JP4809410B2 - 圧電デバイスとその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電振動片をパッケージ内に配置した圧電デバイスの製造方法に関する。
小型の情報機器や、携帯電話、又は移動体通信機器や圧電ジャイロセンサー等において、圧電振動子や圧電発振器等の圧電デバイスが広く使用されている。情報機器又は移動体通信機器等の小型軽量化及び高周波数化に伴って、それらに用いられる圧電デバイスなども、より一層の小型化及び高周波数化への対応が求められている。
従来、圧電デバイスは、金属、ガラス又はセラミックからなるリッドとガラス又はセラミックからなるパッケージ部材とを重ね合わせて接合したパッケージ内に圧電振動片を搭載して、パッケージの底部に表面実装用の外部電極を設けている。外部電極層は、下地金属層にCr、Ni、又はTi層を形成し、表面層としてAu層又はAg層が形成されている。
Crはガラスと密着するが、表面実装時のハンダ付けに適さない金属であるため、Crと接合しハンダ付け可能な金属であるAuをCrの表面に形成している。二層膜としてCr/Au、Cr/Ni、Ni/Au、Ti/Au及びW/Auなどが用いられ、積層膜としてCr/Ni/Pd及びCr/Ni/Auなどが用いられている。このような圧電デバイスは、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
このようなガラス又はセラミックパッケージを使って製造される圧電デバイスは、ウエハ単位で製造され、圧電ウエハから個々の圧電デバイスを切り離す際に加わる力によって、外部電極とパッケージの底部との間に剥がれが生じ、例えば、圧電デバイスを実装基板へ取り付けた際の強度が得られない。更に、ハンダ実装後の部品修正や再搭載時のハンダ密着性が不十分で、電極部の剥離に至る懸念がある。
このため、特許文献2は、パッケージの底部を粗面化しアンカー効果によって外部電極とパッケージの底部との間に剥がれが生じ難くする技術を開示している。
特開2006−197278号公報 特開2007−300460号公報
しかしながら、いずれもパッケージのベース部分にスルーホールを形成する圧電デバイスではない。圧電デバイスの量産性を高めるため、圧電振動子を有する圧電フレームウエハに対してリッドウエハとベースウエハとを大気中で接合した後、真空又は不活性ガス中でスルーホールを封止材で封止する圧電デバイスが登場してきている。このようなスルーホールを有する圧電デバイスは、フットパターンなどと呼ばれる外部電極の一部を封止材が占めていた。封止材は金(Au)を含む合金が使われるが金(Au)自体よりも導通が悪くまた実装基板にハンダ付けされる際にも十分な接合が困難であった。
そこで本発明の目的は、リッドウエハと圧電振動片を備えた圧電フレームのウエハとスルーホールを有するベースのウエハとをシロキサン結合によりパッケージを形成する。その後、真空中又は不活性ガス中においてスルーホールを封止材で密封する。密封後、封止材を覆うように外部電極層を形成することで、ハンダ付けの接合が良好で導通もよい圧電デバイスを提供することである。
第1の観点の圧電デバイスは、リッドと、励振電極が形成された圧電振動片と励振電極から引き出された引出電極とを含む圧電プレートと、スルーホールを有するベースとが結合された圧電デバイスである。そして、ベースは、圧電プレート側で引出電極と接続される接続電極と、接続電極に導通しスルーホールに形成されたスルーホール電極と、スルーホール電極に導通し圧電プレートの反対面に形成された第1外部電極層と、スルーホール電極を封止する封止材と、第1外部電極層と封止材とを覆うように形成された第2外部電極層と、を備える。
封止材が覆れた外部電極層であるために、圧電デバイスが実装基板などにハンダ付けされる際には、第2外部電極層がしっかりとした固定と導通とを確保することができる。
第2の観点の圧電デバイスは、接続電極、スルーホール電極、及び第1外部電極層は第1下地層と第1上面層とからなり、接続電極、スルーホール電極、及び第1外部電極層の第1下地層は同時に形成され、接続電極、スルーホール電極、及び第1外部電極層の第1上面層も同時に形成される。
第1下地層又は第1上面層は同時に形成されるため、圧電デバイスの製造が容易である。
第3の観点の圧電デバイスは、ベースの圧電プレートの反対面は算術平均粗さRaが0.1μm以上になっており、その反対面に第1外部電極層が形成されている。
算術平均粗さRaが0.1μm以上では、第1外部電極層の剥離が起こらない。このため、圧電デバイスを実装基板に実装した後に圧電デバイスを取り外す必要がある場合でも、その圧電デバイスを再度実装することができる。
第4の観点の圧電デバイスは、第1外部電極層が形成される領域に、ベース外周に向かってテーパ面が形成されている。
テーパ面が形成されていると、圧電デバイスが実装基板にハンダ付けされた際に圧電デバイスのハンダ固着強度が十分得られる。また圧電デバイスが実装基板に実装された際にハンダ付けの確認が容易となる。
第5の観点の圧電デバイスの製造方法は、リッドと、励振電極が形成された圧電振動片と励振電極から引き出された引出電極とを含む圧電プレートと、スルーホールを有するベースとが接合された圧電デバイスの製造方法である。この方法は、ベースの圧電プレート側の接続電極と接続電極に導通しスルーホールに形成されたスルーホール電極とスルーホール電極に導通し圧電プレートの反対面に形成された第1外部電極層とを形成する第1電極形成工程と、スルーホール電極を封止材で封止する封止工程と、第1外部電極層と封止材とを覆うように第2外部電極層を形成する第2電極形成工程と、を備える。
第1電極形成工程で形成されたスルーホール電極が封止材で封止された後、第2電極形成工程で封止材を覆う第2電極形成を形成する工程が行われる。このため第2外部電極層はしっかりとした固定と導通とを確保することができる。
第5の観点において、第6の観点の第1電極形成工程が、第1下地層を形成しその上に第1上面層を形成し、第2電極形成工程は、第2下地層を形成しその上に第2上面層を形成する。
第7の観点の圧電デバイスの製造方法は、第5の観点において、第1電極形成工程の前に、算術平均粗さRaが0.1mm以上にベースの圧電プレートの反対面を形成する粗面化工程を備える。
ベースの圧電プレートの反対面が粗面化されると、第1外部電極層の剥離が起こらない。
第8の観点の圧電デバイスの製造方法は、第5の観点において、粗面化工程の前に、第1外部電極層が形成される領域にベース外周に向かってテーパ面を形成する。
テーパ面が形成されることで、圧電デバイスが実装基板にハンダ付けされた際にハンダ固着強度が十分得られる。
本発明の圧電デバイスは、再ハンダ付け可能な表面実装型圧電デバイスであり、圧電デバイスの取り外しが複数回可能となり、携帯情報機器などの電子機器の開発段階に於いて圧電デバイスの試用が容易になる。また、外部電極が多層膜構成になることによって一層あたりの金属膜を薄くでき、製膜時間が短くなることで製膜時の温度上昇が抑えられ、高温製膜時に発生するヒロックと呼ばれる異常突起の発生を抑制することができ、ハンダ実装後の部品修正や再搭載時のハンダ密着性が得られ、外部電極とパッケージ底部60との間に剥がれ難い圧電デバイスを提供することができる。
<第1実施形態;第1圧電デバイス100の構成>
図1は、本実施例の音叉型水晶振動片30を備えた第1圧電デバイス100の概略図を示している。図1(a)は、分割した状態の第1圧電デバイス100を、ベース40のベース部側からみた斜視図であり、図1(b)は、(a)のA−A断面図である。
図1(a)に示されるように、第1圧電デバイス100は、ベース40、水晶フレーム20及びリッド10から構成される。リッド10及びベース40は水晶材料から形成される。水晶フレーム20は、エッチングにより形成された音叉型水晶振動片30を有している。
第1圧電デバイス100は、音叉型水晶振動片30を備えた水晶フレーム20を中心に、その水晶フレーム20の下にリッド10が接合され、水晶フレーム20の上にベース40が結合されてパッケージ80が形成されている。つまり、リッド10は水晶フレーム20に、ベース40は水晶フレーム20にシロキサン結合(Si−O−Si)する構成になっている。リッド10は、リッド用凹部17を水晶フレーム20側の片面に有している。
水晶フレーム20は、その中央部にいわゆる音叉型水晶振動片30と外側に外枠部21とを有しており、音叉型水晶振動片30と外枠部21との間には空隙部22が形成されている。音叉型水晶振動片30は、基部32及び振動腕31を囲む外枠部21を備えている。音叉型水晶振動片30の外形を規定する空隙部22は水晶エッチングにより形成されている。音叉型水晶振動片30は、基部32と基部32から伸びる一対の振動腕31とを有している。音叉型水晶振動片30は外枠部21と同じ厚さである。
図1(a)、(b)に示されるように、音叉型水晶振動片30は、第1主面及び第2主面に第1励振電極35及び第2励振電極36(不図示)が形成されており、第1励振電極35は、基部32及び外枠部21に形成された第1引出電極33につながっており、第2励振電極36は、基部32及び外枠部21に形成された第2引出電極34につながっている。また、水晶振動片30の振動腕31の先端には、錘部37及び錘部38(不図示)が形成されている。第1引出電極33及び第2引出電極34並びに第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38は、同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。これらに電圧が加えられると水晶振動片30は所定の周波数で振動する。錘部37及び錘部38は水晶振動片30の振動腕31が振動し易くなるための錘であり且つ周波数調整のために設けられる。
ベース40は、ベース用凹部47を水晶フレーム20側の片面に有している。ベース40は、水晶フレーム20側の反対面の外周に向かってテーパ面45を備える。ベース40は、スルーホールTH及び第1接続電極42、第2接続電極44並びに2層から成る第1外部電極層50が形成され、スルーホールTHにはスルーホール配線15が形成される。ベース40については、図2を用いて後述する。
第1圧電デバイス100は、シロキサン結合によりパッケージ80を形成後、上向きになっているスルーホールTHに封止材70を配置し、真空リフロー炉で所定の温度に一定時間加熱されることで封止材70が溶かされ封止が行われる。封止材70は、共晶金属の金・ゲルマニューム(Au12Ge)合金、金・シリコン(Au3.15Si)合金及び金・スズ(Au20Sn)合金の一種から形成される。
図1(a)、(b)に示されるように、スルーホールTHが封止されたパッケージ80は、第1外部電極層50と封止材70とを覆うように2層から成る第2外部電極層50aを形成し、4層から成る外部電極層を備えた第1圧電デバイス100が形成される。
図1では第1圧電デバイス100は1つの製品として描かれているが、実際には大量に生産するために圧電ウエハ上に何百と形成されており、ダイシング工程によって個々の第1圧電デバイス100として個片化される。第1圧電デバイス100の第1外部電極層50及び第2外部電極層50aは、圧電ウエハからダイシング工程によって個々の第1圧電デバイス100として切り離す際に加わる力によって第1外部電極層50及び第2外部電極層50aがパッケージ底部60から剥がれが生じることがない。すなわち、電気的信頼性の高い第1圧電デバイス100が形成される。
(ベース40の構成)
図2(a)はベース40の上面図であり、(b)は(a)の部分拡大B−B断面図である。
ベース40はZカットの水晶で形成され、図2(a)及び(b)に示されるように、音叉型水晶振動片30に接しないようにベース用凹部47を水晶フレーム20側の片面に有している。ベース40はベース用凹部47の周囲全体に段差部49を形成する。この段差部49の一部に第1接続電極42及び第2接続電極44が形成される。第1接続電極42及び第2接続電極44の高さは、200オングストローム(Å)〜3000オングストローム(Å)であり、段差部49を設けないと、ベース40の外周部と水晶フレーム20の外枠部21とがシロキサン結合(Si−O−Si)する際に障害となることがある。段差部49は150オングストローム〜2000オングストロームの深さで形成される。
ベース40は、ウェットエッチングなどにより段差部49にベース40の底面と貫通するスルーホールTHを形成する。スルーホールTHにはスルーホール配線15が設けられる。段差部49の一部には、スルーホールTHと接続する第1接続電極42及び第2接続電極44が形成される。そして、第1接続電極42及び第2接続電極44は、スルーホールTHのスルーホール配線15を通じてベース40に設けた第1外部電極層50に電気的に接続する。
またベース40の底部60には、ベース40の外周に向かってテーパ面45を備える。ベース40の底部60は、表面粗面化が施され算術平均粗さRaが0.1μm以上である。ベース40の底部60には、第1外部電極層50が形成されている。第1接続電極42及び第2接続電極44、スルーホール配線15並びに第1外部電極層50は二層からなり、スパッタリング又は真空蒸着によってニッケル又はクロムの第1金属層51と金層の第2金属層52とが同時に形成される。ベース40の底部60の表面粗面化は第1外部電極層50が剥離されにくくする。ベース40の周辺部にテーパ面45を設けることにより、表面実装時のハンダ付けが容易となり、ハンダ固着強度が十分得られることにより外部からの衝撃の影響を受けにくくなる。
表面粗面化の方法は、フッ酸を用いるウェットエッチング方法、アルミナ砥粒を用いたサンドブラスト方法、四フッ化炭素を用いるプラズマエッチング方法及びイオン化したアルゴンを用いるイオンミリング方法などがある。本実施例では、アルミナ砥粒を用いたサンドブラスト方法を用いた。ベース40の底部60は表面粗面化を施すことにより膜密着性が向上して膜の剥離のないパッケージが形成できる。
図3は、表面粗面化の算術平均粗さRaの電極膜をスクラッチ試験により剥離状態を確認した表である。
スクラッチ試験法は、一定の曲率半径を持つダイヤモンド圧子を第1外部電極層50に押し付け荷重を増加させながら第1外部電極層50を引っ掻き、第1外部電極層50の破壊が発生する荷重値から密着強度を求めるものである。今回の試験では、一定荷重でダイヤモンド圧子を第1外部電極層50に押しつけながら引っ掻く時に界面に作用するズレ応力が密着強度を上回った時に界面剥離が生ずることを応用して、第1外部電極層50の剥離の可否を確認した。この結果、算術平均粗さRaが0.1μm以上では、第1外部電極層50の剥離は起こらず、0.05μm以下では、第1外部電極層50の剥離は起こった。なお、算術平均粗さRaはJIS1994に基づいて測定した。
(第1圧電デバイス100の形成)
図4(a)は、第1圧電デバイス100を製造する準備工程であり、封止材70でスルーホールTHが封止されたパッケージ80の第1外部電極層50を説明する図である。図4(a)は、リッド10と水晶フレーム20とベース40とを結合し、封止材70でスルーホールTHを封止した状態である。図2で説明したベース40と重複する説明は省略する。また図示しない第2接続電極44の周辺の構造も第1接続電極42と同じ構造であるため説明を割愛する。
まず、大気状態で、リッド10と水晶フレーム20とベース40とはシロキサン結合されてパッケージ80が形成される。パッケージ80はベース40が上になるように配置して、ベース40の底面側のスルーホールTHに、金・ゲルマニューム(Au12Ge)合金の球状の封止材70が配置される。この球状の封止材70が配置されたパッケージ80は、350度C前後の真空リフロー炉内で搬送される。球状の封止材70とスルーホールTHとの隙間からパッケージ80内の空気が排気され、パッケージ80内が真空にされる。
その後、封止材70が徐々に溶け始める。封止材70が溶け始めると封止材70内から多少のガスが発生するが、そのガスも真空リフロー炉により吸収されるためパッケージ80内にガスが滞留することがない。球状の封止材70は溶融しても表面張力で球状の状態を維持していることが多いため、不図示のプレート冶具を使って封止材70を押しつぶされる。これにより図4(a)に示されるように、封止材70がスルーホールTHに入り込む。スルーホールTHにスルーホール配線15が形成されているので、溶けた封止材70はスルーホール配線15に沿って流れ出す。つまりスルーホール配線15が濡れ性を向上させ、封止材70がスルーホールTHを封止する。以上のようにして、パッケージ80内が所定の真空度で封止される。
なお、封止材70が配置されたパッケージ80が真空リフロー炉内で搬送される場合について説明したが、真空リフロー炉を真空にした後、不活性ガスを封入してパッケージ80内が不活性ガスに満たされるようにしてもよい。
図4(b)は、封止材70でスルーホールTHが封止された第1圧電デバイス100の第2外部電極層50aを説明する図である。図4(b)に示される第1圧電デバイス100は、図4(a)の状態のパッケージ80に第2外部電極層50aを形成した状態である。
図4(b)に示されるように、第1外部電極層50と封止材70とを覆うように第3金属層53及び第4金属層54からなる第2外部電極層50aが蒸着又はスパッタリングにより形成される。第3金属層53は、ニッケル又はニッケル・クロム(Ni・Cr)合金であり、第4金属層54は金層である。第1圧電デバイス100の外部電極は、第1外部電極層50と第2外部電極層50aとからなり4層で構成される。また、第2外部電極層50aが封止材70を覆い、封止材70が外部電極として表面に現れない。第4金属層54の金層が表面に現れているため、実装基板85(図6を参照)に第1圧電デバイス100がハンダ付けされる際にも、第4金属層54の金層がハンダ75(図6)に拡散し第1圧電デバイス100がしっかりと固定される。
第2外部電極層50aの第4金属層54の金層は、最初のハンダ付けによりハンダ中に拡散してしまうが、第3金属層53のニッケル又はニッケル・クロム合金は第2外部電極中に残り、繰り返しハンダ付けが可能である。第3金属層53のニッケル又はニッケル・クロム合金は酸化被膜を形成しやすい金属であるが、第4金属層54の金層により酸化防止されている。第1圧電デバイス100が繰り返しハンダ付けされる際には、第3金属層53はすでに第4金属層54の金層が失われているが、ハンダ被膜に覆われているため酸化防止されている。
第1圧電デバイス100が複数形成された圧電ウエハから個々に切り離される際に、第1外部電極層50及び第2外部電極層50aとパッケージ底部60との間で剥離することがない。つまりパッケージ底部60は表面が粗面化されているためアンカー効果により剥離が抑制されている。このため第1圧電デバイス100は繰り返しハンダ付けされても、第1外部電極層50及び第2外部電極層50aが維持される。
<第2実施形態;第2圧電デバイス110の構成>
図5は、本実施例の音叉型水晶振動片30を備えた第2圧電デバイス110の拡大断面図である。第1圧電デバイス100と第2圧電デバイス110との違いは、第1外部電極層50及び封止材70を覆うように4層の第2外部電極層50bが形成された点である。以下、第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付し、第1実施形態と異なる点を説明する。
図5は、封止材70でスルーホールTHが封止され、その後第2外部電極層50bが形成した状態である。
図5に示されるように、第1外部電極層50と封止材70とを覆うように第3金属層53及び第4金属層54並びに第5金属層55及び第6金属層56からなる第2外部電極層50bが蒸着又はスパッタリングにより形成される。第3金属層53はニッケル又はニッケル・クロム合金であり、第4金属層54は金層であり、第5金属層55はニッケル又はニッケル・クロム合金であり、第6金属層56は金層である。すなわち第2圧電デバイス110の外部電極は、第1外部電極層50と第2外部電極層50bとからなり6層で構成される。
なお、図4(b)と図5では、第1金属層51から第2金属層52と、第3金属層53から第6金属層56との厚さが同じような厚さで描かれているが、第3金属層53から第6金属層56の厚さを薄くすることができる。すなわち、各層に対する蒸着又はスパッタリングにかかる時間は短縮される。さらに第3金属層53から第6金属層56の成膜時に、金属層の表面にヒロックと呼ばれる微細な突起が形成されることも抑制できる。
第2外部電極層50bの第6金属層56の金層は、最初のハンダ付けによりハンダ中に拡散してしまうが、第5金属層55のニッケル又はニッケル・クロム合金は第2外部電極中に残り、繰り返しハンダ付けが可能である。また、第6金属層56の金層の厚さも薄くできるので、ハンダ中に拡散する金の量も少なくなる。第5金属層55のニッケル又はニッケル・クロム合金は酸化被膜を形成しやすい金属であるが、ハンダ付けされる前は第6金属層56の金層により酸化防止されている。第2圧電デバイス110が繰り返しハンダ付けされる際には、第6金属層56の金層が失われてもハンダ被膜に覆われているため第5金属層55のニッケル又はニッケル・クロム合金は酸化防止されている。
仮に、第2圧電デバイス110が繰り返しハンダ付けされて、第5金属層55のニッケル又はニッケル・クロム合金及び第6金属層56の金層が失われても、第3金属層53のニッケル又はニッケル・クロム合金及び第4金属層54の金層が存在しているため、更なるハンダ付けが可能である。
また、第2圧電デバイス110が複数形成された圧電ウエハから個々の第2圧電デバイス110を切り離す際に、第1外部電極層50及び第2外部電極層50bとパッケージ底部60との間に剥離の力が加わるが、表面粗面化によるアンカー効果により剥離が抑制される。
図6は、第1圧電デバイス100を実装基板85に搭載しハンダ付けを行った断面図である。第1圧電デバイス100のベース40は、外周に向かってテーパ面45を備えているため、ハンダ75と実装基板85との密着面積が広くなり、ハンダ固着強度が十分得られることにより外部からの衝撃の影響を受けにくくなる。また、テーパ面45があるために、第1圧電デバイス100が実装基板85に表面実装された際にハンダ付けの確認が容易となり、製造工程での検査工数を軽減できる。
以上、実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において上記各実施例に様々な変更・変形を加えて実施することができる。たとえば、音叉型圧電振動片30を外枠部より薄くすることにより、ベース及びリッドに凹部を設けることなく、平板状のベース及びリッドを用いることができる。また、音叉型圧電振動片30に代えAT振動片、弾性表面波(SAW)片を用いることができる。
さらに、上記実施形態では、第1金属層51はニッケル又はクロムの材料を使用したが、ニッケル・クロム合金、チタン又はタンタルも使用できる。また、第3金属層53及び第5金属層55はニッケル又はニッケル・クロム合金の材料を使用したが、クロム、チタン又はタンタルも使用できる。
(a)は、分割した状態の第1圧電デバイス100を、ベース40のベース部側からみた斜視図である。 (b)は、(a)のA−A断面図である。 (a)はベース40の上面図である。(b)は(a)のB−B拡大断面図である。 表面粗面化した底面の算術平均粗さRaの電極膜をスクラッチ試験により剥離状態を確認した図である。 (a)は、パッケージ80の拡大断面図である。 (b)は、第1圧電デバイス100の拡大断面図である。 音叉型水晶振動片30を備えた第2圧電デバイス110の拡大断面図である。 第1圧電デバイス100を実装基板85に搭載しハンダ付けを行った断面図である。
符号の説明
10 …… リッド
15 …… スルーホール配線
17 …… リッド用凹部
20 …… 水晶フレーム
21 …… 外枠部
22 …… 空隙部
30 …… 音叉型水晶振動片
31 …… 振動腕
32 …… 基部
33 …… 第1引出電極,34 …… 第2引出電極
35,36 …… 励振電極
37,38 …… 錘部
40 …… ベース
42 …… 第1接続電極、44 …… 第2接続電極
45 …… テーパ面
47 …… ベース用凹部
49 …… 段差部
50 …… 第1外部電極、50a、50b …… 第2外部電極
51 …… 第1金属層、52 …… 第2金属層
53 …… 第3金属層、54 …… 第4金属層
55 …… 第5金属層、56 …… 第6金属層
60 …… 表面粗面化
70 …… 封止材
75 …… ハンダ
80 …… パッケージ
85 …… 実装基板
100 …… 第1圧電デバイス、
110 …… 第2圧電デバイス
TH …… スルーホール

Claims (11)

  1. リッドと、励振電極が形成された圧電振動片と前記励振電極から引き出された引出電極とを含む圧電プレートと、スルーホールを有するベースとが接合された圧電デバイスにおいて、
    前記ベースは、
    前記圧電プレート側の面上に形成され前記引出電極と接続される接続電極と、
    前記接続電極に導通し前記スルーホールに形成されたスルーホール電極と、
    前記スルーホール電極に導通し、前記圧電プレートの反対面上に形成された第1外部電極層と、
    記圧電プレート側の面と前記反対面とが貫通している状態の前記スルーホール電極を封止する封止材と、
    前記第1外部電極層と前記封止材とを覆うように形成された第2外部電極層と、を備え、
    前記接続電極、前記スルーホール電極、及び前記第1外部電極層は第1下地層と第1上面層とからなり、前記接続電極、前記スルーホール電極、及び前記第1外部電極層の第1下地層のそれぞれは接続されており、前記接続電極、前記スルーホール電極、及び前記第1外部電極層の第1上面層のそれぞれも接続されていることを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記ベースの前記圧電プレート側の面には、前記ベースの外周部よりも低くなった段差部を有することを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  3. 前記ベースの前記圧電プレートの反対面は算術平均粗さRaが0.1μm以上になっており、その反対面に前記第1外部電極層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  4. 前記第1外部電極層が形成される領域に、前記ベース外周に向かってテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  5. 前記第2外部電極層は、第2下地層とその上に形成された第2上面層とからなり、
    前記第1下地層と前記第2下地層とは同じ材料からなり、
    前記第1上面層と前記第2上面層とは同じ材料からなる請求項1から請求項4に記載の圧電デバイス。
  6. 前記第2上面層の上に、第3下地層とその上に形成された第3上面層とが形成されている請求項5に記載の圧電デバイス。
  7. 前記第1下地層と前記第2下地層と前記第3下地層とは同じ材料からなり、
    前記第1上面層と前記第2上面層と前記第3上面層とは同じ材料からなる請求項6に記載の圧電デバイス。
  8. 前記圧電振動片は、AT振動片、弾性表面波片又は音叉型水晶振動片であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  9. リッドと、励振電極が形成された圧電振動片と前記励振電極から引き出された引出電極とを含む圧電プレートと、スルーホールを有するベースとが接合された圧電デバイスの製造方法において、
    前記ベースの圧電プレート側の面上の接続電極の第1下地層と、前記接続電極に導通し前記スルーホールのスルーホール電極の第1下地層と、前記スルーホール電極に導通し前記圧電プレートの反対面上の第1外部電極層の第1下地層とを同時に形成し、それぞれの前記第1下地層の上に第1上面層を同時に形成する第1電極形成工程と、
    前記圧電プレート側の面と前記反対面とが貫通している状態の前記スルーホール電極を封止材で封止する封止工程と、
    前記第1外部電極層と前記封止材とを覆うように、第2下地層を形成しその上に第2上面層を形成する第2電極形成工程と、
    を備えることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  10. 前記第1電極形成工程の前に、算術平均粗さRaが0.1μm以上に前記ベースの前記圧電プレートの反対面を形成する粗面化工程を備えることを特徴とする請求項9に記載の圧電デバイスの製造方法。
  11. 前記粗面化工程の前に、前記第1外部電極層が形成される領域に、前記ベース外周に向かってテーパ面を形成することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の圧電デバイスの製造方法。
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