JP4668730B2 - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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本発明は、無線通信システムおよび無線通信方法に関し、特に、圏外の移動局と通話を行っている移動局にも緊急一斉通報が受信できる無線通信システムおよび無線通信方法に関するものである。
現在、実用化されているデジタル無線システムの一つとして、標準規格ARIB STD-T79(Association of Radio Industries and Businesses-T79)(例えば、非特許文献1参照)で定められている移動通信システムがある。図4は、公共用市町村デジタル移動通信システムの概略構成を示す図である。なお、この公共用市町村デジタル移動通信システムとしては、最小のシステム構成例を示すもので、一つの基地局で移動局の運用エリアをカバーする一基地局ゾーンシステムに、基地局を経由しない移動局間直接通信の機能を付加したものである。従って、一般的には、複数の基地局、中継局および多数の移動局からなるシステムが普通であるが、説明の都合上、最も簡単な構成の図4を用いて説明する。
図4において、統制局401と基地局402(制御局とも言う。)の通信エリア405(あるいは通信ゾーンとも言う。)内にある複数の移動局403−1、403−2、403−3、・・403−Nと基地局間あるいは基地局を経由した移動局間あるいは移動局間直接通信の通信接続サービス、あるいは、通信エリア405の外の移動局403−4と通信エリア405内の移動局403−Nとの通信接続サービスが行なわれるように構成されたシステムである。なお、基地局402の近傍に統制局401が設置される場合もあれば、場所的に離れた場所に設置される場合もある。この場合、統制局401と基地局402とは、有線またはマイクロ回線等の伝送路404等で接続されるのが一般的である。また、以下の説明において、移動局403−1、403−2、403−3、403−4、・・・403−Nを総称する場合、移動局403と称する。なお、ここでは、移動局として説明するが、移動局とは、車両等に搭載された無線機、携帯無線機あるいは情報端末局等を含むものとする。
統制局401は、デジタル無線通信システムにおける基地局402および複数の移動局403間の通信接続およびサービスエリアの維持、管理を行う。この統制局401には、回線制御装置が設置され、移動局からの発呼(call)制御あるいは通信ルートの設定を行う制御等を行う。
而して、標準規格ARIB STD-T79で定められているデジタル無線技術を用いた公共用市町村デジタル移動通信システムで使用が許可されている無線キャリア(carrier)周波数割当てを図5に示す。図5において、上り方向、即ち、移動局→基地局の方向では、約262MHz〜266MHzの無線キャリアfで、25KHz巾で、112波(f1、f2、・・・)が認められている。また、下り方向、即ち、基地局→移動局の方向では、上り方向の262MHzから9MHz離れた約271MHz〜275MHzの無線キャリアFで、25KHz巾で、112波(F1、F2、・・・)が認められている。従って、デジタル無線通信システムの通信においては、上り方向f1、f2、・・・、下り方向F1、F2、・・・の各周波数が使用される。そして、各システムは、その規模に応じて1又は複数の無線キャリアを使用することができる。更に、標準規格ARIB STD-T79では、移動局間、例えば、通信エリア405の圏外に位置する移動局403−4と移動局403−Nとが移動局間直接通信ができるように無線キャリアWが認められている。この無線キャリアWも帯域幅25KHzで、十数波(W1、W2、・・・)が認められている。
更に、各無線キャリアは、図6に示すようにフレームに分割され、さらにフレームを4つのスロットに分けられた後、そのスロットに制御チャネルCと通信チャネルSが割り当てられる。ここで、1フレームは、例えば、40msである。制御チャネルCは、無線回線の接続制御を行うチャネルであり、通信チャネルSは、通話やデータ通信を行うチャネルである。また、1つ以上の制御チャネルを含むキャリアを制御キャリアといい、通信チャネルのみによって構成されるキャリアを通信キャリアという。
また、図7は、標準規格ARIB STD-T79で定められている制御用チャネル(以下、制御chと称する。)のフレーム構成を示し、図7(A)は、下り方向、即ち、基地局から移動局方向の制御chを示し、図7(B)は、下り方向の通信chを示している。
上述したような移動通信システムにおいては、災害警報、その他緊急の場合に一斉通報が行われるが、その場合の一斉通報の動作を図8を用いて説明する。図8において、統制局401は、常に所定の周期で空線信号を各移動局403に送信(ステップ801)しており、これにより統制局401と通信エリア405内に位置する各移動局403とは、同期が取られている。なお、本説明では、統制局401として説明するが、統制局401と基地局402とが一体に構成されている場合もある。また、点線809は、基地局401と複数の移動局403とが通信可能な状態を示し、例えば、移動局403−Nおよび移動局403−4は、基地局401と通話できない状態を模式的に表している。
次に、統制局401が一斉通報を行う場合、統制局401の指令卓(図示せず。)の表示画面で「一斉通報」ボタンを押下する。この「一斉通報」ボタンが押下されると、統制局401は、制御チャネルCの一斉呼出しチャネルPCH(これについては後述する。)を用いて、既に通信中の移動局を含む全移動局403に対して一斉通報を行う(ステップ802)。なお、一斉通報では、移動通信システムの全移動局について一斉通報する場合と、特定のグループに対して一斉通報する場合がある。特定のグループに対して一斉通報する場合は、グループ番号の識別信号、例えば、00〜99の適宜定められたグループの識別信号を付けて送付され、特定のグループのみが一斉通報802を受信するようになっている。また、この一斉通報には、指定の通話チャネルへの切換信号、例えば、F1が付されている。
一斉通報を受信した移動局403−1、・・・は、指定の通話チャネルへの切換信号F1に基づいて通信チャネルS、例えば、通信チャネルS3(図6に示す。)に切替える(ステップ803)。そして、移動局403−1、・・・は、統制局401が通信チャネルS3(信号フォーマットを図7(B)に示す。)で送信する一斉通報内容、例えば、津波情報、避難情報等の緊急災害情報を受信する(ステップ804)。これによって一斉通報内容を受信した移動局403−1、・・・は、緊急災害情報をスピーカから聞くことができ、また、文字情報の場合には、移動局403の表示装置に表示される緊急災害情報を目で確認することが可能である。
一斉通報内容804を受信した移動局403−1、・・・は、自局の記憶部に一斉通報内容を受信したことを受令登録する(ステップ805)。
次に、統制局401は、所定時間経過後、一斉通報内容が全ての移動局403に受信されたかどうかを確認するための受令応答確認を通信チャネルS、例えば、通信チャネルS2を用いて行う(ステップ806)。なお、所定時間経過後とは、移動局403の操作者が受令登録をするのに十分な時間であり、例えば、数秒後である。
統制局401からの受令応答確認は、例えば、良く知られたポーリング方式で行われる。即ち、統制局401は、例えば、通信チャネルS3を用いて移動局403−1、・・・の記憶部に一斉通報内容を受令登録したかどうかをポーリングにより問合せする(ステップ806)。複数の移動局403−1、・・・については、例えば、各移動局の番号順に移動局403−1、403−2、・・・のように受令登録の有無を確認する。
受令登録の有無の問合せのポーリング信号を受けた移動局403−1、・・・は、受令登録の確認信号のフラグを統制局401へ送信する(ステップ807)。以上のようにしてデジタル移動通信システムでは、一斉通報の発呼、緊急災害情報の通報、受信の確認等が行われる。
上述したように移動局403−1、403−2、403−3、・・のように通信エリア405内に位置する移動局は、基地局402を介して通信を行っているため、万一、通信を行っている移動局も強制的に通信が切断され、統制局401での一斉通報に対して即座に一斉通報が受信され、指定通話チャネルへの切替が行われ、緊急災害情報が受信できる。しかしながら、図8に示すように通信エリア405内に位置する移動局403−Nが通信エリア405外に位置する移動局403−4と移動局間直接通信をしてる場合(ステップ808)、移動局403−Nは、統制局401からの一斉通報を受信することができない。即ち、図5で示すように基地局と移動局の間では、上り方向は、無線キャリアfで、また、下り方向は、無線キャリアFの各無線キャリアが使用されるのに対して移動局間直接通信は、無線キャリアf、Fとは異なった無線キャリアWが使用されている。従って、移動局間直接通信を行っている移動局403−Nは、統制局401からの一斉通報を受信できず、移動局間直接通信が終了するまで移動局403−Nは、一斉通報を受信できない。
而して、上述した移動通信システムでは、一斉通報を受信した移動局には、津波情報や避難情報等の緊急災害情報が送信され、自治体の職員や防災機関の職員等は、この緊急災害情報に基づいて避難誘導、復旧活動等、対応することが可能であるが、一斉通報を受信しなかった自治体の職員や防災機関の職員等は、緊急災害情報を知ることができない。従って、例えば、防災センタの職員は、例えば、一斉通報を受信した移動局からの受令応答の確認を行い、受令応答のない移動局に対しては、個別に電話回線や通信回線を用いて緊急災害情報を連絡しているのが現状である。また、統制局401は、緊急一斉通報を発呼した場合は、定期的に緊急一斉呼出信号を送出し、緊急一斉通報中に基地局402の通信エリア405の圏外から基地局通信エリアに移行した移動局にも緊急一斉通報が受信できるようにはなされている。
しかしながらこの方法は、受令確認済できない移動局が多数存在すると、個別の連絡では、時間がかかり過ぎるため、緊急災害情報を可能とする移動通信システムとしいては不充分であり、信頼のできる、しかも、可能な限り多くの移動局に緊急災害情報が迅速に送信できる移動通信システムの実現が望まれている。
また、一斉通報呼出方式(例えば、特許文献1参照)には、親局が端末局に対して一斉通報を起動した場合、迅速に親局が端末局に対して一斉通報を開始する技術が開示されている。
特開2001−313603号公報 標準規格ARIB STD-T79:市町村デジタル移動通信システム TYPE1、社団法人 電波産業会
前述の従来の方式では、緊急一斉通報の内容は、基地局の通信エリア内のほとんどの移動局が受信することができるが、直接通信波を使用して通信している場合は、強制切断されないため、通話が終了するまで緊急一斉通信を受信することができない。
本発明の目的は、一斉通報の受信に対して簡単で、緊急性に優れた無線通信システムおよび無線通信方法を提供することである。
本発明の他の目的は、一斉通報が基地局エリア内に位置する移動局に確実に送信できる無線通信システムおよび無線通信方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、直接通信を行っている移動局に対しても緊急一斉通報が受信できる無線通信システムおよび無線通信方法を提供することである。
本発明の無線通信システムは、指令卓を有する統制局と上記統制局と結合される基地局と複数の移動局からなり、上記基地局と上記複数の移動局が第1周波数の第1無線キャリアを用いてTDMA(Time Division Multiple Access)方式により無線通信を行い、上記移動局同士が上記第1周波数と異なる周波数である第2周波数の第2無線キャリアを用いてTDMA方式により移動局間直接通信を行う無線通信システムであって、上記統制局は、処理装置と上記移動局間直接通信を行うための上記第2無線キャリアの第2周波数を記憶する記憶部を有し、上記基地局は、上記複数の移動局に対し上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信するための第1の送信用無線機を有するとともに、上記一斉通報情報を送信する場合に上記指令卓からの指示に基づいて、上記記憶部に記憶されている上記第2周波数の第2無線キャリアを、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局の通信を妨害する妨害信号として送出する第2の送信用無線機を有するように構成される。
さらに、本発明の無線通信システムは、上記無線通信システムであって、上記基地局は、上記指令卓からの指示に基づいて、上記複数の移動局に対し上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信し、その後、上記記憶部に記憶されている上記第2周波数の第2無線キャリアを、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局に対して送信し、その後、上記複数の移動局に対し上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信するように構成される。
また、本発明の無線通信方法は、指令卓を有する統制局と上記統制局と結合される基地局と複数の移動局からなり、上記基地局と上記複数の移動局が第1周波数の第1無線キャリアを用いてTDMA(Time Division Multiple Access)方式により無線通信を行い、上記移動局同士が上記第1周波数と異なる周波数である第2周波数の第2無線キャリアを用いてTDMA方式により移動局間直接通信を行う無線通信システムにおいて、上記統制局は、該統制局の記憶部に上記第2無線キャリアの第2周波数を予め記憶し、上記統制局が上記基地局から上記複数の移動局に上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信する場合、上記統制局は、上記予め記憶された第2周波数の第2無線キャリアを、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局の通信を妨害する妨害信号として上記基地局から送信するように構成される。
また、本発明は、指令卓を有する統制局と上記統制局と結合される基地局と複数の移動局からなる無線通信システムにおいて、上記統制局は、処理装置と記憶部を有し、上記基地局は、上記複数の移動局と送受信するための第1の送信用無線機と第1の受信用無線機および第2の送信用無線機を有し、上記指令卓からの指示に基づいて上記第2の送信用無線機は、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局の通信を妨害する妨害信号を送出するように構成される。
また、本発明の無線通信システムにおいて、上記第1の送信用無線機と上記第2の送信用無線機の周波数が異なっている。
また、本発明の無線通信システムにおいて、上記統制局の上記記憶部は、上記移動局間直接通信を行うための所定の無線キャリアの周波数を記憶し、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている無線機の通信を妨害する妨害信号は、上記指令卓からの指示に基づいて上記記憶部に記憶されている上記移動局間直接通信を行うための所定の無線キャリアの周波数と同じ周波数の信号である。
更に、本発明の無線通信方法は、指令卓を有する統制局と上記統制局と結合される基地局と複数の移動局からなる無線通信システムにおいて、上記統制局が上記基地局から上記複数の移動局に所定の無線キャリア周波数を用いて一斉通報情報を送信する場合、上記統制局は、上記無線キャリア周波数とは異なる無線キャリア周波数を用いて妨害信号を上記基地局から送信するように構成される。
また、本発明の無線通信方法において、上記統制局が上記基地局から上記複数の移動局に所定の無線キャリア周波数を用いて一斉通報情報を送信する場合、上記基地局から上記妨害信号を送出した後、所定の時間後に上記一斉通報情報を送信するように構成される。
また、本発明の無線通信方法において、上記妨害信号は、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局が使用している無線キャリアと同じ無線キャリアである。
以上説明したように、本発明によれば、一斉通報の受信に対して簡単で、緊急性に優れた無線通信システムが実現できる。また、一斉通報が基地局エリア内に位置する移動局、特に、直接通信を行っている移動局にも確実に送信できる無線通信システムが構成できるので、公共用市町村デジタル移動通信システムに適応して効果大である。
本発明の一実施例を図1〜図3を用いて説明する。なお、無線通信システムの構成は、図4に示すシステム構成と同じであるので、詳細な説明は省略する。図1は、本発明の一実施例の統制局101および基地局102を示している。なお、統制局101および基地局102は、図4に示す統制局401および基地局402に対応する。
統制局101は、制御装置103および指令卓104で構成され、基地局102および複数の移動局間の通信接続およびサービスエリアの維持、管理を行う。この統制局101には、処理装置(回線制御装置)105が設置され、移動局からの発呼(call)制御、通信ルートの設定あるいは一斉呼出の発呼等の制御を行う。また、指令卓104は、操作卓107および表示部108で構成されている。
基地局102は、移動局403と通信するための受信用無線機109(第1の受信用無線機と言う。)および送信用無線機110(第1の送信用無線機と言う。)が設けられているが、更に、送信用無線機111(第2の送信用無線機と言う。)が設けられている。なお、これが適応される移動通信システムは、図4に示される従来の移動通信システムと同様に標準規格ARIB STD-T79(例えば、非特許文献1参照)で定められているデジタル無線技術を用いた地域防災システムで使用が許可されている無線キャリア(carrier)周波数割当て(図5に示す。)およびフレーム構成(図7に示す。)が使用されており、ここでは、詳細な説明は省略する。
受信用無線機109は、通信エリア405内に位置する移動局からの上り無線キャリアfを受信し、送信用無線機110は、通信エリア405内に位置する移動局に対して下り無線キャリアFを送信する無線機である。一方、送信用無線機111は、妨害波を送信する無線機であり、例えば、基地局102から無線キャリアWを送信する。即ち、移動局間直接通信用の無線キャリアW、例えば、無線キャリアW1と同じ無線キャリアを送信する無線機である。
図2は、移動局403の概略構成を示すブロック図である。なお、図2で示す移動局は、例えば、上り方向無線キャリアf1および下り方向無線キャリアF1のペア波が用いられ、同時送受波ができることは勿論のこと、移動局間直接通信用の無線キャリアW、例えば、無線キャリアW1で通信エリア405外に位置する移動局との通信もできる無線通信装置を示している。図2において、201は、基地局102との送受信を行うためのアンテナ、202は、同時送受波を行うための高速切換スイッチ、203は、受信部、204は、受信信号処理部、205は、スピーカ、206は、制御部、207は、記憶部、208は、表示部、209は、操作部、210は、マイク、211は、送信信号処理部、212は、送信部である。
この無線通信装置の動作は、先ず、操作部209を操作し、例えば、テンキーで相手の移動局番号を入力し、通話ボタンを押す。相手が出ると送信状態となるので、マイク210から入力される音声信号は、送信信号処理部211で送信のための所定の信号処理を施した後、送信部212に入力される。送信部212に入力された信号は、送信のための所定の変調がなされ、所定の送信周波数f1に変換され、切替スイッチ202を介してアンテナ301から出力され、基地局102の受信用無線機109へ送信される。
一方、相手の移動局からの信号は、アンテナ201で受信され、切替スイッチ202を介して受信部203に入力される。受信部203に入力された信号は、高周波増幅され、所定の中間周波数に変換され、更に、復調され、受信信号処理部204に供給される。受信信号処理部204では、所定の信号処理がなされた後、スピーカ205から音声信号を出力する。また、データの場合には、表示部208にデータが表示される。
また、移動局403が移動局間直接通信を行なう場合には、操作者が操作部209を操作して直接通信のための無線キャリアW、例えば、許可されている無線キャリアW1を選択し、この無線キャリアW1を使用して相手の移動局と通話することができる。この場合の無線キャリアW1は、前もって許可された無線キャリアを記憶部207に記憶している。なお、無線キャリアW1の1波で、例えば、FDMA(Frequency Division Multiple Access)で通話する場合には、良く知られているプレストーク方式で通話を行う。また、TDMA(Time Division Multiple Access)の場合は、同時双方向の通話が可能である。しかし、いずれの場合も、相手の移動局とは、同期して動作することは言うまでもない。この場合の同期方式は、例えば、移動局間直接通信の発呼側の移動局の同期信号に同期して動作するのが一般的である。
次に、本発明の上記移動通信システムの一斉通報について、図3を用いて説明する。まず、統制局101は、処理装置105から常に所定の周期で空線信号(ステップ301)を送信用無線機110を介して各移動局403に送信し、これにより統制局101と各移動局403とは、同期が取られている。なお、点線302は、送信用無線機110からの空線信号を受信できる移動局と受信できない移動局を区別するために示している。
ステップ304は、この時点で基地局101の通信エリア内に位置する移動局403−Nと基地局101の通信エリア外に位置する移動局403−4とが移動局間直接通信波、即ち、無線キャリアW1を用いて通信している場合を示している。従って、この状態では移動局403−Nは、基地局101とは通信ができず、基地局101からの、例えば、一斉通報等の緊急情報を受信することができない。
ステップ305は、妨害信号送信ステップを示す。妨害信号送信は、統制局101において、例えば、操作者が指令卓104の操作部107を操作して処理装置105を起動し、基地局102の送信用無線機111から直接通信を行っている移動局、例えば、移動局403−Nに対して妨害信号を送信する。
以下これについて説明する。この妨害信号は、一斉通報を行う前に、直接通信を行っている移動局、例えば、移動局403−Nの通話を強制的に終了させる働きをするものである。即ち、直接通信を行っている移動局403−Nと移動局403−4の通話を妨害し、移動局403−Nを強制的に待受状態にするものである。そのために妨害波は、通信の同期を乱す働きをする。同期を乱す具体的な方法としては、例えば、直接通信に使用されている無線キャリアW1と同じ周波数の無線キャリアW1を送信用無線機111から送出する。このように送信用無線機111から無線キャリアW1を通信エリア405内に送信すると、無線キャリアW1を使用している移動局403−Nは、移動局403−4からの受信ができなくなり、移動局403−Nの制御部206は、無通信状態と判断し、直接通信を終了させ待受状態となる。これは、送信用無線機111から送信される無線キャリアW1の信号が移動局403−Nの同期を乱すためである。なお、上述の実施例では、無線キャリアW1の1波について説明したが、図5で説明したように複数の無線キャリアW1、W2、・・・が許可される場合があり、このような場合には、前もって統制局101は、記憶部106に許可されている複数の無線キャリアW1、W2、・・・を記憶しておき、それらに対応する無線キャリアを送信用無線機111から送信する。これによって基地局102の通信エリア405内で直接通信している全ての移動局403の通話を強制的に終了させ(ステップ306)、待受状態にする。なお、移動局403−4も当然通話が終了する(ステップ307)。
ステップ308は、一斉通報を発呼するステップである。このステップ308は、ステップ305の妨害信号送信から所定期間T後に基地局102の送信用無線機110から送信される。この所定期間T後とは、直接通信を行なっている移動局が無通信状態と判断し、直接通信を終了させ待受状態となる期間であり、通常、1秒〜数秒程度である。なお、期間Tは、前もって実験的に定めることができる。
統制局101が一斉通報を行う場合、統制局101の指令卓の表示部108の表示画面で「一斉通報」ボタンを押下する。この「一斉通報」ボタンが押下されると、統制局101の処理装置105は、制御チャネルC(図6に示す。)を用いて各移動局403に「一斉通報」の信号を送信する(ステップ308)。この時の下り制御チャネルのフォーマットを図7(A)に示す。図7(A)において、Rは、バースト過渡応答用ガード時間、Pは、プリアンブル、CACは、制御信号(一斉呼出しチャネルPCHを含む)、Eは、衝突制御ビット、SWは、同期ワード、CIは、キャリア情報、CCは、カラーコード(干渉対策コード)、Iは、アイドルビットを示している。なお、各数値は、ビット数を表し、合計320ビットで構成されている。この一斉通報の信号には、指定通信チャネルへの切換え信号を含んでいる(これらを総称して一斉通報情報と称する。)。一斉通報情報は、制御信号CACの一斉呼出しチャネルPCHで統制局101から各移動局403に送信される。
ステップ309では、指定通信チャネルへ切替えられる。即ち、一斉通報情報を受信した移動局403では、制御部206が一斉通報情報から指定の通話チャネルへの切換信号を検出し、この検出信号に基づいて通信チャネルS、例えば、通信チャネルS3(図6に示す。)が受信できるように無線通信装置の受信チャネルタイミングを切替える。
その後、統制局101は、下り通信チャネルS3を用いて一斉通報情報、例えば、津波情報、避難情報等の緊急災害情報を送信する(ステップ310)。この場合の下り通信チャネルのフォーマットを図7(B)に示す。図7(B)において、Rは、バースト過渡応答用ガード時間、Pは、プリアンブル、TCHは、トラフィックチャネル、FACCHは、高速付随制御チャネル、SWは、同期ワード、CIは、キャリア情報、CCは、カラーコード(干渉対策コード)、SACCHは、低速付随制御チャネル、RCHは、ハウスキーピングチャネル、B/Iは、ビジー/アイドルビットを示している。なお、各数値は、ビット数を表し、合計320ビットで構成されている。そして、津波情報、避難情報等の緊急災害情報は、トラフィックチャネルTCHを用いて統制局101から各移動局403に送信される。なお、トラフィックチャネルTCHには、標準規格ARIB STD-T79で定められている免許人固有ユーザエリアがあり、緊急災害情報は、例えば、このエリアに挿入して送られる。
各移動局403では、この緊急災害情報を受信すると、受信信号処理部204でこれを音声に復号し、スピーカ205から緊急災害情報を聞くことができる。また、統制局101からの緊急災害情報が文字情報を含む場合には、文字情報を復号し、表示装置208に緊急災害情報を表示することが可能である。
一斉通報情報を受信した移動局403は、自局の記憶部207に一斉通報情報を受信したことを受令登録する(ステップ311、312)。
次に、統制局101は、所定時間経過後、一斉通報情報が全ての移動局403に受信されたかどうかを確認するための受令応答確認を通信チャネルS、例えば、通信チャネルS2を用いて行う(ステップ313)。なお、所定時間経過後とは、移動局603の操作者が受令登録をするのに十分な時間であり、例えば、数秒後である。統制局101からの受令応答確認は、例えば、良く知られたポーリング方式で行われる。即ち、統制局101は、例えば、通信チャネルS3を用いて移動局403の記憶部207に一斉通報情報を受令登録したかどうかをポーリングにより問合せする。複数の移動局403については、例えば、各移動局の番号順に移動局403−1、403−2、・・・403−Nのように受令登録の有無を確認する。
受令登録有無の問合せのポーリング信号を受けた移動局403は、受令登録の確認信号を統制局101へ送信する(ステップ314、315)。
以上のように構成すると、基地局の通信エリア内で移動局間直接通信を行っている移動局についても確実に通話を終了させ、基地局からの一斉通報情報を受信することができるので、素早く、全ての移動局に一斉通報情報を送信することができるので極めて信頼性の高い一斉通報無線通信システムを実現することができる。なお、上記実施例では、妨害信号送信(ステップ305)した後、所定期間T後に一斉通報の発呼(ステップ308)をする実施例を説明したが、一斉通報情報が更に緊急を要するような場合には、まず、一斉通報情報を受信できる移動局に送信し、その後に妨害信号送信を行い、直接通信を行っている移動局の通話を終了させ、再度、一斉通報情報を送信して、その移動局に一斉通報情報を受信させるように構成することもできる。一般に、一斉通報情報は、周期的に繰返し送信され、通信エリアの圏外にいる移動局が通信エリアの圏内に戻った場合に、一斉通報情報が受信できるようになされているので、このようにすることも容易に実施できるものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された移動通信システムおよび無線通信方法の実施例に限定されるものではなく、上記以外の移動通信システムおよび無線通信方法に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明の一実施例の概略構成のブロック図を示す。 本発明に使用される移動局の概略構成のブロック図を示す。 本発明の動作を説明するためのフローチャートを示す。 本発明が適応される無線通信システムの概略構成を示す図である。 標準規格ARIB STD-T79で定められている無線キャリアの周波数割当を示す図である。 標準規格ARIB STD-T79で定められているフレーム構成を示す図である。 本発明で使用される制御チャネル、通信チャネルのフォーマットを示す図である。 従来の無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートを示す。
符号の説明
101、401:統制局、102、402:基地局、103:制御装置、104:指令卓、105:処理装置、106、207:記憶部、107、209:操作部、108、208:表示部、109:受信用無線機、110、111:送信用無線機、201:アンテナ、202:切替スイッチ、203:受信部、204:受信信号処理部、205:スピーカ、206:制御部、210:マイク、211:送信信号処理部、212:送信部、403:移動局、404:伝送路、405:通信エリア。

Claims (3)

  1. 指令卓を有する統制局と上記統制局と結合される基地局と複数の移動局からなり、上記基地局と上記複数の移動局が第1周波数の第1無線キャリアを用いてTDMA(Time Division Multiple Access)方式により無線通信を行い、上記移動局同士が上記第1周波数と異なる周波数である第2周波数の第2無線キャリアを用いてTDMA方式により移動局間直接通信を行う無線通信システムであって、上記統制局は、処理装置と上記移動局間直接通信を行うための上記第2無線キャリアの第2周波数を記憶する記憶部を有し、上記基地局は、上記複数の移動局に対し上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信するための第1の送信用無線機を有するとともに、上記一斉通報情報を送信する場合に上記指令卓からの指示に基づいて、上記記憶部に記憶されている上記第2周波数の第2無線キャリアを、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局の通信を妨害する妨害信号として送出する第2の送信用無線機を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムであって、上記基地局は、上記指令卓からの指示に基づいて、上記複数の移動局に対し上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信し、その後、上記記憶部に記憶されている上記第2周波数の第2無線キャリアを、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局に対して送信し、その後、上記複数の移動局に対し上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信することを特徴とする無線通信システム。
  3. 指令卓を有する統制局と上記統制局と結合される基地局と複数の移動局からなり、上記基地局と上記複数の移動局が第1周波数の第1無線キャリアを用いてTDMA(Time Division Multiple Access)方式により無線通信を行い、上記移動局同士が上記第1周波数と異なる周波数である第2周波数の第2無線キャリアを用いてTDMA方式により移動局間直接通信を行う無線通信システムにおいて、上記統制局は、該統制局の記憶部に上記第2無線キャリアの第2周波数を予め記憶し、上記統制局が上記基地局から上記複数の移動局に上記第1無線キャリアを用いて一斉通報情報を送信する場合、上記統制局は、上記予め記憶された第2周波数の第2無線キャリアを、上記複数の移動局の内、移動局間直接通信を行っている移動局の通信を妨害する妨害信号として上記基地局から送信することを特徴とする無線通信方法。
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