JP4698017B2 - ポイント制度を用いた店舗情報管理システム - Google Patents
ポイント制度を用いた店舗情報管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4698017B2 JP4698017B2 JP2000373319A JP2000373319A JP4698017B2 JP 4698017 B2 JP4698017 B2 JP 4698017B2 JP 2000373319 A JP2000373319 A JP 2000373319A JP 2000373319 A JP2000373319 A JP 2000373319A JP 4698017 B2 JP4698017 B2 JP 4698017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- store
- provider
- store information
- database
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
本発明は、遊技店、飲食店等の店舗情報をインターネット上で収集し管理するポイント制度を用いた店舗情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報提供者から提供された情報を掲載する、インターネット上のサイトは多数存在する。それらのサイトに提供された情報は、たとえそれらの情報が過去のものとなったとしても更新されず、放置されているような場合も少なくない。というのも、情報が過去のものとなりそのまま放置されていても、情報提供者にペナルティーを課すようなことはなかったためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、従来の方法においては情報の新しさ、正確さを常に維持することが難しいという問題がある。本発明の課題は、遊技店、飲食店等に関する店舗情報を情報提供者から任意に収集するようなインターネット上のサイトにおいて、提供された店舗情報が、その店舗の営業内容の変更により過去のものとなった場合、情報提供者に対してその店舗情報の更新を促し、常に新しくかつ正確な情報を公に提供する情報通信システムを構築することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記の課題を解決するために、本発明のポイント制度を用いた店舗情報管理システムは、
情報提供者によって操作される情報端末と、該情報端末とインターネットを介して接続される特定のサイト名を有するWEBサーバとを備え、
前記情報提供者から前記情報端末を介して前記WEBサーバに提供される遊技店、飲食店等の店舗に関する店舗情報を、前記WEBサーバ内の記憶装置に記憶して管理する店舗情報管理システムにおいて、
前記WEBサーバは、
前記店舗情報を提供するために必要となる会員IDを前記情報提供者によって操作される情報端末を介して前記情報提供者に配信するとともに、配信された前記会員IDを取得した情報提供者の情報を会員データベースとして前記記憶装置に記憶させて管理する会員情報管理手段と、
前記会員IDを取得した情報提供者によって操作される情報端末から提供される前記店舗情報を収集し、その店舗情報と、該情報提供者の会員IDとを関連付けた店舗データベースとして前記記憶装置に記憶する店舗情報収集記憶手段と、
前記情報端末からアクセスされることに基づき、前記店舗情報を前記店舗データベースより読み出して当該情報端末に出力する店舗情報出力手段と、
前記店舗情報を提供した情報提供者に対して、所定の特典に換わりうるポイントを与えて、その情報提供者の前記会員IDと対応付けて前記会員データベース内に獲得ポイントデータとして記憶し、管理するポイント管理手段と、
を備え、
前記店舗情報収集記憶手段は、
前記情報提供者によって操作される情報端末から前記店舗データベース上に存在しない新しい店舗情報が提供されたとき、その店舗情報を提供した情報提供者の会員IDと対応付けて、新たな前記店舗データベースとして前記記憶装置に記憶する新店舗情報記憶手段と、
前記情報提供者によって操作される情報端末から前記店舗データベース上に存在する店舗情報の内容の少なくとも一部を更新する更新情報が提供されたとき、その更新情報を提供した情報提供者の会員IDと対応付けて、前記店舗データベース上のその店舗情報を更新する店舗情報更新手段とを含み、
前記ポイント管理手段は、
前記店舗情報更新手段が前記店舗データベース上の店舗情報を更新するときに、その更新情報を提供した情報提供者の会員IDが、更新される前の店舗情報を提供した情報提供者の会員IDと同一であるか否かを判定し、同一である場合は、前記更新情報を提供した情報提供者の獲得ポイントデータにポイントを加算する一方、同一でない場合は、前記更新される前の店舗情報を提供した情報提供者の獲得ポイントデータからポイントを減算するとともに、前記更新情報を提供した情報提供者の獲得ポイントデータにポイントを加算することを特徴とする。
【0005】
インターネット上で店舗情報を収集して、その店舗情報をインターネット上の不特定多数の人に公開するためには、情報を収集し、収集した情報をデータベース化してサーバ内のハードウェア(記憶装置)に記憶させる手段と、サーバがアクセスされたときに店舗情報を記憶装置から呼び出し、インターネットを通じて情報端末に出力する手段は必須である。サーバにアクセスして、情報を閲覧することに制限を加える必要はないが、情報を提供する情報提供者に対しては、会員制度を採用することが必要である。
【0006】
情報提供者に対して会員制を採用し、会員IDを配信することは、情報を提供した場合に、その情報提供に対して何らかの見返りを与え、それを各情報提供者ごとに記憶させておくのに必要な会員データベースを設けるということである。1回きりの情報提供でよい場合はこのような会員データベースは必要ないが、本発明は、まさに、情報提供が1回きりになってしまうことを防ごうとしているのである。すなわち、情報提供がなされたら、その情報提供に相当するポイントを情報提供者に与えるのである。そして、ポイントが一定数に達した場合、そのポイントを何らかの特典に換えることができるならば、情報提供の意欲を高めることができる。情報提供者にポイントを付与し、獲得ポイントを会員IDとともに記憶させて管理を行うのは、上記のポイント管理手段である。
【0007】
しかし、それだけでは情報提供者の情報提供意欲を著しく促すことにはならない。ましてや、一度提供した情報について、店舗の営業内容等が変更されたからといって、その都度必ず情報を更新するとは限らない。そこで、提供された情報が特定の条件を満足したとき、一度付与したポイント数を会員データベースから減算する手段をポイント管理手段に持たせる。
【0008】
例えば、ある情報提供者Aによって遊技店Xの情報が新規に提供されたとする。もちろん情報提供者Aにはポイントが付与される。しばらく時が経過し、遊技店Xは遊技台の入れ替えを行った。その新情報をいち早く知った情報提供者Bによって、遊技店Xの遊技台入れ替え情報が提供(更新)された場合、情報提供者Bにはポイントを付与し、先に与えた情報提供者Aのポイントを一部返してもらう(会員データベース上での処理によって減算する)というポイントの減算を行う。
【0009】
遊技店Xについての情報が情報提供者Aによって提供されたとき、店舗情報収集記憶手段によって、遊技店Xの情報は店舗データベース上で情報提供者Aの会員IDと関連付けられて記憶されている。このようにすれば、先に述べたように、遊技店Xの情報が更新された時、更新を行ったのが情報提供者Aであるかそれ以外の情報提供者であるかが容易に判断できる。先に述べた例において、遊技店Xの情報は情報提供者Bによって更新されたので、その更新された新しい情報は、今度は情報提供者Bの会員IDと関連付けられて店舗データベース上に加わる(情報がすべて変更されるわけでないので、メモリの上書き修正でよい)。
【0010】
このような状況においては、情報提供者Aは一度獲得したポイントを減算されまいとして、常に遊技店Xについての新情報に気を配ることになり、遊技台入れ替え等の変化があった場合、いち早く本システムに情報を提供しようとする。そうすれば、ポイントは減算されないばかりか、情報更新によるポイントを新たに獲得できるからである。また、情報提供者Aだけでなく、その他の情報提供者もポイントを得るために本システムによって公開される店舗情報と、実際の店舗を比較して情報が過去のものとなっていないかどうか目を見張らせるため、結果的に複数の情報提供者によってポイントの奪い合いとなるような環境が形成され、情報提供が活発になる。こうして、本システムはインターネット上で、常に新しい情報、正確な情報を収集かつ公開することが可能となる。
【0011】
その他にも、例えば、一定期間情報の更新がされなかった場合にポイントを減算してもよい。この場合、遊技店、飲食店など、営業内容の変更されることが多い店舗情報について適している。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、どのようにして本発明のポイント制度を用いた店舗情報管理システムを構築するかを説明する。図1は、インターネットに接続されたパソコン、電子手帳、携帯電話等の情報端末を介して遊技店、飲食店等の店舗の店舗情報を収集するWEBサーバと、そのサーバ内の記憶装置にデータベースとして記憶させている会員データ、店舗データを表す概念図である。店舗情報を争って更新するような状況が形成されれば、変更の確認された店舗情報をいち早く更新する必要があるため、携帯電話、電子手帳等の携帯端末はWEBサーバにアクセスするのに好適である。
【0013】
情報提供者より収集した店舗情報は、店舗情報収集記憶手段によって店舗データベースに加えられる、もしくは更新される。店舗データベース上のそれぞれの店舗情報は、その店舗情報がいずれの会員によって提供されたのか判断できるよう、会員IDと関連付けて記憶させている。会員データベースには、各会員の住所、氏名、電話番号等のパーソナル情報が、それぞれの会員に固有の会員IDと対応付けられ、会員情報管理手段によって記憶されている。
【0014】
図2は、店舗情報管理システムの主体をなすサーバの概念図である。サーバ100内部の補助記憶装置23(HD)には、店舗データベース24及び会員データベース25が記憶・格納されている。店舗情報収集記憶プログラム30、店舗情報出力プログラム31、会員情報管理プログラム32、ポイント管理プログラム33、特典付与プログラム34がROM27に格納されており、各プログラムは必要に応じて呼び出され起動する。このような記憶装置は、バスライン26を介してCPU21、RAM22、補助記憶装置23及びI/Oインターフェイス20と接続されている。このようなサーバ100はI/Oインターフェイス20を介してインターネットに接続されている。アクセス者(情報提供者)は、情報端末を操作することでインターネットを介し、WEBサーバにアクセス可能となっている。
【0015】
店舗情報収集記憶プログラム30は店舗情報収集記憶手段としての処理、すなわち、店舗情報提供画面の表示、提供された情報(新店舗情報、更新情報)のデータベース化と記憶装置への記憶等の処理を実行するプログラムである。店舗情報出力プログラム31は店舗情報出力手段としての処理、すなわち、データベース上の店舗情報の情報端末への出力等の処理を実行するプログラムである。会員情報管理プログラム32は会員情報管理手段としての処理、すなわち、システムの会員登録、登録した会員の情報のデータベース化と記憶装置への記憶、システム利用に際してIDが提示された時のIDの認証等の処理を実行するプログラムである。ポイント管理プログラム33はポイント管理手段としての処理、すなわち、店舗情報の提供に対するポイント付与、店舗情報を他の会員に更新された場合のポイント減算、会員IDと対応付けたポイントの管理(履歴の作成を含む)等の処理を実行するプログラムである。特典付与プログラム34は特典付与手段としての処理、すなわち、獲得したポイントを特典に交換すること等に関する処理を実行するプログラムである。以上、大きく分けて記載したが、各プログラムの実行する処理は上記の内容に限定されない。各プログラムはそれぞれが相関して実行されており、細部にわたり処理を分類することにはそれほどの意味がないからである。また、これらのプログラムは必要に応じてROM27より呼び出され、RAM22をワークエリアとしてCPU21にて実行される。
【0016】
次に、本システムを構築して実際に利用する際の流れを、フローチャート、画面の例などを参照しつつ説明する。図3は、本システムにアクセスすることに基づいて、本システムが実行する処理の大まかな流れを示すフローチャートである。まず、情報端末よりサイトにアクセスすると、サイトトップページが情報端末画面に表示される(S1)。サイトトップページでは、アクセス者が本システムの会員であるか否かが問われ、どちらかを選択しなければ先の画面に進めない(S2)。会員である場合は、S3において会員IDを入力する。会員ではない場合は非会員のためのルーチンに進むことになる。非会員の場合は、店舗情報を提供することはできないが、データベース上の店舗情報は自由に閲覧できるようになっている。会員データ管理プログラムによって、入力された会員IDが会員データベースに存在することが確認されると、会員用メインメニューが表示される(S4)。本実施例においては、会員と非会員とをサイトトップページの時点で分けるようにしたが、会員IDの入力は、例えば、提供すべき情報をサーバに送信するときでもよいし、提供する情報を記入するための画面を表示させるときでもよい。非会員ルーチンは特に示さないが、このルーチンにおいて会員IDを取得するためのプログラムが用意されている(会員データ管理プログラムに含まれる)。
【0017】
S4において会員用メインメニューが表示されると、メニューの中からいずれのプログラムを起動させるか選択する。S5において店舗情報閲覧を選択した場合、データベース上にある店舗情報が表示される。表示された店舗情報が、実際の店舗の営業内容と異なれば、S7において情報更新を選択して情報を更新できる。情報更新を選択した場合は、S8において店舗情報更新処理が実行される。一方、閲覧したい店舗の情報が表示されていなければ、その店舗に関する情報はデータベース上に存在しないことになるから、S9において新店舗情報提供を選択して情報を提供できる。その場合、S10において新店舗情報提供処理が実行される。もちろん、これらの情報提供処理を行わずに、店舗情報を閲覧するのみでもよい。店舗情報を提供すると、提供した情報が店舗データベースに加えられ、提供した会員に所定の特典に換わり得るポイントが付与される。なお、店舗情報更新処理及び新店舗情報提供処理のフローについてはのちに詳しく示す。
【0018】
店舗情報を提供することによって獲得したポイント数を確認するために、メインメニューにおいてポイント数確認を選択した場合(S11)、S12においてポイント数履歴が表示される。ポイント数履歴とは、それまでどのような経緯でポイントを獲得してきたか、その履歴を一覧にして表示させるようなものであり、これらの情報がすべて会員IDと関連付けられて会員データベースとしてサーバ内の記憶装置に記憶されている。
【0019】
獲得したポイントを特典(プレゼント)に換えるため、メインメニューにおいてプレゼント抽選を選択した場合(S13)、S14においてプレゼント抽選画面が表示される。ポイントをプレゼントに換えたい場合は、S15において獲得ポイント数に応じて抽選に応募する。続いて、S16においてプレゼント応募処理が実行される。もちろん、抽選など行わず、獲得ポイント数に応じてもれなく特典を進呈するようにしてもかまわない。
【0020】
次に、上記のフローチャートのなかで、実際どのようにして情報を収集したり公開したりするのかを画面、ブラウザの例を示しながら詳しく説明する。図4はサイトTOPページにおいて、会員用ルーチンに進むことを選択したときに表示されるログイン画面の一例であり、図5はそれに続いて表示されるメインメニューの一例である。図4において、ログインのための会員IDを41に記入する。会員IDのみでは、セキュリティー上問題があると思われる場合は、42に示すように会員IDとともにパスワードを記入させてもよい。その場合は、会員登録の際にパスワードの設定を必須とし、設定されたパスワードを会員IDと関連付けて会員データベースに加える。
【0021】
会員用メインメニューは、店舗情報閲覧43、ポイント数確認44及びプレゼント抽選45の項目を例示したが、その他にも例えば、サーバ管理者に対して意見などを自由に電子メールで投書できるメール投書項目、本システムを利用する際の注意項目などを必要に応じて追加してもよい。店舗情報閲覧43を選択して、データベース上のすべての店舗情報を表示させるとすると、それらの中から所望の店舗情報を探すことが非常に煩雑な作業となる。ゆえに、例えば、図6のように都道府県50と市区町村51で地域を限定して、該当する地域にある店舗の情報を表示させるようにするとよい。その他にも、店舗に特有の限定項目、例えば、遊技店ならば店舗名、設置機種、設置台数、交換率等の条件を設定して該当する店舗情報のみを表示させてもよい。飲食店であれば、和洋中などのジャンル、店舗名、営業時間、料金体系等の条件を設定して該当する店舗情報のみを表示させてもよい。
【0022】
図6において、都道府県項目50及び地区町村項目51を選択したのちに情報表示52を選択すると、店舗データベースより該当する情報が読み出されて、情報端末に向けて出力される。53の戻るを選択すると、情報の閲覧を中断してメインメニューに戻ることもできる。
【0023】
これまでは、店舗情報を遊技店、飲食店等、あらゆる店舗情報を包括するものとして扱ってきたが、以後、遊技店情報をより具体的な店舗情報の一例として挙げ、本発明の実施の形態を記載していく。というのも、遊技店は遊技台の入れ替わるサイクルが非常に早く、店舗情報が更新されるような状況が非常に多い。すなわち、本発明に適用する店舗形態として好適である。
【0024】
図7は、メインメニューにおいて店舗情報閲覧を選択したのちに表示される情報閲覧画面の一例である。図6において、地域を「愛知県、春日井市」に条件を設定して検索したため、この地域に該当する店舗のみ店舗データベースより読み出されて表示される。遊技店に関する情報、店舗No.(新規登録された順番)、店名、所在地、交換率、営業時間、定休日、設置機種、情報更新日及び更新者が表示される。画面切替部63を選択すると次のページを表示でき、該当する店舗情報が次々と表示される。これらの表示された店舗情報についてその内容を確認し、実際の店舗の営業内容と異なる場合は、更新60を選択して更新画面に移り、異なる部分の情報を更新することができる。また、店舗データベースに存在しないため、画面に表示されない店舗については、新店舗情報提供61を選択して新店舗情報の提供画面に移り、新しい店舗情報として提供し、店舗データベースに追加することができる。閲覧を終了する場合には、戻る62を選択する。
【0025】
図7のように画面上に表示される店舗情報は、サーバ内の記憶装置に格納されている店舗データベースより読み出されたものである。図8は、その店舗データベースをなす店舗情報の記憶装置内での記憶領域を表す概念図である。本実施例においては、地域を限定して店舗を検索することを可能としている。すなわち、店舗情報を表示する際、設定した地域に基づいて所在地のみをスキャンし、該当する店舗のみを読み出して出力するのである。これら記憶されている情報の中でも、特に、最終更新日70や、最終更新者ID71は純粋に店舗の情報ではないが、各店舗データベースに対応付けられて記憶されている。
【0026】
店舗データベースの各店舗情報に、それら各店舗情報を提供した会員、あるいは最後に情報を更新した会員の会員IDを対応して記憶させておくことは、各店舗情報を提供した会員、あるいは最後に更新した会員が予めサーバ管理者の設定した条件を満足できなかった場合、一度付与したポイントの一部を返還してもらう場合に必須となる。サーバ管理者の設定する条件として、例えば、各店舗情報を提供した会員、あるいは最後に情報を更新した会員以外の会員によって、店舗情報が更新されてしまった場合に、新たに店舗情報を更新した会員に対してはポイントを付与し、他人に更新されてしまった旧情報提供者である会員に対してはポイントを減算するというような条件が挙げられる。その他にも、一度提供した店舗情報が一定期間更新されなかった場合に、各店舗情報を提供した会員、あるいは最後に情報を更新した会員のポイントを減算するというような条件であってもよい。この場合には、情報を最後に更新されたのがいつなのかという情報も、必要となる。
【0027】
各店舗情報を提供した会員、あるいは最後に更新した会員が不明である場合、その会員は一度提供した情報がその後どうなろうが気に掛けなくなる。ところが、本発明のシステムの会員である情報提供者は一度情報を提供したら、あるいは一度更新を行ったら、自分以外の会員に情報が更新されて一度与えられたポイントを減らされないよう、継続的にその店舗の情報を更新し続ける必要が出てくる。すなわち、各会員間でポイントを奪い合うような環境が形成され、結果としてデータベース上の店舗情報は常に新しさ、正確さを保つことができる。また、提供された情報、あるいは更新された情報が実際と異なる場合(すなわち、虚偽の情報が提供されたような場合)にポイントを減算してもよいし、逆に、規定回数連続して情報を更新した場合にはボーナスポイントを与えるなどの条件を設けてもよい。なお、ポイントの加算・減算は会員データベース上においてポイント管理プログラムによって自動的に実行される。
【0028】
図9は、新店舗情報を提供する際の処理の流れを示すフローチャートである。図7の店舗情報閲覧画面において「新店舗情報提供」を選択した場合、まず、ST1において新店舗情報提供画面が表示される。情報を提供する会員は、画面上の記入欄に必要な情報を記入する(ST2)。記入が終了したらサーバに向けて情報を送信する(ST3)。サーバは、その情報を受け取ったのち、それらを店舗データベースに加えて記憶装置に記憶する(ST4)。前後して、情報を提供した会員にポイントを付与するとともに、ポイントをどのように取得してきたかのポイント獲得履歴を更新する(会員データベース上で実行)(ST5)。以上の処理が終了したら、ポイントが与えられたということを確認できる画面を、各情報端末に表示させる。
【0029】
図10は、店舗情報を更新する際の処理の流れを示すフローチャートである。図7の店舗情報閲覧画面において「更新」を選択した場合、まず、T1において店舗情報更新画面が表示される。このとき、情報を更新する会員は、表示されている既存の情報の中より更新する箇所を選択して、その部分のみ訂正記入する(T2)。記入が終了したらサーバに向けて情報を送信する(T3)。サーバは、情報を受け取ったのち、まず更新情報を送信してきた会員(新情報提供者という)が、更新される前の情報を提供あるいは更新した会員(旧情報提供者という)と同一であるか否かを判定する(T4)。新情報提供者と旧情報提供者が同一である場合、更新された店舗情報を店舗データベースに加える(情報の一部が修正されるのみであるから上書き修正でよい)(T5)。前後して、新情報提供者(=旧情報提供者)にポイントを付与するとともに、ポイント獲得履歴を更新する(T6)。このときは、ポイントの減算処理は実行されない。
【0030】
新情報提供者と旧情報提供者が同一でない場合、T7に進み、旧情報提供者のポイントを減算するとともに、旧情報提供者のポイント獲得履歴を更新する。そして、更新された店舗情報を店舗データベースに加える(T8)。前後して、新情報提供者にポイントを付与するとともに、新情報提供者のポイント獲得履歴を更新する(T9)。
【0031】
図11は、図7の情報提供画面において「更新」を選択した場合に表示される店舗情報更新画面の一例である。更新前の情報を一通り表示させておいて、更新する項目のみ選択・削除し、あらためて新しい情報を記入しなおすといった方法が採用できる。図中では、枠で囲った部分の情報が変更できるようになっている。遊技店の場合、更新することが多いのは設置機種の項目である。店舗名、所在地等は更新できない項目となっている。情報更新にあたっては、例えば、更新したい古い情報にカーソルをあわせて削除・記入する、ポインタを変更したい項目に重ねてクリックして削除・記入する等が採用できる。しかし、いずれの項目が変更されたのか?という情報を本システムがはっきり認識できさえすればよいので、上記の方法には限定されず、データベース内の情報内容を変更するための周知の技術ならばすべて適用できる。更新が終了したら、サーバにこれを送信するために80の送信を選択する。81の中止を選択すれば、情報の更新を中止することもできる。
【0032】
図12は、図7の情報提供画面において「新店舗情報提供」を選択した場合に表示される新店舗情報提供画面の一例である。新店舗の情報提供に際しては、必要な項目をすべて記入する必要がある。図に示すような項目は、遊技店情報として収集・公開する上で必要となる情報であるが、もちろんこれらの項目以外を設けても構わない。
【0033】
図11及び図12においてサーバに向けて情報を送信した後、情報がデータベースに加えられ(更新され)、ポイントの加算・減算処理が終了した後、図13のような送信完了のメッセージ画面を表示させてもよい。情報提供者は、画面より獲得したポイントを知ることができる。さらに、図14のような総獲得ポイントが確認できる画面を表示させてもよい。この画面の例においては、獲得ポイントの全会員内でのランキング、情報送信回数及び情報提供後、他の会員によって更新されていない店舗の数(登録店舗数)が表示されている。現在のポイント数や、獲得ポイント数ランキング(順位)を逐次知ることができるため、この画面で確認するたびに情報提供に対する意欲を向上させることができる。
【0034】
また、例えば、情報送信回数が一定数に達したらボーナスポイントを付与するようにし、それを情報を提供する会員に予め通知しておいてもよい。それぞれの会員は図のような履歴を見て、あと何回でボーナスポイントがもらえるのかということを容易に知り得るため、結果的に、情報提供を促すことができる。また、図においてはトータルの獲得ポイントの順位を示すものがランキング欄であるが、一定期間ごとの獲得ポイントランキング欄を設けて、そのランキング上位者にボーナスポイントを与えるなどしても情報の提供を促す効果が見込める。また、登録店舗数が多くなると、それを情報提供者自身で把握しておくだけでも大変であるから、それぞれの会員の登録店舗数、店舗名等を用意に確認できるようにしてもよい。また、85を選択してポイントを特典に換えるプレゼント抽選の画面、86を選択してポイント獲得履歴画面に移動することができるようになっている。
【0035】
本実施例においては、ポイントを直接特典(プレゼント)に換えるのではなく、一定のポイント数を1口としてプレゼント抽選に応募するというシステムを採用している。図15は、そのようなプレゼント抽選に応募するための応募画面の一例である。獲得ポイントが同時に表示されるため、そのポイントに応じてそれぞれの特典の抽選に応募することができる。プレゼントを抽選方式にすることで、所望のプレゼントが当たるかどうか推測する楽しみも生じる。応募する場合は、91の記入欄に応募数を記入し90の応募を選択する。これらの抽選に応募した場合、その応募数に応じてポイントが減算される。また、抽選方式ではなく獲得ポイント数に応じて、もれなく特典に換えることができてもよい。
【0036】
図16は、本システムの会員になってから、どのようにポイントを得てきたのか、確認できる獲得ポイント履歴画面の一例である。新店舗情報を提供した場合や、既存の店舗情報を更新した場合にはポイントが加算され、他の会員に更新された場合や、一定期間不更新の場合にはポイントが減算されることが画面上で瞬時に理解できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を表す概念図。
【図2】本発明の主体をなすサーバの概念図。
【図3】本システムによって実行される処理の流れを示すフローチャート。
【図4】会員用ログイン画面の一例。
【図5】メインメニュー画面の一例。
【図6】条件を設定して店舗情報を閲覧する際の条件設定画面の一例。
【図7】店舗情報閲覧画面の一例。
【図8】サーバ内の記憶装置に格納された店舗データベースをなす店舗情報の記憶領域を表す概念図。
【図9】新店舗情報を提供する際の処理の流れを示すフローチャート。
【図10】店舗情報を更新する際の処理の流れを示すフローチャート。
【図11】店舗情報を更新する際に表示される店舗情報更新画面の一例。
【図12】新店舗情報を提供する際に表示される新店舗情報提供画面の一例。
【図13】情報を送信した際の送信完了時に表示される画面の一例。
【図14】図13に続く情報送信完了時に表示される画面の一例。
【図15】プレゼント抽選に応募するための応募画面の一例。
【図16】獲得ポイント履歴画面の一例。
【符号の説明】
100 サーバ
21 CPU
22 RAM
23 記憶装置(HD)
24 店舗データベース
25 会員データベース
27 ROM
Claims (2)
- 情報提供者によって操作される情報端末と、該情報端末とインターネットを介して接続される特定のサイト名を有するWEBサーバとを備え、
前記情報提供者から前記情報端末を介して前記WEBサーバに提供される遊技店、飲食店等の店舗に関する店舗情報を、前記WEBサーバ内の記憶装置に記憶して管理する店舗情報管理システムにおいて、
前記WEBサーバは、
前記店舗情報を提供するために必要となる会員IDを前記情報提供者によって操作される情報端末を介して前記情報提供者に配信するとともに、配信された前記会員IDを取得した情報提供者の情報を会員データベースとして前記記憶装置に記憶させて管理する会員情報管理手段と、
前記会員IDを取得した情報提供者によって操作される情報端末から提供される前記店舗情報を収集し、その店舗情報と、該情報提供者の会員IDとを関連付けた店舗データベースとして前記記憶装置に記憶する店舗情報収集記憶手段と、
前記情報端末からアクセスされることに基づき、前記店舗情報を前記店舗データベースより読み出して当該情報端末に出力する店舗情報出力手段と、
前記店舗情報を提供した情報提供者に対して、所定の特典に換わりうるポイントを与えて、その情報提供者の前記会員IDと対応付けて前記会員データベース内に獲得ポイントデータとして記憶し、管理するポイント管理手段と、
を備え、
前記店舗情報収集記憶手段は、
前記情報提供者によって操作される情報端末から前記店舗データベース上に存在しない新しい店舗情報が提供されたとき、その店舗情報を提供した情報提供者の会員IDと対応付けて、新たな前記店舗データベースとして前記記憶装置に記憶する新店舗情報記憶手段と、
前記情報提供者によって操作される情報端末から前記店舗データベース上に存在する店舗情報の内容の少なくとも一部を更新する更新情報が提供されたとき、その更新情報を提供した情報提供者の会員IDと対応付けて、前記店舗データベース上のその店舗情報を更新する店舗情報更新手段とを含み、
前記ポイント管理手段は、
前記店舗情報更新手段が前記店舗データベース上の店舗情報を更新するときに、その更新情報を提供した情報提供者の会員IDが、更新される前の店舗情報を提供した情報提供者の会員IDと同一であるか否かを判定し、同一である場合は、前記更新情報を提供した情報提供者の獲得ポイントデータにポイントを加算する一方、同一でない場合は、前記更新される前の店舗情報を提供した情報提供者の獲得ポイントデータからポイントを減算するとともに、前記更新情報を提供した情報提供者の獲得ポイントデータにポイントを加算することを特徴とするポイント制度を用いた店舗情報管理システム。 - 前記情報提供者が前記情報端末を操作し、前記会員IDと対応付けた獲得ポイントデータを所定の特典と交換することで、前記情報提供者に対し、所定の特典を与える特典付与手段を備える請求項1記載のポイント制度を用いた店舗情報管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000373319A JP4698017B2 (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | ポイント制度を用いた店舗情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000373319A JP4698017B2 (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | ポイント制度を用いた店舗情報管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002175460A JP2002175460A (ja) | 2002-06-21 |
JP4698017B2 true JP4698017B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=18842727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000373319A Expired - Fee Related JP4698017B2 (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | ポイント制度を用いた店舗情報管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4698017B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4202725B2 (ja) * | 2002-11-13 | 2008-12-24 | 株式会社パスコ | 地図情報管理システム |
US20110313779A1 (en) * | 2010-06-17 | 2011-12-22 | Microsoft Corporation | Augmentation and correction of location based data through user feedback |
JP7127918B2 (ja) * | 2020-08-17 | 2022-08-30 | Murui合同会社 | プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 |
JP7056978B2 (ja) * | 2020-08-17 | 2022-04-19 | Murui合同会社 | プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1146194A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Hitachi Inf Syst Ltd | 電子会議システム |
JP2000268093A (ja) * | 1999-03-17 | 2000-09-29 | Seiko Epson Corp | 情報提供者への謝礼用クーポン発行方法及び情報提供者への謝礼用クーポン発行システム並びに情報提供者への謝礼用クーポン発行処理プログラムを記録した記録媒体 |
-
2000
- 2000-12-07 JP JP2000373319A patent/JP4698017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1146194A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Hitachi Inf Syst Ltd | 電子会議システム |
JP2000268093A (ja) * | 1999-03-17 | 2000-09-29 | Seiko Epson Corp | 情報提供者への謝礼用クーポン発行方法及び情報提供者への謝礼用クーポン発行システム並びに情報提供者への謝礼用クーポン発行処理プログラムを記録した記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002175460A (ja) | 2002-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106534356B (zh) | 模板数据处理、请求模板数据、模板数据展示的方法和装置 | |
US6912563B1 (en) | Methods and systems for proactive on-line communications | |
US20140337466A1 (en) | Persona manager for network communications | |
JP2014513826A (ja) | コンピュータシステム、データベース及びそれらの使用 | |
WO2006107182A1 (en) | System and method for providing avatar with variable appearance | |
JP2013222412A (ja) | 検索情報提供装置、検索情報提供方法および検索情報提供プログラム | |
JP6213629B2 (ja) | 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
EP1553511A1 (en) | Network service system and point commuting system | |
JP4698017B2 (ja) | ポイント制度を用いた店舗情報管理システム | |
JP5108739B2 (ja) | ジョブマッチング装置、及びジョブマッチング方法 | |
US20020087541A1 (en) | Method of registering users in a centralized database through a plurality of internet sites | |
WO2001042962A9 (en) | Method, system, and apparatus for providing message data regarding events associated with websites | |
US20030110159A1 (en) | Information providing apparatus | |
JP2005004392A (ja) | Webページ作成支援装置 | |
JP6322522B2 (ja) | 広告配信システムおよびプログラム | |
JP2002083215A (ja) | Webサイト検索サービスの提供方法およびwebサイト検索サービスシステム、予想ゲームサービス提供方法および予想ゲームサービス提供システム | |
JP4469061B2 (ja) | 通信システム | |
JP2004341849A (ja) | 情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラム | |
JP3621049B2 (ja) | バーチャル墓地サーバおよびプログラム | |
JP5633659B2 (ja) | 情報処理方法、表示方法、情報処理装置、端末装置、及び情報処理プログラム | |
JP2002056000A (ja) | 会員ごとの友人データベースを管理するWebサーバー | |
JP2001297109A (ja) | 情報配信方法及び情報配信システム並びに情報配信処理プログラムを記録した媒体 | |
JP2006098512A (ja) | 地図情報の提供システム | |
KR100583870B1 (ko) | 이동통신 단말기에서의 무선 컨텐츠 서비스 제공 장치 | |
JP2004341848A (ja) | 情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100323 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110301 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |