JP4721865B2 - 医用画像表示装置 - Google Patents

医用画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4721865B2
JP4721865B2 JP2005303321A JP2005303321A JP4721865B2 JP 4721865 B2 JP4721865 B2 JP 4721865B2 JP 2005303321 A JP2005303321 A JP 2005303321A JP 2005303321 A JP2005303321 A JP 2005303321A JP 4721865 B2 JP4721865 B2 JP 4721865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
region
tomographic image
liver
tomographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005303321A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007111123A (ja
Inventor
良洋 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2005303321A priority Critical patent/JP4721865B2/ja
Publication of JP2007111123A publication Critical patent/JP2007111123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4721865B2 publication Critical patent/JP4721865B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、医用画像表示装置に係り、特に、被検体断層像から所望する臓器領域を抽出する技術に関する。
肝臓などの臓器移植時、移植される患者の肝臓体積に応じて提供する人(ドナー)の肝臓を切断するが、それには肝臓の体積を知る必要がある。そのために、肝臓を含む患者及びドナーのそれぞれの部位をボリューム撮影し、ボリューム画像から肝臓領域を抽出する必要がある。
しかし、肝臓は、他の臓器、例えば腎臓と接触していているため、単純な閾値処理だけでは、目的とする臓器以外の臓器も抽出されてしまうことが従来知られている。
この問題を解決するための技術として、例えば特許文献1には、患者の肝臓部位を2回ボリューム撮影し、2つの時相の画像データを用いて肝臓領域を自動抽出する方法が提案されている。
特開2002―345807号公報
しかし、特許文献1の抽出方法では、患者を2回撮影することとなり、患者の被爆量が多くなるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、一度の撮影で得られたボリューム画像から目的臓器領域だけを精度良く抽出することができる医用画像表示装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために本発明に係る医用画像表示装置は、被検体の目的臓器を撮影して得られた複数の断層像を積み上げたボリューム画像のうち、前記目的臓器領域の抽出処理を開始する断層像である開始断層像を特定する特定手段と、前記開始断層像に含まれる前記目的臓器領域を抽出する第一抽出手段と、前記抽出された目的臓器領域を参照画像として記録する記録手段と、前記開始断層像に隣接する他の断層像を読み込む読込手段と、前記参照画像との相関に基づいて前記読み込まれた他の断層像から前記目的臓器領域を抽出する第二抽出手段と、前記第一抽出手段及び第二抽出手段が抽出した前記目的臓器領域を表示する表示手段と、を備え、前記記録手段は、前記第二抽出手段が抽出した目的臓器領域を新たな参照画像として更新記録し、前記読込手段は、前記他の画像に隣接する新たな他の断層像を読込み、前記第二抽出手段は、前記新たな他の断層像から前記更新された参照画像に基づいて前記目的臓器領域を抽出する、ことを特徴とする。
ここでいう「前記参照画像との相関に基づいて」には、参照画像の形状との相関と、参照画像を含む断層像と他の断層像との連続性(座標の相関)とを含む。
また「前記目的臓器領域を表示する」には、2次元画像として表示する場合と、擬似3次元画像として表示する場合とを含む。
また、前記特定手段は、前記複数の断層像毎に、各断層像に含まれる前記目的臓器の濃度値を満たす画素数を算出し、その画素数が最大となる断層像を開始断層像として特定してもよい。
また、前記表示手段は、前記複数の断層像を表示し、前記特定手段は、前記表示された複数の断層像から前記目的臓器領域の抽出処理を開始する断層像を選択する選択手段と、前記選択された断層像において前記目的臓器領域に含まれる任意の点を指定する指定手段と、前記指定された任意の点を含む領域を抽出し、その抽出された領域に基づいて、前記選択された断層像が前記目的臓器領域の抽出処理を開始するための開始断層像として妥当であるか否かを判断する妥当性判断手段と、により構成されてもよい。
また、前記目的臓器領域は、前記被検体の肝臓が撮影された肝臓領域であって、前記妥当性判断手段は、前記選択された断層像に含まれる脊椎領域を抽出する脊椎領域抽出手段と、前記抽出された脊椎領域の重心座標と、前記選択された断層像から抽出された前記任意の点を含む領域の横軸座標の最大値及び最小値と、を算出する座標算出手段と、前記脊椎領域の重心座標の横軸座標が、前記任意の点を含む領域の横軸方向の座標の最小値よりも大きく最大値よりも小さい範囲に属するか否かを判断する範囲判断手段と、前記範囲判断手段により、前記脊椎領域の重心座標の横軸座標が、前記範囲に属さないと判断された場合に警告を行う警告手段と、を備えてもよい。
また、前記妥当性判断手段は、前記選択された断層像から抽出されたて前記任意の点を含む領域の濃度値と、前記目的臓器の濃度値と、の比較結果に基づいて妥当性を判断してもよい。
また、前記表示手段は、前記複数の断層像を表示し、前記特定手段は、前記表示された複数の断層像から前記目的臓器領域の抽出処理を開始する断層像を選択する選択手段と、前記選択された断層像において前記目的臓器領域の輪郭線を入力する輪郭線入力手段と、前記選択された断層像のうち、前記目的臓器領域を除く他の領域の濃度値を、前記目的臓器領域の濃度値とは異なる濃度値に変更するロック手段と、を備え、前記第一抽出手段は、前記ロック手段により前記他の領域の濃度値が変更された後、前記輪郭線の内部領域を抽出してもよい。
また、前記表示手段は、前記複数の断層像を表示し、前記特定手段は、前記表示された複数の断層像から前記目的臓器領域の抽出処理を開始する断層像を選択する選択手段と、前記第一抽出手段が抽出した内部領域の輪郭線を修正する修正手段と、を更に備え、前記表示手段は、前記抽出された内部領域を表示し、前記修正手段は、前記表示された内部領域上において修正された輪郭線の内部領域を前記目的臓器領域として再抽出してもよい。
また、本発明に係る医用画像表示装置は、被検体の目的臓器を撮影して得られた複数の断層像を積み上げたボリューム画像を構成する前記断層像を表示する表示手段と、前記表示された複数の断層像から前記目的臓器領域の抽出処理を開始するための複数の開始断層像を選択する選択手段と、前記選択された各開始断層像上において前記目的臓器領域に含まれる点を判定点として入力する入力手段と、前記ボリューム画像において、前記複数の開始断層像上に設定された前記判定点を結ぶ線を仮設定し、その仮設定した線と前記断層像を含む面とのなす角度が前記ボリューム画像に含まれる前記目的臓器領域の内部を通過するための所定角度範囲内にある線を判定線として設定する判定線設定手段と、前記断層像毎に、前記目的臓器の濃度値に基づいて閾値処理を行い、前記目的臓器領域を含む少なくとも一つの領域を候補領域として抽出する候補領域抽出手段と、前記抽出された候補領域のうち、前記判定線と交わるものを前記目的臓器領域として抽出する目的臓器領域抽出手段と、を備え、前記表示手段は、前記抽出された目的臓器領域を更に表示することを特徴とする。
また、前記目的臓器領域の形状を示すテンプレートを更に備え、前記表示手段は、前記テンプレートと前記選択手段により選択された開始断層像とを重ねて表示し、前記入力手段は、前記テンプレートを基準とした相対座標を設定することにより前記判定点を入力してもよい。
本発明によれば、ボリューム画像を構成する断層像において目的臓器領域を抽出する。次に、目的臓器領域を抽出した断層像に隣接する他の断層像を読み込み、順次隣接する断層像から目的臓器領域を抽出する。そのため、一度の撮影で得たボリューム画像から所望する目的臓器領域を抽出することができる。特にX線CT装置を用いてボリューム画像を撮影する場合には、二度の撮影による被爆量の増加を防ぐことができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る医用画像表示装置の好ましい実施の形態について詳説する。なお、発明の実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。以下の実施形態では、被検体の肝臓をX線CT装置により撮影し、体軸方向に沿った複数枚の断層像(以下「ボリューム画像」という。)を得る。このボリューム画像を構成する各断層像をスライスといい、各スライスには、体軸方向に沿って画像番号(スライス番号)が付される。そして、このボリューム画像から肝臓領域が抽出され、表示される。なお、医用画像撮影装置は、X線CT装置に限らず、MRI装置など被検体の断層像を撮影できるものであればよい。
<ハードウェア構成>
図1は、発明の一実施の形態に係る医用画像表示システム1の構成を示すハードウェア構成図である。図1の医用画像表示システム1は、X線CT装置2と、MR装置3と、X線CT装置2及びMR装置3が撮影して得た医用画像を格納する画像データベース4と、医用画像を表示する医用画像表示装置10とを備え、X線CT装置2、MR装置3、画像データベース4、及び医用画像表示装置10は、LAN5等のネットワークにより互いに接続される。
医用画像表示装置10は、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)11と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となったりする主メモリ12と、オペレーティングシステム(OS)、周辺機器のデバイスドライブ、医用画像から目的臓器の領域を抽出する処理等を行うためのプログラムを含む各種アプリケーションソフト等が格納される磁気ディスク13と、表示用データを一時記憶する表示メモリ14と、この表示メモリ14からのデータに基づいて画像を表示するCRTモニタや液晶モニタ等のモニタ15と、キーボード16と、位置座標入力装置としてのマウス17と、マウス17の状態を検出してモニタ15上のマウスポインタの位置やマウス17の状態等の信号をCPU11に出力するコントローラ18と、上記各構成要素を接続する共通バス19とを備える。
本実施の形態においては、医用画像表示装置10は、LAN5を介して画像データベース4から医用画像を読み出すが、医用画像表示装置10に接続された記憶装置、例えばFDD、CD−RWドライブ、MOドライブ、ZIPドライブ等から医用画像を読み込んでも良い。また、LAN5を経由してX線CT装置2やMR装置3から直接医用画像を取得してもよい。
図2は、本実施の形態に係る処理を行うためのプログラムブロック図である。プログラムは、モード選択部11a、断層像特定部11b、参照画像抽出部11c、参照画像記録部11d、読込部11e、形状抽出部11f、表示制御部11g、開始断層像選択部11h、妥当性判断部11i、連続性抽出部11k、判定線設定部11l、候補領域抽出部11m、目的臓器領域抽出部11n、テンプレート処理部11o、プロテクト部11p、内部領域抽出部11q、修正部11rから構成される。
モード選択部11aは、肝臓領域を抽出するための4つの抽出モード、「自動モード」、「大領域モード」、「判定線モード」、及び「トレースモード」の選択を受け付けるためのプログラムである。
断層像特定部11bは、「自動モード」で使用されるプログラムであって、開始断層像を自動的に設定する。
参照画像抽出部11c、参照画像記録部11d、読込部11e、形状抽出部11f、連続性抽出部11kは、開始断層像から抽出した肝臓領域を参照画像とし、順次他の画像から肝臓領域を抽出するためのプログラムである。形状抽出部11fは、参照画像の形状との相関値に基づいて抽出処理を行う。連続性抽出部11kは、参照画像を含む開始断層像と他の断層像との連続性、即ち座標の相関性を用いて肝臓領域を抽出する。形状抽出部11fと連続性抽出部11kとは、選択的に使用することができる。
開始断層像選択部11h及び妥当性判断部11iは、主に「大領域モード」で使用されるプログラムであって、開始断層像をマニュアルで設定する。
判定線設定部11l、候補領域抽出部11m、目的臓器領域抽出部11n、及びテンプレート処理部11oは、主に「判定線モード」で使用されるプログラムであって、判定線を用いて肝臓領域を抽出するプログラムである。
プロテクト部11p、内部領域抽出部11q、修正部11r、及び閾値抽出部11sは主に「トレースモード」で使用されるプログラムであって、操作者が選んだ開始断層像において肝臓領域の輪郭線をトレースし、このトレース情報に基づいて肝臓領域を自動抽出したり、また自動抽出された肝臓領域をトレース情報に基づいて修正したりするプログラムである。
これらのプログラムはHDD13に格納され、適宜メモリ12にロードされCPU11により実行される。
<処理の概要>
医用画像表示装置10のモニタ15には、図3に示すトップ画面30が表示される。このトップ画面30には、4つの抽出モードを選択するためのアイコンである自動モード選択ボタン31、大領域モード選択ボタン32、判定線モード選択ボタン33、及びトレースモード選択ボタン34が表示される。操作者がマウス17で上記モード選択ボタン31〜34のいずれかをクリックすると、そのアイコンの処理が開始する。また、トップ画面30には、ボリューム画像を構成する断層像35が表示される。
図4は、医用画像表示装置10における肝臓抽出処理の動作手順を示すフローチャートである。
S1では、モード選択部11aが、自動モードが選択されたか否かを判断する(S1)。自動モードが選択された場合にはS2ヘ進み、選択されなかった場合にはS3へ進む。
S2では、自動モードによる抽出処理が行われる。自動モードでは、肝臓領域が大きく撮影されている画像番号(スライス番号)を自動的に求める大領域検出処理と、その他のスライスとの連続性を利用した肝臓領域抽出処理と、が実行される(S2)。
S3では、モード選択部11aが、大領域モードが選択されたか否かを判断する(S3)。大領域モードが選択された場合にはS4ヘ進み、選択されなかった場合にはS5へ進む。
S4では、大領域モードによる抽出処理が行われる。大領域モードでは、操作者により肝臓領域が大きく撮影されているスライスが選択され、そのスライスに含まれる肝臓領域の座標を、マウス17を用いてマニュアル入力する座標入力処理と、その他のスライスとの連続性を利用した肝臓領域抽出処理と、が実行される(S4)。
S5では、モード選択部11aが、判定線モードが選択されたか否かを判断する(S5)。判定線モードが選択された場合にはS6ヘ進み、選択されなかった場合にはS7へ進む。
S6では、判定線モードによる抽出処理が行われる。判定線モードでは、少なくとも2つのスライスを選択し、各スライスに含まれる肝臓領域に判定点を設定する判定点設定処理と、これらの判定点を結ぶ判定線を作成し、この判定線を含む領域を肝臓領域として抽出する抽出処理と、が実行される。(S6)。
S7では、モード選択部11aが、トレースモードが選択されたか否かを判断する(S7)。トレースモードが選択された場合にはS8ヘ進み、選択されなかった場合には処理を終了する。
S8では、トレースモードによる抽出処理が行われる。トレースモードは、肝臓領域の輪郭をマウスでトレースし、トレースされた輪郭線内を肝臓領域として自動抽出する処理であるが、この自動抽出前に、肝臓領域の内側に輪郭線が設定されることを防ぐために肝臓領域のCT値に基づいて選択を禁止する抽出プロテクトモードと、自動抽出後の抽出過不足を修正する修正モードとを含む。これらのモードの選択は、後述する図3のトレースモード選択ボタン34のクリック後に一覧表内からクリックして選択される。
<自動モード>
図5は、自動モードにおける処理手順を示すフローチャートである。この処理は、モード選択部11aにより、自動モードが選択されたと判断されると開始する。
ステップS201では、断層像特定部11bが、ボリューム画像の中から肝臓領域に相当するCT値を有する画素数が最大になる画像のスライス番号を求める(S201)。
肝臓領域に対応するCT値の最小値(T1)と最大値(T2)は、肝臓領域を構成する物質から定めることができる。そこで、断層像特定部11bは、各スライスについて、数1式を満たす画素数を求める。
[数1]
T1<CT値<T2
次に断層像特定部11bは、画素数が最大になるスライス番号(「最大スライス番号」という)を求める。これにより、ボリューム画像の中から、肝臓領域が最も大きく撮影された断層像を開始断層像として自動的に特定することができる。
ステップS202では、参照画像抽出部11cが、S201で求めた開始断層像(最大スライス番号が付された断層像)から肝臓領域の抽出を行う(S202)。
参照画像抽出部11cは、開始断層像に対し肝臓のCT値に基づく閾値処理を行い、二値画像を生成する。
単純な閾値処理の直後では、肝臓領域とこれに隣接する臓器領域、例えば腎臓領域とが、細い曲線状の領域でつながって抽出される。そこで、参照画像抽出部11cは、肝臓領域を他の臓器領域から切断するために、二値画像の部分的な出っ張り領域を削除する処理を行う。この削除処理を図6に示す。図6では、複数の画素点からなるx軸に平行な点列a1、a2、a3、a4、a5を設定し、a1=a5=0 ならa2=a3=a4=0とする。また、複数の画素点からなるy軸に平行な点列b1、b2、b3、b4を設定し、b1=b4=0ならb2=b3=0とする。これにより、点列a1、a2、a3、a4、a5及び点列b1、b2、b3、b4を切断または削除し、二値画像の部分的な出っ張り領域を削除する。その結果、細い曲線状の領域でつながって抽出された臓器領域を切断することができる。この処理により、図6に示すように、切断された複数の臓器領域が抽出される。この複数の臓器領域には、肝臓領域の他、腎臓領域などの他の臓器領域が含まれる。上記の切断処理は一例であって、これに限定されない。
参照画像抽出部11cは、これらの臓器領域から、肝臓領域を特定する処理を行う。肝臓は、人体の臓器のうちでも大きい臓器であり、また腹部アキシャル像において左に位置する。この肝臓の特性を利用して、肝臓領域の特定を行う。
肝臓領域の特定は以下の条件を用いる。
条件1:図6で抽出され分離された各臓器領域を構成する画素数を計測し画素数が最大となる臓器領域を抽出する。
条件2:図6で抽出され分離された各臓器領域のX座標重心を算出する。そして、(画像サイズ−X座標重心)が最大のもの、すなわち、図6の画像において最も重心が左に位置する臓器領域を抽出する。
条件1及び条件2を満たすものを肝臓領域として抽出してもよいし、条件1又は条件2のいずれかを満たすものが1つに定まる場合には、これを肝臓領域として抽出してもよい。
ステップS203では、参照画像記録部11dが、S202で抽出した肝臓領域をメモリ12における抽出画像保存領域に記録するとともにそのコピーを生成し、コピーをメモリ12における参照画像保存領域に参照画像として記録する(S203)。
ステップS204では、読込部11eが、S201のスライス番号より1番大きいスライス番号の断層像を読み込む(S204)。これにより、開始断層像に隣接し、この開始断層像より1つ番号が大きいスライス番号の断層像が読み込まれる。
ステップS205では、参照画像との相関に基づいて肝臓領域を抽出する(S205)。この抽出処理は、参照画像の形状の相関性を用いてもよいし、各スライス間の連続性を用いてもよい。ここでは、形状抽出部11fが参照画像の形状と、S204で読み込まれた断層像に含まれる臓器領域との形状との相関値に基づいて肝臓領域を抽出する。
ステップS206では、読込部11eが、スライス番号が最も大きい番号の画像を読み込んだか否かを判定する。「Y」であればS209へ、「N」であればS207へ進む。
ステップS207では、参照画像記録部11dが、S205で抽出した肝臓領域をメモリ12の抽出画像保存領域に記録する。更にその肝臓領域のコピーを生成し、S203でメモリ12の参照画像保存領域に保存された参照画像を上書き(更新)する。
ステップS208では、読込部11eが、S205のスライス番号よりも1番大きい番号のスライスを読み込む(S208)。そしてS205へ戻り、更新された参照画像に基づいてS208で読み込まれた断層像から肝臓領域の抽出を行う。
ステップS209では、S201のスライス番号より1番小さいスライス番号の断層像を読み込む(S209)。これにより、開始断層像に隣接し、この開始断層像より1つ番号が小さいスライス番号の断層像が読み込こまれる。
ステップS210では、参照画像記録部11dが、開始断層像から抽出された肝臓領域をメモリ12から読み出してコピーを生成し、そのコピーをメモリ12の参照画像保存領域に上書きする。
ステップS211では、形状抽出部11fがS205と同様、S210の参照画像の形状との相関に基づいてS209で読み込まれた画像から肝臓領域を抽出する。抽出された画像は、メモリ12の抽出画像保存領域に記録される。
ステップS212では、読込部11eが、スライス番号が最も小さい番号の画像を読み込んだか否かを判定する。「Y」であればS215へ、「N」であればS213へ進む。
ステップS213では、参照画像記録部11dが、S207と同様、参照画像を上書き(更新)する。
ステップS214では、読込部11eが、S211のスライス番号よりも1番小さい番号のスライスを読み込む(S214)。そしてS211へ戻り、更新された参照画像に基づいてS214で読み込まれた断層像から肝臓領域の抽出を行う。
ステップS215では、表示制御部11gが、メモリ12の抽出画像保存領域に順次保存された抽出画像を、肝臓領域としてモニタ15上に表示する(S215)。表示制御部11gは、保存された各スライスから抽出された肝臓領域を積み上げた擬似三次元画像を生成して表示してもよいし、各スライスから抽出された肝臓領域を2次元画像として表示してもよい。
上記では、開始断層像を中心にまず画像番号が大きくなる方向に向かって肝臓抽出処理を行い、次に画像番号が小さくなる方向に向かって肝臓領域抽出処理を行ったが、この順序を逆にしてもよい。更に、開始断層像を中心に画像番号が大きくなる方向と小さくなる方向とを同時に行ってもよい。また、開始断層像を中心に画像番号が大きくなる方向と小さくなる方向とを交互に進んでもよい。
この自動モードによれば、複数の断層像を積み上げたボリューム画像から、最も肝臓領域が大きく撮影されている開始断層像として特定し、この特定された開始断層像から肝臓領域を抽出する。そして、この肝臓領域を参照画像として、隣接する断層像の肝臓領域を抽出する。隣接する断層像から抽出された肝臓領域を新たな参照画像として、更に隣接する断層像から肝臓領域を抽出する処理を繰り返す。これにより、複数の断層像を積み上げたボリューム画像から、自動的に肝臓領域を抽出することができる。
<大領域モード>
図7は、大領域モードにおける処理手順を示すフローチャートである。この処理は、モード選択部11aにより、大領域モードが選択されたと判断されると開始する。
ステップS401では、開始断層像選択部11hがモニタ15にボリューム画像を構成する複数のスライスを表示する。操作者は、表示された複数の断層像のうち、最も肝臓領域が大きく写っている断層像をマウス17でクリックして選択する。
ステップS402では、操作者がS401で選択した断層像における肝臓領域に含まれる点の座標をマウス17により入力する。座標入力はキーボード16を用いてもよい。
ステップS403では、妥当性判断部11iがS402で入力された座標が含まれる領域を抽出する。
ステップS404では、妥当性判断部11iがS403で抽出した領域に基づき、S401で選択された断層像が開始断層像として妥当であるか否を判断する。妥当性判断部11iの処理を図8に基づいて説明する。
ステップS4041では、妥当性判断部11iがS404で抽出した領域が肝臓領域であるか否かを判断する。この判断は、抽出した領域の画素値が、肝臓のCT値に対応する画素値を満たすかに基づき判断する。
ステップS4042では、妥当性判断部11iがS404で抽出した領域の横軸方向の最小値(Xmin)と最大値(Xmax)とを求める(S4041)。
ステップS4043では、妥当性判断部11iがS401で選択された断層像から脊椎領域を抽出する。脊椎領域の抽出は、脊椎のCT値に基づく閾値処理を用いて行う。妥当性判断部11iは、脊椎領域の重心座標(Xo,Yo)を求める。
ステップS405では、妥当性判断部11iがS4042で求めた脊椎領域の重心座標のx座標が、数2式を満たすか、即ち、S4041で求めた最小値(Xmin)から最大値(Xmax)までの範囲に属するか否かを判断する。
[数2式]
Xmin<Xo<Xmax
妥当性判断部11iが、「属する」と判断した場合には、「Y」としてS406へ進む。「属しない」と判断した場合には、「N」としてS407へ進む。
ステップS406では、連続性抽出部11kが各スライス間の連続性を利用して他の断層像から肝臓領域を抽出する。図9に基づいて、スライスの連続性を用いた抽出処理を説明する。
ボリューム画像は、スライス番号n−1、n、n+1、…が付された複数の断層像により構成される。S402において選択された断層像をスライス番号nの断層像60とする。断層像60に含まれる領域70は、S404及び405において肝臓領域としても妥当性があると判断され、かつ断層像60は、開始断層像として妥当であると判断されているものとする。読込部11eは、スライス番号nに隣接する断層像61(スライス番号n+1)を読み込む。
連続性抽出部11kは、断層像61について肝臓の濃度値に対応する閾値処理を行い、複数の臓器領域を抽出する。
次に連続性抽出部11kは、断層像61に含まれる複数の臓器領域71a、71bのうち、断層像60に含まれる領域70と座標の相関値が高い、即ち領域70との連続性がある領域71aを肝臓領域として抽出する。
ステップS407では、妥当性判断部11iが、再度断層像を選択する旨の警告表示を行い、S401へ戻る。
ステップS408では、表示制御部11gが、抽出された肝臓領域をモニタ15に表示する。
大領域モードによれば、操作者が肝臓領域の抽出処理を開始する領域を選択し、その選択された断層像が開始断層像として妥当であるかをチェックしてから肝臓領域の抽出処理が開始することができる。
なお、上記ステップS406では、断層像間の座標の連続性を用いて他の断層像から肝臓領域を抽出する処理を行ったが、自動モードで説明した参照画像を更新する方法で他の断層像からの抽出処理を行ってもよい。
また、上記では妥当性判断部11iは、脊椎領域の重心座標に基づいて妥当性の判断を行ったが、抽出した領域の濃度値と肝臓領域の濃度値とを比較し抽出した領域の濃度値が肝臓領域の濃度値範囲に含まれていれば妥当であると判断してもよい。
<判定線モード>
図10は、判定線モードにおける処理手順を示すフローチャートである。この処理は、モード選択部11aにより、判定線モードが選択されたと判断されると開始する。
ステップS601では、開始断層像選択部11hがモニタ15にボリューム画像を構成する複数のスライスを表示する。操作者は、表示された複数の断層像のうち、複数枚の断層像をマウス17でクリックして選択する。ここで選択される複数の断層像は、図11に示すようにボリューム画像において、肝臓上端部付近の断層像S1(図11(a))、肝臓中央部付近の断層像、肝臓下端部付近の断層像Sn(図11(b))を含むことが望ましい。
ステップS602では、操作者がS401で選択した各断層像における肝臓領域に含まれる点の座標をマウス17により入力する。座標入力はキーボードを用いてもよい。図11は、本ステップの処理を示す模式図である。モニタ15に断層像S1を表示し、マウス17を用いて断層像S1に含まれる肝臓領域の任意の点をクリックして座標を指定する。断層像Snについても同様の処理を行う。
ステップS603では、S4041と同様、妥当性判断部11iが、入力された点が肝臓領域であるか否かを判断する。「Y」であればS604へ、「N」であればS601へ戻る。このステップを省略し、S602からS604へ進んでもよい。
ステップS604では、判定線設定部11lが判定線を設定する。
S602で各断層像上において入力された点を結ぶ線を仮設定する。次にその仮設定した線と、断層像を含む面と、のなす角度が目的臓器領域の内部を通過するための所定角度範囲内にあるか否かを判断する。図12は、判定線を示す模式図である。スライスSnを基準とし、線80a、80b、80c、80d、80eを仮設定する。この仮設定した線80a、80b、80c、80d、80eと、スライスSnとのなす角度αが、数3式を満たす場合に判定線設定部11lは、仮設定した線を判定線として設定する。
[数3] 0≦α<180
図12のうち、線80a、80b、80c、80dとスライスSnとがなす角度は、数3式を満たすので判定線として設定する。仮設定した線80eとスライスSnとがなす角度αは、180度を超えるため、判定線として設定しない。なお、数3式で表される所定角度範囲は、基準となるスライスのボリューム画像における相対的な位置により決まるものであり、上記数値範囲に限定されない。
ステップS605では、候補領域抽出部11mが、各断層像について肝臓領域の濃度値に対応する閾値処理を行い、断層像毎に肝臓領域の候補領域を抽出する。
ステップS606では、目的臓器領域抽出部11nが、ステップS605で抽出された候補領域のうち、判定線と交わる候補領域を肝臓領域として抽出する。
ステップS607では、抽出した肝臓領域を表示する。
判定線モードによれば、操作者が選択した複数の断層像に含まれる肝臓領域の点を結ぶ判定線を設定し、他の断層像とこの判定線との交点を含む領域を肝臓領域として抽出することができる。
<テンプレートモード>
テンプレートモードは、判定線モードにおける判定点の設定をテンプレートにより行うモードである。
テンプレートモードでは、テンプレート処理部11oが図13に示すテンプレート100を表示する。図13のテンプレート100は、肝臓中央部の形状を示すテンプレートである。テンプレート100は、左上隅部を座標(x0、y0)とし、設定すべき判定点の座標を相対座標(dx1、dy1)、(dx2、dy2)として定義しておく。
次に、ステップS601と同様、断層像をモニタ15に表示し、テンプレート100の形状と近い形状で肝臓領域が撮影された断層像を選択する。そして、選択された断層像にテンプレート100を重ねて表示する。図14は、テンプレート100に断層像を重ねて表示させるための画面である。テンプレート処理部11oは、テンプレート100に重ねて表示された断層像に含まれる肝臓のCT値が含まれる領域を抽出する。そして、抽出した領域の全面積と、抽出した領域のうちテンプレート100と重なり合う部分面積とを抽出する。この全面積を部分面積で除した値が一定値未満であればテンプレート100を重ねる処理を再度行う。数4式は、この処理を示す。
[数4]
(肝臓のCT値が含まれている領域の面積/テンプレート100内部の面積)<一定値
ここでいう一定値は、テンプレート100と断層像との重なりの程度を示す値であり、操作者が一定値を設定できるようにしてもよい。
図15(a)は、肝臓上端部付近の形状を示すテンプレート101を表示し、操作者にテンプレート101と相関が高い断層像を選択させるための画面である。操作者が、断層像を選択し、テンプレート処理部11oが、数4式を満たすと判断すると、テンプレート処理部11oは、テンプレート101において定義された相対座標(図15(b))を用いて、断層像上に判定点を自動設定する。
図16は、肝臓下端部付近の形状を示すテンプレート102を示す。図16のテンプレート102の場合も、図15と同様、テンプレート処理部11oにより断層像上に判定点が自動設定される。
このテンプレートを用いることにより、操作者が選択した断層像が判定点を設定する断層像として妥当か否かを判断することができる。更に、妥当であると判断されると、判定点を自動設定することができる。
<トレースモード>
トレースモードは、モード選択部11aにより、トレースモードが選択されたと判断されると開始する。
操作者がトレースモードを選択すると、モード選択部11aは、図17に示すトレースモード選択画面170を表示する。トレースモード選択画面170には、「プロテクトモード」アイコン171と、「修正モード」アイコン172とが備えられる。操作者は、「プロテクトモード」アイコン171又は修正モードアイコン172をクリックしてモードを選択する。また、断層像173も表示される。また、断層像173も表示される。
以下図18のステップ順に説明する。図18は、トレースモードの処理の流れを説明するためのフローチャートである。
ステップS801では、プロテクトモードが選択されたか否かをモード選択部11aが判断する。プロテクトモードが選択された場合にはS802ヘ進み、選択されなかった場合にはS805へ進む。
ステップS802では、操作者が、断層像上においてマウス17により肝臓領域の輪郭線をトレースする。
ステップS803では、プロテクト部11pは、断層像に含まれる肝臓領域以外の領域、例えば腎臓領域が後で行う自動抽出処理において抽出されないようにするためのロック処理を行う。このロック処理は、肝臓領域以外の領域を構成する画素の画素値を、肝臓領域の濃度値範囲から外れた濃度値に変更することにより行う。
ステップS804では、内部領域抽出部11qが、S803で設定された輪郭線の内部領域を肝臓領域として自動抽出する。
ステップS805では、閾値抽出部11sが、肝臓のCT値に基づいて閾値処理を行い断層像から肝臓領域を自動抽出する。
ステップS806では、モード選択部11aが、修正モードが選択されたか否かを判断する。修正モードが選択された場合にはS807ヘ進み、選択されなかった場合にはS808へ進む。
ステップS806では、操作者が、断層像上においてマウス17により肝臓領域の輪郭線をトレースする。
ステップS807では、操作者が肝臓領域の輪郭線をトレースし、修正部11rが、トレースされた輪郭線の内部領域を再抽出する。これにより、自動抽出された肝臓領域の過不足を修正することができる。
ステップS808では、抽出された肝臓領域を表示する。
トレースモードによれば、操作者がトレースした肝臓領域に基づいて自動抽出したり、または自動抽出された肝臓領域の過不足をトレースした輪郭線に基づいて修正することができる。
医用画像表示システムの構成を示すハードウェア構成図 プログラムブロック図 肝臓抽出処理の始めに表示されるトップ画面の表示例 肝臓抽出処理の動作手順を示すフローチャート 自動モードにおける処理手順を示すフローチャート 抽出領域の切断処理を示す模式図 大領域モードにおける処理手順を示すフローチャート 妥当性判断部11iの処理手順を示すフローチャート スライスの連続性を用いた抽出処理を示す模式図 判定線モードにおける処理手順を示すフローチャート 肝臓領域に含まれる点を指定する処理を示す模式図 判定線を示す模式図 テンプレートの例を示す模式図 肝臓中央部のテンプレートの使用状態を示す模式図 肝臓上端部のテンプレートの使用状態を示す模式図 肝臓下端部のテンプレートの使用状態を示す模式図 トレースモード選択画面170の画面表示例 トレースモードの処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1…医用画像表示システム、2…X線CT装置、3…MR装置、4…画像データベース、5…LAN、10…医用画像表示装置、11…CPU、12…主メモリ、13…磁気ディスク、14…表示メモリ、15…モニタ、16…キーボード、17…マウス、18…コントローラ、19…共通バス

Claims (1)

  1. 被検体の目的臓器を撮影して得られた複数の断層像を積み上げたボリューム画像のうち、前記目的臓器領域の抽出処理を開始する断層像である開始断層像を特定する特定手段であって、前記複数の断層像毎に、各断層像に含まれる前記目的臓器の濃度値を満たす画素数を算出し、その画素数が最大となる断層像を開始断層像として特定する特定手段と、
    前記開始断層像に含まれる前記目的臓器領域を抽出する第一抽出手段と、
    前記抽出された目的臓器領域を参照画像として記録する記録手段と、
    前記開始断層像に隣接する他の断層像を読み込む読込手段と、
    前記参照画像との相関に基づいて前記読み込まれた他の断層像から前記目的臓器領域を抽出する第二抽出手段と、
    前記第一抽出手段及び第二抽出手段が抽出した前記目的臓器領域を表示する表示手段と、を備え、
    前記記録手段は、前記第二抽出手段が抽出した目的臓器領域を新たな参照画像として更新記録し、前記読込手段は、前記他の画像に隣接する新たな他の断層像を読込み、前記第二抽出手段は、前記新たな他の断層像から前記更新された参照画像に基づいて前記目的臓器領域を抽出する、
    ことを特徴とする医用画像表示装置。
JP2005303321A 2005-10-18 2005-10-18 医用画像表示装置 Active JP4721865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303321A JP4721865B2 (ja) 2005-10-18 2005-10-18 医用画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303321A JP4721865B2 (ja) 2005-10-18 2005-10-18 医用画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007111123A JP2007111123A (ja) 2007-05-10
JP4721865B2 true JP4721865B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=38093859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005303321A Active JP4721865B2 (ja) 2005-10-18 2005-10-18 医用画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4721865B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284285A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Image One Co Ltd 画像診断支援システム、画像診断支援方法および画像診断支援プログラム
JP2010131201A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Fujifilm Corp 人体構造物の解剖学的特徴点検出装置及び方法並びにプログラム
US8696603B2 (en) 2008-12-04 2014-04-15 Fujifilm Corporation System for measuring space width of joint, method for measuring space width of joint and recording medium
JP5436235B2 (ja) * 2010-01-18 2014-03-05 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
JP5325951B2 (ja) * 2011-08-17 2013-10-23 日立アロカメディカル株式会社 超音波データ処理装置
US9317194B2 (en) * 2011-09-19 2016-04-19 Koninklijke Philips N.V. Status-indicator for sub-volumes of multi-dimensional images in guis used in image processing
JP5914194B2 (ja) * 2012-06-13 2016-05-11 株式会社日立メディコ 医用画像処理装置及び医用画像処理方法
WO2016004020A1 (en) * 2014-07-02 2016-01-07 Covidien Lp System and method for detecting trachea

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0773291A (ja) * 1993-09-02 1995-03-17 Res Dev Corp Of Japan 画像処理装置
JPH09238936A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Toshiba Medical Eng Co Ltd 異常陰影検出システム
JP2005245734A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Yokogawa Electric Corp 領域抽出方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0773291A (ja) * 1993-09-02 1995-03-17 Res Dev Corp Of Japan 画像処理装置
JPH09238936A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Toshiba Medical Eng Co Ltd 異常陰影検出システム
JP2005245734A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Yokogawa Electric Corp 領域抽出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007111123A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721865B2 (ja) 医用画像表示装置
US20190355174A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method, and computer-readable recording medium
US10417517B2 (en) Medical image correlation apparatus, method and storage medium
CN103530890B (zh) 运动校正装置以及方法
JP5346938B2 (ja) 画像処理装置、及び画像処理装置の作動方法
JP5027922B2 (ja) 超音波診断装置
US7548639B2 (en) Diagnosis assisting system and storage medium having diagnosis assisting program stored therein
US9589391B2 (en) Three dimensional orientation configuration apparatus, method and non-transitory computer readable medium
US7860949B2 (en) Communication terminal
JP2013066632A (ja) 医用画像処理装置、医用画像処理方法、プログラム
JPWO2009145076A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
CN107403457A (zh) 医学成像方法、设备及多模态医学成像方法
CN112869761B (zh) 医用图像诊断支持系统、医用图像处理装置及方法
CN111161369B (zh) 图像重建存储方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2007151652A (ja) 医用画像処理システム及び医用画像処理装置
CN110738639B (zh) 医学图像检测结果的展示方法、装置、设备及存储介质
US20130332868A1 (en) Facilitating user-interactive navigation of medical image data
CN114783575B (zh) 一种医疗用图像处理系统及方法
JP2017158913A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2018192047A (ja) 医用画像診断支援システム及び装置、並びに、プログラム
JP7282541B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN109493396B (zh) 一种ct图像显示方法、装置、设备及介质
CN112581460A (zh) 扫描规划方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2006304840A (ja) 医用画像表示システム
CN109480886A (zh) 骨损伤检测方法、装置、计算机设备和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081008

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090717

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4721865

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250