JP4803532B2 - 電子機器及び電子機器のプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器及び電子機器のプログラムに関する。
酸素と水素を化学反応させた発電により電力を得るとともに、その化学反応に付随して水が生成される燃料電池を電力供給源とする電子機器が提案されている。かかる電子機器は、作動時に熱を発生するので、その熱を放熱する必要がある。
そこで、燃料電池から供給した電力によって作動する電子機器において、発熱部位に設けられた放熱器に対して、燃料電池の発電時に発生した水を供給して蒸発させることにより、発熱部位で発生した熱を気化熱により放熱させる放熱装置を設けることが提案されている(例えば、以下に示す特許文献1を参照)。
尚、燃料電池ではない汎用電池(アルカリ電池、リチウム電池、ニッケル水素電池等)を電力供給源とする従来型電子機器の場合、回転ファンの回転で発生させた風によって放熱する空冷タイプや、循環する水によって放熱する水冷タイプの放熱装置が設けられている。尚、これらの放熱装置は、一般的に、所定周期毎や所定温度を超過したときに放熱を行う制御をする(例えば、以下に示す特許文献2を参照)。
特開2003−309387号公報 特開2005−011123号公報
ところで、燃料電池を電力供給源とする電子機器において、水を蒸発させて熱を放熱する放熱技術を採用した場合、蒸発させた水(即ち、水蒸気)を前記電子機器の外部へ排出する必要がある。そうすると、放熱に伴う外部への水蒸気の排出に伴って、ユーザが前記電子機器を使いづらくなる事態が生じる。
例えば、カメラ機能や画像再生機能を有する携帯電話装置において前記放熱技術を採用した場合、ユーザが前記携帯電話装置のカメラ機能を利用しているときに、レンズが曇って撮影できなくなる事態が想定される。また、前記携帯電話装置で動画や静止画像を再生させているとき、前記携帯電話装置の表示画面が曇って見えにくくなる事態も想定される。さらに、前記携帯電話装置を服のポケットや鞄の中に入れて持ち運んでいるときに、その服のポケットや鞄の中が濡れてしまい、満員電車の中で携帯電話装置を携帯している場合には周囲の人の服までも濡らしてしまう事態も想定される。
また、燃料電池ではない汎用電池を電力供給源とする従来型電子機器と同様に、所定周期毎や所定温度を超過したとき、といった放熱時期が固定されてしまうと、さらに、ユーザのTPO(Time Place Opportunity)に応じた前記電子機器の利用状況を何ら考慮せずに放熱が行われてしまうことになる。これにより、前述したユーザにとって前記電子機器を使いづらくなる事態がますます顕在化する。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出手段と、前記筐体状況検出手段によって検出された筐体の状況に基づいて前記放熱手段による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別手段と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別手段が判別した結果に応じて、前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を抑制させることによって、前記放熱手段による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出手段と、前記周囲環境検出手段によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて前記放熱手段による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別手段と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別手段が判別した結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を抑制させることによって、前記放熱手段による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器の筐体の状態を示すスタイルを検出し、前記放熱抑制判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出されたスタイルに基づいて、放熱を抑制させるか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器を設置する設置台に当該電子機器が設置されているか否かを示す設置状況を検出し、前記放熱抑制判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出された設置状況に基づいて、放熱を抑制させるか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項2に記載の電子機器において、時刻情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記周囲環境検出手段は、現在時刻を検出し、前記放熱抑制判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された現在時刻と前記記憶手段によって記憶されている時刻情報との比較により、放熱を抑制させるか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項2に記載の電子機器において、前記周囲環境検出手段は、現在時刻及び前記電子機器の周囲の明るさを検出し、前記放熱抑制判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された現在時刻及び周囲の明るさに基づいて、放熱を抑制させるか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子機器において、放熱抑制を解除する放熱抑制解除条件を満たしているか否かを判別する放熱抑制解除判別手段と、前記放熱抑制解除判別手段によって前記放熱抑制解除条件を満たしていると判別された場合に、前記放熱手段による放熱抑制を解除させる制御を行う放熱抑制解除制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、当該電子機器の機能のうち動作中の機能の動作時間を検出する動作状況検出手段と、前記動作状況検出手段によって検出された動作時間に基づいて、前記放熱手段による放熱を行うか否かを判別する放熱判別手段と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別手段による判別結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を制御させることによって、前記放熱手段による放熱を制御する放熱制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の電子機器において、前記放熱制御手段は、前記放熱判別手段によって放熱を行うと判別された場合に、動作中の機能の動作が終了後、前記放熱手段による放熱を行わせる制御をすること、を特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出手段と、前記筐体状況検出手段によって検出された筐体の状況に基づいて、前記放熱手段による放熱を行うか否かを判別する放熱判別手段と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別手段による判別結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を制御させることによって、前記放熱手段による放熱を制御する放熱制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出手段と、前記周囲環境検出手段によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて、前記放熱手段による放熱を行うか否かを判別する放熱判別手段と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別手段による判別結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を制御させることによって、前記放熱手段による放熱を制御する放熱制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の電子機器において、前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器の筐体の状態を示すスタイルを検出し、前記放熱判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出されたスタイルに基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の電子機器において、前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器を設置する設置台に当該電子機器が設置されているか否かを示す設置状況を検出し、前記放熱判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出された設置状況に基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項11に記載の電子機器において、時刻情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記周囲環境検出手段は、現在時刻を検出し、前記放熱判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された現在時刻と前記記憶手段によって記憶されている時刻情報との比較に基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項11に記載の電子機器において、前記周囲環境検出手段は、前記電子機器の周囲の明るさを検出し、前記放熱判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された周囲の明るさに基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、を特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、コンピュータに、当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出機能と、前記筐体状況検出機能によって検出された筐体の状況に基づいて前記放熱機能による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別機能と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別機能判別した結果に応じて前記水供給機能に水の供給を抑制させることによって、前記放熱機能による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御機能と、を実現させることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、コンピュータに、当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出機能と、前記周囲環境検出機能によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて前記放熱機能による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別機能と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別機能判別した結果に応じて前記水供給機能に水の供給を抑制させることによって、前記放熱機能による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御機能と、を実現させることを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、コンピュータに、当該電子機器の機能のうち動作中の機能の動作時間を検出する動作状況検出機能と、前記動作状況検出機能によって検出された動作時間に基づいて、前記放熱機能による放熱を行うか否かを判別する放熱判別機能と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別機能による判別結果に応じて前記水供給機能に水の供給を制御させることによって、前記放熱機能による放熱を制御する放熱制御機能と、を実現させることを特徴とする。
また、請求項19に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、コンピュータに、当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出機能と、前記筐体状況検出機能によって検出された筐体の状況に基づいて、前記放熱機能による放熱を行うか否かを判別する放熱判別機能と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別機能による判別結果に応じて前記水供給機能に水の供給を制御させることによって、前記放熱機能による放熱を制御する放熱制御機能と、を実現させることを特徴とする。
また、請求項20に記載の発明は、燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、コンピュータに、当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出機能と、前記周囲環境検出機能によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて、前記放熱機能による放熱を行うか否かを判別する放熱判別機能と、前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別機能による判別結果に応じて前記水供給機能に水の供給を制御させることによって、前記放熱機能による放熱を制御する放熱制御機能と、を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、燃料電池を電力供給源とする電子機器の放熱制御を利用状況に応じて適切に行うことができる。
(1)第1実施形態について以下に説明する。
(1−1)システム構成例
図1は、燃料電池28を電力供給源とする電子機器を用いたシステムの構成例を示す図である。尚、図1に示すシステムとしては、当該電子機器を携帯電話装置100とした無線通信システムの場合が示されているが、当該電子機器としては、携帯電話装置100以外にも、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)等といった燃料電池28を電力供給源としたその他の電子機器でもよい。
図1では、携帯電話事業者が運用する無線通信網800に回線間の接続を切り替える交換機810が接続され、その交換機810には無線通信網800の末端装置としての複数の基地局820が接続される。即ち、無線通信網800に接続された基地局820並びに交換機810を介して、異なる携帯電話装置100間での無線通話が可能となる。尚、携帯電話装置100は、ユーザの家庭内等では、設置台120に設置されて保管される。かかる設置台120は、携帯電話装置100の電力供給源としての充電池34を充電する充電台にもなる。また、設置台120には、携帯電話装置100とパーソナルコンピュータなどの電子機器とを通信可能に接続する通信インタフェース(不図示)が設けられている。この通信インタフェースを介して携帯電話装置100と電子機器との間でデータ通信を行う。
ところで、携帯電話装置100は、表示部筐体が操作部筐体に重ね合わせられて表示部12が視認不可能となる形態(「クローズスタイル」と称する。)、表示部筐体が操作部筐体に対して開いた状態であり表示部12が視認可能となる形態(「オープンスタイル」と称する。)、表示部筐体が操作部筐体に対して閉じた状態であり表示部12が視認可能となる形態(「ビュースタイル」と称する。)のいずれかの形態をとる。
クローズスタイルにおいて携帯電話装置100のカメラ機能を用いる場合、表示部筐体が操作部筐体に重ね合わせられており、操作部筐体の内側の面に配設されたシャッターキー代替のダイヤルキーは操作不可能であり、操作部筐体の側面に設けられるカメラのシャッターとして機能するシャッターキーを押下して撮像する。また、クローズスタイルでは、表示部12が視認不可能となるため、操作部筐体の外側の面に設けられたカメラ部の撮影レンズにより人物・景色等をとらえる。
オープンスタイルにおいて携帯電話装置100のカメラ機能を用いる場合、表示部筐体が操作部筐体に対して開いた状態であり、上記の操作部筐体の側面のシャッターキーのみならず、操作部筐体の内側の面に配設されたシャッターキー代替のダイヤルキーをも操作可能である。また、オープンスタイルでは表示部12が視認可能な状態であるので、操作部筐体の外側の面に設けられたカメラ部の撮影レンズのみならず、表示部12を介して人物・景色等をとらえることができる。
ビュースタイルにおいて携帯電話装置100のカメラ機能を用いる場合、表示部筐体が操作部筐体に対して閉じた状態であるので、操作部筐体の内側の面に配設されたシャッターキー代替のダイヤルキーは操作不可能であり、操作部筐体の側面に設けられるカメラのシャッターとして機能するシャッターキーを押下して撮像する。また、ビュースタイルでは表示部12が視認可能な状態であるので、操作部筐体の外側の面に設けられたカメラ部の撮影レンズのみならず、表示部12を介して人物・景色等をとらえることができる。
(1―2)装置構成例
図2は、第1実施形態に係る燃料電池28を電力供給源とする携帯電話装置100の構成例を示すブロック図である。
無線通信送受信部4は、アンテナ2を介して受信する無線信号を受信ベースバンド信号に復調して出力する。出力された受信ベースバンド信号は、音声信号処理部10を介してスピーカ8から音声として出力される。また、無線通信送受信部4は、マイク6から入力された音声データを音声信号処理部10を介して取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した上でアンテナ2を介して送出する。また、無線通信送受信部4は、電子メール等の携帯パケット通信網を介したデータ送受信も行う。
音声信号処理部10は、マイク6から出力されるアナログの音声信号に対してノイズ除去処理や増幅処理を施した上でデジタル信号に変換し、中央制御部26に出力する。また、音声信号処理部10は、中央制御部26から出力されるデジタルの音声信号をアナログ信号に変換しノイズ除去処理や増幅処理を施した上でスピーカ8に出力する。
表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを含んだ表示部筐体として構成され、操作部14での操作結果や無線通信送受信部4を介して受信されたデータ、撮像部16により撮像された画像データ等が表示される。
操作部14は、ダイヤル入力や文字入力、各種コマンド入力を行うキーを含んだ操作部筐体として構成される。例えば、携帯電話装置100をカメラとして用いる場合のシャッター機能用に割り当てられたシャッターキーを具備する。ユーザは、かかるシャッターキーを押下することにより、撮像部16で画像データを撮像できる。
撮像部16は、撮影レンズや撮像素子、駆動回路、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を含んで構成される。撮像部16は、光学ズームの調整やフォーカス制御、シャッター駆動制御、露出制御等を行い、操作部14の上記シャッターキーの押下により撮像素子で撮像された画像データを中央制御部26に出力する。
RTC(Real Time Clock)18は、日付や時刻等の現在の時刻情報を出力するクロックである。
スタイル検出部20は、携帯電話装置100の現在の形態が、クローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルのうちいずれであるかを検出する。具体的には、携帯電話装置100は、表示部12を有する表示部筐体と操作部14を有する操作部筐体が回転型二軸ヒンジを介して結合される。スタイル検出部20は、回転型二軸ヒンジの状態を検出可能な磁気センサやマイクロスイッチ等を具備し、検出された回転型二軸ヒンジの状態信号によってクローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルのうちいずれであるかを検出する。これにより、中央制御部26は、スタイル検出部20におけるスタイル検出結果に基づいて、携帯電話装置100の現在の形態を識別できる。尚、スタイル検出部20が検出するスタイルは、オープンスタイル、ビュースタイル、クローズスタイルとしているが、これらのスタイルに限らない。例えば、スライドタイプや回転式のレボルバータイプ等の筐体の構造に応じたスタイルであればよい。
明るさ検出部22は、受光ダイオード等の光センサで実現され、光センサの受光量に基づいて携帯電話装置100周囲の明るさを検出する。
温度検出部24は、サーミスタ等の温度センサで実現され、温度センサの抵抗値に基づいて携帯電話装置100の温度を検出する。
燃料電池28は、携帯電話装置100の電力供給源であり、酸素と水素を化学反応させた発電により電力を得ると共に、その化学反応に付随して水を生成する電池である。
水供給部30は、燃料電池28の発電に伴って生成される水を蓄えておき、その水を必要に応じて放熱部32に供給する。また、水供給部30は、自身に蓄えられている水量を検出する。
放熱部32は、携帯電話装置100の作動時に発生する熱を放熱する。具体的には、放熱部32は、携帯電話装置100の発熱部位付近に設けられ、水供給部30から供給された水を蒸発させることにより、携帯電話装置100の発熱部位で発生した熱を気化熱により放熱させる。
充電池34は、燃料電池28を補完する携帯電話装置100のその他の電力供給源である。
設置台接続部36は、携帯電話装置100の設置台120とのインタフェースである。設置台120は充電台を兼用するので、設置台120からの外部電源が設置台接続部36を介して充電池34に供給され、充電池34はかかる外部電源により充電を行う。また、設置台接続部36は、設置台120に設けられている携帯電話装置100と電子機器との通信インタフェースと通信可能に接続される。
ROM38は、携帯電話装置100で実行されるプログラムや各種データを格納する記憶するメモリである。例えば、フラッシュROM等により実現される。
RAM40は、放熱条件記憶部401、放熱抑制条件記憶部402、放熱抑制解除条件記憶部403を有する。
放熱条件記憶部401は、中央制御部26が放熱部32に対して放熱を行わせるための「放熱条件」とその設定内容を記憶する。例えば、図3に示すように、「放熱条件」とその設定内容としては、「温度条件」とその内容(例えば、35度以上で放熱)や、「周期条件」とその内容(例えば、30分毎に放熱)とすることができる。これにより、携帯電話装置100の周囲の温度が、高温の場合(「温度条件」の内容を満たす場合)には放熱を行い、低温の場合(「温度条件」の内容を満たさない場合)には放熱を抑制させる、といった設定が可能となる。尚、低温の場合に放熱を抑制させるのは、例えば、スキー場等の低温環境下において当該携帯電話装置100を携帯しているときに放熱を行うと、携帯電話装置100の性能に支障が生じるからである。さらに、「周期条件」で設定された周期毎に放熱を行わせるので、放熱の必要性に応じた定期的な放熱が可能となる。
放熱抑制条件記憶部402は、図3に示した「放熱条件」を満たした場合に、中央制御部26が放熱部32に対して放熱を実際に行わせるのか若しくは放熱を抑制させるのかを示す「放熱抑制条件」とその設定内容を記憶する。例えば、図4に示すように、「放熱抑制条件」とその設定内容としては、「機能条件」とその内容、「スタイル条件」とその内容、「設置台条件」とその内容、「時刻条件」とその内容、「明るさ条件」とその内容、とすることができる。
「機能条件」の内容としては、携帯電話装置100が具備する機能のうち、例えば、「カメラ機能の動作中」や、「画像表示機能(動画や静止画を再生する機能)の動作中」が設定される。即ち、これらの機能が動作中の場合には、たとえ高温時であっても放熱を抑制させるので、レンズが放熱に伴う水蒸気により曇ってカメラ撮影がしづらくなることや、表示部12の画像再生画面が放熱に伴う水蒸気により曇って見づらくなる等といった放熱による悪影響を防止できる。
「スタイル条件」の内容としては、例えば、「オープンスタイル」と「ビュースタイル」が設定される。「クローズスタイル」の場合、「放熱条件」を満たしていれば放熱を行うように設定し、「オープンスタイル」や「ビュースタイル」の場合には、「放熱条件」をたとえ満たしていても放熱を抑制させる設定となっている。
「設置台条件」の内容としては、例えば、携帯電話装置100が設置台120に「非設置」であることが設定される。即ち、設置台120は充電台としても兼用されるので、携帯電話装置100が設置台120に非設置であれば、携帯電話装置100は充電動作中でないことが想定される。従って、携帯電話装置100は充電による発熱が想定できないので、放熱を抑制しても支障がないと考えられる。
「時刻条件」の内容としては、例えば、ユーザが出勤時に公共の交通機関の車両(電車、バス等)に乗車する「午前7時から午後8時」として設定できる。これにより、車両が混雑している場合に、「放熱条件」をたとえ満たしていても、放熱に伴う水蒸気によって他の乗客の服を湿らす等といった放熱に伴う悪影響が想定できるので、ユーザの所望の設定時間に放熱を抑制させることができる。
「明るさ条件」の内容としては、例えば、「お昼の時間帯で周囲が暗い」が設定される。お昼という日中であるにも関わらず、携帯電話装置100の周囲が暗いということは、携帯電話装置100はユーザのポケットの中や鞄の中に収納された状態にあると考えられるからである。このような状態の場合に放熱を行うと、放熱に伴う水蒸気によってポケットや鞄を湿らせる悪影響が想定できるので、放熱を抑制させることとした。
尚、「機能条件」、「スタイル条件」、「設置台条件」、「時刻条件」、「明るさ条件」は、有効又は無効を設定する設定フラグを対応づけて、放熱条件記憶部401に記憶される。尚、図4に示す例では、「機能条件」を有効(設定フラグ=1)に設定し、その他の条件を無効(設定フラグ=0)に設定する。尚、いずれの条件を有効にするかについては、1つの条件だけでもよいし、複数の条件であってもよい。
放熱抑制解除条件記憶部403は、図3に示した放熱条件を満たしており、さらに、図4に示す「放熱抑制条件」を満たす場合であっても、なお放熱を行う必要があるものとして設定された「放熱抑制解除条件」とその内容を記憶する。例えば、図5に示すように、「放熱抑制解除条件」としては、「温度条件」とその内容(例えば、45度以上)、水供給部30に蓄えられる「水量条件」とその内容(例えば、5cc以上)とすることができる。「温度条件」を満たせば、たとえ「放熱抑制条件」を満たしていても、放熱を行わないと携帯電話装置100の性能が悪化するおそれがあるからである。また、「水量条件」を満たせば、たとえ「放熱抑制条件」を満たしていても、放熱を行わないと水供給部30からの水漏れにより携帯電話装置100が故障するおそれがあるからである。尚、「水量条件」の他に、燃料電池28での発電量や発電時間を採用してもよい。一般に、燃料電池28の発電量や発電時間が増えれば、燃料電池28の発電に伴って生成される水の量も増えるからである。
中央制御部26は、ROM38に格納されたプログラムを実行することで、携帯電話装置100を統括制御する。かかるプログラムの実行により、携帯電話装置100の様々な機能が実現される。
(1−3)装置動作例
図6は、携帯電話装置100の主要な動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザにより携帯電話装置100の電源オン操作が行われた後(S600:YES)、携帯電話装置100は、待受処理の状態に移行し(S601)、放熱条件記憶部401に記憶する「周期条件」を満たすか否かを検出するための放熱タイマを起動させる(S602)。そして、所定の設定操作が行われるとき(S603:YES)、携帯電話装置100はその操作に応じて、放熱条件記憶部401に記憶する「放熱条件」の設定内容、放熱抑制条件記憶部402に記憶する「放熱抑制条件」の設定内容と設定フラグ及び放熱抑制解除条件記憶部403に記憶する「放熱抑制解除条件」の設定内容の設定処理を行う(S604)。一方、所定の設定操作が行われなかった場合(S603:NO)、中央制御部26から温度検出部24に対して定期的な温度検出の指示が出力された際に(S605)、温度検出部24は携帯電話装置100の温度を検出する(S606)。そして、中央制御部26は、検出された温度が、放熱条件記憶部401に記憶された放熱条件中の「温度条件」を満たしておれば(S607:YES)、放熱部32に対して放熱を行う指示を出力する。これにより、図7に示す一連の放熱処理が実行される。
中央制御部26から温度検出部24に対して温度検出の指示が出力されない場合において(S605:NO)、放熱タイマがタイムアウトとなるとき、即ち、放熱条件記憶部401に記憶する「周期条件」を満たすとき(S609:YES)、放熱部32に対して放熱を行う指示を出す。これにより、図7に示す一連の放熱処理が実行される。尚、放熱処理が行われた後、放熱タイマを再び起動させる(S611)。一方、放熱タイマがタイムアウトではない場合において(S609:NO)、中央制御部26が「温度条件」以外のその他の現在の状況を定期的に検出するための指示を発したとき(S612:YES)、後述する放熱フラグが“1”であるか否かを判別し(S613)、“1”であれば(S613:YES)、図7に示す一連の放熱処理が実行される。放熱処理が実行された場合には(S615:YES)、後述する放熱フラグを“0”にする(S616)。尚、放熱フラグは、図7に示すように、放熱抑制解除条件記憶部403に記憶された「放熱抑制解除条件」のいずれも満たさない場合に“1”に設定される。
その後、ユーザによって電源オフ操作が行われるか(S617〜S618)、若しくは、その他の処理が行われる(S619〜S620)。電源オフ操作並びにその他の操作が行われなかった場合には(S619:NO)、再びS603に戻り、S603以降の動作を繰り返す。尚、電源オフ処理(S618)の後に、中央制御部26は、温度検出指示の出力、放熱タイマのタイムアウト、現在状況検出指示の出力といった各イベントの状態を検出して、放熱及び放熱の抑制を行うようにしてもよい。
ところで、放熱の抑制は、水供給部30と放熱部32との間にシャッター(不図示)を備えておき、そのシャッターの開閉により行うことができる。尚、この際、水の供給を完全に遮断して放熱を禁止してもよいし、水の供給量を減らして放熱を所定の割合で抑制してもよい。また、放熱部32の水蒸気出口をシャッター(不図示)で開閉するようにし、水蒸気の放出に伴って水供給部30から放熱部32に水を引き込む仕組みとしてもよい。
図7並びに図8は、携帯電話装置100の一連の放熱処理の動作を説明するためのフローチャートである。
携帯電話装置100は、放熱抑制判定機能(S700〜S704)を動作させる。具体的には、中央制御部26は、放熱抑制条件記憶部402から設定フラグが“1(有効)”に設定された「放熱抑制条件」の読み出しを行う(S700)。そして、その読み出された放熱抑制条件が「機能条件」であれば(S701:YES)、中央制御部26は、現在動作中の機能が「機能条件」の内容に該当するか否かを判定する(S702、S703)。該当すれば(S703:YES)放熱抑制解除判定機能(S705〜S707)の動作に移行し、該当しなければ(S703:NO)放熱処理機能(S712〜S715)の動作に移行する。
放熱抑制解除判定機能(S705〜S707)を動作させる場合、中央制御部26は、温度検出部24を介して携帯電話装置100の温度を検出するとともに(S705)、水供給部30の水量の検出を行う(S706)。そして、検出された温度並びに水量に基づいて、放熱抑制解除条件記憶部403に記憶された「放熱抑制解除条件」を満たすか否かを判定する(S707)。「放熱抑制解除条件」のいずれをも満たさなければ、放熱抑制を解除する必要はないので、放熱フラグを“1”に設定して(S708)このフローチャートを終了する。
一方、「放熱抑制解除条件」のうち少なくともいずれかを満たしておれば、ユーザに対して放熱を促すために、表示部12上での報知表示やスピーカ8からの報知音出力を行う(S709、S710)。これにより、放熱指示操作(所定のキーの押下等)が行われた場合(S711:YES)、放熱処理機能(S712〜S715)の動作に移行する。
放熱処理機能(S712〜S715)を動作させる場合、表示部12に放熱中である旨を示す放熱マークが表示される(S712)。そして、水供給部30から放熱部32に対して放熱のための水の供給が行われ(S713)、放熱部32は、当該供給水を蒸発させることで生じる気化熱により放熱を行う(S714)。放熱が完了すると、表示部12中に表示されていた放熱マークを消去して(S715)このフローチャートを終了する。ところで、放熱抑制条件記憶部402から読み出された放熱抑制条件が「機能条件」でない場合(S701:NO)、図8に示すその他の放熱抑制判定機能(S800〜S811)の動作に移行する。
読み出された放熱抑制条件が「スタイル条件」である場合(S800:YES)、中央制御部26は、スタイル検出部20によって検出されたスタイルが、図4に示す「スタイル条件」の内容(オープンスタイル又はビュースタイル)に該当するか否かを判定する(S801、S802)。該当すれば(S802:YES)放熱抑制解除判定機能(S705〜S707)の動作に移行し、該当しなければ(S802:NO)放熱処理機能(S712〜S715)の動作に移行する。
読み出された放熱抑制条件が「設置台条件」である場合(S800:NO、S803:YES)、中央制御部26は、設置台接続部36の電源供給状態等に基づいて検出された設置台120の設置状況が、図4に示す設置台条件の内容(非設置)に該当するか否かを判定する(S804、S805)。該当すれば(S805:YES)放熱抑制解除判定機能(S705〜S707)の動作に移行し、該当しなければ(S805:NO)放熱処理機能(S712〜S715)の動作に移行する。
読み出された放熱抑制条件が「時刻条件」である場合(S800、S803:NO、S806:YES)、中央制御部26は、RTC18によって検出された現在の時刻情報が、図4に示す時刻条件の内容(午前7時から午前8時までの通勤時間帯)に該当するか否かを判定する(S807、S808)。該当すれば(S808:YES)放熱抑制解除判定機能(S705〜S707)の動作に移行し、該当しなければ(S808:NO)放熱処理機能(S712〜S715)の動作に移行する。
読み出された放熱抑制条件が「明るさ条件」である場合(S800、S803、S806:NO、S808:YES)、中央制御部26は、RTC18によって検出された現在の時刻情報並びに明るさ検出部22によって検出された周囲の明るさに基づいて、図4に示す明るさ条件の内容(昼の時間帯なのに周囲が暗い)に該当するか否かを判定する(S809〜S811)。該当すれば(S811:YES)放熱抑制解除判定機能(S705〜S707)の動作に移行し、該当しなければ(S811:NO)放熱処理機能(S712〜S715)の動作に移行する。
尚、放熱抑制判定機能の動作において、機能条件、スタイル条件、設置台条件、時刻条件、明るさ条件の順に判定したが、この順序に限定されない。放熱抑制判定機能を効率よく短時間で実行可能とするために、ユーザ設定により放熱抑制判定機能の中の判定順序を変更してもよい。
以上のように第1実施形態においては、電子機器の利用状況が放熱に適していない状況の場合に、放熱を抑制することができる。これにより、例えば、ユーザのTPO(Time Place Opportunity)に応じた携帯電話装置の利用状況に応じた放熱制御が可能となる。
また、水供給部30による水の供給を抑制するという簡易な構成で、放熱を抑制することができる。
また、例えば、カメラ機能や画像再生機能のように、動作中の機能が放熱に適していない機能である場合に、放熱を抑制することができる。
また、例えば、オープンスタイルやビュースタイルのように、筐体の状況が放熱に適していない状況の場合に、放熱を抑制することができる。
また、電子機器が設置台に設置されていない状況、即ち、ユーザが電子機器を利用していると考えられる状況の場合に、放熱を抑制することができる。
また、例えば、満員電車時等の通勤時間帯、電子機器を服のポケットや鞄に入れている時間帯、カメラ機能や画像再生機能を利用している時間帯のように、時刻が放熱に適していない時刻の場合に、放熱を抑制することができる。
また、例えば、昼間に電子機器を服のポケットや鞄に入れている場合のように、時刻と周囲の明るさによって放熱に適していない状況にあると判断できる場合に、放熱を抑制することができる。
また、放熱に適していない状況であっても、たとえば極度の高温のように、放熱が必要な場合には、放熱の抑制を行う制御を解除して放熱を行うことで、電子機器が故障するのを防ぐことができる。
(2)第2実施形態について以下に説明する。尚、第1実施形態と同様の箇所については同一の符号を付けて説明を省略する。
(2−1)装置構成例
図9は、第2実施形態に係る燃料電池28を電力供給源とする携帯電話装置150の構成例を示すブロック図である。尚、第2実施形態では、第1実施形態と対比して、放熱条件記憶部404が新たに設けられる。
放熱条件記憶部404は、中央制御部26が放熱部32に対して放熱を行わせるための「放熱条件」とその設定内容を記憶する。例えば、図10に示すように、「放熱条件」としては、「機能条件」、「スタイル条件」、「設置台条件」、「時刻条件」、「明るさ条件」、「充電条件」が設定される。
「機能条件」の内容としては、例えば、「携帯電話装置150が具備する機能が所定時間(例えば、5分)以上動作すること」が設定される。例えば、データ通信(ストリーミング再生)やテレビ電話機能等、多くの消費電力を必要とする機能が所定時間以上動作すると、携帯電話装置150は高温化するので、放熱を行う必要性が生じてくるからである。従って、携帯電話装置150が搭載する機能の中で多くの消費電力を必要とする所定の機能に限定してもよい。
「スタイル条件」の内容としては、例えば、「クローズスタイル」が設定される。クローズスタイルにしている場合では、ユーザが携帯電話装置150を使用していない可能性が高く、放熱を行ったとしても、放熱に伴った水蒸気によって表示部12が曇ることへの悪影響を考慮する必要がないからである。
「設置台条件」の内容としては、例えば、「設置」が設定される。携帯電話装置150を設置台120に設置している状況下では、ユーザが携帯電話装置150を携帯しておらず、放熱を行ったとしても、放熱に伴った水蒸気による周囲への悪影響を考慮する必要がないからである。また、設置台120に設けられている通信インタフェースを介してパーソナルコンピュータなどの電子機器とデータ通信を行っていて、そのデータ通信による発熱を放熱する必要があることも想定される。
「時刻条件」の内容としては、例えば、「18:00から20:00の時間帯」が設定される。即ち、ユーザにとって放熱を行っても支障のない時間帯(通勤時間帯以外の時間帯や、職場での定時後の時間帯等)が設定される。
「明るさ条件」の内容としては、例えば、「明るくなったら」が設定される。携帯電話装置150の周囲が明るいとすれば、ポケットや鞄の中に携帯電話装置150を収納しておらず、放熱を行っても支障がないからである。
「充電条件」の内容としては、例えば、「充電中」が設定される。携帯電話装置150が充電中の場合には、携帯電話装置150が高温化するので、放熱を行う必要性が生じてくるからである。また、充電中にはユーザが携帯電話装置150を使用していない可能性が高く、放熱を行ったとしても、放熱に伴った水蒸気によって表示部12が曇ることへの悪影響を考慮する必要がないからである。尚、図10に示す例では、「機能条件」を有効(設定フラグ=1)に設定し、その他の条件を無効(設定フラグ=0)に設定する。尚、いずれの条件を有効にするかについては、1つの条件だけでもよいし、複数の条件であってもよい。
(2−2)装置動作例
図11は、携帯電話装置150の主要な動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザにより携帯電話装置150の電源オン操作が行われた後(S110:YES)、携帯電話装置150は、待受処理の状態に移行する(S111)。そして、ユーザにより設定操作を行われたとき(S112:YES)、携帯電話装置150はその操作に応じて、放熱条件記憶部404に記憶する放熱条件の設定内容と設定フラグの設定処理を行う(S113)。一方、ユーザにより設定操作が行われなかった場合において(S112:NO)、ユーザにより携帯電話装置150の機能の操作が行われると(S114:YES)、当該機能が起動して(S115)、RTC18からの時刻情報に基づいて当該機能の動作時間を計測する機能タイマが起動する(S116)。
ユーザにより携帯電話装置150の機能の操作が行われない場合において(S114:NO)、中央制御部26が現在の利用状況を定期的に検出するための指示を発したときには(S117:YES)、図12、図13に示す一連の放熱処理を行う。一方、中央制御部26が現在の利用状況を検出するための指示を発しない場合(S117:NO)、ユーザにより携帯電話装置150の機能の終了操作が行われるとき(S119:YES)、当該機能の動作時間に応じた図14に示す機能終了処理が行われる。
ユーザにより携帯電話装置150の機能の終了操作が行われない場合(S119:NO)、ユーザにより電源オフ操作が行われるか(S120〜S121)、若しくは、その他の処理が行われる(S122〜S123)。電源オフ操作並びにその他の操作が行われなかった場合には(S122:NO)、再びS112に戻り、S112以降の動作を繰り返す。
図12、図13は、携帯電話装置150の放熱処理の動作を説明するためのフローチャートである。
携帯電話装置150は、最初に放熱判定機能(S130〜S137)を実行する。具体的には、中央制御部26は、放熱条件記憶部404から設定フラグが「1(=有効)」に設定された放熱条件の読み出しを行う(S130)。そして、読み出された放熱条件が「機能条件」であれば(S131:YES)、中央制御部26は、現在動作中の機能の動作時間が、「機能条件」の内容(5分以上動作)に該当するか否かを判定する(S132、S133)。該当すれば(S133:YES)、放熱フラグを“1”に設定した後(S138)、このフローチャートを終了する。該当しなければ(S133:NO)、このフローチャートを終了する。
放熱処理機能では、表示部12に放熱中である旨を示す放熱マークが表示される(S138)。そして、水供給部30から放熱部32に対して放熱のための水の供給が行われ(S139)、放熱部32は、当該供給水を蒸発させることで生じる気化熱により放熱を行う(S140)。放熱が完了すると、表示部12中に表示されていた放熱マークを消去して(S141)このフローチャートを終了する。
ところで、放熱条件記憶部404から読み出された放熱条件が「機能条件」でない場合(S131:NO)、以下のように、その他の放熱条件に基づいた放熱判定が行われる。
読み出された放熱条件が「スタイル条件」である場合(S134:YES)、中央制御部26は、スタイル検出部20によって検出されたスタイルが、図10に示すスタイル条件の内容(クローズスタイル)に該当するか否かを判定する(S135、S136)。該当すれば(S136:YES)放熱処理機能(S138〜S141)の動作に移行し、該当しなければ(S136:NO)放熱を行わずに終了する。尚、読み出された放熱条件が「スタイル条件」でなかった場合(S134:NO)、図13に示すその他の放熱判定が行われる。
読み出された放熱条件が「設置台条件」である場合(S150:YES)、中央制御部26は、設置台接続部36の電源供給の状態に基づいて検出された設置台120への設置状況が、図10に示す「設置台条件」の内容(設置)に該当するか否かを判定する(S151、S152)。該当すれば(S152:YES)放熱処理機能(S139〜S142)の動作に移行し、該当しなければ(S152:NO)放熱を行わずに終了する。
読み出された放熱条件が「時刻条件」である場合(S150:NO、S153:YES)、中央制御部26は、RTC18によって検出された現在の時刻情報が、図10に示す「時刻条件」の内容(18:00〜20:00の時間帯)に該当するか否かを判定する(S154、S155)。該当すれば(S155:YES)放熱処理機能(S139〜S142)の動作に移行し、該当しなければ(S155:NO)放熱を行わずに終了する。
読み出された放熱条件が「明るさ条件」である場合(S150、S153:NO、S156:YES)、中央制御部26は、明るさ検出部22によって検出された携帯電話装置150の明るさ状況が、図10に示す「明るさ条件」の内容(明るくなったら)に該当するか否かを判定する(S157、S158)。該当すれば(S158:YES)放熱処理機能(S139〜S142)の動作に移行し、該当しなければ(S158:NO)放熱を行わずに終了する。
読み出された放熱条件が「充電条件」である場合(S150、S153、S156:NO、S158:YES)、中央制御部26は、設置台接続部36の電源供給の状態に基づいて検出された携帯電話装置150の充電状況が、図10に示す充電条件の内容(充電中)に該当するか否かを判定する(S159、S160)。該当すれば(S160:YES)放熱処理機能(S139〜S142)の動作に移行し、該当しなければ(S160:NO)放熱を行わずに終了する。
尚、上記の実施形態中、放熱判定機能において、機能条件、スタイル条件、設置台条件、時刻条件、明るさ条件、充電条件の順に判定したがこれに限定されない。ユーザが指定した優先順に従って判定順序を変更すれば、その分、放熱判定機能を効率よく短時間で実行可能となる。
図14は、携帯電話装置150の機能終了処理の動作を説明するためのフローチャートである。
中央制御部26は、携帯電話装置150の機能のうち動作中にあった機能を終了させ(S170)、機能タイマの計時動作も終了させる(S170)。放熱判別手段続いて、放熱フラグが“1”であるか否かを識別し(S172)、放熱フラグが“1”でなければ(S172:NO)、機能タイマにより計時された機能の動作時間が機能条件の内容(5分以上動作)に該当しないので、放熱を行わずに終了する。
一方、放熱フラグが“1”である場合(S172:YES)、機能タイマにより計時された機能の動作時間が機能条件の内容に該当するので、表示部12に放熱中である旨を示す放熱マークが表示される(S173)。そして、水供給部30から放熱部32に対して放熱のための水の供給が行われ(S174)、放熱部32は、当該供給水を蒸発させることで生じる気化熱により放熱を行う(S175)。放熱が完了すると、表示部12中に表示されていた放熱マークを消去し(S176)、放熱フラグを“0”に設定して(S177)、このフローチャートを終了する。
以上のように、第2実施形態においては、電子機器の利用状況に応じて、放熱することができる。また、温度センサを用いる必要がないので部品点数が減り、小型化と製造コスト削減に寄与することができる。
また、例えば、電力消費の大きい機能を長時間動作させている場合のように、放熱が必要な状況である場合に、放熱することができる。
また、機能の動作が終了してから放熱するので、表示部(画面)が曇ったりしてもユーザが困ることはない。
また、例えば、クローズスタイルのように、筐体の状況が放熱に適している状況の場合に、放熱することができる。
また、電子機器が設置台に設置されている状況、即ち、ユーザが電子機器を利用していないと考えられる状況の場合に、放熱することができる。
また、例えば、電力消費の大きい機能を長時間動作させている時間帯、反対にユーザが電子機器を利用していない時間帯のように、時刻が放熱を必要とする時刻、あるいは、時刻が放熱に適している時刻の場合に、放熱することができる。
また、例えば、電子機器を鞄やポケットの中から出してユーザが携帯している場合において、周囲の明るさによって放熱に適している状況にあると判断できる場合に、放熱することができる。
また、充電池が充電中である状況、即ち、ユーザが電子機器を利用していないと考えられ、且つ、電子機器の発熱が大きいと考えられる情況の場合に、放熱することができる。
燃料電池を電力供給源とする携帯電話装置を用いた無線通信システムの構成例を示す図である。 第1実施形態に係る燃料電池を電力供給源とする携帯電話装置の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る放熱条件記憶部に記憶される放熱条件とその設定内容を示した図である。 第1実施形態に係る放熱抑制条件記憶部に記憶される放熱抑制条件とその設定内容を示した図である。 第1実施形態に係る放熱抑制解除条件記憶部に記憶される放熱抑制解除条件とその内容を示した図である。 第1実施形態に係る携帯電話装置の主要な動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯電話装置の放熱処理の動作を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯電話装置の放熱処理の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る燃料電池を電力供給源とする携帯電話装置の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態に係る放熱条件記憶部に記憶される放熱条件とその設定内容を示した図である。 第2実施形態に係る携帯電話装置の主要な動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯電話装置の放熱処理の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯電話装置の放熱処理の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯電話装置の機能終了処理の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 アンテナ
4 無線通信送受信部
6 マイク
8 スピーカ
10 音声信号処理部
12 表示部
14 操作部
16 撮像部
18 RTC
20 スタイル検出部
22 明るさ検出部
24 温度検出部
26 中央制御部
28 燃料電池
30 水供給部
32 放熱部
34 充電池
36 設置台接続部
38 ROM
40 RAM
401 放熱条件記憶部
402 放熱抑制条件記憶部
403 放熱抑制解除条件記憶部
100 携帯電話装置
120 設定台
150 携帯電話装置
800 無線通信網
810 交換機
820 基地局

Claims (20)

  1. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、
    当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出手段と、
    前記筐体状況検出手段によって検出された筐体の状況に基づいて前記放熱手段による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別手段と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別手段が判別した結果に応じて、前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を抑制させることによって、前記放熱手段による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、
    当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出手段と、
    前記周囲環境検出手段によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて前記放熱手段による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別手段と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別手段が判別した結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を抑制させることによって、前記放熱手段による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器の筐体の状態を示すスタイルを検出し、
    前記放熱抑制判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出されたスタイルに基づいて、放熱を抑制させるか否かを判別すること、を特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器を設置する設置台に当該電子機器が設置されているか否かを示す設置状況を検出し、
    前記放熱抑制判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出された設置状況に基づいて、放熱を抑制させるか否かを判別すること、を特徴とする電子機器。
  5. 請求項2に記載の電子機器において、
    時刻情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記周囲環境検出手段は、現在時刻を検出し、
    前記放熱抑制判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された現在時刻と前記記憶手段によって記憶されている時刻情報との比較により、放熱を抑制させるか否かを判別すること、
    を特徴とする電子機器。
  6. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記周囲環境検出手段は、現在時刻及び前記電子機器の周囲の明るさを検出し、
    前記放熱抑制判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された現在時刻及び周囲の明るさに基づいて、放熱を抑制させるか否かを判別すること、を特徴とする電子機器。
  7. 請求項1又は2に記載の電子機器において、
    放熱抑制を解除する放熱抑制解除条件を満たしているか否かを判別する放熱抑制解除判別手段と、
    前記放熱抑制解除判別手段によって前記放熱抑制解除条件を満たしていると判別された場合に、前記放熱手段による放熱抑制を解除させる制御を行う放熱抑制解除制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  8. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、
    当該電子機器の機能のうち動作中の機能の動作時間を検出する動作状況検出手段と、
    前記動作状況検出手段によって検出された動作時間に基づいて、前記放熱手段による放熱を行うか否かを判別する放熱判別手段と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別手段による判別結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を制御させることによって、前記放熱手段による放熱を制御する放熱制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項に記載の電子機器において、
    前記放熱制御手段は、前記放熱判別手段によって放熱を行うと判別された場合に、動作中の機能の動作が終了後、前記放熱手段による放熱を行わせる制御をすること、を特徴とする電子機器。
  10. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、
    当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出手段と、
    前記筐体状況検出手段によって検出された筐体の状況に基づいて、前記放熱手段による放熱を行うか否かを判別する放熱判別手段と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別手段による判別結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を制御させることによって、前記放熱手段による放熱を制御する放熱制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  11. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱手段を有した電子機器において、
    当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出手段と、
    前記周囲環境検出手段によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて、前記放熱手段による放熱を行うか否かを判別する放熱判別手段と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱手段に供給する水供給手段と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別手段による判別結果に応じて前記水供給手段に前記放熱手段への水の供給を制御させることによって、前記放熱手段による放熱を制御する放熱制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  12. 請求項10に記載の電子機器において、
    前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器の筐体の状態を示すスタイルを検出し、
    前記放熱判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出されたスタイルに基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、を特徴とする電子機器。
  13. 請求項10に記載の電子機器において、
    前記筐体状況検出手段は、前記筐体の状況として、前記電子機器を設置する設置台に当該電子機器が設置されているか否かを示す設置状況を検出し、
    前記放熱判別手段は、前記筐体状況検出手段によって検出された設置状況に基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、を特徴とする電子機器。
  14. 請求項11に記載の電子機器において、
    時刻情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記周囲環境検出手段は、現在時刻を検出し、
    前記放熱判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された現在時刻と前記記憶手段によって記憶されている時刻情報との比較に基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、
    を特徴とする電子機器。
  15. 請求項11に記載の電子機器において、
    前記周囲環境検出手段は、前記電子機器の周囲の明るさを検出し、
    前記放熱判別手段は、前記周囲環境検出手段によって検出された周囲の明るさに基づいて、放熱を行うか否かを判別すること、を特徴とする電子機器。
  16. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出機能と、
    前記筐体状況検出機能によって検出された筐体の状況に基づいて前記放熱機能による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別機能と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別機能判別した結果に応じて前記水供給機能に水の供給を抑制させることによって、前記放熱機能による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  17. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出機能と、
    前記周囲環境検出機能によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて前記放熱機能による放熱を抑制させるか否かの判別を行う放熱抑制判別機能と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱抑制判別機能判別した結果に応じて前記水供給機能に水の供給を抑制させることによって、前記放熱機能による放熱を抑制させる制御を行う放熱抑制制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  18. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    当該電子機器の機能のうち動作中の機能の動作時間を検出する動作状況検出機能と、
    前記動作状況検出機能によって検出された動作時間に基づいて、前記放熱機能による放熱を行うか否かを判別する放熱判別機能と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別機能による判別結果に応じて前記水供給機能に水の供給を制御させることによって、前記放熱機能による放熱を制御する放熱制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  19. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    当該電子機器の筐体の状況を検出する筐体状況検出機能と、
    前記筐体状況検出機能によって検出された筐体の状況に基づいて、前記放熱機能による放熱を行うか否かを判別する放熱判別機能と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別機能による判別結果に応じて前記水供給機能に水の供給を制御させることによって、前記放熱機能による放熱を制御する放熱制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  20. 燃料電池を電力供給源とし、当該燃料電池の発電に伴って生成される水を蒸発して熱を放熱する放熱機能を有した電子機器のプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    当該電子機器の周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方を検出する周囲環境検出機能と、
    前記周囲環境検出機能によって検出された周囲の明るさ及び時刻の少なくともいずれか一方に基づいて、前記放熱機能による放熱を行うか否かを判別する放熱判別機能と、
    前記燃料電池の発電に伴って生成される水を蓄えて前記放熱機能による放熱に使用するために供給する水供給機能と、
    前記燃料電池の発電状況に関わらず、前記放熱判別機能による判別結果に応じて前記水供給機能に水の供給を制御させることによって、前記放熱機能による放熱を制御する放熱制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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