JP4760883B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
媒体が紙である文書にユーザが記入した追記等を検出したり、セキュリティ文書が改竄されていないかどうかを検証したり、元の図面と修正後の図面とを比較する等の、文書に対する追加や削除などの変更箇所を明らかにしたいというニーズがある。このニーズに対応するために、原本と紙文書(原本と比較したい文書、つまり、追記等が行われている可能性のある文書)をスキャナで読み込んで、両者の画像を比較して差分を抽出する処理が行われる。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、差分処理後における引き残しの発生を防止することができ、加筆画像の抽出精度を向上させることができる加筆画像抽出装置を提供することを課題とし、第一領域識別手段により識別された電子文書の原稿画像の各々の領域と第二領域識別手段により識別された加筆重畳画像の各々の領域とについてのそれぞれの位置ズレ量を画像位置検出手段によって検出し、この検出した位置ズレ量に基づいて画像差分処理手段で位置を補正して差分処理を行い、これにより、電子文書の原稿画像と加筆重畳画像との間でズレが発生した場合であっても、位置ズレを補正してから差分処理を行うことで、差分処理後における引き残しの発生を防止することができるので、加筆画像の抽出精度が向上することが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、電子文書と加筆重畳画像とからの加筆抽出の際に、加筆情報が存在しない領域での引き残しの発生を抑制でき、かつ、より精度の高い加筆抽出を行うことができる加筆抽出装置及び加筆抽出方法を提供することを課題とし、加筆抽出装置は、電子文書の原稿画像と電子文書を紙へ出力した後に手書きの加筆が重畳した状態でスキャナ等の画像読取装置で再び電子化された画像とから、文字認識を用いて所望の領域を小領域に分割して小領域ごとに加筆抽出操作の必要性の有無を判定する領域分割部と、これによって分割され差分計算が必要と判定された小領域に対して差分計算を行う画像差分部と、これによって差分処理された画像に対して補間処理を行う画像補間部と、を有し、これにより、加筆抽出の精度が向上することが開示されている。
また、例えば、特許文献3には、電子文書ファイル及び画像ファイルの更新に伴う作業を効率的にし、ファイルの保存領域の容量を有効に利用できることを課題とし、元の電子文書ファイルを画像化した画像データ(元文書画像データ)の黒画素に対して画像膨張部により膨張処理を行い、位置合わせの際の誤差を補正し、次に、加筆された印刷物をイメージスキャナで読み取った画像データ(加筆画像データ)と、元文書画像データとに対し、部分領域分割部によって各々画像データ領域の分割を行い、その後、矩形抽出部により矩形情報を取得し、矩形比較・位置合わせ部で画像データ同士の位置合わせを行い、論理計算部により画素単位での排他的論理和を算出し、差分情報を抽出し、抽出した差分情報と、元文書画像データとを保存することでデータ領域の節約をすることが開示されている。
また、例えば、特許文献4には、膨張引き算法を用いた差分抽出処理では、追記後原稿の画像から追記前原稿の膨張処理画像を引き算することと、膨張した部分で余分に引き算を行うことになるために、文字のカスレや線の途切れなどが生じたり、追記抽出漏れが生じたりすることを課題とし、追記前画像と追記後画像との差分をとって追記後画像から追記情報を抽出する追記情報抽出処理(差分抽出処理)において、両画像の比較に先立って、まず、全体位置・歪補正部で原稿全体に対して画像の位置合わせを行い、その後に差分抽出部で大まかな差分情報を得て、次いで、当該差分情報を基に分割画像位置・歪補正部で局所的な位置合わせを行い、その後に追記情報抽出部で差分処理を行い、その差分情報を追記情報として抽出することが開示されている。
特開2004−287682号公報 特開2004−213230号公報 特開2004−341914号公報 特開2007−241356号公報
従来技術では、画像を分割した分割画像の位置が修正前後の画像間で移動している場合も、画像に追記や修正が加えられた場合も、一律に差分があるものとして抽出され、区別がつかない。
本発明は、分割画像の移動に伴う差分と、追記又は修正に伴う差分との区別がつくように差分の抽出結果を出力するようにした画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、読取装置によって読み取られた第1の画像と、前記第1の画像の修正前又は修正後の画像であって、読取装置によって読み取られた第2の画像を受け付ける画像受付手段と、前記画像受付手段によって受け付けられた第1の画像と第2の画像を分割する画像分割手段と、前記第1の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第1の分割画像に対応し、前記第2の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第2の分割画像を抽出する対応分割画像抽出手段と、前記第1の分割画像内の画素と前記第2の分割画像内の画素との追記によって起こされた差分(前記第1の画像に対して書き加えがあった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像に対して書き加えがあった結果として前記第1の画像になり、その差分である書き加えた部分)又は除去によって起こされた差分(前記第1の画像の一部に対して除去があった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像の一部に対して除去があった結果として前記第1の画像になり、その差分である除去部分)を抽出する差分抽出手段と、前記第1の画像内の前記第1の分割画像と前記第2の画像内の前記第2の分割画像の位置に基づいた変換の係数と、前記第1の画像を読み取った読取装置と前記第2の画像を読み取った読取装置に対応した歪みの値である閾値とを比較して、前記第1の分割画像が前記第2の分割画像と移動する関係にあると判断された場合には、前記第2の分割画像を第2の色に変更する分割画像色変更手段と、前記差分抽出手段によって抽出された前記第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更する分割画像内色変更手段と、色が変更された画像を出力する画像出力手段を具備し、前記分割画像内色変更手段は、前記分割画像色変更手段によって第2の色に変更された前記第2の分割画像内を対象とし、前記差分抽出手段によって抽出された該第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2の発明は、前記分割画像内色変更手段は、前記対応分割画像抽出手段によって抽出されなかった前記第2の分割画像を第の色に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3の発明は、前記差分抽出手段による差分が抽出されず、かつ、前記第1の画像内の前記第1の分割画像と前記第2の画像内の前記第2の分割画像の位置によって前記第1の分割画像と前記第2の分割画像が移動する関係に無い場合と判断された場合には、前記第2の分割画像を第3の色に変更する第3の変更手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置である。
請求項4の発明は、前記第3の色は、前記第1の色及び前記第2の色に比して彩度又は濃度を小さくすることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置である。
請求項5の発明は、コンピュータを、読取装置によって読み取られた第1の画像と、前記第1の画像の修正前又は修正後の画像であって、読取装置によって読み取られた第2の画像を受け付ける画像受付手段と、前記画像受付手段によって受け付けられた第1の画像と第2の画像を分割する画像分割手段と、前記第1の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第1の分割画像に対応し、前記第2の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第2の分割画像を抽出する対応分割画像抽出手段と、前記第1の分割画像内の画素と前記第2の分割画像内の画素との追記によって起こされた差分(前記第1の画像に対して書き加えがあった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像に対して書き加えがあった結果として前記第1の画像になり、その差分である書き加えた部分)又は除去によって起こされた差分(前記第1の画像の一部に対して除去があった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像の一部に対して除去があった結果として前記第1の画像になり、その差分である除去部分)を抽出する差分抽出手段と、前記第1の画像内の前記第1の分割画像と前記第2の画像内の前記第2の分割画像の位置に基づいた変換の係数と、前記第1の画像を読み取った読取装置と前記第2の画像を読み取った読取装置に対応した歪みの値である閾値とを比較して、前記第1の分割画像が前記第2の分割画像と移動する関係にあると判断された場合には、前記第2の分割画像を第2の色に変更する分割画像色変更手段と、前記差分抽出手段によって抽出された前記第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更する分割画像内色変更手段と、色が変更された画像を出力する画像出力手段として機能させ、前記分割画像内色変更手段は、前記分割画像色変更手段によって第2の色に変更された前記第2の分割画像内を対象とし、前記差分抽出手段によって抽出された該第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更することを特徴とする画像処理プログラムである。
請求項1の画像処理装置によれば、画像の移動に伴う差分と、追記又は修正に伴う差分との区別がつくように差分の抽出結果を出力することができる。
請求項2の画像処理装置によれば、新たに追加された分割画像の差分画像を出力することができる。
請求項3の画像処理装置によれば、差分が無い画像を差分がある画像とは明示的に区別して出力することができる。
請求項4の画像処理装置によれば、本構成を有しない場合に比して、差分が無い画像の色を差分のある画像の色より目立たない色で出力することができる。
請求項5の画像処理プログラムによれば、画像の移動に伴う差分と、追記又は修正に伴う差分との区別がつくように差分の抽出結果を出力することができる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前であることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
以下、本実施の形態が対象とする画像として、図面を主に例示して説明する。図面を生成するCAD(Computer Aided Design)等では、図面内の図形要素の集合であるオブジェクトを移動させることが容易であり、また、CADの利用者の意図によらずオブジェクトが移動しているような場合がある。本実施の形態は、例えば、図面内のオブジェクトの修正箇所、移動したオブジェクト及び移動したオブジェクトにおける修正箇所を差分として抽出するものであるが、更に、移動したオブジェクトと、該オブジェクトにおける修正箇所を異なる態様で出力したい場合に用いられるものである。
本実施の形態は、図1に示すように、画像受付モジュール10、ブロック分割等処理モジュール20、対応ブロック抽出モジュール30、ブロック内処理モジュール40、画像出力モジュール50を有している。
画像受付モジュール10は、ブロック分割等処理モジュール20と接続されている。画像を受け付けて、その画像をブロック分割等処理モジュール20へ渡す。画像を受け付けるとは、スキャナで画像を読み込むこと、ファックスで画像を受信すること、画像データベース等から画像を読み出すこと等が含まれる。その画像の枚数は、比較する2枚を例示して説明するが、3枚以上の画像であってもよい。画像の内容として、図面、ビジネス用に用いられる文書、広告宣伝用のパンフレット等であってもよい。また、その画像は、2値画像、多値(カラーを含む)画像等であってもよい。以下の説明では、2枚の図面の2値画像を例示して説明する。なお、途中の処理で色を変更した場合は、多値画像となる。また、第1の画像である一方の画像を修正前の画像、第2の画像である他方の画像を修正後の画像ともいうが、どちらが修正前、修正後であってもよい。さらに、必ずしも修正によって発生した画像である必要はなく、つまり、1枚の画像から依拠した2枚の画像である必要はなく、画像受付モジュール10が受け付ける2枚の画像は別々に独立した画像であってもよい。
ブロック分割等処理モジュール20は、画像受付モジュール10、対応ブロック抽出モジュール30と接続されており、前処理モジュール21、ブロック分割モジュール22、色変更モジュール23を有している。画像受付モジュール10から画像を受け取り、その画像を分割して、その分割した画像(以下、分割画像、又はブロックともいう)を対応ブロック抽出モジュール30に渡す。なお、前処理モジュール21、色変更モジュール23による処理を行わなくてもよい。
前処理モジュール21は、画像受付モジュール10が受け付けた画像に対して前処理を行う。ここでの前処理とは、例えば、ノイズ除去、位置合わせ、一方の画像の大きさを他方の画像の大きさに合わせるために拡大縮小の処理等のことである。ここでの、位置合わせとは、例えば、図面上の基準位置を示す目印(例えば、十字等)を合致させるように画像を移動等させることである。
ブロック分割モジュール22は、画像受付モジュール10が受け付けた画像を分割する。例えば、前処理モジュール21によって前処理された第1の画像と第2の画像とを受け取り、それぞれの画像をブロックに分割する。ここでのブロックとは、画素塊を含む画像をいい、その画素塊とは、4連結又は8連結で連続する画素領域を少なくとも含み、これらの画素領域の集合をも含む。これらの画素領域の集合とは、4連結等で連続した画素領域が複数あり、その複数の画素領域は近傍にあるものをいう。ここで、近傍にあるものとは、例えば、互いの画素領域が距離的に近いもの(より具体的には予め定められた距離以内にあるもの)、一方の画素領域が他方の画素領域を包含するもの、又は他の画像領域と予め定められた距離以上ある空白で切り出した画像領域等がある。
また、ブロック分割モジュール22は、ブロックとして、画素塊を含む外接矩形で分割するようにしてもよい。
なお、ブロックとは、分割した画素領域を含み、その他の画像を空白としたもの、又は、分割した画素領域を含むが、その他の分割された画素領域は含まないものとなる。つまり、ブロックの大きさとして、画像受付モジュール10が受け付けた画像(前処理モジュール21が前処理した画像)と同等の大きさとなる場合、又は分割した画素領域だけを含む領域の大きさとほぼ同等となる場合がある。
色変更モジュール23は、画像受付モジュール10が受け付けた画像(前処理モジュール21が前処理した画像)全体の形態を変更させる。つまり、例えば、形態として、色、彩度、濃度、種類(線の場合は、実線、点線等)等がある。以下、色変更モジュール44、ブロック色変更モジュール45、ブロック内色変更モジュール46での処理についても、形態として主に色を例示して説明する。また、画像の形態を変更するとは、その画像内に含まれている画素領域を変更することであり、例えば、黒色の画素を赤色の画素に変更する、直線を点線に変更する等がある。
対応ブロック抽出モジュール30は、ブロック分割等処理モジュール20、ブロック内処理モジュール40と接続されている。ブロック分割等処理モジュール20から第1の画像と第2の画像のブロックを受け取り、第1の画像のブロックに対応する第2の画像のブロックを抽出する。例えば、対応ブロック抽出モジュール30は、第1の画像のブロックと類似している第2の画像のブロックとを、対応するブロックとして抽出するようにしてもよい。また、第1の画像のブロックの特徴と第2の画像のブロックの特徴を抽出し、両者の特徴の差分が予め定められた閾値以内である場合に、それらのブロックを、類似しているブロックとして抽出するようにしてもよい。より具体的な例として、図5を用いて後述する。
ブロック内処理モジュール40は、対応ブロック抽出モジュール30、画像出力モジュール50と接続されており、ブロック内位置合わせモジュール41、差分抽出モジュール42、変換ブロック判断モジュール43、色変更モジュール44を有している。さらに、色変更モジュール44は、ブロック色変更モジュール45、ブロック内色変更モジュール46を有している。なお、ブロック内位置合わせモジュール41、変換ブロック判断モジュール43による処理を行わなくてもよい。また、色変更モジュール44内のブロック色変更モジュール45又はブロック内色変更モジュール46のいずれか一方による処理を行わなくてもよい。
ブロック内位置合わせモジュール41は、対応ブロック抽出モジュール30によって抽出されたそれぞれのブロックについて、位置合わせを行う。ここでの位置合わせとは、例えば、対応するブロック内の画素領域の合致する割合が高くなるように、ブロックを変換するものである。例えば、変換として、アフィン変換(平行移動、拡大縮小、回転、傾き等)がある。
差分抽出モジュール42は、対応するブロック内の画素の追記又は抽出による差分を抽出する。例えば、一方のブロックから他方のブロックを引き算する、両者の排他的論理和演算を行う等がある。また、その差分を含む画素領域を抽出するようにしてもよい。ここで、追記による差分とは、一方の画像に対して書き加えがあった結果として他方の画像になり、その差分である書き加えた部分のことをいい、例えば、追加された図形等が該当する。抽出による差分とは、一方の画像の一部に対して除去があった結果として他方の画像になり、その差分である除去部分のことをいい、例えば、消去された図形等が該当する。
変換ブロック判断モジュール43は、対応ブロック抽出モジュール30によって抽出された第2の画像のブロックとその第2の画像のブロックに対応する第1の画像のブロックとが、いずれか一方のブロックを変換した場合にそのブロックの一部が他方のブロックの一部に合致する関係にあるか否かを判断する。例えば、変換として、アフィン変換がある。
また、変換ブロック判断モジュール43は、ブロック分割モジュール22によって分割されたブロックの画像内の位置によって、一方のブロックと他方のブロックとは移動する関係にあるか否かを判断するようにしてもよい。
色変更モジュール44は、差分抽出モジュール42又は変換ブロック判断モジュール43によって処理された画像の色を変更させる。
ブロック色変更モジュール45は、対応ブロック抽出モジュール30によって抽出されなかった第2の画像のブロックを他の画像部分とは異なる色に変更する。つまり、第1の画像のブロックと第2の画像のブロックとを比較した場合に、対応するブロックが第1の画像に存在しない場合に、該第2の画像のブロックは追加されたものとみなしてそのブロック全体が差分として抽出されたことがわかるような色に変更する。また、ブロック色変更モジュール45は、変換ブロック判断モジュール43によって合致する関係にあると判断された場合、その合致する関係にあるブロックを他の画像部分とは異なる色に変更するようにしてもよい。また、ブロック色変更モジュール45は、第1の画像のブロックが第2の画像のブロックと移動する関係にある場合には、その第2の画像のブロックを他の画像部分とは異なる色に変更するようにしてもよい。
ブロック内色変更モジュール46は、差分抽出モジュール42によって抽出された差分の画像を他の画像部分とは異なる色に変更する。
画像出力モジュール50は、ブロック内処理モジュール40と接続されている。色変更モジュール44によって色変更された画像を受け取り、その画像を出力する。画像を出力するとは、プリンタ等の印刷装置で印刷すること、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、ファックス等の画像送信装置で画像を送信すること、画像データベース等の画像記憶装置へ画像を書き込むこと等が含まれる。
図2は、本実施の形態による第1の処理例を説明するフローチャートである。なお、画像受付モジュール10によって、第1の画像と第2の画像とを受け付けた後からの処理について説明する。
ステップS204では、ブロック分割モジュール22が、画像受付モジュール10から第1の画像と第2の画像の2つの画像を受け取り、それぞれをブロックに分割する。より具体的には、例えば、ラベリング処理(4連結等で連続した画素領域に、その画素領域を一意に特定できるラベルを付す処理)を行い、予め定められた面積より大きなラベル(画素領域)を抽出し、それに内包される小ラベルを含め個々のブロックとして分割するなどの手法による。
図10、図11の例に示すように画像全体の大きさは変えずに該当ブロックのみを取り出す分割方法、図17、図18の例に示すようにブロックの外接矩形とほぼ同等の大きさの画像として切り出す分割方法とがある。
そして、ステップS208、S210、S212、S214、S230、S232によって、対応ブロック抽出モジュール30が、一方の画像のブロックに対応するブロックを、他方の画像のブロックから探し出す。つまり、ステップS204で第1の画像である画像Aを分割したブロックの数をNとし(ステップS208)、そのうちの1つのブロックを固定し(i=1、ステップS210)、そのブロックiに対応する第2の画像である画像Bのブロック(差分対象ブロック)を抽出し(ステップS212)、抽出できたならば(ステップS214でY)ブロック内の画素の差分を抽出し(ステップS216からステップS226)、抽出できなかったならば(ステップS214でN)ブロック全体の色変更を行い(ステップS228)、画像A内のブロックに対する処理は終了したか否かを判断し(ステップS230)、終了していなければ(ステップS230でN)次のブロックを選択し(i=i+1、ステップS232)ステップS212へ戻り、終了していれば(ステップS230でY)変換されたブロックからなる画像を出力する(ステップS299)。なお、ステップS212の対応ブロック抽出モジュール30による具体的な処理例は、図5を用いて後述する。
ステップS216では、ブロック内位置合わせモジュール41が、対応付けられたブロック同士で、画像の位置を合わせる等の処理を行う。例えば、パターンマッチングや特開2006−235785号公報などに記載の従来技術を利用してもよい。パターンマッチングは、2つのブロック同士で、画像をずらしながら相関係数を算出し、相関が最も強いところに位置を合わせるものである。一方、特開2006−235785号公報が示している技術は、文字や交点などを抽出して基準点とし、それらが重なるように補正するものである。重なるようにした場合の移動距離を補正係数という。
また、位置合わせの他に、拡大縮小等を行って、画像領域の大きさを合わせるようにしてもよい。その場合の補正係数は、拡大縮小率となる。なお、重なるとは、両者の画像が一致する場合の他、重なっている画素の割合が予め定められた閾値以上である場合を含む。処理例を図13に示す。
ステップS218では、差分抽出モジュール42が、2画像の引き算により差分を抽出する。従来技術を利用してもよい。特開2004−213230号公報、特開2004−287682号公報などに記載の技術を利用する場合は、ブロック内をさらに小画像に分割して個別に位置補正し、差を抽出する方法となる。処理例を図14、図15、図20、図21に示す。
ステップS226では、ブロック内色変更モジュール46が、ステップS218で抽出した差に該当する画像の画素を第1色に変更する。その際、修正後画像(第1の画像)−修正前画像(第2の画像)で抽出した画素、修正前画像−修正後画像で抽出した画素(図14、図15、図20、図21に示す例参照)のみの色を第1色に変更するようにしてもよいが、図16、図22に示す例のように、差分画素を含む画素塊(例えば、文字単位、記号単位等)で色を変えるようにしてもよい。さらに、修正前画像−修正後画像と修正後画像−修正前画像の抽出結果を別の色で表示してもよい。
ステップS228では、ブロック色変更モジュール45が、対応するブロックが見つからなかった第1のブロックの全体の色を第1色に変更する。また、ステップS230でYと判断された後に、対応するブロックが見つからなかった第2のブロックの全体の色を第1色に変更するようにしてもよい。
図3は、本実施の形態による第2の処理例を説明するフローチャートである。つまり、図2の例に示したフローチャートのステップS200とステップS204の間にステップS202を、ステップS218とステップS226の間にステップS220、ステップS222、ステップS224を加えたものである。したがって、図2の例に示したフローチャートと同種のステップには同一符号を付し重複した説明を省略する。
ステップS202では、前処理モジュール21が、画像受付モジュール10から第1の画像と第2の画像の2つの画像を受け取り、その画像全体の位置を合わせる処理を行う。ステップS216と同様に、例えば、パターンマッチングや特開2006−235785号公報などに記載の従来技術を利用してもよい。
そして、ステップS204では、ステップS202で画像全体の位置合わせを行った画像に対して、ブロック分割の処理を行う。
ステップS220では、変換ブロック判断モジュール43が、該当ブロックは画像Aにおけるブロックを移動して画像Bで対応するブロックとなっているかどうかを判定する。図10、図11に示す例のように、画像の大きさは変えずに該当ブロックを取り出す分割方法では、ステップS216でのブロック位置合わせの際の補正係数(移動距離等)に応じて該当ブロックが移動ブロックかどうかを判定する。また、図17、図18に示す例のように、ブロックの外接矩形とほぼ同等の大きさの画像として切り出す場合には、その切り出し位置のズレ量とブロック位置合わせの補正係数の和に応じて、該当ブロックが移動ブロックかどうかを判定する。移動ブロックか否かを判定する閾値としては、スキャナごとに対応して持つスキャン歪の値等(最大値、最頻値等)を用いるようにしてもよい。
ステップS220での処理結果、該当ブロックが移動ブロックであると判断した場合(ステップS222でY)はステップS224に進み、それ以外の場合(ステップS222でN)はステップS226へ進む。
ステップS224では、ブロック色変更モジュール45が、移動ブロックと判断されたブロックを第2色に変更する。
そして、ステップS226では、ブロック内色変更モジュール46が、ステップS218で抽出した差に該当する画像の画素を第1色に変更する。ステップS224でブロックを第2色に変更した後である場合は、そのブロック内は第1色と第2色になる。
図4は、本実施の形態による第3の処理例を説明するフローチャートである。つまり、図3の例に示したフローチャートのステップS204とステップS208の間にステップS206を加えたものである。したがって、図3の例に示したフローチャートと同種のステップには同一符号を付し重複した説明を省略する。
ステップS206では、色変更モジュール23が、画像受付モジュール10が受け付けた画像全体を第3色に変更する。このフローチャートによる処理結果としては、画像Aと画像Bとで差がない画素を第3色に変更することになる。処理終了直前に、画像AとBで差がない画素を抽出し、それを第3色に変更する構成でもよい。ステップS206のように、ステップS204の処理後に、画像全体を第3色に変更しておくことで、差がない画素を抽出する処理を減らすことができる。第3色は第1色、第2色に比して、色の彩度又は濃度を小さくすることで、差分があった箇所が目立つようになる。なお、第1色、第2色、第3色による変更の例を図22に示す。
図5は、本実施の形態による差分対応ブロックの抽出の処理例を説明するフローチャートである。つまり、この処理例は、対応ブロック抽出モジュール30による処理例、ステップS212の処理例を示すものであり、修正前(画像A)のブロック(ステップS501)と修正後画像(画像B)のブロック(ステップS502)とが対応するか否かを判断するものである。なお、処理負荷の小さい特徴量から順次比較し、類似していない場合は負荷の大きな処理をしないようにしてもよい。なお、特徴量の比較を行うために、対応ブロック抽出モジュール30は、その特徴量の抽出処理を行う。
ステップS522(照合1)では、特徴量1(例えば、画素領域の外接矩形の大きさ)の比較を行う。
ステップS524では、ステップS522での比較結果(差)が予め定められた範囲内であるか否かを判断する。かかる判断において範囲内であると判断した場合(ステップS524でY)はステップS526へ進み、それ以外の場合(ステップS524でN)はステップS540へ進む。
ステップS526(照合2)では、特徴量2(例えば、黒画素数)の比較を行う。
ステップS528では、ステップS526での比較結果が予め定められた範囲内であるか否かを判断する。かかる判断において範囲内であると判断した場合(ステップS528でY)はステップS530へ進み、それ以外の場合(ステップS528でN)はステップS540へ進む。
ステップS530(照合3)では、特徴量3(例えば、細線化後の黒画素数)の比較を行う。
ステップS532では、ステップS530での比較結果が予め定められた範囲内であるか否かを判断する。かかる判断において範囲内であると判断した場合(ステップS532でY)はステップS534へ進み、それ以外の場合(ステップS532でN)はステップS540へ進む。
ステップS534(照合N)では、特徴量N(例えば、パターンマッチング後の相関係数値)の比較を行う。この他に、ブロック内の画素領域の縦長と横長との比率を、特徴量として比較するようにしてもよい。
ステップS536では、ステップS534での比較結果が予め定められた範囲内であるか否かを判断する。かかる判断において範囲内であると判断した場合(ステップS536でY)はステップS538へ進み、それ以外の場合(ステップS536でN)はステップS540へ進む。
ステップS538では、修正前画像のブロックと修正後画像のブロックとは類似していると判断する。
ステップS540では、修正前画像のブロックと修正後画像のブロックとは類似していないと判断する。
なお、ステップS216のブロック位置合わせができない場合に、ステップS212による対応付けをやり直す構成にしてもよい。
図6は、画像受付モジュール10が受け付ける2つの画像の例を示す説明図である。図6(a)の例は修正前画像610、図6(b)の例は修正後画像620を示している。修正後画像620は、修正前画像610の左下にあるブロックの文字や記号を修正(「32」を「04」に修正)、追加(「I7」と「O7」)しており、さらに右下方に移動している。また、右下にある部品表内の文字が修正(「32」を「04」に修正)されているものである。
図7は、合致するブロックと異なるブロックを抽出した例を示す説明図である。図7(a)の例に示す合致画像621は、修正前画像610と修正後画像620の合致しているブロックを示しており、図7(b)の例に示す差分画像622は、修正前画像610と修正後画像620の合致していないブロックを示したものである。なお、この例では示していないが、ブロック内の文字や記号が修正追加されること無く、単にブロックが移動した場合であっても合致していないブロックとされる。
図8は、異なる画素を抽出した例を示す説明図である。図8(a)の例に示す合致画像623は、修正前画像610と修正後画像620の合致している画素部分を示しており、図8(b)の例に示す差分画像624は、差分画像622が修正前画像610とは異なる画素部分を示したものである。なお、ここでの異なる画素部分とは、ブロックの移動の有無に関わらず、異なる画素を含む画素領域(画素塊であり、結果的には文字単位、記号単位等となる)である。
図9は、位置も画素も変わっていない画素部分、位置のみが変わっている画素部分、追加、修正が加えられた画素部分を分けて抽出した例を示す説明図である。
図9(a)の例に示す合致画像625は、修正前画像610と修正後画像620の位置も画素も変わっていない画素部分を示しており、第3色で提示されている。図9(b)の例に示す差分画像626は、差分画像622が修正前画像610とは位置のみが変わっている画素部分を示したものであり、第2色で提示されている。図9(c)の例に示す差分画像627は、追加、修正が加えられた画素部分を示したものであり、第1色で提示されている。
図10は、修正前画像610に対するブロック分割モジュール22による処理例を示す説明図である。つまり、ブロック分割モジュール22によって、修正前画像610(図10(a))は、修正前ブロックA1011(図10(b))、修正前ブロックB1012(図10(c))、修正前ブロックC1013(図10(d))に分けられる。
図11は、修正後画像620に対するブロック分割モジュール22による処理例を示す説明図である。つまり、ブロック分割モジュール22によって、修正後画像620(図11(a))は、修正後ブロックA1121(図11(b))、修正後ブロックB1122(図11(c))、修正後ブロックC1123(図11(d))に分けられる。
これらは、ブロック分割モジュール22が、画像全体の大きさは変えずに該当ブロックのみを取り出す分割方法を採用した場合のものである。
図12は、対応ブロック抽出モジュール30による処理例を示す説明図である。つまり、対応ブロック抽出モジュール30は、例えば、図5に示したフローチャートに従い、第1のブロックと第2のブロック間で類似しているブロックの組を抽出するものである。図12は、修正前ブロックA1011と修正後ブロックA1121とが、修正前ブロックB1012と修正後ブロックC1123とが、修正前ブロックC1013と修正後ブロックB1122とが、それぞれ対応している組であることを示している。
図13は、ブロック内位置合わせモジュール41による処理例を示す説明図である。つまり、ブロック内位置合わせモジュール41は、図13の例に示すように、修正前ブロックB1012と修正後ブロックC1123とを比較して、修正後ブロックC1123に合わせて修正前ブロックB1012を右下方向に移動させて、移動後ブロックB1302を生成したものである。なお、修正前ブロックA1011と修正後ブロックA1121とを比較して、移動がなかったことが判明したので、修正前ブロックA1011を複写して移動後ブロックA1301を生成したものである。同様に、修正前ブロックC1013と修正後ブロックB1122とを比較して、移動がなかったことが判明したので、修正前ブロックC1013を複写して移動後ブロックC1303を生成したものである。
図14は、差分抽出モジュール42による第1の処理例を示す説明図である。つまり、差分抽出モジュール42が、修正後画像−修正前画像の結果の画像を生成したものである。図14(a)の例に示す差分ブロックA1401は、修正後ブロックA1121から移動後ブロックA1301を引き算(該当する黒画素を白にする)した結果の画像であり、図14(b)の例に示す差分ブロックB1402は、修正後ブロックC1123から移動後ブロックB1302を引き算した結果の画像であり、図14(c)の例に示す差分ブロックC1403は、修正後ブロックB1122から移動後ブロックC1303を引き算した結果の画像である。
図15は、差分抽出モジュール42による第2の処理例を示す説明図である。つまり、差分抽出モジュール42が、修正前画像−修正後画像の結果の画像を生成したものである。図15(a)の例に示す差分ブロックA1501は、移動後ブロックA1301から修正後ブロックA1121を引き算した結果の画像であり、図15(b)の例に示す差分ブロックB1502は、移動後ブロックB1302から修正後ブロックC1123を引き算した結果の画像であり、図15(c)の例に示す差分ブロックC1503は、移動後ブロックC1303から修正後ブロックB1122を引き算した結果の画像である。
図16は、合致画像1601と差分画像1602の例を示す説明図である。つまり、図16(b)の例に示す差分画像1602は、図14又は図15の例に示した画像から、差分抽出モジュール42が差分画像を抽出したものである。なお、図16(a)の例に示す合致画像1601は、修正後画像620から差分画像1602以外の画像を抽出したものである。
図17は、修正前画像610に対するブロック分割モジュール22による別の処理例を示す説明図である。つまり、ブロック分割モジュール22によって、修正前画像610(図17(a))は、修正前ブロックA1711(図17(b))、修正前ブロックB1712(図17(c))、修正前ブロックC1713(図17(d))に分けられる。
図18は、修正後画像620に対するブロック分割モジュール22による別の処理例を示す説明図である。つまり、ブロック分割モジュール22によって、修正後画像620(図18(a))は、修正後ブロックA1821(図18(b))、修正後ブロックB1822(図18(c))、修正後ブロックC1823(図18(d))に分けられる。
これらは、ブロック分割モジュール22が、ブロックの外接矩形とほぼ同等の大きさの画像として切り出す分割方法を採用した場合のものである。
図19は、対応ブロック抽出モジュール30による別の処理例を示す説明図である。つまり、対応ブロック抽出モジュール30は、例えば、図5に示したフローチャートに従い、第1のブロックと第2のブロック間で類似しているブロックの組を抽出するものである。図19は、修正前ブロックA1711と修正後ブロックA1821とが、修正前ブロックB1712と修正後ブロックC1823とが、修正前ブロックC1713と修正後ブロックB1822とが、それぞれ対応している組であることを示している。
図20は、差分抽出モジュール42による別の第1の処理例を示す説明図である。つまり、差分抽出モジュール42が、修正後画像−修正前画像の結果の画像を生成したものである。図20(a)の例に示す差分ブロックA2001は、修正後ブロックA1821から修正前ブロックA1711を引き算した結果の画像であり、図20(b)の例に示す差分ブロックB2002は、修正後ブロックC1823から修正前ブロックB1712を引き算した結果の画像であり、図20(c)の例に示す差分ブロックC2003は、修正後ブロックB1822から修正前ブロックC1713を引き算した結果の画像である。
図21は、差分抽出モジュール42による別の第2の処理例を示す説明図である。つまり、差分抽出モジュール42が、修正前画像−修正後画像の結果の画像を生成したものである。図21(a)の例に示す差分ブロックA2101は、修正前ブロックA1711から修正後ブロックA1821を引き算した結果の画像であり、図21(b)の例に示す差分ブロックB2102は、修正前ブロックB1712から修正後ブロックC1823を引き算した結果の画像であり、図21(c)の例に示す差分ブロックC2103は、修正前ブロックC1713から修正後ブロックB1822を引き算した結果の画像である。
図22は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
図22(a)の例に示す対象画像2210は、色変更モジュール23によって修正後画像620を第3色に変更したものである。図22(a)に示す例では、黒の実線で示しているが、彩度を下げて灰色又は点線に変更したものである。
図22(b2)の例に示す対象画像2221は、ブロック色変更モジュール45によって第2色(例えば、緑色等)に変更されたブロックを示すものである。なお、図22(b1)の例に示す合致ブロック2220は、対象画像2210から差分ブロック2221を削除した画像である。つまり、ブロックが合致している画像である。
図22(c3)の例に示す差分画素領域2232は、ブロック内色変更モジュール46によって第1色(例えば、赤色等)に変更された画素領域を示すものである。なお、図22(c1)の例に示す合致画素ブロック2230は、合致ブロック2220から差分画素領域2232を削除した画像である。つまり、ブロック及びそのブロック内の画素が合致している画像である。また、図22(c2)の例に示す差分ブロック2231は、差分ブロック2221と同等であるが、この上に差分画素領域2232を上書きすることになる。つまり、合致画素ブロック2230、差分ブロック2231、差分画素領域2232を1枚の画像として提示する場合は、合致画素ブロック2230の上に差分ブロック2231を上書きし、その上に差分画素領域2232を上書きする。そして、その3枚を重ねた画像を画像出力モジュール50が出力する。
図23を参照して、本実施の形態のハードウェア構成例について説明する。図23に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部2317と、プリンタなどのデータ出力部2318を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)2301は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、ブロック分割等処理モジュール20、対応ブロック抽出モジュール30、ブロック内処理モジュール40等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)2302は、CPU2301が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)2303は、CPU2301の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス2304により相互に接続されている。
ホストバス2304は、ブリッジ2305を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス2306に接続されている。
キーボード2308、マウス等のポインティングデバイス2309は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ2310は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)2311は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU2301によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、画像受付モジュール10が受け付けた画像や対応ブロック抽出モジュール30等による処理結果の画像などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ2312は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体2313に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース2307、外部バス2306、ブリッジ2305、及びホストバス2304を介して接続されているRAM2303に供給する。リムーバブル記録媒体2313も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート2314は、外部接続機器2315を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート2314は、インタフェース2307、及び外部バス2306、ブリッジ2305、ホストバス2304等を介してCPU2301等に接続されている。通信部2316は、ネットワークに接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部2317は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部2318は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図23に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図23に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図23に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blue−ray Disk)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による第1の処理例を説明するフローチャートである。 本実施の形態による第2の処理例を説明するフローチャートである。 本実施の形態による第3の処理例を説明するフローチャートである。 本実施の形態による差分対応ブロック抽出の処理例を説明するフローチャートである。 画像受付モジュールが受け付ける2つの画像の例を示す説明図である。 合致するブロックと異なるブロックを抽出した例を示す説明図である。 異なる画素を抽出した例を示す説明図である。 合致するブロック、異なるブロックと異なる画素を抽出した例を示す説明図である。 修正前画像に対するブロック分割モジュールによる処理例を示す説明図である。 修正後画像に対するブロック分割モジュールによる処理例を示す説明図である。 対応ブロック抽出モジュールによる処理例を示す説明図である。 ブロック内位置合わせモジュールによる処理例を示す説明図である。 差分抽出モジュールによる第1の処理例を示す説明図である。 差分抽出モジュールによる第2の処理例を示す説明図である。 合致画像と差分画像の例を示す説明図である。 修正前画像に対するブロック分割モジュールによる別の処理例を示す説明図である。 修正後画像に対するブロック分割モジュールによる別の処理例を示す説明図である。 対応ブロック抽出モジュールによる別の処理例を示す説明図である。 差分抽出モジュールによる別の第1の処理例を示す説明図である。 差分抽出モジュールによる別の第2の処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10…画像受付モジュール
20…ブロック分割等処理モジュール
21…前処理モジュール
22…ブロック分割モジュール
23…色変更モジュール
30…対応ブロック抽出モジュール
40…ブロック内処理モジュール
41…ブロック内位置合わせモジュール
42…差分抽出モジュール
43…変換ブロック判断モジュール
44…色変更モジュール
45…ブロック色変更モジュール
46…ブロック内色変更モジュール
50…画像出力モジュール

Claims (5)

  1. 読取装置によって読み取られた第1の画像と、前記第1の画像の修正前又は修正後の画像であって、読取装置によって読み取られた第2の画像を受け付ける画像受付手段と、
    前記画像受付手段によって受け付けられた第1の画像と第2の画像を分割する画像分割手段と、
    前記第1の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第1の分割画像に対応し、前記第2の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第2の分割画像を抽出する対応分割画像抽出手段と、
    前記第1の分割画像内の画素と前記第2の分割画像内の画素との追記によって起こされた差分(前記第1の画像に対して書き加えがあった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像に対して書き加えがあった結果として前記第1の画像になり、その差分である書き加えた部分)又は除去によって起こされた差分(前記第1の画像の一部に対して除去があった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像の一部に対して除去があった結果として前記第1の画像になり、その差分である除去部分)を抽出する差分抽出手段と、
    前記第1の画像内の前記第1の分割画像と前記第2の画像内の前記第2の分割画像の位置に基づいた変換の係数と、前記第1の画像を読み取った読取装置と前記第2の画像を読み取った読取装置に対応した歪みの値である閾値とを比較して、前記第1の分割画像が前記第2の分割画像と移動する関係にあると判断された場合には、前記第2の分割画像を第2の色に変更する分割画像色変更手段と、
    前記差分抽出手段によって抽出された前記第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更する分割画像内色変更手段と、
    色が変更された画像を出力する画像出力手段
    を具備し、
    前記分割画像内色変更手段は、前記分割画像色変更手段によって第2の色に変更された前記第2の分割画像内を対象とし、前記差分抽出手段によって抽出された該第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記分割画像内色変更手段は、
    前記対応分割画像抽出手段によって抽出されなかった前記第2の分割画像を第1の色に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記差分抽出手段による差分が抽出されず、かつ、前記第1の画像内の前記第1の分割画像と前記第2の画像内の前記第2の分割画像の位置によって前記第1の分割画像と前記第2の分割画像が移動する関係に無い場合と判断された場合には、前記第2の分割画像を第3の色に変更する第3の変更手段を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第3の色は、前記第1の色及び前記第2の色に比して彩度又は濃度を小さくする
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. コンピュータを、
    読取装置によって読み取られた第1の画像と、前記第1の画像の修正前又は修正後の画像であって、読取装置によって読み取られた第2の画像を受け付ける画像受付手段と、
    前記画像受付手段によって受け付けられた第1の画像と第2の画像を分割する画像分割手段と、
    前記第1の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第1の分割画像に対応し、前記第2の画像に対して前記画像分割手段によって分割された第2の分割画像を抽出する対応分割画像抽出手段と、
    前記第1の分割画像内の画素と前記第2の分割画像内の画素との追記によって起こされた差分(前記第1の画像に対して書き加えがあった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像に対して書き加えがあった結果として前記第1の画像になり、その差分である書き加えた部分)又は除去によって起こされた差分(前記第1の画像の一部に対して除去があった結果として前記第2の画像になり、又は前記第2の画像の一部に対して除去があった結果として前記第1の画像になり、その差分である除去部分)を抽出する差分抽出手段と、
    前記第1の画像内の前記第1の分割画像と前記第2の画像内の前記第2の分割画像の位置に基づいた変換の係数と、前記第1の画像を読み取った読取装置と前記第2の画像を読み取った読取装置に対応した歪みの値である閾値とを比較して、前記第1の分割画像が前記第2の分割画像と移動する関係にあると判断された場合には、前記第2の分割画像を第2の色に変更する分割画像色変更手段と、
    前記差分抽出手段によって抽出された前記第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更する分割画像内色変更手段と、
    色が変更された画像を出力する画像出力手段
    として機能させ、
    前記分割画像内色変更手段は、前記分割画像色変更手段によって第2の色に変更された前記第2の分割画像内を対象とし、前記差分抽出手段によって抽出された該第2の分割画像内の差分の画像を第1の色に変更する
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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