JP4670946B2 - 無線通信装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線ネットワークに接続可能な無線通信装置に関し、特に、無線ネットワークを識別可能な識別子を出力するための技術に関するものである。
近時、無線LAN(Local Area Network/以下、無線LANを「無線ネットワーク」という。)が普及し、複数の無線ネットワークが併存している環境も多く存在している。ここで、無線ネットワークに接続するためには、接続対象の無線ネットワークに合致する所定の無線設定を無線通信装置に施す必要がある。かかる状況において、ユーザが接続対象の無線ネットワークを選択できるようにするため、例えば、無線ネットワークを形成するアクセスポイント各々からの電波に基づいて、1又は複数のSSID(Service Set Identifier)をリストとして提示する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−141012号公報 特開2005−33285号公報 特開2005−39571号公報 特開2007−228537号公報
ところで、無線ネットワークが複数併存し、SSIDのような無線ネットワークを識別可能な識別子が、多数検出される環境において、全ての識別子が出力されると、その中から目的となる識別子を選択する作業は、ユーザにとって困難な作業となる。
本発明は、ユーザが接続対象の無線ネットワークの識別子を容易に選択することができる技術を提供することを目的とする。
上記従来の課題に鑑みなされた本発明の無線通信装置は、無線ネットワークと、この無線ネットワークとは別のIPネットワークと、の双方を介して取得された無線ネットワークを識別する第1種の識別子を、無線ネットワーク又はIPネットワークのいずれか一方のみによって取得された他の識別子と区別した状態で、出力手段に出力することとしたものである。
本発明を反映した第1の課題解決手段は、無線通信装置であって、第1種の外部装置からの電波に基づいて検出された前記第1種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第1の取得手段と、前記無線通信装置が既に接続しているIPネットワークを介して、第2種の外部装置から前記第2種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段との双方によって取得された第1種の識別子を、前記第1種の識別子と、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段とのうちいずれか一方のみによって取得された他の識別子と、が区別された状態で、出力手段に出力する出力制御手段と、を備えることを特徴とする無線通信装置である。
これによれば、無線通信装置に電波の届く範囲に位置する第1種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子のうち、無線通信装置にIPネットワークを介して識別子を提供できる第2種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を、他の無線ネットワークの識別子と区別して出力することができる。なお、第2種の外部装置は、既に、無線通信装置と同一のIPネットワークを介して接続されているため、ユーザは、このような第2種の外部装置を選択する可能性が高いと考えられる。ここで、無線通信装置は、必ずしも1つの装置である必要はなく、例えば、2つの装置による構成であってもよい。また、IPネットワークは、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標) Network/有線ネットワーク)又はIEEE802.11に準拠したネットワーク(無線ネットワーク)のいずれのネットワークであってもよい。
第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段の無線通信装置であって、前記他の識別子は、前記第1の取得手段のみによって取得された第2種の識別子を含み、前記出力制御手段は、前記第1種の識別子とともに、前記第2種の識別子を前記出力手段に出力することを特徴とする。これによれば、利用できる無線ネットワークを識別する識別子を全て出力することができる。
第3の課題解決手段は、第1の課題解決手段の無線通信装置であって、前記出力制御手段は、前記他の識別子を前記出力手段に出力しないことを特徴とする。これによれば、第2種の識別子が出力されることを防止することができる。
第4の課題解決手段は、第1又は第2の課題解決手段の無線通信装置であって、前記他の識別子は、前記第2の取得手段のみによって取得された第3種の識別子を含み、前記出力制御手段は、前記第3種の識別子を前記出力手段に出力しないことを特徴とする。これによれば、第2種の識別子が出力されることを防止することができる。
第5の課題解決手段は、第1乃至第4の課題解決手段のうちいずれか1つの無線通信装置であって、前記第2の取得手段は、SNMPプロトコルを利用して前記識別子を取得することを特徴とする。これによれば、識別子を取得することができる。
第6の課題解決手段は、第1乃至第5の課題解決手段のうちいずれか1つの無線通信装置であって、前記出力制御手段によって2以上の前記第1種の識別子が出力される場合に、ユーザによって選択される前記第1種の識別子に対応する無線ネットワークへ接続する無線接続手段を備えることを特徴とする。これによれば、選択される第1種の識別子に対応する無線ネットワークに接続することができる。
第7の課題解決手段は、無線通信装置を制御するコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、前記コンピュータを、第1種の外部装置からの電波に基づいて検出された前記第1種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第1の取得手段と、前記無線通信装置が既に接続しているIPネットワークを介して、第2種の外部装置から前記第2種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段との双方によって取得された第1種の識別子を、前記第1種の識別子と、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段とのうちいずれか一方のみによって取得された他の識別子と、が区別された状態で、出力手段に出力する出力制御手段として機能させるためのプログラムである。
これによれば、無線通信装置に電波の届く範囲に位置する第1種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子のうち、無線通信装置にIPネットワークを介して識別子を提供できる第2種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を、他の無線ネットワークの識別子と区別して出力する処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明によれば、ユーザが接続対象の無線ネットワークの識別子を容易に選択可能で、ユーザの負荷を軽減できる新たな無線通信装置及びプログラムを得ることができる。
本発明を反映した上記課題解決手段を実施するための実施形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。なお、上記課題解決手段は以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。
(システムの構成)
図1は、システム全体を示す図である。IPネットワーク10には、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)200と、2つのアクセスポイント300A,300Bが接続されている。パソコン200には、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能等の複数の機能を実行可能な複合機400がUSB(Universal Serial Bus)接続されている。パソコン200は、後述する複合機400への無線設定に関する処理(以下、「無線設定処理」という。)を実行する。なお、パソコン200と複合機400との接続はUSB接続に限らず、他の接続形態であってもよい。例えば、パソコン200が無線インターフェースを備えている場合、アドホックモードによる無線接続とすることもできる。また、パソコン200と複合機400とは、IPネットワーク10を介して接続されていてもよい。
図1には、IPネットワーク10の他、これに隣接して、IPネットワーク20が形成されている。例えば、IPネットワーク10とIPネットワーク20は、隣接する住宅各々に形成されたネットワーク、又は企業内に形成された(部門毎に形成された)異なる2つのネットワーク各々に相当する。IPネットワーク20には、アクセスポイント300Cと、パソコン500が接続されている。アクセスポイント300Cによって形成される無線ネットワーク30には、パソコン600が属している。パソコン500とパソコン600とは、アクセスポイント300Cを介してデータ通信することができる。なお、IPネットワーク10及びIPネットワーク20は、有線ネットワーク(Ethernet(登録商標) network)又は無線ネットワーク(IEEE802.11 network)のいずれであってもよい。
ここで、複合機400は、アクセスポイント300A,300Cが送信する電波、例えば、ビーコン信号を受信することができる。換言すれば、アクセスポイント300A,300Cは、複合機400に電波の届く範囲に位置する。これに対し、複合機400は、アクセスポイント300Bが送信する電波を、受信することができない。換言すれば、アクセスポイント300Bは、複合機400に電波の届く範囲外に位置する。なお、ビーコン信号には、例えば、アクセスポイントによって形成される無線ネットワークを識別する識別子であるSSID(以下、アクセスポイントによって形成される無線ネットワークを識別するSSIDを、単に「アクセスポイントのSSID」という。)が含まれる。
図2は、図1に示す各装置の機能ブロックを示す図である。なお、アクセスポイント300B、300Cついては、アクセスポイント300Aと同一の構成であるため、その記載を省略している。また、パソコン500,600についてもパソコン200と同様(パソコン500,600は、パソコン200が実行する後述する複合機400に対する無線設定処理の実行に関するプログラムを記憶していない点、相違する。)の構成であるため、その記載を省略している。なお、アクセスポイント300A,300B,300Cは、従来のアクセスポイントと同一であり、また、パソコン500,600は、従来のパソコンと同一である。
先ず、パソコン200は、自装置の制御を司る制御部210と、後述する複合機400に対する無線設定処理を実行するためのプログラム224等を記憶する記憶部220とを備える。制御部210は、演算処理を実行するCPUと、各種プログラムを記憶するROMと、作業領域としてのRAMとにより構成される。記憶部220は、例えば、ハードディスクで構成されている。また、パソコン200は、キーボード及びマウスから構成され、プログラムの実行に用いられる各種データの入力インターフェース(以下、インターフェースを「I/F」という。)としての機能を実現する操作部230と、各種情報を表示する表示部240と、USB接続を実現するUSBI/F250と、有線ネットワークへの接続I/Fとしての有線I/F260と、インフラストラクチャモード及びアドホックモードによる無線通信(無線接続)を実行する無線I/F270とを備える。ここで、図2では、パソコン200は有線I/F260を介してIPネットワーク10に接続された構成を示すが、上述したとおり、IPネットワーク10は、有線ネットワーク又は無線ネットワークのいずれであってもよく、図1及び図2とは異なり、例えば、IPネットワーク10が無線ネットワークであれば、パソコン200は、無線I/F270を介してIPネットワーク10に接続される。なお、パソコン200の基本的構成は、従来から利用されているパーソナルコンピュータと同様である。
制御部210を構成するCPUが、例えば、操作部230を介して入力されたデータと、有線I/F260、無線I/F270等を用いて取得したデータとを用いて、ROM及び記憶部220に記憶されるプログラム224をRAM上で実行することで、各種処理が実行され、これによって各種機能手段(例えば、第1種の取得手段、第2種の取得手段、出力制御手段)が構成される。
アクセスポイント300Aは、自装置の制御を司り、CPU、ROM及びRAMにより構成される制御部310と、例えば、不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)により構成され、無線設定を記憶する記憶部320と、各種装置から送信されるデータを受信し、送信する無線I/F330と、IPネットワーク10との接続を実現する有線I/F340とを備える。ここで、記憶部320には、無線設定として、無線ネットワークを識別するSSIDの他、認証方式、暗号化方式及びネットワークキー(ネットワークパスワード)等が登録される。また、記憶部320は、SNMPプロトコル(Simple Network Management Protocol)を用いた管理の対象となるデータベース(MIB(Management Information Base)/以下、「MIB」という。)322を記憶する。
複合機400は、自装置の制御を司る制御部410と、例えば、無線接続のための無線設定を記憶する記憶部420とを備える。ここで、制御部410は、例えば、演算処理を実行するCPUと、各種プログラムを記憶するROMと、作業領域としてのRAMとにより構成される。記憶部420は、例えば、不揮発性のメモリ(例えば、EEPROM)又はハードディスクによって構成されている。
また、複合機400は、例えば、アクセスポイント300Aとインフラストラクチャモードでの無線通信(無線接続)を行う無線I/F430と、例えば、パソコン200又はアクセスポイント300Aを介して図2には図示されていない他のパソコンから送信されたプリントデータを印刷するプリント機能及びコピー機能の実行に用いられる印刷部440と、原稿載置部(図2において描画せず)に置かれた原稿をスキャンするスキャナ部450と、データの入力I/Fとしての機能を実現する操作部460と、各種情報を表示する表示部470と、USB接続を実現するUSBI/F480とを備える。操作部460は、例えば、方向キー、文字入力が可能なテンキーボード及び確定ボタン等により構成される。
制御部410を構成するCPUがROMに記憶されるプログラムを実行することで、各種処理が実行される。その際、RAMには、各種データ、例えば、無線I/F430が受信したデータと、操作部460を介して入力されたデータとが入力され、保持される。CPUは、これらデータを用いた処理を実行するためRAMにアクセスする。したがって、CPUがROMに記憶されている各種プログラムをRAM上で実行することで、各種処理が実行され、これによって各種機能手段が構成される。
(無線設定処理)
次に、複合機400がアクセスポイント300Aに無線接続できるようにするために、パソコン200で実行される複合機400に対する無線設定処理について説明する。なお、これら処理を経て、複合機400が、例えば、アクセスポイント300Aに無線接続できるようになったとき、上述のような図1には図示されていないパソコンからの印刷データの受信、又は複合機400においてスキャンした画像データを、このパソコンに送信することが可能となる。
図3及び図4に基づき、パソコン200で実行される無線設定処理について説明する。先ず、パソコン200の制御部210は、ユーザが操作部230を介して行ったこの処理の開始指示を取得(検出)した場合、記憶部220にインストールされたプログラム224を起動し、この処理を開始するとともに、表示部240にデバイス選択画面を表示する。この表示にしたがい、ユーザが操作部230を介して選択したデバイスを、制御部210は無線設定の対象デバイスとして選択する(S100)。ここで、デバイス選択画面には、パソコン200にUSBI/F250を介してUSB接続され、既に、制御部210が検出(パソコン200にインストールされているOS(Operating System)が備えるエミュレーション機能により検出)しているデバイスが含まれ、これらデバイスが一覧表示される。なお、USB接続されているデバイスが1台である場合、ユーザの選択を要件とせずに、検出済みのデバイスを無線設定の対象デバイスとして自動的に選択する。
S100を実行後、制御部210は処理をS102に移行し、S100で選択された対象デバイス(図1に基づけば、複合機400。以下の説明では、対象デバイスを複合機400として説明する。)に対し、USBI/F250を制御し、無線ネットワーク検索の指示を送信する(S102)。制御部210は、無線ネットワーク検索の指示を送信後、無線ネットワーク検索結果を受信する間、表示部240に検索中である旨を示すメッセージ(ダイアログ)を表示する。
複合機400の制御部410はUSBI/F480を制御し、パソコン200から送信されてくる無線ネットワーク検索の指示を受信し、取得する。その後、この無線ネットワーク検索に応じ、無線I/F430を制御して周辺の外部装置を検索する。図1に基づけば、アクセスポイント300A,300Cが検索される。検索は、例えば、外部装置から出力されるビーコン信号を受信して行われる。そして、制御部410は、無線I/F430が受信したビーコン信号に含まれるSSIDを取得し、取得したSSIDに基づいた無線ネットワーク検索結果を生成する。なお、複合機400の制御部410は、USBI/F480を制御し、無線ネットワーク検索結果を、要求元であるパソコン200に送信する。複合機400に電波の届く範囲にアドホックモードによる無線ネットワークを形成する外部装置(図1において図示せず)が存在すれば、制御部410は、アドホックモードの外部装置が送信するビーコン信号(電波)を受信する。換言すれば、制御部410は、アドホックモードの外部装置によって形成される無線ネットワークのSSIDを取得し、これを含む無線ネットワーク検索結果を生成する。
パソコン200の制御部210は、USBI/F250を制御し、複合機400から送信された無線ネットワーク検索結果を受信し、自身を構成するRAM上に記憶(取得)し(S104)、処理をS106に移行する。S106で制御部210は、パソコン200が属するIPネットワーク10、換言すれば、パソコン200と同一のサブネットワークに属するアクセスポイントを検索し、同一サブネットワークのアクセスポイントのSSIDを取得する。図1に基づけば、アクセスポイント300A,300BのSSIDが取得される。
ここで、検索は次のように行われる。すなわち、制御部210は、SNMPプロトコルを利用し、IPネットワーク10に接続されたデバイスが記憶するMIBに登録されているデバイスの種別に対応する第1のオブジェクトID(Object ID/以下、「OID」という。)と、デバイスが属する無線ネットワークのSSIDに対応する第2のOIDと、を指定した要求(Get Request)を、有線I/F260(IPネットワーク10が無線ネットワークである場合、無線I/F270)からIPネットワーク10にブロードキャスト送信する。そして、この要求に対する応答(Get Response)を取得する。パソコン200からの要求(Get Request)を受信したデバイス、例えば、アクセスポイント300Aの制御部310は、要求に含まれる各OIDを解釈し、各OIDに対応する情報をMIB322から読み出し、これを含む応答(Get Response)を、パソコン200を宛先として送信する。IPネットワーク10に接続された他のデバイス、例えば、アクセスポイント300Bについても、アクセスポイント300Aと同一の処理を実行する。なお、IPネットワーク10とは異なるIPネットワークであるIPネットワーク20へは、このブロードキャストを送信することができないため、制御部210は、アクセスポイント300Cを検索することができない。
S106に続けて制御部210は、SSID選択処理を実行し(S108)、処理をS110に移行する。なお、S108のSSID選択処理については後述する。S110において、制御部210は、認証設定入力画面を表示する。図4は、認証設定入力画面を示す図である。認証設定入力画面は、無線通信モード(Mode)、認証方式(Authentication)、暗号化方式(Encryption)及びネットワークキー(Network Key)を入力可能な構成を有している。
SSID入力用ボックスには、S108のSSID選択処理にて特定され、制御部210を構成するRAM上に記憶されたSSID(後述する図5のS212,S216及び図7のS308,S316参照)がデフォルト状態で入力されている。また、無線通信モード(インフラストラクチャモード、アドホックモード)には、SSID入力用ボックスに入力されたSSIDに対応する無線通信モードがデフォルト状態で入力されている。認証方式(例えば、オープン、シェアードキー、WPA−PSK及びWPA2−PSK)と、暗号化方式(例えば、暗号化なし、WEP、TKIP及びAES。なお、図4においてはTKIP及びAESのみ表示)との入力は、プルダウンメニューを介して何れかの方式を選択することで行われる。ネットワークキーには、任意の文字列が操作部230を介して入力される。なお、以下において、認証方式と、暗号化方式と、ネットワークキーとを総称して「認証設定」という。
図4の認証設定入力画面の表示にしたがい、ユーザが操作部160を介して認証設定の入力を行い、確定操作(図4の「OK」ボタンを押下)を行ったとき、制御部210は、認証設定入力画面の各項目に対応するデータをRAM上の所定領域に記憶する(S112)。続けて、制御部210は、RAM上のSSID及び認証設定を、USBI/F250から複合機400に送信し(S114)、この無線設定処理を終了する。なお、複合機400において、制御部410は、USBI/F480を制御し、パソコン200から送信されるSSID及び認証設定を受信し、これらを記憶部420に無線設定として記憶する。
上記では、パソコン200と複合機400とがUSB接続された場合について説明した。しかし、上述したとおり、両者はアドホックモードによる無線接続とすることもできる。さらに、IPネットワーク10を介して接続することもできる。IPネットワーク10を介した接続の場合、パソコン200と複合機400との間で行われる通信は、例えば、IPネットワーク10が有線ネットワークであれば、パソコン200が備える有線I/F260と、複合機400が備える有線I/F(図2において図示せず)とを介して行われる。なお、パソコン200と複合機400とが、IPネットワーク10を介して接続されている場合、上記S100は次のように行われる。すなわち、パソコン200の制御部210は、IPネットワーク10に対してデバイス検索用のパケットを送信し、これの応答を受信し、通信可能なデバイスを特定し、特定されたデバイスを含むデバイス選択画面を表示部240に表示した上で、上記同様ユーザが選択したデバイスを対象デバイスとして選択する。ユーザが対象デバイスのIPアドレスを直接入力可能な構成を採用し、入力されたIPアドレスに基づき対象デバイスを選択する構成とすることもできる。
(SSID選択処理の第1形態)
図5及び図6に基づき、図3に示す無線設定処理のS108で実行されるSSID選択処理の第1形態について説明する。先ず、制御部210は、複合機400から受信した無線ネットワーク検索結果に含まれるSSID(図3のS104参照)と、SNMPプロトコルを利用してパソコン200が取得したSSID(図3のS106参照)と、を比較し、共通するSSIDを抽出し(S200)、処理をS202に移行する。S202では、制御部210は、S200において共通するSSIDが抽出されたか否かを判断する。判断の結果、共通するSSIDが抽出されなかった場合(S202:No)、制御部210は処理をS208に移行する。これに対し、共通するSSIDが抽出された場合(S202:Yes)、制御部210は、共通するSSID(以下、「第1種のSSID」という。)の無線ネットワークリストを表示部240に表示し(S204)、処理をS206に移行する。ここで、図1のシステムに基づけば、第1種のSSIDは、アクセスポイント300AのSSIDである。
すなわち、複合機400は、アクセスポイント300A,300Cのビーコン信号を受信できるのに対し、アクセスポイント300Bのビーコン信号を受信できない。そのため、無線ネットワーク検索結果(図3のS104参照)は、アクセスポイント300A,300CのSSIDを含むものの、アクセスポイント300BのSSIDを含まない。また、パソコン200は、自身が属するIPネットワーク10に接続されたアクセスポイント300A,300BのSSIDを取得できるのに対し、IPネットワーク10とは異なるIPネットワーク20に属するアクセスポイント300CのSSIDを取得できない(図3のS106参照)。したがって、共通する第1種のSSIDは、アクセスポイント300AのSSIDのみである。
図6(a)に示す画面1は、S204で表示部240に表示される無線ネットワークリストを示す図である。この画面1には、第1種のSSIDとして「WNWAP_A」が含まれるとともに、この「WNWAP_A」によって識別される無線ネットワークで利用されている電波のチャンネル数と、電波(信号)の強さと、無線ネットワークにおける通信で暗号化が利用されているか否かを示す情報と、が含まれている。なお、図5のS200で2以上の第1種のSSIDが抽出された場合、抽出された第1種のSSIDが全て表示される。画面1に含まれる「全て表示」ボタンを、ユーザが操作部230を介して押下した場合、複合機400(画面1において「デバイス」と記載)から利用可能な無線ネットワーク、換言すれば、無線ネットワーク検索結果に含まれるSSIDを全て表示することができる(後述する図6(b)参照)。具体的には、アクセスポイント300A,300CのSSID「WNWAP_A」,「WNWAP_C」が表示される。画面1の無線ネットワークリストにおいて、ユーザが操作部230を介して「前へ」ボタンを押下した場合、所定の画面が表示部240に表示される。
S206で制御部210は、図6(a)に示す画面1の無線ネットワークリストに応じ、ユーザがSSIDを選択したか否かを判断する。図6(a)に示す無線ネットワークリストでは、表示されているSSIDは1つであり(アクセスポイント300AのSSID)、ユーザはこれのみを選択することができる。なお、図6(a)に示す画面1の無線ネットワークリストに2以上のSSID(2以上の第1種のSSID)が表示されている場合、ユーザは操作部230を介してその中から何れか1つのSSIDを選択する。判断の結果、ユーザが表示されているSSIDを選択した場合(S206:Yes)、具体的には、ユーザが操作部230を介して、第1種のSSID「WNWAP_A」を選択し、「次へ」ボタンを押下した場合、制御部210は処理をS212に移行する。これに対し、ユーザが表示されているSSIDを選択しない場合(S206:No)、具体的には、ユーザが操作部230を介して、「全て表示」ボタンを押下した場合、制御部210は処理をS208に移行する。S208で制御部210は、図3のS104で取得した無線ネットワーク検索結果に含まれるSSIDを含む無線ネットワークリストを表示部240に表示し(S208)、処理をS210に移行する。
図6(b)に示す画面2は、S208で表示部240に表示される無線ネットワークリストを示す図である。ここで、SSID「WNWAP_C」は、無線ネットワーク検索結果のみに含まれるSSID、換言すれば、図3のS102で実行された検索(ビーコン信号の受信)によってのみ取得されたアクセスポイントのSSID(以下、「第2種のSSID」という。)である。図1に基づけば、アクセスポイント300Cによって形成される無線ネットワーク30を識別するSSIDである。上述したとおり、複合機400は、アクセスポイント300Cのビーコン信号を受信できるのに対し、アクセスポイント300Bのビーコン信号を受信できない。したがって、無線ネットワーク検索結果(図3のS104参照)は、アクセスポイント300CのSSIDを含むものの、アクセスポイント300BのSSIDを含まない。なお、上述したとおりアクセスポイント300Bは、複合機400に電波の届く範囲外に位置する外部装置である。ユーザによってアクセスポイント300Bのような外部装置のSSIDが選択されたとしても、複合機400はこのような外部装置を利用できず、このため、複合機400に電波の届く範囲外に位置する外部装置によるSSIDは、無線ネットワークリストに表示しないこととしている。
画面2(図6(b))の無線ネットワークリストにおいて、ユーザが操作部230を介して「前へ」ボタンを押下した場合、画面1(図6(a))の無線ネットワークリストが表示部240に表示される。なお、画面2に示す無線ネットワークリストの表示態様については、画面1の無線ネットワークリストの場合に表示された「全て表示」が表示されていない点を除き同一であり、詳細な説明は省略する。
S210で制御部210は、図6(b)に示す無線ネットワークリストに応じ、ユーザがSSIDを選択したか否かを判断する。判断の結果、ユーザが表示されているSSIDのいずれかを選択した場合(S210:Yes)、具体的には、ユーザが操作部230を介して、第1種のSSID「WNWAP_A」又は第2種のSSID「WNWAP_C」のいずれかを選択し、「次へ」ボタンを押下した場合、制御部210は処理をS212に移行する。S212で制御部210は、S206又はS210で選択されたSSIDを、自身を構成するRAM上に記憶し、この第1形態によるSSID選択処理を終了する。
また、S210の判断の結果、ユーザが表示されているSSIDを選択しない場合(S210:No)、具体的には、ユーザが、SSIDを選択することなく操作部230を介して「次へ」ボタンを押下した場合、制御部210は、表示部240にテキストボックス画面を表示する(S214)。図6(c)に示す画面3は、S214で表示部240に表示されるテキストボックス画面を示す図である。ユーザは、接続対象の無線ネットワークを識別するSSIDを、操作部230を介して直接入力することができる。画面3のテキストボックス画面には、図3のS106で実行されたSNMPプロトコルを利用した要求によって取得されたアクセスポイントのSSIDが参考情報として表示されている。なお、SSID「WNWAP_B」は、図3のS106で制御部210が実行したSNMPプロトコルを利用したブロードキャストによってのみ検索されたアクセスポイント300BのSSID(第3種のSSID)である。
画面3のテキストボックス画面において、ユーザが操作部230を介して「前へ」ボタンを押下した場合、画面2の無線ネットワークリストが表示部240に表示される。これに対し、ユーザが、入力操作部230を介して図6(c)に示すテキストボックス画面のSSID入力欄にSSIDを入力し、「次へ」ボタンを押下した場合、制御部210は、テキストボックス画面のSSID入力欄に入力されたSSIDをRAM上に記憶し(S216)、この第1形態によるSSID選択処理を終了する。
(SSID選択処理の第2形態)
図7及び図8に基づき、図3に示す無線設定処理のS108で実行されるSSID選択処理の第2形態について説明する。第1形態では、無線ネットワーク検索結果に含まれるSSID(図3のS104参照)と、パソコン200が取得したSSID(図3のS106参照)と、を比較し、共通する第1種のSSIDを抽出した際(図5のS200)、無線ネットワークリストは、第1種のSSIDのみを含む構成とした(図5のS204,図6(a)参照)。第2形態は、この点において相違する構成を採用する。以下、SSID選択処理の第2形態について説明する。なお、以下の説明において、上述した第1形態と共通する処理については、対応する処理(ステップ番号)を記載し、詳細な説明は省略する。
この処理を開始した制御部210は、先ず、S300及びS302を実行した上で、処理をS304又はS310に移行する。なお、S300は、図5のS200と同一であり、S302は、図5のS202と同一である。
S302の判断の結果、共通するSSIDである第1種のSSIDが抽出された場合(S302:Yes)、制御部210は、第1種のSSIDが、複合機400から受信した無線ネットワーク検索結果(図3のS104参照)に含まれる第1種のSSID以外のSSID(第2種のSSID)と区別された無線ネットワークリストを表示部240に表示し(S304)、処理をS306に移行する。ここで、図1のシステムに基づけば、S304で表示される無線ネットワークリストに含まれる第1種のSSIDは、アクセスポイント300AのSSIDであり、第2種のSSIDは、アクセスポイント300CのSSIDである。その理由については、上述したとおりである。
図8(a)に示す画面4は、S304で表示部240に表示される無線ネットワークリストを示す図である。この画面4の無線ネットワークリストは、第1種のSSID「WNWAP_A」を、無線ネットワーク検索結果のみに含まれるSSIDである第2種のSSID「WNWAP_C」と区別し示した構成を有する。具体的には、第1種のSSID「WNWAP_A」が記載されたレコードに「星マーク」が記載される。なお、画面4の無線ネットワークリストにおいても、結果的に複合機400が利用することができない外部装置による第3種のSSIDは表示されない。また、S304に相当する第1形態のS204(図5参照)にて表示された画面1(図6(a)参照)に含まれた「全て表示」を、画面4が含まない点を除き(画面4では、既に無線ネットワーク検索結果に含まれるSSIDが全て表示されている。)、画面4は画面1と同様の表示態様であり、したがって、画面4の詳細については省略する。
S306で制御部210は、図8(a)に示す画面4の無線ネットワークリストに応じ、ユーザがSSIDを選択したか否かを判断する。判断の結果、ユーザが表示されているSSIDのいずれか一方を選択した場合(S306:Yes)、制御部210は、S306で選択されたSSIDを、自身を構成するRAM上に記憶し(S308)、この第2形態によるSSID選択処理を終了する。例えば、ユーザが操作部230を介して第1種のSSID「WNWAP_A」を選択し、「次へ」ボタンを押下した場合、制御部210は、第1種のSSID「WNWAP_A」をRAM上に記憶し(S308)、この第2形態によるSSID選択処理を終了する。これに対し、ユーザが表示されているいずれのSSIDも選択しない場合(S306:No)、具体的には、ユーザが、第1種のSSID「WNWAP_A」及び第2種のSSID「WNWAP_C」のいずれも選択することなく操作部230を介して「次へ」ボタンを押下した場合、制御部210は処理をS314に移行する。
S302の判断の結果、共通するSSID(第1種のSSID)が抽出されなかった場合(S302:No)、制御部210はS310及びS312を実行し、続けて、S308又はS314を実行する。ここで、S310は図5のS208と同一であり、また、S312は図5のS210と同一である。なお、S312で判断が肯定された場合、制御部210は、上述したS308を実行する。
S314で制御部210は、表示部240にテキストボックス画面を表示する(S308)。図8(b)に示す画面5は、S308で表示部240に表示されるテキストボックス画面を示す図である。ユーザは、接続対象の無線ネットワークを識別するSSIDを、操作部230を介して直接入力することができる。画面5のテキストボックス画面において、ユーザが操作部230を介して「前へ」ボタンを押下した場合、画面4の無線ネットワークリストが表示部240に表示される。これに対し、ユーザが、SSID操作部230を介して図8(b)に示すテキストボックス画面のSSID入力欄にSSIDを入力し、「次へ」ボタンを押下した場合、制御部210は、テキストボックス画面のSSID入力欄に入力されたSSIDをRAM上に記憶し(S316)、この第2形態によるSSID選択処理を終了する。
以上の説明において、パソコン200と複合機400とが、本発明の無線通信装置に対応する。また、アクセスポイント300A,300Cが、本発明の第1種の外部装置に対応し、アクセスポイント300A,300Bが、本発明の第2の外部装置に対応する。さらに、パソコン200の制御部210が、本発明の第1の取得手段と、第2の取得手段と、出力制御手段と、無線接続手段と、に対応し、表示部240が、本発明の出力手段に対応する。
(本実施形態の構成に基づく有利な効果)
本実施形態の構成においてパソコン200の制御部210は、複合機400によって実行された無線ネットワークを形成する外部装置の検索結果である無線ネットワーク検索結果(図3のS104参照)に含まれるSSID(図1に基づけば、アクセスポイント300A,300CのSSID)と、SNMPプロトコルを利用してパソコン200が接続されたIPネットワーク10に接続された外部装置、換言すれば、同一のサブネットワークに属する外部装置から取得したSSID(図1に基づけば、アクセスポイント300A,300BのSSID/図3のS106参照)と、を比較する。そして、制御部210は、双方に共通する第1種のSSIDを、無線ネットワーク検索結果にのみ含まれる第2種のSSIDと区別して示した無線ネットワークリストを、パソコン200の表示部240に表示する(図5のS204及び図6(a),図7のS304及び図8(a)参照)。なお、制御部210は、利用できない無線ネットワークを識別する第3種のSSIDを含む無線ネットワークリストを表示しない。
これによれば、複合機400を接続する無線ネットワーク(SSID)の選択に際し、複合機400に無線設定を行うパソコン200が接続されたIPネットワーク10に接続された外部装置であって、複合機400が電波を受信できる外部装置(アクセスポイント300A)によって形成されている無線ネットワークを優先してユーザに報知(表示)することができる。かかる外部装置は、対象無線ネットワークである可能性が高いものと考えられる。
(変形例)
上述した本実施形態の構成を次のような構成とすることも可能で、この変形例の構成によっても、上述の本実施形態と同一の有利な効果を得ることができる。すなわち、上記説明では、図3に示す無線設定処理をパソコン200の制御部210が実行する構成として説明した。しかし、制御部210が行った処理を複合機400の制御部410が独自に実行する構成とすることもできる。かかる場合、複合機400は、図2には図示されていない、例えば、有線I/Fを介してIPネットワーク10に接続される。また、複合機400は、制御部410を構成するROM及び記憶部420に、無線設定処理のためのプログラムを記憶し、これを実行する。その際、制御部410は、パソコン200の制御部210が実行した手法と同一の手法により、図3のS106を実行する。
なお、複合機400が図3のSSID選択処理を実行する場合、図3のS100とS102とは省略される。また、図3のS102の指示により複合機400の制御部410が生成した無線ネットワーク検索結果は、制御部410を構成するRAM上に記憶され、その後の処理に利用される。さらに、複合機400の制御部410は、図3のS110の認証設定入力画面の表示に応じ入力された認証設定を、無線設定として記憶部420に記憶する(図3のS112参照)。図3のS114の実行についても省略される。この上記変形例による構成に基づけば、複合機400が、本発明の無線通信装置に対応する。また、複合機400の制御部410が、本発明の第1の取得手段と、第2の取得手段と、出力制御手段と、無線接続手段と、に対応し、表示部470が、本発明の出力手段に対応する。
本発明の実施形態におけるシステム全体を示す図 本発明の実施形態におけるシステムを構成する各装置の機能ブロックを示す図 本発明の実施形態における無線設定処理フローを示す図 本発明の実施形態における認証設定入力画面を示す図 本発明の実施形態におけるSSID選択処理の第1形態による処理フローを示す図 (a)〜(c)は、本発明の実施形態におけるSSID選択処理の第1形態で表示される各画面を示す図 本発明の実施形態におけるSSID選択処理の第2形態による処理フローを示す図 (a)及び(b)は、本発明の実施形態におけるSSID選択処理の第2形態で表示される各画面を示す図
符号の説明
10,20 IPネットワーク
200 パソコン
210,410 制御部
220,420 記憶部
224 プログラム
240,470 表示部
250,480 USBI/F
260 有線I/F
270,430 無線I/F
300A,300B,300C アクセスポイント
400 複合機

Claims (7)

  1. 無線通信装置であって、
    第1種の外部装置からの電波に基づいて検出された前記第1種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第1の取得手段と、
    前記無線通信装置が既に接続しているIPネットワークを介して、第2種の外部装置から前記第2種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段と前記第2の取得手段との双方によって取得された第1種の識別子を、前記第1種の識別子と、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段とのうちいずれか一方のみによって取得された他の識別子と、が区別された状態で、出力手段に出力する出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記他の識別子は、前記第1の取得手段のみによって取得された第2種の識別子を含み、
    前記出力制御手段は、前記第1種の識別子とともに、前記第2種の識別子を前記出力手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記出力制御手段は、前記他の識別子を前記出力手段に出力しないことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記他の識別子は、前記第2の取得手段のみによって取得された第3種の識別子を含み、
    前記出力制御手段は、前記第3種の識別子を前記出力手段に出力しないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 前記第2の取得手段は、SNMPプロトコルを利用して前記識別子を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記出力制御手段によって2以上の前記第1種の識別子が出力される場合に、ユーザによって選択される前記第1種の識別子に対応する無線ネットワークへ接続する無線接続手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  7. 無線通信装置を制御するコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    第1種の外部装置からの電波に基づいて検出された前記第1種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第1の取得手段と、
    前記無線通信装置が既に接続しているIPネットワークを介して、第2種の外部装置から前記第2種の外部装置が属する無線ネットワークの識別子を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段と前記第2の取得手段との双方によって取得された第1種の識別子を、前記第1種の識別子と、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段とのうちいずれか一方のみによって取得された他の識別子と、が区別された状態で、出力手段に出力する出力制御手段として機能させるためのプログラム。
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