JP4596538B2 - 情報処理装置、記録媒体、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、記録媒体、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ハードディスクや他の記録媒体へ情報を記録することのできる機能を備えたパーソナルコンピュータやプリンタ等の情報処理装置に関するものであり、より詳細には、暗号化処理手段を使用して記録媒体にデータを記録し、更に記録されたデータを定数によって上書き消去する際に、暗号化アルゴリズムを解読されることを防止する機能を備える情報処理装置、およびそのプログラムに関する。
パーソナルコンピュータ、オフィスに設置される複写機、印刷装置等、様々な機器にハードディスク等の記録媒体が設置されることが一般化している。このような機器に設置されたハードディスクは機器から取り外すことが可能であり、機器の破棄と同時に機器から取り外されて第三者の手に渡ってしまうと、機密データの漏洩が問題となる。そこで、機器の破棄に伴ってハードディスクを破壊したり、ハードディスクにデータを保存する際にデータを暗号化して記録することによりデータ漏洩を防ぐことが知られている。
例えば、ハードディスクに書き込むデータを暗号化する手段を備え付けた装置の一例として、特許文献1(特開2004−282717号公報)が挙げられる。特許文献1は、外部から入力された画像データを暗号化して画像データ記憶手段に記憶させ、さらに画像データ記憶手段に記憶した暗号化されたデータを復号化して画像処理手段に与えるように画像データの操作を変更することによりセキュリティを向上させた画像処理装置を開示している。この画像処理装置を使用することによって、ハードディスクを装置から物理的に取り外した場合でも、ハードディスクに記録されているファイルデータは暗号化されたものであるため、データを読み取られることを阻止できる。
特開2004−282717号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された画像処理装置において、画像データ記憶手段に既に記憶されているデータを消去する場合に問題が生じることが考えられる。特に、データの消去方法としてNull文字を上書きする場合、Null文字自体が暗号化/復号化手段によって暗号化される。これによってハードディスクのデータファイルに上書きされる文字はNull文字ではなく、Null文字を暗号化したものになってしまう。
この結果、Null文字のような単純な数値の配列を暗号化した場合、上書きされた文字を解析すると、暗号化鍵の推測が可能となる他、暗号化/復号化手段のアルゴリズムを比較的容易に解読される危険がある。アルゴリズムが解読されると、当然ながら画像処理装置内のデータの安全性を保つことは不可能となる。
従って、本発明の目的は、記録媒体に記録されるファイルデータの安全性を維持すること、特に、暗号化/復号化のアルゴリズムを解読されないようにすることである。
また、本発明の更なる目的は、記録媒体に記録されているファイルデータをNull文字のような定数によって上書き消去する際にも、Null文字自体が暗号化されないようにすることによって、暗号化/復号化のアルゴリズムを解読されないようにすることである。
また、本発明の更なる目的は、記録媒体へのファイルデータの記録・上書き消去処理が行なわれている際に、別のファイルデータの記録・上書き消去処理の割込みがある際に、暗号化/復号化手段の切替を行なえるようにすることによって複数のタスクにも対応できるようにすることである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、ファイルデータを暗号化する暗号化手段と、この暗号化手段により暗号化された前記ファイルデータを保存するためのデータ記録媒体と、このデータ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを消去するための消去データを生成する消去手段と、前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録する際には前記暗号化の機能を有効とし、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを前記消去データによって上書き消去する際には前記暗号化の機能を無効とする暗号化有効/無効切替手段と、暗号化された前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録し、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを、暗号化されていない前記消去データで上書き消去する記録媒体データ記録手段と、を具備することを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1の情報処理装置であって、前記消去手段は、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを上書き消去するための定数データを生成することを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の情報処理装置であって、前記暗号化有効/無効切替手段の状態を設定値として記憶する設定値記憶手段を備え、前記設定値記憶手段は、前記暗号化有効/無効切替手段の状態を設定値として記憶し、前記暗号化有効/無効切替手段は、前記設定値記憶手段に記憶された設定値に基づいて前記暗号化手段におけるデータ暗号化を有効または無効にすることを特徴とすることを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置であって、前記暗号化有効/無効切替手段は、第一のファイルデータの記録処理または消去処理を実行している際に、第二のファイルデータの記録処理または消去処理の割込み要求がある場合には、前記第一のファイルデータの記録処理または消去処理を中断し、前記第二のファイルデータの記録処理または消去処理を実行することを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、請求項4に記載の情報処理装置であって、前記暗号化有効/無効切替手段は、前記第一のファイルデータの記録処理または消去処理を行なう際には、前記設定値記憶手段に記憶された第一の設定値に基づき前記暗号化手段における前記第一のファイルデータの暗号化を有効または無効として処理を開始し、前記第二のファイルデータの記録処理または消去処理の割込み要求がある場合には、前記第一のファイルデータの処理を中断し、前記設定値記憶手段に記憶された第二の設定値に基づいて前記暗号化手段における前記第二のファイルデータの暗号化を有効または無効として前記第2のファイルデータの記録処理または消去処理を実行し、さらに前記第二のファイルデータの記録処理または消去処理が終了すると、前記暗号化有効/無効切替手段により再び第一の設定値に基づいて前記暗号化手段における前記第一のファイルデータの暗号化を有効または無効としつつ、前記第一のファイルデータの記録処理または消去処理を再開することを特徴とする。
また、本願の請求項6に係る発明は、データ記録媒体に接続されまたはデータ記録媒体を備え付けたコンピュータに、ファイルデータを暗号化する暗号化機能と、該暗号化された前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録する機能と、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを消去データの上書きによって消去する機能と、暗号化された前記ファイルデータを消去するための前記消去データを生成する機能と、前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録する際には前記暗号化の機能を有効とし、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを前記消去データによって上書き消去する際には前記暗号化の機能を無効に切り替える暗号化有効/無効切替機能と、を実現させることを特徴とする。
また、本願の請求項7に係る発明は、請求項6に記載のデータ処理プログラムであって、前記消去データは、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを上書き消去するための定数データであることを特徴とする。
また、本願の請求項8に係る発明は、請求項6または7に記載のデータ処理プログラムであって、前記コンピュータは前記暗号化有効/無効切替手段の状態を設定値として記憶する設定値記憶機能を有し、前記暗号化有効/無効切替機能は、前記設定値記憶機能に記憶された前記設定値に従って前記暗号化の有効または無効を決定することを特徴とする。
また、本願の請求項9に係る発明は、請求項6から8のいずれかに記載のデータ処理プログラムであって、前記暗号化有効/無効切替機能は、第一のファイルデータを前記データ記録媒体に記録または消去している際に、第二のファイルデータの記録または消去の割込み要求が生じると、第一のファイルデータの記録または消去を中断し、第二のファイルデータの記録または消去を実行させることを特徴とする。
また、本願の請求項10に係る発明は、請求項9に記載のデータ処理プログラムであって、前記暗号化有効/無効切替機能は、前記第一のファイルデータの記録または消去が行なわれる際には、前記設定値記憶機能に記憶された第一の設定値に基づき前記第一のファイルデータの暗号化の有効または無効を決定し、前記第二のファイルデータの記録または消去の割込み要求がある場合には、前記設定値記憶機能に記憶された第二の設定値に基づいて前記第二のファイルデータの暗号化の有効または無効を決定し、
さらに前記第二のファイルデータの記録または消去が終了すると、前記暗号化有効/無効切替機能は再び第一の設定値に基づいて前記第一のファイルデータの暗号化の有効または無効を決定しつつ、前記第一のファイルデータの記録または消去を再開させることを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、記録媒体へのデータの記録の際には暗号化/復号化手段を有効にすることによって動作させ、記録媒体に記録されるデータを暗号化することによって記録媒体に記録されたデータの機密性を維持することが可能となる。また、記録媒体に既に記録されているデータを上書き消去する際には、暗号化/復号化手段を無効にすることによって動作しないようにさせ、上書き消去するデータそのものが暗号化されることを防止し、暗号化のアルゴリズムを解読されるのを防止することができる。
また、請求項2に係る発明においては、記録媒体のデータを消去するため定数データを使用する場合に、上書き消去する定数データそのものが暗号化されることを防止し、暗号化のアルゴリズムを解読されるのを防止することができる。
また、請求項3に係る発明においては、設定値記憶手段に暗号化有効/無効切替手段の状態を設定値として記憶させ、その設定値に基づいて暗号化手段の切替えが行われるので、例えば設定値をファイルデータと共に受信したり、処理要求とともに受信するようにすれば、容易に暗号化の有効/無効の切替えを行なうことができる。
また、請求項4に係る発明においては、あるファイルデータの記録処理または消去処理が行なわれている際に、別のファイルデータの処理要求、つまり割込み処理があった場合に、実行中の処理を一時中断して新しいファイルデータの処理を行なうことができるようになるため、複数のタスク処理を実行したり、優先度の高いタスクから処理を実行させたりすることが可能となる。
また、請求項5に係る発明においては、ファイルデータの割込み処理要求があった場合に、実行中の処理の設定値を一時的に退避させ、割込み処理の終了時に退避させていた設定値を復元させることによって、以前の処理を再開できるようになるほか、割込み処理が正常に終了しなかった場合でも以前の設定値を復元することによって、以前の処理を再開することができる。
また、請求項6に係る発明においては、請求項1に係る発明の効果と同様に、記録媒体へのデータの記録の際には暗号化/復号化手段を有効にすることによって動作させ、記録媒体に記録されるデータを暗号化することによって記録媒体に記録されたデータの機密性を維持することが可能となる。また、記録媒体に既に記録されているデータを上書き消去する際には、暗号化/復号化手段を無効にすることによって動作しないようにさせ、上書き消去するデータそのものが暗号化されることを防止し、暗号化のアルゴリズムを解読されるのを防止することができる。
また、請求項7に係る発明においては、請求項2に係る発明の効果と同様に、記録媒体のデータを消去するため定数データを使用する場合に、上書き消去する定数データそのものが暗号化されることを防止し、暗号化のアルゴリズムを解読されるのを防止することができる。
また、請求項8に係る発明においては、請求項3に係る発明の効果と同様に、設定値記憶手段に暗号化有効/無効切替手段の状態を設定値として記憶させ、その設定値に基づいて暗号化手段の切替えが行われるので、例えば設定値をファイルデータと共に受信したり、処理要求とともに受信するようにすれば、容易に暗号化の有効/無効の切替えを行なうことができる。
また、請求項9に係る発明においては、請求項4に係る発明の効果と同様に、あるファイルデータの記録処理または消去処理が行なわれている際に、別のファイルデータの処理要求、つまり割込み処理があった場合に、実行中の処理を一時中断して新しいファイルデータの処理を行なうことが可能となるため、複数のタスク処理を実行できるようにしたり、優先度の高いタスクから処理を実行させたりすることが可能となる。
また、請求項10に係る発明においては、請求項5に係る発明の効果と同様に、ファイルデータの割込み処理要求があった場合に、実行中の処理の設定値を一時的に退避させ、割込み処理の終了時に退避させていた設定値を復元させることによって、以前の処理を再開できるようになるほか、割込み処理が正常に終了しなかった場合でも以前の設定値を復元することによって、以前の処理を再開することができる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施例1にかかる情報処理装置を図1、図2を参照しながら説明する。図1は、暗号化/復号化部の有効無効切替を行なう情報処理装置の一例を示す全体概略図および機能ブロック図であり、図2は、情報処理装置におけるデータの記録・消去処理の動作を示すフローチャートである。
まず、図1を参照しながら、実施例1の情報処理装置について説明する。本実施例では、情報処理装置を、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の複合機等の画像形成装置1として適用した場合について説明する。画像形成装置1は、画像形成部10、画像処理部20、インターフェース部30、ハードディスク40、表示操作パネル50を備える。また画像形成装置1は、ネットワーク接続、或いは他の接続方法によってコンピュータ等の端末装置2に接続され、画像データの送受信を行なう。画像形成部10は、端末装置2から受信した画像データや、後でより詳細に説明するが、ハードディスク40から読み出され、画像処理部20において処理された画像データから画像を形成する印字部を備える。印字部としては、レーザー走査ユニット、インクジェット方式のプリンタ装置等が挙げられる。
画像処理部20は、制御部21を含む。制御部21は、実際にはCPUを含み、図示されていないメモリ等に記憶されたプログラムを読み出し、図示していないメモリをワークエリアとして使用しつつプログラムを実行することにより、下記のデータ処理を可能とするものである。制御部21は、主に暗号化/復号化部22、暗号化/復号化有効無効切替部23、消去部24、データ記録部25を備える。
暗号化/復号化部22は、端末装置2から受信した画像データを暗号化する機能と、ハードディスク40から読み出した画像データを復号化する機能を有する。画像データの暗号化や復号化は、「暗号鍵」となるべきデータを用意し、それら暗号キーを一旦メモリに記憶されたデータに排他論理和演算を行なうことにより実現される。また数字の順番を変更する転地処理や、置換表を用いてデータそのものを変換する換字処理など別の方法を用いてもよいし、それらを組み合わせた処理方法を用いることにより、暗号強度を増すことができる。
暗号化/復号化有効無効切替部23は、上記の暗号化/復号化部22の機能を有効にするか無効にするかの設定の切り替え、つまり設定を変更するためのものである。暗号化/復号化有効無効切替部23によって暗号化/復号化部22が有効になると、メモリに一旦記憶されている画像データの暗号化または復号化が行なわれる。反対に、暗号化/復号化有効無効切替部23によって暗号化/復号化部22が無効になると、メモリに記憶されている画像データは暗号化または復号化されることはなく、メモリに記憶されたデータのままハードディスク40に記憶されることになる。
消去部24は、ハードディスク40のデータを消去したい場合、データの漏洩を防ぐことを目的としてハードディスク40に既に記憶されている画像データまたは画像ファイルを上書き処理するための消去データを生成するためのものである。特に、本実施例の消去部24においては、Null文字(ASCIIコードでは0x00)を生成するものとするが、消去データとして別の定数を使用することもできる。消去部24によって生成された消去データは、一旦メモリに記憶され、その後ハードディスク40に上書きされる。
データ記録部25は、メモリに一旦記憶されている画像データ、または消去データを、書込み要求とともに出力し、ハードディスク40を駆動させ、記録させる。さらに、ハードディスク40に読取り要求を出すことにより、ハードディスク40に記録されている画像ファイルを読み出してメモリに記憶し、制御部21の種々の機能によって処理できるようにする。
インターフェース30は、画像処理部20と画像形成部10、および画像形成装置1に接続された端末装置2間においてデータの送受信を可能にするためのデータの変換、および入出力を行なう。
ハードディスク40は、画像ファイルを保存する領域である画像データ記録部41を有し、データ記録部25からの書込み要求および出力された画像データがファイルとして書き込まれたり、消去データが上書きされたりする。尚、本実施例では、データ記録媒体としてハードディスクを用いたが、データ記録媒体としてハードディスクの他の磁気ディスク、DVD等の光ディスク、半導体メモリ等を採用することも同様に可能である。
画像形成装置1に備え付けられた表示操作パネル50は、本画像形成装置1に対して入力・操作を行なうためのものであり、装置の種々の選択画面、機能、ヘルプを表示するための表示部分と、制御部21に対して種々の指示を入力するための入力部分からなる。
次に、図2を参照しながら、画像形成装置1におけるデータ処理の流れを説明する。まず、ステップS−100において、画像形成装置1に接続された端末装置2から処理要求が生じたり、ユーザーが表示操作パネル50を操作することによって処理要求が生じたりする。このステップは、実際には、端末装置2からインターフェース30を介して制御部21に処理要求を送信することにより行なわれる。続くステップS−101においては、上記処理要求が、画像データの保存かどうかを判定する。表示操作パネル50または端末装置2からの処理要求が画像データの保存である場合、端末装置2から受信した画像データは、図示されていないメモリに一旦記憶される。さらに暗号化/復号化有効無効切替部23は、暗号化/復号化部22を有効とし、画像データの暗号化が行なわれるようにする(ステップS−102)。次いで、ステップS−103において、メモリに記憶されている画像データに、前述した方法で暗号鍵を演算処理することにより暗号化し、メモリに記憶する。その後、ステップS−104において、データ記録部25によって、メモリに記憶されている暗号化された画像データを、ハードディスク40の画像データ記録部41に画像ファイルとして書込み、保存する。
ステップS−101において、端末装置2または表示操作パネル50からの処理要求が、画像データの保存ではない場合、ステップS−110に進み、処理要求が画像データの消去要求であるかどうかの判定を行なう。消去要求が画像データの処理要求である場合、続くステップS−111に進み、暗号化/復号化有効無効切替部23は、暗号化/復号化部22を無効とし、データの暗号化が行なわれないようにする。次いで、消去部24は、画像ファイルのデータを上書き消去するためのNull文字を生成し、メモリに一旦記憶する。データ記録部25は、メモリに記憶されているNull文字をハードディスク40に出力し、ハードディスク40の画像データ記録部41の消去すべきファイルに上書きすることにより、当該ファイルを消去する(ステップS−112)。
ステップS−110において、端末装置2および表示操作パネル50からの処理要求が、画像データの消去ではない場合、処理はステップS−120に進み、前記の処理要求が、画像データの読み出しかどうか判定する。処理要求が、画像データの読み出しである場合、暗号化/復号化有効無効切替部23は、暗号化/複合化部22を有効とし、データの復号化が行なわれるように設定する(ステップS−121)。次いで、データ記録部25は、ハードディスク40の画像データ記録部41からファイルを読み出し、読み出された画像データをメモリに記憶する(ステップS−122)。尚、この読み出された画像データは、前記のステップS−103において暗号化され、ステップS−104においてハードディスク40に記憶されたものとする。メモリに記憶された画像データは、暗号化/復号化部22によって復号化される(ステップS−123)。復号化された画像データは、インターフェース30を介して、画像形成部10に送信して紙面等に印刷したり、端末装置2に送信して更なる画像処理を行なったりできるようにする(ステップS−124)。
上記実施例1によれば、画像データをハードディスク40に保存する場合には、画像データの暗号化処理が行なわれ、画像データの消去処理をする際には、保存されていた画像ファイルにNull文字を暗号化することなく上書きすることができる。これによって、画像データは暗号化されていて解読することができず、上書き消去された部分は、Null文字のままであって、暗号化のアルゴリズムを解読しようとする試みを阻止することができる。
尚、上記実施例1においては、情報処理装置として画像形成装置を用いた場合について説明したが、コンピュータ、録画装置等、ハードディスクなどの記録媒体を有するものであれば、上記の説明と同様の機能を実現できることは明らかであろう。
次に、本発明における実施例2に係る画像形成装置とそのデータ処理について図3〜図5を参照しながら説明する。図3は、実施例2における暗号化/復号化部の有効無効切替を行なう情報処理装置の一例を示す全体概略図および機能ブロック図であり、図4は、実施例2における情報処理装置のデータの記録・消去処理の動作を示すフローチャートである。また図5は、本実施例において、割込み処理が生じた場合に行なわれる動作の切替を示すタイムチャートである。なお、図3〜図5において、実施例1と同様の機能を有するブロックには同一の符号を用い、その説明を省略する。
まず、図3を参照すると、情報処理装置は、実施例1の場合と同様に画像形成装置1であって、画像形成部10、画像処理部20、インターフェース部30、ハードディスク40、表示操作パネル50を備える。また画像形成装置1は、実施例1の場合と同様にネットワーク接続、或いは他の接続方法によってコンピュータ2等の端末装置に接続され、画像データの送受信を行なうことができる。
画像処理部20は、実施例1における画像処理部20と同様に制御部21を備えるが、実施例2では、画像処理部20は更に設定値記憶部26を備える。制御部21は、暗号化/復号化部22、暗号化/復号化有効無効切替部23、消去部24、データ記録部25を備える。
設定値記憶部26は、制御部21の暗号化/復号化有効無効切替部23が暗号化/複合化部22の動作を有効にするか無効にするかの判定を行なうための設定値を記憶するためのもので、グローバルフラグ27とローカルフラグ28を有する。グローバルフラグ27には、現在処理中のタスク(画像形成装置が行なう各処理の1つ、例えばデータ保存、データ消去等を指す単位)に対応する暗号化/復号化有効無効切替部23の設定値が一時的に記憶される。またローカルフラグ28には、現在処理中のタスクが割込み処理である場合に、以前のタスクに対応する暗号化/復号化有効無効切替部23の設定値を一時的に退避するためのものである。これらグローバルフラグ27およびローカルフラグ28は、実際には画像処理部20に設けられたメモリの一部を使用することにより実現される。或いは、設定値記憶部26は、制御部21に組み込まれるものとし、制御部21を構成するCPUに含まれるレジスタの一部を使用することによっても実現することができる。
暗号化/復号化有効無効切替部23が暗号化/複合化部22の動作を有効にするか無効にするかの判定を行なうための設定値は、各タスクに付与されるものとし、端末装置2から受信した画像データや、ハードディスク40から読み出した画像データは、一旦メモリに記憶されると同時に、それぞれの画像データ或いは端末装置2や表示操作パネル50から処理要求と共に受信した設定値は、設定値記憶部26に記憶される。そして暗号化/復号化有効無効切替部23は、設定値記憶部26に記憶されている設定値に従って暗号化/復号化部22を有効または無効に動作させ、画像データを処理する。
次に、図4を参照しながら、実施例2における画像形成装置1の画像処理について説明する。まず、ステップS−200において、画像形成装置1に接続された端末装置2、または表示操作パネル50からの処理要求があると、処理要求、各処理、または画像データに付与されている設定値をグローバルフラグ27に記憶する。続いて、ステップS−201において、上記処理要求に応じてタスクを実行する。タスクとしては、画像データを暗号化して記録したり、暗号化された画像データを復号化して出力したり、画像データを消去したりする各処理が挙げられる。制御部21はタスクの実行中に、端末装置2や表示操作パネル50からの割込み処理要求がないか監視しており(ステップS−202)、割込み処理がなく、そのままタスクが終了した場合には(ステップS−203)、続くステップS−204において、以前にタスク処理が行なわれていたかどうか判定し、以前にタスク処理が行なわれていなければ、処理を終了する。
ステップS−204において、以前にタスク処理が行なわれていた場合には、ローカルフラグ28に記憶されている一つ前のタスクの設定値を読み出し、それをグローバルフラグ27に記憶し(ステップS−205)、以前のタスク処理を再開する(ステップS−206)。このタスク処理を再開すると、ステップS−202の処理に戻り、割込み処理の有無を監視する。
ステップS−202において、あるタスクの処理中に、端末装置や表示操作パネルから別のタスクの割込み処理要求がある場合、グローバルフラグ27に設定されていた現在処理中のタスクの設定値をローカルフラグ28に退避する(ステップS−207)、次いでステップS−200の処理に移行し、グローバルフラグ27に割込み処理要求のあったタスクの設定値、つまり新しいタスクの設定値を記憶し、新しいタスクを実行する(ステップS−201)。
尚、各タスクには優先度を設定し、あるタスクの実行中に、優先度の高いタスクの処理要求があると、上記説明のステップS−202において割込み処理があるとみなし、現在実行中のタスクを一時中断し、優先度の高い処理を優先的に実行できる。あるタスクの実行中に、そのタスクと優先度が同じか、またはそれよりも低い場合には、実行中のタスクが終了するのを待ち、その後そのタスクを実行することになる。
次に、実施例2の画像形成装置1とその画像処理方法を使用した3つのタスク処理(タスクA、タスクB、タスクCを実行した場合の処理について、今説明した図4に示すフローチャート、および図5に示すタイムチャートを参照しながら説明する。
図5は、それぞれのタスクA、B、Cの実行時に設定値記憶部26のグローバルフラグ27に記憶される設定値がどのように変化し、どの処理に切り替わるかを図示したものである。図5において、タスクAはデータの保存処理、タスクBはデータの上書き消去処理、タスクCはデータの保存処理であり、各タスクの優先度は、タスクC、タスクB、タスクAの順番に高くなるように設定されているものとする。さらに、図5では、タスクCの実行中にタスクBの割込み処理があり、更にタスクBの実行中にタスクAの割込み処理が生じた場合の処理について示されている。
まず、時刻t1においてタスクCの処理を開始するが、これに対応するのは図4のフローチャートにおけるステップS−200で、まずグローバルフラグ27にタスクCの設定値を設定する。タスクCは通常データの保存処理であり、グローバルフラグ27には、設定値「1」が設定される。次いで、時刻t2においてタスクCを実行する。暗号化/復号化有効無効切替部23は、グローバルフラグ27の設定値に基づいて暗号化/復号化部22を有効の設定にし、端末装置2から受信した画像データを暗号化し、ハードディスク40の画像データ記録部41に記録する。
次に時刻t2では、タスクCの処理実行中に、タスクBの割込み処理要求が行なわれるが、これに対応するのは図4のステップS−202およびステップS−207で、グローバルフラグ27に設定されていたタスクCの設定値「1」をローカルフラグ28に退避する。また、タスクBはデータ上書き消去の処理であるので、グローバルフラグ27にタスクBの設定値である「0」を設定し(ステップS−200)、タスクBを開始する(ステップS−201)。暗号化/復号化有効無効切替部23は、グローバルフラグ27の設定値「0」に基づいて暗号化/復号化部22を無効にし、消去部24によって生成されたNull文字等の消去データを、暗号化することなくハードディスク40の画像データ記録部41の消去すべきデータに上書きし、データを消去する。
更に、図5の時刻t3では、タスクBの実行中にタスクAの割込み処理要求が生じる。これに対応するのは図4のステップS−202およびステップS−207であり、グローバルフラグ27に設定されていたタスクBの設定値「0」をローカルフラグ28に退避する。また、タスクAはデータの保存であるので、グローバルフラグ27にはタスクAの設定値である「1」を設定し直し(ステップS−200)、タスクAを開始する(ステップS−201)。暗号化/復号化有効無効切替部23は、グローバルフラグ27の設定値「1」に基づいて暗号化/復号化部22を有効にし、端末装置2から受信した画像データを暗号化してハードディスク40の画像データ記録部41に記録する。
図5の時刻t4では、タスクAの処理が終了した場合の処理が示されている。図4において、この処理に対応するのはステップS−203〜ステップS−206であり、タスクAの処理が終了すると、以前実行中だったタスクがあるかどうかを判定し、この場合には、タスクBが以前実行中だったので、ローカルフラグ28に退避していたタスクBの設定値「0」をグローバルフラグ27に設定し直し、タスクBの処理を再開する。暗号化/復号化有効無効切替部23は、グローバルフラグ27に設定されたタスクBの設定値「0」にしたがって暗号化/復号化部22を無効とし、消去データをハードディスク40に上書きする。
続いて図5の時刻t5に進む。時刻t5では、タスクBが終了した際に行なわれる処理が示されている。時刻t5に対応するのは図4のステップS−203〜ステップS−206である。まず、タスクBの処理を開始する前に別のタスクが行なわれていたかどうかを判別するが、タスクCが行なわれていたので、ローカルフラグ28に退避していたタスクCの設定値「1」をグローバルフラグ27に設定し直し、タスクCの処理を再開する。暗号化/復号化有効無効切替部23はグローバルフラグ27に設定されたタスクCの設定値「1」に従って暗号化/復号化部22を有効とし、残りの画像データをハードディスク40に記録する。図5の時刻t6において、タスクCが終了すると、図4における対応する処理であるステップS−204が実行される。つまり、タスクCが終了すると、タスクCが開始される以前に行なわれていた処理があったかどうかを判定し、図5の場合、タスクC以前に別の処理は行なわれていなかったので、全ての処理を終了する。
このように、実施例2によれば、タスクごとに暗号化/復号化部の22の動作を示すデータを設定値として使用することにより、タスクに優先度を設け、割込み処理を行なわせることが可能となり、各タスクに応じて暗号化/復号化部22を動作させたり、動作させないようにすることができる。また、割込み中のタスクの処理が何らかの理由により途中で中断されたような場合でも、設定値を元に戻せば以前の処理を再開することが可能となる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の全体概略および機能ブロックを示す図である。 本発明の実施例1に係る画像形成装置の画像処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る画像形成装置の全体概略および機能ブロックを示す図である。 本発明の実施例2に係る画像形成装置の画像処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における画像処理において、割込み処理がある場合の動作および設定値の推移を示すタイムチャートである。
1 ・・・画像形成装置
21 ・・・制御部
22 ・・・暗号化/復号化部
23 ・・・暗号化/復号化有効無効切替部
24 ・・・消去部
26 ・・・設定値記憶部
27 ・・・グローバルフラグ
28 ・・・ローカルフラグ
40 ・・・ハードディスク

Claims (10)

  1. ファイルデータを暗号化する暗号化手段と、
    この暗号化手段により暗号化された前記ファイルデータを保存するためのデータ記録媒体と、
    このデータ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを消去するための消去データを生成する消去手段と、
    前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録する際には前記暗号化の機能を有効とし、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを前記消去データによって上書き消去する際には前記暗号化の機能を無効とする暗号化有効/無効切替手段と、
    暗号化された前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録し、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを、暗号化されていない前記消去データで上書き消去する記録媒体データ記録手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記消去手段は、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを上書き消去するための定数データを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記暗号化有効/無効切替手段の状態を設定値として記憶する設定値記憶手段を備え、
    前記暗号化有効/無効切替手段は、前記設定値記憶手段に記憶された前記設定値に基づいて前記暗号化手段における前記暗号化を有効または無効にすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記暗号化有効/無効切替手段は、第一のファイルデータの記録処理または消去処理を実行している際に、第二のファイルデータの記録処理または消去処理の割込み要求がある場合には、前記第一のファイルデータの記録処理または消去処理を中断し、前記第二のファイルデータの記録処理または消去処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記暗号化有効/無効切替手段は、前記第一のファイルデータの記録処理または消去処理を行なう際には、前記設定値記憶手段に記憶された第一の設定値に基づき前記暗号化手段における前記第一のファイルデータの暗号化を有効または無効として処理を開始し、前記第二のファイルデータの記録処理または消去処理の割込み要求がある場合には、前記第一のファイルデータの処理を中断し、前記設定値記憶手段に記憶された第二の設定値に基づいて前記暗号化手段における前記第二のファイルデータの暗号化を有効または無効として前記第2のファイルデータの記録処理または消去処理を実行し、
    さらに前記第二のファイルデータの記録処理または消去処理が終了すると、前記暗号化有効/無効切替手段により再び第一の設定値に基づいて前記暗号化手段における前記第一のファイルデータの暗号化を有効または無効としつつ、前記第一のファイルデータの記録処理または消去処理を再開することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. データ記録媒体に接続されまたはデータ記録媒体を備え付けたコンピュータに、
    ファイルデータを暗号化する暗号化機能と、
    該暗号化された前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録する機能と、
    前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを消去データの上書きによって消去する機能と、
    暗号化された前記ファイルデータを消去するための前記消去データを生成する機能と、
    前記ファイルデータを前記データ記録媒体に記録する際には前記暗号化の機能を有効とし、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを前記消去データによって上書き消去する際には前記暗号化の機能を無効に切り替える暗号化有効/無効切替機能と、
    を実現させることを特徴とするデータ処理プログラム。
  7. 前記消去データは、前記データ記録媒体に保存されている暗号化された前記ファイルデータを上書き消去するための定数データであることを特徴とする請求項6に記載のデータ処理プログラム。
  8. 前記コンピュータは、前記暗号化有効/無効切替手段の状態を設定値として記憶する設定値記憶機能を有し、前記暗号化有効/無効切替機能は、前記設定値記憶機能に記憶された前記設定値に従って前記暗号化の有効または無効を決定することを特徴とする請求項6または7に記載のデータ処理プログラム。
  9. 前記暗号化有効/無効切替機能は、第一のファイルデータを前記データ記録媒体に記録または消去している際に、第二のファイルデータの記録または消去の割込み要求が生じると、第一のファイルデータの記録または消去を中断し、第二のファイルデータの記録または消去を実行させることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のデータ処理プログラム。
  10. 前記暗号化有効/無効切替機能は、前記第一のファイルデータの記録または消去が行なわれる際には、前記設定値記憶機能に記憶された第一の設定値に基づき前記第一のファイルデータの暗号化の有効または無効を決定し、前記第二のファイルデータの記録または消去の割込み要求がある場合には、前記設定値記憶機能に記憶された第二の設定値に基づいて前記第二のファイルデータの暗号化の有効または無効を決定し、
    さらに前記第二のファイルデータの記録または消去が終了すると、前記暗号化有効/無効切替機能は再び第一の設定値に基づいて前記第一のファイルデータの暗号化の有効または無効を決定しつつ、前記第一のファイルデータの記録または消去を再開させることを特徴とする請求項9に記載のデータ処理プログラム。
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