JP4627160B2 - 眼科撮影装置 - Google Patents

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Description

この発明は、眼底の可視蛍光撮影及び赤外蛍光撮影が可能な眼科撮影装置に関し、特に、蛍光撮影の開始タイミングに特徴を有する眼科撮影装置に関するものである。
従来の眼科撮影装置としての眼底カメラは、被検眼の眼底の網膜循環動態及び血管網膜関門の状態を知るため、可視蛍光撮影や赤外蛍光撮影が行えるものが知られている。
可視蛍光撮影の眼底カメラは、被検体にフレオレスセンの蛍光剤を注射するとともに、この蛍光剤を励起可能な波長の可視光で被検眼の眼底を照明して、照明光で励起させられる蛍光を撮影するものである。
また、赤外蛍光撮影の眼底カメラは、被検体にインジシアニングリーンを注射するとともに、この蛍光剤を励起可能な波長の赤外光で被検眼の眼底を照明して、赤外光で励起させられる蛍光を撮影するものである。
従来においては、タイマーを用いた蛍光撮影が行われている(例えば、特許文献1)。この従来技術では、被検体に蛍光剤を静注するタイミングを見計らい、その後タイマーをスタートさせて一定時間後に撮影を開始するものである。
また、眼科撮影装置には、連続撮影を行なう用途があり、蛍光撮影では、蛍光剤が眼底血管に広がる過程を撮影するために、短時間(数秒〜数10秒)の間に複数回(数回〜数10回)の連続撮影を行なう必要がある。蛍光撮影では、多くの場合、シャッターボタンの1回押しにより1回の撮影が行なわれ、シャッターボタンの連続押しでは、ハードウェアの動作条件により決まる撮影インターバル(時間間隔)で連続撮影が行なわれる。
特開2000−296114号公報(段落[0013]−[0015])
しかしながら、従来の眼科撮影装置においては、検者が眼底を観察し、蛍光剤が眼底の血管に達したか否かの判断を行い、それからシャッターボタンを押して撮影を行う必要があった。特に、蛍光初期(蛍光剤が眼底の血管に達した時)の蛍光撮影を行うためには、蛍光初期の判断を検者が行う必要があるが、その判断には熟練を要し、検者の判断によっては蛍光初期の撮影を逃してしまうおそれがある。特に、不慣れな検者の場合はその判断が困難となるため、蛍光初期の撮影を容易に行うことはできなかった。
また、特許文献1に記載されているタイマーを用いて撮影開始を判断する場合においては、個々の患者によって蛍光剤が眼底の血管に到達するまでの時間が異なるため、予め、その時間を調べておく必要がある。そして、蛍光剤が眼底の血管に達する時間を予想してタイマーを設定する必要がある。このように時間を予想する必要があるため、設定時間によっては蛍光初期の撮影を逃してしまうおそれがあり、この方法によっても蛍光初期の撮影を容易に行えない。
この発明は上記の問題を解決するものであり、眼底から発せられる蛍光を検出することによって、蛍光剤が眼底の血管に到達した時点を自動的に判断して蛍光撮影を自動的に開始することで、比較的容易に蛍光撮影が可能となる眼科撮影装置を提供することを目的とする。そして、蛍光撮影の容易化に伴い、検者の負担を軽減して眼科撮影装置の操作性を向上させることを目的とする。
本発明の一形態は、蛍光剤が静注された被検体の被検眼の眼底から発せられる蛍光を受光して輝度を検出する輝度検出手段と、前記輝度検出手段の検出結果に基づいて、前記被検眼の眼底に可視光又は赤外光を照射する撮影照明光学系と、前記撮影照明光学系により可視光又は赤外光が照射されたときに、前記被検眼の眼底を蛍光撮影する撮影手段と、を有する眼科撮影装置であって、前記撮像手段は、前記撮影照明光学系が前記被検眼の眼底に照射する光の光量に応じて、所定枚数の眼底像を連続して撮影することを特徴とするものである。
また、上記眼科撮影装置において、前記光の光量は設定可能とされ、前記撮影手段は、その設定値に応じて、所定枚数の眼底像を連続して撮影してもよい
上述の形態は、特に、眼底の蛍光撮影を連続的に行う場合に用いられるものである。連続して蛍光撮影する場合には、患者の負担が増加するため、照明光学系の光量に応じて撮影枚数を変えて撮影し、その負担を軽減するものである。例えば、照明光学系の光量が多い場合は、撮影枚数を減らして患者の負担を軽減する。撮影枚数を減らす方法として、光量の設定値に応じて撮影枚数を減らす方法と、照明光学系から照射された光を検知してその検知結果に応じて枚数を決定する方法が考えられる。光を検知してから枚数を決定する場合は、検知した光量に応じて連続撮影を停止する。なお、この検知は輝度検知手段が行い、撮像手段はその検知に応じた枚数の撮影を行う。
また、上記眼科撮影装置において、前記輝度検出手段はCCDであり、前記CCDの所定の走査線上の輝度を検出してもよい
また、上記眼科撮影装置において、前記輝度検出手段は、任意の複数本の走査線上の輝度を検出してもよい
血管がない部分や、血管の太さが比較的細い部分を測定しても、蛍光を検出することができなかったり、わずかな蛍光しか検出できなかったりして、蛍光初期の判断が困難になる。この発明によって、検者は、任意に測定箇所(CCDの走査線)を設定することができるため、血管が比較的太い部分を選択して測定することが可能となり、蛍光が検出されやすくなる。そのような部分を選択して測定することで、蛍光初期の判断が比較的容易になる。さらに、複数本の走査線上の輝度を測定することで、広い範囲の測定が可能となり、蛍光初期の判断が更に容易になる。
また、上記眼科撮影装置において、前記被検眼にアライメント光を照射するアライメント光学系を更に有し、前記輝度検出手段が前記輝度を検出する際には、前記アライメント光学系は前記アライメント光の照射を停止してもよい
眼科撮影装置のアライメント時にはアライメント光の照射が必要であるが、輝度検出手段が眼底からの蛍光の輝度を検出する際には、不要なものである。眼底からの蛍光の光量は僅かなものであるため、その検出の妨げとならないためにもアライメント光の照射を停止する。そのことにより、輝度検出手段の測定効率を向上させることが可能となる。
また、上記眼科撮影装置において、前記撮影手段の連続撮影を停止する撮影停止手段を更に有してもよい
発明によると、連続的に撮影するときの被検体の被検眼への負担を軽減することが可能となる。
更に他の一形態によると、検者は、眼底の血管が比較的太い部分に対応する位置の走査線を選択して検出することが可能となるため、蛍光初期の判断が比較的容易になる。
更に他の一形態によると、アライメント光の照射を停止することにより、被検眼から発せられる蛍光の光量が少ない場合であっても、蛍光初期の段階を判断することが比較的容易になる。
更に他の一形態によると、撮影停止手段を設けることによって、誤って開始した撮影を停止することが可能となる。
以下、この発明の実施形態に係る眼科撮影装置について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
(構成)
この発明の実施形態に係る眼底カメラ(眼科撮影装置)の光学系について、図1を参照しつつ説明する。図1は、この発明の実施形態に係る眼底カメラの光学系の一例を示す図である。
同図に示すように、本実施形態に係る眼底カメラは、主に照明光学系1と観察・撮影光学系2とからなる。
[照明光学系]
まず、照明光学系1の構成について説明する。照明光学系1は、観察照明光学系と撮影照明光学系と有する。
撮影照明光学系は、キセノンランプ6と、コンデンサレンズ7と、小径遮光板8と、リング状絞り9と、小径遮光板10と、リレーレンズ11と、反射ミラー12と、リレーレンズ13と、黒点板14と、リレーレンズ15と、孔空きミラー16と、対物レンズ17とを備えている。これらの光学部品はこの順に設置されている。
キセノンランプ6は、被検眼3の眼底Efの蛍光撮影時に点灯される光源である。コンデンサレンズ7は、キセノンランプ6からの撮影光を集光し、眼底Efを均等に照射するための光学素子である。
そして、キセノンランプ6からの撮影照明光は、コンデンサレンズ7から対物レンズ17までの光学部品を介して被検眼3の眼底Efに投影される。なお、キセノンランプ6とコンデンレンズ7との間の光路には、眼底Efの眼底像の蛍光撮影を行うときに使用されるエキサイタフィルタE1、E2が設置されている。エキサイタフィルタE1は可視蛍光撮影時に使用され、エキサイタフィルタE2は赤外蛍光撮影時に使用される。エキサイタフィルタE1、E2は、それぞれ、ソレノイドS1、S2によって光路上に挿脱可能に設置されている。
また、観察照明光学系は、観察用光源としてのハロゲンランプ4と、コンデンサレンズ5と、コンデンサレンズ7から対物レンズ17までの光学部品とを備えている。
ハロゲンランプ4は、検者が被検眼3の眼底Efを観察するときや、眼底のカラー撮影を行うときに点灯される、継続的に発光可能な光源である。また、コンデンサレンズ5は、ハロゲンランプ4からの観察照明光を集光し、眼底Efを均等に照射するための光学素子である。そして、ハロゲンランプ4からの観察照明光はコンデンサレンズ7から対物レンズ17までの光学部品を介して眼底Efに投影される。
なお、小径遮光板8は角膜25と共役の位置に配置され、リングスリット9は瞳孔28と共役の位置に配置され、小径遮光板10は水晶体26の後面26aと共役の位置に配置されている。また、黒点板14は対物レンズ17の表面での反射光が孔空きミラー16の孔部16aを通過するのを阻止する遮光物である。
また、照明光学系1の照明用絞り8と照明用絞り10との間の光路には、小ミラー40が設けられている。この小ミラー40は合焦用指標投影系41の一部を構成している。合焦用指標投影系41は、合焦用光源としてのスプリット用光源42と、コンデンサレンズ43と、スプリットプリズム44と、指標板45と、リレーレンズ46と、反射ミラー47とを備えている。
この合焦用指標投影系41の構造は公知であり、スプリット用光源42を点灯すると、コンデンサレンズ43により集光された赤外光束がスプリットプリズム44に導かれて屈折透過し、指標板45の透過窓(図示しない)を透過してスプリット指標光束になる。そして、このスプリット指標光束が、リレーレンズ46、反射ミラー47、小ミラー40に導かれる。小ミラー40により反射されたスプット指標光束が照明用絞り10から対物レンズ17までの光学部品を経由して被検眼3の眼底Efに投影され、眼底Efに指標板45の透過窓と相似のスプリット指標像が形成される。
[観察・撮影光学系]
次に、観察・撮影光学系2の構成について説明する。観察・撮影光学系2は、被検眼3に面する対物レンズ17と、孔空きミラー16と、合焦レンズ19と、結合レンズ20と、クイックリターンミラー21とを備えている。このクイックリターンミラー21は、電子観察・撮影光学系の一部を構成している。この電子観察・撮影光学系については後述する。
孔空きミラー16と合焦レンズ19との間の観察・撮影光学系2の光路にはハーフミラー76が設けられている。ハーフミラー76と合焦レンズ19との間の光路には、眼底Efの眼底像の蛍光撮影を行うときに使用されるバリアフィルタB1、B2が設置されている。バリアフィルタB1は可視蛍光撮影時に使用され、バリアフィルタB2は赤外蛍光撮影時に使用される。バリアフィルタB1、B2は、それぞれ、ソレノイドS3、S4によって光路上に挿脱可能に設置されている。
また、クイックリターンミラー21の後方には、クイックリターンミラー21’と、シャッターMと、フィルムFLとが設けられている。シャッターM及びフィルムFLは、35mmフィルムカメラ(図示しない)の一部を構成している。クイックリターンミラー21’はファインダー光学系Fの一部を構成している。ファインダー光学系Fは、検者が被検眼3を観察する際に用いられるものである。
クイックリターンミラー21は、回動軸(図示しない)を中心として回動可能に設けられており、35mmフィルムカメラによって眼底Efの像を撮影するときに跳ね上げられて、被検眼3からの光束をフィルムFLに導くようになっている。テレビカメラ(デジタルカメラ)30による撮影を行うときには、光路上に斜設配置とされ、光束を反射し偏向するようになっている。
また、クイックリターンミラー21’は、回動軸(図示しない)を中心として回動可能に設けられている。検者が被検眼3を観察するときには、クリックリターンミラー21’が光路上に斜設され、光束を偏向してファインダー光学系Fに導くようになっている。また、35mmフィルムカメラによって眼底Efの像を撮影するときには、クイックリターンミラー21’は光路上に退避されるようになっている。
ハーフミラー76は、アライメント投影系69の一部を構成している。このアライメント投影系69は、アライメント光源70と、コンデンサレンズ71と、ライトガイド72と、斜設ミラー73と、2孔絞り74と、リレーレンズ75とを備えている。
アライメント光源70は、可視領域から赤外領域の波長の光を発生する。ライトガイド72に入射したアライメント指標光束はその射出端72aから出射し、射設ミラー73により反射されて2孔絞り74の2つの孔部74a(片方を省略)を通り、リレーレンズ75を経由してハーフミラー76に導かれる。
このハーフミラー76により孔空きミラー16に向けて反射されたアライメント指標光束は、孔部16aの中央位置Xにアライメント指標像として一旦結像される。その孔部16aの中央位置Xに一旦結像された一対のアライメント指標光束は、対物レンズ17を介して被検眼3の角膜25に投影される。
ここで、被検眼3から眼底カメラ装置本体までのワーキングディスタンスW及び被検眼3に対する上下左右方向の位置が適正であるときには、射出端72aの像を形成する一対のアライメント指標光束により、その角膜25の頂点Cfと角膜曲率中心Crとの中間位置である角膜曲率が1/2の位置Ccにアライメント指標像が投影される。
また、被検眼3から眼底カメラ装置本体までのワーキングディスタンスWが適正位置からずれているときには、一対のアライメント指標光束に基づくアライメント像は、角膜曲率が1/2の位置Ccを境に分離して投影される。すなわち、2孔絞り74は、被検眼3から眼底カメラ装置本体までの作動距離が適正位置からずれたときに、アライメント指標光束に基づくアライメント指標像を分離して被検眼3に投影する光学部材としての役割を果たす。
角膜25により反射されたアライメント指標光束は、ワーキングディスタンスWが適正であるときには、対物レンズ17により眼底Efと共役な位置Rに結像される。その位置Rに結像されたアライメント指標光束は孔部16aと通り、眼底像を形成する反射光束と同様にテレビカメラ(デジタルカメラ)30のエリアCCD30a(Charge Coupled Device、固体撮像素子)に結像される。そして、テレビモニタ32の画面に眼底像Ef’と共にアライメント指標像(出射端72aの像)としての1個の光点が表示される。また、ワーキングディスタンスWが適正位置からずれているときには、アライメント指標像(出射端72aの像)としての光点が分離してテレビモニタ32の画面に表示され、検者はアライメント像の合致・分離に基づいてアライメント調整を行うことができる。
電子観察・撮影系は、眼底Efと共役な位置に配置されたフィールトレンズ22と、反射ミラー23と、リレーレンズ24と、受像手段としてのテレビカメラ(デジタルカメラ)30とを備えている。そして、被検眼3の眼底Efからの反射光による眼底像が、対物レンズ17から結像レンズ20までの光学部品、及び、クイックリターンミラー21、眼底Efと共役なフィールドレンズ22、反射ミラー23、リレーレンズ24、マスク36を介してテレビカメラ(デジタルカメラ)30のエリアCCD30aに結像される。
エリアCCD30aからの画像信号は、通常、後述するカメラ制御回路31の演算制御回路を介して画像出力手段としてのテレビモニタ32に入力されて、テレビモニタ32に眼底像が映し出される。なお、本実施形態で用いられるエリアCCD30aの全走査線は525本となっている。
[カメラ制御回路]
次に、本実施形態に係る眼底カメラに備えられているカメラ制御回路の回路構成について図2を参照しつつ説明する。図2は、この発明の実施形態に係る眼底カメラの制御回路の構成を示すブロック図である。カメラ制御回路31は、CPUが搭載され、眼底カメラの各部を制御する制御回路100を備えている。この制御回路100には、撮影スイッチ101と、撮影装置選択スイッチ102と、撮影モード選択スイッチ103とが接続されている。
撮影スイッチ101は、例えばジョイスティックからなり、撮影の自動スタートを行わない場合は、撮影開始信号を制御回路100に出力してキセノンランプ6を発光させる機能を有する。また、自動撮影モードで連続的に撮影を行っている最中に、その連続撮影を中止させる機能を有する。連続撮影中に撮影スイッチ101を押下すると、その押下に対応した信号が制御回路100に出力され、キセノンランプ6の発光を中止する。
撮影装置選択スイッチ102は、35mmカメラ(図示しない)、ポラロイドカメラ(図示しない)、電子映像記録装置としてのテレビカメラ(デジタルカメラ)30等のいずれかを記録媒体として選択するかに用いられる。
撮影モード選択スイッチ103は、カラー撮影モード、可視単色撮影モード、可視蛍光撮影モード、赤外蛍光撮影モード、赤外単色撮影モード等のいずれかを撮影モードとして選択するかに用いられる。さらに、撮影モードについて、撮影を自動的に開始する自動撮影モード、検者が撮影スイッチ101を押下するタイミングで撮影を行うマニュアル撮影モードのいずれかを選択するかに用いられる。
また、制御回路100は、ソレノイド駆動回路105、106に接続されている。ソレノイド駆動回路105はソレノイドS1、S2に接続され、エキサイタフィルタE1、E2の挿入を行うソレノイドS1、S2の駆動制御を行なう。また、ソレノイド駆動回路106はソレノイドS3、S4に接続され、バリアフィルタB1、B2の挿入を行うソレノイドS3、S4の駆動制御を行なう。
また、制御回路100は、キセノンランプ制御回路107と、ハロゲンランプ制御回路108と、スプリット光源制御回路109と、アライメント光源制御回路110とに接続されている。
さらに、制御回路100にはエリアCCD30aと比較手段110とが備えられている。本実施形態において、エリアCCD30aは眼底Efから発せられた蛍光を受光し、その光量(輝度)を検出する。例えば、エリアCCD30aの所定の走査線上の光量(輝度)を検出し、その検出結果を制御回路100に出力する。比較手段110は、エリアCCD30aが検出した光量(輝度)と予め設定された所定の光量(輝度)とを比較して、その比較結果を制御回路100に出力する。なお、エリアCCD30aがこの発明の「輝度検出手段」に相当する。
さらに、制御回路100には、眼底像やエリアCCD30aが検出した結果を記憶する記憶装置111と、テレビモニタ32とが備えられている。記憶装置111は、例えばRAM、ROM等のメモリの他、光ディスク装置やハードディスク等で構成されている。この記憶装置111にはカメラ制御回路31全体を制御するためのプログラムや各設定条件が記憶されている。この設定条件には、上述した、予め設定された所定の光量(輝度)の値も含まれる。
なお、図示しないが、本実施形態に係る眼科撮影装置には各種の設定条件を入力するため入力装置(コントロールパネル、キーボード、マウス等)が設けられている。
(動作)
次に、この発明の実施形態に係る眼底カメラの動作について、図3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。以下、可視蛍光撮影モード及び赤外蛍光撮影モードにおける眼底カメラの動作を説明する。
[観察]
眼底カメラの電源をONすると、制御回路100はハロゲンランプ制御回路107に信号を出力し、ハロゲンランプ制御回路107はハロゲンランプ4を点灯させる。この状態で、被検眼の眼底Efに対するアライメント作業と合焦作業とを行う。テレビモニタ32上でアライメント用の指標、合焦用の指標を観察することにより眼底カメラ装置本体の被検眼3に対する上下左右方向の位置調整、光軸方向の合焦調整を行う。この作業が完了すると、ハロゲンランプ4からの照明光は照明光学系1を介して被検眼3の眼底Efに投影されて反射される。
一方、被検眼3の眼底Efからの反射光は、観察・撮影光学系2の対物レンズ17から結像レンズ20までの光学部品、及び、クイックリターンミラー21、眼底Efと共役なマスク36とフィールドレンズ22、反射ミラー23、リレーレンズ24等を介してエリアCCD30aに案内され、エリアCCD30aに結像される。なお、エリアCCD30aにて受光する場合は、クイックリターンミラー21は斜設配置されている。
そして、エリアCCD30aからのデジタル信号は、制御回路100を介してD/A変換器(図示しない)に入力されてアナログ信号に変換され、テレビモニタ32に入力される。これにより、眼底像がリアルタイムでテレビモニタ32に映し出される。
また、ファインダー光学系Fにて観察する場合には、クイックリターンミラー21は跳ね上げられている。眼底Efからの反射光はクイックリターンミラー21’にて反射されてファインダー光学系Fに入射し、観察が行われる。
[可視蛍光撮影]
次に、眼底Efの可視蛍光撮影時には、可視蛍光用のフルオレスセンを患者に静注する。そして、撮影装置選択スイッチ102により例えばテレビカメラ(デジタルカメラ)30を選択し、撮影モード選択スイッチ103により可視蛍光撮影モードを選択する。さらに、撮影モード選択スイッチ103により、自動撮影開始モードを選択する(ステップS01)。また、35mmフィルムカメラで撮影を行う場合は、撮影装置選択スイッチ102によって35mmフィルムカメラを選択する。
制御回路100は撮影モード選択スイッチ103から可視蛍光撮影モードに対応する信号を受けて、ソレノイド駆動回路104、105を作動させる。ソレノイド駆動回路104、105は、ソレノイドS1〜S4を駆動制御して、ソレノイドS1によりエキサイタフィルタE1を照明光学系1の光路に、ソレノイドS3によりバリアフィルタB1を観察・撮影光学系2の光路に挿入する。そして、残余のエキサイタフィルタE2及びバリアフィルタB2は光路から退避させられるか、又は、退避位置に維持される。
そして、蛍光剤を静注すると被検眼3の眼底Efの血管に蛍光剤が達して蛍光を発する。この蛍光剤が眼底Efの血管に達した状態について、図4を参照しつつ説明する。図4には、テレビモニタ32の画面32Aに表示された眼底像Ef’が示されている。同図には、乳頭部81と血管82とが示されている。
患者に静注された蛍光剤は、血液循環によりまず眼底Efの太い血管内に到達し、時間の経過とともに細い血管内にも徐々に浸透していくことになる。例えば、図4に示すように、蛍光剤が達した初期段階においては、被検眼3の眼底Efの端部の血管(例えば、血管82a、82b)に達する。この眼底Efから発せられた蛍光は、対物レンズ17からリレーレンズ24を介してエリアCCD30aによって受光され、エリアCCD30aは蛍光の光量(輝度)を検出する(ステップS02)。なお、この状態においては、クイックリターンミラー21は斜設配置されており、クイックリターンミラー21によって蛍光が反射されてエリアCCD30aに導かれる。
例えば、エリアCCD30aの所定の走査線上の光量(輝度)を検出する。このとき、なるべく太い血管が存在する部分に対応する位置の線上の光量(輝度)を検出する。図4に示すような眼底Efの場合、中心付近には太い血管が存在するため、その部分に対応する位置の走査線上の光量(輝度)を検出する。
光量(輝度)を検出すべき走査線の数及び位置は、検者によって任意に指定して設定することが可能であり、経験によって蛍光を検出しやすい位置の走査線を指定して設定することができる。この指定は、眼科撮影装置に設けられている入力装置によって撮影前に予め行っておく。ただし、本実施形態に用いられているエリアCCD30aの全走査線数は525本であるため、当然それ以上の数を指定することはできない。
例えば、複数本の走査線を指定して、その走査線上の光量(輝度)を検出しても良い。また、走査線の位置についても自由に設定可能であり、眼底Efの中心付近の走査線を指定しても良く、端部の走査線を指定しても構わない。なるべく太い血管の位置に対応する走査線を指定する方が好ましい。毛細血管に蛍光剤が達してもその光量(輝度)は小さいため、エリアCCD30aによる検出が困難となるからである。また、上述したように、蛍光剤は血液循環により、まず太い血管内に到達するからである。
また、エリアCCD30aの全走査線を指定しても構わない。エリアCCD30aの全走査線上の光量(輝度)を検出することによって、広い範囲で検出することができ、蛍光初期の判断が更に容易になる。走査線の本数を限定すると、検出すべき走査線の位置によっては、血管が存在しない部分や、血管が比較的細い部分を測定してしまうことがある。全走査線を指定することで、必ず、血管が存在する部分や血管が比較的太い部分を測定することが可能となり、蛍光の検出が更に容易になる。ただし、全ての走査線で光量(輝度)を検出すると、その分、走査する時間がかかるため、検出の速度を優先する場合は走査線の数を減らした方が良い。
本実施形態においては図4に示すように、エリアCCD30aの走査線30b、30cの2本の走査線を指定し、その走査線上の輝度を検出している。走査線30bは、眼底像の中心線に対して僅かに下方の部分に位置している走査線であり、走査線30cは中心線に対して上方の部分に位置している走査線である。本実施形態においては、2本の走査線を指定したが、例えば走査線30b1本であっても良く、3本以上の走査線を指定して複数本の走査線上の輝度を検出しても構わない。
そして、エリアCCD30aが検出した結果(輝度)は、制御回路100を介して比較手段110に入力される。また、記憶装置111から予め設定された光量(輝度)を示す情報が制御回路100を介して比較手段110に入力される。そして、比較手段110はその検知結果と、予め設定された光量(輝度)の値とを比較する(ステップS03)。比較手段110はその比較によって、光量(輝度)が多く(高く)なっているか否かの判断を行い、その判断結果を制御回路100に出力する。
この設定値は、眼底Efの蛍光撮影の経験から予め求めておくものであり、例えば、眼底Efに蛍光剤が達した時(蛍光初期)の蛍光の光量(輝度)を示しているものとする。この状態の光量(輝度)を設定値としておくことで、検出結果がその設定値以上になった場合は、眼底Efに蛍光剤が達した時(蛍光初期)であると判断することが可能となる。なお、この設定値は、撮影前に検者によって入力装置から入力されて記憶装置111に記憶されるものである。
その判断の結果、検出された光量(輝度)の値が、予め設定された光量(輝度)の値以上になった場合は(ステップS04、Yes)、制御回路100はキセノンランプ制御回路106に作動命令に対応する信号を出力し、キセノンランプ制御回路106はその信号を受けてキセノンランプ6を発光させ、眼底血管を撮影する(ステップS05)。
キセノンランプ6を発光制御させると、キセノンランプ6からの撮影光のうちのフルオレスセンを励起する波長の可視励起光が照明光学系1及びエキサイタフィルタE1を介して眼底Efに案内され、眼底Efを照明する。
この可視励起光は眼底Efの血管内のフルオレスセンを励起する。これにより、フルオレスセンからは可視蛍光が発光され、この可視蛍光は観察・撮影光学系2を介してエリアCCD30aに案内される。これにより、エリアCCD30aに可視蛍光による眼底血管像が得られる。エリアCCD30aで受光された眼底像は、デジタルデータとして記憶装置111に記憶される。
35mmカメラで撮影を行う場合は、クイックリターンミラー21、21’は跳ね上がった状態となり、眼底Efからの可視蛍光はフィルムFLに導かれる。これによって35mmカメラに可視蛍光による眼底血管像が得られる。
また、ステップS04において、比較手段110の判断の結果、検出された光量(輝度)の値が、予め設定された光量(輝度)の値よりも低い場合は(ステップS04、No)、蛍光撮影は開始されず、引き続きエリアCCD30aは眼底Efから発せられる蛍光を受光し、光量(輝度)を検出し続ける(ステップS02)。
以上のように、眼底Efから発せられる蛍光を検出することによって、特に、蛍光剤が被検眼Efに達した初期段階(蛍光初期)の眼底像を比較的容易に撮影することが可能となる。
また、蛍光剤が眼底血管に広がる過程を撮影するために連続的に撮影を行う場合は、予め設定された枚数分、複数回キセノンランプ6を連続的に発光させる。例えば、10枚撮影を行う場合は、所定の時間間隔(例えば、1秒間隔)で10回キセノンランプ6を連続的に発光さて蛍光撮影を行う。
さらに、この連続撮影を行う場合において、撮影光(キセノンランプ6の光量)に応じて撮影する枚数を変えることも可能である。連続撮影する場合は、撮影光を連続的に発光させるため、患者の負担が増加する。撮影光の光量が多い場合は、撮影枚数を自動的に減らして患者の負担を軽減し、光量が少ない場合は、自動的に撮影枚数を増やす。
この制御を行なうため、キセノンランプ制御回路106からキセノンランプ6の光量の設定値を示す信号が制御回路100に出力される。そして、制御回路100がその光量の設定値から撮影枚数を決定する。予め基準値を決めて記憶装置111に記憶しておき、その基準値と比較して撮影枚数を決定する。例えば、ある光量で10枚撮影を行う場合を基準値として予め設定して記憶装置111に記憶しておき、それを基準に撮影枚数を決定する。この基準値は、ある光量で連続撮影した場合に、患者に負担がかからない枚数を示している。そして、キセノンランプ制御回路106から出力されたキセノンランプ6の光量の設定値が、例えば、基準値の2倍であった場合、制御回路100は撮影枚数を5枚に決定する。そして、上述したステップS05で撮影が開始されると、5回連続してキセノンランプ6が発光され、5枚連続して撮影が行われる。
また、蛍光撮影の開始にともなって照明光学系1から照射された撮影光をエリアCCD30aが受光して、エリアCCD30aが検出した光量(輝度)に基づいて撮影枚数を決定しても良い。エリアCCD30aが検出した結果が制御回路100に出力され、制御回路100にて上述した基準値と比較される。その比較の結果、例えば、基準値の2倍であった場合は、撮影枚数を5枚に決定し、5枚連続して撮影が行われる。この場合、既に1枚目の撮影が行われているため、残りの4枚を連続的に撮影する。
このように撮影光の光量(輝度)に応じて撮影枚数を変えることにより、患者の負担を自動的に軽減することが可能となる。
また、連続撮影が開始された後、撮影中に連続撮影を停止することも可能である。連続的に撮影が行われている最中に、例えば、撮影スイッチ101を押下することによって撮影を停止する。押下に対応する信号が撮影スイッチ101から制御回路100に出力され、制御回路100は撮影停止を示す信号をキセノンランプ制御回路106に出力する。キセノンランプ制御回路106はその信号を受けて、キセノンランプ6の発行を停止する。このように連続撮影を停止することで、誤って撮影を開始した場合や、不要な撮影を途中で停止させることが可能となる。
[赤外蛍光撮影]
次に、赤外蛍光撮影の場合の動作について説明する。眼底Efの赤外蛍光撮影時には、赤外蛍光用のICG(インドシアニングリーン)を患者に静注する。そして、撮影装置選択スイッチ102によりテレビカメラ30を選択し、撮影モード選択スイッチ103により赤外蛍光撮影モードを選択する。さらに、撮影モード選択スイッチ103により、自動撮影開始モードを選択する。
制御回路100は、撮影モード選択スイッチ103から赤外蛍光撮影モードに対応する信号を受けて、ソレノイド駆動回路104、105を作動させる。ソレノイド駆動回路104、105は、ソレノイドS1〜S4を駆動制御して、ソレノイドS2によりエキサイタフィルタE2を照明光学系1の光路に、ソレノイドS4によりバリアフィルタB2を観察・撮影光学系2の光路に挿入する。そして、残余のエキサイタフィルタE2及びバリアフィルタB2は光路から退避させられるか、又は、退避位置に維持される。
そして、蛍光剤を静注すると被検眼Efの血管に蛍光剤が達して蛍光を発する。可視蛍光撮影の場合と同様に、被検眼Efから発せられた蛍光をエリアCCD30aが受光して光量(輝度)を検出し、比較手段110がその検出結果と予め設定された光量(輝度)の値とを比較する。その比較結果に基づいて、検出された光量(輝度)の値が、予め設定された光量(輝度)の値以上の場合はキセノンランプ6を発光させて、眼底血管を撮影する。
キセノンランプ6を発光制御させると、キセノンランプ6からの撮影光のうちのICGを励起する波長の赤外励起光が照明光学系1及びエキサイタフィルタE2を介して眼底Efに案内され、眼底Efを照明する。
この赤外励起光は眼底Efの血管内のICGを励起する。これにより、ICGからは赤外蛍光が発光され、この赤外蛍光は観察・撮影光学系2を介してエリアCCD30aに案内される。これにより、CCD30aに赤外蛍光による眼底血管像が得られる。特に、蛍光剤が被検眼Efに達した初期段階の眼底像を比較的容易に撮影することが可能となる。
また、35mmカメラで撮影する場合は、赤外蛍光は観察・撮影光学系を介して35mmカメラに案内され、35mmカメラに赤外蛍光による眼底血管像が得られる。上述した可視蛍光撮影と同様に、連続撮影する場合はキセノンランプ6を連続的に発光させる。
[他の実施の形態]
上述した実施形態においては、比較手段110が予め設定された値(設定値)と、検出された輝度とを比較し、その比較結果に基づいて撮影を開始したが、この発明はそれに限られない。例えば、エリアCCD30aが受光した蛍光の輝度に変化が生じた時点で、撮影を開始しても良い。蛍光剤が眼底Efの血管に達すると蛍光を発するため、エリアCCD30aが検出している値がその時点で変化する。そして、検出結果が変化した時点で、制御回路100がキセノンランプ制御回路106に信号を出力し、キセノンランプ制御回路106はその信号に従ってキセノンランプ6を発光させる。このように光量(輝度)が変化したそのタイミングで撮影を開始することにより、自動的に撮影開始のタイミングを判断でき、比較的容易に蛍光撮影を行うことが可能となる。
また、エリアCCD30aが蛍光を受光して光量(輝度)を検出する際に、アライメント光源70及びスプリット用光源42を消灯することも可能である。光量(輝度)の検出の邪魔になる光を低減し、スプリット指標を消去することで、エリアCCD30aの検出効率を上げることが可能となる。
また、本実施形態においては、エリアCCD30aの走査線を指定してその走査線上の輝度を測定したが、この発明はそれに限られない。走査線上の輝度を検出せずに、例えば、エリアCCD30aの各画素における輝度を検出しても構わない。この場合であっても、検者によって検出すべき画素数や位置を指定することが可能である。
さらに、エリアCCD30a以外に輝度を測定するセンサを別途設けても良い。図1に示すように、観察・撮影光学系2の一部に破線で示すような小ミラー93を設け、眼底Efからの蛍光を受光するセンサ92を設ける。そして、蛍光の輝度が設定値以上になった場合や、輝度の値に変化があった場合に、照明光学系1のキセノンランプ6を発光制御して蛍光撮影を開始する。このような構成であっても、蛍光初期の判断を自動的に行うことができるため、蛍光初期の撮影を比較的容易に行うことが可能となる。
この発明の実施形態に係る眼底カメラの光学系の一例を説明するための図である。 この発明の実施形態に係る眼底カメラの制御回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態に係る眼底カメラの動作を順番に説明するためのフローチャートである。 蛍光撮影時の眼底血管を概略的に示す図である。
符号の説明
1 照明光学系
2 観察・撮影光学系
3 被検眼
30a エリアCCD
110 比較手段

Claims (6)

  1. 蛍光剤が静注された被検体の被検眼の眼底から発せられる蛍光を受光して輝度を検出する輝度検出手段と、
    前記輝度検出手段の検出結果に基づいて、前記被検眼の眼底に可視光又は赤外光を照射する撮影照明光学系と、
    前記撮影照明光学系により可視光又は赤外光が照射されたときに、前記被検眼の眼底を蛍光撮影する撮影手段と、を有し、
    前記撮像手段は、前記撮影照明光学系が前記被検眼の眼底に照射する光の光量に応じて、所定枚数の眼底像を連続して撮影することを特徴とする眼科撮影装置。
  2. 前記光の光量は設定可能とされ、前記撮影手段は、その設定値に応じて、所定枚数の眼底像を連続して撮影することを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 前記輝度検出手段はCCDであり、前記CCDの所定の走査線上の輝度を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科撮影装置。
  4. 前記輝度検出手段は、任意の複数本の走査線上の輝度を検出することを特徴とする請求項に記載の眼科撮影装置。
  5. 前記被検眼にアライメント光を照射するアライメント光学系を更に有し、
    前記輝度検出手段が前記輝度を検出する際には、前記アライメント光学系は前記アライメント光の照射を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の眼科撮影装置。
  6. 前記撮影手段の連続撮影を停止する撮影停止手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科撮影装置。
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