JP4754045B2 - 薬品在庫管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院などの医療機関で使用され、注射剤払出機や注射剤混合機などの注射薬調剤機器の動作を制御する注射薬調剤制御システムと連動する薬品在庫管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、薬品在庫管理システムでは、薬品倉庫から払い出した注射薬品の払出量を消費数量としてキーボード入力したり、医療機関のホストコンピュータ上で稼働する医療事務システムから抽出した薬剤使用量を伝送して消費数量としていた。
【0003】
例えば、特開平3−19076号公報には、診療会計を行う医事システムから転送する薬剤の使用量を薬剤システムに取り込み、各診療部門毎の薬剤の使用状況を把握するものが記載されている。
【0004】
また、特開平8−7014号公報には、処置室端末の薬品払出し手段が払出した薬品の種別及び数量などを含んだ所定の管理用情報を薬剤部端末及び上位ホストに与えて各処置室端末での薬品在庫状況などの管理処理を行うものが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のシステムでは、診療会計を行うための医事システムの端末からキーボード等で入力されたデータを利用している。このため、データ入力ミス等の人的ミスが避けられず、使用量を正確に把握することができない場合がある。また、キーボード等によるデータの入力作業は煩雑で、多大な時間及び人的コストがかかる。
【0006】
特に、取り扱う薬剤が注射薬品である場合、これらの問題は顕著なものとなる。すなわち、注射薬品は、取り扱う部署と職員が多く、多種多量である上、薬品倉庫と部署の間を1日数回の頻度で移動させているため、人的ミスが発生する危険性が高いからである。
【0007】
また、注射薬品は、緊急用のものが多く、頻繁に利用されるため、各部署毎に適正量の在庫を用意しておく必要がある。このため、前記医事システムで管理していたのでは、迅速に対応できず、各部署に在庫不足やデッドストックが発生する恐れがある。したがって、各部署では、必要時の不足を避けるために高価な注射薬品を余分に保管せざるを得ず、在庫削減は病院の経営課題となっている。
【0008】
一方、後者のシステムでは、在庫薬品毎にバーコードが必要な上、設置したスキャナで人手を介して読み取る等の作業が不可欠である。このため、コスト面等で問題があり、入力ミスが発生する可能性は否定できない。このため、前記同様の問題がある。
【0009】
そこで、本発明者らは、注射剤払出機や注射剤混合機等の注射薬調剤機器の動作を制御する注射薬調剤制御システムに、実際に薬品倉庫から各部署に払い出して移動した注射薬品の払出量や、患者に投与した実施量が存在している点に着目し、本発明を想到するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は、注射薬調剤制御システムと連動して注射データを利用することにより、注射薬品の在庫管理精度を向上させることのできる薬品在庫管理システムを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
注射処方データに基づいて複数台の注射薬調剤機器の動作を制御して払出処理を実行させる制御装置と、
前記各注射薬調剤機器での払出処理で払い出された注射薬品の使用量を含む注射払出データを記憶する記憶装置と、
を備えた注射薬調剤制御システムと連動可能な薬品在庫管理システムであって、
前記注射薬調剤制御システムでの注射薬品の使用量と、注射薬品の払出数量との間の変換処理に使用するマスタデータからなる注射データ変換マスタ、払出部署別に注射薬品の払出数量が格納される予定払出データ、及び、部署別に注射薬品の現在庫数量からなる現在庫データを少なくとも記憶する記憶装置と、
前記注射薬調剤制御システムの記憶装置に記憶した注射払出データに含まれる注射薬の使用量を取り込み、該使用量を、小数点以下を切り上げて整数化し、前記記憶装置から読み込んだ注射データ変換マスタに基づいて注射薬品の払出数量に変換することにより予定払出データを形成し、前記予定払出データに含まれる払出部署と払出数量に従って薬品倉庫の現在庫数量を減算し、払出部署の現在庫数量を加算することにより、前記現在庫データを更新する注射薬品の払出移動処理と、
前記各払出部署で入力された請求データを、前記各払出部署の薬品毎に集計して請求払出データを作成し、該請求払出データを注射データ変換マスタにより払出機データに変換し、該払出機データに基づいて該当する注射薬調剤機器から注射薬品を払い出すように注射薬調剤制御システムに指令すると共に、現在庫数量を減算し、払出部署の現在庫数量を加算する請求払出処理と、
を実行する制御装置と、
を備えたものである。
前記制御手段は、注射薬品の払出数量が薬品マスタの包装規格で示された数量未満のときに注射薬調剤機器から払い出すように指令する一方、払出数量が包装規格以上のときは包装された箱のまま払い出するように指令するのが好ましい。
【0012】
前記記憶装置は、さらに前記注射薬調剤制御システムでの注射薬品の実施量と、部署別の注射薬品の消費数量からなる消費データを記憶し、
前記制御装置は、前記注射薬調剤制御システムの記憶装置に記憶した注射実施データに含まれる注射薬の実施量を取り込み、該実施量を、前記記憶装置から読み込んだ注射データ変換マスタに基づいて注射薬品の消費数量に変換することにより消費データを作成し、該消費データに含まれる消費部署と消費数量に従って消費部署の現在庫数量を減算し、注射薬品の払出数量と、各部署の消費数量との差分を返却数量とし、該返却数量を薬品倉庫の現在庫数量に加算し、前記現在庫データを更新する注射薬品の実施消費処理を実行するのが好ましい。
【0013】
これらの構成により、注射薬調剤制御システムに存在するデータを有効利用することが可能となり、払出部署別の薬品の予定払出数量の算出や各部署毎の現在庫数量の管理を、人手を介在させることなく、自動的に行うことが可能となる。
【0015】
前記制御装置は、注射薬品の払出請求に基づいて、前記注射薬調剤機器のうち、注射剤払出機に収納している注射薬品を、当該注射払出機から払い出すように注射薬調剤制御システムに指令すると、各部署からの注射薬品の請求が多種少量であっても、人手を介することなく柔軟に対応することが可能となる点で好ましい。
注射払出データ取込・移動画面を表示可能な表示装置を備え、
前記記憶装置は、注射処方データに基づいて作成した注射払出データを記憶し、
前記制御装置は、注射払出データについて取込集計範囲を作成し、前記表示装置に表示した注射払出データ取込・移動画面に含まれる取込集計範囲欄に表示させた後、注射データ変換マスタに基づいて予定払出データに変換するのが好ましい。
前記制御手段は、注射払出データを予定払出データに変換する際、エラー処理を実行し、エラーが発生した注射払出データを、前記表示装置のエラー欄に表示させるのが好ましい。
前記制御手段は、前記エラー欄に表示させる注射払出データを、その後の処理を続行可能なものと、続行不可能なものとで識別可能に表示させるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る薬品在庫管理システム1を病院に適用し、注射薬調剤制御システム7と連動可能とした機器構成例の概略を示す。なお、以下の説明では、「薬品」及び「薬剤」の用語は、注射薬調剤制御システム7では「薬剤」、薬品在庫管理システム1では「薬品」と使い分ける。また、薬品の「払出」とは薬品倉庫から部署への移動を意味し、「返却」とは部署から薬品倉庫への移動を意味する。
【0017】
薬品在庫管理システム1は、薬品倉庫に設置したサーバ・コンピュータ2が、病院内の入院病棟や外来中央処置室などの各部署に設置したクライアント端末3から薬品の請求を受け、薬品倉庫から各部署に薬品が払い出されれば、使用された薬品の消費処理を行い、薬品倉庫の現在庫数量が最低在庫数量を下回れば、仕入れ業者に発注し、納品されたら入庫処理を行う、という薬品の保管と供給についてのデータ処理を行うコンピュータシステムである。
【0018】
薬品在庫管理システム1のハードウェア機器は、中央処理装置(CPU)4と、メインメモリやハードディスクの記憶装置5と、キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタ、入出力端末通信インタフェースなどの入出力装置6とを備える。
【0019】
前記CPU4は実時間を刻むカレンダ時計を内蔵する。但し、データ入力の手間を減らすために入力装置としてバーコードリーダやハンディターミナルなどを備えてもよい。
【0020】
前記記憶装置5は、各種マスタデータや一時的データなどの全データを記憶する。記憶するデータとしては、薬品マスタ、注射データ変換マスタ、予定払出データ、現在庫データ、消費データ、請求データ、請求払出データ等が挙げられる。
【0021】
(薬品マスタ)
薬品マスタは、薬品在庫管理システム1が管理する薬品についての各種データを薬品コード毎に登録するマスタデータである。このデータは、メニュー画面(起動ボタンが並ぶだけの画面なので図示省略)から起動される薬品マスタ登録の画面(データ構成と同じ画面構成なので図示省略)で入力する。記憶内容は図3に示す通りである。図3中、薬品コードとは、薬品を特定するための一意なコードを意味する。仕入れる薬品の商品アイテムである。薬品名とは、薬品の名称を意味する。消費単位とは、薬品を消費する単位を意味する。薬品在庫管理システム1で基本とする単位である。包装規格とは、薬品の1包装単位に含まれる内容量であり、消費単位での数量を意味する。消費単位の数量と包装単位の数量との換算値として使用する。包装単位とは、薬品が流通包装されている単位を意味する。仕入れ業者に発注する単位として使用する。図3の例では、薬品コード=2370「注射剤A 10ml」は液体のアンプル(管)入り、薬品コード=2372「注射剤B 2g」は溶解して用いる粉末などのバイアル(瓶)入り、薬品コード=2374「注射剤C 1000ml」は輸液のプラスチックバッグ(袋)入りをそれぞれ示す。
【0022】
(注射データ変換マスタ)
注射データ変換マスタは、注射払出データ(図12)または注射実施データ(図13)を取り込む際や、払出機データ(図11)を作成する際の変換処理に必要な各種データを登録するマスタデータである。注射データ変換マスタは、注射薬調剤制御システム7内における薬剤使用量の情報と、薬品在庫管理システム1で管理する薬品の情報とを対応させる表形式の構成である。注射データ変換マスタのデータは、メニュー画面(図示省略)から起動される注射データ変換マスタ登録の画面(データ構成と同じ画面構成なので図示省略)で入力する。記憶内容は図4に示す通りである。ここでは、注射薬調剤制御システム7内の注射払出データ(図12)などで使用される薬剤コード及び単位のデータと、薬品在庫管理システム1で管理する薬品のデータとを対応させている。図4中、薬剤コードとは、注射薬調剤制御システム7内の注射払出データ(図12)などで使用される薬剤コードを意味する。単位とは、注射払出データ(図12)などで使用される単位を意味する。なお、「A」はアンプル、「V」はバイアル、「単位」はビタミンやホルモンなどの含有量や効力を表す単位、「袋」はプラスチックバッグを示す。薬品コードとは、薬品在庫管理システム1で使用する薬品コードを意味する。つまり、薬品マスタ(図3)での薬品コードである。換算値とは、注射払出データ(図12)などでの薬剤使用量(A)を薬品在庫管理システム1での使用数量(B)に変換する値を意味する。「A÷換算値=B」の計算で換算する。換算値がマイナス値の場合は「A×(−1)×換算値=B」の計算で換算する。消費単位とは、薬品在庫管理システム1で使用する消費単位を意味する。つまり、薬品マスタ(図3)での消費単位である。払出機フラグは、注射薬調剤制御システム7の注射剤払出機9に収容している薬品を自動的に払い出すことが「不可」であれば0、「可能」であれば1となる。
【0023】
(予定払出データ)
予定払出データは、払出部署別に薬品の払出数量を記憶するためのデータである。記憶内容は図5に示す通りである。図5中、実施日とは、患者に投与する実施の日付(予定の実施日)を意味する。払出部署コードとは、薬品を払い出した先の部署のコードを意味する。部署マスタ(コードと名称だけの構成なので図示省略)での部署コードである。薬品コードとは、薬品マスタ(図3)での薬品コードを意味する。払出数量とは、その部署に払い出した数量を意味する。消費単位とは、薬品マスタ(図3)での消費単位を意味する。
【0024】
(現在庫データ)
現在庫データは、部署別に全薬品の現在庫数量を記憶するためのデータである。記憶内容は図6に示す通りである。但し、この記憶内容は、後述する払出移動の処理によって予定払出データ(図5)で更新された後の内容となっている。図6中、部署コードとは、薬品を保管する部署のコードを意味する。部署マスタ(図示省略)での部署コードである。薬品コードとは、薬品マスタ(図3)での薬品コードを意味する。現在庫数量とは、その部署で保管する現在庫の数量を意味する。消費単位とは、薬品マスタ(図3)での消費単位を意味する。
【0025】
(消費データ)
消費データは、消費部署別に薬品の消費数量を記憶するためのデータである。記憶内容は図7に示す通りである。図7中、消費日とは、薬品を消費した日付、すなわち実施で消費したので実施日を意味する。消費部署コードとは、薬品を消費した部署のコードを意味する。部署マスタ(図示省略)での部署コードである。薬品コードとは、薬品マスタ(図3)での薬品コードを意味する。消費数量とは、その部署で消費した数量を意味する。消費単位とは、薬品マスタ(図3)での消費単位を意味する。
【0026】
(請求データ)
請求データは、請求部署別に薬品の請求数量を記憶するためのデータである。記憶内容は図8に示す通りである。図8中、請求部署コードとは、薬品を請求した部署のコードを意味する。部署マスタ(図示省略)での部署コードである。請求日とは、その部署が請求した日付を意味する。薬品コードとは、薬品マスタ(図3)での薬品コードを意味する。請求数量とは、その部署が請求した数量を意味する。消費単位とは、薬品マスタ(図3)での消費単位を意味する。
【0027】
(請求払出データ)
請求払出データは、払出部署別に薬品の払出数量を記憶するためのデータである。記憶内容は図9に示す通りである。図9中、払出部署コードとは、薬品を払い出す部署のコードを意味する。部署マスタ(図示省略)での部署コードである。薬品コードとは、薬品マスタ(図3)での薬品コードを意味する。払出数量とは、その部署に払い出す数量を意味する。消費単位とは、薬品マスタ(図3)での消費単位を意味する。払出機フラグは、注射薬調剤制御システム7の注射剤払出機9から払い出すことが「不可」であれば0、「可能」であれば1となる。
【0028】
(返却データ)
返却データは、返却部署別に薬品の返却数量を記憶するためのデータである。記憶内容は図10に示す通りである。図10中、実施日とは、患者に投与する予定だった実施の日付(予定の実施日)を意味する。返却部署コードとは、薬品を返却した部署のコードを意味する。部署マスタ(図示省略)での部署コードである。薬品コードとは、薬品マスタ(図3)での薬品コードを意味する。返却数量とは、その部署から返却した数量を意味する。消費単位とは、薬品マスタ(図3)での消費単位を意味する。
【0029】
注射薬調剤制御システム7は、病院のホストコンピュータ8から注射処方データを受信し、その注射処方データに基づいて注射薬調剤業務を進めるために注射払出データと注射実施データを作成して、注射剤払出機9、注射剤混合機10などの調剤機器の動作を制御するコンピュータシステムである。なお、調剤機器の種類と台数の組み合わせは施設毎に異なり、任意に装備可能である。
【0030】
注射薬調剤制御システム7のハードウェア機器は、中央処理装置(CPU)と、メインメモリやハードディスクの記憶装置と、キーボード、マウス、ディスプレイ、調剤機器通信インタフェース、ホスト通信インタフェースなどの入出力装置とを備える。なお、注射薬調剤制御システム7内の入出力装置だけでも注射処方データを入力できるので、ホストコンピュータ8は必ずしも必要ではない。
【0031】
前記記憶装置には、払出機データ、注射払出データ、注射実施データが記憶されている。
【0032】
(払出機データ)
払出機データは、注射剤払出機9から注射薬剤(薬品)を払い出すように注射薬調剤制御システム7に指令するためのデータである。記憶内容は図11に示す通りである。図11中、部署コードとは、払出先の部署のコードを意味する。薬剤コードとは、注射薬調剤制御システム7での薬剤コードを意味する。払出数とは、払出機から払い出す数を意味する。単位とは、注射薬調剤制御システム7での単位を意味する。
【0033】
(注射払出データ)
注射払出データは、実際の予定払出の結果を記憶するデータである。このデータは、注射処方データに基づいて予定払出業務を進めるために作成され、患者毎の注射処方データを払い出す度に追加される。そして、注射処方毎の「払出日・連続No.」を単位として、予定の実施日や払出先の部署と共に薬剤の払出量の情報が薬剤毎のレコードとして記憶される。但し、データ追加は、薬品在庫管理システム1の動作とは無関係に行われる。記憶内容は図12に示す通りである。図12中、払出日、No.、患者番号とは、払い出した日付、その日の連続No.、患者毎の患者番号を意味する。実施日とは、患者に投与する実施の日付(予定の実施日)を意味する。部署コードとは、払出先の部署のコードを意味する。薬剤コードとは、注射薬調剤制御システム7で薬剤を特定するためのコードを意味する。この例では、薬剤師が入力しやすいように、薬剤の略称から濁点を除いて縮めたような、薬剤毎に一意なコードが使用されている(例えば注射剤A「チュウシャザイエー」は「チユエ」とする。)。1回量とは、患者に投与する1回量を意味する。薬剤の払出量は「小数点以下を切り上げて整数化した1回量×回数」で計算する。単位とは、1回量の単位を意味する。なお、「A」はアンプル、「V」はバイアル、「袋」はプラスチックバッグを示す。回数とは、1日当たりの投与回数を意味する。
【0034】
図12の例では、払出量の数値は「小数点以下を切り上げて整数化した1回量×回数」で計算し、「単位」で数値の意味が決まる。切り上げ整数化とは、例えば、「0.5」なら「1」とし、「1.5」なら「2」とすることを意味する。整数化するのは、注射薬品は主な1回量に応じた量がアンプルやバイアルなどの容器に密閉されているため、注射液を0.5アンプルだけ使用する場合に中身だけを払い出せず、開封後、品質劣化が避けられない残液は廃棄するからである。後述する払出移動の処理において、例えば、注射処方が「払出日1999.12.14No.0001」での薬剤レコードでは、薬剤コード=「チユエ」(注射剤A)の払出量は「1×2=2」Aとする。また、注射処方が「払出日1999.12.14No.0003」での薬剤レコードでは、薬剤コード=「チユエ」(注射剤A)の払出量は「切り上げ整数化(0.5)×2=2」Aとする。部署コードについては、この例では、注射薬調剤制御システム7と薬品在庫管理システム1での部署コードを統一している。病院内で使用する各種システムにおいて、部署コードは統一するのが通常であるが、統一できない場合は、データ取込変換の処理などに部署コードの変換処理を追加すればよい。
【0035】
(注射実施データ)
注射実施データは、実際に注射を実施した結果を記憶するデータである。このデータは、注射実施データに基づいて患者の薬歴管理業務を行うために作成され、注射が患者に実施された後の翌日に一括してデータが追加される。そして、注射処方毎の「患者番号」を単位として、実施の日付と部署と共に薬剤の実施量の情報が薬剤毎のレコードとして記憶される。但し、データ追加は、薬品在庫管理システム1の動作とは無関係に行われる。記憶内容は図13に示す通りである。図13中、患者番号とは、注射を実施した患者の患者番号を意味する。実施日とは、患者に投与した実施の日付を意味する。部署コードとは、実施した部署のコードを意味する。薬剤コードとは、注射薬調剤制御システム7で薬剤を特定するためのコードを意味する。この例では、薬剤師が入力しやすいように、薬剤の略称から濁点を除いて縮めたような、薬剤毎に一意なコードが使用されている(例えば注射剤A「チュウシャザイエー」は「チユエ」とする。)。1回量とは、患者に投与する1回量を意味する。薬剤の実施量は「小数点以下を切り上げて整数化した1回量×回数」で計算する。単位とは、1回量の単位を意味する。なお、「A」はアンプル、「V」はバイアル、「袋」はプラスチックバッグを示す。回数とは、1日当たりの投与回数を意味する。
【0036】
図13の例では、実施量の数値は「小数点以下を切り上げて整数化した1回量×回数」で計算し、「単位」で数値の意味が決まる。後述する実施消費の処理において、例えば、注射処方が「患者番号93026581」の薬剤レコードでは、薬剤コード=「チユエ」(注射剤A)の払出量は「1×2=2」Aとする。そして、注射処方が「患者番号98060921」の薬剤レコードでは、薬剤コード=「チユエ」(注射剤A)の払出量は「切り上げ整数化(0.5)×2=2」Aとする。
【0037】
なお、前記各システムで示したハードウェア機器の種類と台数は任意に装備できる。また、前記薬品在庫管理システム1は、医薬品の他、診療材料や日用品なども含めた病院内の物品全般の在庫を管理する物品在庫管理システムのサブシステムとしてもよい。また、注射薬調剤制御システム7と薬品在庫管理システム1はローカルエリアネットワーク(LAN)で接続するが、汎用バス接続や高速シリアル通信接続など、接続方式は何でもよい。さらに両方のシステムのCPU4、記憶装置5、入出力装置6などのハードウェア機器を共用してもよいし、両システムの各種データを同一のデータベースに統合してもよい。
【0038】
次に、薬品在庫管理システム1に於ける薬品在庫管理の処理、すなわち、注射薬品の払出移動の処理、注射薬品の実施消費の処理、注射薬品の請求払出の処理について、図2の連動構成図と、図14,図16及び図19のフローチャートとに従って説明する。なお、各処理に対応する画面は、メニュー画面(起動ボタンが並ぶだけの画面なので図示省略)から起動し、各処理が終了するとメニュー画面に復帰する。
【0039】
(注射薬品の払出移動の処理)
注射薬品の払出移動の処理(図14)では、図2に示すように、注射薬調剤制御システム7内の注射払出データ(図12)を取り込み、変換し、部署別薬品毎に集計した予定払出データ(図5)を作成する。取込変換は、取込集計の範囲内の注射払出データに対して注射データ変換マスタ(図4)を参照しながらコード変換などの変換処理を行う。そして、その予定払出データに従って、薬品倉庫から払出先の各部署に現在庫データ(図6)を移動する。
【0040】
具体的に、注射薬品の払出移動の処理は、図14のフローチャートに示すように、まず、「注射払出データ取込・移動」画面(図15)を、「取込集計範囲」欄と「取込データ」欄を空にした状態で初期表示する(ステップS1)。
【0041】
そして、「注射払出データ取込・移動」画面で、「取込集計範囲」欄に範囲を作成して表示し、操作者が確認入力する(ステップS2)。取込集計範囲の作成については、取込の履歴を記録する取込記録データ(図示省略)の最終データにおける終了範囲の次を、次回の取込集計範囲の開始範囲とし、注射払出データ(図12)の最終データの払出日・連続No.を、次回の取込集計範囲の終了範囲とする。この場合、図15の画面に表示しているように取込集計範囲として「1999.12.14No.0001〜1999.12.14No.0283」を作成する。これは、取込漏れや二重取込を防止するためである。なお、この欄の内容はキーボード・マウス入力で任意に変更可能である。
【0042】
ここで、操作者が取込集計範囲を確認して「取込実行」ボタンをマウスでクリックすることにより、注射薬調剤制御システム7内の注射払出データ(図12)を薬品在庫管理システム1に取り込み、変換する(ステップS3)。すなわち、「取込集計範囲」欄で指定された範囲内の薬剤レコードを取得して注射データ変換マスタ(図4)に従って変換し、作業データとしての取込データを作成する。
【0043】
そして、取込データを「注射払出データ取込・移動」画面(図15)の「取込データ」欄に表示し、操作者が確認入力する(ステップS4)。「取込データ」欄の表示では、薬品在庫管理システム1が管理する薬品を基準にし、薬品と注射払出データでの薬剤との対応関係を一覧させ、取込変換の処理の正常性が確認可能となっている。「現在庫数量」欄には薬品倉庫の現在庫数量を表示する。
【0044】
そこで、操作者が「取込データ」欄の表示内容を確認して「移動OK」ボタンをマウスでクリックすると、その時の取込集計範囲を取込記録データ(図示省略)に追加する。また、「キャンセル」ボタンをマウスでクリックすると、「取込データ」欄の表示内容を消去して、「取込実行」待ちの状態に戻る。追加したデータは、次回の取込集計範囲の作成で使用する。ここで、全ての取込データの中で正常に変換できた、薬品コードが有る取込レコードから予定払出データ(図5)を作成する(ステップS5)。そして、現在庫データ(図6)において薬品倉庫から払い出す各部署に向けて現在庫の移動処理を行う。
【0045】
その後、予定払出データ(図5)の中のレコードに示す払出部署と払出数量に従って、現在庫データ(図6)において、薬品倉庫の現在庫数量を減算し、払出部署の現在庫数量を加算し(ステップS6)、「終了」ボタンをマウスでクリックすると、この画面を終了して、メニュー画面(図示省略)に戻る。これで、注射薬品の払出移動の処理が終了する。
【0046】
なお、前記「注射払出データ取込・移動」画面では、「表示内容切替」ボタンをマウスでクリックすると、「取込データ」欄の表示内容を「正常とエラー」「エラーのみ」「正常のみ」の順番で切り替える。また、何らかのエラーが発生すると「エラー」欄に記号を表示し、下部のステータス欄にエラーの件数と内容を表示する。「▲」印の「現在庫数量が不足」エラーは、とりあえず「移動OK」にして現在庫データを更新した後に薬品倉庫の現在庫数量を修正する必要のある薬品を意味する。「★」印の「注射データ変換マスタに未登録」エラーは、変換できなかったので薬品コードが無く、このまま「移動OK」にすると無効になる薬剤であることを意味する。エラーの処置は、この画面を「終了」して、注射データ変換マスタに該当薬剤のデータを登録するなどエラー原因を解消してから、再び注射払出データの取込を実行すればよい。
【0047】
このように、前記注射薬品の払出移動の処理によれば、注射薬調剤制御システム7内の注射払出データを利用し、薬品倉庫の現在庫数量を減算する一方、払出部署の現在庫数量を加算するようにしているので、薬品倉庫及び各部署に於ける現在庫数量を迅速かつ的確に把握することができる。
【0048】
(注射薬品の実施消費の処理)
注射薬品の実施消費の処理(図16)では、図2に示すように、薬品在庫管理システム1は、注射薬調剤制御システム7内の注射実施データ(図13)を取り込み変換して部署別薬品毎に集計した消費データ(図7)を作成する。この取込変換の際は、取込集計の範囲内の注射実施データに対して注射データ変換マスタ(図4)を参照しながらコード変換などの変換処理を行う。そして、その消費データに従って、各部署の現在庫データ(図6)を減算する。さらに、予定払出データ(図5)と消費データ(図7)の差分から返却データ(図10)を作成し、その返却データに従って、返却元の各部署から薬品倉庫に現在庫データ(図6)を移動する。
【0049】
具体的に、注射薬品の実施消費の処理は、図16のフローチャートに示すように、まず、「注射実施データ取込・消費」画面(図17)を、「取込集計範囲」欄と「取込データ」欄を空にした状態で初期表示する(ステップS11)。
【0050】
そして、「注射実施データ取込・消費」画面(図17)で、「取込集計範囲」欄に範囲を作成して表示し、操作者が確認入力する(ステップS12)。取込集計範囲の作成については、取込の履歴を記録する取込記録データ(図示省略)の最終データにおける終了範囲の次を、次回の取込集計範囲の開始範囲とし、注射実施データ(図13)の最終データの実施日を、次回の取込集計範囲の終了範囲とする。この場合、図17の画面に表示しているように取込集計範囲として「1999.12.15〜1999.12.15」を作成する。これは、取込漏れや二重取込を防止するためである。なお、「取込集計範囲」欄の内容はキーボード・マウス入力で任意に変更できる。
【0051】
続いて、注射薬調剤制御システム7内の注射実施データ(図13)を薬品在庫管理システム1に取り込み、変換する(ステップS13)。すなわち、「取込集計範囲」欄で指定された範囲内の薬剤レコードを取得して注射データ変換マスタ(図4)に従って変換し、作業データとしての取込データを作成する。
【0052】
また、取込データを「注射実施データ取込・消費」画面(図17)の「取込データ」欄に表示し、操作者が確認入力する(ステップS14)。表示は、薬品在庫管理システム1が管理する薬品を基準にして、薬品と注射実施データでの薬剤との対応関係を一覧させて、取込変換の処理の正常性が確認できるようになっている。「現在庫数量」欄には消費部署の現在庫数量を表示する。「消費OK」ならば、その時の取込集計範囲を取込記録データ(図示省略)に追加して、次回の取込集計範囲の作成で使用する。また、全ての取込データの中で正常に変換できた、薬品コードが有る取込レコードから消費データ(図7)を作成する(ステップS15)。なお、「キャンセル」ボタンをマウスでクリックすると、「取込データ」欄の表示内容を消去して、「取込実行」待ちの状態に戻る。
【0053】
さらに、消費データ(図7)の中のレコードに示す消費部署と消費数量に従って、現在庫データ(図6)において、消費部署の現在庫数量を減算する(ステップS16)。
【0054】
ここで、「返却入力」画面(図18)を、返却データ欄を空にした状態で初期表示する(ステップS17)。そして、予定払出データ(図5)と消費データ(図7)から差分を実施日・部署別薬品毎に「払出数量−消費数量」で計算して正数のレコードだけを残し、作業データとしての差分データを作成する(ステップS18)。なお、負数のレコードとは、予定払出の他に払い出された定数配置ラックなどから消費された数量である。
【0055】
続いて、差分データを「返却入力」画面(図18)の返却データ欄に表示し、操作者が確認入力する(ステップS19)。この「返却入力」の画面(図18)は、「注射実施データ取込・消費」の画面(図17)で「消費OK」ボタンをマウスでクリックした後に表示する。返却データ欄には、「払出数量−消費数量」の差分データを作成して表示するが、この欄の内容はキーボード・マウス入力で任意に変更できる。内容の変更は、実際に返却された薬品を照合しながら行う。
【0056】
ここで、操作者が返却データ欄の表示内容を確認して「返却OK」ボタンをマウスでクリックすると、返却データ(図10)を作成し、現在庫データ(図6)において各部署から薬品倉庫に向けて現在庫の返却処理を行う。「キャンセル」ボタンをマウスでクリックすると、返却データ欄の表示内容を消去して、差分データを再表示する。そして、差分データから返却データ(図10)を作成する(ステップS20)。また、返却データ(図10)の中のレコードに示す返却部署と返却数量に従って、現在庫データ(図6)において、返却部署の現在庫数量を減算し、薬品倉庫の現在庫数量を加算する(ステップS21)。
【0057】
なお、前記「注射実施データ取込・消費」画面では、「表示内容切替」ボタンをマウスでクリックすると、「取込データ」欄の表示内容を「正常とエラー」「エラーのみ」「正常のみ」の順番で切り替える。また、何らかのエラーが発生すると「エラー」欄に記号を表示し、下部のステータス欄にエラーの件数と内容を表示する。「▲」印の「現在庫数量が不足」エラーは、とりあえず「消費OK」にして現在庫データを更新した後に消費部署の現在庫数量を修正する必要のある薬品を意味する。「★」印の「注射データ変換マスタに未登録」エラーは、変換できなかったので薬品コードが無く、このまま「消費OK」にすると無効になる薬剤であることを意味する。エラーの処置は、この画面を「終了」して、注射データ変換マスタに該当薬剤のデータを登録するなどエラー原因を解消してから、再び注射実施データ取込を実行する。
【0058】
このように、前記注射薬品の実施消費の処理によれば、各部署での消費データと予定払出データ(図5)の差分から作成した返却データ(図10)に従って、返却元の各部署から薬品倉庫に現在庫データ(図6)を移動するようにしているので、各部署に在庫不足やデッドストックを発生させることなく、的確に現在庫数量を管理することが可能となる。
【0059】
(注射薬品の請求払出の処理)
注射薬品の請求払出の処理(図19)では、図2に示すように、薬品在庫管理システム1は、各部署で請求データを入力することで請求データ(図8)を作成し、その請求データを部署別薬品毎に集計することで請求払出データ(図9)を作成する。そして、その請求払出データに従って、薬品倉庫から払出先の各部署に現在庫データ(図6)を移動する。さらに、請求払出データ(図9)からは、注射薬調剤制御システム7内に、注射剤払出機9を作動させるための払出機データ(図11)を変換作成する。この変換作成の際は、注射データ変換マスタ(図4)を参照しながらコード変換などの変換処理を行う。その後、注射薬調剤制御システム7が注射剤払出機9を稼働する。
【0060】
注射薬品の請求払出の処理は、図19のフローチャートに示すように、まず、「請求払出」画面(図20)を、請求払出データ欄を空にした状態で初期表示する(ステップS31)。
【0061】
請求払出は請求された通りに注射薬品を払い出すので、請求データ(図8)を取り込み、作業データとしての請求取込データを作成する(ステップS32)。なお、注射データ変換マスタ(図4)の払出機フラグで機械払出が指定されている薬品の場合は、払出数量が薬品マスタ(図3)の包装規格で示された数量未満のときだけ、払出機で払い出す。払出数量が包装規格以上のときは包装された箱のまま払い出す方が機械払出よりも手間が掛からないためである。
【0062】
前記請求取込データは、メニュー画面(起動ボタンが並ぶだけの画面なので図示省略)から請求入力の処理(図示省略)を起動し、「請求入力」画面(図21)を表示させることにより、請求データ欄にキーボード・マウス入力で任意にデータを入力することにより作成する。すなわち、まず薬品コードを入力すると薬品名と単位が表示されるので、つぎに請求数量を入力する。部署毎の定数配置ラックに薬品を補充する場合に、その補充量をキーボード入力の代わりにハンディターミナルから一括して入力することもできる。操作者が請求データ欄の表示内容を確認して「請求OK」ボタンをマウスでクリックすると、請求データ(図8)を作成する。
【0063】
続いて、請求取込データを「請求払出」画面(図20)の払出データ欄に表示し、操作者が確認入力する(ステップS33)。払出データ欄には、請求データ(図8)を取り込んで作成したデータを表示するが、この欄の内容はキーボード・マウス入力で任意に変更できる。
【0064】
ここで、操作者が払出データ欄の表示内容を確認して「払出OK」ボタンをマウスでクリックすると、請求払出データ(図9)を作成し(ステップS34)、現在庫データ(図6)において薬品倉庫から払出先の各部署に向けて現在庫の払出処理を行う。なお、「キャンセル」ボタンをマウスでクリックすると、払出データ欄を消去して、払出データを再表示する。
【0065】
次いで、請求払出データ(図9)の中のレコードに示す払出部署と払出数量に従って、現在庫データ(図6)において、現在庫データを薬品倉庫から払出部署に移動する(ステップS35)。すなわち、薬品倉庫の現在庫数量を減算し、払出部署の現在庫数量を加算する。
【0066】
その後、請求払出データ(図9)の中のレコードにおいて、払出機フラグで機械払出が指定されているレコードだけを、注射データ変換マスタ(図4)に従って逆変換し、払出機データ(図11)を作成する(ステップS36)。
【0067】
このように、前記注射薬品の請求払出の処理によれば、各部署で入力した請求データから請求払出データ(図9)を作成し、この請求払出データを払出機データ(図11)に変換して注射剤払出機9を作動させているので、各部署からの注射薬品の請求が多種少量の場合であっても、取り揃える手間が増えることがない。
【0068】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、薬剤使用量を注射薬品の払出数量に変換し、払出部署別の薬品の予定払出数量を決定したり、薬剤使用量を注射薬品の消費数量に変換し、現在庫数量から減算することにより、各部署別に在庫管理を行うようにしたので、入力作業の負担がなく、部署別在庫管理の精度が向上できる。
【0069】
また、注射薬品の払出数量と、各部署の消費数量との差分を返却数量とし、該返却数量を薬品倉庫の現在庫数量に加算するようにしたので、入力作業の負担がなく、部署別在庫管理の精度が向上できる。また、正しい返却数量が明瞭になり、現物の数量との相違が判明することになって、注射薬品の取扱上の問題点を認識できるようになる。
【0070】
さらに、注射薬品の払出請求に基づいて、注射薬調剤機器のうち、注射剤払出機に収納している注射薬品を、該注射剤払出機から払い出すようにしたので、各部署からの注射薬品の請求が多種少量の場合でも取り揃える手間が増えることなく省力化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 薬品在庫管理システムの機器構成例を示す概略図である。
【図2】 注射薬調剤制御システムとの連動の構成を示すブロック図である。
【図3】 薬品マスタの記憶内容を示す図である。
【図4】 注射データ変換マスタの記憶内容を示す図である。
【図5】 予定払出データの記憶内容を示す図である。
【図6】 現在庫データの記憶内容を示す図である。
【図7】 消費データの記憶内容を示す図である。
【図8】 請求データの記憶内容を示す図である。
【図9】 請求払出データの記憶内容を示す図である。
【図10】 返却データの記憶内容を示す図である。
【図11】 払出機データの記憶内容を示す図である。
【図12】 注射払出データの記憶内容を示す図である。
【図13】 注射実施データの記憶内容を示す図である。
【図14】 注射薬品の払出移動の処理を示すフローチャートである。
【図15】 「注射払出データ取込・移動」の画面を示す図である。
【図16】 注射薬品の実施消費の処理を示すフローチャートである。
【図17】 「注射実施データ取込・消費」の画面を示す図である。
【図18】 「返却入力」の画面を示す図である。
【図19】 注射薬品の請求払出の処理を示すフローチャートである。
【図20】 「請求払出」の画面を示す図である。
【図21】 「請求入力」の画面を示す図である。
【符号の説明】
1…薬品在庫管理システム
2…サーバ・コンピュータ
3…クライアント端末
4…中央処理装置(CPU)
5…記憶装置
6…入出力装置
7…注射薬調剤制御システム
8…ホストコンピュータ
9…注射剤払出機
10…注射剤混合機

Claims (6)

  1. 注射処方データに基づいて複数台の注射薬調剤機器の動作を制御して払出処理を実行させる制御装置と、
    前記各注射薬調剤機器での払出処理で払い出された注射薬品の使用量を含む注射払出データを記憶する記憶装置と、
    を備えた注射薬調剤制御システムと連動可能な薬品在庫管理システムであって、
    前記注射薬調剤制御システムでの注射薬品の使用量と、注射薬品の払出数量との間の変換処理に使用するマスタデータからなる注射データ変換マスタ、払出部署別に注射薬品の払出数量が格納される予定払出データ、及び、部署別に注射薬品の現在庫数量からなる現在庫データを少なくとも記憶する記憶装置と、
    前記注射薬調剤制御システムの記憶装置に記憶した注射払出データに含まれる注射薬の使用量を取り込み、該使用量を、小数点以下を切り上げて整数化し、前記記憶装置から読み込んだ注射データ変換マスタに基づいて注射薬品の払出数量に変換することにより予定払出データを形成し、前記予定払出データに含まれる払出部署と払出数量に従って薬品倉庫の現在庫数量を減算し、払出部署の現在庫数量を加算することにより、前記現在庫データを更新する注射薬品の払出移動処理と、
    前記各払出部署で入力された請求データを、前記各払出部署の薬品毎に集計して請求払出データを作成し、該請求払出データを注射データ変換マスタにより払出機データに変換し、該払出機データに基づいて該当する注射薬調剤機器から注射薬品を払い出すように注射薬調剤制御システムに指令すると共に、現在庫数量を減算し、払出部署の現在庫数量を加算する請求払出処理と、
    を実行する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする薬品在庫管理システム。
  2. 前記制御手段は、注射薬品の払出数量が薬品マスタの包装規格で示された数量未満のときに注射薬調剤機器から払い出すように指令する一方、払出数量が包装規格以上のときは包装された箱のまま払い出するように指令することを特徴とする請求項1に記載の薬品在庫管理システム。
  3. 前記記憶装置は、さらに前記注射薬調剤制御システムでの注射薬品の実施量と、部署別の注射薬品の消費数量からなる消費データを記憶し、
    前記制御装置は、前記注射薬調剤制御システムの記憶装置に記憶した注射実施データに含まれる注射薬の実施量を取り込み、該実施量を、前記記憶装置から読み込んだ注射データ変換マスタに基づいて注射薬品の消費数量に変換することにより消費データを作成し、該消費データに含まれる消費部署と消費数量に従って消費部署の現在庫数量を減算し、注射薬品の払出数量と、各部署の消費数量との差分を返却数量とし、該返却数量を薬品倉庫の現在庫数量に加算し、前記現在庫データを更新する注射薬品の実施消費処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の薬品在庫管理システム。
  4. 注射払出データ取込・移動画面を表示可能な表示装置を備え、
    前記記憶装置は、注射処方データに基づいて作成した注射払出データを記憶し、
    前記制御装置は、注射払出データについて取込集計範囲を作成し、前記表示装置に表示した注射払出データ取込・移動画面に含まれる取込集計範囲欄に表示させた後、注射データ変換マスタに基づいて予定払出データに変換することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薬品在庫管理システム。
  5. 前記制御手段は、注射払出データを予定払出データに変換する際、エラー処理を実行し、エラーが発生した注射払出データを、前記表示装置のエラー欄に表示させることを特徴とする請求項4に記載の薬品在庫管理システム。
  6. 前記制御手段は、前記エラー欄に表示させる注射払出データを、その後の処理を続行可能なものと、続行不可能なものとで識別可能に表示させることを特徴とする請求項5に記載の薬品在庫管理システム。
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