JP4842742B2 - ソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理方法およびソフトウェア管理装置 - Google Patents

ソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理方法およびソフトウェア管理装置 Download PDF

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Description

本発明はソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理方法およびソフトウェア管理装置に関し、特に複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理方法およびソフトウェア管理装置に関する。
現在、コンピュータの小型化・低廉化が進むに伴い、1人で複数のコンピュータを使用することが多くなっている。例えば、屋内ではデスクトップ型コンピュータを使用し、屋外では持ち運び可能なラップトップ型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)を使用するなど、場所や用途に合わせてコンピュータを使い分けることが行われている。また、複数のコンピュータを同時に使用することで、複数の処理を並列に実行させることも行われている。
ここで、複数のコンピュータに同一種類のソフトウェアをインストールし、いずれのコンピュータでも同様の処理を実行できるようにする場合がある。例えば、デスクトップ型コンピュータとラップトップ型コンピュータとの両方に電子メール送受信ソフトウェアをインストールし、いずれのコンピュータでも電子メールを送受信できるようにする場合がある。しかし、このように複数のコンピュータに同一種類のソフトウェアをインストールすると、ソフトウェアの設定を変更する場合に、すべてのコンピュータについて手作業で設定変更の作業を行う必要があり、作業負担が大きいという問題があった。例えば、電子メールのメールアドレスが変わった場合、電子メール送受信ソフトウェアをインストールしたすべてのコンピュータについて、手作業でメールアドレスの設定を変更する必要があった。
そこで、管理対象である複数のコンピュータ(以下、クライアントという)をサーバコンピュータ(以下、サーバという)とネットワークで接続し、サーバでソフトウェアの設定情報を一括管理する方法が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。この方法では、サーバに最新の設定情報を格納しておく。クライアントは、起動時などにサーバから設定情報を取得し適用する。これにより、複数のコンピュータのソフトウェアの設定を容易に揃えることができ、設定変更の作業負担を大きく軽減することができる。
特開平5−298223号公報 特開2001−34580号公報
しかし、特許文献1,2記載の技術では、複数のクライアントを同時に使用する使用方法を考慮しておらず、柔軟性に欠けるという問題があった。その理由は以下の通りである。
第1に、複数のクライアントを同時に使用する場面では、クライアント間で役割分担を決めて使用することが多く、意図的にソフトウェアの設定に差異を設ける場合も多い。従って、すべてのクライアントに対して自動的に同一の設定情報を適用することは好ましくない。一方、上記技術では、どのクライアントにどの設定情報を適用するかを柔軟に決定することができない。
第2に、複数のクライアントを同時に使用する場面では、特定のクライアント間で一斉に設定の変更を行いたい場合がある。例えば、2つのクライアントを用いて並列処理を行う場合、この2つのクライアントの設定を同時に変更したい場合がある。一方、上記技術では、サーバに格納された設定情報をクライアントが能動的に取得する必要があり、所望のタイミングで一斉に設定の変更を行うことができない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数のクライアントをグループ化でき、グループ内では一斉に設定を変更可能なソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理方法およびソフトウェア管理装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すようなソフトウェア管理プログラムが提供される。本発明に係るソフトウェア管理プログラムは、複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するものである。このソフトウェア管理プログラムを実行するコンピュータ1は、プロファイル記憶手段1a、グループ情報記憶手段1b、プロファイル更新手段1c、同期対象判定手段1dおよび同期指示手段1eを有する。プロファイル記憶手段1aは、クライアント2a,2b,2c毎に、クライアント2a,2b,2cに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルを記憶する。グループ情報記憶手段1bは、複数のクライアント2a,2b,2cから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶する。プロファイル更新手段1cは、クライアント2aからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、変更通知に従って、プロファイル記憶手段1aに記憶された変更通知の送信元に対応するプロファイルを更新する。同期対象判定手段1dは、プロファイル記憶手段1aに記憶されたプロファイルの更新を検知すると、グループ情報記憶手段1bを参照し、プロファイルが更新されたクライアント2aと同一グループに属する他のクライアント2b,2cを同期対象と判定する。同期指示手段1eは、同期対象判定手段1dで判定されたクライアント2b,2cに対して、プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、同期通知に従って、プロファイル記憶手段1aに記憶された同期通知の送信先に対応するプロファイルを更新する。
このようなソフトウェア管理プログラムを実行するコンピュータ1によれば、プロファイル更新手段1cにより、クライアント2aからの変更通知が受信され、クライアント2aに対応するプロファイルが更新される。次に、同期対象判定手段1dにより、プロファイルの更新が検知され、クライアント2aと同一グループに属する他のクライアント2b,2cが同期対象と判定される。そして、同期指示手段1eにより、判定されたクライアント2b,2cに対して、プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知が送信されると共に、クライアント2b,2cに対応するプロファイルが更新される。
また、上記課題を解決するために、複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理する、コンピュータにより実行されるソフトウェア管理方法において、前記コンピュータが、前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記クライアント毎にプロファイル記憶手段に記憶されている前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルのうち、前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを前記変更通知に従って更新し、前記コンピュータが、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、複数の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段を参照して、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定し、前記コンピュータが、同期対象と判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する、ことを特徴とするソフトウェア管理方法が提供される。
このようなソフトウェア管理方法によれば、まず、クライアントからの変更通知が受信され、変更通知の送信元に対応するプロファイルが更新される。次に、プロファイルの更新が検知され、プロファイルが更新されたクライアントと同一グループに属する他のクライアントが同期対象と判定される。そして、判定されたクライアントに対して、プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知が送信される共に、同期通知の送信先に対応するプロファイルが更新される。
また、上記課題を解決するために、複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するソフトウェア管理装置において、前記クライアント毎に、前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、複数の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記変更通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを更新するプロファイル更新手段と、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、前記グループ情報記憶手段を参照して、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定する同期対象判定手段と、前記同期対象判定手段で判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する同期指示手段と、を有することを特徴とするソフトウェア管理装置が提供される。
このようなソフトウェア管理装置によれば、プロファイル更新手段により、クライアントからの変更通知が受信され、変更通知の送信元に対応するプロファイルが更新される。次に、同期対象判定手段により、プロファイルの更新が検知され、プロファイルが更新されたクライアントと同一グループに属する他のクライアントが同期対象と判定される。そして、同期指示手段により、判定されたクライアントに対して、プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知が送信されると共に、同期通知の送信先に対応するプロファイルが更新される。
本発明では、複数のクライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を保持し、クライアントから変更通知を受信してプロファイルが更新されると、同一グループに属する他のクライアントに同期通知を送信することとした。これにより、いずれかのクライアントの設定変更を契機として、同一グループに属するクライアントについて一斉に設定変更を行うことができる。従って、複数のクライアントを同時に使用する使用方法に対しても、柔軟かつ容易にソフトウェアの設定管理を行える。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本実施の形態の概念図である。コンピュータ1は、クライアント2aから変更通知を受信すると、同一グループに属する他のクライアント2b,2cに同期通知を送信することで、グループ内でソフトウェアの設定を同期させるものである。コンピュータ1は、クライアント2a,2b,2cとネットワークを介して接続されている。コンピュータ1は、プロファイル記憶手段1a、グループ情報記憶手段1b、プロファイル更新手段1c、同期対象判定手段1dおよび同期指示手段1eを有する。
プロファイル記憶手段1aは、管理対象のクライアント2a,2b,2c毎に、プロファイルを記憶する。プロファイルには、クライアント2a,2b,2cに搭載されたソフトウェアの設定情報が記載されている。設定情報には、例えば、クライアント2a,2b,2cに搭載されたオペレーティングシステム(OS:Operating System)に関する情報や、応用ソフトウェアに関する情報が含まれる。
グループ情報記憶手段1bは、クライアント2a,2b,2cから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶する。グループ情報には、例えば、3つのクライアント2a,2b,2cが同一グループに属する旨が記載されている。
プロファイル更新手段1cは、クライアント2aからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、プロファイル記憶手段1aに記憶されたクライアント2aに対応するプロファイルを更新する。変更通知には、例えば、設定が変更されたソフトウェアおよび設定項目を示す情報と、変更後の設定内容を示す情報とが含まれる。
同期対象判定手段1dは、プロファイル記憶手段1aを監視している。ここで、クライアント2aのプロファイルが更新されたことを検知すると、同期対象判定手段1dは、グループ情報記憶手段1bを参照して、クライアント2aと同一グループに属する他のクライアント2b,2cを同期対象と判定する。
同期指示手段1eは、同期対象判定手段1dで判定された同期対象のクライアント2b,2cに対して、クライアント2aのプロファイルの更新内容を反映して、設定の変更をすべき旨の同期通知を送信する。同期通知には、例えば、変更対象のソフトウェアおよび設定項目を示す情報と、変更後の設定内容を示す情報とが含まれる。また、同期指示手段1eは、同期通知での指示内容に従って、プロファイル記憶手段1aに記憶されたクライアント2b,2cに対応するプロファイルを更新する。
このようなコンピュータ1によれば、プロファイル更新手段1cにより、クライアント2aからの変更通知が受信され、クライアント2aに対応するプロファイルが更新される。次に、同期対象判定手段1dにより、プロファイルの更新が検知され、クライアント2aと同一グループに属する他のクライアント2b,2cが同期対象と判定される。そして、同期指示手段1eにより、判定されたクライアント2b,2cに対して、プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知が送信されると共に、クライアント2b,2cに対応するプロファイルが更新される。
これにより、クライアント2aの設定変更を契機として、同一グループに属するクライアント2b,2cについても一斉に設定を同期させることができる。従って、複数のクライアント2a,2b,2cを同時に使用するような使用環境においても、柔軟かつ容易にソフトウェアの設定管理を行える。
なお、本実施の形態では、同期指示手段1eが、クライアント2b,2cから同期通知に対する確認応答を受信した後に、プロファイルの更新を行うようにすることも可能である。これにより、クライアント2a,2b,2cにおける設定変更の進行状況を確認することが容易となる。
また、同期指示手段1eが、クライアント2b,2cとの通信に失敗した場合、クライアント2b,2cを継続的に監視し、通信が可能になったことを検知すると同期通知を再送信するようにすることも可能である。これにより、クライアント2b,2cが起動していない場合や、一時的にコンピュータ1との間の通信路に不具合が発生した場合でも、その後、通信が可能になり次第自動的に同期処理を再開でき、一部のクライアントの設定変更漏れを防止できる。
また、同期指示手段1eが、受信した確認応答に同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、プロファイルの拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、所定の表示装置に同期失敗報告を表示するようにすることも可能である。これにより、ユーザは、設定変更に失敗したクライアントおよび設定項目を即座に知ることができ、すべてのクライアントの設定が変更されたとの誤解を防止できる。
また、同期指示手段1eが、受信した確認応答に同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、プロファイルの拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、プロファイルに設定変更が拒否されたこと示す拒否履歴情報を付加し、同期対象判定手段1dが、判定したクライアントに対応するプロファイルに拒否履歴情報が付加されている場合、拒否履歴情報で示される設定変更と同一種類の設定変更に関しては、クライアントを同期対象から除外するようにすることも可能である。これにより、過去に設定変更に失敗したクライアントに対しては、失敗した設定変更と同一種類の設定変更を通知しないようにでき、処理および通信の無駄を防止できる。
また、コンピュータ1に、ソフトウェアの種類毎に、プロファイルに設定情報として記載すべき設定項目の一覧を示す項目リストを記憶する項目リスト記憶手段と、クライアント2a,2b,2cからクライアントに搭載されているソフトウェアを示す情報を含む登録要求を受信すると、項目リスト記憶手段を参照して、登録要求で示されるソフトウェアに対応する項目リストをクライアント2a,2b,2cに返信し、その後クライアントから項目リストに対応する設定情報を受信すると、受信した設定情報を用いてプロファイルを作成しプロファイル記憶手段に記憶するプロファイル登録手段と、を設けるようにすることも可能である。これにより、同期すべき設定項目を予めソフトウェアの種類毎に指定できると共に、同期すべき設定項目に関する設定情報のみをプロファイルの登録時に収集できる。
また、コンピュータ1に、ソフトウェアの実行に必要なファイルを記憶するファイル記憶手段を設け、同期指示手段1eが、同期通知で指示した設定変更がファイルの追加を必要とする場合、ファイル記憶手段から追加すべきファイルを取得し同期通知と併せて送信するようにすることも可能である。これにより、新規ソフトウェアのインストールやソフトウェアのアップデートも自動化することができる。
また、ファイル記憶手段が、ファイルを必要とするソフトウェアのライセンス情報をさらに記憶し、同期指示手段1eが、ファイル記憶手段からファイルを取得する際にライセンス情報を参照し、同期通知の送信先でのファイルの追加がライセンスに反しない場合のみ、ファイルを同期通知と併せて送信するようにすることも可能である。これにより、ソフトウェアのライセンス管理も一括して行うことができ、ライセンス情報の紛失を防止できる。また、ライセンスに反するソフトウェアのインストールやアップデートを自動的に防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成を示す図である。本実施の形態のソフトウェア管理システムは、1人のユーザが使用する複数のクライアントに搭載された応用ソフトウェアを、管理サーバがネットワークを介して集中管理するものである。
本実施の形態のソフトウェア管理システムは、管理サーバ100、ネットワーク20およびクライアント30,30a,30bで構成される。クライアント30,30a,30bは、ネットワーク20を介して管理サーバ100と接続されている。
クライアント30,30a,30bには、それぞれ電子メール送受信ソフトウェアや文書作成ソフトウェアなどの応用ソフトウェアが搭載されている。クライアント30,30a,30bは、いずれも1人のユーザが使用するコンピュータであり、1つのグループを構成している。管理サーバ100は、クライアント30,30a,30bに搭載された応用ソフトウェアの設定情報を収集し、プロファイルとして保持している。
ここで、例えば、クライアント30で応用ソフトウェアの設定が変更されると、クライアント30から管理サーバ100へ変更通知が送信される。変更通知には、変更されたソフトウェアおよび設定項目を示す情報と、変更後の設定内容を示す情報とが含まれる。管理サーバ100は、クライアント30から変更通知を受信すると、クライアント30に対応するプロファイルを更新する。
その後、管理サーバ100は、クライアント30と同一グループに属するクライアント30a,30bに対して、クライアント30と同様の設定変更を行うべき旨の同期通知を送信する。管理サーバ100は、クライアント30a,30bから同期通知に対する確認応答を受信すると、クライアント30a,30bに対応するプロファイルを更新する。
次に、管理サーバ100およびクライアント30,30a,30bのハードウェア構成について説明する。ただし、管理サーバ100およびクライアント30,30a,30bは、それぞれ同様のハードウェア構成によって実現できるため、代表して管理サーバ100について説明する。
図3は、管理サーバのハードウェア構成を示す図である。管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSプログラムやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。通信インタフェース106は、ネットワーク20に接続されている。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、管理サーバ100およびクライアント30,30a,30bのモジュール構成について説明する。ただし、クライアント30,30a,30bは、それぞれ同様のモジュール構成によって実現できるため、代表してクライアント30について説明する。
図4は、管理サーバの機能を示すブロック図である。管理サーバ100は、項目リスト記憶部110、プロファイル記憶部120、グループ情報記憶部130、プログラム記憶部140、プロファイル登録部150、グループ情報登録部160、プロファイル更新部170、同期対象判定部180および同期指示部190を有している。プロファイル登録部150、グループ情報登録部160、プロファイル更新部170および同期指示部190は、ネットワーク20を介してクライアント30,30a,30bと通信が可能である。
項目リスト記憶部110には、プロファイル記憶部120に格納されるプロファイルに記載すべき設定項目を示す項目リストが格納される。項目リストは、応用ソフトウェアの種類毎に定義される。プロファイル記憶部120には、クライアント30,30a,30b毎に、プロファイルが格納される。プロファイルには、クライアント30,30a,30bにインストールされた応用ソフトウェア毎の設定情報が記載される。
グループ情報記憶部130には、クライアントのグループを定義したグループ情報が格納される。例えば、3つのクライアント30,30a,30bが1つのグループを構成することを示す情報が格納される。プログラム記憶部140には、応用ソフトウェアの実行に必要なプログラムのファイルが格納される。また、プログラム記憶部140には、個々の応用ソフトウェアのライセンス情報も格納される。ライセンス情報には、応用ソフトウェアをインストール可能なクライアントの台数や、ライセンスキーなどの情報が含まれる。
プロファイル登録部150は、クライアント30,30a,30bからクライアント登録要求を受信する。クライアント登録要求には、送信元のクライアントにインストールされた応用ソフトウェアの一覧情報が含まれている。プロファイル登録部150は、その一覧情報で示される応用ソフトウェアに対応する項目リストを、項目リスト記憶部110から取得し、送信元のクライアントに返信する。その後、プロファイル登録部150は、返信した項目リストに対応する設定情報を受信すると、プロファイルの記載事項としてプロファイル記憶部120に格納する。
グループ情報登録部160は、クライアント30,30a,30bからグループ登録要求を受信する。グループ情報登録部160は、グループ登録要求の内容に従ってグループ情報の作成または更新を行い、グループ情報記憶部130に格納する。なお、必要に応じて、グループに追加したクライアントの設定を、グループ内の他のクライアントの設定と同期させる指示も行う。
プロファイル更新部170は、クライアント30,30a,30bからソフトウェアの設定が変更されたことを示す変更通知を受信する。プロファイル更新部170は、変更通知の内容に従って、プロファイル記憶部120に格納された送信元のクライアントに対応するプロファイルを更新する。
同期対象判定部180は、所定の時間間隔でプロファイル記憶部120を継続的に監視する。同期対象判定部180は、プロファイルが更新されたことを検知すると、グループ情報記憶部130を参照して、更新されたプロファイルのクライアントと同一グループに属する他のクライアントを、同期対象と判定する。なお、監視を行う時間間隔を短くすることで、ほぼリアルタイムに同期対象の判定を行うことができる。
同期指示部190は、同期対象判定部180で判定された同期対象のクライアントに対して、同期通知を送信する。同期通知には、同期対象判定部180が検知した更新の内容を反映して設定を変更すべき指示が含まれる。ここで、同期指示部190は、設定変更がプログラムファイルの追加を必要とする場合には、必要なファイルをプログラム記憶部140から取得し、同期通知と併せて送信する。そして、同期指示部190は、送信先のクライアントから確認応答を受信すると、確認応答の内容に応じて、対応するプロファイルを更新する。なお、同期指示部190は、必要に応じて、同期処理の結果を変更通知の送信元のクライアントに通知し表示させる。
図5は、クライアントの機能を示すブロック図である。クライアント30は、設定情報記憶部31、クライアント登録部32、変更検出部33および設定変更部34を有している。クライアント登録部32、変更検出部33および設定変更部34は、ネットワーク20を介して管理サーバ100と通信が可能である。
設定情報記憶部31には、クライアント30にインストールされた応用ソフトウェア毎の設定情報が格納される。設定情報記憶部31に格納される設定情報は、管理サーバ100が保持するプロファイルに記載される設定情報と同様である。
クライアント登録部32は、ユーザの操作入力を受け付け、管理サーバ100に対して、クライアント登録要求とグループ登録要求とを送信する。また、クライアント登録部32は、管理サーバ100からクライアント登録要求に応答して項目リストを受信すると、項目リストに対応する設定情報を収集し、管理サーバ100へ返信する。
変更検出部33は、所定の時間間隔でクライアント30にインストールされた応用ソフトウェアの設定情報を収集する。変更検出部33は、前回収集した設定情報との差分から設定が変更されたことを検出すると、管理サーバ100に対して変更通知を送信する。
設定変更部34は、管理サーバ100から同期通知を受信する。設定変更部34は、受信した同期通知の内容に従って、クライアント30にインストールされた応用ソフトウェアの設定を変更する。同期通知と併せてプログラムファイルを受信した場合には、プログラムの追加処理も行う。そして、設定変更部34は、設定変更の結果を管理サーバ100に対して返信する。
次に、管理サーバ100が保持するデータのデータ構造について説明する。
図6は、項目リストテーブルのデータ構造例を示す図である。項目リストテーブル110aは、項目リスト記憶部110に格納されている。項目リストテーブル110aには、応用ソフトウェアの種類毎と項目リストとがそれぞれ関連付けられてテーブル化されて格納されている。項目リストテーブル110aには、ソフトウェア名を示すフィールド111および設定項目を示すフィールド112が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
フィールド111には、応用ソフトウェアの種類を示す名称が設定される。フィールド112には、フィールド111で示される種類の応用ソフトウェアに対して、収集すべき設定項目の名称の一覧が設定される。設定項目の名称間はカンマ(“,”)で区切られる。
項目リストテーブル110aに格納される情報は、予めクライアント30,30a,30bのユーザや管理サーバ100の管理者によって登録される。例えば、ソフトウェア名が“メールX”、設定項目が“バージョン,メールアドレス,POPサーバ”という情報が登録される。
図7は、設定情報テーブルのデータ構造例を示す図である。設定情報テーブルは、クライアント30,30a,30b毎にプロファイル記憶部120に格納されており、プロファイルに相当する。設定情報テーブル120aは、クライアント30(識別情報が“01−23−45−67−89−AB”)に対応する設定情報テーブルである。設定情報テーブル120aには、応用ソフトウェア毎の設定情報がテーブル化されて格納されている。
設定情報テーブル120aには、ソフトウェア名を示すフィールド121、設定項目を示すフィールド122、設定値を示すフィールド123および備考を示すフィールド124が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
フィールド121には、応用ソフトウェアの名称が設定される。フィールド122には、フィールド121で示される応用ソフトウェアについての設定項目が設定される。設定項目は、1つの応用ソフトウェアに対して1つ以上設定される。フィールド123には、フィールド122で示される設定項目に対応する設定内容が設定される。フィールド124には、フィールド121で示される応用ソフトウェアについての備考が設定される。具体的には、クライアント30によって過去に設定変更が拒否された場合に、拒否された設定変更の内容が設定される。
設定情報テーブル120aに格納される設定情報は、クライアント30からのクライアント登録要求に応じて、プロファイル登録部150によって登録される。また、クライアント30からの変更通知に応じて、プロファイル更新部170によって更新される。また、クライアント30からの確認応答に応じて、同期指示部190によって更新される。例えば、ソフトウェア“メールX”について、設定項目が“メールアドレス”、設定値が“foo@example.jp”という情報が登録される。
図8は、グループ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。グループ情報テーブル130aは、グループ情報記憶部130に格納されている。グループ情報テーブル130aには、グループ情報がテーブル化されて格納されている。グループ情報テーブル130aには、グループ名を示すフィールド131およびクライアントIDを示すフィールド132が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられてグループ情報を構成する。
フィールド131には、グループを識別するためのグループ名が設定される。フィールド132には、フィールド131で示されるグループに属するクライアントの識別情報の一覧が設定される。識別情報の間は、カンマ(“,”)で区切られる。
グループ情報テーブル130aに格納されるグループ情報は、クライアント30,30a,30bからのグループ登録要求に応じて、グループ情報登録部160によって登録される。例えば、グループ名が“グループA”、クライアントIDが“01−23−45−67−89−AB”(クライアント30の識別情報)、“12−34−56−78−9A−BC”(クライアント30aの識別情報)、“23−45−67−89−AB−CD”(クライアント30bの識別情報)という情報が登録される。
図9は、ライセンス情報テーブルのデータ構造例を示す図である。ライセンス情報テーブル140aは、プログラム記憶部140に格納されている。ライセンス情報テーブル140aには、ライセンス情報がテーブル化されて格納されている。ライセンス情報テーブル140aには、プログラム名を示すフィールド141、ライセンス条件を示すフィールド142およびライセンスキーを示すフィールド143が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられてライセンス情報を構成する。
フィールド141には、プログラム記憶部140に格納されているプログラムファイルのプログラム名が設定される。プログラム名は、例えば、応用ソフトウェアの種類名とバージョン情報とから構成される。フィールド142には、フィールド141で示されるプログラムのライセンス条件が設定される。ライセンス条件は、例えば、インストール可能なクライアントの残り台数などの条件である。フィールド143には、フィールド141で示されるプログラムをインストールする際に必要となるライセンスキーが設定される。ライセンスキーが不要なプログラムの場合、“不要”と設定される。
ライセンス情報テーブル140aに格納されるライセンス情報は、クライアント30,30a,30bのユーザや、管理サーバ100の管理者によって予め登録される。また、ライセンス条件における残りライセンス数は、同期指示部190によって必要に応じて更新される。例えば、プログラム名が“ワープロY ver9.2”、ライセンス条件が“残りライセンス数1”、ライセンスキーが“A12345”という情報が登録される。
次に、以上のような構成およびデータ構造のシステムにおいて実行される処理の詳細を説明する。
図10は、クライアント登録処理の手順を示すフローチャートである。図10は、クライアント30が管理サーバ100にクライアント登録要求を送信し、管理サーバ100がクライアント30のプロファイルを登録する処理の手順を示している。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、クライアント30a,30bがクライアント登録要求を送信する場合も、同様の処理の流れとなる。
[ステップS11]クライアント30のクライアント登録部32は、ユーザの操作入力によってクライアント登録の指示があると、クライアント30にインストールされている応用ソフトウェアを検索する。例えば、クライアント登録部32は、OSのレジストリの情報を調べる。または、クライアント登録部32は、所定のディレクトリに配置されているプログラムファイルを調べる。
[ステップS12]クライアント登録部32は、クライアント登録要求を管理サーバ100に対して送信する。クライアント登録要求には、ステップS11で発見した応用ソフトウェアの一覧情報と、クライアント30を一意に識別する識別情報を含めておく。識別情報としては、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスを使用する。または、クライアント名やIP(Internet Protocol)アドレスを使用してもよい。
[ステップS13]管理サーバ100のプロファイル登録部150は、クライアント登録要求に含まれる識別情報を用いて、設定情報テーブル120aを作成しプロファイル記憶部120に格納する。
[ステップS14]プロファイル登録部150は、項目リスト記憶部110に格納された項目リストテーブル110aを検索し、クライアント登録要求で示される応用ソフトウェアに対応する項目リストを取得する。
[ステップS15]プロファイル登録部150は、ステップS14で取得した項目リストを、クライアント登録要求の送信元であるクライアント30に返信する。
[ステップS16]クライアント登録部32は、項目リストで示される設定項目に対応する情報を収集する。例えば、クライアント登録部32は、OSのレジストリやプログラムの設定ファイル(INIファイル)から設定情報を収集する。
[ステップS17]クライアント登録部32は、ステップS16で収集した設定情報を、設定情報記憶部31に格納する。
[ステップS18]クライアント登録部32は、ステップS16で収集した設定情報を、管理サーバ100に対して送信する。
[ステップS19]プロファイル登録部150は、ステップS13で作成した設定情報テーブルに受信した設定情報を登録する。
図11は、クライアント登録処理の例を示す模式図である。クライアント30は、管理サーバ100に対してクライアント登録要求を送信する。管理サーバ100は、クライアント登録要求を受信すると、クライアント30に対応する設定情報テーブル120aを作成する(ステップST11)。管理サーバ100は、クライアント30にインストールされている応用ソフトウェアに対応する項目リストを返信する(ステップST12)。クライアント30は、受信した項目リストに対応する設定情報を収集し、管理サーバ100に対して送信する。管理サーバ100は、受信した設定情報をプロファイルとして登録する(ステップST13)。
図12は、グループ登録処理の手順を示すフローチャートである。図12は、クライアント30が管理サーバ100にグループ登録要求を送信し、管理サーバ100がクライアント30をグループに登録する処理の手順を示している。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、クライアント30a,30bがグループ登録要求を送信する場合も、同様の処理の流れとなる。
[ステップS21]クライアント30のクライアント登録部32は、ユーザの操作入力によってグループ登録の指示があると、グループ登録要求を管理サーバ100に対して送信する。グループ登録要求には、クライアント30の識別情報と、クライアント30を登録したいグループのグループ名とを含めておく。グループ名は、ユーザが指定する。
[ステップS22]管理サーバ100のグループ情報登録部160は、グループ情報記憶部130に格納されたグループ情報テーブル130aを検索し、グループ登録要求で示されるグループのグループ情報が既に存在するか判断する。グループが存在する場合には、処理がステップS24に進められる。グループが存在しない場合には、処理がステップS23に進められる。
[ステップS23]グループ情報登録部160は、グループ登録要求に含まれるグループ名とクライアント30の識別情報とからグループ情報を作成し、グループ情報テーブル130aに登録する。そして、グループ登録処理が終了する。
[ステップS24]グループ情報登録部160は、ステップS22で特定したグループ情報のクライアントIDに、グループ登録要求に含まれるクライアント30の識別情報を追加する。
[ステップS25]グループ情報登録部160は、プロファイル記憶部120を検索し、ステップS22で取得したグループ情報に既に登録されていたクライアントに対応する設定情報テーブルを取得する。
[ステップS26]グループ情報登録部160は、クライアント30に対して、ステップS25で取得した設定情報テーブルの設定情報を送信する。
[ステップS27]クライアント登録部32は、受信した設定情報に基づいて、応用ソフトウェアの設定を変更する。
[ステップS28]クライアント登録部32は、受信した設定情報を、設定情報記憶部31に格納する。
このようにして、クライアント30は、管理サーバ100に対してグループ登録要求を送信する。管理サーバ100は、グループ登録要求で示されるグループが存在しない場合、新たにグループを定義し登録する。一方、既にグループが存在する場合、管理サーバ100は、クライアント30をそのグループに追加すると共に、既に登録されているクライアントの設定情報をクライアント30に送信する。これにより、新たに設置したクライアントの設定を、既存のクライアントと即座に同期させることができる。
図13は、プロファイル更新処理の手順を示すフローチャートである。図13は、クライアント30が管理サーバ100に変更通知を送信し、管理サーバ100がクライアント30に対応するプロファイルを更新する処理の手順を示している。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、クライアント30a,30bが変更通知を送信する場合も、同様の処理の流れとなる。
[ステップS31]クライアント30の変更検出部33は、所定の時間間隔でクライアント30にインストールされた応用ソフトウェアの設定情報を収集して、変更の有無を判断する。また、変更検出部33は、ユーザの操作入力による指示があった場合にも、変更の有無を判断する。例えば、変更検出部33は、OSのレジストリや、所定のディレクトリに配置されたプログラムの設定ファイルを調べる。このようにして、変更検出部33は、応用ソフトウェアの設定変更を検出する。
[ステップS32]変更検出部33は、ステップS31で検出した設定変更の内容を、設定情報記憶部31に格納された設定情報に反映させる。
[ステップS33]変更検出部33は、管理サーバ100に対して変更通知を送信する。変更通知には、ステップS31で検出した設定変更の内容と、クライアント30の識別情報とを含めておく。
[ステップS34]管理サーバ100のプロファイル更新部170は、プロファイル記憶部120に格納されているクライアント30に対応する設定情報テーブル120aを取得する。そして、プロファイル更新部170は、変更通知の内容に従って、設定情報テーブル120aに登録された設定情報を更新する。
このようにして、クライアント30は、応用ソフトウェアの設定が変更されたことを検出すると、管理サーバ100に対して変更通知を送信する。管理サーバ100は、変更通知を受信すると、変更通知の送信元に対応する設定情報テーブルを取得し、設定情報を更新する。
図14は、同期指示処理の手順を示す第1のフローチャートである。図14は、管理サーバ100がクライアント30に対応するプロファイルの更新を検出し、クライアント30と同一グループに属するクライアント30a,30bに同期通知を送信する処理の手順を示している。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、クライアント30a,30bに対応するプロファイルが更新された場合も、同様の処理の流れとなる。
[ステップS41]同期対象判定部180は、プロファイル記憶部120に格納された設定情報テーブルを監視する。そして、同期対象判定部180は、設定情報テーブルの設定情報が更新されたか否か判断する。更新された場合には、処理がステップS42に進められる。更新されていない場合には、所定の時間後にステップS41の処理が繰り返される。
[ステップS42]同期対象判定部180は、ステップS41で設定情報テーブル120aの更新を検出すると、グループ情報記憶部130に格納されたグループ情報テーブル130aを検索して、クライアント30と同一グループに属するクライアント30a,30bを同期対象と判定する。
[ステップS43]同期対象判定部180は、ステップS42で判定したクライアント30a,30bに対応する設定情報テーブルを検索し、ステップS41で検出した更新内容に対応する設定情報を取得する。そして、同期対象判定部180は、設定情報の備考に拒否履歴が記載されている場合、拒否履歴と同一種類の更新内容を同期対象から除外する。例えば、クライアント30にインストールされた“メールX”が、バージョン“9.2”からバージョン“9.3”へ変更され、一方、クライアント30aの設定情報に“メールX”のバージョン“9.2”への変更が過去に拒否されたことを示す拒否履歴が記載されているとする。この場合、同期対象判定部180は、クライアント30aを同期対象から除外する。
[ステップS44]同期指示部190は、同期対象判定部180から同期対象に関する情報を取得する。そして、同期指示部190は、設定変更の内容が、新たなプログラムの追加を必要とするか否かを判断する。プログラムの追加が必要である場合、処理がステップS45に進められる。プログラムの追加が不要である場合、処理がステップS47に進められる。
[ステップS45]同期指示部190は、プログラム記憶部140に格納されたライセンス情報テーブル140aを検索し、ステップS44で追加が必要と判断したプログラムのライセンスの取得を試みる。具体的には、同期指示部190は、プログラムの追加がライセンス条件に反しないか否かを判断すると共に、残りライセンス数が規定されている場合には、これを1つ減らす。そして、同期指示部190は、ライセンスの取得に成功したプログラムについて、プログラムファイルと、必要な場合にはライセンスキーとを取得する。
[ステップS46]同期指示部190は、ステップS45でライセンスの取得に失敗したプログラムを使用する設定変更を、同期通知の内容から除外する。
[ステップS47]同期指示部190は、同期対象のクライアントに対して、同期通知を送信する。同期通知には、設定変更の指示内容を含めておく。また、同期指示部190は、ステップS45でプログラムファイルを取得した場合には、同期通知と併せてプログラムファイルを送信する。
図15は、同期指示処理の手順を示す第2のフローチャートである。図15は、管理サーバ100がクライアント30a,30bから同期通知に対する確認応答を受信した後の処理の手順を示している。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、管理サーバ100がクライアント30から確認応答を受信した場合も、同様の処理の流れとなる。
[ステップS51]同期指示部190は、同期通知を送信したクライアント30a,30bから、所定時間内に確認応答を受信したか否かを判断する。確認応答を受信した場合には、処理がステップS53に進められる。確認応答を受信しない場合には、処理がステップS52に進められる。
[ステップS52]同期指示部190は、同期通知を送信したクライアント30a,30bとの間の通信状態を監視する。具体的には、同期指示部190は、定期的にクライアント30a,30bに対してメッセージを送信し、通信が可能か否かを判定する。そして、同期指示部190は、通信が可能になったと判定すると、同期通知を再送信する。その後、処理がステップS51に進められる。なお、通信状態を同期指示部190が監視するのではなく、クライアント30a,30bに監視させ、通信が可能になると管理サーバ100へ報告させるようにしてもよい。
[ステップS53]同期指示部190は、ステップS51で受信した確認応答で設定変更に成功した設定項目が示されている場合、設定情報テーブルに記載された設定情報を、変更後の内容に更新する。
[ステップS54]同期指示部190は、ステップS51で受信した確認応答で設定変更が拒否された設定項目が示されている場合、設定情報テーブルの備考欄に拒否された内容を拒否履歴として記載する。
[ステップS55]同期指示部190は、同期処理に失敗した設定項目があるか判断する。ここで、同期処理の失敗とは、ライセンス不足のために同期通知で指示することができなかった場合か、または、クライアントによって変更を拒否された場合をいう。失敗した設定項目がある場合には、処理がステップS56に進められる。失敗した設定項目がない場合には、同期指示処理が終了する。
[ステップS56]同期指示部190は、失敗報告を、設定変更の契機となった変更通知を送信したクライアント30に通知し、クライアント30のモニタに表示させる。失敗報告には、同期処理に失敗したクライアントと設定項目との情報を含めておく。
このようにして、管理サーバ100は、プロファイルの更新を検出すると、更新されたプロファイルのクライアント30と同一グループに属するクライアント30a,30bに対して、同期通知を送信する。ここで、管理サーバ100は、設定の変更に新たなプログラムの追加が必要で、かつ、プログラムの追加がライセンスに反しない場合には、同期通知を併せてプログラムファイルも送信する。そして、管理サーバ100は、クライアント30a,30bからの確認応答に応じてプロファイルを更新する。また、管理サーバ100は、同期処理に失敗した設定項目がある場合には、クライアント30のモニタに失敗報告を表示させる。
図16は、設定変更処理の手順を示すフローチャートである。図16は、クライアント30が管理サーバ100から同期通知を受信し、設定変更を行う処理の手順を示している。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、クライアント30a,30bが同期通知を受信する場合も、同様の処理の流れとなる。
[ステップS61]設定変更部34は、管理サーバ100から同期通知を受信すると、同期通知で示される個々の設定変更がクライアント30で実行可能か否かを判定する。例えば、設定変更部34は、設定情報記憶部31に格納された設定情報を参照し、同期通知で指示された設定変更を実行すると他の設定と矛盾が生じる場合には、実行不可と判定する。
[ステップS62]設定変更部34は、ステップS61で実行可能と判定した設定変更を実行する。
[ステップS63]設定変更部34は、ステップS62で行った設定変更の結果を、設定情報記憶部31に格納された設定情報に反映させる。
[ステップS64]設定変更部34は、管理サーバ100に対して確認応答を返信する。確認応答には、ステップS62で設定変更を行った設定項目と、設定変更を拒否した設定項目と示す情報を含めておく。
このようにして、クライアント30は、管理サーバ100から同期通知を受信すると、実行可能な設定変更と実行不可能な設定変更とを判定し、実行可能と判定した設定変更を実行する。そして、クライアント30は、管理サーバ100に対して設定変更の結果を報告する。
図17は、同期指示処理および設定更新処理の例を示す模式図である。クライアント30は、応用ソフトウェア“メールX”の設定項目“メールアドレス”の設定内容が変更されたこと検出すると、管理サーバ100に対して変更通知を送信する。管理サーバ100は、クライアント30から変更通知を受信すると、クライアント30に対応する設定情報テーブル120aを更新する(ステップST21)。
管理サーバ100は、設定情報テーブル120aが更新されたことを検出すると、クライアント30と同一グループに属するクライアント30a,30bに対して、同期通知を送信する(ステップST22)。ただし、図17には、クライアント30bに対して同期通知を送信する処理のみを記載してある。
同期通知を受信したクライアント30bは、応用ソフトウェア“メールX”の設定項目“メールアドレス”の設定内容を変更する。そして、クライアント30bは、“メールアドレス”の設定変更が完了したことを示す確認応答を、管理サーバ100に対して送信する。管理サーバ100は、クライアント30bに対応する設定情報テーブルを更新する(ステップST23)。
このような管理サーバ100を用いることで、いずれかのクライアントの設定変更を契機として、同一グループに属するクライアントについても一斉に設定を同期させることができる。従って、複数のクライアントを同時に使用するような使用環境においても、柔軟なソフトウェアの設定管理を行える。
また、同期させようとするクライアントが起動していない場合や、一時的に管理サーバ100との間の通信路に不具合が発生した場合でも、その後、通信が可能になり次第自動的に同期処理を再開でき、一部のクライアントの設定変更漏れを防止できる。また、設定変更に失敗した場合には失敗報告が即座に表示されるため、ユーザがすべてのクライアントの設定が変更されたと誤解することを防止できる。
また、過去に設定変更を拒否したクライアントについては、拒否された設定変更と同一種類の設定変更を通知しないようにでき、処理および通信の無駄を防止できる。また、同期させたい設定項目を予めソフトウェアの種類毎に指定することができ、指定した設定項目についての設定情報をプロファイルの登録時に自動的に収集できる。
また、新たなプログラムのインストールやプログラムのアップデートも自動化することができる。また、応用ソフトウェアのライセンス情報も一括して管理することができ、ライセンス情報の紛失を防止できると共に、ライセンスに反するプログラムのインストールやアップデートを未然に防止できる。
なお、本実施の形態では、1人のユーザが複数のパーソナルコンピュータを管理する場合について説明したが、上記の管理サーバ100は、グリッドを構成するコンピュータの管理に使用することもできる。
グリッドは、膨大な数のコンピュータをネットワークで接続することで、多数の処理を並列実行できるようにするコンピュータの構成方法である。ここで、グリッドの管理者は、グリッドを構成するコンピュータの設定を一斉に変更したい場合がある。一方、グリッドは膨大な数のコンピュータで構成されるため、従来、このような変更作業は管理者の負担が大きいという問題があった。
そこで、上記の管理サーバ100をグリッドを構成するコンピュータの管理に使用することで、管理者の作業負担を大幅に削減することができる。このように、上記の管理サーバ100は、管理するコンピュータの数が多いほど特に大きな効果を発揮する。
以上、本発明のソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理方法およびソフトウェア管理装置を図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、汎用的なコンピュータによって実現することができる。その場合、管理サーバ100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどが挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などが挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などが挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)などが挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) 複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するソフトウェア管理プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記クライアント毎に、前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルを記憶するプロファイル記憶手段、
1つ以上の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段、
前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記変更通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを更新するプロファイル更新手段、
前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、前記グループ情報記憶手段を参照し、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定する同期対象判定手段、
前記同期対象判定手段で判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する同期指示手段、
として機能させることを特徴とするソフトウェア管理プログラム。
(付記2) 前記同期指示手段は、前記クライアントから前記同期通知に対する確認応答を受信した後に、前記プロファイルの更新を行う、
ことを特徴とする付記1記載のソフトウェア管理プログラム。
(付記3) 前記同期指示手段は、前記クライアントとの通信に失敗した場合、前記クライアントを継続的に監視し、通信が可能になったことを検知すると前記同期通知を再送信する、
ことを特徴とする付記2記載のソフトウェア管理プログラム。
(付記4) 前記同期指示手段は、受信した前記確認応答に前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、所定の表示装置に同期失敗報告を表示する、
ことを特徴とする付記2記載のソフトウェア管理プログラム。
(付記5) 前記同期指示手段は、受信した前記確認応答に前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、前記プロファイルに設定変更が拒否されたこと示す拒否履歴情報を付加し、
前記同期対象判定手段は、判定した前記クライアントに対応する前記プロファイルに前記拒否履歴情報が付加されている場合、前記拒否履歴情報で示される設定変更と同一種類の設定変更に関しては、前記クライアントを同期対象から除外する、
ことを特徴とする付記2記載のソフトウェア管理プログラム。
(付記6) 前記コンピュータを、さらに、
ソフトウェアの種類毎に、前記プロファイルに設定情報として記載すべき設定項目の一覧を示す項目リストを記憶する項目リスト記憶手段、
前記クライアントから前記クライアントに搭載されているソフトウェアを示す情報を含む登録要求を受信すると、前記項目リスト記憶手段を参照して、前記登録要求で示されるソフトウェアに対応する前記項目リストを前記クライアントに返信し、その後前記クライアントから前記項目リストに対応する設定情報を受信すると、受信した設定情報を用いて前記プロファイルを作成し前記プロファイル記憶手段に記憶するプロファイル登録手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載のソフトウェア管理プログラム。
(付記7) 前記コンピュータを、さらに、
ソフトウェアの実行に必要なファイルを記憶するファイル記憶手段、
として機能させ、
前記同期指示手段は、前記同期通知で指示した設定変更が前記ファイルの追加を必要とする場合、前記ファイル記憶手段から追加すべき前記ファイルを取得し前記同期通知と併せて送信する、
ことを特徴とする付記1記載のソフトウェア管理プログラム。
(付記8) 前記ファイル記憶手段は、前記ファイルを必要とするソフトウェアのライセンス情報をさらに記憶し、
前記同期指示手段は、前記ファイル記憶手段から前記ファイルを取得する際に前記ライセンス情報を参照し、前記同期通知の送信先での前記ファイルの追加がライセンスに反しない場合のみ、前記ファイルを前記同期通知と併せて送信する、
ことを特徴とする付記7記載のソフトウェア管理プログラム。
(付記9) 複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するソフトウェア管理方法において、
プロファイル更新手段が、前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記クライアント毎にプロファイル記憶手段に記憶されている前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルのうち、前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを前記変更通知に従って更新し、
前記同期対象判定手段が、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、1つ以上の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段を参照して、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定し、
同期指示手段が、前記同期対象判定手段で判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する、
ことを特徴とするソフトウェア管理方法。
(付記10) 前記同期指示手段による前記プロファイルの更新は、前記クライアントから前記同期通知に対する確認応答を受信した後に行う、
ことを特徴とする付記9記載のソフトウェア管理方法。
(付記11) 前記同期指示手段による前記クライアントとの通信に失敗した場合、前記同期指示手段が、前記クライアントを継続的に監視し、通信が可能になったことを検知すると前記同期通知を再送信する、
ことを特徴とする付記10記載のソフトウェア管理方法。
(付記12) 前記同期指示手段によって受信された前記確認応答に、前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記同期指示手段が、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、所定の表示装置に同期失敗報告を表示する、
ことを特徴とする付記10記載のソフトウェア管理方法。
(付記13) 前記同期指示手段によって受信された前記確認応答に、前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記同期指示手段が、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、前記プロファイルに設定変更が拒否されたこと示す拒否履歴情報を付加し、
前記同期対象判定手段によって同期対象と判定された前記クライアントに対応する前記プロファイルに前記拒否履歴情報が付加されている場合、前記同期対象判定手段が、前記拒否履歴情報で示される設定変更と同一種類の設定変更に関しては、前記クライアントを同期対象から除外する、
ことを特徴とする付記10記載のソフトウェア管理方法。
(付記14) 前記プロファイル更新手段による前記変更通知の受信前に、プロファイル登録手段が、前記クライアントから前記クライアントに搭載されているソフトウェアを示す情報を含む登録要求を受信すると、ソフトウェアの種類毎に前記プロファイルに設定情報として記載すべき設定項目の一覧を示す項目リストを記憶する項目リスト記憶手段を参照して、前記登録要求で示されるソフトウェアに対応する前記項目リストを前記クライアントに返信し、
前記プロファイル登録手段が、前記クライアントから前記項目リストに対応する設定情報を受信すると、受信した設定情報を用いて前記プロファイルを作成し前記プロファイル記憶手段に記憶する、
ことを特徴とする付記9記載のソフトウェア管理方法。
(付記15) 複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するソフトウェア管理装置において、
前記クライアント毎に、前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、
1つ以上の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、
前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記変更通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを更新するプロファイル更新手段と、
前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、前記グループ情報記憶手段を参照して、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定する同期対象判定手段と、
前記同期対象判定手段で判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する同期指示手段と、
を有することを特徴とするソフトウェア管理装置。
(付記16) 前記同期指示手段は、前記クライアントから前記同期通知に対する確認応答を受信した後に、前記プロファイルの更新を行う、
ことを特徴とする付記15記載のソフトウェア管理装置。
(付記17) 前記同期指示手段は、前記クライアントとの通信に失敗した場合、前記クライアントを継続的に監視し、通信が可能になったことを検知すると前記同期通知を再送信する、
ことを特徴とする付記16記載のソフトウェア管理装置。
(付記18) 前記同期指示手段は、受信した前記確認応答に前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、所定の表示装置に同期失敗報告を表示する、
ことを特徴とする付記16記載のソフトウェア管理装置。
(付記19) 前記同期指示手段は、受信した前記確認応答に前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、前記プロファイルに設定変更が拒否されたこと示す拒否履歴情報を付加し、
前記同期対象判定手段は、判定した前記クライアントに対応する前記プロファイルに前記拒否履歴情報が付加されている場合、前記拒否履歴情報で示される設定変更と同一種類の設定変更に関しては、前記クライアントを同期対象から除外する、
ことを特徴とする付記16記載のソフトウェア管理装置。
(付記20) ソフトウェアの種類毎に、前記プロファイルに設定情報として記載すべき設定項目の一覧を示す項目リストを記憶する項目リスト記憶手段と、
前記クライアントから前記クライアントに搭載されているソフトウェアを示す情報を含む登録要求を受信すると、前記項目リスト記憶手段を参照して、前記登録要求で示されるソフトウェアに対応する前記項目リストを前記クライアントに返信し、その後前記クライアントから前記項目リストに対応する設定情報を受信すると、受信した設定情報を用いて前記プロファイルを作成し前記プロファイル記憶手段に記憶するプロファイル登録手段と、
を有することを特徴とする付記15記載のソフトウェア管理装置。
本実施の形態の概念図である。 本実施の形態のシステム構成を示す図である。 管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 管理サーバの機能を示すブロック図である。 クライアントの機能を示すブロック図である。 項目リストテーブルのデータ構造例を示す図である。 設定情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 グループ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 ライセンス情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 クライアント登録処理の手順を示すフローチャートである。 クライアント登録処理の例を示す模式図である。 グループ登録処理の手順を示すフローチャートである。 プロファイル更新処理の手順を示すフローチャートである。 同期指示処理の手順を示す第1のフローチャートである。 同期指示処理の手順を示す第2のフローチャートである。 設定変更処理の手順を示すフローチャートである。 同期指示処理および設定更新処理の例を示す模式図である。
符号の説明
1 コンピュータ
1a プロファイル記憶手段
1b グループ情報記憶手段
1c プロファイル更新手段
1d 同期対象判定手段
1e 同期指示手段
2a,2b,2c クライアント

Claims (10)

  1. 複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するソフトウェア管理プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記クライアント毎に、前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルを記憶するプロファイル記憶手段、
    複数の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段、
    前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記変更通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを更新するプロファイル更新手段、
    前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、前記グループ情報記憶手段を参照し、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定する同期対象判定手段、
    前記同期対象判定手段で判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する同期指示手段、
    として機能させることを特徴とするソフトウェア管理プログラム。
  2. 前記同期指示手段は、前記クライアントから前記同期通知に対する確認応答を受信した後に、前記プロファイルの更新を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア管理プログラム。
  3. 前記同期指示手段は、前記クライアントとの通信に失敗した場合、前記クライアントを継続的に監視し、通信が可能になったことを検知すると前記同期通知を再送信する、
    ことを特徴とする請求項2記載のソフトウェア管理プログラム。
  4. 前記同期指示手段は、受信した前記確認応答に前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、所定の表示装置に同期失敗報告を表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載のソフトウェア管理プログラム。
  5. 前記同期指示手段は、受信した前記確認応答に前記同期通知で指示した設定変更の少なくとも一部を拒否する旨の拒否通知が含まれている場合、前記プロファイルの前記拒否通知に対応する設定情報の更新を行わず、前記プロファイルに設定変更が拒否されたこと示す拒否履歴情報を付加し、
    前記同期対象判定手段は、判定した前記クライアントに対応する前記プロファイルに前記拒否履歴情報が付加されている場合、前記拒否履歴情報で示される設定変更と同一種類の設定変更に関しては、前記クライアントを同期対象から除外する、
    ことを特徴とする請求項2記載のソフトウェア管理プログラム。
  6. 前記コンピュータを、さらに、
    ソフトウェアの種類毎に、前記プロファイルに設定情報として記載すべき設定項目の一覧を示す項目リストを記憶する項目リスト記憶手段、
    前記クライアントから前記クライアントに搭載されているソフトウェアを示す情報を含む登録要求を受信すると、前記項目リスト記憶手段を参照して、前記登録要求で示されるソフトウェアに対応する前記項目リストを前記クライアントに返信し、その後前記クライアントから前記項目リストに対応する設定情報を受信すると、受信した設定情報を用いて前記プロファイルを作成し前記プロファイル記憶手段に記憶するプロファイル登録手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1記載のソフトウェア管理プログラム。
  7. 前記コンピュータを、さらに、
    ソフトウェアの実行に必要なファイルを記憶するファイル記憶手段、
    として機能させ、
    前記同期指示手段は、前記同期通知で指示した設定変更が前記ファイルの追加を必要とする場合、前記ファイル記憶手段から追加すべき前記ファイルを取得し前記同期通知と併せて送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア管理プログラム。
  8. 前記ファイル記憶手段は、前記ファイルを必要とするソフトウェアのライセンス情報をさらに記憶し、
    前記同期指示手段は、前記ファイル記憶手段から前記ファイルを取得する際に前記ライセンス情報を参照し、前記同期通知の送信先での前記ファイルの追加がライセンスに反しない場合のみ、前記ファイルを前記同期通知と併せて送信する、
    ことを特徴とする請求項7記載のソフトウェア管理プログラム。
  9. 複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理する、コンピュータにより実行されるソフトウェア管理方法において、
    前記コンピュータが、前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記クライアント毎にプロファイル記憶手段に記憶されている前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルのうち、前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを前記変更通知に従って更新し、
    前記コンピュータが、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、複数の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段を参照して、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定し、
    前記コンピュータが、同期対象と判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する、
    ことを特徴とするソフトウェア管理方法。
  10. 複数のクライアントに搭載されたソフトウェアをネットワークを介して管理するソフトウェア管理装置において、
    前記クライアント毎に、前記クライアントに搭載されたソフトウェアの設定情報を含むプロファイルを記憶するプロファイル記憶手段と、
    複数の前記クライアントから構成されるグループを定義したグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記クライアントからソフトウェアの設定が変更された旨の変更通知を受信すると、前記変更通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記変更通知の送信元に対応する前記プロファイルを更新するプロファイル更新手段と、
    前記プロファイル記憶手段に記憶された前記プロファイルの更新を検知すると、前記グループ情報記憶手段を参照して、前記プロファイルが更新された前記クライアントと同一グループに属する他の前記クライアントを同期対象と判定する同期対象判定手段と、
    前記同期対象判定手段で判定された前記クライアントに対して、前記プロファイルの更新内容を反映させるべき旨の同期通知を送信すると共に、前記同期通知に従って、前記プロファイル記憶手段に記憶された前記同期通知の送信先に対応する前記プロファイルを更新する同期指示手段と、
    を有することを特徴とするソフトウェア管理装置。
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