装置3の台数をカウントすることなく、サブ領域内台数を適切にカウント(台数取得)して効率的な搬送を実現できる。
(動作指示モジュールM4)
動作指示モジュールM4における処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。中央制御装置4の動作指示部11は、このモジュールM4における処理によって、各自律移動装置3に対して、それぞれ動作指示を行う。
まず、動作指示部11は、各機器2が搬入出要求生成手段23と通信手段21を介して、搬入要求または搬出要求を送信してきており、かつ予約済みでない機器Si(i=1〜n)を、目標とする機器(目標機器)として取得する(#1)。ここで、機器2が予約済みとは、後述のステップ#5について示すように、中央制御装置4が、当該機器2に対して、既に自律移動装置3を指定して指示を出している状態をいう。ところが、通信手順の設定の仕方によって、予約済みの機器2に対して予約済みの旨が伝わっていない場合や、伝えない場合があり、このような場合に、既に予約済みであっても、その機器2が搬入要求や搬出要求を送信することがあるので、予約済みでない機器を選択して取得する。
次に、動作指示部11は、機器ループLPS1,LPS2の処理を行い、各機器Si(i=1〜n)に対して物品を供給または回収するために移動させる自律移動装置3を選択し指定して、指定した各自律移動装置3に対して移動および搬送物受け渡しの動作を行うように動作指示を与える。
動作指示部11は、機器Siの存在するサブ領域内における自律移動装置3の台数が、そのサブ領域の最大台数Mxを超えていないかどうかを判別し(#2)、サブ領域内に最大台数Mx以上の自律移動装置3が存在する場合は(#2でNo)、機器Siに対して移動させる自律移動装置3の検索を終了し、次の機器Si(すなわち、i=i+1)に対する処理を行う。
ステップ#2において、サブ領域内の台数が最大台数Mx未満の場合は(#2でYes)、機器Siに対して物品を供給または回収することができる待機中の自律移動装置Rj(j=1〜m)を取得する(#3)。ここで、機器Siに対して物品を供給または回収することができる待機中の自律移動装置とは、機器Siが搬入要求の場合には、機器Siに設定されている機器種別に対応する搬送物を搭載し待機中である自律移動装置3のことである。機器Siが搬出要求の場合は、搬送物を搭載せずに待機中の自律移動装置3のことである。
次に、動作指示部11は、自律移動装置ループLPR1,LPR2の処理を行い、各自律移動装置Rjについて、機器Siに対する距離が最短の自律移動装置Rjを保持する(#3)。機器Siに対して最短距離となる自律移動装置Rjが存在すれば、その自律移動装置Rjに対して機器Siへの搬送の指示を行い、機器Siを予約済みとする。
以上の機器ループLPS1,LPS2が終了すると、動作指示部11は、一定時間待機中となっている自律移動装置3を、最寄の充電装置6や所定の最寄待機領域8の場所(図10参照)へ移動指示する。
(終了判定モジュールM5)
動作指示手段42は、このモジュールM5において、所定の終了条件に基づいて、または、ユーザからの終了指示や介入処理に基づいて、繰り返し処理の終了如何を判定して処理の継続、または処理の終了を行う。処理継続の場合は(M5でNo)、最初のモジュールM1の処理から、各処理が繰り返される。
上述のように、自律移動装置群制御システム1では、中央制御装置4、より詳細には、動作指示手段42の動作指示部11が、自律移動装置3に対して動作指示を出す際、移動先の機器2の属するサブ領域の自律移動装置3の台数がサブ領域内最大台数Mxを超える場合には移動の指示を出さないので、サブ領域内に存在する自律移動装置3の台数を制限でき、従って、自律移動装置3が一所に集まってしまうことを防止でき、高い搬送効率を維持することができる。
なお、上述において、自律移動装置3が搭載できる搬送物の数は特に明記していないが、1つでも複数でもよい。
(第2の実施形態)
次に、図12のフローチャートを参照して、第2の実施形態に係る自律移動装置群制御システムについて説明する。第2の実施形態の構成は、第1の実施形態と同様であり、上述の動作指示モジュールM4における処理が一部追加されている点が異なっており、他の点は同様である。すなわち、図12のフローチャートは、図11のフローチャートにおいて、新たな判断処理ステップ#10を追加したものである。
動作指示部11(図5)は、機器Siの存在するサブ領域内における自律移動装置3の台数が、そのサブ領域の最大台数Mxを超えていないかを判別し(#2)、サブ領域内に最大台数Mx以上の自律移動装置3が存在する場合は(#2でNo)、ステップ#10において、更に詳細判定を行う。
動作指示部11は、ステップ#10において、最大台数Mxを超えることになる自律移動装置3に対して、所定の条件のもとで、最大台数Mxを超過することを許容して、機器Siに自律移動装置3を選定し指定して動作指示を行う。その所定の条件とは、最大台数Mxを超えることになる自律移動装置3に対する動作指示に続いて行う次の動作指示が、その自律移動装置3を指定した目標機器Siの存在するサブ領域から、その自律移動装置3を退出させる動作指示となっている、という条件である。
動作指示部11は、上述の条件が成立する場合に、すなわち、選択して指定された自律移動装置3に対して、機器Siとの搬送物受け渡し後の移動先Nが決定されており、かつ、その移動先Nのあるサブ領域内に存在する自律移動装置3の台数がそのサブ領域の最大台数Mxを超えていない場合に(#10でYes)、最大台数Mxを超過することを許容して、自律移動装置3に動作指示を与えるためのステップ#3以降の処理を行う。
本実施形態の自律移動装置群制御システム1では、あるサブ領域に属する機器2を目標機器として自律移動装置3を移動させる場合、そのサブ領域内の自律移動装置3の台数がサブ領域内最大進入可能台数、すなわち最大台数Mxを超えている場合であっても、所定の条件を満たすときに、目標機器2に自律移動装置3を指定して移動させることができるので、自律移動装置3が一所に密集することを回避しつつ、機器2に向けて移動させる自律移動装置3の選択の幅を広げることができる。
すなわち、最大台数Mxを超える場合でも実質的に問題がない場合については柔軟に対応できるので、高い搬送効率を維持できる。また、サブ領域から退出することが予定されている自律移動装置3を最大台数Mxを超えてサブ領域に移動させるが、その自律移動装置3がサブ領域に台数超過して存在するのは特定の時間だけなので、搬送効率の低下につながるような混雑や干渉を引き起こすことなく効率的な搬送を実現できる。
(第3の実施形態)
次に、図13のフローチャートを参照して、第3の実施形態に係る自律移動装置群制御システムについて説明する。第3の実施形態の構成は、第1の実施形態と同様であり、上述の動作指示モジュールM4における処理が一部追加されている点が異なっており、他の点は同様である。すなわち、図13のフローチャートは、図11のフローチャートにおいて、新たな判断処理ステップ#20を追加したものである。更に述べると、第3の実施形態は、第2の実施形態において導入した「最大台数Mxを超過することを許容する所定の条件」を他の所定の条件としたものである。
つまり、動作指示部11(図5)は、ステップ#20において、目標機器Siのあるサブ領域から他のサブ領域へと移動中の自律移動装置3が存在する場合に(#20でYes)、最大台数Mxを超えることになる自律移動装置3に対して、最大台数Mxを超過することを許容して、自律移動装置3に動作指示を与えるためのステップ#3以降の処理を行う。
本実施形態の自律移動装置群制御システム1では、目標機器Siのあるサブ領域内の自律移動装置3が他のサブ領域に向けて移動中という条件のもとで、サブ領域内最大進入可能台数、すなわち最大台数Mxを超えている場合であっても、最大台数Mxを超えて自律移動装置3が滞在するのは、特定の時間だけに限定されるので、そのサブ領域に自律移動装置3を移動させることにより、搬送効率の低下を来すことなく、効率的な搬送を実現できる。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、一部上述したように、サブ領域内には、図10に示したような充電用領域7や待機領域8に滞在している自律移動装置3があり、かつ、その自律移動装置3に対して動作指示することができる場合には、目標機器2に対して当該サブ領域内に存在しない自律移動装置3を指定するよりも先に、このような滞在中の自律移動装置3に動作指示を行うことができる。また、自律移動装置3が複数の搬送物を搭載して、複数の機器2に対してこれらの搬送物を順番に配送する動作や、回収する動作を行うようにしてもよい。
また、上記では、領域Aにおけるサブ領域として、例えば図1に示したように、互いに接近した領域として設定された例を示したが、このような設定に限らず、領域Aを任意のサブ領域や配置に分割して設定することができる。また、複数の中央制御装置4を備えた、より大規模の階層的な自律移動装置群制御システムとすることもできる。また、隣の、更に隣のサブ領域から自律移動装置3を移動させる場合、隣のサブ領域における自律移動装置3の台数が最大台数に達している場合であっても、単なる通過であって滞在時間が少なく、相互干渉による搬送能率や作業能率の低下を来さない場合には、予め判定条件を定めておいて、その判定条件のもとで、当該最大台数を超えたサブ領域の通過を許容するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る自律移動装置群制御システムの構成例と作業領域の例を示す平面図。 同上制御システムの構成概念図。 同上制御システムを構成する機器のブロック構成図。 同上制御システムを構成する自律移動装置のブロック構成図。 同上制御システムを構成する中央制御装置のブロック構成図。 同上制御システムにおける通信の説明図。 同上制御システムにおけるシステム制御のフローチャート。 同上制御システムにおけるサブ領域設定を説明する平面図。 (a)は同上制御システムにおけるサブ領域を定義する座標データの図、(b)は同サブ領域における機器台数と進入可能な自律移動装置台数のデータ内容を説明する図。 同上制御システムにおけるサブ領域の特定領域を説明する平面図。 同上制御システムにおける動作指示のフローチャート。 第2の実施形態に係る自律移動装置群制御システムにおける動作指示のフローチャート。 第3の実施形態に係る自律移動装置群制御システムにおける動作指示のフローチャート。
符号の説明
1 自律移動装置群制御システム
2 機器
3 自律移動装置
4 中央制御装置
11 動作指示部
12 装置台数取得部
13 記憶部
A 領域
Mx 最大台数
SA1〜SA6 サブ領域

Claims (5)

  1. 所定の領域内に配置された複数の機器に対して物品を供給または回収するために障害物を回避しながら自律移動する複数の自律移動装置と、前記自律移動装置に前記供給または回収の動作指示を行う中央制御装置と、を備えた自律移動装置群制御システムにおいて、
    前記所定の領域は、複数のサブ領域を有して構成され、
    前記中央制御装置は、
    前記機器のうちの目標とする機器である目標機器に前記自律移動装置のいずれかを指定して前記供給または回収の動作指示を行う動作指示部と、
    前記各サブ領域内に存在する前記自律移動装置の台数を取得する装置台数取得部と、
    前記サブ領域に同時に存在できる前記自律移動装置の最大台数を記憶するための記憶部と、を備え、
    前記サブ領域は、自律移動装置が他の自律移動装置の移動を妨げないで存在できる領域がある場合に、その領域を外した領域を当該サブ領域内の特定領域として設定され、
    前記装置台数取得部は、前記特定領域が設定されているサブ領域では、その特定領域内における自律移動装置の台数のみを当該サブ領域内の自律移動装置の台数とし、
    前記動作指示部は、前記目標機器に前記自律移動装置を指定する際に、前記装置台数取得部によって取得した自律移動装置の台数と前記記憶部に予め記憶した前記最大台数とを比較して、前記目標機器の存在するサブ領域にさらに自律移動装置の台数増が可能な場合に、前記目標機器に対して当該サブ領域内に存在しない自律移動装置を指定して前記動作指示を行うことを可能とすることを特徴とする自律移動装置群制御システム。
  2. 前記最大台数は、前記サブ領域内に存在する機器の数に応じて定めることを特徴とする請求項1に記載の自律移動装置群制御システム。
  3. 前記動作指示部は、前記最大台数を超えることになる自律移動装置に対して、所定の条件のもとで前記動作指示を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自律移動装置群制御システム。
  4. 前記所定の条件は、最大台数を超えることになる前記自律移動装置に対する動作指示に続いて行う次の動作指示が、当該自律移動装置を指定した目標機器の存在するサブ領域から当該自律移動装置を退出させる動作指示となる条件であることを特徴とする請求項に記載の自律移動装置群制御システム。
  5. 前記所定の条件は、最大台数を超えることになる前記自律移動装置とは別の自律移動装置が、前記目標機器の存在するサブ領域から他のサブ領域に向けて移動中という条件であることを特徴とする請求項に記載の自律移動装置群制御システム。
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