JP4644540B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4644540B2
JP4644540B2 JP2005188330A JP2005188330A JP4644540B2 JP 4644540 B2 JP4644540 B2 JP 4644540B2 JP 2005188330 A JP2005188330 A JP 2005188330A JP 2005188330 A JP2005188330 A JP 2005188330A JP 4644540 B2 JP4644540 B2 JP 4644540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
image
spot
light
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005188330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007010346A (ja
Inventor
壮一 浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005188330A priority Critical patent/JP4644540B2/ja
Priority to EP05255886.3A priority patent/EP1739391B1/en
Priority to US11/235,332 priority patent/US7800643B2/en
Priority to KR1020050101384A priority patent/KR100753885B1/ko
Priority to CNB2005101188358A priority patent/CN100412501C/zh
Publication of JP2007010346A publication Critical patent/JP2007010346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4644540B2 publication Critical patent/JP4644540B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/18Focusing aids
    • G03B13/20Rangefinders coupled with focusing arrangements, e.g. adjustment of rangefinder automatically focusing camera
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication
    • G01C3/08Use of electric radiation detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

本発明は、撮像対象である物体を非接触で撮像する撮像装置に関し、特に、かかる物体の位置(当該撮像装置からの距離)、あるいは、傾き、もしくは、姿勢を検出する機能をそなえた撮像装置に関する。
従来から、非接触で物体(以下、撮像対象という)を撮像する撮像装置において、撮像対象を撮像しながら、当該撮像対象の位置(例えば、当該撮像装置からの距離)、あるいは、当該撮像対象の傾き、もしくは、当該撮像対象の姿勢を検出する機能を有するものがある。
このような撮像装置は、例えば、図13に示すような、光学式三角測量法を用いた距離センサ100をそなえて構成されている。
図13に示す距離センサ100は、レーザ光を照射する光源101から測定対象物に対してレンズ102を介してスポット光(レーザ光)を照射し、このスポット光の測定対象物からの反射光をPSD(Position Sensitive Detector)などの光学的位置検出センサ(以下、単に位置センサという)103で検出するものである。なお、位置センサ103と測定対象物との間にはレンズ104が介装されている。
この距離センサ100では、距離センサ100から測定対象物A,Bまでの距離に応じて反射光の反射角が変化するために、位置センサ103によって検出される反射光の光点位置A´,B´が距離センサ100から測定対象物A,Bまでの距離に応じて変化することを利用して、かかる光点位置A´,B´に基づいて距離センサ100から測定対象物A,Bまでの距離を算出する。
また、測定対象物までの距離を測定する装置として、例えば、下記特許文献1には、図14(a),(b)に示すような距離測定装置100aが開示されている。
図14(a),(b)に示す距離測定装置100aは、水平画角α(図14(a)参照)、垂直画角β(図14(b)参照)をもつCCDカメラ110と、CCDカメラ110の両サイドに設けた放射角θ(図14(b)参照)を持つ一組の放射状直角平行レーザ光111,111を放射するレーザ光源111a,111aと、演算部112とをそなえて構成されている。ここで、CCDカメラ110は固定焦点レンズ110aと、光電変換部であるCCD(Charged Coupled Device)111bとから構成されている。
この距離測定装置100aでは、例えば、図15(a),(b)に示すごとく、レーザ光源111a,111aが線状の光を測定対象物Cに投光してCCDカメラ110によって撮影された画像120における、測定対象物C上の輝線(レーザ光源111a,111aからの投光による輝線)121,122の位置に基づいて、演算部112が測定対象物Cの距離等を算出する。なお、図15(b)における検出ライン123〜125は輝線121,122の位置を検出するためのものである。
特開2000−230807号公報
ところで、上記図13に示す距離センサ100は、測定対象物のある一点の距離を求める機能しか持たないので、上述した従来の撮像装置では、撮像対象の傾き(2次元情報)を検出する場合には、距離センサ100を2以上そなえなければならず、撮像対象の姿勢(3次元情報)を検出する場合には、距離センサ100を3以上そなえなければならず、これらの場合には、当該撮像装置の大型化や高コスト化を免れなかった。
しかも、距離センサ100では、光源101はLED(Light Emitting Diode)等の安価なものではなく、高価なレーザ光源を用いることを前提としているので、これによってもコストが嵩んでしまい、さらに、位置センサ103は反射光の光点位置を検出する必要があるので、これによっても大型化してしまう。
また、上記図14(a),(b)に示す距離測定装置100aでも、光源111aとしては、線状の投光を行なうためにレーザ光源を用いることを前提としており、コストが嵩んでしまう。
ここで、距離測定装置100aにおいて、光源111aとして安価なLEDを用いた場合には、CCDカメラ110によって撮像された画像120における輝線の両端が暗くなる、もしくは、線幅がぼけて広がるなど、十分な性能が期待できなくなってしまう。
また、距離測定装置100aは、光源111aが一方向に所定の広がり(つまり放射角θ)を持った線状の光を測定対象物Cに対して投光し、CCDカメラ110によって撮影された画面120において輝線121,122の長さは測定対象物Cの距離に関わらず、常に同一になるように構成されている。
したがって、例えば、図16(a)に示すごとく、測定対象物Cが遠ざかった場合には、図16(b)に示すごとく、画面120において、輝線121,122が測定対象物Cからはみ出してしまうことになり、その結果、想定した検出ができなくなるという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、撮像対象の距離、あるいは、傾き、もしくは、姿勢を検出する機能をそなえた撮像装置の小型化及び低コスト化を実現しながら、撮像装置から撮像対象までの距離に関わらずかかる検出を確実に実行できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像対象を撮像する撮像カメラと、前記撮像カメラの光軸と略平行なスポット光を直接前記撮像対象に対して投光する投光部と、前記撮像カメラによって撮像された前記投光部により投光された前記スポット光を含む前記撮像対象の画像における当該撮像対象上の前記スポット光の位置と前記画像の中心点との距離を算出し、下記(A)式に基づいて、前記撮像カメラと前記撮像対象との距離を算出する検出部とをそなえて構成されていることを特徴としている(請求項1)。
Figure 0004644540
但し、
l:前記撮像カメラと前記撮像対象との距離
θ :前記撮像カメラの光軸に対する前記スポット光の光軸の傾き
a:前記画像における前記撮像対象上の前記スポット光の位置と前記画像の中心点との距離
α :前記撮像カメラの画角の半分の値
d:前記撮像カメラの中心から前記投光部の中心までの距離
W:前記画像の中心点と、前記画像の中心点から前記画像における前記スポット光の方向へ伸びる直線と前記画像の端部との交点と、の距離
なお、前記投光部が3以上のスポット光を投光するように構成され、前記検出部が、前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像における、当該撮像対象上の前記投光部による前記3以上のスポット光の位置に基づいて、前記撮像カメラの光軸に対する当該撮像対象の姿勢情報を出することが好ましく(請求項2)、このとき、前記画像において、当該画像の中心点から前記3以上のスポット光の位置のそれぞれへ向かう方向が異なる方向となるように、前記投光部が前記3以上のスポット光を投光することが好ましい(請求項3)。
さらに、前記画像において前記検出部が認識しうる前記投光部からのスポット光の照射領域が、隣接する他のスポット光の照射領域と干渉しないように、前記投光部が前記3以上のスポット光を投光することが好ましい(請求項4)。
また、前記検出部が、前記画像における前記撮像対象上の前記スポット光の照射領域からスポット位置を抽出し、抽出された前記スポット位置と前記画像の中心点との距離に基づいて前記出を行なうことが好ましく(請求項5)、このとき、前記検出部が、前記照射領域の中心点もしくは重心点を前記スポット位置として抽出することが好ましい(請求項6)。
なお、前記検出部が、前記画像の中心点から所定の方向に向けて前記照射領域を検索し、最初に前記照射領域として検索された領域から前記スポット位置を抽出することが好ましい(請求項7)。
また、前記撮像カメラによる撮像と、前記投光部によるスポット光の投光とを制御する制御部をそなえ、この制御部が、前記投光部によるスポット光が投光されていない状態の前記撮像対象の第1画像と、前記投光部によるスポット光が投光されている状態の前記撮像対象の第2画像とを前記撮像カメラに撮像させ、前記検出部が、前記第2画像から前記第1画像における明領域を除いた画像に基づいて前記出を行なうことが好ましい(請求項8)。
また、上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像対象を撮像する撮像カメラと、前記撮像カメラの光軸と略平行な複数のスポット光を直接前記撮像対象に対して投光する投光部と、前記撮像カメラによって撮像された前記投光部により投光された前記複数のスポット光を含む前記撮像対象の画像における当該撮像対象上の前記複数のスポット光の位置と前記画像の中心点との距離をそれぞれ算出し、下記(A)式に基づいて、前記撮像カメラと当該撮像対象との距離、及び、前記撮像カメラの光軸に対する当該撮像対象の傾きを算出する検出部とをそなえて構成されていることを特徴としている(請求項)。
Figure 0004644540
但し、
l:前記撮像カメラと前記撮像対象との距離
θ :前記撮像カメラの光軸に対する前記スポット光の光軸の傾き
a:前記画像における前記撮像対象上の前記スポット光の位置と前記画像の中心点との距離
α :前記撮像カメラの画角の半分の値
d:前記撮像カメラの中心から前記投光部の中心までの距離
W:前記画像の中心点と、前記画像の中心点から前記画像における前記スポット光の方向へ伸びる直線と前記画像の端部との交点と、の距離
このように、本発明によれば、撮像カメラによって撮像された、撮像対象の画像における、投光部のスポット光の位置に基づいて、検出部が、撮像カメラと撮像対象との距離及び撮像カメラの光軸に対する撮像対象の傾きを検出するので、撮像カメラから撮像対象までの距離を検出するためのセンサ(位置センサ等)を別途そなえる必要がなく、したがって、装置全体の小型化及び低コスト化を実現することができる。
さらに、撮像カメラをそなえた既存の撮像装置に、撮像対象の距離や傾きを検出する機能を追加する際にも、ハード構成としては、投光部を追加するのみでよいので、小型化且つ低コストにて本撮像装置を実現することができる。
しかも、本発明によれば、投光部によって投光されるスポット光が、撮像カメラの光軸に対して平行もしくは略平行になるように構成されているので、撮像対象が撮像カメラの光軸に対して平行に移動する限りは、撮像カメラによって撮像された画像における撮像対象上のスポット光の位置は変化することがない。したがって、撮像カメラに対する撮像対象の距離に関わらず、検出部によって、当該撮像対象の距離及び傾きの検出を確実に実行することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
〔1〕本発明の一実施形態について
まず、本発明の一実施形態としての撮像装置について説明する。図1は本発明の一実施形態としての撮像装置の正面図であり、図2は本発明の一実施形態としての撮像装置の構成を示す図である。
図1,図2に示すように、本撮像装置1は、撮像カメラ10,複数(ここでは4つ)の投光部20a〜20d,及び演算部30をそなえて構成されている。
撮像カメラ10は、この撮像カメラ10の正面に存在する撮像対象を撮像するものである。
投光部20a〜20d(以下、投光部20a〜20dを特に区別しない場合には、投光部について単に符号“20”を用いて説明する)は、すべて同一の構成であり、図2に示すごとく、撮像カメラの光軸と平行もしくは略平行なスポット光を撮像対象に対して投光するものである。なお、投光部20から投光される光は赤外光であることが好ましく、これによって、例えば撮像対象が人体である場合や人がいる環境で撮像する場合などでは、人が感知することなく、投光部20による投光を実施することができる。
投光部20は、図3に示すごとく、光源21と、この光源21によって発光(投光)された光を平行光に変換するレンズ(例えば、コリメータレンズ)22と、このレンズ22を介して投光される光(スポット光)のスポット径を調整(ここでは縮小)するためのアパーチャ23を有する調整部24とをそなえて構成されている。
ここで、光源(発光素子)21は、LED(Light Emitting Diode)からなることが好ましい。
そして、投光部20a〜20dは、図4に示すごとく、撮像カメラ10に対して、撮像カメラ10の基準点(ここでは中心点)Sから投光部20a〜20dそれぞれに向かう方向(図4中の破線矢印)Da〜Ddが異なる方向となるように配置されている。すなわち、本撮像装置1では、撮像カメラ10によって撮像された画像において、画像の基準点(ここでは中心点)から複数のスポット光の位置のそれぞれに向かう方向が異なる方向となるように、投光部20a〜20dによって複数のスポット光が投光されるのである。
なお、本撮像装置1では、撮像カメラ10によって撮像された画像を縦横2等分した各領域に、投光部20のそれぞれのスポット光による明領域(スポット光の照射領域;以下、単にスポット光ともいう)が一つだけ表われるように設定されている。
また、かかる画像において、後述する検出部32のスポット位置抽出部32aが認識しうる投光部20からのスポット光による明領域が、隣接する投光部20からのスポット光による明領域と干渉しないように、投光部20が配置されている。すなわち、本撮像装置1では、かかる画像において、スポット光の明領域が隣接する他のスポット光の明領域と干渉しないように、複数のスポット光が投光されるのである。
したがって、本撮像装置1では、後述するスポット位置抽出部32aが、画像からスポット位置を確実に抽出することができるのである。
このように、本撮像装置1では、図5(a)に示すごとく、円柱状の撮像対象Tを、位置P,Q,Rと、撮像カメラ10の光軸方向に平行移動した際に、位置P,Q,Rのそれぞれにおいて撮像カメラ10によって撮像対象Tを撮像すると、図5(b)に示すような画像P´,Q´,R´が撮像される。なお、図5(b)において、画像P´は位置Pのときの画像であり、画像Q´は位置Qのときの画像であり、画像R´は位置Rのときの画像である。また、画像P´〜R´において符号“20a´”は投光部20aのスポット光による明領域(以下、単にスポット光ともいう)を示し、符号“20b´”は投光部20bのスポット光による明領域を示し、符号“20c´”は投光部20cのスポット光による明領域を示し、符号“20d´”は投光部20dのスポット光による明領域を示している。
この図5(b)に示すごとく、本撮像装置1では、投光部20が投射するスポット光が撮像カメラ10の光軸に対して平行もしくは略平行であり、且つ、投光部20が投射するスポット光が互いに平行であるので、撮像カメラ10で撮像した画像P´〜R´において、撮像対象Tにスポット光が当たる位置(つまり、画像P´〜R´の撮像対象T上の明領域20a´〜20d´の位置)は変化せず、かかる距離に応じて、画像上の撮像対象Tの大きさが変化する。この撮像対象Tの大きさの変化に伴ない、スポット光の相対的な距離が変化する。すなわち、図5(b)の画像P´〜R´において、撮像対象Tにあたっている複数のスポット光の間の距離が、画像P´では離れ、画像R´では近づくことになる。
したがって、本撮像装置1では、撮像カメラ10から撮像対象までの距離に係わらず、撮像カメラ10によって撮像された画像において、撮像対象上の投光部20のスポット光による明領域が必ず存在することになり、後述するスポット位置抽出部32aがかかる明領域からスポット位置を確実に抽出することができる。
演算部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)からなり、図2に示すごとく、制御部31及び検出部32をそなえて構成されている。
制御部31は、撮像カメラ10による撮像と、投光部20によるスポット光の投光とを制御するものであり、ここでは、撮像カメラ10及び投光部20を制御して、撮像カメラ10による撮像と、投光部20によるスポット光の投光とを同期して実行させ、スポット光が投光された撮像対象の画像を撮像させる。
検出部32は、撮像カメラ10によって撮像された撮像対象の画像における、撮像対象上の投光部20による複数のスポット光の位置に基づいて、撮像カメラ10と撮像対象との距離と、撮像カメラ10の光軸に対する撮像対象の傾き(2次元情報)、もしくは、かかる距離と撮像カメラの光軸に対する撮像対象の姿勢(3次元情報)とを検出するものであり、スポット位置抽出部32a,距離算出部32b,及び撮像対象情報検出部32cをそなえて構成されている。
スポット位置抽出部32aは、撮像カメラ10によって撮像された画像(以下、単に画像という)における、撮像対象上の投光部20からのスポット光による明領域を特定し、特定した明領域からスポット位置を抽出するものである。
なお、スポット位置とは、スポット光による明領域の位置を特定するために用いる、明領域の基準点のことをいい、ここではスポット位置抽出部32aが明領域の中心点もしくは重心点をスポット位置とする。
また、スポット位置抽出部32aは、投光部20の数に対応して明領域を検索する。
スポット位置抽出部32aは、図6に示すごとく、画像の中心点Uを起点として、上記図4に示す方向Da〜Ddのそれぞれに対応する直線Da´〜Dd´上を検索して明領域を特定する。これは上記図5(a),(b)を参照しながら上述したように、本撮像装置1では撮像対象が撮像カメラ10の光軸に対して平行に移動する限りは、画像において撮像対象上のスポット光による明領域の位置は変化せず、したがって、画像においては上記図4に示す方向Da〜Ddに対応する直線上に投光部20のスポット光による明領域が必ず存在するという特性を利用している。
つまり、スポット位置抽出部32aは、画像の中心点Uから本撮像装置1において投光部20が配置されている方向に向けて、すなわち、スポット光が投光される所定の方向に向けて、明領域を検索する。
これにより、スポット位置抽出部32aによれば、画像上のすべての領域を検索対象とはせず、投光部20が配置されている線上のみを検索して明領域を特定するため、非常に効率良く明領域を特定することができる。
さらに、スポット位置抽出部32aは、上述のごとく検索を行ない、最初に検索された明領域を投光部20のスポット光による明領域であると特定する。
したがって、例えば、図7に示すごとく、撮像カメラ10によって撮像対象Tを撮像した際に、撮像対象Tの背景に投光部20からのスポット光以外の光が存在したために、画像においてスポット光による明領域Da〜Dd以外に明領域Vが存在する場合であっても、スポット位置抽出部32aが画像の中心点Uを起点として明領域の検索を開始するので、最初に検索された明領域は必ず撮像対象T上に存在するスポット光による明領域Da〜Ddになり、スポット位置抽出部32aによれば、スポット光による明領域Da〜Ddを確実に検索することができる。
そして、スポット位置抽出部32aは、検索(特定)した明領域から、明領域の中心点もしくは重心点(ここでは中心点)をスポット位置として抽出する。
本撮像装置1では、スポット位置抽出部32aは、直線Da´〜Dd´上を検索するように構成されているので、スポット位置抽出部32aによれば、図8に示すごとく、直線Da´〜Dd´上に輝度(明るさ)が高くなる明領域(ガウス曲線分布)が検索され、スポット位置抽出部32aはこの明領域の中心点Mをスポット位置として抽出する。
図2に示す距離算出部32bは、スポット位置抽出部32aによって抽出されたスポット位置と画像の中心点との距離に基づいて、撮像カメラ10と撮像対象との距離を算出するものである。
つまり、距離算出部32bは、複数の投光部による明領域から抽出されるスポット位置のそれぞれについて、距離を算出し、本撮像装置1では、一つの撮像対象に対して4つの距離を算出する。
ここで、図9(a),(b)を参照しながら、距離算出部32bによる距離算出方法について説明する。なお、図9(a)において、符号“E”は撮像対象Tに照射された投光部20からのスポット光による明領域を示している。また、図9(b)は図9(a)の状態で撮像カメラ10によって撮像された画像を示す図である。
本撮像装置1において、理想的な実装では撮像カメラ10の光軸と投光部20によって投光されるスポット光の投光軸とは平行であるが、厳密に平行にすることは高精度な実装(組み立て)が求められ現実的には困難である。そのため、実際の撮像装置1においては、投光部20によるスポット光の投光軸が撮像カメラ10の光軸に対して完全に平行にならずにわずかながら傾くことが考えられる。
したがって、距離算出部32bは、図9(a)に示すように、撮像カメラ10の光軸に対する投光部20によるスポット光の投光軸の傾き(ここではθ)を考慮して、後述する式(3)によって撮像カメラ10と撮像対象Tとの距離lを算出する。
なお、撮像カメラ10の光軸に対する投光部20によるスポット光の投光軸の傾きは、撮像カメラ10と投光部20(光源21)とを結ぶ直線方向だけを考慮すればよく、直線の法線方向の傾きは無視できる。なお、補足までに述べると、法線方向の傾きはスポット光の移動直線が仮定した画像上の直線からどれだけ離れた直線になるかに関係する。
そして、図9(a)に示すごとく、撮像対象Tが撮像カメラ10から距離lだけ離れ、撮像カメラ10の光軸と直交する位置にあるとすると、この距離lでの撮像カメラ10の撮像範囲をw、撮像対象T上のスポット光が照射された位置をd+xとするとともに、撮像カメラ10の中心から投光部20(ここでは光源21)の中心までの距離をd、光軸のずれθ1により生じた変位量である照射位置のずれをxとする。一方、図9(b)に示すごとく、撮像カメラ10によって撮像された画像では、明領域E´のスポット位置は画像の中心Uから距離aの位置で観測され、スポット光の移動方向の画像範囲(上記図6における直線Da´〜Dd´に対応)をWとする。
このとき、図9(a),(b)に示す状態では、下記式(1)に示す比例関係が成り立つ。
Figure 0004644540
ここで、撮像範囲wはカメラの画角の半値α1と距離lとで表わすことができ、光軸ずれθによるずれxも距離lと光軸ずれθ1とで表わすことができるため、上記式(1)は、下記式(2)のように置き換えることができる。
Figure 0004644540
そして、この式(2)を距離lについて解くことによって、下記式(3)が得られる。
Figure 0004644540
距離算出部32bは、このようにして導き出される上記式(3)に基づいて、距離lを算出する。
そして、上記式(3)における光軸ずれθ1は未知の値であるため、距離算出部32bが、本撮像装置1の初期設定時において、後述する下記式(4)〜(7)に基づいて、光軸ずれθ1を求める。
つまり、上記式(3)を光軸ずれθ1について解くことにより、下記式(4)が求められる。
Figure 0004644540
そして、距離算出部32bは、この式(4)に基づいて光軸ずれθ1を解くべく、本撮像装置1の初期設定時に、既知の距離lでスポット位置aを計測することによって、tanθ1を算出(校正)する。なお、この処理は、投光部20a〜20dのそれぞれについて実行する。
ここで、通常は、既知の距離lを一つ用いるだけでtanθ1を算出することができる。
しかしながら、撮像カメラ10のレンズの実装上の制限等に起因して、既知の距離lを決定する際の距離原点(すなわち、既知の距離lを得るための撮像カメラ10のレンズ上の起点となる点)を厳密に求めることが困難な場合があり、この場合には、距離算出部32bは、2つの校正測定点を用いてtanθ1を算出する。
つまり、撮像カメラ10のレンズから撮像対象までの距離lのみに基づいてtanθ1を算出するのではなく、2つの校正測定点の距離(差)にも基づいてtanθ1を算出する。
すなわち、距離差Δを予め厳密に求めた2つの校正測定点のそれぞれに撮像対象を配置して撮像カメラ10によって画像を撮像し、距離算出部32bが、撮像された画像から撮像対象までの距離の算出を行なうことによって、光軸ずれθ1を校正する。
具体的には、距離算出部32bが、既知の距離Lの校正測定点a1において撮像した画像におけるスポット位置a1´を計測し、さらに、校正測定点a1から距離Δだけ離れた校正測定点a2において撮像した画像におけるスポット位置a2´を測定し、それぞれを上記式(4)に代入することによって、下記式(5)を得る。
Figure 0004644540
そして、上記式(5)を距離Lについて解くことによって、下記式(6)を求める。
Figure 0004644540
但し、上記式(6)においてkは、下記式(7)であらわされる。
Figure 0004644540
これにより、距離算出部32bは、距離Lを算出し、さらに、上記式(6)を上記式(4)に代入することによって、tanθ1を算出(校正)する。
このように、距離算出部32bは、初期設定時に、2つの既知の距離で撮像カメラ10によって撮像された撮像対象の画像からスポット位置を抽出し、抽出されたスポット位置に基づいて、撮像対象までの距離を算出するための上記式(3)を完成させる。これにより、距離算出部32bは、撮像カメラ10の光軸に対する投光部20によるスポット光の投光軸のずれを考慮して、撮像対象までの距離を算出することができるようになる。
したがって、本撮像装置1では、投光部20の投光軸が撮像カメラ10の光軸と平行になるように厳密に配置しなくてもよくなり、高精度な組み立てを要せず、製造コストを低減することができる。
図2に示す撮像対象情報検出部32cは、距離算出部32bによって算出された距離(ここでは4つの距離)に基づいて、撮像対象の撮像カメラ10の光軸に対する傾き、及び、撮像対象の撮像カメラ10の光軸に対する姿勢情報を検出するものである。
つまり、撮像対象情報検出部32cは、距離算出部32bによって算出された2つの距離に基づいて撮像対象の一方向の傾き(2次元情報)を検出し、また、距離算出部32bによって算出された3つまたは4つの距離に基づいて撮像対象の姿勢(2方向の傾き;3次元情報)を検出する。
ここで、図10,図11を参照しながら、撮像対象情報検出部32cによる撮像対象の傾き及び姿勢情報の検出方法について説明する。
図10に示すごとく、本撮像対象1における投光部20a〜20dの位置を、xy平面上に投光部20cを原点としてあらわすと、投光部20bはx軸上の座標(n,0)に、投光部20dはy軸上の座標(0,n)に、投光部20aは座標(n,n)に配置されることになる。
そして、これら投光部20からスポット光を投光して撮像対象に照射された結果(つまり、画像においてスポット位置抽出部32aによって抽出されたスポット位置Pa〜Pd)を、図11に示す。なお、図11に示すごとく、スポット位置Paは投光部20aに、スポット位置Pbは投光部20bに、スポット位置Pcは投光部20cに、スポット位置Pdは投光部20dにそれぞれ対応している。
ここで、距離算出部32bによって算出された各スポット位置Pa〜Pdまでの距離が、それぞれ、La〜Ldであったとすると、スポット位置Pa〜Pdのそれぞれの3次元座標(x,y,z)は、スポット位置Paが(n,n,La)、スポット位置Pbが(n,0,Lb),スポット位置Pcが(0,0,Lc),スポット位置Pdが(0,n,Ld)となる。
撮像対象の撮像カメラ10への対向面が平面、もしくは、平面とみなせる場合、撮影面は係数a,b,c,dを用いて下記式(8)で表わすことができる。
Figure 0004644540
したがって、撮像対象情報検出部32cは、この式(8)にスポット位置Pa〜Pdの座標値を代入して解くことによって、係数a,b,c,dを求め、スポット位置Pa〜Pdからなる平面を決定して、この平面から撮像対象の傾きや姿勢情報を検出する。
ここで、平面はスポット位置が3点あれば決定するので、スポット位置が4点以上の場合には冗長となるため、撮像対象情報検出部32cは、最小二乗法によって近似平面を求める。あるいは、平面を三角形に分割して複合平面として求める。
なお、撮像対象情報検出部32cは、図11に示す例では、スポット位置Pb,Pdを通る直線で平面を分割し、スポット位置Pb,Pc,Pdを通る平面と、スポット位置Pa,Pb,Pdを通る平面との2つの平面を求めることができる。
そして、撮像対照情報検出部32cは、例えば、撮像対象がy軸を中心にどれだけ傾いているかを検出する場合、つまり、図11における角度θ2を検出する場合には、上記式(8)に基づいて下記式(9)を得て、傾きθ2を検出する。
Figure 0004644540
なお、撮像対象情報検出部32cは、上記式(8)に基づいて平面を算出せずに、例えば、下記式(10)から傾きθ2を求めてもよい。
Figure 0004644540
また、撮像対象情報検出部32cは上述した傾きを求める処理を3次元分行なう、つまり、x軸,y軸,z軸のそれぞれに対する傾きを求めることによって、撮像対象の姿勢情報を検出する。
このように、本発明の一実施形態としての撮像装置1によれば、撮像カメラ10によって撮像された、撮像対象の画像における、投光部20のスポット光の位置(スポット位置)に基づいて、検出部32が、撮像カメラ10と撮像対象との距離及び撮像カメラ10の光軸に対する撮像対象の傾き、もしくは、撮像カメラ10と撮像対象との距離及び撮像カメラ10の光軸に対する撮像対象の姿勢情報を検出するので、上述した従来の撮像装置(図13参照)のように、撮像カメラ10から撮像対象までの距離を検出するためのセンサ(位置センサ等)そなえる必要がなく、したがって、装置全体の小型化及び低コスト化を実現することができる。
なお、撮像カメラ10をそなえた既存の撮像装置に、撮像対象の距離、傾き、姿勢などを検出する機能を追加する際にも、ハード構成としては、投光部20を追加するのみでよいので、小型化且つ低コストにて実現することができる。
しかも、本撮像装置1では、撮像カメラ10によって撮像された画像における、撮像対象上の投光部20からのスポット光による明領域に基づいて、検出部32が、かかる距離の検出を行なうため、投光部20から投光されるスポット光はレーザ光のような精度の高いスポット光(つまり、スポット径が狭い平行光)でなくてもよく、本撮像装置1では、投光部20の光源21として、安価なLEDを用いることができ、これによっても低コスト化を実現することができる。
さらに、本撮像装置1では、投光部20によって投光されるスポット光が、撮像カメラ10の光軸に対して平行、もしくは、略平行になるように構成されているので、上記図5(a),(b)を参照しながら上述したように、撮像対象が撮像カメラ10の光軸に対して平行に移動する限りは、撮像カメラ10によって撮像された画像において、撮像対象上のスポット光による明領域の位置は変化することがない。したがって、本撮像装置1では、撮像カメラ10に対する撮像対象の距離に関わらず、検出部32によって、当該撮像対象の距離及び傾き、もしくは、距離及び姿勢の検出を確実に実行することができる。
〔2〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、撮像装置1が投光部20を4つ(投光部20a〜20d)そなえて構成された例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、検出部32が撮像対象の傾きを検出する場合には、少なくとも2つの投光部20をそなえていればよく、また、検出部32が撮像対象の姿勢情報を検出する場合には、少なくとも3つの投光部20をそなえていればよい。
また、上述した実施形態では、演算部30の制御部31が撮像カメラ10の撮像と投光部20の投光とを同期して実行させ、投光部20によるスポット光が投光されている状態の撮像対象の画像のみを撮像するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、制御部31が、投光部20によるスポット光が投光されていない状態の撮像対象の第1画像と、投光部20によるスポット光が投光されている状態の第2画像とを撮像させるように、撮像カメラ10及び投光部20を制御してもよい。
この場合、検出部32のスポット位置抽出部32aは、第1画像と第2画像との差の画像、つまり、第2画像から第1画像における明領域を除いた画像に基づいて、投光部20のスポット光による明領域を特定し、特定した明領域からスポット位置を抽出する。
これにより、上述した実施形態による効果に加えて、撮像カメラ10によって撮像された画像において、投光部20のスポット光による明領域以外の明領域が存在していても、この明領域は第2画像から第1画像の明領域を除くことによって削除されるので、スポット光による明領域だけを確実に特定することができる。
また、制御部31が、投光部20によるスポット光の輝度を変化させながら、撮像カメラ10によってスポット光の輝度が異なる複数の画像を撮像させるように、撮像カメラ10及び投光部20を制御してもよい。
この場合、検出部32のスポット位置抽出部32aは、撮像カメラ10によって撮像された複数の画像において、輝度が変化している部分を投光部20のスポット光による明領域として特定し、特定した明領域からスポット位置を抽出する。
これにより、上述した実施形態による効果に加えて、例えば、撮像対象の背景からの光が強いために、撮像カメラ10によって撮像された画像において、投光部20のスポット光による明領域が特定し難いような場合であっても、複数の画像において輝度が変化している明領域をスポット光による明領域として特定することによって、スポット光による明領域だけを確実に特定することができる。
さらに、スポット位置抽出部32aが、撮像カメラ10によって撮像された複数の画像の撮像時の投光部20による投光パターン(輝度)に基づいて、この投光パターンと同一のパターンで輝度が変化している明領域を、投光部20からのスポット光による明領域として特定するように構成してもよく、これによって、投光部20のスポット光による明領域を、より確実に特定することができるようになる。
また、上述した実施形態では、検出部32の距離算出部32bが、計算式に基づいて撮像カメラ10から撮像対象までの距離を算出するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、演算部30が、撮像カメラ10によって撮像された画像におけるスポット光のスポット位置(つまり、画像の中心点からスポット位置までの距離)と、撮像カメラ10と撮像対象との距離との対応関係を示すテーブルをそなえ、距離算出部32bが、このテーブルに基づいて、撮像カメラ10から撮像対象までの距離を求めるように構成してもよい。
なお、この場合には、かかるテーブルは、例えば、演算部30のROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等に保持される。
また、この場合にも、上述した実施形態と同様に、距離算出部32bは、本撮像装置1の初期設定時に既知の距離に基づいてテーブルを校正する。
つまり、距離算出部32bは、初期設定時に、1または複数の既知の距離において撮像カメラ10によって撮像された撮像対象の画像から、スポット位置抽出部32aによって抽出されたスポット位置と、かかる既知の距離とに基づいて、テーブルを校正する。これにより、上述した実施形態と同様に、投光部20の撮像カメラ10の光軸に対するずれを補正することができるので、高精度な組み立ては要求されなくなる。また、テーブルに基づいて距離を検出する機構において上述のごとくテーブルを校正することにより、撮像装置1を複数製造した際に生じる撮像装置1ごとの微妙な配置ずれ等を校正することができる。
しかも、距離算出部32bがかかるテーブルに基づいて撮像対象までの距離を検出することにより、上述した実施形態のごとく計算が不要となるため、例えば、非力なCPUでも処理可能となり、本撮像装置1の低コスト化に寄与することができるとともに、組み込み聞きなどへの実装も可能になる。
なお、撮像対象が撮像カメラ10から所定の距離内にあるか否かを認識することができるだけでよい場合には、その所定の距離における画像上のスポット位置を予め設定しておき、投光部20によるスポット光の位置が、予め設定されたスポット位置よりも画像の基準点(例えば中心点)に近ければ(すなわち、投光部20によるスポット光の位置が画像の基準点から予め設定されたスポット位置までの間に存在すれば)、撮像対象が所定の距離内にあると検出部32が判定するように構成してもよい。
また、制御部31が、投光部20によるスポット光が投光された画像と、投光部20によるスポット光が投光されていない画像とを連続して撮像させるように構成することによって、動画を撮像しているかのごとく撮像対象を撮像しながら、当該撮像対象の傾きや姿勢情報などの撮像対象情報も同時に得ることができるようになり、例えば、移動中の撮像対象を撮像しながら、撮像対象情報を時系列に把握することが可能になる。
さらに、本撮像装置1において、撮像カメラ10の撮像範囲内に撮像対象が存在しない場合以外には、撮像カメラ10による撮像を一時停止することによって不要な時間には回路(例えば、演算部30)を休止させることで、消費電力を低減することができる。具体的には、例えば、撮像カメラ10による撮像を所定の間隔で実行させ、画像に撮像対象が発見された場合にのみ、投光部20による投光及び演算部30(特に検出部32)の処理を実行させてもよい。
また、上述した実施形態では、投光部20がレンズ22と調整部24とをそなえて構成されている例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上述したように本撮像装置1では、投光部20から投光されるスポット光はレーザ光のような高精度なスポット光を要しないので、例えば、図12に示すごとく、レンズ22をそなえずに調整部24のみをそなえて構成してもよく、逆に、調整部24をそなえずにレンズ22のみをそなえて構成してもよい。これによっても上述した実施形態と同様の効果を得ることができ、したがって、さらなる低コスト化を実現することができる。
さらに、上述した実施形態では、投光部20が一つの光源21によって一つのスポット光を投光する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、調整部24に複数のアパーチャを設けることによって、投光部20が一つの光源21によって複数のスポット光を投光するように構成してもよい。
〔3〕付記
(付記1)
撮像対象を撮像する撮像カメラと、
該撮像カメラの光軸と平行もしくは略平行なスポット光を前記撮像対象に対して投光する投光部と、
前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像における、当該撮像対象上の前記投光部によるスポット光の位置に基づいて、前記撮像カメラと当該撮像対象との距離を検出する検出部とをそなえて構成されていることを特徴とする、撮像装置。
(付記2)
前記投光部が3以上のスポット光を投光するように構成され、
前記検出部が、前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像における、当該撮像対象上の前記投光部による前記3以上のスポット光の位置に基づいて、前記撮像カメラの光軸に対する当該撮像対象の姿勢情報を検出することを特徴とする、付記1記載の撮像装置。
(付記3)
前記画像において、当該画像の基準点から前記3以上のスポット光の位置のそれぞれへ向かう方向が異なる方向となるように、前記投光部が前記3以上のスポット光を投光することを特徴とする、付記2記載の撮像装置。
(付記4)
前記画像において前記検出部が認識しうる前記投光部からのスポット光の照射領域が、隣接する他のスポット光の照射領域と干渉しないように、前記投光部が前記3以上のスポット光を投光することを特徴とする、付記2または付記3のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記5)
前記投光部の光源がLED(Light Emitting Diode)からなることを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記6)
前記投光部が、光源が発光した光のスポット径を縮小するアパーチャを有する調整部をそなえて構成されていることを特徴とする、付記1〜付記5のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記7)
前記投光部が、光源が発光した光を平行光に変換するレンズをそなえて構成されていることを特徴とする、付記1〜付記6のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記8)
前記投光部によって投光される前記スポット光が赤外光であることを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記9)
前記検出部が、前記画像における前記撮像対象上の前記スポット光の照射領域からスポット位置を抽出し、抽出された前記スポット位置と前記画像の中心点との距離に基づいて前記検出を行なうことを特徴とする、付記1〜付記8のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記10)
前記検出部が、前記照射領域の中心点もしくは重心点を前記スポット位置として抽出することを特徴とする、付記9記載の撮像装置。
(付記11)
前記検出部が、前記画像の中心点から所定の方向に向けて前記照射領域を検索し、最初に前記照射領域として検索された領域から前記スポット位置を抽出することを特徴とする、付記9または付記10記載の撮像装置。
(付記12)
前記撮像カメラによる撮像と、前記投光部によるスポット光の投光とを同期して実行させる制御部をそなえて構成されていることを特徴とする、付記1〜付記11のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記13)
前記撮像カメラによる撮像と、前記投光部によるスポット光の投光とを制御する制御部をそなえ、
該制御部が、前記投光部によるスポット光が投光されていない状態の前記撮像対象の第1画像と、前記投光部によるスポット光が投光されている状態の前記撮像対象の第2画像とを前記撮像カメラに撮像させ、
前記検出部が、前記第2画像から前記第1画像における明領域を除いた画像に基づいて前記検出を行なうことを特徴とする、付記1〜付記11のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記14)
前記撮像カメラによる撮像と、前記投光部によるスポット光の投光とを制御する制御部をそなえ、
該制御部が、前記投光部によるスポット光の輝度を変化させながら、前記撮像カメラに複数の画像を撮像させ、
前記検出部が、前記複数の画像において輝度が変化している部分を前記スポット光の位置と特定することを特徴とする、付記1〜付記11のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記15)
前記検出部が、前記撮像カメラによって撮像された画像におけるスポット光の位置と、前記撮像カメラと前記撮像対象との距離との対応関係を示す計算式に基づいて前記撮像カメラと前記撮像対象との距離を検出することを特徴とする、付記1〜付記14のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記16)
前記検出部が、初期設定時に、既知の距離において前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像から前記スポット位置を抽出し、抽出された前記スポット位置と前記既知の距離とに基づいて、前記計算式を校正することを特徴とする、付記15記載の撮像装置。
(付記17)
前記撮像カメラによって撮像された画像におけるスポット光の位置と、前記撮像カメラと前記撮像対象との距離との対応関係を示すテーブルをそなえ、
前記検出部が、前記テーブルに基づいて前記撮像カメラと前記撮像対象との距離を検出することを特徴とする、付記1〜付記14のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記18)
前記検出部が、初期設定時に、既知の距離において前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像から前記スポット位置を抽出し、抽出された前記スポット位置と前記既知の距離とに基づいて、前記テーブルを校正することを特徴とする、付記17記載の撮像装置。
(付記19)
撮像対象を撮像する撮像カメラと、
該撮像カメラの光軸と平行もしくは略平行な複数のスポット光を前記撮像対象に対して投光する投光部と、
前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像における、当該撮像対象上の前記投光部による複数のスポット光の位置に基づいて、前記撮像カメラの光軸に対する当該撮像対象の傾きを検出する検出部とをそなえて構成されていることを特徴とする、撮像装置。
(付記20)
撮像対象を撮像する撮像カメラと、
該撮像カメラの光軸と平行もしくは略平行な複数のスポット光を前記撮像対象に対して投光する投光部と、
前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像における、当該撮像対象上の前記投光部による複数のスポット光の位置に基づいて、前記撮像カメラと当該撮像対象との距離、及び、前記撮像カメラの光軸に対する当該撮像対象の傾きを検出する検出部とをそなえて構成されていることを特徴とする、撮像装置。
本発明の一実施形態としての撮像装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の投光部の構成を説明するための図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の投光部の配置を説明するための図である。 (a)は本発明の一実施形態としての撮像装置による撮像対象の撮像状況を模式的に示す図であり、(b)は(a)に示す状態において撮像カメラによって撮像された画像を示す図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の撮像カメラによって撮像された撮像対象の画像を示す図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の撮像カメラによって撮像された撮像対象の画像を示す図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の検出部のスポット位置抽出部によるスポット位置の抽出方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の検出部の距離算出部による撮像カメラから撮像対象までの距離算出方法を説明するための図であり、(a)は撮像カメラによる撮像対象の撮像状態を模式的に示す図であり、(b)は(a)に示す状態で撮像カメラによって撮像された画像を示す図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の投光部の位置をxy平面を用いて表わした図である。 本発明の一実施形態としての撮像装置の投光部の位置と撮像カメラによって撮像された画像上のスポット位置との対応関係を説明するための図である。 本発明の変形例としての撮像装置の投光部の構成を説明するための図である。 従来の撮像装置の構成を説明するための図である。 従来の撮像装置の構成を説明するための図であり、(a)はその上面図、(b)はその側面図である。 図14に示す従来の撮像装置による測定対象物の距離の算出方法を説明するための図であり、(a)は測定対象物の撮像状態の一例を示す図であり、(b)は(a)に示す状態でCCDカメラによって撮像された画像を示す図である。 図14に示す従来の撮像装置による測定対象物の距離の算出方法を説明するための図であり、(a)は測定対象物の撮像状態の一例を示す図であり、(b)は(a)に示す状態でCCDカメラによって撮像された画像を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置
10 撮像カメラ
20,20a〜20d 投光部
20a´〜20d´ 明領域(スポット光,照射領域)
21,101 光源
22,102,104 レンズ
23 アパーチャ
24 調整部
30,112 演算部
31 制御部
32 検出部
32a スポット位置抽出部
32b 距離算出部
32c 撮像対象情報検出部
100 距離センサ
100a 距離測定装置
103 位置センサ
110 CCD(Charged Coupled Device)カメラ
110a 固定焦点レンズ
111 レーザ光
111a レーザ光源
111b 光電変換部(CCD)
120 画像
121,122 輝線
123〜125 検出ライン

Claims (9)

  1. 撮像対象を撮像する撮像カメラと、
    前記撮像カメラの光軸と略平行なスポット光を直接前記撮像対象に対して投光する投光部と、
    前記撮像カメラによって撮像された前記投光部により投光された前記スポット光を含む前記撮像対象の画像における当該撮像対象上の前記スポット光の位置と前記画像の中心点との距離を算出し、下記(A)式に基づいて、前記撮像カメラと前記撮像対象との距離を算出する検出部とをそなえて構成されていることを特徴とする、撮像装置。
    Figure 0004644540
    但し、
    l:前記撮像カメラと前記撮像対象との距離
    θ :前記撮像カメラの光軸に対する前記スポット光の光軸の傾き
    a:前記画像における前記撮像対象上の前記スポット光の位置と前記画像の中心点との距離
    α :前記撮像カメラの画角の半分の値
    d:前記撮像カメラの中心から前記投光部の中心までの距離
    W:前記画像の中心点と、前記画像の中心点から前記画像における前記スポット光の方向へ伸びる直線と前記画像の端部との交点と、の距離
  2. 前記投光部が3以上のスポット光を投光するように構成され、
    前記検出部が、前記撮像カメラによって撮像された前記撮像対象の画像における、当該撮像対象上の前記投光部による前記3以上のスポット光の位置に基づいて、前記撮像カメラの光軸に対する当該撮像対象の姿勢情報を出することを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記画像において、当該画像の中心点から前記3以上のスポット光の位置のそれぞれへ向かう方向が異なる方向となるように、前記投光部が前記3以上のスポット光を投光することを特徴とする、請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記画像において前記検出部が認識しうる前記投光部からのスポット光の照射領域が、隣接する他のスポット光の照射領域と干渉しないように、前記投光部が前記3以上のスポット光を投光することを特徴とする、請求項2または請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記検出部が、前記画像における前記撮像対象上の前記スポット光の照射領域からスポット位置を抽出し、抽出された前記スポット位置と前記画像の中心点との距離に基づいて前記出を行なうことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記検出部が、前記照射領域の中心点もしくは重心点を前記スポット位置として抽出することを特徴とする、請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記検出部が、前記画像の中心点から所定の方向に向けて前記照射領域を検索し、最初に前記照射領域として検索された領域から前記スポット位置を抽出することを特徴とする、請求項5または請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記撮像カメラによる撮像と、前記投光部によるスポット光の投光とを制御する制御部をそなえ、
    該制御部が、前記投光部によるスポット光が投光されていない状態の前記撮像対象の第1画像と、前記投光部によるスポット光が投光されている状態の前記撮像対象の第2画像とを前記撮像カメラに撮像させ、
    前記検出部が、前記第2画像から前記第1画像における明領域を除いた画像に基づいて前記出を行なうことを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 撮像対象を撮像する撮像カメラと、
    前記撮像カメラの光軸と略平行な複数のスポット光を直接前記撮像対象に対して投光する投光部と、
    前記撮像カメラによって撮像された前記投光部により投光された前記複数のスポット光を含む前記撮像対象の画像における当該撮像対象上の前記複数のスポット光の位置と前記画像の中心点との距離をそれぞれ算出し、下記(A)式に基づいて、前記撮像カメラと前記撮像対象との距離、及び、前記撮像カメラの光軸に対する当該撮像対象の傾きを算出する検出部とをそなえて構成されていることを特徴とする、撮像装置。
    Figure 0004644540
    但し、
    l:前記撮像カメラと前記撮像対象との距離
    θ :前記撮像カメラの光軸に対する前記スポット光の光軸の傾き
    a:前記画像における前記撮像対象上の前記スポット光の位置と前記画像の中心点との距離
    α :前記撮像カメラの画角の半分の値
    d:前記撮像カメラの中心から前記投光部の中心までの距離
    W:前記画像の中心点と、前記画像の中心点から前記画像における前記スポット光の方向へ伸びる直線と前記画像の端部との交点と、の距離
JP2005188330A 2005-06-28 2005-06-28 撮像装置 Expired - Fee Related JP4644540B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005188330A JP4644540B2 (ja) 2005-06-28 2005-06-28 撮像装置
EP05255886.3A EP1739391B1 (en) 2005-06-28 2005-09-22 Image obtaining apparatus
US11/235,332 US7800643B2 (en) 2005-06-28 2005-09-27 Image obtaining apparatus
KR1020050101384A KR100753885B1 (ko) 2005-06-28 2005-10-26 촬상 장치
CNB2005101188358A CN100412501C (zh) 2005-06-28 2005-10-28 图像获取设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005188330A JP4644540B2 (ja) 2005-06-28 2005-06-28 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007010346A JP2007010346A (ja) 2007-01-18
JP4644540B2 true JP4644540B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=37036891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005188330A Expired - Fee Related JP4644540B2 (ja) 2005-06-28 2005-06-28 撮像装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7800643B2 (ja)
EP (1) EP1739391B1 (ja)
JP (1) JP4644540B2 (ja)
KR (1) KR100753885B1 (ja)
CN (1) CN100412501C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2830002A2 (en) 2013-07-25 2015-01-28 Fujitsu Limited Image capture device, biometric authentication apparatus, and image capture method

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5052853B2 (ja) * 2005-12-08 2012-10-17 コニカミノルタプラネタリウム株式会社 デジタルプラネタリウム投映装置
TW200935025A (en) * 2008-02-05 2009-08-16 Asia Optical Co Inc Image-capturing system and method of capturing marked image
GB2461647B (en) * 2008-10-10 2010-06-09 Ilm Legal Services Ltd A surveying system
US9869689B2 (en) * 2009-04-29 2018-01-16 Koninklijke Philips Electronics N.V. Laser diode based multiple-beam laser spot imaging system for characterization of vehicle dynamics
DE102009038021A1 (de) * 2009-08-18 2011-02-24 Olaf Dipl.-Ing. Christiansen Bildverarbeitungssystem mit einer zusätzlichen zusammen mit der Bildinformation zu verarbeitenden Maßstabsinformation
US8446521B2 (en) * 2009-11-16 2013-05-21 Honeywell International Inc. Distributed agile illumination system and method
US20110141345A1 (en) * 2009-12-11 2011-06-16 Paul Ramsey Projected Light Scale for Forensic Photography
DE102010011217A1 (de) * 2010-03-11 2011-09-15 Salzgitter Mannesmann Line Pipe Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Messung der Profilgeometrie von sphärisch gekrümmten, insbesondere zylindrischen Körpern
JP5650942B2 (ja) * 2010-07-08 2015-01-07 トピー工業株式会社 点検システムおよび点検方法
JP5371920B2 (ja) * 2010-09-29 2013-12-18 富士フイルム株式会社 内視鏡装置
CN102445148A (zh) * 2010-09-30 2012-05-09 西门子公司 一种获取位置参数的方法、装置及系统
CN103442631A (zh) 2010-11-27 2013-12-11 Securus医药集团股份有限公司 消融和温度测量设备
CN102486373B (zh) * 2010-12-01 2014-05-14 原相科技股份有限公司 测距方法及测距系统
WO2012124055A1 (ja) * 2011-03-15 2012-09-20 富士通フロンテック株式会社 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム
JP5751019B2 (ja) 2011-05-30 2015-07-22 富士通株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法、および生体情報処理プログラム
JP5840909B2 (ja) * 2011-10-14 2016-01-06 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 検査装置及び方法
US9200899B2 (en) 2012-03-22 2015-12-01 Virtek Vision International, Inc. Laser projection system and method
KR101630558B1 (ko) 2012-03-28 2016-06-14 후지쯔 가부시끼가이샤 촬상 장치
BR112014032713A2 (pt) 2012-06-27 2017-06-27 Pentair Water Pool & Spa Inc limpador de piscina com um método e sistema de telêmetro a laser
JP5974844B2 (ja) 2012-11-14 2016-08-23 富士通株式会社 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
CN103064085B (zh) * 2012-12-20 2015-11-25 深圳市华星光电技术有限公司 定位方法及定位装置
JP6044403B2 (ja) 2013-03-18 2016-12-14 富士通株式会社 撮像装置、撮像方法、および撮像プログラム
JP5740425B2 (ja) * 2013-03-25 2015-06-24 株式会社東芝 距離検出装置
JP5767665B2 (ja) * 2013-03-27 2015-08-19 ビッグローブ株式会社 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
TW201500735A (zh) * 2013-06-18 2015-01-01 Nat Applied Res Laboratories 行動式影像流速辨識之方法及其裝置
JP6340838B2 (ja) 2014-03-10 2018-06-13 富士通株式会社 生体認証装置、生体認証方法及びプログラム
KR101587352B1 (ko) * 2014-07-01 2016-01-21 포항공과대학교 산학협력단 수중 영상을 모자이킹하기 위한 방법 및 장치
JP6648147B2 (ja) 2014-10-24 2020-02-14 マジック アイ インコーポレイテッド 距離センサ
US10181085B2 (en) * 2014-11-05 2019-01-15 Trw Automotive U.S. Llc Augmented object detection using structured light
JP6531395B2 (ja) * 2015-01-08 2019-06-19 富士通株式会社 三次元形状測定装置、三次元形状測定方法、及び、プログラム
US10488192B2 (en) * 2015-05-10 2019-11-26 Magik Eye Inc. Distance sensor projecting parallel patterns
EP3295119A4 (en) * 2015-05-10 2019-04-10 Magik Eye Inc. DISTANCE SENSOR
EP3096157A1 (de) * 2015-05-18 2016-11-23 HILTI Aktiengesellschaft Vorrichtung zur optischen distanzmessung zu einem reflektierenden zielobjekt
EP3096156A1 (de) * 2015-05-18 2016-11-23 HILTI Aktiengesellschaft Vorrichtung zur optischen distanzmessung zu einem reflektierenden zielobjekt
JP6726885B2 (ja) * 2015-07-16 2020-07-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 検査用カメラおよびこれを備えた検査システム、検査方法
WO2017038158A1 (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 富士フイルム株式会社 測距装置、測距用制御方法、及び測距用制御プログラム
WO2017038157A1 (ja) 2015-08-31 2017-03-09 富士フイルム株式会社 測距装置、測距用導出方法、及び測距用導出プログラム
JP6404483B2 (ja) * 2015-08-31 2018-10-10 富士フイルム株式会社 測距装置、測距用制御方法、及び測距用制御プログラム
JP6631331B2 (ja) 2016-03-10 2020-01-15 富士通株式会社 生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラム
JP6260653B2 (ja) * 2016-07-19 2018-01-17 富士通株式会社 撮像装置
JP6446009B2 (ja) * 2016-09-28 2018-12-26 本田技研工業株式会社 位置姿勢推定方法
JP6878826B2 (ja) 2016-10-20 2021-06-02 富士通株式会社 撮影装置
US10337860B2 (en) 2016-12-07 2019-07-02 Magik Eye Inc. Distance sensor including adjustable focus imaging sensor
CN107161392B (zh) * 2017-06-16 2023-07-07 东莞晶苑毛织制衣有限公司 自动检测、抓取衣服装箱系统及其衣服装箱方法
JP2020537242A (ja) 2017-10-08 2020-12-17 マジック アイ インコーポレイテッド 複数の可動センサを含むセンサシステムの校正
KR20200054326A (ko) 2017-10-08 2020-05-19 매직 아이 인코포레이티드 경도 그리드 패턴을 사용한 거리 측정
WO2019079574A1 (en) * 2017-10-22 2019-04-25 Magik Eye Inc. ADJUSTING THE DISTANCE SENSOR PROJECTION SYSTEM TO OPTIMIZE A BEAM ARRANGEMENT
US10679076B2 (en) 2017-10-22 2020-06-09 Magik Eye Inc. Adjusting the projection system of a distance sensor to optimize a beam layout
JP7024405B2 (ja) * 2017-12-28 2022-02-24 富士通株式会社 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
CA2996173C (en) * 2018-02-23 2020-02-18 Librestream Technologies Inc. Image processing system for inspecting object distance and dimensions using a hand-held camera with a collimated laser
US11062468B2 (en) 2018-03-20 2021-07-13 Magik Eye Inc. Distance measurement using projection patterns of varying densities
CN112119628B (zh) 2018-03-20 2022-06-03 魔眼公司 调整相机曝光以用于三维深度感测和二维成像
EP3803266A4 (en) 2018-06-06 2022-03-09 Magik Eye Inc. DISTANCE MEASUREMENT USING HIGH DENSITY PROJECTION PATTERNS
US11475584B2 (en) 2018-08-07 2022-10-18 Magik Eye Inc. Baffles for three-dimensional sensors having spherical fields of view
CN109269421A (zh) * 2018-09-14 2019-01-25 李刚 万能拍摄测量尺
US11483503B2 (en) 2019-01-20 2022-10-25 Magik Eye Inc. Three-dimensional sensor including bandpass filter having multiple passbands
CN109934034A (zh) * 2019-02-22 2019-06-25 无锡盈达聚力科技有限公司 一种参数可调的扫描装置及扫码方法
WO2020197813A1 (en) 2019-03-25 2020-10-01 Magik Eye Inc. Distance measurement using high density projection patterns
US11019249B2 (en) 2019-05-12 2021-05-25 Magik Eye Inc. Mapping three-dimensional depth map data onto two-dimensional images
JP2023504157A (ja) 2019-12-01 2023-02-01 マジック アイ インコーポレイテッド 飛行時間情報を用いた三角測量ベースの3次元距離測定の向上
WO2021138139A1 (en) 2019-12-29 2021-07-08 Magik Eye Inc. Associating three-dimensional coordinates with two-dimensional feature points
CN115151945A (zh) 2020-01-05 2022-10-04 魔眼公司 将三维相机的坐标系转成二维相机的入射点
JP7285793B2 (ja) * 2020-01-15 2023-06-02 関西電力株式会社 流水路点検装置
KR102164222B1 (ko) * 2020-02-14 2020-10-12 주식회사 승화기술정책연구소 무인이동체 기반 철도 시설물 점검 방법
CN113324538B (zh) * 2021-05-08 2022-10-21 中国科学院光电技术研究所 一种合作目标远距离高精度六自由度位姿测量方法
CN114459423B (zh) * 2022-01-24 2023-06-13 长江大学 一种单目测算航行船舶的距离的方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57189005A (en) 1981-05-18 1982-11-20 Mitsubishi Electric Corp Detector for angle of inclination of plane
US4473285A (en) 1981-11-27 1984-09-25 W. Haking Enterprises Limited Automatic focusing camera
JPS62190411A (ja) 1986-02-15 1987-08-20 Olympus Optical Co Ltd 測距装置
JPS63314403A (ja) 1987-06-18 1988-12-22 Komatsu Ltd 平面の傾斜・距離検出装置
JPH02171608A (ja) 1988-12-23 1990-07-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 距離・角度測定装置
US6219093B1 (en) * 1990-01-05 2001-04-17 Light & Sound Design, Ltd. Method and device for creating a facsimile of an image
US5151821A (en) * 1990-10-25 1992-09-29 Mortimer Marks System and devices for time delay 3d
JPH07234116A (ja) 1994-02-24 1995-09-05 Nippon Steel Corp 板材の反り量測定方法
JP3570635B2 (ja) 1994-03-23 2004-09-29 矢崎総業株式会社 車両周辺監視装置
JP3532644B2 (ja) 1995-02-03 2004-05-31 株式会社モリテックス 測距測長装置
US6741279B1 (en) 1998-07-21 2004-05-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for capturing document orientation information with a digital camera
JP2000230807A (ja) 1999-02-10 2000-08-22 Micro Research:Kk 平行光を利用した距離測定方法とその装置
JP4032603B2 (ja) * 2000-03-31 2008-01-16 コニカミノルタセンシング株式会社 3次元計測装置
DE10049926A1 (de) * 2000-10-07 2002-04-11 Robert Massen Kamera zur kostengünstigen Erfassung der Raumform von Körpern
US6606458B2 (en) * 2001-09-05 2003-08-12 Nisca Corporation Automatic framing camera
KR100556612B1 (ko) 2002-06-29 2006-03-06 삼성전자주식회사 레이저를 이용한 위치 측정 장치 및 방법
US6762427B1 (en) * 2002-12-20 2004-07-13 Delphi Technologies, Inc. Object surface characterization using optical triangulaton and a single camera
JP3742085B2 (ja) 2003-05-21 2006-02-01 Necビューテクノロジー株式会社 傾斜角度測定装置を有するプロジェクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2830002A2 (en) 2013-07-25 2015-01-28 Fujitsu Limited Image capture device, biometric authentication apparatus, and image capture method

Also Published As

Publication number Publication date
KR100753885B1 (ko) 2007-09-03
JP2007010346A (ja) 2007-01-18
EP1739391A3 (en) 2009-09-02
CN1888813A (zh) 2007-01-03
EP1739391A2 (en) 2007-01-03
US20060290781A1 (en) 2006-12-28
KR20070000956A (ko) 2007-01-03
US7800643B2 (en) 2010-09-21
CN100412501C (zh) 2008-08-20
EP1739391B1 (en) 2014-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4644540B2 (ja) 撮像装置
JP5016245B2 (ja) 物体の六つの自由度を求めるための測定システム
JP6080969B2 (ja) 対象物の姿勢を決定するための方法と装置
US10692239B2 (en) Optical tracking system and optical tracking method
KR101640935B1 (ko) 3차원 형상 측정장치
CA2700603A1 (en) Wide field of view optical tracking system
JP4740826B2 (ja) 形状測定装置、形状測定方法
CN101178305A (zh) 车轮定位测量装置
JP2002139304A (ja) 距離測定装置、及び距離測定方法
KR101487248B1 (ko) 옵티컬 트랙킹 시스템
CN114509005B (zh) 具有自动识别目标功能的坐标测量装置及其识别方法
WO2014017977A1 (en) Method and apparatus for determining coplanarity in integrated circuit packages
KR101737954B1 (ko) 검사 장치 및 검사 방법
JP4897573B2 (ja) 形状測定装置,形状測定方法
CN102401901B (zh) 测距系统及测距方法
CN116105600B (zh) 基于双目相机的瞄准目标的方法、处理装置及激光跟踪仪
KR101487251B1 (ko) 옵티컬 트랙킹 시스템 및 이를 이용한 트랙킹 방법
CN108693538A (zh) 基于双目结构光的准确置信度深度摄像机测距装置及方法
JP3925129B2 (ja) 3次元画像撮像装置および方法
JPH0545117A (ja) 光学式3次元位置計測方法
JP6227395B2 (ja) 三次元測定システム、三次元測定方法、被測定体、および、位置検出装置
JP2002131017A (ja) 距離測定装置、及び距離測定方法
JP2010190793A (ja) 距離計測装置及び距離計測方法
JP2008164338A (ja) 位置検出装置
JP6093625B2 (ja) 三次元測定システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090126

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090310

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101022

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4644540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees