JP4821074B2 - 処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ等の被処理体に所定の処理を施すための複数の処理装置を有する処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体集積回路を製造するためにはウエハに対して成膜、エッチング、酸化、拡散等の各種の処理が行なわれる。そして、半導体集積回路の微細化及び高集積化によって、スループット及び歩留りを向上させるために、同一処理を行なう複数の処理装置、或いは異なる処理を行なう複数の処理装置を、共通の搬送室を介して相互に結合して、ウエハを大気に晒すことなく各種工程の連続処理を可能とした、いわゆるクラスタ化された処理システム装置が、例えば特開平3−19252号公報、特開2000−208589号公報や特開2000−299367号公報等に開示されているように、すでに知られている。また、これに関連する発明として、本出願人は特願2001−60968を出願している。
【0003】
図9はこのようなクラスタ化された従来の処理システムの一例を示す概略構成図である。図示するように、この処理システム2は、3つの処理装置4A、4B、4Cと、第1の搬送室6と、予熱機構或いは冷却機構を兼ね備えた2つのロードロック室8A、8Bと、第2の搬送室10と2つのカセット収容室12A、12Bを有している。上記3つの処理装置4A〜4Cは上記第1の搬送室6に共通に連結され、上記2つのロードロック室8A、8Bは、上記第1及び第2の搬送室6、10間に並列に介在されている。また、上記2つのカセット収容室12A、12Bは、上記第2の搬送室10に連結されている。そして、各室間には気密に開閉可能になされたゲートバルブGが介在されている。
【0004】
そして、上記第1及び第2の搬送室6、10内には、それぞれ屈伸及び旋回可能になされた多関節式の第1及び第2搬送アーム14、16が設けられており、これにより半導体ウエハWを保持して搬送することにより、ウエハWを移載する。また、第2の搬送室10内には、回転台18と光学センサ20よりなる位置合わせ機構22が設けられており、カセット収容室12A或いは12Bより取り込んだウエハWを回転してこのオリエンテーションフラットやノッチを検出してその位置合わせを行なうようになっている。
【0005】
半導体ウエハWの処理に関しては、まず、N2 雰囲気の大気圧に維持されている第2の搬送室10内の第2の搬送アーム16により、いずれか一方のカセット収容室、例えば12A内のカセットCから未処理の半導体ウエハWを取り出し、これを第2の搬送室10内の位置合わせ機構22の回転台18に載置する。そして、回転台18が回転して位置出しを行なっている間、この搬送アーム16は動かずに待機している。この位置合わせ操作に要する時間は、例えば10〜20秒程度である。そして、位置合わせ操作が終了すると、この待機していた搬送アーム16は再度、この位置合わせ後のウエハWを保持し、これをいずれか一方のロードロック室、例えば8A内に収容する。このロードロック室8A内では、必要に応じてウエハを予熱すると同時に、ロードロック室8A内は所定の圧力に真空引きされる。この予熱或いは真空引きに要する時間は例えば30〜40秒程度である。
【0006】
このように予熱操作が終了したならば、このロードロック室8A内と予め真空状態になされている第1の搬送室6内とをゲートバルブGを開いて連通し、予熱されたウエハWを第1の搬送アーム14で把持し、これを所定の処理装置、例えば4A内に移載して所定の処理、例えば金属膜や絶縁膜などの成膜処理を行なう。この時の処理に要する時間は、例えば60〜90秒程度である。
処理済みの半導体ウエハWは、前述した逆の経路を通り、例えばカセット収容室12Aの元のカセットC内に収容される。この処理済みのウエハWを戻すときの経路では、例えば他方のロードロック室8Bを用い、ここで所定の温度までウエハWを冷却して搬送する。この冷却に要する時間及び大気圧に復帰するに要する時間は30〜40秒程度である。また、処理済みのウエハWをカセットC内に収容する前には、必要に応じて位置合わせ機構22により位置合わせを行なう場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、半導体ウエハ処理の高微細化、高集積化、薄膜化及び多層化の傾向が進むに従って、集積回路の機能の多様化の要請も多くなってきた。
例えば施すべき処理の中には、プラズマを用いた処理のように比較的高真空状態で処理を実施するプロセスや、逆に、半導体ウエハ表面の酸化膜を還元するようなプリクリーニング処理のようにそれ程真空度が高くない状態で処理を実施するプロセスも存在する。
このように、真空下ではあってもプロセス圧力がかなり異なるような処理を行う処理装置を、図9に示すように同じ圧力雰囲気下の搬送室6に共通に接続しておくと、この共通搬送室6と上記プロセス圧力の異なる処理装置との間で半導体ウエハの搬出入を行う際に、各室の圧力調整にかなり手間取ってしまう、という不都合が生ずる場合があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、共通搬送室内を複数の部屋に区画して各部屋の真空度を簡単な構成で異ならせることが可能な処理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に規定する発明は、被処理体に対して所定の処理を行う複数の処理装置と、前記複数の処理装置に共通に接続された共通搬送室と、前記共通搬送室内を複数の部屋に区画するために開閉可能になされた区画用ゲートバルブと、前記複数の各部屋に対応させて個別に設けられた真空ポンプと、前記複数の各部屋に圧力差を形成すべく真空度の高い部屋に対応する真空ポンプの排気側を、真空度の低い部屋に対応する真空ポンプの吸気側に接続する配管系と、を備えたことを特徴とする処理システムである。
このように、共通搬送室内を複数の部屋に区画して真空度を高くすべき部屋の真空ポンプの排気側を、真空度を低くすべき部屋の真空ポンプの吸気側に接続するようにしたので、システム全体の構造をそれ程複雑化させることなく簡単な構成で、真空度の異なる部屋を複数形成することが可能となる。従って、プロセス圧力がそれぞれの真空度に対応しているような処理装置を各部屋に接続することにより、圧力調整に要する時間をより少なくすることが可能となる。
【0009】
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記複数の各部屋内には、前記被処理体を前記処理装置に対して搬送するための搬送手段が設けられる。
また、例えば請求項3に規定するように、前記低真空側の部屋内には、この部屋の搬送手段と隣接する部屋の搬送手段とが共にアクセス可能な位置に、前記被処理体を一時的に保持するバッファ部が設けられる。
また、例えば請求項4に規定するように、前記高真空側の部屋には、比較的に高真空状態で処理を行う処理装置が接続されると共に、前記低真空側の部屋には、比較的に低真空状態で処理を行う処理装置が接続される。
【0010】
この場合、例えば請求項5に規定するように、前記区画用ゲートバルブは、前記共通搬送室内を複数の部屋に区画する区画壁の全体を構成する。
或いは、例えば請求項6に規定するように、前記区画用ゲートバルブは、前記共通搬送室内を複数の部屋に区画する区画壁の一部を構成する。
【0011】
また、例えば請求項7に規定するように、前記真空ポンプの吸気側には、雰囲気中の水分子を冷却して付着させるための冷却部材が設けられる。
これによれば、冷却部材により雰囲気中の水分子を冷却して吸着することができるので、より迅速に所定の真空度まで真空引きすることが可能となる。
また、例えば請求項8に規定するように、前記低真空側の部屋には、真空引き可能になされたロードロック室が接続され、前記ロードロック室には、複数の被処理体を収容するカセットとの間で被処理体を搬送するための導入側搬送室が接続される。
また、例えば請求項9に規定するように、前記真空度の低い部屋に対応する真空ポンプの排気側より延びる主排気管には主真空ポンプが介設されている。
また、請求項10に規定する発明は、被処理体に対して所定の処理を行う複数の処理装置と、前記複数の処理装置に共通に接続された共通搬送室と、前記共通搬送室内を複数の部屋に区画するために開閉可能になされた区画用ゲートバルブと、前記複数の各部屋に対応させて個別に設けられた排気ポートと、前記各排気ポートのそれぞれに個別に取り付けられた真空ポンプと、を有し、前記排気ポートの内の一方の排気ポートに取り付けた前記真空ポンプの排気側を、前記他方の排気ポートに取り付けた前記真空ポンプの吸気側に接続し、前記複数の各部屋内には、前記被処理体を前記処理装置に対して搬送するための搬送手段が設けられると共に、前記複数の部屋の内の一の部屋内には、この部屋の搬送手段と隣接する部屋の搬送手段とが共にアクセス可能な位置に、前記被処理体を一時的に保持するバッファ部が設けられることを特徴とする処理システムである。
この場合、例えば請求項11に規定するように、前記他方の排気ポートに取り付けた前記真空ポンプの排気側より延びる主排気管には主真空ポンプが介設されている。
また、例えば請求項12に規定するように、前記一方の排気ポートに対応する部屋の真空度は、前記他方の排気ポートに対応する部屋の真空度よりも高く設定されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る処理システムの一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る処理システムの一例を示す概略平面図、図2は図1中の処理システムの部分縦断面拡大図、図3はバッファ部を示す拡大斜視図、図4は真空ポンプの吸気側に設けられる冷却部材を示す概略構成図、図5は予熱機構と冷却機構を有するロードロック室を示す構成図、図6はロードロック室の基板保持リングを示す平面図である。
図示するように、この処理システム30は、複数、例えば6つの処理装置32A、32B、32C、32D、32E、32Fと、細長い多角形状の共通搬送室34とを主に有しており、この共通搬送室34には2つの第1及び第2のロードロック室36A、36Bが接続され、更に、このロードロック室36A、36Bには細長い導入側搬送室38が接続されている。
【0013】
具体的には、上記共通搬送室34は、その対向する一対の一辺のみが、他の辺よりも長くなされて、多角形状、ここでは扁平な六角形状になっている。そして、この扁平六角形状の共通搬送室34の4辺に集中させてその各辺に上記各処理装置32A〜32Fが接合され、他側の2つの辺に、上記第1及び第2のロードロック室36A、36Bがそれぞれ接合される。そして、この第1及び第2のロードロック室36A、36Bに、上記導入側搬送室38が共通に接続される。
上記共通搬送室34と上記6つの各処理装置32A〜32Fとの間及び上記共通搬送室34と上記第1及び第2のロードロック室36A、36Bとの間は、それぞれ気密に開閉可能になされたゲートバルブG1〜G4、G20、G21及びG5、G6が介在して接合されて、クラスタツール化されており、必要に応じて共通搬送室34内と連通可能になされている。また、上記第1及び第2の各ロードロック室36A、36Bと上記導入側搬送室38との間にも、それぞれ気密に開閉可能になされたゲートバルブG7、G8が介在されている。
【0014】
上記6つの処理装置32A〜32Fでは、被処理体である半導体ウエハWに対して同種の、或いは異種の処理を施すようになっている。そして、この共通搬送室34内の一側においては、上記2つの各ロードロック室36A、36B及び2つの処理装置32E、32Fにアクセスできる位置に、屈伸、昇降及び旋回可能になされた多関節アームよりなる第1の搬送手段40が設けられており、これは、互いに反対方向へ独立して屈伸できる2つのピック40A、40Bを有しており、一度に2枚のウエハを取り扱うことができるようになっている。
また、この共通搬送室40内の反対側には、上記4つの処理装置32A〜32Dにアクセスできる位置に、同じく屈伸、昇降及び旋回可能になされた多関節アームよりなる第2の搬送手段42が設けられており、これは互いに反対方向へ独立して屈伸できる2つのピック42A、42Bを有しており、一度に2枚のウエハを取り扱うことができるようになっている。尚、上記第1及び第2の搬送手段40、42として1つのみのピックを有しているものも用いることができる。
【0015】
そして、この扁平六角形状の共通搬送室34内には、その長さ方向を複数、ここでは2分割すべく図1中において横方向に沿った区画壁44が設けられており、この共通搬送室34内を第1の部屋46と第2の部屋48とに分離区画している。ここで、上記第1の部屋46内には第1の搬送手段40が位置され、上記第2の部屋48内には第2の搬送手段42が位置されている。後述するように、上記第1及び第2の部屋46、48内の真空度は異ならせており、第2の部屋48の真空度の方が高くなるように設定される。
そして、上記区画壁44には、開閉可能になされた左右2つの区画用ゲートバルブG30、G31が取り付けられており、これらの2つのゲートバルブG30、G31を開くことにより、上記第1及び第2の部屋46、48を互いに連通すると共にウエハWを互いに搬出入できるようになっている。
【0016】
そして、上記第1の部屋46内であって上記2つの第1及び第2の搬送手段40、42の搬送範囲が重なる範囲内(アクセス可能な範囲内)、具体的には上記第1及び第2の搬送手段40、42の略中間位置に、このウエハWを一時的に保持するための2つのバッファ部50、52が設けられている。
ここでは、上記2つの各バッファ部50、52は、全く同じように構成されているので、ここでは一方のバッファ部、例えばバッファ部50を例にとって説明する。図2及び図3にも示すように、このバッファ部50には、アクチュエータ54の駆動軸56の先端に設けた回転台58が配置されており、この回転台58の上面に、図示例では3つの突起58Aを設けて、この突起58AでウエハWの裏面を支持するようになっている。この駆動軸58Aは、昇降移動及び旋回可能になされており、ウエハWの方向変換を行い得るようになっている。
【0017】
そして、図2にも示すように、第1及び第2の各部屋46、48の底部には、それぞれ例えばN2 ガス等の不活性ガスや清浄空気を制御可能に導入するためのガス導入系60、62を接続したガス導入ポート60A、62Aが設けられると共に、各部屋46、48内の雰囲気を排気する排気ポート64、66が設けられる。図示例ではガス導入系60、62よりそれぞれN2 ガスを導入する場合を示している。
そして、上記各排気ポート64、66には、それぞれ例えばターボ分子ポンプ等よりなる高真空度まで真空引き可能な真空ポンプ68、70が長さの短い接合管72、74を介して取り付け固定されている。
【0018】
ここで、本発明の特徴的な構成として、真空度の高い部屋に対応する真空ポンプの排気側を、真空度の低い部屋に対応する真空ポンプの吸気側に接続する配管系76が設けられている。具体的には、ここでは第1の部屋46よりも第2の部屋48の真空度を高くして使用することから、上記第2の部屋48に設けた真空ポンプ70の排気側より延びる排気管である配管系76を、他方の第1の部屋46に設けた真空ポンプ68の吸気側に位置する接合管72の側部に合流するよう接続している。そして、この真空ポンプ68の排気側より延びる主排気管78には、例えばドライポンプ等の主真空ポンプ80を介設しており、この主真空ポンプ80で、上記第1及び第2の部屋46、48内の雰囲気を共に真空引きできるようになっている。
【0019】
また、図2に示すように上記各真空ポンプ68、70の吸気側に位置する接合管72、74内には、この中を通る雰囲気中より水分子を冷却して吸着するための冷却部材82、84がそれぞれ設けられている。ここで、両冷却部材82、84は、全く同様に構成されているので、ここでは一方の冷却部材82を例にとって説明する。
図4に示すように、この冷却部材82は、接合管72の内側に同心円状に配置された、例えばステンレスよりなる円筒状の冷却筒82Aを有しており、この冷却筒82Aに接合管72の外側に配置した冷却ポンプ86を接合して、これより上記冷却筒82Aに冷熱を供給し、この冷却筒82Aを例えば−10℃〜−20℃程度まで冷却し得るようになっている。
【0020】
次に、図5及び図6を参照してロードロック室36A、36Bについて説明する。このロードロック室36A、36Bは特開2000−208589号公報に開示されたものと略同様な構造を有しており、また、両ロードロック室36A、36Bは同様な構造となっているので、ここでは一方のロードロック室、例えば36Aを例にとって説明する。
このロードロック室36Aは、ウエハを予備加熱する予熱機能と、処理済みの加熱状態のウエハを冷却する冷却機能とを併せもっている。具体的には、この第1のロードロック室36Aの容器本体90内には、ウエハWの載置台を兼ねた円形の冷却プレート92が配置されており、この冷却プレート92内には、所定の温度の冷媒を、例えば循環可能に流すように冷媒循環路96が形成されている。
【0021】
また、このロードロック室36Aの上部には、例えば石英よりなる透過窓96がOリング等のシール部材98を介して気密に取り付けられている。更に、この透過窓96の上方には、ケーシング100内に取り付けて加熱ランプ102が配置されており、必要に応じてウエハWを加熱し得るようになっている。
また、この容器本体90内には、ウエハWを保持することが可能なリング状の基板保持リング104が配置されており、この基板保持リング104は容器本体底部を伸縮可能なベローズ106により気密に貫通して設けられた昇降ロッド107の先端に取り付けられて、昇降可能になされている。この基板保持リング104は図5にも示すようにその直径が上記冷却プレート92よりも少し大きく設定されると共に、その内側に突出させて略等間隔で複数、ここでは3つの保持ピン108を設けており、この保持ピン108でウエハWの周縁部を支持できるようになっている。
【0022】
そして、この保持ピン108の内周端よりも更に僅かな間隔だけ内側に上記冷却プレート92の外周が位置するように設定されており、従って、この基板保持リング104は上記冷却プレート92を通過して上下方向へ昇降できるようになっており、冷却プレート92との間でウエハWの受け渡しをできるようになっている。そして、この容器本体90には、内部にN2 ガス等の不活性ガスを必要に応じて供給するガス供給系110と、内部雰囲気を必要に応じて真空引きする真空排気系112とが接続されている。尚、このロードロック室36A、36Bに上記した冷却機構や加熱機構を持たせないで、単にウエハを一時的に保持して圧力調整後に、次段へパスさせるだけの機能を持たせるようにしてもよい。
【0023】
次に、図1に戻って導入側搬送室38について説明する。
上記共通搬送室38は、N2 ガスの不活性ガスや清浄空気が循環される横長の箱体により形成されており、この横長の一側には、1つ乃至複数の、図示例ではカセット容器を載置する3台のカセット台120A、120B、120Cが設けられ、ここにそれぞれ1つずつカセット122A〜122Cを載置できるようになっている。各カセット122A〜122Cには、最大例えば25枚のウエハWを等ピッチで多段に載置して収容できるようになっており、内部は例えばN2 ガス雰囲気で満たされた密閉構造となっている。尚、密閉構造ではなく、大気開放されているカセットも用いることができる。そして、導入側搬送室38内へは、各カセット台120A〜120Cに対応させて設けたゲートバルブG10、G11、G12を介してウエハを搬出入可能になされている。
【0024】
この導入側搬送室38内には、ウエハWをその長手方向に沿って搬送するための導入側搬送手段124が設けられる。この導入側搬送手段124は、導入側搬送室38内の中心部を長手方向に沿って延びるように設けた案内レール126上にスライド移動可能に支持されている。この案内レール126には、移動機構として例えばリニアモータが内蔵されており、このリニアモータを駆動することにより上記導入側搬送手段124は案内レール126に沿ってX方向へ移動することになる。
また、導入側搬送室38の一端には、ウエハの位置合わせを行なう位置合わせ装置としてのオリエンタ128が設けられ、更に、導入側搬送室38の長手方向の途中には、前記2つのロードロック室36A、36Bがそれぞれ開閉可能になされたゲートバルブG7、G8を介して設けられる。
【0025】
上記オリエンタ128は、駆動モータ(図示せず)によって回転される回転台130を有しており、この上にウエハWを載置した状態で回転するようになっている。この回転台130の外周には、ウエハWの周縁部を検出するための光学センサ132が設けられ、これによりウエハWのノッチやオリエンテーションフラットの位置方向や位置ずれを検出できるようになっている。
また、上記導入側搬送手段124は、上下2段に配置された多関節形状になされた2つの搬送アーム134、136を有している。この各搬送アーム134、136の先端にはそれぞれ2股状になされたピック134A、136Aを取り付けており、このピック134A、136A上にそれぞれウエハWを直接的に保持するようになっている。従って、各搬送アーム134、136は、この中心より半径方向へ向かうR方向へ屈伸自在になされており、また、各搬送アーム134、136の屈伸動作は個別に制御可能になされている。
上記搬送アーム134、136の各回転軸は、それぞれ基台138に対して同軸状に回転可能に連結されており、例えば基台138に対する旋回方向であるθ方向へ一体的に回転できるようになっている。更に、この各回転軸は、基台138を中心として、上下方向へ、すなわちZ方向へも例えば一体的に移動可能になっている。
【0026】
次に、以上のような処理システム30を用いて行なわれる処理について説明する。
まず、3つのカセット台120A〜120Cの内のいずれか1つのカセット台、例えばカセット台120C上のカセット容器122C内から未処理の半導体ウエハWを、導入側搬送手段124のいずれか一方の搬送アーム、例えば134を駆動することによってこのピック134Aで取り上げて保持し、この導入側搬送手段124をX方向へ移動することによってこのウエハWをオリエンタ128まで搬送する。
【0027】
次に、すでに先に搬送されてオリエンタ128にて位置合わせされている回転台130上の未処理の半導体ウエハWを、空状態の他方の搬送アーム136を駆動することによってこのピック136Aで取り上げて保持し、これによって回転台130上を空にする。
次に、搬送アーム134のピック134Aに保持していた未処理のウエハを、先に空状態になった回転台130上に載置する。尚、このウエハは次に別の未処理のウエハが搬送されてくるまでに位置合わせされることになる。
次に、上述のように他方の搬送アーム136で保持された未処理のウエハは、導入側搬送手段124をX方向へ移動させることにより、2つのロードロック室36A、36Bの内のいずれか一方のロードロック室、例えば36Aまで移動される。
【0028】
このロードロック室36A内の基板保持リング104上には、すでに処理装置内にて所定の処理、例えば成膜処理やエッチング処理等が施された処理済みのウエハが載置されて十分に冷却されて待機しており、ここでゲートバルブG7を開くことによってすでに圧力調整されているロードロック室36A内を開放する。そして、まず、空状態の搬送アーム134を駆動してこのピック134Aで基板保持リング104上に待機している処理済みのウエハWを取り上げて保持する。これにより、基板保持リング104上は空になるので、他方の搬送アーム136を駆動してこのピック136Aに保持していた未処理のウエハWを基板保持リング104上に移載してウエハを置き替える。尚、上記処理済みのウエハは導入側搬送手段124により元のカセットへ戻される。
【0029】
このように、基板保持リング104上へ載置されたウエハWは、ゲートバルブG7を閉じることによってこのロードロック室36A内を密閉した後に、所定の温度まで昇温されて所定の時間だけ予備加熱(予熱)されてデガス処理が行われる。ここで図5及び図6を参照してロードロック室36A、36B内における、冷却処理と予熱処理の方法について説明する。
図5及び図6に示すように、半導体ウエハWを冷却する場合には、この基板保持リング104が下降し、容器本体90内の冷却プレート92上に高温のウエハWを載置した状態で冷媒循環路96内に冷却用の熱媒体を流し、これにより冷却プレート92上のウエハを冷却することができる。尚、この冷却は、各処理装置32A〜32Fにてウエハが処理されて戻す時に行う。
【0030】
また、半導体ウエハWを予熱する場合には、上記基板保持リング104を上昇移動させることによって、このウエハWを天井部の加熱ランプ102へ近付ける。この時の状態は図5に示されている。そして、この状態で加熱ランプ102を点灯することにより、ウエハWを所定の温度まで急速に昇温してこれを予備加熱(デガス処理)することができる。このデガス処理時には、真空排気系112を駆動してロードロック室36A内を真空引きし、ウエハ面から排出されるガスを系外へ真空引きする。尚、このロードロック室36A、36B内に予熱機構と冷却機構も設けていない場合には、ここで上記した予熱及び後述する冷却を行わないのは勿論である。
【0031】
このようにして、所定の時間だけデガス処理されたならば、このロードロック室36A内を圧力調整した後、ゲートバルブG5を開放することにより、予め真空雰囲気になされている共通搬送室34の第1の部屋46と連通する。そして、上記デガス処理がなされたウエハWは、第1の部屋46内の第1の搬送手段40によって受け取られる。この際、この第1の搬送手段40は2つのピック40A、40Bを有しているので、処理済みのウエハを保持している場合には、この処理済みのウエハと上記デガス処理が完了したウエハとの置き替えが行われる。
このように、デガス処理が完了したウエハWは、ここで2つの処理装置32E、32Fのいずれか一方、例えば処理装置32E内に搬入され、ここで所定の処理、例えばH2 ガスの存在下においてプラズマを立てるなどしてウエハ表面のCu膜の還元処理(プリクリーン処理とも称す)等を行う。尚、このプリクリーン処理のプロセス圧力は、例えば2.66〜13.3Pa程度である。
【0032】
このように、プリクリーン処理が完了したウエハWは、次に、2つのバッファ部50、52の内の、空いている方のいずれか一方のバッファ部、例えばバッファ部50に一時的に載置される。その後、必要に応じて回転台58を回転させてウエハを所定の向きに合わせる。このように、一方のバッファ部50上にウエハWを一時的に載置したならば、次に、このバッファ部50に対応する区画用ゲートバルブG30を開くことにより、第1及び第2の部屋46、48間を連通し、第2の部屋48内の第2の搬送手段42を用いてこのプリクリーン処理済みのウエハWを第2の部屋48内に取り込む。
更に、この第2の搬送手段42を駆動して、このウエハWを所定の処理装置、例えば32A内へ移載し、所定の処理、例えばプラズマを用いた、いわゆるPVD処理により、Ta膜及びTaN膜等の成膜処理を行なう。以後は、1つのウエハに対して複数の処理を行なう場合には、この第2の搬送手段42を用いてウエハは各処理装置32B〜32D間で移載される。例えば、次に、処理装置32B内にてプラズマを用いたPVD処理により、Cu膜等の成膜処理を行う。この場合、第2の部屋48の圧力は第1の部屋46の圧力よりも少し低く設定されている。すなわち、真空度は高くなっている。また、第2の部屋48の真空度を高くしているので、第2の部屋48と各処理室32A〜32Dの間のゲートバルブを開けて連通した際、第2の部屋48から各処理室32A〜32Dに入り込む不純物を減らし、PVD処理における不純物濃度を低く抑えている。
【0033】
このようにして、必要な処理が全て終了したならば、前述したと逆の経路を戻ってウエハWを搬出させる。処理が完了したウエハWは、処理内容にもよるが、例えば600℃程度の高温状態になっているので、第2の搬送手段42を用いて、開いている区画用ゲートバルブG30或いはG31を介して一方のバッファ部50或いは52へ移載され、更に、このウエハWは第1の搬送手段40により取り出されて、第1と第2のロードロック室36A、36Bのいずれか一方の空いているロードロック室内へ搬入されてここで前述したように完全に冷却される。
そして、ロードロック室36A、或いは36B内で完全に冷却されたウエハWは、導入側搬送室38内の導入側搬送手段124によって元のカセットに戻されることになる。
【0034】
さて、上述したようなウエハWの一連の搬送工程が行われている間、上記共通搬送室34内は継続的に真空引きされて所定の真空度に維持されることになる。具体的には、図2に示すように、第1及び第2の各部屋46、48に対応させて設けた各真空ポンプ68、70及び主真空ポンプ80をそれぞれ駆動することにより、各部屋46、48内の雰囲気は真空排気されることになる。
ここで、第2の部屋48に設けた真空ポンプ70から延びる排気管76は、他方の第1の部屋46に設けた真空ポンプ68の吸気側に接続されている。従って、第2の部屋48内は、第1の部屋46内の圧力をベースにして真空引きされて、いわゆる2段で真空引きされることになるので、第1の部屋46の真空度よりも第2の部屋48の真空度が高い状態で両部屋46、48内を真空引きすることができる。すなわち、上述のように、第2の部屋48側を2段で真空引きできるので、より効率的な真空引きが可能となり、この真空度を高くすることができる。
【0035】
この場合、到達することができる真空度は、その真空排気系のガス負荷と、各真空ポンプの排気能力に依存するが、本実施例の場合には、第1の部屋46の到達圧力が133×10-6Pa(1×10-6Torr)程度であるのに対して、第2の部屋48の到達圧力は133×10-8Pa(1×10-8Torr)程度まで真空引きすることができ、第1の部屋46と比較してより高い真空度に到達させることができた。
更に、ここで両真空ポンプ68、70の吸気側には、−10℃〜−20℃程度にまで冷却されている冷却部材82、84を設けるようにしているので、雰囲気中の水分子がこれらの冷却部材82、84と接触することにより冷却されてトラップされるので、その分、水分子による分圧成分が減少するので、全体の真空度を更に高くすることが可能となる。
【0036】
そして、第1の部屋46には、H2 ガス雰囲気下にてプラズマを立ててプリクリーン処理等を行う比較的プロセス圧力が高い処理を行う処理装置32E、32Fを接続し、これに対して、第2の部屋48には、プラズマを用いた成膜処理、すなわちPVD処理等の比較的プロセス圧力が低い、すなわち真空度が高い処理を行う処理装置32A〜32Dを接続したので、ウエハ移載時に第1及び第2の部屋46、48がそれぞれ対応する処理装置との間で圧力調整する際、この圧力調整に要する時間をより短くすることが可能となる。
また、第1の部屋46と第2の部屋48との間を区画する区画用ゲートバルブG30、G31を開いた時には、両部屋46、48は連通されて同じ圧力となるが、第2の部屋48内は前述したように2段に真空引きされるので、この第2の部屋48内を迅速に且つ効率的に所定の真空度高い圧力雰囲気まで真空引きすることが可能となる。
【0037】
また、ウエハ受け渡しのためのバッファ部50、52も2つ設けているので、ウエハ受け渡しの速度も向上させることが可能となる。
更に、共通搬送室34内を区画して、複数の部屋46、48を形成し、区画用ゲートバルブG30、G31で連通可能としたので、両部屋46、48間の雰囲気の流出入を極力抑制して、クロスコンタミネーションの発生も抑制することが可能となる。
また、図1に示す装置例では、共通搬送室34内を2つに区分するために、横方向に区画壁44を設け、これに開閉可能になされた2つの区画用ゲートバルブG30、G31を設けるようにしたが、これに限定されず、これらに代えて横方向に長い1つの区画用ゲートバルブを設けるようにしてもよい。
図7はこのような本発明の変形例の処理システムを示す概略平面図である。ここでは、図1に示す区画壁44及び2つの区画用ゲートバルブG30、G31に代えて、横に長くなった長尺の区画用ゲートバルブG40を、共通搬送室34の横方向にに掛け渡すようにして設けており、この共通搬送室34内を第1と第2の部屋46、48に2つに区画している。
【0038】
これによれば、1つの長尺の区画用ゲートバルブG40を設けるだけで、共通搬送室34内を2つの部屋46、48に区画することが可能となる。
また更に、図1に示す装置例では、共通搬送室内を2つに区分するために区画壁44と2つの区画用ゲートバルブG30、G31を設けたが、一方の区画用ゲートバルブの側に、別途区画された別の区画室を設けるようにしてもよい。
図8はこのような本発明の他の変形例の処理システムを示す概略構成図である。ここでは、2つの区画用ゲートバルブG30、G31の内の一方のゲートバルブ、例えばG30に対応するバッファ部50を密閉状態で区画するようにして区画壁122を設けており、このバッファ部50内を密閉空間としている。この場合、この密閉空間へは、ゲートバルブ30を介して第2の部屋48側からしかアクセスすることができない。そして、このバッファ部50内に例えば加熱ヒータ等の加熱手段を備えたウエハテーブル124を設け、これによりウエハWを予備加熱して、例えばデガス処理等を行うようになっている。この場合には、この密閉されたバッファ部50内には、ガス供給系126やガス排気系128も接続する。このような構成では、他方のバッファ部52及び区画用ゲートバルブG31を介して第1及び第2の部屋46、48間にウエハWを搬出入させることになる。
【0039】
これによれば、共通搬送室34内に設けた密閉空間のバッファ部50内で、ウエハに対してデガス処理等を施すことが可能となる。
尚、上記実施例における第1及び第2の部屋46、48の各圧力は、単に一例を示したに過ぎず、前述した数値例に限定されないのは勿論である。
また、各処理装置32A〜32Fにおいて実施されるプロセスも単に一例を示したに過ぎず、ここで示されたプロセスの種類に限定されないのは勿論である。
更に、ここでは共通搬送室34内を2つに区画した場合を例にとって説明したが、これに限定されず、3部屋以上形成するように区画してもよい。この場合にも、各部屋に対応させて真空ポンプを設けると共に、真空度を高く設定する部屋の順に、それぞれの真空ポンプの排気側を、圧力的に直ぐ下段側の真空ポンプの吸気側に接続するように構成する。
また、上記実施例では、第2の部屋48の真空度を第1の部屋46のそれよりも高くした場合について説明したが、第2の部屋48と第1の部屋46との真空度が略等しい場合や、その差が僅かである場合にも適用できる。かかる場合は、第2の部屋48に設けられた真空ポンプの排気側を第1の部屋48に設けられた真空ポンプの吸気側に接続する構成をとらなくとも、第1、第2の部屋46、48に個別に排気ポートを設ければよい。第1の部屋46と第2の部屋48とはゲートバルブで区画されているので、第1または第2の部屋46、48側に接続された処理装置で汚染物質が発生しても、他方の部屋に侵入するのを確実に防止できる。
また、以上の実施例では被処理体として半導体ウエハWを例にとって説明したが、これに限定されず、ガラス基板、LCD基板等にも本発明を適用することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の処理システムによれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
請求項1〜6、8、9に規定する発明によれば、共通搬送室内を複数の部屋に区画して真空度を高くすべき部屋の真空ポンプの排気側を、真空度を低くすべき部屋の真空ポンプの吸気側に接続するようにしたので、システム全体の構造をそれ程複雑化させることなく簡単な構成で、真空度の異なる部屋を複数形成することができる。従って、プロセス圧力がそれぞれの真空度に対応しているような処理装置を各部屋に接続することにより、圧力調整に要する時間をより少なくすることができる。
請求項7に規定する発明によれば、冷却部材により雰囲気中の水分子を冷却して吸着することができるので、より迅速に所定の真空度まで真空引きすることができる。
請求項10〜12に規定する発明によれば、共通搬送室内を複数の部屋に区画して一方の部屋の真空ポンプの排気側を、他方の部屋の真空ポンプの吸気側に接続するようにしたので、システム全体の構造をそれ程複雑化させることなく簡単な構成で、真空度の異なる部屋を複数形成することができる。従って、プロセス圧力がそれぞれの真空度に対応しているような処理装置を各部屋に接続することにより、圧力調整に要する時間をより少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理システムの一例を示す概略平面図である。
【図2】図1中の処理システムの部分縦断面拡大図である。
【図3】バッファ部を示す拡大斜視図である。
【図4】真空ポンプの吸気側に設けられる冷却部材を示す概略構成図である。
【図5】予熱機構と冷却機構を有するロードロック室を示す構成図である。
【図6】ロードロック室の基板保持リングを示す平面図である。
【図7】本発明の変形例の処理システムを示す概略平面図である。
【図8】本発明の他の変形例の処理システムを示す概略構成図である。
【図9】クラスタ化された従来の処理システムの一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
30 処理システム
32A〜32F 処理装置
34 共通搬送室
36A,36B ロードロック室
38 導入側搬送室
40 第1の搬送手段
42 第2の搬送手段
44 区画壁
46 第1の部屋
48 第2の部屋
50,52 バッファ部
68,70 真空ポンプ
76 配管系
78 主排気管
80 主真空ポンプ
82,84 冷却部材
82A 冷却筒
G30,G31,G40 区画用ゲートバルブ
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (12)

  1. 被処理体に対して所定の処理を行う複数の処理装置と、
    前記複数の処理装置に共通に接続された共通搬送室と、
    前記共通搬送室内を複数の部屋に区画するために開閉可能になされた区画用ゲートバルブと、
    前記複数の各部屋に対応させて個別に設けられた真空ポンプと、
    前記複数の各部屋に圧力差を形成すべく真空度の高い部屋に対応する真空ポンプの排気側を、真空度の低い部屋に対応する真空ポンプの吸気側に接続する配管系と、
    を備えたことを特徴とする処理システム。
  2. 前記複数の各部屋内には、前記被処理体を前記処理装置に対して搬送するための搬送手段が設けられることを特徴とする請求項1記載の処理システム。
  3. 前記低真空側の部屋内には、この部屋の搬送手段と隣接する部屋の搬送手段とが共にアクセス可能な位置に、前記被処理体を一時的に保持するバッファ部が設けられることを特徴とする請求項2記載の処理システム。
  4. 前記高真空側の部屋には、比較的に高真空状態で処理を行う処理装置が接続されると共に、前記低真空側の部屋には、比較的に低真空状態で処理を行う処理装置が接続されることを特徴とする請求項2または3記載の処理システム。
  5. 前記区画用ゲートバルブは、前記共通搬送室内を複数の部屋に区画する区画壁の全体を構成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の処理システム。
  6. 前記区画用ゲートバルブは、前記共通搬送室内を複数の部屋に区画する区画壁の一部を構成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の処理システム。
  7. 前記真空ポンプの吸気側には、雰囲気中の水分子を冷却して付着させるための冷却部材が設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の処理システム。
  8. 前記低真空側の部屋には、真空引き可能になされたロードロック室が接続され、前記ロードロック室には、複数の被処理体を収容するカセットとの間で被処理体を搬送するための導入側搬送室が接続されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の処理システム。
  9. 前記真空度の低い部屋に対応する真空ポンプの排気側より延びる主排気管には主真空ポンプが介設されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の処理システム。
  10. 被処理体に対して所定の処理を行う複数の処理装置と、
    前記複数の処理装置に共通に接続された共通搬送室と、
    前記共通搬送室内を複数の部屋に区画するために開閉可能になされた区画用ゲートバルブと、
    前記複数の各部屋に対応させて個別に設けられた排気ポートと、
    前記各排気ポートのそれぞれに個別に取り付けられた真空ポンプと、を有し、
    前記排気ポートの内の一方の排気ポートに取り付けた前記真空ポンプの排気側を、前記他方の排気ポートに取り付けた前記真空ポンプの吸気側に接続し、
    前記複数の各部屋内には、前記被処理体を前記処理装置に対して搬送するための搬送手段が設けられると共に、前記複数の部屋の内の一の部屋内には、この部屋の搬送手段と隣接する部屋の搬送手段とが共にアクセス可能な位置に、前記被処理体を一時的に保持するバッファ部が設けられることを特徴とする処理システム。
  11. 前記他方の排気ポートに取り付けた前記真空ポンプの排気側より延びる主排気管には主真空ポンプが介設されていることを特徴とする請求項10記載の処理システム。
  12. 前記一方の排気ポートに対応する部屋の真空度は、前記他方の排気ポートに対応する部屋の真空度よりも高く設定されていることを特徴とする請求項10又は11記載の処理システム。
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