JP4705306B2 - アダプティブアンテナを備えたセルラ移動無線ネットワークのダウンリンクコネクションに対する妨害共分散行列を推定する方法および通信システム - Google Patents

アダプティブアンテナを備えたセルラ移動無線ネットワークのダウンリンクコネクションに対する妨害共分散行列を推定する方法および通信システム Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、請求項1の上位概念に記載のアダプティブアンテナを備えたセルラ移動無線ネットワークのダウンリンクコネクションに対する妨害分散行列を推定する方法、ならびにこの方法を実現する請求項11の上位概念に記載の通信システムに関する。
【0002】
無線通信システムの場合、電磁波を用いることで送信局と受信局(もしくは基地局と加入者局)との間の無線インタフェースを介して情報(たとえば音声、画像情報またはその他のデータ)が伝送される。この場合、電磁波の送信は、個々のシステムごとに設定されている周波数帯域におかれた搬送波周波数によって行われる。GSM(Global System for Mobile Communication)の場合、搬送波周波数は900MHz、1800MHzもしくは1900MHzのところにある。無線インタフェースを介したCDMAまたはTD/CDMA伝送方式による将来の移動無線システムたとえばUMTS(Universal Mobile Telecomunication System)あるいはその他の第3世代のシステムでは、約2000MHzの周波数帯域に周波数が設定されている。
【0003】
これらの無線通信システムではフレームによってデータ伝送が行われる。TDMAコンポーネント(TDMA: Time Division Multiple Access)によれば、広帯域の周波数レンジが同じ持続時間をもつ複数のタイムスロットに分割されている。これらのタイムスロットは一部はダウンリンクDL(基地局から加入者局へ向かう下り方向)において利用され、一部はアップリンクUL(加入者局から基地局へ向かう上り方向)において利用される。それらの間には1つまたは複数のスイッチングポイントが存在する。同じことが別の搬送波周波数についても繰り返される。タイムスロット内において複数のコネクションの情報が無線ブロックとして伝送される。ユーザデータ伝送のための無線ブロックは現在、受信側において既知であるトレーニングシーケンスもしくはミッドアンブルの埋め込まれたデータをもつセクションによって構成されている。
【0004】
スイッチングポイントを無線通信システムのすべてのセルにおいて同期して定義しておくことができる。この場合、1つのタイムスロットは無線通信システム全体においてもっぱらアップリンクULにおいて、あるいはもっぱらダウンリンクDLにおいて利用される。スイッチングポイントが非同期に定義されている場合、付加的なフレキシビリティが得られる。この場合、無線通信システムのいくつかのセルはULのために1つのタイムスロットを使用し、他のセルはDLのために1つのタイムスロットを使用する。
【0005】
動作中、送信側と受信側との間隔がしばしば大きく変動することから複数のオーダに及ぶ送信電力の整合が望まれ、その目的とはビットあたりのエネルギーとノイズ電力密度との比または信号とノイズの比もしくは搬送波電力と干渉電力との比を限界領域ないしは目標領域に保持することである。この場合、受信電力を望まれるサービス品質に必要とされる最小強度にする必要がある一方、できるかぎり僅かな干渉しか発生しないようにすべきである。
【0006】
DE 198 03 188 からたとえばTDMA/CDMA伝送方式(CDMA: Code Division Multiple Access)のための方法ならびに基地局が知られており、それによれば基地局からダウンリンクで送られる信号が対応する加入者局の方向では所期のように増幅され、他の方向では減衰される。この目的で基地局において各加入者局ごとに、増大する干渉を求めるためアップリンクで受け取った信号から空間的共分散行列が推定され、その後、受信側における信号対ノイズ比を最大にするビームシェーピングベクトルが計算される。この場合、一般的な固有値問題は反復なしで解決される。これに基づき対応する無線コネクションに対し送信信号がビームシェーピングベクトルにより重み付けられて、送信のためアンテナアレイにおけるアンテナ素子へ導かれる。共分散行列は数学モデルを用い先験的な仮定から求められる。この場合、基地局は加入者局への送信中、対応するダウンリンクタイムスロットにおいて何も測定しない。したがって推定にあたりトレーニングシーケンスのアップリンク測定を利用しなければならず、その目的はダウンリンク共分散行列を推定することである。
【0007】
換言すればこのやり方の場合、固有の加入者局に対応する特定方向での基地局アンテナアレイのアンテナ利得は、アンテナアレイにおける個々のアンテナ素子を相応に制御することによって最大化される。つまりアンテナ群から対応する加入者局へ送信される電力は、その加入者局が存在する方向で構造的干渉によって最大化されて送信される。
【0008】
このような無線通信システムはセルラ構造を有しており、この場合、少なくとも1つの送信アンテナアレイを備えた基地局がそれぞれ特定の無線セル範囲内でサービスを行う。その際、隣接基地局によってサービスされる隣接無線セル領域の加入者局によって、妨害を及ぼす干渉の発生するおそれがある。このことが該当するのは殊に、基地局がそれに対応づけられた加入者局へ送信を行う際、隣接無線セル領域内の加入者局もそれに割り当てられた基地局からデータを受信するタイムスロットで送信が行われるときである。
【0009】
本発明の課題は、隣接セル内の加入者局に妨害を及ぼすダウンリンク送信電力を低減する方法ないしはこの方法を実施するためのアダプティブアンテナを備えたセルラ無線通信ネットワークを提供することにある。
【0010】
この課題は、請求項1の特徴部分に記載の方法もしくは請求項11の特徴部分に記載の通信システムによって解決される。従属請求項には有利な実施形態が示されている。
【0011】
本発明による方法によれば有利には、未知の加入者による干渉が送信側もしくは基地局の固有の加入者局に対する送信電力を最大化することによって最小限に抑えられる。その際、電波は望まれる固有の加入者局の方向に配向され、しかも他の方向への送信電力は最小化される。
【0012】
本発明による方法もしくは無線通信システムの使用はたとえば、アダプティブアンテナ群を備えたタイムデュプレックス方式(TDD)を用いる移動無線ネットワークに適している。計画されているシステムにおいて、これはたとえばUMTS UTRA−TDDと中国のためのTD−SCDMAなどである。
【0013】
たとえばGSMなどFDDシステムにおける使用が周波数変換によって可能となり、この周波数変換が実行されてから、ダウンリンクにおける適用のために推定されたアップリンク共分散行列を利用することができる。
【0014】
非同期のスイッチングポイントであれば有利には、基地局のアップリンクタイムスロット内においてダウンリンクで送信されるネットワーク側のいかなる未知の基地局のトレーニング信号も考慮される。
【0015】
次に、図面を参照しながら実施例について詳しく説明する。
【0016】
図1は移動無線システムのブロック図であり、図2は公知のTDD伝送方式のフレーム構造を示す図であり、図3は基地局の簡略化されたブロック図である。
【0017】
無線通信システムの一例として図1に描かれている移動無線システムは多数の移動体交換局MSCによって構成されており、これは互いにネットワークでつながれており、もしくは固定回線網PSTNまたはパケットデータネットワークGPRSへのアクセスを確立する。さらにこれらの移動体交換局MSCは、少なくとも1つの無線技術的資源割り当て装置RNMとそれぞれ接続されている。さらにこれらの装置RNM各々によって少なくとも1つの基地局BSへのコネクションが可能となり、ここでは基地局BSと隣接基地局BSnへのコネクションが可能となる。この種の基地局BSは無線インタフェースVを介して、加入者局へのコネクションたとえば移動局MSまたは他の移動端末機器や定置端末機器へのコネクションを確立することができる。各基地局BSにより少なくとも1つの無線セルZが形成される。セクタ化されていたり階層セル構造であれば、基地局BSごとに複数の無線セルZをサービスすることもできる。
【0018】
図1には一例として、ユーザ情報とシグナリング情報を加入者局MSと基地局BSとの間で伝送するために存在するコネクションV1,V2と、アクセスチャネルRACHを介した別の加入者局MSによる資源割り当て要求あるいは確認ショートメッセージが描かれている。隣接基地局BSnはさらに別の加入者局と接続されており、以下ではこの加入者局をそれにとっては未知である基地局の視点にたって、やはり未知の加入者局あるいは隣接加入者局MSnと称する。
【0019】
さらにこの図にはオーガニゼーションチャネル(BCCH: Broadcast Control Channel)も描かれており、これはユーザ情報とシグナリング情報を規定の送信電力で基地局BS各々から伝送するためすべての加入者局MSに対して準備される。
【0020】
オペレーション・メンテナンスセンタOMCによって、移動無線システムまたはその一部分のためのコントロールおよび保守の機能が実現される。この構造の機能を他の無線通信システムにも転用可能であり、たとえばコードレス加入者端末による加入者アクセスネットワークのためなどに転用可能である。
【0021】
図2には無線伝送のフレーム構造が示されている。TDMAコンポーネント(TDMA: Time Division Multiple Access)によれば、たとえば帯域幅B=5MHzのような広帯域の周波数領域が、たとえば16個のタイムスロットts0〜ts15のような等しい期間の複数のタイムスロットに分割される。この場合、1つの周波数帯域は周波数領域Bにわたって広がっている。タイムスロットの一部分ts0〜ts8は無線通信システム全体にわたりダウンリンクDLにおいて使用され、タイムスロットの一部分ts9〜ts15はアップリンクULにおいて使用される。これらの間には1つまたは複数の同期スイッチングポイントSPが設けられており、図2の場合にはただ1つのスイッチングポイントだけが設けられている。このようなTDD伝送方式の場合、アップリンクUL用の周波数帯域はダウンリンクDL用の周波数帯域と一致している。同じことは別の搬送波についても繰り返される。
【0022】
タイムスロットts内において複数のコネクションの情報が無線ブロックで伝送される。ユーザデータ伝送用の無線ブロックはデータdをもつセクションから成り、それらのセクションには受信側で既知であるトレーニングシーケンスもしくはミッドアンブルma1〜manが埋め込まれている。1〜N個のシンボルをもつデータdは微細構造すなわち加入者符号cによってコネクション固有に拡散されるので、受信側ではたとえばn個のコネクションをこれらのCDMAコンポーネント(CDMA: Code Division Multiple Access)によって分離可能となる。ここでは物理チャネルは、周波数帯域Bとタイムスロットたとえばts6と加入者符号cとによって形成される。高いデータレートによるサービスの伝送のために通常、複数の物理資源が結合されて1つの論理チャネルが形成される。たとえばアップリンクとダウンリンクでの144kbit/sのサービスのためにはそれぞれ8つの物理資源が必要とされる。
【0023】
データdにおける個々のシンボルの拡散によって、シンボル期間Tsym内で期間TchipをもつQ個のチップが伝送されるようになる。この場合、Q個のチップはコネクション固有の加入者符号cを成している。さらにタイムスロットts内には、各コネクションの信号におけるそれぞれ異なる信号伝播遅延時間を補償するためのガード期間gp(quard period)も設けられている。
【0024】
図3に示されているように基地局BSは送受信装置TX/RXを有しており、これは送り出すべき送信信号をディジタル/アナログ変換し、ベースバンドから送信用周波数領域Bへ変換して送信信号の変調を行い増幅する。その後、増幅された信号はアンテナ素子A1〜A4を備えたインテリジェントアンテナアレイもしくはアダプティブアンテナアレイへ供給される。信号発生装置SAにより送信信号がまえもって無線ブロックにまとめられており、対応する周波数チャネルTCHに割り当てられる。信号処理装置DSPはアンテナアレイと送受信装置TX/RXを介して受け取った受信信号を評価し、チャネル推定を実行する。
【0025】
隣接するもしくは妨害を被る加入者局MSnに対して及ぼされる基地局BS(以下では妨害基地局BSとも称する)の妨害作用を低減する目的で、妨害を及ぼしている基地局BSにおいて妨害共分散行列が推定される。公知の共分散行列が通信中の加入者局MSへ向かう方向に送られる信号の増幅に用いられるのに対し、妨害共分散行列は妨害を被る隣接加入者局MSnの方向へ向かう送信電力を低減する目的で形成される。
【0026】
隣接基地局BSnはそれに対応づけられた被妨害加入者局MSnとコネクションを確立しもしくはそれと通信を行うが、その隣接基地局BSnから妨害基地局BSへ相関信号が伝達される。図示されている事例では相関信号の伝達はラインL1,L2を介して行われ、これらのラインは両方の基地局BS、BSnを無線技術的資源管理用の装置RNMと結んでいる。
【0027】
ここでは相関信号として、被妨害加入者局MSnからトレーニングシーケンスma−nおよび/またはトレーニングシーケンスの符号ma−nが伝送される。これにより妨害基地局BSは未知の被妨害加入者局MSnの信号を識別するとともに、その信号の強さを求めることができる。さらに妨害基地局BSはアンテナ素子A1〜A4を備えた自身のアンテナアレイを用いて、信号の到来する方向つまりは被妨害加入者局MSnの存在する方向を判定可能であり、もしくはそれを推定することができる。
【0028】
次にそれに応じて妨害基地局BSnは、符号化されたパイロット信号によりその時点で形成される受信したトレーニングシーケンスを用いることで、1つまたは複数の未知の加入者局MSnのためのチャネル推定を実行する。
【0029】
これにより最終的に妨害共分散行列R (k) が形成され、これは被妨害加入者局MSnに対する妨害送信信号を最小化するために用いられる。この場合、未知の被妨害加入者局MSnの方向において送信電力を低減もしくは最小化するための妨害共分散行列R (k) は、DE 198 03 188 A1 から公知のように自身の加入者局MSの方向において送信電力を最大化するための共分散行列R (k) を求めるやり方と対比可能なかたちで求められる。同じことは対応するビームシェーピングベクトルW(k)、一般化された固有値λ(k)、および推定されたアップリンクチャネルインパルス応答行列H(k) を求めることについてもあてはまる。
【0030】
最終的に比
【0031】
【数3】
Figure 0004705306
【0032】
が最大化され、ここで指標kは1≦k≦KでありKは考慮すべき加入者局MSの個数である。さらにこの場合、ビームシェーピングベクトルw(k) は、妨害基地局BSのアンテナアレイにおけるアンテナ素子A1〜A4の個数としてM(図3ではM=4)をもつM次元ベクトルである。
【0033】
2次の正定エルミート妨害共分散行列R (k) の行数と列数はアンテナ素子A1〜A4の個数Mに対応するが、この妨害共分散行列R (k) は、隣接無線セルにおける個々の被妨害加入者局MSnに対する全部でL個の妨害共分散行列Rad (l) の和から形成される。ここで次式が成り立つ:
【0034】
【数4】
Figure 0004705306
【0035】
ただしH(l) は、l番目の被妨害加入者局MSnにおける推定されたアップリンクチャネルインパルス応答行列に対応し、桁上げのHは転置共役を表す(エルミート演算)。推定精度を向上させるため空間的共分散行列R (k) の推定を、それぞれ異なるフレームからのものであってよい複数のタイムスロットにわたる矩形窓または指数型窓を用いて行うことができる。通信ネットワークを介して伝達されるトレーニングシーケンスma−nの集合との相関により、加入者固有の寄与量を同定することができる。したがって被妨害基地局BSは、ダウンリンクタイムスロットDL−tsにおいてアクティブである加入者局MSnに対しダウンリンクDLについて予測された干渉妨害共分散行列R (l) を合成することができる。
【0036】
各基地局BSnは、自身の無線セル領域Zにおいて新たに割り当てられるすべてのトレーニングシーケンスを隣接基地局BSへ自動的に伝送することができる。しかしシグナリングの煩雑さを抑えるためこれに対する代案として、加入者局MSnが未知の基地局から信号を受け取ったときに、所期のようにトレーニングシーケンスma−nを伝送するようにしてもよい。
【0037】
トレーニングシーケンスma−nの伝送は有利には、たとえば無線通信システムのネットワーク(RAN/Radio Access Network)の側に適切に実装されているプロトコルを用いて行われる。
【0038】
このプロトコルによって隣接する妨害基地局BSに対し少なくとも、どの加入者局MSnがどのアップリンクトレーニングシーケンスma−nに割り当てられたのかが通知される。妨害基地局BSが一義的な識別を可能にするトレーニングシーケンスma−nを受け取ったとき、(妨害)基地局BSはこの受信信号を未知の(被妨害)加入者局MSnに割り当てることができる。このようにして(妨害)基地局BSは、未知の加入者局MSnに基づく妨害共分散行列に対する寄与量の推定を始めることができる。
【0039】
1つの格別有利な実施形態によればこのプロトコルは妨害基地局BSに対し、どの加入者局MSnにどのアップリンクトレーニングシーケンスma−nがどのアップリンクタイムスロットUL−tsで割り当てられたのかが通知される。この実施形態において前提とするのは、無線通信システムにおいてアップリンクタイムスロットUL−tsとダウンリンクタイムスロットDL−tsとの間で固定的な対応づけが存在することである。これは対称的なサービスのための有利な実施形態であって、そのようなサービスは両方のコネクション方向において等しい大きさのトラヒック負荷を有しており、たとえば音声伝送の場合などが該当する。
【0040】
アップリンクタイムスロットUL−tsとダウンリンクタイムスロットDL−tsとの間でこのような固定的な対応づけを前提とすることができなければ、前述の有利な実施形態のプロトコルが拡張される。この場合、基地局BSに対し付加的に、どのダウンリンクタイムスロットDL−tsで加入者局MSnが信号もしくはデータをその基地局BSnから受け取るべきかが通知される。
【0041】
したがって基地局BS、BSnは図3に描かれている連想テーブルMEMを管理し、このテーブルには隣接加入者局MSnに関するデータ、それらの加入者局のトレーニングシーケンスma−n、および有利にはそれに対応づけられたダウンリンクタイムスロットDL−tsが含まれている。当然ながらその結果として、被妨害基地局BSはアップリンクで自身の加入者局MSの信号だけでなく未知の被妨害加入者局MSnの信号も受け取って管理することになる。これに対しダウンリンクでは自身の加入者局MSへの信号が増幅され、未知の被妨害加入者局MSnの方向への信号が減衰される。したがって基地局BSが管理すべきアクティブな加入者局MS、MSnの集合は、アップリンクとダウンリンクとでそれぞれ異なる。
【0042】
トレーニングシーケンスma−nの伝送を、それがネットワーク側で集中的に割り当てられる場合には、中央の割り当てセンタたとえば無線技術的資源割り当て装置RNMからダイレクトに、通信コネクションを確立する基地局BSnへ、および場合によっては妨害を及ぼす隣り合う基地局BSへ行うことができる。
【0043】
アップリンクとダウンリンクにおいて同じ周波数帯域で伝送が行われるTDDシステムであれば、たとえばタイムスロット情報が通知されたときに空間的共分散行列をただちに求めることができる。これに対しFDDシステム(FDD: Frequency Division Duplex)の場合には、ダウンリンクにおいて使用するために推定されたアップリンク共分散行列を用いることができるようになる前に、周波数変換を実行しなければならない。
【0044】
隣り合う無線セルZnが妨害基地局BSのセルに比べて非常に小さい幅しかないと、じかに隣り合うその無線セルZnの後ろにある無線セル内の加入者局も基地局BSによって妨害を受ける可能性がある。このようなシナリオのときには、じかに隣り合う無線セルZnにおける加入者局に関する情報だけでなく、さらに遠くに位置する無線セルの加入者局に関する情報も与えられ、そのようにしてそれらのセルについても隣接無線セルZnと同様に処理される。
【0045】
有利には妨害共分散マトリックスR (l) は、DE 198 03 188 からそれ自体公知である妨害を及ぼす干渉も考慮することができ、それを含めることができる。
【0046】
有利な妨害共分散行列は2次元もしくは3次元の等方性雑音に対する先験的モデルから得られ、この場合、同じ強度をもつ互いに相関しない均一の平坦な波がすべての方向からBSへ放射される。対応する妨害共分散行列は閉じた形で表すことができ、記憶することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動無線システムのブロック図である。
【図2】 公知のTDD伝送方式のフレーム構造を示す図である。
【図3】 基地局の簡略化されたブロック図である。

Claims (11)

  1. 無線通信システムにおけるデータ伝送方法において、
    2つまたはそれ以上のネットワーク側基地局(BS,BSn)と複数の別の無線局(MS,MSn)が設けられており、該別の無線局(MS,MSn)はそれぞれ前記ネットワーク側基地局(BS,BSn)の1つと無線インタフェース(V1,V2,Vn)を介してコネクションを確立し、
    前記ネットワーク側基地局のうち少なくとも第1の基地局(BS)は、方向に依存してデータを送受信するための複数のアンテナ素子(A1〜A4)を備えたアンテナ装置と信号処理装置(DSP)を有しており、
    該第1の基地局(BS)はデータを、該第1の基地局とコネクションを確立している無線局(MS)へ、未知の基地局(BSn)から該未知の基地局とコネクションを確立している少なくとも1つの未知の無線局(MSn)へのデータ伝送と時間的に重なり合って伝送し、
    前記第1の基地局(BS)が、前記少なくとも1つの未知の無線局(MSn)の送信信号に関する情報と、該未知の無線局(MSn)を一義的に識別可能な信号とに基づき、前記第1の基地局(BS)からのデータ伝送が前記未知の無線局(MSn)にとっては妨害を及ぼしていると識別したならば、前記第1の基地局(BS)は、該第1の基地局(BS)におけるアンテナ装置の送信電力を前記少なくとも1つの未知の無線局(MSn)の方向で低減することを特徴とする、
    無線通信システムにおけるデータ伝送方法。
  2. 少なくとも1つの未知の無線局(MSn)の送信信号に関する情報として、該無線局のトレーニング信号(ma−n)およびオプションとして該無線局のアップリンクタイムスロット(UL−ts)を前記第1の基地局(BS)へ伝送する、請求項1記載の方法。
  3. 前記未知の無線局(MSn)の送信信号に関する情報を、無線通信システムにおけるネットワーク側装置(L1,RNM,L2)を介して伝送する、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記第1の基地局(BS)における空間的送信電力の割り当て調整のため空間的妨害共分散行列RI (l)を求めまたは推定し、該妨害共分散行列からビームシェーピングベクトル(W(k))を最適化問題の解
    Figure 0004705306
    として求め、前記第1の基地局(BS)の送信信号を該ビームシェーピングベクトル(W(k))により重み付ける、請求項1から3のいずれか1項記載の方法。
  5. 前記最適化問題の解決を、非負定エルミート行列RS (k)と正定エルミート行列RI (k)により一般的固有値問題
    Figure 0004705306
    を解くことにより行い、前記ビームシェーピングベクトル(W(k)を最大固有値に対する固有ベクトルとして求める、請求項4記載の方法。
  6. FDDモードまたはTDDモードによるデータ伝送をタイムスロット方式および/またはマルチスロット方式で行う、請求項1から5のいずれか1項記載の方法。
  7. 未知の無線局(MSn)の送信信号に関する情報を前記第1の基地局(BS)へ、規則的にまたは未知の基地局(BSn)と未知の無線局(MSn)とのコネクション確立後に伝送する、請求項1から6のいずれか1項記載の方法。
  8. 未知の無線局(MSn)の送信信号に関する情報として、どのダウンリンクタイムスロット(DL−ts)で未知の無線局(MSn)が該無線局の未知の基地局(Bsn)からデータを受信するのかを付加的に伝送する、請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
  9. 非同期のスイッチングポイント(SP)をもつ無線通信システムでは、前記未知の基地局(BSn)のトレーニング信号(ma−n)とアップリンクタイムスロット(ts0〜ts8)に関する情報を前記第1の基地局(BS)へ伝達し、これは該第1の基地局(BS)により前記タイムスロットがダウンリンク(DL)で使用されるときに行う、請求項1からのいずれか1項記載の方法。
  10. 無線通信システムにおいて、
    2つまたはそれ以上のネットワーク側基地局(BS,BSn)と複数の別の無線局(MS,MSn)が設けられており、該無線局はそれぞれ前記ネットワーク側基地局(BS,BSn)の1つと無線インタフェース(V1,V2,Vn)を介してコネクションを確立し、
    少なくとも前記第1の基地局(BS)において方向に依存してデータを送受信するために複数のアンテナ素子(A1〜A4)を備えた少なくとも1つのアンテナ装置と信号処理装置(DSP)が設けられており、
    該第1の基地局(BS)はデータを該第1の基地局とコネクションを確立している無線局(MS)へ、未知の基地局(BSn)から該未知の基地局とコネクションを確立している未知の無線局(MSn)へのデータ伝送と時間的に重なり合って伝送し、
    該第1の基地局(BS)からのデータ伝送を前記未知の無線局(MSn)も受信し、
    前記第1の基地局(BS)が、前記未知の無線局(MSn)の送信信号に関する情報と前記未知の無線局(MSn)を一義的に識別可能な信号とに基づき、前記第1の基地局(BS)からのデータ伝送が前記未知の無線局(MSn)にとっては妨害を及ぼしていると識別したならば、前記第1の基地局(BS)は、該第1の基地局(BS)におけるアンテナ装置の送信電力を前記少なくとも1つの未知の無線局(MSn)の方向で低減することを特徴とする、
    無線通信システム。
  11. 連想デーブル(MEM)が設けられており、該連想テーブル(MEM)は前記未知の無線局に割り当てられたダウンリンクタイムスロット(DL−ts)に関して該未知の無線局(MSn)のデータをバッファリングして前記信号処理装置(DSP)へ供給する、請求項10記載の無線通信システム。
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