JP4596085B2 - インターフェース回路 - Google Patents

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Description

本発明は、インターフェース回路に関し、特に機器間で音声信号や映像信号などのデジタル信号を伝送するためのインターフェース回路に関する。
近年、音声信号や映像信号などのデジタル信号を扱うAV(Audio/Visual)機器が普及するにつれて、これらAV機器間においてデジタル信号を伝送するためのインターフェースとして様々な方式のものが提案されている。このようなインターフェースとしては、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格や、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格(HDMIは登録商標)などが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、比較的規模の大きいシステムにおいては、イーサネット(登録商標)を利用してデジタル信号を配信するものも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2007−267116号公報(図1) 特表2003−523653号公報(図6)
AV機器間の接続のためにイーサネットを用いた場合、インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)に準拠した双方向通信を行うために、ソフトウェア処理に時間を要し、リアルタイム性に欠くという問題を生じる。この問題を解消するために、AV機器間で同期を図る必要が生じるが、そのためには速度を調整するための大量のバッファが必要になる。また、送信側からタイムスタンプを送り、受信側において基準となるクロックを再生成するという処理が必要であり、ジッタ(クロックが不安定になること)や信号の遅延を招くおそれがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、差動伝送されるイーサネット信号のリアルタイム性を補うことを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、第1の信号を差動信号として伝送路を介して外部機器へ送信する第1の送信手段と、第2の信号を同相信号として上記伝送路に重畳して上記外部機器へ送信する第2の送信手段とを具備することを特徴とするインターフェース回路である。これにより、差動伝送される第1の信号と同相伝送される第2の信号とを同一の伝送路により重畳して送信させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第2の信号は、クロック成分を含む信号であってもよい。これにより、クロック成分を外部機器へ送信させるという作用をもたらす。この一例として、上記第2の信号は、バイフェーズマーク変調された信号を含んでもよい。
また、この第1の側面において、上記伝送路における差動信号から上記第1の信号を取り除いて第3の信号として受信する受信手段をさらに具備してもよい。これにより、差動信号を双方向に伝送させるという作用をもたらす。この一例として、上記第1の送信手段および上記受信手段は、インターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行うことができる。また、上記伝送路は、HDMIケーブルを構成するリザーブラインおよびホットプラグ検出ラインを利用することができる。
また、本発明の第2の側面は、外部機器から伝送路を介して受信した差動信号から第1の信号を抽出する第1の受信手段と、上記外部機器から上記伝送路を介して受信した同相信号から第2の信号を抽出する第2の受信手段とを具備することを特徴とするインターフェース回路である。これにより、差動伝送される第1の信号と同相伝送される第2の信号とを同一の伝送路により受信させるという作用をもたらす。
また、この第2の側面において、上記第2の信号は、クロック成分を含む信号であってもよい。これにより、クロック成分を外部機器から受信させるという作用をもたらす。この一例として、上記第2の信号は、バイフェーズマーク変調された信号を含んでもよい。
また、この第2の側面において、第3の信号を差動信号として上記伝送路を介して上記外部機器へ送信する送信手段をさらに具備し、上記第1の受信手段は、上記伝送路における差動信号から上記第3の信号を取り除いて上記第1の信号を抽出してもよい。これにより、差動信号を双方向に伝送させるという作用をもたらす。この一例として、上記第1の受信手段および上記送信手段は、インターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行うことができる。また、上記伝送路は、HDMIケーブルを構成するリザーブラインおよびホットプラグ検出ラインを利用することができる。
本発明によれば、差動伝送されるイーサネット信号のリアルタイム性を補うことができるという優れた効果を奏し得る。
HDMI規格によるインターフェースの概念構成図である。 HDMI規格によるコネクタのピン配置例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるソース機器100およびシンク機器200の内部構成例について示す図である。 本発明の実施の形態におけるソース側送受信回路140およびシンク側送受信回路250の一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における動作の概要を示す図である。 本発明の実施の形態におけるシンク機種検出回路110およびソース機種検出回路210の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるプラグ接続検出回路120およびプラグ接続伝達回路220の構成例を示す図である。 SPDIF規格におけるフレーム構成を示す図である。 SPDIF規格におけるサブフレーム構成を示す図である。 SPDIF規格における信号変調方式を示す図である。 SPDIF規格におけるプリアンブルのチャンネルコーディングを示す図である。 本発明の実施の形態によるシステム構成例を示す図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。ここでは、HDMI規格によるインターフェースにおいて、差動伝送されるイーサネット信号を追加したものを一例として想定し、このイーサネット信号のリアルタイム性を補うための実施の形態について説明する。
図1は、HDMI規格によるインターフェースの概念構成図である。HDMI規格では、基本となる高速伝送ラインによる伝送方向を一方向に定めており、送信側の機器をソース機器、受信側の機器をシンク機器と呼んでいる。この例では、ソース機器100およびシンク機器200がHDMIケーブル300により接続されている。そして、ソース機器100には送信動作を行うトランスミッタ101が含まれ、シンク機器200には受信動作を行うレシーバ201が含まれている。
トランスミッタ101とレシーバ201との間の伝送には、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)と呼ばれるシリアル伝送方式が用いられる。HDMI規格では、映像信号および音声信号は3つのTMDSチャンネル310乃至330を用いて伝送される。すなわち、ある垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間の内、水平帰線区間および垂直帰線区間を除いた区間である有効画像区間において、非圧縮の1画面分の画像の画素データに対応する差動信号が、TMDSチャンネル310乃至330により、シンク機器200に向けて一方向に送信される。また、水平帰線区間または垂直帰線区間においては、音声データ、制御データまたはその他の補助データ等に対応する差動信号が、TMDSチャンネル310乃至330により、シンク機器200に向けて一方向に送信される。
また、HDMI規格では、クロック信号がTMDSクロックチャンネル340により伝送される。TMDSチャンネル310乃至330の各々では、TMDSクロックチャンネル340により伝送される1クロックの間に、10ビット分の画素データを送信することができる。
また、HDMI規格では、ディスプレイデータチャンネル(DDC:Display Data Channel)350が設けられる。このディスプレイデータチャンネル350は、シンク機器200におけるE−EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)情報をソース機器が読み出すために用いられる。E−EDID情報とは、シンク機器200がディスプレイ装置である場合に、その機種、解像度、色の特性およびタイミングなどの設定や性能に関する情報を示すものである。このE−EDID情報は、シンク機器200のEDID ROM202に保持される。なお、図示していないが、ソース機器100もシンク機器200と同様に、E−EDID情報を記憶し、必要に応じてそのE−EDID情報をシンク機器200に送信することができる。
さらに、HDMI規格では、CEC(Consumer Electronics Control)ライン361、リザーブライン362およびHPD(Hot Plug Detect)ライン363等が設けられる。CECライン361は、機器制御信号の双方向通信を行うためのラインである。ディスプレイデータチャンネル350が機器間を1対1に接続するのに対して、このCECライン361はHDMIに接続される全機器を直接接続する。
リザーブライン362は、HDMI規格上は利用されていないラインである。また、HPDライン363は、HDMIのケーブルによって他の機器と接続されていること(ホットプラグ)を検知するためのラインである。本発明の実施の形態では、このリザーブライン362およびHPDライン363を用いてイーサネット信号を伝送することを想定し、さらにこのイーサネット信号のリアルタイム性を補う仕組みを提案する。
図2は、HDMI規格によるコネクタのピン配置例を示す図である。ここでは、タイプAと呼ばれるピン配置におけるピン番号301と信号名称302との対応関係が示されている。
TMDSチャンネル310乃至330およびTMDSクロックチャンネル340は、それぞれ正極、シールドおよび負極の3ピンから構成されており、1乃至3番ピンがTMDSチャンネル330、4乃至6番ピンがTMDSチャンネル320、7乃至9番ピンがTMDSチャンネル310、10乃至12番ピンがTMDSクロックチャンネル340にそれぞれ対応している。
また、13番ピンがCECライン361に、14番ピンがリザーブライン362に、19番ピンがHPDライン363に、それぞれ対応している。また、ディスプレイデータチャンネル350は、シリアルクロック(SCL)、シリアルデータ(SDA)および接地(グランド)の3ピンから構成されており、15乃至17番ピンがそれぞれ対応する。なお、ディスプレイデータチャンネル350の接地(17番ピン)は、CECライン361の接地と共通化されている。18番ピンは電源供給ライン(+5V)に対応する。
図3は、本発明の実施の形態におけるソース機器100およびシンク機器200の内部構成例について示す図である。ここでは、本発明の実施の形態における要部であるリザーブライン362およびHPDライン363に関する構成を示している。ソース機器100は、シンク機種検出回路110と、プラグ接続検出回路120と、ソース側送受信回路140と、SPDIF(Sony Philips Digital InterFace)受信回路170と、イーサネット送受信回路160とを備えている。また、シンク機器200は、ソース機種検出回路210と、プラグ接続伝達回路220と、シンク側送受信回路250と、SPDIF送信回路270と、イーサネット送受信回路260とを備えている。
リザーブライン362は、上述のとおりHDMI規格上は利用されていないラインであるが、ここではピンの有効利用のため、接続される機器の機種を検出するために用いられるものとしている。すなわち、ソース機器100におけるシンク機種検出回路110では、リザーブライン362を介してシンク機器200の機種を検出する。また、シンク機器200におけるソース機種検出回路210では、リザーブライン362を介してソース機器100の機種を検出する。ここにいう機種としては、例えば、HDMI規格を拡張してリザーブライン362およびHPDライン363によりイーサネット信号を双方向伝送するようにした機種(以下、HDMI拡張機種という。)を想定することができる。
HPDライン363は、上述のとおりHDMIのケーブルによって他の機器と接続されていることを検知するためのラインである。シンク機器200におけるプラグ接続伝達回路220は、HPDライン363に接続する端子を所定の電圧にバイアスすることにより、シンク機器200が接続されている旨を伝達する。ソース機器100におけるプラグ接続検出回路120は、HPDライン363に接続する端子の電位を基準電位と比較することにより、シンク機器200の接続を検出する。
このような機能を有するリザーブライン362およびHPDライン363に対して、本発明の実施の形態では、ソース側送受信回路140およびシンク側送受信回路250を接続する。すなわち、ソース機器100におけるソース側送受信回路140は、コンデンサ131および132と抵抗133とを介してリザーブライン362およびHPDライン363に接続する。また、シンク機器200におけるシンク側送受信回路250は、コンデンサ231および232と抵抗233とを介してリザーブライン362およびHPDライン363に接続する。
ソース側送受信回路140は、リザーブライン362およびHPDライン363を用いて双方向伝送されるイーサネット信号をイーサネット送受信回路160に接続し、リザーブライン362およびHPDライン363を用いてソース機器100に伝送されるSPDIF信号をSPDIF受信回路170に接続する。
シンク側送受信回路250は、リザーブライン362およびHPDライン363を用いて双方向伝送されるイーサネット信号をイーサネット送受信回路260に接続し、リザーブライン362およびHPDライン363を用いてソース機器100から伝送されるSPDIF信号をSPDIF送信回路270に接続する。
イーサネット送受信回路160および260は、イーサネット信号を送受信する回路であり、例えばインターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行うものである。この場合、インターネットプロトコル(IP)の上位層としては、TCP(Transmission Control Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)を用いることができる。これらイーサネット送受信回路160および260は、従来技術により実現され得る。
SPDIF受信回路170およびSPDIF送信回路270は、SPDIF規格に準拠した単一方向通信を行うものである。ここで、SPDIF規格とは、デジタルオーディオ信号をリアルタイムに伝送するためのインターフェース規格であり、IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)において「IEC 60958」として規格化されている。このSPDIF規格において伝送されるSPDIF信号は、後述するように、バイフェーズマーク変調されるため、その信号中にクロック成分を含んでいる。なお、これらSPDIF受信回路170およびSPDIF送信回路270は、従来技術により実現される。
図4は、本発明の実施の形態におけるソース側送受信回路140およびシンク側送受信回路250の一構成例を示す図である。
図4(a)に示すように、シンク側送受信回路250は、増幅器510、520、530および550と、インバータ541と、加算器542、571および572とを備えている。
増幅器510は、イーサネット送受信回路260から信号線511および512を介して供給される信号を増幅する増幅器である。信号線511および512の信号は差動信号になっており、増幅器510は差動入力により動作する。
増幅器520は、増幅器510の出力を増幅する増幅器である。この増幅器520の出力は差動信号になっており、加算器571には正極の信号が、加算器572には負極の信号がそれぞれ供給される。
増幅器530は、リザーブライン362およびHPDライン363からの信号を増幅する増幅器である。リザーブライン362およびHPDライン363の信号は差動信号になっており、増幅器530は差動入力により動作する。
インバータ541は、増幅器510の出力を反転させる回路である。加算器542は、インバータ541の出力と増幅器530の出力を加算する回路である。すなわち、インバータ541および加算器542は、リザーブライン362およびHPDライン363における信号からシンク機器200の出力信号を取り除いた信号を、増幅器550に入力する。
増幅器550は、加算器542の出力を増幅する増幅器である。この増幅器550出力は差動信号になっており、信号線558には正極の信号が、信号線559には負極の信号がそれぞれ供給される。信号線558および559にはイーサネット送受信回路260が接続されており、リザーブライン362およびHPDライン363における信号からシンク機器200の出力信号を取り除いた信号がイーサネット送受信回路260に供給される。
加算器571は、SPDIF送信回路270から信号線561を介して供給される信号と増幅器520の正極出力とを加算する回路である。加算器572は、加算器571は、SPDIF送信回路270から信号線561を介して供給される信号と増幅器520の負極出力とを加算する回路である。
すなわち、増幅器550から出力されるイーサネット信号が差動信号であるのに対して、加算器571および572により重畳されるSPDIF信号は同相信号である。これにより、イーサネット信号およびSPDIF信号の両者は、同じ一対の信号線(リザーブライン362およびHPDライン363)によって伝送することが可能となる。
図4(b)に示すように、ソース側送受信回路140は、増幅器410、420、430および450と、インバータ441と、加算器442および460とを備えている。
増幅器410は、イーサネット送受信回路160から信号線411および412を介して供給される信号を増幅する増幅器である。信号線411および412の信号は差動信号になっており、増幅器410は差動入力により動作する。
増幅器420は、増幅器410の出力を増幅する増幅器である。この増幅器420の出力は差動信号になっており、リザーブライン362には正極の信号が、HPDライン363には負極の信号がそれぞれ供給される。
増幅器430は、リザーブライン362およびHPDライン363からの信号を増幅する増幅器である。リザーブライン362およびHPDライン363の信号は差動信号になっており、増幅器430は差動入力により動作する。
増幅器450は、加算器442の出力を増幅する増幅器である。この増幅器450出力は差動信号になっており、信号線458には正極の信号が、信号線459には負極の信号がそれぞれ供給される。信号線458および459にはイーサネット送受信回路160が接続されており、リザーブライン362およびHPDライン363における信号からソース機器100の出力信号を取り除いた信号がイーサネット送受信回路160に供給される。
インバータ441は、増幅器410の出力を反転させる回路である。加算器442は、インバータ441の出力と増幅器430の出力を加算する回路である。すなわち、インバータ441および加算器442は、リザーブライン362およびHPDライン363における信号からソース機器100の出力信号を取り除いた信号を、増幅器450に入力する。
加算器460は、増幅器420の出力の正極の信号と負極の信号とを加算する回路である。
すなわち、リザーブライン362およびHPDライン363によって伝送された信号のうち、差動信号がイーサネット信号として増幅器430によって抽出され、同相信号がSPDIF信号として加算器460によって抽出される。
図5は、本発明の実施の形態における動作の概要を示す図である。本発明の実施の形態では、上述のように、リザーブライン362およびHPDライン363を用いてイーサネット信号を差動信号として伝送することを想定し、さらにこのイーサネット信号のリアルタイム性を補うために、同じラインを利用してSPDIF信号を同相信号として伝送する。
このような本発明の実施の形態における動作をまとめると同図のようになる。上述のように、14番ピンはリザーブライン362に対応し、19番ピンはHPDライン363に対応する。イーサネット信号またはSPDIF信号の何れも伝送されない場合には、従来のHDMI規格の動作になる。イーサネット信号が伝送される場合には、14番ピンにイーサネット信号の正極信号が重畳され、19番ピンにイーサネット信号の負極信号が重畳される。また、SPDIF信号が伝送される場合には、14番ピンおよび19番ピンにSPDIF信号の正極信号が重畳される。さらに、イーサネット信号およびSPDIF信号の両者が伝送される場合には、14番ピンにイーサネット信号の正極信号およびSPDIF信号の正極信号が重畳され、19番ピンにイーサネット信号の負極信号およびSPDIF信号の正極信号が重畳される。
したがって、イーサネット信号およびSPDIF信号は、リザーブライン362およびHPDライン363において互いに独立して伝送することができ、両信号を伝送する場合や一方の信号のみを伝送する場合でも、受信側(ソース側送受信回路140)に特別な機構を要することなく対応することができる。
図6は、本発明の実施の形態におけるシンク機種検出回路110およびソース機種検出回路210の構成例を示す図である。
図6(a)に示すように、シンク機種検出回路110は、抵抗111および112と、コンデンサ113と、比較器116とを備えている。抵抗111は、リザーブライン362を+5Vにプルアップするものである。この抵抗111は、ソース機器100が特定の機種(例えば、HDMI拡張機種)である場合のみ存在し、ソース機器100が特定の機種でない場合にはプルアップが行われない。抵抗112およびコンデンサ113は、ローパスフィルタを構成するものである。このローパスフィルタの出力は信号線114に供給される。比較器116は、ローパスフィルタから信号線114に供給された直流電位を、信号線115に与えられた基準電位と比較するものである。
また、図6(b)に示すように、ソース機種検出回路210は、抵抗211および212と、コンデンサ213と、比較器216とを備えている。抵抗211は、リザーブライン362を接地電位にプルダウンするものである。この抵抗211は、シンク機器200が特定の機種である場合のみ存在し、シンク機器200が特定の機種でない場合にはプルダウンが行われない。抵抗212およびコンデンサ213は、ローパスフィルタを構成するものである。このローパスフィルタの出力は信号線215に供給される。比較器216は、ローパスフィルタから信号線215に供給された直流電位を、信号線214に与えられた基準電位と比較するものである。
シンク機器200が特定の機種であれば抵抗211によるプルダウンが行われてリザーブライン362の電位が2.5Vとなり、シンク機器200が特定の機種でなければ開放されて5Vとなる。したがって、信号線115の基準電位を例えば3.75Vとすれば、信号線117の出力に基づいて、ソース機器100においてシンク機器200の機種を識別することができる。
同様に、ソース機器100が特定の機種であれば抵抗111によるプルアップが行われてリザーブライン362の電位が2.5Vとなり、ソース機器100が特定の機種でなければ0Vとなる。したがって、信号線214の基準電位を例えば1.25Vとすれば、信号線217の出力に基づいて、シンク機器200においてソース機器100の機種を識別することができる。
これら機種検出のための信号は直流バイアス電位で伝達されるため、交流信号として伝達されるイーサネット信号またはSPDIF信号に影響を与えるものではない。
図7は、本発明の実施の形態におけるプラグ接続検出回路120およびプラグ接続伝達回路220の構成例を示す図である。
図7(a)に示すように、プラグ接続伝達回路220は、チョークコイル221と、抵抗222および223とを備えている。これらチョークコイル221、抵抗222および223は、HPDライン363を例えば約4Vにバイアスするものである。
また、図7(b)に示すように、プラグ接続検出回路120は、抵抗121および122と、コンデンサ123と、比較器126とを備えている。抵抗121は、HPDライン363を接地電位にプルダウンするものである。抵抗122およびコンデンサ123は、ローパスフィルタを構成するものである。このローパスフィルタの出力は信号線124に供給される。比較器126は、ローパスフィルタから信号線124に供給された直流電位を、信号線125に与えられた基準電位と比較するものである。
ここで、信号線125に基準電位として例えば1.4Vを与えるものとする。ソース機器100がHPDライン363に接続されていなければ、入力電位は抵抗121によるプルダウンされることにより信号線124の電位は信号線125の基準電位よりも低くなる。一方、ソース機器100がHPDライン363に接続されていれば、約4Vにバイアスされるため、信号線124の電位は信号線125の基準電位よりも高くなる。したがって、信号線127の出力に基づいて、ソース機器100においてシンク機器200の接続の有無を検出することができる。
これらプラグ接続検出のための信号は直流バイアス電位で伝達されるため、交流信号として伝達されるイーサネット信号またはSPDIF信号に影響を与えるものではない。
次にSPDIF規格について図面を参照して説明する。
図8は、SPDIF規格におけるフレーム構成を示す図である。SPDIF規格では、各フレームは2つのサブフレームから構成される。2チャンネルステレオ音声の場合、1つ目のサブフレームに左チャンネル信号が含まれ、2つ目のサブフレームに右チャンネル信号が含まれる。
サブフレームの先頭には後述するようにプリアンブルが設けられ、左チャンネル信号にはプリアンブルとして「M」が、右チャンネル信号にはプリアンブルとして「W」が付与される。但し、192フレーム毎に先頭のプリアンブルにはブロックの開始を表す「B」が付与される。すなわち、1ブロックは192フレームにより構成される。ブロックは、後述するチャンネルステータスを構成する単位である。
図9は、SPDIF規格におけるサブフレーム構成を示す図である。サブフレームは、第0乃至第31の計32のタイムスロットから構成される。
第0乃至第3タイムスロットは、プリアンブル(Sync preamble)を示す。このプリアンブルは、上述のように左右チャンネルの区別やブロックの開始位置を表すために「M」、「W」または「B」の何れかを示す。
第4乃至第27タイムスロットはメインデータフィールドであり、24ビットコードレンジが採用される場合には全体が音声データを表す。また、20ビットコードレンジが採用される場合には第8乃至第27タイムスロットが音声データ(Audio sample word)を表す。後者の場合、第4乃至第7タイムスロットは追加情報(Auxiliary sample bits)として利用することができる。
第28タイムスロットは、メインデータフィールドの有効フラグ(Validity flag)である。
第29タイムスロットは、ユーザデータ(User data)の1ビット分を表す。各フレームにまたがってこの第29タイムスロットを累積することによって一連のユーザデータを構成することができる。このユーザデータのメッセージは8ビットの情報ユニット(IU:Information Unit)を単位として構成され、1つのメッセージには3乃至129個の情報ユニットが含まれる。情報ユニット間には0乃至8ビットの「0」が存在し得る。情報ユニットの先頭は開始ビット「1」により識別される。メッセージ内の最初の7個の情報ユニットは予約されており、8個目以降の情報ユニットにユーザは任意の情報を設定することができる。メッセージ間は8ビット以上の「0」により分割される。
第30タイムスロットは、チャンネルステータス(Channel status)の1ビット分を表す。各フレームにまたがってブロック毎に第30タイムスロットを累積することによって一連のチャンネルステータスを構成することができる。なお、ブロックの先頭位置は、上述のように、プリアンブル(第0乃至第3タイムスロット)により示される。
第31タイムスロットは、パリティビット(Parity bit)である。第4乃至第31タイムスロットに含まれる「0」および「1」の数が偶数になるように、このパリティビットが付与される。
図10は、SPDIF規格における信号変調方式を示す図である。SPDIF規格では、サブフレームのうちプリアンブルを除く第4乃至第31タイムスロットがバイフェーズマーク変調される。
このバイフェーズマーク変調の際には、元の信号(ソースコーディング)の2倍速のクロックが用いられる。元の信号のクロックサイクルを前半と後半に分けると、前半のクロックサイクルのエッジで、バイフェーズマーク変調の出力は必ず反転する。また、後半クロックサイクルのエッジにおいて、元の信号が「1」を示しているときには反転し、元の信号が「0」を示しているときには反転しない。これにより、バイフェーズマーク変調された信号から元の信号におけるクロック成分を抽出できることになる。
図11は、SPDIF規格におけるプリアンブルのチャンネルコーディングを示す図である。上述のように、サブフレームのうち第4乃至第31タイムスロットはバイフェーズマーク変調される。一方、第0乃至第3タイムスロットのプリアンブルは通常のバイフェーズマーク変調ではなく、2倍速のクロックに同期したビットパターンとして扱われる。すなわち、第0乃至第3タイムスロットの各タイムスロットに2ビットずつ割り当てることにより、同図のような8ビットパターンを得る。
直前の状態が「0」であれば、プリアンブル「B」には「11101000」が、「M」には「11100010」が、「W」には「1100100」がそれぞれ割り当てられる。一方、直前の状態が「1」であれば、プリアンブル「B」には「00010111」が、「M」には「00011101」が、「W」には「00011011」がそれぞれ割り当てられる。
このように、本発明の実施の形態によれば、リザーブライン362およびHPDライン363において差動伝送されるイーサネット信号に重畳して、同相でSPDIF信号を伝送することができる。このSPDIF信号はクロック成分を含むため、シンク機器ではSPDIF信号そのものからクロック成分を抽出して、利用することができる。シンク機器がオーディオ機器であれば、抽出されたクロック成分を利用してオーディオ再生に使用することができる。伝送路にエラーが生じた場合には、その部分は消音(ミュート)してその次からのデータを再生することにより、リアルタイム性を担保することができる。
イーサネット信号は、パケット化された信号であり、伝送路にエラーが生じた場合にはTCP(Transmission Control Protocol)などの仕組みにより自動的に再送されるようになっており、信頼性の高い伝送が可能である。但し、音声信号伝送のようなリアルタイム性が必要な場合には、再送の間は、音声再生が停止される状態となる。また、通常の場合、ソフトウェアにより信号処理が行われるため、ハードウェアで処理するSPDIFにくらべて遅延(LATENCY)が大きくなる。また、オーディオクロックを再生成するためにはMPEG(Moving Picture Experts Group)−TS(Transport Stream)やRTP(Real-time Transport Protocol)におけるタイムスタンプが利用され、これらの処理もソフトウェアにより実現されることが多い。
このような異なる特性を有するイーサネット信号およびSPDIF信号を併用することにより、リアルタイム音声伝送と信頼性あるパケット情報伝送とを同時に実現することが可能である。以下では、本発明を適用した応用例について説明する。
図12は、本発明の実施の形態によるシステム構成例を示す図である。ここでは、プレーヤ710と、AVアンプ720と、スピーカ730と、テレビジョン受像機器740とからなるAVシステムを想定している。
プレーヤ710とAVアンプ720の間はHDMI接続されており、プレーヤ710をソース機器とすると、AVアンプ720がシンク機器となる。すなわち、信号線719はプレーヤ710からAVアンプ720へ一方向のTMDS伝送を行う。AVアンプ720とテレビジョン受像機器740の間も同様にHDMI接続されており、AVアンプ720をソース機器とすると、テレビジョン受像機器740がシンク機器となる。すなわち、信号線729はAVアンプ720からテレビジョン受像機器740へ一方向のTMDS伝送を行う。これらTMDS伝送を行う信号線719および729は、図1におけるTMDSチャンネル310乃至330に対応する。
また、AVアンプ720とスピーカ730の間はアナログ接続されており、AVアンプ720において再生された音声信号が信号線726を介してスピーカ730に出力される。
プレーヤ710は、内部クロック発生回路711と、クロック成分再構成回路712と、クロック切替器713と、制御マイコン714と、記録媒体アクセス部715と、復号部716とを備えている。
内部クロック発生回路711は、プレーヤ710の内部におけるクロック信号を発生する回路である。この内部クロック発生回路711は、例えば水晶発振子(クリスタル)などの発振子による発振振幅電圧を利用してクロック信号を生成する。
クロック成分再構成回路712は、信号線727を介してAVアンプ720から供給されたSPDIF信号に基づいてクロック成分を再構成する回路である。ここにいう信号線727は、図3におけるリザーブライン362およびHPDライン363に対応する。
クロック切替器713は、内部クロック発生回路711において生成されたクロックまたはクロック成分再構成回路712において再構成されたクロックの何れかを選択して、出力するクロックを切り替える回路である。
制御マイコン714は、プレーヤ710の動作を制御するためのマイクロコンピュータである。この制御マイコン714は、クロック成分再構成回路712においてクロック成分が再構成されたことを検知すると、クロック成分再構成回路712からのクロックを選択するようクロック切替器713に対して指示する。
記録媒体アクセス部715は、クロック切替器713から出力されたクロックに従って、記録媒体717から映像信号および音声信号を読み出す回路である。
復号部716は、クロック切替器713から出力されたクロックに従って、記録媒体アクセス部715によって読み出された映像信号および音声信号を復号するものである。この復号部716によって復号された信号は信号線719を介してAVアンプ720にTMDS伝送される。
AVアンプ720は、信号線719を介してプレーヤ710から伝送された信号を受信し、その受信された信号のうち音声信号を増幅して信号線726を介してスピーカ730に音声を出力する。また、AVアンプ720は、受信された信号のうち映像信号を、信号線729を介してテレビジョン受像機器740へ伝送する。
信号線727に対応するリザーブライン362およびHPDライン363には、イーサネット信号が差動伝送されるとともに、SPDIF信号が同相により重畳される。したがって、SPDIF信号の受信側であるプレーヤ710では、リザーブライン362およびHPDライン363の2本の信号の和をとることにより、差動伝送されているイーサネット信号が除去されてSPDIF信号が得られる。このSPDIF信号はAVアンプ720の内部で生成されたクロック成分を含んでいる。SPDIF信号はバイフェーズマーク変調されて伝送されるため、例え無音信号であってもクロック成分はAVアンプ720からプレーヤ710に伝送される。すなわち、この例におけるSPDIF信号は有効な音声信号を含んでいなくてもよい。
この応用例によれば、AVアンプ720において生成されたクロック信号がプレーヤ710に伝送され、その伝送されたクロック信号に従ってプレーヤ710からAVアンプ720に映像信号および音声信号を伝送することができる。したがって、AVアンプ720のクロックをマスタクロックとしてプレーヤ710を動作させることができ、いわゆるジッタレス再生を実現することができる。これにより、AVアンプ720において速度調整のために利用されるバッファを省くことができるようになる。また、各機器において生成されるクロックの精度に着目すると、一般にプレーヤよりもAVアンプの方がクロックの精度が高いことが多い。したがって、AVアンプ720のクロックをマスタクロックとしてプレーヤ710を動作させることによって、音声信号の再生品質を向上させることができる。
このように、SPDIF信号を伝送することにより、イーサネット信号だけでは困難な、送信側と受信側の周波数同期が簡易に行うことができ、映像信号や音声信号の再生のようなリアルタイム性を必要とされるアプリケーションに役立てることができる。なお、上述の応用例ではジッタレス再生の例について説明したが、SPDIF信号におけるユーザデータやチャンネルステータスを利用することにより、リアルタイムにシンク機器からの情報を伝送することができる。例えば、AVアンプ720における映像信号の再生フレームや音声信号の再生時刻などのタイムコードをユーザデータに含ませてプレーヤ710に伝送することにより、プレーヤ710とAVアンプ720との間で正確に同期を合わせることができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
100 ソース機器
110 シンク機種検出回路
120 プラグ接続検出回路
140 ソース側送受信回路
160 イーサネット送受信回路
170 SPDIF受信回路
200 シンク機器
210 ソース機種検出回路
220 プラグ接続伝達回路
250 シンク側送受信回路
260 イーサネット送受信回路
270 SPDIF送信回路
300 HDMIケーブル
310、320、330 TMDSチャンネル
340 TMDSクロックチャンネル
350 ディスプレイデータチャンネル(DDC)
361 CECライン
362 リザーブライン
363 HPDライン
410、420、430、450 増幅器
441 インバータ
442、460 加算器
510、520、530、550 増幅器
541 インバータ
542、571、572 加算器
710 プレーヤ
711 内部クロック発生回路
712 クロック成分再構成回路
713 クロック切替器
714 制御マイコン
715 記録媒体アクセス部
716 復号器
717 記録媒体
720 AVアンプ
730 スピーカ
740 テレビジョン受像機器

Claims (35)

  1. 外部機器から伝送路に重畳された差動信号から第1の信号を抽出する第1の受信手段と、
    記伝送路に重畳された同相信号から第2の信号を抽出する第2の受信手段と、
    前記伝送路に含まれる一対の差動伝送路を介して前記外部機器と通信を行う通信部であって、前記一対の差動伝送路のうち少なくとも一方の直流バイアス電位によって前記外部機器からの接続状態の通知を受ける通信部と、
    記第2の信号に基づいて、クロックを再構成するクロック再構成手段と
    を具備する受信装置。
  2. 前記第2の信号は、クロック成分を含む信号である請求項1記載の受信装置。
  3. 前記第2の信号は、バイフェーズマーク変調された信号を含む請求項2記載の受信装置。
  4. 前記第2の信号は、SPDIF信号である請求項1記載の受信装置。
  5. 第3の信号を差動信号として前記伝送路を介して前記外部機器へ送信する送信手段をさらに具備し、
    前記第1の受信手段は、前記伝送路における差動信号から前記第3の信号を取り除いて前記第1の信号を抽出する
    請求項1記載の受信装置。
  6. 前記第1の受信手段および前記送信手段は、インターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行う請求項5記載の受信装置。
  7. 前記伝送路は、HDMIケーブルを構成するリザーブラインおよびホットプラグ検出ラインである請求項5記載の受信装置。
  8. 外部機器から伝送路に重畳された差動信号から第1の信号を抽出する第1の受信手段と、
    記伝送路に重畳された同相信号から第2の信号を抽出する第2の受信手段と、
    前記伝送路に含まれる一対の差動伝送路を介して前記外部機器と通信を行う通信部であって、前記一対の差動伝送路のうち少なくとも一方の直流バイアス電位によって前記外部機器からの接続状態の通知を受ける通信部と、
    クロック信号を生成させるクロック発生手段と、
    記第2の信号に基づいて、クロックを再構成するクロック再構成手段と、
    前記クロック発生手段で生成されたクロックまたは前記クロック再構成手段において再構成されたクロックの何れかを選択する選択手段と
    を具備する受信装置。
  9. 前記第2の信号は、クロック成分を含む信号である請求項8記載の受信装置。
  10. 前記第2の信号は、バイフェーズマーク変調された信号を含む請求項9記載の受信装置。
  11. 前記第2の信号は、SPDIF信号である請求項8記載の受信装置。
  12. 第3の信号を差動信号として前記伝送路を介して前記外部機器へ送信する送信手段をさらに具備し、
    前記第1の受信手段は、前記伝送路における差動信号から前記第3の信号を取り除いて前記第1の信号を抽出する
    請求項8記載の受信装置。
  13. 前記第1の受信手段および前記送信手段は、インターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行う請求項12記載の受信装置。
  14. 前記伝送路は、HDMIケーブルを構成するリザーブラインおよびホットプラグ検出ラインである請求項12記載の受信装置。
  15. 外部機器から伝送路に重畳された差動信号から第1の信号を抽出する第1の受信手段と、
    記伝送路に重畳された同相信号から第2の信号を抽出する第2の受信手段と、
    前記伝送路に含まれる一対の差動伝送路を介して前記外部機器と通信を行う通信部であって、前記一対の差動伝送路のうち少なくとも一方の直流バイアス電位によって前記外部機器からの接続状態の通知を受ける通信部と、
    クロック信号を生成させるクロック発生手段と、
    記第2の信号に基づいて、クロックを再構成するクロック再構成手段と、
    前記クロック発生手段で生成されたクロック又は前記クロック再構成手段において再構成されたクロックの何れかを選択し、出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力されたクロックに基づいて、記録媒体から映像信号および音声信号を読み出す記録媒体アクセス手段と
    を具備する受信装置。
  16. 前記第2の信号は、クロック成分を含む信号である請求項15記載の受信装置。
  17. 前記第2の信号は、バイフェーズマーク変調された信号を含む請求項16記載の受信装置。
  18. 前記第2の信号は、SPDIF信号である請求項15記載の受信装置。
  19. 第3の信号を差動信号として前記伝送路を介して前記外部機器へ送信する送信手段をさらに具備し、
    前記第1の受信手段は、前記伝送路における差動信号から前記第3の信号を取り除いて前記第1の信号を抽出する
    請求項15記載の受信装置。
  20. 前記第1の受信手段および前記送信手段は、インターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行う請求項19記載の受信装置。
  21. 前記伝送路は、HDMIケーブルを構成するリザーブラインおよびホットプラグ検出ラインである請求項19記載の受信装置。
  22. 外部機器から第1の伝送路に重畳された差動信号から第1の信号を抽出する第1の受信手段と、
    記第1の伝送路に重畳された同相信号から第2の信号を抽出する第2の受信手段と、
    前記第1の伝送路に含まれる一対の差動伝送路を介して前記外部機器と通信を行う通信部であって、前記一対の差動伝送路のうち少なくとも一方の直流バイアス電位によって前記外部機器からの接続状態の通知を受ける通信部と、
    第2の伝送路を介して前記外部機器に対して映像信号または音声信号を伝送するトランスミッタと
    を具備し、
    前記第2の信号は、前記外部機器における前記映像信号の再生フレームまたは前記音声信号の再生時刻を含むインターフェース回路。
  23. 前記第2の信号は、クロック成分を含む信号である請求項22記載のインターフェース回路。
  24. 前記第2の信号は、バイフェーズマーク変調された信号を含む請求項23記載のインターフェース回路。
  25. 前記第2の信号は、SPDIF信号である請求項22記載のインターフェース回路。
  26. 第3の信号を差動信号として前記伝送路を介して前記外部機器へ送信する送信手段をさらに具備し、
    前記第1の受信手段は、前記伝送路における差動信号から前記第3の信号を取り除いて前記第1の信号を抽出する
    請求項22記載のインターフェース回路。
  27. 前記第1の受信手段および前記送信手段は、インターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行う請求項26記載のインターフェース回路。
  28. 前記伝送路は、HDMIケーブルを構成するリザーブラインおよびホットプラグ検出ラインである請求項26記載のインターフェース回路。
  29. 第1の外部機器から伝送路に重畳された差動信号から第1の信号を抽出する第1の受信手段と、
    記伝送路に重畳された同相信号から第2の信号を抽出する第2の受信手段と、
    前記伝送路に含まれる一対の差動伝送路を介して前記第1の外部機器と通信を行う通信部であって、前記一対の差動伝送路のうち少なくとも一方の直流バイアス電位によって前記第1の外部機器からの接続状態の通知を受ける通信部と、
    第2の外部機器へ音声信号を出力するアナログ端子と
    を具備する出力装置。
  30. 前記第2の信号は、クロック成分を含む信号である請求項29記載の出力装置。
  31. 前記第2の信号は、バイフェーズマーク変調された信号を含む請求項30記載の出力装置。
  32. 前記第2の信号は、SPDIF信号である請求項29記載の出力装置。
  33. 第3の信号を差動信号として前記伝送路を介して前記外部機器へ送信する送信手段をさらに具備し、
    前記第1の受信手段は、前記伝送路における差動信号から前記第3の信号を取り除いて前記第1の信号を抽出する
    請求項29記載の出力装置。
  34. 前記第1の受信手段および前記送信手段は、インターネットプロトコル(IP)に準拠した双方向通信を行う請求項33記載の出力装置。
  35. 前記伝送路は、HDMIケーブルを構成するリザーブラインおよびホットプラグ検出ラインである請求項33記載の出力装置。
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