JP4582032B2 - データ転送装置およびデータ転送システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の転送要求を出力することができるマスタ装置と、メモリ等の複数のスレーブ装置との間のデータ転送の保証を行うデータ転送装置およびデータ転送システムに関するものである。
転送要求を出力するマスタ装置とスレーブ装置間でデータ転送する場合において、データ転送の順番を守る必要がある場合、一般的に、マスタ装置は、1つの転送要求を出力し、その転送終了後、次の転送要求を出力する、という手順を取る。
このような転送の場合、転送対象スレーブが複数存在しても、応答順序は保証されるが、データ転送効率を上げることが難しい。
そこで、データ転送効率を上げるために、転送要求を複数先行して出力する手法がある。
マスタ装置が複数のスレーブ装置に対して転送要求を先行して出力する装置(方法)としては、以下に示すような装置(方法)が知られている。
第1は、マスタ装置が、対象のスレーブ装置を意識して転送要求を区切って発行する装置(方法)である。
第2は、マスタ装置が、内部に十分なバッファを持ち、管理できる機能など、どんな応答順序でも問題なく動作できるように設計されている装置である。
第3は、転送要求順序を記憶でき、システムとして十分なデータバッファを持つ、外部ブリッジにより、応答順序の保証をする装置である(たとえば特許文献1,2参照)。
特許文献1には、内部にマスターキューとスレーブキューとを別々に持ち、マスターキュー管理部とスレーブキュー管理部により個別にキューの管理を行うバス制御装置が記載されている。
特許文献2には、マスタデバイスからの要求に基づいて、複数のスレーブデバイスへのアクセス制御を行うバスコントローラが記載されている。このバスコントローラは、マスタデバイスからのアクセス要求のアドレスの示すスレーブデバイスと、現在アクセスを行っているスレーブデバイスの一致を判断し、マスタデバイスからのアクセス要求に基づいてスレーブデバイスへアクセスを開始するタイミングを決定する。
特開2001−175588号公報 特開2001−188749号公報
ところが、前述した第1および第2の装置では、対象のスレーブ装置を意識して転送要求を区切って発行する機能や、内部に十分なバッファを持ち、管理できる機能など、を持つように設計されていないマスタ装置においては、回路変更が必要になる。
また、第3の装置においては、内部にバッファを持つ構造となるため、転送データ量や対象スレーブ数により、バッファの規模が増大するという不利益がある。
特許文献1に記載されているバス制御装置においては、内部にマスターキュー、スレーブキューを有して、マスタ側、スレーブ側で別々にキュー管理を行う必要があり、制御の複雑化を招くという不利益がある。
特許文献2に記載されているバスコントローラにおいては、大規模なバッファなしにスレーブ装置へのアクセス制御を実現できるものの、具体的な制御は、アクセスフラグ、スレーブフラグをそれぞれ2段有しており、同一スレーブに対して、実質2つの転送要求までの処理しかできないという不利益がある。
本発明は、回路変更や大規模なバッファが不要で、簡単な制御により3つ以上の転送要求に対する処理をも実現することができるデータ転送装置およびデータ転送システムを提供することにある。
本発明の第1の観点は、複数の転送要求を発行することが可能なマスタ装置と、上記転送要求に対する応答機能を含む複数のスレーブ装置が接続されるデータ転送装置であって、マスタ装置からの転送要求に対するスレーブ装置からの応答信号の入力ごとにカウントアップまたはカウントダウンし、データ転送完了信号を入力するとカウントダウンまたはカウントアップする転送要求カウンタと、上記転送要求カウンタのカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置と選択したスレーブ装置とをデータ転送可能とする転送先セレクタと、マスタ装置による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認するとデータ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力するデータ転送監視部と、を有し、上記転送先セレクタは、上記転送要求カウンタから現在のカウント値を取得し、カウント値が所定値のときは複数のスレーブ装置のいずれも選択可能で、カウント値が当該所定値以外のときは現在転送対象のスレーブ装置のみを選択し、当該カウント値が所定値以外のときに現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を受けると、当該転送要求の要求対象である当該他のスレーブ装置への転送を遮断し、上記現在転送対象のスレーブ装置とのデータ転送が完了し、データ転送完了信号により上記転送要求カウンタがカウントダウンまたはカウントアップしてカウント値が上記所定値になると、現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を当該他のスレーブ装置に転送して、当該他のスレーブ装置と上記マスタ装置とのデータ転送を可能とする
本発明の第2の観点のデータ転送システムは、複数の転送要求を発行することが可能なマスタ装置と、上記転送要求に対する応答機能を含む複数のスレーブ装置と、上記マスタ装置と上記複数のスレーブ装置が接続されるデータ転送装置と、有し、上記データ転送装置は、マスタ装置からの転送要求に対するスレーブ装置からの応答信号の入力ごとにカウントアップまたはカウントダウンし、データ転送完了信号を入力するとカウントダウンまたはカウントアップする転送要求カウンタと、上記転送要求カウンタのカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置と選択したスレーブ装置とをデータ転送可能とする転送先セレクタと、マスタ装置による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認するとデータ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力するデータ転送監視部と、を含み、
上記転送先セレクタは、上記転送要求カウンタから現在のカウント値を取得し、カウント値が所定値のときは複数のスレーブ装置のいずれも選択可能で、カウント値が当該所定値以外のときは現在転送対象のスレーブ装置のみを選択し、当該カウント値が所定値以外のときに現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を受けると、当該転送要求の要求対象である当該他のスレーブ装置への転送を遮断し、上記現在転送対象のスレーブ装置とのデータ転送が完了し、データ転送完了信号により上記転送要求カウンタがカウントダウンまたはカウントアップしてカウント値が上記所定値になると、現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を当該他のスレーブ装置に転送して、当該他のスレーブ装置と上記マスタ装置とのデータ転送を可能とする
好適には、上記マスタ装置は、上記複数のスレーブ装置からデータを読み出して転送する転送要求を発行する機能を有し、上記データ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して上記スレーブ装置から読み出されたデータが上記マスタ装置に転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する。
好適には、上記マスタ装置は、上記複数のスレーブ装置に対してデータを転送して書き込む転送要求を発行する機能を有し、上記データ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して書き込むべきデータが上記スレーブ装置に対して転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する。
本発明の第3の観点のデータ転送システムは、複数の転送要求を発行することが可能なマスタ装置と、上記転送要求に対する応答機能を含み、データ保持部を有する複数のスレーブ装置と、上記マスタ装置と上記複数のスレーブ装置が接続される第1および第2のデータ転送装置と、を有し、上記マスタ装置は、上記複数のスレーブ装置のデータ保持部からデータを読み出して転送する転送要求を発行する機能、および上記複数のスレーブ装置に対してデータを転送してデータ保持部に書き込む転送要求を発行する機能を含み、上記第1および第2のデータ転送装置は、マスタ装置からの転送要求に対するスレーブ装置からの応答信号の入力ごとにカウントアップまたはカウントダウンし、データ転送完了信号を入力するとカウントダウンまたはカウントアップする転送要求カウンタと、上記転送要求カウンタのカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置と選択したスレーブ装置とをデータ転送可能とする転送先セレクタと、マスタ装置による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認するとデータ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力するデータ転送監視部と、を含み、上記転送先セレクタは、上記転送要求カウンタから現在のカウント値を取得し、カウント値が所定値のときは複数のスレーブ装置のいずれも選択可能で、カウント値が当該所定値以外のときは現在転送対象のスレーブ装置のみを選択し、当該カウント値が所定値以外のときに現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を受けると、当該転送要求の要求対象である当該他のスレーブ装置への転送を遮断し、上記現在転送対象のスレーブ装置とのデータ転送が完了し、データ転送完了信号により上記転送要求カウンタがカウントダウンまたはカウントアップしてカウント値が上記所定値になると、現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を当該他のスレーブ装置に転送して、当該他のスレーブ装置と上記マスタ装置とのデータ転送を可能とする
好適には、上記第1のデータ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して上記スレーブ装置から読み出されたデータが上記マスタ装置に転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力し、上記第2のデータ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して書き込むべきデータが上記スレーブ装置に対して転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する。
本発明によれば、転送要求順に応答が返ってくることを前提に設計されている機能ブロック(複数のスレーブへの転送を想定していない機能ブロック)を、回路を変更することなしに、複数スレーブに接続することができ、またその応答順序も保証される。
マスタ装置は、対象スレーブの応答性能を意識せず、転送要求の連続発行が行える。
このように、転送要求の連続発行が行えるので、スレーブ装置が転送要求順に応答する場合、同一スレーブ装置に対してのデータ転送効率を高めることができる。
また、本発明によれば、転送要求(リクエスト)信号のみの制御で実現しているので、内部に大きなバッファ等を持つ必要がなく、小規模回路で実現できる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ転送システムの構成例を示す図である。
本データ転送システム1は、図1に示すように、マスタ装置2、複数(本実施形態では2)のスレーブ装置3−1,3−2、およびデータ転送装置(ブリッジ装置)4を有する。
マスタ装置2は、データ転送効率を上げるために複数の転送要求を出力することができ、異なる宛先(スレーブ装置)に対して転送要求REQを出力する機能を有し、スレーブ装置3−1、またはスレーブ装置3−2から読み出した(リードした)データ(リードデータ)に対して処理を行う機能を有する。
すなわち、本第1の実施形態はリード系の構成例を示している。
マスタ装置2は、機能ブロック21、およびDMA(Direct Memory Access)コントローラ(DMAC)22を含む。
機能ブロック21は、DMAC22の転送要求により、データ転送装置4を介してスレーブ装置3−1または3−2のメモリからのリードデータに対して所定の処理を行う。
DMAC(R0)22は、スレーブ装置3−1またはスレーブ装置3−2のメモリに格納されているデータのリードのためのリクエスト(要求)REQとレスポンス(応答)ACKのためのトランザクション制御機能および機能ブロック21へのデータ転送制御機能を有する。
スレーブ装置3−1は、メモリコントローラ31−1、およびたとえばDRAMにより形成されるデータ保持部としてのメモリ32−1を有する。
メモリコントローラ31−1は、データ転送装置4の転送調停に従って転送されたトランザクション用制御信号であるデータ転送要求(リクエスト)に対する応答(レスポンス)のデータ転送装置4に対する転送制御、およびデータ転送装置4の転送調停に従って転送された各種コマンド(たとえばリードコマンド)に応じてメモリ32−1へのアクセスを制御し、リードデータのデータ転送装置4に対する転送制御を行う。
スレーブ装置3−2は、メモリコントローラ31−2、およびたとえばDRAMにより形成されるデータ保持部としてのメモリ32−2を有する。
メモリコントローラ31−2は、データ転送装置4の転送調停に従って転送されたトランザクション用制御信号であるデータ転送要求(リクエスト)に対する応答(レスポンス)のデータ転送装置4に対する転送制御、およびデータ転送装置4の転送調停に従って転送された各種コマンド(たとえばリードコマンド)に応じてメモリ32−2へのアクセスを制御し、リードデータのデータ転送装置4に対する転送制御を行う。
なお、本実施形態において、スレーブ装置3−1,3−2におけるデータ保持部としてメモリを例に説明しているが、たとえばバッファ等のデータ保持機能を有するものであれば、本発明は適用可能である。
本実施形態においては、DMAC22はマスタとして、メモリコントローラ31−1,31−2はスレーブとして動作する。また、図中の破線矢印は転送要求信号(スレーブ装置を指定する信号を含む)REQと応答信号ACKの方向、実線矢印はデータの方向を表している。
データ転送装置4は、データ転送効率を上げるために複数の転送要求を出力することができるマスタ装置2が、異なる宛先、すなわち複数のスレーブ装置3−1,3−2に対して転送要求を出力した場合に、宛先ごとに転送要求を自動分割することで、データ転送の応答順序を保証する機能を有する。
データ転送装置4は、図1に示すように、転送要求カウンタ41、転送先セレクタとしてのアドレスデコーダ・セレクタ42、およびデータ転送監視部43を有する。
転送要求カウンタ41は、マスタ装置2のDMAC22からの転送要求REQに対するスレーブ装置3−1またはスレーブ装置3−2からの応答信号ACKの入力ごとに+1ずつカウントアップし、データ転送監視部43からのデータ転送完了信号TRFEを入力するとカウントダウンする。
転送先セレクタとしてのアドレスデコーダ・セレクタ42は、転送要求カウンタ41のカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて、転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置2とスレーブ装置3−1またはスレーブ装置3−2を接続する。
アドレスデコーダ・セレクタ42は、転送要求カウンタ41から現在のカウント値を取得し、カウント値VCNTが初期値と同様の、たとえば0(所定値)のときはスレーブ装置3−1,3−2のどちらでも選択可能、カウント値VCNTが0以外のときは現在転送対象のスレーブ装置3−1またはスレーブ装置3−2のみが選択が可能になっている。
なお、アドレスデコーダとなっているのは、本実施形態のシステムでは、スレーブ装置の指定にアドレス信号の上位ビットを利用しているためである。
データ転送監視部43は、マスタ装置2のDMAC22による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認するとデータ転送完了信号TRFEを転送要求カウンタ41に出力する。
次に、第1の実施形態の動作を、図1から図9に関連に付けて説明する。
この例では、図1に示すように、マスタ装置2が、“REQ・S1−1”、“REQ・S1−2”、“REQ・S1−3”、“REQ・S2−1”の順で転送要求信号を出力している場合を例に説明する。“REQ・S1”はスレーブ装置3−1への転送要求を、“REQ・S2”はスレーブ装置3−2への転送要求を示している。また、“−”の後の数字は一つのスレーブ装置に出力する転送要求の順番を示している。
また、図中、“DATA・S1−1”は転送要求“REQ・S1−1”に対応するスレーブ装置3−1からのリードデータを、“DATA・S1−2”は転送要求“REQ・S1−2”に対応するスレーブ装置3−1からのリードデータを、“DATA・S1−3”は転送要求“REQ・S1−3”に対応するスレーブ装置3−1からのリードデータを、“DATA・S2−1”は転送要求“REQ・S2−1”に対応するスレーブ装置3−2からのリードデータを、それぞれ示している。
図1は初期時の転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0の場合を示し、図2は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1の場合を示し、図3は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2の場合を示し、図4は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが3の場合を示し、図5は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが3から2にカウントダウンした場合を示し、図6は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2から1にカウントダウンした場合を示し、図7は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1から0にカウントダウンした場合を示し、図8は転送要求が異なるスレーブ装置に出された結果に転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0から1にカウントアップした場合を示し、図9は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1から0にカウントダウンした場合を示している。
図1に示すように、マスタ装置2が“REQ・S1−1”、“REQ・S1−2”、“REQ・S1−3”、“REQ・S2−1”の順で転送要求をデータ転送装置4に出力している。
転送要求信号“REQ・S1−1”の発行時、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0であるので、アドレスデコーダ・セレクタ42からスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送要求が出力され、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からの転送応答がデータ転送装置4に対して転送される。
このとき、データ転送装置4においては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−1からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図2に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1になる。そして、メモリコントローラ31−1によりメモリ32−1がアクセスされ、転送要求“REQ・S1−1”に対するデータ“DATA・S1−1”がリードされる。
転送要求信号“REQ・S1−2”の発行時は、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1であるが、その前の転送要求が同じスレーブ装置3−1に対するものであったので、アドレスデコーダ・セレクタ42からスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送要求が出力され、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からの転送応答がデータ転送装置4に対して転送される。
このとき、データ転送装置4においては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−1からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図3に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2になる。そして、メモリコントローラ31−1によりメモリ32−1がアクセスされ、転送要求“REQ・S1−2”に対するデータ“DATA・S1−2”がリードされる。
転送要求信号“REQ・S1−3”の発行時は、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2であるが、その前の転送要求が同じスレーブ装置3−1に対するものであったので、アドレスデコーダ・セレクタ42からスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送要求が出力され、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からの転送応答がデータ転送装置4に対して転送される。
このとき、データ転送装置4においては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−1からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図4に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが3になる。そして、メモリコントローラ31−1によりメモリ32−1がアクセスされ、転送要求“REQ・S1−3”に対するデータ“DATA・S1−3”がリードされる。
転送要求信号“REQ・S2−1”の発行時は、現在の転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0でなく、かつ異なるスレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2への転送要求なので、図5に示すように、アドレスデコーダ・セレクタ42で遮断され、スレーブ装置3−2には出力されない。
転送要求信号“REQ・S1−1”に対応するリードデータ“DATA・S1−1”が、図5に示すように、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からデータ転送装置4のデータ転送監視部43を介してマスタ装置2に転送される。
マスタ装置2へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが2になる。
同様に、転送要求信号“REQ・S1−2”に対応するリードデータ“DATA・S1−2”が、図6に示すように、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からデータ転送装置4のデータ転送監視部43を介してマスタ装置2に転送される。
マスタ装置2へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが1になる。
同様に、転送要求信号“REQ・S1−3”に対応するリードデータ“DATA・S1−3”が、図7に示すように、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からデータ転送装置4のデータ転送監視部43を介してマスタ装置2に転送される。
マスタ装置2へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが0になる。
図7に示すように、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からリードデータ“DATA・S1−3”がマスタ装置2に転送され、データ転送装置4の転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0になると、アドレスデコーダ・セレクタ42はスレーブ装置3−1,3−2のどちらでも選択可能になり、この段階で転送要求信号“REQ・S2−1”がスレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2に出力される。
そして、スレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2からの転送応答がデータ転送装置4に対して転送される。
このとき、データ転送装置4においては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−2からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図8に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1になる。そして、メモリコントローラ31−2によりメモリ32−2がアクセスされ、転送要求“REQ・S2−1”に対するデータ“DATA・S2−1”がリードされる。
転送要求信号“REQ・S2−1”に対応するリードデータ“DATA・S2−1”が、図9に示すように、スレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2からデータ転送装置4のデータ転送監視部43を介してマスタ装置2に転送される。
マスタ装置2へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが0になる。
上記の動作により、マスタはスレーブを意識することなく転送要求の連続発行が可能となり、また転送要求とデータの順序も保証される。
以上説明したように、本実施形態によれば、データ転送装置4が、マスタ装置のDMAC22からの転送要求REQに対するスレーブ装置3−1またはスレーブ装置3−2からの応答信号ACKの入力ごとにカウントアップし、データ転送監視部43からのデータ転送完了信号TRFEを入力するとカウントダウンする転送要求カウンタ41と、転送要求カウンタ41のカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて、転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置2とスレーブ装置3−1またはスレーブ装置3−2を接続するアドレスデコーダ・セレクタ42と、マスタ装置2のDMAC22による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認すると転送完了信号TRFEを転送要求カウンタ41に出力するデータ転送監視部43とを有することから、以下の効果を得ることができる。
転送要求順に応答が返ってくることを前提に設計されている機能ブロック(複数のスレーブへの転送を想定していない機能ブロック)を、回路を変更することなしに、複数スレーブに接続することができ、またその応答順序も保証される。
マスタ装置は、対象スレーブの応答性能を意識せず、転送要求の連続発行が行える。
このように、転送要求の連続発行が行えるので、スレーブ装置が転送要求順に応答する場合同一スレーブ装置に対してのデータ転送効率を高めることができる。
転送要求(リクエスト)信号のみの制御で実現しているので、内部に大きなバッファ等を持つ必要がなく、小規模回路で実現できる利点がある。
<第2実施形態>
図10は、本発明の第2の実施形態に係るデータ転送システムの構成例を示す図である。
本第2の実施形態のデータ転送システム1Aが第1の実施形態のデータ転送システム1と異なる点は、リード動作ではなく、書き込み(ライト)動作に対応したライト系回路構成となっていることにある。
これに応じて、マスタ装置2AのDMAC(W0)22Aは、スレーブ装置3−1またはスレーブ装置3−2のメモリ32−1,32−2へのデータのライトのためのリクエスト(要求)REQとレスポンス(応答)ACKのためのトランザクション制御機能、および機能ブロック21からの外部から入力した、あるいは所定の処理をして生成したデータのデータ転送制御機能を有する。
その他の構成は基本的に第1の実施形態と同様であることから、その詳細な説明は省略する。
次に、第2の実施形態の動作を、図10から図19に関連付けて説明する。
この例では、図10に示すように、マスタ装置2Aが、“REQ・S1−1”、“REQ・S1−2”、“REQ・S1−3”、“REQ・S2−1”の順で転送要求信号を出力している場合を例に説明する。“REQ・S1”はスレーブ装置3−1への転送要求を、“REQ・S2”はスレーブ装置3−2への転送要求を示している。また、“−”の後の数字は一つのスレーブ装置に出力する転送要求の順番を示している。
また、図中、“DATA・S1−1”は転送要求“REQ・S1−1”に対応するスレーブ装置3−1へのライトデータを、“DATA・S1−2”は転送要求“REQ・S1−2”に対応するスレーブ装置3−1へのライトデータを、“DATA・S1−3”は転送要求“REQ・S1−3”に対応するスレーブ装置3−1へのライトデータを、“DATA・S2−1”は転送要求“REQ・S2−1”に対応するスレーブ装置3−2へのライトデータを、それぞれ示している。
図10は初期時の転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0の場合を示し、図11は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1の場合を示し、図12は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2の場合を示し、図13は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが3の場合を示し、図14は異なるスレーブ装置3−2への転送要求信号が遮断される場合を示し、図15は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが3から2にカウントダウンした場合を示し、図16は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2から1にカウントダウンした場合を示し、図17は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1から0にカウントダウンした場合を示し、図18は転送要求が異なるスレーブ装置に出された結果に転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0から1にカウントアップした場合を示し、図19は転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1から0にカウントダウンした場合を示している。
図10に示すように、マスタ装置2Aが“REQ・S1−1”、“REQ・S1−2”、“REQ・S1−3”、“REQ・S2−1”の順で転送要求をデータ転送装置4Aに出力している。
転送要求信号“REQ・S1−1”の発行時、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0であったので、アドレスデコーダ・セレクタ42からスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送要求が出力され、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からの転送応答がデータ転送装置4Aに対して転送される。
このとき、データ転送装置4Aにおいては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−1からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図11に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1になる。
転送要求信号“REQ・S1−2”の発行時は、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1であるが、その前の転送要求が同じスレーブ装置3−1に対するものであったので、アドレスデコーダ・セレクタ42からスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送要求が出力され、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からの転送応答がデータ転送装置4Aに対して転送される。
このとき、データ転送装置4Aにおいては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−1からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図12に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2になる。
転送要求信号“REQ・S1−3”の発行時は、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが2であるが、その前の転送要求が同じスレーブ装置3−1に対するものであったので、アドレスデコーダ・セレクタ42からスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送要求が出力され、スレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1からの転送応答がデータ転送装置4Aに対して転送される。
このとき、データ転送装置4Aにおいては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−1からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図13に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが3になる。
転送要求信号“REQ・S2−1”の発行時は、現在の転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0でなく、かつ異なるスレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2への転送要求なので、図14に示すように、アドレスデコーダ・セレクタ42で遮断され、スレーブ装置3−2には出力されない。
転送要求信号“REQ・S1−1”に対応するライトデータ“DATA・S1−1”が、図15に示すように、マスタ装置2Aからデータ転送装置4Aのデータ転送監視部43を介してスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送される。
マスタ装置2Aからスレーブ装置3−1へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが2になる。
また、メモリコントローラ31−1によりメモリ32−1がアクセスされ、転送要求“REQ・S1−1”に対するデータ“DATA・S1−1”がライトされる。
同様に、転送要求信号“REQ・S1−2”に対応するライトデータ“DATA・S1−2”が、図16に示すように、マスタ装置2Aからデータ転送装置4Aのデータ転送監視部43を介してスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送される。
マスタ装置2Aからスレーブ装置3−1へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが1になる。
また、メモリコントローラ31−1によりメモリ32−1がアクセスされ、転送要求“REQ・S1−2”に対するデータ“DATA・S1−2”がライトされる。
同様に、転送要求信号“REQ・S1−3”に対応するライトデータ“DATA・S1−3”が、図17に示すように、マスタ装置2Aからデータ転送装置4Aのデータ転送監視部43を介してスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送される。
マスタ装置2Aからスレーブ装置3−1へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが0になる。
また、メモリコントローラ31−1によりメモリ32−1がアクセスされ、転送要求“REQ・S1−3”に対するデータ“DATA・S1−3”がライトされる。
図17に示すように、マスタ装置2Aからライトデータ“DATA・S1−3”がスレーブ装置3−1のメモリコントローラ31−1に転送され、データ転送装置4Aの転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが0になると、アドレスデコーダ・セレクタ42はスレーブ装置3−1,3−2のどちらでも選択可能になり、この段階で転送要求信号“REQ・S2−1”がスレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2に出力される。
そして、スレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2からの転送応答がデータ転送装置4Aに対して転送される。
このとき、データ転送装置4Aにおいては、アドレスデコーダ・セレクタ42を通してスレーブ装置3−2からの転送応答が転送要求カウンタ41に入力される。
その結果、図18に示すように、転送要求カウンタ41のカウント値VCNTが1になる。
転送要求信号“REQ・S2−1”に対応するライトデータ“DATA・S2−1”が、図19に示すように、マスタ装置2Aからデータ転送装置4Aのデータ転送監視部43を介してスレーブ装置3−2のメモリコントローラ31−2に転送される。
マスタ装置2Aからスレーブ装置3−2へのデータ転送が完了すると、データ転送監視部43から転送要求カウンタ41に対してデータ転送完了信号TRFEが出力される。これにより、転送要求カウンタ41がダウンカウントし、そのカウント値VCNTが1つ減り、カウント値VCNTが0になる。
また、メモリコントローラ31−2によりメモリ32−2がアクセスされ、転送要求“REQ・S2−1”に対するデータ“DATA・S2−1”がライトされる。
上記の動作により、マスタはスレーブを意識することなく転送要求の連続発行が可能となり、また転送要求とデータの順序も保証される。
以上のように、本第2の実施形態によれば、第1の実施形態のリード動作時と同様に、同一のスレーブ装置に対するライト転送要求は連続して出力し、そのデータ転送終了後に、異なるスレーブ装置へのライト転送要求を出力することで、応答順序を守りながら効率的なデータ転送が実現できる。
<第3実施形態>
図20は、本発明の第3の実施形態に係るデータ転送システム1Bの構成例を示す図である。
本第3の実施形態は、第1の実施形態のリード系と第2の実施形態のライト系の機能を併せ持つシステムとして形成され、マスタ装置2Bの機能ブロックが、レンダリング処理等の画像合成処理を行うグラフィックスエンジンにより形成されている。
図20のデータ転送システム1Bは、マスタ装置2B、スレーブ装置3B−1,3B−2、並びにリード系の第1のデータ転送装置4Rおよびライト系の第2のデータ転送装置4Wを有する。
マスタ装置2Bは、グラフィックスエンジン21B、リード系DMAC(R0)22R、およびライト系DMAC(W0)22Wを有する。
マスタ装置2B、スレーブ装置3B−1,3B−2、並びにリード系データ転送装置4Rおよびライト系データ転送装置4Wの構成および機能は、基本的に第1および第2の実施形態において説明した構成および機能と同様であり、その詳細な説明は省略する。
図20のデータ転送システム1Bにおいては、たとえばマスタ装置2Bのグラフィックスエンジン21Bは、リード系DMAC22R、第1のデータ転送装置4R、スレーブ装置3B−1のメモリコントローラ31B−1、およびスレーブ装置3B−2のメモリコントローラ31B−2のデータ転送制御機能により、スレーブ装置3B−2のメモリ32B−2に格納されているアイコン51,52、スレーブ装置3B−1のメモリ32B−1に格納されている背景53を必要に応じてリードしながら(読み出しながら)合成画像を生成する。
そして、マスタ装置2Bのグラフィックスエンジン21Bは、ライト系DMAC22W、第2のデータ転送装置4W、およびスレーブ装置3B−1のメモリコントローラ31B−1のデータ転送制御機能により、スレーブ装置3B−1のメモリ32B−1に合成画像54を格納する。
第3の実施形態によれば、マスタ装置2Bのグラフィックスエンジン21Bは、メモリの応答特性を意識することなく転送要求の連続発行を行うことができ、データ転送順序も保証することができる。
<第4実施形態>
図21は、本発明の第4の実施形態に係るデータ転送システムの構成例を示す図である。
本第4の実施形態のデータ転送システム1Cが第3の実施形態のデータ転送システム1Bと異なる点は、マスタ装置2Cの機能ブロックがグラフィックスエンジンに代えてJPEG圧縮伸張エンジン21Cにより形成されていることにある。
その他の構成は、基本的に第3の実施形態と同様である。
図21のデータ転送システム1Cにおいては、たとえばマスタ装置2CのJPEG圧縮伸張エンジン21Cは、リード系DMAC22R、第1のデータ転送装置4R、スレーブ装置3C−1のメモリコントローラ31C−1、およびスレーブ装置3C−2のメモリコントローラ31C−2のデータ転送制御機能により、連続したアドレスにマッピングされている、スレーブ装置3C−1のメモリ32C−1とスレーブ装置3C−2のメモリ32C−2に跨って存在する画像61をリードしながら(読み出しながら)JPEG規格に従った画像圧縮処理を行う。
そして、マスタ装置2CのJPEG圧縮伸張エンジン21CBは、ライト系DMAC22W、第2のデータ転送装置4W、およびスレーブ装置3C−1のメモリコントローラ31C−1のデータ転送制御機能により、スレーブ装置3C−1のメモリ32C−1に圧縮画像62を格納する。
また、マスタ装置2CのJPEG圧縮伸張エンジン21Cは、必要に応じて、リード系DMAC22R、第1のデータ転送装置4R、スレーブ装置3C−1のメモリコントローラ31C−1のデータ転送制御機能により、スレーブ装置3C−1のメモリ32C−1に格納された圧縮画像62をリードし、JPEG規格に従った画像伸張処理を行い、たとえば図示しない処理系に転送する。
第4の実施形態によれば、マスタ装置2CのJPEG圧縮伸張エンジン21Cは、メモリの応答特性を意識することなく転送要求の連続発行を行うことができ、データ転送順序も保証することができる。
なお、以上説明した実施形態においては、データ転送装置における転送要求カウンタが転送要求の入力ごとにカウントアップし、データ転送完了信号の入力ごとにカウントダウンするように構成したが、転送要求カウンタが転送要求の入力ごとにカウントダウンし、データ転送完了信号の入力ごとにカウントアップするように構成することも可能である。この場合も、上述した各実施形態の効果と同様の効果を得ることが可能である。
第1の実施形態に係るデータ転送システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が1の場合を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が2の場合を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が3の場合を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が3から2にカウントダウンした場合を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が2から1にカウントダウンした場合を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が1から0にカウントダウンした場合を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求が異なるスレーブ装置に出された結果に転送要求カウンタのカウント値が0から1にカウントアップした場合を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が1から0にカウントダウンした場合を示す図である。 第2の実施形態に係るデータ転送システムの構成例を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が1の場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が2の場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が3の場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、異なるスレーブ装置への転送要求信号が遮断される場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が3から2にカウントダウンした場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が2から1にカウントダウンした場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が1から0にカウントダウンした場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求が異なるスレーブ装置に出された結果に転送要求カウンタのカウント値が0から1にカウントアップした場合を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明するための図であって、転送要求カウンタのカウント値が1から0にカウントダウンした場合を示す図である。 第3の実施形態に係るデータ転送システムの構成例を示す図である。 第4の実施形態に係るデータ転送システムの構成例を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1C・・・データ転送システム、2,2A〜2C・・・マスタ装置、21・・・機能ブロック、22,22A,22R,22W・・・DMAコントローラ(DMAC)、3−1,3−2、3B−1,3B−2、3C−1,3C−2・・・スレーブ装置、4、4A、4R,4W・・・データ転送装置(ブリッジ装置)、41・・・転送要求カウンタ、42・・・アドレスデコーダ・セレクタ(転送先セレクタ)、43・・・データ転送監視部。

Claims (10)

  1. 複数の転送要求を発行することが可能なマスタ装置と、上記転送要求に対する応答機能を含む複数のスレーブ装置が接続されるデータ転送装置であって、
    マスタ装置からの転送要求に対するスレーブ装置からの応答信号の入力ごとにカウントアップまたはカウントダウンし、データ転送完了信号を入力するとカウントダウンまたはカウントアップする転送要求カウンタと、
    上記転送要求カウンタのカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置と選択したスレーブ装置とをデータ転送可能とする転送先セレクタと、
    マスタ装置による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認するとデータ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力するデータ転送監視部と、を有し、
    上記転送先セレクタは、
    上記転送要求カウンタから現在のカウント値を取得し、カウント値が所定値のときは複数のスレーブ装置のいずれも選択可能で、
    カウント値が当該所定値以外のときは現在転送対象のスレーブ装置のみを選択し、当該カウント値が所定値以外のときに現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を受けると、当該転送要求の要求対象である当該他のスレーブ装置への転送を遮断し、
    上記現在転送対象のスレーブ装置とのデータ転送が完了し、データ転送完了信号により上記転送要求カウンタがカウントダウンまたはカウントアップしてカウント値が上記所定値になると、現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を当該他のスレーブ装置に転送して、当該他のスレーブ装置と上記マスタ装置とのデータ転送を可能とする
    データ転送装置。
  2. 上記所定値は0である
    請求項1記載のデータ転送装置。
  3. 上記マスタ装置は、上記複数のスレーブ装置からデータを読み出して転送する転送要求を発行する機能を有し、
    上記データ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して上記スレーブ装置から読み出されたデータが上記マスタ装置に転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する
    請求項1または2記載のデータ転送装置。
  4. 上記マスタ装置は、上記複数のスレーブ装置に対してデータを転送して書き込む転送要求を発行する機能を有し、
    上記データ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して書き込むべきデータが上記スレーブ装置に対して転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する
    請求項1から3のいずれか一に記載のデータ転送装置。
  5. 複数の転送要求を発行することが可能なマスタ装置と、
    上記転送要求に対する応答機能を含む複数のスレーブ装置と、
    上記マスタ装置と上記複数のスレーブ装置が接続されるデータ転送装置と、有し、
    上記データ転送装置は、
    マスタ装置からの転送要求に対するスレーブ装置からの応答信号の入力ごとにカウントアップまたはカウントダウンし、データ転送完了信号を入力するとカウントダウンまたはカウントアップする転送要求カウンタと、
    上記転送要求カウンタのカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置と選択したスレーブ装置とをデータ転送可能とする転送先セレクタと、
    マスタ装置による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認するとデータ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力するデータ転送監視部と、を含み、
    上記転送先セレクタは、
    上記転送要求カウンタから現在のカウント値を取得し、カウント値が所定値のときは複数のスレーブ装置のいずれも選択可能で、
    カウント値が当該所定値以外のときは現在転送対象のスレーブ装置のみを選択し、当該カウント値が所定値以外のときに現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を受けると、当該転送要求の要求対象である当該他のスレーブ装置への転送を遮断し、
    上記現在転送対象のスレーブ装置とのデータ転送が完了し、データ転送完了信号により上記転送要求カウンタがカウントダウンまたはカウントアップしてカウント値が上記所定値になると、現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を当該他のスレーブ装置に転送して、当該他のスレーブ装置と上記マスタ装置とのデータ転送を可能とする
    データ転送システム。
  6. 上記所定値は0である
    請求項5記載のデータ転送システム。
  7. 上記マスタ装置は、上記複数のスレーブ装置からデータを読み出して転送する転送要求を発行する機能を有し、
    上記データ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して上記スレーブ装置から読み出されたデータが上記マスタ装置に転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する
    請求項5または6記載のデータ転送システム。
  8. 上記マスタ装置は、上記複数のスレーブ装置に対してデータを転送して書き込む転送要求を発行する機能を有し、
    上記データ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して書き込むべきデータが上記スレーブ装置に対して転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する
    請求項5から7のいずれか一に記載のデータ転送システム。
  9. 複数の転送要求を発行することが可能なマスタ装置と、
    上記転送要求に対する応答機能を含み、データ保持部を有する複数のスレーブ装置と、
    上記マスタ装置と上記複数のスレーブ装置が接続される第1および第2のデータ転送装置と、を有し、
    上記マスタ装置は、
    上記複数のスレーブ装置のデータ保持部からデータを読み出して転送する転送要求を発行する機能、および上記複数のスレーブ装置に対してデータを転送してデータ保持部に書き込む転送要求を発行する機能を含み、
    上記第1および第2のデータ転送装置は、
    マスタ装置からの転送要求に対するスレーブ装置からの応答信号の入力ごとにカウントアップまたはカウントダウンし、データ転送完了信号を入力するとカウントダウンまたはカウントアップする転送要求カウンタと、
    上記転送要求カウンタのカウント値および現在転送対象のスレーブ装置に関する情報に基づいて転送要求対象のスレーブ装置を判定して選択し、マスタ装置と選択したスレーブ装置とをデータ転送可能とする転送先セレクタと、
    マスタ装置による転送要求に対するデータ転送の終了を監視し、終了を確認するとデータ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力するデータ転送監視部と、を含み、
    上記転送先セレクタは、
    上記転送要求カウンタから現在のカウント値を取得し、カウント値が所定値のときは複数のスレーブ装置のいずれも選択可能で、
    カウント値が当該所定値以外のときは現在転送対象のスレーブ装置のみを選択し、当該カウント値が所定値以外のときに現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を受けると、当該転送要求の要求対象である当該他のスレーブ装置への転送を遮断し、
    上記現在転送対象のスレーブ装置とのデータ転送が完了し、データ転送完了信号により上記転送要求カウンタがカウントダウンまたはカウントアップしてカウント値が上記所定値になると、現在転送対象のスレーブ装置以外の他のスレーブ装置への転送要求を当該他のスレーブ装置に転送して、当該他のスレーブ装置と上記マスタ装置とのデータ転送を可能とする
    データ転送システム。
  10. 上記第1のデータ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して上記スレーブ装置から読み出されたデータが上記マスタ装置に転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力し、
    上記第2のデータ転送装置のデータ転送監視部は、一の転送要求に応答して書き込むべきデータが上記スレーブ装置に対して転送されたことを確認して、上記データ転送完了信号を上記転送要求カウンタに出力する
    請求項9記載のデータ転送システム。
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