JP4676320B2 - スイッチングハブ装置および重複ipアドレス自動変換方法 - Google Patents

スイッチングハブ装置および重複ipアドレス自動変換方法 Download PDF

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Description

本発明は,TCP/IPによる通信環境において,重複IPアドレス(Duplicate IP address)発生による通信障害を自動的に回避することが可能なスイッチングハブ装置および重複IPアドレス自動変換方法に関するものである。
TCP/IPによる通信環境では,ネットワークに接続されたワークステーションやサーバなどの機器にIPアドレスを割り当てて使用する。このとき,ネットワークの管理者や各端末利用者が任意にIPアドレスの設定を行うと,同じIPアドレスを複数の機器に設定してしまうことがあり,それによってIPアドレスの衝突が発生する場合がある。IPアドレスの衝突が発生した場合には,後からネットワークに参加した機器は通信不可能となる。
IPアドレスの重複を回避するために,DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol )によって,接続された端末に対してIPアドレスの自動割り当てを行う技術がある(例えば,特許文献1参照)。特許文献1では,ネットワークに接続された端末は,IPアドレスを割り当てるようにDHCP要求を送信する。DHCPサーバは自らが記憶するIPアドレスのうちの1つを送信し,そのIPアドレスがDHCP要求を行った端末に割り当てられる。DHCPサーバがIPアドレスを管理するため,IPアドレスの重複を回避することができる。
また,DHCPを用いずにIPアドレスの自動割り当てを行う技術もある(例えば,特許文献2参照)。特許文献2では,各クライアントがあらかじめ共通のIPアドレスをそれぞれ設定し,サーバがその共通IPアドレスに対してARP要求をブロードキャストする。各クライアントは,サーバからのARP要求を受信した時刻をもとに自IPアドレスを更新し,更新されたIPアドレスが付いたARP応答をサーバに送信する。IPアドレスが重なった場合には,サーバが未使用のIPアドレスをIPアドレスが重なったクライアントに割り当てる。
特開2001−036561号公報 特許第3134823号公報
ネットワークシステムのテスト環境などでは,手作業でIPアドレスの設定を行うことも多いため,設定ミスによって重複IPアドレスが発生してしまうということがよくある。DHCPサーバを準備すれば,DHCPサーバからIPアドレスを入手するように各機器に設定を行うことにより,この問題を解決することが可能である。しかし,テスト環境などでは,DHCPサーバを準備しなくても,また端末にIPアドレスを自動設定するための特別なクライアントソフトを用意しなくても,簡単な設定で端末をハブに接続するだけでネットワーク通信が可能となる環境を構築できるようにすることが望まれる。
上述の従来技術では,上記の問題に対処するために,IPアドレスの自動割り当てを行うためのサーバの準備や,各機器でIPアドレスを自動設定するための準備が必要となる。例えば,特許文献1では,DHCPサーバの準備が必要となり,各端末にはDHCPサーバにDHCP要求を行うためのソフトウェアの準備やDHCPサーバの指定などの設定が必要となる。また,特許文献2でも,IPアドレスを管理する機能を備えるサーバや,自動でIPアドレスを設定する専用のクライアントソフトが必要となる。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,特にIPアドレスの自動割り当てを行うためのサーバの準備や,各機器でIPアドレスを自動設定するための準備をしなくても,より簡易にIPアドレスの衝突の発生を回避してTCP/IPによる通信環境の利用が可能となる技術を提供することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するため,スイッチングハブ装置が,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得し,重複IPアドレスが検出された場合には,重複が検出されたポートに代替IPアドレスを設定し,以後,代替IPアドレスが設定されたポートに係わる通信について,IPアドレスの自動変換を行うことを特徴とする。
具体的には,本発明は,複数の機器をネットワークに接続するためのスイッチングハブ装置であって,各ポートが受信したデータから,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得する手段と,各ポートと各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスとの対応を記録する手段と,IPアドレスの重複を検出する手段と,IPアドレスの重複が検出された場合に,各ポートに接続された機器で使用されていないIPアドレスを代替IPアドレスとして取得し,その代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てる手段と,IPアドレスの重複が検出されたポートと割り当てられた代替IPアドレスとの対応を記録する手段と,代替IPアドレスが割り当てられたポートがデータを受信した場合に,受信データの送信元IPアドレスを受信ポートに対応する代替IPアドレスに変換する手段と,代替IPアドレスが割り当てられたポートにデータを送信する場合に,送信データの宛先IPアドレスを送信ポートに対応するIPアドレスに変換する手段とを備えることを特徴とする。
このように,IPアドレスの変換はスイッチングハブ装置で自動的に行われるため,スイッチングハブ装置に接続された各機器は,自らのIPアドレスが他の機器のIPアドレスと重複しているのか否かをまったく意識せずに,自らに設定されたIPアドレスを用いて通信を行うことができる。
また,上記のスイッチングハブ装置において,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得する手段は,各ポートが受信したARPデータから,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得することを特徴とする。
最近では,システムの起動時にARPパケットを用いてIPアドレスの重複確認を行う機器が増えてきているため,プロトコルがARPのデータからIPアドレスを取得することにより,迅速かつ効率よくIPアドレスの重複を検出できる。
また,上記のスイッチングハブ装置において,あらかじめ複数のIPアドレスをプールする手段を備え,代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てる手段は,IPアドレスの重複が検出された場合に,IPアドレスをプールする手段から各ポートに接続された機器で使用されていないIPアドレスを代替IPアドレスとして取得し,その代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てることを特徴とする。
あらかじめ複数のIPアドレスをスイッチングハブ装置にプール(予約)しておくことにより,効率よく代替IPアドレスの設定を行うことができる。
本発明によって,特にIPアドレスの自動割り当てを行うためのサーバの準備や,各機器でIPアドレスを自動設定するためのクライアントソフト等の用意をしなくても,IPアドレスの衝突の発生を回避してTCP/IPによる通信を行うことができるようになる。また,スイッチングハブ装置が通信ごとに重複IPアドレスを自動的に変換するので,他の機器と重複するIPアドレスが設定された機器のIPアドレス変更などを,あえて行う必要がなくなる。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。本実施の形態では,スイッチングハブ装置の各ポートに接続された機器からのARPパケットを検出し,そのARPパケットをもとに,各ポートに接続された機器に設定されているIPアドレスを取得する。IPアドレスが重複する場合には,代替IPアドレスを用意して自動的にIPアドレスの変換を行い,ネットワーク上でIPアドレスの衝突が起こらないようにする。
まず,本実施の形態で重複IPアドレスの検出に用いるARPについて,簡単に説明する。ARP(Address Resolution Protocol :アドレス解決プロトコル)は,IPアドレスからMACアドレスを求めるときに利用されるプロトコルである。通信相手が同一ネットワーク上に存在する場合には,その通信相手となる機器に向けて直接IPパケットを送信する。このような場合には,通信相手のMACアドレスを指定して通信を行うため,通信相手のMACアドレスを知る必要がある。このとき,ARPによって通信相手のIPアドレスから通信相手のMACアドレスを取得する。
他の機器のMACアドレスを取得したい機器は,ARP要求を発信する。ARP要求には,送信元IPアドレス,送信元MACアドレスとして自機器のIPアドレス,MACアドレスを格納し,宛先IPアドレスとして相手機器のIPアドレスを格納する。宛先MACアドレスとしては,ブロードキャストを示すMACアドレス(FF:FF:FF:FF:FF:FF )が格納される。
スイッチングハブ装置は,MACアドレスとポートとの対応を記憶しており,通常は宛先MACアドレスで指定された機器が接続されたポートにのみデータを送信する。データがARP要求の場合には,宛先MACアドレスがブロードキャストを示すMACアドレスであるので,機器が接続されたすべてのポートにブロードキャスト送信を行う。
ARP要求を受けた各機器は,ARP要求に格納された宛先IPアドレスが自機器のIPアドレスであるかを確認する。ARP要求に格納された宛先IPアドレスが自機器のIPアドレスでない場合には,そのARP要求を破棄する。ARP要求に格納された宛先IPアドレスが自機器のIPアドレスである場合には,送信元IPアドレス,送信元MACアドレスとして自機器のIPアドレス,MACアドレスを格納し,宛先IPアドレス,宛先MACアドレスとしてARP要求を出した機器のIPアドレス,MACアドレス(ARP要求の送信元IPアドレス,送信元MACアドレス)を格納したARP応答を送信する。
ARP要求を送信した機器は,受け取ったARP応答に格納された送信元MACアドレスから相手機器のMACアドレスを得ることができ,以後その相手機器のMACアドレスを用いて相手機器との通信を行うことができるようになる。
近年,このARPがIPアドレスの重複確認を行うために利用されるようになってきている。例えば,Windows(登録商標)を載せた機器などでは,システムの起動時にARPパケットを用いたIPアドレスの重複確認を行っている。
システムを起動させた機器は,宛先IPアドレスに自機器のIPアドレスを格納したARP要求を送信する。すなわち,送信元IPアドレス,送信元MACアドレスとして自機器のIPアドレス,MACアドレスを格納し,宛先IPアドレスにも自機器のIPアドレスを格納し,宛先MACアドレスとしてブロードキャストを示すMACアドレスを格納したARP要求を送信する。自機器をターゲットとするARP要求であるので,本来ARP応答はないはずである。しかし,他の機器とIPアドレスが重複している場合には,その機器からのARP応答を受けることになる。重複IPアドレスを示すARP応答は,送信元IPアドレスと宛先IPアドレスとが互いに同じIPアドレスであり,送信元MACアドレスと送信先MACアドレスとが互いに異なるMACアドレスであるARPパケットである。
本実施の形態のスイッチングハブ装置では,このようなARPの特性を生かすことにより,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得し,IPアドレスの重複を検出する。
図1は,本発明の実施の形態によるスイッチングハブ装置のブロック構成例を示す図である。スイッチングハブ装置10は,基本制御部11,重複IPアドレス対応制御部12,管理テーブル部13を備える。
図2は,スイッチングハブ装置の接続状況の例を示す図である。本実施の形態において,スイッチングハブ装置10の各ポートには,それぞれPCクライアント20が接続される。また,この例では,スイッチングハブ装置10は,ゲートウェイ30を介して,他のネットワークに接続されている。
スイッチングハブ装置10において,基本制御部11は,スイッチングハブとしての基本制御を司る部分であり,ポートデータ入出力制御部110,ハブ機能基本制御部111を備える。
ポートデータ入出力制御部110は,スイッチングハブ装置10の各ポートに接続されたPCクライアント20からのデータ入力,PCクライアント20へのデータ出力を制御する手段である。ハブ機能基本制御部111は,データ転送等の基本的なハブ機能の制御を行う手段である。
重複IPアドレス対応制御部12は,重複IPアドレスを検出し,IPアドレスの自動変換を行う部分であり,プロトコルチェック制御部120,重複IPアドレスチェック制御部121,マッピング管理制御部122,IPアドレス変換制御部123を備える。
プロトコルチェック制御部120は,プロトコルのチェックを行う手段である。本実施の形態では,特に,ポートが受信したデータから,プロトコルがARPであるデータを検出する。
重複IPアドレスチェック制御部121は,重複IPアドレスのチェックを行う手段である。重複IPアドレスチェック制御部121は,プロトコルチェック制御部120によりプロトコルがARPのデータを検出すると,データの送信元IPアドレスが他のポートのIPアドレスと重複しているか否かを,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130を参照してチェックする。また,重複IPアドレスを示すARP応答を検出する。
マッピング管理制御部122は,重複したIPアドレスのマッピングを管理する手段である。重複IPアドレスチェック制御部121がIPアドレスの重複を検出すると,マッピング管理制御部122は,IPアドレスプール管理テーブル131から他の機器で未使用のIPアドレスを選択し,それを代替IPアドレスとしてポート/IPアドレス状態管理テーブル130の該当ポートの情報に記録する。また,代替IPアドレスが設定されたポートのマッピングフラグをONとする。なお,特にIPアドレスプール管理テーブル131でIPアドレスをプールしておくのではなく,スイッチングハブ装置10が属するネットワークのネットワークアドレスを元に割り当て可能なIPアドレスを選択し,それを代替IPアドレスとして割り当ててもよい。
IPアドレス変換制御部123は,IPアドレスの自動変換を行う手段である。IPアドレス変換制御部123は,ポートがデータを受信すると,そのポートがIPアドレス変換を行うポートであるかをポート/IPアドレス状態管理テーブル130で確認し,IPアドレス変換を行うポートである場合(マッピングフラグがONである場合)には,データの送信元IPアドレスをポート/IPアドレス状態管理テーブル130に設定された代替IPアドレスに変換する。また,データの送信先のポートがIPアドレス変換を行うポートである場合には,宛先IPアドレスが代替IPアドレスである可能性があるため,宛先IPアドレスをポート/IPアドレス状態管理テーブル130に記録されている送信先のポートのIPアドレスに変換する。
管理テーブル部13は,各テーブルを管理する部分であり,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130,IPアドレスプール管理テーブル131を備える。
ポート/IPアドレス状態管理テーブル130は,スイッチングハブ装置10に接続されたPCクライアント20のIPアドレスの設定状態を管理するテーブルである。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130によって,各ポートに接続されたPCクライアント20に設定されているIPアドレスや,IPアドレスが重複している場合に使用する代替IPアドレスなどが管理される。
図3は,ポート/IPアドレス状態管理テーブルの例を示す図である。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130は,スイッチングハブ装置10の各ポートごとに,ポート番号,IPアドレス,代替IPアドレス,状態の情報から構成される。
図3のポート/IPアドレス状態管理テーブル130において,ポート番号は,各ポートに割り振られた番号である。IPアドレスは,そのポートに接続されたPCクライアント20に設定されているIPアドレスである。代替IPアドレスは,そのポートのIPアドレスが他のポートのIPアドレスと重複している場合に,変換用に特別に割り当てられたIPアドレスである。状態は,そのポートから受信されたデータのIPアドレスを代替IPアドレスに変換するかどうかを示すフラグであり,図3の例では,“OK”がIPアドレスの変換不要(マッピングフラグOFF)を示し,“map”がIPアドレスの変換必要(マッピングフラグON)を示す。
IPアドレスプール管理テーブル131は,代替IPアドレスとして使用可能なIPアドレスがあらかじめ複数プール(予約)されているテーブルである。プールされているIPアドレスは,あらかじめ選抜されたものであってもよいし,割り当て可能なIPアドレスすべてであってもよい。
図4は,ポート/IPアドレスの状態管理の例を説明する図である。ここでは,スイッチングハブ装置10に接続されたPCクライアント20は,重複IPアドレス検出のためのARP要求を発行するものとする。
まず,スイッチングハブ装置10のポートp1にPCクライアント20aが接続されると(図4(A)),PCクライアント20aから,宛先IPアドレスがIPアドレスip1であるARP要求が発行される。このとき,スイッチングハブ装置10は,ARP要求の送信元IPアドレスからPCクライアント20aのIPアドレスip1を取得し,そのIPアドレスip1をポート/IPアドレス状態管理テーブル130のポート番号p1に記録する。このとき,他のポートに同じIPアドレスが設定された機器が接続されていないので代替IPアドレスは設定されず,ポートp1の状態は“OK”となる。
次に,スイッチングハブ装置10のポートp2にPCクライアント20bが接続されると(図4(B)),PCクライアント20bから,宛先IPアドレスがIPアドレスip2であるARP要求が発行される。このとき,スイッチングハブ装置10は,ARP要求の送信元IPアドレスからPCクライアント20bのIPアドレスip2を取得し,そのIPアドレスip2をポート/IPアドレス状態管理テーブル130のポート番号p2に記録する。このとき,他のポートに同じIPアドレスが設定された機器が接続されていないので代替IPアドレスは設定されず,ポートp2の状態は“OK”となる。
さらに,スイッチングハブ装置10のポートp3にPCクライアント20cが接続されると(図4(C)),PCクライアント20cから,宛先IPアドレスがIPアドレスip1であるARP要求が発行される。このとき,スイッチングハブ装置10は,ARP要求の送信元IPアドレスからPCクライアント20cのIPアドレスip1を取得し,そのIPアドレスip1をポート/IPアドレス状態管理テーブル130のポート番号p3に記録する。
ところが,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130を見ると,IPアドレスip1がすでにポートp1に接続された機器に設定されていることがわかる。スイッチングハブ装置10は,IPアドレスプール管理テーブル131からすでに他の機器で使用されているip1,ip2以外のIPアドレスipx1を取得し,それをポートp3の代替IPアドレスとして設定する。代替IPアドレスが設定されたので,ポートp3の状態は“map”(マッピングフラグON)となる。以後,PCクライアント20cが通信を行う場合には,スイッチングハブ装置10でIPアドレスの変換が行われる。
なお,PCクライアント20cから発行されるARP要求の宛先IPアドレスはIPアドレスip1であるので,PCクライアント20aが重複IPアドレスを示すARP応答を送信することになる。スイッチングハブ装置10は,PCクライアント20aからのARP応答が重複IPアドレスを示すARP応答であると判断すると,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130でARP要求の発信元であるポートp3にすでに代替IPアドレスが設定されているので,重複IPアドレスを示すARP応答を破棄する。PCクライアント20cは,重複IPアドレスを示すARP応答を受け取らないので,正常にネットワークが接続されているものと判断する。
ここで,スイッチングハブ装置10への接続時に重複IPアドレス検出のためのARP要求を発行しない機器が接続されている場合には,ARP要求だけで重複IPアドレスが検出されない場合がある。例えば,図4において,PCクライアント20aがその接続時にARP要求を行っていないと,ポートp1の情報は記録されない。この状態でPCクライアント20cを接続しても,PCクライアント20cによるARP要求の発行段階では,重複IPアドレスを検出できない。そのため,重複IPアドレス検出のためのARP要求を発行しない機器を接続するような場合には,ARP応答についても重複IPアドレスのチェックを行う必要がある。
図4(C)の状態でのPCクライアント20同士の通信について説明する。例えば,PCクライアント20cがPCクライアント20bにデータを送信する場合,PCクライアント20cは,普通にデータの送信元IPアドレスをip1(自機器に設定されているIPアドレス)として送信する。スイッチングハブ装置10は,ポートp3からデータを受信すると,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130でポートp3が受信したデータはIPアドレスの変換が必要であることを確認し,受信データの送信元IPアドレスip1をポート/IPアドレス状態管理テーブル130で設定された代替IPアドレスipx1に変換し,PCクライアント20bが接続されたポートp2に送信する。PCクライアント20bは,受信されたデータからPCクライアント20cのIPアドレスはipx1であると認識する。
PCクライアント20bがPCクライアント20cにデータを送信する場合,PCクライアント20bは,データの宛先IPアドレスをipx1として送信する。スイッチングハブ装置10は,ポートp2から受信したデータがポートp3のPCクライアント20cに送信するデータであることを,データの宛先MACアドレスで確認する。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130でポートp3がIPアドレスの変換を行うポートであることを確認し,データの宛先IPアドレスを代替IPアドレスipx1から本当のPCクライアント20cのIPアドレスip1に変換し,データをポートp3に送信する。
このように,PCクライアント20c以外の機器はPCクライアント20cのIPアドレスがipx1であると認識して通信を行っているが,PCクライアント20cは自らに設定されたIPアドレスip1で通信を行っている。すなわち,PCクライアント20cは,自らのIPアドレスがIPアドレスの衝突回避のために代替IPアドレスipx1に変換されていることをまったく意識せずに,自らに設定されたIPアドレスip1を用いて通信を行うことができる。ここでは,重複IPアドレスの検出からIPアドレスの変換までを,IPアドレスの変換を行っていることを他の機器に一切通知せずに,すべてスイッチングハブ装置10が自動的に行う。
次に,データ送受信時のスイッチングハブ装置10での処理の流れについて,図5〜7を用いて説明する。
図5,図6は,スイッチングハブ装置によるデータ受信処理フローチャートである。スイッチングハブ装置10は,いずれかのポートからデータを受信すると(ステップS10),ポート/IPアドレス状態管理テーブル130を参照し,データを受信したポートがIPアドレスの変換を行うポートであるかを確認する(ステップS11)。IPアドレスの変換を行うポートであれば,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130に従って,受信データの送信元IPアドレスを代替IPアドレスに変換し(ステップS12),対応するプロトコル処理実行後,対象ポートへのデータ送信処理を行う(ステップS13)。
ステップS11において,データを受信したポートがIPアドレスの変換を行うポートでなければ,受信したデータのプロトコルがARPであるかを確認し(ステップS14),受信したデータのプロトコルがARPでなければ,対応するプロトコル処理実行後,対象ポートへのデータ送信処理を行う(ステップS13)。
ステップS14において,受信したデータのプロトコルがARPであれば,それがARP要求であるかを確認し(ステップS15),ARP要求であれば,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130を参照し,ARP要求の送信元IPアドレスと同一のIPアドレスを使用している別ポートが存在するかを確認する(ステップS16)。
ステップS16において,同一IPアドレスの別ポートが存在しない場合には,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130に,データを受信したポートのポート番号,IPアドレス,状態などの情報を記録する(ステップS17)。対応するプロトコル処理実行後,対象ポートへのデータ送信処理を行う(ステップS13)。
ステップS16において,同一IPアドレスの別ポートが存在する場合には,IPアドレスプール管理テーブル131から他の機器で使用されていないIPアドレスを取得し,取得されたIPアドレスを,データを受信したポートの代替IPアドレスとする(ステップS18)。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130に,データを受信したポートのポート番号,IPアドレス,代替IPアドレス,状態などの情報を記録する(ステップS19)。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130に従って,受信データの送信元IPアドレスの変換を行い(ステップS20),対応するプロトコル処理実行後,対象ポートへのデータ送信処理を行う(ステップS13)。
ステップS15において,データがARP要求でなければ(ARP応答であれば),それが重複IPアドレスを示すARP応答であるかを確認する(ステップS21)。
ステップS21において,重複IPアドレスを示すARP応答であれば,ARP要求を受信したポートのマッピングフラグがONであるか(状態の項目が“map”であるか)をポート/IPアドレス状態管理テーブル130で確認し(ステップS22),マッピングフラグがONでなければ,IPアドレスプール管理テーブル131から他の機器で使用されていないIPアドレスを取得し,取得されたIPアドレスをARP要求を受信したポートの代替IPアドレスとする(ステップS23)。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130のARP要求を受信したポートについて,代替IPアドレス,状態などの情報を更新する(ステップS24)。
ARP応答を受信したポートの情報がポート/IPアドレス状態管理テーブル130にあるかを確認し(ステップS25),ARP応答を受信したポートの情報がなければ,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130に,ARP応答を受信したポートのポート番号,IPアドレス,状態などの情報を記録する(ステップS26)。
ポート/IPアドレス状態管理テーブル130を参照し,ARP応答を受信したポートのIPアドレスと同一のIPアドレスを使用している別ポートが存在するかを確認する(ステップS27)。同一IPアドレスの別ポートが存在しない場合には,そのままARP応答を破棄する(ステップS28)。
ステップS27において,同一IPアドレスの別ポートが存在する場合には,IPアドレスプール管理テーブル131から他の機器で使用されていないIPアドレスを取得し,取得されたIPアドレスをARP応答を受信したポートの代替IPアドレスとする(ステップS29)。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130のARP応答を受信したポートについて,代替IPアドレス,状態などの情報を更新し(ステップS30),ARP応答を破棄する(ステップS28)。
ステップS21において,重複IPアドレスを示すARP応答でなければ,ARP応答を受信したポートの情報がポート/IPアドレス状態管理テーブル130にあるかを確認し(ステップS31),ARP応答を受信したポートの情報がなければ,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130にARP応答を受信したポートのポート番号,IPアドレス,状態などの情報を記録する(ステップS32)。
ポート/IPアドレス状態管理テーブル130を参照し,ARP応答を受信したポートのIPアドレスと同一のIPアドレスを使用している別ポートが存在するかを確認する(ステップS33)。
ステップS33において,同一IPアドレスの別ポートが存在する場合には,IPアドレスプール管理テーブル131から他の機器で使用されていないIPアドレスを取得し,取得されたIPアドレスをARP応答を受信したポートの代替IPアドレスとする(ステップS34)。ポート/IPアドレス状態管理テーブル130のARP応答を受信したポートについて,代替IPアドレス,状態などの情報を更新し(ステップS35),ARP応答を破棄する(ステップS28)。
ステップS33において,同一IPアドレスの別ポートが存在しない場合には,対応するプロトコル処理実行後,対象ポートへのデータ送信処理を行う(ステップS13)。
図7は,スイッチングハブ装置によるデータ送信処理フローチャートである。スイッチングハブ装置10は,データ送信処理が発生すると(ステップS40),ポート/IPアドレス状態管理テーブル130を参照し,データを送信するポートがIPアドレスの変換を行うポートであるかを確認する(ステップS41)。IPアドレスの変換を行うポートであれば,ポート/IPアドレス状態管理テーブル130に従って,送信データの宛先IPアドレスを本来のIPアドレスに変換し(ステップS42),対象ポートにデータを送信する(ステップS43)。
以上説明したように,スイッチングハブ装置10は,重複IPアドレスを検出すると,IPアドレスの重複が検出されたポートに自動的に代替IPアドレスを割り当て,そのポートに関する通信が発生するたびに自動的にIPアドレスの変換を行うことにより,IPアドレスの衝突を回避する。スイッチングハブ装置10は重複IPアドレスが検出されたことやIPアドレスの変換が行われていることを他の機器に通知しないので,スイッチングハブ装置10以外の機器では,重複IPアドレスの発生やIPアドレスの変換をまったく意識せずに,通信を行うことができる。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明はこれに限られるものではない。例えば,本実施の形態では重複IPアドレスの検出や代替IPアドレスの設定の契機としてARPの検出を用いているが,ARP以外のプロトコル通信を契機に重複IPアドレスの検出や代替IPアドレスの設定を行ってもよい。
本発明の実施の形態によるスイッチングハブ装置のブロック構成例を示す図である。 スイッチングハブ装置の接続状況の例を示す図である。 ポート/IPアドレス状態管理テーブルの例を示す図である。 ポート/IPアドレスの状態管理の例を説明する図である。 スイッチングハブ装置によるデータ受信処理フローチャートである。 スイッチングハブ装置によるデータ受信処理フローチャートである。 スイッチングハブ装置によるデータ送信処理フローチャートである。
符号の説明
10 スイッチングハブ装置
11 基本制御部
110 ポートデータ入出力制御部
111 ハブ機能基本制御部
12 重複IPアドレス対応制御部
120 プロトコルチェック制御部
121 重複IPアドレスチェック制御部
122 マッピング管理制御部
123 IPアドレス変換制御部
13 管理テーブル部
130 ポート/IPアドレス状態管理テーブル
131 IPアドレスプール管理テーブル

Claims (5)

  1. 複数の機器をネットワークに接続するためのスイッチングハブ装置であって,
    各ポートが受信したデータから,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得する手段と,
    各ポートと各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスとの対応を記録する手段と,
    IPアドレスの重複を検出する手段と,
    IPアドレスの重複が検出された場合に,各ポートに接続された機器で使用されていないIPアドレスを代替IPアドレスとして取得し,その代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てる手段と,
    前記IPアドレスの重複が検出されたポートと割り当てられた代替IPアドレスとの対応を記録する手段と,
    前記代替IPアドレスが割り当てられたポートがデータを受信した場合に,受信データの送信元IPアドレスを受信ポートに対応する代替IPアドレスに変換する手段と,
    前記代替IPアドレスが割り当てられたポートにデータを送信する場合に,送信データの宛先IPアドレスを送信ポートに対応するIPアドレスに変換する手段とを備える
    ことを特徴とするスイッチングハブ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチングハブ装置において,
    前記各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得する手段は,各ポートが受信したARPデータから,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得する
    ことを特徴とするスイッチングハブ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスイッチングハブ装置において,
    あらかじめ複数のIPアドレスをプールする手段を備え,
    前記代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てる手段は,IPアドレスの重複が検出された場合に,前記IPアドレスをプールする手段から各ポートに接続された機器で使用されていないIPアドレスを代替IPアドレスとして取得し,その代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てる
    ことを特徴とするスイッチングハブ装置。
  4. 請求項3に記載のスイッチングハブ装置において,
    IPアドレスの設定状態を管理するIPアドレス管理テーブルをさらに備え,
    IPアドレスの重複が検出された場合に,前記IPアドレス管理テーブルに基づいて既に他のポートに割り当て済みのIPアドレスを判断し,前記IPアドレスをプールする手段から各ポートに接続された機器で使用されていないIPアドレスを代替IPアドレスとして取得し,新たに使用されたIPアドレスを前記IPアドレス管理テーブルに設定する
    ことを特徴とするスイッチングハブ装置。
  5. ネットワークに接続された機器に設定されたIPアドレスの重複の検出と,重複するIPアドレスの変換とを,スイッチングハブ装置で自動的に行う重複IPアドレス自動変換方法であって,
    前記スイッチングハブ装置が,
    各ポートが受信したデータから,各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスを取得する過程と,
    各ポートと各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスとの対応を記録する過程と,
    IPアドレスの重複を検出する過程と,
    IPアドレスの重複が検出された場合に,各ポートに接続された機器で使用されていないIPアドレスを代替IPアドレスとして取得し,その代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てる過程と,
    前記IPアドレスの重複が検出されたポートと割り当てられた代替IPアドレスとの対応を記録する過程と,
    前記代替IPアドレスが割り当てられたポートがデータを受信した場合に,受信データの送信元IPアドレスを受信ポートに対応する代替IPアドレスに変換する過程と,
    前記代替IPアドレスが割り当てられたポートにデータを送信する場合に,送信データの宛先IPアドレスを送信ポートに対応するIPアドレスに変換する過程とを有する
    ことを特徴とする重複IPアドレス自動変換方法。
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