JP4661049B2 - 電気光学装置の駆動方法、その駆動回路、電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Description
このような横クロストークの発生を抑える技術としては、例えば、電圧が切り替わるセグメント電極の数に応じて、走査信号のパルス幅を削る等して画素への印加電圧を補正する技術(例えば、特許文献1参照)や、駆動信号の歪み(スパイク)を検出して、データ信号等に補正信号を加算する技術(例えば、特許文献2参照)などが挙げられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、横クロストークの発生を簡易な構成によって抑えることが可能な電気光学装置の駆動方法、駆動回路、電気光学装置および電子機器を提供することにある。
なお、本件における点灯電圧とは、ある1本の走査線が選択された期間に着目した場合に、データ線に印加されるデータ信号の電圧のうち、その期間において着目走査線に印加される選択電圧とは逆極性の電圧をいい、非点灯電圧とは、着目走査線が選択された期間に、データ線に印加されるデータ信号の電圧のうち、その期間において着目走査線に印加される選択電圧とは同一極性の電圧をいう。また、電圧の極性は、データ信号がとる点灯電圧、非点灯電圧の中間電圧を基準として高電位側を正極とし、低電位側を負極としている。
この構成において、前記データ線駆動回路は、各階調に対応するとともに、選択電圧が印加される期間において順番に階調制御パルスの供給を受け、選択電圧の印加開始タイミングにて点灯電圧の印加を開始するとともに、前記階調制御パルスのうち、前記オフ階調に対応するものの供給を受けると、点灯電圧から非点灯電圧の印加に切り替えるよう、前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる構成が好ましい。
また、上記駆動回路において、前記データ線駆動回路は、選択電圧の終了タイミングから所定時間だけ先行したタイミングにおいて前記非点灯電圧の印加を開始するよう、前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる構成としても良い。
この構成において、前記データ線駆動回路は、各階調に対応するとともに、選択電圧が印加される期間において順番に階調制御パルスの供給を受け、選択電圧の印加開始タイミングではすでに非点灯電圧を印加しているとともに、前記階調制御パルスのうち、前記オフ階調に対応するものの供給を受けると、非点灯電圧から点灯電圧の印加に切り替えるよう、前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる構成としても良い。
なお、本発明は、電気光学装置の駆動回路に限られず、駆動方法としても実現可能である。
さらに、この二端子型スイッチング素子は、導電体/絶縁体/導電体の構造を有する態様が好ましい。この構造の二端子型スイッチング素子を用いると、いずれかの導電体として、走査線またはデータ線をそのまま用いることが可能であり、また、絶縁体は、該導電体自体を酸化することで形成可能である。
また、本発明における電子機器は、上記電気光学装置を表示装置として備えるので、クロストークの発生を抑えた高品位の表示が可能となる。なお、このような電子機器としては、後述するものが挙げられる。
この図に示されるように、電気光学装置10は、液晶パネル100、制御回路400および電圧生成回路500を含む。このうち、液晶パネル100には、複数のデータ線(セグメント電極)212が列(Y)方向に延在して形成される一方、複数の走査線(コモン電極)312が行(X)方向に延在して形成されるとともに、データ線212と走査線312とが交差する地点には、それぞれ画素116が形成されている。ここで、各画素116は、液晶容量118と、二端子型スイッチング素子の一例であるTFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)220との直列接続からなり、液晶容量118は、後述するように、対向電極として機能する走査線312と、矩形状の画素電極との間に、電気光学物質の一例たる液晶を挟持した構成となっている。
なお、本実施形態にあっては、説明の便宜上、走査線312の総数を320本とし、データ線212の総数を240本として、縦320行×横240列のマトリクス型表示装置として説明するが、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
また、データ線駆動回路250は、走査線駆動回路350により選択された走査線312に位置する画素116に対し、その表示内容(階調)に応じたデータ信号X1、X2、X3、…、X240を、それぞれ1列目、2列目、3列目、…、240列目のデータ線212を介して供給するものである。なお、データ線駆動回路250および走査線駆動回路350の詳細構成については後述する。
ここで、本形態の前提として、3ビットの階調データDnがオフ階調である(000)の場合に最も明るい白色の表示を指示し、3ビットの値が上がるにつれて徐々に輝度が低下するように指示し、階調データDnが(111)である場合に最も暗い黒色の表示を指示するものとする。さらに、液晶パネル100が電圧無印加状態において白表示をするノーマリーホワイトモードであるとする。
上述したように点灯電圧とは、選択電圧とは逆極性にあるデータ信号の電圧をいうので、ノーマリーホワイトモードでは、画素に点灯電圧が印加されると、画素が暗くなる点に留意する必要がある。
これらの図に示されるように、液晶パネル100は、背面側に位置する素子基板200と、観察側に位置し、素子基板200よりも一回り小さい対向基板300とが、スペーサを兼ねる導電性粒子114の混入されたシール材110によって一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に例えばTN(Twisted Nematic)型の液晶160が封入された構成となっている。なお、シール材110は、図2に示されるように、対向基板300の内周縁に沿って枠状に形成されるが、液晶160を封入するために、その一部が開口している。このため、液晶封入後に、その開口部分が封止材112によって封止されている。
素子基板200には、走査線312の各々と一対一に対応した配線342が設けられている。詳細には、この配線342の一端は、特に図3に示されるように、シール材110の形成領域において、対応する走査線312の一端と対向するように形成されている。ここで、導電性粒子114は、走査線312の一端と配線342の一端とが対向する部分に、少なくとも1個以上介在するような割合にてシール材110中に分散される。このため、対向基板300に形成された走査線312は、当該導電性粒子114を介して、素子基板200における対向面上の配線342に接続され、電気的にみて、素子基板200においてシール材110の形成領域外に引き出された状態となっている。
なお、本実施形態における液晶パネル100を、透過型とすると、素子基板200の背面側には、均一に光を照射するバックライトユニットが設けられるが、本件とは直接に関係しないので、図示を省略している。
したがって、データ線駆動回路250は、データ線212にデータ信号を直接的に供給する一方、走査線駆動回路350は、配線342および導電性粒子114を介し、走査線312に走査信号を間接的に供給する構成となる。
また、データ線駆動回路250が実装される領域の外側近傍には、FPC(Flexible Printed Circuit)基板150の一端が接合されている。なお、FPC基板150における他端の接続先は、図2では省略されているが、図1における制御回路400および電圧生成回路500である。
図4に示されるように、素子基板200の対向面には、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電体からなる矩形状の画素電極234がマトリクス状に配列しており、このうち、同一列にて配列された画素電極234が、1本のデータ線212に、それぞれTFD220を介して共通接続されている。ここで、TFD220は、基板側からみると、タンタル単体やタンタル合金などから形成され、かつ、データ線212からT字状に枝分かれした第1の導電体222と、この第1の導電体222を陽極酸化させた絶縁体224と、クロム等などの第2の導電体226とから構成されて、導電体/絶縁体/導電体のサンドイッチ構造となっている。このため、TFD220は、電流−電圧特性が正負双方向にわたって非線形となるダイオードスイッチング特性を有することになる。
液晶容量118では、蓄積される電荷量に応じて、液晶160の配向状態が変化し、偏光子121、131を通過する光量が蓄積された電荷量に応じて変化する。したがって、選択電圧が変動しないことを前提とすれば、当該選択電圧が印加されたときのデータ電圧によって、液晶容量118における電荷の蓄積量を画素毎に制御することで、所定の階調表示が可能になる。
まず、Y(垂直走査)側に用いられる信号について説明する。第1に、スタートパルスDYは、図6に示されるように、1垂直走査期間(1F)の最初に出力されるパルスである。第2に、クロック信号YCKは、Y側の基準信号であり、同図に示されるように、1水平走査期間(1H)の周期を有する。第3に、極性指示信号POLは、走査線が選択されたときに印加すべき選択電圧の極性を指定する信号であり、例えば、Hレベルであれば正極性の選択電圧+VSを、Lレベルであれば負極性の選択電圧−VSを、それぞれ指定する。この極性指示信号POLは、同図に示されるように、同一の垂直走査期間内では、1水平走査期間(1H)毎に論理レベルが反転し、また、隣接する垂直走査期間において、同一の水平走査期間では論理レベルが反転する関係となっている。第4に、制御信号INHは、1水平走査期間(1H)における選択電圧の印加期間を規定するための信号である。後述するように、本実施形態では1水平走査期間(1H)の後半期間おいて選択電圧を印加するので、制御信号INHは、当該後半期間にHレベルとなる。
ここで、前半および後半期間の開始タイミングから、白色の(000)に対応する階調コードパルスGCPR(図8において0と表記)の立ち下がりタイミングまでの期間t1は、当該白色よりも1段階暗い灰色の(001)に対応する階調コードパルスGCPR(図8において1と表記)の立ち下がりタイミングから、前半および後半期間の終了タイミングまでの期間t2よりも短くなるように設定されている。また、同図において、階調コードパルスGCPRは、画素の印加電圧−濃度特性(V−T特性)を考慮して設定されるのであって、実際には、等間隔ではない。
この図において、シフトレジスタ352は、走査線312の総数に応じた320ビットの段数を有し、1垂直走査期間の最初に供給されるスタートパルスDYをクロック信号YCKによって順次シフトして、転送信号Ys1、Ys2、Ys3、…、Ys320として順次出力するものである。ここで、転送信号Ys1、Ys2、Ys3、…、Ys320は、それぞれ1行目、2行目、3行目、…、320行目の走査線312にそれぞれ1対1に対応するものであって、いずれかの転送信号がHレベルになると、それに対応する走査線312を選択すべき水平走査期間(1H)であることを示している。
このため、電圧選択信号形成回路354は、走査信号の電圧レベルが次の関係になるように、1行の走査線312について電圧選択信号a、b、c、dを出力する。すなわち、転送信号Ys1、Ys2、…、Ys320のいずれかHレベルになって、それに対応する走査線312を選択すべき水平走査期間である旨が指定され、さらに、制御信号INHがHレベルとなって、当該水平走査期間の後半期間であることが通知されると、電圧選択信号形成回路354は、当該走査線312への走査信号の電圧レベルを、第1に、極性指示信号POLの信号レベルに対応した極性の選択電圧とし、第2に、その後半期間が終了すると、当該選択電圧に対応する非選択電圧となるように電圧選択信号を生成する。
具体的には、電圧選択信号形成回路354は、制御信号INHがHレベルとなる期間において、極性指示信号POLがHレベルであれば正極性選択電圧+VSを選択させる電圧選択信号aを当該後半期間にHレベルとし、この後半期間が終了して、制御信号INHがLレベルに遷移すれば、正極性非選択電圧+VD/2を選択させる電圧選択信号bをHレベルとして出力する一方、制御信号INHがHレベルとなる後半期間において、極性指示信号POLがLレベルであれば負極性選択電圧−VSを選択させる電圧選択信号dを当該期間にHレベルとし、この後、制御信号INHがLレベルに遷移すれば、負極性非選択電圧−VD/2を選択させる電圧選択信号cをHレベルとして出力することになる。
まず、スタートパルスDYは、図6に示されるように、シフトレジスタ352によりクロック信号YCKにしたがって1水平走査期間(1H)毎に順次シフトされて、これが転送信号Ys1、Ys2、…、Ys320として出力される。
ここで、ある1行の走査線312に対応する転送信号がHレベルになる1水平走査期間において、その後半期間(1/2H)に至ると、当該後半期間における極性指示信号POLの論理レベルに応じて、当該走査線への選択電圧が定められる。
また、極性指示信号POLは、1水平走査期間(1H)毎に論理レベルが反転するので、各走査線312に供給される走査信号は、1水平走査期間(1H)毎に、すなわち、走査線312の1行毎に交互に極性が反転する関係となる。例えばあるフレームにおいて、1行目の走査信号Y1の選択電圧が正極性選択電圧+VSであれば、1水平走査期間経過後において、2行目の走査信号Y2の選択電圧は負極性選択電圧−VSとなる。
表示データRAM254は、縦320行×横240列の画素に対応した記憶領域を有するデュアルポートRAMであり、書込側では、図1における制御回路400から供給される階調データDnが、同じく制御回路400からの書込アドレスWadで指定された番地に書き込まれる一方、読出側では、行アドレスRadで指定された番地の階調データDnの1行分240個が、一括して読み出される構成となっている。
ただし、デコーダ256は、極性指示信号POLがHレベルである1水平走査期間(1H)において、階調データDnが黒色(111)であれば、交流駆動信号MXとは同一のレベルとなるように、それぞれ電圧選択信号e、fを生成する。また、階調データDnが白色の(000)であれば、1水平走査期間の前半期間(1/2H)の最初に供給されるリセット信号RESによって、交流駆動信号MXのレベルとは同一側のレベルにリセットし、第2に、階調コードパルスGCPRのうち、最初、すなわち(000)に対応するものの立ち下がりにて、交流駆動信号MXと反対側のレベルにセットし、第3に、1水平走査期間の後半期間(1/2H)の最初に供給されるリセット信号RESを無視し、第4に、階調コードパルスGCPRのうち、最初のものの立ち下がりにて、交流駆動信号MXと反対側のレベルに再セットするような電圧選択信号を生成する。
このような電圧選択信号の生成を、デコーダ256は、読み出された240個の階調データDnの各々に対応して実行する。
また、図9は、i行目の走査線312への走査信号Yiと、これよりも1行下の走査線312への走査信号Yi+1と、j列目のデータ線212へのデータ信号Xjとにおける各信号波形を示す図である。なお、このデータ信号Xjについては、i行目およびi+1行目の走査線312と、j列目のデータ線212に位置する画素を、白色表示、黒色表示、およびその中間色の灰色表示とする場合についてそれぞれ示している。
したがって、1水平走査期間(1H)でみたとき、データ信号Xjは、電圧+VD/2と−VD/2とをそれぞれ50%の割合でとることになる。このため、画素の階調がいかなるパターンで連続したとしても、1垂直走査期間(1F)において、データ信号Xjが電圧−VD/2をとる期間の累計と、電圧+VD/2をとる期間の累計とは互いに同一となる。このことは、非選択期間において画素に印加される電圧実効値が、すべての画素にわたって等しいことを意味するので、白色画素および黒色画素が行および列において交互に配置する市松模様や、1行毎に白色画素および黒色画素が反転するゼブラパターンなどを表示する場合に発生する列(縦)方向のクロストークが抑えられる。なお、この縦方向のクロストークについては、例えば、特開2001−147671号公報の図10にも記載されている。
なお、図10(b)に示されるように、液晶パネルの表示領域100aに、灰色を背景として矩形状の黒色領域をウィンドウ表示しようとする場合、実際に表示される画像は、図18(b)に示されるようなものとなり、白色領域をウィンドウ表示する場合と比較して、それほど背景の灰色に目立った明度差が生じない。
このうち、スパイクS0、S1は、走査信号として非選択電圧をとる期間、すなわちTFD220が非導通状態のときに現れるので、その影響は小さいが、スパイクS3は、走査信号として選択電圧をとる期間、すなわちTFD220が導通状態のときに現れるので、当該選択電圧+VSを変動させる。このため、走査信号とデータ信号との差で示される画素への印加電圧波形は、図19(a)の部分Pにて大きく歪み、当該画素に印加される電圧実効値を小さくなる方向に作用させてしまう。
なお、図19(a)では、後半期間において正極性の選択電圧+VSをとる1水平走査期間について説明したが、負極性の選択電圧−VSをとる1水平走査期間では、図示の波形を、電圧基準点を中心に極性反転したものとなるので、同様に、画素への印加電圧波形が大きく歪んで、当該画素に印加される電圧実効値を小さくなる方向に作用させてしまう。
したがって、行範囲Aおよび行範囲Cに属する画素(領域A−D、A−E、A−F、C−D、C−E、C−Fに属する画素)は、印加電圧が目的とする本来の値から大きく減少するので、ノーマリーホワイトモードであれば明るくなってしまうことになる。
この結果、同一階調となるはずの領域B−D、B−Fの画素と、領域A−D、A−E、A−F、C−D、C−E、C−Fに属する画素とは、図18(a)に示されるように、前者領域の画素が後者領域の画素よりも暗くなり、これが横クロスロークとして視認される。
このように考えると、図18(a)に示される横クロストークは、灰色領域B−D、B−Fが暗くなるのではなく、灰色領域A−D、A−E、A−F、C−D、C−E、C−Fが明るくなることに起因して発生する。ただし、白色領域に隣接する灰色領域、または、それ以外の灰色領域のいずれかが明るくなるのか、暗くなるのかについては、あまり重要ではなく、本来同じ明るさとなるべき領域同士において明度差が生じてしまうことが重要な問題なのである。すなわち、この明度差が明確に視認されて、表示上の品位を低下させるからである。
そこで、スパイク以外の原因を検討するために、灰色を背景として白色領域と黒色領域とをウィンドウ表示するときの相違点に検討してみる。
一方、灰色を背景として黒色領域をウィンドウ表示する場合に、図10(b)または図18(b)において行範囲Bに属する走査線が選択されるとき、当該走査線には灰色と黒色との2種類の画素が存在する。このうち、黒色画素となる列範囲Eに属するデータ線へのデータ信号は、図19(c)に示されるように、当該走査線に選択電圧が印加される開始タイミングでは点灯電圧をとる。
したがって、灰色を背景として黒色領域をウィンドウ表示する場合に、行範囲Bに属する走査線が選択されるとき、当該走査線には黒色画素が存在するので、当該走査線に印加される走査信号は、図19(c)の部分Rに示されるように鈍化して歪む。
一方、灰色を背景として白色領域をウィンドウ表示する場合に、行範囲Bに属する走査線が選択されるとき、当該走査線には黒色画素が存在しないので、当該走査線に印加される走査信号は、図19(b)に示されるように、部分Rでは歪まないし、スパイクS3による歪みも小さい。
また、灰色を背景として黒色領域をウィンドウ表示する場合に、行範囲Bに属する走査線が選択されるとき、当該走査線に印加される走査信号は、図19(c)に示されるように、部分Rでは歪むが、スパイクS3による歪みは小さい。
以上のように、横クロストークを解消するためには、データ信号の電圧切り替わりに伴うスパイクだけではなく、選択電圧の印加開始タイミングにおける波形の鈍りについても考慮しなければならないことが判る。
ただし、横クロストークを解消するために、電圧の切り替わるセグメント電極数や検出したスパイク等に応じてデータ信号を補正する技術は、上述したように、構成の複雑化を招くので採用できない。
この構成によれば、灰色を背景として白色領域をウィンドウ表示する場合であって、図10(a)において行範囲Bに属する走査線が選択されるとき、白色画素となる列範囲Eに属するデータ線へのデータ信号は、図11(b)に示されるように、当該走査線に選択電圧が印加される開始タイミングにおいて点灯電圧をとる。したがって、当該走査線に印加される走査信号は、同図に示されるように、部分Rにて歪む。なお、正極性の電圧+VSである場合、データ信号は、後半期間(1/2H)の開始タイミングから期間t1が経過した時点において、点灯電圧−VD/2から非点灯電圧+VD/2となるので、この電圧切り替わりに伴うスパイクS2が走査信号に現れるものの、この電圧切り替わりは、すべてのデータ線ではなく半数程度でしか実行されないために、スパイクS2の程度は小さい。
したがって、本実施形態によれば、灰色を背景として白色領域をウィンドウ表示する場合に、当該白色領域に隣接する領域B−D、B−Fの画素への印加電圧は、走査信号が図11(b)の部分Rにおいて鈍る分だけ減少する。このため、本実施形態では、灰色を背景として白色領域をウィンドウ表示する場合でも、黒色領域をウィンドウ表示する場合と同様に、領域B−D、B−Fは、他の灰色領域A−D、A−E、A−F、C−D、C−E、C−Fとの明度差がなくなるので、横クロストークの発生が抑えられることとなる。
さらに、本実施形態では、階調コードパルスGCPRに階調データDn(000)に相当するものが1つだけ増発されて、そのパルスをデータ線駆動回路250(デコーダ256)を処理するようにしただけの構成であるので、補正回路を別途設ける場合と比較して構成が大幅に簡略化される。
このような波形は、例えば、階調コードパルスGCPRを、同図に示されるように、1水平走査期間の前半期間、後半期間のそれぞれにおいて、階調データDnの(110)、(101)、(100)、(011)、(010)、(001)の各々に対応するものの最後に、(000)に対応するものを配列させる一方、デコーダ256(図7参照)が、リセット信号RESによって交流駆動信号MXのレベルとは反対側のレベルにリセットした後、階調コードパルスGCPRのうち、(111)を除いた各々に対応するものの立ち下がりにて、交流駆動信号MXと同一側のレベルにセットするような電圧選択信号を生成する構成によって実現可能である。
一方、行範囲Bに属する走査線に選択電圧が印加される期間では、図14(b)に示されるように、列範囲D、Fに属するデータ線が先に非点灯電圧から点灯電圧に切り替わった後に、列範囲Eに属するデータ線が非点灯電圧から点灯電圧に切り替わる。
このため、灰色を背景として白色領域をウィンドウ表示する場合に、当該白色領域に隣接する領域B−D、B−Fの画素への印加電圧は、走査信号に現れる2つのスパイクS3、Scの分だけ減少して明るくなる結果、他の灰色領域A−D、A−E、A−F、C−D、C−E、C−Fとの明度差がなくなる。したがって、データ信号が図12に示されるような波形によっても、横クロストークの発生が抑えられることとなる。
なお、走査信号が選択電圧となる前の非選択期間では、スパイクSa、Sbが新たに生じるが、非選択期間におけるスパイクは、画素の明るさに及ぼす影響が少ない点は上述した通りである。また、図14(a)および図14(c)は、それぞれ図11(a)および図11(b)と同じとなるので、その説明は省略している。
上記説明以外にも、階調データDnが(000)である場合、データ信号の点灯電圧と非点灯電圧の切り替えのタイミングは、選択電圧の切り替えのタイミングと一致しない限り、選択期間のいずれの位置にあってもよい。
また、実施形態では、1水平走査期間(1H)を前半および後半期間に分けて、このうち、後半期間に選択電圧を印加する構成としたが、前半期間に印加する構成としても良いし、1水平走査期間(1H)を前半および後半期間に分けることなく、当該1水平走査期間にわたって選択電圧を印加する構成としても良い。
さらに、実施形態では、電圧無印加状態において白色を表示するノーマリーホワイトモードであるとしたが、電圧無印加状態において黒色を表示するノーマリーブラックモードとしても良い。なお、ノーマリーブラックモードであれば、選択電圧が印加される期間において点灯電圧が印加される期間が長いほど、画素が明るくなる。
さらに、TFD220は、二端子型スイッチング素子の一例であり、他に、ZnO(酸化亜鉛)バリスタや、MSI(Metal Semi-Insulator)などを用いた素子のほか、これら素子を2つ逆向きに直列接続または並列接続したものなどを、二端子型スイッチング素子として用いることが可能である。
この図に示されるように、携帯電話1200は、複数の操作ボタン1202のほか、受話口1204、送話口1206とともに、上述した液晶パネル100を備えるものである。なお、電気光学装置10のうち、液晶パネル100以外の構成要素については電話器に内蔵されるので、外観としては現れない。
また、このデジタルスチルカメラ1300にあって、ケース1302の側面には、外部表示を行うためのビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。
Claims (11)
- 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられた画素を駆動する電気光学装置の駆動回路であって、
前記走査線を1水平走査期間毎に順次選択するとともに、選択した走査線に選択電圧を印加する走査線駆動回路と、
一のデータ線に対し、
当該データ線と選択走査線との交差に対応する画素を点灯させる点灯電圧であって前記1水平走査期間のうちに前記選択走査線に印加される選択電圧とは逆極性の電圧である点灯電圧、または、当該画素を非点灯にさせるとともに、前記選択電圧との差が前記点灯電圧よりも小さい非点灯電圧であって前記1水平走査期間のうちに前記選択走査線に印加される選択電圧とは同一極性の電圧である非点灯電圧のいずれか一方を前記選択電圧が印加される期間のうち、当該画素の階調に応じた期間にわたって印加した後に、その残余期間にわたって前記点灯電圧または前記非点灯電圧の他方に切り替えるよう、データ信号の電圧を印加するデータ線駆動回路であって、
前記選択電圧が印加される期間にわたって前記非点灯電圧を最も長く印加すべきオフ階調の画素からなる第1の領域が、それよりも前記選択電圧が印加される期間において前記点灯電圧を印加すべき期間が長い階調の画素からなる第2の領域を背景として表示される場合には、前記選択電圧の印加開始タイミングとは異なるタイミングにて、前記点灯電圧から前記非点灯電圧に切り替えるように前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させるデータ線駆動回路と
を具備することを特徴とする電気光学装置の駆動回路。 - 前記走査線駆動回路は、1水平走査期間を分割した前半または後半期間の一方において、選択した走査線に選択電圧を印加し、
前記データ線駆動回路は、
一のデータ線に対し、
前記前半または後半期間の一方のうち、当該画素の階調に応じた期間にわたって点灯電圧または非点灯電圧の一方を、その残余期間にわたって点灯電圧または非点灯電圧の他方を、それぞれ印加し、
前記前半または後半期間の他方のうち、当該画素の階調に応じた期間にわたって点灯電圧または非点灯電圧の他方を、その残余期間にわたって点灯電圧または非点灯電圧の一方を、それぞれ印加する
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記データ線駆動回路は、選択電圧の印加開始タイミングから所定時間だけ遅延したタイミングにおいて前記非点灯電圧の印加を開始するよう、前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記データ線駆動回路は、
各階調に対応するとともに、選択電圧が印加される期間において順番に階調制御パルスの供給を受け、
選択電圧の印加開始タイミングにて点灯電圧の印加を開始するとともに、前記階調制御パルスのうち、前記オフ階調に対応するものの供給を受けると、点灯電圧から非点灯電圧の印加に切り替えるよう、前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる
ことを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記データ線駆動回路は、選択電圧の終了タイミングから所定時間だけ先行したタイミングにおいて前記非点灯電圧の印加を開始するよう、前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 前記データ線駆動回路は、
各階調に対応するとともに、選択電圧が印加される期間において順番に階調制御パルスの供給を受け、
選択電圧の印加開始タイミングではすでに非点灯電圧を印加しているとともに、前記階調制御パルスのうち、前記オフ階調に対応するものの供給を受けると、非点灯電圧から点灯電圧の印加に切り替えるよう、前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる
ことを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置の駆動回路。 - 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられた画素を駆動する電気光学装置の駆動方法であって、
前記走査線を1水平走査期間毎に順次選択するとともに、選択した走査線に選択電圧を印加し、
一のデータ線に対し、
当該データ線と選択走査線との交差に対応する画素を点灯させる点灯電圧であって前記1水平走査期間のうちに前記選択走査線に印加される選択電圧とは逆極性の電圧である点灯電圧、または、当該画素を非点灯にさせるとともに、前記選択電圧との差が前記点灯電圧よりも小さい非点灯電圧であって前記1水平走査期間のうちに前記選択走査線に印加される選択電圧とは同一極性の電圧である非点灯電圧のいずれか一方を前記選択電圧が印加される期間のうち、当該画素の階調に応じた期間にわたって印加した後に、その残余期間にわたって前記点灯電圧または前記非点灯電圧の他方に切り替えるよう、データ信号の電圧を印加し、かつ、
前記選択電圧が印加される期間にわたって前記非点灯電圧を最も長く印加すべきオフ階調の画素からなる第1の領域が、それよりも前記選択電圧が印加される期間において前記点灯電圧を印加すべき期間が長い階調の画素からなる第2の領域を背景として表示される場合には、前記選択電圧の印加開始タイミングとは異なるタイミングにて、前記点灯電圧から前記非点灯電圧に切り替えるように前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させる
ことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。 - 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応して設けられた画素と、
前記走査線を1水平走査期間毎に順次選択するとともに、選択した走査線に選択電圧を印加する走査線駆動回路と、
当該データ線と選択走査線との交差に対応する画素を点灯させる点灯電圧であって前記1水平走査期間のうちに前記選択走査線に印加される選択電圧とは逆極性の電圧である点灯電圧、または、当該画素を非点灯にさせるとともに、前記選択電圧との差が前記点灯電圧よりも小さい非点灯電圧であって前記1水平走査期間のうちに前記選択走査線に印加される選択電圧とは同一極性の電圧である非点灯電圧のいずれか一方を、選択電圧が印加される期間のうち、当該画素の階調に応じた期間にわたって印加した後に、その残余期間にわたって前記点灯電圧または前記非点灯電圧の他方に切り替えるよう、データ信号の電圧を印加するデータ線駆動回路であって、
前記選択電圧が印加される期間にわたって前記非点灯電圧を最も長く印加すべきオフ階調の画素からなる第1の領域が、それよりも前記選択電圧が印加される期間において前記点灯電圧を印加すべき期間が長い階調の画素からなる第2の領域を背景として表示される場合には、前記選択電圧の印加開始タイミングとは異なるタイミングにて、前記点灯電圧から前記非点灯電圧に切り替えるように前記オフ階調の画素を駆動するときのデータ信号の電圧を変化させるデータ線駆動回路と
を具備することを特徴とする電気光学装置。 - 前記画素は、
前記走査線または前記データ線のいずれか一方に一端が接続された二端子型スイッチング素子と、
前記走査線または前記データ線のいずれか他方と、前記二端子型スイッチング素子の他端に接続された画素電極との間に電気光学物質が挟持された電気光学容量と
を含むことを特徴とする請求項8に記載の電気光学装置。 - 前記二端子型スイッチング素子は、導電体/絶縁体/導電体の構造を有することを特徴とする請求項9に記載の電気光学装置。
- 請求項8乃至10のいずれかに記載の電気光学装置を表示装置として備えることを特徴とする電子機器。
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